JP5539828B2 - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技者にとって有利となる特別状態が発生可能となった旨を報知する遊技機に対応して設けられる遊技情報表示装置に関する。
遊技場では遊技者向けに様々な遊技情報を表示する遊技情報表示装置が設置されている。例えば特許文献1では、大当たりの発生毎に大当たり抽選の抽選回数を示すスタートを集計し、そのスタートの分布集計と、現在のスタートとを比較することで大当たりの発生期待度を表示するようにしている。この場合、大当たり抽選は毎回同一の確率で抽選しているので、その発生期待度にスペック上の裏付けは無いが、遊技者の中にはこの発生期待度を参照することで大当たり抽選の偏りを予測する遊技者もいる。
特開平6−126037号公報
さて、例えばスロットマシンのような遊技機では、ゲーム実行時に内部抽選を実行し、その内部抽選に当選するとボーナス(大当たり)を入賞可能な状態となるが、この内部抽選に当選したことを報知する報知手段を備えた遊技機もある。そして、上述のような遊技者の中には、その報知に特別な感覚を抱き、内部当選したボーナスの種類によって内部抽選の当選報知後の遊技情報(例えば、ゲーム数や小役の入賞等)が変化したり、内部当選報知後の遊技情報によって内部当選したボーナスが変わったり、その後の遊技にて連荘ボーナスが発生したり、ボーナスを発生できない所謂ハマリ状態に陥るのではないかと考える遊技者もいる。
しかしながら、従来の遊技情報表示装置では、このような遊技者を想定していないため、このような遊技者が求める遊技情報を提供する遊技情報表示装置が切望されている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、内部当選報知後の遊技情報によって所謂連荘特別状態等を予測する遊技者に対して好適な遊技情報を提供し得る遊技情報表示装置を提供することにある。
本発明は、複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作する開始操作手段と、前記開始操作手段の操作に応じて、少なくとも特別状態役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する抽選手段と、前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、前記入賞判定手段により特別状態役の入賞が発生したと判定された場合に、当該特別状態役が前記抽選手段により内部当選役として決定されてから当該特別状態役が入賞するまでの期間におけるゲーム数、及び前記入賞判定手段による入賞判定状況とは無関係に、当該内部当選役として決定され、入賞が発生したと判定された特別状態役に対応した通常状態よりも遊技者にとって有利となる特別状態を発生させる特別状態発生手段と、前記抽選手段により特別状態役が内部当選役として決定された場合に、その旨を報知する特別役報知を行う報知手段と、を備え、前記抽選手段は、前記特別状態役を内部当選役として決定してから当該特別状態役が入賞するまでの期間におけるゲーム数、及び前記入賞判定手段による入賞判定状況とは無関係に、当該特別状態役に対応した特別状態の発生以降の期間における前記内部抽選を実行して内部当選役を決定する遊技機の遊技情報を表示対象とした遊技情報表示装置であって、
前記ゲームが実行されたことを特定するゲーム特定手段と、前記報知手段により前記特別役報知が実行されたことを特定する報知特定手段と、前記特別状態の発生、及び終了を特定する特別状態特定手段と、前記報知特定手段により前記特別役報知の実行が特定されてから前記特別状態特定手段により前記特別状態の発生が特定されるまでの期間である報知期間を特定する期間特定手段と、前記期間特定手段により特定される報知期間において前記ゲーム特定手段により特定されたゲームの実行回数に関わる遊技情報である報知情報を特定する報知情報特定手段と、直前の前記特別状態の終了時から前記ゲーム特定手段により特定されたゲームの実行回数である終了後ゲーム数、前記特別状態発生手段にて複数種類の特別状態が発生可能である場合において発生した前記特別状態が、予め設定される特別種類の前記特別状態である特種特別状態であるか否か、及び発生した前記特別状態が、前記終了後ゲーム数が予め設定される連荘ゲーム数未満の状態で発生した連荘特別状態であるか否かの内、少なくとも1つを示す特別状態情報を、前記特別状態特定手段による特別状態の発生特定毎に特定する特別情報特定手段と、前記報知情報特定手段による特別役報知の実行特定毎に前記報知情報特定手段により特定される前記報知情報と、当該報知情報特定手段による報知情報の特定後に前記特別情報特定手段により特定される前記特別状態情報とを対応付けて管理する管理手段と、前記管理手段により管理される前記特別状態情報、及び当該特別状態情報により特定される特別状態関連情報の少なくとも一方を、対応する前記報知情報が特定可能となるように表示する表示手段と、を備えたものである(請求項1)。
請求項1記載の遊技情報表示装置において、
前記管理手段は、前記特別状態特定手段による特別状態の発生特定毎に、対応する前記特別状態情報と、同じく対応する前記報知情報とを特定可能な履歴情報を管理することで、前記特別役報知の実行特定毎の前記報知情報と、前記特別状態情報とを対応付けて管理し、前記表示手段は、前記管理手段により管理される前記特別状態発生毎の前記特別状態情報、及び前記報知情報を特定可能な履歴情報を表示することで、前記特別状態情報を対応する前記報知情報が特定可能となるように表示するようにしても良い(請求項2)。
請求項1又は2記載の遊技情報表示装置において、
