JP2002240655A - 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法 - Google Patents

車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法

Info

Publication number
JP2002240655A
JP2002240655A JP2001043857A JP2001043857A JP2002240655A JP 2002240655 A JP2002240655 A JP 2002240655A JP 2001043857 A JP2001043857 A JP 2001043857A JP 2001043857 A JP2001043857 A JP 2001043857A JP 2002240655 A JP2002240655 A JP 2002240655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
capacitor
voltage
welding
abnormality detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001043857A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hirai
明 平井
Koji Ozawa
宏二 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2001043857A priority Critical patent/JP2002240655A/ja
Publication of JP2002240655A publication Critical patent/JP2002240655A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】リレーの異常を早期にかつ確実に検出可能な信
頼性の高い車載用モータ制御装置を提供する。 【解決手段】IGのオン直後に、コンデンサの両端電圧
がしきい値Vt1以下に低下したどうかによって、リレ
ーの溶着の無し、有りの判定する溶着異常検出処理を繰
り返し(S1〜S6)、すべての検出処理でリレーの溶
着有りと判定されれば溶着フェイルセーフを確定し(S
4のYES、)リレーの溶着無しと判定されると(S3
のYES)、ECUによりリレーをオフした状態で、コ
ンデンサの電圧引抜き動作を開始し(S9)、その後に
リレーを規定のtb時間オン状態に切り換えたときに、
コンデンサの両端電圧がしきい値Vt2以上に上昇した
かどうかによってリレーの開放の無し、有りを判定する
開放異常検出処理行うと共に、装置の起動後定期的に開
放異常検出処理を繰り返す(S9〜S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源と、前記電
源からの電流を通流してモータを駆動する駆動部と、電
源と前記駆動部との間に設けられたリレーとを備えて成
るモータ制御装置であって、リレーの異常の有無を検出
する車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の電動パワーステアリング
システムでは、車載バッテリからの電流を通流してパワ
ーステアリング用モータを駆動する複数個のスイッチン
グ素子から成る駆動部と、バッテリから駆動部への電圧
を平滑化するコンデンサと、バッテリと駆動部との間に
設けられイグニッションスイッチのオンによる電源投入
後にオンされるリレーと、リレーのオン、オフを切り換
えるリレー切換部とを備えたモータ制御装置が設けられ
る。そして、このようなモータ制御装置におけるリレー
の異常の有無を検出し、必要があれば所定のフェイルセ
ーフ機能を作動させるようになっている。
【0003】具体的には、イグニッションスイッチのオ
ン直後に、充電状態のコンデンサが駆動部を介して放電
された後、リレー切換部によりオフ状態のリレーが規定
時間オン状態に切り換えられたときに、コンデンサの両
端電圧が所定のしきい値以下に低下したかどうかによっ
てリレーの溶着の無し、有りを判定する溶着異常検出処
理が実行され、溶着有りと判定された場合に、リレーの
溶着フェイルが確定されて所定のリレー溶着フェイルセ
ーフ機能が作動される。
【0004】また、上記した溶着異常検出処理によって
リレーの溶着無しと判定されると、システムの起動後に
おいて、充電状態のコンデンサが駆動部を介して放電さ
れた後、リレー切換部によりオフ状態のリレーが規定時
間オン状態に切り換えられたときに、コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうかによって
リレーの開放の無し、有りが判定される開放異常検出処
理が定期的に繰り返され、必要があれば所定のリレー開
放フェイルセーフ機能が作動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の溶着異常検出処理は、イグニッションスイッチのオ
ン後、電動パワーステアリングシステムが起動するまで
に1回しか実行されないため、例えば細かな異物がリレ
ーの接点間に存在する場合には、溶着異常検出処理によ
ってリレーは溶着が無く正常と判定されるが、リレーが
正常にオンしていることは十分に確認されないままとな
る。
【0006】従って、その後の開放異常検出処理の際
に、リレーがオンしていることを十分に確認しないま
ま、異物に起因するリレーのオフ(開放)が判定されて
リレー開放フェイルセーフ機能が作動されるため、電動
パワーステアリングシステムが停止してドライバに不便
を与えるという問題があった。このとき、電動パワース
テアリングシステムが停止すると、システム不良と判断
されて電動パワーステアリングシステムのECU自体に
不良が無くてもECU等が交換されることになり、EC
Uの寿命低下の原因ともなっている。
