JP2002240655A - 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法 - Google Patents
車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法Info
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Abstract
頼性の高い車載用モータ制御装置を提供する。 【解決手段】IGのオン直後に、コンデンサの両端電圧
がしきい値Vt1以下に低下したどうかによって、リレ
ーの溶着の無し、有りの判定する溶着異常検出処理を繰
り返し(S1〜S6)、すべての検出処理でリレーの溶
着有りと判定されれば溶着フェイルセーフを確定し(S
4のYES、)リレーの溶着無しと判定されると(S3
のYES)、ECUによりリレーをオフした状態で、コ
ンデンサの電圧引抜き動作を開始し(S9)、その後に
リレーを規定のtb時間オン状態に切り換えたときに、
コンデンサの両端電圧がしきい値Vt2以上に上昇した
かどうかによってリレーの開放の無し、有りを判定する
開放異常検出処理行うと共に、装置の起動後定期的に開
放異常検出処理を繰り返す(S9〜S13)。
Description
源からの電流を通流してモータを駆動する駆動部と、電
源と前記駆動部との間に設けられたリレーとを備えて成
るモータ制御装置であって、リレーの異常の有無を検出
する車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出
方法に関する。
システムでは、車載バッテリからの電流を通流してパワ
ーステアリング用モータを駆動する複数個のスイッチン
グ素子から成る駆動部と、バッテリから駆動部への電圧
を平滑化するコンデンサと、バッテリと駆動部との間に
設けられイグニッションスイッチのオンによる電源投入
後にオンされるリレーと、リレーのオン、オフを切り換
えるリレー切換部とを備えたモータ制御装置が設けられ
る。そして、このようなモータ制御装置におけるリレー
の異常の有無を検出し、必要があれば所定のフェイルセ
ーフ機能を作動させるようになっている。
ン直後に、充電状態のコンデンサが駆動部を介して放電
された後、リレー切換部によりオフ状態のリレーが規定
時間オン状態に切り換えられたときに、コンデンサの両
端電圧が所定のしきい値以下に低下したかどうかによっ
てリレーの溶着の無し、有りを判定する溶着異常検出処
理が実行され、溶着有りと判定された場合に、リレーの
溶着フェイルが確定されて所定のリレー溶着フェイルセ
ーフ機能が作動される。
リレーの溶着無しと判定されると、システムの起動後に
おいて、充電状態のコンデンサが駆動部を介して放電さ
れた後、リレー切換部によりオフ状態のリレーが規定時
間オン状態に切り換えられたときに、コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうかによって
リレーの開放の無し、有りが判定される開放異常検出処
理が定期的に繰り返され、必要があれば所定のリレー開
放フェイルセーフ機能が作動される。
来の溶着異常検出処理は、イグニッションスイッチのオ
ン後、電動パワーステアリングシステムが起動するまで
に1回しか実行されないため、例えば細かな異物がリレ
ーの接点間に存在する場合には、溶着異常検出処理によ
ってリレーは溶着が無く正常と判定されるが、リレーが
正常にオンしていることは十分に確認されないままとな
る。
に、リレーがオンしていることを十分に確認しないま
ま、異物に起因するリレーのオフ(開放)が判定されて
リレー開放フェイルセーフ機能が作動されるため、電動
パワーステアリングシステムが停止してドライバに不便
を与えるという問題があった。このとき、電動パワース
テアリングシステムが停止すると、システム不良と判断
されて電動パワーステアリングシステムのECU自体に
不良が無くてもECU等が交換されることになり、EC
Uの寿命低下の原因ともなっている。
に開放異常検出処理が行われないため、その後において
リレー接点間の異物が除かれるような状況が生じても、
電動パワーステアリングシステムが起動して開放異常検
出処理が開始されるまで、リレー接点間の異物が排除さ
れてリレーが正常に戻っていることを検知できず、不要
な検出処理時間を費やしてしまうという問題があった。
アリングシステム特有ではなく、その他の車載用モータ
制御装置であってリレーを備えるものであれば生じ得る
問題である。
かつ確実に検出可能な信頼性の高い車載用モータ制御装
置を提供することを目的とする。
