JP5429796B2 - マスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法並びに真空処理装置 - Google Patents

マスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法並びに真空処理装置 Download PDF

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Description

本発明はマスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法並びに真空処理装置に係り、特に、基板に対して高精度で再現性良く、かつパーティクルが発生しないようにマスクを位置させるためのマスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法、並びに該マスク位置合わせ機構を備えた真空処理装置に関する。
スパッタリング装置やCVD装置などの成膜装置においては、基板を基板ホルダ上に保持した状態で成膜処理が行われる。このとき、基板外周側の端部(基板外縁)は、面取り加工されているため、膜厚など膜質のコントロールが困難である場合が多い。特に、剥離しやすい成膜物質を堆積させた場合には、基板外縁に付着した堆積物が剥離してパーティクルが生じるおそれがあった。
基板外縁への成膜を避けるため、リング状のマスクによって基板外縁のターゲット側を覆った状態で成膜処理が行われることがある(例えば、特許文献1)。マスクによって基板外縁への成膜は避けられるものの、基板に対するマスクの位置がずれた場合には、有効膜面積が減少するおそれ、言い換えれば、正常に成膜される基板上の領域が変動することにより、採取可能なチップの数が減少するおそれがあった。そのため、マスクを用いる場合には、基板に対するマスクの位置を再現性良く制御する位置決め機構を備えることが望ましい。
基板(基板ステージ)とマスクとの位置決め機構の構成例として、特許文献1の図7乃至10に記載されたマスクの位置決め機構(調芯機構)について説明する。特許文献1に記載された機構は、基板をセットする際に、基板ステージとマスクを分離する構造に備えられたものであり、マスク側に形成された円錐形状のテーパピンと、基板ステージ側に形成された円錐形状の溝とを係合させることで調芯機能を持たせている。
特開2001−274104号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、円錐形状のテーパピンと穴とのかじりを防止するため、テーパピンと穴との間隙を大きくとる必要がある。そのため、高精度に位置決めを行う機構としては必ずしも適していないという問題があった。
一方、有効膜面積の向上やマスクの位置決め精度の向上の他、電子デバイスの高密度化及び生産性向上の観点から、更なるパーティクル低減と保守コストの低減が望まれている。
本発明の目的は、上記課題を解決することにあり、パーティクルの発生を低減するとともに、高精度にマスクの位置を決めるマスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法並びに真空処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、比較的単純な構造によってマスクの位置合わせを行うことで、製造コスト、保守コストの低減に寄与するマスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法並びに真空処理装置を提供することにある。
本発明に係るマスク位置合わせ方法は、基板を保持可能な基板ホルダと、前記基板を挟んで前記基板ホルダ上に配置されるマスクと、前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、2つの凸部を有する第1係合部と、前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、少なくとも1つの凸部を有する第2係合部と、前記第1係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第1溝部と、前記第2係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第2溝部と、を備えている基板保持装置におけるマスク位置合わせ方法であって、前記第1係合部の凸部を前記第1溝部に係合させ、前記基板ホルダに対する前記マスクの第1の方向の位置を合わせるステップと、前記第2係合部の前記凸部を前記第2溝部に係合させ、前記基板ホルダに対する前記マスクの前記第1の方向に直交する方向に位置を合わせるステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係る基板保持装置は、基板を保持可能な基板ホルダと、前記基板を挟んで前記基板ホルダ上に配置されるマスクと、前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、2つの凸部を有する第1係合部と、前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、少なくとも1つの凸部であって、前記基板ホルダ又は前記マスクから突き出た部分の長さが、第1係合部の凸部の突き出た部分の長さよりそれぞれ短い少なくとも1つの凸部を有する第2係合部と、前記第1係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第1溝部と、前記第2係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第2溝部と、を備え、前記第2係合部の凸部は、前記基板ホルダ上にマスクが配置された状態で、前記第1係合部の2つの凸部を通る直線と直交する線上に配置されることを特徴とする。
本発明に係る真空処理装置は、真空雰囲気で基板に対して真空処理を行う処理室を有する真空処理装置であって、前記処理室には上述した基板保持装置が設けられていることを特徴とする。


本発明に係るマスク位置合わせ機構及びマスク位置合わせ方法並びに真空処理装置を用いることにより、基板とマスクとの位置を高精度に、再現性良く定めることができる。また、パーティクルの発生を低減することができる。さらに、高精度の摺動部をもつスライド駆動機構を用いない単純な構造であることから、製造コスト及び保守コストを大幅に省くことができる。
本発明の一実施形態に係るスパッタ成膜装置の断面概略図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ機構の概略図(搬送位置)である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ機構の概略図(成膜位置)である。 本発明の一実施形態に係るテーパピンの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る溝のA−A断面図である。 本発明の一実施形態に係る溝のB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ機構部分の拡大図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ過程の説明図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ過程の説明図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ過程の説明図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ過程の説明図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ過程の説明図である。 本発明の一実施形態に係るマスク位置合わせ過程の説明図である。
以下に、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は発明を具体化した一例であって本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変できることは勿論である。
本願明細書中では、真空処理装置としてスパッタ成膜装置1を例に挙げて説明するが本発明はこの限りではない。例えば、他のPVD装置やCVD装置などにも本発明に係るマスク位置合わせ機構は好適に適用可能である。また、本発明に係るマスク位置合わせ機構は成膜装置以外の処理装置、例えばドライエッチング装置若しくはアッシング装置などの処理装置にも好適に適用可能である。
図1乃至13は本発明の一実施形態に係る成膜装置若しくはマスク位置合わせ機構についての図であり、図1はスパッタ成膜装置の断面概略図、図2はマスク位置合わせ機構の概略図(搬送位置)、図3はマスク位置合わせ機構の概略図(成膜位置)、図4はテーパピンの斜視図、図5は溝のA−A断面図、図6は溝のB−B断面図、図7はマスク位置合わせ機構部分の拡大図、図8乃至13はマスク位置合わせ過程の説明図である。なお、図面の煩雑化を防ぐため一部を除いて省略している。
図1は、本発明の一実施形態に係るスパッタ成膜装置1の断面概略図である。スパッタ成膜装置1は、真空排気可能な真空チャンバー2と、真空チャンバー2と排気口を介して隣接して設けられた排気チャンバー8と、排気チャンバー8を介して真空チャンバー2内を排気する排気装置とを備えている。ここで、排気装置はターボ分子ポンプ28とドライポンプ29を有している。なお、排気チャンバー8の下方に排気装置が設けられているのは、装置全体のフットプリント(占有面積)を出来るだけ小さくするためである。
真空チャンバー2内には、バックプレート5を介して、ターゲット4を保持するターゲットホルダ6が設けられている。ターゲットホルダ6の近傍には、ターゲットシャッター14がターゲットホルダ6を覆うように設置されている。ターゲットシャッター14は、回転シャッターの構造を有している。ターゲットシャッター14は、基板ホルダ7とターゲットホルダ6との間を遮蔽する閉状態(遮蔽状態)、または基板ホルダ7とターゲットホルダ6との間を開放する開状態(退避状態)にするための遮蔽部材として機能する。
ターゲットシャッター14には、ターゲットシャッター14の開閉動作を行うためのターゲットシャッター駆動機構23が設けられている。ターゲットホルダ6とターゲットシャッター14との間の空間の、ターゲットホルダ6の周囲には、ターゲットホルダ6の周囲を取り囲むように筒状シールドであるチムニー9が取り付けられている。ターゲットホルダ6に取り付けられたターゲット4のスパッタ面側のマグネトロン放電空間は、チムニー9で取り囲まれ、シャッターの開状態においてはターゲットシャッター14の開口部に面して基板ホルダ7側に開口している。
スパッタ面から見たターゲット4の背後には、マグネトロンスパッタリングを実現するためのマグネット13が配設されている。マグネット13は、マグネットホルダ3に保持され、図示しないマグネットホルダ回転機構により回転可能となっている。ターゲット4のエロージョンを均一にするため、放電中は、マグネット13は回転駆動されている。
ターゲット4は、基板ホルダ7に保持された基板10に対して斜め上方に配置された位置(オフセット位置)に設置されている。すなわち、ターゲット4のスパッタ面の中心点は、基板10の中心点の法線に対して所定寸法ずれた位置にある。ターゲットホルダ6には、スパッタ放電用電力を印加する電源12が接続されている。電源12によりターゲットホルダ6に電圧が印加されると、放電が開始され、スパッタ粒子が基板10に堆積される。
なお、本実施形態においては、図1に示すスパッタ成膜装置1は、基板10の斜め上方にターゲット4が配置されているが、例えば、ターゲット4が基板10の上方に配置されたものであってもよい。また、DC電源を備えているが、これに限定されるものではなく、例えば、RF電源を備えていてもよい。RF電源を用いた場合は電源12とターゲットホルダ6との間に整合器を設置する必要がある。ターゲット4とターゲットホルダ6との間に設置されているバックプレート5は、Cu等の金属から出来ており、ターゲット4を保持している。
また、真空チャンバー2内には、基板10を載置するための基板ホルダ7と、基板ホルダ7とターゲットホルダ6の間に設けられた基板シャッター19と、基板シャッター19を開閉駆動する基板シャッター駆動機構24とを備えている。ここで、基板シャッター19は、基板ホルダ7の近傍に配置され、基板ホルダ7とターゲットホルダ6との間を遮蔽する閉状態、または基板ホルダ7とターゲットホルダ6との間を開放する開状態にするための遮蔽部材として機能する。
基板ホルダ7の面上(基板保持面7a)に保持された基板10の外縁の上側を覆うように、リング形状を有するマスク31が設けられている。また、マスク31の周囲には、マスク31の側面を囲むように略円筒形状のシールド33が設けられている。マスク31は、基板ホルダ7上に保持された基板10の成膜面以外の場所へスパッタ粒子が付着することを防止する。ここで、成膜面以外の場所とは、マスク31によって覆われる基板ホルダ7の表面のほかに、基板10の外縁部分、側面、裏面が含まれる。また、シールド33は、基板ホルダ7やマスク31へのスパッタ粒子の付着を軽減するとともに、後述のように、マスク31を支持している。
基板ホルダ7には、基板ホルダ7を回転及び上下動させるための基板ホルダ駆動機構22が設けられている。そして、マスク31は、基板ホルダ7及び基板ホルダ7上に保持された基板10に対して精度よく位置決めされる必要がある。本実施形態においては、基板ホルダ7とマスク31などの部材から、配設位置を精度よく再現するためのマスク位置決め機構が構成されている。
以下に、図2乃至13に基づいて本実施形態に係るマスク位置決め機構について説明する。なお、 図2は、搬送位置でのマスク位置合わせ機構の概略図(部分断面図)であり、基板ホルダ7の基板保持面7aに搬送機構によって基板10を配設する際の、基板ホルダ7とマスク31とシールド33の位置関係を示している。このとき、基板10の成膜面以外の場所への成膜を防ぐためのマスク31は、シールド33の下端部の屈曲部分33aに係止され、基板ホルダ7上に基板10を搬送可能な位置に保持されている。
なお、基板10の搬送機構としては、例えば、基板搬送ロボットが挙げられる。また、図2乃至13においては、基板ホルダ7の基板保持面7aの所定位置に基板10が保持されている状態であるが、図面の複雑化を避けるために基板10を不図示としている。
基板ホルダ7にはテーパピン35(位置決めピン)が、基板保持面7aの外縁側に90°間隔で4箇所に取り付けられている。テーパピン35としては、長いテーパピン35a(第1テーパピン)と短いテーパピン35b(第2テーパピン)の高さの異なる2種類がある。基板ホルダ7の基板保持面7aの中心部を挟んで向かい合う(対峙する)一対のテーパピン35(35a若しくは35b)が、同じ高さのものになるように選択されている。
マスク31のテーパピン35と対向する部分には、溝37がそれぞれ形成されている。溝37は略矩形断面に形成され、テーパピン35と溝37の間隙(クリアランス)は、基板ホルダ7とマスク31との位置関係を高精度且つ再現性良く定めるように調整されている。
図3は、成膜位置でのマスク位置合わせ機構の概略図(部分断面図)であり、基板ホルダ7が上昇し、マスク31が基板ホルダ7のパッド39上に載置された状態を示している。このとき、テーパピン35が溝37に挿入される。マスク31と基板ステージ7との平面方向(X−Y方向)の位置は、テーパピン35と溝37との嵌合によって決定される。テーパピン35には、長いテーパピン35aと短いテーパピン35bの2種類があるため、溝37には長さの違いに応じて異なるタイミングでそれぞれのテーパピン35a,35bが挿入されることになる。
すなわち、先に、長いテーパピン35aが溝37に挿入されることで、2つの長いテーパピン35aを結ぶ軸X上にマスク31の位置が決定され、次に、短いテーパピン35bが溝37に挿入されることで、2つの短いテーパピン35bを結ぶ軸Y上にマスク31の位置が決定される。また、マスク31と基板ホルダ7との高さ方向(Z方向)の位置はパッド39の高さによって決定される。パッド39の高さは、マスク31と基板10の間隔が所定寸法になるように設定されている。パッド39を用いることにより、マスク31と基板10の接触がないので発塵をより少なくすることができる。
ここで、図4乃至6に基づいてテーパピン35及び溝37についてさらに説明する。図4(a)に長いテーパピン35aの斜視図を示す。長いテーパピン35aは、基板ホルダ7に付け根36a側で接続され、先端部側にはテーパ面36dが形成されている。後述するが、マスク31と基板ホルダ7の中心が一致していない場合には、テーパ面36dが溝37の縁部分(角部)と接触することにより、テーパ面36dに沿ってマスク31の位置を調整することができる。
また、テーパ面36dの基板ホルダ7側(付け根36a側)には直線部36cがあり、直線部36cと付け根36aの間には、直径が細く加工された、くびれ部分36b形成されている。長いテーパピン35aは、ステンレスなどの金属若しくは絶縁性のセラミックから構成されている。テーパピン35とパッド39を絶縁材料(絶縁性のセラミックなど)で構成することでマスク31を電気的にフローティングにすることができる。さらに、溝37との摺接抵抗を下げるため、表面はTiN、DLCなどによってコーティングされると好適である。なお、長いテーパピン35aのテーパ面36dは、図4(b)示すように曲面であってもよい。
短いテーパピン35bについては、拡大して図示しないが、図11に示すように、基板ホルダ7に付け根36g側で接続され、先端部側にはテーパ面36fが形成されており、付け根36g側とテーパ面36fの間には直線部36eが形成されている。また、本実施形態ではくびれ部分を有さない形状であるが、直線部36eの付け根36g側にくびれ部分を形成しても良い。材質や表面処理は長いテーパピン35aと同様とすることができる。
図5は、テーパピン35が挿入された状態のマスク31を、基板ホルダ7の基板保持面7a上方側から見た断面図(図3のA−A断面図)であり、溝37とテーパピン35の断面配置を示している。溝37は、基板ホルダ7に保持された状態の基板10の中心に対して、つまり、マスク31の中心方向に対して細長い略矩形状の断面形状を有している。このような形状とすることで、マスク31が熱膨張してもテーパピン35は嵌合することができる。また、溝37の幅方向には熱膨張は小さいため、長いテーパピン35aと短いテーパピン35bは、それぞれ軸X上、軸Y上にマスクの31位置を精度良く決定することができる。
溝37のZ方向の断面(図2のB−B断面図)を図6(a),(b),(c)に示す。このように溝37の角部(図6(a))は、C形状(図6(b))やR形状(図6(c))のように面取り加工をしてもよい。なお、マスク31はテーパピン35(35a,35b)との接触による摩擦力にて妨げられずに動作するように、テーパ面36d,36fの傾斜角度と面精度(表面処理)および溝37の面精度(表面処理)や面取り加工などの角部の処理が選択されている。
次に、マスク31の位置合わせ過程を図7乃至13にて詳しく説明する。
まず、基板ホルダ7の上昇に伴い、長いテーパピン35aが溝37に挿入される様子を図7乃至10に示す。図7は、基板ホルダ7が搬送位置、すなわち、下降している状態であり、このとき、不図示の搬送機構によって基板10が基板ホルダ7(基板保持面7a)の所定位置に配置される。
図8は、基板ホルダ7の上昇中のテーパピン35aとマスク31の状態を示している。基板ホルダ7が上昇すると、長いテーパピン35aのテーパ面36dが溝37の角部に接触し、テーパ面36dが溝37の角部に摺接しながら基板ホルダ7が上昇することで、マスク31を軸X上に配置する調芯機能を発揮させることができる。
図9と図10に示すように、さらに基板ホルダ7が上昇すると、長いテーパピン35aは、溝37に直線部36cで接触するため、長いテーパピン35aはマスク31に抗力を及ぼさない。この状態ではマスク31は軸X上に配置されている。
基板ホルダ7が上昇し、短いテーパピン35bが溝37に挿入される様子を図11乃至13に示す。図11は、図8に示したマスク31の位置における短いテーパピン35bの状態を示している。このとき、短いテーパピン35bは、溝37に接する位置に到達していない。よって、短いテーパピン35bによるマスク31への抗力は発生していない。
また、軸Xのみの単軸での調芯過程(図8参照)においてマスク31が基板保持面7aに対して傾いたとしても、長いテーパピン35aのくびれ部36bによって、調芯時の摩擦力変化を最小に抑えることができる。そのため、長いテーパピン35aと溝37とのアソビ(クリアランス)を最小にすることができる。
図12は、図9に示したマスク31の位置における短いテーパピン35bの状態を示している。
短いテーパピン35bは、短いテーパピン35bのテーパ面36fが溝37の角部に接触し、基板ホルダ7の上昇に伴い、テーパ面36fに溝37の角部を摺接させることで、マスク31を軸Y上に配置する調芯機能を発揮させることができる。このとき、長いテーパピン35aによってマスク31は軸X上への誘導が完了しているため(図9参照)、マスク31へは一方向からの抗力しか及ぼされず、複雑な抗力の重なりは発生しない。
図10及び図13は、基板ホルダ7の上昇が完了した位置(成膜位置)でのマスク31とテーパピン35a,35bの状態を示している。このとき、短いテーパピン35bは、溝37に対して直線部36eが接触しているため、マスク31は軸Y上に位置している。また、長いテーパピン35aも、図9の状態から継続して、溝37に対して直線部36cが接触しているため、マスク31は軸X上に位置している。よって、マスク31と基板ホルダ7との位置関係が高精度に決定されている。なお、溝37は、テーパピン35の先端が接触しないような深さに設定されている。
本発明に係るマスク位置合わせ機構は、長さの異なるテーパピン35a、35bを主要な構成部材として備えており、基板10を挟んで対峙する位置に同じ長さのテーパピン35(35aまたは35b)が配置されている。このため、この一対のテーパピン35を結ぶ線(軸Xまたは軸Y)の平面上にマスク31が調芯される過程が、テーパピン35の長さ毎に2回行われる構成となっている。調芯の際には、テーパピン35と溝37が接触する、調芯の最初期に摩擦力の増加が発生し易い。この摩擦力の増加が複数箇所にて同時に発生すると、マスク31に対する抗力が増加若しくは不安定になり、マスク31が振動する原因となる。
仮にすべてのテーパ面36d,36fが形成された高さが一致していると、X方向とY方向の調芯が同時に行われることになる。この場合、マスク31にはX方向とY方向の抗力が同時に加わり複雑な応力状態が生じるため、マスク31とテーパピン35との間で振動や、かじりを生じやすい。
本発明はテーパピン35の長さが異なるように(より正確には、テーパピン35a、35bに形成されたテーパ面36d,36fの高さ領域が重ならないように)されたため、マスク31には同期に複数方向の抗力が加わらない調芯機構である。すなわち、マスク31に加わる抗力の位相(基板ホルダの移動範囲)をずらすことができるため、マスク31のより正確な位置決め動作を実現することができる。
本発明の実施形態においては、マスク31と基板ホルダ7の位置精度を±0.25mm以下にすることができる。また図8から図13における基板ホルダ7の上昇過程において、マスク31に一時に加わる抗力を一方向に限定する構造になっているため、マスク31若しくはテーパピン35の振動が原因となるパーティクルの発生も低減することができる。本発明の実施形態においては、0.16μm 以上のパーティクルの増加は観察されなかった。このため、本発明に係る成膜機構によれば、より高い歩留まりでの成膜処理が可能となり、生産性の向上や低コスト化に寄与することができる。
なお、本実施形態には、テーパピン35が基板ホルダ7側に、溝37がマスク31側に形成されているが、テーパピン35をマスク31側に、溝37を基板ホルダ7側に形成しても同様の効果が期待でき、マスク31側が上下動する機構であっても同様である。また、本発明について記載した実施形態においては、テーパピン35の数は4本とした実施形態を挙げたが、3本や5本以上として構成することもできる。
なお、本実施形態におけるマスク31は、基板10の外縁部分を被覆するように配設されるが、基板10が配置される基板ホルダ7の周辺部分のみを被覆するように配設される構成であってもよい。特に、基板10の成膜面への成膜面積をできるだけ大きくしたいわゆる全面成膜の場合、基板10の直径とマスク31の内径がほぼ同じか、又は基板10の直径よりマスク31の内径がわずかに大きいような場合にも、本発明に係るマスク位置合わせ機構は好適に適用できる。また、マスク31が直接基板10に接して配設される構成であってもよい。マスク31を直接基板10に接触させる構成とすることにより、基板外縁や裏面への成膜防止効果を高めることができる。
1 スパッタ成膜装置
2 真空チャンバー
3 マグネットホルダ
4 ターゲット
5 バックプレート
6 ターゲットホルダ
7 基板ホルダ
8 排気チャンバー
9 チムニー
10 基板
12 電源
13 マグネット
14 ターゲットシャッター
19 基板シャッター
22 基板ホルダ駆動機構
23 ターゲットシャッター駆動機構
24 基板シャッター駆動機構
28 ターボ分子ポンプ
29 ドライポンプ
31 マスク
33 シールド
33a 屈曲部分
35 テーパピン(位置決めピン)
35a 長いテーパピン(第1テーパピン)
35b 短いテーパピン(第2テーパピン)
36a,36g 付け根
36b くびれ部
36c,36e 直線部
36d,36f テーパ面
37 溝
39 パッド

Claims (8)

  1. 基板を保持可能な基板ホルダと、
    前記基板を挟んで前記基板ホルダ上に配置されるマスクと、
    前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、2つの凸部を有する第1係合部と、
    前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、少なくとも1つの凸部を有する第2係合部と、
    前記第1係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第1溝部と、
    前記第2係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第2溝部と、を備えている基板保持装置におけるマスク位置合わせ方法であって、
    前記第1係合部の凸部を前記第1溝部に係合させ、前記基板ホルダに対する前記マスクの第1の方向の位置を合わせるステップと、
    前記第2係合部の前記凸部を前記第2溝部に係合させ、前記基板ホルダに対する前記マスクの前記第1の方向に直交する方向に位置を合わせるステップと、を有することを特徴とするマスク位置合わせ方法。
  2. 基板を保持可能な基板ホルダと、
    前記基板を挟んで前記基板ホルダ上に配置されるマスクと、
    前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、2つの凸部を有する第1係合部と、
    前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に形成され、少なくとも1つの凸部であって、前記基板ホルダ又は前記マスクから突き出た部分の長さが、第1係合部の凸部の突き出た部分の長さより短い少なくとも1つの凸部を有する第2係合部と、
    前記第1係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第1溝部と、
    前記第2係合部の凸部と係合するように前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか他方に形成された第2溝部と、を備え、
    前記第2係合部の凸部は、前記基板ホルダ上にマスクが配置された状態で、前記第1係合部の2つの凸部を通る直線と直交する線上に配置されることを特徴とする基板保持装置。
  3. 前記第1係合部の2つの凸部の一方端には第1テーパ面が形成され、該第1係合部の2つの凸部の他方端は前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に接続され、
    前記第2係合部の凸部の一方端には第2テーパ面が形成され、該第2係合部の凸部の他方端は前記基板ホルダ及び前記マスクのいずれか一方に接続され、
    前記基板ホルダと前記マスクを係合させる方向において、前記第1係合部の2つの第1テーパ面が形成されている領域は、前記第2係合部の第2テーパ面が形成されている領域と重ならないことを特徴とする請求項2に記載の基板保持装置。
  4. 前記第1係合部の2つの凸部は、前記他方端側にくびれ部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の基板保持装置。
  5. 前記第1および第2溝部は、前記マスク若しくは前記基板ホルダの中心方向に対して細長い長孔であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  6. 前記第2係合部の凸部は、1つであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  7. 前記第1係合部及び前記第2係合部の表面は、TiN、DLCによってコーティングされていることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の基板保持装置。
  8. 真空雰囲気で基板に対して真空処理を行う処理室を有する真空処理装置であって、
    前記処理室には請求項2乃至7のいずれか1項に記載の基板保持装置が設けられていることを特徴とする真空処理装置。
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