【0007】また、イグニッションスイッチのオン直後
に開放異常検出処理が行われないため、その後において
リレー接点間の異物が除かれるような状況が生じても、
電動パワーステアリングシステムが起動して開放異常検
出処理が開始されるまで、リレー接点間の異物が排除さ
れてリレーが正常に戻っていることを検知できず、不要
な検出処理時間を費やしてしまうという問題があった。
【0008】更に、このような問題は、電動パワーステ
アリングシステム特有ではなく、その他の車載用モータ
制御装置であってリレーを備えるものであれば生じ得る
問題である。
【0009】そこで、本発明は、リレーの異常を早期に
かつ確実に検出可能な信頼性の高い車載用モータ制御装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明にかかる車載用モータ制御装置の異常検
出装置は、電源と、前記電源からの電流を通流してモー
タを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との間に
設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置であっ
て、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モータ制
御装置の異常検出装置において、前記電源から前記駆動
部への電圧を平滑化するコンデンサと、前記リレーのオ
ン、オフを切り換えるリレー切換部と、前記コンデンサ
の両端電圧を検出する検出部と、前記リレーの異常を判
定する制御部とを備え、前記制御部が、イグニッション
スイッチのオン直後に、充電状態の前記コンデンサを前
記駆動部を介して放電した後、前記リレー切換部により
オフ状態の前記リレーを規定時間オン状態に切り換えた
ときに、前記検出部により検出される前記コンデンサの
両端電圧が所定のしきい値以下に低下したかどうかによ
って前記リレーの溶着の無し、有りを判定する溶着異常
検出処理を行い、その後前記リレー切換部による前記リ
レーのオフ及び前記規定時間のオンにより、前記溶着異
常検出処理を繰り返し、全ての検出処理時において溶着
有りと判定された場合に前記リレーの溶着フェイルを確
定することを特徴としている。
【0011】このような構成によれば、イグニッション
スイッチのオン直後に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの溶着異常検出処理が複数回繰り返されす
べての検出処理時において溶着有りと判定された場合に
リレーの溶着フェイルが確定されるため、例えばリレー
の接点間に細かな異物が存在するような場合であって
も、リレーの溶着の有無を精度よくかつ早い段階で検出
することができ、溶着フェイルセーフの信頼性の向上を
図ることができる。
【0012】また、本発明にかかる車載用モータ制御装
置の異常検出装置は、電源と、前記電源からの電流を通
流してモータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動
部との間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御
装置であって、前記リレーの異常の有無を検出する車載
用モータ制御装置の異常検出装置において、前記電源か
ら前記駆動部への電圧を平滑化するコンデンサと、前記
リレーのオン、オフを切り換えるリレー切換部と、前記
コンデンサの両端電圧を検出する検出部と、前記リレー
の異常を判定する制御部とを備え、前記制御部が、イグ
ニッションスイッチのオン直後に、充電状態の前記コン
デンサを前記駆動部を介して放電した後、前記リレー切
換部によりオフ状態の前記リレーを規定時間オン状態に
切り換えたときに、前記検出部により検出される前記コ
ンデンサの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇したか
どうかによって前記リレーの開放の無し、有りを判定す
る開放異常検出処理を行うと共に、前記モータ制御装置
の起動後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返すこと
を特徴としている。
【0013】このような構成によれば、イグニッション
スイッチのオン直後及びモータ制御装置の起動後定期的
に、コンデンサの両端電圧の変化に基づくリレーの開放
異常検出処理が繰り返されるため、例えばリレーの接点
間に細かな異物が存在するような場合であっても、リレ
ーの開放の有無を早い段階から精度よく検出することが
できる。
【0014】また、本発明にかかる車載用モータ制御装
置の異常検出装置は、前記制御部が、前記検出部により
検出される前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値
以下に低下して前記リレーの溶着無しと判定すると、前
記リレー切換部により前記リレーをオフした状態で、前
記駆動部を介して前記コンデンサを放電し、その後に前
記リレー切換部により前記リレーを規定時間オン状態に
切り換えたときに、前記検出部により検出される前記コ
ンデンサの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇したか
どうかによって前記リレーの開放の無し、有りを判定す
る開放異常検出処理を行うと共に、前記モータ制御装置
の起動後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返すこと
を特徴としている。
【0015】このような構成によれば、イグニッション
スイッチのオン直後に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの溶着異常検出処理において溶着無しと判
定された場合に、イグニッションスイッチのオン直後か
ら装置の起動後においても、コンデンサの両端電圧の変
化に基づくリレーの開放異常検出処理が繰り返されるた
