JP2000242408A - 座標補正装置、座標補正用パラメータ算出装置、座標補正方法、座標補正用パラメータ算出方法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体、及び座標補正用パラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

座標補正装置、座標補正用パラメータ算出装置、座標補正方法、座標補正用パラメータ算出方法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体、及び座標補正用パラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体

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JP2000242408A
JP2000242408A JP32842699A JP32842699A JP2000242408A JP 2000242408 A JP2000242408 A JP 2000242408A JP 32842699 A JP32842699 A JP 32842699A JP 32842699 A JP32842699 A JP 32842699A JP 2000242408 A JP2000242408 A JP 2000242408A
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Ryoji Fukuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座標入力装置の座標検出特性が線形でなくて
も、入力された座標を非線形変換することにより、適正
に入力座標の補正を行えるようにする。 【解決手段】 パラメータ保持手段に座標補正用パラメ
ータが保持されていない状態で、座標入力面に設定され
た4つの基準点を指示して4つの座標が入力されると、
その4つの座標が切替手段を介して第1〜第4の座標保
持手段に格納される。パラメータ算出手段は、その4つ
の座標をもとに連立化された方程式を解くことにより座
標補正用パラメータを算出し、パラメータ保持手段に保
持させる。パラメータ保持手段にパラメータが保持され
た状態で、座標入力部から座標が入力されると、切替手
段は入力座標補正手段に入力座標の補正を行わせる。入
力座標補正手段はパラメータ保持手段に保持されたパラ
メータを用いて入力座標を補正し、座標出力手段に送出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標入力面を有
し、該座標入力面上で任意に指示された位置の座標を受
け取って補正する座標補正装置、その座標補正方法、及
びその座標補正処理のための制御プログラムを格納した
コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に関するも
のである。
【0002】また、本発明は、座標入力面上で任意に指
示された位置の座標を補正するための座標補正用パラメ
ータを算出する座標補正用パラメータ算出装置、座標補
正用パラメータ算出方法、及び座標補正用パラメータ算
出処理を行うためのプログラムを格納したコンピュータ
により読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来、上記座標入力装置の入力座標の補
正に関しては、特開平5-313822号、特開平8-171451号、
特許第2517664号などで知られているように、座標入力
装置の座標入力面上のいくつかの基準となる位置から得
られた生の座標値から線形変換で表される連立方程式を
解くことによって座標補正用パラメータを算出し、入力
座標を線形の変換式に代入して補正する方法が行なわれ
てきた。
【0004】その補正用パラメータの算出方法を以下に
述べる。最初に、座標入力装置の座標入力面上に2つの
基準点(X0,Y0),(X1,Y1)を設定し、その基準
点の位置にマークを表示する。この表示は、例えば透明
に構成された座標入力面の下に設けられた液晶ディスプ
レイ等の表示装置により行う。次に、使用者の視線で見
た前記マークの位置を指示させることで座標入力装置
(例えばペン状の座標入力用指示具)から生の座標デー
タを2点入力する。この入力された生の座標データ(x
nw,ynw),(xse,yse)と前記2つの基準点の本来
の座標との間には以下の関係があるとされてきた。
【0005】
【外1】 (a,b,c,dはそれぞれ定数)
【0006】これらの式から、補正用パラメータa,
b,c,dは以下のように求まる。
【0007】
【外2】
【0008】上記のようにパラメータを算出し、これを
用いて入力座標の補正を行う方法は、座標入力装置の座
標検出特性がX軸,Y軸それぞれの軸方向に対して平行
である場合に有効であった。しかし、一般的には軸方向
に対して傾きがある場合も多く、基準点を3点(X0
0),(X1,Y1),(X2,Y2)にして、上記生の
座標データとの関係を以下のようなものとして、補正す
る方法も考案された。
【0009】
【外3】 (a,b,c,d,e,fはそれぞれ定数)
【0010】これらの式から、補正用パラメータa,
b,c,d,e,fは以下のようになる。
【0011】
【外4】
【0012】これらの座標補正用パラメータが確定する
と、入力された座標は以下の式にもとづいて補正され、
座標出力手段である液晶ディスプレイなどに出力され
る。
【0013】補正用パラメータを求めた後、実際に座標
を入力する際には、補正式は、基準点が2点の補正方法
では、前記2点の場合の補正用パラメータa,b,c,
dを用いて、 X=ax+b Y=cx+d であらわされ、基準点が3点の補正方法では、補正用パ
ラメータa,b,c,d,e,fを用いて、 X=ax+by+c Y=dx+ey+f であらわされる。
【0014】また、上記特開平8-171451号では、座標入
力装置の非線形性の特性を補うために、3つの基準点か
ら補正用パラメータを求める方法を20箇所の基準点に
よって領域を細分化して領域毎に補正用パラメータを算
出する実施形態が開示されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、座標入力面
が抵抗膜で構成され、座標入力面上の指示位置の入力座
標を前記抵抗膜の抵抗に応じた電圧で検出する、いわゆ
る抵抗膜方式の座標入力装置がある。この方式の座標入
力装置に関して、市販されている抵抗膜の中には抵抗体
が不均一に蒸着されているものがあり、入力した座標と
抵抗膜から検出される電圧との間に線形性が認められな
いものがある。
【0016】このような抵抗膜を用いて座標入力部を構
成した装置では、入力座標の電気的な検出特性が線形で
なくなってしまい、特に座標入力面の外周部での入力座
標のズレが著しくなってしまっていた。
【0017】このような座標入力部の部品に対して、上
記従来の座標入力装置における2点または3点の基準点
を用いる座標補正方法では対処できず、特開平8-171451
号のような方法で行うしかなかった。しかし、この方法
では、多くの基準点を設定しなければならない、あるい
は、多くの補正用パラメータを保持する必要がある、あ
るいは、領域を判断するための作業が必要であるという
問題があった。なお、この問題は、抵抗膜方式以外の方
式の座標入力装置における入力座標の補正に関しても言
えることは勿論である。
【0018】そこで本発明の課題は、座標入力部の座標
検出に関わる電気的な特性が線形でなくても、それに対
応して適正に入力座標の補正を行い高精度に座標入力を
行える座標補正装置、その座標補正方法、及びその座標
補正処理を行うための制御プログラムを格納したコンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体を提供することに
ある。
【0019】また、本発明の課題は、座標入力装置の座
標入力部の部材の品質などによって座標検出に関わる電
気的な特性が線形でなくても高精度に入力座標の補正を
行うための座標補正用パラメータの算出を簡単、安価な
構成で行うことができる座標補正装置、座標補正用パラ
メータ算出装置、座標補正方法、座標補正用パラメータ
算出方法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶
媒体、及び座標補正用パラメータ算出プログラムを格納
した記憶媒体を提供することにある。
【0020】また、座標入力装置の座標入力面上の基準
点を指示させ、その座標を入力するだけで、座標入力装
置の座標検出に関わる電気的な特性が線形でなくても高
精度に入力座標の補正を行うための座標補正用パラメー
タを簡単に算出することができる座標補正装置、座標補
正用パラメータ算出装置、座標補正方法、座標補正用パ
ラメータ算出方法、及び座標補正制御プログラムを格納
した記憶媒体、及び座標補正用パラメータ算出プログラ
ムを格納した記憶媒体を提供することにある。
【0021】また、座標入力面に設定された4つの基準
点を指示するだけの簡単な座標入力に基づいて、非線形
変換の補正式の係数としての座標補正用パラメータを算
出することができる座標補正装置、座標補正用パラメー
タ算出装置、座標補正方法、座標補正用パラメータ算出
方法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶媒
体、及び座標補正用パラメータ算出プログラムを格納し
た記憶媒体を提供することにある。。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、座標補正用パ
ラメータとして2次の非線形変換の係数を保持するパラ
メータ保持手段を有する座標補正装置、及び座標補正方
法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体で
あって、座標入力面上で任意に指示された位置の座標を
受け取り、前記パラメータ保持手段に保持された前記座
標補正用パラメータを用いて、2次の非線形変換によ
り、前記座標受取ステップで受け取った座標を補正する
ことを特徴とする。
【0023】好適には、非線形変換用の座標補正用パラ
メータを算出し、前記パラメータ保持手段に該座標補正
用パラメータを保持させる、パラメータ算出ステップを
更に備えることを特徴とする。
【0024】また、本発明は、座標入力装置が有する座
標入力面上で任意に指示された位置の座標を非線形変換
により補正するための座標補正用パラメータを算出する
座標補正用パラメータ算出装置、及び座標補正用パラメ
ータ算出方法、及び座標補正用パラメータ算出プログラ
ムを格納した記憶媒体であって、前記座標入力面上に設
けられた位置が異なる複数の基準点に対して指示された
位置の座標を、前記座標入力装置から受け取り、受け取
った座標を座標補正用の非線形方程式に当てはめること
により連立された方程式を解くことによって、該座標補
正用の非線形方程式の座標補正用パラメータを算出する
ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0026】(実施形態1)まず、図1は、本発明の実
施形態による座標入力装置の基本的な構成を示してい
る。
【0027】ここに示すように、本実施形態の装置は、
座標入力手段101、パラメータ保持手段102、入力
座標補正手段103、及び座標出力手段104を有して
いる。
【0028】座標入力手段101は、座標入力面を有
し、この座標入力面上で任意に指示された位置の座標を
検出して入力する。パラメータ保持手段102は、入力
座標の値を補正するためのパラメータを保持している。
入力座標補正手段103は、パラメータ保持手段102
に保持されたパラメータを用いて、座標入力手段101
により入力された座標の値を補正する。座標出力手段1
04は、入力座標補正手段103により補正された座標
を出力する。
【0029】ここで、本発明の特徴に係ることとして、
パラメータ保持手段102には、補正のためのパラメー
タとして、二次の非線形変換の係数が保持されており、
入力座標補正手段103は、前記の係数をもとに二次の
非線形変換を行うことで入力座標を補正し、座標出力手
段104へ送出する。
【0030】次に、本実施形態の装置の具体的なハード
ウェアの構成を図3により説明する。
【0031】図3において、301は図1の座標入力手
段101としての座標入力部であり、例えば先述した抵
抗膜方式によって構成され、図示していないが、座標入
力面を構成する透明な抵抗膜と、ペン状の座標入力用指
示具により指示された抵抗膜上の位置の座標を電圧で読
み取るためのドライブ回路と、その読み取り出力を座標
データにA/D変換するA/D変換回路などから構成さ
れる。
【0032】座標入力部301において検出された入力
座標のデータはI/Oコントローラ302へ受け渡され
る。I/Oコントローラ302は、CPU303からの
命令に従い、座標データをバス306に送出し、CPU
303に転送する。
【0033】CPU303は、本装置全体を制御すると
ともに、図1の入力座標補正手段103としての役割を
果たし、入力座標の補正を行う。その処理の詳細は後述
する。CPU303にはバス306を介してメモリのR
AM304,ROM305,VRAM307が接続され
ている。
【0034】RAM304はCPU303のワークエリ
ア等として使用される。
【0035】ROM305は、図1のパラメータ保持手
段102としての役割を果たし、その所定エリアに、入
力座標の補正のためのパラメータとして、後述する二次
の非線形変換の係数が予め書き込まれている。座標入力
部301は、それぞれに個体差が存在し、工場出荷時に
各座標入力装置に搭載された座標入力部301ごとに補
正を行う必要がある。その際、補正の結果として各個体
に固有の座標補正用のパラメータを決定し、それぞれが
搭載される装置のROM305に書き込む。
【0036】また、ROM305には、CPU303が
制御のために実行する制御プログラムが書き込まれてい
る。この制御プログラムには、先述した座標補正の処理
を行うためのプログラムが含まれる。CPU303は、
このプログラムを実行することにより入力座標補正手段
103としての役割を果たす。
【0037】なお、ROM305は、本発明に係る座標
補正処理のための制御プログラムを格納したコンピュー
タにより読み取り可能な記録媒体の実施形態に相当す
る。
【0038】VRAM307は、CPU303により書
き込まれる表示データを保持し、この表示データがディ
スプレイコントローラ308により制御される液晶ディ
スプレイ309に表示される。その表示データには入力
座標補正手段103としてのCPU303により補正さ
れた入力座標のデータが含まれる。すなわち、VRAM
307,ディスプレイコントローラ308,液晶ディス
プレイ309は、図1の座標出力手段104を構成し、
補正された入力座標を表示出力する。なお、液晶ディス
プレイ309は、座標入力部301の透明な抵抗膜から
構成される座標入力面の下に重なるように配置される。
【0039】次に、入力座標補正手段103としてのC
PU303による入力座標の補正処理の動作を図2のフ
ローチャートを用いて説明する。なお、このフローチャ
ートに対応した補正処理用の制御プログラムがROM3
05に格納され、CPU303により実行される。
【0040】まず、図2のステップS201では、座標
入力部301により座標入力を行なう。ここで得られた
座標を(x,y)とする。
【0041】次に、ステップS202では、座標補正用
パラメータをROM305から読み込む。ここで読み込
まれるパラメータは、二次の非線形変換の係数であり、
x座標の補正に関するxyの係数aと、x座標の補正に
関するxの係数bと、x座標の補正に関するyの係数c
と、x座標の補正に関する定数dと、y座標の補正に関
するxyの係数eと、y座標の補正に関するxの係数f
と、y座標の補正に関するyの係数gと、y座標の補正
に関する定数hである。
【0042】次に、ステップS203では、入力座標
(x,y)の補正を行なう。ここで、補正後の座標を
(X,Y)とすると、補正式は、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h という二次の非線形変換の式で表される。
【0043】最後に、ステップS204では、VRAM
307に対して補正した座標(X,Y)を送出し、液晶
ディスプレイ309に表示させる。
【0044】以上のようにして、本実施形態1では、入
力座標の補正を二次の非線形変換で行うので、座標入力
装置の座標入力部の座標検出にかかわる電気的特性が線
形でない場合に、これに対応して入力座標を適正に補正
し、高精度に座標入力を行うことができる。
【0045】なお、本実施形態1では、入力座標を補正
するためのパラメータ及び補正処理の制御プログラムは
ROM35に格納しておくものとしたが、例えばディス
クやメモリカード等、他のコンピュータにより読み取り
可能な記録媒体に格納しておき、その記録媒体からRA
M304に読み込んで使用するようにしてもよい。
【0046】(実施形態2)実施形態1では、座標補正
用パラメータは、予めROM305に書込まれているも
のとして、座標入力装置について述べたが、本実施形態
2では、座標補正用パラメータを算出する座標補正用パ
ラメータ算出装置について述べる。
【0047】実施形態2における座標補正用パラメータ
算出装置の基本の機能的な構成を図4により説明する。
図4において符号402〜408の手段により座標補正
用パラメータ算出装置が構成され、算出した座標補正用
パラメータを座標入力装置401に設定する。
【0048】本実施形態では、座標入力装置401から
入力された入力座標を補正するための座標補正用パラメ
ータを算出するために、座標入力装置401の座標入力
面上の位置が異なる第1から第4の基準点を表示し、そ
の基準点を指示させることにより、4つの座標を入力さ
せる。
【0049】座標補正用パラメータ算出装置には、前記
第1から第4の基準点に一対一に対応する第1から第4
の座標保持手段403〜406が設けられる。また、入
力座標判別格納手段402が設けられ、これは上記のよ
うに第1から第4の基準点を指示することにより、座標
入力装置401から入力された4つの座標のそれぞれを
第1から第4の基準点のいずれに対応するか判別して第
1から第4の座標保持手段403〜406に振り分けて
格納する。さらに、パラメータ算出手段407が設けら
れ、これは入力座標判別格納手段402によって第1か
ら第4の座標保持手段403〜406に格納された4つ
の座標をもとに連立化された方程式を解くことにより、
座標補正用パラメータを算出し、パラメータ出力手段4
08に送出する。パラメータ出力手段408はパラメー
タを外部に出力する。
【0050】次に、座標補正用パラメータ算出装置の具
体的なハードウェアの構成を図5により説明する。図5
において、符号502〜507の構成要素により座標補
正用パラメータ算出装置が構成されうる。
【0051】座標入力装置401は、先述した抵抗膜方
式あるいは他の方式の入力装置によって構成されるもの
とする。座標入力装置401から入力された座標のデー
タはI/Oコントローラ502とバス506を介してC
PU503に転送される。I/Oコントローラ502は
CPU503の制御のもとに座標データの入力ないし後
述の座標補正用パラメータの出力のためのデータ転送を
行う。
【0052】CPU503には、バス506を介して、
I/Oコントローラ502とRAM504及びROM5
05が接続されている。
【0053】CPU503は、ROM505に格納され
た制御プログラムを実行することにより、座標補正用パ
ラメータ算出装置全体の制御を行うとともに、図4中の
入力座標判別格納手段402及びパラメータ算出手段4
07の役割を果たす。すなわち、ROM505に格納さ
れた制御プログラムには、CPU503が入力座標判別
格納手段402及びパラメータ算出手段407として実
行する後述の処理のためのプログラムが含まれる。RO
