JP5445625B2 - 炊飯器 - Google Patents

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本発明は、被加熱物(米や水等)を収容した内釜を加熱することで調理を行なう炊飯器、特に調理中に被加熱物から発生する蒸気を冷却して復水する機能を持つ炊飯器に関する。
従来より、内釜内に収容した被加熱物から調理中に発生する蒸気を、冷却水を収容したタンク内に導いて冷却水中に放散させることで復水するようにした炊飯器は知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−192134号公報(第1図)
このような従来の炊飯器は、蒸気の復水によりタンク内の水量が増加すると、本体の重心がタンク側に大きく移動し、重心バランスを崩していた。このようなバランスが崩れた状態では、本体の持ち運びが難しく、無理に持ち運ぼうとすると、本体をひっくり返して落としてしまうおそれがあり、問題であった。
本発明は、このような問題を解決し、タンク内の水量が増減しても、本体を容易に持ち運びすることができる炊飯器を提供することを目的とする。
本発明に係る炊飯器は、本体と、本体の内部に収容され、上面が開口するとともに被加熱物が収容される内釜と、本体の後部である背面側縁部にヒンジ機構によって支持され、内釜の上面開口を開閉自在に閉塞する蓋体と、本体に配置され、内釜内部で発生する蒸気を復水化作用で回収するための水が溜められるタンクと、本体底面の左右の端部にそれぞれ設けられ、本体を持ち上げるための一対の手掛け用凹部とを備え、一対の手掛け用凹部は、内釜に最大許容量の被加熱物が収容され、タンクに最大許容量の水が収容された本体の重心の位置を第1の重心位置とし、内釜が空の状態で、且つ前記タンクが取り外された本体の重心の位置を第2の重心位置とし、平面視で、第1の重心位置を本体の前後方向と直交する左右方向に通る直線を第1の直線とし、第2の重心位置を本体の前後方向と直交する左右方向に通る直線を第2の直線とし、一方の手掛け用凹部が第1の直線上に配置され、他方の手掛け用凹部が第2の直線上に配置されている。
本発明に係る炊飯器によれば、一対の手掛け用凹部は、前後方向にずらして配置されているため、本体を安定して持ち運ぶことが可能となる。
以下、本発明に係る炊飯器の好適な実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る炊飯器の全体構成を示す縦断面図、図2は、その炊飯器蓋体を開放した状態を示す斜視図、図3は、その炊飯器蓋体を開放し、更にタンクを取り外した状態を示す斜視図、図4はおねば回収弁を説明する断面図、図5は、タンクの構成を示す分解斜視図、図6は、タンクの外観を示す斜視図、図7は、タンクの構造を示す断面図、図8は、炊飯器の底面構造を示す底面図である。
これらの図に示すように、本実施の形態に係る炊飯器1は、上面が開口するとともに調理される被加熱物(米や水等)を収容する内釜2と、内釜2の底部に近接して配置され、内釜2を加熱する誘導加熱コイル等の加熱手段(加熱源)3と、加熱手段3を内部に備え、内釜2が着脱自在に収容される本体4と、本体4の底板に設けられ、内釜2等を支持する底板凹部5と、本体4の背面側縁部にヒンジ機構7により支持され、内釜2の上部開口を開閉自在に閉塞する蓋体8と、本体4前部の底板凹部5上に着脱自在に載置され、調理中(蓋体8で内釜2の上部開口を閉塞した状態)に内釜2内の被加熱物から発生する蒸気を冷却することにより復水化して回収するための冷却水を貯留するタンク6と、内釜2とタンク6との間に介在して本体4の内部に設けられるとともに、内釜2の内部空間と連通して、調理中に内釜2内の被加熱物から発生する蒸気をタンク6内に導く蒸気の排出通路である蒸気導管9と、本体4を載置した際に4点で支持する脚部10と、ヒンジ機構7がある本体4の背面側縁部に沿った本体4側部に固定され、内部に電源基板を収容した制御ケース11とを備えている。ここで、制御ケース11は、放熱フィンなどの重量物が含まれているため、全体として重い。
図5〜図7に示すタンク6は、タンク本体6aと、これを囲繞するタンク本体カバー6bと、タンク本体6aの上部開口をシールするシール部材6cと、蒸気導管9との接続孔6d及びこの接続孔6dから下方に垂下する蒸気案内筒(連通管)6eを有しタンク本体6aの上部開口をシール部材6cを介して開閉可能に閉塞するタンク蓋6fと、蒸気案内筒6eの下端に取り付けられて下方に向けて拡径する逆漏斗状の吐出圧緩和部材6gと、蒸気案内筒6eの上端部、つまり蒸気案内筒6eにおけるタンク内水面上部空間に位置する部位に取り付けられて、調理後、蒸気案内筒内が負圧になったときに、水面上部空間内の空気を蒸気案内筒内に取り込ませることで、タンク内の冷却水が内釜2へ逆流するのを防止するフラップからなる逆止弁20とを有し、少なくともタンク本体6aとタンク本体カバー6bが透光性材料、例えば透明な樹脂(TPX)で構成されていると共に、各部材が分離可能に組み付けられている。
図1〜図3に示す蓋体8は、外蓋8aと内蓋8bとで構成され、これらの間に蒸気導管9が挟持されるようになっている。そのうち内蓋8bには、調理中に発生する蒸気を排出するための9個の小穴8cが形成される(図2,3参照)。図4に示すように、9個の小穴8cの裏面側(小穴8cの上方側)に前記9つの小穴8cを覆うように金属製仕切り壁60が設置され、内蓋8b上面との間に密閉空間66を形成している。64は蒸気導管9の蒸気通路9cに蒸気が噴き出すための唯一の噴出口で、前記9つの小穴8cの総面積と同等の口径(流路断面積)を有している。65はこの噴出口よりも蒸気通路9cの上り勾配の傾斜面9a側寄り位置に1箇所形成した貫通孔、62はこの貫通孔に対応して上下移動自在に設けたおねば回収弁で、炊飯中などのような内釜2内部が大気圧よりも高い場合は、貫通孔65を下方から密閉する弁体63と、この弁体63に連結棒67で一体化された抜け止め部61とから構成されている。おねば回収弁62は「炊飯工程」が終わり、「むらし工程」以降で内釜2の内部圧力が低くなると自重で下方に降り、抜け止め部61が貫通孔65の口縁上で止まり、その状態では貫通孔65は上下に連通した開放状態になる。このため傾斜面9aの側から流れてくるおねばはこの貫通孔65から内釜2内部へ回収することができる。なお、図5でSTは炊飯時の蒸気の噴出流を示す。
また内蓋8bには、被加熱物の初期水温や沸騰を検知するための蓋センサ22も設けられている。
蒸気導管9には、そのタンク側端に、蓋体8を閉じた際にタンク蓋6fの接続孔6dの縁部に当接してこの接続部をシールするパッキン23が取り付けられ、蓋体8はパッキン23を介してタンク蓋6fを挟持している。このため、蓋体8を閉じた際に、蓋体8はパッキン23を介してタンク蓋6fを挟持しているため、蓋体8を開放しない限りはタンク6が本体より外れないようになっている。
また、蒸気導管9は、その蒸気通路の底面が通路中間部が高く、両端つまり内釜側端とタンク側端にかけて下方に傾斜する傾斜面9a,9bに形成され(図1参照)、通路中間部がおねばに対する堰として機能するようになっている。
本体4の前面には、複数のLEDが上下方向に並んで構成される発光部24aとそれに対応する受光部24bで構成される水位センサ24が、タンク6に対向して設置されている(図1,3参照)。
また、本体4の前面には、鉤状のタンク受け部51が突設され、タンク受け部51と底板凹部5に、タンク6を上方向から挿入することにより本体に結合される。
さらに、図8に示すように、本体4底面の対向する端部には、本体4を持ち上げるための手掛け用凹部50a,50bが左右2ヶ所に設けられている。手掛け用凹部50a,50bは、ユーザが炊飯器1を持ち運びする際に下から手を掛けて支持する部分である。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
本実施の形態に係る炊飯器1は、被加熱物(米や水等)を収容した内釜2を誘導加熱コイル等の加熱手段3で加熱することで被加熱物を炊きあげ、このとき発生する蒸気を冷却水を貯留したタンク6で冷却して復水(回収)するものである。具体的には、ユーザは、内釜2内に米及び水を入れて蓋体8を閉め、図示しない操作スイッチ等の操作手段を操作して炊飯開始を指示する。炊飯を開始すると、図示しない制御手段によって制御された加熱手段3は、内釜2を介して米や水を加熱する。
炊飯時には、内釜2の上部開口は内蓋8bにより閉成されており、加熱によって内釜2内部から発生した水蒸気は、蒸気導管9を通ってタンク6に導かれる。
タンク6には予め一定の水位以上の冷却水が溜められており、蒸気案内筒(連通管)6eはこの水の中に一端を没している。蒸気導管9を通ってタンク6に導かれた蒸気は、タンク6内の冷却水に接触して温度が下がり、結露して、蒸気から水となる。水となった蒸気は、回収水としてタンク6内に貯留される。炊飯量にもよるが、1回の炊飯によって発生した蒸気が水として回収される量は、約50〜100mLである。したがって、炊飯を行うと、タンク6内の水量が増加し、図6に示すように、タンク6の容量は、約1518cm(23×6×11)のため、タンク6に最大許容量の水が溜められた満水時には、約1.5kgの重量になる。
タンク6が満水になった場合、従来の炊飯器では、本体4の重心がタンク6側に極端に寄ってしまうため、ユーザは本体4の前部分を持たなければ、バランスよく本体4を持ち運ぶことができない。これでは、本体4持ち運び中に、本体4の背面側に僅かな力が加わっただけで、テコの原理により、簡単に本体4がひっくり返り落としてしまうおそれがあった。
そこで、本実施の形態に係る炊飯器1は、タンク6が満水になっても、本体1の重心がタンク6側に極端に寄らないように、タンク6と制御ケース11とが内釜2を挟んで反対側位置に配置されている。そのため、タンク6内の水量が増えてタンク6の重量が増加しても、重量のある制御ケース11がタンクとのバランスを取るように作用する。その結果、本体4全体の重心は、タンク6と制御ケース11の間の所定位置(概ね、中間位置)となり、本体4全体の重心がタンク6側に大きく変動することが抑制されるので、本体4を安定して持ち運ぶことが可能となる。
一方、タンク6は着脱自在に構成されているため、タンク6が取り外された場合には、本体1の重心は、制御ケース11を有する背面側に大きく変動する。ここで、本体1の重心の変動について、図9(a)(b)及び図10(a)(b)を用いて説明する。まず、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6が満水の状態では、図9(a)に示すように、重心位置Aは最も前側になる。次に、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6の水量が少ない状態では、図9(b)に示すように、重心位置Bは重心位置Aに比べて後方になる。また、内釜2及びタンク6が空の状態では、図10(a)に示すように、重心位置Cは重心位置Bに比べて後方の位置になる。さらに、内釜2が空で、且つタンク6が取り外された状態では、図10(b)に示すように、重心位置Dは最も背面側になる。
このように、タンク6の有無及びタンク6内の水量の増減によって、本体4の重心は前後方向に大きく変動する。ここで、重心位置Aから重心位置Dまでの変動幅は、25mm〜30mmである。この重心の変動によっても、安定して本体4を持ち運ぶために、手掛け用凹部50a,50bは、以下に示すような特徴的な構成を有している。
まず、図8に示すように、手掛け用凹部50a,50bは、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6に最大許容量の水が溜められた状態での本体4の重心位置Aを通る直線上に配置されている。すなわち、本体4は、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6に最大許容量の水が溜められた状態が、最も重量が多い。従って、重心位置Aに重心がある場合に、ユーザは最もしっかり支持しなければならない。このために、重心位置Aを通る直線上に手掛け用凹部50a,50bが配置されているのである。換言すれば、重心位置B,C,Dに重心がある場合には、重心位置Aに重心がある場合に比べて本体4の重量が少ないので、重心位置Aを通る直線上で支持しても、バランスを保つことが容易であるが、重心位置Aに重心がある場合には、本体4の重量が最も多いので、重心位置B,C,Dを通る直線上で支持した場合、バランスを崩して、本体4を落とす可能性が高い。
よって、本実施の形態では、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6に最大許容量の水が溜められた状態での本体4の重心位置Aを通る直線上に、手掛け用凹部50a,50bが配置されているので、ユーザが本体4を持ち運ぶ際にバランスを取り易く、本体4を安定して持ち運ぶことが可能となる。
