JP2016214429A - 電気湯沸し器 - Google Patents

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遠部 雅晃
Masaaki Onbe
雅晃 遠部
直也 大下
Naoya Oshita
直也 大下
入江 正治
Masaharu Irie
正治 入江
裕一郎 岡田
Yuichiro Okada
裕一郎 岡田
佐藤 義治
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
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Abstract

【課題】断熱性を向上することにより、省エネルギ化を図ることができる電気湯沸し器を提供する。【解決手段】湯水Wを貯留する有底筒状の内容器1と、内容器1の上部開口1aを開閉自在な蓋体20とを備えた電気湯沸し器100であって、蓋体20の内部において、複数の蓋体用断熱部材25が蓋体20の厚み方向に層状に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、湯水を貯留する有底筒状の内容器と、内容器の上部開口を開閉自在な蓋体とを備えた電気湯沸し器に関する。
かかる電気湯沸し器は、湯沸し器本体に設けられた内容器を電気ヒータによって加熱することにより、内容器に貯留された湯水を加熱するものである。そして、加熱した湯水を所定の温度に保温するため、電気ヒータによって連続的或いは断続的に加熱するものである。
かかる電気湯沸し器の従来例として、湯水を貯留する内容器の外周側を、内部を真空状態とした真空断熱部材で覆うことにより、内容器から外部への放熱を抑制して、電気ヒータによる加熱をできるだけ少なくして省エネルギ化を図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、別の電気湯沸し器の従来例として、湯水を貯留する内容器の外周側を真空断熱部材で覆うことに加えて、蓋体の内部に断熱材を充填することにより、内容器から外部へ蓋体を通じて放熱されることを抑制し、電気ヒータによる加熱をできるだけ少なくして省エネルギ化を図るものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−313204号公報 特開2009−101235号公報
上記特許文献1及び特許文献2においては、電気湯沸し器の断熱性を向上することにより、ある程度の省エネルギ化が図られているが、近年の更なる省エネルギ化の要望に応えるために、電気湯沸し器の断熱性を更に向上させることが望まれている。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、断熱性を向上することにより、省エネルギ化を図ることができる電気湯沸し器を提供することにある。
この目的を達成するための本発明に係る電気湯沸し器は、湯水を貯留する有底筒状の内容器と、前記内容器の上部開口を開閉自在な蓋体とを備えた電気湯沸し器であって、その特徴構成は、前記蓋体の内部において、複数の蓋体用断熱部材が前記蓋体の厚み方向に層状に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、積層された複数の蓋体用断熱部材の間に空気層を形成することができる。この空気層により蓋体用断熱部材の間の伝熱を阻害することができるので、蓋体の断熱性を向上させることができる。このため、内容器から外部に蓋体を通じて放熱されることを抑制することができ、内容器の湯水の温度を所定の温度に維持するための加熱を少なくすることができるので、省エネルギ化を図ることができる。
また、上記特徴構成によれば、積層された複数の蓋体用断熱部材の間に形成される空気層により蓋体の断熱性が向上するので、複数の蓋体用断熱部材の厚さを厚くすることなく蓋体の断熱性を向上することができる。さらに、複数の蓋体用断熱部材を蓋体の厚み方向に層状に設けるので、蓋体内に各蓋体用断熱部材を段階的に充填することができるので、例えば、一体的に形成された蓋体用断熱部材を一度に蓋体内に充填する場合に比べて、蓋体内への蓋体用断熱部材の充填が容易となる。
