JP5457941B2 - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
X2n=a1x1n+b1y1n+c1x1ny1n+d1
Y2n=e1x1n+f1y1n+g1x1ny1n+h1
S306では、第1の位置情報と目標タッチマークを表示した座標(Xn,Yn)との差分を算出する。具体的には、図4(a)で示すように、ディスプレイパネル130の表示領域中央を原点0として、目標タッチマークを表示した座標(Xn,Yn)と第2の位置情報との差分(Δxn,Δyn)をX方向、Y方向(X成分,Y成分)それぞれで算出する。(Δxn,Δyn)=(X2n−Xn,Y2n−Yn)である。つまり、次式が成り立つ。
X2n=Δxn+Xn
Y2n=Δyn+Yn
各nについて列挙すると以下のようになる。
n=1:(Δx1,Δy1)=(X21−X1,Y21−Y1)
n=2:(Δx2,Δy2)=(X22−X2,Y22−Y2)
n=3:(Δx3,Δy3)=(X23−X3,Y23−Y3)
n=4:(Δx4,Δy4)=(X24−X4,Y24−Y4)
S307では、CPU110が、差分Δ1〜Δ4のバラツキを算出する。具体的には、まず、差分Δ1〜Δ4のX方向の平均値ΔxAve(X平均値)、Y方向の平均値ΔyAve(Y平均値)を算出する。
ΔxAve=(−Δx1−Δx2+Δx3+Δx4)/4
ΔyAve=(Δy1−Δy2−Δy3+Δy4)/4
なお、ここで−Δx1、−Δx2としているのは、n=1、n=2の領域がx<0の領域であるためである。このようにすることで、X2nが、x=0(原点のx座標)から見て目標タッチマークよりも近づく方向であるか、遠ざかる方向であるかを加味した平均値を算出することができる。すなわち、表示範囲の中央を基準とした平均値を求めている。ΔxAve<0であれば、端子間抵抗の変化によって、タッチの検出位置がx方向に縮む方向にずれたとみなすことができる。逆に、ΔxAve>0であれば、端子間抵抗の変化によって、タッチの検出方向がx方向に拡大する方向にずれたとみなすことができる。同様に、−Δy2、−Δy3としているのは、n=2、n=3の領域がy<0の領域であるためであり、y方向に縮小する方向なのか、拡大する方向なのかの方向を加味した平均値を算出するためである。すなわち、表示範囲の中央を基準とした平均値を求めている。ΔyAve<0であれば、端子間抵抗の変化によって、タッチの検出位置がy方向に縮む方向にずれたとみなすことができる。逆にΔyAve>0であれば、端子間抵抗の変化によって、タッチの検出方向がy方向に拡大する方向にずれたとみなすことができる。差分Δ1〜Δ4のバラツキは、各目標タッチマーク(Xn,Yn)から平均値ΔxAve,ΔyAveだけズラした点(xAven,yAven)から最も乖離する(X2n,X2n)と、その対応する頂点との距離とする。各目標タッチマークから平均値ΔxAve、ΔyAveだけズラした点は、原点から見て、平均値ΔxAve、ΔyAveが拡大方向なのか縮小方向なのかを加味した方向にズラした点である。すなわち、各nにおける(xAven,yAven)は以下の通りである。
n=1:(xAve1,yAve1)=(X1−ΔxAve,Y1+ΔyAve)
n=2:(xAve2,yAve2)=(X2−ΔxAve,Y2−ΔyAve)
n=3:(xAve3,yAve3)=(X3+ΔxAve,Y3−ΔyAve)
n=4:(xAve4,yAve4)=(X4+ΔxAve,Y4+ΔyAve)
この(xAven,yAven)から最も乖離する(X2n,y2n)は、以下の式の解で最大値を得るnにおける(X2n,X2n)である。また、差分Δ1〜Δ4のバラツキは、以下の式の解のうち、最大値のものである。
σxyn=√[(X2n−xAven)2+(Y2n−yAven)2]
すなわち、各nにおけるσxynは以下の通りである。
n=1:σxy1=√[(X21−xAve1)2+(Y21−yAve1)2]
=√[((Δx1+X1)−(X1−ΔxAve))2+((Δy1+Y1)−(Y1+ΔyAve))2]
