JP2010069201A - 加熱調理器 - Google Patents

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Teruo Nakamura
輝男 中村
Kenichiro Nishi
健一郎 西
Kyoko Hattori
杏子 服部
Yoshihiko Kojima
喜彦 児嶋
Wataru Fujimoto
渉 藤本
Kazuyoshi Negishi
和善 根岸
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Abstract

【課題】蒸気パイプを外部に露出させることなく着脱が容易で、また水槽を単独でも、あるいは調理器本体と一緒にでも持ち運びができ、さらには奥行きの設置スペースを広くとる必要がない使い勝手のよい、水冷方式の蒸気回収装置を有する加熱調理器を提供する。
【解決手段】被加熱物が入れられる内鍋1と、内鍋が着脱自在に収容され、該内鍋を加熱する加熱手段2を有する本体10と、被加熱物から発生する蒸気を冷却する水が貯留される水槽30と、本体の上部にヒンジ部12を介して結合され、内鍋を開閉自在に覆う蓋体20と、蓋体に着脱自在に設けられ、蒸気を排出する第1の蒸気導管23と、第1の蒸気導管から排出される蒸気を水槽内の水中に排出して復水する第2の蒸気導管33とを備え、蓋体の開口面を正面とした場合に、内鍋の横に水槽が着脱自在に設置され、蓋体を閉鎖したときに、第1及び第2の蒸気導管の開口端同士を密接に接続する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、水冷方式の蒸気回収装置を有する加熱調理器に関する。
従来より、例えば、炊飯時に発生する蒸気を外部へ排出させない、あるいは外部への蒸気排出を抑制するようにした炊飯器が知られている。この場合、蒸気を凝縮させて水に変換する手段が採られている。蒸気を凝縮させて水に変換する手段(蒸気回収装置あるいは蒸気復水装置ともいう)としては、主に水槽(水タンク)を利用する水冷方式(例えば、特許文献1、特許文献2参照)と、熱交換器を利用する熱交換方式(例えば、特許文献3参照)がある。
特許文献1(特開平7−279号公報)では、冷却水を入れた冷却器(水槽)を炊飯器本体の外部背面側に設置し、パイプで、炊飯時に発生する蒸気を上蓋蒸気排出口から冷却器内の冷却水へ導くようにした炊飯器が開示されている。
特許文献2(特開平3−231613号公報)では、調理器本体の外側上部に水タンクを取り付け、送風機を有する蒸気排出路で、炊飯時に発生する蒸気を蓋の蒸気排出孔から水タンク内の水中へ強制的に排出するようにした調理器の蒸気回収装置が開示されている。
特許文献3(特開平3−182212号公報)では、炊飯器本体内の下部またはヒンジ部下方の空間(側方部)に、容器内に蓄熱材を封入し蒸気パイプを貫通させた構成の熱交換器を設置し、この蒸気パイプで、炊飯時に発生する蒸気を蓋体の蒸気吸入口から上記熱交換器に導き、蒸気の保有する熱エネルギーを蓄熱材に伝達して貯え、蒸気を凝縮して水に変換する加熱調理器が開示されている。
特開平7−279号公報(第2頁、図1) 特開平3−231613号公報(第2頁、図1) 特開平3−182212号公報(第2−3頁、図1、図4)
しかしながら、上に示した特許文献1〜3に記載の技術では、以下に示すような課題がある。
特許文献1(特開平7−279号公報)では、水槽を単に炊飯器本体の外部背面側に設置するだけであり、奥行き方向の設置スペースを広くとる必要がある。また、水槽と炊飯器本体とが分離した別置きのものとなっているため、別々に運搬、設置する必要があり使い勝手が良くない。また、蒸気を導くパイプが外部に露出しているため、火傷をする可能性があるなど安全性への配慮に欠けているという問題もある。
特許文献2(特開平3−231613号公報)では、調理器本体の外側上部に水タンクとさらに露受けを設置したものであるので、設置スペースを広くとる必要があるとともに、蒸気排出路が一部外部に露出しているため、火傷をする可能性がある。また、蒸気排出路には送風機が設けられているので、蒸気回収装置のコンパクト化が難しくコスト増となる問題もある。
一方、特許文献3(特開平3−182212号公報)のように、熱交換器を調理器本体の内部に設置する構成では、熱交換器の小型化、高効率化が難しく、調理器全体が大型化する問題がある。
また、以上の特許文献1〜3に示される蒸気を導く蒸気パイプ等はいずれも取り外しがしにくい構成となっており、清掃がしにくいという問題がある。