本発明に係る電気湯沸し器の更なる特徴構成は、前記内容器及び当該内容器の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材が内部に設けられた湯沸し器本体を備え、前記蓋体が前記内容器の上部開口を閉じた状態で、前記本体用断熱部材の上端部が、前記湯沸し器本体の上下方向において、前記蓋体の内部に設けられた複数の蓋体用断熱部材のうち、下から2層目に設けられた前記蓋体用断熱部材と同等の位置、又は、下から2層目に設けられた前記蓋体用断熱部材よりも上方に位置する点にある。
上記特徴構成によれば、蓋体内において積層された複数の蓋体用断熱部材のうち、下方から一層目の蓋体用断熱部材と下方から二層目の蓋体用断熱部材との間に形成される空気層よりも上方の位置に、本体用断熱部材の上端部が位置することとなるので、本体用断熱部材の上方において、内容器から蓋体を介して外部に放熱されることを抑制することができる。また、内容器の上方が、本体用断熱部材と蓋体とによって閉塞された状態となるため、断熱性をより向上させることができる。
本発明に係る電気湯沸し器の更なる特徴構成は、前記内容器及び当該内容器の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材が内部に設けられた湯沸し器本体と、前記蓋体を、揺動軸周りの揺動により前記内容器の上部開口を開閉自在な状態で支持する揺動支持部とを備え、前記蓋体に、当該蓋体が前記内容器の上部開口を閉じる状態に維持する係合部を備え、前記湯沸し器本体に、前記係合部を収容する収容凹部を備え、前記本体用断熱部材の上端部が、前記湯沸し器本体の上下方向において、前記収納凹部及び前記揺動支持部のうち少なくとも何れか一方と同等の位置、又は、前記収納凹部及び前記蓋体支持部揺動支持部のうち少なくとも何れか一方よりも上方に位置する点にある。
上記特徴構成によれば、湯沸し器本体において、本体用断熱部材が、内容器よりも上方に設けられた収容凹部及び揺動支持部のうち少なくとも何れか一方の高さ位置まで上方に延びる状態で設けられているので、本体用断熱部材により内容器の上端部側を広範囲にわたって覆うことができる。これにより、本体用断熱部材による断熱性が向上するので、省エネルギ化を図ることができる。
本発明に係る電気湯沸し器の更なる特徴構成は、前記内容器及び当該内容器の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材が内部に設けられた湯沸し器本体を備え、前記内容器の底部に、前記内容器から前記湯水を前記湯沸し器本体に設けられた湯水吐出口に供給する導水管が接続され、前記本体用断熱部材の下端部が、前記湯沸し器本体の上下方向において、前記導水管と同等の位置又は前記導水管よりも下方に位置する点にある。
上記特徴構成によれば、湯沸し器本体において、本体用断熱部材が、内容器の底部に接続された導水管の高さ位置まで下方に延びる状態で設けられているので、本体用断熱部材により内容器の下端部側を広範囲にわたって覆うことができる。これにより、本体用断熱部材による断熱性が向上するので、省エネルギ化を図ることができる。
本発明に係る電気湯沸し器の更なる特徴構成は、前記蓋体が、前記内容器の上部開口を覆う下側部材と、前記下側部材とは別体に構成され、前記下側部材の上部に接続された上側部材とを備えている点にある。
上記特徴構成によれば、蓋体を構成する下側部材と上側部材とが別体に構成されているので、内容器の上部開口を覆う下側部材が内容器に貯留される湯水により加熱された場合において、下側部材から上側部材への伝熱が抑制される。これにより、内容器に貯留される湯水の熱が下側部材から上側部材に伝熱して、上側部材から放熱されることが抑制される。よって、省エネルギ化を図ることができる。
電気湯沸し器の横断面図 電気湯沸し器の正断面図 電気湯沸し器の分解斜視図 収納凹部を示す横断面図 揺動支持部を示す斜視図(a)及び横断面図(b) 本体用断熱部材を示す斜視図
以下、図面に基づいて、本発明の電気湯沸し器100の実施形態を説明する。
図1及び図2に示すように、電気湯沸し器100は、湯水を貯留する有底筒状の内容器1を内部に備えた湯沸し器本体10と、内容器1の上部開口1aを開閉自在な蓋体20とを備えている。また、蓋体20の内部には、蓋体用断熱部材25が蓋体20の厚み方向に層状に設けられている。
