JP6557300B2 - タッチパネルの検査装置、及びタッチパネルの検査方法 - Google Patents

タッチパネルの検査装置、及びタッチパネルの検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、異物によるタッチパネルの異常を検査するタッチパネルの検査装置、及びタッチパネルの検査方法に関する。
工場に設置される産業機械や工作機械は、操作性の向上のため、操作画面としてタッチパネルを適用することが多い。しかしながら、工場内には、プラスチックや金属の粉塵、粉末、切子等の異物が浮遊しており、タッチパネルと、該タッチパネルを覆う保護シートとの間に異物が紛れ込む可能性がある。特に、この種の異物は、微細な場合が多く、目視検査で発見することが難しい。そして、タッチパネルと保護シートの間に異物が挟まれると、ユーザのタッチ操作が誤検出されてしまう。
このような異物の入り込みに対処するため、例えば、特許文献1に開示の入力装置は、タッチパネルに入った異物がタッチパネルを常に押すことに基づき異物の位置を検出している。また、入力装置は、検出した異物の位置と、タッチパネルの実際の検出位置とから、実際にユーザがタッチ操作した位置への補正を行っている。
特開2009−140351号公報
ところで、タッチパネルは、保護シートとの間に異物が挟まった場合に、異物によって常に押圧される状態になるとは限らない。例えば、異物の周囲でタッチ操作がなされたときのみに、入り込んだ異物の影響で誤検出が発生する場合もある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、タッチパネルの検出位置を簡単に検査して、異物による異常の状態を認識可能とするタッチパネルの検査装置、及びタッチパネルの検査方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査装置であって、ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示制御部と、前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示制御部と、を備え、前記位置関係表示制御部は、前記検出部が検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す情報を表示する。本発明の第2の態様は、表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査装置であって、ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示制御部と、前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示制御部と、を備え、前記位置関係表示制御部は、前記検出部が検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として、前記操作位置と変化前の前記検出位置との位置関係を示す第1情報と、前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す第2情報とを表示する。
本発明の第の態様は、表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査方法であって、ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示ステップと、前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示ステップと、を有し、前記位置関係表示ステップでは、前記検出ステップで検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す情報を表示する。本発明の第4の態様は、表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査方法であって、ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示ステップと、前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示ステップと、を有し、前記位置関係表示ステップでは、前記検出ステップで検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として、前記操作位置と変化前の前記検出位置との位置関係を示す第1情報と、前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す第2情報とを表示する。