=√[(Δx1−(−ΔxAve))2+(Δy1−(ΔyAve))2]
n=2:σxy2=√[(X22−xAve2)2+(Y22−yAve2)2]
=√[((Δx2+X2)−(X2−ΔxAve))2+((Δy2+Y2)−(Y2−ΔyAve))2]
=√[(Δx2−(−ΔxAve))2+(Δy2−(−ΔyAve))2]
n=3:σxy3=√[(X23−xAve3)2+(Y23−yAve3)2]
=√[((Δx3+X3)−(X3+ΔxAve))2+((Δy3+Y3)−(Y3−ΔyAve))2]
=√[(Δx3−(ΔxAve))2+(Δy3−(−ΔyAve))2]
n=4:σxy4=√[(X24−xAve4)2+(Y24−yAve4)2]
=√[((Δx4+X4)−(X4+ΔxAve))2+((Δy4+Y4)−(Y4+ΔyAve))2]
=√[(Δx4−ΔxAve)2+(Δy4−ΔyAve)2]
S308では、CPU110が、算出したバラツキσxy(σxynのうち最大のもの)が予め定めた閾値以下であるか否かを判定する。バラツキが閾値以下である場合にはS309に進み、閾値を超える場合にはS310に進む。S309(バラツキが閾値以下である場合)では、図4(a)で示すように、4つの目標タッチマークとタッチされたことによって取得した(X2n,Y2n)とのすべての差分Δ1〜Δ4の拡大縮小方向を加味したX方向の平均値σx1234、Y方向の平均値σy1234を算出する。
σx1234=(−Δx1−Δx2+Δx3+Δx4)/4
σy1234=(Δy1−Δy2−Δy3+Δy4)/4
なお、σx1234は、ΔxAveと同じ値であり、σy1234は、ΔyAveと同じ値であるので、ここでは算出せずに、S307で算出した値を流用しても良い。ここで−Δx1、−Δx2としている理由は、ΔxAveの算出の際と同様の理由であり、表示範囲の中央を基準とした平均値を求めるためである。また、−Δy2、−Δy3としている理由も、ΔyAveの算出の際と同様の理由であり、表示範囲の中央を基準とした平均値を求めるためである。
n=1:(x31,y31)=(X1−σx1234,Y1+σy1234)
n=2:(x32,y32)=(X2−σx1234,Y2−σy1234)
n=3:(x33,y33)=(X3+σx1234,Y3−σy1234)
n=4:(x34,y34)=(X4+σx1234,Y4+σy1234)
目標タッチ位置が図4(b)に示すように矩形の頂点を形成する位置に表示されるものであれば、この第3の位置情報1〜4は図4(b)に示すように歪みのない矩形の頂点を形成する位置となる。この(x3n,y3n)は、n=1〜4においていずれも表示領域の中央からの距離が等しい。ユーザが正しく見た目の目標タッチ位置をタッチした場合、経年劣化や温度変化による検出位置のズレによって、検出される第2の位置情報の座標位置と目標タッチマークの表示座標にズレが生じることがある。しかし、後述するように、経年劣化や温度変化による検出位置のズレは拡大または縮小する方向に均等にずれるはずであるとみなして、第2の位置情報を表示領域の中央からの距離が等しい第3の位置情報に補正してから、S311以降での校正(キャリブレーション)を行う。
σx234=(−Δx2+Δx3+Δx4)/3
σy234=(−Δy2−Δy3+Δy4)/3
ここで、−Δx2としている理由は、ΔxAveの算出の際と同様の理由であり、表示範囲の中央を基準とした平均値を求めるためである。また、−Δy2、−Δy3としている理由も、ΔyAveの算出の際と同様の理由であり、表示範囲の中央を基準とした平均値を求めるためである。
次に、CPU110が、差分Δx1〜Δx4を算出したσx234、Δy1〜Δy4を算出したσy234に置き換えて第3の位置情報1〜4を算出する。
n=1:(x31,y31)=(X1−σx234,Y1+σy234)
n=2:(x32,y32)=(X2−σx234,Y2−σy234)
n=3:(x33,y33)=(X3+σx234,Y3−σy234)
n=4:(x34,y34)=(X4+σx234,Y4+σy234)
