JP5459173B2 - 誘導機器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導機器に関するものである。
特許文献1において小型トランスの構造が開示されている。詳しくは、筒状の巻線部を有するボビンにコイルが巻装され、第1のE型コアおよび第2のE型コアは中脚がボビンの巻線部内に挿入され、外脚がコイルの外側に張り出させるように組み付けられ、第1のE型コアと第2のE型コアの各脚端面同士が突き合わされる。第1のE型コアおよび第2のE型コアは全表面が電気絶縁性の合成樹脂材でコーティングされており、第1のE型コアと第2のE型コアとは中脚間、外脚間に樹脂層がギャップとして形成されている。
特開平11−345715号公報
コイルを巻装したボビンに対し各コア(2つのE型コア)を組み付ける必要があり、製造しにくい。また、各部品(ボビン、各コア)の位置関係を保ちにくかった。
本発明は、このような背景の下になされたものであり、その目的は、製造が容易であるとともにコイルおよびコアの位置決めが容易な誘導機器を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、第1のコアと、前記第1のコアの周囲に巻回されたコイルと、前記第1のコアと共に閉磁路を形成する第2のコアと、を有する誘導機器であって、前記第1のコアの外周部および前記コイルの外周部がモールド樹脂材により封止されてアッシィが構成されており、前記アッシィにおける前記モールド樹脂材において前記コイルの内周側には穴部が形成されており、前記穴部に前記第2のコアの外表面が接触していることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1のコアおよびコイルは、モールド樹脂材によって封止されてアッシィが構成されている。また、第1のコアおよび第2のコアにより閉磁路を形成する。
よって、第2のコアをモールド樹脂材の穴部に組み付ければ、第1のコアと第2のコアとで閉磁路を形成することができ、ボビンに第1のコアと第2のコアを組み付ける場合に比べて製造が容易である。また、第1のコアとコイルの位置がモールド樹脂材によって固定されており、第2のコアをモールド樹脂材に組み付ける構成なのでコイルと第1のコアと第2のコアの位置決めが容易である。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の誘導機器において、前記第1のコアの端面においてギャップ材を前記モールド樹脂材と一体形成したことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、第2のコアを組み付ければ、ギャップ材を有する閉磁路を形成することができ、ボビンに第1のコアと第2のコアとギャップ材をそれぞれ組み付ける場合に比べて製造が容易である。また、第1のコアとギャップ材とコイルの位置がモールド樹脂材によって固定されており、第2のコアをモールド樹脂材に組み付ける構成なので、コイルと第1のコアとギャップ材の位置決めおよびコイルと第2のコアとギャップ材の位置決めが容易である。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の誘導機器において、前記ギャップ材は、前記モールド樹脂材にて構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明によれば、ギャップ材はモールド樹脂材にて構成されているので、ギャップ材をモールド樹脂材以外で構成する場合に比べ、ギャップを容易に形成することができる。
請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導機器において、請求項4に記載のように、前記第2のコアは、前記穴部に圧入されていても、請求項5に記載のように、前記第2のコアは、前記モールド樹脂材に対してモールドされていてもよい。
本発明によれば、製造が容易であるとともにコイルおよびコアの位置決めが容易な誘導機器を提供することができる。
(a)は第1の実施形態におけるリアクトルの平面図、(b)はリアクトルの正面図、(c)はリアクトルの側面図。 (a)は第1の実施形態におけるリアクトルの平断面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での断面図。 第1の実施形態におけるリアクトルの分解斜視図。 (a)は第1の実施形態におけるコイル・I型コアアッシィの平面図、(b)はコイル・I型コアアッシィの正面図、(c)はコイル・I型コアアッシィの側面図。 (a)は第1の実施形態におけるコイル・I型コアアッシィの平断面図、(b)は(a)のC−C線での断面図、(c)は(a)のD−D線での断面図。 (a)は第2の実施形態におけるリアクトルの平断面図、(b)は(a)のA−A線での断面図、(c)は(a)のB−B線での断面図。 (a)は第2の実施形態におけるコイル・I型コアアッシィの平断面図、(b)は(a)のC−C線での断面図、(c)は(a)のD−D線での断面図。 (a)は別例におけるリアクトルの平面図、(b)はリアクトルの正面図、(c)はリアクトルの側面図。 別例におけるリアクトルの分解斜視図。 他の別例におけるリアクトルの分解斜視図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1に本実施形態のリアクトル10を示す。図1(a),(b),(c)は、それぞれ、リアクトル10の平面図、正面図、側面図である。図2(a)にはリアクトル10の平断面を示し、図2(b)には図2(a)のA−A線での断面を、図2(c)には図2(a)のB−B線での断面を示す。