ために、本発明にかかる車載用モータ制御装置の異常検
出装置は、電源と、前記電源からの電流を通流してモー
タを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との間に
設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置であっ
て、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モータ制
御装置の異常検出装置において、前記電源から前記駆動
部への電圧を平滑化するコンデンサと、前記リレーのオ
ン、オフを切り換えるリレー切換部と、前記コンデンサ
の両端電圧を検出する検出部と、前記リレーの異常を判
定する制御部とを備え、前記制御部が、イグニッション
スイッチのオン直後に、充電状態の前記コンデンサを前
記駆動部を介して放電した後、前記リレー切換部により
オフ状態の前記リレーを規定時間オン状態に切り換えた
ときに、前記検出部により検出される前記コンデンサの
両端電圧が所定のしきい値以下に低下したかどうかによ
って前記リレーの溶着の無し、有りを判定する溶着異常
検出処理を行い、その後前記リレー切換部による前記リ
レーのオフ及び前記規定時間のオンにより、前記溶着異
常検出処理を繰り返し、全ての検出処理時において溶着
有りと判定された場合に前記リレーの溶着フェイルを確
定することを特徴としている。
スイッチのオン直後に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの溶着異常検出処理が複数回繰り返されす
べての検出処理時において溶着有りと判定された場合に
リレーの溶着フェイルが確定されるため、例えばリレー
の接点間に細かな異物が存在するような場合であって
も、リレーの溶着の有無を精度よくかつ早い段階で検出
することができ、溶着フェイルセーフの信頼性の向上を
図ることができる。
置の異常検出装置は、電源と、前記電源からの電流を通
流してモータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動
部との間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御
装置であって、前記リレーの異常の有無を検出する車載
用モータ制御装置の異常検出装置において、前記電源か
ら前記駆動部への電圧を平滑化するコンデンサと、前記
リレーのオン、オフを切り換えるリレー切換部と、前記
コンデンサの両端電圧を検出する検出部と、前記リレー
の異常を判定する制御部とを備え、前記制御部が、イグ
ニッションスイッチのオン直後に、充電状態の前記コン
デンサを前記駆動部を介して放電した後、前記リレー切
換部によりオフ状態の前記リレーを規定時間オン状態に
切り換えたときに、前記検出部により検出される前記コ
ンデンサの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇したか
どうかによって前記リレーの開放の無し、有りを判定す
る開放異常検出処理を行うと共に、前記モータ制御装置
の起動後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返すこと
を特徴としている。
スイッチのオン直後及びモータ制御装置の起動後定期的
に、コンデンサの両端電圧の変化に基づくリレーの開放
異常検出処理が繰り返されるため、例えばリレーの接点
間に細かな異物が存在するような場合であっても、リレ
ーの開放の有無を早い段階から精度よく検出することが
できる。
置の異常検出装置は、前記制御部が、前記検出部により
検出される前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値
以下に低下して前記リレーの溶着無しと判定すると、前
記リレー切換部により前記リレーをオフした状態で、前
記駆動部を介して前記コンデンサを放電し、その後に前
記リレー切換部により前記リレーを規定時間オン状態に
切り換えたときに、前記検出部により検出される前記コ
ンデンサの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇したか
どうかによって前記リレーの開放の無し、有りを判定す
る開放異常検出処理を行うと共に、前記モータ制御装置
の起動後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返すこと
を特徴としている。
スイッチのオン直後に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの溶着異常検出処理において溶着無しと判