目標タッチ位置が図5(b)に示すように矩形の頂点を形成する位置に表示されるものであれば、この第3の位置情報1〜4は図5(b)に示すように歪みのない矩形の頂点を形成する位置となる。この(x3n,y3n)は、n=1〜4においていずれも表示領域の中央からの距離が等しい。n=2〜4においてユーザが正しく見た目の目標タッチ位置をタッチしたとしても、経年劣化や温度変化による検出位置のズレによって、検出される第2の位置情報の座標位置と目標タッチマークの表示座標にズレが生じることがある。しかし、後述するように、経年劣化や温度変化による検出位置のズレは拡大または縮小する方向に均等にずれるはずであるとみなして、第2の位置情報を表示領域の中央からの距離が等しい第3の位置情報に補正してから、S311以降での校正(キャリブレーション)を行う。S311では、CPU110が、補正した第3の位置情報に基づいて、第2の変換係数a2、b2、c2、d2、e2、f2、g2、h2(キャリブレーション係数)を算出する。ここで、第2の変換係数の求め方について説明する。目標タッチマークの表示座標(Xn,Yn)と第3の位置情報(x3n,y3n)とに基づいて、次式より第2の変換係数を算出する。
a2=A1/A2
b2=B/A2
c2=C/A2
d2=X3−a2x31−b2y31−c2x31y31e2
=E1/E2
f2=F/E2
g2=G/E2
h2=Y3−e2x31−f2y31−g2x31y31
但し、A1、A2、B、C、E1、E2、F、Gは次のように算出される。
A1=(X2−X4){(y31−y32)(x33y33−x34y34)−(y33−y34)(x31y31−x32y32)}
A2=(x31−x32){(y32−y33)(x33y33−x34y34)−(y33−y34)(x32y32−x33y33)}+(x33−x32){(y31−y32)(x33y33−x34y34)−(y33−y34)(x31y31−x32y32)}+(x33−x34){(y31−y32)(x32y32−x33y33)−(y32−y33)(x31y31−x32y32)}
B=(X3−X1){(x31−x32)(x33y33−x34y34)−(x33−x34)(x31y31−x32y32)}
C=(X2−X4){(x31−x32)(y33−y34)−(x33−x34)(y31−y32)}
E1=(Y2−Y4){(y32−y33)(x34y34−x31y31)−(y34−y31)(x32y32−x33y33)}
E2=(x31−x32){(y32−y33)(x34y34−x31y31)−(y34−y31)(x32y32−x3y3)}+(x33−x32){(y31−y32)(x34y34−x31y31)−(y34−y31)(x31y31−x32y32)}+(x34−x31){(y31−y32)(x32y32−x33y33)−(y32−y33)(x31y31−x32y32)}
F=(Y3−Y1){(x32−x33)(x34y34−x31y31)−(x34−x31)(x32y32−x33y33)}
G=(Y2−Y4){(x32−x33)(y34−y31)−(x34−x31)(y32−y33)}
そして、算出した第2の変換係数(a2,b2,c2,d2,e2,f2,g2,h2)を更新し、キャリブレーションを終了する。
XLCD−n=a2xtouch−n+b2ytouch−n+c2xtouch−nytouch−n+d2
YLCD−n=e2xtouch−n+f2ytouch−n+g2xtouch−nytouch−n+h2
次に、目標タッチマークと、タッチされたことによって取得した(X2n,Y2n)との差分を、拡大縮小方向を加味して(すなわち、表示領域の中央からの距離が等しくなるように)平均化して、全て同じ差分になるように補正する理由について説明する。まず、タッチパネルのキャリブレーションが必要な要因は次の3つに大別できる。
<数値具体例:バラツキが閾値以下のケース>
ここで、図3のS308〜S310で説明した処理について、具体的な数値をあてはめて説明する。まず、S308でバラツキが閾値以下であると判定されるケース(S309の処理を行うケース)の具体例を説明する。
目標タッチマークの表示座標が次の座標値である場合を想定する。
(X1,Y1)=(−80,+80)
(X2,Y2)=(−80,−80)
(X3,Y3)=(+80,−80)
(X4,Y4)=(+80,+80)
また、第2の位置情報が示す座標値が次の座標値である場合を想定する。
(X21,Y21)=(−72,+83)
(X22,Y22)=(−74,−91)
(X23,Y23)=(+74,−85)
(X24,Y24)=(+68,+89)
目標タッチマークの表示座標(Xn,Yn)と第2の位置情報(X2n,Y2n)との差分(Δxn,Δyn)は次のようになる。
n=1:(Δx1,Δy1)=(X21−X1,Y21−Y1)
=(−72+80,83−80)
=(8,3)
n=2:(Δx2,Δy2)=(X22−X2,Y22−Y2)
=(−74+80,−91+80)
=(6,−11)
n=3:(Δx3,Δy3)=(X23−X3,Y23−Y3)
=(74−80,−85+80)
=(−6,−5)
n=4:(Δx4,Δy4)=(X24−X4,Y24−Y4)
=(68−80,89−80)
=(−12,9)
次に、差分(Δxn,Δyn)の平均値(ΔxAve,ΔyAve)を算出すると、次のようになる。
ΔxAve=(−Δx1−Δx2+Δx3+Δx4)/4
=(−8−6+(−6)+(−12))/4
=−8
ΔyAve=(Δy1−Δy2−Δy3+Δy4)/4
=(+3−(−11)−(−5)+9)/4
=+7
すなわち、タッチの検出位置がx方向に縮む方向に、y方向に広がる方向にずれたとみなすことができる。従って、各nにおける(xAven,yAven)は以下の通りである。
n=1:(xAve1,yAve1)=(X1−ΔxAve,Y1+ΔyAve)
=(−80+8,80+7)
=(−72,87)
n=2:(xAve2,yAve2)=(X2−ΔxAve,Y2−ΔyAve)
=(−80+8,−80−7)
=(−72,−87)
n=3:(xAve3,yAve3)=(X3+ΔxAve,Y3−ΔyAve)
=(80−8,−80−7)
=(72,−87)
n=4:(xAve4,yAve4)=(X4+ΔxAve,Y4+ΔyAve)
=(80−8,80+7)
=(72,87)
次に、この(xAven,yAven)から最も乖離する(X2n,y2n)を求める。
σxyn=√[(X2n−xAven)2+(Y2n−yAven)2]
は下記の数値となる。
n=1:σxy1=√[(X21−xAve1)2+(Y21−yAve1)2]
=√[(−72+72)2+(83−87)2]
=√16
n=2:σxy2=√[(X22−xAve2)2+(Y22−yAve2)2]
=√[−74+72]2+(−91+87)2]
=√20
n=3:σxy3=√[(X23−xAve3)2+(Y23−yAve3)2]
=√[(74−72)2+(−85+87)2]
=√8
n=4:σxy4=√[(X24−xAve4)2+(Y24−yAve4)2]
=√[(68−72)2+(89−87)2]
=√20
従って、バラツキσxy=√20である。S308では、算出したバラツキσxy(σxynのうち最大のもの。この例では√20)が予め定めた閾値10(=√100)以下であるか否かを判定する。ここでは、バラツキ√20が閾値10以下であるので、S309に進む。S309では、図4(a)で示すように、4つの目標タッチマークとタッチされたことによって取得した(X2n,Y2n)とのすべての差分Δ1〜Δ4の拡大縮小方向を加味したX方向の平均値σx1234、Y方向の平均値σy1234を算出する。
σx1234=(−8−6−6−12)/4
=−8
σy1234=(3+11+5+9)/4
=7
従って、第3の位置情報(x3n,y3n)は以下の値となる。
n=1:(x31,y31)=(X1−σx1234,Y1+σy1234)
=(−80+8,80+7)
=(−72,87)
n=2:(x32,y32)=(X2−σx1234,Y2−σy1234)
=(−80+8,−80―7)
=(−72,−87)
n=3:(x33,y33)=(X3+σx1234,Y3−σy1234)
=(80−8,−80−7)
=(72,−87)
n=4:(x34,y34)=(X4+σx1234,Y4+σy1234)
=(80−8,80+7)
=(72,87)
このように、第3の位置情報(x3n,y3n)が示す4点は、原点0(表示領域中央)からの距離が等しく、歪みのない矩形の頂点を成す値となる。この矩形は、目標タッチマークの4点による矩形をx方向に8縮小し、y方向に7拡大したものである。S311以降では、このようにして求めた第3の位置情報に基づいて第2の変換係数(キャリブレーション係数)を求め、キャリブレーションが実行される。この処理の数値具体例については説明を省略する。すなわち、この例では、ユーザからのタッチで取得したn=1〜4での第2の位置情報については、ユーザの大きなタッチミスは無かったとみなす。そして、n=1〜4の全てで得たタッチ位置から、経年劣化や温度変化によってタッチ検出位置がx方向に8縮小し、y方向に7拡大する方向にずれたとみなし、これをS311以降で校正(キャリブレーション)する。
<数値具体例:バラツキが閾値を超えるケース>
次に、まず、S308でバラツキが閾値を超えると判定されるケース(S310の処理を行うケース)の具体例を説明する。
目標タッチマークの表示座標が次の座標値である場合を想定する。
(X1,Y1)=(−80,+80)
(X2,Y2)=(−80,−80)
(X3,Y3)=(+80,−80)
(X4,Y4)=(+80,+80)
また、第2の位置情報が示す座標値が次の座標値である場合を想定する。
(X21,Y21)=(−68,+92)
(X22,Y22)=(−79,−79)
(X23,Y23)=(+79,−81)
(X24,Y24)=(+76,+84)
目標タッチマークの表示座標(Xn,Yn)と第2の位置情報(X2n,Y2n)との差分(Δxn,Δyn)は次のようになる。
n=1:(Δx1,Δy1)=(X21−X1,Y21−Y1)
=(−68+80,92−80)
=(12,12)
n=2:(Δx2,Δy2)=(X22−X2,Y22−Y2)
=(−79+80,−79+80)
=(1,1)
n=3:(Δx3,Δy3)=(X23−X3,Y23−Y3)
=(79−80,−81+80)
=(−1,−1)
n=4:(Δx4,Δy4)=(X24−X4,Y24−Y4)
=(76−80,84−80)
=(−4,4)
次に、差分(Δxn,Δyn)の平均値(ΔxAve,ΔyAve)を算出すると、
ΔxAve=(−Δx1−Δx2+Δx3+Δx4)/4
=(−12−1+(−1)+(−4))/4
=−4.5
ΔyAve=(Δy1−Δy2−Δy3+Δy4)/4
=(12−1−(−1)+4)/4
=+4
従って、各nにおける(xAven,yAven)は以下の通りである。
n=1:(xAve1,yAve1)=(X1−ΔxAve,Y1+ΔyAve)
=(−80+4.5,80+4)
=(−75.5,84)
n=2:(xAve2,yAve2)=(X2−ΔxAve,Y2−ΔyAve)
=(−80+4.5,−80−4)
=(−75.5,−84)
n=3:(xAve3,yAve3)=(X3+ΔxAve,Y3−ΔyAve)
=(80−4.5,−80−4)
=(75.5,−84)
n=4:(xAve4,yAve4)=(X4+ΔxAve,Y4+ΔyAve)
=(80−4.5,80+4)
=(75.5,84)
次に、この(xAven,yAven)から最も乖離する(X2n,y2n)を求める。σxyn=√[(X2n−xAven)2+(Y2n−yAven)2]は下記の数値となる。
n=1:σxy1=√[(X21−xAve1)2+(Y21−yAve1)2]
=√[(−68+75.5)2+(92−84)2]
=√120.25
n=2:σxy2=√[(X22−xAve2)2+(Y22−yAve2)2]
=√[−79+75.5]2+(−79+84)2]
=√37.25
n=3:σxy3=√[(X23−xAve3)2+(Y23−yAve3)2]
=√[(79−75.5)2+(−81+84)2]
=√21.25
n=4:σxy4=√[(X24−xAve4)2+(Y24−yAve4)2]
=√[(76−75.5)2+(84−84)2]
=√0.25
従って、バラツキσxy=√120.25である。S308では、算出したバラツキσxy(σxynのうち最大のもの。この例では√120.25)が予め定めた閾値10(=√100)以下であるか否かを判定する。ここでは、バラツキ√120.25が閾値10を超えるので、S310に進む。S310では、σxynが閾値よりも大きいnの差分(Δx1,Δy1)を排除し、他のΔx2〜Δx4、Δy2〜Δy4の差分のみを、拡大縮小方向を加味して平均化することで、X方向の平均値σx234、Y方向の平均値σy234を算出する。
σx234=(−Δx2+Δx3+Δx4)/3
=(−1+(−1)+(−4))/3
=2
σy234=(−Δy2−Δy3+Δy4)/3
=(−1−(−1)+4)/3
=4/3
この例では、n=1に関する1点を除いて算出したX方向の平均値σx234、Y方向の平均値σy234が何れも正の値なので、タッチの検出位置がx方向、y方向ともに広がる方向にずれたとみなすことができる。従って、第3の位置情報(x3n,y3n)は以下の値となる。
n=1:(x31,y31)=(X1−σx234,Y1+σy234)
=(−80+2,80+4/3)
=(−78,80+4/3)
n=2:(x32,y32)=(X2−σx234,Y2−σy234)
=(−80+2,−80―4/3)
=(−78,−(80+4/3))
n=3:(x33,y33)=(X3+σx234,Y3−σy234)
=(80−2,−80−4/3)
=(78,−(80+4/3))
n=4:(x34,y34)=(X4+σx234,Y4+σy234)
=(80−2,80+4/3)
=(78,80+4/3)
このように、第3の位置情報(x3n,y3n)が示す4点は、原点0(表示領域中央)からの距離が等しく、歪みのない矩形の頂点を成す値となる。この矩形は、目標タッチマークの4点による矩形をx方向に2、y方向に4/3拡大したものである。S311以降では、このようにして求めた第3の位置情報に基づいて第2の変換係数(キャリブレーション係数)を求め、キャリブレーションが実行される。この処理の数値具体例については説明を省略する。すなわち、この例では、ユーザからのタッチで取得したn=1での第2の位置情報のズレは、経年劣化や温度変化によるタッチ検出位置のズレではなく、ユーザのタッチミスであるとみなして排除する。そして残りのn=2〜4で得たタッチ位置から、経年劣化や温度変化によってタッチ検出位置がx方向に2、y方向に4/3拡大する方向にずれたとみなし、これをS311以降で校正(キャリブレーション)する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (10)
- ディスプレイパネルに表示した複数の目標タッチマークをユーザにタッチパネルを介してタッチさせることにより、前記複数の目標タッチマークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置であって、
ディスプレイパネルにおける、予め定めた基準座標からの距離が等しい複数の座標のそれぞれに目標タッチマークを表示させる表示制御手段と、
前記目標タッチマークに対してのタッチが検知された座標を、予め定めた変換係数を用いて、前記ディスプレイパネルにおける座標に変換する変換手段と、
前記複数の目標タッチマークを表示した座標と、前記変換手段で変換した座標との差分を算出する算出手段と、
前記算出手段で算出した差分の平均値を算出し、該平均値を用いて、前記基準座標と前記変換手段で変換した座標との間のそれぞれの距離が等しくなるように、前記変換手段で変換した座標を補正する補正手段と、
前記補正手段で補正した座標と前記複数の目標タッチマークを表示した座標とのズレを補正するための新たな変換係数を算出し、該新たな変換係数を以降の前記タッチパネルのタッチ位置検知で用いる変換係数として更新する更新手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記補正手段は、前記算出手段で算出した差分のうち、予め定めた除外条件を満たす差分を除く差分の平均値を用いて、前記変換手段で変換した座標を補正することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記補正手段は、前記算出手段で算出した差分のうち、少なくとも最大の差分を除く差分の平均値を用いて、前記変換手段で変換した座標を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記補正手段は、前記算出手段で算出した差分のうち、予め定めた閾値よりも大きい差分を除く差分の平均値を用いて、前記変換手段で変換した座標を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記補正手段は、前記算出手段で算出した差分のうち、該差分の平均値との差が予め定めた閾値よりも大きい差分を除く差分の平均値を用いて、前記変換手段で変換した座標を補正することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記ディスプレイパネルにおける座標が、前記基準座標を原点とするXY座標であり、
前記補正手段は、前記変換手段で変換した座標が、前記複数の目標タッチマークを表示した座標に対して前記原点に近づく方向であるか、遠ざかる方向であるかを加味して、前記差分のX成分及びY成分の平均値を算出し、該平均値を用いて、前記基準座標と前記変換手段で変換した座標との間の距離が等しくなるように、前記変換手段で変換した座標を補正することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記基準座標が、前記ディスプレイパネルの表示範囲の中央の座標であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- ディスプレイパネルに表示した複数の目標タッチマークをユーザにタッチパネルを介してタッチさせることにより、前記複数の目標タッチマークを表示した座標と前記タッチパネルでタッチが検知された座標とのズレを補正するための変換係数を更新する情報処理装置の制御方法であって、
前記情報処理装置の表示制御手段が、ディスプレイパネルにおける、予め定めた基準座標からの距離が等しい複数の座標のそれぞれに目標タッチマークを表示させる表示制御ステップと、
前記情報処理装置の変換手段が、前記目標タッチマークに対してのタッチが検知された座標を、予め定めた変換係数を用いて、前記ディスプレイパネルにおける座標に変換する変換ステップと、
前記情報処理装置の算出手段が、前記複数の目標タッチマークを表示した座標と、前記変換ステップで変換した座標との差分を算出する算出ステップと、
前記情報処理装置の補正手段が、前記算出ステップで算出した差分の平均値を用いて、前記基準座標と前記変換ステップで変換した座標との間のそれぞれの距離が等しくなるように、前記変換ステップで変換した座標を補正する補正ステップと、
前記情報処理装置の更新手段が、前記補正ステップで補正した座標と前記複数の目標タッチマークを表示した座標とのズレを補正するための新たな変換係数を算出し、該新たな変換係数を以降の前記タッチパネルのタッチ位置検知で用いる変換係数として更新する更新ステップと、
を備えることを特徴とする制御方法。 - コンピュータを請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを記憶した、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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