JP2002225733A - 車両用操舵装置 - Google Patents

車両用操舵装置

Info

Publication number
JP2002225733A
JP2002225733A JP2001020749A JP2001020749A JP2002225733A JP 2002225733 A JP2002225733 A JP 2002225733A JP 2001020749 A JP2001020749 A JP 2001020749A JP 2001020749 A JP2001020749 A JP 2001020749A JP 2002225733 A JP2002225733 A JP 2002225733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steering
reaction force
actuator
motor
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001020749A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Nishizaki
勝利 西崎
Shiro Nakano
史郎 中野
Masaya Segawa
雅也 瀬川
Ryohei Hayama
良平 葉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
Priority to JP2001020749A priority Critical patent/JP2002225733A/ja
Publication of JP2002225733A publication Critical patent/JP2002225733A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/163Part of the steering column replaced by flexible means, e.g. cable or belt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/001Mechanical components or aspects of steer-by-wire systems, not otherwise provided for in this maingroup
    • B62D5/005Mechanical components or aspects of steer-by-wire systems, not otherwise provided for in this maingroup means for generating torque on steering wheel or input member, e.g. feedback
    • B62D5/006Mechanical components or aspects of steer-by-wire systems, not otherwise provided for in this maingroup means for generating torque on steering wheel or input member, e.g. feedback power actuated

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアバイワイヤ式の車両用操舵装置におい
て、車室内部のレイアウトの自由度を大きくすることが
できるとともに、車室内の空間拡大に有利であり、さら
に、車両の前面衝突に伴う操舵輪の突き上げを良好に防
止することができるようにする。 【解決手段】 操舵輪4にその操舵方向と逆向きの反力
を付与する反力用のモータ6と前記操舵輪4とを、前記
モータ6が発生する反力を前記操舵輪4に伝える一対の
伝動ケーブル8,8aが繋いだ構成とし、伝動ケーブル
8,8aを介して前記モータ6を車室外に配置すること
ができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操舵輪等の操舵手段
が操向輪の向きを変える舵取機構に機械的に連結されて
いない車両用操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用操舵装置は、操舵輪等の操舵手段
が操舵軸等の軸部材を介して舵取機構に機械的に連結さ
れているリンク式と、前記操舵手段が前記舵取機構に機
械的に連結されていないステアバイワイヤ式とに大別さ
れる。
【0003】前者のリンク式として、特開平10−67
330号公報に記載されているように、車室内に配置さ
れる操舵輪と、車室外に配置され、舵取用のモータが設
けられている舵取機構と、前記操舵輪及び舵取機構を機
械的に接続する一対の伝動ケーブルと、前記操舵輪の操
舵方向及び操舵角の検出結果に基づいて前記モータを回
転させるマイクロプロセッサを用いてなる舵取制御部と
を備えた車両用操舵装置が知られている。
【0004】このリンク式の車両用操舵装置にあって
は、舵取機構に対する操舵輪の相対位置を自由に選択す
ることができるが、操舵輪の操舵力が常に伝動ケーブル
に伝達されるため、操舵輪及び舵取機構が軸部材で機械
的に接続された車両用操舵装置に比べて前記操舵力の伝
達性が悪いと言う不具合がある。
【0005】後者のステアバイワイヤ式は、その上側が
操舵輪に繋がる操舵軸を舵取機構から機械的に切り離し
て車室内に配し、舵取機構に舵取用のモータを設けてあ
り、また、操舵軸の中間に反力用のモータと、前記舵取
用のモータの故障によって前記舵取機構を駆動すること
ができなくなったとき前記操舵軸を前記舵取機構に機械
的に連結する電磁クラッチ、摩擦クラッチ等の連結手段
とを設けてある。そして、操向輪の実舵角と目標舵角と
の偏差に応じてマイクロプロセッサを用いてなる制御部
が前記舵取用のモータを駆動制御し、さらに、前記制御
部が前記反力用のモータを駆動制御することにより、操
向輪を目標舵角に調整するとともに、操舵輪にその操舵
方向と逆向きの反力を付与する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のステ
アバイワイヤ式にあっては、車室内に配置される操舵輪
と車室外に配置される舵取機構とが操舵軸等の軸部材
と、電磁クラッチ等の連結手段とを介して連結された場
合、車両の前面衝突に伴う操舵輪の突き上げを防止でき
ないし、また、車室内での操舵輪の配設位置が限定さ
れ、車室内部のレイアウトの自由度が制限されることに
なり、さらに、反力用のモータが操舵輪とともに車室内
に配置されるため、車室内の空間拡大に不利であると言
う問題があった。
【0007】また、前記舵取用のモータが故障したと
き、該モータによる操舵補助ができず、舵取りのための
運転者の労力負担が大きいと言う問題があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決することができ
る車両用操舵装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】第1発明
に係る車両用操舵装置は、操向輪の向きを変える舵取機
構に機械的に連結されることなく、静止部材に支持され
る操舵手段と、該操舵手段の操舵に応じて前記舵取機構
を駆動する舵取アクチュエータと、前記操舵手段にその
操舵方向と逆向きの反力を付与する反力手段と、異常が
認められたとき、前記操舵手段を前記舵取機構に機械的
に連結する連結手段とを備えた車両用操舵装置におい
て、前記反力手段及び前記操舵手段を、前記反力手段が
発生する反力を前記操舵手段に伝える伝動ケーブルで繋
いでいることを特徴とする。
【0010】第5発明に係る車両用操舵装置は、前記反
力アクチュエータ及び前記操舵手段、又は前記舵取機構
及び前記連結手段を繋いだ伝動ケーブルを備えているこ
とを特徴とする。
【0011】第1発明及び第5発明にあっては、舵取ア
クチュエータによって舵取機構を駆動することができな
くなったとき、操舵手段を舵取機構に機械的に連結する
ことができるように構成されたステアバイワイヤ式の車
両用操舵装置において、伝動ケーブルを介して反力手段
を車室外に配置することができるため、舵取機構、舵取
アクチュエータ及び反力手段に対する操舵手段の相対位
置を自由に選択することができ、車室内部のレイアウト
の自由度を大きくすることができるとともに、車室内の
空間拡大に有利である。しかも、伝動ケーブルは反力手
段及び操舵手段の間で湾曲させ得るため、車両の前面衝
突に伴う操舵手段の突き上げを前記伝動ケーブルによっ
て良好に防止することができる。
【0012】第2発明に係る車両用操舵装置は、操向輪
の向きを変える舵取機構に機械的に連結されることな
く、静止部材に支持される操舵手段と、該操舵手段の操
舵に応じて前記舵取機構を駆動する舵取アクチュエータ
と、前記操舵手段にその操舵方向と逆向きの反力を付与
する反力アクチュエータと、前記舵取アクチュエータ及
び反力アクチュエータの駆動回路を制御する制御部と、
異常が認められたとき、前記操舵手段を前記舵取機構に
機械的に連結する連結手段とを備えた車両用操舵装置に
おいて、前記制御部は前記舵取アクチュエータが舵取機
構を駆動しているか否かを判定する判定手段と、該判定
手段が否と判定したとき、前記反力の付与を止めるべく
前記反力アクチュエータの駆動を一時停止させる信号を
前記駆動回路へ出力する一時停止手段と、前記操舵手段
の操舵に操舵補助力を加えるべく前記反力アクチュエー
タを駆動させる信号を前記駆動回路へ出力する駆動手段
とを備えていることを特徴とする。
【0013】第2発明にあっては、舵取アクチュエータ
及び反力アクチュエータが正常である場合、操舵手段及
び舵取機構の機械的な連結が連結手段によって離脱して
いるため、操舵手段の操舵に応じて舵取アクチュエータ
及び反力アクチュエータが駆動制御される。
【0014】また、舵取アクチュエータによって前記舵
取機構を駆動することができなくなったとき、制御部の
停止手段から反力アクチュエータの駆動回路へ信号が出
力され、反力アクチュエータの駆動が停止し、操舵手段
及び舵取機構が連結手段によって機械的に連結され、さ
らに、制御部の駆動手段から反力アクチュエータの駆動
回路へ信号が出力され、操舵手段の操舵に操舵補助力を
加えるべく反力アクチュエータが駆動され、操舵手段の
操舵に応じて反力アクチュエータが舵取機構を駆動す
る。このため、ステアバイワイヤ式において、操舵手段
の操舵に応じた舵取機構の動作を反力アクチュエータが
補助し、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するこ
とができる。
【0015】第3発明に係る車両用操舵装置は、前記舵
取機構の駆動を検出する検出手段と、前記操舵手段の操
舵量を検出する検出手段とを備えており、前記判定手段
は前記検出手段の夫々が検出した検出結果に基づいて前
記舵取アクチュエータが駆動しているか否かを判定する
ことを特徴とする。
【0016】第3発明にあっては、操舵手段の操舵量
と、操舵手段の操舵に応じて駆動される舵取機構の駆動
とが検出手段で検出され、夫々の検出結果が制御部に入
力されている。このように夫々の検出結果が制御部に入
力されているとき、舵取アクチュエータが駆動している
と判定される。
【0017】また、操舵手段の操舵量を検出手段が検出
し、検出結果が制御部に入力されている場合で、舵取機
構の駆動が検出手段で検出されず、検出結果が制御部に
入力されないとき、舵取アクチュエータの駆動が停止し
ていると判定され、制御部の一時停止手段及び駆動手段
から反力アクチュエータの駆動回路へ信号が出力され
る。
【0018】第4発明に係る車両用操舵装置は、操向輪
の向きを変える舵取機構に機械的に連結されることな
く、静止部材に支持される操舵手段と、該操舵手段の操
舵に応じて前記舵取機構を駆動する舵取アクチュエータ
と、前記操舵手段にその操舵方向と逆向きの反力を付与
する反力アクチュエータと、前記舵取アクチュエータ及
び反力アクチュエータの駆動回路を制御する制御部と、
異常が認められたとき、前記操舵手段を前記舵取機構に
機械的に連結する連結手段とを備えた車両用操舵装置に
おいて、前記制御部は前記反力アクチュエータが駆動さ
れているか否かを判定する判定手段と、該判定手段が否
と判定したとき、前記反力アクチュエータの駆動を停止
させる信号を前記駆動回路へ出力する停止手段を備えて
いることを特徴とする。
【0019】第4発明にあっては、反力アクチュエータ
によって反力を付与することができなくなったとき、制
御部の停止手段から反力アクチュエータの駆動回路へ信
号が出力され、反力アクチュエータの駆動が停止される
とともに、操舵手段及び舵取機構が連結手段によって機
械的に連結される。このため、操舵の途中で不測に反力
が加えられることがなく、操舵手段の操舵に応じた舵取
機構の動作を前記舵取アクチュエータが補助し、舵取り
のための運転者の労力負担を軽減することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は本発明に係る車両用操舵装置の全体構成を示す模
式的斜視図、図2は伝動ケーブル部分の構成を示す断面
図である。
【0021】この車両用操舵装置は、図示しない車両の
左右方向への移動が可能な舵取軸11を有し、該舵取軸
11の左右に配された一対の操向用の操向輪A,Aに操
向動作を行わせるための舵取機構1と、該舵取機構1か
ら機械的に切り離して軸ハウジング2等の静止部材に回
転自在に支持された操舵軸3と、該操舵軸3の上端に連
結された操舵手段である操舵輪4と、該操舵輪4の操舵
に応じて前記舵取軸11を移動させる舵取用のモータ5
と、前記操舵輪4にその操舵方向と逆向きの反力を付与
する反力用のモータ6と、前記操舵輪4の操舵方向及び
操舵角の検出結果に基づいて前記モータ5,6を回転さ
せるマイクロプロセッサを用いてなる制御部7と、前記
モータ6及び前記操舵軸3の下側を繋いでいる一対の伝
動ケーブル8,8aと、前記舵取用のモータ5が故障し
たとき、前記反力用のモータ6及び前記舵取機構1を機
械的に連結する連結手段9とを備えている。
【0022】舵取機構1は、公知のように、車両の左右
方向への移動が可能な舵取軸11の両端部と操向輪A,
Aを支持するナックルアーム12,12とを連結し、舵
取軸11の両方向への移動によりナックルアーム12,
12を押し引きし、操向輪A,Aを左右に操向させるも
のであり、この操向は舵取軸11の中間に同軸的に構成
されたブラシレス形の舵取用のモータ5の回転を、適宜
の運動変換機構により舵取軸11の移動に変換して行わ
れる。
【0023】この舵取軸11は、軸長方向一端側に螺旋
溝を、また、他端側にラック歯を夫々備え、軸ハウジン
グ13内に回転不能であり、車両の左右方向(軸長方
向)への移動を可能に支持されている。軸ハウジング1
3の中間には筒体14が突設されており、該筒体14内
に、前記ラック歯に噛合するピニオンをその下側に有す
る伝動軸20が回転可能に支持されている。
【0024】この伝動軸20はその上側に前記反力用の
モータ6の出力軸が連結された上側軸20aと、その下
側に前記ピニオンが設けられた下側軸20bとに分割さ
れており、この分割端部間に前記連結手段9が設けられ
ている。また、上側軸20aの中間に前記伝動ケーブル
8,8aの一端側を巻きつけるための下側伝動輪21が
同軸的に設けてあり、該下側伝動輪21に伝動ケーブル
8,8aの一端が掛止してある。
【0025】軸ハウジング13には前記伝動軸20の回
転量及び回転方向を検出するロータリエンコーダ22
と、前記舵取軸11の軸長方向への移動量を検出するス
トロークセンサ23,23とが設けられ、該ロータリエ
ンコーダ22及びストロークセンサ23,23が検出し
た結果はインタフェース回路71を介して前記制御部7
に与えられている。
【0026】舵取アクチュエータであるモータ5の駆動
回路51には前記制御部7が接続されており、該制御部
7から与えられる駆動回路51からの通電によりモータ
5が回転し、該モータ5の回転は、舵取軸11の軸長方
向への移動に変換され、モータ5の回転に応じた操舵
(操向輪A,Aの操向)が行われる。
【0027】また、モータ5は、前記舵取軸11を支持
する軸ハウジング13内に固定される円筒状のステータ
と、該ステータの内側及び舵取軸11の外側間に回転が
可能に支持されており、その外側に複数個の永久磁石が
周方向に離隔して設けられている円筒状のロータとを備
えている。このロータに、その内面にボールねじの軌条
が形成されたボールナットが連結されており、該ボール
ナットと前記螺旋溝との間に介在された複数のボールを
介してモータ5の回転力が舵取軸11の軸長方向移動力
に変換され、該舵取軸11が移動中立位置から車両の左
又は右方向へ移動する構成となっている。
【0028】反力アクチュエータであるモータ6の駆動
回路61には前記制御部7とリレー(図示せず)とが接
続されており、制御部7から与えられる動作指令信号に
応じた駆動回路61からの通電により正逆両方向に駆動
され、操舵輪4の操舵方向と逆方向の力(反力)を付与
する動作をなす。従って、操舵輪4の操舵にはモータ6
が発生する反力に抗する操舵トルクを加える必要があ
り、この操舵トルクを検出するトルクセンサ24と、操
舵輪4の操舵量(回転数)及び操舵方向を検出する例え
ばロータリエンコーダ25とが前記軸ハウジング2に付
設されており、これらトルクセンサ24及びロータリエ
ンコーダ25が検出した結果はインタフェース回路71
を介して前記制御部7に与えられている。また、駆動回
路61は反力用のモータ6が故障し、該モータ6によっ
て操舵輪4に反力を付与することができなくなったと
き、前記リレーがオフし、前記モータ6の駆動が停止さ
れるようにしてある。
【0029】また、モータ6は筒形のモータハウジング
内に固定され、固定子鉄心及び固定子巻線を有する固定
子と、該固定子内に回転可能に配置され、前記上側軸2
0aの上側周面に複数個の永久磁石が周方向に離隔して
設けられている回転子とを備えている。
【0030】制御部7は前記ロータリエンコーダ22,
ストロークセンサ23,トルクセンサ24,ロータリエ
ンコーダ25等の検出手段が検出した検出結果に基づい
て舵取用のモータ5が舵取機構1を駆動しているか否か
を判定する判定手段と、該判定手段が否と判定したと
き、前記反力の付与を止めるべく反力用のモータ6の駆
動を一時停止させる信号を前記駆動回路61へ出力する
一時停止手段と、前記操舵輪4の操舵に操舵補助力を加
えるべく反力用のモータ6を駆動させる信号を前記駆動
回路61へ出力する駆動手段と、反力用のモータ6が駆
動されているか否かを判定する判定手段と、該判定手段
が否と判定したとき、反力用のモータ6の駆動を停止さ
せる信号を前記駆動回路61へ出力する停止手段とを備
えている。
【0031】操舵軸3はその下側に前記伝動ケーブル
8,8aの他端側を巻きつけるための上側伝動輪26が
同軸的に設けてあり、該上側伝動輪26に伝動ケーブル
8,8aの他端が掛止してある。
【0032】この伝動ケーブル8,8aは前記モータ6
が発生する正逆両方向への反力を前記操舵軸3に伝動す
るもので、ワイヤ等の可撓性を有する線部材81,81
aと、該線部材81,81aが挿通され、線部材81,
81aの長手方向への移動を案内する可撓性を有する案
内筒82,82aとを備えている。
【0033】線部材81,81aの一端は前記下側伝動
輪21の軸長方向へ離隔した位置に互いに逆方向への巻
きつけが可能に掛止してあり、他端は前記上側伝動輪2
6の軸長方向へ離隔した位置に互いに逆方向への巻きつ
けが可能に掛止してある。また、案内筒82,82aの
一端は前記モータ6のハウジングの下側で周方向に離間
した位置に嵌合固定してあり、他端は前記軸ハウジング
2の下側で周方向に離間した位置に嵌合固定してある。
【0034】連結手段9は前記した従来の電磁クラッ
チ、摩擦クラッチとか、噛み合いクラッチ等を用いるの
であり、舵取用のモータ5の故障によって舵取軸11を
移動させることができなくなったとき、又は反力用のモ
ータ6の故障によって操舵軸3に反力を付加することが
できなくなったとき前記上側軸20a及び下側軸20b
を連結する。
【0035】尚、連結手段9は前記した如く舵取軸11
を移動させることができなくなったとき、又は操舵軸3
に反力を付加することができなくなったとき操舵軸3を
前記舵取軸11に自動的に、又は手動によって機械的に
連結することが可能な機構であればその手段は特に限定
されない。自動的に連結する場合、例えば前記電磁クラ
ッチ、摩擦クラッチ等の駆動回路に前記制御部7を接続
し、制御部7から与えられる動作指令信号に応じた駆動
回路からの通電/遮断により動作するように構成され
る。
【0036】以上の如く構成された車両用操舵装置は、
操舵軸3及び操舵輪4が車室内に配置され、舵取機構
1、舵取用のモータ5、反力用のモータ6及び連結手段
9が車室外に配置される。このため、舵取機構1、モー
タ5,6に対する操舵輪4の相対位置を自由に選択する
ことができ、車室内部のレイアウトの自由度を大きくす
ることができ、さらに、車室内の空間拡大に有利であ
る。また、車室内の操舵軸3と車室外の反力用のモータ
6とを繋ぐ伝動ケーブル8,8aは適宜に湾曲させ得る
ため、車両の前面衝突に伴う操舵輪4の突き上げを前記
伝動ケーブル8,8aによって良好に防止することがで
きる。
【0037】図3は舵取用、反力用の各モータを駆動制
御する制御部の動作内容を示すフローチャートである。
制御部7はエンジンの起動に応じてその制御動作を開始
し、操舵輪4が操舵中立位置から左又は右へ操舵される
ことにより、ロータリエンコーダ25が測定した操舵輪
4の操舵量及び操舵方向を読み込む(S1)。前記操舵
量が予め設定された所定値に到達したか否かを判定し
(S2)、所定値に到達している場合、操舵補助のため
の準備、及び操舵輪4にその操舵方向と逆向きの反力を
付与するための準備が必要であると判断し、操舵用のモ
ータ5の駆動回路51及び反力用のモータ6の駆動回路
61へ起動信号を発し、モータ5を起動し(S3)、さ
らに、モータ6を起動する(S4)。一方、直進走行時
等で前記操舵量が所定値に到達していない場合、操舵が
行われておらず、操舵補助が不必要であると判定し、
(S1)に戻る。
【0038】操舵用のモータ5の起動により舵取機構1
が駆動され、該舵取機構1の舵取軸11を車両の左又は
右方向へ移動させ、操舵補助を行う。また、反力用のモ
ータ6の起動により操舵輪4にその操舵中立位置へ向か
う反力を付与し、操舵輪4と舵取機構1とが機械的に連
結された一般的な車両用操舵装置と同様の感覚で操舵を
行わせる。
【0039】(S4)において反力用のモータ6を起動
した後、制御部7はストロークセンサ23が検出した舵
取軸11の移動量を読み込み(S5)、現状における舵
取軸11の移動量を認識し、この移動量が、前記操舵量
に基づいて予め設定された移動量であるか否か、即ち、
操舵用のモータ5が駆動しているか否かを判定する(S
6)。この判定の結果、モータ5が駆動していない場
合、即ち、モータ5が舵取機構1を駆動していない場
合、制御部7はトルクセンサ24が検出した操舵トルク
を読み込み(S7)、現状における反力用のモータ6の
反力を認識し、この反力が前記操舵量に基づいて予め設
定された反力であるか否か、即ち、反力用のモータ6が
駆動しているか否かを判定する(S8)。この判定の結
果、反力用のモータ6が駆動している場合、ロータリエ
ンコーダ25によって測定された操舵方向を読み込み
(S9)、現状における操舵方向を認識し、制御部7の
停止手段からモータ6の駆動回路61へ一時停止指令を
発して、モータ6の駆動を一時停止させ(S10)、次
いで連結手段9によって前記上側軸20aと下側軸20
bとを連結し(S10a)、制御部7の駆動手段からモ
ータ6の駆動回路61へ起動信号を発し、モータ6を操
舵輪4の操舵方向と同方向へ起動させる(S11)。
【0040】一方、(S6)での判定の結果、モータ5
が駆動している場合、即ち、モータ5が舵取機構1を駆
動している場合、制御部7はトルクセンサ24が検出し
た操舵トルクを読み込み(S12)、現状における反力
用のモータ6の反力を認識し、この反力が前記操舵量に
基づいて予め設定された反力であるか否か、即ち、反力
用のモータ6が駆動しているか否かを判定する(S1
3)。この判定の結果、反力用のモータ6が駆動してい
ない場合、制御部7の停止手段からモータ6の駆動回路
61へ停止指令を発して、該駆動回路61に接続されて
いるリレーをオフし、モータ6の駆動を停止させる(S
14)。
【0041】また、(S13)での判定の結果、反力用
のモータ6が駆動している場合、制御部7はロータリエ
ンコーダ25が測定した操舵量を読み込み(S15)、
現状における操舵輪4の操舵量を認識し、この現状にお
ける操舵量が(S1)で読み込みした操舵量よりも増加
したか、即ち、操舵輪4が継続して操舵されているか、
又は、操舵輪4が操舵されていないかを判定し(S1
6)、この判定の結果、操舵輪4が継続して操舵されて
いる場合は(S5)へ戻り、また、操舵輪4が操舵され
ていない場合は(S1)へ戻る。また、(S8)での判
定の結果、反力用のモータ6が駆動していない場合、制
御部7の停止手段からモータ6の駆動回路61へ停止指
令を発して、該駆動回路61に接続されているリレーを
オフし、モータ6の駆動を停止させる(S14)。
【0042】以上の制御部7の動作により、本発明に係
る車両用操舵装置においては、操舵用のモータ5、モー
タ5の駆動回路51又は駆動回路51の制御系が故障
し、モータ5によって舵取機構1を駆動することができ
なくなった場合、反力用のモータ6の駆動を一時停止さ
せ、次に、連結手段9によって前記上側軸20aと下側
軸20bとが連結され、換言すれば、操舵軸3と舵取機
構1とが伝動ケーブル8,8a、連結手段9、伝動軸2
0、ピニオン及びラック歯を介して機械的に連結され、
さらに、該モータ6を操舵輪4の操舵方向と同方向に駆
動させ、操舵輪4の操舵に応じて反力用のモータ6が舵
取機構1を駆動させるのであり、操舵輪4の操舵に応じ
て前記反力用のモータ6が、伝動軸20、連結手段9、
ピニオン及びラック歯を介して舵取機構1を駆動する。
このため、ステアバイワイヤ式において、操舵輪4の操
舵に応じた舵取機構1の動作を前記反力用のモータ6が
補助し、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するこ
とができる。
【0043】また、反力用のモータ6、モータ6の駆動
回路61又は駆動回路61の制御系が故障し、モータ6
によって操舵輪4に反力を付与することができなくなっ
た場合、モータ6の駆動を停止させるのであり、また、
このとき連結手段9によって前記上側軸20aと下側軸
20bとが連結され、換言すれば、操舵軸3と舵取機構
1とが伝動ケーブル8,8a、連結手段9、伝動軸2
0、ピニオン及びラック歯を介して機械的に連結され、
さらに、前記制御部7が前記リレーをオフし、反力用の
モータ6の駆動が停止される。このため、操舵の途中で
不測に反力が加えられることがなく、操舵輪4の操舵に
応じた舵取機構1の動作を前記操舵用のモータ5が補助
し、舵取りのための運転者の労力負担を軽減することが
できる。
【0044】実施の形態2 図4は車両用操舵装置の実施の形態2の全体構成を示す
模式的斜視図である。実施の形態2の車両用操舵装置
は、下側にピニオンを有する伝動軸20に反力用のモー
タ6及び連結手段9を設ける代わりに、上側が操舵輪4
に繋がる操舵軸3に反力用のモータ6及び連結手段9を
設けたものである。
【0045】操舵軸3はその上側が操舵輪4に繋がる上
側軸3aと、その下側が前記上側伝動輪26を介して前
記伝動ケーブル8,8aに接続された下側軸3bとに分
割されており、前記上側軸3aに、詳しくは該上側軸3
aを支持する軸ハウジング2と上側軸3aとの間に前記
反力用のモータ6が設けてあり、前記上側軸3aと下側
軸3bとの間に前記連結手段9が設けてある。
【0046】反力用のモータ6を駆動制御する制御部7
は、実施の形態1と同様、反力用のモータ6が故障し、
該モータ6によって操舵輪4に反力を付与することがで
きなくなったとき、制御部7の停止手段がモータ6の駆
動回路61へ信号を出力し、該駆動回路61に接続され
ているリレーをオフし、モータ6の駆動を停止させるよ
うにしてある。
【0047】また、下側にピニオンを有する伝動軸20
の上側と前記下側軸3bの下側とに前記下側伝動輪21
及び上側伝動輪26を介して前記伝動ケーブル8,8a
が繋がっている。また、伝動ケーブル8,8aの案内筒
82,82aの両端は前記下側伝動輪21及び上側伝動
輪26を覆うハウジング等の静止部材に挿嵌固定されて
いる。
【0048】実施の形態2においては、操舵軸3、操舵
輪4、反力用のモータ6及び連結手段9が車室内に配置
され、舵取機構1及び舵取用のモータ5が車室外に配置
される。このため、車両の前面衝突に伴う操舵輪4の突
き上げを前記伝動ケーブル8,8aによって良好に防止
することができる。
【0049】そして、舵取用のモータ5及び反力用のモ
ータ6は実施の形態1と同様に駆動制御される。モータ
5及びモータ6が正常である場合、実施の形態1と同
様、操舵輪4の操舵に応じて制御部7が舵取用のモータ
5を駆動制御し、該モータ5が舵取機構1を駆動すると
ともに、制御部7が反力用のモータ6を駆動制御し、該
モータ6が操舵輪4にその操舵方向と逆向きの反力を付
与する。また、連結手段9は上側軸3aと下側軸3bと
を切り離しており、換言すれば、操舵輪4に繋がる上側
軸3aと舵取機構1とは機械的に連結されていない。
【0050】また、舵取用のモータ5が故障し、該モー
タ5によって舵取機構1を駆動することができなくなっ
たと判定されたとき、実施の形態1と同様、制御部7の
一時停止手段からモータ6の駆動回路61へ信号が出力
され、モータ6の駆動が一時停止された後に、連結手段
9によって前記上側軸3aと下側軸3bとが連結され、
換言すれば、操舵輪4と舵取機構1とが操舵軸3、連結
手段9、伝動ケーブル8,8a、伝動軸20、ピニオン
及びラック歯を介して機械的に連結され、制御部7の駆
動手段からモータ6の駆動回路61へ信号が出力され、
モータ6が操舵輪4の操舵方向と同方向に駆動され、操
舵輪4の操舵に応じて反力用のモータ6が、連結手段
9、下側軸3b、伝動ケーブル8,8a、伝動軸20、
ピニオン及びラック歯を介して舵取機構1を駆動する。
このため、操舵輪4の操舵に応じた舵取機構1の動作を
前記反力用のモータ6が補助し、舵取りのための運転者
の労力負担を軽減することができる。
【0051】また、反力用のモータ6が故障し、該モー
タ6によって操舵輪4に反力を付与することができなく
なったと判定されたとき、実施の形態1と同様、制御部
7の停止手段からモータ6の駆動回路61へ信号が出力
され、該駆動回路61に接続されているリレーをオフ
し、モータ6の駆動を確実に停止させる。さらに、連結
手段9によって前記上側軸3aと下側軸3bとが連結さ
れ、換言すれば、操舵輪4と舵取機構1とが操舵軸3、
連結手段9、伝動ケーブル8,8a、伝動軸20、ピニ
オン及びラック歯を介して機械的に連結される。このた
め、操舵の途中で不測に反力が加えられることがなく、
操舵輪4の操舵に応じた舵取機構1の動作を前記操舵用
のモータ5が補助し、舵取りのための運転者の労力負担
を軽減することができる。
【0052】その他の構成及び作用は実施の形態1と同
様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、
その詳細な説明及び作用の説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用操舵装置の全体構成を示す
模式的斜視図である。
【図2】本発明に係る車両用操舵装置の伝動ケーブル部
分の構成を示す断面図である。
【図3】本発明に係る車両用操舵装置の舵取用、反力用
のモータを駆動制御する制御部の動作内容を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明に係る車両用操舵装置の実施の形態2の
全体構成を示す模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 舵取機構 2 静止部材(軸ハウジング) 3 操舵軸 4 操舵輪 5 舵取アクチュエータ(モータ) 6 反力用のモータ(反力手段) 8,8a 伝動ケーブル 9 連結手段 20 伝動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬川 雅也 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 葉山 良平 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 Fターム(参考) 3D030 DB19 3D032 CC34 CC42 DA03 DA15 DD17 EA01 EC27 EC29 3D033 CA03 CA05 CA16 CA17 CA21 CA31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向輪の向きを変える舵取機構に機械的
    に連結されることなく、静止部材に支持される操舵手段
    と、該操舵手段の操舵に応じて前記舵取機構を駆動する
    舵取アクチュエータと、前記操舵手段にその操舵方向と
    逆向きの反力を付与する反力手段と、異常が認められた
    とき、前記操舵手段を前記舵取機構に機械的に連結する
    連結手段とを備えた車両用操舵装置において、前記反力
    手段及び前記操舵手段を、前記反力手段が発生する反力
    を前記操舵手段に伝える伝動ケーブルで繋いでいること
    を特徴とする車両用操舵装置。
  2. 【請求項2】 操向輪の向きを変える舵取機構に機械的
    に連結されることなく、静止部材に支持される操舵手段
    と、該操舵手段の操舵に応じて前記舵取機構を駆動する
    舵取アクチュエータと、前記操舵手段にその操舵方向と
    逆向きの反力を付与する反力アクチュエータと、前記舵
    取アクチュエータ及び反力アクチュエータの駆動回路を
    制御する制御部と、異常が認められたとき、前記操舵手
    段を前記舵取機構に機械的に連結する連結手段とを備え
    た車両用操舵装置において、前記制御部は前記舵取アク
    チュエータが舵取機構を駆動しているか否かを判定する
    判定手段と、該判定手段が否と判定したとき、前記反力
    の付与を止めるべく前記反力アクチュエータの駆動を一
    時停止させる信号を前記駆動回路へ出力する一時停止手
    段と、前記操舵手段の操舵に操舵補助力を加えるべく前
    記反力アクチュエータを駆動させる信号を前記駆動回路
    へ出力する駆動手段とを備えていることを特徴とする車
    両用操舵装置。
  3. 【請求項3】 前記舵取機構の駆動を検出する検出手段
    と、前記操舵手段の操舵量を検出する検出手段とを備え
    ており、前記判定手段は前記検出手段の夫々が検出した
    検出結果に基づいて前記舵取アクチュエータが駆動して
    いるか否かを判定する請求項2記載の車両用操舵装置。
  4. 【請求項4】 操向輪の向きを変える舵取機構に機械的
    に連結されることなく、静止部材に支持される操舵手段
    と、該操舵手段の操舵に応じて前記舵取機構を駆動する
    舵取アクチュエータと、前記操舵手段にその操舵方向と
    逆向きの反力を付与する反力アクチュエータと、前記舵
    取アクチュエータ及び反力アクチュエータの駆動回路を
    制御する制御部と、異常が認められたとき、前記操舵手
    段を前記舵取機構に機械的に連結する連結手段とを備え
    た車両用操舵装置において、前記制御部は前記反力アク
    チュエータが駆動されているか否かを判定する判定手段
    と、該判定手段が否と判定したとき、前記反力アクチュ
    エータの駆動を停止させる信号を前記駆動回路へ出力す
    る停止手段を備えていることを特徴とする車両用操舵装
    置。
  5. 【請求項5】 前記反力アクチュエータ及び前記操舵手
    段、又は前記舵取機構及び前記連結手段を繋いだ伝動ケ
    ーブルを備えている請求項2乃至4の何れかに記載の車
    両用操舵装置。
JP2001020749A 2001-01-29 2001-01-29 車両用操舵装置 Pending JP2002225733A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001020749A JP2002225733A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 車両用操舵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001020749A JP2002225733A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 車両用操舵装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002225733A true JP2002225733A (ja) 2002-08-14

Family

ID=18886411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001020749A Pending JP2002225733A (ja) 2001-01-29 2001-01-29 車両用操舵装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002225733A (ja)

Cited By (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6655709B2 (en) * 2002-01-29 2003-12-02 Trw Inc. Steer-by-wire steering apparatus with actuatable mechanism
EP1486397A2 (en) * 2003-06-11 2004-12-15 Nissan Motor Company, Limited Fail-safe steering system for a vehicle
JP2005104439A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置
JP2005126044A (ja) * 2003-10-02 2005-05-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置
WO2005056357A1 (ja) 2003-12-10 2005-06-23 Hitachi, Ltd. 操作入力装置
JP2006273051A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置
JP2006290136A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Nissan Motor Co Ltd 操舵制御装置
EP1731403A2 (en) 2005-06-07 2006-12-13 Nissan Motor Co., Ltd. Steering apparatus for a vehicle
WO2007010790A1 (ja) 2005-07-20 2007-01-25 Fuji Kiko Co., Ltd. 車両用操舵装置
JP2007055507A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Suzuki Motor Corp 雪上車のステアリング装置
EP1787891A1 (en) 2005-11-19 2007-05-23 Nissan Motor Company Limited Vehicle steering
JP2007230360A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置
US7308964B2 (en) 2003-10-02 2007-12-18 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering apparatus
WO2008059731A1 (fr) 2006-11-17 2008-05-22 Jtekt Corporation Dispositif de direction de véhicule
JP2008162505A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Jtekt Corp 車両用操舵装置
JP2008280001A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Jtekt Corp 車両用操舵装置
US7628245B2 (en) 2004-12-28 2009-12-08 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering apparatus
US8418800B2 (en) 2005-11-29 2013-04-16 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering controller and method
WO2014038134A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置及び車両用操舵制御方法
JP2014058225A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置及び車両用操舵制御方法
WO2014054265A1 (ja) 2012-10-03 2014-04-10 日産自動車株式会社 ステアリング制御装置、ステアリング制御方法
WO2014104253A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 本田技研工業株式会社 車両用操舵装置
CN104015781A (zh) * 2014-06-17 2014-09-03 吉林大学 具有柔性冗余机构的车用线控转向装置
JP2017001562A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 Kyb株式会社 ステアリング制御装置
JP2017020951A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社ジェイテクト 回転角度検出装置および操舵装置
JP2019043222A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 いすゞ自動車株式会社 ステアリング装置
FR3087409A1 (fr) * 2018-10-22 2020-04-24 Psa Automobiles Sa Systeme de direction pour vehicule automobile muni d'une liaison mecanique flexible
JP2020131958A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 トヨタ自動車株式会社 ステアリング装置
WO2023286223A1 (en) 2021-07-14 2023-01-19 Honda Motor Co., Ltd. Steering system for vehicle
US11713071B2 (en) 2017-03-24 2023-08-01 Aisin Corporation Vehicle with four wheel steering system

Cited By (54)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6655709B2 (en) * 2002-01-29 2003-12-02 Trw Inc. Steer-by-wire steering apparatus with actuatable mechanism
EP1486397A3 (en) * 2003-06-11 2005-08-31 Nissan Motor Company, Limited Fail-safe steering system for a vehicle
EP1486397A2 (en) * 2003-06-11 2004-12-15 Nissan Motor Company, Limited Fail-safe steering system for a vehicle
US7007769B2 (en) 2003-06-11 2006-03-07 Nissan Motor Co., Ltd. Fail-safe steering system for a vehicle
US7308964B2 (en) 2003-10-02 2007-12-18 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering apparatus
JP2005126044A (ja) * 2003-10-02 2005-05-19 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置
JP4581506B2 (ja) * 2003-10-02 2010-11-17 日産自動車株式会社 車両用操舵装置
JP2005104439A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵装置
WO2005056357A1 (ja) 2003-12-10 2005-06-23 Hitachi, Ltd. 操作入力装置
US7628245B2 (en) 2004-12-28 2009-12-08 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering apparatus
CN101565053B (zh) * 2004-12-28 2014-04-30 日产自动车株式会社 车辆用转向操纵装置
JP2006273051A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置
JP4622622B2 (ja) * 2005-03-28 2011-02-02 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置
JP2006290136A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Nissan Motor Co Ltd 操舵制御装置
JP4534845B2 (ja) * 2005-04-08 2010-09-01 日産自動車株式会社 操舵制御装置
EP1731403A3 (en) * 2005-06-07 2007-08-29 Nissan Motor Co., Ltd. Steering apparatus for a vehicle
EP1731403A2 (en) 2005-06-07 2006-12-13 Nissan Motor Co., Ltd. Steering apparatus for a vehicle
US7604083B2 (en) 2005-06-07 2009-10-20 Nissan Motor Co., Ltd. Steering apparatus for a vehicle
EP1905671A1 (en) * 2005-07-20 2008-04-02 Fujikiko Co., Ltd. Steering apparatus for vehicle
WO2007010790A1 (ja) 2005-07-20 2007-01-25 Fuji Kiko Co., Ltd. 車両用操舵装置
EP1905671A4 (en) * 2005-07-20 2009-08-05 Fuji Kiko Kk VEHICLE STEERING DEVICE
JP4682753B2 (ja) * 2005-08-25 2011-05-11 スズキ株式会社 雪上車のステアリング装置
JP2007055507A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Suzuki Motor Corp 雪上車のステアリング装置
EP1787891A1 (en) 2005-11-19 2007-05-23 Nissan Motor Company Limited Vehicle steering
US7726437B2 (en) 2005-11-19 2010-06-01 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering controller and method
US8418800B2 (en) 2005-11-29 2013-04-16 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering controller and method
JP2007230360A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置
US7708108B2 (en) 2006-03-01 2010-05-04 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle steering control apparatus and method
WO2008059731A1 (fr) 2006-11-17 2008-05-22 Jtekt Corporation Dispositif de direction de véhicule
US8185270B2 (en) 2006-11-17 2012-05-22 Jtekt Corporation Vehicle steering device
WO2008084649A1 (ja) 2006-12-28 2008-07-17 Jtekt Corporation 車両用操舵装置
JP2008162505A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Jtekt Corp 車両用操舵装置
US8131426B2 (en) 2006-12-28 2012-03-06 Jtekt Corporation Vehicle steering system
JP2008280001A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Jtekt Corp 車両用操舵装置
WO2014038134A1 (ja) * 2012-09-10 2014-03-13 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置及び車両用操舵制御方法
JP5817934B2 (ja) * 2012-09-10 2015-11-18 日産自動車株式会社 車両用操舵制御装置及び車両用操舵制御方法
JP2014058225A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Nissan Motor Co Ltd 車両用操舵制御装置及び車両用操舵制御方法
WO2014054265A1 (ja) 2012-10-03 2014-04-10 日産自動車株式会社 ステアリング制御装置、ステアリング制御方法
CN104718123A (zh) * 2012-10-03 2015-06-17 日产自动车株式会社 转向控制装置、转向控制方法
US9637167B2 (en) 2012-10-03 2017-05-02 Nissan Motor Co., Ltd. Steering control device, and steering control method
JP5930058B2 (ja) * 2012-10-03 2016-06-08 日産自動車株式会社 ステアリング制御装置、ステアリング制御方法
WO2014104253A1 (ja) * 2012-12-28 2014-07-03 本田技研工業株式会社 車両用操舵装置
JPWO2014104253A1 (ja) * 2012-12-28 2017-01-19 本田技研工業株式会社 車両用操舵装置
JP6017588B2 (ja) * 2012-12-28 2016-11-02 本田技研工業株式会社 車両用操舵装置
US9533703B2 (en) 2012-12-28 2017-01-03 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle steering device
CN104015781A (zh) * 2014-06-17 2014-09-03 吉林大学 具有柔性冗余机构的车用线控转向装置
CN104015781B (zh) * 2014-06-17 2016-03-30 吉林大学 具有柔性冗余机构的车用线控转向装置
JP2017001562A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 Kyb株式会社 ステアリング制御装置
JP2017020951A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 株式会社ジェイテクト 回転角度検出装置および操舵装置
US11713071B2 (en) 2017-03-24 2023-08-01 Aisin Corporation Vehicle with four wheel steering system
JP2019043222A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 いすゞ自動車株式会社 ステアリング装置
FR3087409A1 (fr) * 2018-10-22 2020-04-24 Psa Automobiles Sa Systeme de direction pour vehicule automobile muni d'une liaison mecanique flexible
JP2020131958A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 トヨタ自動車株式会社 ステアリング装置
WO2023286223A1 (en) 2021-07-14 2023-01-19 Honda Motor Co., Ltd. Steering system for vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002225733A (ja) 車両用操舵装置
JP4419114B2 (ja) 車両用操舵装置
JP3554841B2 (ja) 自動車の舵取装置
JPH09142330A (ja) 自動車の舵取り装置
JP2004237785A (ja) 車両用操舵装置
KR102546961B1 (ko) 스티어 바이 와이어 장치
JP2009286211A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4007200B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2000016316A (ja) 車両用操舵装置
JP2010167842A (ja) 車両用操舵装置
JP4020012B2 (ja) 車両用操舵装置
JP3643942B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4014817B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP4283199B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP2003267249A (ja) 車両用操舵装置
JP4729807B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP4115286B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3856638B2 (ja) 車両用操舵装置
JP4283198B2 (ja) 車両の操舵制御装置
JP2006175925A (ja) 車両用操舵装置
JP2003127881A (ja) 車両用操舵装置
JP3804506B2 (ja) 車両用操舵装置
JP3985678B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2002211417A (ja) 車両用操舵装置
JP3248426B2 (ja) 車両用舵取装置