本実施形態のリアクトル10では、U−I−U型コア20を用いている。U−I−U型コア20は、U型コア21と、U型コア22と、I型コア23と、I型コア24により構成されている。
誘導機器としてのリアクトル10は、U−I−U型コア20(U型コア21、U型コア22、I型コア23、I型コア24)とコイル30,31を備えている。2つのコイル30,31とI型コア23,24は、モールド樹脂材50により一体的にモールドされており、コイル・I型コアアッシィ40を構成する。そして、コイル・I型コアアッシィ40に対して図3に示すようにセラミック製ギャップ板60,61,62,63、U型コア21およびU型コア22を組み付けることによりリアクトル10が構成されている。
なお、図3のリアクトルの分解斜視図および図3の説明においてはコイルを省略している。
U型コア21は、断面が四角形状の棒状をなし、全体形状としてU字状をなしている。U型コア21は、端面21a,21bを有している。同様に、U型コア22も、断面が四角形状の棒状をなし、全体形状としてU字状をなしている。U型コア22は、端面22a,22bを有している。I型コア23は、断面が四角形状の棒状をなし、直線的に延びている。I型コア23は、端面23a,23bを有している。同様に、I型コア24も、断面が四角形状の棒状をなし、直線的に延びている。I型コア24は、端面24a,24bを有している。
U型コア21の端面21aとI型コア23の端面23aとの間にはセラミック製ギャップ板60が介在され、U型コア21の端面21aとI型コア23の端面23aがセラミック製ギャップ板60を介して突き合わされている。また、U型コア21の端面21bとI型コア24の端面24aとの間にはセラミック製ギャップ板61が介在され、U型コア21の端面21bとI型コア24の端面24aがセラミック製ギャップ板61を介して突き合わされている。
同様に、U型コア22の端面22aとI型コア23の端面23bとの間にはセラミック製ギャップ板62が介在され、U型コア22の端面22aとI型コア24の端面23bがセラミック製ギャップ板62を介して突き合わされている。また、U型コア22の端面22bとI型コア24の端面24bとの間にはセラミック製ギャップ板63が介在され、U型コア22の端面22bとI型コア24の端面24bがセラミック製ギャップ板63を介して突き合わされている。このようにして、閉磁路を作るためのU−I−U型コア20において、閉磁路の途中にセラミック製ギャップ板60,61,62,63が挿入されている。
本実施形態では、セラミック製ギャップ板60,61,62,63をギャップとして用いており、ギャップは、モールド樹脂材50とは別部材により構成されている。
長方形状をなすセラミック製ギャップ板60,61,62,63はU型コア21,22の端面21a,21b,22a,22bとI型コア23,24の端面23a,23b,24a,24bに接着されている。
図2に示すように、U−I−U型コア20(U型コア21、U型コア22、I型コア23、I型コア24)におけるI型コア23,24の周囲およびU型コア21,22の端部の周囲には、四角環状をなすコイル30,31が巻回されている。
コイル30およびコイル31は、一方の端部で互いに連結されているとともに、他方の端部に端子部(図示略)を備えている。
図4は、コイル・I型コアアッシィ40を示す。図4(a),(b),(c)は、それぞれ、コイル・I型コアアッシィ40の平面図、正面図、側面図である。
図5(a)にはコイル・I型コアアッシィ40の平断面を示し、図5(b)には図5(a)のC−C線での断面を、図5(c)には図5(a)のD−D線での断面を示す。
図4,5に示すように、コイル・I型コアアッシィ40は、コイル30,31の外周部とI型コア23,24の外周部がモールド樹脂材50により封止されて構成されている。
図5に示すように、コイル30,31とI型コア23,24を一体的にモールドするモールド樹脂材50には、コイル30,31の内周側において断面四角形状のU型コア圧入口51,52,53,54が形成されている。U型コア圧入口51,52,53,54は、U型コア21,22の外形よりも若干小さくなっており、U型コア圧入口51,52,53,54にU型コア21,22を圧入することができるようになっている。モールド樹脂材50のU型コア圧入口51,52,53,54により、U型コア21およびU型コア22の位置決め部が構成され、U型コア圧入口51,52,53,54にU型コア21,22の外表面が接触してU型コア21,22が位置決めされる。
図5(a)においてコイル30,31の内周側に長方形状をなすI型コア23,24の外周部が一体的にモールドされ、I型コア23,24が支持されている。
次に、リアクトルの製造工程について説明する。
まず、コイル30,31とセラミック製ギャップ板60,61,62,63とU型コア21とU型コア22とI型コア23とI型コア24を用意する。
