JP2010088789A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大当り抽選機会の増加を招くことなく、時短遊技中の球減りを防止することが出来るパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】 第1始動口18と、可変入賞装置からなる第2始動口19と、各始動口18,20に対応する2つの特図柄表示装置61,62とを備えたパチンコ遊技機であって、第1特図表示装置61に小当り図柄が停止される確率をS1、該小当り図柄停止の後に実行される小当り遊技での大入賞口の平均開放時間をT1、第2特図表示装置63に小当り図柄が停止される確率をS2、該小当り図柄停止の後に実行される小当り遊技での大入賞口の平均開放時間をT2としたとき、S1×T1<S2×T2の仕様を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固定入賞装置からなる第1始動口と、開閉可能な可変入賞装置からなる第2始動口とを備え、各始動口への入賞を契機として、大当り遊技及び小当り遊技を実行するか否かを抽選するパチンコ遊技機に関する。
従来、遊技盤面に、固定入賞装置からなる第1始動口と、開閉可能な電動式チューリップ(以下、電チューという)等の可変入賞装置からなる第2始動口と、開閉可能な可変入賞装置からなる大入賞口と、遊技球が通過可能なゲートとを備え、各始動口への入賞を契機として、大当り遊技及び小当り遊技を実行するか否かを抽選すると共に、遊技球の前記ゲート通過を契機として、第2始動口を開放するか否かを抽選するパチンコ遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記大当り遊技及び小当り遊技は何れも、前記大入賞口の開放を伴う遊技であって、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(以下、風営法という)の規定に基づく、遊技機の認定及び型式の検定等に関する規則(以下、風営法関連規則という)において、大当り遊技は役物連続作動装置の作動、小当り遊技は特別電動役物の作動を意味する。
尚、風営法関連規則上、特別電動役物は大入賞口の開放動作に必要な装置、役物連続作動装置は特別電動役物を最大16回の範囲内で複数回連続作動させることが可能な装置と規定されている。又、役物連続作動装置作動時には、1回の特別電動役物の作動につき最大30秒の大入賞口の開放動作が可能である一方、役物連続作動装置非作動時の特別電動役物作動時には、最大1.8秒の大入賞口の開放動作が可能となっている。
又、風営法関連規則上、大入賞口以外の入賞口を開放する電動役物を普通電動役物といい、第2始動口を構成する電チューがこれに相当する。普通電動役物が作動する確率の上昇や、役物連続作動装置が作動する確率の上昇は、役物連続作動装置の作動終了後にのみ認められている。
普通電動役物の作動確率が通常時よりも上昇した状態、即ち電チューが開放状態となる確率が通常時よりも上昇した状態では、盤面へ発射されて消費されるアウト球数と、頻繁な電チュー等への入賞によって得られるセーフ球数とが略等しくなる様に、遊技機メーカで調整が行われるのが一般的である。
尚、一般に、セーフ球数をアウト球数で除した値に100を乗じた値を出玉率(単位:%)、大当り遊技中のアウト球数及びセーフ球数を除外した出玉率をベースといい、普通電動役物の作動確率が通常時よりも上昇した状態でのベースをあまベースという。上述の如く、メーカ出荷時のパチンコ遊技機において、あまベースは略100に設定されるのが一般的である。
特許第4010363号公報
しかしながら、実際のパチンコホールにおいて、あまベースは、パチンコホールでの釘調整によって変化することになる。例えば、遊技球がゲートを通過し難い、及び/又は第2始動口へ入賞し難いマイナスの釘調整が行われた場合、あまベースは100未満となり、普通電動役物の作動確率が通常時よりも上昇した状態であるにも拘らず、持ち球の減少を招く結果となる。
近年、パチンコ遊技機は、大型高精彩液晶モニタ等の高価部品搭載による部品コストの増加、著名な版権とのタイアップ等による版権使用料の増加、テレビコマーシャル等による販促費用の増加などにより、価格上昇が著しい上、新台を好む遊技者の増加に伴い新台入替周期も短くなってきており、この結果、パチンコホールの遊技機導入コストが増大してきている。そこで、少しでも多くの収益を確保すべく、上述の様なマイナスの釘調整を行うパチンコホールが増えつつある。
このようなマイナスの釘調整を行うパチンコホールでは、一時的な収益は確保できるとしても、常連客を確保することは困難であると共に、長い目でみれば、逆に常連客を失って収益が悪化するという悪循環を招く虞もある。更に、上述の様なマイナスの釘調整を行うパチンコホールが増加すると、パチンコ業界全体として遊技者離れを招く虞がある。
この問題を解決する方法として、上述の如きマイナスの釘調整が困難なゲージ構成を採用することも考えられるが、このようなゲージ構成を採用した場合、パチンコホールの事情に見合った調整が困難となるため、このようなパチンコ遊技機を導入しない虞がある。又、第2始動口への入賞が容易となるということは、大当り遊技を実行するか否かの抽選機会の増加を招く結果となるため、著しく射幸性を高めてしまう虞もある。
又、他の解決方法として、入賞が大当り遊技を実行するか否かの抽選に関与せず、賞球を払い出すだけの一般入賞口への入賞が容易なゲージ構成を採用することも考えられるが、このようなゲージ構成を採用した場合、前記抽選機会の増加を招くことはないものの、あまベースのみならず、普通電動役物の作動確率が通常状態の通常ベースも向上してしまう問題がある。
そこで、本発明の目的は、大当り抽選機会の増加を招くことなく、あまベースのみを高めることが出来るパチンコ遊技機を提供することである。
本発明に係るパチンコ遊技機は、第1始動口と、開状態と該開状態よりも入賞が困難な閉状態とに遷移可能な可変入賞装置からなる第2始動口と、入賞不能な閉状態と入賞可能な開状態とに遷移可能な可変入賞装置からなる大入賞口と、遊技制御を司る主制御部とを備え、該主制御部は、乱数を生成する乱数生成手段と、前記第1始動口への入賞時に前記乱数を取得する第1乱数取得手段と、前記第2始動口への入賞時に前記乱数を取得する第2乱数取得手段と、前記第1乱数取得手段によって取得された乱数の値に基づき抽選を実行する第1抽選手段と、前記第2乱数取得手段によって取得された乱数の値に基づき抽選を実行する第2抽選手段と、前記第1抽選手段による抽選結果を報知すべく、該抽選結果に応じた図柄を表示する第1特別図柄表示装置と、前記第2抽選手段による抽選結果を報知すべく該抽選結果に応じた図柄を表示する第2特別図柄表示装置と、前記第1又は第2特別図柄表示装置に大当りに当選したことを示す1或いは複数種類の所定の大当り図柄の内、何れかの大当り図柄が停止表示された場合に、該大当り図柄の態様に応じた所定の態様で前記大入賞口を開放する大当り遊技を実行すると共に、該大当り遊技終了後の遊技状態を前記大当り図柄の態様に応じた所定の遊技状態に設定する大当り遊技実行手段と、前記第1又は第2特別図柄表示装置に小当りに当選したことを示す1或いは複数種類の所定の小当り図柄の内、何れかの小当り図柄が停止表示された場合に、該小当り図柄の態様に応じた所定の態様で前記大入賞口を開放する小当り遊技を実行すると共に、該小当り遊技実行後も小当り遊技実行前の遊技状態を変更することなく維持させる小当り遊技実行手段と、を備えている。
そして、前記第1又は第2特別図柄表示装置に停止表示された大当り図柄の態様によっては、前記大当り遊技実行手段により、前記大当り遊技終了後の遊技状態が、初期化後の通常遊技状態よりも前記第2始動口が開状態となる頻度が向上する高ベース遊技状態に設定される場合がある。
更に、前記第1特別図柄表示装置に何れかの小当り図柄が停止表示される確率をS1、前記第1特別図柄表示装置での小当り図柄の停止表示を条件として実行される小当り遊技での前記大入賞口の平均開放時間をT1、前記第2特別図柄表示装置に何れかの小当り図柄が停止表示される確率をS2、前記第2特別図柄表示装置での小当り図柄の停止表示を条件として実行される小当り遊技での前記大入賞口の平均開放時間をT2としたとき、S1×T1<S2×T2となる仕様を有することを特徴としている。
上記本発明のパチンコ遊技機において、S1×T1は前記第1始動口への入賞を契機として生じる前記大当り遊技以外での大入賞口開放時間の期待値(以下、第1の期待値という)、S2×T2は前記第2始動口への入賞を契機として生じる前記大当り遊技中以外の大入賞口開放時間の期待値(以下、第2の期待値という)となる。
第1の期待値よりも第2の期待値が高く設定されているということは、換言すれば、第1始動口への入賞時よりも第2始動口への入賞時のほうが、小当りに当選しやすい及び/又は当選した場合に実行される小当り遊技での大入賞口の平均開放時間が長いため、結果として、小当り遊技中に大入賞口への入賞が得られる可能性が高くなるように設定されているということである。
ここで、前記通常遊技状態時には、高ベース遊技状態時に比べて、第2始動口が開状態となる頻度が低いため、第2始動口への入賞自体が困難であり、前記第2の期待値の大きさが通常ベースに与える影響は無視できる程度のものとなる。従って、通常遊技状態中の主たる始動口たる第1始動口に係る第1の期待値を従来のパチンコ遊技機と略同等に設定することにより、従来のパチンコ遊技機と同等の通常ベースを維持することが出来る。
一方、前記第2始動口が開状態となる頻度が向上する高ベース遊技状態では、通常遊技状態よりも第2始動口への入賞が頻繁に発生することになる。このとき、第2始動口への入賞に対する賞球が払い出されるのみならず、第1始動口よりも第2始動口への入賞時の方が、小当りに当選しやすい及び/又は当選した場合に実行される小当り遊技での大入賞口の平均開放時間が長いため、結果として、小当り遊技中に大入賞口への入賞が得られる可能性が高くなる。
従って、本発明のパチンコ遊技機によれば、通常ベースを従来のパチンコ遊技機と同等に維持しつつ、あまベースのみを高めることが出来る。又、大入賞口は、第1及び第2始動口とは異なり、入賞しても賞球が払い出されるだけの入賞口であるため、大当り抽選機会の増加を招くこともない。
又、本発明のパチンコ遊技機によれば、パチンコホールにてマイナスの釘調整が行われることを想定して前記第2の期待値を設定しておくことにより、マイナスの釘調整によって、無調整の状態に比べて高ベース遊技状態での第2始動口への入賞の頻度が低下したとしても、高ベース遊技状態では小当り遊技中に大入賞口への入賞が得られる可能性が高くなるので、該入賞に対する賞球によって、マイナスの釘調整に起因する第2始動口への入賞頻度低下に伴う賞球の減少を補うことが出来る。これにより、マイナスの釘調整によるあまベースの低下度合いを従来よりも抑制することが出来る。
具体的構成において、前記大入賞口として、前記第1特別図柄表示装置に大当り図柄又は小当り図柄が停止表示されたときに開放される第1大入賞口と、前記第2特別図柄表示装置に大当り図柄又は小当り図柄が停止表示されたときに開放される第2大入賞口とを備え、前記第1大入賞口は、前記第1始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路から外れた位置に配置されると共に、前記第2大入賞口は、前記第2始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路上に配置されている。
該具体的構成によれば、第1始動口への入賞時に取得した乱数値に基づく第1抽選の結果、小当り又は大当りに当選した場合、第1大入賞口へ入賞させるにはストロークを変更する必要がある。特に第1大入賞口の開放時間が短い小当り時には、ストローク変更したとしても第1大入賞口への入賞が得られる可能性は低い。これにより、小当り時には、煩雑なストローク操作を要するものの見返りは少ないという印象を遊技者に与えることが出来る。これは、小当り時にストローク変更を行わない遊技方法を選択する遊技者の増加を図る上で効果的であり、結果として、通常ベース向上の抑制に寄与する。
一方、第2始動口への入賞時に取得した乱数値に基づく第2抽選の結果、小当り又は大当りに当選した場合には、ストロークを変更する必要はないため、あまベースの向上に効果的に寄与する。
他の具体的構成において、前記第1始動口と第2始動口とは、一方の始動口が他方の始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路から外れるように互いに離間して配置され、前記大入賞口は、前記第2始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路上に配置されている。
該具体的構成によれば、第1始動口への入賞時に取得した乱数値に基づく第1抽選の結果、小当り又は大当りに当選した場合、大入賞口へ入賞させるにはストロークを変更する必要がある。特に大入賞口の開放時間が短い小当り時には、ストローク変更したとしても大入賞口への入賞が得られる可能性は低い。これにより、小当り時には、煩雑なストローク操作を要するものの見返りは少ないという印象を遊技者に与えることが出来る。これは、小当り時にストローク変更を行わない遊技方法を選択する遊技者の増加を図る上で効果的であり、結果として、通常ベース向上の抑制に寄与する。
一方、第2始動口への入賞時に取得した乱数値に基づく第2抽選の結果、小当り又は大当りに当選した場合には、ストロークを変更する必要はないため、あまベースの向上に効果的に寄与する。
上記本発明のパチンコ遊技機によれば、大当り抽選機会の増加を招くことなく、あまベースのみを高めることが出来る。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
本発明のパチンコ遊技機1は、図1に示す如く、ベース枠2と、該ベース枠2に対して回動自在に取り付けられた本体枠56と、該本体枠56内に取り付けられた遊技盤5と、前記本体枠56に対して開閉可能に取り付けられて、閉状態では前記遊技盤5の前面を覆う正面扉3とを備えている。正面扉3には、透明板55が嵌め込まれた略円形の窓4が形成され、該窓4を通して前記遊技盤5を視認することができる様になっている。又、窓4の周囲には、装飾用の前面ランプL1が設けられている。
正面扉3の下部には、遊技球を貯留するための球受け皿6が設けられ、球受け皿6に貯留された遊技球は、パチンコ遊技機1の内部に設けられた発射装置(図示省略)に1球ずつ供給される。球受け皿6の右下にはハンドル7が設けられ、該ハンドル7の回転操作によって、発射装置から遊技盤5に向けて遊技球を発射できるようになっている。又、球受け皿6の前面には、遊技者参加型の演出が実行された場合等に操作が促される左ボタン8、中ボタン9及び右ボタン10が配置されている。更に、球受け皿6の下方左右両側には、一対のスピーカ11,12が設けられている。
図2に示す如く、遊技盤5には多数本の障害釘51〜51が打たれており、該遊技盤5の略中央には、周囲がキャラクタに関連する意匠で装飾されたセンター役物30が配され、該センター役物30の中央には、後述する特図変動時演出や大当り遊技演出等を表示する液晶ディスプレイからなる演出表示装置36が設けられている。
センター役物30には、遊技球が転動可能なステージ31と、該ステージ31に遊技球を導くワープルート34とが設けられ、該ワープルート34の入口35が左盤面側に向けて設けられている。ステージ31は、最下部を構成する中央の凹状スロープ32と、該凹状スロープを挟んで両側に位置する一対の凸状スロープ部33,33とからなり、凹状スロープ32の最下部を通る鉛直線を中心とする左右対称な滑らかな曲面で構成されている。
前記凹状スロープ32最下部の真下には第1始動口18、該第1始動口18の真下には第2始動口19がそれぞれ設けられている。第1始動口18或いは第2始動口19に入賞すると、所定個数の賞球が払い出されると共に、後述する大当り遊技及び小当り遊技を実行するか否かを決定するための特図抽選乱数を含む種々の乱数がそれぞれ最大4個を限度として取得され、取得した乱数の値に基づく種々の抽選が実行される。
第2始動口19は、一対の可動羽根201,202を備えた電動式チューリップ(以下、電チューという)20からなる。電チュー20は、両可動羽根201,202の先端が第1始動口18の下端部に近接して第2始動口19への入賞が不可能となる閉状態と、図2に示す如く、両可動羽根201,202が開いて第2始動口19への入賞が可能となる開状態とに遷移可能となっており、通常、閉状態となっている。
又、第2始動口19の真下には、該第2始動口19への入賞時に取得された特図抽選乱数に基づく抽選の結果、大当り或いは小当りに当選した場合に開放される矩形状の第2大入賞口23が設けられている。第2大入賞口23には、遊技盤面に沿って起立して第2大入賞口23を閉塞する閉状態と、手前側に倒れて第2大入賞口23を開放すると共に遊技球を案内する開状態とに遷移可能な第2開閉板24が設けられている。尚、図2は、第2開閉板24の閉状態を示している。
左盤面には、遊技球の通過が、前記電チュー20を開状態とする普通遊技を実行するか否かを決定するための普図抽選乱数を取得する契機となるゲート40と、遊技球の流れに影響を与えるための風車52と、入賞時に賞球が払い出されるだけの4つの普通入賞口41〜41とが配置されている。