具体的には、湯沸し器本体10は、湯水Wを貯留する内容器1と、内容器1の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材3とを内部に備えている。その本体用断熱部材3の外周側には、湯沸し器本体10の外郭側面を形成する筒状の外枠部材2を備えている。外枠部材2の上方側には、その外枠部材2と内容器1の外周側との間に上枠部材6が備えられている。一方、外枠部材2の下方側には、外枠部材2の下方側開口部2aを閉塞する底部材4が設けられている。
また、内容器1の底部1cには、内容器1に貯留された湯水Wを加熱する電気ヒータHが設けられている。そして、内容器1の底部1cと底部材4との間には、内容器1の湯水Wを電気湯沸し器100の外部に取出すための導水管8及びポンプPが設けられている。
以下、湯沸し器本体10の各構成部材について説明する。
図1及び図3に示すように、外枠部材2には、湯水Wを吐出する湯水吐出口2bが形成された吐出口形成部5が形成されている。この吐出口形成部5は、外枠部材2の上部の外周面の一部が、外周側に突出して形成されている。
なお、以下の説明においては、外枠部材2の周方向において吐出口形成部5が突出して形成されている側を前方とし、その反対側を後方として説明する。
図1及び図2に示すように、上枠部材6は、その円筒状の内周面が内容器1の上部開口1aと連通するように、内容器1の上方に設けられている。そして、内容器1の上部開口1aを閉じた状態にある蓋体20が、上枠部材6の内周面の内側に位置することとなる。
上枠部材6の内周面の前側には、図1及び図4に示すように、蓋体20を内容器1の上部開口1aを閉じる状態に維持する係合部23aを収納する収納凹部6eが設けられている。この収納凹部6eは、後方に開口し、かつ、内周面の周方向に沿って延びる状態で形成されている。また、収納凹部6eの下端部である凹部下端部6gから収納凹部6eの上端部である凹部上端部6iにわたって、湯沸し器本体10の上方に向かうに従って収納凹部6eの深さが深くなるように形成されている。なお、図4は湯沸し器本体10の中央部における断面図である。
そして、収納凹部6eの凹部上端部6iに形成される下向きの内面に、収納凹部6eに収容された蓋体20の係合部23aの上端部が当接することで、蓋体20が内容器1の上部開口1aを閉じた状態に維持される。
一方、上枠部材6の後側には、図3、図5(a)及び図5(b)に示すように、蓋体20を、揺動軸23c周りの揺動により内容器1の上部開口1aを開閉自在な状態で支持する揺動支持部としての揺動軸支持溝6aが設けられている。
具体的には、揺動軸支持溝6aは、前方に開口し、かつ、前後方向に直交する左右方向に延びる凹部で構成されている。また、揺動軸支持溝6aの前側には、上下移動自在、かつ、上方に付勢された支持板12が設けられている。支持板12は、上方に付勢された状態で、揺動軸支持溝6aの前方の開口を塞ぐように構成され、揺動軸支持溝6aに収容された揺動軸23cが揺動軸支持溝6aの前方の開口から外れることを防止する。
この揺動軸支持溝6aは、上枠部材6の後方に形成された後方凸部6cに設けられている。また、後方凸部6cの両側には、蓋体20を湯沸し器本体10に取付けた状態で、蓋体20に設けられた揺動軸取付部23bが挿入される後方溝部6bが設けられている。なお、図5(b)は、後方凸部6cの一端側における湯沸し器本体10の上部の断面図である。
そして、蓋体20の揺動軸取付部23bを湯沸し器本体10の後方溝部6bに挿入した状態、かつ、蓋体20の揺動軸23cを湯沸し器本体10の揺動軸支持溝6aに収容する状態で、蓋体20を湯沸し器本体10に取付けることにより、蓋体20が、揺動軸23cを中心とする揺動により、湯沸し器本体10に対して開閉自在に支持される。
図1及び図3に示すように、上枠部材6の前側の上部には、内容器1の湯水Wの温度を表示する表示部、内容器1の湯水Wの温度を設定する設定部、湯水Wを湯水吐出口2bから吐出するためのスイッチ等が設けられた操作部6dが設けられている。また、図1及び図2に示すように、上枠部材6の下部は、本体用断熱部材3の内部に嵌め込まれている。
