JP3745000B2 - 画像通信装置及びその制御方法 - Google Patents

画像通信装置及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3745000B2
JP3745000B2 JP01221196A JP1221196A JP3745000B2 JP 3745000 B2 JP3745000 B2 JP 3745000B2 JP 01221196 A JP01221196 A JP 01221196A JP 1221196 A JP1221196 A JP 1221196A JP 3745000 B2 JP3745000 B2 JP 3745000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
control
image
control information
shooting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01221196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08275135A (ja
Inventor
正徳 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP01221196A priority Critical patent/JP3745000B2/ja
Priority to US08/595,654 priority patent/US6320614B1/en
Publication of JPH08275135A publication Critical patent/JPH08275135A/ja
Priority to US09/955,206 priority patent/US6980238B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3745000B2 publication Critical patent/JP3745000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/142Constructional details of the terminal equipment, e.g. arrangements of the camera and the display
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/66Remote control of cameras or camera parts, e.g. by remote control devices
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
    • H04N7/148Interfacing a video terminal to a particular transmission medium, e.g. ISDN

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ISDN(サービス総合デジタル網)等の例えばデジタル回線に接続され、遠隔地間で画像の送受信を行うための画像通信装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像圧縮符号化技術の発達とISDN(サービス総合デジタル網)に代表される高速・高品位なデジタル回線の普及とに伴い、テレビ会議システム等のAV(オーディオ・ビジュアル)サービス用の勧告が規定され、この勧告に従った様々な画像通信システムが開発されてきている。
【0003】
代表的な画像通信システムであるテレビ会議システムの運用形態としては、テレビ会議専用のテレビ会議室を設け、遠隔地のテレビ会議室にいる参加者とテレビ会議システムを介して会議を行うのが一般的である。この会議は、通常、テレビ会議室ごとに複数の参加者が集まり、多人数対多人数で行うことが多い。
【0004】
このように1つのテレビ会議端末の前に複数の参加者がいる場合、相手局側のテレビ会議端末に送信する自局側の参加者の映像を撮影する方法がいくつか考えられている。従来のテレビ会議端末の例としては、参加者撮影用の画像撮影部(例えばビデオカメラ)のズームを広角側にあわせて参加者全員が映るようにする方法や、首振り機構付きの画像撮影部を使用して特定の参加者の方向に前記画像撮影部の撮影方向を向ける方法などがある。
【0005】
ここで、後者の画像撮影部の首振り方法の一例として、テレビ会議の各参加者ごとにマイクを設置して全参加者の音量レベルを調べ、一番音声レベルの大きい参加者の方向に前記画像撮影部の撮影方向を自動的に向ける方法などが提案されている。しかし、多くのテレビ会議システムでは、特定の参加者(以下、操作者という)がテレビ会議システムの操作部を操作することにより、前記画像撮影部の首振り制御を行うという方法が採られている。
【0006】
このようなテレビ会議システムに使用される画像撮影部の中には、前記操作部から与えられる制御情報(コマンド)に応じて、上下左右の首振り制御の他に、ズーミングや焦点合わせ等の制御を行うことができるようになされたものがある。また、撮影対象までの距離を自動的に測定し、該撮影対象に対して焦点を合わせる自動焦点機能付きの画像撮影部もある。さらに、複数の測距点を設けることにより、撮影画面上の任意または特定の被写体に対して焦点を合わせることができるようになされた画像撮影部もある。
【0007】
また、同じコマンド体系をもつ画像撮影部およびテレビ会議システム同士の通信では、自局側のテレビ会議システムの画像撮影部の制御だけでなく、相手局側の画像撮影部の制御をも行うことができるようになされたテレビ会議システムも存在する。このようなテレビ会議システムでは、相手局側のテレビ会議端末に対して前記相手局側の画像撮影部に対する制御情報を送信することにより、前記相手局側の画像撮影部を制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述の操作者が操作部を操作して画像撮影部の制御を行う形態のテレビ会議システムでは、例えば画像撮影部の首振り制御キー(左キー、右キー、上キー、下キー)を押すことにより画像撮影部の向きを制御している。しかしながら、この方法では、自局側のテレビ会議端末の画像撮影部の撮影方向を変える場合、システムによって画像撮影部の首振り方向と首振り制御キーとの対応関係が異なるために、操作が複雑になってしまうという問題があった。
【0009】
例えば、図10に示すように、自局側の画像表示部に自局側の画像を表示するウィンドウ100(以下、自画像表示ウィンドウという)と、相手局側の画像を表示するウィンドウ101(以下、相手画像表示ウィンドウという)とが表示されている場合を考える。この場合に、前記相手画像表示ウィンドウ101の左寄りに表示されている被写体103を前記相手画像表示ウィンドウ101の中央にもってくるためには、相手局側の画像撮影部105(以下、相手画像撮影部という)の撮影方向を矢印107に示す方向に変更する必要がある。この場合、操作者による首振り制御キーの操作は「左キー」を押すことが一般的である。
【0010】
一方、前記自画像表示ウィンドウ100の左寄りに表示されている被写体102を前記自画像表示ウィンドウ100の中央にもってくるためには、自局側の画像撮影部104(以下、自画像撮影部という)の撮影方向を矢印106に示す方向に変更する必要がある。
【0011】
この場合、操作者による首振り制御キーの操作としては、
a)「左キー」を押す。自画像撮影部104から見た首振り方向と一致。
b)「右キー」を押す。被写体102から見た首振り方向と一致。
の2種類の操作が考えられる。システムの設定によってどちらの操作を使用するかを選択することができるようになされたテレビ会議システムもある。
【0012】
このように、従来のテレビ会議システムでは、自画像撮影部104の首振り方向と首振り制御キーとの対応関係が異なるために、操作が複雑になってしまうという問題があった。
【0013】