本発明は、上記のような課題に鑑み、蒸気パイプを外部に露出させることなく着脱が容易で、また水槽を単独でも、あるいは調理器本体と一緒にでも持ち運びができ、さらには奥行きの設置スペースを広くとる必要がない使い勝手のよい、水冷方式の蒸気回収装置を有する加熱調理器を提供することを目的としている。
本発明に係る加熱調理器は、被加熱物が入れられる内鍋と、前記内鍋が着脱自在に収容され、該内鍋を加熱する加熱手段を有する本体と、前記被加熱物から発生する蒸気を冷却する水が貯留される水槽と、前記本体の上部にヒンジ部を介して結合され、前記内鍋を開閉自在に覆う蓋体と、前記蓋体に着脱自在に設けられ、前記蒸気を排出する第1の蒸気導管と、前記第1の蒸気導管から排出される蒸気を該水槽内の水中に排出して復水する第2の蒸気導管と、を備え、
前記蓋体の開口面を正面とした場合に、前記内鍋の側方に前記水槽が着脱自在に設置され、前記蓋体を閉鎖したときに、前記第1の蒸気導管の開口端が前記第2の蒸気導管の開口端に密接に接続される構成とするものである。
このように構成することで、調理中に第1及び第2の蒸気導管が外部に露出することがなく火傷のおそれはない。また、第1及び第2の蒸気導管は着脱が可能なので清掃性がよい。また、水槽を単独でも、調理器本体と一緒にでも持ち運びができ、さらに奥行きの設置スペースを広くとる必要のない、かつ使い勝手のよい加熱調理器を提供することができる。
以下、本発明を適用した蒸気復水装置を備える加熱調理器として炊飯器を例にとり、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る加熱調理器(炊飯器)の閉蓋状態を示す外観図、図2は炊飯器の開蓋状態及び設置状態を示す外観図、図3は図1の炊飯器の上面図、図4は図3のA−A断面図である。
本実施の形態1に係る炊飯器100は、本体(下部筐体)10と、本体10にヒンジ部12を介して開閉自在に結合される蓋体(上部筐体)20とを有する。本体10内には、調理される被加熱物が入れられる内鍋1が着脱自在に収容される。内鍋1は、調理の際などにおいて、本体10の底部に設けられた誘導加熱コイル等の加熱手段2で加熱される。
蓋体20は、後方側を本体10にヒンジ部12を介して結合され、前面(正面)側が上方へ回動するように取り付けられる上部蓋(外蓋)21と、内鍋1を開閉自在に覆い、上部蓋21に着脱自在に取り付けられる内蓋22とを有する。蓋体20には、第1の蒸気導管23が配設されている。
第1の蒸気導管23は両端に開口部を有する略コ字状に形成された耐熱性管体から構成されており、この耐熱性管体の一端の開口部は内蓋22に形成された複数の小穴からなる蒸気導入孔24に連通し、他端の開口部は、蓋体20の閉鎖時に、後述する水槽内に設けられる第2の蒸気導管とパッキン(図示せず)等を介して密接に接続される接続口25となっている。なお、蒸気導入孔24は上記のような複数の小穴に限定されるものではなく、その形状、構造については第1の蒸気導管23をも含めて適宜変更することができる。
また、第1の蒸気導管23は、上部蓋21の内蓋22取付面側の内面に形成された溝部26の中にはめ込むような状態で着脱自在に取り付けられている。これにより、第1の蒸気導管23を上部蓋21から取り外すことができ、その清掃を容易に行うことができる。
上部蓋21の表面には、設定状況や運転状態等を表示するLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)や、液晶ディスプレイ、蛍光管、エレクトロルミネセンス、プラズマディスプレイ等で構成される表示部16と、炊飯スイッチや予約スイッチ等の各種操作スイッチで構成され、ユーザからの指示を受け付ける操作部17とが設けられている。なお、表示部16および操作部17は一体的に構成する操作表示部としてもよい。
また、調理中等、上部蓋21と本体10とをロックして上部蓋21の閉鎖状態を保持するために、本体10の上面前面側にはロック爪部18aが設けられ、上部蓋21の閉鎖面(下面)前面側にはロック爪部18aが係止するロック受け部18bが設けられている。さらに、本体10と上部蓋21とのロックを解除するためのロック解除ボタン18が本体10の前面(正面)側に設けられている。
図5(a)は水槽30を炊飯器100から取り外した状態を示す外観図であり、(b)は水槽30の外観図である。また、図6は水槽30の構成を示す斜視図であり、(a)は水槽30の内部の透視図、(b)は第2の蒸気導管33を備える水槽蓋32の外観図、(c)は水槽ハンドル34の収納状態の外観図、(d)は水槽ハンドル34の起立状態の外観図である。
