JP5950604B2 - ワークホルダ及びワークセット方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークホルダ及びワークセット方法に関し、より詳しくは、板状のワークの処理面にマスクプレートを設けて所定の処理を行う場合に、ワークに対してマスクプレートを位置ずれすることなく取り付けることができるものに関する。
例えば、半導体デバイスやFPDの製造工程においては、シリコンウエハやガラス基板等の板状のワークの一方の面(処理面)に成膜処理やエッチング処理を施す各種の処理工程があり、このような処理工程においては、ワークの処理面への処理範囲を制限(例えば、成膜範囲を所定パターンで制限)して各種処理を行うような場合がある。
従来、ワークへの処理範囲を制限して所定処理を行うものとして、ワークをその一方の面側から支持する、処理室内に固定の基台と、ワークを他方の面側から支持し、この他方の面への処理範囲を制限するマスクプレートと、マスクプレートと基台との両周縁部でワークを挟んで拘束する拘束手段としてのマグネット(永久磁石)とを備えたものが例えば特許文献1で知られている。この従来例のものでは、基台からマスクプレートに向かう方向を上とし、先ず、基台上面にワークを位置決めして載置し、次に、マスクプレートをワークに対して位置決めをして載置し、この状態で、マグネットによりマスクプレートと基台とを吸着することでワークを挟んで拘束する。
ところで、上記従来例のものでは、マスクプレートをワークに対して相対移動させて位置決めする際、ワークを相対移動させ易いように、基台上面に複数の球体が設けられ、マスクプレートを載置させるときにこれらの球体でマスクプレートを支持するようにしている。そして、ワークに対してマスクプレートを相対移動して位置決めした後、球体を下方に向かって付勢するばねを圧縮させながらマグネットによりマスクプレートと基台とを吸着して拘束する。
然し、上記従来例のものでは、マグネットにより吸着する前、マスクプレートは、点接触する球体で支持されているだけであるため、この状態でマグネットによりマスクプレートと基台とを吸着すると、マスクプレートが基台に対して位置ずれを起こし易いという問題があり、これでは、マスクプレートがワークに対しても位置ずれすることになる。
また、上記従来例において、基台をワークが載置される搬送用のトレイとし、このトレイにワークとマスクプレートとをセットして搬送するような場合、マスクプレートと基台(トレイ)との拘束時の保持力は、マグネットの磁力により発生する吸着力で生じる摩擦力だけであるため、水平方向の外力(例えば、搬送ロボットにより次工程へハンドリングするときに発生する加速力)が加わると、トレイに対するマスクプレートの滑りが起きて位置ずれを生じる可能性もある。
特開2010−86809号公報
本発明は、以上の点に鑑み、マスクプレートと基台との両周縁部でワークを挟んで拘束するとき、基台に対してワーク及びマスクプレートの相対位置が位置ずれすることを防止できるようにしたワークホルダ及びワークセット方法を提供することをその課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のワークホルダは、板状のワークをその一方の面側から支持する基台と、このワークをその他方の面側から支持し、この他方の面への処理範囲を制限するマスクプレートと、マスクプレートと基台との両周縁部でワークを挟んで拘束する拘束手段と、を備え、前記基台とマスクプレートとの互いに向かい合う面に、基台とマスクプレートとの相対位置を位置決めして保持する位置決め保持手段を更に備えることを特徴とする。
本発明によれば、位置決め保持手段を設けて、先ず、基台に対してマスクプレートの相対位置が位置決めされ、この状態を保持されるようにし、基台に保持されたマスクプレートに対してワークを位置決めし、拘束手段でマスクプレートと基台との両周縁部でワークを挟んで拘束すれば、基台に対してワーク及びマスクプレートの相対位置が位置ずれすることはなく、しかも、水平方向の外力による基台に対するマスクプレートの滑りの発生も防止することができる。