また、自局側から相手画像撮影部105の制御を行う場合は、自局側のテレビ会議端末の操作部のキー入力に応じて、例えば「左キー」が押されるごとに「相手画像撮影部105の撮影方向を左方向に変更」という内容のコマンドが相手局側のテレビ会議端末に通信回線を介して送信され、そのコマンドにより予め決められた分だけ前記相手画像撮影部105の撮影方向が変更される。そして、その結果として撮影方向の変更途中や変更後における相手画像が通信回線を介して自局側の画像表示部に通知され、これが前記相手画像表示ウィンドウ101に表示される。
【0014】
したがって、自局側のテレビ会議端末において前記相手画像撮影部105を制御する制御キーを押してから、その結果を反映した新しい相手画像が自局側の相手画像表示ウィンドウ101に表示されるまでの間に、制御コマンドおよび画像データの転送や、画像の符号化復号化を行うための遅延時間が生じる。このため、自局側のテレビ会議端末において制御キーを必要以上に押してしまうことが多くなり、前記相手画像撮影部105を望んだ方向に向けるのが困難であった。
【0015】
このような問題は、自局側から前記相手画像撮影部105のズーミング制御を行う場合にも同様に生じる。すなわち、自局側でズーミング制御用のキーを押してからその結果を反映した相手画像が前記相手画像表示ウィンドウ101に表示されるまでに遅延時間があるため、望みのサイズにズーミングすることが困難であるという問題があった。
【0016】
また、1つのテレビ会議室に複数の会議参加者がいる場合において、画像撮影部との距離が各参加者ごとに異なっているときは、従来のテレビ会議システムでは手動で焦点を調節する必要があったため、焦点を合わせるための複雑な操作が必要になってしまうという問題があった。また、自動焦点機能付きの画像撮影部もあるが、撮影画面の中央に位置する参加者に対して自動的に焦点を合わせるようになされていたため、中央に位置する参加者以外の参加者には焦点が合わず、顔の識別が困難になってしまうという問題があった。
【0017】
かかる遅延時間の問題は、前述した種々の制御に限らず、例えば、操作者がポインティングデバイスによって自在に描画を行うような場合においても同様に発生する問題である。
【0018】
本発明は、通信路を介して制御指令(コマンド)を伝送する際に生じる応答の遅れに伴って発生する問題を解決することができる画像通信装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像通信装置は、通信回線を介して送信され通信相手を制御するための制御情報を生成する制御情報生成手段と、前記通信回線の所定の遅延時間後に送信される制御情報によって前記通信相手が不正確に動作することを防止する防止手段と、前記通信相手に送信された制御情報に応じて前記通信相手から制御完了通知を受け取る受信手段と、を有し、上記防止手段は、前記受信手段が前記制御完了通知を受け取るまで、前記制御情報生成手段が別の制御情報を生成するのを防止することを特徴とする。
【0023】
本発明に係る画像通信装置の制御方法は、通信回線を介して送信され通信相手を制御するための制御情報を生成する制御情報生成手段において、前記通信回線の所定の遅延時間後に送信される制御情報によって前記通信相手が不正確に動作することを防止する制御を実行し、当該制御に当たり、前記通信相手に送信された制御情報に応じて前記通信相手から制御完了通知を受け取るまで、別の制御情報を生成するのを防止することを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の要素的特徴を示すブロック図である。
図1において、自局側の画像を撮影する自画像撮影部67と画像表示部68とそれ以外の構成要素51〜66を具備する画像通信装置とにより自局側の画像通信システムが構成されている。前記画像通信装置には、前記構成要素51〜66の他に、後述の図2において説明する種々の構成要素が含まれているが、ここでは図示を省略している。
【0035】
また、相手局側の画像通信システムにおいては、相手局側の画像を撮影する相手画像撮影部69のみを図示し、その他の構成については図示を省略したが、相手局側の画像通信システムも自局側と同様に構成されており、自局側と相手局側とで画像データや種々の制御情報を相互に送受信することにより、例えばテレビ会議を行うことができるようになされている。
【0036】
図1において、51は位置指定部であり、画像表示部68に表示されている画像上の任意の点を指定するものである。また、52は領域指定部であり、画像表示部68に表示されている画像上の任意の領域を指定するものである。これらの位置指定部51および領域指定部52は、自画像撮影部67や相手画像撮影部69の撮影状態(撮影方向、撮影領域、焦点位置など)を変更しようとするときに用いられる。
【0037】
53は制御判定部であり、前記位置指定部51または領域指定部52により点または領域のいずれの指定が行われたかを判定する。また、制御選択部54により特定の種類の制御を行うことが選択されているときは、その選択内容の判別も行う。なお、前記制御選択部54は、撮影方向制御部56、撮影領域制御部59または焦点位置制御部64の中から任意の制御を選択するものである。
【0038】
55は画像撮影部識別部であり、前記位置指定部51や領域指定部52により画像上において点または領域が指定された場合に、その画像を表示している画像表示部に対応する画像撮影部の識別を行う。
【0039】
例えば、画像表示部68に自局側の画像を表示する自画像表示ウィンドウ68aと相手局側の画像を表示する相手画像表示ウィンドウ68bとが表示されている場合に、自画像表示ウィンドウ68aの画像を撮影している自画像撮影部67と相手画像表示ウィンドウ68bの画像を撮影している相手画像撮影部69との識別を行う。すなわち、自画像表示ウィンドウ68aと相手画像表示ウィンドウ68bとの何れの画像上で点または領域が指定されたかを識別する。また、自局側または相手局側に複数の画像表示部がある場合には、それらの画像表示部のうちの何れの画像上で点または領域が指定されたかを識別する。
【0040】
そして、前記制御判定部53の判定結果および画像撮影部識別部55による識別結果に応じて、撮影方向制御部56、撮影領域制御部59、焦点位置制御部64のいずれかの制御が行われ、対応する画像撮影部を制御するための制御情報が計算されるようになっている。
【0041】
撮影方向制御部56では、制御判定部53の判定結果および画像撮影部識別部55の識別結果に応じて、自画像撮影部67または相手画像撮影部69の撮影方向を上下左右に変更するための制御情報を計算する。すなわち、例えば自画像撮影部67に対する制御情報を計算する場合は、まず撮影状態検査部57により前記自画像撮影部67の現在の撮影状態を検査する。
【0042】
そして、撮影方向制御情報計算部58により、前記撮影状態検査部57の検査の結果得られる自画像撮影部67の現在の撮影状態を表す情報に基づいて、前記位置指定部51により指定された点が自画像表示ウィンドウ68aの中心にくるように自画像撮影部67の撮影方向を変更するための制御情報を計算する。なお、この制御情報の計算方法の詳細については後述する。
【0043】
なお、相手画像撮影部69に対する制御情報を計算する場合は、撮影状態検査部57において前記相手画像撮影部69の現在の撮影状態を検査する点で、前記自画像撮影部67に対する制御情報を計算する場合と相違するが、その他の処理については同様である。
【0044】
また、撮影領域制御部59では、制御判定部53の判定結果および画像撮影部識別部55の識別結果に応じて、自画像撮影部67または相手画像撮影部69の撮影領域を制御するための制御情報(ズーミングを行うための制御情報)を計算する。すなわち、例えば自画像撮影部67に対する制御情報を計算する場合は、まず矩形領域生成部60により前記領域指定部52で指定された領域を包含する矩形領域を生成する。
【0045】
そして、この生成した矩形領域の中心点を前記位置指定部51により指定された点と同様とみなし、撮影状態検査部61および撮影方向制御情報計算部62により、前記撮影状態検査部57および撮影方向制御情報計算部58による処理と同様にして、矩形領域の中心点が自画像表示ウィンドウ68aの中心にくるように自画像撮影部67の撮影方向を変更するための制御情報を計算する。また、焦点距離計算部63により、前記矩形領域の大きさが自画像表示ウィンドウ68aの大きさと同じになるように焦点距離を変更するための制御情報を計算する。