定された場合に、イグニッションスイッチのオン直後か
ら装置の起動後においても、コンデンサの両端電圧の変
化に基づくリレーの開放異常検出処理が繰り返されるた
め、リレーの開放の有無を精度よくかつ早い段階で検出
することができ、装置の信頼性向上を図ることができ
る。
置の異常検出方法は、前記電源から前記駆動部への電圧
を平滑化するコンデンサを設け、イグニッションスイッ
チのオン直後に、充電状態の前記コンデンサを前記駆動
部を介して放電した後、オフ状態の前記リレーを規定時
間オン状態に切り換えたときに、前記コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以下に低下したかどうかによって
前記リレーの溶着の無し、有りを判定する溶着異常検出
処理を行い、その後前記リレーのオフ及び前記規定時間
のオンを繰り返して前記溶着異常検出処理を繰り返し、
全ての検出処理時において溶着有りと判定された場合に
前記リレーの溶着フェイルを確定することを特徴として
いる。
有無を精度よくかつ早い段階で検出することができ、溶
着フェイルセーフの信頼性の向上を図ることができる。
置の異常検出方法は、前記電源から前記駆動部への電圧
を平滑化するコンデンサを設け、イグニッションスイッ
チのオン直後に、充電状態の前記コンデンサを前記駆動
部を介して放電した後、オフ状態の前記リレーを規定時
間オン状態に切り換えたときに、前記コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうかによって
前記リレーの開放の無し、有りを判定する開放異常検出
処理を行うと共に、前記モータ制御装置の起動後定期的
に前記開放異常検出処理を繰り返すことを特徴としてい
る。
有無を精度よくかつ早い段階で検出することができる。
置の異常検出方法は、前記コンデンサの両端電圧が所定
のしきい値以下に低下して前記リレーの溶着無しと判定
されると、前記リレー切換部により前記リレーをオフし
た状態で、前記駆動部を介して前記コンデンサを放電
し、その後に前記リレーを規定時間オン状態に切り換え
たときに、前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値
以上に上昇したかどうかによって前記リレーの開放の無
し、有りを判定する開放異常検出処理を行うと共に、前
記モータ制御装置の起動後定期的に前記開放異常検出処
理を繰り返すことを特徴としている。
スイッチのオン直後に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの溶着異常検出処理において溶着無しと判
定された場合に、イグニッションスイッチのオン直後か
ら装置の起動後においても、コンデンサの両端電圧の変
化に基づくリレーの開放異常検出処理が繰り返されるた
め、リレーの開放の有無を精度よくかつ早い段階で検出
することができ、装置の信頼性向上を図ることができ
る。
グシステムに適用した場合の一実施形態について図1な
いし図4を参照して説明する。但し、図1は結線図、図
2及び図3は動作説明用タイミングチャート、図4は動
作説明用フローチャートである。
電流が、リレー2の常開接点21及び駆動部3を介して
パワーステアリング用モータ4に供給される。ここで、
リレー2の常開接点21は、例えばマイクロコンピュー
タから成るECU5から、ECU5と共にリレー切換部
を構成する励磁回路6に切換制御信号が出力され、この
切換制御信号に基づき、励磁回路6により励磁コイル2
2への電流が供給または電停止されて接点21のオン、
オフが切り換えられる。そして、図示しないイグニッシ
ョンスイッチ(以下、これをIGと称する)のオンによ
り、ECU5からの切換制御信号に基づき、励磁回路6
により励磁コイル22への電流が供給されて接点21が
オンするようになっている。
ランジスタ31、32、33、34から成り、これらト
ランジスタ31〜34及びモータ4がブリッジ接続さ
れ、例えばマイクロコンピュータから成るECU5から
トランジスタ31、34のベースにベース制御信号が供
給されて両トランジスタ31、34がオンし、これによ
りトランジスタ31、モータ4、トランジスタ34の経
路に電流が通流されてモータ4が一方向に回転する。
2のベースにベース制御信号が供給されて両トランジス
タ33、32がオンし、これによりトランジスタ33、
モータ4、トランジスタ32の経路に電流が通流され、
モータ4が先程とは反対の他方向に回転する。
列接続され、バッテリ1から駆動部3への電圧が平滑化
される。尚、図1において、9はリレー2の接点21に
並列接続されたバイパス抵抗、10は限流抵抗である。
ここで、バイパス抵抗9に代えて、トランジスタ等のス
イッチング素子を設け、IGオフ時においてもコンデン
サ8を充電しておくようにしてもよい。
部により検出されるコンデンサ8の両端電圧が取り込ま
れ、このコンデンサ8の両端電圧の変化に基づき、以下
のようなフェイルセーフ機能を有する。
オン直後に、励磁回路6を制御してリレー2の接点21
をオンしてコンデンサ8を充電し、その後オン状態のリ
レー2の接点21をオフした状態で、予め設定された所
定時間taだけコンデンサ8の電圧引抜き動作、つまり
駆動部3を介したコンデンサ8の放電を行った後、励磁
回路6を制御してリレー2を規定のtb時間だけオン状
態に切り換える。そのときに、電圧検出手段により検出
されるコンデンサ8の両端電圧が予め定められたしきい
値Vt1以下に低下したかどうかによって、リレー2の
接点21の溶着が無いかどうかを判定する。
検出処理を複数回繰り返し、全ての検出処理時において
溶着有りと判定される場合に、リレー2の溶着フェイル
を確定し、予め定められた溶着フェイルセーフ機能を作
動させ、例えばインストルメントパネルに配設された警
告ランプを点灯させたり、警告ブザーを鳴動させるなど
してドライバにリレー2の異常(ここでは接点溶着)を
報知する。
処理によりリレー2の溶着無しと判定された場合には、
リレー2をオフした状態で、上記したように所定時間t
aだけコンデンサ8の電圧引抜き動作(駆動部3を介し
たコンデンサ8の放電)を行い、その後に励磁回路6を
制御してリレー2を規定のtc時間だけオン状態に切り
換える。
出されるコンデンサ8の両端電圧が予め定められたしき
い値Vt2以上に上昇したかどうかによってリレー2の
開放の無し、有りを判定する開放異常検出処理を行うと
共に、電動パワーステアリングシステムの起動後、予め
定められた時間毎に定期的にこの開放異常検出処理を繰
り返し、一度でもリレー2の開放と判定された場合に
は、予め定められた開放フェイルセーフ機能を作動さ
せ、例えばインストルメントパネルに配設された警告ラ
ンプを点灯させたり、警告ブザーを鳴動させるなどして
ドライバにリレー2の異常(ここでは接点開放)を報知
する。
理及び開放異常検出処理が制御部に相当する。
オン後にリレー2の接点21がオンすると、コンデンサ
8がバッテリ1によって充電され、その両端電圧は満充
電状態の値を示す。その後、図2(b)に示すように、
ECU5によりリレー2の接点21が強制的にオフされ
て、例えばECU5により駆動部3のトランジスタ3
1、34がオンされ、これらトランジスタ31、34及
びモータ4を介してコンデンサ8の放電(電圧引抜き動
作)が行われると、図2(a)に示すように、コンデン
サ8の両端電圧は次第に低下する。
いると、バッテリ1とコンデンサ8との間は導通したま
まとなるため、図2(a)に示すように、ta時間の電
圧引抜き動作によって、コンデンサ8の両端電圧がしき
い値Vt1まで低下することはない。一方、リレー2の
接点21が溶着していないと、バッテリ1とコンデンサ
8との間は遮断されるため、図2(a)に示すように、
ta時間の電圧引抜き動作によって、コンデンサ8の両
端電圧がしきい値Vt1以下に低下するため、このよう
にコンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt1以下に低下
するかどうかを見れば、接点21の溶着が無いのか有る
のかを簡単に識別することができる。
U5によりリレー2の接点21がtb時間オンされる
と、図2(c)に示すように、再びコンデンサ8がバッ
テリ1によって充電されて両端電圧が満充電状態に復帰
する。
8がバッテリ1によって充電されて両端電圧が満充電状
態のときに、図3(b)に示すように、ECU5により
リレー2の接点21が強制的にオフされ、例えばECU
5により駆動部3のトランジスタ31、34がオンさ
れ、これらトランジスタ31、34及びモータ4を介し
てコンデンサ8の放電(電圧引抜き動作)が行われる
と、図3(a)に示すように、コンデンサ8の両端電圧
は次第に低下し、やがてコンデンサ8の両端電圧はしき
い値Vt2よりも小さい値まで低下する。
図3(c)に示すように、ECU5によりリレー2の接
点21がtc時間オンされたときに、リレー2に開放異
常があって接点21がオンすべきであるにもかかわらず
開放したままであると、バッテリ1とコンデンサ8との
間は遮断されたままとなり、抵抗9を介してバッテリ1
によるコンデンサ8の充電が行われる。
電する場合よりも充電電流が小さくなって、図3(a)
に示すように、コンデンサ8の両端電圧は徐々に上昇
し、リレー2がtc時間のオンされた後に再びオフされ
ても、コンデンサ8の充電が継続されるが、図3(a)
に示すように、コンデンサ8の両端電圧はしきい値Vt
2まで達しない。ここで、抵抗9を介した充電によって
もコンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt2以上になら
ないように、コンデンサ8の電圧引抜き動作の時間間
隔、及びしきい値Vt2を設定しておくのが望ましい。
が正常にオンする場合には、バッテリ1とコンデンサ8
との間は導通されるため、図3(a)に示すように、t
a時間の電圧引抜き動作後におけるリレー2のオンによ
って、コンデンサ8の両端電圧が直ちに満充電状態まで
上昇する。このように、リレー2のオンによる充電時
に、コンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt2以上に上
昇するかどうかを見れば、接点21の開放が無いのか有
るのかを簡単に識別することができる。
ーアシスト用のモータ4によるトルクが発生されないた
め、パワーステアリングが効かない状態となるが、車両
の走行には支障が無いことから、上記した開放フェイル
セーフ機能は必ずしも作動させる必要はない。
ャートを参照して説明する。
U5が起動されると、ECU5により励磁回路6が制御
されてリレー2の接点21がオンされ、コンデンサ8の
充電が行われる。そして、ECU5により励磁回路6が
制御され、リレー2の接点21が強制的にオフされ(S
1)、ECU5により例えば駆動部3のトランジスタ3
1、34がオンされて満充電状態のコンデンサ8の強制
放電、つまりコンデンサ8の電圧引抜き動作が開始され
る(S2)。
サ8の両端電圧がECU5により取り込まれ、その電圧
が所定のしきい値Vt1以下に低下したか否かの判定が
なされ(S3)、この判定結果がNO、つまりリレー2
の接点21の溶着により、コンデンサ8の両端電圧がし
きい値Vt1以下に低下しない場合には、コンデンサ8
の電圧引抜き動作が3回目か否かの判定がなされ(S
4)、この判定結果がYESであれば、溶着異常が確実
に発生していると判断されて溶着フェイルセーフが確
定、実行され(S5)、リレー2の接点21の溶着異常
の発生がドライバに報知される。
れば、ECU5により規定のtb時間だけリレー2の接
点21がオンされ(S6)、その後ECU5によりリレ
ー2の接点21が強制的にオフされ(S7)、上記した
ステップS2に戻る。
YES、つまりリレー2の接点21の溶着が無く正常で
あると判断された場合には、ECU5によりリレー2の
接点21が強制的にオンされてコンデンサ8の充電が行
われた後(S8)、ECU5によりリレー2の接点21
が再び強制的にオフされてta時間だけコンデンサ8の
電圧引抜き動作が行われる(S9)。
けリレー2の接点21がオンされ(S10)、検出部に
より検出されるコンデンサ8の両端電圧がECU5によ
り取り込まれ、その電圧が所定のしきい値Vt2以上に
達したか否かの判定がなされ(S11)、この判定結果
がYES、つまりリレー2の接点21の開放異常が無く
コンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt2以上に達して
いる場合には、その後通常の制御処理が行われる。
つまりリレー2の接点21の開放異常により、コンデン
サ8の両端電圧がしきい値Vt2以上に達していない場
合には、コンデンサ8の電圧引抜き動作が2回目か否か
の判定がなされ(S12)、この判定結果がYESであ
れば、その後通常の制御処理が行われる。
がNOであれば、ECU5によりリレー2の接点21が
強制的にオフされ(S13)、その後ステップS8に移
行してコンデンサ8の電圧引抜き動作以降の動作が繰り
返し行われる。尚、ステップS12の判定結果がYES
である場合には、上記したように通常の制御処理を行う
と共に、開放フェイルセーフを実行してリレー2の開放
異常の発生をドライバに報知するようにしても構わな
い。
のオン直後に、コンデンサ8の両端電圧の変化に基づく
リレーの溶着異常検出処理が複数回繰り返され、すべて
の検出処理時において溶着有りと判定された場合にリレ
ー2の溶着フェイルが確定されるため、例えばリレー2
の接点21間に細かな異物が存在するような場合であっ
ても、リレー2の溶着の有無を精度よくかつ早い段階で
検出することができ、溶着フェイルセーフの信頼性の向
上を図ることができる。その結果、確実にリレー2が異
常であると判断できる場合のみフェイルセーフ機能が作
動するため、従来のように、ECU5自体に不良が無い
にも拘わらず接点21間の異物が原因でECU5等が交
換されるようなこともなく、ECU5の長寿命化を図る
ことができる。
両端電圧の変化に基づくリレー2の溶着異常検出処理に
おいて溶着無しと判定された場合に、IGのオン直後か
らシステムの移動後においてもコンデンサ8の両端電圧
の変化に基づくリレー2の開放異常検出処理が繰り返さ
れるため、リレー2の開放の有無を精度よくかつ早い段
階で検出することができる。
ステアリングシステムにおけるパワーステアリング用モ
ータの制御装置に本発明を適用した場合について説明し
たが、特にパワーステアリング用モータに限定されるも
のではなく、その他の車載用モータについて本発明を適
用できるのは勿論である。
理におけるコンデンサ8の電圧引抜き動作の判定基準回
数を3回とし、開放検出処理におけるコンデンサ8の電
圧引抜き動作の判定基準回数を2回とした場合について
説明したが、これらの回数に特に限定されるものではな
く、要するにいずれも複数回電圧引抜き動作を繰り返し
てリレー2の接点21の溶着、開放の有無を判定すれば
よい。
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
明によれば、イグニッションスイッチのオン直後に、コ
ンデンサの両端電圧の変化に基づくリレーの溶着異常検
出処理が複数回繰り返されすべての検出処理時において
溶着有りと判定された場合にリレーの溶着フェイルが確
定されるため、例えばリレーの接点間に細かな異物が存
在するような場合であっても、リレーの溶着の有無を精
度よくかつ早い段階で検出することができ、溶着フェイ
ルセーフの信頼性の向上を図ることができ、信頼性の高
い車載用モータ制御装置を提供することが可能になる。
ば、イグニッションスイッチのオン直後及びモータ制御
装置の起動後定期的に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの前記開放異常検出処理が繰り返されるた
め、例えばリレーの接点間に細かな異物が存在するよう
な場合であっても、リレーの開放の有無を早い段階から
精度よく検出することができ、信頼性の高い車載用モー
タ制御装置を提供することが可能になる。
ば、イグニッションスイッチのオン直後に、コンデンサ
の両端電圧の変化に基づくリレーの溶着異常検出処理に
おいて溶着無しと判定された場合に、イグニッションス
イッチのオン直後から装置の起動後においてもコンデン
サの両端電圧の変化に基づくリレーの開放異常検出処理
が繰り返されるため、リレーの開放の有無を精度よくか
つ早い段階で検出することができ、信頼性の高い車載用
モータ制御装置を提供することが可能になる。
チャートある。
チャートある。
ートある。
Claims (6)
- 【請求項1】 電源と、前記電源からの電流を通流して
モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
タ制御装置の異常検出装置において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
サと、 前記リレーのオン、オフを切り換えるリレー切換部と、 前記コンデンサの両端電圧を検出する検出部と、 前記リレーの異常を判定する制御部とを備え、 前記制御部が、イグニッションスイッチのオン直後に、
充電状態の前記コンデンサを前記駆動部を介して放電し
た後、前記リレー切換部によりオフ状態の前記リレーを
規定時間オン状態に切り換えたときに、前記検出部によ
り検出される前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい
値以下に低下したかどうかによって前記リレーの溶着の
無し、有りを判定する溶着異常検出処理を行い、その後
前記リレー切換部による前記リレーのオフ及び前記規定
時間のオンにより、前記溶着異常検出処理を繰り返し、
全ての検出処理時において溶着有りと判定された場合に
前記リレーの溶着フェイルを確定することを特徴とする
車載用モータ制御装置の異常検出装置。 - 【請求項2】 電源と、前記電源からの電流を通流して
モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
タ制御装置の異常検出装置において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
サと、 前記リレーのオン、オフを切り換えるリレー切換部と、 前記コンデンサの両端電圧を検出する検出部と、 前記リレーの異常を判定する制御部とを備え、 前記制御部が、イグニッションスイッチのオン直後に、
充電状態の前記コンデンサを前記駆動部を介して放電し
た後、前記リレー切換部によりオフ状態の前記リレーを
規定時間オン状態に切り換えたときに、前記検出部によ
り検出される前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい
値以上に上昇したかどうかによって前記リレーの開放の
無し、有りを判定する開放異常検出処理を行うと共に、
前記モータ制御装置の起動後定期的に前記開放異常検出
処理を繰り返すことを特徴とする車載用モータ制御装置
の異常検出装置。 - 【請求項3】 前記制御部が、前記検出部により検出さ
れる前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値以下に
低下して前記リレーの溶着無しと判定すると、前記リレ
ー切換部により前記リレーをオフした状態で、前記駆動
部を介して前記コンデンサを放電し、その後に前記リレ
ー切換部により前記リレーを規定時間オン状態に切り換
えたときに、前記検出部により検出される前記コンデン
サの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうか
によって前記リレーの開放の無し、有りを判定する開放
異常検出処理を行うと共に、前記モータ制御装置の起動
後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返すことを特徴
とする請求項1に記載の車載用モータ制御装置の異常検
出装置。 - 【請求項4】 電源と、前記電源からの電流を通流して
モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
タ制御装置の異常検出方法において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
サを設け、 イグニッションスイッチのオン直後に、充電状態の前記
コンデンサを前記駆動部を介して放電した後、オフ状態
の前記リレーを規定時間オン状態に切り換えたときに、
前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値以下に低下
したかどうかによって前記リレーの溶着の無し、有りを
判定する溶着異常検出処理を行い、その後前記リレーの
オフ及び前記規定時間のオンを繰り返して前記溶着異常
検出処理を繰り返し、全ての検出処理時において溶着有
りと判定された場合に前記リレーの溶着フェイルを確定
することを特徴とする車載用モータ制御装置の異常検出
方法。 - 【請求項5】 電源と、前記電源からの電流を通流して
モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
タ制御装置の異常検出方法において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
サを設け、 イグニッションスイッチのオン直後に、充電状態の前記
コンデンサを前記駆動部を介して放電した後、オフ状態
の前記リレーを規定時間オン状態に切り換えたときに、
前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇
したかどうかによって前記リレーの開放の無し、有りを
判定する開放異常検出処理を行うと共に、前記モータ制
御装置の起動後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返
すことを特徴とする車載用モータ制御装置の異常検出方
法。 - 【請求項6】 前記コンデンサの両端電圧が所定のしき
い値以下に低下して前記リレーの溶着無しと判定される
と、前記リレーをオフした状態で、前記駆動部を介して
前記コンデンサを放電し、その後に前記リレーを規定時
間オン状態に切り換えたときに、前記コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうかによって
前記リレーの開放の無し、有りを判定する開放異常検出
処理を行うと共に、前記モータ制御装置の起動後定期的
に前記開放異常検出処理を繰り返すことを特徴とする請
求項4に記載の車載用モータ制御装置の異常検出方法。
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- 2001-02-20 JP JP2001043857A patent/JP2002240655A/ja active Pending
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