め、リレーの開放の有無を精度よくかつ早い段階で検出
することができ、装置の信頼性向上を図ることができ
る。
【0016】また、本発明にかかる車載用モータ制御装
置の異常検出方法は、前記電源から前記駆動部への電圧
を平滑化するコンデンサを設け、イグニッションスイッ
チのオン直後に、充電状態の前記コンデンサを前記駆動
部を介して放電した後、オフ状態の前記リレーを規定時
間オン状態に切り換えたときに、前記コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以下に低下したかどうかによって
前記リレーの溶着の無し、有りを判定する溶着異常検出
処理を行い、その後前記リレーのオフ及び前記規定時間
のオンを繰り返して前記溶着異常検出処理を繰り返し、
全ての検出処理時において溶着有りと判定された場合に
前記リレーの溶着フェイルを確定することを特徴として
いる。
【0017】このような構成によれば、リレーの溶着の
有無を精度よくかつ早い段階で検出することができ、溶
着フェイルセーフの信頼性の向上を図ることができる。
【0018】また、本発明にかかる車載用モータ制御装
置の異常検出方法は、前記電源から前記駆動部への電圧
を平滑化するコンデンサを設け、イグニッションスイッ
チのオン直後に、充電状態の前記コンデンサを前記駆動
部を介して放電した後、オフ状態の前記リレーを規定時
間オン状態に切り換えたときに、前記コンデンサの両端
電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうかによって
前記リレーの開放の無し、有りを判定する開放異常検出
処理を行うと共に、前記モータ制御装置の起動後定期的
に前記開放異常検出処理を繰り返すことを特徴としてい
る。
【0019】このような構成によれば、リレーの開放の
有無を精度よくかつ早い段階で検出することができる。
【0020】また、本発明にかかる車載用モータ制御装
置の異常検出方法は、前記コンデンサの両端電圧が所定
のしきい値以下に低下して前記リレーの溶着無しと判定
されると、前記リレー切換部により前記リレーをオフし
た状態で、前記駆動部を介して前記コンデンサを放電
し、その後に前記リレーを規定時間オン状態に切り換え
たときに、前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値
以上に上昇したかどうかによって前記リレーの開放の無
し、有りを判定する開放異常検出処理を行うと共に、前
記モータ制御装置の起動後定期的に前記開放異常検出処
理を繰り返すことを特徴としている。
【0021】このような構成によれば、イグニッション
スイッチのオン直後に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの溶着異常検出処理において溶着無しと判
定された場合に、イグニッションスイッチのオン直後か
ら装置の起動後においても、コンデンサの両端電圧の変
化に基づくリレーの開放異常検出処理が繰り返されるた
め、リレーの開放の有無を精度よくかつ早い段階で検出
することができ、装置の信頼性向上を図ることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明を電動パワーステアリン
グシステムに適用した場合の一実施形態について図1な
いし図4を参照して説明する。但し、図1は結線図、図
2及び図3は動作説明用タイミングチャート、図4は動
作説明用フローチャートである。
【0023】図1に示すように、車載バッテリ1からの
電流が、リレー2の常開接点21及び駆動部3を介して
パワーステアリング用モータ4に供給される。ここで、
リレー2の常開接点21は、例えばマイクロコンピュー
タから成るECU5から、ECU5と共にリレー切換部
を構成する励磁回路6に切換制御信号が出力され、この
切換制御信号に基づき、励磁回路6により励磁コイル2
2への電流が供給または電停止されて接点21のオン、
オフが切り換えられる。そして、図示しないイグニッシ
ョンスイッチ(以下、これをIGと称する)のオンによ
り、ECU5からの切換制御信号に基づき、励磁回路6
により励磁コイル22への電流が供給されて接点21が
オンするようになっている。
【0024】また、駆動部3は、4個のスイッチングト
ランジスタ31、32、33、34から成り、これらト
ランジスタ31〜34及びモータ4がブリッジ接続さ
れ、例えばマイクロコンピュータから成るECU5から
トランジスタ31、34のベースにベース制御信号が供
給されて両トランジスタ31、34がオンし、これによ
りトランジスタ31、モータ4、トランジスタ34の経
路に電流が通流されてモータ4が一方向に回転する。
【0025】一方、ECU5からトランジスタ33、3
2のベースにベース制御信号が供給されて両トランジス
タ33、32がオンし、これによりトランジスタ33、
モータ4、トランジスタ32の経路に電流が通流され、
モータ4が先程とは反対の他方向に回転する。
【0026】更に、駆動部3には平滑コンデンサ8が並
列接続され、バッテリ1から駆動部3への電圧が平滑化
される。尚、図1において、9はリレー2の接点21に
並列接続されたバイパス抵抗、10は限流抵抗である。
ここで、バイパス抵抗9に代えて、トランジスタ等のス
イッチング素子を設け、IGオフ時においてもコンデン
サ8を充電しておくようにしてもよい。
【0027】ところで、ECU5には、図示しない検出
部により検出されるコンデンサ8の両端電圧が取り込ま
れ、このコンデンサ8の両端電圧の変化に基づき、以下
のようなフェイルセーフ機能を有する。
【0028】即ち、ECU5は、ドライバによるIGの
オン直後に、励磁回路6を制御してリレー2の接点21
をオンしてコンデンサ8を充電し、その後オン状態のリ
レー2の接点21をオフした状態で、予め設定された所
定時間taだけコンデンサ8の電圧引抜き動作、つまり
駆動部3を介したコンデンサ8の放電を行った後、励磁
回路6を制御してリレー2を規定のtb時間だけオン状