一方、右下盤面には、第1始動口18への入賞時に取得された特図抽選乱数に基づく抽選の結果、大当り或いは小当りに当選した場合に開放される矩形状の第1大入賞口21が設けられている。第1大入賞口21には、遊技盤面に沿って起立して第1大入賞口21を閉塞する閉状態と、手前側に倒れて第1大入賞口21を開放すると共に遊技球を案内する開状態とに遷移可能な第1開閉板22が設けられている。尚、図2は、第1開閉板22の閉状態を示している。
又、第1大入賞口21の下方には、第1特別図柄表示装置(以下、第1特図表示装置という)61と、第2特別図柄表示装置(以下、第2特図表示装置という)62と、普通図柄表示装置(以下、普図表示装置という)63とが設けられると共に、各表示装置61〜63の周囲にはそれぞれ、第1特図保留表示部64と、第2特図保留表示部65と、普図保留表示部66とが設けられている。
第1特図表示装置61、第2特図表示装置62、及び普図表示装置63はそれぞれ、7セグメント表示器からなり、第1特図表示装置61は、第1始動口18への入賞時に取得された特図抽選乱数に基づく抽選の後、図柄変動(以下、特図変動ともいう)を開始し、最終的に停止して、抽選結果を示す図柄を確定表示する。同様に、第2特図表示装置62は、第2始動口19への入賞時に取得された特図抽選乱数に基づく抽選の後、図柄変動を開始し、最終的に停止して、抽選結果を示す図柄を確定表示する。又、第1特図表示装置61及び第2特図表示装置62での特図変動に同期して、演出表示装置36では、演出図柄の変動を伴う特図変動時演出が実行される。
一方、普図表示装置63は、遊技球がゲート40を通過したときに取得した普図抽選乱数に基づく普図抽選の後に図柄変動を開始し、最終的に停止して、抽選結果を示す図柄を確定表示する。
又、第1特図保留表示部64、第2特図保留表示部65及び普図保留表示部66はそれぞれ、4つのLEDランプからなり、未だ特図抽選が実行されていない特図抽選乱数の数(以下、特図保留数という)、及び未だ普図抽選が実行されていない普図抽選乱数の数(以下、普図保留数という)に等しい数のLEDランプを点灯させて、特図保留数及び普図保留数を遊技者に報知する。
更に、遊技盤5の最下部には、何れの入賞口にも入賞しなかったアウト球を回収する回収口42が設けられている。
図2に示す如く、本発明のパチンコ遊技機1は、センター役物30の左側、即ち左盤面を遊技球が落下するように遊技球を打ち出す、所謂左打ちを行うと、遊技球が第1始動口18及び第2始動口19の配された盤面中央へ寄っていく一方、センター役物30の右側、即ち右盤面を遊技球が落下するように遊技球を打ち出す、所謂右打ちを行うと、遊技球が第1大入賞口21の配された右下盤面へ寄っていくようなゲージ構成を採用している。即ち、遊技球が盤面中央へ流れる割合が右打ち時には左打ち時に比べて低く、且つ、遊技球が右下盤面へ流れる割合が右打ち時には左打ち時に比べて高くなるようなゲージ構成を採用している。
従って、本発明のパチンコ遊技機1では、第1始動口18への入賞を契機とする大当り及び小当り遊技時にのみ第1大入賞口21への入賞を得るべく右打ち、その他の場合には、両始動口18,19、第2大入賞口23、及び一般入賞口41〜41への入賞、並びに遊技球のゲート40通過が右打ち時に比べて得られ易い左打ちを行うことになる。
図3に示す如く、本発明のパチンコ遊技機1の制御部100は、遊技制御を司る主制御部110と、該主制御部110からの指令に基づいて主に演出表示装置36の制御を司る副制御部120とからなり、主制御部110と副制御部120とは、主制御部110から副制御部120への一方向通信経路によって互いに電気的に接続されている。
主制御部110は、CPU111、ROM112、RAM113、入力ポート101A、及び出力ポート102を備え、主制御部110の入力ポート101Aには、第1始動口18への入賞を検知する第1始動口センサ18Sと、第2始動口19への入賞を検知する第2始動口センサ19Sと、第1大入賞口21への入賞を検知する第1大入賞口センサ21Sと、第2大入賞口23への入賞を検知する第2大入賞口センサ23Sと、遊技球のゲート40通過を検知するゲートセンサ40Sと、4つの普通入賞口41〜41への入賞をそれぞれ検知する4つの普通入賞口センサ41S〜41Sとが、それぞれ電気的に接続されている。主制御部110の出力ポート102には、第1特図表示装置61と、第2特図表示装置62と、普図表示装置63と、第1特図保留表示部64と、第2特図保留表示部65と、普図保留表示部66と、電チュー20の可動羽根201,202を開閉駆動する電チュー駆動部71と、第1開閉板22を開閉駆動する第1開閉板駆動部72と、第2開閉板24を開閉駆動する第2開閉板駆動部73とが、それぞれ電気的に接続されている。
主制御部110のCPU111は、ROM112に格納された遊技プログラムPgに則り、入力ポート101Aに接続された各種センサの検出信号に応じて、出力ポートに接続された各表示部及び駆動部の制御、並びに副制御部120へのコマンドの送信を行う。RAM113には、遊技プログラムPgの実行に必要な情報が逐次記憶される。
同様に、副制御部120は、CPU121、ROM122、RAM123、入力ポート101B、及び出力ポート103を備え、副制御部120の入力ポート101Bには、左/中/右ボタン8〜10に対する操作の有無をそれぞれ検出する左/中/右ボタンセンサ8S〜10Sが電気的に接続されている。副制御部120の出力ポート103には、演出表示装置36と、スピーカ11,12と、前面ランプL1とが、それぞれ電気的に接続されている。
副制御部110のCPU121は、ROM122に格納された演出プログラムQgに則り、主制御部110からのコマンドと、入力ポート101Bに接続された各種センサの検出信号とに応じて、出力ポートに接続された演出表示装置36、スピーカ11,12、及び前面ランプL1を制御する。RAM123には、演出プログラムQgの実行に必要な情報が逐次記憶される。
以下、主制御部110のCPU111によって実行される各種処理手続きについて、図面に沿って詳細に説明する。
第1始動入賞処理(図4)
図4に示す第1始動入賞処理では、第1始動口18への入賞の有無を監視すると共に、入賞した場合には、各種乱数の取得処理並びに賞球払出処理を実行する。
先ずステップS1にて、第1始動口18の入賞センサ18Sが入賞を検知したか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS1にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS1にてイエスと判断した場合にはステップS2へ移行して、第1始動口18入賞時に取得したものの未だ特図抽選を保留している特図抽選乱数の数(以下、第1特図保留数という)が4か否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS6へ移行する一方、ノーと判断した場合には、次のステップS3にて第1特図保留数に1加算する。次のステップS4では、特図抽選乱数R1を取得してRAM113の第1特図保留記憶領域に記憶すると共に、ステップS5にて当り種別抽選乱数R2、特図変動時間抽選乱数R3、及び特殊外れ演出実行抽選乱数R4の現在値をRAM113の第1特図保留記憶領域に記録する。そして、最後のステップS6にて賞球払出処理を実行して、ステップS1へ戻る。
ここで、特図抽選乱数R1は、主制御部110のCPU111内蔵の乱数発生器によって極短周期(例えば、33μSec周期)で更新されるハード乱数であって、0〜1199の数値範囲を有する。一方、当り種別抽選乱数R2、特図変動時間抽選乱数R3及び特殊外れ演出実行抽選乱数R4は、前記遊技プログラムPg内で逐次更新されるカウンタ型のソフト乱数であって、当り種別抽選乱数R2及び特殊外れ演出実行抽選乱数R4は0〜99、特図変動時間抽選乱数R3は0〜2047の数値範囲をそれぞれ有する。
第2始動入賞処理(図5)
図5に示す第2始動入賞処理では、第2始動口19への入賞の有無を監視すると共に、入賞した場合には、各種乱数の取得処理並びに賞球払出処理を実行する。
先ずステップS10にて、第2始動口19の入賞センサ19Sが入賞を検知したか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS10にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS10にてイエスと判断した場合にはステップS11へ移行して、第2始動口19入賞時に取得したものの未だ特図抽選を保留している特図抽選乱数の数(以下、第2特図保留数という)が4か否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS15へ移行する一方、ノーと判断した場合には次のステップS12にて第2特図保留数に1加算する。次のステップS13では、特図抽選乱数R1を取得してRAM113の第2特図保留記憶領域に記憶すると共に、次のステップS14にて当り種別抽選乱数R2、特図変動時間抽選乱数R3、及び特殊外れ演出実行抽選乱数R4の現在値をRAM113の第2特図保留記憶領域に記録する。そして、最後のステップS15にて賞球払出処理を実行して、ステップS10へ戻る。
ゲート処理(図6)
図6に示すゲート処理では、遊技球がゲート40を通過したか否かを監視し、通過した場合には普図抽選乱数の取得処理を実行する。
先ずステップS20にて、ゲートセンサ40Sが遊技球通過を検知したか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS20にて同じ判断を繰り返す。一方、ステップS20にてイエスと判断した場合には、ステップS21へ移行して、遊技球がゲート40を通過したときに取得したものの未だ普図抽選を保留している普図抽選乱数R5の数(以下、普図保留数という)が4か否かを判断し、ノーと判断した場合には、次のステップS22にて普図保留数に1加算すると共に、次のステップS23にて、普図抽選乱数R5の現在値をRAM113の普図保留記憶領域に記録して、ステップS20へ戻る。ステップS21にてイエスと判断した場合にも、ステップS20へ戻る。
ここで、普図抽選乱数R5は、当り種別抽選乱数R2及び特図変動時間抽選乱数R3と同様に、前記遊技プログラムPg内で逐次更新されるカウンタ型のソフト乱数であって、0〜251の数値範囲を有する。
普図処理(図7)
図7に示す普図処理では、遊技球がゲート40を通過したときに取得した普図抽選乱数R5に基づく普図抽選処理と、該抽選結果に応じた普図表示装置63の表示制御とを実行する。
先ずステップS100にて、普図保留数が0か否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS100にて同じ判断を繰り返す。一方、ノーと判断した場合にはステップS101に移行して普図保留数を1減算すると共に、ステップS102にて抽選対象となる最先取得に係る普図抽選乱数R5の退避処理、並びに該退避処理によって空きの出来た普図保留記憶領域内の他の取得済の普図抽選乱数R5の前詰処理を行う。次のステップS103では、普図抽選を行う。具体的には、普図抽選乱数R5の値が1〜250の場合は当選、0又は251の場合はハズレと判定する。従って、普図抽選に当選する確率は250/252である。
次のステップS104では、時短遊技中か否かを判断し、ノーと判断した場合にはステップS105、イエスと判断した場合にはステップS106に移行して、普図の変動時間に30秒、3秒をそれぞれセットし、次のステップS107にて普図変動を開始する。時短遊技については後述する。
次のステップS108では、ステップS105又はステップS106でセットした変動時間が経過したか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS108にて同じ判断を繰り返す。ステップS108にてイエスと判断されると、ステップ109へ移行して普図変動を停止して、普図抽選に当選した場合には当選図柄「7」、外れた場合には外れ図柄「−」(バー)をそれぞれ普図表示装置63に確定表示する。
そして、次にステップ110にて普図抽選に当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS111へ移行して、普通遊技処理を実行する一方、ノーと判断した場合にはステップS100へ戻る。
ここで、時短遊技とは、普図変動時間が初期化時の30秒から3秒に短縮されると共に、普図抽選当選時に実行される後述の普通遊技における電チュー20の開放時間が初期化時よりも長くなる遊技状態をいう。従って、時短遊技中においては、初期化時の非時短遊技中に比べて、電チュー20の長時間開放が頻繁に発生することになり、この結果、第2始動口19への入賞が非時短遊技中よりも容易となる。尚、本実施例において、普図抽選に当選する確率は、非時短遊技中及び時短遊技中に拘らず一定としたが、時短遊技中の普図抽選の当選確率を非時短遊技中よりも高く設定してもよい。
普通遊技処理(図8)
図8に示す普通遊技処理では、普通図柄表示部63における普図変動後、普通図柄表示部63に当選図柄「7」が停止表示された場合に実行される、電チュー20開放に関する制御を実行する。
先ずステップS120にて時短遊技中か否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS121にて、最大開放時間に1.5秒、最大開放回数に3をセットする一方、ノーと判断した場合にはステップS122にて、最大開放時間に0.5秒、最大開放回数に1をセットする。続くステップS123にて最大カウント数に9、ステップS124にて開放回数に1をそれぞれセットすると共に、ステップS125にてカウント数に0をセットする。そして、次のステップS126にて、電チュー駆動部71を駆動して電チュー20を開放すると共に、開放時間の計測を開始する。
電チュー20の開放中には、ステップS127にて第2始動口19の入賞センサ19Sが入賞を検知したかを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS128へ移行してカウント数に1加算すると共に、次のステップS129にて、カウント数が最大カウント数以上となったか否かを判断する。ステップS129にてイエスと判断した場合には、ステップS130へ移行し、電チュー駆動部71を駆動して電チュー20を閉塞し、普通遊技処理を終了してリターンする。
一方、ステップS127及びS129にてノーと判断した場合には、ステップS131にて、電チュー20開放後、最大開放時間が経過したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS132にて電チュー20を閉塞してステップS133へ移行する一方、ノーと判断した場合には、ステップS127へ戻る。次のステップS133では、開放回数が最大開放回数に等しいか否かを判断し、ノーと判断した場合には、ステップS134にて開放回数に1加算すると共に計時を開始する。次のステップS135では、インターバル時間が経過したか否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS126へ戻る一方、ノーと判断された場合は、同じ判断を繰り返す。一方、ステップS133にてイエスと判断した場合には、普通遊技処理を終了してリターンする。
特図処理(図9)
図9に示す特図処理では、第1始動口18及び第2始動口19への入賞時に取得した各種乱数に基づく各種抽選処理と、該各種抽選処理の結果に応じた第1特図表示装置61及び第2特図表示装置62の表示制御とを実行する。
先ずステップS30にて第2特図保留数が0か否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS31へ移行する一方、ノーと判断した場合にはステップS41へ移行する。ステップ31では第1特図保留数が0か否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS30へ戻る一方、ノーと判断した場合にはステップ32へ移行する。
ステップS32では第1特図保留数を1減算すると共に、次のステップS33にて、抽選対象となる最先取得に係る各乱数R1〜R4の退避処理、並びに該退避処理によって空きの出来た第1特図保留記憶領域内の他の取得済の各乱数R1〜R4の前詰処理を行う。次のステップS34では、退避した特図抽選乱数R1及び当り種別抽選乱数R2の値に基づく第1特図抽選処理、ステップS35では、第1特図抽選処理結果と、退避した特図変動時間抽選乱数R3及び特殊外れ演出実行抽選乱数R4の値とに基づく特図変動時間抽選処理を行う。尚、第1特図抽選処理及び特図変動時間抽選処理については後述する。
次のステップS36では、第1特図抽選結果と、特図変動時間抽選結果とを含む特図変動開始コマンドを副制御部120に送信し、次のステップS37にて、第1特図表示装置61での図柄変動を開始すると共に、第1特図変動時間の計測を開始する。
特図変動開始コマンドを受信した副制御部120は、第1特図抽選結果と、特図変動時間抽選結果とに応じて、演出表示装置36で実行すべき特図変動時演出の種別を決定し、該演出の実行を開始する。
次のステップS38では、第1特図変動時間の計測結果が特図変動時間抽選にて決定した変動時間に至ったか否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS39へ移行する一方、ノーと判断した場合にはステップS38にて同じ判断を繰り返す。ステップS39では、第1特図変動停止コマンドを副制御部120に送信する。特図変動停止コマンドを受信した副制御部120は、第1特図抽選結果に応じた演出図柄を演出表示装置36に停止表示して、特図変動時演出を終了する。
次のステップS40では、第1特図表示装置61での図柄変動を停止し、第1特図抽選結果に応じた大当り図柄、小当り図柄或いは外れ図柄を第1特図表示装置61に表示する。
一方、ステップS41では、第2特図保留数を1減算すると共に、次のステップS42にて、抽選対象となる最先取得に係る各乱数R1〜R4の退避処理、並びに該退避処理によって空きの出来た第2特図保留記憶領域内の他の取得済の各乱数R1〜R4の前詰処理を行う。次のステップS43では、退避した特図抽選乱数R1及び当り種別抽選乱数R2の値に基づく第2特図抽選処理、ステップS44では、第2特図抽選処理結果と、退避した特図変動時間抽選乱数R3及び特殊外れ演出実行抽選乱数R4の値とに基づく特図変動時間抽選処理を行う。尚、第2特図抽選処理については後述する。
次のステップS45では、第2特図抽選結果と、特図変動時間抽選結果とを含む特図変動開始コマンドを副制御部120に送信し、次のステップS46にて、第2特図表示装置62での図柄変動を開始すると共に、第2特図変動時間の計測を開始する。
特図変動開始コマンドを受信した副制御部120は、第2特図抽選結果と、特図変動時間抽選結果とに応じて、演出表示装置36で実行すべき特図変動時演出の種別を決定し、該演出の実行を開始する。
次のステップS47では、特図変動時間の計測結果が特図変動時間抽選にて決定した変動時間に至ったか否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS48へ移行する一方、ノーと判断した場合にはステップS47にて同じ判断を繰り返す。ステップS48では、特図変動停止コマンドを副制御部120に送信する。特図変動停止コマンドを受信した副制御部120は、第2特図抽選結果に応じた演出図柄を演出表示装置36に停止表示して、特図変動時演出を終了する。
次のステップS49では、第2特図表示装置62での図柄変動を停止し、第2特図抽選結果に応じた大当り図柄、小当り図柄或いは外れ図柄を第2特図表示装置62に表示する。
次のステップS50では、大当りに当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS51の大当り遊技処理へ移行し、該大当り遊技処理終了後、ステップS30へ戻る。一方、ステップS50にてノーと判断した場合には、ステップS52にて小当りに当選したか否かを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS53の小当り遊技処理へ移行する。該小当り遊技処理終了後及びステップS52にてノーと判断した場合には、ステップS54の時短回数更新処理へ移行し、該時短回数更新処理終了後、ステップS30へ戻る。
尚、大当り遊技処理、小当り遊技処理、及び時短回数更新処理については後述する。
第1特図抽選処理(図9のステップS34)
第1特図抽選処理では、最先取得に係る特図抽選乱数R1の値に基づき、大当り遊技及び小当り遊技の内、何れかを実行するか何れも実行しないかを抽選すると共に、大当り遊技実行又は小当り遊技実行に当選した場合には、退避した最先取得に係る当り種別抽選乱数R2の値に基づき、その種別を抽選する。
先ず、大当り遊技実行に当選する確率が初期化時と同等の通常遊技状態時には、図10(a)に示す当選判定値テーブル、大当り遊技実行に当選する確率が通常遊技状態時よりも向上した確変遊技状態時には、図10(b)に示す当選判定値テーブルをそれぞれ参照し、前記特図抽選乱数R1の値が、大当り遊技実行と判定すべき何れかの大当り当選判定値と一致する場合には大当り遊技実行に当選、小当り遊技実行と判定すべき何れかの小当り当選判定値と一致する場合には小当り遊技実行に当選、何れの大当り当選判定値及び小当り当選判定値とも一致しない場合には外れと判定する。
通常遊技状態時の当選判定値テーブルには、図10(a)に示す如く、4通りの大当り当選判定値と、4通りの小当り当選判定値とが格納されており、大当り遊技実行及び小当り遊技実行に当選する確率は、共に1/300となる。
一方、確変遊技状態時の当選判定値テーブルには、図10(b)に示す如く、40通りの大当り当選判定値と、4通りの小当り当選判定値とが格納されており、大当り遊技実行に当選する確率は、通常遊技状態時の10倍の1/30、小当り遊技実行に当選する確率は通常遊技状態時と同じ1/300となる。
そして、上記判定の結果、大当り遊技実行に当選した場合には図10(c)に示す大当り種別抽選テーブル、小当り遊技実行に当選した場合には図10(d)に示す小当り種別抽選テーブルをそれぞれ参照し、最先取得に係る当り種別抽選乱数R2の値に基づき、当り種別を決定する。
大当り遊技実行に当選した場合、図10(c)に示す如く、当り種別抽選乱数R2が0〜9の場合は当り種別1、10〜49の場合は当り種別2、50〜99の場合は当り種別3にそれぞれ振り分けられる。従って、当り種別1〜3の振分確率はそれぞれ10%、40%、50%となる。
ここで、当り種別1及び3は、大当り遊技終了後、確変状態に移行する確変大当りである一方、当り種別2は、大当り遊技終了後、非確変状態へ移行する非確変大当り(以下、通常大当りともいう)である。従って、大当り遊技終了後、確変遊技状態へ移行する確率(以下、確変突入率という)は、60%である。又、確変大当りの場合は、大当り遊技終了後、次回大当りまで継続する時短状態、通常大当りの場合は、大当り遊技終了後、第1及び第2特図表示装置61,62に外れ図柄が合計100回停止されるまで継続する回数制限付の時短状態へ移行する。
又、当り種別が1の場合、大当り遊技中に第1大入賞口21が最大でも0.5秒間×2回開放されるに過ぎず、大当り遊技が極めて短時間で終了すると共に、第1入賞口21への入賞が得られることは稀で、出玉が得られることは殆んどないが、大当り遊技終了後には確変状態へ移行する。このため、当り種別が1の大当りは、あたかも大当り遊技を経ずに突然、確変状態へ移行したように見える。一方、大当り種別2又は3の場合には、大当り遊技中に第1大入賞口21が最大で30秒間×15回開放されるため、第1入賞口21への多くの入賞に対する賞球によって、多くの出玉が得られることになる。
以下、当り種別が1の大当りを突然確変(又は突確)大当り、当り種別2の大当りを高出玉通常大当り、当り種別3の大当りを高出玉確変大当りという。
一方、小当り遊技実行に当選した場合、図10(d)に示す如く、当り種別抽選乱数R2が0〜98の場合は当り種別4、99の場合は当り種別5にそれぞれ振り分けられる。従って、当り種別4及び5の振分確率はそれぞれ99%、1%となる。
ここで、当り種別4に振り分けられた場合、小当り遊技中の第1大入賞口21の開放態様は、図10(d)に示す如く、前記突確大当り遊技中の第1大入賞口21の開放態様と同等、即ち0.5秒間×2回に設定されている。このため、第1大入賞口21の開放態様によっては、突確大当り遊技に当選したのか、当り種別4の小当り遊技に当選したのかが、判別不能となっている。又、突確大当り遊技中と同様に、当り種別4の小当り遊技中に出玉が得られることは殆んどない。
これに対し、当り種別4に振り分けられた場合、小当り遊技中には第1大入賞口21が1.5秒間×1回開放されるが、上述した様に、左打ちのままでは第1大入賞口21への入賞は得られ難く、効率よく入賞を得るためにはストロークを右打ちに変更する必要がある。以下、当り種別が4の小当りを短開放小当り、当り種別5の小当りを長開放小当りという。
以上より、第1特図抽選処理の結果、小当り遊技実行に当選する確率S1は1/300、小当り遊技中の第1大入賞口21の平均開放時間T1は、0.5[秒]×2[回]×0.99(振分確率99%)+1.5[秒]×1[回]×0.01(振分確率1%)=1.005[秒]となる。第1特図抽選処理で小当り遊技実行に当選して得られる小当り遊技中の第1大入賞口21の開放時間の期待値はS1×T1で求められ、0.00335となる。
第2特図抽選処理(図9のステップS43)
第2特図抽選処理は、小当り遊技実行に当選する確率と、大当り遊技実行に当選した場合に振り分けられるべき複数の当り種別及び各当り種別の振分確率とが異なること以外は、上述の第1特図抽選処理と同等であるので、第1特図抽選処理とは異なる部分についてのみ、以下説明する。
図11(a)は、通常遊技状態時に参照すべき当選判定値テーブル、図11(b)は、確変遊技状態時に参照すべき当選判定値テーブルをそれぞれ示している。図10(a)と図11(a)との比較、及び図10(b)と図11(b)との比較から明らかな様に、大当り遊技実行に当選する確率は、第1特図抽選処理と第2特図抽選処理とで差異はなく、共に通常遊技状態時が1/300、確変遊技状態時が1/30であるが、小当り遊技実行に当選する確率は、第1特図抽選処理では通常/確変遊技状態時共に1/300であるのに対し、第2特図抽選処理では通常/確変遊技状態時共に1/50に設定している。
又、図11(c)は、第2特図抽選処理にて大当り遊技実行に当選した場合に参照すべき大当り種別抽選テーブル、図11(d)は同抽選処理にて小当り遊技実行に当選した場合に参照すべき小当り種別抽選テーブルをそれぞれ示している。
図10(c)と図11(c)との比較から明らかな様に、第1特図抽選処理において抽選対象に含まれていた当り種別1の突確大当りが、第2特図抽選処理では抽選対象から除外され、第1特図抽選処理における突確大当りの振分確率(=10%)分だけ、当り種別3の高出玉確変大当りの振分確率を高めることにより、当り種別3の高出玉確変大当りの振分確率を60%に設定している。従って、第2特図抽選処理にて大当り遊技実行に当選した場合には、当り種別2の高出玉通常大当り、若しくは当り種別3の高出玉確変大当りの何れかに振り分けられるため、何れの場合にも大量の出玉が得られることになる。尚、確変突入率は、第2特図抽選処理においても、第1特図抽選処理と同等の60%に設定している。即ち、第2特図抽選処理では、大当り確率及び確変突入率については第1特図抽選処理と同等とし、大当り遊技時に得られる出玉の期待値のみを第1特図抽選処理に比べて高めている。
更に、図10(d)と図11(d)との比較から明らかな様に、第1特図抽選処理では99%に設定されていた当り種別4の短開放小当りの振分確率を第2特図抽選処理では1%、第1特図抽選処理では1%に設定されていた当り種別5の長開放小当りの振分確率を第2特図抽選処理では99%に設定している。
以上より、第2特図抽選処理の結果、小当り遊技実行に当選する確率S2は1/50、小当り遊技中の第2大入賞口23の平均開放時間T2は、0.5[秒]×2[回]×0.01(振分確率1%)+1.5[秒]×1[回]×0.99(振分確率99%)=1.495[秒]となる。第2特図抽選処理で小当り遊技実行に当選して得られる小当り遊技中の第2大入賞口23の開放時間の期待値はS2×T2で求められ、0.0299となる。
ここで、本発明のパチンコ遊技機1は、図9に示す特図処理のフローチャートから明らかな様に、第1及び第2特図表示装置61,62の内、一方の特図表示装置に係る特図処理中、他方の特図表示装置に係る特図処理が進行することはない。又、図9のステップS30及びS31に示す如く、第2特図保留数が0でない場合には、第1特図保留数に拘らず、第2特図表示装置62に係る特図処理を第1特図表示装置61に係る特図処理に優先して実行する機能(以下、第2特図保留数優先消化機能という)を搭載している。
上述の如く、第2特図抽選処理の結果、大当り遊技実行に当選した場合には、第1特図抽選処理の結果、大当り遊技実行に当選した場合に比べて、大当り遊技時に得られる出玉の期待値が高く、且つ、第2特図抽選処理に係る小当り遊技中の大入賞口の開放時間の期待値が、第1特図抽選処理に係る小当り遊技中の大入賞口の開放時間の期待値よりも大きいため、小当り遊技中の大入賞口への入賞によって賞球が得られる可能性も高い。このため、遊技者にとって有利となるように、第2特図保留数優先消化機能を搭載しているのである。
特図変動時間抽選処理(図9のステップS35及びS44)
特図変動時間抽選処理では、第1又は第2特図抽選処理の結果が小当り当選或いは大当り当選の場合には、当り種別と、退避した最先取得に係る特図変動時間抽選乱数R3の値とに基づき、変動パターン番号を決定する。又、第1又は第2特図抽選処理の結果が外れの場合には、先ず、現在の遊技状態と、現在の第1又は第2特図保留数と、退避した最先取得に係る特殊外れ演出実行抽選乱数R4の値とに基づき、特殊外れ演出を実行する否かを抽選(以下、特殊外れ演出実行抽選という)した後、該抽選の結果と、退避した最先取得に係る特図変動時間抽選乱数R3の値とに基づき、変動パターン番号を決定する。そして、変動パターン番号に基づき、第1又は第2特図表示装置61,62にて実行すべき図柄変動時間たる特図変動時間を決定する。
尚、特殊外れ演出とは、大当り当選時に実行される各特図変動時演出(以下、大当り演出という)と対を成し、各大当り演出との識別が困難な複数種類の外れ演出である。又、変動パターン番号は、特図変動開始コマンドに含まれる特図変動時間抽選結果として副制御部120へ送信され(図9のステップS36及びS45参照)、副制御部120は、複数種類の特図変動時演出の中から変動パターン番号に応じた特図変動時演出を開始する。各変動パターン番号に対応する特図変動時間は、各変動パターン番号に対応する特図変動時演出の実行に必要な時間に合わせて設定されている。
具体的に、第1又は第2特図抽選処理の結果が大当り当選の場合には、大当り種別に応じた変動パターン抽選テーブルを選択し、該変動パターン抽選テーブルに基づき、変動パターン番号を決定する。第1又は第2特図抽選処理の結果が小当り当選の場合にも同様に、小当り種別に応じた変動パターン抽選テーブルを選択し、該変動パターン抽選テーブルに基づき、変動パターン番号を決定する。尚、各変動パターン抽選テーブルでは、抽選対象とすべき複数の変動パターン番号と、各変動パターン番号を選択すべき特図変動時間抽選乱数R3の数値範囲とが規定されている。大当り/小当り遊技中の第1又は第2大入賞口21,23の開放時間及び開放回数や大当り遊技後の遊技状態は、図10(c)〜(d)及び図11(c)〜(d)に示す如く、当り種別に応じて決定されるため、該当り種別に応じた特図変動時演出を実行することにより、特図変動時演出の態様によってその後に付与される利益の大きさを遊技者に示唆することが出来る。
又、第1又は第2特図抽選処理の結果が外れの場合に実行される特殊外れ演出実行抽選では、現在の遊技状態が非時短中の場合には第1特図保留数毎、時短中の場合には第2特図保留数毎に、当選と判断すべき特殊外れ演出実行抽選乱数R4の値が規定されている。該抽選に当選した場合に実行される特殊外れ演出は、上述の如く各大当り演出との識別が困難な外れ演出であって、各大当り演出は、大当りに対する期待感を充分に高めるために比較的長い時間を要するため、特殊外れ演出も比較的長い時間を要することになる。
一方、前記抽選に外れた場合に実行される通常外れ演出は、例えば所謂リーチ状態を経ることがない特図変動時演出であって、大当りに対する期待感をそれ程高めなくてもよいため、前記特殊外れ演出に比べて演出時間に要する時間は短い。
又、特図変動時演出実行中に両始動口18,19へ入賞する確率は、該演出時間が長くなれば長くなるほど高くなる。従って、第1特図保留数が最大の4個及びこれに近い非時短中や、第2特図保留数が最大の4個及びこれに近い時短中に、演出時間の長い特図変動時演出が実行された場合には、第1始動口18又は第2始動口19へ入賞したにも拘らず各種乱数が取得されない、所謂無駄球が発生する可能性が高くなる。逆に、第1特図保留数又は第2特図保留数が0又はこれに近い場合には、長い演出を実行することにより、特図保留数の増加を図ることが出来る。
そこで、本発明のパチンコ遊技機1では、特殊外れ演出実行抽選の当選確率を、第1及び第2特図保留数が最大の4個及びこれに近い場合は0個及びこれに近い場合に比べて低く、且つ、時短中の場合は非時短中に比べて相対的に低くなる様に設定している。これにより、無駄球が生じやすい状況においてはこの発生を抑制すると共に、特図保留数が少ない状況においてはその増加を図っている。
大当り遊技処理(図12)
図12に示す大当り遊技処理では、第1又は第2特図表示装置61,62における図柄変動後、第1又は第2特図表示装置61,62に大当りに当選したことを示す大当り図柄が停止表示された場合に実行される大当り遊技に関する制御を実行する。
先ずステップS61にて、大当り遊技開始コマンドを副制御部120に送信する。該大当り遊技開始コマンドを受信した副制御部120は、演出表示装置36にて大当り演出を開始する。
そして、次のステップS62にて、大当り種別に応じて、最大ラウンド数、第1大入賞口21又は第2大入賞口23の最大開放時間を設定すると共に、各ラウンドで許容される第1大入賞口21又は第2大入賞口23への入賞の最大カウント数を設定する。具体的に、第1特図表示装置61に大当り図柄が停止した場合には、図10(c)に示す如く、大当り図柄「3」が停止した場合(大当り種別は1)、最大ラウンド数に2、第1大入賞口21の最大開放時間に0.5秒をセットする一方、大当り図柄「7」又は「F」が停止した場合(大当り種別は2又は3)には、最大ラウンド数に15、第1大入賞口21の最大開放時間に30秒をそれぞれセットする。又、第2特図表示装置62に大当り図柄「7」又は「F」が停止した場合には、図11(c)に示す如く、最大ラウンド数に15、第2大入賞口23の最大開放時間に30秒をそれぞれセットする。尚、最大カウント数には、大当り種別に拘らず9をセットする。
そして、次のステップS63にてラウンド数に1、ステップS64にてカウント数に0をそれぞれセットした後、次のステップS65にて、第1特図表示装置61に大当り図柄が停止した場合には第1開閉板駆動部72を駆動して第1大入賞口21を開放する一方、第2特図表示装置62に大当り図柄が停止した場合には第2開閉板駆動部73を駆動して第2大入賞口23を開放すると共に、開放時間の計測を開始する。
第1又は第2大入賞口21,23の開放中には、ステップS66にて該大入賞口21、23に対応する入賞センサ21S、23Sが入賞を検知したかを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS67へ移行してカウント数に1加算すると共に、次のステップS68にて、カウント数が最大カウント数以上となったか否かを判断する。ステップS68にてイエスと判断した場合には、ステップS70へ移行し、第1大入賞口21が開放中の場合には第1開閉板駆動部72を駆動して第1大入賞口21を閉塞する一方、第2大入賞口23が開放中の場合には第2開閉板駆動部73を駆動して第2大入賞口23を閉塞する。一方、ステップS66及びステップS68にてノーと判断した場合には、ステップS69へ移行して、第1又は第2大入賞口21,23開放後、最大開放時間が経過したか否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS70へ移行する一方、ノーと判断した場合には、ステップS66へ戻る。
ステップS70にて第1又は第2大入賞口21,23を閉塞した後は、ステップS71にてラウンド数が最大ラウンド数に等しいか否かを判断し、ノーと判断した場合にはステップS74にてラウンド数に1加算してステップS74へ戻る一方、イエスと判断した場合にはステップS72の大当り遊技後の遊技状態設定処理へ移行する。該大当り遊技後の遊技状態設定処理では、大当り種別に応じた遊技状態の設定処理を行う。具体的には、図11に示す如く、大当り種別が1又は3の場合には、確変状態且つ次回大当りまで継続する時短状態へ移行させる一方、大当り種別が2の場合には、非確変状態且つ外れ図柄が合計100回停止されるまで継続する回数制限付の時短状態へ移行させる。
そして、次のステップS73にて、大当り遊技終了コマンドを副制御部120に送信してリターンする。該大当り遊技終了コマンドを受信した副制御部120は、演出表示装置36にて実行中の大当り演出を終了する。
小当り遊技処理(図13)
図13に示す小当り遊技処理では、第1又は第2特図表示装置61,62における図柄変動後、第1又は第2特図表示装置61,62に小当りに当選したことを示す小当り図柄が停止表示された場合に実行される小当り遊技に関する制御を実行する。
先ずステップS81にて、小当り遊技開始コマンドを副制御部120に送信する。該小当り遊技開始コマンドを受信した副制御部120は、演出表示装置36にて小当り演出を開始する。
そして、次のステップS82にて、小当り種別に応じて、第1大入賞口21又は第2大入賞口23の最大開放回数及び開放1回当りの開放時間を設定すると共に、小当り遊技中に許容される第1大入賞口21又は第2大入賞口23への入賞の最大カウント数を設定する。具体的に、第1特図表示装置61に小当り図柄が停止した場合には、図10(d)に示す如く、小当り図柄「A」が停止した場合(当り種別は4)、最大開放回数に2、第1大入賞口21の開放1回当りの開放時間に0.5秒をセットする一方、小当り図柄「B」が停止した場合(当り種別は5)には、最大開放回数に1、第1大入賞口21の開放1回当りの開放時間に1.5秒をそれぞれセットする。又、第2特図表示装置62に小当り図柄が停止した場合には、図11(d)に示す如く、小当り図柄「A」が停止した(小当り種別は4)場合、最大開放回数に2、第2大入賞口23の開放1回当りの開放時間に0.5秒をセットする一方、小当り図柄「B」が停止した(小当り種別は5)場合には、最大開放回数に1、第2大入賞口23の開放1回当りの開放時間に1.5秒をそれぞれセットする。尚、最大カウント数には、小当り種別に拘らず9をセットする。
そして、次のステップS83にて開放回数に1、ステップS84にてカウント数に0をそれぞれセットした後、次のステップS85にて、第1特図表示装置61に小当り図柄が停止した場合には第1開閉板駆動部72を駆動して第1大入賞口21を開放する一方、第2特図表示装置62に小当り図柄が停止した場合には第2開閉板駆動部73を駆動して第2大入賞口23を開放すると共に、開放時間の計測を開始する。
第1又は第2大入賞口21,23の開放中には、ステップS86にて該大入賞口21,23に対応する入賞センサ21S、23Sが入賞を検知したかを判断し、イエスと判断した場合には、ステップS87へ移行してカウント数に1加算すると共に、次のステップS88にて、カウント数が最大カウント数以上となったか否かを判断する。ステップS88にてイエスと判断した場合には、ステップS90へ移行し、第1大入賞口21が開放中の場合には第1開閉板駆動部72を駆動して第1大入賞口21を閉塞する一方、第2大入賞口23が開放中の場合には第2開閉板駆動部73を駆動して第2大入賞口23を閉塞し、ステップS95へ移行する。一方、ステップS86及びステップS88にてノーと判断した場合には、ステップS89へ移行して、第1又は第2大入賞口21,23開放後、開放時間が経過したか否かを判断し、イエスと判断した場合にはステップS91へ移行する一方、ノーと判断した場合には、ステップS86へ戻る。
ステップS91では、第1大入賞口21が開放中の場合には第1開閉板駆動部72を駆動して第1大入賞口21を閉塞する一方、第2大入賞口23が開放中の場合には第2開閉板駆動部73を駆動して第2大入賞口23を閉塞し、ステップS92へ移行する。ステップS92では開放回数が最大開放回数に等しいか否かを判断し、ノーと判断した場合にはステップS93にて開放回数に1加算すると共に、ステップS94にてインターバル時間(0.5秒)の経過を待ってステップS84へ戻る一方、イエスと判断した場合にはステップS95へ移行する。ステップS95では、小当り遊技終了コマンドを副制御部120に送信してリターンする。該小当り遊技終了コマンドを受信した副制御部120は、演出表示装置36にて実行中の小当り演出を終了する。
時短回数更新処理(図9のステップS54)
時短回数更新処理では、前記回数制限付の時短状態中か否かを判断し、該回数制限付の時短状態中である場合には、第1及び第2特図表示装置61,62に小当り図柄若しくは外れ図柄が停止表示された合計回数をカウントし、該カウント結果が100回となった場合に、時短状態を終了し、非時短状態へ移行させる。
以上、説明してきたように、本発明のパチンコ遊技機1では、第1始動口18への入賞時に取得した乱数値に基づく第1特図抽選処理での小当り当選確率S1と、該小当り当選時に開放される第1大入賞口21の平均開放時間T1との積(S1×T1)を0.00335に設定する一方、第2始動口19への入賞時に取得した乱数値に基づく第2特図抽選処理での小当り当選確率S2と、該小当り当選時に開放される第2大入賞口23の平均開放時間T2との積(S2×T2)を0.0299に設定している。即ち、第2始動口19への入賞時に取得した乱数値に基づく第2特図抽選処理の結果、小当たりに当選し、これに対応する小当たり遊技中に第2大入賞口23への入賞が得られる期待値(以下、第2の期待値という)が、第1始動口18への入賞時に取得した乱数値に基づく第1特図抽選処理の結果、小当たりに当選し、これに対応する小当たり遊技中に第1大入賞口21への入賞が得られる期待値(以下、第1の期待値という)よりも高く設定している。
ここで、非時短遊技状態中には、時短遊技状態中に比べて、第2始動口19が開状態となる頻度が低いため、第2始動口19への入賞自体が困難であり、前記第2の期待値の大きさが通常ベースに与える影響は無視できる程度のものとなる。従って、通常遊技状態中の主たる始動口たる第1始動口18に係る第1の期待値を従来のパチンコ遊技機と略同等に設定することにより、従来のパチンコ遊技機と同等の通常ベースを維持することが出来る。
一方、第2始動口19が開状態となる頻度が向上する時短遊技状態では、通常遊技状態よりも第2始動口19への入賞が頻繁に発生することになる。このとき、第2始動口19への入賞に対する賞球が払い出されるのみならず、時短遊技状態中の主たる始動口たる第2始動口19に係る第2の期待値が、第1始動口18に係る第1の期待値よりも高く設定されているので、第2特図抽選処理の結果、小当たりに当選し、これに対応する小当たり遊技中に第2大入賞口23への入賞が得られる可能性も高くなる。
以上により、通常ベースを従来のパチンコ遊技機と同等に維持しつつ、あまベースのみを高めることが可能となる。又、第1及び第2大入賞口21,23は、第1及び第2始動口18,20とは異なり、入賞しても賞球が払い出されるだけの入賞口であるため、大当り抽選機会の増加を招くこともない。
更に、本発明のパチンコ遊技機1では、図2に示す如く、両始動口18,20への入賞が得られ易いストローク、即ち左打ちで遊技を行った場合に、遊技球が殆ど通過することのない位置、即ち右盤面に第1大入賞口21を配置している。一方、第2大入賞口23については、左打ちで遊技を行った場合に遊技球が通過し易い位置、即ち両始動口18,20の真下に配置している。又、第1始動口18への入賞時に取得した乱数値に基づく第1特図抽選処理の結果、小当り又は大当りに当選した場合には、右盤面の第1大入賞口21が開放されるため、ストロークを左打ちから右打ちに変更する必要がある。又、小当り又は大当り遊技後には、両始動口18,20への入賞を狙うべく、ストロークを右打ちから左打ちに再変更する必要がある。特に小当り時には、第1大入賞口21の開放時間が短いため、短期間に2回のストローク変更を行う必要がある上、ストローク変更したとしても第1大入賞口21への入賞が得られる可能性は低い。これにより、小当り時には、煩雑なストローク操作を要するものの見返りは少ないという印象を遊技者に与えることが出来る。これは、小当り時にストローク変更を行わない遊技方法を選択する遊技者の増加を図る上で効果的であり、結果として、通常ベース向上の抑制に寄与する。
一方、第2始動口19への入賞時に取得した乱数値に基づく第2特図抽選処理の結果、小当り又は大当りに当選した場合には、両始動口18,20の真下の第2大入賞口23が開放されるため、ストロークを変更する必要はない上、第2大入賞口23の開放時間が短い小当り時であったとしても、第2大入賞口23へは両始動口18,20へ入賞しなかった所謂アウト球が入賞することになるため、あまベースの向上に効果的に寄与する。
上述の如く、本発明のパチンコ遊技機1によれば、パチンコホールにてマイナスの釘調整が行われ、無調整の状態に比べて時短遊技状態での第2始動口19への入賞の頻度が低下したとしても、時短遊技状態では小当り遊技中に第2大入賞口23への入賞が得られる可能性が高くなるので、該入賞に対する賞球によって、マイナスの釘調整に起因する第2始動口19への入賞頻度低下に伴う賞球の減少を補うことが出来る。これにより、マイナスの釘調整によるあまベースの低下度合いを従来よりも抑制することが可能となる。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、本実施例では、第1及び第2大入賞口21,23の2つの大入賞口を採用したが、何れか1つを省略して1つの大入賞口を共用する構成を採用することも可能である。但し、第2大入賞口23を省略し第1大入賞口21のみの構成を採用する場合には、ゲート40及び第2始動口19を右盤面に配置するのが好適である。即ち、前記第1始動口21と第2始動口23とを、一方の始動口が他方の始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路から外れるように互いに離間して配置すると共に、前記大入賞口は、前記第2始動口23へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路上に配置するのが好適である。
この構成によれば、第1始動口21への入賞時に取得した乱数値に基づく抽選の結果、小当り又は大当りに当選した場合、大入賞口へ入賞させるにはストロークを変更する必要がある。特に大入賞口の開放時間が短い小当り時には、ストローク変更したとしても大入賞口への入賞が得られる可能性は低い。これにより、小当り時には、煩雑なストローク操作を要するものの見返りは少ないという印象を遊技者に与えることが出来る。これは、小当り時にストローク変更を行わない遊技方法を選択する遊技者の増加を図る上で効果的であり、結果として、通常ベース向上の抑制に寄与する。
一方、第2始動口23への入賞時に取得した乱数値に基づく抽選の結果、小当り又は大当りに当選した場合には、ストロークを変更する必要はないため、あまベースの向上に効果的に寄与する。
本発明のパチンコ遊技機の斜視図である。 該パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 該パチンコ遊技機の制御部のブロック図である。 主制御部のCPUが実行する第1始動入賞処理のフローチャートである。 同第2始動入賞処理のフローチャートである。 同ゲート処理のフローチャートである。 同普図処理のフローチャートである。 同普通遊技処理のフローチャートである。 同特図処理のフローチャートである。 同第1特図抽選処理にて用いる通常中の当選値判定テーブル、確変中の当選値判定テーブル、大当り種別抽選テーブル、及び小当たり種別抽選テーブルである。 同第2特図抽選処理にて用いる通常中の当選値判定テーブル、確変中の当選値判定テーブル、大当り種別抽選テーブル、及び小当たり種別抽選テーブルである。 同大当り遊技処理のフローチャートである。 同小当り遊技処理のフローチャートである。
符号の説明
1:パチンコ遊技機
18:第1始動口
19:第2始動口
20:電動チューリップ
21:第1大入賞口
23:第2大入賞口
40:ゲート
61:第1特図表示装置
62:第2特図表示装置
63:普図表示装置

Claims (3)

  1. 第1始動口と、
    開状態と、該開状態よりも入賞が困難な閉状態とに遷移可能な可変入賞装置からなる第2始動口と、
    入賞不能な閉状態と、入賞可能な開状態とに遷移可能な可変入賞装置からなる大入賞口と、
    遊技制御を司る主制御部とを備え、
    該主制御部は、
    乱数を生成する乱数生成手段と、
    前記第1始動口への入賞時に、前記乱数を取得する第1乱数取得手段と、
    前記第2始動口への入賞時に、前記乱数を取得する第2乱数取得手段と、
    前記第1乱数取得手段によって取得された乱数の値に基づき、抽選を実行する第1抽選手段と、
    前記第2乱数取得手段によって取得された乱数の値に基づき、抽選を実行する第2抽選手段と、
    前記第1抽選手段による抽選結果を報知すべく、該抽選結果に応じた図柄を表示する第1特別図柄表示装置と、
    前記第2抽選手段による抽選結果を報知すべく、該抽選結果に応じた図柄を表示する第2特別図柄表示装置と、
    前記第1又は第2特別図柄表示装置に、大当りに当選したことを示す1或いは複数種類の所定の大当り図柄の内、何れかの大当り図柄が停止表示された場合に、該大当り図柄の態様に応じた所定の態様で前記大入賞口を開放する大当り遊技を実行すると共に、該大当り遊技終了後の遊技状態を前記大当り図柄の態様に応じた所定の遊技状態に設定する大当り遊技実行手段と、
    前記第1又は第2特別図柄表示装置に、小当りに当選したことを示す1或いは複数種類の所定の小当り図柄の内、何れかの小当り図柄が停止表示された場合に、該小当り図柄の態様に応じた所定の態様で前記大入賞口を開放する小当り遊技を実行すると共に、該小当り遊技実行後も小当り遊技実行前の遊技状態を変更することなく維持させる小当り遊技実行手段と、を備え、
    前記第1又は第2特別図柄表示装置に停止表示された大当り図柄の態様によっては、前記大当り遊技実行手段により、前記大当り遊技終了後の遊技状態が、初期化後の通常遊技状態よりも前記第2始動口が開状態となる頻度が向上する高ベース遊技状態に設定される場合があるパチンコ遊技機において、
    前記第1特別図柄表示装置に何れかの小当り図柄が停止表示される確率をS1、前記第1特別図柄表示装置での小当り図柄の停止表示を条件として実行される小当り遊技での前記大入賞口の平均開放時間をT1、前記第2特別図柄表示装置に何れかの小当り図柄が停止表示される確率をS2、前記第2特別図柄表示装置での小当り図柄の停止表示を条件として実行される小当り遊技での前記大入賞口の平均開放時間をT2としたとき、S1×T1<S2×T2となる仕様を有することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記大入賞口として、前記第1特別図柄表示装置に大当り図柄又は小当り図柄が停止表示されたときに開放される第1大入賞口と、前記第2特別図柄表示装置に大当り図柄又は小当り図柄が停止表示されたときに開放される第2大入賞口とを備え、前記第1大入賞口は、前記第1始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路から外れた位置に配置されると共に、前記第2大入賞口は、前記第2始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記第1始動口と第2始動口とは、一方の始動口が他方の始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路から外れるように互いに離間して配置され、前記大入賞口は、前記第2始動口へ入賞させるべく打ち出した遊技球の流下経路上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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