【0046】
また、焦点位置制御部64では、制御判定部53の判定結果および画像撮影部識別部55の識別結果に応じて、自画像撮影部67または相手画像撮影部69の焦点位置を制御するための制御情報を計算する。すなわち、例えば自画像撮影部67に対する制御情報を計算する場合は、焦点位置制御情報計算部65により、前記位置指定部51で指定された点に自画像撮影部67の焦点を合わせるための制御情報を計算する。
【0047】
以上のようにして撮影方向制御部56、撮影領域制御部59、焦点位置制御部64により計算された制御情報は、それぞれ制御情報通知部66に与えられる。制御情報通知部66は、前記画像撮影部識別部55による識別結果に応じて、与えられた制御情報を自画像撮影部67または相手画像撮影部69に通知する。なお、相手画像撮影部69への通知は、相手局側の画像通信システムに通信回線(公衆回線、無線回線等)を介して制御情報を送信することによって行う。
【0048】
自画像撮影部67および相手画像撮影部69では、通知された制御情報に従って撮影状態(撮影方向、撮影領域、焦点位置など)の変更処理を実行する。前記画像撮影部67、69には図示しない制御部が含まれ、前記制御情報はこの制御部に通知されるようになっており、撮影状態の変更処理は、この制御情報の通知を受けた制御部によって行われるようになされている。
【0049】
自画像撮影部67により撮影された画像は、自画像表示ウィンドウ68aに表示されるとともに、通信回線を介して相手局側の画像表示部(図示せず)に伝えられて表示される。また、相手画像撮影部69により撮影された画像は、相手局側の画像表示部(図示せず)に表示されるとともに、通信回線を介して相手局側から自局側に伝えられ、相手画像表示ウィンドウ68bに表示される。
【0050】
以上のように、自画像表示ウィンドウ68aまたは相手画像表示ウィンドウ68bに表示されている画像上で任意の点や領域を指定するだけで、その画像を撮影している自画像撮影部67または相手画像撮影部69の撮影状態(撮影方向、撮影領域、焦点位置)の制御を確実に行うことができ、前記各制御を行うための操作が容易になる。
【0051】
また、自局側において相手画像撮影部69の撮影状態を制御する場合でも、ある制御を行うために点や領域を指定してからその結果を反映した新しい相手画像が相手画像表示ウィンドウ68bに表示されるまでにかかる遅延時間による問題は生じない。すなわち、自局側の相手画像表示ウィンドウ68b上において、操作者が最終的に撮影方向、撮影領域、焦点位置等の変更を行おうとする位置や領域を指定すれば、その指定した位置や領域の情報に基づいて相手画像撮影部69の撮影状態が指定した通りに自動的に変更されるので、撮影方向、撮影領域、焦点位置の変更等の各制御を操作者の意図通りに行うことが容易になる。
【0052】
図2は、本発明の一実施形態であるテレビ会議システムの構成を示すブロック図である。
図2において、1は音声入出力手段の1つであるハンドセット、2は音声入力手段の1つであるマイク、3は音声出力手段の1つであるスピーカ、4は音声インタフェース部であり、システム制御部14からの指示により、前記ハンドセット1、マイク2、スピーカ3の切り換え処理や、前記ハンドセット1のオン/オフフック状態の検出処理等を行う。
【0053】
5は音声符号化復号化部であり、システム制御部14からの指示により、64kbps PCM A-law、 64kbps PCM μ-law、64kbps/56kbps/48kbps SB-ADPCM 、32kbps ADPCM、16kbps(例えばAPC-AB)、8kbps 等の音声信号符号化復号化アルゴリズムに従って、送信音声信号の符号化処理および受信音声信号の復号化処理を行う。
【0054】
6は画像撮影部の1つであるカメラであり、このカメラ6に所定の制御情報を通知することにより、撮影方向、ズーミング、焦点合わせ等の制御が可能なようになされている。7は画像撮影部の他の1つである書画カメラであり、会議に用いるドキュメント等の資料を撮影するためのものである。
【0055】
8は画像表示部の1つであるディスプレイであり、前記カメラ6および書画カメラ7からの画像または相手局側のテレビ会議システムから通信回線を介して送られてくる受信画像等を、それぞれ自画像表示ウィンドウまたは相手画像表示ウィンドウに表示するためのものである。
【0056】
9はビデオインタフェース部であり、システム制御部14からの指示により、例えば表示画面の切り換え処理、画像信号の合成処理、画像撮影部の撮影方向を制御する撮影方向制御処理等の種々の処理を行う。10はビデオ符号化復号化部であり、ITU-T 勧告H.261 に従って送信画像信号の符号化処理および受信画像信号の復号化処理を行う。
【0057】
11はデータ通信を行うためのデータ端末、12はデータインタフェース部であり、前記データ端末11およびシステム制御部14からの送信データを多重分離化部15へ通知するとともに、相手局側からの受信データをデータ端末11またはシステム制御部14に通知する。13は操作部であり、本システムの種々の制御を行うための制御情報の入力に使用するものである。操作部13は、例えばキーボード、座標入力装置(マウス、タブレット等)などを有している。
【0058】
上述のシステム制御部14は、CPU、ROM、RAMおよび記憶装置等を備え、本システム全体の監視および制御を行う。また、多重分離化部15は、ITU-T 勧告H.221 に従って、音声符号化復号化部5からの音声信号、ビデオ符号化復号化部10からのビデオ信号、データインタフェース部12からのデータ信号をBAS(ビットレート割当信号)に変換し、送信フレーム単位に多重化する多重化処理を行う。また、受信フレームを構成単位の各メディアに分離し、この分離したデータをそれぞれ音声符号化復号化部5、ビデオ符号化復号化部10およびデータインタフェース部12に通知する分離処理も行う。
【0059】
16は回線インタフェース部であり、ISDN(サービス総合デジタル網)等の通信回線に接続され、ISDNユーザ・網インタフェースに従ってシステム制御部14からの指示により回線の制御を行う。
前記構成のテレビ会議システムが、同様に構成された遠隔地のテレビ会議システムとISDN通信回線を介して接続され、画像や音声や制御情報等を相互に送受信することによりテレビ会議を行うことができるようになされている。
【0060】
なお、上述した各構成のうち、ビデオインタフェース部9とシステム制御部14とにより、図1に示した制御判定部53、画像撮影部識別部55、撮影方向制御部56、撮影領域制御部59、焦点位置制御部64および制御情報通知部66が構成されている。
【0061】
図3は、本実施形態に係るテレビ会議システムにおいて、カメラ6の撮影方向を制御する動作を説明するための図である。
図3において、300は画像表示部の1つである画像表示ウィンドウ、301はカメラ6の撮影対象である被写体、302は前記画像表示ウィンドウ300上の任意の点を指定するためのポインティングカーソルである。
【0062】
図3(a)に示すように前記画像表示ウィンドウ300の中心からずれた位置にある被写体301が、図3(b)に示すように画像表示ウィンドウ300の中心にくるようにカメラ6の撮影方向を変更する場合、本実施形態によるテレビ会議システムでは、図3(a)に示すように、画像表示ウィンドウ300の中心にもってこようとする被写体301の顔の位置を、ポインティングカーソル302およびそのカーソル302に対する指示(例えば、ポインティングカーソル302をマウスで構成した場合、かかるマウスのクリック動作)によって指定することにより、カメラ6の撮影方向を自動的に変更する。
【0063】
図4は、本実施形態によるテレビ会議システムにおいて、カメラ6の撮影方向の制御情報を計算する方法の一例を説明するための図である。
図4において、400は画像表示ウィンドウ、401はカメラ6の撮影対象である被写体、402は前記ポインティングカーソル302により指定された画像表示ウィンドウ400上の指定点、403はカメラ6のレンズ、404はカメラ6により撮影した画像の結像イメージである。