態に切り換える。そのときに、電圧検出手段により検出
されるコンデンサ8の両端電圧が予め定められたしきい
値Vt1以下に低下したかどうかによって、リレー2の
接点21の溶着が無いかどうかを判定する。
【0029】そして、ECU5は、このような溶着異常
検出処理を複数回繰り返し、全ての検出処理時において
溶着有りと判定される場合に、リレー2の溶着フェイル
を確定し、予め定められた溶着フェイルセーフ機能を作
動させ、例えばインストルメントパネルに配設された警
告ランプを点灯させたり、警告ブザーを鳴動させるなど
してドライバにリレー2の異常(ここでは接点溶着)を
報知する。
【0030】また、ECU5は、上記した溶着異常検出
処理によりリレー2の溶着無しと判定された場合には、
リレー2をオフした状態で、上記したように所定時間t
aだけコンデンサ8の電圧引抜き動作(駆動部3を介し
たコンデンサ8の放電)を行い、その後に励磁回路6を
制御してリレー2を規定のtc時間だけオン状態に切り
換える。
【0031】そのときに、ECU5は、検出部により検
出されるコンデンサ8の両端電圧が予め定められたしき
い値Vt2以上に上昇したかどうかによってリレー2の
開放の無し、有りを判定する開放異常検出処理を行うと
共に、電動パワーステアリングシステムの起動後、予め
定められた時間毎に定期的にこの開放異常検出処理を繰
り返し、一度でもリレー2の開放と判定された場合に
は、予め定められた開放フェイルセーフ機能を作動さ
せ、例えばインストルメントパネルに配設された警告ラ
ンプを点灯させたり、警告ブザーを鳴動させるなどして
ドライバにリレー2の異常(ここでは接点開放)を報知
する。
【0032】このようなECU5による溶着異常検出処
理及び開放異常検出処理が制御部に相当する。
【0033】ところで、溶着異常検出処理では、IGの
オン後にリレー2の接点21がオンすると、コンデンサ
8がバッテリ1によって充電され、その両端電圧は満充
電状態の値を示す。その後、図2(b)に示すように、
ECU5によりリレー2の接点21が強制的にオフされ
て、例えばECU5により駆動部3のトランジスタ3
1、34がオンされ、これらトランジスタ31、34及
びモータ4を介してコンデンサ8の放電(電圧引抜き動
作)が行われると、図2(a)に示すように、コンデン
サ8の両端電圧は次第に低下する。
【0034】このとき、リレー2の接点21が溶着して
いると、バッテリ1とコンデンサ8との間は導通したま
まとなるため、図2(a)に示すように、ta時間の電
圧引抜き動作によって、コンデンサ8の両端電圧がしき
い値Vt1まで低下することはない。一方、リレー2の
接点21が溶着していないと、バッテリ1とコンデンサ
8との間は遮断されるため、図2(a)に示すように、
ta時間の電圧引抜き動作によって、コンデンサ8の両
端電圧がしきい値Vt1以下に低下するため、このよう
にコンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt1以下に低下
するかどうかを見れば、接点21の溶着が無いのか有る
のかを簡単に識別することができる。
【0035】更に、t1時間の電圧引抜き動作後にEC
U5によりリレー2の接点21がtb時間オンされる
と、図2(c)に示すように、再びコンデンサ8がバッ
テリ1によって充電されて両端電圧が満充電状態に復帰
する。
【0036】一方、開放異常検出処理では、コンデンサ
8がバッテリ1によって充電されて両端電圧が満充電状
態のときに、図3(b)に示すように、ECU5により
リレー2の接点21が強制的にオフされ、例えばECU
5により駆動部3のトランジスタ31、34がオンさ
れ、これらトランジスタ31、34及びモータ4を介し
てコンデンサ8の放電(電圧引抜き動作)が行われる
と、図3(a)に示すように、コンデンサ8の両端電圧
は次第に低下し、やがてコンデンサ8の両端電圧はしき
い値Vt2よりも小さい値まで低下する。
【0037】そして、ta時間の電圧引抜き動作後に、
図3(c)に示すように、ECU5によりリレー2の接
点21がtc時間オンされたときに、リレー2に開放異
常があって接点21がオンすべきであるにもかかわらず
開放したままであると、バッテリ1とコンデンサ8との
間は遮断されたままとなり、抵抗9を介してバッテリ1
によるコンデンサ8の充電が行われる。
【0038】そのため、リレー2の接点21を介して充
電する場合よりも充電電流が小さくなって、図3(a)
に示すように、コンデンサ8の両端電圧は徐々に上昇
し、リレー2がtc時間のオンされた後に再びオフされ
ても、コンデンサ8の充電が継続されるが、図3(a)
に示すように、コンデンサ8の両端電圧はしきい値Vt
2まで達しない。ここで、抵抗9を介した充電によって
もコンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt2以上になら
ないように、コンデンサ8の電圧引抜き動作の時間間
隔、及びしきい値Vt2を設定しておくのが望ましい。
【0039】また、リレー2に開放異常がなく接点21
が正常にオンする場合には、バッテリ1とコンデンサ8
との間は導通されるため、図3(a)に示すように、t
a時間の電圧引抜き動作後におけるリレー2のオンによ
って、コンデンサ8の両端電圧が直ちに満充電状態まで
上昇する。このように、リレー2のオンによる充電時
に、コンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt2以上に上
昇するかどうかを見れば、接点21の開放が無いのか有
るのかを簡単に識別することができる。
【0040】尚、リレー2の接点開放の場合には、パワ
ーアシスト用のモータ4によるトルクが発生されないた
め、パワーステアリングが効かない状態となるが、車両
の走行には支障が無いことから、上記した開放フェイル
セーフ機能は必ずしも作動させる必要はない。
【0041】次に、検出手順について、図4のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0042】図4に示すように、IGのオンによりEC
