JP4111191B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用操舵装置に関し、特にバックアップシステムを備えたステアバイワイヤ制御を行う操舵装置に関する。
従来、車両用操舵装置としては特許文献1に記載の技術が開示されている。この技術にあってはいわゆるステアバイワイヤ制御を採用し、ステアリングホイールと転舵輪がクラッチによって接続されている。通常時はクラッチを開放することでステアリングホイールと転舵輪とを機械的に分離し、運転者の操舵量を検出して転舵輪に接続するアクチュエータを駆動することにより転舵を行う。また、フェール時にはクラッチを締結し、ステアリングホイールと転舵輪を機械的に接続してマニュアルステアを確保するバックアップシステムを備えている。
特開2002−225733号公報
しかしながら上記従来技術にあっては、フェール時にのみバックアップシステムを作動しているため、バックアップシステムが異常な場合でも、ステアバイワイヤ制御が開始され、フェール時に確実にバックアップシステムの作動ができない虞があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、確実にバックアップシステムが作動可能かどうかを検出し、安全性を向上させた車両用操舵装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトと、前記ステアリングシャフトに接続し、反力を付与する反力アクチュエータと、操向輪に接続されたラックと、前記ラックを駆動して、前記操向輪を転舵駆動する転舵アクチュエータと、前記ステアリングシャフトと前記ラックとの間を締結及び解放可能なクラッチを有するバックアップ機構と、を有する車両用操舵装置において、前記ステアリングシャフトの状態を検出する第1検出手段と、前記ラックの状態を検出する第2検出手段を設け、前記クラッチが締結されているときに、前記転舵アクチュエータを駆動し、前記第1検出手段及び/又は前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認するバックアップ作動確認手段を設けたことを特徴とする。

よって、確実にバックアップシステムが作動可能かどうかを検出し、安全性を向上させた車両用操舵装置を提供することができる。
以下、本発明の車両用操舵装置を実現する実施の形態を、図面に示す実施例1ないし実施例7に基づいて説明する。
[車両用操舵装置のシステム構成]
実施例1につき図1ないし図に基づき説明する。図1は実施例1の車両用操舵装置のシステム構成図である。運転者が操舵量を入力する操舵入力手段として、ステアリングホイール1と、車体側に回転可能に支持されるとともにステアリングホイール1に接続されたステアリングシャフト2を有する。また、ステアリングシャフト2上には、運転者の操舵量としての操舵角を検出する操舵角センサ8と、運転者の操舵量としての操舵トルクを検出するトルクセンサ9を有する。
また、操舵角センサ8及びトルクセンサ9よりも操向輪20側には、運転者(ステアリングホイール1)に操舵反力を付与する反力モータ3を有する。この反力モータ3内には、反力モータ3のモータ回転角を検出する操舵側レゾルバ10を有する。反力モータ3よりも操向輪20側には、ステアリングシャフト2とバックアップ機構7との間を物理的に締結・開放可能な電磁クラッチ6を有する。
バックアップ機構7は、一端が電磁クラッチ6と接続されたステアリング側ケーブルプーリ7aと、一端がピニオンシャフト15と接続された操向輪側ケーブルプーリ7bと、両ケーブルプーリ7a,7bのそれぞれ互いに逆方向に巻き付けられた状態で連結する2本のケーブル7c,7dを有する。電磁クラッチ6が開放されている状態では、ステアリングシャフト2の回転をピニオンシャフト15へ伝達することはない。
一方、電磁クラッチ6が締結されている状態で、ステアリングホイール1を一方向に回転させると、2本のケーブル7c,7dのうち、一方のケーブルが運転者から入力される操舵トルクを伝達し、他方のケーブルが操向輪20から入力される反力トルクを伝達することで、コラムシャフトと同等の機能を発揮するよう構成されている。
操向輪20を転舵する転舵手段として、車体側に回転可能に支持されるとともに一端が操向輪側ケーブルプーリ7bと接続されたピニオンシャフト15を有する。このピニオンシャフト15には、転舵モータ5、転舵側レゾルバ11、転舵側トルクセンサ12、ロータリーエンコーダ13が設けられている。
転舵モータ5はピニオンシャフト15に転舵トルクを出力し、転舵側レゾルバ11は転舵モータ5の回転角を検出する。転舵側トルクセンサ12は転舵モータ5と操向輪20との間に設けられ、ピニオンシャフト15の回転トルクを検出する。ロータリーエンコーダはピニオンシャフト15の回転角を検出する。
またピニオンシャフト15の操向輪側端部には、図示しないラック&ピニオン機構が設けられ、ステアリングラック4を軸方向に移動することで操向輪20の転舵を行うよう構成されている。
さらに、ステアリングシャフト2にはステアリングホイール1の回転を規制するロック機構30が設けられ、イニシャルチェック時にステアリングホイール1が回転することを防止している。
[コントロールユニットの制御構成]
図2はコントロールユニット14の構成を表すブロック図である。コントロールユニット14は、ステアバイワイヤ制御部141、クラッチ制御部142、誤差判断部143、フェールセーフ処理部144を有する。
また、操舵角センサ8から操舵角、操舵側トルクセンサ9から操舵トルク、操舵側レゾルバ10から反力モータ回転角、が入力される。さらに、転舵側レゾルバ11から転舵モータ回転角、転舵側トルクセンサ12から転舵トルク、ロータリーエンコーダ13からピニオンシャフト回転角が入力されるとともに、他のセンサ類(車速センサ、ヨーレイトセンサ、横加速度センサ等)のセンサ信号等が入力される。
ステアバイワイヤ制御部141は、反力モータ3に対し走行状況に応じた操舵反力トルクを付与するよう制御信号を出力するとともに、転舵モータ5に対し走行状況及び運転者の操舵状態に応じた転舵量を付与するよう制御信号を出力する。