本発明において、位置決め保持手段は、基台とマスクプレートとのいずれか一方に、互いに同一線上に並ばない位置に夫々設けられる少なくとも3個の突起部材と、各突起部材を受け入れる、基台とマスクプレートとのいずれか他方に設けられる第1の受け部材とを有することが好ましい。これによれば、各突起部材を各第1の受け部材に夫々嵌合するようにして基台上にマスクプレートをセットするだけで、基台に平行な姿勢でこの基台に対してマスクプレートの相対位置が位置決めされて保持される構成が実現できる。この場合、突起部材としては、例えば、球体、マスクプレート側の端部に球面を持つ軸状部材や、マスクプレートに向かって先細りの円錐状部材等で構成され、第1の受け部材が、突起部材のマスクプレート側の端部を輪郭に対応して適宜構成される。
ここで、マスクプレートは、各種処理を繰り返すことで変形して寸法誤差が生じる場合があり、このような場合でも、上記位置決め保持手段を介して基台にマスクプレートをセットできるようにしておく必要がある。このため、突起部材を球体や球面を持つ軸状部材で構成するような場合、第1の受け部材のいずれか1個を、基台上面に平行な同一平面内での位置ずれを規制する、球体の外周面に対応する円錐状の凹部を備えたものとし、第1の受け部材のいずれか他の1個を、上記同一平面内の一方向の変位のみを許容する、当該一方向に長手のV溝を備えたものとし第1の受け部材のいずれか更に他の1個を、球体が点接触して、同一平面内でいずれの方向にも変位を許容する、平坦面を有するものとすればよい。
また、本発明においては、前記各突起部材は、基台とマスクプレートとのいずれか一方に設けられた第2の受け部材に出没自在に設けられることが好ましい。これによれば、基台とマスクプレートとの間に所定の隙間が形成され、この隙間の範囲内でワークを持ち上げ、この状態でワークをマスクプレートに対して位置決めすることができるようになり、ワークの一方の面に傷を付ける等の不具合が発生することを防止でき、有利である。
更に、上記課題を解決するために、請求項1〜3のいずれか1項に記載のワークホルダを用い、このワークホルダにワークをセットする本発明のワークセット方法は、基台からマスクホルダに向かう方向を上とし、この基台上面にワークを載置する工程と、ワークが載置された基台上面に、マスクプレートを載置して上記位置決め手段によりマスクプレートを基台に対して位置決めして保持する工程と、ワークをマスクプレートに対して相対移動し、このワークを位置決めする工程と、上記拘束手段によりマスクプレートと基台との両周縁部でこのワークを挟んで拘束する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、マスクプレートと基台との相対位置ずれを防止して、ワークを所望の位置にセットすることができる。
本発明の実施形態のワークホルダの構成を示す斜視図。 図1に示すワークホルダの平面図。 第2の球体受けを示す図。 (a)〜(d)は、本発明の実施形態のワークセット方法を説明する概念図。
以下、図面を参照して、板状のワークを矩形のガラス基板S、基台を矩形の板状のトレイ1とし、トレイ1に、ガラス基板S(以下、「基板S」という)とマスクプレート2とをセットする場合を例として本発明の実施形態のワークホルダH及びワークセット方法を説明する。以下において、図1を基準に、トレイ1から基板Sに向かう方向を上とし、下、右、左といった方向を示す用語を用いるものとする。
図1及び図2を参照して、Hは、本実施形態におけるワークホルダを示す。ワークホルダHは、基板Sをその一方の面側から支持する基台としてのトレイ1と、基板Sをその他方の面側から支持し、この他方の面(処理面)への処理範囲を制限するマスクプレート2と、トレイ1とマスクプレート2との両周縁部で基板Sを挟んで拘束する拘束手段としてのマグネットプレート3と、マスクプレート2とトレイ1との相対位置を位置決めしてトレイ1に対してマスクプレート2を仮保持する位置決め保持手段4とを備える。
トレイ1は、磁性材料製の板状部材で構成され、基板Sの輪郭に対応し、かつ、基板Sの外形より大きな平面視矩形に形成されたものである。トレイ1の中央部には、処理室内でワークホルダHに基板Sをセットする際に、基板Sを持ち上げる第1リフター61の挿通を可能とする開口11(実施形態は、平面視十字状)が開設されている。なお、トレイ1は、マグネットプレート3による吸着力が十分に得られるものであれば、上記に限定されるものではなく、磁性材料以外のものであってもよい。
マスクプレート2は、トレイ1の輪郭に一致した外形を有する磁性材料製の板状部材で構成され、その中央には、矩形の開口21を備え、この開口21を通して基板Sの処理面に対して成膜処理等の各種処理が行われる。なお、マスクプレート2の形態は、基板Sに対する処理に応じて適宜決定されるものであるため、ここでは詳細な説明を省略する。
マグネットプレート3は、板状の永久磁石で構成され、トレイ1下面に吸着させることで、マスクプレート2とトレイ1との両周縁部で基板Sを挟んで拘束する。本実施形態では、4枚のマグネットプレート3がトレイ1の開口11の周囲に配置されるようになっている。また、マグネットプレート3の吸着力は、後述のコイルばね43bの付勢力より大きくなるように設定されている。なお、マグネットプレート3は、磁性材料製の板材に、複数の永久磁石片を列設したようなものでもよく、また、電磁石を用いることもできる。
位置決め保持手段4は、マスクプレート2の下面に設けた、突起部材としての3個の球体41a,41b,41cと、各球体41a,41b,41cの位置に夫々対応させて、トレイ1の上面に設けた、第1の受け部材としての第1の球体受け42a,42b,42cとで構成されている。いずれか1個の球体41aは、マスクプレート2の一辺でマスクプレート2の中心線上に位置させて設けられ、他の2個の球体41b,41cは、球体41aと同一線上に並ばないようにマスクプレート2の対辺に、球体41aから等間隔で夫々設けられている。また、各球体41a,41b,41cは、第2の受け部材としての第2の球体受け43に夫々設けられている。
第2の球体受け43は、図3に示すように、開口側からマスクプレート2に取り付けられる有底筒状の本体43aを備え、本体の上下方向にのびる孔431は段付きに形成され、この孔431に各球体41a,41b,41cがコイルばね43bを介して設けられている。そして、トレイ1の下面にマグネットプレート3が吸着されていない状態では、コイルばね43bの付勢力で各球体41a,41b,41cの下側の略半分が突出し、トレイ1の下面にマグネットプレート3を吸着させて基板Sを拘束した状態では、コイルばね43bの付勢力に抗して各球体41a,41b,41cが孔431内に収納される。これにより、各球体41a,41b,41cが第2の球体受け43に出没自在となる。
また、球体41aに対応する第1の球体受け42aは、球体41aの外周面に対応する円錐状の凹部を備えたものである。球体41bに対応する第1の球体受け42bは、マスクプレート2の互いに直交する同一平面内の一方向のみの変形を吸収するように中心線に沿ってのびるV溝を備えたものである。球体41cに対応する第1の球体受け42cは、球体41cが点接触となる平坦面を有するものである。これにより、マスクプレート2が、各種処理を繰り返すことで変形して寸法誤差が生じたような場合でも、トレイ1に対してマスクプレート2を位置決めした状態で保持させることができる。
次に、図示省略の処理室に設けた支持枠5において、上記ワークホルダHに基板Sをセットする方法を説明する。この場合、支持枠5には、トレイ1の外形より小さい透孔51が開設され、基板Sを持ち上げる第1リフター61と、マグネットプレート3を持ち上げる非磁性体の4個の第2リフター71とが処理室内に設けられているものとする。また、第1リフター61の駆動軸62は、図示省略のエアシリンダ等の昇降手段を介して、公知の構造のXYθステージ63に接続され、また、第2リフター71の駆動軸72も、図外においてXYθステージ63に接続されている。
図4(a)に示すように、図外の(真空)搬送ロボットにより、支持枠5上面にトレイ1を位置決め設置した後、トレイ1上面に基板Sを位置決めして載置する。次に、図4(b)に示すように、トレイ1の上方へマスクプレート2を搬送し、各球体41a,41b,41cを、各第1の球体受け42a,42b,42cに夫々嵌合させ、トレイ1上面にマスクプレート2を載置する。これにより、トレイ1に対してマスクプレート2の位置決めがなされ、トレイ1に対して平行な姿勢で保持される。このとき、各球体41a,41b,41cの一部がコイルバネ43bの付勢力で第2の球体受け43の下面から突出していることで、トレイ1とマスクプレート2との間には所定の隙間Gが形成される。
次に、第1リフター61により、基板Sを持ち上げ、上記形成された所定の隙間G内に位置させると共に、第1リフター61に設けたチャックにより、基板Sを吸着保持する。このとき、マスクプレート2と基板Sとの間の距離は、例えば約0.1mmである。上記吸着状態において、図4(c)に示すように、例えばCCD8等の位置検出手段を用いて、XYθステージ63により第1リフター61を操作し、基板SをXY方向に水平移動させ、また、基板Sを所定の角度θだけ回動させることで、基板Sをマスクプレート2に対して相対移動させ、基板Sの位置決めがなされる。そして、第1リフター61と共に基板Sを下降させ、トレイ1の上面に基板Sを再度載置する。
次に、第2リフター71により、マグネットプレート3を上昇させ、マグネットプレート3をトレイ1の下面に接触させると共に、マスクプレート2とトレイ1とをその両周縁部で密接させ、マスクプレート2とトレイ1との間に基板Sを挟む。この状態において、マグネットプレート3は、マスクプレート2とトレイ1とを吸着する。このようにして、図4(d)に示すように、マグネットプレート3を介して、マスクプレート2とトレイ1とは、位置決めされた基板Sを拘束する。そして、チャックによる基板Sの吸着保持が解除される。その後、次の処理に備え、移送してもよい。
以上によれば、位置決め保持手段4を介して、トレイ1に対してマスクプレート2の位置決めがされ、この状態が保持される。この保持状態において、基板Sをマスクプレート2に対して位置決めをし、マグネットプレート3によりマスクプレート2とトレイ1との両周縁部で基板Sを挟んで拘束するため、トレイ1とマスクプレート2との相対位置が位置ずれすることはなく、基板Sを所望の位置にセットすることができる。更に、各種処理を行う際に移送を伴う場合であっても、トレイ1とマスクプレート2との相対位置が位置ずれすることを防止できる。
また、各球体41a,41b,41cを各第1の球体受け42a,42b,42cに夫々嵌合するようにしてトレイ1上にマスクプレート2をセットするだけで、トレイ1上方で平行な姿勢でこのトレイ1に対してマスクプレート2の相対位置が容易に位置決めされて保持される。
更に、第1の球体受け42aは、球体41aの外周面に対応する円錐状の凹部を備えたものであり、第1の球体受け42bは、球体41aを回転中心とし、マスクプレート2の一方向のみの移動を許容する、当該一方向に長手のV溝を備えたものであり、第1の球体受け42cは、球体41cが点接触となる平坦面を有するものであるため、各種処理を繰り返すことでマスクプレート2が変形して寸法誤差が生じる場合でも、位置決め保持手段4を介してトレイ1上面にマスクプレート2をセットすることができる。
また、各球体41a,41b,41cの一部がコイルバネ43bの付勢力で第2の球体受け43の下面から突出しているため、トレイ1に対してマスクプレート2が位置決めして保持されたとき、トレイ1とマスクプレート2との間に所定の隙間Gが形成される。この隙間G内で基板Sを持ち上げ、基板Sをマスクプレート2に対して位置決めすることができるようになり、基板Sの一方の面に傷を付ける等の不具合が発生することを防止できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、各球体41a,41b,41c及び第2の球体受け43は、マスクプレート2に設けられ、また、各第1の球体受け42a,42b,42cは、トレイ1に設けられているが、各球体41a,41b,41c及び第2の球体受け43と、各第1の球体受け42a,42b,42cとの設置箇所を入れ替えてもよい。また、上記実施形態では、突起部材を各球体41a,41b,41cとしたものを例に説明したが、これに限定されるものではなく、突起部材を、例えば、マスクプレート2側の端部に球面を持つ軸状部材や、マスクプレート2に向かって先細りの円錐状部材等で構成することもでき、この場合、第1の受け部材42a,42b,42cが、突起部材のマスクプレート2側の端部を輪郭に対応して適宜構成され、また、第2の受け部材も、突起部材をマスクプレート2に向かって付勢した状態で収納できるものであれば、その形態は問わず、コイルばね43bにかえて板ばねを用いることもできる。
また、上記実施形態では、ワークホルダHの状態で搬送できるようにするため、トレイ1を用いたものを例にしたが、これに限定されるものではなく、処理室に設けたステージを基台とし、これに本発明のワークホルダを適用することもできる。また、上記実施形態では、拘束手段として、マグネットプレート3を用いた例としたが、これに限定されるものではなく、例えば、メカニカルクランプのような機械的に拘束するものを用いることもできる。また、基台やマグネットプレートの形態(形状)も上記に限定されるものではない。
H…ワークホルダ、S…ガラス基板、1…トレイ、2…マスクプレート、3…マグネットプレート、41a,41b,41c…球体(突起部材)、42a,42b,42c…第1の球体受け(第1の受け部材)、43…第2の球体受け(第2の受け部材)。

Claims (3)

  1. 板状のワークをその一方の面側から支持する基台と、このワークをその他方の面側から支持し、この他方の面への処理範囲を制限するマスクプレートと、マスクプレートと基台との両周縁部でワークを挟んで拘束する拘束手段と、を備え、
    前記基台とマスクプレートとの互いに向かい合う面に、基台とマスクプレートとの相対位置を位置決めして保持する位置決め保持手段を更に備え、
    位置決め保持手段は、基台とマスクプレートとのいずれか一方に、互いに同一線上に並ばない位置に夫々設けられる少なくとも3個の突起部材と、各突起部材を受け入れる、基台とマスクプレートとのいずれか他方に設けられる第1の受け部材とを有し
    突起部材を球体または先端に球面を持つ軸状部材として、第1の受け部材のいずれか1個を基台上面に平行な同一平面内での位置ずれを規制する、球体の外周面に対応する円錐状の凹部を有し、第1の受け部材のいずれか他の1個を同一平面内の一方向の変位のみを許容する、当該一方向に長手のV溝を有し、第1の受け部材のいずれか更に他の1個を球体が点接触して同一平面内でいずれの方向にも変位を許容する平坦面を有することを特徴とするワークホルダ。
  2. 前記各突起部材は、基台とマスクプレートとのいずれか一方に設けられた第2の受け部材に出没自在に設けられることを特徴とする請求項1記載のワークホルダ。
  3. 請求項1または2記載のワークホルダを用い、このワークホルダにワークをセットするワークセット方法であって、
    基台からマスクホルダに向かう方向を上とし、この基台上面にワークを載置する工程と、
    ワークが載置された基台上面に、マスクプレートを載置して上記位置決め手段によりマスクプレートを基台に対して位置決めして保持する工程と、
    ワークをマスクプレートに対して相対移動し、このワークを位置決めする工程と、
    上記拘束手段によりマスクプレートと基台との両周縁部でこのワークを挟んで拘束する工程と、を含むことを特徴とするワークセット方法。
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