U5が起動されると、ECU5により励磁回路6が制御
されてリレー2の接点21がオンされ、コンデンサ8の
充電が行われる。そして、ECU5により励磁回路6が
制御され、リレー2の接点21が強制的にオフされ(S
1)、ECU5により例えば駆動部3のトランジスタ3
1、34がオンされて満充電状態のコンデンサ8の強制
放電、つまりコンデンサ8の電圧引抜き動作が開始され
る(S2)。
【0043】そして、検出部により検出されるコンデン
サ8の両端電圧がECU5により取り込まれ、その電圧
が所定のしきい値Vt1以下に低下したか否かの判定が
なされ(S3)、この判定結果がNO、つまりリレー2
の接点21の溶着により、コンデンサ8の両端電圧がし
きい値Vt1以下に低下しない場合には、コンデンサ8
の電圧引抜き動作が3回目か否かの判定がなされ(S
4)、この判定結果がYESであれば、溶着異常が確実
に発生していると判断されて溶着フェイルセーフが確
定、実行され(S5)、リレー2の接点21の溶着異常
の発生がドライバに報知される。
【0044】一方、ステップS4の判定結果がNOであ
れば、ECU5により規定のtb時間だけリレー2の接
点21がオンされ(S6)、その後ECU5によりリレ
ー2の接点21が強制的にオフされ(S7)、上記した
ステップS2に戻る。
【0045】また、上記したステップS3の判定結果が
YES、つまりリレー2の接点21の溶着が無く正常で
あると判断された場合には、ECU5によりリレー2の
接点21が強制的にオンされてコンデンサ8の充電が行
われた後(S8)、ECU5によりリレー2の接点21
が再び強制的にオフされてta時間だけコンデンサ8の
電圧引抜き動作が行われる(S9)。
【0046】そして、ECU5により規定のtc時間だ
けリレー2の接点21がオンされ(S10)、検出部に
より検出されるコンデンサ8の両端電圧がECU5によ
り取り込まれ、その電圧が所定のしきい値Vt2以上に
達したか否かの判定がなされ(S11)、この判定結果
がYES、つまりリレー2の接点21の開放異常が無く
コンデンサ8の両端電圧がしきい値Vt2以上に達して
いる場合には、その後通常の制御処理が行われる。
【0047】一方、ステップS11の判定結果がNO、
つまりリレー2の接点21の開放異常により、コンデン
サ8の両端電圧がしきい値Vt2以上に達していない場
合には、コンデンサ8の電圧引抜き動作が2回目か否か
の判定がなされ(S12)、この判定結果がYESであ
れば、その後通常の制御処理が行われる。
【0048】また、上記したステップS12の判定結果
がNOであれば、ECU5によりリレー2の接点21が
強制的にオフされ(S13)、その後ステップS8に移
行してコンデンサ8の電圧引抜き動作以降の動作が繰り
返し行われる。尚、ステップS12の判定結果がYES
である場合には、上記したように通常の制御処理を行う
と共に、開放フェイルセーフを実行してリレー2の開放
異常の発生をドライバに報知するようにしても構わな
い。
【0049】従って、上記した実施形態によれば、IG
のオン直後に、コンデンサ8の両端電圧の変化に基づく
リレーの溶着異常検出処理が複数回繰り返され、すべて
の検出処理時において溶着有りと判定された場合にリレ
ー2の溶着フェイルが確定されるため、例えばリレー2
の接点21間に細かな異物が存在するような場合であっ
ても、リレー2の溶着の有無を精度よくかつ早い段階で
検出することができ、溶着フェイルセーフの信頼性の向
上を図ることができる。その結果、確実にリレー2が異
常であると判断できる場合のみフェイルセーフ機能が作
動するため、従来のように、ECU5自体に不良が無い
にも拘わらず接点21間の異物が原因でECU5等が交
換されるようなこともなく、ECU5の長寿命化を図る
ことができる。
【0050】また、IGのオン直後に、コンデンサ8の
両端電圧の変化に基づくリレー2の溶着異常検出処理に
おいて溶着無しと判定された場合に、IGのオン直後か
らシステムの移動後においてもコンデンサ8の両端電圧
の変化に基づくリレー2の開放異常検出処理が繰り返さ
れるため、リレー2の開放の有無を精度よくかつ早い段
階で検出することができる。
【0051】なお、上記した実施形態では、電動パワー
ステアリングシステムにおけるパワーステアリング用モ
ータの制御装置に本発明を適用した場合について説明し
たが、特にパワーステアリング用モータに限定されるも
のではなく、その他の車載用モータについて本発明を適
用できるのは勿論である。
【0052】更に、上記した実施形態では、溶着検出処
理におけるコンデンサ8の電圧引抜き動作の判定基準回
数を3回とし、開放検出処理におけるコンデンサ8の電
圧引抜き動作の判定基準回数を2回とした場合について
説明したが、これらの回数に特に限定されるものではな
く、要するにいずれも複数回電圧引抜き動作を繰り返し
てリレー2の接点21の溶着、開放の有無を判定すれば
よい。
【0053】また、本発明は上記した実施形態に限定さ
れるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて
上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能であ
る。
【0054】
【発明の効果】以上のように、請求項1、4に記載の発
明によれば、イグニッションスイッチのオン直後に、コ
ンデンサの両端電圧の変化に基づくリレーの溶着異常検
出処理が複数回繰り返されすべての検出処理時において
溶着有りと判定された場合にリレーの溶着フェイルが確
定されるため、例えばリレーの接点間に細かな異物が存
在するような場合であっても、リレーの溶着の有無を精
度よくかつ早い段階で検出することができ、溶着フェイ
ルセーフの信頼性の向上を図ることができ、信頼性の高
い車載用モータ制御装置を提供することが可能になる。
【0055】また、請求項2、5に記載の発明によれ
ば、イグニッションスイッチのオン直後及びモータ制御