本発明によれば、タッチパネルの検査装置及び検査方法は、タッチパネルの検出位置を簡単に検査して、検出位置のずれの情報をユーザに提供することで、異物による異常の状態を認識可能とする。すなわち、ユーザは、表示された位置関係情報により、操作位置に基づくタッチ位置と、タッチパネルが検出した検出位置との一致又は不一致を良好に把握することが可能となる。これによりユーザは、タッチパネル又はタッチパネルを覆っている保護シートの使用の継続、修理や交換等を適切に判断することができる。
本発明の一実施形態に係るタッチパネルの検査装置の全体構成を示す説明図である。 図2Aは、タッチパネルと保護シートの間に異物が挟まった状態を示す側面断面図である。図2Bは、異物が挟まった状態でのタッチパネルの検出を説明する第1説明図である。図2Cは、異物が挟まった状態でのタッチパネルの検出を説明する第2説明図である。図2Dは、異物が挟まった状態でのタッチパネルの検出を説明する第3説明図である。 タッチパネルと検査装置を示す機能ブロック図である。 図4Aは、タッチパネルの操作座標点を示す平面図である。図4Bは、タッチパネルの操作位置の動作、及び位置関係情報を例示する平面図である。 タッチ操作が終了した際のタッチパネルの表示を例示する平面図である。 結果データベースの一例を示す図表である。 検査装置の処理フローを示すフローチャートである。 図8Aは、変形例に係るタッチパネルの表示を例示する平面図である。図8Bは、他の変形例に係るタッチパネルの表示を例示する平面図である。
以下、本発明について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係るタッチパネル10の検査装置12は、数値制御装置14の一機能部として併設され、図1に示すように、表示部11に設けられたタッチパネル10を検査する機能を有する。例えば、数値制御装置14は、工場16等に設置される工作機械18に設けられる。表示部11は、数値制御装置14の表示指令下に必要な情報を表示し、作業者等のユーザによるタッチパネル10のタッチ操作の情報(入力情報)を数値制御装置14に送信する。
数値制御装置14は、表示部11の表示内容(表示位置を含む)と、タッチ操作時の位置情報とに基づき、工作機械18を制御する情報処理を行う。この数値制御装置14は、プロセッサ20、メモリ22(記憶部)、入出力インターフェース24、タイマ部26等を有するコンピュータとして構成され、入出力インターフェース24を介して、表示部11、工作機械18等が接続されている。
数値制御装置14が接続される工作機械18は、図示しない直動軸や旋回軸等の軸(例えば、相互に直交する3軸の直動軸と、工具を軸回りに回転させる主軸)を有する。この工作機械18は、数値制御装置14から受信した駆動指令に基づき各軸を駆動して、工具又は加工対象物の軸送りや工具の回転等を行い、工具により加工対象物を適宜加工する。
そして、数値制御装置14は、ユーザの指示による検査モードの実施において、表示部11のタッチパネル10の検査を行う検査装置12として動作する。なお、検査装置12は、数値制御装置14と別の装置として構成されてもよい。例えば、別装置の検査装置12は、工作機械18の定期的なメンテナンス時等に、表示部11に電気的に接続されて、タッチパネル10の検査を実施する。また、検査装置12は、表示部11自体に内蔵されるタッチパネル10の表示制御部(不図示)に設けられてもよい。さらに検査装置12は、数値制御装置14の表示部11への適用に限らず、種々の場所に設置される又は持ち運び可能な表示部11(例えば、産業機械やロボットの制御装置のモニタ、他のコンピュータに接続されるモニタ、携帯端末情報処理装置)に適用し得る。
表示部11は、コンピュータの情報入出力装置として構成され、タッチパネル10を介して画像情報を出力し、ユーザのタッチ操作が入力されることで入力情報を数値制御装置14に自動送信する。なお、表示部11は、タッチパネル10の他の入力手段として、物理ボタン28等を有していてもよい。
タッチパネル10は、抵抗膜方式を採用している。この場合、タッチパネル10は、図示しない2枚の透明性抵抗膜を所定間隔離して対向配置し、一方の透明性抵抗膜に電圧をかける。そして、ユーザのタッチ位置において一方の透明性抵抗膜から他方の透明性抵抗膜に電圧がかかることでタッチ位置を検知する。例えば、透明性抵抗膜には、タッチパネル10上で相互に直交する2次元方向(X方向及びY方向)に複数の電極が配線されており、X方向位置を示す電圧信号と、Y方向位置を示す電圧信号とを電極から数値制御装置14に出力する。
また、本実施形態に係るタッチパネル10の表面には、図2Aに示すように、傷の形成やホコリの侵入を防止する保護シート30(フィルム)が設けられている。しかしながら、工場16内には、既述したようにプラスチックや金属の粉塵、粉末、切子等の異物100が浮遊しており、タッチパネル10と保護シート30の間に異物100が挟まれる場合もある。このように異物100が挟まれると、タッチパネル10は、ユーザのタッチ位置を精度よく検出することが困難となる。
以下、図2A〜図2Dを参照して、タッチパネル10と保護シート30の間に異物100が挟まれた場合に、ユーザのタッチ位置に検出誤差が生じる原理について詳述する。
タッチパネル10と保護シート30との間に挟まれた異物100は、タッチパネル10を定常的に押圧する場合、異物100の位置が容易に判明するので、検出位置の補正等の種々の対処を採ることができる。その一方で、図2Aに示すように、異物100がタッチパネル10を押圧せずに挟まれた状態となることもあり、この場合、タッチパネル10は異物100を検知しない状態を継続する。特に、微細な異物100であれば、目視で発見することが難しいため、ユーザは、異物100に気付かない状態で指200(図2B〜図2D参照)やタッチペン等により、タッチパネル10のタッチ操作を実施する。
この際図2Bに示すように、タッチパネル10は、異物100からある程度離れた位置で保護シート30に対しタッチ操作がなされると、異物100の影響がない正常なタッチ位置32を検出する。すなわち、タッチパネル10は、該タッチパネル10の2次元座標上で、ユーザのタッチ位置32と検出位置34が一致した出力信号を数値制御装置14に出力する。
しかしながら、ユーザのタッチ操作(タッチ位置32)が異物100に近づくと、異物100の周囲において誤検出が発生する。例えば、図2Cに示すように、保護シート30に対するユーザのタッチ操作に伴い、保護シート30を介して異物100がタッチパネル10を押圧するようになる。この場合、タッチパネル10の透明性抵抗膜は、タッチ位置32及び異物100の押圧位置36の両方で反応し、タッチパネル10は、タッチ位置32と押圧位置36の中間位置38を出力信号として出力する。つまり、タッチパネル10の検出位置34は、ユーザが意図するタッチ位置32から異物100の方向にずれが生じることになる。
また、保護シート30にタッチする直前や保護シート30から離間する直前、或いはタッチ操作が弱い場合には、図2Dに示すように、タッチパネル10は、タッチ位置32を検出せずに、異物100の押圧位置36のみを出力信号として出力する可能性もある。つまり、数値制御装置14は、押圧位置36を検出位置34として検出することになり、この場合、検出位置34は、ユーザが意図するタッチ位置32から異物100の方向に大きくずれることになる。
図2Cのようなタッチ位置32と押圧位置36の中間位置38を検出する第1状態であるか、図2Dの例のような押圧位置36を検出する第2状態であるかは、異物100の形状等にもよるため、数値制御装置14側で判別することが難しい。また、タッチ操作によっては、第1状態から第2状態になったり、第2状態から第1状態になったりするため、数値制御装置14がタッチ位置32を判断することも困難である。
このため、本実施形態に係る検査装置12は、ユーザの操作下に機能して、検査モードを実施する。検査モードでは、ユーザのタッチ位置32と、タッチパネル10による検出位置34との一致又はずれ状態を特定して、その結果を表示部11に表示することで、ユーザにタッチパネル10の検出能力を報知する。
検査モードの実施において、検査装置12(数値制御装置14)は、メモリ22に記憶されている図示しない検査プログラムをプロセッサ20が実行処理することで、図3に示すように、検査制御部40を内部に構築する。この検査制御部40は、操作位置表示制御部42、検出部44及び位置関係表示制御部46を内部に有する。また、検査制御部40は、操作座標点記憶領域48、結果情報記憶領域50をメモリ22内に構築する。
操作位置表示制御部42は、検査モードの実施に伴い、ユーザにタッチ操作させる操作位置52をタッチパネル10に表示する。操作位置表示制御部42は、図4Aに示すように、メモリ22の操作座標点記憶領域48に予め記憶されている複数の操作座標点54の情報を読み出して、この複数の操作座標点54単位で操作位置52を表示していく。
複数の操作座標点54は、タッチパネル10の全面に対応するマトリックス状の分布で配置されている。より具体的には、タッチパネル10のX方向(横方向)に沿って相互に等間隔に配置され、またタッチパネル10のY方向(縦方向)に沿って相互に等間隔に配置される。以下、固有の操作座標点54を指示する場合は、図示例に応じて、X方向の英字(A〜H)と、Y方向の数字(0〜8)とを組み合わせて述べるものとする。
操作座標点記憶領域48には、複数の操作座標点54のX方向及びY方向の位置が数値化された座標情報として記憶されている(図5も参照)。また各操作座標点54は、操作位置52を表示する際の表示順情報が紐付けられて記憶される。なお、図4A中では、操作座標点54を、X方向に8列、Y方向に9行で配列した状態を示しているが、列や行の数はタッチパネル10の形状に応じて任意に設計してよいことは勿論である。また図4A中では、隣接する操作座標点54同士の間に点線を図示しているが、この点線は複数の操作座標点54(操作位置52)の表示時に、併せて表示してもよく、又は表示しなくてもよい。或いは、複数の操作座標点54は、マトリックス状の配置だけでなく、例えば、不規則に配置されていてもよい。