前記管理手段は、前記報知情報特定手段による報知情報の特定後に前記特別情報特定手段により前記特別状態情報が特定された場合に、その報知情報と特別状態情報とを対応付け、当該対応する報知情報に応じて、前記特別状態情報を振分けて集計することで前記終了後ゲーム数、前記特種特別状態の発生回数、前記連荘特別状態の発生回数、及び前記特別状態特定手段により発生が特定された全ての特別状態の発生回数である全発生回数の内、少なくとも1つである特別状態集計情報を、その振分起因となった前記報知情報に対応付けて管理し、前記表示手段は、前記管理手段により前記報知情報に対応付けて管理される前記特別状態集計情報により特定される前記終了後ゲーム数の平均値、前記全発生回数に対する前記特種特別状態の発生回数の割合を示す特別種割合、及び前記全発生回数に対する前記連荘特別状態の発生回数の割合を示す連荘率の内、少なくとも1つを示す遊技情報を前記特別情報関連情報として、対応する前記報知情報を特定可能に表示するようにしても良い(請求項3)。
請求項3記載の遊技情報表示装置において、
前記特別状態関連情報に対する抽出範囲を設定する設定手段と、前記特別状態関連情報の内、前記抽出範囲に属する特別状態関連情報を抽出する抽出手段と、を備え、前記表示手段は、前記特別状態関連情報を、対応する前記報知情報が特定可能となるように表示する場合に、前記抽出手段により抽出された特別状態関連情報を識別可能に表示するようにしても良い(請求項4)。
請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技情報表示装置において、
前記報知情報特定手段は、前記報知期間における全ゲーム数である報知後ゲーム数、小役が入賞したゲーム数である小役入賞ゲーム数、及び小役が入賞しなかったゲーム数である小役非入賞ゲーム数の内、少なくとも一つを前記報知情報として特定するようにしても良い(請求項5)。
請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技情報表示装置において、
前記報知情報特定手段は、前記報知期間中に前記ゲーム特定手段によるゲームの実行特定に応じて前記報知情報を更新し、前記表示手段は、前記報知情報特定手段による前記報知情報の更新に応じて、当該更新された報知情報に対応する前記特別状態関連情報を、対応する前記報知情報が特定可能となるように表示するようにしても良い(請求項6)。
請求項1の発明によれば、内部当選報知後の遊技情報を示す報知情報に対応付けて特別状態情報や、特別状態関連情報が表示されるので、内部当選報知後の遊技情報によって特別状態種別やハマリ状態の発生を予期する遊技者に好適な遊技情報を提供出来る。
請求項2の発明によれば、履歴情報により、遊技者が、自身が発生させた特別状態等が自身の想定する理論(報知情報により特別状態の発生が左右する等)に基づき発生したのか否か、又は遊技機選定時に自身が想定する理論に合った遊技機であるのか否かを特定可能となる。
請求項3の発明によれば、特別状態関連情報により、遊技者の想定する理論に正当性があるのか否か、或いは、遊技機の報知情報に応じた傾向が把握可能となる。例えば報知後ゲーム数が4ゲームであれば、特別状態が連荘し易いであるとか、報知後ゲーム数が5ゲームだとハマリ状態に陥り易い等。
請求項4の発明によれば、識別表示により特別状態関連情報が偏っている報知情報を特定し易くなる。
請求項5の発明によれば、報知情報を遊技者が想定する具体的な遊技情報とすることで、より遊技者が想定する理論に対応した遊技情報を提供可能となる。
請求項6の発明によれば、報知期間中の報知情報の更新に応じて、現在の報知情報に応じた過去の特別状態関連情報が表示されるので、その時点においてタイムリーに特別状態の発生等の予期をサポート可能となる。
本発明の第1実施形態における遊技場用システムの全体構成を示す概略図 スロットマシンのリール配列を示す図 役構成を示す図 入賞ラインを示す図 内部当選テーブルを示す図 報知後履歴設定を示す図 小役履歴を示す図 報知後履歴を示す図 報知後集計を示す図 情報表示部の切替表示例を示す図 小役履歴更新処理を示すフローチャート 本発明の第2実施形態における報知後G集計設定を示す図 ボーナス履歴を示す図 ボーナス履歴集計を示す図 報知後G数別集計情報を示す図 報知後G数切替表示例を示す図 ボーナス履歴更新処理を示すフローチャート
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図11を参照して説明する。
図1は、遊技場用システムの全体構成を示す概略図である。遊技場にはスロットマシン1(遊技機に相当)に対応して貸出機2及び情報表示装置3(遊技情報表示装置、ゲーム特定手段、報知特定手段、特別状態特定手段、期間特定手段、報知情報特定手段、特別情報特定手段、管理手段、設定手段、抽出手段に相当)が設置され、管理室には管理装置4が設置されている。中継装置5は、2台のスロットマシン1、2台の貸出機2及び情報表示装置3、並びに管理装置4とLAN6を介して接続されている。管理装置4は、スロットマシン側(スロットマシン1、貸出機2等)から送信される遊技信号を中継装置5を介して受信することによりスロットマシン1の遊技データを管理する。尚、図1では省略したが、実際には数百台のスロットマシン1が管理装置4の管理対象となる。
スロットマシン1は、上段、中段、下段の3段、左列、中列、右列の3列からなる計9個の図柄表示領域を有した窓部7に複数の図柄を所定の配列に従って変動表示するリール8a〜8c(図柄変動表示手段に相当)と、投入口9からメダル(遊技媒体に相当)が投入(BET)された状態(通常時のBETは3枚、ボーナス時は2枚であり、いずれも固定)でゲームを開始するために遊技者が操作するスタートレバー10(開始操作手段に相当)と、リール8a〜8cによる図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作するストップボタン11a〜11c(停止操作手段に相当)と、ボーナス役(BB役、RB役)に内部当選した場合に、点灯、或いは点滅することで、その旨を報知(特別役報知に相当)する報知用ランプ12(報知手段に相当)と、図示しない制御装置(抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、特別状態発生手段、報知手段に相当)を備えて構成されている。制御装置は、スタートレバー10の操作に応じて、小役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行し、リール8a〜8cに対応して設けられたストップボタン11a〜11cが操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲(4図柄)内で引き込んで各図柄表示領域7a〜7cに停止表示させる。この場合、ボーナス役は入賞するまで内部当選役とする一方、ボーナス役以外は内部当選したゲームのみ内部当選役とする。尚、報知用ランプ12はボーナス役が内部当選役となってから入賞するまでの期間、点灯、或いは点滅するが、その一部、或いは全部の期間を少なくとも含んだ期間であれば、どのような期間に報知しても良い。各図柄表示領域7a〜7cに停止表示された図柄の組合わせに基づいて入賞が発生したか否かを判定し、小役の入賞が発生したと判定されたときに、当該小役に対応するメダル(利益)を遊技者に払出す。ボーナス図柄が表示停止した場合に、小役が内部当選する確率を高めたボーナス(特別状態に相当)を発生する一方、予め設定された数のメダルが払出されたときに当該ボーナスを終了する。
図2はスロットマシン1のリール配列を示し、図3は役構成を示し、図4は入賞ラインを示し、図5は内部当選テーブルを示している。入賞ラインは図4に示すように1〜5の5本設定されており、何れかの入賞ライン上に図3に示す入賞図柄が表示停止(入賞役が入賞)した場合に払出しが行われる。入賞役としてボーナス役、小役が設定されている。ボーナス役としては、1/256の確率でそれぞれ内部当選するBB役及びRB役が設定されており、それらのボーナス役が入賞するとそれぞれBB状態(特種特別状態に相当)及びRB状態であるボーナスを発生させ、ボーナス時は5枚役の入賞率が高まり、内部当選し入賞した場合には15枚払出される。BB状態は300枚を超えるメダルの払出しにより終了し、RB状態は8回の入賞により終了する。小役としては、1/8の確率で内部当選する7枚役、1/16の確率で内部当選する5枚役、1/100の確率で内部当選する2枚役、及び1/7.3の確率で内部当選するリプレイ役が設定されており、リプレイ役が入賞するとメダルを投入することなく再ゲームが可能となり、リプレイ役以外が入賞するとそれぞれ対応する枚数のメダルが払出される。つまり、小役が入賞したときは、当該小役に対応するメダルや再ゲームの権利(利益)を遊技者に付与する利益付与手段として動作する。
スロットマシン1には複数段階の出玉率に対応した設定値(1〜6)が設けられており、設定値が大きい程ボーナスの当選確率が大きくなる等遊技者にとって有利となるように設定されている。このように、スロットマシン1は、ボーナス中か否かにより内部抽選確率等が変更し得るが、ボーナス役が内部当選してからボーナスが発生するまでの期間においてのゲーム数やボーナス役を除く入賞状況によっては、その内部抽選確率等に影響を及ばさない。
スロットマシン側からは次の遊技信号が出力される。
アウト信号=スロットマシン1から出力。開始操作に応じBET状態のメダルを使用(投入)したとしてBET状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(使用媒体数)となる。尚、リプレイ時にも対応分を出力。
セーフ信号=スロットマシン1から出力。メダルが1枚払出される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(払出媒体数)となる。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分を出力。
BB及びRB信号=スロットマシン1から出力されるボーナス信号。対応するボーナス(BB、RB)時にレベル出力されるので、信号受信期間をボーナスとして特定する。
売上信号=貸出機2から出力。貸出メダル5枚(100円相当)毎に1パルス出力されるので、売上信号数×100が売上金額となる。
スロットマシン1から出力される遊技信号は、スロットマシン1が有する出力手段から出力される。尚、スロットマシン1からゲームが実行されたことを特定可能なゲーム信号、入賞が発生したと判定された小役を特定可能な小役信号は、後述する通りアウト信号やセーフ信号により間接的にゲームや小役を特定出来ることからアウト信号やセーフ信号により構成されるが、直接的に特定可能な遊技信号を出力しても良い。
図10は情報表示装置3の正面図である。情報表示装置3には呼出釦13、データ切替釦群14、情報表示部15(表示手段に相当)が設けられている。図10は情報表示部15が後述する小役切替表示に切替表示された一例を示しており、タイトル表示部15a、小役入賞表示部15b、テロップ表示部15cが表示されている。
情報表示装置3は、図示しない制御部(CPU)、記憶部(RAM、ROM、CF(コンパクトフラッシュ(登録商標))、送受信部(I/F)を備えて構成されており、送受信部は、スロットマシン1から出力される上記遊技信号を受信する受信手段として機能する。
情報表示装置3は、図6に示す報知後履歴設定が管理装置4経由にて操作設定されていると共に、図7に示す小役履歴、図8に示す報知後履歴、図9に示す報知後集計に対応した各記憶領域を備えている。
図6の報知後履歴設定における「対象小役」と「払出数」は、図7の小役履歴を作成する際に対象となる小役と対応する払出数を設定する。「BB率上限」と「BB率下限」は、図9の報知後集計にて識別表示するための上限と下限とを後述するBB率について設定したものである(抽出範囲に相当)。
一方、スロットマシン1の報知用ランプ12の付近に光センサ(図示せず)が設けられており、情報表示装置3は、光センサが感知したら報知用ランプにてボーナスの内部当選報知(ボーナス報知、特別役報知に相当)が行われたと判定する一方、ボーナスの発生及び終了並びに種別(BB又はRB)をボーナス信号により判定する。
次に、上記構成の作用について説明する。
情報表示装置3は、対応するスロットマシン1の遊技情報を表示する通常の表示動作に加えて、本発明に関連して小役履歴更新処理を実行している。図11は、小役履歴更新処理を示すフローチャートである。この小役履歴更新処理は、ボーナス報知が行われたゲームからボーナスが発生するゲームまでの小役の入賞履歴を記憶するための処理である。情報表示装置3は、ボーナス報知を特定したかを判定している(A1)。スロットマシン1でボーナスが内部当選すると、報知用ランプが点灯し、そのことを光センサが検出することによってボーナス報知を特定するので(A1:YES)、ゲームを特定したかを判定する(A2)。即ち、別途設定される1ゲームの最大BET数(3枚)のアウト計数、或いはアウト信号受信間期間が設定時間(例えば30秒)経過、或いはアウト信号受信後にセーフ信号を受信した場合にゲームが実行されたと判定する。ゲームを特定した場合は(A2:YES)、小役履歴にレコードを作成する(A3)。
図7は小役履歴の一例を示しており、ボーナス報知が行われたゲーム(以下「報知G」)からボーナスが発生するゲームまでの報知期間における小役の履歴を示している。尚、実際の記憶領域としては1つの記憶領域を設ければ良い。NO.1が最先(報知Gの次)のゲームに対応し、数値の順に最新のゲームに対応している。即ち、NO.に対応して報知Gからボーナスに入賞するまでにどの小役が入賞したかを特定可能に記憶している。例えばNO.3では報知Gから3ゲーム後のゲームにて入賞した小役を特定する。尚、以降も含め報知Gの次ゲームからボーナスが発生するまでのゲームを報知後G(報知後ゲームに相当)とし、小役履歴の記憶対象とした。尚、図7は小役履歴の推移を示しており、また、図7(1)は報知G終了直後の状態で、小役履歴レコードが作成された状態を示している。
次に情報表示装置3は、小役が入賞したか(A4)、ゲームを特定したか(A6)、ゲーム終了を特定したか(A9)、ボーナスが発生したか(A11)を判定する。小役が入賞した場合は(A4:YES)、小役入賞ゲームとして特定し、最新レコードに入賞小役を記憶する(A5)。小役が入賞することなくゲーム終了を特定した場合は(A9:YES)、小役非入賞ゲームとして特定し、最新レコードに「はずれ」を記憶する(A10)。また、小役が入賞することなく次のゲームを特定したときは(A6:YES)、最新レコードに「はずれ」を記憶し(A7)、小役履歴レコードを作成する(A8)。図7に示す例では、報知Gの次ゲームで2枚役が入賞し(同図(2))、報知Gの2ゲーム後に7枚役が入賞し(同図(3))、また3〜5ゲーム後に小役が非入賞(同図(4)〜(6))、更にBBの発生により小役履歴を更新した状態(同図(7))を示している。
情報表示装置3は、スロットマシン1でボーナスが発生した場合はボーナス信号を受信するので、ボーナス発生と判定し(A11:YES)、最新レコードに発生ボーナスを記憶する(A12)。図7に示す例では、(7)にてBBが発生したことから、図7の小役履歴を図8の報知後履歴へと移行記憶し(A13)、小役履歴を初期化する(A14)。このように、情報表示装置3はボーナス報知を特定してからボーナスが発生するまでの期間を報知期間とし、その期間における小役履歴により特定される遊技情報を報知情報として特定している。
図8はボーナス毎に図7を移行記憶した履歴情報(特別状態情報、報知情報に相当)を示している。尚、NO.1は最新の履歴であり、数値の順に過去のボーナスに対応している。
情報表示装置3は、図8の報知後履歴により特定される小役毎の入賞数に応じて報知後履歴を振分けて集計することにより報知後集計(ボーナス集計)を作成する。
図9は報知後集計例(特別状態集計情報に相当)であり、図8の報知後履歴の履歴数をゲーム数(以下「G数」)毎に振分けて作成する。即ち、図8のNO.1であれば2枚役、7枚役は共に1回入賞しているので、「2枚役」と「7枚役」のゲーム数が1Gに振分けられ、「はずれ」は3回なので3Gに、「5枚役」及び「リプレイ役」は入賞していないので0Gに振分けられ、更に発生したボーナスがBBなので「BB」欄にも振分けられる。
このように振分けた結果、図9の報知後集計では「5枚役」が0回入賞(0G)した(入賞しなかった)報知後履歴は77回で、内35回がBBであり、1回入賞(1G)は7回でBBは6回、2回入賞(2G)は2回でBB入賞は0回というように集計している。尚、図8,9の集計対象期間は1週間とした。
「BB率」(特別種割合に相当)は合計ボーナスに対するBBの割合を示し、BB÷合計にて小役毎、ゲーム数毎に演算する。例えば5枚役の0Gであれば合計が77回でBBが35回なので77÷35にて45%を算出する。
