JP4682753B2 - 雪上車のステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、左右一対の操舵用スキーをステアリングハンドルの操作で駆動して操舵する雪上車のステアリング装置に関する。
スノーモービルと呼ばれる小型雪上車は、一般に、鞍乗型のシート前方に配置されるバータイプのステアリングハンドルと、車体前部に設けられた左右一対の操舵用スキーとがロッドによるリンク機構で連結され、ステアリングハンドルを操作して操舵されるように構成される。近年、環境問題等の影響から、小型雪上車においてもエンジンの4サイクル化が進んでいる。2サイクルエンジンと比較して、4サイクルエンジンは重量が大きいため、車両が重くなるだけでなく、操舵荷重も増大する傾向にある。
例えば、車体が傾いた状態で斜面を斜めに登るような場合、4サイクルエンジンは重いため操舵用スキーが下を向こうとする。これに逆らって操舵用スキーを上に向けるようにハンドル操作する際の操舵荷重は、平坦路に比し大きい。また、新雪のような、操舵用スキーが沈み込みがちな状況での走行においても操舵荷重は大きくなる。このような様々な状況下で、エンジン重量が大きいことで、操舵荷重が大きくなり、操安性が悪くなる。
また、下記特許文献1に示されるように、従来から、操舵荷重を低減させるために、バーハンドルの長さは比較的長く設計される。
ところで、操安性向上のために、車両の低重心化を図るのが望ましいが、そのためには、エンジン位置を低くする必要がある。しかし、雪上車は、一般に、その構造上、ステアリングハンドルと操舵用スキーとの間にエンジンが配置されるため、エンジンと車体底部(例えば、トラックハウジング)との間に、上記リンク機構が介在する。そのため、エンジン位置が高くなりがちである。そこで、下記特許文献2では、エンジンを極力低い位置に配置する上で、エンジンの下方を通るステアリングロッド(ポスト)とエンジンのオイルパンとの干渉を防ぐために、オイルパン下部に凹部を形成している。
特開2003−54482号公報 特開2001−193559号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、バーハンドルを長くすると、ハンドル操作時に、手を左右前方に大きく広げて伸ばさなければならないため、女性や体格の小さい運転者にとっては操作しにくく、操安性が十分に高いとはいえない。
また、上記特許文献2のように、オイルパン下部に凹部を設けると、オイルパンの容積が小さくなりがちであるので、オイルパンの十分な容積を確保することを考慮すると、エンジン配置位置を十分に低くすることが容易でない。そのため、車両の低重心化が不十分であり、操安性を高める上では改善の余地があった。
さらに、上記特許文献1では、上記リンク機構を、エンジンの側方を迂回するように配設している。しかし、操舵荷重は小さくならず、しかもリンク機構が複雑化するという問題がある。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両の低重心化及び操舵荷重の低減を図って操安性を向上させることができる雪上車のステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の雪上車のステアリング装置は、車体前部に配設されたエンジンと、前記車体前部に設けられた左右一対の操舵用スキーと、上端にステアリングハンドルを有し、前記エンジンの後方であって、車両幅方向略中心に設けられたステアリングポストと、前記エンジンの前方において前記車体に固定され、前記操舵用スキーを駆動可能なように該操舵用スキーに連結された油圧シリンダと、前記ステアリングポストの下端に設けられ、該ステアリングポストの回動に応じた油圧を発生させる油圧発生手段と、を備えた雪上車のステアリング装置において、側面視で前記油圧シリンダおよびトラックハウジングの上面よりも下方に前記エンジンの最低部を配置すると共に、前記油圧発生手段を前記トラックハウジングの上面よりも上方且つ該トラックハウジングの前面よりも後方に配置し、前記エンジンの最低部を構成するオイルパンの側方に、前記油圧シリンダと前記油圧発生手段とを連結する油圧配管を配置したことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の請求項の雪上車のステアリング装置は、車体前部に配設されたエンジンと、前記車体前部に設けられた左右一対の操舵用スキーと、上端にステアリングハンドルを有し、前記エンジンの後方であって、車両幅方向略中心に設けられたステアリングポストと、前記ステアリングポストの下端に設けられ、前記ステアリングハンドルの操作を検出する操作検出手段(46)と、前記エンジンの前方において前記車体に固定され、前記操舵用スキーを駆動するスキー駆動手段(201、202、203)と、前記操作検出手段による検出結果に基づいて、前記スキー駆動手段を制御する制御手段と、を備えた雪上車のステアリング装置において、側面視で前記スキー駆動手段およびトラックハウジングの上面よりも下方に前記エンジンの最低部を配置すると共に、前記操作検出手段を前記トラックハウジングの上面よりも上方且つ該トラックハウジングの前面よりも後方に配置し、前記エンジンの最低部を構成するオイルパンの側方に、前記スキー駆動手段と前記制御手段とを電気接続する電気配線を配置したことを特徴とする。
なお、上記括弧内の符号は例示である。
本発明の請求項1によれば、操舵用スキーを油圧で駆動可能にして、ステアリングポストと操舵用スキーとを繋ぐリンク機構を不要とし、車両の低重心化及び操舵荷重の低減を図って操安性を向上させることができる。
請求項によれば、ハンドル操作しながら操舵荷重を調整可能にして、操安性を一層向上させることができる。
請求項によれば、例えば、高速時ほど操舵荷重を重くすれば、高速時の操安性を高めることができる。
本発明の請求項によれば、操舵用スキーをステアリングポストの操作に基づきスキー駆動手段で駆動可能にして、ステアリングポストと操舵用スキーとを繋ぐリンク機構を不要とし、車両の低重心化及び操舵荷重の低減を図って操安性を向上させることができる。
請求項によれば、操舵用スキーの独立駆動によるブレーキ操作等、各種の操作が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した側面図である。図2は、同雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。
この雪上車1は、エンジンルーム30内に3気筒4サイクルエンジン(以下、単に「エンジン」と称する)2を収容したものである。以降、雪上車1の前後方向及び左右方向は、運転者を基準にして呼称する。
まず、雪上車1の全体構造を説明する。
雪上車1は、図1に示すように、前後方向に延びた車体フレーム10の前部(以下、「フレーム前部」と称する)10aの下部に左右一対の操舵用スキー(操舵用そり)13(13L、13R)が左右方向に回動自在に設置されると共に、車体フレーム10の後部の下部に、トラックベルト15を循環させる駆動用のクローラ16が配置されて構成される。クローラ16は、車体フレーム10の後部の前端に配置された駆動輪17と、後端に配置された不図示の従動輪と、複数の中間輪19と、それらを懸架・緩衝するサスペンション機構20と、各車輪の周囲に巻きかけられて循環するトラックベルト15とを有するものである。
前記車体フレーム10は、モノコックフレーム構造で構成されており、エンジン2が搭載されるフレーム前部10aは、平面視で前方にいくにつれて徐々に絞られた形状であって上部が開口している概略船底形状を呈し、その上方からエンジンフード29が被せられている。フレーム前部10aには、フロントサスペンションハウジング11が上方に突出して形成され、このフロントサスペンションハウジング11内に、保持筒体18(18L、18R)及び左右のフロントサスペンション12を含んで成る「サスペンション及びステアリング機構部24」が収容される。また、クローラ16の駆動輪17上方付近を収容するトラックハウジング14が、車体フレーム10の後部と連続的且つ一体的に形成されている。