クラッチ制御部142は電磁クラッチ6の締結・開放制御を行う。通常のステアバイワイヤ制御実行時に電磁クラッチ6を開放し、イグニッションOFF時(電源OFF時)や、フェールセーフ制御時等は、電磁クラッチ6を締結する。
誤差判断部143は、バックアップ機構7が正常に作動するかを判定するためイニシャルチェック制御を行う。実施例1では、反力モータ3及び転舵モータ5の双方を互いにトルクが相殺する方向に同一トルクTで駆動させ、転舵側トルクセンサ9,12の検出値T1,T2を比較する。T1とT2の誤差が所定範囲内であれば、操舵側と転舵側のトルク伝達がバックアップ機構7を介して正常に行われていると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。
フェールセーフ処理部144では、誤差判断部143において誤差が所定範囲外と判断された場合、フェールセーフ処理を行う。実施例1では警報ランプ21を点灯させた後、車両発進禁止や警報装置の作動などを行う。
[イニシャルチェック制御(トルク値比較:操舵側及び転舵モータ双方駆動)]
バックアップ機構7が正常に作動するかを判定するため、誤差判断部143においてイニシャルチェック制御を行う。停車時のフェールに備えてマニュアルステアを確保するため、イグニッションOFF時において電磁クラッチ6は締結状態とされている。実施例1では、まず反力モータ3に任意のトルクTを発生させ、転舵モータ5にも同一トルク値Tを発生させる。このとき、トルクTは、操向輪20が転舵しない範囲、具体的には操向輪20の路面反力トルクよりも小さなトルクを与える。これにより、イニシャルチェック制御によって操向輪20が転舵することがなく、運転者に違和感を与えることがない。
このとき操舵側、転舵側トルクセンサ9,12の検出値T1,T2を比較し、T1とT2の誤差が所定範囲内であれば、操舵側と転舵側のトルク伝達がバックアップ機構7を介して正常に行われていると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。
検出されたT1とT2の誤差が所定範囲外であれば、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われずマニュアルステアにフェールが発生したと判断し、車両発進禁止や警報装置の作動など、フェールセーフ処理を行う。
[イニシャルチェック制御処理(トルク値比較:操舵側及び転舵モータ双方駆動)]
図3は、実施例1におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS101では、イグニッションはONであるかどうかが判断され、YESであればステップS102へ移行し、NOであれば制御を終了する。
ステップS102では、ステアバイワイヤ制御許可フラグが成立しているかどうかが判断され、YESであればステップS112へ移行し、NOであればステップS103へ移行する。
ステップS103では、電磁クラッチ6をONとし、ステップS104へ移行する。
ステップS104では、反力モータ3及び転舵モータ5をONとし、それぞれトルクTを発生させてステップS105へ移行する。
ステップS105では、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12の検出値T1,T2の相対誤差が所定値εT以内であるかどうかが判断され、YESであればステップS106へ移行し、NOであればステップS109へ移行する。尚、この所定値εTは、各トルクセンサのオフセット値や、バックアップ機構7のフリクション分等を考慮した値に設定される。
ステップS106では、反力モータ3及び転舵モータ5をOFFとし、ステップS107へ移行する。
ステップS107では、電磁クラッチ6を開放し、ステップS108へ移行する。
ステップS108では、ステアバイワイヤ制御許可フラグを成立させ、制御を終了する。
ステップS109では、反力モータ3及び転舵モータ5をOFFとし、ステップS110へ移行する。
ステップS110では、警報ランプをONとし、ステップS111へ移行する。
ステップS111では、フェールセーフ処理を行い、制御を終了する。このフェールセーフ処理では、警告音等で運転者の注意を喚起を図ることとしてもよいし、イグニッションがONされてもエンジンを始動させないことで安全を確保することとしてもよく特に限定しない。
ステップS112では、ステアバイワイヤ制御を実行し、制御を終了する。
[実施例1における効果]
実施例1では、バックアップ機構7が正常に作動するかを判定するため、反力モータ3及び転舵モータ5に同一トルク値Tを発生させて操舵側トルクセンサ9及び転舵側トルクセンサ12の検出値T1,T2を比較し、T1とT2の誤差が所定範囲内であれば、操舵側と転舵側のトルク伝達がバックアップ機構7を介して正常に行われていると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。誤差が所定範囲外、具体的には、バックアップ機構7を介してトルクの伝達が行われておらず、検出値T1,T2の絶対値の和が2Tであれば、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われずマニュアルステアが確保できないと判断し、フェールセーフ処理を行うこととした。
これにより、確実にバックアップ機構7が作動するかどうかを検出することが可能となり、安全性を向上させた車両用操舵装置を提供することができる。また、ロック機構30によってステアリングホイール1が固定されているため、イニシャルチェックに伴ってステアリングホイール1が大きく回転することがなく、運転者の違和感を低減することができる。
実施例2につき図4に基づき説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1ではロック機構30を設け、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12の検出値T1,T2の相対誤差が所定値εT以内であるかどうかを判断したが、実施例2ではロック機構を設けずに転舵側トルクセンサ12の検出値T2に基づいてイニシャルチェックを行う点で実施例1と異なる。
[実施例2におけるコントロールユニット]
実施例2におけるコントロールユニット14は、誤差判断部143を除いて実施例1と同様である。実施例2における誤差判断部143は、まず反力モータ3及び転舵モータ5の双方を互いにトルクが相殺する方向に同一トルク量Tで駆動する。すなわち、反力モータ3のトルク方向を正とすれば、反力モータ3はT、転舵モータ5は−Tのトルクを発生する。
その際、ラック4に作用するトルクT2を転舵側トルクセンサ12によって検出する。バックアップ機構7が正常である場合は反力モータ3と転舵モータ5が互いに同一トルクを発生して互いに回転を規制するため、ラック4はほどんど回転しない。したがって、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が所定範囲内であれば、バックアップ機構7は正常であると判断する。所定範囲を超過すれば、転舵モータ5のトルクをステアリングシャフト側に伝達していないと判断でき、バックアップ機構7は異常と判断する。
また、バックアップ機構7の正常時は反力モータ3はほとんど回転せず、異常時に回転することを利用して操舵角センサ8の検出値Nsが所定値以上となった場合に異常を検出することとしてもよく特に限定しない。尚、ステアリングホイール1の回転を検出する場合は、各モータに与えるトルクTは、ステアリングホイール1等のイナーシャ分よりも大きなトルクを与え、確実に回転を検出するものとする。このとき、回転角の発生は、操舵角として±10°前後を範囲として動かすことで、運転者に違和感を与えることなく確実に回転を検出することができる。
[イニシャルチェック制御(ロック機構なし:双方モータ駆動)]
バックアップ機構7が正常に作動するかを判定するため、誤差判断部143においてイニシャルチェック制御を行う。停車時のフェールに備えてマニュアルステアを確保するため、イグニッションOFF時において電磁クラッチ6は締結状態とされている。実施例2では、まず反力モータ3に任意のトルクTを発生させ、転舵モータ5にも同一トルク値Tを発生させる。
バックアップ機構7が正常である場合はステアリングホイール1とラック4間の動力伝達が正常に行われ、反力モータ3と転舵モータ5が互いに同一トルクを発生して互いに回転を規制するため、ステアリングシャフト2及びラック4はほどんど回転しない(互いのモータ回転誤差εs分のみである)。したがって、εtを所定誤差として、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が−εt≦T2≦εtの範囲内、かつ操舵角センサ8の検出値Nsが各モータ3,5の回転誤差εs以内であれば、バックアップ機構7は正常であると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。
バックアップ機構7に異常が発生し、ステアリングホイール1からラック4に動力伝達が行われない状態であれば、転舵モータ5のトルクは全てラック4に伝達されて転舵側トルクセンサ12に作用し、トルクT2の検出値は誤差εtを超過する。また操舵角センサ8の検出値Nsは各モータ3,5の回転誤差εs分を超えて増加する。
また、正常時は反力モータ3はほとんど回転しないため電流値はシステム起動と同時に立ち上がるステップ波形となる。一方、異常時は反力モータ3の回転は拘束されないため電流値は徐々に上昇する遅れ波形となる(図5参照)。ここで、ステアバイワイヤ制御では、反力モータの制御として、現在の角度から反力を作用させる方向に所定角度だけ進んだ目標角度を設定し、この目標角度と現在の実角度との偏差に基づいて電流指令値を演算するよう構成されている。よって、モータが回転しないときは、偏差が解消されず電流値は一気に上昇する。一方、モータが回転するときは、偏差が適宜解消されるため電流値は徐々に上昇することとなることに起因する。尚、トルク制御等によってモータを制御する場合には、モータ回転に伴う逆起電力分の電流値の変化を検出してトルクを推定してもよく、特に限定しない。
したがって、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が所定誤差±εtを超過するか、または操舵角センサ8の検出値Nsが各モータ3,5の回転誤差εsを超えればバックアップ機構7の異常を検出してフェールセーフ処理を行う。また、T2の判定に加え反力モータ3の電流値が遅れ応答となることも併せて検出することにより、異常判定の信頼性を向上させる。
[実施例2におけるイニシャルチェック制御処理]
図4は、実施例2におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS201〜S204は、実施例1のステップS101〜S104と同様である。
ステップS05では、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が閾値εtを超過するか、またはステアリングシャフト2の回転角Nsが閾値εsを超過するかどうかが判断され、YESであればステップS206へ移行し、NOであればステップS209へ移行する。
ステップS206〜S211は、実施例1のステップS106〜S111と同様である。
[実施例2の効果]
実施例2においては、ラック4に作用するトルクT2は転舵側トルクセンサ12によってバックアップ機構7の正常・異常作動を検出する。転舵側トルクセンサ12の検出値T2が−εt≦T2≦εtの範囲内であれば、バックアップ機構7は正常であると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。転舵側トルクセンサ12の検出値T2が所定誤差±εtを超過する、または操舵角センサ8の検出値Nsが各モータ3,5の回転誤差εsを超過すればバックアップ機構7の異常を検出してフェールセーフ処理を行うこととした。
これにより、ロック機構を設けることなくイニシャルチェックを可能とすることができる。また、正常時には、ステアリングホイール1を動かすことなくイニシャルチェックすることが可能となり、運転者に違和感を与えることがない。また、基本的に転舵側トルクセンサ12の検出値T2のみに基づいてイニシャルチェックが可能なため、操舵側と転舵側双方のトルクを検出する実施例1と比べより簡易な構成を達成できる。さらに、T2の判定に加え反力モータ3の電流値が遅れ応答となることも併せて検出することにより、異常判定の信頼性を向上させることができる。
なお、実施例2では転舵側トルクセンサ12の検出値T2を用いて判断したが、回転角を用いて判断しても良い。具体的には、操舵側と転舵側の減速比がrの場合、転舵モータ5が回転角θ2だけ回転すると反力モータ3はθ2/r回転する。したがって、操舵側、転舵側レゾルバ10,11により操舵側と転舵側の実回転角θ1、θ2を検出し、反力モータ3の実回転角θ1と転舵側モータ5によって回転される回転角θ2/rを比較し、誤差が所定値以内であればバックアップ機構7は正常であると判断してもよい。
あるいは、反力モータ3の実回転角θ1によって転舵側モータ5がθ1×rだけ回転されるため、転舵側モータ5の実回転角θ2と反力モータ3によって回転される回転角θ1×rの比較を行い、誤差を演算して判断してもよく特に限定しない。
また、実施例2ではステアリングシャフト2にロック機構を設けないため、ステアリングホイール1は反力モータ3の回転に連れ回ってしまい、操舵側トルクセンサ9の検出値は0(実際には、ステアリングホイール1のイナーシャ分のトルク程度は発生する)である。したがって、反力モータ3の電流値に基づき、反力モータ3の負荷トルクT1を検出することで、イニシャルチェック制御処理を実行してもよい。
実施例3につき図6に基づき説明する。基本的な構成は実施例1と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例1のイニシャルチェック制御では反力モータ3及び転舵モータ5の双方を駆動させたが、実施例3では反力モータ3のみを駆動し、この反力モータ3のトルクTを操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12で検出・比較することによってバックアップ機構7のイニシャルチェックを行う点で異なる。
[イニシャルチェック制御(トルク値比較:反力モータのみ駆動)]
バックアップ機構7が正常でマニュアルステアが確保できている状態では、反力モータ3のトルクはバックアップ機構7を介して転舵側の各部材に伝達する。したがって、実施例3では反力モータ3(または転舵モータ5)のみを駆動した際、反力モータ3とロック機構30との間に発生するトルクを検出可能であるため、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12の検出値がほぼ同一値と判断された場合、バックアップ機構7は正常であると判断する。
具体的には反力モータ3のみを駆動し、転舵側トルクセンサ12により検出されたトルクT2が所定値以上(反力モータトルクTに対し、操舵側及び転舵側の2つのトルクセンサにより捩れを検出するため、転舵側トルクセンサ12で検出されるトルクは略T/2となる)であれば、誤差判断部143においてバックアップ機構7を介して操舵側と転舵側のトルク伝達が正常に行われていると判断し、通常のステアバイワイヤ制御を実行する。所定値未満であれば、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われていないと判断し、車両発進禁止や警報装置の作動など、フェールセーフ処理を行う。
[イニシャルチェック制御処理(トルク値比較:反力モータのみ駆動)]
図6は、実施例3におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301〜ステップS303は、実施例1におけるステップS101〜ステップS103と同様である。
ステップS304では反力モータ3のみをONとし、ステップS305へ移行する。
ステップS305では、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12により検出されたトルクT1,T2の誤差が所定値εT以下であるかどうかが判断され、YESであればステップS306へ移行し、NOであればステップS309へ移行する。
ステップS306では反力モータ3をOFFとし、ステップS307へ移行する。
ステップS307、S308は図3のステップS107,108と同様である。
ステップS309では反力モータ3をOFFとし、ステップS310へ移行する。
ステップS310、S312は図3のステップS110〜S112と同様である。
[実施例3の効果]
実施例3では反力モータ3のみを駆動し、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12により検出されたトルクT1,T2の誤差が所定値εT未満であれば、バックアップ機構7を介して操舵側と転舵側のトルク伝達が正常に行われていると判断し、通常のステアバイワイヤ制御を実行する。所定値εT以上であれば、操舵側トルクセンサ9のみトルク値が出力され、転舵側トルクセンサ12のトルク値が出力されておらず、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われていないと判断し、車両発進禁止や警報装置の作動など、フェールセーフ処理を行うこととした。
これにより、反力モータ3及び転舵モータ5双方を駆動してイニシャルチェックを行う実施例1に比べ、より簡易な制御によりバックアップ機構7のイニシャルチェックを行うことができる。
実施例4につき図7に基づき説明する。基本的な構成は実施例2と同様であり、ロック機構を設けずに転舵側トルクセンサ12の検出値T2によってイニシャルチェックを行う。実施例2では反力モータ3及び転舵モータ5の双方を駆動したが、実施例4では反力モータ3のみ駆動する点で実施例2と異なる。
[イニシャルチェック制御(ロック機構なし:反力モータのみ駆動)]
実施例4におけるコントロールユニット14は、誤差判断部143を除いて実施例1及び実施例2と同様である。実施例4における誤差判断部143は、反力モータ3のみ駆動し、ラック4に作用するトルクT2を転舵側トルクセンサ12によって検出する。実施例2と同様転舵側トルクセンサ12の検出値T2が所定値以上であれば、バックアップ機構7は正常であると判断する。所定値未満(例えば0)のときは異常と判断する。
なお、実施例2と同様、バックアップ機構7の正常時は反力モータ3はほとんど回転せず、異常時に回転することを利用して操舵角センサ8の検出値Nsが所定値以上となった場合に異常を検出することとしてもよく特に限定しない。
バックアップ機構7が正常である場合はステアリングホイール1とラック4間の動力伝達が正常に行われ、反力モータ3のトルクはラック4から転舵輪20に伝達して反力モータ3の回転は規制される。イニシャルチェックに伴って転舵輪20が転舵することを回避するため、反力モータ3の発生トルクは、転舵輪20を転舵させない程度のトルクとする。
反力モータ3がラック4にトルクを付与しつつ回転を規制されているため、転舵側トルクセンサ12に捩れが発生するとともに、操舵角センサ8の検出値Nsはほとんど変化しないこととなる(Nsの変化は転舵側トルクセンサ12の捩れ角εs分のみ)。したがって、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が正の値であれば、バックアップ機構7は正常であると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。
バックアップ機構7に異常が発生し、ステアリングホイール1からラック4に動力伝達が行われない状態であれば、反力モータ3のトルクは全てステアリングシャフト2に伝達され、転舵側トルクセンサ12には作用しない。したがって、トルクT2は0となり、また操舵角センサ8の検出値Nsは転舵側トルクセンサ12の捩れ角εs分を超えて増加する。また、実施例2と同様に正常時は反力モータ3はほとんど回転しないため電流値はシステム起動と同時に立ち上がるステップ波形となる。一方、異常時は反力モータ3の回転は拘束されないため電流値は徐々に上昇する遅れ波形となる(図5参照)。
したがって、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が0、または操舵角センサ8の検出値Nsが転舵側トルクセンサ12の捩れ角εsを超過すればバックアップ機構7の異常を検出してフェールセーフ処理を行う。また、T2、Nsの判定に加え反力モータ3の電流値が遅れ応答となることも併せて検出することにより、異常判定の信頼性を向上することができる。
[実施例4におけるイニシャルチェック制御処理]
図7は、実施例2におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、各ステップにつき説明する。
ステップS401〜S404は、実施例1のステップS101〜S104と同様である。
ステップS405では、転舵側トルクセンサ12の検出値T2が0、またはステアリングシャフト2の回転角Nsが閾値εsを超過するかどうかが判断され、YESであればステップS406へ移行し、NOであればステップS409へ移行する。
ステップS406〜S411は、実施例1のステップS106〜S111と同様である。
[実施例4の効果]
実施例4においては、実施例4における誤差判断部143は、反力モータ3のみ駆動し、
転舵側トルクセンサ12の検出値T2が正の値であれば、バックアップ機構7は正常であると判断して通常のステアバイワイヤ制御を実行する。転舵側トルクセンサ12の検出値T2が0、または操舵角センサ8の検出値Nsが転舵側トルクセンサ12の捩れ角εsを超過すればバックアップ機構7の異常を検出してフェールセーフ処理を行うこととした。
これにより、反力モータ3のみの駆動によってイニシャルチェックを行うことで、実施例2の作用効果をより簡易な構成により達成することができる。
実施例5につき図8に基づき説明する。基本構成は実施例3と同様にロック機構30を設けて操舵側および転舵側トルクを比較するものであるが、反力モータ3のみを駆動した実施例3に対し、実施例5では転舵モータ5のみを駆動してイニシャルチェックを行う点で異なる。
[イニシャルチェック制御処理(トルク値比較:転舵モータのみ駆動)]
図8は、実施例5におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS501〜ステップS503は、実施例1におけるステップS101〜ステップS103と同様である。
ステップS504では転舵モータ5のみをONとし、ステップS505へ移行する。
ステップS505では、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12により検出されたトルクT1,T2の誤差が所定値εT以下であるかどうかが判断され、YESであればステップS506へ移行し、NOであればステップS509へ移行する。
ステップS506では転舵モータ5をOFFとし、ステップS507へ移行する。
ステップS507、S508は図3のステップS107,108と同様である。
ステップS509では転舵モータ5をOFFとし、ステップS510へ移行する。
ステップS510、S511は図3のステップS110〜S111と同様である。
[実施例5の効果]
実施例5では転舵モータ3のみを駆動し、操舵側及び転舵側トルクセンサ9,12により検出されたトルクT1,T2の誤差が所定範囲内(転舵モータトルクTに対し、操舵側及び転舵側の2つのトルクセンサにより捩れを検出するため、各トルクセンサ9,12で検出されるトルクは略T/2となる)であれば、バックアップ機構7を介して操舵側と転舵側のトルク伝達が正常に行われていると判断し、通常のステアバイワイヤ制御を実行する。所定範囲外であれば、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われていないと判断し、車両発進禁止や警報装置の作動など、フェールセーフ処理を行うこととした。
これにより、実施例3と同様に反力モータ3及び転舵モータ5双方を駆動してイニシャルチェックを行う実施例1に比べ、より簡易な制御によりバックアップ機構7のイニシャルチェックを行うことができる。車両設計に合わせ適宜実施例3または実施例5を用いることで、操舵側または転舵モータ3,5のいずれか一方のみを駆動することで、簡易にバックアップ機構7のイニシャルチェックを行うことができる。
実施例6につき図9に基づき説明する。基本的な構成は実施例2と同様であるため異なる点についてのみ説明する。実施例2では反力モータ3及び転舵モータ5の両方を駆動したが、実施例6では転舵モータ5のみ駆動し、反力モータ3及び転舵モータ5の回転角θ1、θ2を検出・比較することでイニシャルチェックを行う点で実施例2と異なる。
[イニシャルチェック制御(モータ回転角比較)]
バックアップ機構7が正常であれば、電磁クラッチ6締結時に転舵モータ5を回転させるとバックアップ機構7を介して反力モータ3にも回転が伝達される。このとき操舵側と転舵側の減速比をrとすれば、転舵モータ5の回転角θ2に対し反力モータ3の回転角はθ2/rとなる。
したがって実施例6では転舵モータ5を駆動し、バックアップ機構7を介して反力モータ3が回転される角度θ2/rが所定値Nθ2以上回転したかどうかを判断する。
角度θ2/rが所定値Nθ2以上であれば、バックアップ機構7を介して操舵側と転舵側のトルク伝達が正常に行われていると判断し、通常のステアバイワイヤ制御を実行する。所定値Nθ2未満であれば、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われていないと判断し、車両発進禁止や警報装置の作動など、フェールセーフ処理を行う。なお、反力モータ3のみを駆動することにより転舵モータ5が回される角度を検出して比較してもよく特に限定しない。尚、上記各実施例1〜5では、各モータが発生するトルクTは、操向輪20が転舵しない範囲で設定したが、実施例6では、操向輪20が転舵可能なトルクを付与し、実際の転舵角や操舵角の変化に基づいてイニシャルチェック制御を行う。
[イニシャルチェック制御処理(モータ回転角比較)]
図9は、実施例6におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS601〜ステップS603は、図3のフローチャートにおけるステップS101〜ステップS103と同様である。
ステップS604では転舵モータ5のみをONとし、ステップS605へ移行する。
ステップS605では、転舵モータ5の回転によって反力モータ3が回される角度θ2/rが、所定値Nθ2以上であるかどうかが判断され、YESであればステップS606へ移行し、NOであればステップS609へ移行する。
ステップS606では転舵モータ5をOFFとし、ステップS607へ移行する。
ステップS607、S608は図3のステップS107,108と同様である。
ステップS609では転舵モータ5をOFFとし、ステップS610へ移行する。
ステップS610〜S612は図3のステップS110〜S112と同様である。
[実施例6の効果]
実施例6ではまず転舵モータ5を回転させ、この転舵モータ5の回転角θ2に対応する所定値Nθ2と、バックアップ機構7を介して回転される反力モータ3の回転角θ1を比較し、転舵モータ5の回転によって反力モータ3が回される角度θ2/rが所定値Nθ2以上かどうかを判断する。
所定値Nθ2以上であればバックアップ機構7を介して操舵側と転舵側のトルク伝達が正常に行われていると判断し、通常のステアバイワイヤ制御を実行する。所定値Nθ2未満であれば、バックアップ機構7を介したトルク伝達が正常に行われていないと判断し、車両発進禁止や警報装置の作動など、フェールセーフ処理を行うこととした。
これにより、安価な回転センサを用いてイニシャルチェックを行うことでコスト低減を図ることができる。また、車両に合わせトルクによるイニシャルチェックと併用することにより、実施例1ないし3の効果も合わせて得ることができる。
尚、モータ回転角に代えて、より運転者に近いステアリングシャフト2の回転角である操舵角センサ8に基づきイニシャルチェックを行ってもよい。これにより、マニュアルステアが確保できているかどうかのチェックを一層確実に実施することができる。
また、実施例1〜6に基づいてイニシャルチェック処理を説明したが、車両に合わせて各実施例を組み合わせることにより、イニシャルチェックの信頼性をより向上させることができる。
(他の実施例)
以上、本発明の車両用操舵装置を実施例1ないし実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成についてはこれらに限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り設計の変更や追加等は許容される。
例えば、本願実施例ではクラッチとして電磁クラッチを用いたが、摩擦式クラッチを用いてもよい。また、実施例1では操舵側及び転舵側の双方のモータを互いのトルクが相殺し合う向きにトルクを付与し、操舵側と転舵側のトルクセンサの検出値の誤差の値によりバックアップ機構の正常/異常を判断したが、操舵側と転舵側の回転角によって正常/異常を検出することとしてもよい。
また、本願実施例では、イグニッションがONされたときに、バックアップ機構の正常/異常を判断していたが、ステアバイワイヤシステムの電源がONされたときに判断すればよく、ドアロックの解除や運転席のドア開等で、電源をONとしてイニシャルチェックを開始するようにしてもよい。
車両用操舵装置を示すシステム構成図である。 コントローラの制御ブロック図である。 実施例1におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。 正常時と異常時における反力モータ電流値の経時変化を示す図である。 実施例3におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例4におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例5におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例6におけるイニシャルチェック制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
2 回転角センサ
3 反力モータ
4 ステアリングラック
5 転舵モータ
6 電磁クラッチ
7 バックアップ機構
7a ステアリング側ケーブルプーリ
7b 操向輪側ケーブルプーリ
7c,7d ケーブル
8 操舵角センサ
9 操舵側トルクセンサ
10 操舵側レゾルバ
11 転舵側レゾルバ
11 転舵モータ
12 転舵側トルクセンサ
13 ロータリエンコーダ
14 コントロールユニット
15 ピニオンシャフト
20 操向輪
21 警報ランプ
30 ロック機構
141 ステアバイワイヤ制御部
142 クラッチ制御部
143 誤差判断部
144 フェールセーフ処理部

Claims (20)

  1. ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトに接続し、反力を付与する反力アクチュエータと、
    操向輪に接続されたラックと、
    前記ラックを駆動して、前記操向輪を転舵駆動する転舵アクチュエータと、
    前記ステアリングシャフトと前記ラックとの間を締結及び解放可能なクラッチを有するバックアップ機構と、
    を有する車両用操舵装置において、
    前記ステアリングシャフトの状態を検出する第1検出手段と、前記ラックの状態を検出する第2検出手段を設け、
    前記クラッチが締結されているときに、前記転舵アクチュエータを駆動し、前記第1検出手段及び/又は前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認するバックアップ作動確認手段を設けたこと
    を特徴とする車両用操舵装置。
  2. ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトに接続し、反力を付与する反力アクチュエータと、
    操向輪に接続されたラックと、
    前記ラックを駆動して、前記操向輪を転舵駆動する転舵アクチュエータと、
    前記ステアリングシャフトと前記ラックとの間を締結及び解放可能なクラッチを有するバックアップ機構と、
    を有する車両用操舵装置において、
    前記ステアリングシャフトの状態を検出する第1検出手段と、前記ラックの状態を検出する第2検出手段を設け、
    前記クラッチが締結されているときに、前記反力アクチュエータを駆動し、前記第1検出手段及び/又は前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認するバックアップ作動確認手段を設けたこと
    を特徴とする車両用操舵装置。
  3. ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトに接続し、反力を付与する反力アクチュエータと、
    操向輪に接続されたラックと、
    前記ラックを駆動して、前記操向輪を転舵駆動する転舵アクチュエータと、
    前記ステアリングシャフトと前記ラックとの間を締結及び解放可能なクラッチを有するバックアップ機構と、
    を有する車両用操舵装置において、
    前記ステアリングシャフトの状態を検出する第1検出手段と、前記ラックの状態を検出する第2検出手段を設け、
    前記クラッチが締結されているときに、前記反力アクチュエータと前記転舵アクチュエータの双方を、それぞれのトルクが相殺する方向に同一トルクを付与するよう駆動し、前記第1検出手段及び/又は前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認するバックアップ作動確認手段を設けたこと
    を特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項1または3に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第2検出手段は、ラックに付与されるトルクを検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段により検出されたトルクが所定値未満のときは正常作動と判断し、所定値以上のときは異常作動と判断することを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第2検出手段は、ラックに付与されるトルクを検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段により検出されたトルクが所定値以上のときは正常作動と判断し、所定値未満のときは異常作動と判断すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  6. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第1検出手段は、ステアリングシャフトに付与されるトルクを検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段により検出されたトルクが所定値以上のときは正常作動と判断し、所定値未満のときは異常作動と判断すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  7. 請求項2または3に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第1検出手段は、ステアリングシャフトに付与されるトルクを検出し、前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段により検出されたトルクが所定値未満のときは正常作動と判断し、所定値以上のときは異常作動と判断することを特徴とする車両用操舵装置。
  8. 請求項1ないし3いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段及び前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第1検出手段は、ステアリングシャフトに付与されるトルクを検出し、
    前記第2検出手段は、ラックに付与されるトルクを検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段により検出されたトルクと前記第2検出手段により検出されたトルクとのトルク差が所定値未満のときは正常作動と判断し、所定値以上のときは異常作動と判断することを特徴とする車両用操舵装置。
  9. 請求項ないしいずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記第1検出手段は、前記ステアリングホイールと前記反力アクチュエータの間のステアリングシャフトに付与されるトルクを検出すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  10. 請求項9に記載の車両用操舵装置において、
    前記反力アクチュエータは電動モータであり、
    前記第1検出手段は、前記電動モータの電流値に基づいて前記ステアリングシャフトに付与されるトルクを検出すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  11. 請求項4,5及び8いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記ラックと前記転舵アクチュエータは、ピニオンシャフトを介して接続され、
    前記第2検出手段は、前記ラックと前記転舵アクチュエータの間のピニオンシャフトに付与されるトルクを検出する手段としたこと
    を特徴とする車両用操舵装置。
  12. 請求項11に記載の車両用操舵装置において、
    前記転舵アクチュエータは電動モータであり、
    前記第2検出手段は、前記電動モータの電流値に基づいて前記ピニオンシャフトに付与されるトルクを検出すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  13. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第1検出手段は、前記反力アクチュエータの回転角を検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段により検出された回転角が所定値以上のときは正常作動と判断し、所定値未満のときは異常作動と判断すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  14. 請求項2または3に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第1検出手段は、前記反力アクチュエータの回転角を検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段により検出された回転角が所定値以上のときは異常作動と判断し、所定値未満のときは正常作動と判断すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  15. 請求項1または3に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第2検出手段は、前記転舵アクチュエータの回転角を検出し、前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段により検出された回転角が所定値未満のときは正常作動と判断し、所定値以上のときは異常作動と判断することを特徴とする車両用操舵装置。
  16. 請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第2検出手段は、前記転舵アクチュエータの回転角を検出し、前記バックアップ作動確認手段は、前記第2検出手段により検出された回転角が所定値以上のときは正常作動と判断し、所定値未満のときは異常作動と判断することを特徴とする車両用操舵装置。
  17. 請求項1ないし3いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段及び前記第2検出手段の検出値に基づいて前記バックアップ機構の作動を確認する手段であり、
    前記第1検出手段は、前記反力アクチュエータの回転角を検出し、
    前記第2検出手段は、前記転舵アクチュエータの回転角を検出し、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記第1検出手段により検出された回転角と前記第2検出手段により検出された回転角との回転角差が所定値未満のときは正常作動と判断し、所定値以上のときは異常作動と判断することを特徴とする車両用操舵装置。
  18. 請求項1ないし17いずれか1つに記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段は、前記クラッチが締結されているときに前記バックアップ機構の作動を確認し、
    前記クラッチは、前記バックアップ作動確認手段のバックアップ機構の作動確認後に解放すること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  19. 請求項1ないし17いずれか1つに記載の車両用操舵装置において、
    前記クラッチは、前記車両用操舵装置の電源がオフされているときには締結し、電源がオフからオンとなったときに、前記バックアップ作動確認手段によるバックアップ機構の作動を確認後に解放すること
    を特徴とする車両操舵装置。
  20. 請求項1ないし19いずれかに記載の車両用操舵装置において、
    前記バックアップ作動確認手段のバックアップ機構の確認時に、前記ステアリングシャフトの回転を拘束するロック機構を設けたことを特徴とする車両用操舵装置。
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