また、図1及び図2に示すように、内容器1は、その上部開口1aにおいて外周側に突出する状態で周方向に形成された上端縁部1bを備え、その上端縁部1bが上枠部材6の内周面に形成された段部6fにパッキン7を介して支持された状態で設けられている。
内容器1の底部1cには、湯水Wを貯留部Tから取出すための湯水取出口1dが形成されている。この湯水取出口1dに、湯水Wを接続管8aを通して湯水吐出口2bに供給する導水管8が接続されている。なお、導水管8は、内容器1の底部1cよりも下方に設けられた湯水Wが流れる配管部位であり、接続管8aは、内容器1の底部1cよりも上方に設けられた湯水Wが流れる配管部位である。
本体用断熱部材3の斜視図を図6に示す。本体用断熱部材3は、内周側及び外周側の円筒体を上下端部で接合した中空円筒体であり、中空円筒体の内部が真空状態に保たれている。そして、上述の如く、本体用断熱部材3の上部が、上枠部材6に嵌め込まれている。
図4、図5(b)および図6に示すように、本体用断熱部材3の前方向及び後方向には、夫々前方側切り欠き部3b及び後方側切り欠き部3cが設けられている。なお、この前方側切り欠き部3b及び後方側切り欠き部3cは、本体用断熱部材3が、蓋体20の係合部23aの収納凹部6eへの挿入動作、及び、揺動軸支持溝6aに支持された蓋体20の開閉動作を妨げないようにするために形成されている。
また、図2に示すように、蓋体20に設けられた複数の蓋体用断熱部材25は、上面側断熱部材25aと、その下方に設けられた複数の内周側断熱部材25cと、複数の外周側断熱部材25dとにより構成されている。そして、蓋体20が内容器1の上部開口1aを閉じた状態で、湯沸し器本体10の上下方向において、本体用断熱部材3の上端部3aが、蓋体20の内部に層状に設けられた内周側断熱部材25cのうち、下から2層目に設けられた内周側断熱部材25cよりも上方に位置している。具体的には、本体用断熱部材3の上端部3aの位置が、下から4層目に設けられた内周側断熱部材25cと同等の位置となるように構成されている。ここで、下から4層目に設けられた内周側断熱部材25cと同等の位置とは、下から4層目に設けられた内周側断熱部材25cの下端部から上端部までの範囲内に本体用断熱部材3の上端部3aが位置することを意味する。
また、湯沸し器本体10の上下方向において、本体用断熱部材3の上端部3aが、上枠部材6の前方に設けられた収納凹部6e、及び、上枠部材6の後方に設けられた揺動軸支持溝6aと同等の位置となるように構成されている。なお、本体用断熱部材3の上端部3aが、上枠部材6の前方に設けられた収納凹部6eと同等の位置となる状態とは、本体用断熱部材3の上端部3aが、湯沸し器本体10の上下方向において、収納凹部6eの凹部下端部6gよりも上方に位置し、凹部上端部6iよりも下方に位置する状態を意味する。また、本体用断熱部材3の上端部3aが、上枠部材6の後方に設けられた揺動軸支持溝6aと同等の位置となる状態とは、本体用断熱部材3の上端部3aが、湯沸し器本体10の上下方向において、揺動軸支持溝6aの支持溝下端部6hよりも上方に位置し、揺動軸支持溝6aの上端部よりも下方に位置する状態を意味する。
一方、図1に示すように、本体用断熱部材3の下端部3dが、湯沸し器本体10の上下方向において、導水管8と同等の位置となるように構成されている。なお、本体用断熱部材3の下端部3dが導水管8と同等の位置となる状態とは、本体用断熱部材3の下端部3dが、内容器1の径方向に延びる配管部位の導水管8の下端部である導水管下端部8bよりも上方に位置し、内容器1の径方向に延びる導水管8の配管部位の上端部よりも下方に位置する状態を意味する。
また、本体用断熱部材3の下端部3dには、導水管8を本体用断熱部材3の内周側から外周側に通すための導水管用切欠き部3eが設けられている。この導水管用切欠き部3eを通して、本体用断熱部材3の内周側から外周側に導かれた導水管8が、外枠部材2と本体用断熱部材3との間を上方に向かって延びる接続管8aと接続している。また、内容器1と本体用断熱部材3との間の空間には、2つの円筒状の断熱材9が上下方向に並べられた状態で配置されている。
図1、図2及び図3に示すように、蓋体20は、内容器1の上部開口1aを覆う下側部材22、及び、下側部材22とは別体に構成され、下側部材22の上部に接続された上側部材23とを備える蓋本体21と、下側部材22の下部に設けられた内蓋板27と、上側部材23の上部の開口を塞ぐ上面部材24とにより構成されている。この蓋体20の内部に、複数の蓋体用断熱部材25及び蒸気凝縮部26が設けられている。