次に、手掛け用凹部50a,50bは、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6に最大許容量の冷却水が溜められた状態での本体4の重心位置Aを左右に横切る直線を挟んで、図における右側の手掛け用凹部50bが後方にずれている(すなわち、左右の手掛け用凹部50a,50bが前後方向に互いにずれている)。このため、ユーザが左右の手掛け用凹部50a,50bに手を掛けて本体4を支持した場合、前後方向に安定して本体4を支えることができるので、重心位置が大きく変動しても、バランスよく本体4を持ち運ぶことができる。
この場合、手掛け用凹部50aと手掛け用凹部50bとは前後方向に重複部分があってもなくてもよいが、後述するように、重複部分があった方が望ましい。
なお、本体4の重心位置Aを左右に横切る直線を挟んで、図における左側の手掛け用凹部50aが前方にずれていてもよい。この場合には、後方にずれて配置された手掛け用凹部50bと相俟って、前後方向の一層広い範囲に亘って安定して本体4を支えることができるので、重心位置が大きく変動しても、バランスよく本体4を持ち運ぶことができる。
また、本体4の重心位置の前後方向の変動範囲に合わせて、左右の手掛け用凹部50a,50bの相対的にずれる幅が設定されていることが望ましい。具体的には、最も前方の重心位置Aを通る直線上に手掛け用凹部50aの少なくとも一部が重畳され、最も後方の重心位置Dを通る直線上に手掛け用凹部50bの少なくとも一部が重畳されるように、左右の手掛け用凹部50a,50bの相対的にずれる幅が設定されていることが望ましい。このように設定されていれば、重心位置が大きく変動しても、バランスよく本体4を持ち運ぶことができる。
さらに、手掛け用凹部50a,50bが前後方向にずれて配置された場合であっても、少なくとも一部が前後方向に重複していることが望ましい。すなわち、手掛け用凹部50a,50bは、本体4の底面に形成されているため、ユーザは手探りで手掛け用凹部50a,50bを探し当て、手を掛けることとなる。ここで、ユーザが一方の手掛け用凹部50aを探し当てた場合、他方の手掛け用凹部50bは、一方の手掛け用凹部50aと対向する位置にあるものと考えるのが一般的である。従って、対向する位置に他方の手掛け用凹部50bの一部が存在すれば、ユーザは容易に、他方の手掛け用凹部50bを探し出すことができる。よって、手掛け用凹部50a,50bの少なくとも一部が前後方向に重複する(対向する部分が存在する)ことによって、ユーザは手掛け用凹部50a,50bを容易に探し出すことができ、本体の持ち運び性能(使い勝手)が向上する。
次に、手掛け用凹部50bは、手掛け用凹部50aに比べて幅広に形成されている。詳細には、手掛け用凹部50aの前後方向の幅が74mmであるのに対して、手掛け用凹部50bの前後方向の幅は85mmである。このため、ユーザは、手掛け用凹部50bについては、手を掛ける位置を前後方向に調整することが可能となるので、重心位置に合わせて、最もバランスを取り易い位置に手を掛けることができる。
具体的には、重心位置Aに重心がある場合には、手掛け用凹部50bの最も前側(重心位置Aを左右に横切る直線上の位置)に手を掛けて、本体4を支持すればよく、重心位置Dに重心がある場合には、手掛け用凹部50bの最も背面側に手を掛けて、本体4を支持すればよい。このように、手を掛ける位置を調整できるので、バランスを崩すことなく、一層、安定して本体4を持ち運ぶことができる。
また、手掛け用凹部50bが幅広に形成される場合、手掛け用凹部50bは、手掛け用凹部50aに比べて後方に延在していることが望ましい。前述したように、内釜2内に最大許容量の被加熱物が収容され、且つタンク6に最大許容量の冷却水が溜められた状態が、最も本体4の重量が多いので、この状態の重心位置Aを左右に横切る直線上に、手掛け用凹部50a,50bが配置されるのが基本構成である。
しかし、タンク6を取り外した状態では、重心位置Dに重心が移動するので(例えば、A〜Dの重心移動で25mm〜30mm程度)、この場合にも、安定して本体4を支持するため、手掛け用凹部50bを後方に延在させることが望ましい(例えば、25mm)。この構成であれば、手掛け用凹部50bにおける、手を掛ける位置を後方にずらすことによって、重心位置Dを左右に横切る直線上に手を掛けて、本体4を支持することができ、バランスを崩すことなく、一層、安定して本体4を持ち運ぶことができる。
なお、本発明は、本実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、本実施の形態では、手掛け用凹部50aに比べて手掛け用凹部50bを後方にずらして配置したが、手掛け用凹部50bに比べて手掛け用凹部50aを後方にずらして配置してもよい。また、本実施の形態では、手掛け用凹部50a,50bは略矩形状であったが、台形状、半円形状等、その他の形状であってもよい。さらに、本実施の形態では、手掛け用凹部50a,50bの表面形状については説明していないが、滑り止め防止用に小突起を多数設けてもよく、ゴムシートを表面に貼付する等の加工をしてもよい。
本実施の形態に係る炊飯器の全体構成を示す縦断面図である。 蓋体を開放した状態を示す斜視図である。 蓋体を開放し、更にタンクを取り外した状態を示す斜視図である。 おねば回収弁を説明する断面図である。 タンクの構成を示す分解斜視図である。 タンクの外観を示す斜視図である。 タンクの構造を示す縦断面図である。 本実施の形態に係る炊飯器の底面構造を示す底面図である。 (a)(b)は、本体の重心の変動を示す図である。 (a)(b)は、本体の重心の変動を示す図である。
1 炊飯器、2 内釜、3 加熱手段(加熱源)、4 本体、5 底板凹部、6 タンク、6a タンク本体、6b タンク本体カバー、6c シール部材、6d 接続孔、6e 蒸気案内筒(連通管)、6f タンク蓋、6g 吐出圧緩和部材、7 ヒンジ機構、8 蓋体、8a 外蓋、8b 内蓋、8c 小穴、9 蒸気導管、9a,9b 傾斜面、9c 蒸気通路、10 脚部、11 制御ケース、20 逆止弁、22 蓋センサ、23 パッキン、24 水位センサ、24a 発光部、24b 受光部、50a、50b 手掛け用凹部、51 タンク受け部、60 金属製仕切り壁、抜け止め部61、62 おねば回収弁、63 弁体、64 噴出口、65 貫通孔、66 密閉空間、67 連結棒。

Claims (4)

  1. 本体と、
    前記本体の内部に収容され、上面が開口するとともに被加熱物が収容される内釜と、
    前記本体の後部である背面側縁部にヒンジ機構によって支持され、前記内釜の上面開口を開閉自在に閉塞する蓋体と、
    前記本体に配置され、前記内釜内部で発生する蒸気を復水化作用で回収するための水が
    溜められるタンクと、
    前記本体底面の左右の端部にそれぞれ設けられ、前記本体を持ち上げるための一対の手
    掛け用凹部とを備え、
    前記一対の手掛け用凹部は、
    前記内釜に最大許容量の被加熱物が収容され、前記タンクに最大許容量の水が収容された前記本体の重心の位置を第1の重心位置とし、
    前記内釜が空の状態で、且つ前記タンクが取り外された前記本体の重心の位置を第2の重心位置とし、
    平面視で、
    前記第1の重心位置を前記本体の前後方向と直交する左右方向に通る直線を第1の直線とし、
    前記第2の重心位置を前記本体の前後方向と直交する左右方向に通る直線を第2の直線とし、
    一方の前記手掛け用凹部が前記第1の直線上に配置され、他方の前記手掛け用凹部が前記第2の直線上に配置されたことを特徴とする炊飯器。
  2. 前記本体の重心位置の前後方向の変動範囲に合わせて、前記一対の手掛け用凹部を互い
    にずらしていることを特徴とする請求項1記載の炊飯器。
  3. 前記一対の手掛け用凹部は、前後方向に一部重複していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の炊飯器。
  4. 記一対の手掛け用凹部は、一方が他方に比べて幅広に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の炊飯器。
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