情報表示装置3は、図9の報知後集計を表示する際には図6の報知後履歴設定における「BB率上限」又は「BB率下限」に対応した範囲に属するBB率を何れに属するのかを特定可能に識別表示する。図9では、BB率上限に属する数値を反転表示し、BB率下限に属する数値を左斜線で示した。
情報表示装置3は、報知Gからボーナス発生までの期間において入賞判定にて特定した入賞役に対応した図9の報知後集計を小役切替表示に切替表示する。
図10は小役切替表示の一例であり、報知Gからボーナス発生までの期間において、入賞判定により特定した小役の図9の集計結果を示している。テロップ表示部15cには報知G後からのゲーム数(4G)と、入賞した小役(5枚役)の入賞ゲーム数(2G)とが表示される。遊技者は、この表示を見て、5枚役の入賞ゲーム数が2Gとなったことから、BB率が低くなった(86%→0%)ので当選したボーナスはRB役ではないかと想定する一方、もう一回或いは二回5枚役に入賞すればBB率が高いのでもう一回或いは二回5枚役に入賞することを期待しながら、或いは入賞するまでボーナス役を入賞させないように遊技する。
このような実施形態によれば、情報表示装置3は次の効果を奏することが出来る。
ボーナスの内部当選報知からボーナス発生までの報知期間における小役毎の入賞(ゲーム)数(小役入賞ゲーム数、小役非入賞ゲーム数、報知後情報に相当)により区分けした、その後のボーナス発生状況を示す特別状態情報や特別状態関連情報を遊技者に提供するようにしたので、内部当選報知後の遊技情報によってボーナス種別やハマリ状態の発生を予期する遊技者に好適な遊技情報を提供出来る。
図8の報知後履歴を表示可能としたので、遊技機が、自身が発生させたボーナス等が自身の想定する理論に基づき発生したのか否か、又は遊技機選定時に自身が想定する理論に合った遊技機であるのか否かを特定可能となる。
図9の報知後集計を表示可能としたので、遊技者の想定する理論に正当性があるのか否か、或いは、遊技機の報知情報に応じた傾向が把握可能となる。
図9の報知後集計にて識別表示するようにしたので、特別状態関連情報が偏っている報知情報を特定し易くなる。
図10の小役切替表示を報知後G数に応じて切替表示するようにしたので、その時点においてタイムリーに発生するボーナス等の予期をサポート可能となる。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について図12ないし図17を参照して説明する。尚、第1実施形態では報知情報として報知期間における小役毎の入賞数を採用し、特別状態(関連)情報として内部当選の報知対象となったボーナスの発生状況に関わる情報を対象としていたのに対して、第2実施形態では報知情報として報知後G数を採用し、特別状態(関連)情報として報知対象となったボーナスの発生後に発生した次のボーナスの発生状況に関わる情報を対象としている。
情報表示装置3は、図12に示す報知後G集計設定を管理装置4経由で操作設定されていると共に、図13に示すボーナス履歴(履歴情報、特別状態情報に相当)、図14に示すボーナス履歴集計、図15に示す報知後G数別集計情報(特別状態集計情報に相当)の各記憶領域を備えている。
図12の報知後G集計設定における「連荘G数」(連荘ゲーム数に相当)は後述する終了後G数に対する設定値で、ボーナス発生時の終了後G数がこの設定値未満の場合に、そのボーナスを連荘ボーナス(連荘特別状態に相当)として特定する。
また、図12の報知後G集計設定では図15の報知後G数別集計情報にて識別表示するための上限と下限とを、後述する連荘率、BB率、連荘平均G数、及び総合平均G数について各々設定している(抽出範囲に相当)。そして、図15の報知後G数別集計情報にて各項目の値が上限超過又は下限未満である場合に、いずれであるかを特定可能に識別表示する。
図17は、情報表示装置3によるボーナス履歴更新処理を示すフローチャートである。情報表示装置3は、ゲームを特定したか(B1)、ボーナスが発生したか(B5)を判定している。ゲームを特定する毎に(B1:YES)、終了後G数を更新する一方(B4)、ボーナス報知が行われた旨を判定していれば(B2:YES)、ボーナスが発生するまで報知後G数も更新する(B3)。ボーナスが発生した場合は(B5:YES)、終了後G数が図12の報知後G集計設定における「連荘G数」未満であるかを判定し(B6)、「連荘G数」未満であれば(B6:YES)、そのボーナスを連荘ボーナスとして特定する(B7)。このとき同時に、図13における「連荘」を「○」とし、ボーナスの「種別」を図13のボーナス履歴に記憶する。また、ボーナスが終了すると(B8:YES)、次のレコードを作成する(B9)。
図13はボーナス履歴例を示している。ボーナス履歴における「発生時刻」は対応するボーナスの発生時刻、「種別」は発生したボーナスの種別、「連荘」は対応するボーナスが連荘ボーナスであるか否か(連荘ボーナス=○、それ以外=×)をそれぞれ示している。尚、「終了後G数」は対応するボーナスの直前のボーナスから対応するボーナスまでのゲーム数で、レコード作成(ボーナス終了)時からのゲーム数(終了後ゲーム数に相当)、「報知後G数」は前述した通りである。
ここで、「終了後G数」、「報知後G数」の「平均」はレコード平均であり、「合計」はレコード合計を示している。また、「連荘」の「合計」は連荘ボーナス数を示している。
情報表示装置3は、図13を更に集計してボーナス履歴集計を作成する。
図14はボーナス履歴集計例を示しており、ボーナスを種別(BB又はRB)毎に「連荘」(連荘ボーナス)と「総合」とに区分けして集計している。尚、「合計」は種別による区別を行わないボーナス合計(BB及びRBの全ボーナス)で、「総合」は連荘か否かを区別しないボーナス総合数(非連荘を含む全ボーナス対象)であり、図15の報知後G数別集計情報でも同様である。また、「BB率」を算出する場合には「合計」が全発生回数に相当し、後述する「連荘率」を算出する場合には「総合」が全発生回数に相当する。いずれも算出対象となるボーナスの全てを示している。
「終了後G数」は対応するボーナスの種別毎に「総合」と「連荘」とを区分けして集計している。即ち、例えば「BB」、「連荘」であれば、図13のNO.5、7、29のように「種別」がBBで、「連荘」が○であるレコードのみを集計対象として終了後G数を抽出して集計する。
「連荘率」は総ボーナスに対する連荘ボーナスの割合(連荘÷総合)を示し、種別毎にも集計している。
「平均G数」は対応するボーナスが発生したときの終了後G数の平均(終了後G数÷ボーナス)を示し、「連荘」と「総合」とを区分けし、更にボーナスの種別毎にも集計している。
情報表示装置3は、図14のように集計したボーナスや終了後G数を、図13のレコード毎の報知後G数別に区分けして集計して報知後G数別集計情報を作成する。
図15は報知後G数別集計情報例である。情報表示装置3は、報知後G数別(例えば4G)に、図13の報知後G数が対応するレコード(NO.2、4)の次のレコード(NO.3,5)を抽出して、そのボーナスと終了後G数とを集計し、更にそのボーナスと終了後G数に基づき図14同様の演算にて「連荘率」、「BB率」、「平均G数」(特別状態集計情報に相当)を集計している。尚、集計対象期間を図13のボーナス履歴の1営業日から1ヶ月に拡大している。
ここで、「連荘率」、「BB率」、「平均G数」については図7の上限超過又は下限未満にて、超過又は未満のいずれであるかを特定可能に識別表示している。
尚、最下段の「平均」欄と「合計」欄における「連荘率」、「BB率」、「平均G数」の違いは、「平均」は報知後G数毎の平均値の演算、「合計」はボーナスや終了後G数の合計により演算したことによる違いである。
また、報知後G数に報知Gも含めて集計対象としても良い。
図15の報知後G数別集計情報によれば、報知後G数が4Gの場合はボーナスの連荘率が高いことが分かる。また2,4GはBBの連荘率、3,4GではRBの連荘率が高い一方、1,5Gでは連荘率が低いことが分かるので、連荘に関心のある遊技者は連荘率が高い報知後G数にてボーナスを発生させるよう遊技する一方、連荘率の低い報知後G数では発生させないように遊技する。BB率に着目すると、報知後G数が2Gで連荘、3Gでは総合が高い一方、1,5Gでは連荘及び総合が低いことが分かるので、遊技者は上記同様に報知後G数を参照して遊技する。平均G数を参照すると、連荘により報知後G数別に連荘する場合の平均G数が分かり、総合によりボーナス間のゲーム数が多い所謂ハマリの目処が分かる。
以上を総合して、例えば報知後G数が3Gであった場合、連荘率やハマリを重視する遊技者は連荘率が高く、平均G数が少ない4Gにてボーナスを発生させようと考えるが、BB率を重視する遊技者はBB率の高い3Gにて発生させるよう遊技する。
尚、第1実施形態を含め、このような集計結果はスペック上の裏付けがないため、遊技者の思い込みに拠るところが大きい。即ち、本発明における遊技情報は、集計上は偏りが生ずるものの理論的には偏りが生じない遊技情報を集計対象としているので、遊技者の思い込みが正しいのかを検証するため、又は遊技機選定時に遊技者の思い込みに適った遊技情報になっている遊技機を特定するため、又は遊技時に遊技者の思い込みを煽るための指標等になる。
図13のボーナス履歴と図14のボーナス履歴集計は、情報表示装置3のデータ切替釦群14に対する操作により表示可能である。また、情報表示装置3は、報知G後にゲームの実行特定毎に特定したG数に対応した報知後G数の集計情報を切替表示する。
図16は報知後G数切替表示例を示している。テロップ表示部15cには特定したゲームの次の報知後G数に対応した図15の集計結果(連荘率及びBB率)が表示される。遊技者は、この表示を見て、連荘率は低いがBB率は高い現在のゲーム(報知後G数=3G)にてボーナスを発生させるか、連荘率は低いがBB率が高い次ゲームにてボーナスを発生させるかを想像しながらボーナスを入賞させ、その後のボーナスの入賞状況によって、その判断が正しかったか否かに一喜一憂する。
このような実施形態によれば、情報表示装置3は次の効果を奏することができる。
図13のボーナス履歴を表示するようにしたので、ボーナス履歴により、遊技者が、自身が発生させたボーナス等が自身の想定する理論(報知情報によりボーナスの発生が左右する等)に基づき発生したのか否か、又は遊技機選定時に自身が想定する理論に合った遊技機であるのか否かを特定可能となる。
図15の報知後G数別集計情報において平均G数、BB率、連荘率を報知後G数に対応付けて表示するようにしたので、このようなボーナス関連情報により、遊技者の想定する理論に正当性があるのか否か、或いは、遊技機の報知情報に応じた傾向が把握可能となる。
図15の報知後G数別集計情報において識別表示を行うようにしたので、識別表示によりボーナス関連情報が偏っている報知情報を特定し易くなる。
図15の報知後G数別集計情報において報知後G数毎に報知情報を表示するようにしたので、報知情報を遊技者が想定する具体的な遊技情報とすることで、より遊技者が想定する理論に対応した遊技情報を提供可能となる。
図16の報知後G数情報表示を報知後G数に応じて切替表示するようにしたので、その時点においてタイムリーにボーナスの発生等の予期をサポート可能となる。
(他の実施形態)
本発明は、上記各実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
第1実施形態と第2実施形態とを組合わせても良い。即ち、報知後G数別に図9の報知後集計のような報知後のBB率の状況を集計及び表示対象としたり、小役毎のG数別に図15の報知後G数別集計情報のような次ボーナスの連荘率、BB率、平均G数等を管理しても良い。勿論、第1実施形態と第2実施形態の集計を重複して行い両者の集計結果を表示対象とする、又は報知後G数別集計情報にて第1実施形態と同様のBB率を集計対象とする等しても良い。この場合、図10の小役切替表示と図16の報知後G数情報表示はゲーム特定により報知後G数情報表示を表示し、入賞判定により小役切替表示を表示することが想定出来るが、一方のみの表示としても良い。
光センサによりボーナス報知を特定したが、遊技機から出力される内部当選信号等によりボーナス報知を特定しても良い。また、その他、例示した以外の特定方法を適宜採用しても良い。
第1実施形態において、遊技者によっては、例えば特定の小役の入賞状況のみに関心を示す遊技者(例えば7枚役にのみ関心を持ち、5枚役の入賞状況は関心を示さない、或いは特に注目したい小役がある等)もいるので、遊技者に対象小役を選択可能にさせても良い。この場合、切替表示の条件となる小役を指定するだけでも勿論良い。
G数単位で図9の報知後集計、報知後G数単位で図15の報知後G数別集計情報を集計したが、1〜2G等G数や報知後G数をグループ分けし、そのグループ単位で集計しても良い。
図14のボーナス履歴集計を前提として図15の報知後G数別集計情報を集計したが、ボーナス履歴集計を前提とせずともボーナス毎に報知後G数と対応付けて終了後G数やボーナス種別を特定すれば、ボーナス履歴集計を前提とせずに報知後G数別集計情報を集計出来る。
図10の小役切替表示、図16の報知後G数情報表示を切替表示の対象としたが、単なる表示対象とするだけでも良い。勿論、一方のみを切替表示の対象としても、図8の報知後履歴、図9の報知後集計、図13のボーナス履歴、図15の報知後G数別集計情報に対応した表示を切替表示の対象としても良い。また、切替表示としては全画面を切替えるだけでなく、例えばポップアップ表示のような表示であっても良い。
遊技機単位で遊技情報を管理することを例示したが、同一の遊技機種単位で管理しても良い。更に、遊技中に遊技者を特定可能な遊技者IDを受付けて、その遊技者が遊技していることを特定し、遊技者単位で管理しても良い。
対象期間として1営業日(営業開始からの累計)、1週間、及び1ヶ月を例示したが、どのような期間を対象期間として定めても良い。また、例示した数値や項目は全て例示であり、例示した以外の数値や項目を適宜採用したり、例示した数値や項目を適宜選択して採用しても良い。また、範囲として上限、或いは下限の一方のみを設定したが双方を設定しても良い。また、上限のみ下限のみを設定しても勿論良い。
対象となる遊技機としては、所謂AT状態やRT状態等の特別遊技状態を発生可能な遊技機を対象としても良い。この場合、ボーナスの概念としてAT状態やRT状態も含む。また、ボーナスの種類は1種類でも複数種類であってもいずれでも対応可能である。更に、ボーナス役が内部当選してからボーナスが発生するまでの期間においてのゲーム数や入賞状況によって内部抽選確率等に影響を及ばさなければ、特定の小役(例えばリプレイ役)の内部当選率が変動する特定状態(例えば所謂RT状態)を発生可能な遊技機の遊技情報を管理対象としても良い。
情報表示装置が行う情報処理の一部、或いは全部を中継装置や管理装置等にて行う構成としても良い。同様に管理装置が行う情報処理の一部を中継装置や情報表示装置にて行っても良い。尚、情報表示装置としては、管理装置のモニタに情報表示することで管理装置のみにより構成される概念も含まれる。また、遊技機と別体の情報表示装置を例示したが、遊技機自体を情報表示装置として採用しても良い。この場合、遊技信号ではなく遊技の進行に応じてボーナス報知、ゲーム、及び入賞役等の遊技情報の特定が直接的に可能となる。
図面中、1はスロットマシン(遊技機、抽選手段、表示制御手段、入賞判定手段、特別状態発生手段、報知手段)、3は情報表示装置(遊技情報表示装置、ゲーム特定手段、報知特定手段、特別状態特定手段、期間特定手段、報知情報特定手段、特別情報特定手段、管理手段、設定手段、抽出手段)、8a〜8cはリール(図柄変動表示手段)、10はスタートレバー(開始操作手段)、12は報知ランプ(報知手段)、15は情報表示部(表示手段)である。

Claims (6)

  1. 複数の図柄表示領域において複数種類の図柄を所定の配列に従って変動表示する図柄変動表示手段と、
    遊技媒体が投入された状態でゲームを開始するために遊技者が操作する開始操作手段と、
    前記開始操作手段の操作に応じて、少なくとも特別状態役を含む複数種類の役の中から内部当選役を決定するための内部抽選を実行する抽選手段と、
    前記図柄変動表示手段による図柄の変動表示を停止させるために遊技者が操作する停止操作手段と、
    前記停止操作手段が操作されたときに、内部当選役に対応する図柄を予め規定された引込範囲内で引き込んで前記図柄表示領域に停止表示させる表示制御手段と、
    前記図柄変動表示手段の各図柄表示領域に停止表示された図柄の組合わせに基づいて入賞が発生したか否かを判定する入賞判定手段と、
    前記入賞判定手段により特別状態役の入賞が発生したと判定された場合に、当該特別状態役が前記抽選手段により内部当選役として決定されてから当該特別状態役が入賞するまでの期間におけるゲーム数、及び前記入賞判定手段による入賞判定状況とは無関係に、当該内部当選役として決定され、入賞が発生したと判定された特別状態役に対応した通常状態よりも遊技者にとって有利となる特別状態を発生させる特別状態発生手段と、
    前記抽選手段により特別状態役が内部当選役として決定された場合に、その旨を報知する特別役報知を行う報知手段と、を備え、
    前記抽選手段は、前記特別状態役を内部当選役として決定してから当該特別状態役が入賞するまでの期間におけるゲーム数、及び前記入賞判定手段による入賞判定状況とは無関係に、当該特別状態役に対応した特別状態の発生以降の期間における前記内部抽選を実行して内部当選役を決定する遊技機の遊技情報を表示対象とした遊技情報表示装置であって、
    前記ゲームが実行されたことを特定するゲーム特定手段と、
    前記報知手段により前記特別役報知が実行されたことを特定する報知特定手段と、
    前記特別状態の発生、及び終了を特定する特別状態特定手段と、
    前記報知特定手段により前記特別役報知の実行が特定されてから前記特別状態特定手段により前記特別状態の発生が特定されるまでの期間である報知期間を特定する期間特定手段と、
    前記期間特定手段により特定される報知期間において前記ゲーム特定手段により特定されたゲームの実行回数に関わる遊技情報である報知情報を特定する報知情報特定手段と、
    直前の前記特別状態の終了時から前記ゲーム特定手段により特定されたゲームの実行回数である終了後ゲーム数、前記特別状態発生手段にて複数種類の特別状態が発生可能である場合において発生した前記特別状態が、予め設定される特別種類の前記特別状態である特種特別状態であるか否か、及び発生した前記特別状態が、前記終了後ゲーム数が予め設定される連荘ゲーム数未満の状態で発生した連荘特別状態であるか否かの内、少なくとも1つを示す特別状態情報を、前記特別状態特定手段による特別状態の発生特定毎に特定する特別情報特定手段と、
    前記報知情報特定手段による特別役報知の実行特定毎に前記報知情報特定手段により特定される前記報知情報と、当該報知情報特定手段による報知情報の特定後に前記特別情報特定手段により特定される前記特別状態情報とを対応付けて管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理される前記特別状態情報、及び当該特別状態情報により特定される特別状態関連情報の少なくとも一方を、対応する前記報知情報が特定可能となるように表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記管理手段は、前記特別状態特定手段による特別状態の発生特定毎に、対応する前記特別状態情報と、同じく対応する前記報知情報とを特定可能な履歴情報を管理することで、前記特別役報知の実行特定毎の前記報知情報と、前記特別状態情報とを対応付けて管理し、
    前記表示手段は、前記管理手段により管理される前記特別状態発生毎の前記特別状態情報、及び前記報知情報を特定可能な履歴情報を表示することで、前記特別状態情報を対応する前記報知情報が特定可能となるように表示することを特徴とする請求項1記載の遊技情報表示装置。
  3. 前記管理手段は、前記報知情報特定手段による報知情報の特定後に前記特別情報特定手段により前記特別状態情報が特定された場合に、その報知情報と特別状態情報とを対応付け、当該対応する報知情報に応じて、前記特別状態情報を振分けて集計することで前記終了後ゲーム数、前記特種特別状態の発生回数、前記連荘特別状態の発生回数、及び前記特別状態特定手段により発生が特定された全ての特別状態の発生回数である全発生回数の内、少なくとも1つである特別状態集計情報を、その振分起因となった前記報知情報に対応付けて管理し、
    前記表示手段は、前記管理手段により前記報知情報に対応付けて管理される前記特別状態集計情報により特定される前記終了後ゲーム数の平均値、前記全発生回数に対する前記特種特別状態の発生回数の割合を示す特別種割合、及び前記全発生回数に対する前記連荘特別状態の発生回数の割合を示す連荘率の内、少なくとも1つを示す遊技情報を前記特別情報関連情報として、対応する前記報知情報を特定可能に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技情報表示装置。
  4. 前記特別状態関連情報に対する抽出範囲を設定する設定手段と、
    前記特別状態関連情報の内、前記抽出範囲に属する特別状態関連情報を抽出する抽出手段と、を備え、
    前記表示手段は、前記特別状態関連情報を、対応する前記報知情報が特定可能となるように表示する場合に、前記抽出手段により抽出された特別状態関連情報を識別可能に表示することを特徴とする請求項3記載の遊技情報表示装置。
  5. 前記報知情報特定手段は、前記報知期間における全ゲーム数である報知後ゲーム数、小役が入賞したゲーム数である小役入賞ゲーム数、及び小役が入賞しなかったゲーム数である小役非入賞ゲーム数の内、少なくとも一つを前記報知情報として特定することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の遊技情報表示装置。
  6. 前記報知情報特定手段は、前記報知期間中に前記ゲーム特定手段によるゲームの実行特定に応じて前記報知情報を更新し、
    前記表示手段は、前記報知情報特定手段による前記報知情報の更新に応じて、当該更新された報知情報に対応する前記特別状態関連情報を、対応する前記報知情報が特定可能となるように表示することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の遊技情報表示装置。
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