JP5296442B2 - 遊技情報管理装置 - Google Patents

遊技情報管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5296442B2
JP5296442B2 JP2008194882A JP2008194882A JP5296442B2 JP 5296442 B2 JP5296442 B2 JP 5296442B2 JP 2008194882 A JP2008194882 A JP 2008194882A JP 2008194882 A JP2008194882 A JP 2008194882A JP 5296442 B2 JP5296442 B2 JP 5296442B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
hold
winning
determination
jackpot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008194882A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010029445A (ja
Inventor
加藤  雄一郎
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
Priority to JP2008194882A priority Critical patent/JP5296442B2/ja
Publication of JP2010029445A publication Critical patent/JP2010029445A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5296442B2 publication Critical patent/JP5296442B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、役物が作動した場合には第1始動口、及び第2始動口のうち何れの入賞に応じて役物を作動させた場合であっても共通して有効信号を出力する遊技機の遊技情報を管理する遊技情報管理装置に関する。
近年、所謂始動口を複数備えた遊技機が市場に多数出回りつつある。この様な遊技機を管理する為に、特許文献1では、始動口毎に対応付けて出力される始動口への入賞数を示す始動入賞情報(以下、始動信号)、及び始動口への入賞に応じた特別図柄の可変表示回数を示す可変表示回数情報(以下、有効信号)を受信して、その入賞数や可変表示回数を管理する手法が提案されている。
特関2005−323980号公報
しかしながら、近年、出回りつつある遊技機は、特許文献1に示される始動信号については始動口毎に出力されるものの、有効信号については始動口毎に対応して出力されず、複数の始動口にて共通して出力される為、特許文献1の様に始動口毎に可変表示回数を特定することが難しかった。
また、遊技機においては特別図柄の可変表示中に新たな始動口入賞があった場合に可変表示を保留しているが、新たな遊技性として、特定の始動口(以下、始動口2)への入賞率を通常状態よりも向上させる所謂時短状態や確変状態等の特別状態中に、始動口2への入賞に起因して保留する可変表示を、他の始動口(以下、始動口1)への入賞に起因して保留する可変表示よりも優先して可変表示し、更に始動口2への入賞に起因して発生する大当たりの出玉期待値を始動口1への入賞に起因して発生する大当たりの出玉期待値よりも高くすることで、特別状態中に発生する大当たりの出玉期待値を通常状態よりも高くすることが行われている。この場合、特別状態中の可変表示が始動口2への入賞に起因して行われる割合(即ち、始動口2への入賞に起因した可変表示が行われず、始動口1への入賞に起因して可変表示する割合)によって、特別状態中に発生する大当たりの出玉期待値に影響を及ぼす為に、特別状態中の可変表示割合を管理することが極めて重要となる。
しかしながら、上述した様に従来の遊技情報管理装置では有効信号が始動口毎に出力されないことを想定していない為に、始動口毎に可変表示数を特定することが出来ず、遊技情報を適切に管理することが難しかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、有効信号を始動口毎に対応付けて出力しない遊技機の遊技情報を適切に管理し得る遊技情報管理装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、始動口への入賞に応じて所定の役物を作動させ、その作動結果に応じて大当たり状態を発生させる遊技機であって、前記始動口として、第1始動口及び第2始動口を備えると共に、役物の作動中に新たな始動口への入賞があった場合に、その入賞に応じた役物作動を累積的に保留する保留手段と、第1始動口への入賞に応じて第1始動信号、第2始動口への入賞に応じて第2始動信号を各々出力すると共に、役物が作動した場合には第1始動口、及び第2始動口のうち何れの入賞に応じて役物を作動させた場合であっても共通して有効信号を出力する出力手段とを備えた遊技機の遊技情報を管理する遊技情報管理装置であって、
前記第1始動信号、第2始動信号、及び有効信号を遊技信号として受信する受信手段と、前記第1始動信号に対応する第1保留数、及び第2始動信号に対応する第2保留数を特定可能に記憶する保留記憶手段と、前記受信手段が第1始動信号を受信した場合に前記保留記憶手段が記憶する第1保留数を加算する一方、第2始動信号を受信した場合に前記保留記憶手段が記憶する第2保留数を加算する加算更新処理を行い、前記受信手段が有効信号を受信した場合には第1保留数、或いは前記第2保留数を減算する減算更新処理を行う保留更新手段と、前記受信手段による有効信号の受信に応じて、当該有効信号の次に受信する有効信号が第1始動口への入賞に対応するのか、第2始動口への入賞に対応するのかを判定する判定処理を行う判定手段と、前記第1始動口への入賞に対応する役物作動数である第1有効始動数、及び前記第2始動口への入賞に対応する役物作動数である第2有効始動数を記憶する始動記憶手段と、前記判定手段による判定結果に応じて前記始動記憶手段により記憶される第1有効始動数、及び第2有効始動数を加算更新する始動更新手段と、を備えたものである。
請求項1記載の発明において、前記判定手段は、前記受信手段が有効信号を受信した場合に、前記保留記憶手段が記憶する第2保留数が残存するかを判定し、残存する場合は次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定し、残存しない場合には、更に前記保留記憶手段が記憶する第1保留数が残存するかを判定し、残存する場合は次に受信する有効信号が第1始動口への入賞に対応すると判定する第2始動優先判定処理を行い、前記保留更新手段は、前記判定手段が次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定した場合は第2保留数を減算する一方、第1始動口への入賞に対応すると判定した場合は第1保留数を減算し、前記始動更新手段は、前記判定手段が次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定した場合は第2有効始動数を加算する一方、第1始動口への入賞に対応すると判定した場合は第1有効始動数を加算するようにしてもよい(請求項2)。
請求項2記載の発明において、前記保留記憶手段は、複数の記憶領域を有し、その記憶領域毎に第1始動信号、及び第2始動信号の何れに対応するのかを特定可能な保留情報を前記保留更新手段による加算更新処理順を対応付けて記憶し、その保留情報が記憶される記憶領域数により第1保留数、第2保留数を特定可能に記憶し、前記保留更新手段は、前記受信手段が第1始動信号、或いは第2始動信号を受信した場合に、前記保留記憶手段に保留情報を記憶させることで加算更新処理を行う一方、前記判定手段が判定処理を行った場合に前記保留記憶手段が記憶する保留情報の内、判定処理の対象となった保留情報を消去することで第1保留数、或いは第2保留数を減算更新し、前記判定手段は、前記受信手段が有効信号を受信した場合に、前記保留記憶手段が記憶する保留情報の内、最先の加算更新処理に対応付けて記憶される保留情報が、第1始動信号に対応する場合には次に受信する有効信号が第1始動口への入賞に対応すると判定する一方、第2始動信号に対応する場合には次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定する入賞順判定処理と、前記第2始動優先判定処理とを選択的に実行するようにしてもよい(請求項3)。
請求項1ないし3の何れかに記載の発明において、前記受信手段は、大当たり状態中に継続して出力される大当たり信号を受信可能に構成され、前記判定手段は、前記受信手段による有効信号の受信後、所定時間以内に前記受信手段による大当たり信号の受信がない場合には所定時間経過後に判定処理を行う一方、大当たり信号の受信があった場合には大当たり信号の受信終了後に判定処理を行うようにしてもよい(請求項4)。
請求項4記載の発明において、第1始動信号に対応するか、第2始動信号に対応するかを特定可能な仮保留情報を記憶する仮保留記憶手段と、前記受信手段による有効信号の受信後、所定時間以内に受信手段が第1始動信号、或いは第2始動信号を受信した場合に、前記仮保留記憶手段が記憶する仮保留情報を更新する仮保留更新手段と、前記保留更新手段は、前記判定手段が受信手段による有効信号の受信後、所定時間が経過してから判定処理を行った場合に前記仮保留記憶手段が記憶する仮保留情報に基づいて加算更新処理を行うようにしてもよい(請求項5)。
請求項1の発明によれば、有効信号が各始動口への入賞に対応していなくとも、各始動口への入賞に対応付けることが可能となり、始動口毎に入賞数に対する役物作動数の比率、発生した大当たり状態と始動口の対応付け、或いは始動口毎の大当たり確率等を正確に算出可能となり、釘調整を行う上で有益な遊技情報を管理可能となる。
請求項2の発明によれば、第2始動口に対応する役物作動が、第1始動口に対応する役物作動に優先して実行される新規な遊技牲を備えた遊技機の保留に基づく役物作動処理(保留消化処理)に対応可能となり、正確な役物作動数を管理可能となる。
遊技機による保留消化処理は、請求項2の発明での保留消化処理もあれば、始動口への入賞順に役物を作動する保留消化処理もあり、遊技機毎に異なっている。また、遊技機によっては通常遊技状態よりも大当たり状態を発生し易い遊技状態である特別遊技状態と、通常遊技状態とで異なる保留消化処理を行う遊技機もある。請求項3の発明によれば、判定処理を選択的に実行するので、遊技機毎、或いは遊技状態毎に判定手段による判定処理態様を設定するだけで、さまざまな遊技機に対応可能となる。
遊技機において大当たり状態中に役物作動を行わない遊技機がある。この遊技機において大当たり状態が発生した場合は役物作動を保留していても次の保留消化処理を行わない。即ち、有効信号に基づいて役物作動の開始を判定する管理装置において役物作動の開始判定と、実際の役物の作動開始とが食い違う虞が生ずる。加えて、遊技機では役物作動後に大当たり状態が発生するが、有効信号と大当たり信号との出力が同時に行われる遊技機もあれば、何れかを遅れて出力する遊技機もある。請求項4の発明によれば、同時に出力する遊技機であっても、何れかを遅れて出力する遊技機であっても実際の役物作動に対応した判定処理が可能となる。
