JP2020131958A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステアリングホイールの移動ストロークを大きく設定することが可能なステアバイワイヤ式のステアリング装置を提供する。【解決手段】自身の軸線AXに沿って移動可能なステアリングシャフト33と、ステアリングシャフト33の回転に伴って回転する操舵アクチュエータ24と、操舵輪26L、26Rの操舵角を変更可能に構成され且つステアリングシャフト33と機械的に連結されていない操舵角変更装置20と、操舵輪26L、26Rが路面から受ける反力に相当する回転力を発生可能であり且つ軸線AXの延長線上に位置しないように車体に固定された操舵反力アクチュエータ40と、ステアリングシャフト33が軸線AXに沿って移動するのを許容しながら操舵反力アクチュエータ40とステアリングシャフト33とを接続し、且つ、操舵反力アクチュエータ40の回転力をステアリングシャフト33に付与する動力伝達機構50と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電動式アクチュエータの動力を利用して操舵アシストを行うステアバイワイヤ式のステアリング装置に関する。
特許文献1は、ステアバイワイヤ式のステアリング装置(以下、単にステアリング装置と称することがある)を開示している。このステアリング装置は、コラムユニット及びラックピニオンギア機構を備えている。コラムユニットは、ステアリングホイールと一緒に回転するステアリングシャフトと、車輪が路面から受ける反力に相当する回転力をステアリングシャフトに付与する操舵反力アクチュエータと、を備えている。操舵反力アクチュエータはステアリングシャフトの前端の直前に位置するように車体に固定されている。即ち、操舵反力アクチュエータはステアリングシャフトの軸線上に位置する。
ラックピニオンギア機構は、操舵アクチュエータと、操舵アクチュエータに接続されたピニオン軸と、ピニオン軸と噛合し且つピニオン軸が回転したときに車両の幅方向にスライドすることにより操舵輪の操舵角を変化させるラック軸と、を備えている。
このステアリング装置では、ステアリングホイール(ステアリングシャフト)のトルクがトルク検出手段によって検出され、検出されたトルクの大きさに対応する信号が操舵アクチュエータに送信される。従って、運転者がステアリングホールを回転操作すると、操舵アクチュエータからピニオン軸を介してラック軸にラック軸をスライドさせるためのアシスト力が付与される。
特許文献2のステアリング装置は、コラムユニットをインストルメントパネルに対してステアリングシャフトの軸線方向に移動可能に支持するスライド支持機構を備えている。即ち、このステアリング装置のコラムユニットは、運転者がステアリングホイールを操舵可能な使用位置と、使用位置よりも前方に位置し且つコラムユニットの大部分がインストルメントパネルの内側空間(前方空間)に位置する格納位置と、の間を上記軸線方向に沿って移動可能である。
従って、特許文献2の技術思想を特許文献1に適用すれば、コラムユニットが使用位置と格納位置との間で移動可能なステアバイワイヤ式のステアリング装置が得られる。
しかし特許文献1のステアリング装置では、上述のように操舵反力アクチュエータがステアリングシャフトの直前に位置するように車体に固定されている。従って、特許文献1及び特許文献2を組み合わせて構成されたステアリング装置では、コラムユニットの格納位置は、ステアリングシャフトの前端部が操舵反力アクチュエータに接触しない位置に設定される。即ち、格納位置を使用位置から前方に大きく離れた位置に設定できない。換言すると、コラムユニットの移動ストロークを大きくできない。
本発明は上述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、ステアリングホイールの移動ストロークを大きく設定することが可能なステアバイワイヤ式のステアリング装置を提供することにある。
本発明のステアリング装置(10)は、
ステアリングホイール(34)と一緒に回転し且つ自身の軸線(AX)に沿って移動可能なステアリングシャフト(33)と、
前記ステアリングシャフトの回転に伴って回転する操舵アクチュエータ(24)と、
前記操舵アクチュエータが発生する力により操舵輪(26L、26R)の操舵角を変更可能に構成され且つ前記ステアリングシャフトと機械的に連結されていない操舵角変更装置(20)と、
前記操舵輪が路面から受ける反力に相当する回転力を発生可能であり且つ前記軸線の延長線上に位置しないように車体に固定された操舵反力アクチュエータ(40)と、
前記ステアリングシャフトが前記軸線に沿って移動するのを許容しながら前記操舵反力アクチュエータと前記ステアリングシャフトとを接続し、且つ、前記操舵反力アクチュエータの前記回転力を前記ステアリングシャフトに付与する動力伝達機構(50)と、
を備える。
ステアリングホイール(34)と一緒に回転し且つ自身の軸線(AX)に沿って移動可能なステアリングシャフト(33)と、
前記ステアリングシャフトの回転に伴って回転する操舵アクチュエータ(24)と、
前記操舵アクチュエータが発生する力により操舵輪(26L、26R)の操舵角を変更可能に構成され且つ前記ステアリングシャフトと機械的に連結されていない操舵角変更装置(20)と、
前記操舵輪が路面から受ける反力に相当する回転力を発生可能であり且つ前記軸線の延長線上に位置しないように車体に固定された操舵反力アクチュエータ(40)と、
前記ステアリングシャフトが前記軸線に沿って移動するのを許容しながら前記操舵反力アクチュエータと前記ステアリングシャフトとを接続し、且つ、前記操舵反力アクチュエータの前記回転力を前記ステアリングシャフトに付与する動力伝達機構(50)と、
を備える。
本発明のステアバイワイヤ式のステアリング装置は、操舵反力アクチュエータが、ステアリングシャフトの軸線の延長線上に位置しないように車体に固定される。そのため、ステアリングホイールの移動ストロークを大きく設定することが可能である。
上記説明においては、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、本発明の各構成要素は、前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。
以下、図1乃至図3を参照しながら本発明の第1実施形態に係るステアバイワイヤ式のステアリング装置10について説明する。本実施形態の車両に適用されたステアリング装置10は、図1に示すように、主要な構成要素として、ラックアンドピニオン機構20、コラムユニット30、操舵反力アクチュエータ40、及び動力伝達機構50を備えている。
図1に示すラックアンドピニオン機構20は、ラック軸21、ピニオンシャフト22、ピニオンギア23及び操舵アクチュエータ24を有している。ラック軸21は車両の幅方向に延びており、車体に対して当該幅方向にスライド可能且つ自身の軸線まわりに回転不能である。ラック軸21の外周面の一部にはラック歯部(図示略)が形成されている。自身の軸線まわりに回転可能且つスライド不能なピニオンシャフト22の下端部にはピニオンギア23が固定されており、ピニオンギア23がラック軸21のラック歯部と噛合している。ピニオンシャフト22の近傍には電動式の操舵アクチュエータ24(モータ)が配設されている。操舵アクチュエータ24の出力軸は減速機構を介してピニオンシャフト22に連係されている。
ラック軸21の左右両端部は、左右のタイロッド25L、25Rを介して図示を省略した左右のキャリアにそれぞれ接続されている。さらに左右のキャリアは左右の前輪26L、26Rをそれぞれ水平な回転軸まわりに回転可能に支持している。
図1乃至図3に示すようにコラムユニット30は、主要な構成要素として、ハウジング31、筒状部材32、ステアリングシャフト33、ステアリングホイール34、及び被支持部材35を備えている。
前後両端が開口した筒状のハウジング31はその内部に挿入された筒状部材32と略同軸であり、且つ、筒状部材32の外周部に固定されている。さらに筒状部材32の内部には筒状部材32と同軸をなし且つ筒状部材32より全長が長いステアリングシャフト33が挿入されている。ステアリングシャフト33は筒状部材32に対して、自身の軸線まわりに相対回転可能且つ軸線方向に相対スライド不能である。図1に示すように平面視においてステアリングシャフト33(ハウジング31、筒状部材32)の軸線AXは前後方向に延びており、且つ、図2及び図3に示すように側面視において軸線AXは水平方向に対して傾斜している。さらにステアリングシャフト33の後端部にはステアリングホイール34が固定されている。図2及び図3に示すように、筒状部材32の外周面の上部には被支持部材35が固定されている。被支持部材35には左右両面が共に開口した長孔36が形成されている。この長孔36の軸線AXh1の方向(長手方向)は軸線AXと平行である。