水槽30は、図2に示すように、蓋体20の開口面を正面とした場合に、内鍋1の側方(左または右側)に着脱自在に設置される。水槽30の設置箇所は、内鍋1の横であれば、本体10の側壁面の外側、または内側のどちらでもよい。つまり、水槽30を本体10の側壁面に接して(外接して)設置してもよいし、本体10の内部の側面側空間に挿入して設置してもよい。ここでは、水槽30を本体10の側壁面に外接して設置するという、「横置き」の構成としている。この場合、水槽30の壁面にフックなどの保持機構を設けると、水槽30の壁面に凹凸などができて複雑な面構成になって清掃性が悪くなる問題が生じるので、本体10の底面部に連接して、側面側に位置する凸部14を形成し、一方水槽30の底部には凸部14と嵌合する凹部15を形成し、この凸部14と凹部15とを嵌合することで、水槽30を横置きすることができる。
このように構成することで、水槽30を所定の位置に位置合わせすることができるとともに、壁面の面構成を複雑にすることがないので、水槽30の清掃性を向上させることができる。また、本体10の底面部に連接される凸部14は、水槽30の支持台(受台)の機能を有するものであるので、水槽30を本体10と分離することなく一緒に移動させることもでき、使い勝手のよいものとなる。さらに、水槽30の設置時には、水槽30の底面が本体10の底面と同一面になるように、凹部15の深さにすることができるので、外観上すっきりとした印象を与えるというデザイン効果も得られる。
上記の水槽30は、図5、図6に示すように、箱状の水槽本体31と、水槽本体31の上部開口部を塞ぐ着脱自在の水槽蓋32と、水槽蓋32に取り付けられる第2の蒸気導管33と、水槽本体31に起倒自在に取り付けられる水槽ハンドル34とを備えている。
箱状の水槽本体31の底部には前述したように凹部15が形成されている。第2の蒸気導管33は、両端開口の直管で、水槽蓋32の中心部に垂直に一体形成されており、水槽蓋32の表面(上面)には前記第1の蒸気導管23の接続口25と接続される接続口33aが設けられている。第2の蒸気導管33の下端の開口部は蒸気排出口33bとなっている。
水槽ハンドル34は、水槽30の重量バランスを考慮して中心に対して対称な位置に、また少なくとも90度の範囲で起倒するように(この場合、外側に向けて倒れるように)、下端部が水槽本体31に回動自在に軸支されている。すなわち、水槽本体31の一方の壁面から内部に向けて、水槽ハンドル34を回動自在に支持する支持部35を設け、水槽蓋32には水槽ハンドル34が回動する軌跡に合わせてスリット溝36を形成する構成となっている。37は水槽ハンドル34を倒して収納するためのハンドル収納部で、水槽本体31の壁面にコ字状の切欠き部を設けることで形成されている。また、支持部35は、水槽ハンドル34を垂直に起こしたときに90度の角度でストッパーとなるように、水槽ハンドル34の回動支点となる突起軸34aを両側から支持する構成とすることが望ましい。本例では、支持部35を二重に屈曲したコ字状に形成し、その隙間内で水槽ハンドル34の突起軸34aを支持する構成にしている。
水槽30は、上記のように構成することにより、水槽ハンドル34を手に持って運ぶことができる。また、水槽ハンドル34は、蓋体20の閉鎖時には90度の角度で倒れてハンドル収納部37に収納されているので、水槽蓋32の上面は平らになっているため蓋体20の閉鎖に支障はなく、かつ、第1の蒸気導管23の接続口25と第2の蒸気導管33の接続口33aとを、蓋体20の閉鎖力で両接続口25、33aの接触部に押圧力を加えることで、密接に接続することができる。
次に、実施の形態1に係る炊飯器100の動作及び使用について説明する。
まず、例えば米と水とを所定量ずつ入れた内鍋1を本体10内に収容する。また、水槽30には所定量の水を入れて本体10の側壁面に外接して横置きする。蓋体20を閉じると、ロック爪部18aがロック受け部18bに係止して、蓋体20は本体10にロックされる。またその際、内蓋22が内鍋1の開口部を密閉し、同時に第1の蒸気導管23の接続口25が第2の蒸気導管33の接続口33aを押圧して接続口25、33a同士が密接に接続される。
以上で、炊飯の準備が終了する。
次に、操作部17の炊飯スイッチを押下すると、炊飯が開始される。炊飯工程についてはその詳細な説明は省略するが、図示しない温度センサや湿度センサの監視の下で加熱手段2の加熱制御が行われる。
