JP5444992B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5444992B2
JP5444992B2 JP2009218799A JP2009218799A JP5444992B2 JP 5444992 B2 JP5444992 B2 JP 5444992B2 JP 2009218799 A JP2009218799 A JP 2009218799A JP 2009218799 A JP2009218799 A JP 2009218799A JP 5444992 B2 JP5444992 B2 JP 5444992B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
relay contact
capacitor
circuit
abnormality
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009218799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011068178A (ja
Inventor
智也 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Corp
Original Assignee
JTEKT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JTEKT Corp filed Critical JTEKT Corp
Priority to JP2009218799A priority Critical patent/JP5444992B2/ja
Priority to CN201010289799.2A priority patent/CN102030030B/zh
Priority to US12/885,780 priority patent/US8401738B2/en
Priority to EP10178776.0A priority patent/EP2301822B1/en
Publication of JP2011068178A publication Critical patent/JP2011068178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5444992B2 publication Critical patent/JP5444992B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/0481Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such monitoring the steering system, e.g. failures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/327Testing of circuit interrupters, switches or circuit-breakers
    • G01R31/3277Testing of circuit interrupters, switches or circuit-breakers of low voltage devices, e.g. domestic or industrial devices, such as motor protections, relays, rotation switches
    • G01R31/3278Testing of circuit interrupters, switches or circuit-breakers of low voltage devices, e.g. domestic or industrial devices, such as motor protections, relays, rotation switches of relays, solenoids or reed switches

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関する。
従来、モータを駆動源とする電動パワーステアリング装置(EPS)として、電源電圧に基づきモータに駆動電力を供給する駆動回路と、駆動回路の作動を制御する制御装置と、駆動回路と電源とを接続する第1の電源経路に設けられたリレー接点をオン/オフするリレー回路とを備えたものがある。
ところで、通常、上記リレー接点と駆動回路との間には、その電源供給の安定化を図るべくコンデンサ(平滑コンデンサ)が設けられている。しかし、こうしたコンデンサを設けることで、リレー接点がオン状態となったとき、同コンデンサの電荷量が小さい場合には、電源から上記リレー接点に突入電力が流れる虞がある。
そこで、例えば、特許文献1に示されるように、このようなEPSでは、その突入電流の発生を防止すべく、リレー接点を迂回する第2の電源経路に介在されるプリチャージ回路が設けられている。そして、イグニッションスイッチがオンされ、プリチャージ回路によってコンデンサが充電(プリチャージ)された後に、そのリレー接点がオンするように構成されている。
また、このようなEPSでは、例えばリレー接点に異物が混入した場合等に同リレー接点がオフしたままとなる異常(オープン異常)が生じることがある。
そこで、従来、上記プリチャージ回路にプリチャージの実行・停止を切り替えるためのスイッチング素子を設けるとともに、そのコンデンサと駆動回路との間にプリチャージ回路と同等の回路構成を有するディスチャージ回路を設けたEPSが知られている。そして、このEPSでは、リレー接点をオンすべくリレー回路をオン作動した後、そのプリチャージを停止するとともに、コンデンサの電荷を放電(ディスチャージ)した状態で、リレー接点の両端子間の電圧差を検出することにより、そのオープン異常を検出するようにしている。
即ち、オープン異常が発生していない正常な場合には、リレー回路のオン作動により、実際にリレー接点がオンするため、プリチャージを停止した状態でコンデンサの電荷をディスチャージしても、リレー接点のコンデンサ側の端子電圧は下がらず、電源電圧に維持される。一方、オープン異常が発生している場合には、リレー回路がオン作動しても、実際にはリレー接点がオンしないため、プリチャージを停止した状態でコンデンサの電荷をディスチャージすると、リレー接点のコンデンサ側の電圧が下がる。従って、プリチャージを停止した状態でコンデンサの電荷をディスチャージした後に、リレー接点の両端子間に電圧差が生じている場合には、オープン異常が発生していることがわかるのである。