そして、コイル30とコイル31とI型コア23とI型コア24をモールド樹脂材50でモールドする。即ち、コイル30,31を樹脂モールドする際に、I型コア23,24も同時にインサートする。
これにより図4,5に示すコイル・I型コアアッシィ40が得られる。
一方、U型コア21の端面21a,21bにセラミック製ギャップ板60,61を接着する。このセラミック製ギャップ板60,61におけるU型コア21の端面21a,21bとの接着面とは反対の面には接着剤を塗布しておく。また、U型コア22の端面22a,22bにセラミック製ギャップ板62,63を接着する。このセラミック製ギャップ板62,63におけるU型コア22の端面22a,22bとの接着面とは反対の面には接着剤を塗布しておく。
引き続き、コイル・I型コアアッシィ40におけるU型コア圧入口51,52(コイル30,31の内周側)に、セラミック製ギャップ板60,61を接着したU型コア21を圧入する。また、コイル・I型コアアッシィ40におけるU型コア圧入口53,54(コイル30,31の内周側)に、セラミック製ギャップ板62,63を接着したU型コア22を圧入する。
これにより、セラミック製ギャップ板60,61がU型コア21の端面21a,21bとI型コア23,24の端面23a,24aとの間に挟み込まれるとともに、セラミック製ギャップ板62,63がU型コア22の端面22a,22bとI型コア23,24の端面23b,24bとの間に挟み込まれる。
その結果、図1,2に示すリアクトル10を製造することができる。
このようにして製造されたリアクトル10においては、セラミック製ギャップ板60,61,62,63を用いている。よって、樹脂製ギャップ板を用いた場合に比べて、リアクトルとしての使用時にU型コア21,22間に働く繰り返し応力(吸引力)によるクリープ等を抑え、剛性が向上してNV(Noise and Vibration)を抑制することができる。
さらに、U型コア21,22とI型コア23,24とコイル30,31とセラミック製ギャップ板60,61,62,63について、厳密な位置決めを行うことができる。その結果、コイル損失やL値のばらつきを低減することができる。
なお、コイル・I型コアアッシィ40に対しU型コア21,22を圧入した後に、U型コア21,22を樹脂モールドしてもよい。
以上のごとく本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
誘導機器としてのリアクトル10は、第1のコアとしてのI型コア23,24と、I型コア23,24の周囲に巻回されたコイル30,31と、I型コア23,24と共に閉磁路を形成する第2のコアとしてのU型コア21,22とを有している。また、I型コア23,24およびコイル30,31はモールド樹脂材50によりモールドされており、U型コア21,22は前記モールド樹脂材50に圧入されている。よって、U型コア21,22をモールド樹脂材50に組み付ければ、I型コア23,24とU型コア21,22とで閉磁路を形成することができ、ボビンにI型コア23,24とU型コア21,22を組み付ける場合に比べて製造が容易である。また、I型コア23,24とコイル30,31の位置がモールド樹脂材50によって固定されており、U型コア21,22をモールド樹脂材50に組み付ける構成なのでコイル30,31とI型コア23,24とU型コア21,22の位置決めが容易である。また、コア同士の位置決め部材を無くすことができる。
その結果、製造が容易であるとともにコイル30,31およびU−I−U型コア20(U型コア21、U型コア22、I型コア23、I型コア24)の位置決めが容易なリアクトル10を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図6には、本実施形態におけるリアクトル11を示し、図6(a)はリアクトル11の平断面図、図6(b)は図6(a)のA−A線での断面図、図6(c)は図6(a)のB−B線での断面図である。
図7には、本実施形態におけるコイル・I型コアアッシィ41を示し、図7(a)はコイル・I型コアアッシィ41の平断面図、図7(b)は図7(a)のC−C線での断面図、図7(c)は図7(a)のD−D線での断面図である。
図7に示すように、第1のコアとしてのI型コア23,24の端面23a,23b,24a,24bにおいてギャップ材70,71,72,73がモールド樹脂材50と一体形成されている。そして、図6に示すように、第2のコアとしてのU型コア21,22を組み付けることにより、ギャップ材70,71,72,73を有する閉磁路が形成される。よって、ボビンにI型コア23,24とU型コア21,22とギャップ材(70,71,72,73)をそれぞれ組み付ける場合に比べて製造が容易である。
また、I型コア23,24とギャップ材70,71,72,73とコイル30,31の位置がモールド樹脂材50によって固定されており、U型コア21,22をモールド樹脂材50に組み付ける構成である。これにより、コイル30,31とI型コア23,24とギャップ材70,71,72,73の位置決めおよびコイル30,31とU型コア21,22とギャップ材70,71,72,73の位置決めが容易である。
また、ギャップ材70,71,72,73は、モールド樹脂材50にて構成されている。よって、ギャップ材70,71,72,73をモールド樹脂材50以外で構成する場合に比べ、ギャップを容易に形成することができる。また、第1の実施形態に比べてギャップ材の接着工程をなくして工程コストを減らすことができるとともにギャップ材の接着剤を不要にできコストダウンを図ることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
・図2においてセラミック製ギャップ板60〜63をモールド樹脂材50に一体モールドしてもよい。
・図8に示すように、モールド樹脂材80でモールドされたU型コア21、および、モールド樹脂材81でモールドされたU型コア22を、コイル・I型コアアッシィ40におけるU型コア圧入口51,52,53,54(コイル30,31の内周側)に圧入してもよい。即ち、図9に示すように、U型コア21,22における露出部をモールド樹脂材80,81でモールドしておき、この樹脂モールドされたU型コア21,22をコイル・I型コアアッシィ40におけるU型コア圧入口51,52,53,54(コイル30,31の内周側)に圧入する。
なお、図9のリアクトルの分解斜視図においてはコイルを省略している。
・図8,9のU型コア21,22の全域を樹脂モールドしてコイル・I型コアアッシィ40におけるU型コア圧入口51,52,53,54(コイル30,31の内周側)に圧入してもよい。
・コイル・I型コアアッシィ40においてI型コア23,24をモールドしたが、モールドするI型コアの数は2つに限定されない。例えば、I型コアを4つ樹脂モールドしてもよい。
・図10に示すように一方のU型コア22もモールド樹脂材50にモールドしておき、他方のU型コア21をモールド樹脂材50のU型コア圧入口51,52(コイル30,31の内周側)に圧入して組み付けてもよい。
この場合、閉磁路を形成するU型コア22とI型コア23,24がモールド樹脂材50にてモールドされた状態で配置されているので、U型コア21を組み付ければ、U型コア21とU型コア22とI型コア23,24とで閉磁路を形成することができる。これにより、ボビンにU型コア21とU型コア22とI型コア23,24をそれぞれ組み付ける場合に比べて製造が容易である。また、U型コア22とI型コア23,24とコイル30,31の位置がモールド樹脂材50によって固定されており、U型コア21をモールド樹脂材50に組み付ける構成なので、コイル30,31とU型コア22とI型コア23,24の位置決めおよびコイル30,31とU型コア21とI型コア23,24の位置決めが容易である。
なお、図10のリアクトルの分解斜視図においてはコイルを省略している。
・また、図10においてU型コア22と図示しないコイルをモールドしておき、モールド樹脂材50に対しU型コア21を組み付けてU−U型コアを構成してもよい。この場合、U型コア22の端部の周囲にコイルが巻回された状態でモールド樹脂材50により少なくともU型コア22の端部およびコイルがモールドされていればよい。
・モールド樹脂材50に対してU型コア21,22を圧入して組み付けたが、U型コア21をモールド樹脂材50に対して固定することができればどのような組み付け方法でもよい。例えば、コイル30,31およびI型コア23,24をモールド樹脂材50にてモールドするとともに、このモールド樹脂材50に対してU型コア21,22を所定の位置に配置して樹脂材でモールドして固定してもよい。
・U−I−U型コアに適用したが、これに限るものではない。例えば、E−I−E型コアに適用してもよい。
・誘導機器はリアクトルに限ることなく、他にも、例えばトランスであってもよい。
10…リアクトル、11…リアクトル、21…U型コア、22…U型コア、23…I型コア、23a…端面、23b…端面、24…I型コア、24a…端面、24b…端面、30…コイル、31…コイル、50…モールド樹脂材、70…ギャップ材、71…ギャップ材、72…ギャップ材、73…ギャップ材。

Claims (5)

  1. 第1のコアと、
    前記第1のコアの周囲に巻回されたコイルと、
    前記第1のコアと共に閉磁路を形成する第2のコアと、
    を有する誘導機器であって、
    前記第1のコアの外周部および前記コイルの外周部がモールド樹脂材により封止されてアッシィが構成されており、
    前記アッシィにおける前記モールド樹脂材において前記コイルの内周側には穴部が形成されており、前記穴部に前記第2のコアの外表面が接触していることを特徴とする誘導機器。
  2. 前記第1のコアの端面においてギャップ材を前記モールド樹脂材と一体形成したことを特徴とする請求項1に記載の誘導機器。
  3. 前記ギャップ材は、前記モールド樹脂材にて構成されていることを特徴とする請求項2に記載の誘導機器。
  4. 前記第2のコアは、前記穴部に圧入されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導機器。
  5. 前記第2のコアは、前記モールド樹脂材に対してモールドされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導機器。
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