車体フレーム10の後部は、クローラ16全体を下方に収容するカバーを兼ねている。車体フレーム10の後部の上方には、鞍形のシート9が配置される。該シート9とフレーム前部10aとの間の車両幅方向ほぼ中央部であって、エンジン2の後方には、ステアリングポスト25が立設されている。トラックハウジング14の前部上部には、ブリッジ状のフレーム27が設けられ、ステアリングポスト25は、フレーム27に軸支されている。ステアリングポスト25の下端部25aには、ステアリングポスト25の回動に応じて油圧を発生させる油圧発生器28が取り付けられている。図1に示すように、ステアリングポスト25は、一般の雪上車のものより短く、ステアリングポスト25の下端部25aの位置は、トラックハウジング14の天井面14aの位置よりも高い。従って、エンジン2とトラックハウジング14の前面14bとの間には、ステアリングポスト25が介在しない。そのため、エンジン2のレイアウトの自由度が高くなっている。ステアリングポスト25の上端部にはステアリング26(26L、26R)が水平方向左右に延設されている。
操舵用スキー13には、対応する保持筒体18内を貫通した回動可能な操舵軸(図示せず)が固定され、該操舵軸が、駆動機構部100を介して、ステアリング26の操作によるステアリングポスト25の回動に連動して回動することで、操舵用スキー13が操舵される。駆動機構部100の詳細は後述する。
ステアリング26近傍及びその前方には、インストルメントパネル7が設けられ、また、ウインドシールド8が、インストルメントパネル7の前方を包囲するように前方から両側方に亘りその上端縁を後方に傾倒させた状態で立設されている。エンジンフード29は、略流線形状に緩やかに下がった概略船底を逆さにした形状で形成される。エンジンフード29とインストルメントパネル7との段差部近傍には、前方を照射するヘッドライト6が配設されている。
次に、エンジンルーム30内のエンジン2の構成について説明する。
エンジン2は、図1に示すように、シリンダブロック5の上側にシリンダヘッド4を配置した3気筒の水冷4サイクルエンジンである。エンジン2は、クランク軸21が車両幅方向に略平行に向けられ、シリンダヘッド4側を後方に傾倒させた状態で配置されている。
シリンダヘッド4の前側には、排気装置23が配設され、後側には吸気装置3が配設される。シリンダブロック5の下側にはオイルパン22が設けられ、オイルパン22は、エンジンルーム30の底部(フレーム前部10aの底部)及びトラックハウジング14の前部に近接した状態で配設されている。
図3は、駆動機構部100の側面図である。図1に示すように、駆動機構部100は、エンジン2の前方下方において、フロントサスペンションハウジング11と排気装置23とで囲まれた空間内に配置される。図1、図2、図3に示すように、駆動機構部100は、油圧シリンダ32、連結部材33、タイロッド35、リンクバー36(36L、36R)及びリンクバー37(37L、37R)等を備える。油圧シリンダ32は、その軸線を車両幅方向に向けて車両幅方向略中央に配置される。
油圧シリンダ32の構成は、公知のものであり、内部に不図示の浮動ピストンが配置され、該浮動ピストンの左右両側に連結されたピストンロッド49(49L、49R)が左右に突出している。そして、ピストンロッド49L、49Rの先端部が、固定ブラケット34(34L、34R)を介して、フロントサスペンションハウジング11間においてフレーム前部10aに固定されている。従って、フレーム前部10aに固定状態とされたピストンロッド49に対して、油圧シリンダ32(正確にはそのハウジング32a)が、相対的に車両幅方向(左右方向)に移動自在となっている。
油圧シリンダ32のハウジング32aの車両幅方向中央の前部には、連結部材33を介してタイロッド35が固定され、タイロッド35が、ハウジング32aと一緒に車両幅方向に移動するようになっている。タイロッド35は、車両幅方向に長く、その両端部に、リンクバー36L、36Rが連結され、リンクバー36L、36Rには、リンクバー37L、37Rが連結される。リンクバー37は、対応する保持筒体18内の上記不図示の操舵軸に連結されている。タイロッド35が車両幅方向に移動するのに連動して、保持筒体18L、18R内の各操舵軸が回動し、操舵用スキー13L、13Rが操舵されるようになっている。
図2に示すように、油圧発生器28に隣接してリザーバタンク41が設けられる。油圧発生器28は、左右2本の可撓性を有する油圧配管31(31L、31R)で油圧シリンダ32に接続されている。油圧配管31L、31Rは、油圧発生器28から左右に延び、さらにフレーム前部10aの内側に沿って前方へ延びる。油圧配管31L、31Rは、エンジン2の側方において、フレーム前部10aに固定される。油圧配管31L、31Rは、油圧シリンダ32のハウジング32aの左端及び右端に設けた接続部にそれぞれ接続されている。
