JP2006198312A - 遊技場用管理装置 - Google Patents

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正宏 青山
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幸治 向山
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Abstract

【課題】 予め設定された天井条件が成立した場合に内部抽選とは無関係に遊技者側に有利な特別状態を発生させる構成の遊技機についての稼動データが菅理対象であった場合でも、その管理データの信頼性向上を実現すること。
【解決手段】 管理装置5は、スロットマシン1でボーナスが発生した場合に、その発生要因が、ゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選の当選にあるのか、或いはボーナスが未発生のままで継続されたゲーム数が予め設定された天井条件を満たしたことにあるのかを判定し、このような判定結果に基づいて、内部抽選の当選に応じて発生したボーナスに関する稼動データを抽選当選時稼動データとして集計する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技場に設置された遊技機、特には、遊技媒体を使用したゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選に当選した場合に遊技者側に有利な特別状態を発生させ、この特別状態が未発生のままゲームが継続されるのに応じて予め設定された天井条件が成立した場合に前記内部抽選とは無関係に前記特別状態を発生させるように構成された遊技機についての稼動データを管理するための遊技場用管理装置に関する。
例えば、スロットマシン(パチスロ遊技機)においては、メダルを使用したゲームが行われるのに伴い内部抽選を実行し、この内部抽選に当選したときに遊技者側に有利な特別状態(ビッグボーナス、レギュラーボーナスなど)を発生する構成となっているが、最近のスロットマシンにあっては、特許文献1に見られるような所謂天井機能を備えたものが一般的になっている。この天井機能とは、遊技者の救済を図った機能であり、特別状態が発生することなくゲームの継続回数が極端に多くなった場合、具体的には当該ゲーム継続回数が予め設定された天井値に達したときに、内部抽選とは無関係に大当たり状態を強制的に発生する機能である。
特開2003−16988号公報
従来、上記のようなスロットマシンが設置された遊技場において、各スロットマシンについての稼動データを管理するために設けられた管理装置は、内部抽選により発生した特別状態と天井機能により発生した特別状態とを同列に扱う構成、換言すれば、天井機能による特別状態がどの程度発生しているのかを把握できない構成となっていた。このため、内部抽選による特別状態の発生確率が、理論値(スロットマシンに設定された内部抽選の当たり確率)通りであるか否かを正確に分析できず、結果的に、管理装置による管理データの信頼性が低くなるという問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、予め設定された天井条件が成立した場合に内部抽選とは無関係に遊技者側に有利な特別状態を発生させる構成の遊技機についての稼動データが菅理対象であった場合でも、その管理データの信頼性向上を実現できるようになる遊技場用管理装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、前記目的を達成するために、遊技媒体を使用したゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選に当選した場合に遊技者側に有利な特別状態(以下、通常特別状態という)を発生させると共に、この通常特別状態が未発生のままゲームが継続されるのに応じて予め設定された天井条件が成立した場合に前記内部抽選とは無関係に前記特別状態(以下、天井特別状態という)を発生させるように構成された遊技機についての稼動データを管理するための遊技場用管理装置において、
前記遊技機で前記特別状態が発生したときに、当該特別状態が前記通常特別状態及び天井特別状態の何れであるかを判定する判定手段と、前記遊技機における前記特別状態に関係した稼動データを集計するように構成され、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記通常特別状態に関する稼動データと前記天井特別状態に関する稼動データとを区別して集計するデータ管理手段とを備えた構成としたものである。
この場合、請求項2記載の発明のように、前記データ管理手段は、前記通常特別状態の発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す確率データを、前記通常特別状態に関する稼動データとして算出する構成とすることができる。
