JP5941717B2 - 樹脂モールドコイル装置 - Google Patents

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Description

本発明は例えば内燃機関の点火プラグに火花放電させるために高電圧を供給する内燃機関用点火コイルに用いられるコイル装置であって、特に複数の積層コア部分を組み合わせて閉磁路を形成するもので、この閉磁路を形成するコア部を弾性部材で被覆した所謂モールドコアを備え、主コア部にコイルを装着してコア部とコイル部を樹脂でモールドする樹脂モールドコイル装置に関し、またこの点樹脂モールドコイル装置を備えた内燃機関用点火コイルに関する。
このようなコイル装置は主コア部(主継鉄部、主コア部とも呼ぶ)と、当該主コア部と組み合わされて閉磁路を形成する補助コア部(補助継鉄部、補助コア部とも呼ぶ)あるいはサイドコア部(サイド継鉄部、サイドコア部とも呼ぶ)を備える。
主コア部(補助コア部付きのものもある)にコイルを装着し、サイドコア部を組付けて(主コア部に補助コア部が付いていないものは補助コア部とサイドコア部を組付ける)ケーシングの中にセットする。コイルの巻始め巻終わり端部がケーシングに設けた外部接続コネクタの端子に接続される。しかる後にケーシング内へ絶縁樹脂を流し込んで樹脂成型する。
ところが、樹脂成型が終了するまでの間において、分割されたコア部材同士(あるいは永久磁石を備えたものは永久磁石も含め)が、外力や成形樹脂の流動による成型圧や硬化時の成形ひずみの作用を受けて位置ずれしやすく、個々の点火コイルの性能バラツキが大きくなる問題があった。
例えば実公昭59−30501号公報に記載されたものでは、樹脂成型の前にコア部の周囲を予め軟質樹脂のような弾性体で被覆することが記載されている。
また、コア部を弾性体で被覆する際にコア部の最表面平面部を成形ピンで積層方向に押圧して、樹脂の流動圧でコア相互の位置ずれしないようにしている。
実公昭59−30501号公報
しかし、複数の積層コア部の接触面には各々のコア部の成型儀の寸法公差が積算され、コイル毎に異なったわずかなギャップが存在する。このギャップが存在する状態で弾性体によって被覆すると、コイル毎に磁気特性が異なるコイルとなり、各コイルの性能が不均一になる問題がある。
永久磁石を備えたものでは弾性体の成型圧によってコア部の周囲を弾性体で被覆する際の仮固定により、コアに挟まれている永久磁石に割れが発生する虞がある。
本発明の目的は、組み合わされるコア間の接触部のギャップができるだけ均一なこの種コイル装置を提供するにある。また永久磁石を継鉄部間に挟むものの場合は弾性体による成型に当たり永久磁石にできるだけ割れを発生させないことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、コア部の周囲を弾性体で被覆する際に成形ピンにより、積層面をコアの接触面に向かって押圧するものであリ、そして、コアの積層方向に垂直で接触面に平行な方向の幅より積層方向の高さが長い形状のコア露出面が形成される。
本発明は、コア部の周囲を被覆する際に行う仮固定で、コアに挟まれた永久磁石にかかる積層の影響による応力集中を軽減し、永久磁石に発生する割れを防止することができ、また、成形後の仮固定跡(成形ピン跡)を小さくし、コアの露出を最小限に抑えることでコア異物の流出を極力抑えることができる。
本発明に係る内燃機関用点火コイルの第1実施例を示す上面図。 図1のA−A線断面図。 図1のB−B線断面図。 第1実施例のコア組体の外観形状を示す斜視図。 第1実施例のコアモールドを示す斜視図。 図5のVIEW A図。 図6のC−C線断面図。 図6の右側拡大図。 第2実施例のコアモールドを示す斜視図。 図9のVIEW B図。
以下図面に示す実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
図1〜図8には本発明に関わる内燃機関用点火コイルの第1実施例が示されている。図1は本実施例になる内燃機関用点火コイルの上面図、図2は図1に図示する内燃機関用点火コイルのA−A線断面図である。また、図3は図1に図示する内燃機関用点火コイルのB−B線断面図である。図4は各コアの配置形状を示す斜視図、図5はコアを弾性体被覆によって被覆した状態を示す斜視図、図6は図5のVIEW A方向のから見た第1実施例のコアモールド、図7は図6に図示するコアモールドのC−C線断面図、図8は図6の右側部分の拡大図である。
図1において、点火コイル1は樹脂材製のコイルケース7を備える。
コイルケース7には外部コネクタに接続するためのコネクタ部8Bとエンジンの壁面に点火コイル1を取り付け固定するための、取り付けフランジ1Bが一体に樹脂成型されている。取り付けフランジ1Bには取り付けねじを差し込む孔1Cが設けられている。コイルケース7の上面にはコイルケース内部を絶縁するための絶縁樹脂10の表面が見えている。
図2および図3に示すごとく、本実施例になる点火コイル1はコイルケース7に一体に成形されたプラグホール差込み部9A(後述)が内燃機関の各シリンダに形成されたプラグホールに差し込まれ、二次コイルの出力端が点火プラグ(図示しない)に直結される。
所謂、独立点火形の内燃機関用点火コイルである。
第1実施例になる点火コイル1は、主コア部6a、サイドコア部6b、補助コア部6cから構成されるコア組体6を有している。
このコア組体6は、主コア部6a、サイドコア部6b、補助コア部6cそれぞれの形状に打ち抜かれた0.2〜0.7mmの珪素鋼板を複数枚積層したものをプレス成形してそれぞれのコア部を形成している。
主コア部6aは、図2および図3に示す如く、断面が矩形の一次コイルボビン2の内側に挿通されている。一次コイルボビン2は熱可塑性合成樹脂により形成されている。この一次コイルボビン2の外周には線径0.3〜1.0mm程度のエナメル線が一層当たり数十回ずつ、数層、合計百ないし三百回程度巻装され、一次コイル3が形成されている。
また、一次コイルボビン2の周りには、空隙を隔てて、断面が矩形の二次コイルボビン4が同心状に配置されている。この二次コイルボビン4は、一次コイルボビン2と同様に熱可塑性合成樹脂によって成形されており、この二次コイルボビン4の外周には複数個の巻溝が長手方向に複数個形成されている。この二次コイルボビン4の外周には、線径0.03〜0.1mm程度のエナメル線が溝毎に数十層から数百層、合計五千ないし三万回程度巻装されて、二次コイル5が形成されている。
一次コイルボビン2は、二次コイルボビン4の内側に挿入された状態となっている。また、主コア部6aの補助コア部側端と補助コア部6cとの間には、一次コイル3に通電したときに主コア部6aに発生する磁束の方向に対して逆方向に磁化された磁石部材11がサンドイッチ状に装着されている。この一次コイルボビン2と一次コイルボビン2に巻装された一次コイル3からなる一次コイル部C1、二次コイルボビン4と二次コイルボビン4に巻装された二次コイル5からなる二次コイル部C2及びコア組体6はコイルケース7に収納されている。
コイルケース7にはコネクタ部8Bが一体に樹脂成型されており、当該コネクタ部8Bには一次コイル3を外部と電気的に接続するための電気接続端子8Aがコイルケース7の樹脂成型体に一体にインサート成形されている。一次コイル3の一次コイルボビン2の補助コア部6c側端部には補助コア部6cの積層方向上面にまで伸びる突出部2Cが形成されており、この突出部2Cに入力端子8Cが圧入されている。入力端子8Cとコネクタ部8Bの電気接続端子8Aとはコイルケース7の内側で配線8Dによって電気的に接続されており、一次コイル3に供給する電流は、電気接続端子8Aを介して供給される。コネクタ部8Bには、図示していないが、外部コネクタが差込み接続され、外部コネクタの電源端子に電気接続端子8Aが接続されるようになっている。
一方コイルケース7のプラグホール差込み部9A側には高圧端子9が樹脂成型によって一体にインサート成形されている。高圧端子9には二次コイル5の巻線の出力端5Aが接続されている。一次コイル3へ通電されている電流を図示しない半導体スイッチング素子によって遮断することによって二次コイル5に高電圧を誘起する。二次コイル5に誘起された高電圧は、コイルケース7に一体に樹脂成型された高圧端子9を介して点火プラグ(図示しない)に供給され、点火プラグは火花放電を発生する。
高圧端子9に二次コイル5の巻線の出力端5Aを接続し、一次コイル3の巻線の入力端8Cをコネクタ部8Bの電気接続端子8Aに結線した状態で、コア組体6、一次コイル部C1、二次コイル部C2をコイルケース7内に収納し、セットする。コイルケース7内には絶縁樹脂10としての熱硬化性樹脂(具体的には、エポキシ樹脂)が充填される。絶縁樹脂10は、コイルケース7の内側全体に充填され、一次コイルボビン2に巻装された一次コイル3、二次コイルボビン4に巻装された二次コイル5の巻線の隙間、一次コイル部C1、二次コイル部C2、コア組体6の周囲及びそれらの間の隙間、一次コイル3の入力端8Cとコネクタ部8Bの接続端子8Aとの結線部周囲、高圧端子9と二次コイル5の出力端5Aの結線部周囲に充填され、これらを絶縁すると共にコイルケース7にこれらを一体化している。
本発明が関係するコア組体6は図4および図5に示すように、主コア部6a、サイドコア部6b、補助コア部6cに3分割された三つの部分で構成されている。磁石部材11は薄板形状であり、主コア部6aと補助コア部6cとの間に組付けられている。さらに図4および図5に示すように主コア部6aとサイドコア部6bとの接合面部6a1、6b2、磁石部材11と補助コア部6cとの接合面6c2、サイドコア部6bと補助コア部6cとの接合面6c1、6b1及び磁石部材11と主コア部6aとの接合面6a2を除いて、コア組体6と磁石部材11の外側はモールド材でそれらの表面が被覆されている。以下この被覆層のことをコアモールド12a、12bと称する。コアモールド12a、12bは熱可塑性樹脂若しくはエラストマ若しくはゴムによって形成される。