ここで、油圧配管31は、同図では、直線的に描かれているが、可撓性を有するので、エンジン2と干渉しないように適当に曲げてエンジン2の側方を通すと共に、フレーム前部10aに複数の適所でクランプ部材等で固定すればよい。
また、油圧配管31Lの途中であって油圧発生器28に近接した位置には、油圧配管31の流路断面積を調節するためのアジャスタ40が配設される。また、アジャスタ40には、アジャスタ40を駆動するアクチュエータ39が近接して配設される。また、ステアリング26Lの基部付近には、アクチュエータ39を手動で駆動操作するためのアジャスタスイッチ38が設けられる。アジャスタ40を駆動することで、油圧配管31を流れるオイルの通過抵抗を変化させ、操舵荷重を調節することができる。
かかる構成において、ステアリング26が操作されると、ステアリングポスト25の回動に応じた油圧が油圧発生器28により発生し、その油圧が、油圧配管31を通じて駆動機構部100の油圧シリンダ32に伝達される。そして、油圧シリンダ32内の浮動ピストンに対して、ハウジング32aが相対的に車両幅方向に移動すると、それに伴って、タイロッド35が同方向に移動する。そして、リンクバー36、37を介して、保持筒体18内の操舵軸が回動し、操舵用スキー13が操舵される。
また、操舵荷重を調節する際には、運転者は、ステアリング26を手で把持したまま、アジャスタスイッチ38を操作することで、アクチュエータ39によってアジャスタ40が駆動される。
本実施の形態によれば、油圧発生器28、駆動機構部100等を備えて、ステアリング26の操作に応じた油圧により操舵用スキー13を操舵するようにしたので、従来のような、ステアリングポスト25の回動を操舵用スキー13にメカニカルに伝達するリンク機構を設ける必要がない。また、ステアリングポスト25の下端部25aが、トラックハウジング14の天井面14aより高く、エンジン2とフレーム前部10a乃至トラックハウジング14の前面14bとの間にステアリングポスト25が介在しない。これらにより、エンジン2をフレーム前部10aの底部に近接させて配置でき、低重心化を図ることができるだけでなく、エンジン2とトラックハウジング14の前面14bに近接して配置できるので、車両幅方向中心近くにエンジン2を配置することができる。よって、車両の低重心化を図って操安性を向上させることができる。さらに、オイルパン22の形状を特殊化しなくても、オイルパン22の容量を十分に確保でき、エンジン2の後方への補機配置も容易である。
また、操舵用スキー13を油圧を介して操舵するので、ステアリング26を特別に長くしなくても、操舵荷重を低減することが容易であり、操安性を向上させることができる。特に、女性や体格の小さい運転者にとっても操作しやすく、操作性のよい雪上車を実現することができる。
また、起伏や路面ギャップによるキックバックを油圧シリンダ32が吸収するので、高速走行中にステアリング26が振られることが抑制され、操安性が向上する。
また、アクチュエータ39を駆動操作するためのアジャスタスイッチ38を、ステアリング26近傍に設けたので、ステアリング26を操作しながら操舵荷重を調整可能にして、操安性を一層向上させることができる。
また、油圧配管31は、エンジン2の側方においてフレーム前部10aに固定されるので、エンジン2とフレーム前部10a底部とのクリアランスを小さくでき、車両の低重心化に寄与している。さらに、油圧配管31が可撓性で、エンジン2と干渉することなく無理なく配設できるので、エンジンルーム30がコンパクトで済む。それだけでなく、車体フレーム10からエンジン2を取り外すことなく、ステアリング関連の部品のメンテナンスを行うことができ、メンテナンス性が良い。
なお、本実施の形態において、油圧配管31はエンジン2の左右両側に1本ずつ通したが、左右いずれか一側に2本とも通しても良い。
なお、本実施の形態では、固定ブラケット34を介して、フレーム前部10aにピストンロッド49が固定状態とされて、ハウジング32aが左右に移動するように構成したが、これとは逆に、ハウジング32aをフレーム前部10aに固定状態とし、ピストンロッド49が左右に移動するようにし、ピストンロッド49とタイロッド35とを連結固定してもよい。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した側面図である。図5は、同雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。
