JP6055195B2 - 遊技情報管理システム - Google Patents
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Description
さて、このような遊技機の中には、特別状態の実行中に特定の条件を満たすことにより特別状態により実行可能となるゲーム数が上乗せされる遊技機もある。このような遊技機の場合、ゲーム数により特別状態の終了を特定出来なくなるが、例えば特別状態中の単位期間の出玉率や差数等により終了を特定することにより、特別状態が終了したことを間接的に特定可能となる。
図1は、遊技情報管理システム1の全体構成を概略的に示している。遊技情報管理システム1が設けられている遊技場内には、複数台の遊技機2が設置されている。本実施形態の場合、遊技機2は所謂スロットマシンを想定している。各遊技機2には、貸出装置3及び情報表示装置4がそれぞれ付設されており、これら遊技機2や貸出装置3及び情報表示装置4は、中継装置5に接続されている。中継装置5は、LAN6を介して管理装置7に接続しており、遊技機2や貸出装置3等の遊技機2側の機器から出力される後述する遊技信号は、中継装置5によって管理装置7に送信される。管理装置7は、遊技場内の例えば事務所等に設置されており、モニタ8等が接続されている。尚、遊技場内には、例えば数百台の遊技機2が設置されており、管理装置7の管理対象となっている。
ここで、遊技機2の遊技状態について説明する。遊技機2は、通常状態、ボーナス状態(BB状態又はRB状態)、及びART状態(特別状態に相当する)の3つの遊技状態が設けられている。以下、ART状態を単にARTと称する。
ARTは、後述するように遊技者にストップボタン2cの操作順序を報知するAT状態(アシストタイム。特定状態に相当する)と、リプレイ役の内部当選確率が通常よりも向上するRT(リプレイタイム)状態とが複合して発生している遊技状態である。遊技機2は、RT中に終了役(本実施形態では1枚役A又は1枚役B)が入賞するとRTを終了するので、ART中に終了役が入賞した場合にはATとなる(パンクする)。このパンクが、特別状態を終了させる第2終了条件に相当する。
一方、AT終了後のRT中に終了役が入賞した場合には通常状態に移行する。
・5枚役A+5枚役Bが同時当選:中リールを最初に停止(中→左→右、又は中→右→左の順に停止)
・5枚役A+5枚役Cが同時当選:左→中→右の順に停止
・5枚役A+5枚役Dが同時当選:左→右→中の順に停止
・5枚役A+5枚役Eが同時当選:右→中→左の順に停止
・5枚役A+5枚役Fが同時当選:右→左→中の順に停止
このように、AT役操作報知では、操作するストップボタン2cの押し順がゲーム開始時等に報知される。このため、AT中(及びART中)には遊技者が何れかの役を入賞させる可能性が高くなる一方、はずれとなる可能性は低くなる。
これら遊技機2側の機器からは、以下に示すような遊技信号が出力される。
・アウト信号:遊技機2から出力(遊技情報信号、経過信号に相当する)。ゲームの開始操作に応じBET状態のメダルを使用したとしてBET状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(使用媒体数。使用された遊技価値に相当する)となる。尚、リプレイ役入賞に応じた開始操作時にも対応分を出力する。
・BB信号、RB信号:遊技機2から出力(遊技情報信号に相当する)。対応するボーナス状態(BB状態又はRB状態)中にレベル出力されるので、信号を受信すればボーナス状態であると特定し、信号受信期間をボーナス状態として特定する。
・ART開始信号:遊技機2から出力(特別状態開始信号に相当する)。ARTの開始時点で1パルス出力されるが、遊技機2の機種により対象となるARTが異なっている。具体的には、図6に示すように、例えば機種Aの遊技機2では、初回ART及び連荘中ARTがART開始信号の出力対象となっている。図6では、「○」が出力対象、「×」が非出力対象を示している。初回ARTは、通常状態からARTへ移行したとき(準備段階を介する場合も含む)にART開始信号が出力されることを意味している。
情報表示装置4は、上記したように遊技情報の集計を行っていると共に、以下に説明するように、特別状態(本実施形態の場合、ART)の開始又は終了の特定、並びに、特別状態である期間(=特別期間。特別状態期間に相当する)の特定を行っている。そして、情報表示装置4は、特別状態等の特定を行うために、図9に示す設定情報を設定及び記憶している。この設定情報には、以下の項目が記憶されている。また、この設定情報は遊技機2の機種毎に設定されており、情報表示装置4は、図9に示す設定情報を設定することで、第1特別状態発生遊技機と第2特別状態発生遊技機とを区分けしている。また、遊技情報に基づいてARTの開始又は終了を判定することを第1判定と称し、ART開始信号に基づいてARTの開始を判定することを第2判定と称する。
・判定ゲーム:特別状態の終了を判定するための判定期間に対応するゲーム数(終了期間特定条件に相当する)。判定時点からこの設定値だけ遡った期間を判定期間(終了判定期間に相当する)として特定する。
・第1はずれゲーム、第2はずれゲーム:判定期間におけるはずれゲーム(ゲーム間セーフ=0の非入賞ゲームの数。終了判定情報、基準特別経過情報に相当する)に対する基準値(終了基準情報に相当する)。はずれゲーム数とこの設定値とを比較することで特別状態の終了特定を行う。尚、第1はずれゲーム(第1開始基準情報に相当する)は通常状態から発生する初回ART、第2はずれゲーム(第2開始基準情報に相当する)は準備期間から発生する連荘ARTの開始を判定するための基準値。
・ゲーム継続フラグ:対象となる遊技機2が、ART中にボーナス状態が発生し、その後にARTを再開する場合にその後の残りゲーム数をボーナス状態の発生時から継続する遊技機2(第1遊技機に相当する)であるのか、継続せずに始めから(初期化して)再開する遊技機2(第2遊技機に相当する)であるのかを特定するための設定値(フラグ)。遊技機2のスペックに応じて、継続する場合には「1」、継続しない場合には「0」を設定する。
・基準ゲーム:ARTゲーム数(特別経過情報に相当する。ARTの開始特定後に実行されたゲーム数)に対する基準値で、はずれゲームによる終了判定を開始する条件を示す設定値。ART発生時に少なくとも実行するゲーム数(最低ARTG数)の対応値を設定する。尚、図9の場合、最低ARTG数が30Gであることから判定ゲームを加算した40Gを設定しているが、最低ARTG数をそのまま設定して、最低ARTG数までのゲームについて小役履歴を作成しない或いは参照しない様にしても良い。
尚、連荘G数及び基準ゲーム等は対応する期間を特定出来る値であれば良いことから、設定対象としてゲームだけではなく、アウトやセーフ等の他の遊技情報を採用したり経過時間を採用したりするようにしても良い。
同様に、特別状態終了時(図11(B)の「終了」)は特別状態から少なくとも準備状態へと移行した旨を判定すれば良いので、準備状態の下限を超過している5〜10Gを「切替G」、特別状態の上限から準備状態の下限までの間の3〜4Gを「持越G」、特別状態の上限未満の0〜2Gを「継続G」とすれば良いことが分かる。
尚、以上を考慮して図9の設定情報を設定すると、判定の性能上、連荘開始の継続Gと終了の切替G、及び連荘開始の切替Gと終了の継続Gとが、各々同範囲となるので、図9では終了判定時に採用するための第3の設定値としてのはずれゲームを第2再判定値で兼用し、第3の再判定値を第2はずれゲームにて兼用している。
・状況:そのゲームが入賞ゲームであったか(「入賞」)、又は、はずれゲームであったか(「はずれ」)。
・ゲーム間セーフ:そのゲームにおいて付与されたメダルの数(セーフ)。
このゲーム履歴は、特別状態の判定処理に用いられる履歴であり、図12に示す特別状態判定処理、図13に示す特別状態開始判定処理、及び図13に示す特別状態終了判定処理を実行することによって更新される。尚。図11〜図13のフローチャートには示していないが、図7及び図8に示した遊技情報は随時更新されている。
遊技者によりゲームが実行されると、遊技機2からは上記した遊技信号が出力されるので、情報表示装置4は、ボーナス状態ではない遊技状態(通常状態やART)において(A1:YES)、アウト信号が入力された場合には(A2:YES)、ゲームアウト(累計のアウト)を加算した後(A3)、前回ゲームの終了時よりゲームアウトが設定アウト(3枚)分更新されたかを判定する(A4)。そして、設定アウト分のゲームアウトの更新があれば(A4:YES)、ゲームが開始されたと特定する。尚、ゲームアウトの差が設定アウト分ではない場合には(A4:NO)、ゲームの開始が特定出来ないとしてリターンする。
情報表示装置4は、ゲーム間セーフが0より大きい場合、即ち、ゲームにより付与されたメダルが有る場合には(A5:YES)、最新ゲームを入賞とし(A7)、例えば図11(A)に示すゲーム履歴に「入賞」と記憶する。一方、ゲーム間セーフが0以下の場合、即ち、ゲームにより付与されたメダルが無い場合には(A5:NO)、最新ゲームをはずれとし(A6)、ゲーム履歴に「はずれ」を記憶する。このように、情報表示装置4は、遊技信号によって、ゲームの実行を特定すると共に、そのゲームにより付与されたメダルの有無を特定している。
遊技情報の集計対象がART開始信号を出力対象としない(図9に示す出力形式が「出力無し」)の遊技機2の場合、情報表示装置4は、以下のようにしてARTの開始特定及び終了特定を行っている。情報表示装置4は、上記した分岐点Aにおいて、出力形式が「出力無し」であるので(B2:NO)、ARTフラグが0であるかを判定する(B3)。ARTフラグは通常は0であるので(B3:YES)。続いて、ゲーム履歴内のゲーム(ゲーム履歴に記憶されているゲーム数)が判定ゲームより小さいかを判定し(B4)、小さい場合には(B4:YES)、リターンする。つまり、情報表示装置4は、このステップB4において、前回の判定を行ってから判定期間が経過したか否かを判定しており、判定期間が経過していない場合には、そのままリターンする。
尚、情報表示装置4は、2回目の判定期間(即ち、仮フラグ=1の状態)においてゲーム履歴内の「はずれ」が第2再判定値未満である場合には(C4:NO)、仮フラグが1であるので(C5:YES)、ゲーム履歴内の「はずれ」が第2はずれゲーム未満であるかを判定する(C6)。そして、ゲーム履歴内の「はずれ」が第2はずれゲームを超えている場合には(C6:YES)、先の仮特定が誤りであったとして、仮フラグを0にして(C7)、ゲーム履歴を初期化した後(C8)、リターンする。一方、ゲーム履歴内の「はずれ」が第2はずれゲームを超えていない場合には(C6:NO)、次の判定期間に判定を持越すために仮フラグを0にすることなく、ゲーム履歴だけを初期化して(C8)、リターンする。また、情報表示装置4は、ART中は上記したようにリプレイ役の入賞率が高まりはずれゲームが少ないので、判定期間が経過しても(C3:YES)実際のARTが終了するまではゲーム履歴内の「はずれ」が第2再判定値を超えることなく(C4:NO)、仮フラグも0のままであるので(C5:NO)そのままリターンする。
尚、情報表示装置4は、次の判定期間が経過したときに(B1:NO、B2:NO、B3:YES、B4:NO)、終了後ゲーム数が連荘G数を超えていない場合には(B5:NO)、つまり連荘の可能性がある場合には、ゲーム履歴内の「はずれ」が第2はずれゲーム未満であるかを判定し(B6)、第2はずれゲーム未満であれば(B6:YES)、仮フラグが0であれば(B7:NO)、仮フラグを1にして(B10)ARTが開始されたと仮判定し(連荘ARTを仮特定し)、ゲーム履歴を初期化して(B14)、リターンする。そして、連荘ARTを仮特定した状態で遊技者によりゲームが実行され、終了後ゲーム数が連荘G数を超えていない状態で(B5:NO)、ゲーム履歴内の「はずれ」が第2はずれゲーム未満になると(B6:YES)、仮フラグが1であるので(B7:YES)、仮フラグを0にすると共に、ARTフラグを1にして(B8)、ARTの開始を特定(本特定)し、ART回数の計数(B9)及びゲーム履歴の初期化(B14)を行った後、リターンする。このように、情報表示装置4は、連荘の可能性がある期間においては、第2はずれゲームを参照してARTの開始を仮特定する(連荘ARTの開始特定を行う)。尚、説明を省略したが、連荘中にも上記したARTの終了特定は行われている。
情報表示装置4は、図9の設定情報に示す出力形式が「初回のみ」の遊技機2(第1出力遊技機)に対して、以下のようにしてARTの開始特定及び終了特定を行っている。尚、ARTの終了特定については上記した出力形式=「出力無し」の遊技機2と共通するので、即ち、遊技信号に基づいて間接的に特定しているので説明を省略する。
情報表示装置4は、図13に示す特別状態開始判定処理において、ART信号が入力されずに判定期間が経過し(B1:NO、B2:NO、B3:YES、B4:NO)、終了後ゲーム数が連荘G数を超えた場合には(B5:YES)、分岐点B(ステップB15)において、出力形式が「初回のみ」であるので(B15:YES)、そのままリターンする。つまり、情報表示装置4は、第1出力遊技機に対しては、ステップB15以降の処理(第1はずれゲームを参照する第1開始特定)を行わない(抑制する)。
このように、情報表示装置4は、ART開始信号が初回ARTのときのみ出力される遊技機2に対しては、ART開始信号に基づいて直接的に初回ARTの開始特定(第2判定)を行うと共に、遊技信号に基づいて連荘ARTの開始特定及び終了特定(第1判定)を行っている。
情報表示装置4は、図9の設定情報に示す出力形式が「毎回」の遊技機2(第2出力遊技機)に対して、以下のようにしてARTの開始特定及び終了特定を行っている。尚、ARTの終了特定については上記した出力形式=「出力無し」の遊技機2と共通するので、即ち、遊技信号に基づいて間接的に特定しているので説明を省略する。
情報表示装置4は、図13に示す特別状態開始判定処理の分岐点A(ステップB2)において、出力形式が「毎回」であるので(B2:YES)、そのままリターンする。つまり、出力形式が「毎回」の遊技機2は、ARTが発生すると必ずART開始信号が出力されるので、そのART開始信号に基づいてARTの開始特定(第2開始特定)を行うことが出来るため、ステップB2以降の処理(第1はずれゲーム或いは第2はずれゲームを参照する第1開始特定)を行わない。
このように、情報表示装置4は、ART開始信号が毎回出力される遊技機2に対しては、ART開始信号に基づいて直接的に初回ART及び連荘ARTの開始特定(第2判定)を行うと共に、遊技信号に基づいて間接的にARTの終了特定(第1判定)を行っている。
・種別:発生したボーナス状態又は特別状態(ART)の種類。
・通常ゲーム:レコード中の通常期間におけるゲーム数。
・特別ゲーム:レコード中の特別期間におけるゲーム数。
・特別差数:レコード中の通常期間以外の差数で、ボーナス状態又は特別状態中の差数(セーフ−アウト)。
・平均差数:特別状態における1ゲーム当たりの平均差数(特別差数÷特別ゲーム)。
・平均:レコード毎の平均値を示し、合計はレコードの合計値を示す。尚、平均差数の合計のみ特別差数の合計÷特別ゲームの合計として算出している。
遊技機2側から特別状態が終了したことを直接的に特定出来ず、遊技情報により間接的に特定する必要のある遊技機2を管理対象とした場合に、ARTゲーム数(特別経過情報)と基準ゲーム(基準特別経過情報)とを比較した結果に応じてARTの終了特定を行うか否かを判定するので(ARTの終了特定を抑制するので)、連荘により準備期間へと移行する遊技機2に対して準備期間への移行を前提としたはずれゲーム(第2再判定値)を設定した場合であっても、想定し得ない程に短い期間にてARTが終了したと特定することを防止可能となり、ARTが終了したことを適切に特定することができる。
本発明は、上記した一実施形態にて例示したものに限定されることなく、次のように変形又は拡張することが出来る。
第1判定にて1度目の開始特定又は終了特定で判定状態としてから(仮判定してから)判定状態中の開始又は終了の特定に応じて開始特定又は終了特定(本特定)を行ったが、1度目や3度目以上等の特定で本特定を行うようにしても良い。また、3度目以上の特定にて本特定を行う場合、仮フラグ等を複数採用すれば良い。
第1判定はART中に設けた判定期間中の遊技情報と基準値とを比較することで特定すれば、はずれゲーム数以外の特定役、例えばAT役やリプレイ役の入賞数や、出玉率や差数等の判定期間中の遊技情報に対して予め基準値を設定し、その基準値に達するか否かにより特定しても良い。
開始信号として遊技機2から出力される信号(ART開始信号)を例示したが、例えば遊技機2にて特別状態の開始時に点灯するランプに対して光センサを設け、その光センサの検出信号等を開始信号としても良い。
仮フラグを更新する等の仮特定後にゲーム履歴を初期化したが、その仮特定時を特定出来れば必ずしも初期化する必要は無い。この場合、いずれのゲームにて仮特定したかを特定可能にゲーム履歴を記憶すれば良い。これはARTフラグを更新する等の本特定時も同様である。
ARTの発生契機として、例えばボーナスの終了、通常状態での設定ゲーム数のゲーム実行、ART終了に応じた継続抽選での当選等、どのような発生契機を採用した遊技機を対象としても良い。
特別状態は、通常状態よりも遊技者にとって有利であり、且つ発生期間が遊技信号により直接的に特定出来ない遊技状態である。即ち、実質的に同一の遊技状態であっても、遊技信号により発生期間が直接的に特定出来なければ特別期間となり、特定出来れば特定期間となる。
対象となる遊技機として特別状態を発生可能であれば、ボーナス(大当たり)を発生させないような遊技機であっても対象となり得る。更に、スロットマシン以外にパチンコ遊技機を対象としても良い。また、遊技媒体を用いない、点数による遊技を可能とする所謂封入式やクレジット式を対象としても良く、これらを考慮し、遊技媒体と点数とを包含する遊技価値と表現する。
Claims (5)
- 遊技価値を使用するゲームを実行可能であり、当該ゲームにて入賞した場合に遊技価値を付与する遊技機であって、遊技者にとって通常状態よりも有利な遊技状態であり、終了したことを直接的に特定可能な遊技信号が出力対象とされない遊技状態であってゲーム数が変動する可能性のある特別状態を発生可能な遊技機の遊技情報を管理対象とする遊技情報管理システムにおいて、
遊技機側から出力される遊技信号であって、実行されたゲーム数、入賞役、使用された遊技価値、及び入賞した場合に付与された遊技価値の内、少なくとも1つの遊技情報を特定可能な遊技情報信号によって遊技情報を特定する遊技情報特定手段と、
遊技機側から出力される遊技信号であって、前記特別状態が開始したことを特定可能な特別状態開始信号によって前記特別状態が開始したことを特定する開始特定を行う開始特定手段と、
前記開始特定後に特定される期間であって予め設定される終了期間特定条件により特定される終了判定期間において、前記遊技情報特定手段により特定される遊技情報である終了判定情報と、当該終了判定情報に対して予め設定される終了基準情報とを比較することで、前記特別状態が終了したことを特定する終了特定を行う終了特定手段と、
前記開始特定から前記終了特定までの期間を前記特別状態が発生している期間である特別状態期間として特定する特別状態特定手段と、
前記特別状態期間において前記遊技情報特定手段により特定された遊技情報、及び前記特別状態が発生した回数である特別状態発生回数の内、少なくとも一方である特別状態情報を管理する遊技情報管理手段と、
遊技機側から出力される経過期間を示す遊技情報である経過情報を特定可能な経過信号によって特定される経過情報であって、前記特別状態期間における経過期間を示す特別経過情報を特定する経過情報特定手段と、
前記経過情報特定手段により特定される特別経過情報と、当該特別経過情報に対して予め設定される前記特別経過情報の基準を示す基準特別経過情報とを比較した結果に応じて、前記終了特定手段による前記終了特定を抑制する抑制処理を行う抑制手段と、
を備えたことで、前記遊技機にて前記特別状態が発生している期間において前記特別経過情報が前記基準特別経過情報より少ない場合に前記終了特定を抑制することを特徴とする遊技情報管理システム。 - 前記遊技機は、前記特別状態期間において特定のゲーム数を実行することで成立する終了条件が予め設定される一方、通常状態よりも遊技者にとって有利であって前記特別状態とは異なるボーナス状態を前記特別状態期間において発生可能であり、更に、前記特別状態期間に前記ボーナス状態が発生し、その後に前記特別状態を再開する場合に、前記終了条件を成立させるための残りゲーム数を持越す第1遊技機と、持越さない第2遊技機とに区分され、
前記遊技情報特定手段は、遊技機側から出力されるボーナス状態を特定可能なボーナス信号によりボーナス状態が発生したことを特定可能であり、
前記抑制手段は、前記特別状態期間において前記遊技情報特定手段により前記ボーナス状態が発生したことが特定され、その後、再度前記特別状態の開始特定があった場合に、前記第1遊技機に対して前記抑制処理を行う場合には、前記ボーナス状態発生前から持越された前記特別経過情報と、前記基準特別経過情報とを比較した結果に応じて前記抑制処理を行う一方、前記第2遊技機に対して前記抑制処理を行う場合には、前記ボーナス状態発生前から持越されない前記特別経過情報と前記基準特別経過情報とを比較した結果に応じて前記抑制処理を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技情報管理システム。 - 前記開始特定手段による前記開始特定を制御する制御手段を備え、
前記遊技機は、前記特別状態を連続的に発生可能であり、当該連続的に発生させる場合には先の特別状態が終了してから次の特別状態が発生するまでの期間において、通常状態よりも遊技者にとって有利な特定状態となる遊技機であり、
前記特別状態開始信号は、前記遊技情報信号であり、
前記遊技情報特定手段は、前記特別状態開始信号とされる前記遊技情報信号により特定される遊技情報である開始判定情報を特定し、
前記開始特定手段は、前記終了特定後に特定される期間であって予め設定される開始期間特定条件により特定される期間である開始判定期間において、前記遊技情報特定手段により特定される前記開始判定情報と、当該開始判定情報に対して予め設定される開始基準情報とを比較することで前記開始特定を行い、
前記経過情報特定手段は、前記経過信号により前記終了特定が行われてからの経過期間を示す終了経過情報を特定し、
前記開始基準情報は、前記通常状態から前記特別状態、或いは前記特定状態へと移行したことを特定するための第1開始基準情報と、前記特定状態から前記特別状態へと移行したことを特定するための第2開始基準情報とに区分けされ、
前記制御手段は、前記終了経過情報と、当該終了経過情報に対して予め設定される基準終了経過情報とを比較した結果に応じて、前記第1開始基準情報を前記開始基準情報として開始特定を行わせるのか、前記第2開始基準情報を前記開始基準情報として開始特定を行わせるのかを制御することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技情報管理システム。 - 前記遊技機は、前記特別状態の発生に応じて特別状態が開始したことを示す特別状態信号を出力可能であり、前記特別状態信号を、連続的に発生した特別状態である連荘特別状態については出力対象とせずに、通常状態から先の特別状態が発生することなく発生した特別状態である初回特別状態については出力対象とする第1出力遊技機と、前記連荘特別状態、及び前記初回特別状態のいずれについても出力対象とする第2出力遊技機とに区分けされ、
前記開始特定手段は、前記遊技情報信号を前記特別状態開始信号として前記開始特定を行う第1開始特定と、前記特別状態信号を前記特別状態開始信号として前記開始特定を行う第2開始特定とを実行可能であり、
前記制御手段は、前記第1出力遊技機に対して前記開始特定が行われる場合には、前記第1開始基準情報を前記開始基準情報とした第1開始特定を抑制する一方、前記第2出力遊技機に対して前記開始特定が行われる場合には、前記第1開始基準情報、及び前記第2開始基準情報を前記開始基準情報とした第1開始特定を抑制することを特徴とする請求項3記載の遊技情報管理システム。 - 前記遊技機は前記特別状態の発生に応じて特別状態が開始したことを示す特別状態信号を出力可能であり、
前記開始特定手段は、前記遊技情報信号を前記特別状態開始信号として前記開始特定を行う第1開始特定と、前記特別状態信号を前記特別状態開始信号として前記開始特定を行う第2開始特定とを実行可能であり、
前記制御手段は、前記特別状態期間において、前記第1開始特定を抑制する一方、前記第2開始特定は許容することを特徴とする請求項3又は4記載の遊技情報管理システム。
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