特開2007−276706号公報
しかしながら、従来の構成では、上記のようなオープン異常を検出するためには、プリチャージ回路にそのプリチャージの実行・停止を切り替えるための機能を持たせなければならない。そして、さらにコンデンサと駆動回路との間に上記のようなプリチャージ回路と同等の回路規模を有するディスチャージ回路を備える必要があることから、制御装置の部品点数が多くなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡易な構成で、リレー接点のオープン異常を検出することができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するモータと、電源電圧に基づき前記モータに駆動電力を供給する駆動回路と、前記駆動回路の作動を制御する制御手段と、前記駆動回路と電源とを接続する第1の電源経路と、前記第1の電源経路に設けられたリレー接点と、前記リレー接点をオン/オフするリレー回路と、前記リレー接点の異常を検出する異常検出手段と前記リレー接点と前記駆動回路との間に接続されるコンデンサと、前記第1の電源経路において前記リレー接点を迂回して前記電源と前記コンデンサとを電気的に接続する第2の電源経路と、を備え、前記駆動回路は、一対のスイッチング素子を直列に接続してなるスイッチングアームを並列に接続することにより形成され、前記第2の電源経路には、抵抗が介在されるものであって、前記リレー回路は、イグニッションスイッチがオンされることにより前記第2の電源経路を介して前記コンデンサが充電された後にオン作動するものであって、前記異常検出手段は、前記第2の電源経路を介して前記コンデンサに対する充電が行われるとともに、前記各スイッチングアームのいずれか1つを構成する両スイッチング素子がともにオンされることにより前記コンデンサの電荷が放電されている状態で、前記リレー回路のオン作動後における前記リレー接点の両端子間の電圧差が、前記抵抗の電圧降下に応じて設定される所定電圧差以上の場合に、前記リレー接点がオフしたままとなるオープン異常を検出することを要旨とする。
上記構成によれば、リレー接点がオフされた状態では、リレー接点のコンデンサ側の端子は抵抗が設けられた第2の電源経路のみを介して電源に接続されるため、同状態でスイッチングアームを通じてコンデンサの電荷がディチャージされたときに、その端子電圧が抵抗による電圧降下に基づいて下がり、リレー接点の両端子間に電圧差が生じる。一方、リレー接点がオンされた状態では、リレー接点のコンデンサ側の端子は抵抗が設けられていない第1の電源経路を介して電源に接続されるため、同状態でスイッチングアームを通じてコンデンサの電荷がディスチャージされても、リレー接点の両端子間に電圧差は生じない。つまり、リレー接点をオン状態とすべくリレー回路をオン作動させた後において、オープン異常が発生していなければ、コンデンサの電荷をディスチャージしてもリレー接点の両端子間に電圧差は生じず、オープン異常が発生していれば、ディスチャージしたときに電圧差が生じることになる。従って、異常検出手段は、リレー回路がオン作動した後において、各スイッチングアームのいずれか1つを構成する両スイッチング素子がともにオンされているときに、リレー接点の両端子間に電圧差が生じていた場合に、リレー接点にオープン異常が発生していると判断できる。なお、スイッチングアームのいずれか1つのみを通じてコンデンサの電荷がディスチャージされるため、ディスチャージするときにモータに駆動電力が供給されず、操舵系に意図しないアシスト力が付与されることはない。
このように上記構成では、抵抗を介してコンデンサがプリチャージされている状態でディスチャージしたときに、リレー接点の両端子間に生じる電圧差によってオープン異常を検出するため、従来のように、プリチャージ回路がそのプリチャージの実行・停止を切り替える機能を有する必要がない。また、駆動回路の各スイッチングアームのいずれか1つを構成する一対のスイッチング素子をともにオンすることで、コンデンサの電荷をディスチャージするため、ディスチャージ回路を廃止してプリチャージ回路と同等の回路規模の回路構成を削減することができる。その結果、部品点数の削減及び基板面積の縮小が可能になり、これによりコストの低減とその故障率の低下を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、前記異常検出手段を構成する電子回路は、前記第2の電源経路と電気的に接続された第3の電源経路を介して電力供給を受けるものであって、前記異常検出手段は、前記イグニッションスイッチがオフし、前記リレー回路がオフ作動した後、前記電子回路に電力が供給されている場合に、前記リレー接点がオンしたままとなる溶着異常が発生していると判断することを要旨とする。
上記構成によれば、第1及び第2の電源経路は、それぞれ電源と駆動回路とを接続していることから互いに電気的に接続されており、第3の電源経路は、第2の電源経路を介して第1の電源経路とも電気的に接続されている。従って、イグニッションスイッチがオフされ、リレー接点がオフされた状態では、第1及び第2の電源経路が遮断された状態となるため、電子回路には電源から駆動電力が供給されなくなる。一方、イグニッションスイッチがオフされても、リレー接点がオンされた状態では、第2の電源経路を介して第1の電源経路と電気的に接続された第3の電源経路を通じて電子回路に電源から電力が供給されることになる。つまり、イグニッションスイッチがオフされ、リレー接点をオフすべくリレー回路をオフ作動した後において、リレー接点がオンされたままとなる溶着異常が発生していなければ、電子回路には電力が供給されず、溶着異常が発生していれば、電子回路に電力が供給されることになる。従って、異常検出手段は、イグニッションスイッチがオフされ、リレー回路がオフ作動した後において、電子回路に電力が供給されている場合に、リレー接点に溶着異常が発生していると判断できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置において、前記制御手段は、オープン異常を検出するために前記各スイッチングアームの1つのみを通じて前記コンデンサの電荷を放電する際に、該スイッチングアームを構成する前記一対のスイッチング素子に駆動信号として入力するパルス信号のデューティ比を、前記一対のスイッチング素子に流れる電流が過大となることを抑制すべく、所定デューティ比以下に制限することを要旨とする。