本第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対して、ステアリング関連機構の構成が主に異なり、エンジン2や車体の構成は同様である。従って、図4、図5において、第1の実施の形態と同一の構成要素には、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示すように、ステアリングポスト25の下端部25aには、操作検出器46が取り付けられている。操作検出器46は、例えば、可変抵抗器を含んで構成され、ステアリングポスト25の回動角度(ステアリング角度)を検出することを介してステアリング26の操作を検出する。操作検出器46の配置位置は、第1の実施の形態における油圧発生器28と同じであるが、この位置に限られるわけではない。また、操作検出器46の下方において、車両幅方向右寄りには、制御ユニット47が設けられている。操作検出器46の検出信号は制御ユニット47に送られ、制御ユニット47は、検出信号に基づいてステアリング制御を行う。本実施の形態では、制御ユニット47は、エンジン2を制御するエンジン制御ユニットを兼ねているものとするが、エンジン制御ユニットとは分けて、ステアリング制御専用のユニットとして別体で構成してもよい。
本実施の形態では、第1の実施の形態における駆動機構部100に代えて、駆動機構部200が、同様の位置に配置される。図6は、駆動機構部200の側面図である。
図5、図6に示すように、駆動機構部200は、油圧シリンダ45、連結部材43、電動モータ44を備えるほか、駆動機構部100のものと同様のタイロッド35、リンクバー36及びリンクバー37等を備える。電動モータ44は、油圧シリンダ45の後側に配置され、油圧シリンダ45と一体に構成される。油圧シリンダ45は、その軸線を車両幅方向に向けて車両幅方向略中央に配置される。油圧シリンダ45のハウジング45aが、固定ブラケット51を介して、フロントサスペンションハウジング11間においてフレーム前部10aに固定されている。電動モータ44は、電気配線42によって制御ユニット47に接続されている。電気配線42は、例えば、第1の実施の形態における油圧配管31Rと同じような位置に配設される。
図5に示すように、油圧シリンダ45から右側にピストンロッド48が突出している。ピストンロッド48の右端部は、連結部材43を介してタイロッド35と連結されている。タイロッド35から操舵用スキー13までの構成は第1の実施の形態と全く同じである。電動モータ44は、正逆転が可能であり、駆動されると、油圧シリンダ45内のオイルが加圧されて、ピストンロッド48が、ハウジング45aに対して車両幅方向に移動する。
かかる構成において、ステアリング26が操作されると、制御ユニット47は、操作検出器46から出力される検出信号に基づいて、操作量(操舵角度)及び操作速度を算出する。そして、算出した操作量及び操作速度に応じた制御信号を、電動モータ44に出力する。電動モータ44は、制御信号に応じた方向、速さで回転し、それによって油圧シリンダ45内のオイルを加圧し、ピストンロッド48を移動させる。そして、ピストンロッド48に連動してタイロッド35が移動し、第1の実施の形態と同様に、操舵用スキー13が操舵される。
ところで、図5に示すように、油圧シリンダ45には、マニュアルリリーフバルブ50が上方から操作できるように設けられている。操作検出器46や電動モータ44等、ステアリング制御に関する機構に問題が生じた場合は、マニュアルリリーフバルブ50を開くことで、油圧シリンダ45のロック状態を解除することができる。
本実施の形態によれば、ステアリング26の操作を検出し、その検出結果に応じて、電動モータ44の力で操舵用スキー13を操舵するようにしたので、ステアリングポスト25の回動を操舵用スキー13にメカニカルに伝達するリンク機構を設ける必要がなく、操舵荷重も比較的自由に設定することができる。よって、車両の低重心化及び操舵荷重の低減を図って操安性を向上させることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、ステアリングポスト25と電動モータ44との連結は、メカニカルでなはく電気配線42による電気的接続であるので、両者の連結の自由度が高く、エンジンルーム30内のスペースを有効利用することができる。
なお、制御ユニット47が、ステアリング26の操作に基づくトラクションコントロール等の機能を果たすように構成してもよい。例えば、制御ユニット47が、上記検出信号に基づき、急ハンドルに相当する操作状態を検出した場合は、エンジン出力を制御して、雪上車1の操安性を向上させるようにしてもよい。
なお、上記第1の実施の形態では、アクチュエータ39(図2参照)が手動で駆動操作されるとしたが、アクチュエータ39は、モード切り替えにより、手動モードまたは自動モードのいずれかで駆動されるようにしてもよい。すなわち、手動モードでは、アジャスタスイッチ38の操作により駆動信号が制御ユニット47に供給されるようにし、該駆動信号に基づいて制御ユニット47がアクチュエータ39を駆動することで、アジャスタ40が駆動される。一方、自動モードでは、例えば、車速検出器(不図示)を設け、制御ユニット47が、該車速検出器から入力される検出信号に基づいて、車速に応じて、高速ほど操舵荷重が重くなるように、アクチュエータ39を駆動する。このようにすれば、自動モードでは、高速走行時における急ハンドル操作等を抑制でき、操安性を高めることができる。なお、さらに操作検出器46を設け、操作検出器46の検出信号と上記車速検出器の検出信号とに基づいて、エンジン回転数を制御するようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。
上記第2の実施の形態では、駆動機構部200は単一であったが、本第3の実施の形態では、駆動機構部を2つ設ける。すなわち、同図に示すように、操舵用スキー13L、13Rをそれぞれ操舵するための駆動機構部201L、201Rを車両幅方向左側/右側に並設する。その他の構成は第2の実施の形態と同様である。
駆動機構部201Lは、駆動機構部200の油圧シリンダ45、連結部材43、電動モータ44、タイロッド35とそれぞれ同様に構成される油圧シリンダ145L、連結部材143L、電動モータ144L、タイロッド135Lを備えるほか、駆動機構部200のものと同様のリンクバー36L及びリンクバー37L等を備える。駆動機構部201Rは、油圧シリンダ145R、連結部材143R、電動モータ144R、タイロッド135R、リンクバー36R及びリンクバー37R等を備え、駆動機構部201Lとは左右対称に同様に構成される。電動モータ144L、144Rは、それぞれ電気配線142L、142Rによって制御ユニット47(図5参照)に接続されている。
タイロッド135L、135Rには、それぞれリンクバー36L、36Rが連結されている。すなわち、操舵用スキー13L、13Rは、駆動機構部201L、201Rに個別に連結され、個別に操舵可能となっている。
かかる構成において、制御ユニット47は、操作検出器46(図5参照)から出力される検出信号に基づいて、制御信号を電動モータ144L、144Rにそれぞれ出力する。その際、操舵用スキー13L、13Rを同じ方向に駆動する場合は、第2の実施の形態と同様の制御態様となる場合もある。しかし、本第3の実施の形態では、操舵用スキー13L、13Rを別々の方向に駆動可能であるので、状況に応じた各種の制御態様が可能となる。
例えば、制御ユニット47は、ステアリング26の位置が中立で、ブレーキ操作がなされたことを検出した場合は、操舵用スキー13L、13Rが共に内側を向く平面視「ハ」の字となるように駆動制御すれば、操舵用スキー13L、13Rのエッジでブレーキ効果を発揮させ、操舵用スキー13L、13Rを制動補助に利用することができる。操舵用スキー13L、13Rの独立駆動による制御態様はこれに限るものでなく、この他にも各種考えられる。
本実施の形態によれば、第2の実施の形態と同様の効果を奏するだけでなく、操舵用スキー13L、13Rの独立駆動による制動補助等の各種の制御を可能として、操安性を高めることができる。
(第4の実施の形態)
図8は、本発明の第4の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。
上記第3の実施の形態における駆動機構部201では、タイロッド135を車両幅方向に移動させるアクチュエータとして、油圧シリンダ145を採用したが、本第4の実施の形態では、ラック&ピニオンを有するギヤボックスでタイロッドを移動させる。
同図に示すように、駆動機構部201L、201Rと同様に位置に、操舵用スキー13L、13Rをそれぞれ操舵するための駆動機構部202L、202Rを並設する。その他の構成は第3の実施の形態と同様である。
駆動機構部202Lは、ギヤボックス61L、電動モータ63L、タイロッド62Lを備えるほか、駆動機構部201Lのものと同様のリンクバー36L及びリンクバー37L等を備える。電動モータ63Lは、その出力軸を後方に向けて配置され、フレーム前部10aに固定される。ギヤボックス61Lは、電動モータ63Lに隣接して電動モータ63Lの左右方向外側に配置され、電動モータ63Lの回転力を車両幅方向の直線運動に変換する。ギヤボックス61Lは、不図示のラック及びピニオンを有し、該ラックがタイロッド62Lと固定関係に連結されている。従って、電動モータ63Lが回転すると、ギヤボックス61Lを介してタイロッド62Lが車両幅方向に直線移動する。
駆動機構部202Rは、ギヤボックス61R、電動モータ63R、タイロッド62R、油リンクバー36R及びリンクバー37R等を備え、駆動機構部202Lとは左右対称に同様に構成される。電動モータ63L、63Rは、それぞれ電気配線64L、64Rによって制御ユニット47(図5参照)に接続されている。
かかる構成において、制御ユニット47は、操作検出器46(図5参照)から出力される検出信号に基づいて、制御信号を電動モータ63L、63Rにそれぞれ出力する。その際の制御態様は、第3の実施の形態と同様であり、操舵用スキー13L、13Rを別々の方向に駆動することも可能である。
本実施の形態によれば、第3の実施の形態と同様の効果を奏する。それだけでなく、油圧シリンダの代わりにギヤボックス61を設け、ギヤボックス61を電動モータ63で駆動するので、駆動機構部の配置スペースを少なくすることができる。特に、車両前部を大型することなく、左右のフロントサスペンション12間の僅かな空間内に駆動機構部を配置できるので、車両のコンパクト化に寄与する。
なお、このような、油圧シリンダの代わりに、電動モータで駆動されるギヤボックスを設ける構成は、上記第2の実施の形態においても採用可能である。
なお、第4の実施の形態において、ギヤボックス61に代えて、ウォームギヤをリンクバー36に連結して設けてもよい。
図9は、第4の実施の形態の変形例に係るステアリング装置の平面視による略図である。図10は、同変形例に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した側面図である。
図9、図10に示すように、駆動機構部203において、操作検出器46の検出信号は電気配線74を通じてステアリング駆動部71に送られる。ステアリング駆動部71は、モータ機構と演算機能とを有しており、送られた検出信号に基づいて、制御ユニット47と同様にステアリング制御を行う。検出信号に基づいてステアリング駆動部71がウォーム73を回転させ、ウォーム73が回転すると、ウォームギヤ72が車両幅方向に移動する。なお、操作検出器46の検出信号に従って、演算無しに、直接、ウォーム73を回転させるように構成してもよい。
ところで、図9、図10では、操舵用スキー13L、13Rに共通の1組のウォーム73及びウォームギヤ72を設けた。しかし、第4の実施の形態と同様に、ウォーム73及びウォームギヤ72を操舵用スキー13L、13Rのそれぞれに対応して設け、操舵用スキー13L、13Rを独立駆動するようにしてもよいことはいうまでもない。
第2〜第4の実施の形態では、ステアリング26の操作を検出して、電子制御により操舵用スキー13を駆動するので、ステアリング26の配置位置にも自由度がある。例えば、図10に示すように、一般的な位置P1(26(P1)で示す)にかかわらず、エンジン2の上方位置P2、エンジン2の前部上方位置P3等に、ステアリング26を配置することが可能である。すなわち、ライディングに合わせてステアリング26の自由なレイアウトが可能となる。なお、ユーザがステアリング26の位置を自由に変更可能なように構成してもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した側面図である。 同雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。 駆動機構部の側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した側面図である。 同雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。 駆動機構部の側面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した平面図である。 第4の実施の形態の変形例に係るステアリング装置の平面視による略図である。 同変形例に係るステアリング装置が適用された雪上車のエンジンルーム内部が見えるように表した側面図である。
符号の説明
2 エンジン
10 車体フレーム(車体)
10a フレーム前部(車体前部)
13 操舵用スキー
25 ステアリングポスト
25a 下端部
26 ステアリング(ステアリングハンドル)
28 油圧発生器(油圧発生手段)
31 油圧配管
32、45、145 油圧シリンダ
38 アジャスタスイッチ(アジャスタ操作部)
39 アクチュエータ
40 アジャスタ
46 操作検出器(操作検出手段)
47 制御ユニット(制御手段)
100 駆動機構部
201、202、203 駆動機構部(スキー駆動手段)

Claims (5)

  1. 車体前部に配設されたエンジンと、
    前記車体前部に設けられた左右一対の操舵用スキーと、
    上端にステアリングハンドルを有し、前記エンジンの後方であって、車両幅方向略中心に設けられたステアリングポストと、
    前記エンジンの前方において前記車体に固定され、前記操舵用スキーを駆動可能なように該操舵用スキーに連結された油圧シリンダと、
    前記ステアリングポストの下端に設けられ、該ステアリングポストの回動に応じた油圧を発生させる油圧発生手段と、を備えた雪上車のステアリング装置において、
    側面視で前記油圧シリンダおよびトラックハウジングの上面よりも下方に前記エンジンの最低部を配置すると共に、前記油圧発生手段を前記トラックハウジングの上面よりも上方且つ該トラックハウジングの前面よりも後方に配置し、
    前記エンジンの最低部を構成するオイルパンの側方に、前記油圧シリンダと前記油圧発生手段とを連結する油圧配管を配置したことを特徴とする雪上車のステアリング装置。
  2. 前記油圧配管に設けられ、該油圧配管の流路断面積を変更するアジャスタと、前記ステアリングポストの前記ステアリングハンドルの近傍に設けられ、前記アジャスタを操作するためのアジャスタ操作部とを有することを特徴とする請求項1記載の雪上車のステアリング装置。
  3. 前記油圧配管に設けられ、該油圧配管の流路断面積を変更するアジャスタと、前記アジャスタを駆動するアクチュエータと、車速を検出する車速検出手段と、前記車速検出手段による検出結果に基づいて、前記アクチュエータを制御する制御手段とを有することを特徴とする請求項1または2記載の雪上車のステアリング装置。
  4. 車体前部に配設されたエンジンと、
    前記車体前部に設けられた左右一対の操舵用スキーと、
    上端にステアリングハンドルを有し、前記エンジンの後方であって、車両幅方向略中心に設けられたステアリングポストと、
    前記ステアリングポストの下端に設けられ、前記ステアリングハンドルの操作を検出する操作検出手段と、
    前記エンジンの前方において前記車体に固定され、前記操舵用スキーを駆動するスキー駆動手段と、
    前記操作検出手段による検出結果に基づいて、前記スキー駆動手段を制御する制御手段と、を備えた雪上車のステアリング装置において、
    側面視で前記スキー駆動手段およびトラックハウジングの上面よりも下方に前記エンジンの最低部を配置すると共に、前記操作検出手段を前記トラックハウジングの上面よりも上方且つ該トラックハウジングの前面よりも後方に配置し、
    前記エンジンの最低部を構成するオイルパンの側方に、前記スキー駆動手段と前記制御手段とを電気接続する電気配線を配置したことを特徴とする雪上車のステアリング装置。
  5. 前記スキー駆動手段は、前記左右の操舵用スキーに対応して2つ設けられ、各スキー駆動手段は、対応する操舵用スキーを独立して駆動可能に構成されたことを特徴とする請求項記載の雪上車のステアリング装置。
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