蒸気凝縮部26は、下側部材22の上部に設けられている。この蒸気凝縮部26は略円環状に形成され、その内部に蒸気が通流する蒸気流路26aが形成されている。そして、貯留部Tの湯水Wから発生した蒸気が、内蓋板27に設けられた蒸気通流孔(図示せず)及び下側部材22の蒸気通過孔22aを通じて蒸気凝縮部26の流入部26bから流入し、蒸気流路26aを通流する。このように蒸気が蒸気流路26aを通流することで、蒸気の温度が低下して凝縮し、蒸気凝縮部26の流出部26cから流出する蒸気が減少する。なお、蒸気凝縮部26において凝縮せず、流出部26cから流出した蒸気は、上面部材24に設けられた蒸気排出部24aから排出する。
また、蓋体20の内部に設けられた複数の蓋体用断熱部材25が、蓋体20の厚み方向(上下方向)に層状に設けられている。この蓋体用断熱部材25の材質は、例えば、耐熱性に優れた発泡メラミン樹脂とされる。
また、複数の蓋体用断熱部材25は板状に形成され、蓋体用断熱部材25の表面には、図示しない多数の微細な凹凸部が形成されている。この凹凸部によって、積層された蓋体用断熱部材25同士が離間して、蓋体用断熱部材25同士の間に空気層が形成される。
この空気層により、蓋体用断熱部材25の間の伝熱を阻害することができるので、蓋体20の断熱性を向上させることができる。これにより、内容器1から電気湯沸し器100の外部へ蓋体20を通じて放熱されることが抑制され、内容器1の湯水Wの温度を所定の温度に維持するための電気ヒータHによる加熱を少なくすることができるので、省エネルギ化を図ることができる。
図1、図2及び図3に示すように、蓋体用断熱部材25は、上面側断熱部材25aと下面側断熱部材25bとにより構成されている。上面側断熱部材25aは、蓋体20の内部において最上部に設けられ、蓋本体21の前方に設けられた係合部23aの周囲と上面部材24に設けられた蒸気排出部24aの下部を除く蓋本体21の内周側の全体に広がる状態で設けられている。
下面側断熱部材25bは、複数の内周側断熱部材25cと、その外周側に配設された複数の外周側断熱部材25dとにより構成されている。内周側断熱部材25cは、その厚み方向が蓋体20の厚み方向に沿う状態で、蒸気凝縮部26の周囲及びその蒸気流路26aの上方に設けられている。本実施形態では、4つの内周側断熱部材25cが積層された状態で設けられている。これにより、上面側断熱部材25aと内周側断熱部材25cとの間、及び、内周側断熱部材25c同士の間に空気層が形成される。
一方、複数の外周側断熱部材25dは、その厚み方向を、蓋体20の厚み方向に直交する蓋体20の径方向に沿う状態として、蓋本体21の前方側と後方側とを除く、内周側断熱部材25cの外周側に配設されている。これにより、上面側断熱部材25aと外周側断熱部材25dとの間に空気層が形成される。
図1及び図2に示すように、下側部材22に設けられた内蓋板27の周囲には、開口パッキン27aが設けられている。そして、蓋体20が湯沸し器本体10の上部開口1aを閉じる状態で、開口パッキン27aが内容器1の上部開口1aの内周側の全周に設けられた内周凸部1eに当接するように構成され、開口パッキン27aと内周凸部1eとの間がシールされる。
また、上側部材23には、湯沸し器本体10の収納凹部6eに収納される係合部23aが設けられている。この係合部23aは、蓋体20の厚み方向に直交する蓋体20の径方向に移動自在であり、径方向外側に向かって付勢された状態で設けられている。これにより、湯沸し器本体10に揺動自在に取付けられた蓋体20を、湯沸し器本体10の上部開口を閉じる状態とすることで、係合部23aが収納凹部6eに収納され、係合部23aの上端部が収納凹部6eの凹部上端部6iに形成される下向きの内面に当接する状態となり、蓋体20が内容器1の上部開口1aを閉じる状態で固定される。