M505は、本発明に係る座標補正用パラメータ算出処
理を行うためのプログラムを格納したコンピュータによ
り読み取り可能な記録媒体の実施形態に相当する。
【0054】また、RAM504は、図4中の第1から
第4の座標保持手段403〜406の役割を果たす。す
なわち、RAM504内で、前述した第1から第4の基
準点に一対一に対応して座標データを保持するための複
数アドレスからなる第1から第4の座標保持エリアが設
定されている。
【0055】また、I/Oコントローラ502にはRO
Mライター507が接続されている。このROMライタ
ー507は、図4中のパラメータ出力手段408に相当
し、後述のようにCPU503から与えられる座標補正
用パラメータを不図示のROMに書き込む。この不図示
のROMは座標補正用パラメータを書き込まれた後に座
標入力装置401に搭載され、座標補正のために用いら
れる。
【0056】次に、CPU503が行う座標補正用パラ
メータの算出処理の動作を図6のフローチャートにより
説明する。なお、図6のフローチャートに対応した処理
手順のプログラムがROM505に格納され、CPU5
03により実行される。
【0057】まず、最初のステップS601では、本装
置の操作者に、座標入力装置401の座標入力面上の位
置が異なる第1から第4の基準点を指示させることによ
り、4つの座標を入力させる。
【0058】このために、図7に示すように、座標入力
装置の座標入力面702に、上記の位置が異なる第1か
ら第4の基準点を示す第1から第4の基準点マーク70
3〜706を予め表示させておき、これらを例えばペン
状の座標入力用指示具により指示(接触)させる。この
マーク703〜706の位置、すなわち上記第1から第
4の基準点の位置は、その座標のそれぞれが後述のパラ
メータ算出において基準となる座標となるので、計算途
中の丸め誤差が大きくならないように、適当な間隔をあ
けて設定しておくことが望ましい。ここでは計算を簡単
にするために、基準点マーク703〜706の位置の座
標をそれぞれ(X0,Y0),(X1,Y0),(X0
1),(X1,Y1)とする。
【0059】なお、このマーク703〜706の表示は
一時的なものであり、例えば、座標入力面702を構成
する抵抗膜などの部材を透明に構成し、液晶ディスプレ
イなどの表示装置に重ねて配置し、その表示装置により
表示させるようにしてもよい。
【0060】次に、ステップS602では、上記の指示
により入力された補正前の座標(x,y)が基準点マー
ク703〜706で示される第1から第4の基準点のい
ずれに対応するか判別する。これは、入力座標(x,
y)と第1から第4の基準点の座標(X0,Y0),(X
1,Y0),(X0,Y1),(X1,Y1)のそれぞれとの
距離を計算し、それぞれの距離を比較し、それらの基準
点のうち、最短距離の基準点が入力されたものと判断す
る。
【0061】次に、ステップS603では、入力座標
(x,y)のデータを、先述したRAM504内の第1
から第4の座標保持エリアの内で、ステップS602で
入力座標が対応していると判別した基準点に対応してい
るエリアに格納する。
【0062】次に、ステップS604では、4つの基準
点マーク703〜706に対する座標入力がすべて終了
したか否かを判断し、終了していなければステップS6
01へ戻ってステップS601〜S604の処理を繰り
返すが、終了していればステップS605に進む。
【0063】なお、ここでは、4つの基準点マーク70
3〜706に対する入力座標をそれぞれ(xnw
nw),(xne,yne),(xsw,ysw),(xse,y
se)とする。各変数の添字はnwは北西、neは北東、
swは南西、seは南東を意味する。すなわち、座標入
力装置の座標入力面の中心から上方向を北の方角とみな
したときの基準点の存在する方向を表している。
【0064】ステップS605では、上記のように入力
されRAM504内の第1から第4の座標保持エリアに
格納された4つの座標(xnw,ynw),(xne
ne),(xsw,ysw),(xse,yse)をもとに連立
化された方程式を解くことにより、入力座標を補正する
ためのパラメータを算出する。
【0065】ここでは、4つの座標をもとに連立化され
た方程式として以下の式を実施する。基本となる座標補
正のための補正式は、補正後の座標を(X,Y)とする
と、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h (a,b,c,d,e,f,g,hは定数)という2次
の項(xy)を含む非線形変換の式で、これに上記4つ
の基準点の入力座標を適用して、
【0066】
【外5】 という連立方程式を立てる。この式を解くと、
【0067】
【外6】 (A(),B(),C(),D(),E(),F(),
G(),H()は関数)という関数によって表される。
ステップS605では、これらの関数にそれぞれ具体的
な座標値を代入することによって座標補正用パラメータ
a,b,c,d,e,f,g,hを求める。
【0068】実際に連立方程式を解く過程を説明する。
【0069】最初に、
【0070】
【外7】 とする。つぎに、
【0071】
【外8】 とする。さらに、
【0072】
【外9】 とする。ここでもし、xe=xwまたはyn=ysである
と、mは0またはほとんど0に限りなく近い値になるた
め、mで割ることはできない。
【0073】このような状況は、非線形成分がほとんど
見られない場合に起こる。したがって、xe=xwまたは
n=ysである場合は、
【0074】
【外10】
【0075】また、xe≠xwかつyn≠ysである場合
は、
【0076】
【外11】 で求めることができる。
【0077】実際に求めてみると、a,b,c,e,
f,gの値は小さく、しかも精度を要求されるので、C
PU503の計算上では実数を用いるか、高速化のため
に途中の計算を32ビットの整数演算で行なう場合は、
a,b,c,e,f,gは約10000倍の値として保
持し、補正時に同じ値で割ることが現実的である。
【0078】最後に、ステップS606では、算出され
た座標補正用パラメータをROMライター507に出力
し、処理を終了する。ROMライター507は、これに
装着された不図示のROMに前記の座標補正用パラメー
タを書き込む。この不図示のROMは前記の書き込みの
後に座標入力装置401に搭載され、座標入力装置40
1における入力座標の補正のための座標補正用パラメー
タの保持に用いられる。
【0079】以上のような処理により、座標入力装置の
座標入力面上の第1から第4の基準点を指示し、その座
標を入力するだけで、簡単に座標補正用パラメータa〜
hを算出し、座標入力装置に搭載されるROMに書き込
むことができる。このROMを搭載した座標入力装置で
は、前述した X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h という2次の項(x,y)を含む非線形変換の補正式
に、上記ROMに書き込まれたa〜hの値を代入し、そ
の補正式の演算で入力座標の補正を行うことにより、座
標入力部の構成部材の品質などによって座標入力装置の
座標検出に関わる電気的な特性が線形でなくても、高精
度に入力座標の補正を行うことができる。そして、前記
の特性が線形でなくてもよいので、座標入力装置の製造
コストを低減できる。
【0080】また、本実施形態の座標補正用パラメータ
算出装置において、入力座標判別格納手段402及びパ
ラメータ算出手段407はCPU503がROM505
内のプログラムを実行することにより実現でき、第1か
ら第4の座標保持手段403〜406はRAM504に
より実現できる。したがって、本装置のハードウェアの
構成は簡単であり、本装置は安価に作製できる。
【0081】(実施形態3)次に、本発明の実施形態3
における座標入力装置の基本の機能的な構成を図8によ
り説明する。本実施形態3では、実施形態1の座標入力
処理及び実施形態2の座標補正用パラメータ算出処理に
相当する処理を有する座標入力装置について説明する。
【0082】図8において、本実施形態の装置は、座標
入力面を有する座標入力手段801、切り換え手段80
2、第1〜第4の座標保持手段803〜806、パラメ
ータ算出手段807、パラメータ保持手段808、入力
座標補正手段809、座標出力手段810によって構成
される。
【0083】座標入力手段801は、その座標入力面に
は、入力座標を補正するための座標補正用パラメータを
算出するために、位置が異なる第1〜第4の基準点が設
定され、ユーザにこの基準点のそれぞれを指示させるこ
とにより、4つの座標を入力させるものとする。
【0084】切替手段802は、座標入力手段801の
座標入力面から座標が入力されたときに、パラメータ保
持手段808に座標補正用パラメータが保持されている
場合は入力座標補正手段809に入力された入力座標の
補正を行わせ、座標補正用パラメータが保持されていな
い場合は入力された入力座標を第1〜第4の座標保持手
段803〜806に格納してパラメータ算出手段807
に座標補正用パラメータの算出を行わせるように切り替
える。
【0085】第1〜第4の座標保持手段803〜806
は、上記座標入力面の第1〜第4の基準点を指示して入
力された4つの座標を保持するために、第1〜第4の基
準点に一対一に対応して設けらる。
【0086】パラメータ算出手段807は、座標保持手
段803〜806に上記4つの座標が保持されたら、そ
の4つの座標をもとに連立化された方程式を解くことに
より座標補正用パラメータを算出し、パラメータ保持手
段808に送出する。
【0087】パラメータ保持手段808は、パラメータ
算出手段807が算出し送出した座標補正用パラメータ
を保持する。
【0088】入力座標補正手段809は、パラメータ保
持手段808に保持された座標補正用パラメータを用い
て、座標入力手段801の座標入力面から切替手段80
2を介して入力された座標を補正し、座標出力手段81
0へ送出する。
【0089】座標出力手段810は、補正された座標を
外部に出力する。
【0090】次に、座標入力装置の具体的なハードウェ
アの構成を図9により説明する。
【0091】図9の構成において、座標入力部901
は、先述した抵抗膜方式あるいは他の方式のものとす
る。座標入力部901の座標入力面から入力された座標
のデータはI/Oコントローラ902とバス906を介
してCPU903に転送される。I/Oコントローラ9
02はCPU903の制御のもとに入力座標データや後
述の座標補正用パラメータの転送を行う。
【0092】CPU903には、バス906を介して、
I/Oコントローラ902、RAM904、マスクRO
M905、VRAM907及びフラッシュROM911
が接続されている。
【0093】CPU903は、マスクROM905に格
納された制御プログラムを実行することにより、座標入
力装置全体の制御を行うとともに、図8中の切替手段8
02、パラメータ算出手段807、及び入力座標補正手
段809の役割を果たす。すなわち、マスクROM90
5に格納された制御プログラムには、CPU903が切
替手段802、パラメータ算出手段807、及び入力座
標補正手段809として実行する後述の処理のためのプ
ログラムが含まれる。マスクROM905は、本発明に
係る座標補正処理を行うための制御プログラムを格納し
たコンピュータにより読み取り可能な記録媒体の実施形
態に相当する。
【0094】また、RAM904は、図8中の第1から
第4の座標保持手段803〜806の役割を果たす。す
なわち、RAM904内で、前述した第1から第4の基
準点に一対一に対応して座標データを保持するための複
数アドレスからなる第1から第4の座標保持エリアが設
定されている。
【0095】また、VRAM907には、CPU903
が入力座標を補正した補正後の座標データを含む表示デ
ータ(画像データ)が書き込まれ、このデータがディス
プレイコントローラ908を介して液晶ディスプレイ9
09に表示出力される。すなわち、VRAM907、デ
ィスプレイコントローラ908、及び液晶ディスプレイ
909により図8中の座標出力手段810が構成され
る。なお、座標入力部901の座標入力面は透明に構成
され、その下に液晶ディスプレイ909が配置され、座
標入力面を透かして液晶ディスプレイ909の表示を見
ることができるようになっている。
【0096】また、フラッシュROM911は、図8中
のパラメータ保持手段808の役割を果たす。フラッシ
ュROM911には、ROMライター910が接続され
ており、CPU903が算出した座標補正用パラメータ
をバス906とI/Oコントローラ902を介してRO
Mライター910に転送し、ROMライター910がそ
の座標補正用パラメータをフラッシュROM911に書
き込むようになっている。
【0097】次に、CPU903が行う切替手段80
2、パラメータ算出手段807、入力座標補正手段80
9としての処理動作を図10のフローチャートにより説
明する。なお、図10のフローチャートに対応した処理
手順の制御プログラムがマスクROM905に格納さ
れ、CPU903により実行される。
【0098】また、本実施形態3では、座標補正用パラ
メータの算出を行うために、本装置の操作者に、座標入
力装置1の座標入力面上に設定した位置が異なる第1か
ら第4の基準点を指示させることにより、4つの座標を
入力させる。
【0099】このために、図7に示すように、座標入力
装置の座標入力面702に、上記の位置が異なる第1か
ら第4の基準点を示す第1から第4の基準点マーク70
3〜706を予め表示しておき、これらを例えばペン状
の座標入力用指示具により指示(接触)させる。このマ
ーク703〜706の位置、すなわち上記第1から第4
の基準点の位置は、その座標のそれぞれが後述のパラメ
ータ算出において基準となる座標となるので、計算途中
の丸め誤差が大きくならないように、適当な間隔をあけ
て設定しておくことが望ましい。ここでは計算を簡単に
するために、基準点マーク703〜706の位置の座標
を、2つのX座標と2つのY座標の組合せで表現される
4つの座標、(X0,Y0),(X1,Y0),(X0
1),(X 1,Y1)を用いる。なお、このマーク70
3〜706の表示は液晶ディスプレイ909により行
う。
【0100】図10の処理では、まずステップS100
1で、ユーザに座標入力手段801の座標入力面から第
1〜第4の座標入力を行なわせる。次に、ステップS1
002に移行するが、ステップS1002,S100
3,S1004の処理は切替手段802としての処理で
ある。
【0101】ステップS1002では、座標補正用パラ
メータの算出が終了しているか否か、すなわちパラメー
タ保持手段808(フラッシュROM911)に座標補
正用パラメータが既に書き込まれ保持されているか否か
を判断し、保持されていない場合はステップS1003
に移行する。この場合、ステップS1001での座標入
力が座標補正用パラメータ算出のための第1〜第4の基
準点のいずれかに対する座標入力であると見なしてステ
ップS1003以下の処理を行う。
【0102】ステップS1003では、ステップS10
01で入力された座標(x,y)が基準点マーク703
〜706で示される第1から第4の基準点のいずれに対
応するか判別し、その入力座標(x,y)のデータを、
先述したRAM904内の第1〜第4の座標保持エリア
の内で、前記判別の結果として該当する基準点に対応す
る1エリアに格納する。例えば入力座標が第1の基準点
に対応すると判別したら、第1の基準点に対応する第1
の座標保持エリアに入力座標のデータを格納する。
【0103】なお、前記の判別は、入力座標(x,y)
と第1から第4の基準点の本来の座標(X0,Y0),
(X1,Y0),(X0,Y1),(X1,Y1)のそれぞれ
との距離を計算し、それぞれの距離を比較し、最短距離
の基準点に入力座標が対応していると判断する。
【0104】また、この際、液晶ディスプレイ909
は、対応する基準点が入力されると、基準点が分かるよ
うに表示されている基準マーク703〜706を順次消
していくようにを制御されるようにしてもよい。そうす
ることで、ユーザは、4点のうちどの基準点が入力済み
かどうか分かりやすくなる。
【0105】次に、ステップS1004では、4つの基
準点マーク703〜706に対する座標入力がすべて終
了し、RAM904内の第1〜第4の座標保持エリアへ
の入力座標の格納が全て終了したか否かを判断し、終了
していなければステップS1001へ戻ってステップS
1001〜S1004の処理を繰り返すが、終了してい
ればステップS1005に進む。
【0106】なお、ここでは、4つの基準点マーク70
3〜706に対する入力座標をそれぞれ(xnw
nw),(xne,yne),(xsw,ysw),(xse,y
se)とする。各変数の添字はnwは北西、neは北東、
swは南西、seは南東を意味する。すなわち、座標入
力装置の座標入力面の中心から上方向を北の方角とみな
したときの基準点の存在する方向を表している。
【0107】ステップS1005では、パラメータ算出
手段807としての処理を行う。すなわち、上記のよう
に入力されRAM904内の第1〜第4の座標保持エリ
アに格納された4つの座標(xnw,ynw),(xne,y
ne),(xsw,ysw),(x se,yse)をもとに連立化
された方程式を解くことにより、入力座標を補正するた
めのパラメータを算出する。
【0108】ここでは、4つの座標をもとに連立化され
た方程式として以下の式を実施する。基本となる座標補
正のための補正式は、補正後の座標を(X,Y)とする
と、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h (a,b,c,d,e,f,g,hは定数)という2次
の項(xy)を含む非線形変換の式で、これに上記4つ
の基準点の入力座標を適用して、
【0109】
【外12】 という連立方程式を立てる。この式を解くと、
【0110】
【外13】 (A(),B(),C(),D(),E(),F(),
G(),H()は関数)という関数によって表される。
ステップS1005では、これらの関数にそれぞれ具体
的な座標値を代入することによって座標補正用パラメー
タa,b,c,d,e,f,g,hを求める。
【0111】実際に連立方程式を解く過程を説明する。
最初に、
【0112】
【外14】 とする。つぎに、
【0113】
【外15】 とする。さらに、
【0114】
【外16】 とする。ここでもし、xe=xwまたはyn=ysである
と、mは0またはほとんど0に限りなく近い値になるた
め、mで割ることはできない。
【0115】このような状況は、非線形成分がほとんど
見られない場合に起こる。したがって、xe=xwまたは
n=ysである場合は、
【0116】
【外17】 また、xe≠xwかつyn≠ysである場合は、
【0117】
【外18】 で求めることができる。
【0118】実際に求めてみると、a,b,c,e,
f,gの値は小さく、しかも精度を要求されるので、C
PU33の計算上では実数を用いるか、高速化のために
途中の計算を32ビットの整数演算で行なう場合は、
a,b,c,e,f,gは約10000倍の値として保
持し、補正時に同じ値で割ることが現実的である。
【0119】次に、ステップS1006では、算出され
た座標補正用パラメータをROMライター910に送出
し、フラッシュROM911に書き込ませ、保持させ
る。ステップS1006の処理が終了したらステップS
1001に戻る。
【0120】一方、ステップS1002において、座標
補正用パラメータの算出が終了している、すなわちパラ
メータ保持手段1008としてのフラッシュROM91
1に座標補正用パラメータが既に書き込まれ保持されて
いると判断した場合はステップS1007に移行する。
この場合、ステップS1001での座標入力は、座標補
正用パラメータ算出のための入力でなく、通常の操作な
どを行なうための座標入力であると見なしてステップS
1007以下の処理を行う。
【0121】ステップS1007,S1008では入力
座標補正手段809としての処理を行う。すなわち、ま
ずステップS1007では、フラッシュROM911か