装置の起動後定期的に、コンデンサの両端電圧の変化に
基づくリレーの前記開放異常検出処理が繰り返されるた
め、例えばリレーの接点間に細かな異物が存在するよう
な場合であっても、リレーの開放の有無を早い段階から
精度よく検出することができ、信頼性の高い車載用モー
タ制御装置を提供することが可能になる。
【0056】また、請求項3、6に記載の発明によれ
ば、イグニッションスイッチのオン直後に、コンデンサ
の両端電圧の変化に基づくリレーの溶着異常検出処理に
おいて溶着無しと判定された場合に、イグニッションス
イッチのオン直後から装置の起動後においてもコンデン
サの両端電圧の変化に基づくリレーの開放異常検出処理
が繰り返されるため、リレーの開放の有無を精度よくか
つ早い段階で検出することができ、信頼性の高い車載用
モータ制御装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の結線図である。
【図2】この発明の一実施形態の動作説明用タイミング
チャートある。
【図3】この発明の一実施形態の動作説明用タイミング
チャートある。
【図4】この発明の一実施形態の動作説明用フローチャ
ートある。
【符号の説明】
1 バッテリ 2 リレー 3 駆動部 4 モータ 5 ECU(制御部、リレー切換部) 6 励磁回路(リレー切換部) 8 コンデンサ 9 抵抗 21 常開接点 22 リレーコイル 31〜34 トランジスタ
フロントページの続き Fターム(参考) 3D033 CA03 CA20 CA21 CA31 5G053 AA16 BA04 CA08 DA01 EA01 5H571 AA03 BB07 BB08 CC04 EE02 FF01 HA04 HB01 HD02 JJ18 LL23 MM01 MM20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と、前記電源からの電流を通流して
    モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
    間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
    あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
    タ制御装置の異常検出装置において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
    サと、 前記リレーのオン、オフを切り換えるリレー切換部と、 前記コンデンサの両端電圧を検出する検出部と、 前記リレーの異常を判定する制御部とを備え、 前記制御部が、イグニッションスイッチのオン直後に、
    充電状態の前記コンデンサを前記駆動部を介して放電し
    た後、前記リレー切換部によりオフ状態の前記リレーを
    規定時間オン状態に切り換えたときに、前記検出部によ
    り検出される前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい
    値以下に低下したかどうかによって前記リレーの溶着の
    無し、有りを判定する溶着異常検出処理を行い、その後
    前記リレー切換部による前記リレーのオフ及び前記規定
    時間のオンにより、前記溶着異常検出処理を繰り返し、
    全ての検出処理時において溶着有りと判定された場合に
    前記リレーの溶着フェイルを確定することを特徴とする
    車載用モータ制御装置の異常検出装置。
  2. 【請求項2】 電源と、前記電源からの電流を通流して
    モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
    間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
    あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
    タ制御装置の異常検出装置において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
    サと、 前記リレーのオン、オフを切り換えるリレー切換部と、 前記コンデンサの両端電圧を検出する検出部と、 前記リレーの異常を判定する制御部とを備え、 前記制御部が、イグニッションスイッチのオン直後に、
    充電状態の前記コンデンサを前記駆動部を介して放電し
    た後、前記リレー切換部によりオフ状態の前記リレーを
    規定時間オン状態に切り換えたときに、前記検出部によ
    り検出される前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい
    値以上に上昇したかどうかによって前記リレーの開放の
    無し、有りを判定する開放異常検出処理を行うと共に、
    前記モータ制御装置の起動後定期的に前記開放異常検出
    処理を繰り返すことを特徴とする車載用モータ制御装置
    の異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記検出部により検出さ
    れる前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値以下に
    低下して前記リレーの溶着無しと判定すると、前記リレ
    ー切換部により前記リレーをオフした状態で、前記駆動
    部を介して前記コンデンサを放電し、その後に前記リレ
    ー切換部により前記リレーを規定時間オン状態に切り換
    えたときに、前記検出部により検出される前記コンデン
    サの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうか
    によって前記リレーの開放の無し、有りを判定する開放
    異常検出処理を行うと共に、前記モータ制御装置の起動