遊技機では保留数の上限が定められており、その上限に達している状態でも次の保留消化処理が行われれば保留数が減算される為に始動入賞による保留が可能となる一方、保留数が上限のままでは保留されない状態となる。また、請求項4の発明で説明したように遊技機の多様性を考慮し、請求項5の発明では、所定時間以内に受信した始動信号を仮保留として保留し、所定時間経過後に判定処理を行った上で、保留数の加算更新処理を行う為、遊技機における保留数に正確に対応した保留数の把握が可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、全体構成を示す概略図である。遊技機1に対応して貸出装置2が設置されている。管理室には管理装置(遊技情報管理装置に相当)3が設置されている。2台の遊技機1、及び2台の貸出装置2に対応して中継装置4が設置されている。中継装置4は、遊技機1、貸出装置2、及び管理装置3と接続されており、貸出装置2、及び管理装置3は中継装置4を介して遊技機側(遊技機1、貸出装置2等)から送信される遊技信号を受信する。
管理装置3は、CPUを主体とする制御部(保留更新手段、判定手段、始動更新手段に相当)、HDD、RAM、ROM等からなる記憶部(保留記憶手段、始動記憶手段、保留手段に相当)、I/Oからなる送受信部(受信手段に相当)、モニタ、プリンタなどからなる出力部(出力手段に相当)、キーボード、マウスなどからなる操作部(設定手段に相当)から構成されている。
管理対象となる遊技機1は、第1始動口5、第2始動口6、図柄変動部7、大入賞口8を備えている。第1始動口5は、通常の入賞口である。第2始動口6は所謂電チューを備え、確率変動状態(以下、確変)で電チューが開閉し易くなり入賞率が高くなる時短状態となる。電チューは、第1始動口5への入賞(以下、第1始動口入賞)に対応する大当たりは突然確変大当たり(以下、突確大当たり)と通常出玉大当たりとを選択的に発生させるのに対して、第2始動口6への入賞(以下、第2始動口入賞)に対応する大当たりは通常出玉大当たりのみを発生させることで、通常状態中は突確大当たりの発生を期待させる一方、確変状態中は突確大当たりの発生を抑制するという遊技性を実現している。この遊技性は、確変状態中は第2始動口6への入賞率が高い為、第2始動口入賞に基づく大当たり数が増加する一方、通常状態中は第2始動口6への入賞率が低い為、第1始動口入賞に基づく大当たり数が増加することで成立する。
管理対象となる遊技機1の動作について説明する。
(1)第1始動口5または第2始動口6への入賞に応じて大当たり抽選を行う。尚、所謂保留玉は各2個(一般的には4個であるが、後述する動作の説明の簡単化のために2個とした)であり、通常状態中は、入賞順に大当たり抽選結果を報知する図柄変動が行われる一方、確変状態(以下、確変)中は、第2始動口6に対応する図柄変動が第1始動口5に対応する図柄変動に優先して行われる。
(2)大当たり抽選の当選確率(大当たり確率)は1/310で、大当たりの内、大当大当たり後に確変となる大当たり(確変大当たり)の割合は66.6%である。
(3)確変中は大当たり確率が1/31に向上すると共に、第2始動口6への入賞率が高くなる時短状態になる。尚、確変は次回大当たりまで継続する為、大当たり後に通常状態となる大当たり(通常移行大当たり)が発生するまで継続する。上記(2)(3)は各始動口5,6共通である。
(4)大当たりが発生すると対応するラウンド(以下、R)に応じた分だけ大入賞口8を開放する。
尚、1Rの上限入賞数はいずれも10個であるが、上限開放時間は2R大当たりが1秒、15R大当たりは30秒であり、上限入賞数或いは上限開放時間のいずれかが満たされた場合に1Rを終了する。即ち、対応するRである大当たりRが異なればその出玉数の期待値である出玉期待値が互いに異なる様になっている。
各始動口5,6に対応する大当たりRの振分は、第1始動口5が15R:2R=7:3、第2始動口6は15R:2R=10:0なので、上記(2)を踏まえた大当たり割合は、第1始動口5が15R確変大当たり:15R通常出玉大当たり:2R確変大当たり=11:10:9に対し、第2始動口6は2:1:0となる。この様な設定により、第1始動口5と、第2始動口6とで出玉期待値が互いに異なっている。尚、上述した「通常出玉大当たり」は15R確変大当たり、及び15R通常大当たりに相当し、「突確大当たり」は、2R確変大当たりに相当する。
遊技機側からは次の遊技信号が出力される。
アウト信号:使用玉を回収するアウトBOXから出力。回収(使用、打込)玉10玉に対して1パルスなので、アウト信号数×10を使用媒体数(アウト)として特定する。尚、遊技機1から出力しても良い(使用媒体信号)。
セーフ信号:遊技機1から出力。払出10玉に対して1パルスなので、セーフ信号数×10を払出媒体数(セーフ)として特定する。尚、補給装置からの補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
S1信号(第1始動信号に相当):遊技機1から第1始動口5への入賞に応じて1パルス出力。
S2信号(第2始動信号に相当):遊技機1から第2始動口6への入賞に応じて1パルス出力。
有効S信号(有効信号に相当):各始動口5,6への入賞により変動(動作)する表示部(役物に相当)における図柄変動(役物作動、スタート処理ともいう。以下、有効S)1回につき1パルス出力。尚、本実施形態の遊技機1では図柄変動確定時に出力する。
大当たり信号:遊技機1から大当たり中に2R、15Rを特定可能にレベル出力される状態信号。
確変信号:遊技機1から確変中に出力されるレベル信号(特別遊技状態信号)。尚、時短状態を示す時短信号を特別遊技状態信号としても良い。
売上信号:貸出装置2から出力され、遊技者から貨幣等の有価価値を受付けた場合に遊技者に貸出される売上玉25玉(100円)に対して1パルス出力。
管理装置3は、判定用記憶領域、及びデータ記憶領域(保留手段、出力手段に相当)を備えており、S1、S2、有効S信号に基づいて有効Sの判定を行うようになっている。
図2は、管理装置3に設定されている判定用記憶領域を示しており、次の各項目が設定されている。
通常(甘中)設定:対応する遊技機1が通常状態(甘モード)でどの様な保留消化によるスタート処理を行うかの設定値。「1」が保留している有効Sの内、第2始動口6への入賞に起因する有効S(有効S2)を優先して保留消化、即ち、保留に基づく有効Sを行い、「2」が始動口5,6へ入賞した順、即ち、有効Sを保留した順に保留消化を行う遊技機1の処理に対応する。従って、本実施形態では、甘モードが「1」、通常状態が「2」に設定されているが、これは、遊技機1の動作に応じて設定される。
S1(2)保留数:対応する遊技機1の第1(2)始動口5(6)に対応する保留上限数で、2個に設定されている。
フラグ:スタート判定処理にて判定される図柄変動中の有効S。「S1」が第1始動口5への入賞に応じた有効S(有効S1:第1有効始動数に相当)を示し、「S2」が第2始動口6への入賞に応じた有効S(有効S2:第2有効始動数に相当)を示す。
保1〜4(第1保留数、第2保留数に相当):スタート判定処理にて判定される対象となる遊技機1の保留状況に対応し、数値は遊技機1の保留番号を示し、数値が多い方が後の始動口入賞に対応する。尚、記憶領域は保留上限数に対応する数だけ設けられている(本実施形態では、各始動口5,6の保留上限(2個)に対応して4つの記憶領域が設けているが、いずれの遊技機1においても十分に対応可能な記憶領域を所定保留数分(例えば10)設けておき、保留上限数の設定により使用する記憶領域を割振りする様な構成としても良い)。
図3は、管理装置3に設定されているデータ記憶領域を示しており、次の各項目が設定されている。
S1(2)入賞:S1(2)信号受信による第1(2)始動口5(6)への入賞数。尚、以下も含め、遊技状態毎(通常、確変信号受信中(甘中フラグ=1、甘中)、大当たり信号受信中(大当たりフラグ=1、大当たり))にデータを区分けして記憶する。
有効S1(2):スタート判定処理にて判定される有効S1(2)数
次に上記構成の作用について説明する。
管理装置3は、本発明に関連して、S1(2)信号受信処理、有効S信号受信処理、スタート判定処理、状態信号受信処理を実行している。
管理装置3は、図13の状態信号受信処理において、大当たり(図面では大当と略称)フラグが「1」か(D1)、大当たり信号の受信を開始したか(D8)、確変信号を受信中か(D5)を判断している。遊技開始時は確変信号を受信していないので(D5:NO)、甘中フラグを「0」としている(D7)。
遊技者の遊技により遊技機1の第1(2)始動口5(6)に入賞すると、遊技機1からS1(2)信号が出力されるので、管理装置3は、図10のS1(2)信号受信処理において、S1(2)信号を受信すると(A1:YES)、図柄変動中(S1フラグまたはS2フラグ=1)かを判定する(A2)。つまり、図2の判定用記憶領域の「フラグ」には、S1フラグまたはS2フラグの内、「1」となっているフラグが記憶され、図柄変動中で無い場合は、何れのフラグも記憶されていないので、図柄変動中かを判定することができる。図柄変動中でないと判断した場合は(A2:NO)、遊技機1は入賞に伴う図柄変動を開始したと判断し、S1(2)フラグを「1」とする(A5)。
図2(b)に示す例では、遊技機1からS2信号を受信し、「フラグ」にS2を記憶した状態を示している。
管理装置3は、S1(2)信号を受信した場合に(A1:YES)、図2の判定用記憶領域の「フラグ」にS1またはS2が記憶されているときは(A2:YES)、図柄変動中であると判断して対応する保留が保留上限(2個)より小さいかを判断する(A3)。上限でなければ(A3:YES)、最新の保留にS1(2)を加算する(A4)。尚、S1(2)フラグは、後述する様に大当たり状態中も「1」である為、S1(2)フラグが「1」であれば図柄変動中、或いは大当たり中であることを示している。
図2(c)に示す例では、S2による図柄変動中にS1信号を2回以上受信した状態を示している。
遊技機1において第1(2)始動口5(6)に入賞したことに伴って図柄変動が行われ、図柄変動が確定すると、遊技機1から有効S信号が出力されるので、管理装置3は、図11の有効S信号受信処理において、有効S信号を受信すると(B1:YES)、S1フラグが「1」かに基づいて有効Sの種別を判定する(B2)。つまり、有効S信号を受信した場合は、上述したように図柄変動中(S1フラグまたはS2フラグが「1」)であり、図2の判定用記憶領域の「フラグ」にS1またはS2が記憶されていることから、S1が記憶されている場合は(B2:YES)、S1による図柄変動であると判断し、有効S1を加算する(B3)。また、S2が記憶されている場合は(B2:NO)、S2による図柄変動であると判断して有効S2を加算する(B4)。有効Sの加算後は、その有効Sにて大当たりが発生したかを判定する為にタイマ(2秒:所定時間に相当)を作動させる(B5)。
大当たりフラグが「0」のままタイムアップした場合は(B7:YES)、大当たりしなかったと判断してスタート判定処理を行う(B8)。このスタート判定処理は、有効S信号を受信した際に大当たりが発生しなかったということは、遊技状態(通常状態、甘モード)が継続していることを意味していることから、そのことに基づいて次のスタート種別を判定するために行われる。
管理装置3は、図12のスタート判定処理において、上述した状態信号受信処理にて特定される甘中フラグが「1」かを判断し(C1)、判定結果と図2の判定用記憶領域の「通常設定(甘中設定)」にて設定される設定値に基づいて判定処理を行う。つまり、大当たりが発生していない状態は通常状態か甘中モードの何れかであり、通常状態の場合は甘中フラグが「0」、甘モードの場合は甘中フラグが「1」に設定されていることから、甘中フラグに基づいて通常状態か甘中モードかを判断するのである。
通常状態であれば、甘中フラグは「0」であることから(C1:NO)、図2の判定用記憶領域の「通常設定」に基づいて設定値は「2」であると判断し(C3:2)、入賞順判定処理を実行する。この入賞判定処理では、S1またはS2の保留が有るか(残存するか)を判定し(C12)、何れの保留も無い場合は(C12:NO)、S1フラグを「0」とすると共に(C17)、S2フラグを「0」とする(C16)。従って、保留が無い状態で入賞に伴う図柄変動が行われ、その図柄変動が終了した場合は、図2の判定記憶領域における「フラグ」は0となり、図柄変動が行われていない状態であることが示される。
これに対して、S1またはS2保留が有る場合は(C12:YES)、遊技機1では、有効S信号の出力に続けて最先の保留による図柄変動が直ちに行われることから、最先の保留を減算し(C13)、その減算した保留がS1の場合は(C14:YES)、S1フラグを「1」とすると共に(C15)、S2フラグを「0」とする(C16)。減算した保留がS2の場合は(C14:NO)、S2フラグを「1」とすると共に(C10)、S1フラグを「0」とする(C11)。従って、図2の判定用記憶領域の「フラグ」には、次の図柄変動の要因となる保留が記憶される。
遊技機1において、図柄変動の結果、大当たりが発生すると、有効S信号に続けて大当たり信号が直ちに出力されるので、管理装置3は、図13の状態信号受信処理において、大当たり信号の受信を開始した場合は(D8:YES)、大当たりフラグを「1」とする(D9)。
管理装置3は、図11の有効S信号受信処理において、タイマ作動中に大当たりフラグが「1」となった(或いは1である)場合には(B6:NO)、大当たりが開始した(或いは大当たり中である)と判定する。この場合、S1、S2の内、フラグが「1」である有効Sにて大当たりが発生したと判定し、大当たりを有効Sに対応付ける。
遊技機1においては、大当たり中は図柄変動が行われないものの、入賞により保留が発生し、大当たりが終了したところで、保留消化による図柄変動が生じる。このため、有効信号に基づいて役物作動の開始を判定した場合には、役物作動の開始判定と、実際の役物の作動開始とが食い違い、正しく管理を行うことができない虞が生じる。
そこで、管理装置3は、図13の状態信号受信処理において、大当たり信号の受信が終了した場合は(D2:YES)、次のスタート種別を判定するためにスタート判定処理を行ってから(D3)、大当たりフラグを「0」とする(D4)。
この場合、終了した大当たりが確変大当たりであれば遊技機1にて確変状態が発生し、遊技機1から確変信号が出力されるので、管理装置3は、確変信号の受信中と判断し(D5:YES)、甘中フラグを「1」とする(D6)。
管理装置3は、図12のスタート判定処理において、甘中フラグが「1」の場合は(C1:YES)、図2の判定用記憶領域の「甘中設定」が1であることから(C2:1)、S2始動優先判定処理(第2始動優先判定処理に相当)を実行する。このS2始動優先判定処理では、S2保留が無いかを判定し(C4)、S2保留があれば(C4:NO)、遊技機1はS2による図柄変動を開始したと判断して最先のS2保留を減算してから(C9)、S2フラグを「1」とする(C10)。S2保留が無い場合は(C4:YES)、S2フラグを「0」としてから(C5)、S1保留が有るかを判定する(C6)。S1保留が有れば(C6:YES)、S1による図柄変動が開始したと判断して最先のS1保留を減算してから(C7)、S1フラグを「1」とする(C8)。S1保留が無ければ(C6:NO)、図柄変動が行われていないと判断してS1フラグを「0」とする(C11)。
以上のようにして、管理装置3は、遊技機1において図柄変動が行われた場合は、それが何れの始動口5,6への入賞によるものかを、入賞順判定処理とS2始動優先判定処理とを選択的に実行することにより判断し、その判断結果に基づいて有効S1及び有効S2を適切に管理する。
図8は、管理装置3による設定値「1」の場合(甘中設定の場合)における入賞順の判定処理(S2始動優先判定処理)の一例を示している。
(1)NO.1では有効S1に起因する大当たりが終了するまでにS1(保留情報に相当)の保留を2つ記憶している。
(2)大当たり終了を判定すると、保留にS2がなくS1がある為、S1フラグを「1」として保留を減算する。
(3)NO.3〜6、9、11にてS2入賞があると、保留を上限まで1つずつ加算する。
(4)NO.7にて保留S1による図柄変動が確定し、有効Sがあると、S1フラグが「1」であることから有効Sが有効S1であったと判定し、その後、タイマがタイムアップしても大当たりフラグが「1」とならない為に、次のスタート種別を判定する。この場合、上記(2)と同様の判定を行い、S2フラグを「1」とする。
(5)NO.10、12〜14にて有効Sがあった場合にも上記(4)と同様の判定を行い、NO.14後、タイマがタイムアップするまでに大当たりフラグが1となった為に大当たりが発生したと判定する。この場合、S2フラグが1である為、有効S2による大当たりが発生したと判定する。
図9は、管理装置3による設定値「2」の場合(通常設定の場合)における入賞順の判定処理(入賞順判定処理)の一例を示している。尚、図8の場合との比較を容易とする為、信号入力等が図8と同様の場合を想定している。
(1)NO.1にて有効S1に起因する大当たりが終了するまでにS1の保留を2つ記憶している。
(2)NO.2にて大当たり終了を判定すると、最先の保留がS1である為、その保留を減算し、対応するS1フラグを1とする。
(3)NO.3〜6、9、11にてS2入賞があると、保留を上限まで加算する。
(4)NO.7にて有効Sがあると、S1フラグが「1」であることから有効Sが有効S1であったと判定し、その後、タイマがタイムアップしても大当たりフラグが「1」とならない為に、次の図柄変動の開始を特定する。この場合、上記(2)と同様の判定を行い、S1フラグを「1」とする。
(5)NO.10、12〜14にて有効Sがあった場合にも、上記(4)同様の判定を行い、NO.14後に大当たりが発生したと判定する。この場合、S1フラグが「1」である為有効S1による大当たりが発生したと判定する。
(6)図8の場合と比較して、同一の信号入力態様であるとしても、その判定方法によりS1、S2の有効S数が異なること、或いは大当たりに対応する有効Sが異なることが把握出来る。
管理装置3は、以上のようにして図2の判定用記憶領域、図3のデータ記憶領域を更新することにより有効Sの判定を行う。
尚、管理装置3では図4〜6に示す各記憶領域を備えており、大当たりフラグ、甘中フラグに基づいて遊技情報(アウト、セーフ等)を特定して図4のアウトセーフ素データ一覧、図5のスタート素データ一覧、図6の大当たり数素データを更新する。また、図4〜6に基づいて図7の様な遊技情報を集計管理する。
図4のTO(Tセーフ)、T1O(T1セーフ)、図7のベース、BY、入賞率、有効入賞率、有効率、S1(2)率は次の意味である。
TO(Tセーフ):大当たり中、及び甘中のアウト(セーフ)
T1O(T1セーフ):R毎の大当たり中アウト(セーフ)
ベース:状態毎の払出率=状態毎のセーフ÷状態毎のアウト
BY:状態毎のベースの内、始動口入賞の払出を除いた払出率=ベース−(S1×第1始動口賞球数+S2×第2始動口賞球数)÷100
入賞率:状態毎の単位アウト(100)に対する始動口5,6への入賞数=状態毎の始動口入賞÷状態毎のアウト×単位アウト
有効入賞率:状態毎の単位アウトに対する有効S数=状態毎の有効S÷状態毎のアウト×単位アウト
有効率:始動口5,6への入賞数に対する有効Sの割合=状態毎の有効S÷状態毎の始動口入賞
S1(2)率:総有効Sに対する有効S1(2)の割合=状態毎の有効S1(2)÷(状態毎の有効S1+状態毎の有効S2)
このような実施形態によれば、管理装置3は、複数の始動口を備えた遊技機1から各始動口の入賞信号であるS1信号、S2信号と、図柄変動が行われたことを示す有効S信号とを受信して保留数を遊技機毎に対応付けて記憶更新し、有効S信号を受信した場合に、記憶する保留数に基づいて次の図柄変動に対応するスタート種別を判定し、その判定により始動口毎の有効S数を計数するようにしたので、有効信号が各始動口への入賞に対応していなくとも、各始動口への入賞に対応付けることが可能となり、始動口毎の入賞数に対する役物作動数の比率、発生した大当たり状態と始動口の対応付、或いは始動口毎の大当たり確率等を正確に算出可能となり、釘調整を行う上で有益な遊技情報を管理可能となる。
また、有効S信号を受信した場合に、S2の保留があればS2を次のスタート種別と判定し、S2の保留がなくS1の保留があればS1を次のスタート種別と判定し、次のスタート種別と判定した保留を減算するようにしたので、第2始動口6に対応する役物作動が、第1始動口5に対応する役物作動に優先して実行される新規な遊技牲を備えた遊技機1の保留に基づく役物作動処理(保留消化処理)に対応可能となり、正確な役物作動数を管理可能となる。
また、S1、S2信号の受信順序を特定可能に保留を記憶し、有効S信号を受信した場合に、最先の受信順序に対応する保留を次のスタート種別と判定する入賞順判定処理とS1の保留を優先するS2始動優先判定処理とを選択的に実行するので、遊技機毎、或いは遊技状態毎に判定手段による判定処理態様を設定するだけで、さまざまな遊技機1に対応可能となる。
さらに、有効S信号の受信後所定時間が経過してから次のスタート種別を判定し、その所定時間以内に大当たり信号を受信した場合には、大当たり終了後に次のスタート種別を判定するようにしたので、それらの信号を同時に出力する遊技機1であっても、何れかの信号を遅れて出力する遊技機1であっても実際の役物作動に対応した判定処理が可能となる。
(他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
保留数の上限について、本実施例では説明の容易化の為に、S1、S2共に2つを設定したが、各々4つとするなど、対応する遊技機1の仕様に応じて適宜設定すれば良い。
始動口入賞に応じた優先順について有効S2を優先する場合のみを示したが有効S1を優先しても良い。この場合、始動口5が第2始動口に相当することになるが、対応する遊技機1の仕様に応じて適宜設定すれば良い。
図2,3における記憶領域について上述の様な特定始動口優先処理のみを行うのであれば、単に始動口毎の保留数を記憶するのみであっても良い。
有効S信号受信後のタイマの有無や時間も遊技機1の仕様に応じて適宜設定すれば良い。
このようにタイマを設定する場合、タイマ作動中に遊技機1において図柄変動を開始している場合が想定される。この場合、図柄変動の開始に応じて保留数が上限でなくなり、その後、始動入賞して保留しても、管理装置3では図柄変動を開始したと判定しない虞がある。この場合を考慮して、タイマ作動中に始動入賞し、対応する保留数が上限である場合に、その始動入賞を仮保留情報として記憶(仮保留記憶手段に相当)してタイムアップ後(「所定時間が経過」に相当)に保留の判定を行う構成(仮保留更新手段に相当)としても良い。
大当たりの種別(大当たりR)を大当たり信号種別により判定したが、大当たり種別が信号種別により判定出来なくとも、例えば大当たり信号の受信時間や、大当たり中の出玉数等に基づいて大当たり種別を判定しても良い。
図4〜7の集計対象とする遊技情報は例示した以外に、粗利等他の遊技情報を集計対象としても良い。勿論、有効S比率と発生した大当たり種別の振分状況とを対応付けて管理しても良い。
有効Sの加算を有効S信号の受信に応じて加算したが、スタート判定処理に応じて加算しても良い。
始動口数は複数あればいくつでも良い。また大当たり種別(大当たりR)はいくつあっても良い。
特別状態信号が大当たり中に出力される遊技機を管理対象としても良い。この場合、大当たり状態を甘モード状態(確変)に優先させて状態判定を行えば、本実施形態と同様の状態判定が可能である。また、本発明でいう「特定」とは、演算過程の上で特定する概念をも含めた概念である。
管理装置3の処理の一部を中継装置4等に行わせても良い。即ち、遊技情報管理装置とは、本実施形態の様に管理装置3のみの構成の概念だけでなく、中継装置3等をも含めた概念となる。
本発明の一実施形態における全体構成を示す概略図 管理装置の判定用記憶領域を示す図 管理装置のデータ記憶領域を示す図 管理装置によるアウトセーフ素データ一覧を示す図 管理装置によるスタート素データ一覧を示す図 管理装置による大当数素データ一覧を示す図 管理装置による遊技情報集計を示す図 管理装置によるS2始動優先判定処理を説明するための図 管理装置による入賞順判定処理を説明するための図 管理装置によるS1(2)信号受信処理を示すフローチャート 管理装置による有効S信号受信処理を示すフローチャート 管理装置によるスタート判定処理を示すフローチャート 管理装置による状態信号受信処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1は遊技機、2は貸出装置、3は管理装置(遊技情報管理装置、保留更新手段、判定手段、始動更新手段、保留記憶手段、始動記憶手段、受信手段、出力手段、設定手段)、5は第1始動口、6は第2始動口である。

Claims (5)

  1. 始動口への入賞に応じて所定の役物を作動させ、その作動結果に応じて大当たり状態を発生させる遊技機であって、前記始動口として、第1始動口及び第2始動口を備えると共に、役物の作動中に新たな始動口への入賞があった場合に、その入賞に応じた役物作動を累積的に保留する保留手段と、第1始動口への入賞に応じて第1始動信号、第2始動口への入賞に応じて第2始動信号を各々出力すると共に、役物が作動した場合には第1始動口、及び第2始動口のうち何れの入賞に応じて役物を作動させた場合であっても共通して有効信号を出力する出力手段とを備えた遊技機の遊技情報を管理する遊技情報管理装置であって、
    前記第1始動信号、第2始動信号、及び有効信号を遊技信号として受信する受信手段と、
    前記第1始動信号に対応する第1保留数、及び第2始動信号に対応する第2保留数を特定可能に記憶する保留記憶手段と、
    前記受信手段が第1始動信号を受信した場合に前記保留記憶手段が記憶する第1保留数を加算する一方、第2始動信号を受信した場合に前記保留記憶手段が記憶する第2保留数を加算する加算更新処理を行い、前記受信手段が有効信号を受信した場合には前記第1保留数、或いは前記第2保留数を減算する減算更新処理を行う保留更新手段と、
    前記受信手段による有効信号の受信に応じて、当該有効信号の次に受信する有効信号が第1始動口への入賞に対応するのか、第2始動口への入賞に対応するのかを判定する判定処理を行う判定手段と、
    前記第1始動口への入賞に対応する役物作動数である第1有効始動数、及び前記第2始動口への入賞に対応する役物作動数である第2有効始動数を記憶する始動記憶手段と、
    前記判定手段による判定結果に応じて前記始動記憶手段により記憶される第1有効始動数、及び第2有効始動数を加算更新する始動更新手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報管理装置。
  2. 前記判定手段は、前記受信手段が有効信号を受信した場合に、前記保留記憶手段が記憶する第2保留数が残存するかを判定し、残存する場合は次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定し、残存しない場合には、更に前記保留記憶手段が記憶する第1保留数が残存するかを判定し、残存する場合は次に受信する有効信号が第1始動口への入賞に対応すると判定する第2始動優先判定処理を行い、
    前記保留更新手段は、前記判定手段が次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定した場合は第2保留数を減算する一方、第1始動口への入賞に対応すると判定した場合は第1保留数を減算し、
    前記始動更新手段は、前記判定手段が次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定した場合は第2有効始動数を加算する一方、第1始動口への入賞に対応すると判定した場合は第1有効始動数を加算することを特徴とする請求項1記載の遊技情報管理装置。
  3. 前記保留記憶手段は、複数の記憶領域を有し、その記憶領域毎に第1始動信号、及び第2始動信号の何れに対応するのかを特定可能な保留情報を前記保留更新手段による加算更新処理順を対応付けて記憶し、その保留情報が記憶される記憶領域数により第1保留数、第2保留数を特定可能に記憶し、
    前記保留更新手段は、前記受信手段が第1始動信号、或いは第2始動信号を受信した場合に、前記保留記憶手段に保留情報を記憶させることで加算更新処理を行う一方、前記判定手段が判定処理を行った場合に前記保留記憶手段が記憶する保留情報の内、判定処理の対象となった保留情報を消去することで第1保留数、或いは第2保留数を減算更新し、
    前記判定手段は、前記受信手段が有効信号を受信した場合に、前記保留記憶手段が記憶する保留情報の内、最先の加算更新処理に対応付けて記憶される保留情報が、第1始動信号に対応する場合には次に受信する有効信号が第1始動口への入賞に対応すると判定する一方、第2始動信号に対応する場合には次に受信する有効信号が第2始動口への入賞に対応すると判定する入賞順判定処理と、前記第2始動優先判定処理とを選択的に実行することを特徴とする請求項2記載の遊技情報管理装置。
  4. 前記受信手段は、大当たり状態中に継続して出力される大当たり信号を受信可能に構成され、
    前記判定手段は、前記受信手段による有効信号の受信後、所定時間以内に前記受信手段による大当たり信号の受信がない場合には所定時間経過後に判定処理を行う一方、大当たり信号の受信があった場合には大当たり信号の受信終了後に判定処理を行うことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の遊技情報管理装置。
  5. 第1始動信号に対応するか、第2始動信号に対応するかを特定可能な仮保留情報を記憶する仮保留記憶手段と、
    前記受信手段による有効信号の受信後、所定時間以内に受信手段が第1始動信号、或いは第2始動信号を受信した場合に、前記仮保留記憶手段が記憶する仮保留情報を更新する仮保留更新手段と、
    前記保留更新手段は、前記判定手段が受信手段による有効信号の受信後、所定時間が経過してから判定処理を行った場合に前記仮保留記憶手段が記憶する仮保留情報に基づいて加算更新処理を行うことを特徴とする請求項4記載の遊技情報管理装置。
JP2008194882A 2008-07-29 2008-07-29 遊技情報管理装置 Expired - Fee Related JP5296442B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194882A JP5296442B2 (ja) 2008-07-29 2008-07-29 遊技情報管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194882A JP5296442B2 (ja) 2008-07-29 2008-07-29 遊技情報管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010029445A JP2010029445A (ja) 2010-02-12
JP5296442B2 true JP5296442B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=41734647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008194882A Expired - Fee Related JP5296442B2 (ja) 2008-07-29 2008-07-29 遊技情報管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5296442B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5783752B2 (ja) * 2011-02-16 2015-09-24 株式会社三共 遊技用管理装置
JP5789103B2 (ja) * 2011-02-16 2015-10-07 株式会社三共 遊技用管理装置
JP5533836B2 (ja) * 2011-10-25 2014-06-25 タイヨーエレック株式会社 遊技機
JP5855997B2 (ja) * 2012-03-29 2016-02-09 ダイコク電機株式会社 遊技情報管理システム
JP5902018B2 (ja) * 2012-03-29 2016-04-13 ダイコク電機株式会社 遊技情報管理システム
JP6095739B2 (ja) * 2015-07-31 2017-03-15 株式会社三共 遊技用管理装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4232366B2 (ja) * 2001-11-07 2009-03-04 株式会社竹屋 遊技機
JP4224615B2 (ja) * 2001-11-20 2009-02-18 株式会社大一商会 遊技機
JP4269206B2 (ja) * 2001-11-27 2009-05-27 株式会社大一商会 遊技機
JP2004255092A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Aruze Corp パチンコ遊技機、サーバ及びプログラム
JP2005323980A (ja) * 2004-05-14 2005-11-24 Sankyo Kk 遊技用管理装置及び遊技用システム
JP4308747B2 (ja) * 2004-11-12 2009-08-05 マルホン工業株式会社 パチンコ機
JP5198762B2 (ja) * 2006-12-14 2013-05-15 株式会社三共 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010029445A (ja) 2010-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5336208B2 (ja) スロットマシン
JP5296442B2 (ja) 遊技情報管理装置
JP5524744B2 (ja) 遊技機及び遊技情報表示装置
JP5827732B1 (ja) 遊技機
JP2017086761A (ja) 遊技機
JP4768431B2 (ja) 遊技機用情報端末装置及び遊技場用管理システム
JP2010088789A (ja) パチンコ遊技機
JP2014094231A (ja) 遊技場用システム
JP5301932B2 (ja) 遊技場用管理システム
JP5498287B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP5607478B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP4859566B2 (ja) 遊技情報表示システム及び遊技情報表示装置
JP6644741B2 (ja) 遊技機
JP5544262B2 (ja) 遊技機
JP5368010B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP5192329B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP5431739B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP5891256B2 (ja) 遊技機
JP5237129B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP5426299B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP6675052B2 (ja) 遊技機
JP5745901B2 (ja) 遊技情報管理装置
JP5254818B2 (ja) 遊技情報表示装置
JP5689701B2 (ja) 遊技情報管理装置
JP2010227338A (ja) 遊技情報表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5296442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees