JP5892886B2 - 電機子および電機子の製造方法および回転電機 - Google Patents
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電磁鋼板を積層してなりヨーク部と磁極ティース部とを有する電機子コアと、上記磁極ティース部を覆うように装着される電機子コイル巻回し用の電機子のインシュレータと、上記インシュレータを介して上記電機子コアに巻回される電機子コイルとを備えた電機子において、
上記インシュレータは、上記磁極ティース部を覆う巻線巻回部と、
上記巻線巻回部の両側部に設けられたフランジ部と、
上記電機子コアへの上記電機子コイルの巻回始めに相当する箇所の上記フランジ部上に、上記巻線巻回部との間で上記電機子コイルが挿入可能な突起部とを有し、
上記電機子コイルの巻回始め箇所は、上記突起部と上記巻線巻回部との間に挟持され、
上記突起部は、上記電機子コイルの2層目の最終ターンおよび上記電機子コイルの3層目の1ターン目を支持する傾斜面を備えているものである。
電磁鋼板を積層してなりヨーク部と磁極ティース部とを有する電機子コアと、上記磁極ティース部を覆うように装着される電機子コイル巻回し用の電機子のインシュレータと、上記インシュレータを介して上記電機子コアに巻回される電機子コイルとを備え、
上記インシュレータは、上記磁極ティース部を覆う巻線巻回部と、
上記巻線巻回部の両側部に設けられたフランジ部と、
上記電機子コアへの上記電機子コイルの巻回始めに相当する箇所の上記フランジ部上で、上記電機子コイルが挿入可能な突起部とを備え、
上記突起部は、上記電機子コイルの2層目の最終ターンおよび上記電機子コイルの3層目の1ターン目を支持する傾斜面を備えた電機子の製造方法であって、
上記電機子コアへの上記電機子コイルの巻回始めの箇所を、上記突起部と上記巻線巻回部との間に挟持させた後、上記電機子コイルを上記インシュレータ上に巻回し、上記電機子コイルの2層目の最終ターンおよび上記電機子コイルの3層目の1ターン目を上記傾斜面に支持するものである。
上記に示した電機子を有する固定子と、回転子とを備えたものである。
上記に示した電機子を有する回転子と、固定子とを備えたものである。
巻回の整列性を向上することができる。
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1における電機子の一部を電機子コイルを省略して示した分解斜視図、図2は図1に示した電機子の全体構成を示す正面断面図、図3は図1に示した電機子の上面図、図4は図3に示した突起部の構成を示す図である。図において、電機子1は、略矩形形状のヨーク部20と、周方向中央位置から径方向内側に突出する磁極ティース部21とを有する電磁鋼板をプレスで打ち抜くとともに打ち抜いた鋼板を積層し、各ヨーク部20に設けられた図示しない連結部により抜きカシメなどで鋼板同士を連結して構成される電機子コア片200を環状に配列し積層して構成される電機子コア2と、磁極ティース部21を積層方向両端側から覆うように装着される電機子コイル巻回し用の電機子の一対のインシュレータ4と、インシュレータ4を介して電機子コア片200(電機子コア2)に巻回される電機子コイル3とにて構成されている。
A・√3<t1<A
程度有することが適当であると考えられる。
また、底面5bの長さt2は、
A<t2<(√3−0.5)・A
程度有することが適当であると考えられる。
また、傾斜面5cは、上記に示したように、側面5aおよび底面5bにより決定される。また、電機子コイル3の挟持部分7は、突起部5の側面5aと、巻線巻回部40の上面部42aの上面傾斜部42cの側面との間にて形成されているものである。また、突起部5は、図1における上下方向の長さが、上記に示したように上面傾斜部42cの側面位置から巻線巻回部40の上面部42aと側面部42bとの境界43まで形成されているものである。