操作位置表示制御部42は、図4Bに示すように、ユーザにタッチさせる操作位置52を、マトリックス状の操作座標点54上に順次表示していく。本実施形態において、操作位置52の表示画像は、十字状のカーソルとしており、カーソルの中心部をユーザにタッチするように促すことができる。勿論、操作位置52の表示形態は自由に設定してよい。操作位置表示制御部42は、操作位置52の表示に伴って、タッチ操作をユーザに促す案内情報をタッチパネル10に表示してもよい。
また、操作位置表示制御部42は、検査モードの実施の開始に伴い、操作位置52を、マトリックス状の1つ角部(図4B中では、左上角部(A0の操作座標点54))に表示する。そして、表示した操作位置52に対してユーザのタッチ操作(検出位置34)を検出すると、操作位置52をY方向に1つ(1行)移動してA1の操作座標点54に表示する。以下、同様の動作を繰り返していき、同列の他端の角部(A8の操作座標点54)に対するタッチ操作が終わると、隣接する列の一端(B0の操作座標点54)に移動して、同じ動作を繰り返していく。これにより、設定されている操作座標点54全てに対し操作位置52を表示して、ユーザにタッチ操作を行わせる。さらに、操作位置表示制御部42は、検査モード時に、表示中の操作位置52の情報を検出部44に出力する。
なお、操作位置表示制御部42は、操作位置52の表示時に、マトリックス状に配置された操作座標点54について非表示としてもよく、逆に、複数の操作座標点54を背景表示してもよい。或いは、操作位置表示制御部42は、操作位置52を表示せずに、複数の操作座標点54をタッチパネル10上に表示し、案内情報により操作座標点54を順次タッチしていくように促してもよい。
また、操作位置表示制御部42は、ユーザがタッチ操作を誤操作した際に、改めて操作し直させるためのリセットボタン56を表示することが好ましい。タッチ操作のリセットは、現在表示している操作座標点54に対し、1つ前の操作座標点54に操作位置52を戻す処理と、操作位置52を最初に戻して検査モードをやり直しさせる処理とを選択可能であるとよい。
検査制御部40の検出部44は、操作位置表示制御部42が表示した操作位置52に対し、ユーザの実際のタッチ操作(タッチ位置32)に基づく出力信号を受信する。検出部44は、この出力信号を検出位置34と認識する。そのため、検出位置34は、タッチパネル10と保護シート30の間に異物100が挟まれていなければ、表示された操作位置52と同じ位置に検出される。タッチパネル10と保護シート30の間に異物100があると、検出位置34は、図2Bに示すように異物100の影響を受けずに操作位置52と同じ位置に検出される場合と、図2C及び図2Dに示すように操作位置52からずれた位置に検出される場合がある。
検出部44は、タッチパネル10から検出位置34を受信すると、この検出位置34をX方向及びY方向の数値化した座標情報として、メモリ22の結果情報記憶領域50に記憶する。結果情報記憶領域50には、検査モードの実施に伴い、結果情報を登録する結果データベース60(図6も参照)が自動生成され、検出位置34は、操作位置52の座標情報と紐付けられて結果データベース60に記憶される。
また検査モードの実施時には、タイマ部26によって計測している日時(時刻)を抽出し、該日時を結果データベース60に紐付けて記憶する。そして、検査制御部40は、検査モードの実施毎に、結果データベース60を結果情報記憶領域50に蓄積していく。
検査制御部40の位置関係表示制御部46は、操作位置52と検出位置34(結果情報)を示す位置関係情報70をタッチパネル10上に表示する。位置関係情報70は、ユーザに対し操作位置52と検出位置34とを比較可能に視認させる画像情報である。本実施形態では、操作位置52と検出位置34が一致の場合には点表記72とし、操作位置52と検出位置34が不一致の場合には、操作位置52を始点とし検出位置34を終点とする矢印表記74としている。
すなわち、位置関係表示制御部46は、検出部44による検出位置34の検出に伴い結果データベース60を参照して、操作位置52と検出位置34の一致又は不一致を判別する。そして不一致を判別した場合、位置関係表示制御部46は、操作位置52と検出位置34を結合した矢印表記74の生成処理を行う。
これにより、検査モード時の操作位置52の表示に基づく、ユーザのタッチ操作が終了すると、例えば図5に示すような画面がタッチパネル10に表示される。図5中では、D1、D2、E1、E2の操作座標点54で囲われた範囲に向かって矢印表記74が延在しており、この範囲に異物100が存在することを推定することができる。異物100が存在すると推定される範囲は、図示例のハッチのように所定色で塗ってもよい。ユーザは、タッチパネル10上でこの矢印表記74や所定色を視認することで、タッチパネル10のタッチ操作の検出精度を確認することが可能となる。
位置関係情報70は、検出位置34を個々に検出したタイミングで随時表示される構成でもよく、全ての操作座標点54(操作位置52)に対しユーザのタッチ操作が完了した段階で、まとまって表示される構成でもよい。なお、位置関係情報70は、矢印表記74に特に限定されず、例えば、単純な線分表記でもよい。また、位置関係表示制御部46は、操作位置52と検出位置34のずれ量に応じて位置関係情報70の表示内容を変えてもよく、例えば、ずれ量が小さい場合とずれ量が大きい場合とで表示色を変えた構成とすることもできる。