また、請求項3記載の発明のように、前記データ管理手段は、前記特別状態の発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す第2の確率データを算出する構成とすることもできる。
請求項1記載の発明によれば、遊技機で遊技者側に有利な特別状態が発生した場合、その特別状態が、ゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選の当選に応じて発生する通常特別状態であるのか、或いは通常特別状態が未発生のままゲームが継続されるのに応じて予め設定された天井条件が成立するのに応じて発生する天井特別状態であるのかが、判定手段において判定されるようになる。また、データ管理手段は、このような判定結果に基づいて、遊技機における稼動データを前記通常特別状態に関する稼動データと前記天井特別状態に関する稼動データとに区別して集計するようになる。つまり、内部抽選により発生した通常特別状態に関する稼動データを、内部抽選とは無関係に発生した天井特別状態に関する稼動データと区別した状態で把握できることになるから、天井条件が成立した場合に内部抽選とは無関係に特別状態を発生させるように構成された遊技機についての稼動データが管理対象であっても、その管理データの信頼性が向上するようになる。また、天井機能による特別状態がどの程度の割合で発生しているのかを把握することができるので、その割合の大小に基づいて、天井条件が適切であるのか否かが分かる。例えば、天井特別状態の発生割合が大きい場合は、天井条件の設定が低すぎる可能性があること、或いは内部抽選の当選確率の設定が低すぎるかも知れないということが分かる。
請求項2記載の発明によれば、データ管理手段において前記通常特別状態の発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す確率データが通常特別状態に関する稼動データとして算出される。従って、内部抽選に伴う通常特別状態の発生確率が、内部抽選の当選確率に対応した理論値通りであるか否かを正確に分析可能となり、結果的に、管理データの信頼性が向上するようになる。
請求項3記載の発明によれば、データ管理手段において、前記特別状態の発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す第2の確率データが算出されるから、当該第2の確率データを前記確率データとの比較に供することにより、管理対象の遊技機の特性を容易に把握可能になる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、遊技場内システムの全体構成が概略的に示されている。この図1において、遊技場内に複数台設置されたスロットマシン1(遊技機に相当)は、隣接したカードユニット2にセットされたプリペイドカードから読み取った残金に応じて遊技媒体であるメダルを貸し出すCR機として構成されている。
図1中では、スロットマシン1の各構成要素について具体的な符号を付していないが、このスロットマシン1は、所定のゲーム開始操作、つまり、メダル投入口にメダルが投入された状態、若しくは投入ボタンを通じてクレジットメダルの投入を受けた状態でスタートレバーの操作が行われたときに、複数列(3列)のリールより成る可変表示装置を動作させることによりゲームを開始するものであり、各列のリールに対応したストップボタンの操作によりリールの回転が停止したときに1ゲームが終了する構成となっている。そして、このゲーム終了時において、可変表示装置で表示される停止図柄が所定の当たり図柄になったときには、その当たり図柄により決まる当たり役(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役)が発生し、その当たり役の種類に応じた枚数のメダルが受皿へ払い出される。
上記可変表示装置で表示する停止図柄は、スタートレバーが操作されたタイミング(ゲーム開始タイミング)で行われる内部抽選の結果に応じて決まるものであり、スロットマシン1においては、内部抽選により当選した当たり役に対応したフラグ(ビッグボーナスフラグ、レギュラーボーナスフラグ、小役フラグ)を立て、そのフラグに基づいて、所謂すべり制御を含む可変表示装置の停止制御(各リールをフラグの種類に応じた当たり図柄或いは外れ図柄で停止させる制御)を行う構成となっている。尚、ビッグボーナスが発生した状態及びレギュラーボーナスが発生した状態が、本発明でいう遊技者側に有利な特別状態に相当するものである。
この場合、上記内部抽選によりビッグボーナス及びレギュラーボーナスに当選する各確率は、「設定1」〜「設定6」に対応した6段階の値の中から予め選択的に設定されるものであり、図2の内部抽選確率テーブルには、「設定1」〜「設定6」に対応した内部抽選の当たり確率の具体例が示されている。尚、図2において、「BIG」はビッグボーナス、「REG」はレギュラーボーナスの意味である。また、設定値(「設定1」〜「設定6」)は、スロットマシン1の前扉を開けて所定の操作を行うことにより変更できる構成となっている。
