JP5431739B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents
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Description
(1)第1始動口7又は第2始動口8への入賞に応じて大当たり抽選を行い、抽選結果に基づいて所謂特別図柄(特図)による図柄変動を表示部9にて実行し、その結果に応じて大当たりを発生させる。尚、所謂保留玉の上限は各4個ずつであり、保留中に始動入賞した場合は上限まで保留し、図柄変動終了後に順次保留した図柄変動を実行する。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/310であり、大当たりのうち大当たり後に確変状態(確変)となる大当たりの割合は66.6%である。又、対応するラウンド(R)を2R:15R=1:9の割合となるように確率を振分ける。
(4)確変中は大当たり確率が1/31に向上すると共に、第2始動口8への入賞率が向上する時短状態(時短)になる。尚、確変は次回の大当たりまで継続するので、大当たり後に通常遊技状態(通常)となる大当たり(通常大当たり)が発生するまで継続する。
(5)確変中に発生した通常大当たり発生後は100回の特図図柄変動を行うまでの時短となり、100回の図柄変動後に通常へと復帰するが、通常中に通常大当たりが発生した場合は時短を介すことなく通常となる。
アウト信号:使用玉を回収するアウトBOXから出力される信号である。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスが出力されるので、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機1から出力しても良い。
セーフ信号:遊技機1から出力される信号である。払出10玉に対して1パルスが出力されるので、セーフ信号数×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い。
大当たり信号:遊技機1から出力される信号である。大当たり中にレベル出力される状態信号である。
確変信号:遊技機1から出力される信号である。確変中又は時短中にレベル出力される状態信号(特別遊技状態信号)である。尚、確変中と時短中とを各々区別した状態信号を特別遊技状態信号としても良い。
「出力時期」:ニュース表示を行うタイミングであり、通常状態における大当たり終了後のSに対する設定値である。「出力時期1」にてSの2桁までを設定し、「出力時期2」にてSの3桁以上を設定する。即ち、図3に示す場合では、「遊技情報」が「継続」であれば、S=35、235、435、635、835、1035のタイミングが出力時期となり、「遊技情報」が「出玉」であれば、S=135、335、535、735、935、1135のタイミングが出力時期となる。
「条件」:ニュース表示の対象となる遊技情報を抽出する場合の閾値であり、「条件1」が「第1期間」に対応し、「条件2」が「第2期間」に対応し、「条件3」が「第3期間」に対応する。
「期間」:「条件」に対応する期間であり、営業日単位で設定する。
「個別文書」:対応条件である「継続」及び「出玉」の何れかを図3に示したニュース基本設定の遊技情報とし、対応条件に応じた★★の前半部分である。尚、☆☆は「日付」及び「時間帯」に基づいて選択する文章であり、**は抽出情報(後述する図6に示す前日履歴から抽出した対応情報(ニュース基本設定により設定される遊技情報のうち出力時期となった遊技情報))の値である。
「ニュースB」:ニュースAを選択しなかった場合における対応情報が属する対応条件に応じた★★の後半部分である。尚、※※は図7に示す最高情報における対応情報の値である。
「繰上げ時間」:☆☆の最終部分の表示を「時」のみの表示とするための「分」の繰上げ設定値である。図6に示す前日履歴の「時刻」が対象となり、図4に例示する「30分」であれば「0〜29分」は繰上げせず、「30〜59分」は繰上げして次の「時」とする。
「時間帯」:対応条件を上記した繰上げ時間により設定した「時」が属する範囲とした対応条件に応じた☆☆の後半部分である。尚、文章の最後には繰上げ時間により設定した「時」を12時間表示又は24時間表示により表示する。
「時刻」:対応する甘モード中の最終大当たりの発生時刻である。
「S」:甘モード発生までの、即ち、通常状態における大当たり終了後の図柄変動数である。
「継続」:対応する甘モード中に発生した大当たり数である。
「出玉」:対応する甘モード中の出玉数(セーフ−アウト)である。
「対象」:対象となる営業日である。
情報表示装置3は、図示しないメイン処理を実行している過程でメイン処理から移行するサブ処理として本発明に関連する状態信号受信処理、信号受信処理及びニュース表示処理を繰返して実行する。以下、これらの処理について順次説明する。
情報表示装置3は、状態信号受信処理を開始すると、大当たり中であることを示す大当たりフラグを「0」に設定しているか否かを判定し(A1)、大当たりフラグを「0」に設定している、即ち、大当たり中でないと判定すると(A1:YES)、遊技機1からの大当たり信号の受信状態であるか否かを判定する(A2)。ここで、情報表示装置3は、遊技機1からの大当たり信号の受信状態であると判定すると(A2:YES)、大当たりフラグを「1」に設定し(A3)、図5に示した当日履歴の時刻を更新し(A4)、図5に示した当日履歴の継続を加算し(A5)、その加算後の継続が図7に示した最高情報の継続以上であるか否かを判定する(A6)。
情報表示装置3は、信号受信処理を開始すると、大当たりフラグを「0」に設定しており且つ甘中フラグを「0」に設定しているか否かを判定する(B1)。ここで、情報表示装置3は、大当たりフラグを「0」に設定しており且つ甘中フラグを「0」に設定してい
る、即ち、通常中である(大当たり中でなく且つ確変中又は時短中でない)と判定すると(B1:YES)、遊技機1からスタート信号を受信したか否かを判定し(B2)、遊技機1からスタート信号を受信したと判定すると(B2:YES)、Sを加算し(B3)、加算後のSが出力時期に該当するか否かを判定する(B4)。
情報表示装置3は、ニュース表示処理を開始すると、第1期間の対応情報の値が条件1の閾値以上であるか否かを判定し(C1)、第2期間の対応情報の値が条件2の閾値以上であるか否かを判定し(C2)、第3期間の対応情報の値が条件3の閾値以上であるか否かを判定する(C3)。ここで、情報表示装置3は、第1期間の対応情報の値が条件1の閾値以上であると判定すると(C1:YES)、第1期間の対応情報を抽出情報として設定し(C4)、第2期間の対応情報の値が条件2の閾値以上であると判定すると(C2:YES)、第2期間の対応情報を抽出情報として設定し(C5)、第3期間の対応情報の値が条件3の閾値以上であると判定すると(C3:YES)、第3期間の対応情報を抽出情報として設定する(C6)。
抽出情報の抽出対象として当日の遊技情報を含めても良い。又、対象期間として当日又は前日のみとするなど対象期間を区分けしなくとも良い。尚、近い過去として最大1ヶ月程度が想定される。
表示対象となる遊技情報は、初当たり回数(当日履歴におけるレコード数−1)、初当たり確率(初当たり回数÷当日履歴におけるSの合計)、平均継続数(初当たり回数÷当日履歴における継続の合計)、終日の出玉(セーフ−アウト)等がある。この場合、当日履歴により終日の出玉以外は集計可能であり、終日の出玉については記憶領域を別途設ければ良い。勿論、前日履歴や最高情報についても対応する記憶領域を設ける必要がある。
出玉グラフや過去最高を表示する表示部をニュースに応じて識別表示しても良い。尚、出玉グラフを識別表示する場合、当日履歴の各レコードに対応付けてレコードにおける最初の大当たり発生及び最後の大当たり終了時の時刻やアウトやS等を当日履歴及び出玉グラフに対応付けて記憶し、該当箇所(出玉グラフのうち抽出情報に対応する箇所)を識別表示することが望ましい。
第1期間で抽出情報を抽出した場合に、第2期間及び第3期間で抽出情報を抽出しない構成としたが、第2期間及び第3期間でも抽出情報を抽出し、第1期間の抽出情報に加えて、それら第2期間及び第3期間で抽出した抽出情報をニュース表示しても良い。この場合、当日に近い期間を先に表示することで優先して表示する。又、対応情報が条件1〜3以上でない場合にニュース表示を行わないようにしたが、前日の対応情報又は当日の対応情報のうち最高値を示す対応情報を抽出情報としてニュース表示しても良い。
図5の当日履歴における「時刻」を対応する甘モード中の最終大当たりの発生時刻としたが、甘モード発生時や甘モード終了時等の甘モードに対応する時刻を特定可能であればどのような時刻であっても良い。又、過去最高情報を出玉等の更新に応じてリアルタイムに更新せずに、例えば大当たりや甘モードの終了毎等の所定条件が成立する毎に更新するようにしても良い。更に、履歴情報として区分け期間毎の最高となる情報のみを記憶したり、基準値以上の情報のみを記憶したりする等であっても良い。即ち、これらの場合も、それら条件が成立する毎の履歴情報として所定条件毎の履歴情報の概念に含まれるものとする。
前日履歴において営業日毎に出玉等が最も多いレコードのみを記憶したが、当日履歴を対象期間分記憶する構成としても勿論良い。
例えばセーフ信号やアウト信号に基づいて出玉を随時更新する構成としたが、セーフやアウトを各々積算して記憶し、出力時期になった等の所定条件が成立した場合に出玉を演算することで算出しても良い。
特別遊技状態を時短を介して終了する構成を例示したが、通常大当たり終了後にそのまま通常となる遊技機や確変中に図柄変動を所定回数行うことで通常となる遊技機を対象としても良い。勿論、図柄変動毎に転落抽選を行い、その当選時に終了しても良い。
遊技情報表示装置としては、貸出装置、所謂データロボ又は遊技機自体を遊技情報表示装置とする等、様々な態様で遊技情報表示装置を構成しても良い。又、遊技情報表示装置の情報処理の一部又は全部を中継装置や管理装置等にて行う構成としても良い。即ち、本発明における遊技情報表示装置の概念は、それら情報処理を行う装置をも含めた広義の遊技情報表示装置を意味する。
Claims (4)
- 遊技場に設置される遊技機の遊技情報を遊技者に対して表示する遊技情報表示装置において、
抽出対象となる遊技期間であり、当日及び前日の営業日のうち少なくとも一方を含む遊技期間である対象期間を設定する期間設定手段と、
抽出対象となる遊技情報である抽出対象情報を設定する対象情報設定手段と、
前記対象期間を営業日単位で複数の期間に区分けし、区分けした期間を区分期間として設定する期間区分け手段と、
前記対象期間における前記区分期間毎に対応する前記抽出対象情報の最大値を特定可能な履歴情報を作成し、複数の営業日にわたって記憶する履歴手段と、
前記区分期間毎に対応する閾値を設定する閾値設定手段と、
前記抽出対象情報の過去最高となる値を表す最高情報を記憶する最高情報記憶手段と、
前記履歴手段により記憶される履歴情報により特定される前記抽出対象情報の最大値と、前記閾値とを前記区分期間毎に比較し、その最大値が前記閾値以上である場合に当該期間における抽出情報として抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出される抽出情報を前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間を優先して表示し、前記最高情報記憶手段により記憶されている最高情報と比較可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。 - 前記抽出手段により抽出情報が抽出された場合に、前記抽出情報と前記最高情報とが一致するか否かを判定する判定手段を備え、
前記表示手段は、前記判定手段により両者が一致するとの判定結果を得た場合には前記抽出情報及び前記最高情報のうち少なくとも一方と両者が一致する旨とを表示する一方、両者が一致しないとの判定結果を得た場合には前記抽出情報と前記最高情報とを各々表示することで前記抽出情報と前記最高情報とを比較可能に表示することを特徴とする請求項1に記載した遊技情報表示装置。 - 前記抽出手段は、前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間から順に前記抽出情報を抽出し、
前記表示手段は、前記抽出手段により前記抽出情報が抽出されたことに応じて表示すべき前記抽出情報を特定して表示することで前記区分期間のうち当日の営業日に近い区分期間を優先して前記抽出情報を対応する営業日又はその営業日が属する前記区分期間を特定可能に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載した遊技情報表示装置。 - 前記履歴手段は、前記抽出対象情報に対応する事象発生を前記所定条件とした事象発生毎の前記抽出対象情報の値が特定可能な前記遊技履歴である詳細履歴を当日の営業日において作成する一方、当日の営業日から所定日数が経過した営業日における前記遊技履歴であって営業日を前記所定条件とした営業日毎に対応する前記抽出対象情報の値が特定可能である日毎履歴を前記詳細履歴のうちから最大値を表す前記抽出対象情報の値を抽出して当該詳細履歴に対応する営業日に対応付けることで作成し、前記対象期間に属する営業日毎に前記詳細履歴及び日毎履歴のうち少なくとも一方を記憶することで前記対象期間における遊技履歴を前記期間区分け手段により区分けして設定された期間毎に対応する前記抽出対象情報の最大値が特定可能となるように複数の営業日にわたって記憶し、
前記抽出手段は、前記詳細履歴に対応する営業日については前記詳細履歴のうちから最大値を抽出することで当該営業日における最大値として抽出する一方、前記日毎履歴に対応する営業日については前記日毎履歴により特定される前記抽出対象情報の値を当該営業日における最大値として抽出し、当該抽出した営業日毎の最大値のうちから前記期間区分け手段により区分けされる期間毎に最大値を抽出して前記閾値と比較し、
前記最高情報記憶手段により記憶される最高情報は、当日の営業日において前記事象の発生に伴い前記抽出対象情報の値が最高情報を上回る場合に更新される遊技情報であることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載した遊技情報表示装置。
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