一方、蓋体20を開く際には、上面部材24に設けられたレバー24bの後方側を上方に持ち上げることにより、蓋体20の径方向外側に向かって付勢されている係合部23aを、その付勢力に抗して径方向内側に移動させることができる。これにより、係合部23aが収納凹部6eから離間した状態となる。この状態で蓋体20を上方に揺動させることにより蓋体20を、湯沸し器本体10の上部開口を開く状態にすることができる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、本体用断熱部材3の上端部3aが、湯沸し器本体10の上下方向において、上枠部材6の前方に設けられた収納凹部6e、及び、上枠部材6の後方に設けられた揺動軸支持溝6aの両方と同等の位置となるように構成されたが、これに限らず、本体用断熱部材3の上端部3aが、湯沸し器本体10の上下方向において、上枠部材6の前方に設けられた収納凹部6e、及び、上枠部材6の後方に設けられた揺動軸支持溝6aのうち何れか一方と同等の位置となるように構成してもよい。
その他、本体用断熱部材3の上端部3aが、湯沸し器本体10の上下方向において、収納凹部6e及び揺動軸支持溝6aのうち少なくとも何れか一方よりも上方に位置するように構成されてもよい。つまり、本体用断熱部材3の上端部3aが、収納凹部6eの凹部上端部6i及び揺動軸支持溝6aの上端部のうち少なくとも何れか一方よりも上方に位置するように構成されてもよい。
(2)上記実施形態では、本体用断熱部材3の前後方向において、前方側切り欠き部3b及び後方側切り欠き部3cが設けられたが、これに限らず、本体用断熱部材3の前後方向に、前方側切り欠き部3b及び後方側切り欠き部3cを設けなくてもよい。その他、例えば、本体用断熱部材3の前後方向に、貫通穴や外周面を内周面側に凹ませた凹み部を形成し、本体用断熱部材3が、係合部23aの収納凹部6eへの挿入動作、及び、揺動軸支持溝6aに支持された蓋体20の開閉動作を妨げないように構成してもよい。
(3)上記実施形態では、本体用断熱部材3の下端部3dが、湯沸し器本体10の上下方向において、導水管8と同等の位置となるように構成されたが、これに限らず、本体用断熱部材3の下端部3dが、導水管8よりも下方に位置するように構成されていてもよい。つまり、本体用断熱部材3の下端部3dが、湯沸し器本体10の上下方向において、導水管8の下端部である導水管下端部8bよりも下方に位置するように構成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、本体用断熱部材3の下端部3dには、導水管8を本体用断熱部材3の内周側から外周側に通すための導水管用切欠き部3eが設けられたが、これに限らず、本体用断熱部材3の下端部3dに、導水管8を本体用断熱部材3の内周側から外周側に通すための貫通穴が設けられていてもよい。
(5)上記実施形態では、蓋体用断熱部材25の材質は、発泡メラミン樹脂とされたが、これに限らず、蓋体用断熱部材25は材質を、発泡メラミン樹脂以外の発泡プラスチックとしてもよい。
(6)上記実施形態では、下面側断熱部材25bは、複数の内周側断熱部材25cと、その外周側と蓋本体21のとの間に配設された複数の外周側断熱部材25dとにより構成されたが、これに限らず、下面側断熱部材25bを、複数の内周側断熱部材25cのみで構成してもよい。
(7)上記実施形態では、蓋体20において、4つの内周側断熱部材25cを層状に設けたが、これに限らず、2つ又は3の内周側断熱部材25cを層状に設けてもよく、5つ以上の内周側断熱部材25cを層状に設けてもよい。
(8)上記実施形態では、蓋本体21において、下側部材22と下側部材22とが別体に構成されたが、これに限らず、蓋本体21が、下側部材22と上側部材23とが一体に構成されていてもよい。
(9)上記実施形態では、蓋体用断熱部材25の表面に存在する多数の微細な凹凸部によって、積層された蓋体用断熱部材25同士が離間して、蓋体用断熱部材25同士の間に空気層が形成されたが、これに限らず、積層された蓋体用断熱部材25同士を離間させて、蓋体用断熱部材25同士の間に空気層を形成する空間形成用部材を設けてもよい。
(10)上記実施形態では、蓋体用断熱部材25の表面に存在する多数の微細な凹凸部によって、積層された蓋体用断熱部材25同士が離間して、蓋体用断熱部材25同士の間に空気層が形成されたが、これに限らず、蓋体用断熱部材25の表面に、蓋体用断熱部材25を積層した状態で蓋体用断熱部材25同士の間に空間を形成する空間形成用凹部を形成することにより、積層された蓋体用断熱部材25同士の間に空気層を形成してもよい。
(11)上記実施形態では、揺動支持部を揺動軸支持溝6aとしたが、これに限らず、揺動支持部を揺動軸23cとしてもよい。
(12)上記実施形態では、揺動軸23cが蓋体20に設けられたが、これに限らず、揺動軸23cを湯沸し器本体10に設けてもよい。
(13)上記実施形態では、蓋体20が内容器1の上部開口1aを閉じた状態で、湯沸し器本体10の上下方向において、本体用断熱部材3の上端部3aが、蓋体20の内部に層状に設けられた内周側断熱部材25cのうち、下から2層目に設けられた内周側断熱部材25cよりも上方に位置するように構成されたが、これに限らず、本体用断熱部材3の上端部3aが、下から2層目に設けられた内周側断熱部材25cと同等の位置となるように構成してもよい。ここで、下から2層目に設けられた内周側断熱部材25cと同等の位置とは、下から2層目に設けられた内周側断熱部材25cの下端部から上端部までの範囲内に本体用断熱部材3の上端部3aが位置することを意味する。その他、本体用断熱部材3の上端部3aが、蓋体20の内部において下から2層目に設けられた内周側断熱部材25cよりも下方に位置するように構成されてもよい。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
以上説明したように、断熱性を向上することにより、省エネルギ化を図ることができる電気湯沸し器を提供することができる。
1 内容器、1a 上部開口、1c 底部、2b 湯水吐出口、3 本体用断熱部材、3a 上端部、3d 下端部、6a 揺動軸支持溝(揺動支持部)、6e 収納凹部、8 導水管、10 湯沸し器本体、20 蓋体、22 下側部材、23 上側部材、23a 係合部、25 蓋体用断熱部材、100 電気湯沸し器、W 湯水

Claims (5)

  1. 湯水を貯留する有底筒状の内容器と、前記内容器の上部開口を開閉自在な蓋体とを備えた電気湯沸し器であって、
    前記蓋体の内部において、複数の蓋体用断熱部材が前記蓋体の厚み方向に層状に設けられている電気湯沸し器。
  2. 前記内容器及び当該内容器の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材が内部に設けられた湯沸し器本体を備え、
    前記蓋体が前記内容器の上部開口を閉じた状態で、前記本体用断熱部材の上端部が、前記湯沸し器本体の上下方向において、前記蓋体の内部に設けられた複数の蓋体用断熱部材のうち、下から2層目に設けられた前記蓋体用断熱部材と同等の位置、又は、下から2層目に設けられた前記蓋体用断熱部材よりも上方に位置する請求項1に記載の電気湯沸し器。
  3. 前記内容器及び当該内容器の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材が内部に設けられた湯沸し器本体と、前記蓋体を、揺動軸周りの揺動により前記内容器の上部開口を開閉自在な状態で支持する揺動支持部とを備え、
    前記蓋体に、当該蓋体が前記内容器の上部開口を閉じる状態に維持する係合部を備え、前記湯沸し器本体に、前記係合部を収容する収容凹部を備え、
    前記本体用断熱部材の上端部が、前記湯沸し器本体の上下方向において、前記収容凹部及び前記揺動支持部のうち少なくとも何れか一方と同等の位置、又は、前記収容凹部及び前記揺動支持部のうち少なくとも何れか一方よりも上方に位置する請求項1又は2に記載の電気湯沸し器。
  4. 前記内容器及び当該内容器の外周側を覆う筒状の本体用断熱部材が内部に設けられた湯沸し器本体を備え、
    前記内容器の底部に、前記内容器から前記湯水を前記湯沸し器本体に設けられた湯水吐出口に供給する導水管が接続され、
    前記本体用断熱部材の下端部が、前記湯沸し器本体の上下方向において、前記導水管と同等の位置又は前記導水管よりも下方に位置する請求項1〜3の何れか1項に記載の電気湯沸し器。
  5. 前記蓋体が、前記内容器の上部開口を覆う下側部材と、前記下側部材とは別体に構成され、前記下側部材の上部に接続された上側部材とを備えている請求項1〜4の何れか1項に記載の電気湯沸し器。
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