さらに、位置関係表示制御部46は、結果情報記憶領域50に記憶されている過去と現在の結果情報をタッチパネル10上に表示する構成でもよい。この場合、位置関係表示制御部46は、過去の結果データベース60に基づく矢印表記74と、今回の結果データベース60に基づく矢印表記74とを、タッチパネル10上に同時且つ識別可能に表示する構成とすることができる。例えば、過去の結果データベース60に基づく矢印表記74と、今回の結果データベース60に基づく矢印表記74とを色分けして表示するとよい。
或いは、位置関係表示制御部46は、過去の結果データベース60に基づく矢印表記74と、今回の結果データベース60に基づく矢印表記74とを時間的にずらして表示する構成でもよい。例えば、結果情報記憶領域50に記憶されている最も古い結果データベース60の矢印表記74から古い結果データベース60の矢印表記74毎に順次表示し、最後に今回の結果データベース60の矢印表記74を表示する。これにより、操作位置52と検出位置34の位置関係の変遷を認識することができる。
またさらに、位置関係表示制御部46は、図6に示すように、結果情報記憶領域50に記憶される結果データベース60を用いて、タッチパネル10に表形式で表示する構成でもよい。
次に、上述した構成を有する検査装置12の作用について、図7のフローチャートを参照して説明する。
数値制御装置14は、通常の運用時に、タッチパネル10を介したユーザの操作に基づき、工作機械18の動作を制御している。そして、検査装置12は、定期的な(例えば、1ヶ月間隔の)メンテナンス時やタッチパネル10の誤検出が生じたタイミングで、ユーザの指示下に、タッチパネル10の検査を行う検査モードを実施する。
検査モードを開始すると、検査制御部40は、初期設定として、結果データベース60を自動生成する(ステップS1)。この結果データベース60は、検査制御部40の図示しないバッファに一時的に記憶される。
操作位置表示制御部42は、操作座標点記憶領域48から複数の操作座標点54の情報を読み出し、開始点(A1の操作座標点54)に基づきタッチパネル10上に操作位置52を表示する(ステップS2:操作位置表示ステップ)。これによりユーザは、表示された操作位置52に基づき、自身の指やタッチペンでタッチパネル10に対しタッチ操作を行う。すなわち、指やタッチペンの先端で操作位置52に重なる位置を適度に押圧する。
また検査モードにおいて、検出部44は、タッチパネル10からの検出位置34の出力信号について、受信の有無を判断している(ステップS3)。検出位置34の出力信号を受信しない場合には(ステップS3:NO)、ステップS3を繰り返して監視を続ける。その一方で、検出部44は、タッチパネル10の出力信号を受信すると(ステップS3:YES)、そのデータを検出位置34として検出し(ステップS4:検出ステップ)、操作位置表示制御部42から受けた操作位置52と紐付けて、バッファの結果データベース60に登録する。
また、位置関係表示制御部46は、検出位置34の検出が検出部44から通知されると、結果データベース60を読み出し、操作位置52及び検出位置34から点表記72又は矢印表記74(位置関係情報70)を生成する(ステップS5)。上述したように矢印表記74は、タッチパネル10上における操作位置52の座標情報と検出位置34の座標情報とを含み、ずれ状態をベクトルとして表現する。
位置関係表示制御部46は、表示部11に矢印表記74を出力することで、操作位置52(操作座標点54)に始点が重なる矢印表記74をタッチパネル10上に表示する(ステップS6:位置関係表示ステップ)。
また、検査制御部40は、ステップS6が終了すると、操作位置52が複数の操作座標点54においてどの位置にあるか(表示順情報)を確認し、全ての操作座標点54でタッチ操作が済んだか否かを判定する(ステップS7)。ステップS7でタッチ操作がなされていない操作座標点54がある場合は(ステップS7:NO)、タッチ操作の未終了を判定してステップS2に戻る。これにより、検査制御部40は、再びステップS2〜S7の処理を繰り返す。一方、ステップS7においてタッチ操作が全てなされた場合は(ステップS7:YES)、タッチ操作の終了を判定して、ステップS8に進む。
またタッチ操作の終了段階では、全ての操作座標点54と共に、全ての矢印表記74をタッチパネル10上に表示することになる。ユーザは、この最終のタッチパネル10の状態を全体的に見ることで、全体的な検出位置34のずれの傾向を把握することができる。特に、複数の操作座標点54で検出位置34のずれがベクトルで視認できるので、異常の範囲(異物100の位置)を精度よく想定することが可能となる。