図2及び図3に示すように、車両の車体100に固定されたインストルメンタルパネル101の後端部には開口部102が形成されている。コラムユニット30の前部は開口部102を通ってインストルメンタルパネル101の内部空間に位置している。
さらに図2及び図3に示すように、車両は両端部が車体100に固定され且つインストルメンタルパネル101の内部空間に位置するインパネリンフォース103を有している。インパネリンフォース103の軸線は左右方向に延びている。インパネリンフォース103の下面には固定部材104が固定されている。さらに固定部材104の側面には前後一対の支持部材105が固定されている。各支持部材105は、その軸線が左右方向に延び且つ互いに同径の円柱である。さらに前後の支持部材105の並び方向は軸線AXh1及び軸線AXと平行である。
図2及び図3に示すように、前後の支持部材105は、被支持部材35の長孔36の開口部を通して長孔36の内部に挿入されている。前後の支持部材105の外径は、長孔36の幅(上下寸法)より僅かに小さい。従って、コラムユニット30が被支持部材35及び支持部材105を介して固定部材104に軸線AX方向(軸線AXh1方向)にスライド可能に支持されている。従って、インストルメンタルパネル101に設けたスライドロック機構(図示略)がOFF状態にあるとき、コラムユニット30はインストルメンタルパネル101に対して、図1及び図2並びに図3の仮想線で示す使用位置と、図3の実線で示す格納位置と、の間をスライド可能である。一方、スライドロック機構がON状態にあるとき、コラムユニット30はインストルメンタルパネル101に対してスライド不能になる。
さらにコラムユニット30は、ステアリングシャフト33が発生するトルクを検出する操舵トルクセンサ(図示略)及びステアリングシャフト33(ステアリングホイール34)の回転角度である操舵角を検出するための操舵角センサ(図示略)を備えている。
車体100にはインストルメンタルパネル101の内部空間に位置する電動式の操舵反力アクチュエータ40(モータ)が固定されている。操舵反力アクチュエータ40は、自身の軸線まわりに回転可能な出力軸41を備えている。図1に示すように、平面視で操舵反力アクチュエータ40は軸線AXより右側に位置する。即ち、操舵反力アクチュエータ40は軸線AX(の延長線)上に位置しない。
図1乃至図3に示すように、コラムユニット30と操舵反力アクチュエータ40は、インストルメンタルパネル101の内部空間に配設された動力伝達機構50によって接続されている。動力伝達機構50は、第1ユニバーサルジョイント51、第2ユニバーサルジョイント52、インナーシャフト53、及びアウターケース54を備えている。
インナーシャフト53の後端部に第1ユニバーサルジョイント51が接続されており、且つ、アウターケース54の前端部に第2ユニバーサルジョイント52が接続されている。インナーシャフト53とアウターケース54は互いに同軸をなしている。アウターケース54は両端のうち後端のみが開口している。インナーシャフト53の前部はアウターケース54の後端開口を通してアウターケース54の内部空間に挿入されている。インナーシャフト53はアウターケース54に対して両者の軸線方向に相対スライド可能且つ軸線まわりに相対回転不能である。さらに第1ユニバーサルジョイント51はステアリングシャフト33の前端部に接続(固定)されており、且つ、第2ユニバーサルジョイント52は出力軸41の先端部に接続(固定)されている。
図1及び図2に示すようにコラムユニット30が使用位置に位置するとき、動力伝達機構50は、その軸線AXm方向の全長L(図1参照)が最も長くなる最長状態になる。一方、図1の仮想線及び図3の実線に示すようにコラムユニット30が格納位置に位置するとき、動力伝達機構50は全長Lが最も短くなる最短状態になる。
操舵アクチュエータ24、操舵反力アクチュエータ40、操舵トルクセンサ、及び操舵角センサは図1に示すECU60に接続されている。ECUはエレクトリックコントロールユニットの略称であり、CPU、ROM、RAM及びインターフェース等を含むマイクロコンピュータを主要構成部品として有する電子制御回路である。CPUは、メモリ(ROM)に格納されたインストラクション(ルーチン、プログラム)を実行することにより後述する各種機能を実現する。
続いて車両及びステアリング装置10の動作について説明する。
車両のIG−SW(イグニッションスイッチ)がON状態にあるときに、ON状態にあるスライドロック機構によって使用位置に保持されたコラムユニット30のステアリングホイール34を運転者が回転操作すると、操舵角センサがステアリングシャフト33の操舵角を検出し且つ検出値をECU60へ送信する。さらに操舵トルクセンサがステアリングシャフト33の操舵トルクを検出し且つ検出値をECU60へ送信する。するとECU60が、これらの検出値に基づいて操舵アクチュエータ24を回転制御する。即ち、図示を省略したバッテリの電力が操舵アクチュエータ24に供給される。例えば、ステアリングホイール34が運転者から見て反時計方向に回転操作された場合は、操舵アクチュエータ24の出力軸が正転し、出力軸の回転力が減速機構、ピニオンシャフト22及びピニオンギア23を介してラック軸21のラック歯部に伝わり、ラック軸21が右側へスライドする。一方、ステアリングホイール34が時計方向に回転操作された場合は、操舵アクチュエータ24の出力軸が逆転しラック軸21が左側へスライドする。
さらにバッテリから操舵アクチュエータ24へ供給された電流の大きさに基づいてECU60が左右の前輪(操舵輪)が路面から受ける路面反力を推定し、且つ、ECU60がこの路面反力に相当する力である操舵反力トルクを算出する。そしてECU60が演算された操舵反力トルクに相当する回転力が得られるように操舵反力アクチュエータ40を回転制御する。即ち、バッテリから操舵反力アクチュエータ40へ所定の大きさの電流が供給される。すると出力軸41が回転し、この回転力が第2ユニバーサルジョイント52、アウターケース54、インナーシャフト53、及び第1ユニバーサルジョイント51を介してステアリングシャフト33に伝わる。するとこの回転力がステアリングホイール34に伝わるので、ステアリングホイール34を手で握っている運転者は路面反力を認識する。
車両を停止させ且つIG−SWをOFF状態にした上でスライドロック機構をOFF状態にすると、運転者は手でコラムユニット30を格納位置側へ移動させることが可能になる。即ち、運転者が手でステアリングホイール34を前方に押圧すると、コラムユニット30が軸線AXに沿って前方にスライドする。すると図1の仮想線及び図3の実線に示すように、インナーシャフト53のアウターケース54に対する挿入量が増大するので、動力伝達機構50の全長Lが短くなる。さらに図1に示すように、動力伝達機構50の軸線の平面視における軸線AXに対する傾斜角が増大する。そしてコラムユニット30が格納位置に到達すると、図1の仮想線で示すように、平面視で軸線AXと動力伝達機構50の軸線とが互いに略直交し且つ動力伝達機構50が最短状態になる。そしてこの状態でスライドロック機構をON状態にすると、コラムユニット30が格納位置に保持される。
上述のように操舵反力アクチュエータ40は軸線AX(の延長線)上に位置しない。そのため、本実施形態ではコラムユニット30の格納位置を、操舵反力アクチュエータ40が軸線AX(の延長線)上に位置する場合と比べて、より前方に設定可能である。換言すると、本実施形態のコラムユニット30の移動ストロークSt(図3参照)は、操舵反力アクチュエータ40が軸線AX(の延長線)上に位置する場合と比べて長い。
従って、本実施形態ではコラムユニット30が格納位置に位置するときに、図3に示すように、コラムユニット30の大部分がインストルメンタルパネル101の内部空間に位置する。そのため、図示を省略した運転席とステアリングホイール34との間の空間が広くなる。従って、運転者は車内空間(運転席)から車外への移動及び車外から車内空間への移動を円滑に行うことが可能になる。
続いて、本発明の第2実施形態について図4及び図5を参照しながら説明する。なお、第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
本実施形態のステアリング装置10の固定部材104には支持部材105は固定されておらず、且つ、筒状部材32に被支持部材35は固定されていない。代わりに、固定部材104の下面に支持部材106が固定されている。支持部材106には、その軸線が軸線AXと一致し且つ前後両端が開口する支持孔107が形成されている。支持孔107には筒状部材32が、軸線AX方向にスライド可能且つ軸線AXまわりに相対回転不能に挿入されている。
図示は省略してあるが、本実施形態においても平面視で操舵反力アクチュエータ40は軸線AXより右側に位置する。
そのためスライドロック機構がOFF状態にあるとき、本実施形態の動力伝達機構50は第1実施形態の動力伝達機構50と同じ態様で変形可能である。従って、本実施形態のステアリング装置10は第1実施形態のステアリング装置10と同様の作用効果を発揮可能である。
続いて、本発明の第3実施形態について図6及び図7を参照しながら説明する。なお、第1実施形態と同じ部材には同じ符号を付すに止めて、その詳細な説明は省略する。
本実施形態のステアリング装置10の固定部材104の側面にも前後一対の支持部材105が固定されている。但し、被支持部材35の長孔36の軸線AXh2の方向(前後の支持部材105の並び方向)は側面視において軸線AXと非平行である。そのため本実施形態ではスライドロック機構がOFF状態にあるとき、コラムユニット30はインストルメンタルパネル101に対して使用位置(図6及び図7の仮想線参照)と、格納位置(図7の実線参照)と、の間を軸線AXh2に沿ってスライド可能である。
図示は省略してあるが、本実施形態においても平面視で操舵反力アクチュエータ40は軸線AXより右側に位置する。
本実施形態の動力伝達機構50も第1ユニバーサルジョイント51、第2ユニバーサルジョイント52、インナーシャフト53、及びアウターケース54を備えている。従って、図示は省略してあるがコラムユニット30が使用位置と格納位置との間を移動するときの平面視における動力伝達機構50の変形態様は、第1実施形態の動力伝達機構50の変形態様と略同一になる。
従って、本実施形態のステアリング装置10も第1実施形態のステアリング装置10と同様の作用効果を発揮可能である。
以上、本発明を各実施形態に基づいて説明したが、本発明は各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、図示を省略した電動式のスライド用アクチュエータ(モータ)の駆動力を利用して、各実施形態のコラムユニット30を使用位置と格納位置との間で移動させてもよい。
10…ステアリング装置、20…ラックアンドピニオン機構、24…操舵アクチュエータ、30…コラムユニット、40…操舵反力アクチュエータ、50…動力伝達機構、51…第1ユニバーサルジョイント、52…第2ユニバーサルジョイント、60…ECU、St・・・移動ストローク。
Claims (1)
- ステアリングホイールと一緒に回転し且つ自身の軸線に沿って移動可能なステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトの回転に伴って回転する操舵アクチュエータと、
前記操舵アクチュエータが発生する力により操舵輪の操舵角を変更可能に構成され且つ前記ステアリングシャフトと機械的に連結されていない操舵角変更装置と、
前記操舵輪が路面から受ける反力に相当する回転力を発生可能であり且つ前記軸線の延長線上に位置しないように車体に固定された操舵反力アクチュエータと、
前記ステアリングシャフトが前記軸線に沿って移動するのを許容しながら前記操舵反力アクチュエータと前記ステアリングシャフトとを接続し、且つ、前記操舵反力アクチュエータの前記回転力を前記ステアリングシャフトに付与する動力伝達機構と、
を備える、
ステアリング装置。
Priority Applications (1)
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JP2019028516A JP2020131958A (ja) | 2019-02-20 | 2019-02-20 | ステアリング装置 |
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Family Applications (1)
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220510 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20221101 |