ら座標補正用パラメータa,b,c,d,e,f,g,
hを読み込む。
【0122】次にステップS1008では、上記の読み
込んだパラメータを用いて、入力座標の補正を行う。こ
こでは、入力座標(x,y)と読み込んだパラメータa
〜hの値を前述の基本となる補正式 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h に代入して補正された座標(X,Y)を求める。
【0123】次にステップS1009では、補正された
座標(X,Y)のデータを表示データとしてVRAM9
07に書き込み、ディスプレイコントローラ908を介
して液晶ディスプレイ909に表示出力させる。そして
処理を終了する。
【0124】以上の流れの処理動作を行うことにより、
座標補正用パラメータを算出して保持すると共に、その
パラメータを用いて入力座標の補正を行い、座標入力装
置の機能を果たすことができる。
【0125】ここで、座標補正用パラメータの算出のた
めに本装置の操作者が行う作業は、本装置の座標入力面
702に表示される4つの基準点マーク703〜706
のそれぞれを例えばペン状の座標入力用指示具で指示
(接触)するだけであって極めて簡単であり、この簡単
な座標入力に基づいて、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h という2次の項(xy)を含む非線形変換の補正式の係
数としての座標補正用パラメータa,b,c,d,e,
f,g,hを算出することができる。
【0126】そして、この非線形変換の補正式で入力座
標の補正を行うので、座標入力手段801の部品の品質
などによって座標検出に関わる電気的特性が線形でなく
ても、それに対応して適正に補正を行うことができ、座
標入力を高精度に行うことができる。また、座標入力手
段801の座標検出に関わる電気的特性が線形でなくて
もよいので、装置の製造コストを低減できる。
【0127】(実施形態4)上述のような実施形態1乃
至3に係る座標入力装置は、PDA(Personal Digital
Assistant)やノートパソコンなどの携帯型情報処理装
置などに用いることができる。
【0128】図11に、携帯型情報処理装置の一形態を
示す。
【0129】図11の携帯型情報処理装置1101は、
座標入力部を兼ねた液晶ディスプレイなどの表示部11
02、外部装置とのインターフェース(IrDAなどの
無線通信インターフェースや、RS−422などの有線
通信インターフェース)1103及び1104、座標入
力用指示ペン1106、座標入力用指示ペンを本体に格
納することのできる格納部1105、方向キーや決定ボ
タンなどとして使用されるボタン1107乃至110
9、フラッシュメモリやフロッピーディスクなどの記憶
媒体を供給することが可能な記憶媒体スロット1110
などで構成される。
【0130】携帯型情報処理装置1101の表示部11
02に、図7に示すような基準点マークを表示し、座標
入力用指示ペン1106でその基準点マークを指示させ
ることにより、実施形態1乃至3に示した処理を行なう
ことができる。
【0131】実施形態1乃至3で記載した各フローチャ
ートに対応するプログラムは、携帯型情報処理装置11
01に内蔵した記憶媒体に予め格納しておいてもよい
し、記憶媒体スロット1110に該プログラムを格納し
た記憶媒体を装着することにより該プログラムを実行可
能なようにしてもよい。また、インターフェース110
3(1104)を通じて外部装置からプログラムが供給
され、そのプログラムを実行可能なようにしてもよい。
この場合、供給されたプログラム自体が前述の実施形態
を構成することになるので、そのプログラムを送出して
きた外部装置(送出装置)は本発明を構成することにな
る。
【0132】また、携帯型情報処理装置1101は、外
部装置とのインターフェース1103や1104を用い
て、外部装置と接続することが可能である。図12に外
部装置との接続の一実施形態を示す。
【0133】図12において、携帯型情報処理装置11
01は、無線もしくは有線ネットワーク1204を通じ
て、パソコンなどの情報処理装置1202や1203に
接続することが可能である。
【0134】また、この情報処理装置1202(120
3)が、座標補正用パラメータ算出装置として使用され
るようにしてもよい。その場合、情報処理装置1202
は、携帯型情報処理装置1101から入力された座標を
ネットワークなどを通じて受信し、座標補正用パラメー
タを算出して、再びネットワーク等を通じて、携帯型情
報処理装置1101内のフラッシュROM(不図示)な
どに格納させるようにできる。また、情報処理装置12
02が算出した座標補正用パラメータをフラッシュメモ
リなどの記憶媒体に格納させ、その記憶媒体を記憶媒体
スロット1110に装着させることにより、携帯型情報
処理装置1101に座標補正用パラメータを供給するよ
うにしてもよい。
【0135】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、座標補正装置、その座標補正方法、及びその
座標補正処理のための制御プログラムを格納したコンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体において、入力さ
れた座標を補正するためのパラメータとして二次の非線
形変換の係数を保持しておき、このパラメータを用い
て、二次の非線形変換により、入力された座標を補正す
るようにしたので、座標入力装置の座標入力部の部材の
品質などによって座標検出特性が線形でない場合でも、
これに対応して入力座標を適正に補正することができ、
高精度に座標入力を行うことができる。
【0136】また、本発明によれば、座標入力装置の座
標検出に関わる電気的な特性が線形でなくても高精度に
入力座標の補正を行うための座標補正用パラメータの算
出を簡単、安価な構成で行うことができ、これにより算
出した座標補正用パラメータを用いて入力座標の補正を
行う座標入力装置の製造コストを低減できる。
【0137】また、本発明によれば、座標入力面に設定
された4つの基準点を指示するだけの簡単な座標入力に
基づいて、非線形変換の補正式の係数としての座標補正
用パラメータを算出することができる。
【0138】また、算出した座標補正用パラメータを用
いて非線形変換の補正式で入力座標の補正を行うことに
より、座標入力部の座標検出に関わる電気的特性が線形
でなくても、ユーザからの入力に対応して適正に補正を
行い、座標入力を高精度に行うことができる。さらに装
置の製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態1の基本的な構成を示すブロック図
である。
【図2】本実施形態1の座標補正処理の手順を示すフロ
ーチャート図である。
【図3】本実施形態1の具体的なハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図4】本実施形態2の基本的な構成を示すブロック図
である。
【図5】本実施形態2の具体的なハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図6】本実施形態2の座標補正処理の手順を示すフロ
ーチャート図である。
【図7】本実施形態2及び3における、座標入力面に基
準点マークが表示されている様子を示す図である。
【図8】本実施形態3の基本的な構成を示すブロック図
である。
【図9】本実施形態3の具体的なハードウェア構成を示
すブロック図である。
【図10】本実施形態3の座標補正処理の手順を示すフ
ローチャート図である。
【図11】本実施形態を実現可能な携帯型情報処理装置
の一形態を示す図である。
【図12】本実施形態を実現可能な携帯型情報処理装置
がネットワークを通じて外部装置と接続可能なことを示
す図である。
【符号の説明】
101座標入力手段 102 パラメータ保持手段 103 入力座標補正手段 104 座標出力手段 301 座標入力部 302 I/Oコントローラ 303 CPU 304 RAM 305 ROM 306 バス 307 VRAM 308 ディスプレイコントローラ 309 液晶ディスプレイ 401 座標入力装置 402 入力座標判別格納手段 403〜406 第1から第4の座標保持手段 407 パラメータ算出手段 408 パラメータ出力手段 502 I/Oコントローラ 503 CPU 504 RAM 505 ROM 506 バス 507 ROMライター 702 座標入力面 703〜706 第1から第4の基準点マーク 801 座標入力手段 802 切替手段 803〜806 第1〜第4の座標保持手段 807 パラメータ算出手段 808 パラメータ保持手段 809 入力座標補正手段 810 座標出力手段 901 座標入力部 902 I/Oコントローラ 903 CPU 904 RAM 905 マスクROM 906 バス 907 VRAM 908 ディスプレイコントローラ 909 液晶ディスプレイ 910 ROMライター 911 フラッシュROM 1101 携帯型情報処理装置 1102 座標入力部を兼ねた液晶ディスプレイなどの
表示部 1103、1104 通信インターフェース 1105 格納部 1106 座標入力用指示ペン 1107〜1109 ボタン 1202、1203 情報処理装置
フロントページの続き (54)【発明の名称】 座標補正装置、座標補正用パラメータ算出装置、座標補正方法、座標補正用パラメータ算出方 法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体、及び座標補正用パラメータ算出プログラ ムを格納した記憶媒体

Claims (61)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標入力手段から、該座標入力手段の有
    する座標入力面上で任意に指示された位置の座標を受け
    取る座標受取手段と、前記座標受取手段により受け取っ
    た座標を補正するための座標補正用パラメータとして2
    次の非線形変換の係数を保持するパラメータ保持手段
    と、前記パラメータ保持手段に保持された前記座標補正
    用パラメータを用いて、2次の非線形変換により、前記
    座標受取手段により受け取った座標を補正する座標補正
    手段とを有することを特徴とする座標補正装置。
  2. 【請求項2】 前記パラメータ保持手段は、前記座標補
    正用パラメータとして、a,b,c,d,e,f,g,
    hを保持し、前記座標補正手段は、前記座標受取手段で
    受け取った座標を(x,y)、補正後の座標を(X,
    Y)とすると、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h という2次の非線形変換により、前記座標受取手段によ
    り受け取った座標を補正することを特徴とする請求項1
    に記載の座標補正装置。
  3. 【請求項3】 前記座標補正装置は、前記座標入力手段
    を有することを特徴とする請求項1に記載の座標補正装
    置。
  4. 【請求項4】 前記座標補正装置は、更に、前記座標補
    正手段により補正された座標を出力する座標出力手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載の座標補正装
    置。
  5. 【請求項5】 非線形変換用の座標補正用パラメータを
    算出し、前記パラメータ保持手段に該座標補正用パラメ
    ータを保持させる、パラメータ算出手段を更に有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の座標補正装置。
  6. 【請求項6】 前記パラメータ算出手段は、前記座標入
    力面上に設けられた複数の基準点に対して指示された位
    置の座標に基づいて前記座標補正用パラメータを算出す
    ることを特徴とする請求項5に記載の座標補正装置。
  7. 【請求項7】 前記パラメータ算出手段は、更に、前記
    指示された位置の座標が、前記複数の基準点のうちのい
    ずれに対して指示された座標か判断する判断手段を有す
    ることを特徴とする請求項6に記載の座標補正装置。
  8. 【請求項8】 前記パラメータ算出手段は、前記複数の
    基準点に対して指示された座標をもとに連立化された方
    程式を解くことにより、前記座標補正用パラメータを算
    出することを特徴とする請求項6に記載の座標補正装
    置。
  9. 【請求項9】 前記複数の基準点は、液晶ディスプレイ
    により表示することを特徴とする請求項6に記載の座標
    補正装置。
  10. 【請求項10】 前記座標入力面上の座標系をxy直交
    座標系で表される座標系とすると、所定の2つのx座標
    と2つのy座標との組合せで表現される4つの座標を前
    記複数の基準点として用いることを特徴とする請求項6
    に記載の座標補正装置。
  11. 【請求項11】 前記パラメータ算出手段は、前記4つ
    の基準点の座標を (X0,Y0), (X1,Y0), (X0,Y1), (X1,Y1) とし、それぞれに対して指示された位置の座標を (xnw,ynw), (xne,yne), (xsw,ysw), (xse,yse) とすると、 X0 = axnwynw + bxnw + cynw + d Y0 = exnwynw + fxnw + gynw + h X1 = axneyne + bxne + cyne + d Y0 = exneyne + fxne + gyne + h X0 = axswysw + bxsw + cysw + d Y1 = exswysw + fxsw + gysw + h X1 = axseyse + bxse + cyse + d Y1 = exseyse + fxse + gyse + h を解くことにより、座標補正用パラメータa, b, c, d,
    e, f, g, hを算出して、該座標補正用パラメータを前記
    パラメータ保持手段に保持させ、前記座標補正手段は、
    前記座標受取手段で受け取った座標を(x,y)、補正
    後の座標を(X,Y)とすると、 X = axy + bx + cy + d Y = exy + fx + gy + h という2次の非線形変換により、前記座標受取手段によ
    り受け取った座標を補正することを特徴とする請求項1
    0に記載の座標補正装置。
  12. 【請求項12】 前記座標補正装置は、更に、前記座標
    受取手段が指示された座標を受け取ったときに、前記パ
    ラメータ保持手段に座標補正用パラメータが保持されて
    いる場合は、前記座標補正手段により座標を補正させ、
    前記パラメータ保持手段に座標補正用パラメータが保持
    されていない場合は、前記パラメータ算出手段に座標補
    正用パラメータの算出を行なわせるように切り替える切
    替手段を有することを特徴とする請求項5に記載の座標
    補正装置。
  13. 【請求項13】 前記座標補正装置は、携帯型情報処理
    装置であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれ
    かに記載の座標補正装置。
  14. 【請求項14】 前記座標補正装置は、ネットワークに
    接続できることを特徴とする請求項1乃至13のいずれ
    かに記載の座標補正装置。
  15. 【請求項15】 座標入力装置が有する座標入力面上で
    任意に指示された位置の座標を非線形変換により補正す
    るための座標補正用パラメータを算出する座標補正用パ
    ラメータ算出装置であって、前記座標入力面上に設けら
    れた位置が異なる複数の基準点に対して指示された位置
    の座標を、前記座標入力装置から受け取る座標受取手段
    と、前記座標受取手段で受け取った座標を座標補正用の
    非線形方程式に当てはめることにより連立された方程式
    を解くことによって、該座標補正用の非線形方程式の座
    標補正用パラメータを算出するパラメータ算出手段とを
    有することを特徴とする座標補正用パラメータ算出装
    置。
  16. 【請求項16】 更に、前記パラメータ算出手段により
    算出された座標補正用パラメータを外部に出力するパラ
    メータ出力手段を有することを特徴とする請求項15に
    記載の座標補正用パラメータ算出装置。
  17. 【請求項17】 前記パラメータ出力手段は、前記パラ
    メータ算出手段により算出された座標補正用パラメータ
    を記憶媒体に書き込む書込み装置であることを特徴とす
    る請求項16に記載の座標補正用パラメータ算出装置。
  18. 【請求項18】 前記パラメータ出力手段は、前記パラ
    メータ算出手段により算出された座標補正用パラメータ
    をROMに書き込むROMライターであることを特徴と
    する請求項17に記載の座標補正用パラメータ算出装
    置。
  19. 【請求項19】 前記パラメータ算出手段は、更に、前
    記指示された位置の座標が、前記複数の基準点のうちの
    いずれに対して指示された座標か判断する判断手段を有
    することを特徴とする請求項15に記載の座標補正用パ
    ラメータ算出装置。
  20. 【請求項20】 前記座標入力面上の座標系をxy直交
    座標系で表される座標系とすると、所定の2つのx座標
    と2つのy座標との組合せで表現される4つの座標を前
    記複数の基準点として用いることを特徴とする請求項1
    5に記載の座標補正用パラメータ算出装置。
  21. 【請求項21】 前記座標補正用の非線形方程式が、前
    記座標受取手段で受け取った座標を(x,y)、補正後
    の座標を(X,Y)として、 X = axy + bx + cy + d Y = exy + fx + gy + h という2次の非線形方程式であらわされるとすると、前
    記パラメータ算出手段は、前記4つの基準点の座標を (X0,Y0), (X1,Y0), (X0,Y1), (X1,Y1) とし、それぞれに対して指示された位置の座標を (xnw,ynw), (xne,yne), (xsw,ysw), (xse,yse) とすると、 X0 = axnwynw + bxnw + cynw + d Y0 = exnwynw + fxnw + gynw + h X1 = axneyne + bxne + cyne + d Y0 = exneyne + fxne + gyne + h X0 = axswysw + bxsw + cysw + d Y1 = exswysw + fxsw + gysw + h X1 = axseyse + bxse + cyse + d Y1 = exseyse + fxse + gyse + h を解くことにより、座標補正用パラメータa, b, c, d,
    e, f, g, hを算出することを特徴とする請求項20に記
    載の座標補正用パラメータ算出装置。
  22. 【請求項22】 座標補正用パラメータとして2次の非
    線形変換の係数を保持するパラメータ保持手段を有する
    座標補正装置を制御する座標補正方法であって、座標入
    力面上で任意に指示された位置の座標を受け取る座標受
    取ステップと、前記パラメータ保持手段に保持された前
    記座標補正用パラメータを用いて、2次の非線形変換に
    より、前記座標受取ステップで受け取った座標を補正す
    る座標補正ステップとを備えることを特徴とする座標補
    正方法。
  23. 【請求項23】 前記パラメータ保持手段には、前記座
    標補正用パラメータとして、 a,b,c,d,e,f,g,h を保持させ、前記座標補正ステップでは、前記座標受取
    ステップで受け取った座標を(x,y)、補正後の座標
    を(X,Y)とすると、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h という2次の非線形変換により、前記座標受取ステップ
    で受け取った座標を補正することを特徴とする請求項2
    2に記載の座標補正方法。
  24. 【請求項24】 前記座標補正方法は、更に、前記座標
    入力面上の座標を指示する指示ステップを備えることを
    特徴とする請求項22に記載の座標補正方法。
  25. 【請求項25】 前記座標補正方法は、更に、前記座標
    補正ステップで補正された座標を出力する座標出力ステ
    ップを備えることを特徴とする請求項22に記載の座標
    補正方法。
  26. 【請求項26】 非線形変換用の座標補正用パラメータ
    を算出し、前記パラメータ保持手段に該座標補正用パラ
    メータを保持させる、パラメータ算出ステップを更に備
    えることを特徴とする請求項22に記載の座標補正方
    法。
  27. 【請求項27】 前記パラメータ算出ステップでは、前
    記座標入力面上に設けられた複数の基準点に対して指示
    された位置の座標に基づいて前記座標補正用パラメータ
    を算出することを特徴とする請求項26に記載の座標補
    正方法。
  28. 【請求項28】 前記パラメータ算出ステップでは、更
    に、前記指示された位置の座標が、前記複数の基準点の
    うちのいずれに対して指示された座標か判断する判断ス
    テップを備えることを特徴とする請求項27に記載の座
    標補正方法。
  29. 【請求項29】 前記パラメータ算出ステップでは、前
    記複数の基準点に対して指示された座標をもとに連立化
    された方程式を解くことにより、前記座標補正用パラメ
    ータを算出することを特徴とする請求項27に記載の座
    標補正方法。
  30. 【請求項30】 前記複数の基準点は、液晶ディスプレ
    イにより表示させることを特徴とする請求項27に記載
    の座標補正方法。
  31. 【請求項31】 前記座標入力面上の座標系をxy直交
    座標系で表される座標系とすると、所定の2つのx座標
    と2つのy座標との組合せで表現される4つの座標を前
    記複数の基準点として用いることを特徴とする請求項2
    7に記載の座標補正方法。
  32. 【請求項32】 前記パラメータ算出ステップでは、前
    記4つの基準点の座標を (X0,Y0), (X1,Y0), (X0,Y1), (X1,Y1) とし、それぞれに対して指示された位置の座標を (xnw,ynw), (xne,yne), (xsw,ysw), (xse,yse) とすると、 X0 = axnwynw + bxnw + cynw + d Y0 = exnwynw + fxnw + gynw + h X1 = axneyne + bxne + cyne + d Y0 = exneyne + fxne + gyne + h X0 = axswysw + bxsw + cysw + d Y1 = exswysw + fxsw + gysw + h X1 = axseyse + bxse + cyse + d Y1 = exseyse + fxse + gyse + h を解くことにより、座標補正用パラメータa, b, c, d,
    e, f, g, hを算出して、該座標補正用パラメータを前記
    パラメータ保持手段に保持させ、前記座標補正ステップ
    では、前記座標受取ステップで受け取った座標を(x,
    y)、補正後の座標を(X,Y)とすると、 X = axy + bx + cy + d Y = exy + fx + gy + h という2次の非線形変換により、前記座標受取ステップ
    で受け取った座標を補正することを特徴とする請求項3
    1に記載の座標補正方法。
  33. 【請求項33】 前記座標補正方法は、更に、前記座標
    受取ステップで指示された座標を受け取ったときに、前
    記パラメータ保持手段に座標補正用パラメータが保持さ
    れている場合は、前記座標補正ステップで座標を補正さ
    せ、前記パラメータ保持手段に座標補正用パラメータが
    保持されていない場合は、前記パラメータ算出ステップ
    で座標補正用パラメータの算出を行なわせるように切り
    替える切替ステップを備えることを特徴とする請求項2
    6に記載の座標補正方法。
  34. 【請求項34】 前記座標補正方法は、携帯型情報処理
    装置を制御する座標補正方法であることを特徴とする請
    求項22乃至33のいずれかに記載の座標補正方法。
  35. 【請求項35】 座標入力装置が有する座標入力面上で
    任意に指示された位置の座標を非線形変換により補正す
    るための座標補正用パラメータを算出する座標補正用パ
    ラメータ算出方法であって、前記座標入力面上に設けら
    れた位置が異なる複数の基準点に対して指示された位置
    の座標を、前記座標入力装置から受け取る座標受取ステ
    ップと、前記座標受取ステップで受け取った座標を座標
    補正用の非線形方程式に当てはめることにより連立され
    た方程式を解くことによって、該座標補正用の非線形方
    程式の座標補正用パラメータを算出するパラメータ算出
    ステップとを備えることを特徴とする座標補正用パラメ
    ータ算出方法。
  36. 【請求項36】 更に、前記パラメータ算出ステップで
    算出された座標補正用パラメータを外部に出力するパラ
    メータ出力ステップを備えることを特徴とする請求項3
    5に記載の座標補正用パラメータ算出方法。
  37. 【請求項37】 前記パラメータ出力ステップでは、前
    記パラメータ算出ステップで算出された座標補正用パラ
    メータを記憶媒体に書き込むことを特徴とする請求項3
    6に記載の座標補正用パラメータ算出方法。
  38. 【請求項38】 前記パラメータ出力ステップでは、前
    記パラメータ算出ステップで算出された座標補正用パラ
    メータをROMに書き込むことを特徴とする請求項37
    に記載の座標補正用パラメータ算出方法。
  39. 【請求項39】 前記パラメータ算出ステップでは、更
    に、前記指示された位置の座標が、前記複数の基準点の
    うちのいずれに対して指示された座標か判断する判断ス
    テップを備えることを特徴とする請求項35に記載の座
    標補正用パラメータ算出方法。
  40. 【請求項40】 前記座標入力面上の座標系をxy直交
    座標系で表される座標系とすると、所定の2つのx座標
    と2つのy座標との組合せで表現される4つの座標を前
    記複数の基準点として用いることを特徴とする請求項3
    5に記載の座標補正用パラメータ算出方法。
  41. 【請求項41】 前記座標補正用の非線形方程式が、前
    記座標受取ステップで受け取った座標を(x,y)、補
    正後の座標を(X,Y)として、 X = axy + bx + cy + d Y = exy + fx + gy + h という2次の非線形方程式であらわされるとすると、前
    記パラメータ算出ステップでは、前記4つの基準点の座
    標を (X0,Y0), (X1,Y0), (X0,Y1), (X1,Y1) とし、それぞれに対して指示された位置の座標を (xnw,ynw), (xne,yne), (xsw,ysw), (xse,yse) とすると、 X0 = axnwynw + bxnw + cynw + d Y0 = exnwynw + fxnw + gynw + h X1 = axneyne + bxne + cyne + d Y0 = exneyne + fxne + gyne + h X0 = axswysw + bxsw + cysw + d Y1 = exswysw + fxsw + gysw + h X1 = axseyse + bxse + cyse + d Y1 = exseyse + fxse + gyse + h を解くことにより、座標補正用パラメータa, b, c, d,
    e, f, g, hを算出することを特徴とする請求項40に記
    載の座標補正用パラメータ算出方法。
  42. 【請求項42】 座標補正用パラメータとして2次の非
    線形変換の係数を保持するパラメータ保持手段を有する
    座標補正装置を制御する座標補正制御プログラムを格納
    した記憶媒体であって、座標入力面上で任意に指示され
    た位置の座標を受け取らせる座標受取ステップと、前記
    パラメータ保持手段に保持された前記座標補正用パラメ
    ータを用いて、2次の非線形変換により、前記座標受取
    ステップで受け取った座標を補正させる座標補正ステッ
    プとを備えることを特徴とするコンピュータ読み出し可
    能な座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体。
  43. 【請求項43】 前記パラメータ保持手段には、前記座
    標補正用パラメータとして、 a,b,c,d,e,f,g,h を保持させ、前記座標補正ステップでは、前記座標受取
    ステップで受け取った座標を(x,y)、補正後の座標
    を(X,Y)とすると、 X=axy+bx+cy+d Y=exy+fx+gy+h という2次の非線形変換により、前記座標受取ステップ
    で受け取った座標を補正させることを特徴とする請求項
    42に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正制御
    プログラムを格納した記憶媒体。
  44. 【請求項44】 更に、前記座標入力面上の座標を指示
    させる指示ステップを備えることを特徴とする請求項4
    2に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正制御プ
    ログラムを格納した記憶媒体。