実施例では、主コア部6aの端部に形成した鍔部6a2と補助コア部6cとの間に無着磁の磁石部材11を挟んでモールド型の中にセットし、成形型の中にモールド材(熱可塑性樹脂若しくはエラストマ若しくはシリコンゴムなどのゴム)を注入して、主コア部6aと磁石部材11と補助コア部6cの周囲表面をモールド材で覆い、これら3部材を一つのモールド組体部品として構成した。
このとき主コアと磁石部材11との接合面及び磁石部材11と補助コア部6cとの接合面にはモールド材が流れ込まないように3者をぴったり押し付けてモールドする。この押し付けを仮固定といい、仮固定は成形ピンと呼ばれるピンを使用し、この成形ピンを補助コア部6cに押し付けて3者の接合面にモールド材が流れ込むことを防止する。また補助コア部6cのサイドコア部6bとの接合面(両サイド)6c1及び主コア部6aのサイドコア部6bとの接触面6a1にもモールド材が回り込まないように型の表面にぴったり密着させてモールドした。補助コア部6cとサイドコア部6bとの接合面(両サイド)6c1あるいは主コア部6aのサイドコア部6bとの接触面6a1に後から除去できるテープを貼り付けてモールドし、モールド後テープをはがして接合面を露出させるようにしても良い。
このように構成すると、成形型内で、補助コア部6c、磁石部材11、主コア部6aの組立時の位置が決まるので、モールド成型後にこれらが位置ズレを起こすことがない。また、主コア部6aと補助コア部6cとの間に挟持された磁石部材11の周囲表面をコアモールド12aの被膜で覆って保護している。このため、組立時の衝撃などに対して磁石部材11のエッジ部が破損しにくく、仮に破損した場合でも永久磁石の破片が飛散することがないため、製造ライン工程内に磁石部材の破片などを落下させることがない。
次に本発明の主要部について図6〜図8を用いて説明する。
図6および図8に示すように、主コア部6a、補助コア部6c、サイドコア部6b、磁石部材11の周囲表面にコアモールド12a、コアモールド12bを、成形型内で仮固定を行いながら被覆したとき、コア露出面6b3、6c3が形成される。
このときのコア露出面6c3の形状が、補助コア部6cの積層方向に対し垂直で露出面に平行な方向の幅W1よりも、積層方向の幅W2が長くなるようにする。こうすることで主コア部6aと補助コア部6cに挟まれた磁石部材11にかかる、積層の影響による応力集中を抑制することができ、磁石部材の破損防止につながる。
このときのコア露出面6c3および6b3は、図6に示す中心線Yで対称となるように配置する。これは仮固定を行う際に左右均等に力がかかるようにするためである。
またコア露出面6c3の形成においては、主コア部6a、補助コア部6cの間に磁石部材11が挟まれているため、コア露出面6c3を形成する範囲を磁石部材11の範囲内に収めるようにする。具体的には図6および図7に示すように磁石部材11の横幅をLとすると、磁石部材11の左端及び右端から0.15L以上内側に形成する。それ以上外側にコア露出面6c3を形成した場合、磁石部材11のエッジ部に応力が集中しやすくなり、磁石部材11が破損しやすくなってしまうためである。
同様の理由で、磁石部材11の横幅Lに垂直な方向の幅をHとすると、磁石部材11の上端および下端から0.15Hより内側の範囲にコア露出面6c3を形成する。
また図7に示すように、コア露出面6c3および6b3の周囲のコアモールド12a1、12b1はRがとられている。これはコア露出面をできる限り小さくし、コア異物の流出を防止するためである。さらに、Rをとることで成形ピンの型寿命を延ばすことができる。
次に第2実施例について図9および図10を用いて説明する。第2実施例では第1実施例のコア露出面6b3、6c3の形状を変更した例を示す。
図9および図10に、コア露出面6b4、6c4をコアの積層方向に二つ形成した例を示す。この様にコア露出面を形成することでも第1実施例と大きく変わらない効果が得られる。
このとき、第2実施例ではコアの積層方向に二つのコア露出面6b4、6c4を形成したが、多数のコア露出面6b4、6c4を形成しても良い。
本実施例の実施の態様をまとめると以下の通りである。
実施の態様1
一次ボビンに巻線された一次コイル、二次ボビンに巻線された二次コイル、前記一次コイルと前記二次コイルとを磁気的に結合するための鋼板を積層したコアとこれらを収容するためのコイルケース、各部材の電気的絶縁を行うための絶縁樹脂からなり、前記鉄心の周囲に弾性体で被覆層を形成させた内燃機関用点火コイルにおいて、前記被覆層を形成する際に、前記鉄心の樹脂流動圧による積層方向に対し垂直な方向に位置ずれすることを防止するために行う仮固定(成形ピンを鉄心に押し付けて固定する)に用いる成形ピンにより、形成される鉄心露出面の前記鉄心の積層方向に垂直で接触面に平行な方向の幅W1より、前記鉄心露出面の前記鉄心の積層方向の幅W2が長い形状であることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
実施の態様2
実施の態様1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記仮固定には前記成形ピンを二つ若しくは多数用い、前記成形ピンと接触する前記鉄心の接触面に対し、前記成形ピンに垂直となる方向の前記鉄心の接触面の中心線に対称となるよう前記鉄心露出面を形成していることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