【0064】
本実施形態では、前記画像表示ウィンドウ400上の指定点402と前記カメラ6の状態とをもとにして、前記指定点402で示される被写体401が画像表示ウィンドウ400の中心にくるようにするためのカメラ6の撮影方向制御情報を計算するようにしている。この計算方法の一例を以下に示す。
【0065】
まず、カメラ6の左右方向に対する撮影方向制御情報は、図4に示すカメラ6の撮影方向の左右方向に対する首振り角度θx を求めればよい。
ここで、レンズ403から結像イメージ404までの焦点距離をf、画像表示ウィンドウ400の横幅をM、画像表示ウィンドウ400の中心から指定点402までの横方向の距離をX、結像イメージ404の横幅をm、結像イメージ404の中心から指定点402に相当する点までの横方向の距離をxとすると、前記カメラ6の撮影方向の左右方向に対する首振り角度θx は、次の(式1)により求められる。
tanθx =MX/mf
θx =tan-1(MX/mf) …(式1)
【0066】
同様に、カメラ6の上下方向に対する撮影方向制御情報は、図4に示すカメラ6の撮影方向の上下方向に対する首振り角度θy を求めればよい。
画像表示ウィンドウ400の縦幅をN、画像表示ウィンドウ400の中心から指定点402までの縦方向の距離をY、結像イメージ404の縦幅をn、結像イメージ404の中心から指定点402に相当する点までの縦方向の距離をyとすると、前記カメラ6の撮影方向の上下方向に対する首振り角度θy は、次の(式2)により求められる。
tanθy =NY/nf
θy =tan-1(NY/nf) …(式2)
【0067】
図5は、本実施形態のテレビ会議システムにおいて、自画像表示ウィンドウまたは相手画像表示ウィンドウに対して位置指定があった場合に、自画像撮影部または相手画像撮影部の撮影方向を制御するための処理の流れを示すフローチャートである。以下に、図1のブロック図を参照しながらこのフローチャートについて説明する。
【0068】
図5において、まずステップS500で、位置指定部51により自画像表示ウィンドウ68aまたは相手画像表示ウィンドウ68bのいずれかに対して撮影方向の指定があったかどうかを制御判定部53で検査する。そして、指定があった場合はステップS501に進み、指定がなかった場合はステップS500の処理を繰り返す。
【0069】
ステップS501では、画像撮影部識別部55により、前記指定があったウィンドウに表示されている画像を撮影している画像撮影部が自局側のものであるか相手局側のものであるかを識別する。そして、指定されたウィンドウに表示されている画像が自画像である場合はステップS502に進み、相手画像である場合はステップS505に進む。
【0070】
ステップS502では、撮影状態検出部57により、前記自画像撮影部67の現在の状態(図4に示したレンズ403から結像イメージ404までの焦点距離fや画像表示ウィンドウ400の中心から指定点402までの横幅X、縦幅Yなど)を調べる。
【0071】
次に、ステップS503で、撮影方向制御情報計算部58により、前記ステップS500で指定された自画像表示ウィンドウ68a上における点の位置と前記ステップS502で調べた自画像撮影部67の状態とに基づいて、図4で説明した方法に従って前記自画像撮影部67の撮影方向を変更するための制御情報を計算する。
【0072】
そして、ステップS504で、制御情報通知部66により、前記ステップS503で計算した自画像撮影部67の撮影方向制御情報を前記自画像撮影部67に通知する。自画像撮影部67は、この撮影方向制御情報に従って、被写体が自画像表示ウィンドウ68aの中心にくるように上下左右に撮影方向を変更する。
【0073】
一方、ステップS501からステップS505に進んだときは、撮影状態検査部57により、相手画像撮影部69の現在の状態を調べる。相手画像撮影部69の現在の状態は、通信回線を介して相手局側のテレビ会議端末に相手画像撮影部69の状態を問い合わせることにより知ることができる。
【0074】
次に、ステップS506では、撮影方向制御情報計算部58により、前記ステップS500で指定された相手画像表示ウィンドウ68b上における点の位置と前記ステップS505で調べた相手画像撮影部69の状態とに基づいて、図4で説明した方法に従って相手画像撮影部69の撮影方向を変更するための制御情報を計算する。
【0075】
そして、ステップS507で、制御情報通知部66により、前記ステップS506で計算した相手画像撮影部69の撮影方向制御情報を、相手局側のテレビ会議端末に対して通信回線を介して送信する。相手画像撮影部69は、自局側のテレビ会議端末から受信した撮影方向制御情報に従って上下左右に撮影方向を変更する。この撮影方向の変更途中や変更後に撮影された相手画像は、通信回線を介して自局側の画像表示部68に通知され、相手画像表示ウィンドウ68bに表示される。
【0076】
図6は、本実施形態のテレビ会議システムにおいて、カメラ6の撮影領域を制御する動作を説明するための図である。
図6において、600はカメラ6の撮影対象である被写体、601は前記画像表示ウィンドウ300上において前記ポインティングカーソル302により指定された領域、602はカメラ6の撮影領域の縦横比に合わせた前記指定領域601を包含する矩形領域、603は前記矩形領域602の中心点である。
【0077】
本実施形態のテレビ会議システムでは、図6(a)に示すようにポインティングカーソル302により領域601が指定されたときは、その領域601を包含する矩形領域602を生成する。そして、図3および図4で説明した撮影方向制御手順に従って、矩形領域602の中心点603の方向にカメラ6の撮影方向を変更する。さらに、図4で説明した計算方法と同様に前記結像イメージ404を前記矩形領域602に合わせるための焦点距離fを計算することにより、図6(b)に示すように指定領域601に合わせたズーミング処理を自動的に行う。
【0078】
図7は、本実施形態のテレビ会議システムにおいて、カメラ6の焦点位置を制御する動作を説明するための図である。
図7において、700はカメラ6に近い位置にいる被写体、701はカメラ6から遠い位置にいる被写体である。
【0079】
本実施形態のテレビ会議システムでは、従来のテレビ会議システムと同様に、初期状態では図7(a)に示すように撮影領域の中心にいる被写体700に対して焦点を合わせているものとする。
【0080】
本テレビ会議システムでは、図7(a)に示すように、ポインティングカーソル302を用いてカメラ6の撮影領域の中心からずれた位置にいる被写体701を指定することにより、指定された点に対して測距を行い、その測距結果を基にして図7(b)に示すように被写体701に対して自動的に焦点を合わせる。なお、かかる指定された点に対する測距としては、既にビデオカメラにおいて用いられている公知の方法を採用すればよい。
【0081】
図8は、本実施形態のテレビ会議システムにおいて、画像表示部上で任意の位置や領域を指定することによりカメラ6に対して複数の制御指示があった場合に、これらの複数の制御の中から特定の制御を選択するためのカメラ6に対する制御選択動作を説明するための図である。
【0082】
図8は、図1の画像表示部68上に表示される画像の一例を示す図であり、図8において、800はカメラ6の制御選択ウィンドウ、801はカメラ6の撮影方向制御選択ボタン、802はカメラ6の撮影領域制御選択ボタン、803はカメラ6の焦点位置制御選択ボタンである。
【0083】
図8において、まず、ポインティングカーソル302により制御選択ウィンドウ800上の3つの制御選択ボタン801〜803の何れかのボタンを押下し、続いて画像表示ウィンドウ300上の任意の位置または領域を指定することにより、押下したボタンに対応する制御を起動する。
【0084】
すなわち、撮影方向制御選択ボタン801が押下された場合は、前記図3にて説明した撮影方向の制御を起動する。また、撮影領域制御選択ボタン802が押下された場合は、前記図6にて説明した撮影領域の制御を起動する。また、焦点位置制御選択ボタン803が押下された場合は、前記図7にて説明した焦点位置の制御を起動する。
【0085】