また、スロットマシン1には、所謂天井機能が設定されている。具体的には、ビッグボーナス或いはレギュラーボーナスが未発生のままゲームが継続されるのに応じて、そのゲーム数が予め設定された天井値(例えば「1200」)に到達すると、本発明でいう天井条件が成立するものであり、このときには内部抽選の結果に関わらずビッグボーナスフラグ及びレギュラーボーナスフラグの何れか一方を所定の割合(例えば、2:1の割合)で立てる構成となっている。従って、ボーナス間ゲーム数が「1200」に達したときには、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスの何れかが必ず発生することになる。
さらに、スロットマシン1は、遊技が行われるのに応じて、少なくとも以下(1)〜(5)に示すような信号を出力する構成となっており、これらの信号は、データ中継機能を備えた呼出ランプユニット3及びLAN4を通じて管理装置5(判定手段、データ管理手段に相当)へ送信される構成となっている。
(1)アウト信号(1メダル投入毎または1クレジットメダル消化毎に1パルス出力)
(2)セーフ信号(1メダル払出毎に1パルス出力)
(3)ゲーム信号(1ゲーム開始毎に1パルス出力)
(4)BIG信号(ビッグボーナス期間中にレベル信号出力)
(5)REG信号(レギュラーボーナス期間中にレベル信号出力)
この場合、管理装置5は、スロットマシン1側から送信されてくる上記(1)〜(5)の各信号に基づいて、各スロットマシン1についての各種稼動データの集計を行うと共に、集計したデータを所定形式の帳票データとして出力するという信号処理機能を備えている。
図3及び図4には、上記帳票データの出力例、具体的には1台のスロットマシン1についてのボーナス履歴データ及び累計データの出力例がそれぞれ示されている。
即ち、図3に示したボーナス履歴データは、スロットマシン1においてボーナス(ビッグボーナス、レギュラーボーナス)が発生したタイミング毎に作成されるレコードを、当日の日付、スロットマシン1の機種及び台番と対応付けた状態で順次蓄積したものであり、各レコードは、以下のような内容の合計7項目の情報を記録するためのデータフィールドを備えた形態となっている。
・「No.」:レコード番号、つまりボーナス(ビッグボーナス、レギュラーボーナス)の発生順を示す通し番号、
・「発生時刻」:ボーナスの発生時刻、
・「種別」:発生したボーナスの種別(ビッグボーナスはBIG、レギュラーボーナスはREG)、
・「B間G数」:ボーナス間ゲーム数、つまり、前回のボーナス終了時から新たにボーナスが発生するまでの期間に行われたゲーム数(但し、レコード番号「1」のレコードについては、遊技場の営業開始からボーナスが発生するまでの期間に行われたゲーム数)、
・「B間差」:ボーナス間差メダル数、つまり、前回のボーナス終了時から新たにボーナスが発生するまでの期間での差メダル数(但し、レコード番号「1」のレコードについては、遊技場の営業開始からボーナスが発生するまでの期間での差メダル数)、
・「B中差」:ボーナス中差メダル数、
・「天井」:天井条件の成立により発生したボーナスであることを示す情報(この例では「*」)。
尚、上記ボーナス履歴データのうち「天井」欄に係る情報「*」は、後述の説明により明らかとなるように、管理装置5において、スロットマシン1でのボーナスの発生要因が、ゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選の当選にあるのか、或いは予め設定された天井条件が成立したこと(ボーナス間ゲーム数が「1200」以上になったこと)にあるのかを判定した結果により記録されるものであり、この情報「*」が記録されたレコードが、天井特別状態に関する稼動データの一例に相当することになる。
また、図4に示した累計データは、スロットマシン1における種々の稼動データを、当日の日付、スロットマシン1の機種及び台番と対応付けた状態で記録したものであり、記録される稼動データの項目及び内容は以下の通りである。
・「アウト」:累計アウトメダル数(投入メダル数及び消費クレジットメダル数の累計)、
・「セーフ」:累計セーフメダル数(払出メダル数の累計)、
・「差」:累計差メダル、
・「B間G数」:累計ボーナス間ゲーム数(本発明でいうゲームの累計実行回数に相当、前記履歴データ(図3参照)中の「B間G数」の累計)、
・「BIG」:ビッグボーナスの累計発生回数、
・「REG」:レギュラーボーナスの累計発生回数、
・「BIG天」:天井条件の成立によるビッグボーナスの累計発生回数(本発明でいう天井特別状態に関する稼動データに相当)、
・「REG天」:天井条件の成立によるレギュラーボーナスの累計発生回数(本発明でいう天井特別状態に関する稼動データに相当)、
・「BIG確率*」:「B間G数」÷「BIG」(つまり、累計ボーナス間ゲーム数とビッグボーナスの累計発生回数との割合を示す比率データ(本発明でいう第2の確率データに相当)であり、ビッグボーナスの発生確率の逆数に相当する)、
・「REG確率*」:「B間G数」÷「REG」(つまり、累計ボーナス間ゲーム数とレギュラーボーナスの累計発生回数との割合を示す比率データ(本発明でいう第2の確率データに相当)であり、レギュラーボーナスの発生確率の逆数に相当する)、
・「BIG確率」:「B間G数」÷(「BIG」−「BIG天」)(つまり、累計ボーナス間ゲーム数と、内部抽選の当選に応じたビッグボーナスの累計発生回数(本発明でいう通常特別状態の発生回数に相当)との割合を示す比率データ(本発明でいう確率データ及び通常特別状態に関する稼動データに相当)であり、内部抽選によるビッグボーナスの発生確率の逆数に相当する)、
・「REG確率」:「B間G数」÷(「REG」−「REG天」)(つまり、累計ボーナス間ゲーム数と、内部抽選の当選に応じたレギュラーボーナスの累計発生回数(本発明でいう通常特別状態の発生回数に相当)との割合を示す比率データ(本発明でいう確率データ及び通常特別状態に関する稼動データに相当)であり、内部抽選によるレギュラーボーナスの発生確率の逆数に相当する。
一方、図5のフローチャートには、管理装置5による制御機能のうち、本発明の要旨に関係した部分が示されており、以下これについて説明する。尚、この図5は、説明の便宜上、1台のスロットマシン1に係る稼動データの集計処理について示すものであるが、実際には、多数台のスロットマシン1に係る稼動データの集計処理が並行して行われるものである。
即ち、図5において、管理装置5は、アウト信号の入力の有無を判断するステップA1、セーフ信号の入力の有無を判断するステップA2、ゲーム信号の入力の有無を判断するステップA3、BIG信号の入力開始を判断するステップA4、当該BIG信号の入力停止を判断するステップA5、REG信号の入力開始を判断するステップA6、当該REG信号の入力停止を判断するステップA7をサイクリックに実行するという入力信号監視ループを形成する。
アウト信号が入力されたとき(ステップA1で「YES」)には、「累計アウトメダル数」を1だけインクリメントし(ステップA8)、ボーナスフラグがオンか否かを判断する(ステップA9)。尚、このボーナスフラグは、後述の説明から明らかとなるように、BIG信号或いはREG信号が入力開始されたときにオンされ、それら信号が入力停止されたときにオフされるものである。また、上記累計アウトメダル数は、前記累計データ(図4参照)中の「アウト」欄に記録されるデータである。
ボーナスフラグがオフの場合には前記入力信号監視ループ(特にはステップA2)へ戻るが、オンの場合には、前記ボーナス履歴データ(図3参照)中の「B中差」欄に記録するためのボーナス中差メダル数を1だけデクリメントするステップA10を実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA2)へ戻る。
セーフ信号が入力されたとき(ステップA2で「YES」)には、「累計セーフメダル数」を1だけインクリメントし(ステップA11)、ボーナスフラグがオンか否かを判断する(ステップA12)。尚、上記累計セーフメダル数は、前記累計データ(図4参照)中の「セーフ」欄に記録されるデータである。
ボーナスフラグがオフの場合には前記入力信号監視ループ(特にはステップA3)へ戻るが、オンの場合には、前記ボーナス中差メダル数を1だけインクリメントするステップA13を実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA3)へ戻る。
ゲーム信号が入力されたとき(ステップA3で「YES」)には、累計ゲーム数を1だけインクリメントするステップA14a、ボーナス間ゲーム数を1だけインクリメントするステップA14bを順次実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA4)へ戻る。
BIG信号が入力開始されたとき(ステップA4で「YES」)には、前記ボーナス履歴データ(図3参照)に新規レコードを追加し(ステップA15)、そのレコードの「発生時刻」欄及び「種別」欄に現在時刻及び「BIG」をそれぞれ記録するステップA16及びA17を順次実行する。さらに、上記レコードの「B間G数」欄に対して現在時点でのボーナス間ゲーム数を記録すると共に、当該レコードの「B間差」欄に対してボーナス間差メダル数(セーフメダル数−アウトメダル数)を記録するステップA18、ボーナス間ゲーム数をリセットするステップA19を順次実行した後に、ステップA19でレコードに記録した「B間G数(ボーナス間ゲーム数)」が前記天井値(=1200)以上であるか否かを判断する(ステップA20)。
レコードに記録した「B間G数」が天井値以上であった場合には、前記ステップA15で追加したレコードの「天井」欄に「*(天井条件の成立により発生したボーナスであることを示す情報)」を記録し(ステップA21)、この後に、ビッグボーナス回数をインクリメントするステップA22、ボーナスフラグをオンするステップA23を順次実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA5)へ戻る。これに対して、「B間G数」が天井値未満であった場合(ステップA20で「NO」)には、ステップA21をジャンプして前記ステップA22以降の処理を実行する。
BIG信号が入力停止されたとき(ステップA5で「YES」)には、ボーナスフラグをオフするステップA24、ボーナス履歴データ(図3参照)の「B中差」欄にボーナス中差メダル数を記録するステップA25、ボーナス中差メダル数、ボーナス間差メダル数をリセットするステップA26を順次実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA6)へ戻る。
REG信号が入力開始されたとき(ステップA6で「YES」)には、前記ボーナス履歴データ(図3参照)に新規レコードを追加し(ステップA27)、そのレコードの「発生時刻」欄及び「種別」欄に現在時刻及び「REG」をそれぞれ記録するステップA28及びA29を順次実行する。さらに、上記レコードの「B間G数」欄に対して現在時点でのボーナス間ゲーム数を記録すると共に、当該レコードの「B間差」欄に対してボーナス間差メダル数を記録するステップA30、ボーナス間ゲーム数をリセットするステップA31を順次実行した後に、ステップA30でレコードに記録した「B間G数(ボーナス間ゲーム数)」が前記天井値(=1200)以上であるか否かを判断する(ステップA32)。
レコードに記録した「B間G数」が天井値以上であった場合には、前記ステップA27で追加したレコードの「天井」欄に「*」を記録し(ステップA33)、この後に、レギュラーボーナス回数をインクリメントするステップA34、ボーナスフラグをオンするステップA35を順次実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA7)へ戻る。これに対して、「B間G数」が天井値未満であった場合(ステップA32で「NO」)には、ステップA33をジャンプして前記ステップA34以降の処理を実行する。
REG信号が入力停止されたとき(ステップA7で「YES」)には、ボーナスフラグをオフするステップA36、ボーナス履歴データ(図3参照)の「B中差」欄にボーナス中差メダル数を記録するステップA37、ボーナス中差メダル数、ボーナス間差メダル数をリセットするステップA38を順次実行した後に、入力信号監視ループ(特にはステップA1)へ戻る。
要するに、上記した本実施例によれば、スロットマシン1でビッグボーナス或いはレギュラーボーナスが発生した場合、その発生要因が、ゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選の当選にあるのか、或いは予め設定された天井条件が成立したこと(ボーナス間ゲーム数が「1200」以上になったこと)にあるのかが、管理装置5において判定されるようになる。
管理装置5は、このような判定結果に基づいて、スロットマシン1における稼動データのうち、内部抽選の当選に応じて発生したボーナスに関する稼動データ(図3に示すボーナス履歴データのうち「天井」欄に「*」が記録されていないレコード、図4に示す累計データのうち「BIG確率」欄及び「REG確率」欄にそれぞれ記録された比率データ)を、天井条件の成立に応じて発生したボーナスに関する稼動データ(図3に示すボーナス履歴データのうち「天井」欄に「*」が記録されたレコード、図4に示す累計データのうち「BIG天」及び「REG天」欄にそれぞれ記録された回数データ、「BIG確率*」欄及び「REG確率*」欄にそれぞれ記録された比率データ))と区別して集計するようになる。これにより、内部抽選により発生したボーナス(通常特別状態)に関する稼動データを、天井条件の成立に応じて当該内部抽選とは無関係に発生したボーナス(天井特別状態)に関する稼動データと区別した状態で把握できることになるから、天井条件が成立した場合に内部抽選とは無関係にボーナスを発生させるように構成されたスロットマシン1が管理対象であっても、管理データの信頼性が向上するようになる。
また、天井機能によるボーナスがどの程度の割合で発生しているのかを把握することができるので、その割合の大小に基づいて、天井条件が適切であるのか否かが分かる。例えば、天井条件の成立によるボーナスの発生割合が大きい場合は、天井条件の設定が低すぎる可能性があること、或いは内部抽選の当選確率の設定が低すぎるかも知れないということが分かる。
この場合、管理装置5においては、内部抽選の当選に応じたビッグボーナス及びレギュラーボーナスの各累計発生回数(通常特別状態発生回数)、並びに当該累計発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す比率データ(図3に示す累計データの「BIG確率」欄、「REG確率」欄参照)を前記抽選当選時稼動データとして算出する構成となっている。従って、内部抽選に伴うボーナスの発生確率が、内部抽選の当選確率に対応した理論値通りであるか否かを正確に分析可能となり、結果的に、管理データの信頼性が向上するようになる。
しかも、管理装置5においては、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスの各累計発生回数(つまり、天井条件の成立によるボーナスも含む累計発生回数)と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す比率データ(図3に示す累計データの「BIG確率*」欄、「REG確率*」欄参照)を算出する構成となっているから、当該比率データを前記「BIG確率」欄、「REG確率」欄に記録された比率データとの比較に供することにより、管理対象のスロットマシン1の特性を容易に把握可能になる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定されるものではなく、例えば以下に述べるような変形或いは拡大が可能である。
管理装置5では、ボーナス間ゲーム数が「1200」以上の状態でボーナスが発生した場合に、そのボーナスが天井条件の成立により発生したものと判定する構成としたが、スロットマシン1を、天井条件の成立によりボーナスが発生したときに、通常のボーナス信号(BIG信号、REG信号)と区別可能な天井ボーナス信号を出力する構成とすれば、上記のような判定をより簡単に行うことができる。
本実施例ではスロットマシン1においてボーナス間ゲーム数が天井値以上となったときに天井条件が成立する構成としたが、ボーナス間差メダル数が予め設定された上限値(=天井値)となったときに天井条件が成立する構成、或いは、遊技時間が予め設定された上限時間(=天井値)となったときに天井条件が成立する構成とすることもできる。
本実施例では、本発明でいう「特別状態」を、ビッグボーナスが発生した状態及びレギュラーボーナスが発生した状態の双方としたが、ビッグボーナスのみを特別状態とする構成としても良く、また、所謂アシストタイム(AT)やチャレンジタイム(CT)を特別状態として設定する構成も可能である。
本実施例では、天井条件が成立したときに、ビッグボーナス及びレギュラーボーナスが2対1の割合で発生する構成としたが、このような割合は適宜に設定できるものであり、例えば天井条件が成立したときにビッグボーナスが必ず発生する構成も可能である。
天井機能が設定されたパチンコ遊技機を管理対象とすることも可能であり、例えば、所謂セブン機の場合には、スタート入賞口へのパチンコ玉の入賞に応じて行われる可変表示装置の動作が本発明でいうゲームに相当することになる。
他の稼動データ、例えば、ビッグボーナス1回当たりの払出メダル数(パチンコ遊技機の場合は大当たり出玉数)などについても、抽選動作時稼動データと天井条件成立時稼動データとに区分して集計する構成としても良い。
所謂ストック機能を備えた遊技機を対象とすることもできる。即ち、ストック機能を備えた遊技機(ストック機)は、ストックした特別状態を放出するか否かを決定するための内部抽選を実行し、その内部抽選に当選したときに特別状態が発生するように構成されたものである。このようなストック機も、上記ストック放出用の内部抽選に例えば1200ゲーム連続して当選しない場合は強制的にストックを放出するという天井機能を備えているのが一般的であり、従って、当該ストック機の稼動データを管理対象とすることも前記実施例と同様に行い得る。
本発明の一実施例を示す遊技場内システムの全体構成図 内部抽選確率テーブルの一例を示す図 ボーナス履歴データの出力例を示す図 累計データの出力例を示す図 管理装置による制御内容を示すフローチャート
符号の説明
1はスロットマシン(遊技機)、2はカードユニット、3は呼出ランプユニット、4はLAN、5は管理装置(判定手段、データ管理手段)を示す。

Claims (3)

  1. 遊技媒体を使用したゲームが行われるのに伴い実行される内部抽選に当選した場合に遊技者側に有利な特別状態(以下、通常特別状態という)を発生させると共に、この通常特別状態が未発生のままゲームが継続されるのに応じて予め設定された天井条件が成立した場合に前記内部抽選とは無関係に前記特別状態(以下、天井特別状態という)を発生させるように構成された遊技機についての稼動データを管理するための遊技場用管理装置において、
    前記遊技機で前記特別状態が発生したときに、当該特別状態が前記通常特別状態及び天井特別状態の何れであるかを判定する判定手段と、
    前記遊技機における前記特別状態に関係した稼動データを集計するように構成され、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記通常特別状態に関する稼動データと前記天井特別状態に関する稼動データとを区別して集計するデータ管理手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用管理装置。
  2. 前記データ管理手段は、前記通常特別状態の発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す確率データを、前記通常特別状態に関する稼動データとして算出することを特徴とする請求項1記載の遊技場用管理装置。
  3. 前記データ管理手段は、前記特別状態の発生回数と前記ゲームの累計実行回数との割合を示す第2の確率データを算出することを特徴とする請求項2記載の遊技場用管理装置。
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