そして、ステップS8では、検査モードの終了処理を実施する。例えば、検査制御部40は、検査の終了をユーザに確認し、タッチパネル10上に表示されている点表記72、矢印表記74を消去する。また、バッファ等に一時記憶していた結果データベース60を、タイマ部26が計測している日時と共に結果情報記憶領域50に保存する。これにより検査装置12は、タッチパネル10の検査から通常の制御モードに移行する。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されず、発明の要旨に沿って種々の改変が可能である。例えば、数値制御装置14は、結果データベース60の情報を活用して、検査モード以外の運用時に、ユーザがタッチ操作した際のタッチ位置を補正する処理を行ってもよい。
ここで、ユーザが操作位置52を押圧した際には、図2Cに示すように、異物100と操作位置52とで押圧力が働き、その中点が検出位置34として検出されるが、図2Dに示すように異物100の押圧位置36のみが検出されることもある。特に、保護シート30からユーザの指200が離れる直前の僅かな期間中に、操作位置52には押圧力がかからず、異物100のみに押圧力がかかることがある(つまり図2Dのパターン)。以下、タッチパネル10から指200を離した際に検出位置34が変化した(図2Cのパターンから図2Dのパターンに移行した)場合の検出位置34を、解除時検出位置80という。なお、異物100が挟まっていない(又は異物100の影響がない)場合には、検出位置34と解除時検出位置80が一致することになる。
図8Aに示す変形例のように、数値制御装置14(検査装置12)は、検査モード時に解除時検出位置80を検出して、この解除時検出位置80をタッチパネル10に表示する構成とすることもできる。例えば、検出部44は、ユーザのタッチ操作による押圧中に検出位置34を検出する。この検出位置34は、異物100の押圧位置36と操作位置52(タッチ位置32)の中間位置38である。そして、検出部44は、タッチ操作の解除時の所定期間において、解除時検出位置80を検出する。解除時検出位置80を検出する期間は、例えば0.1秒以下にする等のように予め設定しておき、この期間を超えて検出したものは解除時検出位置80としないようにするとよい。これにより、ユーザが新たにタッチ操作した際に解除時検出位置80と判断することを排除することができる。
検出部44は、検出位置34と解除時検出位置80をそれぞれ検出すると、操作位置52と紐付けて結果データベース60に記憶する。
そして、位置関係表示制御部46は、結果データベース60の操作位置52(操作座標点54)、検出位置34及び解除時検出位置80に基づき、図8Aに例示するような位置関係情報70をタッチパネル10上に表示するとよい。具体的には、上述した実施形態と同様に、操作位置52を始点とし、検出位置34を終点とする第1矢印表記82(第1情報)を、操作座標点54毎に表示する。さらに解除時検出位置80が変化している場合には、検出位置34(又は操作位置52)を始点とし、解除時検出位置80を終点とする第2矢印表記84(第2情報)を追加する。第1矢印表記82と第2矢印表記84は、表示形態を相互に異ならせることが好ましく、或いは時間をずらして表示してもよい。なお、図8A中では、第1矢印表記82を実線で示し、第2矢印表記84を点線で示している。
また、図8Bに示す他の変形例のように、数値制御装置14(位置関係表示制御部46)は、第1矢印表記82を表示せずに、操作位置52と解除時検出位置80の位置関係を示す位置関係情報70(第2矢印表記84)を表示する構成でもよい。
上記の実施形態、変形例及び他の変形例から把握し得る技術的思想について、以下に記載する。
本発明の第1の態様は、表示部(11)に設けられたタッチパネル(10)を検査するタッチパネル(10)の検査装置(12)であって、ユーザがタッチする操作位置(52)を表示部(11)に表示させる操作位置表示制御部(42)と、タッチパネル(10)の出力信号に基づきユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置(32)を検出する検出部(44)と、検出部(44)が検出したタッチ位置(32)に基づく検出位置(34)と、操作位置(52)との位置関係を示す位置関係情報(70)を表示部(11)に表示する位置関係表示制御部(46)と、を備える。
これにより、検査装置(12)は、タッチパネル(10)の検出位置(34)を簡単に検査して、検出位置(34)のずれの情報をユーザに提供することで、異物(100)による異常の状態を認識可能とする。すなわち、ユーザは、表示された位置関係情報(70)により、操作位置(52)に基づくタッチ位置(32)と、タッチパネル(10)が検出した検出位置(34)との一致又は不一致を良好に把握することが可能となる。これによりユーザは、タッチパネル(10)又は保護シート(30)の使用の継続、修理や交換等を適切に判断することができる。