前記実施形態では、ディスプレイ8などの画像表示部に対して位置や領域が指定された場合に、その指定された位置や領域に合わせてカメラ6などの画像撮影部の撮影方向や撮影領域を変更するための制御情報を計算していた。これに対し、前記画像表示部を予め小さなブロックに分割し、その分割したブロックごとに画像撮影部の制御情報をテーブル情報として格納しておくことにより、制御情報の計算処理を制御情報テーブルの参照処理に置き換えるようにしてもよい。
【0086】
また、前記実施形態では、画像表示部上で指定した任意の点に対して焦点を合わせるようにしたが、図9に示すように、選択可能な複数の測距点900を画像表示部に予め表示しておき、これら複数の測距点900の何れかを指定することにより、指定された測距点900に対して焦点位置制御を行うようにすることもできる。
【0087】
図11は、本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック図である。
図11において、自局側の画像を撮影する自画像撮影部117と画像表示部118とそれ以外の構成要素119〜125を具備する画像通信装置とにより自局側の画像通信システムが構成されている。なお、前記画像通信装置には、前記構成要素119〜125の他に、図2において説明した種々の構成要素が含まれているが、こでは図示を省略している。
【0088】
また、相手局側の画像通信システムにおいては、通信回線を介して自局側の画像通信システムとデータの送受信を行うための通信制御部126、相手局側の画像を撮影する相手画像撮影部127、および相手局側の画像撮影部127の制御が完了したことを通知する制御完了通知部128のみを図示し、その他の構成については図示を省略したが、相手局側の画像信号システムも自局側と同様に構成されており、自局側と相手局側とで画像データや種々の制御情報を相互に送受信することにより、例えばテレビ会議を行うことができるようになされている。
【0089】
図11において、自画像撮影部117および相手画像撮影部127では、通知された制御情報に従って撮影状態(撮影方向、撮影領域、焦点位置など)の変更処理を実行する。前記画像撮影部117、127にはそれぞれ図示しない制御部が含まれ、前記制御情報はこの制御部に通知されるようになっており、撮影状態の変更処理は、この制御情報の通知を受けた制御部によって行われるようになされている。また、前記受信した制御情報による撮影状態の制御が完了した場合、前記受信した制御情報の送信元に応じて、制御完了情報を撮影制御禁止部122または制御完了通知部124に通知する。
【0090】
自画像撮影部117により撮影された画像は、制御時間予測部123を介して画像表示部118の自画像表示ウィンドウ118aに表示されるとともに、通信制御部125を介して相手局側に送信され、相手局側の画像表示部(図示せず)に表示される。また、相手画像撮影部127により撮影された画像は、相手局側の画像表示部(図示せず)に表示されるとともに、通信制御部126を介して相手局側から自局側に伝えられ、相手画像表示ウィンドウ118bに表示される。
【0091】
前記制御時間予測部123では、前記自画像撮影部117または通信制御部125から通知される自画像または相手画像のフレーム間隔を測定・記録することにより、相手から画像が転送される平均的な時間間隔を計算するとともに、制御情報通知部120により通知された制御情報に応じた画像撮影部の撮影状態の制御が完了するまでの時間を計算する。これにより、撮影状態制御情報を送信してから、その制御情報による画像撮影部の撮影状態制御が完了し、制御完了後の新たな画像が画像表示部118に表示されるまでの時間を予測する。
【0092】
119は、前記画像表示部118にグラフィックスで表現された撮影制御部であり、前記自画像撮影部117または前記相手画像撮影部127を制御するためのボタン等が配置されている。操作者は、マウス(図示せず)等の入力装置を使って撮影制御部119のボタンを操作することにより、前記自画像撮影部117または相手画像撮影部127を制御することができる。
【0093】
撮影制御部119により入力された制御情報は、撮影制御禁止部122に通知され、この通知を受けた撮影制御禁止部122は、その制御情報による制御対象の画像撮影部に応じて、制御情報を自画像撮影部117または制御情報通知部120に通知する。制御情報通知部120に通知された制御情報は、更に通信制御部125を介して相手局側の相手画像撮影部127に通知され、相手画像撮影部127の撮影状態の制御が行われる。
【0094】
また、撮影制御禁止部122は、前記制御情報の通知と同時に、前記撮影制御部119を操作禁止状態にするためのコマンドを撮影制御部119に通知し、このコマンドを受信した撮影制御部119は、ボタンの表示を操作禁止状態を示す表示に変更する。
【0095】
撮影制御禁止部122が前記撮影制御部119の操作禁止状態を解除するきっかけとしては、実施方法により以下の2つの方法がある。
1つは、前記自画像撮影部117または相手画像撮影部127が制御完了通知部128を介して通知してくる撮影状態制御の完了通知を受信したときに操作禁止状態を解除する方法である。もう1つは、送信した制御情報により自画像撮影部117または相手画像撮影部127の撮影状態制御が完了し、制御完了後のフレームが前記画像表示部118に表示されるまでの予測時間を前記制御時間予測部123に問い合わせ、時間計時部121により制御予測時間を計時後に操作禁止状態を解除する方法である。
【0096】
前記操作禁止状態の解除は、撮影制御禁止部122から撮影制御部119に通知され、通知を受けた撮影制御部119は、ボタンの表示を操作可能状態を示す表示に変更する。
【0097】
なお、本実施形態においては、図2に示した構成と同様の構成において、ビデオインタフェース部9とシステム制御部14とにより、図11に示した撮影制御部119、制御情報通知部120、時間計時部121、撮影制御禁止部122、制御時間予測部123および制御完了通知部124の動作が実現される。
【0098】
図12は、本実施形態に係るテレビ会議システムにおいて、制御時間予測部123および時間計時部121を用いて撮影制御禁止部122の制御を行う場合の処理の流れを説明するためのシーケンス図である。以下に、図11のブロック図を参照ながらこのシーケンス図について説明する。
【0099】
図12において、S300で撮影制御部119に対して操作者が相手画像撮影部127の撮影状態制御情報を入力すると、S301において前記入力された情報が撮影制御禁止部122、制御情報通知部120、通信制御部125を介して相手局側に送信される。
【0100】
このとき自局側では、S302において撮影制御禁止部122が撮影制御部119を操作禁止状態にする。また、撮影制御禁止部122が制御時間予測部123から、相手画像撮影部127の撮影状態制御が完了して制御完了後の画像が通知されるまでの予測制御時間(指示された制御を実現するために必要であると予測された時間T1)をS303で取得する。
【0101】
ここで、撮影制御部119の状態の表示がグラフィカル表現で実施されている場合は、グラフィカル表現を操作禁止状態を表わすような表示に変更する。例えば、図11においては、画像撮影部117、127の制御を行うためのアイコンが表示されているが、かかる表示に代えて操作禁止状態を示すような表示に変更する。
【0102】
そして、S304以降で、時間計時部121により前記S303で取得した予測制御時間が経過したかどうかを監視し、前記予測制御時間が経過するまで撮影制御部119を操作禁止状態に保つ。
【0103】
一方、相手局側においては、前記S301で通知された撮影状態制御情報を受信すると、前記受信した制御情報に基づきS306で相手画像撮影部127の撮影状態制御(例えば、カメラの首振り制御等)を開始する。このとき、撮影状態を変更している(例えば、カメラの首振りをしている)間の画像も、S307、S309といったように自局側に送信され、S308、S310で自局側の画像表示部118に表示されている。
【0104】
この図12の例では、相手局側の画像撮影部127の撮影状態制御はS311で完了している。したがって、S312で送信されS313で自局側の画像表示部118に表示された画像が制御完了後の最初の画像となっている。ここで、S301で撮影状態の制御情報が相手局側に通知されてから、相手画像撮影部127の撮影状態制御が完了して、制御完了後の最初の画像が自局側に送信されるまでの時間をT2とする。
【0105】
その後、自局側において、S314で前記時間計時部121により予測制御時間T1の計時が完了すると、撮影制御禁止部122は、S315で撮影制御部119の操作禁止状態を解除する。ここで、撮影制御部119がグラフィカル表現で実施されている場合は、そのグラフィカル表現を操作可能状態を表すような表示(例えば、図11に示されるような表示)に変更する。
【0106】
以下、S300、S301と同様に、S316で操作者からの撮影状態制御情報の入力を受け付け、S317でその制御情報を相手局側に送信するという処理が繰り返される。
なお、この例で示した予測制御時間T1は、時間T2よりも大きい値が算出されるものとする。
【0107】
図13は、本実施形態に係るテレビ会議システムにおいて、制御完了通知部128を用いて撮影制御禁止部122の制御を行う場合の処理の流れを説明するためのシーケンス図である。以下に、図11のブロック図を参照しながらこのシーケンス図について説明する。
【0108】
図13において、S400で撮影制御部119に対して操作者が相手画像撮影部127の撮影状態制御情報を入力すると、S401において前記入力された制御情報が撮影制御禁止部122、制御情報通知部120、通信制御部125を介して相手局側に送信される。
【0109】
このとき自局側では、S402において撮影制御禁止部122が撮影制御部119を操作禁止状態にする。ここで、撮影制御部119がグラフィカル表現で実施されている場合は、そのグラフィカル表現を操作禁止状態を表すような表示に変更する。
【0110】
一方、相手局側においては、前記S401で通知された撮影状態制御情報を受信すると、前記受信した制御情報に基づき、S403で相手画像撮影部127の撮影状態制御(例えば、カメラの首振り制御等)を開始する。このとき、撮影状態を変更している(例えば、カメラの首振りをしている)間の画像も、S404、S406といったように自局側に送信され、S405、S407で自局側の画像表示部118に表示されている。
【0111】
この図13の例では、相手局側の画像撮影部127の制御はS408で完了している。したがって、S409で送信された画像が制御完了後の最初の画像となっている。この制御完了後の最初の画像は、S410において自局側の画像表示部118に表示される。
【0112】
更に相手局側では、前記S409で撮影状態制御完了後の最初の画像の送信が終わると、S411において、撮影状態制御が完了したことを制御完了通知部128および通信制御部126を介して自局側に通知する。自局側では、S411の制御完了通知を受けると、撮影制御禁止部122が前記S402で設定した撮影制御部119の操作禁止状態をS412で解除する。ここで、撮影制御部119がグラフィカル表現で実施されている場合は、そのグラフィカル表現を操作可能状態を表わすような表示に変更する。
【0113】
以下、S400、S401と同様に、S413で操作者からの撮影状態制御情報の入力を受け付け、S414でその制御情報を相手局側に送信するという処理が繰り返される。
【0114】
図14は、本実施形態に係るテレビ会議システムにおいて、制御時間予測部123および時間計時部121を用いて撮影制御禁止部122の制御を行う場合に、撮影制御部119による制御情報の入力があったときの処理の流れを示すフローチャートである。以下に、図11のブロック図を参照しながらこのフローチャートについて説明する。
【0115】
図14において、まずステップS500で、撮影制御部119を用いて操作者が入力した相手画像撮影部127の制御情報を、撮影制御禁止部122、制御情報通知部120、通信制御部125を介して相手局側に送信し、ステップS501に進む。ステップS501では、前記ステップS500で制御情報を通知された撮影制御禁止部122が、前記撮影制御部119を操作禁止状態に設定し、ステップS502に進む。
【0116】
ステップS502では、前記撮影制御禁止部122が、前記相手局側に送信した制御情報による相手画像撮影部127の撮影状態制御が完了し、制御完了後の画像が送信されてくるまでの予測制御時間を制御時間予測部123から取得し、ステップS503に進む。ステップS503では、時間計時部121を用いて前記ステップS502で取得した予測制御時間の経過の計時を開始し、ステップS504に進む。
【0117】
ステップS504では、前記ステップS503で開始した時間計時の結果を調べ、前記ステップS502で取得した予測制御時間が経過した場合はステップS505に進み(ステップS504:Yes)、経過していなかった場合はステップS504の処理を繰り返す(ステップS504:No)。ステップS505では、前記ステップS501で設定した撮影制御部119の操作禁止状態を解除し、本処理を終了する。
【0118】
図15は、本実施形態に係るテレビ会議システムにおいて、制御完了通知部128を用いて撮影制御禁止部122の制御を行う場合に、撮影制御部119による制御情報の入力があったときの処理の流れを示すフローチャートである。以下に、図11のブロック図を参照しながらこのフローチャートについて説明する。
【0119】
図15において、まずステップS600で、撮影制御部119を用いて操作者が入力した相手画像撮影部127の制御情報を、撮影制御禁止部122、制御情報通知部120、通信制御部125を介して相手局側に送信し、ステップS601に進む。ステップS601では、前記ステップS600で制御情報を通知された撮影制御禁止部122が、前記撮影制御部119を操作禁止状態に設定し、ステップS602に進む。
【0120】
ステップS602では、前記ステップS600で通知した制御情報に応じた相手画像撮影部127の撮影状態制御が完了し、撮影状態完了後の画像を送信したことが相手局側から通知されたかどうか調べ、制御完了通知が行われた場合はステップS603に進み(ステップS602:Yes)、通知されていなかった場合はステップS602の処理を繰り返す(ステップS602:No)。ステップS603では、前記ステップS601で設定した撮影制御部119の操作禁止状態を解除し、本処理を終了する。
【0121】
図16は、本実施形態に係るテレビ会議システムにおいて、制御完了通知部128を用いて撮影制御禁止部122の制御を行う場合に、画像撮影部117の撮影状態制御情報を受信したときの処理の流れを示すフローチャートである。以下に、図11のブロック図を参照しながらこのフローチャートについて説明する。
【0122】
図16において、まずステップS700で、相手局側から受信した制御情報に応じて自画像撮影部117の撮影状態制御を開始し、ステップS701に進む。ステップS701では、前記ステップS700で開始した自画像撮影部117の制御(例えば、カメラの首振り制御)が完了したかどうか調べ、制御が完了した場合はステップS702に進み(ステップS701:Yes)、完了していない場合はステップS701の処理を繰り返す(ステップS701:No)。
【0123】
ステップS702では、前記ステップS701において検出した自画像撮影部117の制御完了後、前記自画像撮影部117が通信制御部125を介して新たな画像を相手局側に送信したかどうか調べ、制御完了後の画像を送信していた場合はステップS703に進み(ステップS702:Yes)、送信していない場合はステップS702の処理を繰り返す(ステップS702:No)。なお、図11に示した構成図の例では、制御完了後の画像送信が完了すると、前記自画像撮影部117から制御完了通知部124に対して画像送信完了が通知されるものとする。
【0124】
ステップS703では、本処理が起動されるきっかけとなった受信制御情報による自画像撮影部117の制御が完了し、制御完了後の画像を送信したことを、前記制御完了通知部124が通信制御部125を介して相手局側に通知し、本処理を終了する。
【0125】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、制御情報の送信の遅延に伴う通信相手における操作のしすぎを防止することができ、利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要素的特徴を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態によるテレビ会議システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のテレビ会議システムにおける撮影方向の制御動作を説明するための図である。
【図4】本実施形態のテレビ会議システムにおいて撮影方向制御情報を計算する方法の一例を説明するための図である。
【図5】本実施形態のテレビ会議システムにおいて自画像表示ウィンドウまたは相手画像表示ウィンドウに対する位置指定があった場合に、自画像撮影部または相手画像撮影部の撮影方向を制御するための処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本実施形態のテレビ会議システムにおける撮影領域の制御動作を説明するための図である。
【図7】本実施形態のテレビ会議システムにおける焦点位置の制御動作を説明するための図である。
【図8】本実施形態のテレビ会議システムにおける画像撮影部に対する制御選択動作を説明するための図である。
【図9】本実施形態のテレビ会議システムにおいて、焦点位置の制御のために選択できる焦点位置を予め表示した場合の画像表示部の表示例を示す図である。
【図10】従来のテレビ会議システムにおける画像撮影部の撮影方向の制御動作を説明するための図である。
【図11】本発明の他の要素的特徴(第2の実施形態)を示すブロック図である。
【図12】本実施形態によるテレビ会議システムにおいて、制御時間予測部および時間計時部を用いて撮影制御禁止部の制御を行う場合の処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
【図13】本実施形態によるテレビ会議システムにおいて、制御完了通知部を用いて撮影制御禁止部の制御を行う場合の処理の流れを説明するためのシーケンス図である。
【図14】本実施形態によるテレビ会議システムにおいて、制御時間予測手段および時間計時部を用いて撮影制御禁止部の制御を行う場合に、撮影制御部による制御情報の入力があったときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】本実施形態によるテレビ会議システムにおいて、制御完了通知部を用いて撮影制御禁止部の制御を行う場合に、撮影制御部による制御情報の入力があったときの処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】本実施形態によるテレビ会議システムにおいて、制御完了通知部を用いて撮影制御禁止部の制御を行う場合に、画像撮影部の撮影状態制御情報を受信したときの処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ハンドセット
2 マイク
3 スピーカ
4 音声インタフェース部
5 音声符号化復号化部
6 カメラ
7 書画カメラ
8 ディスプレイ
9 ビデオインタフェース部
10 ビデオ符号化復号化部
11 データ端末
12 データインタフェース部
13 操作部
14 システム制御部
15 多重分離化部
16 回線インタフェース部
51 位置指定部
52 領域指定部
53 制御判定部
54 制御選択部
55 画像撮影部識別部
56 撮影方向制御部
57 撮影状態検査部
58 撮影方向制御情報計算部
59 撮影領域制御部
60 矩形領域生成部
61 撮影状態検査部
62 撮影方向制御情報計算部
63 焦点距離計算部
64 焦点位置制御部
65 焦点位置制御情報計算部
66 制御情報通知部
67 自画像撮影部
68 画像表示部
68a 自画像表示ウィンドウ
68b 相手画像表示ウィンドウ
69 相手画像撮影部
117 自画像撮影部
118 画像表示部
118a 自画像表示ウィンドウ
118b 相手画像表示ウィンドウ
119 撮影制御部
120 制御情報通知部
121 時間計時部
122 撮影制御禁止部
123 制御時間予測部
124 制御完了通知部(自局側)
125 通信制御部(自局側)
126 通信制御部(相手局側)
127 相手画像撮影部
128 制御完了通知部(相手局側)

Claims (5)

  1. 通信回線を介して送信され通信相手を制御するための制御情報を生成する制御情報生成手段と、
    前記通信回線の所定の遅延時間後に送信される制御情報によって前記通信相手が不正確に動作することを防止する防止手段と、
    前記通信相手に送信された制御情報に応じて前記通信相手から制御完了通知を受け取る受信手段と、
    を有し、
    上記防止手段は、前記受信手段が前記制御完了通知を受け取るまで、前記制御情報生成手段が別の制御情報を生成するのを防止することを特徴とする画像通信装置。
  2. 前記通信回線は公衆回線であることを特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  3. 前記通信回線は無線回線であることを特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
  4. 前記制御情報は、前記通信相手の撮影部を遠隔制御するための制御情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像通信装置。
  5. 通信回線を介して送信され通信相手を制御するための制御情報を生成する制御情報生成手段において、前記通信回線の所定の遅延時間後に送信される制御情報によって前記通信相手が不正確に動作することを防止する制御を実行し、当該制御に当たり、前記通信相手に送信された制御情報に応じて前記通信相手から制御完了通知を受け取るまで、別の制御情報を生成するのを防止することを特徴とする画像通信装置の制御方法。
JP01221196A 1995-02-03 1996-01-26 画像通信装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP3745000B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01221196A JP3745000B2 (ja) 1995-02-03 1996-01-26 画像通信装置及びその制御方法
US08/595,654 US6320614B1 (en) 1995-02-03 1996-02-02 Image communication apparatus for controlling a mechanical motion of a communication partner
US09/955,206 US6980238B2 (en) 1995-02-03 2001-09-19 Image communication system and method utilizing self-portrait and partner display windows

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1692395 1995-02-03
JP7-16923 1995-02-03
JP01221196A JP3745000B2 (ja) 1995-02-03 1996-01-26 画像通信装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08275135A JPH08275135A (ja) 1996-10-18
JP3745000B2 true JP3745000B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=26347780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01221196A Expired - Fee Related JP3745000B2 (ja) 1995-02-03 1996-01-26 画像通信装置及びその制御方法

Country Status (2)

Country Link
US (2) US6320614B1 (ja)
JP (1) JP3745000B2 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4131340B2 (ja) * 1997-07-11 2008-08-13 ソニー株式会社 制御装置、制御方法、および受信装置
JP4124892B2 (ja) * 1998-07-24 2008-07-23 キヤノン株式会社 通信装置及び通信方法及び記憶媒体
JP2000242408A (ja) * 1998-12-04 2000-09-08 Canon Inc 座標補正装置、座標補正用パラメータ算出装置、座標補正方法、座標補正用パラメータ算出方法、及び座標補正制御プログラムを格納した記憶媒体、及び座標補正用パラメータ算出プログラムを格納した記憶媒体
US6992702B1 (en) * 1999-09-07 2006-01-31 Fuji Xerox Co., Ltd System for controlling video and motion picture cameras
JP3480446B2 (ja) * 2001-01-11 2003-12-22 ミノルタ株式会社 デジタルカメラ
US7995090B2 (en) 2003-07-28 2011-08-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Video enabled tele-presence control host
KR100617702B1 (ko) * 2004-01-13 2006-08-28 삼성전자주식회사 이미지 편집이 가능한 휴대용 단말기 및 이를 이용한이미지 편집 방법
US9215363B2 (en) * 2004-09-29 2015-12-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Implementing autofocus in an image capture device while compensating for movement
JP4362728B2 (ja) * 2005-09-20 2009-11-11 ソニー株式会社 制御装置、監視カメラシステム、およびその制御プログラム
US20100118175A1 (en) * 2008-11-10 2010-05-13 Victor Charles Bruce Imaging Apparatus For Image Integration
NO332170B1 (no) * 2009-10-14 2012-07-16 Cisco Systems Int Sarl Anordning og fremgangsmate for kamerakontroll
US9363441B2 (en) 2011-12-06 2016-06-07 Musco Corporation Apparatus, system and method for tracking subject with still or video camera
US9083844B2 (en) 2012-06-01 2015-07-14 Nintendo Co., Ltd. Computer-readable medium, information processing apparatus, information processing system and information processing method

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5177739A (en) * 1990-04-20 1993-01-05 Racal Data Communications, Inc. Multiport - multipoint digital data service
US5838368A (en) * 1992-06-22 1998-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Remote camera control system with compensation for signal transmission delay
US5748234A (en) * 1994-09-13 1998-05-05 Intel Corporation Video processing system and method
EP0713331B1 (en) * 1994-11-17 2001-03-14 Canon Kabushiki Kaisha Camera control device and method
JP3335017B2 (ja) * 1994-11-29 2002-10-15 キヤノン株式会社 カメラ装置の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20020054216A1 (en) 2002-05-09
US6320614B1 (en) 2001-11-20
JPH08275135A (ja) 1996-10-18
US6980238B2 (en) 2005-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3745000B2 (ja) 画像通信装置及びその制御方法
KR100411372B1 (ko) 비디오정보조정장치,비디오정보송신장치및비디오정보수신장치
JP6171263B2 (ja) 遠隔会議システム及び遠隔会議端末
JP2006135837A (ja) テレビ電話
JP2007158860A (ja) 撮影システム、撮影装置、画像切替装置、およびデータ保持装置
JP2006352661A (ja) テレビ電話端末、撮影方法および撮影プログラム
JP2005176143A (ja) 監視装置
JPH08163522A (ja) テレビ会議システムおよび端末装置
US5577107A (en) Communication terminal apparatus for displaying whether any of a plurality of other communication terminal apparatuses is receiving an image
US20110080489A1 (en) Portrait photo assistant
JP2009200697A (ja) 画像送信装置、画角制御方法、画像受信装置、画像表示システム、画像表示方法
EP3043547B1 (en) Imaging apparatus, video data transmitting apparatus, video data transmitting and receiving system, image processing method, and program
JP4244416B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
KR20100135103A (ko) 이종 카메라를 이용한 보안 시스템 및 방법
KR100264035B1 (ko) 화상회의 시스템의 카메라 방향 조정 장치와 제어 방법
JPH07298235A (ja) テレビ会議装置及びそのポインティングカーソル表示制御方法
JP2005123750A (ja) 映像・地図連動システム及びその連動方法
JPH09168139A (ja) 音量制御装置
JP4438396B2 (ja) 監視装置
WO2023080099A1 (ja) 会議システムの処理方法および会議システムの制御装置
KR20000037652A (ko) 영상회의 시스템에서의 음원 추적에 의한 카메라 제어 방법
JP4507665B2 (ja) 電話機位置情報の登録方法
JPH069391B2 (ja) テレビ会議システム
JP2002262138A (ja) 撮像システム、テレビ会議システム、監視システムおよび撮像機能を有した情報端末機器
JPH0795549A (ja) 画像入力装置のための制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051116

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees