JP5431739B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場に設置される遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置に関する。
遊技場では、遊技者に対して出玉感等をアピールするため、遊技機に対応して遊技情報を表示する遊技情報表示装置が設置されている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−135662号公報
出玉感のアピールは特許文献1に記載されているように過去最高の出玉数や大当たり回数等の遊技情報や前営業日等の直近する過去の遊技情報を表示することでアピールすることができるが、過去最高の遊技情報を表示するだけでは遊技者のこれからの遊技に対する期待感等を煽ることは難しい。即ち、例えば一ケ月前に達成された遊技情報が表示されていても、長い期間にわたって遊技情報が更新されていないことから、これからの遊技でその遊技情報を得られるとは思わない。又、過去の遊技情報をただ表示するだけではアピールしたい遊技情報を遊技者が見落とす虞もある。このように従来の遊技情報表示装置ではこれからの遊技に対する期待感を含めた出玉感を遊技者に対して今一歩アピールすることが難しかった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者に対してアピールしたい遊技情報を効果的に抽出して出玉感を最大限にアピールすることを可能とする遊技情報表示装置を提供することにある。
請求項に記載した発明は、遊技場に設置される遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置において、抽出対象となる遊技期間であり、当日及び前日の営業日のうち少なくとも一方を含む遊技期間である対象期間を設定する期間設定手段と、抽出対象となる遊技情報である抽出対象情報を設定する対象情報設定手段と、前記対象期間を営業日単位で複数の期間に区分けし、区分けした期間を区分期間として設定する期間区分け手段と、前記対象期間における前記区分期間毎に対応する前記抽出対象情報の最大値を特定可能な履歴情報を作成し、複数の営業日にわたって記憶する履歴手段と、前記区分期間毎に対応する閾値を設定する閾値設定手段と、前記抽出対象情報の過去最高となる値を表す最高情報を記憶する最高情報記憶手段と、前記履歴手段により記憶される履歴情報により特定される前記抽出対象情報の最大値と、前記閾値とを前記区分期間毎に比較し、その最大値が前記閾値以上である場合に当該期間における抽出情報として抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出される抽出情報を前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間を優先して表示し、前記最高情報記憶手段により記憶されている最高情報と比較可能に表示する表示手段と、を備えたところに特徴を有する。
請求項に記載した発明は、前記抽出手段により抽出情報が抽出された場合に、前記抽出情報と前記最高情報とが一致するか否かを判定する判定手段を備え、前記表示手段は、前記判定手段により両者が一致するとの判定結果を得た場合には前記抽出情報及び前記最高情報のうち少なくとも一方と両者が一致する旨とを表示する一方、両者が一致しないとの判定結果を得た場合には前記抽出情報と前記最高情報とを各々表示することで前記抽出情報と前記最高情報とを比較可能に表示するところに特徴を有する。
請求項に記載した発明は、前記抽出手段は、前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間から順に前記抽出情報を抽出し、前記表示手段は、前記抽出手段により前記抽出情報が抽出されたことに応じて表示すべき前記抽出情報を特定して表示することで前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間を優先して前記抽出情報を対応する営業日又はその営業日が属する前記区分期間を特定可能に表示するところに特徴を有する。
請求項に記載した発明は、前記履歴手段は、前記抽出対象情報に対応する事象発生を前記所定条件とした事象発生毎の前記抽出対象情報の値が特定可能な前記遊技履歴である詳細履歴を当日の営業日において作成する一方、当日の営業日から所定日数が経過した営業日における前記遊技履歴であって営業日を前記所定条件とした営業日毎に対応する前記抽出対象情報の値が特定可能である日毎履歴を前記詳細履歴のうちから最大値を表す前記抽出対象情報の値を抽出して当該詳細履歴に対応する営業日に対応付けることで作成し、前記対象期間に属する営業日毎に前記詳細履歴及び日毎履歴のうち少なくとも一方を記憶することで前記対象期間における遊技履歴を前記期間区分け手段により区分けして設定された期間毎に対応する前記抽出対象情報の最大値が特定可能となるように複数の営業日にわたって記憶し、前記抽出手段は、前記詳細履歴に対応する営業日については前記詳細履歴のうちから最大値を抽出することで当該営業日における最大値として抽出する一方、前記日毎履歴に対応する営業日については前記日毎履歴により特定される前記抽出対象情報の値を当該営業日における最大値として抽出し、当該抽出した営業日毎の最大値のうちから前記期間区分け手段により区分けされる期間毎に最大値を抽出して前記閾値と比較し、前記最高情報記憶手段により記憶される最高情報は、当日の営業日において前記事象の発生に伴い前記抽出対象情報の値が最高情報を上回る場合に更新される遊技情報であるところに特徴を有する。
請求項に記載した発明によれば、対象期間を例えば前営業日として抽出情報を抽出する場合、必ずしもアピールしたい遊技情報が前営業日にあるとは限らない。又、対象期間を1週間に延ばした場合、期間が経過した遊技情報を期間の経過が浅い前日の遊技情報と同条件にて抽出してもアピール対象になるかは疑問視されるが、対象期間を区分期間として区分けし、区分期間毎に閾値を設定し、その閾値以上とならない場合は抽出対象としないようにしたので、当日の営業日に近い区分期間には低い閾値を設定する一方、当日の営業日から遠い区分期間には高い閾値を設定することができ、当日の営業日に近い区分期間については抽出すべき条件に全く届かない遊技情報を排除しつつ、当日の営業日から遠い区分期間については注目すべき遊技情報を抽出情報として抽出することができ、より遊技機の現状を把握するために適切な抽出情報を遊技者に対して報知することができる。
請求項に記載した発明によれば、最高情報は遊技機が甘く調整され、且つ、稼動が最も高い時期である遊技機の導入当初に更新を繰り返すが、それ以降はなかなか更新されなく、遊技者もその旨を把握しているので、仮に近い過去に更新があっても、導入当初に更新されていると思い込んで遊技し、折角、近い過去にて更新があり、遊技機の調整や調子が上向きであっても、それを把握しないまま遊技していたが、遊技機の現状を表す抽出情報により最高情報が更新された場合にはその旨が報知されるので、遊技機の現状が限界に近い状態である旨を遊技者に対してアピールすることができ、遊技意欲を高めることができる。
請求項に記載した発明によれば、抽出情報として抽出される遊技情報は区分期間の何れか一つに対応する遊技情報であり、当日の営業日に近い区分期間が優先されて表示される。即ち、抽出情報により遊技機の状態を把握する遊技者のうち上記したように近い過去における遊技情報が好調であればあるほど、今回の遊技にて好結果が見込まれると考える遊技者であれば、抽出情報に抽出される期間が当日の営業日に近いほど遊技意欲が増加し、一方、抽出情報に抽出される期間が当日の営業日から遠いほど遊技意欲が減少する。これとは反対に、当日の営業日に近い過去における遊技情報が不調であればあるほど、今回の遊技にて好結果が見込まれると考える遊技者であれば、上記した遊技者とは逆の考え方となる。即ち、上記したように考えが相反する2通りの遊技者の双方に対して効果的な遊技情報を提供することができる。
請求項に記載した発明によれば、対象期間として長い期間を設定した場合、記憶容量や処理負担が増加する。又、当日の営業日を含む近い営業日には詳細な履歴情報を他の遊技情報に兼用することができるので、詳細な履歴情報を記憶保持する必要があるが、当日の営業日から遠い営業日には兼用する頻度も少なくなり当日の営業日同様に記憶保持すると、対象期間を長く設定すればするほど多くの記憶領域を要するようになるが、詳細情報と日毎情報とを記憶可能に構成し、詳細情報について兼用する可能性がなくなった時点で日毎情報へと移行すれば良く、対象期間を長く設定しても記憶領域を多分に確保する必要を無くすことができる。

本発明の一実施形態を示す全体構成図 情報表示装置の正面図 ニュース基本設定を示す図 ニュース内容設定を示す図 当日履歴を示す図 前日履歴を示す図 最高情報を示す図 情報表示装置が行う状態信号受信処理を示すフローチャート 情報表示装置が行う信号受信処理を示すフローチャート 情報表示装置が行うニュース表示処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、全体構成を示す概略図である。遊技場にはパチンコ遊技機(以下、遊技機と称する)1に対応して貸出装置2及び情報表示装置3(本発明でいう遊技情報表示装置)が設置されており、管理室には管理装置4が設置されている。中継装置5は、2台の貸出装置2、2台の情報表示装置3及び管理装置4と接続されている。管理装置4は、遊技機1側(遊技機1及び貸出装置2等)から送信される遊技信号を中継装置5を介して受信する。尚、図1では省略しているが、数100台の遊技機1が管理装置4の接続及び管理対象となる。
管理装置4は、CPUからなる制御部、HDD、RAM及びROM等からなる記憶部、I/Fからなる送受信部、モニタ及びプリンタ等からなる出力部、キーボード及びマウス等からなる操作部を備え、遊技情報を遊技機1に対して個別に付与されている遊技機ID(所謂台番)毎に集計して集計演算値を特定する機能を有して構成されている。