操作位置表示制御部(42)は、複数の操作位置(52)をタッチパネル(10)上の異なる位置に表示させ、位置関係表示制御部(46)は、操作位置(52)毎に位置関係情報(70)を表示する。これにより、検査装置(12)は、検出位置(34)のずれ状態の分布をユーザに提供することができる。よってユーザは、異物(100)による複数の検出位置(34)の変化を一覧することが可能となる。
位置関係表示制御部(46)は、検出部(44)が検出した検出位置(34)が変化した場合は、位置関係情報(70)として操作位置(52)と変化後の検出位置(80)との位置関係を示す情報(84)を表示する。すなわち、この構成は他の変形例で説明した構成である。これにより、タッチパネル(10)上の位置関係情報(70)の表示がよりシンプルなものとなり、また変化後の検出位置(80)は異物(100)を示すので、ユーザは異物(100)を認識し易くなる。
位置関係表示制御部(46)は、検出部(44)が検出した検出位置(34)が変化した場合は、位置関係情報(70)として、操作位置(52)と変化前の検出位置(34)との位置関係を示す第1情報(82)と、操作位置(52)と変化後の検出位置(80)との位置関係を示す第2情報(84)とを表示する。すなわち、この構成は変形例で説明した構成である。これにより、検査装置(12)は、異物(100)による検出位置(34)のずれ状態の変化をユーザに知せることができ、また異物(100)の位置をユーザに良好に認識させることも可能となる。
位置関係表示制御部(46)は、第1情報(82)と第2情報(84)の表示形態を相互に異ならせる。これにより、ユーザは、第1情報(82)と第2情報(84)とを認識して、検出位置(34、80)の変化を簡単に確認することができる。
操作位置(52)と検出位置(34)とを紐づけた結果情報(60)を記憶する記憶部(22)を備える。これにより、結果情報(60)を活用してユーザに種々の情報を出力することができる。
記憶部(22)は、検査の時刻を結果情報に紐付けて記憶する。これにより、検査装置(12)は、過去に実施した検査の結果情報(60)と、今回実施した検査の結果情報(60)とを対比することができる。
位置関係表示制御部(46)は、記憶部(22)に記憶されている過去の結果情報(60)に基づく位置関係情報(70)と、今回の結果情報(60)に基づく位置関係情報(70)と、を同時且つ識別可能に表示する。これにより、ユーザは、過去と今回の検出位置(34)の対比を簡単に実施できる。
位置関係表示制御部(46)は、記憶部(22)に記憶されている過去の結果情報(60)に基づく位置関係情報(70)と、今回の結果情報(60)に基づき位置関係情報(70)と、を経時的且つ連続して表示する。この結果、ユーザは、過去と今回の検出位置(34)の変遷を認識することができる。
位置関係情報(70)は、操作位置(52)を始点とし検出位置(34)を終点とする矢印表記である。これにより、検査装置(12)は、検出位置(34)のずれ状態をベクトルとしてユーザに容易に認識させることができる
操作位置表示制御部(42)は、タッチパネル(10)に対し複数の操作座標点(54)をマトリクス状に予め設定しており、操作位置(52)を操作座標点(54)単位で表示する。これにより、検査装置(12)は、タッチパネル(10)上でタッチ操作を満遍なく実施し、またずれ状態の分布を認識し易くすることができる。
また、本発明の第2の態様は、表示部(11)に設けられたタッチパネル(10)を検査するタッチパネル(10)の検査方法であって、ユーザがタッチする操作位置(52)を表示部(11)に表示させる操作位置表示ステップと、タッチパネル(10)の出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置(32)を検出する検出ステップと、検出ステップで検出したタッチ位置(32)に基づく検出位置(34)と、操作位置(52)との位置関係を示す位置関係情報(70)を表示部(11)に表示する位置関係表示ステップと、を有する。
これにより、タッチパネル(10)の検査方法では、タッチパネル(10)の検出位置(34)を簡単に検査して、検出位置(34)のずれの情報をユーザに提供し、異物(100)による異常の状態を認識させることができる。
10…タッチパネル 11…表示部
12…検査装置 22…メモリ
30…保護シート 32…タッチ位置
34…検出位置 40…検査制御部
42…操作位置表示制御部 44…検出部
46…位置関係表示制御部 52…操作位置
54…操作座標点 60…結果データベース
70…位置関係情報 74…矢印表記
80…解除時検出位置 82…第1矢印表記
84…第2矢印表記 100…異物

Claims (12)

  1. 表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査装置であって、
    ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示制御部と、
    前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示制御部と、
    を備え
    前記位置関係表示制御部は、前記検出部が検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す情報を表示する、タッチパネルの検査装置。
  2. 表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査装置であって、
    ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示制御部と、
    前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示制御部と、
    を備え、
    前記位置関係表示制御部は、前記検出部が検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として、前記操作位置と変化前の前記検出位置との位置関係を示す第1情報と、前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す第2情報とを表示する、タッチパネルの検査装置。
  3. 請求項1又は2記載のタッチパネルの検査装置であって、
    前記操作位置表示制御部は、複数の前記操作位置を前記タッチパネル上の異なる位置に表示させ、
    前記位置関係表示制御部は、前記操作位置毎に前記位置関係情報を表示する、タッチパネルの検査装置。
  4. 請求項記載のタッチパネルの検査装置であって、
    前記位置関係表示制御部は、前記第1情報と前記第2情報の表示形態を相互に異ならせる、タッチパネルの検査装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のタッチパネルの検査装置であって、
    前記操作位置と前記検出位置とを紐づけた結果情報を記憶する記憶部を備える、タッチパネルの検査装置。
  6. 請求項記載のタッチパネルの検査装置であって、
    前記記憶部は、前記検査の時刻を前記結果情報に紐付けて記憶する、タッチパネルの検査装置。
  7. 請求項記載のタッチパネルの検査装置であって、
    前記位置関係表示制御部は、前記記憶部に記憶されている過去の結果情報に基づく前記位置関係情報と、今回の結果情報に基づく前記位置関係情報と、を同時且つ識別可能に表示する、タッチパネルの検査装置。
  8. 請求項記載のタッチパネルの検査装置であって、
    前記位置関係表示制御部は、前記記憶部に記憶されている過去の結果情報に基づく前記位置関係情報と、今回の結果情報に基づく前記位置関係情報と、を経時的且つ連続して表示する、タッチパネルの検査装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載のタッチパネルの検査装置において、
    前記位置関係情報は、前記操作位置を始点とし前記検出位置を終点とする矢印表記である、
    タッチパネルの検査装置。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載のタッチパネルの検査装置において、
    前記操作位置表示制御部は、前記タッチパネルに対し複数の操作座標点をマトリクス状に予め設定しており、前記操作位置を前記操作座標点単位で表示する、
    タッチパネルの検査装置。
  11. 表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査方法であって、
    ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示ステップと、
    前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示ステップと、を有し、
    前記位置関係表示ステップでは、前記検出ステップで検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す情報を表示する、タッチパネルの検査方法。
  12. 表示部に設けられたタッチパネルを検査するタッチパネルの検査方法であって、
    ユーザがタッチする操作位置を前記表示部に表示させる操作位置表示ステップと、
    前記タッチパネルの出力信号に基づき前記ユーザのタッチ操作に応じたタッチ位置を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出した前記タッチ位置に基づく検出位置と、前記操作位置との位置関係を示す位置関係情報を前記表示部に表示する位置関係表示ステップと、を有し、
    前記位置関係表示ステップでは、前記検出ステップで検出した前記検出位置が変化した場合は、前記位置関係情報として、前記操作位置と変化前の前記検出位置との位置関係を示す第1情報と、前記操作位置と変化後の前記検出位置との位置関係を示す第2情報とを表示する、タッチパネルの検査方法。
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