    後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返すことを特徴
    とする請求項1に記載の車載用モータ制御装置の異常検
    出装置。
  4. 【請求項4】 電源と、前記電源からの電流を通流して
    モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
    間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
    あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
    タ制御装置の異常検出方法において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
    サを設け、 イグニッションスイッチのオン直後に、充電状態の前記
    コンデンサを前記駆動部を介して放電した後、オフ状態
    の前記リレーを規定時間オン状態に切り換えたときに、
    前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値以下に低下
    したかどうかによって前記リレーの溶着の無し、有りを
    判定する溶着異常検出処理を行い、その後前記リレーの
    オフ及び前記規定時間のオンを繰り返して前記溶着異常
    検出処理を繰り返し、全ての検出処理時において溶着有
    りと判定された場合に前記リレーの溶着フェイルを確定
    することを特徴とする車載用モータ制御装置の異常検出
    方法。
  5. 【請求項5】 電源と、前記電源からの電流を通流して
    モータを駆動する駆動部と、前記電源と前記駆動部との
    間に設けられたリレーとを備えて成るモータ制御装置で
    あって、前記リレーの異常の有無を検出する車載用モー
    タ制御装置の異常検出方法において、 前記電源から前記駆動部への電圧を平滑化するコンデン
    サを設け、 イグニッションスイッチのオン直後に、充電状態の前記
    コンデンサを前記駆動部を介して放電した後、オフ状態
    の前記リレーを規定時間オン状態に切り換えたときに、
    前記コンデンサの両端電圧が所定のしきい値以上に上昇
    したかどうかによって前記リレーの開放の無し、有りを
    判定する開放異常検出処理を行うと共に、前記モータ制
    御装置の起動後定期的に前記開放異常検出処理を繰り返
    すことを特徴とする車載用モータ制御装置の異常検出方
    法。
  6. 【請求項6】 前記コンデンサの両端電圧が所定のしき
    い値以下に低下して前記リレーの溶着無しと判定される
    と、前記リレーをオフした状態で、前記駆動部を介して
    前記コンデンサを放電し、その後に前記リレーを規定時
    間オン状態に切り換えたときに、前記コンデンサの両端
    電圧が所定のしきい値以上に上昇したかどうかによって
    前記リレーの開放の無し、有りを判定する開放異常検出
    処理を行うと共に、前記モータ制御装置の起動後定期的
    に前記開放異常検出処理を繰り返すことを特徴とする請
    求項4に記載の車載用モータ制御装置の異常検出方法。
JP2001043857A 2001-02-20 2001-02-20 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法 Pending JP2002240655A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043857A JP2002240655A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001043857A JP2002240655A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002240655A true JP2002240655A (ja) 2002-08-28

Family

ID=18905954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001043857A Pending JP2002240655A (ja) 2001-02-20 2001-02-20 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002240655A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012728A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Fuji Heavy Ind Ltd キャパシタ装置、及び、車両用電源装置
JP2010111311A (ja) * 2008-10-08 2010-05-20 Denso Corp 電源回路の異常診断装置、及び電源回路
JP2011068178A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2012044781A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Jtekt Corp モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2012086699A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Yuhshin Co Ltd 電動ステアリングロック装置
KR20130052864A (ko) * 2011-11-14 2013-05-23 현대모비스 주식회사 Mdps 릴레이 검사 장치 및 방법
WO2013089514A1 (ko) * 2011-12-16 2013-06-20 (주)브이이엔에스 전기자동차 및 그 제어방법
KR20200023923A (ko) * 2018-08-27 2020-03-06 현대모비스 주식회사 엠디피에스용 기계식 릴레이의 고장 검출 및 대응방법

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012728A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Fuji Heavy Ind Ltd キャパシタ装置、及び、車両用電源装置
JP2010111311A (ja) * 2008-10-08 2010-05-20 Denso Corp 電源回路の異常診断装置、及び電源回路
JP4720896B2 (ja) * 2008-10-08 2011-07-13 株式会社デンソー 電源回路の異常診断装置、及び電源回路
US9482721B2 (en) 2008-10-08 2016-11-01 Denso Corporation Electric power source circuit and abnormality diagnosis system
JP2011068178A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置
JP2012044781A (ja) * 2010-08-19 2012-03-01 Jtekt Corp モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2012086699A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Yuhshin Co Ltd 電動ステアリングロック装置
KR20130052864A (ko) * 2011-11-14 2013-05-23 현대모비스 주식회사 Mdps 릴레이 검사 장치 및 방법
KR101878986B1 (ko) * 2011-11-14 2018-07-16 현대모비스 주식회사 Mdps 릴레이 검사 장치 및 방법
WO2013089514A1 (ko) * 2011-12-16 2013-06-20 (주)브이이엔에스 전기자동차 및 그 제어방법
KR20200023923A (ko) * 2018-08-27 2020-03-06 현대모비스 주식회사 엠디피에스용 기계식 릴레이의 고장 검출 및 대응방법
KR102393011B1 (ko) 2018-08-27 2022-05-02 현대모비스 주식회사 엠디피에스용 기계식 릴레이의 고장 검출 및 대응방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7689335B2 (en) Highly reliable vehicle system start controller
JP4411897B2 (ja) 直流昇圧回路の故障判定装置
EP3444624B1 (en) Apparatus for diagnosing relay failure of battery using parallel circuit for constant power supply and method thereof
JPH0444497B2 (ja)
EP2330013B1 (en) Electric power steering device
JPH08132992A (ja) 車載用制御装置
JP2000173428A (ja) 電気自動車のメインリレー溶着検出装置
JPH10144194A (ja) 電気自動車の強電リレー診断装置
EP2261100A1 (en) Electric power steering device and method for controlling the same
JP2002240655A (ja) 車載用モータ制御装置の異常検出装置及び異常検出方法
JP7103199B2 (ja) プリチャージ制御装置
JP2016161478A (ja) コンタクタの故障判定装置
JP7221193B2 (ja) 二次電池システム
US5638274A (en) Electronic control apparatus for an air-bag system
JP2005328674A (ja) インバータ装置
JP4668594B2 (ja) オンオフ制御装置
JPH1169663A (ja) 乗員保護装置の駆動装置
JPH08293238A (ja) リレーの接点チェック検出回路
JPH06207959A (ja) コンデンサの異常診断装置
JP2000184764A (ja) モータ制御装置
CN114559817B (zh) 一种车辆控制方法、控制器及车辆
CN112684738B (zh) 设备控制方法、装置及电池模块、非易失性存储介质
JP3795182B2 (ja) 乗員保護装置
JP2536608B2 (ja) エアバッグ装置の故障検出方法
JPH11341821A (ja) インバータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040325

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060627

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060629

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A521 Written amendment

Effective date: 20060809

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A02 Decision of refusal

Effective date: 20070306

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02