管理対象となる遊技機1は、普図(普通図柄)入賞口6、第1始動口7、第2始動口8、表示部9及び大入賞口10を備えており、次のように動作する。
(1)第1始動口7又は第2始動口8への入賞に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を表示部9にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/310であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%である。又、対応するラウンド(R)を2R:15R=1:9の割合となるように確率を振分ける。
(3)大当たりが発生すると対応するラウンド(R)に応じた分だけ大入賞口10を開放する。尚、1Rの上限入賞数は10個であり、上限開放時間は30秒であり、上限入賞数又は上限開放時間の何れかが満たされた場合に1Rを終了する。
(4)確変中は大当たり確率が1/31に向上すると共に、第2始動口8への入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回の大当たりまで継続するので、大当たり後に通常遊技状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続する。
(5)確変中に発生した通常大当たり発生後は100回の特図図柄変動を行うまでの時短となり、100回の図柄変動後に通常へと復帰するが、通常中に通常大当たりが発生した場合は時短を介すことなく通常となる。
遊技機1側からは次に示す遊技信号が出力される。
アウト信号:使用玉を回収するアウトBOXから出力される信号である。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機1から出力しても良い。
セーフ信号:遊技機1から出力される信号である。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い。
スタート信号:遊技機1から出力される信号である。第1始動口7又は第2始動口8への入賞により変動(動作)する表示部9(役物)における図柄変動(役物作動、スタート処理)1回につき1パルスが出力されるので、スタート信号数×1をSとして特定する。尚、始動口への入賞信号をスタート信号としても良い。
大当たり信号:遊技機1から出力される信号である。大当たり中にレベル出力される状態信号である。
確変信号:遊技機1から出力される信号である。確変中又は時短中にレベル出力される状態信号(特別遊技状態信号)である。尚、確変中と時短中とを各々区別した状態信号を特別遊技状態信号としても良い。
貸出装置2は、タッチパネル式の情報表示部11を有し、貨幣投入口12に投入された貨幣の価額に応じた数の玉を玉払出口13から遊技機1の玉受皿14に払出す。情報表示装置3は、CPUを主体とする制御部(本発明でいう期間設定手段、対象情報設定手段、履歴手段、抽出手段、判定手段、期間区分け手段、閾値設定手段)、RAM、ROM等からなる記憶部(本発明でいう最高情報記憶手段)、I/Fからなる送受信部及びLEDや液晶表示等により遊技情報を表示する表示部15(本発明でいう表示手段)から構成されている。
図2は、情報表示装置3の正面図である。情報表示装置3には、ニュース釦16aを含む複数のデータ切替釦を含むデータ切替釦群16、呼出釦17及び上記した表示部15が設けられている。表示部15には、大当たり数表示部15a、大当たり内訳表示部15b、当日出玉グラフ表示部15c、1日前出玉グラフ表示部15d、2日前出玉グラフ表示部15e、過去最高継続数表示部15f、過去最高大当たり出玉数表示部15g、インフォ表示部15h、テロップ表示部15i及びS表示部15jが設けられている。
情報表示装置3は、管理装置4を介して間接的に設定操作を受付けたり又はリモコン操作等で直接的に設定操作を受付けたりすることで図3に示すニュース基本設定及び図4に示すニュース内容設定を設定可能である。ニュース基本設定は、「遊技情報」、「出力時期」、「条件」及び「期間」の各項目が設定されており、それらの項目の意味は次の通りである。
「遊技情報」:ニュース表示の対象となる遊技情報であり、図3に示す場合では、「継続」及び「出玉」が設定されている(「継続」及び「出玉」の意味は後述する)。
「出力時期」:ニュース表示を行うタイミングであり、通常状態における大当たり終了後のSに対する設定値である。「出力時期1」にてSの2桁までを設定し、「出力時期2」にてSの3桁以上を設定する。即ち、図3に示す場合では、「遊技情報」が「継続」であれば、S=35、235、435、635、835、1035のタイミングが出力時期となり、「遊技情報」が「出玉」であれば、S=135、335、535、735、935、1135のタイミングが出力時期となる。
「条件」:ニュース表示の対象となる遊技情報を抽出する場合の閾値であり、「条件1」が「第1期間」に対応し、「条件2」が「第2期間」に対応し、「条件3」が「第3期間」に対応する。
「期間」:「条件」に対応する期間であり、営業日単位で設定する。