図5はこの発明の実施の形態2による電機子の構成を示す側面図である。上記実施の形態1ではインシュレータ4に形成された突起部5により電機子コイル3の巻線の整列性を向上させていたが、突起部5の材質について特に示していない。本実施の形態2では突起部を弾性部材にて形成し、インシュレータ4の突起部を弾性部材として弾性変形する例えばウレタンゴムにてなるゴム部材6を配置する。また、ゴム部材6は、インシュレータ4とは別部品であり、別々に形成される。そして、ゴム部材6のインシュレータ4への固定は、例えば接着剤等による固着により行っている。尚、ゴム部材6の外形形状は上記実施の形態1の突起部5と同様の外形形状を有するものである。
21a 磁極ティース先端部、200 電機子コア片、3 電機子コイル、
31 巻回始め箇所(1層目)、32 2層目の最終ターン、
33 3層目の1ターン目、34 4層目の最終ターン、4 インシュレータ、
40 巻線巻回部、41a 一方フランジ部、41b 他方フランジ部、
42a 上面部、42c 上面傾斜部、42b 側面部、5 突起部、5a 側面、
5b 底面、5c 傾斜面、6 ゴム部材、7 挟持部分。
Claims (9)
- 電磁鋼板を積層してなりヨーク部と磁極ティース部とを有する電機子コアと、上記磁極ティース部を覆うように装着される電機子コイル巻回し用の電機子のインシュレータと、上記インシュレータを介して上記電機子コアに巻回される電機子コイルとを備えた電機子において、
上記インシュレータは、上記磁極ティース部を覆う巻線巻回部と、
上記巻線巻回部の両側部に設けられたフランジ部と、
上記電機子コアへの上記電機子コイルの巻回始めに相当する箇所の上記フランジ部上に、上記巻線巻回部との間で上記電機子コイルが挿入可能な突起部とを有し、
上記電機子コイルの巻回始め箇所は、上記突起部と上記巻線巻回部との間に挟持され、
上記突起部は、上記電機子コイルの2層目の最終ターンおよび上記電機子コイルの3層目の1ターン目を支持する傾斜面を備えている電機子。 - 上記突起部は、弾性部材にて形成されている請求項1に記載の電機子。
- 上記弾性部材は、ゴム部材にて形成されている請求項2に記載の電機子。
- 上記突起部は、上記インシュレータと一体形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電機子。
- 上記突起部は、上記インシュレータとは別部品であり、別々に形成された後、上記突起部が上記インシュレータに固定されたものである請求項2または請求項3に記載の電機子。
- 上記突起部は、上記巻線巻回部の上面側から見た断面が直角三角形状にて形成され、
上記傾斜面は、上記直角三角形状の斜辺にて形成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電機子。 - 電磁鋼板を積層してなりヨーク部と磁極ティース部とを有する電機子コアと、上記磁極ティース部を覆うように装着される電機子コイル巻回し用の電機子のインシュレータと、上記インシュレータを介して上記電機子コアに巻回される電機子コイルとを備え、
上記インシュレータは、上記磁極ティース部を覆う巻線巻回部と、
上記巻線巻回部の両側部に設けられたフランジ部と、
上記電機子コアへの上記電機子コイルの巻回始めに相当する箇所の上記フランジ部上で、上記電機子コイルが挿入可能な突起部とを備え、
上記突起部は、上記電機子コイルの2層目の最終ターンおよび上記電機子コイルの3層目の1ターン目を支持する傾斜面を備えた電機子の製造方法であって、
上記電機子コアへの上記電機子コイルの巻回始めの箇所を、上記突起部と上記巻線巻回部との間に挟持させた後、上記電機子コイルを上記インシュレータ上に巻回し、上記電機子コイルの2層目の最終ターンおよび上記電機子コイルの3層目の1ターン目を上記傾斜面に支持する電機子の製造方法。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電機子を有する固定子と、回転子とを備えた回転電機。
- 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電機子を有する回転子と、固定子とを備えた回転電機。
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