  45. 【請求項45】 更に、前記座標補正ステップで補正さ
    れた座標を出力する座標出力ステップを備えることを特
    徴とする請求項42に記載のコンピュータ読み出し可能
    な座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体。
  46. 【請求項46】 非線形変換用の座標補正用パラメータ
    を算出させ、前記パラメータ保持手段に該座標補正用パ
    ラメータを保持させる、パラメータ算出ステップを更に
    備えることを特徴とする請求項42に記載のコンピュー
    タ読み出し可能な座標補正制御プログラムを格納した記
    憶媒体。
  47. 【請求項47】 前記パラメータ算出ステップでは、前
    記座標入力面上に設けられた複数の基準点に対して指示
    された位置の座標に基づいて前記座標補正用パラメータ
    を算出させることを特徴とする請求項46に記載のコン
    ピュータ読み出し可能な座標補正制御プログラムを格納
    した記憶媒体。
  48. 【請求項48】 前記パラメータ算出ステップでは、更
    に、前記指示された位置の座標が、前記複数の基準点の
    うちのいずれに対して指示された座標か判断させる判断
    ステップを備えることを特徴とする請求項47に記載の
    コンピュータ読み出し可能な座標補正制御プログラムを
    格納した記憶媒体。
  49. 【請求項49】 前記パラメータ算出ステップでは、前
    記複数の基準点に対して指示された座標をもとに連立化
    された方程式を解くことにより、前記座標補正用パラメ
    ータを算出させることを特徴とする請求項47に記載の
    コンピュータ読み出し可能な座標補正制御プログラムを
    格納した記憶媒体。
  50. 【請求項50】 前記複数の基準点は、液晶ディスプレ
    イにより表示させることを特徴とする請求項47に記載
    のコンピュータ読み出し可能な座標補正制御プログラム
    を格納した記憶媒体。
  51. 【請求項51】 前記座標入力面上の座標系をxy直交
    座標系で表される座標系とすると、所定の2つのx座標
    と2つのy座標との組合せで表現される4つの座標を前
    記複数の基準点として用いることを特徴とする請求項4
    7に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正制御プ
    ログラムを格納した記憶媒体。
  52. 【請求項52】 前記パラメータ算出ステップでは、前
    記4つの基準点の座標を (X0,Y0), (X1,Y0), (X0,Y1), (X1,Y1) とし、それぞれに対して指示された位置の座標を (xnw,ynw), (xne,yne), (xsw,ysw), (xse,yse) とすると、 X0 = axnwynw + bxnw + cynw + d Y0 = exnwynw + fxnw + gynw + h X1 = axneyne + bxne + cyne + d Y0 = exneyne + fxne + gyne + h X0 = axswysw + bxsw + cysw + d Y1 = exswysw + fxsw + gysw + h X1 = axseyse + bxse + cyse + d Y1 = exseyse + fxse + gyse + h を解くことにより、座標補正用パラメータa, b, c, d,
    e, f, g, hを算出させて、該座標補正用パラメータを前
    記パラメータ保持手段に保持させ、前記座標補正ステッ
    プでは、前記座標受取ステップで受け取らせた座標を
    (x,y)、補正後の座標を(X,Y)とすると、 X = axy + bx + cy + d Y = exy + fx + gy + h という2次の非線形変換により、前記座標受取ステップ
    で受け取らせた座標を補正させることを特徴とする請求
    項51に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正制
    御プログラムを格納した記憶媒体。
  53. 【請求項53】 更に、前記座標受取ステップで指示さ
    れた座標を受け取らせたときに、前記パラメータ保持手
    段に座標補正用パラメータが保持されている場合は、前
    記座標補正ステップで座標を補正させ、前記パラメータ
    保持手段に座標補正用パラメータが保持されていない場
    合は、前記パラメータ算出ステップで座標補正用パラメ
    ータの算出を行なわせるように切り替えさせる切替ステ
    ップを備えることを特徴とする請求項56に記載のコン
    ピュータ読み出し可能な座標補正制御プログラムを格納
    した記憶媒体。
  54. 【請求項54】 前記座標補正制御プログラムは、携帯
    型情報処理装置を制御する座標補正制御プログラムであ
    ることを特徴とする請求項4乃至53のいずれかに記載
    のコンピュータ読み出し可能な座標補正制御プログラム
    を格納した記憶媒体。
  55. 【請求項55】 座標入力装置が有する座標入力面上で
    任意に指示された位置の座標を非線形変換により補正す
    るための座標補正用パラメータを算出する座標補正用パ
    ラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記座標入力面上に設けられた位置が異なる複数の基準
    点に対して指示された位置の座標を、前記座標入力装置
    から受け取らせる座標受取ステップと、前記座標受取ス
    テップで受け取った座標を座標補正用の非線形方程式に
    当てはめさせることにより連立された方程式を解かせる
    ことによって、該座標補正用の非線形方程式の座標補正
    用パラメータを算出させるパラメータ算出ステップとを
    備えることを特徴とするコンピュータ読み出し可能な座
    標補正用パラメータ算出プログラムを格納した記憶媒
    体。
  56. 【請求項56】 更に、前記パラメータ算出ステップで
    算出された座標補正用パラメータを外部に出力させるパ
    ラメータ出力ステップを備えることを特徴とする請求項
    55に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正用パ
    ラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体。
  57. 【請求項57】 前記パラメータ出力ステップでは、前
    記パラメータ算出ステップで算出された座標補正用パラ
    メータを記憶媒体に書き込ませることを特徴とする請求
    項56に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正用
    パラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体。
  58. 【請求項58】 前記パラメータ出力ステップでは、前
    記パラメータ算出ステップで算出された座標補正用パラ
    メータをROMに書き込ませることを特徴とする請求項
    57に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正用パ
    ラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体。
  59. 【請求項59】 前記パラメータ算出ステップでは、更
    に、前記指示された位置の座標が、前記複数の基準点の
    うちのいずれに対して指示された座標か判断させる判断
    ステップを備えることを特徴とする請求項55に記載の
    コンピュータ読み出し可能な座標補正用パラメータ算出
    プログラムを格納した記憶媒体。
  60. 【請求項60】 前記座標入力面上の座標系をxy直交
    座標系で表される座標系とすると、所定の2つのx座標
    と2つのy座標との組合せで表現される4つの座標を前
    記複数の基準点として用いることを特徴とする請求項5
    5に記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正用パラ
    メータ算出プログラムを格納した記憶媒体。
  61. 【請求項61】 前記座標補正用の非線形方程式が、前
    記座標受取ステップで受け取らせた座標を(x,y)、
    補正後の座標を(X,Y)として、 X = axy + bx + cy + d Y = exy + fx + gy + h という2次の非線形方程式であらわされるとすると、前
    記パラメータ算出ステップでは、前記4つの基準点の座
    標を (X0,Y0), (X1,Y0), (X0,Y1), (X1,Y1) とし、それぞれに対して指示された位置の座標を (xnw,ynw), (xne,yne), (xsw,ysw), (xse,yse) とすると、 X0 = axnwynw + bxnw + cynw + d Y0 = exnwynw + fxnw + gynw + h X1 = axneyne + bxne + cyne + d Y0 = exneyne + fxne + gyne + h X0 = axswysw + bxsw + cysw + d Y1 = exswysw + fxsw + gysw + h X1 = axseyse + bxse + cyse + d Y1 = exseyse + fxse + gyse + h を解くことにより、座標補正用パラメータa, b, c, d,
    e, f, g, hを算出させることを特徴とする請求項60に
    記載のコンピュータ読み出し可能な座標補正用パラメー
    タ算出プログラムを格納した記憶媒体。
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