ニュース内容設定は、「共通」、「個別文書」、「ニュースA」、「ニュースB」、「日付」、「繰上げ時間」及び「時間帯」の各項目が設定されており、それらの項目の意味は次の通りである。
「共通」:ニュース表示の対象となる主な文章である。★★の箇所を対応条件に応じて選択する。
「個別文書」:対応条件である「継続」及び「出玉」の何れかを図3に示したニュース基本設定の遊技情報とし、対応条件に応じた★★の前半部分である。尚、☆☆は「日付」及び「時間帯」に基づいて選択する文章であり、**は抽出情報(後述する図6に示す前日履歴から抽出した対応情報(ニュース基本設定により設定される遊技情報のうち出力時期となった遊技情報))の値である。
「ニュースA」:ニュースAを選択した場合(後述する図7に示す最高情報を抽出情報により更新した場合)における★★の後半部分である。
「ニュースB」:ニュースAを選択しなかった場合における対応情報が属する対応条件に応じた★★の後半部分である。尚、※※は図7に示す最高情報における対応情報の値である。
「日付」:対応条件を図6に示す前日履歴の「対象」が属する範囲とした対応条件に応じた☆☆の前半部分である。尚、「?」は日数値である。
「繰上げ時間」:☆☆の最終部分の表示を「時」のみの表示とするための「分」の繰上げ設定値である。図6に示す前日履歴の「時刻」が対象となり、図4に例示する「30分」であれば「0〜29分」は繰上げせず、「30〜59分」は繰上げして次の「時」とする。
「時間帯」:対応条件を上記した繰上げ時間により設定した「時」が属する範囲とした対応条件に応じた☆☆の後半部分である。尚、文章の最後には繰上げ時間により設定した「時」を12時間表示又は24時間表示により表示する。
情報表示装置3は、ニュース表示の対象となる遊技情報に対応する図5乃至図7の記憶領域を備えている。図5は当日の甘モード毎の履歴記憶領域を示しており、甘モード(通常状態にて大当たり)が発生する毎にレコードを作成し、対応する遊技情報を後述するフローチャートにしたがって記憶する。図5における各項目の意味は次の通りである。
「NO」:レコードNOである。甘モード(特別遊技状態、通常からの大当たり、所謂初当たり)の発生回数に対応する。
「時刻」:対応する甘モード中の最終大当たりの発生時刻である。
「S」:甘モード発生までの、即ち、通常状態における大当たり終了後の図柄変動数である。
「継続」:対応する甘モード中に発生した大当たり数である。
「出玉」:対応する甘モード中の出玉数(セーフ−アウト)である。
「対象」:対象となる営業日である。
図6は前日以前の履歴記憶領域を示しており、日付更新時に図5に示した当日の甘モード毎の履歴記憶領域から遊技情報毎(継続、出玉)に最大値を示すレコードを1日のうちで1つ抽出し、それらを7日分記憶する。図6における「対象」は対象となる営業日である。
図7は過去最高継続数及び過去最高大当たり出玉数の表示対象となる遊技情報の記憶領域であり、対象となる遊技機1において過去最高の継続数と出玉数とを記憶し、図5に示した当日の甘モード毎の履歴記憶領域のうち現在の最高情報以上となった場合に更新される。尚、情報表示装置3は、呼出釦17の押下に応じて呼出表示する所謂呼出ランプの機能及び液晶表示により対応する遊技機1の遊技情報をデータ切替釦群16の操作に応じて切替表示可能な周知の機能を有するので、必要に応じた図5乃至図7以外の記憶領域も別途に設けられている。尚、図7の最高情報の対象となる期間は、遊技機1の導入時、イベント開催時又は遊技機1の移動設置等の所定事象を起点とした現在までの期間であり、図3にて設定されている期間だけ遡った期間(本発明でいう対象期間)とは異なる。即ち、所定事象後の所定期間の経過前までは図3にて設定されている期間と同一になり得るが、一方、経過後は図3にて設定されている期間よりも長くなり、換言すると、図7の最高情報の対象となる期間の一部が図3にて設定されている期間である。
次に、上記した構成の作用について、図8乃至図10を参照して説明する。
情報表示装置3は、図示しないメイン処理を実行している過程でメイン処理から移行するサブ処理として本発明に関連する状態信号受信処理、信号受信処理及びニュース表示処理を繰返して実行する。以下、これらの処理について順次説明する。
(1)状態信号受信処理
情報表示装置3は、状態信号受信処理を開始すると、大当たり中であることを示す大当たりフラグを「0」に設定しているか否かを判定し(A1)、大当たりフラグを「0」に設定している、即ち、大当たり中でないと判定すると(A1:YES)、遊技機1からの大当たり信号の受信状態であるか否かを判定する(A2)。ここで、情報表示装置3は、遊技機1からの大当たり信号の受信状態であると判定すると(A2:YES)、大当たりフラグを「1」に設定し(A3)、図5に示した当日履歴の時刻を更新し(A4)、図5に示した当日履歴の継続を加算し(A5)、その加算後の継続が図7に示した最高情報の継続以上であるか否かを判定する(A6)。
そして、情報表示装置3は、加算後の継続が最高情報の継続以上でないと判定すると(A6:NO)、最高情報の継続を更新することなく状態信号受信処理を終了してリターンし、一方、加算後の継続が最高情報の継続以上であると判定すると(A6:YES)、最高情報の継続を更新し(加算後の継続を新たな最高情報とし)(A7)、状態信号受信処理を終了してリターンする。
一方、情報表示装置3は、大当たりフラグを「0」に設定している、即ち、大当たり中でないと判定し(A1:YES)、遊技機1からの大当たり信号の受信状態でないと判定すると(A2:NO)、甘モード中であることを示す甘中フラグを「1」に設定しているか否かを判定する(A8)。そして、情報表示装置3は、甘中フラグを「1」に設定している、即ち、確変中又は時短中であると判定すると(A8:YES)、遊技機1からの確変信号の受信状態であるか否かを判定し(A9)、遊技機1からの確変信号の受信状態でない、即ち、遊技機1からの確変信号の受信を終了したと判定すると(A9:NO)、甘中フラグを「0」に設定し(A10)、新規レコードを作成し(A11)、状態信号受信処理を終了してリターンする。
又、情報表示装置3は、大当たりフラグを「0」に設定していない、即ち、大当たり中であると判定すると(A1:NO)、遊技機1からの大当たり信号の受信状態であるか否かを判定し(A12)、遊技機1からの大当たり信号の受信状態でない、即ち、遊技機1からの大当たり信号の受信を終了したと判定すると(A12:NO)、大当たりフラグを「0」に設定し(A13)、遊技機1からの確変信号の受信状態であるか否かを判定する(A14)。そして、情報表示装置3は、遊技機1からの確変信号の受信状態であると判定すると(A14:YES)、甘中フラグを「1」に設定し(A15)、一方、遊技機1からの確変信号の受信状態でないと判定すると(A14:NO)、新規レコードを作成し(A11)、状態信号受信処理を終了してリターンする。
(2)信号受信処理
情報表示装置3は、信号受信処理を開始すると、大当たりフラグを「0」に設定しており且つ甘中フラグを「0」に設定しているか否かを判定する(B1)。ここで、情報表示装置3は、大当たりフラグを「0」に設定しており且つ甘中フラグを「0」に設定してい
る、即ち、通常中である(大当たり中でなく且つ確変中又は時短中でない)と判定すると(B1:YES)、遊技機1からスタート信号を受信したか否かを判定し(B2)、遊技機1からスタート信号を受信したと判定すると(B2:YES)、Sを加算し(B3)、加算後のSが出力時期に該当するか否かを判定する(B4)。
ここで、情報表示装置3は、加算後のSが出力時期に該当しないと判定すると(B4:NO)、ニュース表示処理に移行することなく信号受信処理を終了してリターンし、一方、加算後のSが出力時期に該当すると判定すると(B4:YES)、出力時期の対象となる遊技情報を対応情報として設定し(B5)、ニュース表示処理に移行する(B6)。
一方、情報表示装置3は、大当たりフラグを「0」に設定していない又は甘中フラグを「0」に設定していない、即ち、大当たり中及び確変中又は時短中の何れかであると判定すると(B1:NO)、遊技機1側(遊技機1やアウトボックス)からセーフ信号及びアウト信号のうち何れかの信号を受信したか否かを判定する(B7、B8)。ここで、情報表示装置3は、遊技機1側(遊技機1)からセーフ信号を受信したと判定すると(B7:YES)、出玉を加算し(B9)、その加算後の出玉が図7に示した最高情報の出玉以上であるか否かを判定する(B10)。
そして、情報表示装置3は、加算後の出玉が最高情報の出玉以上でないと判定すると(B10:NO)、最高情報の出玉を更新することなく信号受信処理を終了してリターンし、一方、加算後の出玉が示す最高情報の出玉以上であると判定すると(B10:YES)、最高情報の出玉を更新し(加算後の出玉を新たな最高情報とし)(B11)、信号受信処理を終了してリターンする。又、情報表示装置3は、遊技機1側(アウトボックス)からアウト信号を受信したと判定すると(B8:YES)、出玉を減算し(B12)、信号受信処理を終了してリターンする。
(3)ニュース表示処理
情報表示装置3は、ニュース表示処理を開始すると、第1期間の対応情報の値が条件1の閾値以上であるか否かを判定し(C1)、第2期間の対応情報の値が条件2の閾値以上であるか否かを判定し(C2)、第3期間の対応情報の値が条件3の閾値以上であるか否かを判定する(C3)。ここで、情報表示装置3は、第1期間の対応情報の値が条件1の閾値以上であると判定すると(C1:YES)、第1期間の対応情報を抽出情報として設定し(C4)、第2期間の対応情報の値が条件2の閾値以上であると判定すると(C2:YES)、第2期間の対応情報を抽出情報として設定し(C5)、第3期間の対応情報の値が条件3の閾値以上であると判定すると(C3:YES)、第3期間の対応情報を抽出情報として設定する(C6)。
次いで、情報表示装置3は、抽出情報と最高情報の対応情報とが一致する、即ち、抽出情報により現在の最高情報が更新されているか否かを判定し(C7)、抽出情報と最高情報の対応情報とが一致する、即ち、抽出情報により現在の最高情報が更新されていると判定すると(C7:YES)、ニュースAを選択し(C8)、一方、抽出情報と最高情報の対応情報とが一致しない、即ち、抽出情報により現在の最高情報が更新されていないと判定すると(C7:NO)、ニュースBを選択し(C9)、文章作成処理に移行する(C10)。