上記構成によれば、スイッチングアームを構成する一対のスイッチング素子をともにオンにしてコンデンサの電荷をディスチャージする際に、これら一対のスイッチング素子に電源から過大な電流が流れて該各スイッチング素子が劣化することを防止できる。
本発明によれば、簡易な構成で、リレー接点のオープン異常を検出することが可能な電動パワーステアリング装置を提供することができる。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 EPSの電気的構成を示すブロック図。 (a)リレー接点が正常な場合におけるリレー接点の両端子の電圧の時間的変化を示すグラフ、(b)オープン異常が発生している場合におけるリレー接点の両端子の電圧の時間的変化を示すグラフ。 始動時制御の処理手順を示すフローチャート。 終了時制御の処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置(EPS)1において、ステアリング2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。なお、ステアリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角、即ち車両の進行方向が変更される。
また、EPS1は、モータ21を駆動源として操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するEPSアクチュエータ22と、該EPSアクチュエータ22の作動を制御するECU23とを備えている。
EPSアクチュエータ22は、所謂コラム型のEPSアクチュエータであり、その駆動源であるモータ21は、減速機構25を介してコラムシャフト8と駆動連結されている。なお、モータ21には、ブラシ付きの直流モータが採用されており、同モータ21はECU23から駆動電力の供給を受けることにより回転する。そして、モータ21の回転を減速機構25により減速してコラムシャフト8に伝達することによって、モータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成となっている。
一方、ECU23には、車速センサ27及びトルクセンサ28が接続されている。そして、ECU23は、これらセンサにより検出される車速SPD及び操舵トルクτに基づいて、EPSアクチュエータ22の作動、詳しくは、駆動源であるモータ21の発生するトルクを制御することにより、操舵系に付与するアシスト力の制御(パワーアシスト制御)を実行する構成になっている。
次に、本実施形態のEPSの電気的構成について説明する。
図2に示すように、ECU23は、電源(バッテリ)31の電圧に基づいてモータ21に駆動電力を供給する駆動回路32と、モータ制御信号Smの出力を通じて駆動回路32の作動を制御する制御手段及び電子回路としてのマイコン33とを備えている。
駆動回路32は、FET(電界効果型トランジスタ)35a,35c及びFET35b,35dの各組の直列回路を並列に接続してなる。即ち、駆動回路32は、直列に接続された一対のスイッチング素子を基本単位(スイッチングアーム)とし、この2つのスイッチングアーム36,37を並列に接続してなる公知のHブリッジ回路として構成されている。そして、モータ21は、FET35a,35c、FET35b,35dの各接続点38a,38bに接続されている。
上記したマイコン33の出力するモータ制御信号Smは、駆動回路32を構成する各FET35a〜35dのスイッチング状態を規定するゲートオン/オフ信号となっている。そして、それぞれのゲート端子に印加されるモータ制御信号Smに応答して各FET35a〜35dがオン/オフし、電源31の電力がモータ21へと出力される。なお、モータ制御信号Smは、目標アシスト力に応じたデューティ(DUTY)比を有するパルス信号であり、各FET35a〜35dはそのデューティ比に応じてオンするようになっている。
また、ECU23は、駆動回路32と電源31とを接続する第1の電源経路L1(図2における太破線aに沿った経路)に介在されるリレー接点41をオン/オフさせるリレー回路42を備えている。このリレー接点41と駆動回路32との間には、その電力供給の安定化を図るためのコンデンサ43の一端(高電位側端子)が接続されている。さらに、このコンデンサ43の高電位側端子は、リレー接点41を迂回して駆動回路32と電源31とを接続する第2の電源経路L2(図2における太破線bに沿った経路)を介して電源31に接続されている。なお、コンデンサ43の他端はグランドに接地されている。
リレー回路42は、上記リレー接点41と、リレー接点41をオン/オフするための電磁力を発生するリレーコイル46とを備えている。リレー接点41は、その一端が電源31に接続されるとともに、その他端がノイズを低減するためのフィルタとして機能するコイル47を介してコンデンサ43の高電位側端子に接続されている。また、本実施形態では、リレーコイル46の一端には、FET48が接続されており、同FET48は、マイコン33の出力するリレー制御信号Srに基づいてオン/オフするようになっている。そして、本実施形態のリレー回路42は、このFET48がオン/オフ制御されることによりリレーコイル46が発生する電磁力に基づいて、上記リレー接点をオンすべくオン作動するようになっている。
一方、第2の電源経路L2には、抵抗51が介在されている。また、本実施形態では、車両始動時に操作されるイグニッションスイッチ52は、この第2の電源経路L2の途中に設けられている。そして、イグニッションスイッチ52がオンされた場合には、上記リレー回路42のオン作動に先立って、その抵抗51が設けられた第2の電源経路L2を介した通電により、上記コンデンサ43に対する充電(プリチャージ)が行われるようになっている。
なお、本実施形態では、上記リレーコイル46に接続されたFET48の他端は、第2の電源経路L2に接続されるとともに、同第2の電源経路L2と上記第1の電源経路L1とは、ダイオード(フリーホイーリングダイオード)53を介して接続されている。具体的には、このダイオード53の一端は、コンデンサ43の接続点55において、第1の電源経路L1に接続されている。そして、第2の電源経路L2には、そのダイオード53を介して環流される電流の電源31側への逆流を防止するためのダイオード56が設けられている。