実施の態様3
実施の態様1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記鉄心の積層方向に前記鉄心露出面を二つ若しくは多数配置していることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
実施の態様4
実施の態様1ないし3に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、前記主鉄心部、補助鉄心部、サイド鉄心部のいずれかの間に永久磁石(着磁済み、無着磁に関わらず)が挟み込まれていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
実施の態様5
実施の態様4に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、二つ若しくは多数の前記鉄心露出面を、前記鉄心の間に挟まれている前記永久磁石の前記鉄心の積層方向の幅Hに対し、前記永久磁石の幅Hの上端及び下端から0.15Hの範囲に形成しないことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
実施の態様6
実施の態様4に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、二つ若しくは多数の前記鉄心露出面を、前記鉄心の間に挟まれている前記永久磁石の前記鉄心の積層方向に垂直で前記成形ピン接触面に平行な方向の幅Lに対し、前記永久磁石の幅Lの右端及び左端から0.15Lの範囲に形成しないことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
1 点火コイル
2 一次コイルボビン
3 一次コイル
4 二次コイルボビン
5 二次コイル
6a 主コア部
6b サイドコア部
6c 補助コア部
7 コイルケース
10 絶縁樹脂
11 磁石部材
12a、12b コアモールド

Claims (5)

  1. 一次ボビンに巻線された一次コイル、二次ボビンに巻線された二次コイル、前記一次コ
    イルと前記二次コイルとを磁気的に結合するための鋼板を積層したコアとこれらを収容す
    るためのコイルケース、各部材の電気的絶縁を行うための絶縁樹脂からなり、前記コアの
    周囲に弾性体で被覆層を形成させた内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記被覆層に形成されるコア露出面が、前記コアの積層方向の幅W2よりこれに直角な
    方向の露出面の幅W1が短い形状であり、
    前記被覆層は、前記コア露出面の周囲において前記被覆層の表面から前記コア露出面に
    向かう面がR形状に形成されることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 請求項1に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    二つ以上設けられており、前記コアの積層面の中心線に対して左右対称となるよう前記
    コア露出面を形成していることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  3. 請求項に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記コアの積層方向に前記コア露出面を複数個配置していることを特徴とする内燃機関
    用点火コイル。
  4. 請求項に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記コアが主コア部、補助コア部、サイドコア部から構成され、それらのいずれかの間
    に永久磁石が挟み込まれており、
    前記複数のコア露出面を、前記コアの間に挟まれている前記永久磁石の前記コアの積層
    方向の幅Hに対し、前記永久磁石の幅Hの上端及び下端から0.15Hよりも内側に形成
    したことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  5. 請求項に記載の内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記コアが主コア部、補助コア部、サイドコア部から構成され、それらのいずれかの間
    に永久磁石が挟み込まれており、
    前記複数のコア露出面を、前記コアの間に挟まれている前記永久磁石の前記コアの積層
    方向に垂直な方向の幅Lに対し、前記永久磁石の幅Lの右端及び左端から0.15Lの範
    囲よりも内側に形成することを特徴とする内燃機関用点火コイル。
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