情報表示装置3は、文章作成処理に移行すると、上記した図4に示したニュース内容設定にしたがって文章を作成する。即ち、抽出情報が対応条件の何れに属するかで文章を選択して作成する。具体例を挙げると、図5に例示したNO8ではSが「235」になると、図3に示したニュース基本設定にしたがって「継続」の出力時期になったと判定し、対応情報を「継続」とする。そして、図6に示した前日履歴を参照し、第1期間に属する1日前の「継続」である「2」と条件1の「継続」である「10」とを比較し、この場合は前者が後者以上でないので、第2期間に属する2日前の「継続」である「15」と条件2の「継続」である「15」とを比較し、この場合は前者が後者以上であるので、2日前の「継続」を抽出情報とする。尚、第3期間に属する3〜7前のうち6日前の「継続」である「20」が条件3の「継続」である「20」以上であるが、2日前を優先する。そして、抽出情報の「継続」である「15」と図7に示した最高情報の「継続」である「26」とが一致しないので、ニュースBを選択し、「対象」である日付が2日前なので、「一昨日」を選択し、時刻である「11:10」の10分が繰上げ対象ではないので、時として「11時」を選択し、時間帯として「午前」を選択する。このようにして「遊技の途中ですが、ここでニュースをお伝えします。一昨日の午前11時頃、この台で最高15連が発生した模様です。なお、過去最高は26連となっております。今日の記録更新に期待しましょう。」という文章を作成する。
そして、情報表示装置3は、文章作成処理を終了すると、このようにして作成したニュース(文章)の表示を開始する。即ち、情報表示装置3は、図2に例示するように、アナウンサーの画像とニュースの題名である「この台 特選ニュース」をインフォ表示部15hに表示し、作成した文章を右から左へテロップ表示部15iに例えば2回テロップ表示する。尚、ニュース釦16aが操作されたことに応じてニュースの表示を開始するようにしても良く、この場合、前回表示した次の遊技情報(図3の設定であれば、継続、出玉、継続の順序)を対応情報とする。勿論、ニュース表示中でも次のニュース表示を可能である。
尚、情報表示装置3は、閉店後の日付更新時に当日履歴を集計し、表示対象となる遊技情報毎に最大となる遊技情報を抽出する。そして、抽出した遊技情報を時刻と共に前日履歴の1日前に記憶し、現在の7日前の遊技情報を削除し、現在の1〜6日前の遊技情報を各々2〜7日前(翌日)へとスライドして更新する所謂心太方式で前日履歴を更新する。
以上に説明したように本実施形態によれば、次に示す効果を得ることができる。遊技者は近い過去における遊技情報を参照することで遊技する際に獲得可能な出玉をイメージするという事情から、近い過去における最大値を表す遊技情報である抽出情報を表示することで、これからの遊技に対する期待感を含めた出玉感を演出することができる。又、出玉感を演出する遊技情報としては過去最高情報があるが、過去最高情報は換言すると対象とする遊技機1における実績上の限界値であり、一方、抽出情報は近い過去における限界値として定義することができ、即ち、過去最高情報と抽出情報とを比較可能に表示することで、遊技機1自体の限界値と、近い過去、換言すると現状の遊技機1に対して期待し得る限界値とを比較することができ、遊技機1の現状が限界値にどこまで迫っているのかをアピールすることができる。
過去最高情報は遊技機1が遊技者に対して甘く調整され、稼動が最も高い時期である遊技機の導入当初に更新を繰返すが、それ以降は更新されないことがほとんどであり、遊技者もそれを把握して遊技する。よって、導入後にある程度の期間が経過した場合は、仮に近い過去に更新があっても、導入当初に更新された情報であると思い違いをして遊技していたが、抽出情報を表示する場合に、抽出情報により過去最高情報が更新されていれば、その旨を報知することで、遊技機1の状態が遊技機1の限界に迫るほど良く、今回の遊技でも記録更新可能ではと期待するようになる。
又、近い過去の対象期間を前日(前営業日)等に限定すると、その前日に稼動が無い等の前日だけでは多くの出玉を得られたことを示す遊技情報が得られない場合があり、逆に、1週間等近い過去の対象期間を広げると、抽出し得る可能性は高まるが、期間が経過した遊技情報をそのまま表示するだけでは遊技者に出玉感を演出し切れない。しかしながら、本実施形態では抽出対象となる近い過去を示す期間(7日間)を複数に区分けし、区分けした期間毎に条件を設定し、その条件以上となる遊技情報を抽出情報として抽出するので、未経過情報(前日等の期間が余り経過していない遊技情報)に対する条件よりも達成し難い条件を経過情報(7日前等のある程度の期間が経過した遊技情報)に対して設定することができる。したがって、未経過情報に対しては条件を低く設定し、直近の遊技情報を抽出し易くする一方で、未経過情報にて条件に見合う遊技情報を抽出することができない場合であっても、経過情報のうち遊技者の出玉感を擽る遊技情報のみを抽出することができる。
又、抽出情報により近い過去にて沢山の出玉が得られたことを把握することができた場合、ほとんどの遊技者が上記したように抽出情報と同様に多くの出玉が得られると考えるが、抽出情報により多くの出玉が得られているから、自身が遊技しても沢山の出玉を得られないと考える遊技者もいる。遊技者が遊技機1を選択する際にニュース釦16aを押下する。前者の場合、抽出情報があれば、その遊技機1を選択するが、抽出情報がなければ、その遊技機1を選択することはなく、一方、後者の場合は、その逆となる。勿論、遊技機1を選択する際に抽出情報を参照しない遊技者もいるが、この場合も、出力時期に応じたニュース表示により遊技を終了するか継続するかの指標となり得る。
又、未経過情報を優先的に抽出するので、直近の出玉感を優先することができる。更に、上記した後者の遊技者であって、出玉周期を短く考える遊技者に対して未経過情報が抽出されず、経過情報が抽出されれば、期間が経過していることから、そろそろ出玉を沢山得られるのではとも考え得る。即ち、本実施形態では、上記した遊技者の何れに対しても有効な指標を提供することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
抽出情報の抽出対象として当日の遊技情報を含めても良い。又、対象期間として当日又は前日のみとするなど対象期間を区分けしなくとも良い。尚、近い過去として最大1ヶ月程度が想定される。
表示対象となる遊技情報は、初当たり回数(当日履歴におけるレコード数−1)、初当たり確率(初当たり回数÷当日履歴におけるSの合計)、平均継続数(初当たり回数÷当日履歴における継続の合計)、終日の出玉(セーフ−アウト)等がある。この場合、当日履歴により終日の出玉以外は集計可能であり、終日の出玉については記憶領域を別途設ければ良い。勿論、前日履歴や最高情報についても対応する記憶領域を設ける必要がある。
表示対象となる遊技情報は上記した初当たり回数、初当たり確率、平均継続数及び終日の出玉のうち何れかを含めた複数であっても良いし、単数であっても良く、それらを選択可能にしても良い。
出玉グラフや過去最高を表示する表示部をニュースに応じて識別表示しても良い。尚、出玉グラフを識別表示する場合、当日履歴の各レコードに対応付けてレコードにおける最初の大当たり発生及び最後の大当たり終了時の時刻やアウトやS等を当日履歴及び出玉グラフに対応付けて記憶し、該当箇所(出玉グラフのうち抽出情報に対応する箇所)を識別表示することが望ましい。
Sに基づいて出力時期を特定することに限らず、アウト、セーフ、時刻及び遊技時間等に基づいて出力時期を特定しても良い。
第1期間で抽出情報を抽出した場合に、第2期間及び第3期間で抽出情報を抽出しない構成としたが、第2期間及び第3期間でも抽出情報を抽出し、第1期間の抽出情報に加えて、それら第2期間及び第3期間で抽出した抽出情報をニュース表示しても良い。この場合、当日に近い期間を先に表示することで優先して表示する。又、対応情報が条件1〜3以上でない場合にニュース表示を行わないようにしたが、前日の対応情報又は当日の対応情報のうち最高値を示す対応情報を抽出情報としてニュース表示しても良い。
抽出情報に対応する日付(営業日)と時刻とを表示したが、日付のみの表示や、第1〜3期間の何れに属するかの表示としても良い。
図5の当日履歴における「時刻」を対応する甘モード中の最終大当たりの発生時刻としたが、甘モード発生時や甘モード終了時等の甘モードに対応する時刻を特定可能であればどのような時刻であっても良い。又、過去最高情報を出玉等の更新に応じてリアルタイムに更新せずに、例えば大当たりや甘モードの終了毎等の所定条件が成立する毎に更新するようにしても良い。更に、履歴情報として区分け期間毎の最高となる情報のみを記憶したり、基準値以上の情報のみを記憶したりする等であっても良い。即ち、これらの場合も、それら条件が成立する毎の履歴情報として所定条件毎の履歴情報の概念に含まれるものとする。
抽出情報をニュース形式として表示することに限らず、抽出情報を単純に(そのまま)表示しても良い。
前日履歴において営業日毎に出玉等が最も多いレコードのみを記憶したが、当日履歴を対象期間分記憶する構成としても勿論良い。
例えばセーフ信号やアウト信号に基づいて出玉を随時更新する構成としたが、セーフやアウトを各々積算して記憶し、出力時期になった等の所定条件が成立した場合に出玉を演算することで算出しても良い。
遊技場側で出玉率等の遊技情報を調整可能な遊技機であれば、対応する出玉率に応じた設定値により遊技情報を調整可能なスロットマシン等を対象となる遊技機としても良い。
特別遊技状態を時短を介して終了する構成を例示したが、通常大当たり終了後にそのまま通常となる遊技機や確変中に図柄変動を所定回数行うことで通常となる遊技機を対象としても良い。勿論、図柄変動毎に転落抽選を行い、その当選時に終了しても良い。
遊技情報表示装置としては、貸出装置、所謂データロボ又は遊技機自体を遊技情報表示装置とする等、様々な態様で遊技情報表示装置を構成しても良い。又、遊技情報表示装置の情報処理の一部又は全部を中継装置や管理装置等にて行う構成としても良い。即ち、本発明における遊技情報表示装置の概念は、それら情報処理を行う装置をも含めた広義の遊技情報表示装置を意味する。
図面中、1は遊技機、3は情報表示装置(遊技情報表示装置、期間設定手段、対象情報設定手段、履歴手段、抽出手段、判定手段、期間区分け手段、閾値設定手段、最高情報記憶手段)、15は表示部(表示手段)である。

Claims (4)

  1. 遊技場に設置される遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置において、
    抽出対象となる遊技期間であり、当日及び前日の営業日のうち少なくとも一方を含む遊技期間である対象期間を設定する期間設定手段と、
    抽出対象となる遊技情報である抽出対象情報を設定する対象情報設定手段と、
    前記対象期間を営業日単位で複数の期間に区分けし、区分けした期間を区分期間として設定する期間区分け手段と、
    前記対象期間における前記区分期間毎に対応する前記抽出対象情報の最大値を特定可能な履歴情報を作成し、複数の営業日にわたって記憶する履歴手段と、
    前記区分期間毎に対応する閾値を設定する閾値設定手段と、
    前記抽出対象情報の過去最高となる値を表す最高情報を記憶する最高情報記憶手段と、
    前記履歴手段により記憶される履歴情報により特定される前記抽出対象情報の最大値と、前記閾値とを前記区分期間毎に比較し、その最大値が前記閾値以上である場合に当該期間における抽出情報として抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出される抽出情報を前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間を優先して表示し、前記最高情報記憶手段により記憶されている最高情報と比較可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記抽出手段により抽出情報が抽出された場合に、前記抽出情報と前記最高情報とが一致するか否かを判定する判定手段を備え、
    前記表示手段は、前記判定手段により両者が一致するとの判定結果を得た場合には前記抽出情報及び前記最高情報のうち少なくとも一方と両者が一致する旨とを表示する一方、両者が一致しないとの判定結果を得た場合には前記抽出情報と前記最高情報とを各々表示することで前記抽出情報と前記最高情報とを比較可能に表示することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報表示装置。
  3. 前記抽出手段は、前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間から順に前記抽出情報を抽出し、
    前記表示手段は、前記抽出手段により前記抽出情報が抽出されたことに応じて表示すべき前記抽出情報を特定して表示することで前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間を優先して前記抽出情報を対応する営業日又はその営業日が属する前記区分期間を特定可能に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技情報表示装置。
  4. 前記履歴手段は、前記抽出対象情報に対応する事象発生を前記所定条件とした事象発生毎の前記抽出対象情報の値が特定可能な前記遊技履歴である詳細履歴を当日の営業日において作成する一方、当日の営業日から所定日数が経過した営業日における前記遊技履歴であって営業日を前記所定条件とした営業日毎に対応する前記抽出対象情報の値が特定可能である日毎履歴を前記詳細履歴のうちから最大値を表す前記抽出対象情報の値を抽出して当該詳細履歴に対応する営業日に対応付けることで作成し、前記対象期間に属する営業日毎に前記詳細履歴及び日毎履歴のうち少なくとも一方を記憶することで前記対象期間における遊技履歴を前記期間区分け手段により区分けして設定された期間毎に対応する前記抽出対象情報の最大値が特定可能となるように複数の営業日にわたって記憶し、
    前記抽出手段は、前記詳細履歴に対応する営業日については前記詳細履歴のうちから最大値を抽出することで当該営業日における最大値として抽出する一方、前記日毎履歴に対応する営業日については前記日毎履歴により特定される前記抽出対象情報の値を当該営業日における最大値として抽出し、当該抽出した営業日毎の最大値のうちから前記期間区分け手段により区分けされる期間毎に最大値を抽出して前記閾値と比較し、
    前記最高情報記憶手段により記憶される最高情報は、当日の営業日において前記事象の発生に伴い前記抽出対象情報の値が最高情報を上回る場合に更新される遊技情報であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技情報表示装置。
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