炊飯工程の進行に伴い、内鍋1内の被加熱物(上記の米と水)から蒸気が発生する。発生した蒸気は、内蓋22に設けられた複数の小穴からなる蒸気導入孔24から入り、第1の蒸気導管23内を通り、さらには密接接続されている接続口25、33aを経由して、第2の蒸気導管33に入り、水槽30の底面近傍に位置する蒸気排出口33bから水槽30内の貯留水の中に排出される。水槽30内の水の中に排出された蒸気は泡となって上昇するが、水によって冷却されて凝縮し水に変換する(復水する)。したがって、炊飯器100からの蒸気が外部に排出されないので、室内の壁や家具などに結露を生じることがなく、室内の衛生・環境面で好ましいという効果がある。
以上のように、実施の形態1に係る炊飯器100によれば、次のような効果がある。
(1)高温蒸気が流れる第1及び第2の蒸気導管23、33が、調理中、外部に露出していないので、火傷のおそれがない。
(2)水槽30内の第2の蒸気導管33と接離自在に接続される第1の蒸気導管23を炊飯器100の蓋体20の奥行き長さL(図2参照)の中央部に直角に配置することができるので、蒸気配管の接続長さを短くすることができる。
(3)水槽30を横置きにしたので、本体10の奥行きを大きくすることなく、設置場所の奥行きが短い場所にも設置することができる。
(4)水槽30の底部に設けた凹部15を、本体10の底面部に連接した凸部14に嵌合することで水槽30を支持するので、炊飯器100と一緒に水槽30を移動させることができ、使い勝手がよい。
(5)水槽30には蓋32のスリット溝37に沿って少なくとも90度の範囲で起倒自在な水槽ハンドル34を設けているので、水槽30の持ち運びに便利である。また、水槽ハンドル34が蓋体20の開閉動作の支障になることもない。また、水槽ハンドル34を蓋32の中に収めることができるので、炊飯器100を正面から見たときに水槽ハンドル34を隠すことができ、デザイン面ですっきりとした印象を与える。
(6)第1及び第2の蒸気導管23、33は着脱可能であるので、容易に清掃を行うことができる。
(7)水槽30は、蓋32を取り外すことにより、内部を清掃することができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明する。水槽30の構成が相違する。水槽30以外は実施の形態1と同じであるので、同一の構成要素には同一符号を用いるものとする。実施の形態2に係る炊飯器100を図7〜図11に示す。図7は炊飯器100の開蓋状態を示す外観図で、内部の主要な部材について透視的にあらわしてある。図8(a)は水槽30を炊飯器100から取り外した状態を示す外観図、(b)は水槽30の外観図である。図9は水槽の構成部品の分解斜視図であり、(a)は水槽蓋の外観図、(b)は水槽本体の外観図、(c)は水槽蓋固定機構(フック)の外観図である。図10(a)は水槽ハンドルの収納状態の水槽上面図、(b)は(a)図のB−B断面図、図11(a)は水槽ハンドルの起立状態の水槽上面図、(b)は(a)図のC−C断面図である。
実施の形態2に示す水槽30は、水槽ハンドル34を水槽蓋32上に少なくとも90度の範囲で起倒自在に設けたものである。そのため、水槽30を持ち上げたときに、水槽本体31が脱落しないようにするために、水槽本体31の前後の側面(長方形断面の短辺側の側面)に、水槽蓋32と係合してこれを固定するための固定具の一例としてフック38が回動自在に取り付けられている。フック38は、上端部に形成された爪部38aと、中間部の両側に形成された突起軸38bと、背面側の下部に形成されたばね部38cとを有する構成となっている。このフック38は、水槽本体31の前後の側面に設けられた凹部31a内に、ばね部38cが爪部38aを常に内側に付勢するように、突起軸38bを回動支点として回動自在に取り付けられる。
一方、水槽蓋32には、爪部38aが係合する段部32aが設けられており、水槽蓋32を固定するときには爪部38aが段部32aに落ち込んで係合する。反対に水槽蓋32を外すときには、フック38の下端部をばね部38cの弾性力に抗して押すと、爪部38aが段部32aから外れるようになっている。したがって、水槽蓋32を水槽ハンドル34ごと水槽本体31から取り外すことができる。
水槽ハンドル34は、水槽蓋32に形成された略コ字状の溝穴32bの中に、下端部の突起軸34aを回動支点として起倒自在に取り付けられている。また、水槽ハンドル34の収納時には、水槽蓋32の表面(上面)が平らになるように溝穴32b内に収まっているので、水槽ハンドル34を引き起こしやすいようにするために、指が入る円弧状の指入れ部32cが溝穴32bに形成されている。その他は、実施の形態1と同様に、第2の蒸気導管33が水槽蓋32の中心部に垂直に一体形成されている。また、水槽本体31の底部には前記凸部14と嵌合する凹部15が形成されている。
以上のように、実施の形態2の水槽30によれば、水槽本体31の内部に突起物がないので、内部の清掃がより容易になる。
本発明は、以上の説明から明らかなように、蒸気復水装置を備える加熱調理器であれば炊飯器に限らず適用することができる。加熱手段についても、電磁誘導方式に限らず電気ヒータや、電磁誘導方式とヒータ方式とを組み合わせたものでもよく、また熱源にガスを用いるものでもよい。さらに、食器洗浄機に本発明を利用してもよい。
本発明の実施の形態1に係る加熱調理器の閉蓋状態を示す外観図である。 加熱調理器の開蓋状態及び設置状態を示す外観図である。 図1の加熱調理器の上面図である。 図3のA−A断面図である。 (a)は水槽を炊飯器から取り外した状態を示す外観図、(b)は水槽の外観図である。 水槽の構成を示す斜視図であり、(a)は水槽の内部の透視図、(b)は第2の蒸気導管を備える水槽蓋の外観図、(c)は水槽ハンドルの収納状態の外観図、(d)は水槽の起立状態の外観図である。 実施の形態2に係る加熱調理器の開蓋状態を示す外観図である。 水槽を炊飯器から取り外した状態を示す外観図、(b)は水槽の外観図である。 水槽の構成部品の分解斜視図であり、(a)は水槽蓋の外観図、(b)は水槽本体の外観図、(c)は水槽蓋固定機構(フック)の外観図である。 (a)は水槽ハンドルの収納状態の水槽上面図、(b)は(a)図のB−B断面図である。 (a)は水槽ハンドルの起立状態の水槽上面図、(b)は(a)図のC−C断面図である。
符号の説明
1 内鍋、2 加熱手段、10 本体、12 ヒンジ部、14 凸部、15 凹部、16 表示部、17 操作部、18 ロック解除ボタン、18a ロック爪部、18b ロック受け部、20 蓋体、21 上部蓋、22 内蓋、23 第1の蒸気導管、24 蒸気導入孔、25 接続口、26 溝部、30 水槽、31 水槽本体、32 水槽蓋、33 第2の蒸気導管、34 水槽ハンドル、35 支持部、36 スリット溝、37 ハンドル収納部、38 フック、100 炊飯器。

Claims (6)

  1. 被加熱物が入れられる内鍋と、
    前記内鍋が着脱自在に収容され、該内鍋を加熱する加熱手段を有する本体と、
    前記被加熱物から発生する蒸気を冷却する水が貯留される水槽と、
    前記本体の上部にヒンジ部を介して結合され、前記内鍋を開閉自在に覆う蓋体と、
    前記蓋体に着脱自在に設けられ、前記蒸気を排出する第1の蒸気導管と、
    前記第1の蒸気導管から排出される蒸気を該水槽内の水中に排出して復水する第2の蒸気導管と、を備え、
    前記蓋体の開口面を正面とした場合に、前記内鍋の側方に前記水槽が着脱自在に設置され、前記蓋体を閉鎖したときに、前記第1の蒸気導管の開口端が前記第2の蒸気導管の開口端に密接に接続される構成となっていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記凹部と嵌合する凸部を前記本体の側面側に形成し、前記水槽を前記凸部上に設置支持する構成となっていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記水槽の底面が前記本体の底面と同一面になるように、前記水槽を前記凸部上に設置支持する構成となっていることを特徴とする請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記水槽は、箱状の水槽本体と、前記第2の蒸気導管が取り付けられ、表面には前記第1の蒸気導管の接続口と接続される接続口が設けられているとともに、前記水槽本体の開口部を塞ぐ着脱自在の水槽蓋と、少なくとも90度の範囲で起倒自在な水槽ハンドルと、を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。
  5. 前記水槽ハンドルは、前記水槽本体の壁面に支持部を介して回動自在に取り付けられ、前記水槽蓋には前記水槽ハンドルが回動する軌跡に合わせてスリット溝が設けられていることを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
  6. 前記水槽ハンドルは、前記水槽蓋に形成された略コ字状の溝穴の中に収まるように回動自在に取り付けられ、前記水槽本体と前記水槽蓋とを固定する固定具が設けられていることを特徴とする請求項4記載の加熱調理器。
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