また、本実施形態のECU23には、上記第2の電源経路L2から分岐した第3の電源経路L3(図2における太破線cに沿った経路)が設けられている。そして、マイコン33及び車両に搭載された他の電装部品57に対する電力供給は、この第3の電源経路L3を介して行われるようになっている。即ち、本実施形態では、第3の電源経路L3は、第2の電源経路L2の抵抗51を介して上記第1の電源経路L1と接続されている。
次に、本実施形態のECU23におけるリレー接点41の異常検出ついて説明する。
本実施形態のECU23は、リレー接点41の両端子間の電圧差に基づいてリレー接点41の異常を検出する機能を備えている。
本実施形態のマイコン33は、コンデンサ43のプリチャージが完了してからリレー回路42をオン作動させた後、コンデンサ43の電荷を放電(ディスチャージ)し、そのときのリレー接点41の両端子間の電圧差に基づいて、リレー接点41がオフしたままとなる異常(オープン異常)を検出する。
詳述すると、マイコン33には、イグニッションスイッチ52のオン/オフ状態を示すIG信号Sigが上位ECU(図示略)から入力されるようになっている。そして、マイコン33はイグニッションスイッチ52がオンされてから、コンデンサ43のプリチャージが完了するのに必要な所定時間が経過した後に、リレー回路42をオン作動させる。これにより、リレー接点41がオンされるときに電源31から同リレー接点41に突入電流が流れることが防止されるようになっている。
また、ECU23には、イグニッションスイッチ52とダイオード56との間、及びリレー接点41のコンデンサ43側の端子とコイル47との間にそれぞれ電圧センサ61,62が設けられており、これら電圧センサ61,62はそれぞれマイコン33に接続されている。そして、マイコン33は、電圧センサ61により検出される電圧、即ちイグニッションスイッチ52がオンされた後におけるリレー接点41の電源31側の端子電圧Vaと、電圧センサ62により検出される電圧、即ちリレー接点41のコンデンサ43側の端子電圧Vbとにより、リレー接点41の両端子間の電圧差ΔVを検出するようになっている。従って、本実施形態では、マイコン33及び電圧センサ61,62により異常検出手段が構成されている。
そして、本実施形態では、マイコン33は、リレー回路42がオン作動した後に、スイッチングアーム36,37のいずれか一方、例えばスイッチングアーム36のFET35a,35cをともにオンすることで、コンデンサ43の電荷をディスチャージするようにしている。なお、スイッチングアーム36のみを通じてコンデンサ43の電荷がディスチャージされるため、ディスチャージするときにモータ21に駆動電力が供給されず、操舵系に意図しないアシスト力が付与されることはない。具体的には、マイコン33は、モータ制御信号Smのデューティ比を、FET35a,35cに電源31から流れる電流が過大となることが抑制される所定デューティ比(例えば10%)以下とする。
ここで、図3(a)に示すように、オープン異常が発生していない正常な場合には、イグニッションスイッチ52がオンされると(時刻t1)、リレー接点41の電源31側の端子電圧Vaは即座に電源電圧まで上昇し、コンデンサ43側の端子電圧Vbは徐々に上昇していく。そして、コンデンサ43のプリチャージが完了し、リレー回路42がオン作動すると(時刻t2)、リレー接点41がオン状態となり、コンデンサ43側の端子電圧Vbが電源電圧と等しくなって電圧差ΔVが「0」になる。この場合には、コンデンサ43の電荷をディスチャージしたときに(時刻t3以降)、コンデンサ43側の端子電圧Vbは下がらない。
しかしながら、図3(b)に示すように、オープン異常が発生している場合には、各端子電圧Va,Vbの値は、リレー回路42がオン作動するまで(時刻t2まで)はオープン異常が発生していない場合と略同様に変化するが、コンデンサ43をディスチャージすると、コンデンサ43側の端子電圧Vbが抵抗51の電圧降下に基づいて下がる。
この点に着目し、マイコン33は、駆動回路32を介してコンデンサ43をディスチャージしたときの電圧差ΔVが閾値としての所定電圧差Vth以上の場合に、オープン異常が発生していると判断するようにしている。なお、所定電圧差Vthは、抵抗51の電圧降下に応じて下がる電圧値よりもやや小さい値である。そして、オープン異常が検出された場合には、パワーアシスト制御を実行せず、例えば警告灯(図示略)を点灯させる等して運転者に異常を報知する一方、オープン異常が検出されなかった場合には、パワーアシスト制御を実行するようにしている。
次に、本実施形態のECU23が車両始動時に行う始動時制御の処理手順を図4のフローチャートに従って説明する。
同図に示すように、ECU23(マイコン33)は、イグニッションスイッチ52がオンされ(ステップ101:YES)、コンデンサ43のプリチャージが完了すると(ステップ102:YES)、リレー回路42をオン作動させて(ステップ103)、ステップ104に移行する。なお、イグニッションスイッチ52がオンされない場合には(ステップ101:NO)、ステップ102以降の処理を実行せず、また、コンデンサ43のプリチャージが完了していない場合には(ステップ102:NO)、ステップ103以降の処理を実行しない。
ステップ104において、マイコン33は、FET35a,35cを所定デューティ比でともにオンする旨のモータ制御信号Smを駆動回路32に出力してコンデンサ43をディスチャージし(ステップ104)、そのときのリレー接点41の両端子間の電圧差ΔVが所定電圧差Vth未満であるか否かを判定する(ステップ105)。そして、電圧差ΔVが所定電圧差Vth未満である場合には(ステップ105:YES)、オープン異常が発生していないと判断し(ステップ106)、本処理を終了する。一方、電圧差ΔVが所定電圧差Vth以上である場合には(ステップ105:NO)、オープン異常が発生していると判断し(ステップ107)、本処理を終了する。
また、本実施形態のマイコン33は、イグニッションスイッチ52がオフされた状態で、リレー接点41をオフすべくリレー回路42をオフ作動させた後に、同マイコン33に電力が供給されているか否かに基づいて、リレー接点41が溶着し、オンしたままとなる異常(溶着異常)を検出する。
すなわち、イグニッションスイッチ52がオフされ、リレー接点41がオフされた状態では、第1及び第2の電源経路L1,L2が遮断されるため、マイコン33には電源31から駆動電力が供給されなくなる。一方、溶着異常が発生している場合には、イグニッションスイッチ52がオフされても、リレー接点41がオンされたままの状態となる。この状態では、第2の電源経路L2の抵抗51を介して第1の電源経路L1と電気的に接続された第3の電源経路L3を通じてマイコン33に電源31から駆動電力が供給されることになる。具体的には、電源31からリレー接点41、抵抗51及び第3の電源経路L3を介して駆動電力が供給されることになる。
この点に着目し、マイコン33は、イグニッションスイッチ52がオフされた状態で、リレー接点41をオフすべくリレー回路42をオフ作動させた後に、同マイコン33に電力が供給されている場合に、溶着異常が発生していると判断するようにしている。なお、マイコン33に電力が供給されているか否かについては、マイコン33の第3の電源経路L3との接続端子63の端子電圧に基づいて判断される。そして、溶着異常が検出された場合には、例えば警告灯を点灯させる等して運転者に異常を報知するようにしている。
次に、本実施形態のECU23がイグニッションスイッチ52のオフ時に行う終了時制御の処理手順を図5のフローチャートに従って説明する。
同図に示すように、ECU23(マイコン33)は、IG信号Sigに基づいてイグニッションスイッチ52がオフされたと判定した場合には(ステップ201:YES)、リレー回路42をオフ作動させ(ステップ202)、ステップ203に移行する。なお、イグニッションスイッチ52がオフされていないと判定した場合には(ステップ201:NO)、ステップ202以降の処理を実行しない。
そして、ステップ203において、マイコン33は、同マイコン33に電力が供給されているか否かを判定し(ステップ203)、マイコン33に電力が供給されていない場合には(ステップ203:YES)、溶着異常は発生していないと判断し(ステップ204)、本処理を終了する。一方、マイコン33に電力が供給されている場合には(ステップ203:NO)、溶着異常が発生していると判断し(ステップ205)、本処理を終了する。なお、説明の便宜上、ステップ203,204において、マイコン33は同マイコン33に電力が供給されていない場合に溶着異常が発生していないと判断するとしたが、溶着異常が発生していない場合には、マイコン33への電力供給が遮断されて同マイコン33が停止するため、実際にはマイコン33は上記判断を行わない。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)ECU23は、Hブリッジ回路として構成された駆動回路32と、駆動回路32の作動を制御するマイコン33と、駆動回路32への電力供給を安定化するためのコンデンサ43と、リレー接点41が介在される第1の電源経路L1を迂回する第2の電源経路L2に介在される抵抗51とを備えた。マイコン33は、抵抗51(第2の電源経路L2)を介してコンデンサ43がプリチャージされた後にリレー回路42をオン作動させるようにした。そして、マイコン33は、リレー回路42のオン作動後に、駆動回路32を構成する直列接続されたFET35a,35cをともにオンさせてコンデンサ43の電荷をディスチャージした際におけるリレー接点41の端子間の電圧差に基づいてオープン異常を検出するようにした。
上記構成によれば、オープン異常が発生している場合には、抵抗51を介してコンデンサ43がプリチャージされている状態で駆動回路32によってディスチャージしたときに、リレー接点41のコンデンサ43側の端子電圧Vbが抵抗51による電圧降下に基づいて下がり、リレー接点41の両端子間に電圧差ΔVが生じる。従って、マイコン33は、コンデンサ43の電荷をディスチャージしているときに、リレー接点41の両端子間に電圧差が生じていた場合に、リレー接点41にオープン異常が発生していると判断できる。このように、抵抗51を介してコンデンサ43がプリチャージされている状態でディスチャージしたときに、リレー接点41の両端子間に生じる電圧差ΔVによってオープン異常を検出するため、従来のように、プリチャージ回路がそのプリチャージの実行・停止を切り替える機能を有する必要がない。また、スイッチングアーム36を構成するFET35a,35cをともにオンすることで、コンデンサ43の電荷をディスチャージするため、ディスチャージ回路を廃止してプリチャージ回路と同等の回路規模の回路構成を削減することができる。その結果、部品点数の削減及び基板面積の縮小が可能になり、これによりコストの低減とEPS1の故障率の低下を図ることができる。
(2)マイコン33は、第2の電源経路L2の抵抗51を介して電気的に接続された第3の電源経路L3を介して電力供給を受けるようにした。そして、マイコン33は、イグニッションスイッチ52がオフされ、リレー回路42がオフ作動した後に、同マイコン33に電力が供給されている場合に溶着異常が発生していると判断するようにした。上記構成によれば、溶着異常が発生している場合には、イグニッションスイッチ52がオフされ、リレー回路42がオフ作動した後において、マイコン33に電力が供給される。従って、マイコン33は、イグニッションスイッチ52がオフされ、リレー回路42がオフ作動した後において、マイコン33に電力が供給されている場合に、リレー接点41に溶着異常が発生していると判断できる。
(3)マイコン33は、スイッチングアーム36を通じてコンデンサ43の電荷をディスチャージする際に、一対のFET35a,35cに入力するモータ制御信号Smのデューティ比を、所定デューティ比以下に制限するようにした。従って、コンデンサ43の電荷をディスチャージする際に、これらFET35a,35cに電源31から過大な電流が流れて該各FET35a,35cが劣化することを防止できる。
(4)マイコン33は、コンデンサ43の電荷をディスチャージしたときのリレー接点41の両端子間の電圧差ΔVが所定電圧差Vth以上である場合に、オープン異常が発生していると判断するようにした。従って、ノイズ等の影響により、所定電圧差Vth未満の電圧差が生じたときに誤ってオープン異常が発生していると判断することを防止できる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、モータ21としてブラシ付きの直流モータを採用し、駆動回路32を2つのスイッチングアーム36,37より構成した。しかしながら、これに限らず、モータ21として三相の駆動電流により駆動されるブラシレスモータを採用するとともに、駆動回路32を各相に対応する3つのスイッチングアームを並列に接続して構成し、これら3つのスイッチングアームのいずれか1つのみを通じてコンデンサ43をディスチャージするようにしてもよい。
・上記実施形態では、イグニッションスイッチ52がオフされ、リレー回路42がオフ作動した後に、同マイコン33に電力が供給されている場合に溶着異常が発生していると判断するようにした。しかし、これに限らず、イグニッションスイッチ52がオフされ、リレー回路42がオフ作動した後に、第3の電源経路L3を介して電力供給を受ける他の電装部品57に電力が供給されている場合に溶着異常が発生していると判断するようにしてもよい。
・上記実施形態では、ECU23がイグニッションスイッチ52をオフしたときに、リレー接点41の溶着異常を検出するようにしたが、これに限らず、溶着異常を検出しない構成としてもよい。
・上記実施形態では、上位ECUからマイコン33にイグニッションスイッチ52のオン/オフ状態を示すIG信号Sigを入力するようにしたが、これに限らず、その他の素子等から入力するようにしてもよい。例えば運転者によるイグニッションスイッチの操作を検出するセンサを設け、同センサからマイコン33にIG信号を出力するようにしてもよい。
・上記実施形態では、マイコン33は、イグニッションスイッチ52がオンされてから所定時間経過した後に、リレー回路42をオン作動させるようにしたが、これに限らず、コンデンサ43のプリチャージ量を検出し、同プリチャージ量が突入電流の流れない所定量以上になった後にリレー回路42をオン作動させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、ECU23には、イグニッションスイッチ52とダイオード56との間、及びリレー接点41のコンデンサ43側の端子とコイル47との間にそれぞれ電圧センサ61,62が設けたが、これに限らず、リレー接点41の両端子電圧Va,Vbを検出することができれば、その他の位置に電圧センサを設けてもよい。
・上記実施形態では、モータ制御信号Smのデューティ比を、電源31から流れる電流が過大となることが抑制される所定デューティ比以下としたが、これに限らず、所定デューティ比以下にしなくてもよい。
・上記実施形態では、本発明をEPSアクチュエータ22の駆動源であるモータ21の作動を制御するECU23に具体化した。しかし、これに限らず、EPSアクチュエータ22のモータ21以外のアクチュエータの作動を制御するECUに適用してもよい。
・また、EPSの形式についても所謂コラム型に限らず、所謂ピニオン型やラックアシスト型であってもよい。
次に、上記各実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(ア)請求項1〜3のいずれか一項に記載の電動パワーステアリング装置において、前記異常検出手段は、前記リレー回路のオン作動後に、前記各スイッチングアームのいずれか1つのみを介して前記コンデンサの電荷を放電したときの前記リレー接点の両端子間の電圧差が閾値以上である場合に、オープン異常が発生していると判断することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
上記構成によれば、電圧差が閾値以上である場合に、オープン異常が発生していると判断するため、ノイズ等の影響により閾値未満の電圧差が生じたときに誤ってオープン異常が発生していると判断することを防止できる。
(イ)電源電圧に基づきアクチュエータに駆動電力を供給する駆動回路と、前記駆動回路の作動を制御する制御手段と、前記駆動回路と電源とを接続する第1の電源経路に設けられたリレー接点をオン/オフするリレー回路と、前記リレー接点の異常を検出する異常検出手段とを備え、前記リレー接点と前記駆動回路との間にはコンデンサが介在され、前記リレー回路はイグニッションスイッチがオンされることにより前記リレー接点を迂回する第2の電源経路を介して前記コンデンサが充電された後にオン作動するものであって、前記異常検出手段は前記リレー回路のオン作動後における前記リレー接点の両端子間の電圧差に基づいて、前記リレー接点がオフしたままとなるオープン異常を検出する電源制御回路において、前記駆動回路は、一対のスイッチング素子を直列に接続してなるスイッチングアームを並列に接続することにより形成され、前記第2の電源経路には、抵抗が介在されるものであって、前記制御手段は、前記オープン異常を検出する間、前記各スイッチングアームのいずれか1つについて、該スイッチングアームを構成する両スイッチング素子をともにオン作動させることを特徴とする電源制御回路。
上記構成によれば、上記請求項1と同様に、電源制御回路の部品点数を削減できる。その結果、部品点数の削減及び基板面積の縮小が可能になり、これによりコストの低減とその故障率の低下を図ることができる。
1…電動パワーステアリング装置、21…モータ、31…電源、32…駆動回路、33…マイコン、35a〜35d…FET、36,37…スイッチングアーム、41…リレー接点、42…リレー回路、43…コンデンサ、51…抵抗、52…イグニッションスイッチ、L1…第1の電源経路、L2…第2の電源経路、L3…第3の電源経路、Va,Vb…端子電圧、ΔV…電圧差。

Claims (3)

  1. 操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与するモータと、
    電源電圧に基づき前記モータに駆動電力を供給する駆動回路と、
    前記駆動回路の作動を制御する制御手段と、
    前記駆動回路と電源とを接続する第1の電源経路と、
    前記第1の電源経路に設けられたリレー接点と、
    前記リレー接点をオン/オフするリレー回路と、
    前記リレー接点の異常を検出する異常検出手段と
    前記リレー接点と前記駆動回路との間に接続されるコンデンサと、
    前記第1の電源経路において前記リレー接点を迂回して前記電源と前記コンデンサとを電気的に接続する第2の電源経路と、を備え、
    前記駆動回路は、一対のスイッチング素子を直列に接続してなるスイッチングアームを並列に接続することにより形成され、
    前記第2の電源経路には、抵抗が介在されるものであって、
    前記リレー回路は、イグニッションスイッチがオンされることにより前記第2の電源経路を介して前記コンデンサが充電された後にオン作動するものであって、
    前記異常検出手段は、
    前記第2の電源経路を介して前記コンデンサに対する充電が行われるとともに、前記各スイッチングアームのいずれか1つを構成する両スイッチング素子がともにオンされることにより前記コンデンサの電荷が放電されている状態で、
    前記リレー回路のオン作動後における前記リレー接点の両端子間の電圧差が、前記抵抗の電圧降下に応じて設定される所定電圧差以上の場合に、前記リレー接点がオフしたままとなるオープン異常を検出することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記異常検出手段を構成する電子回路は、前記第2の電源経路と電気的に接続された第3の電源経路を介して電力供給を受けるものであって、
    前記異常検出手段は、前記イグニッションスイッチがオフし、前記リレー回路がオフ作動した後、前記電子回路に電力が供給されている場合に、前記リレー接点がオンしたままとなる溶着異常が発生していると判断することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記制御手段は、オープン異常を検出するために前記各スイッチングアームの1つのみを通じて前記コンデンサの電荷を放電する際に、該スイッチングアームを構成する前記一対のスイッチング素子に駆動信号として入力するパルス信号のデューティ比を、前記一対のスイッチング素子に流れる電流が過大となることを抑制すべく、所定デューティ比以下に制限することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
JP2009218799A 2009-09-24 2009-09-24 電動パワーステアリング装置 Expired - Fee Related JP5444992B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009218799A JP5444992B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 電動パワーステアリング装置
CN201010289799.2A CN102030030B (zh) 2009-09-24 2010-09-19 电动动力转向装置
US12/885,780 US8401738B2 (en) 2009-09-24 2010-09-20 Electric power steering system
EP10178776.0A EP2301822B1 (en) 2009-09-24 2010-09-23 Electric power steering system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009218799A JP5444992B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 電動パワーステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011068178A JP2011068178A (ja) 2011-04-07
JP5444992B2 true JP5444992B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=43243794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009218799A Expired - Fee Related JP5444992B2 (ja) 2009-09-24 2009-09-24 電動パワーステアリング装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8401738B2 (ja)
EP (1) EP2301822B1 (ja)
JP (1) JP5444992B2 (ja)
CN (1) CN102030030B (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5668441B2 (ja) * 2010-12-07 2015-02-12 株式会社ジェイテクト 駆動力配分制御装置
JP5409692B2 (ja) * 2011-04-18 2014-02-05 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置
CN102798817B (zh) * 2011-05-26 2015-08-26 比亚迪股份有限公司 一种继电器故障检测电路及其故障检测方法
JP5265736B2 (ja) * 2011-07-05 2013-08-14 富士重工業株式会社 充電システム、電動車両、および充電器
JP5888101B2 (ja) * 2012-05-09 2016-03-16 株式会社デンソー 制御装置
KR101457663B1 (ko) * 2012-05-29 2014-11-07 주식회사 만도 전동식 파워 스티어링 시스템 및 그의 초기 구동 체크 방법
JP6136679B2 (ja) 2012-08-09 2017-05-31 株式会社Gsユアサ 蓄電装置及び電力経路開閉装置
JP6365725B2 (ja) * 2012-08-09 2018-08-01 株式会社Gsユアサ 蓄電装置及び電力経路開閉装置
JP5973856B2 (ja) * 2012-09-18 2016-08-23 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置の制御装置
JP2014091343A (ja) * 2012-10-31 2014-05-19 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP5811081B2 (ja) * 2012-12-18 2015-11-11 日本精工株式会社 電源リレー制御装置
CN103303250A (zh) * 2013-05-15 2013-09-18 苏州震科汽车部件有限公司 一种商用车eps转向电机装置
JP5880492B2 (ja) * 2013-07-03 2016-03-09 株式会社デンソー 回転電機制御装置
JP6182385B2 (ja) * 2013-08-05 2017-08-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動モータの制御装置
JP5683667B1 (ja) * 2013-10-11 2015-03-11 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP6451192B2 (ja) * 2014-10-06 2019-01-16 三菱自動車工業株式会社 電動ステアリング装置
KR101647438B1 (ko) * 2015-04-06 2016-08-11 주식회사 지니틱스 유도성 부하 검출장치
CN105656201A (zh) * 2016-01-19 2016-06-08 南京合智电力科技有限公司 一种具有自检功能的控制回路
JP7039860B2 (ja) * 2017-05-11 2022-03-23 東京電力ホールディングス株式会社 電磁接触器の接触不良検出装置
JP7172306B2 (ja) * 2018-09-03 2022-11-16 株式会社ジェイテクト 車両制御装置
CN109850008B (zh) * 2019-02-25 2020-07-28 南京航空航天大学 一种双电机双电源线控转向系统及其容错控制方法
CN111722104B (zh) * 2020-06-30 2023-10-20 潍柴动力股份有限公司 一种检测进气加热继电器状态的方法及装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0919003A (ja) * 1995-06-27 1997-01-17 Honda Motor Co Ltd 電動車両におけるコンデンサの劣化判定装置
JPH1169881A (ja) * 1997-08-26 1999-03-09 Toyota Motor Corp 電動モータ駆動装置
JP3511593B2 (ja) * 2000-11-10 2004-03-29 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング制御装置
JP2002175750A (ja) * 2000-12-08 2002-06-21 Toyota Motor Corp リレーの溶着検出装置
JP2002240655A (ja) * 2001-02-20 2002-08-28 Daihatsu Motor Co Ltd 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法
US6909285B2 (en) * 2002-09-11 2005-06-21 Visteon Global Technologies, Inc. Method for detecting failure of a relay
JP4352253B2 (ja) * 2004-01-29 2009-10-28 株式会社デンソー 車両の伝達比可変操舵装置
JP4111191B2 (ja) * 2004-12-28 2008-07-02 日産自動車株式会社 車両用操舵装置
JP4882467B2 (ja) * 2006-04-10 2012-02-22 日本精工株式会社 電動パワーステアリング制御装置
JP4631928B2 (ja) * 2008-05-12 2011-02-16 トヨタ自動車株式会社 車両のステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2301822A2 (en) 2011-03-30
CN102030030A (zh) 2011-04-27
EP2301822A3 (en) 2011-08-24
US8401738B2 (en) 2013-03-19
CN102030030B (zh) 2014-10-01
US20110071730A1 (en) 2011-03-24
EP2301822B1 (en) 2013-05-01
JP2011068178A (ja) 2011-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5444992B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5742356B2 (ja) 電動パワーステアリング装置の制御装置
JP4882467B2 (ja) 電動パワーステアリング制御装置
US8680808B2 (en) Motor drive apparatus and electric power steering apparatus using the same
US20160028336A1 (en) Control apparatus for electric motor and control method for electric motor
JP2003089360A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2008094342A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5284028B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPWO2005081386A1 (ja) リレー溶着防止装置およびモータ駆動装置
US6995567B2 (en) Failure detection system for electric power steering system
JP5387994B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2017197138A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2013121294A (ja) 電動パワーステアリング用モータの故障診断装置
JP2017022828A (ja) モータ制御装置
JP2018196203A (ja) 電力供給装置
JP5407935B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4352253B2 (ja) 車両の伝達比可変操舵装置
JP2012044781A (ja) モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2002249062A (ja) 電動パワーステアリング制御装置
JP2006062616A (ja) 車両の操舵アシスト装置
JP2020039200A (ja) 車両制御装置
JP2011213255A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5458954B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP7277220B2 (ja) 電源回路及び電源装置
JP6791020B2 (ja) モータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131126

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees