JP5427438B2 - ミシン - Google Patents
ミシン Download PDFInfo
- Publication number
- JP5427438B2 JP5427438B2 JP2009045528A JP2009045528A JP5427438B2 JP 5427438 B2 JP5427438 B2 JP 5427438B2 JP 2009045528 A JP2009045528 A JP 2009045528A JP 2009045528 A JP2009045528 A JP 2009045528A JP 5427438 B2 JP5427438 B2 JP 5427438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- upper thread
- sewing
- needle
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B19/00—Programme-controlled sewing machines
- D05B19/02—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
- D05B19/12—Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B3/00—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
- D05B3/06—Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B47/00—Needle-thread tensioning devices; Applications of tensometers
- D05B47/04—Automatically-controlled tensioning devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
そして、糸調子器101と天秤102との間には、上糸たぐり機構110が設けられている。この上糸たぐり機構110は、図16の平面図に示すように、前後移動を行う上糸たぐり部材111と、上糸たぐり部材111を最前進位置と最後退位置の二位置の間で位置切り替えを行う第一のエアシリンダ112と、プランジャの突出により上糸たぐり部材111を最前進位置と最後退位置との中間位置に制止させる第二のエアシリンダ113とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
また、図16(B)に示す中間位置では、上糸たぐり部材111は糸調子器101及び天秤102に近寄って上糸経路はやや短くなり、図16(A)に示す最後退位置では、上糸たぐり部材111は糸調子器101及び天秤102に最も近寄って上糸経路は最も短くなる。
そして、ボタン穴かがりミシンでは、前回の縫製終了時の上糸切断後において、上糸たぐり部材111を最前進位置に切り換えることで、縫い針の目穴から垂れ下がる上糸端部の長さを短くする。これにより、次の縫製時の第一針の針落ち位置において布から飛び出す上糸の余り長さを短くすることができる。
そして、次の縫製の第一針の開始前に上糸たぐり部材を最後退位置に切り換えることで、上糸たぐり部材111から針棒103の間で上糸を弛ませて、動作を開始した天秤の引っ張りにより縫い針の目穴から上糸が抜けてしまうことを防止する。
そして、縫製終了後の上糸切断前において、上糸たぐり部材111を中間位置に切り換えることで、糸供給源から上糸を必要量繰り出させ、上糸切断を行い、必要な余り長さを確保する。そして、上糸切断後には、再び、上糸たぐり部材111を再び最前進位置に切り換える。
このように、上糸たぐり機構は、縫製の前後において上糸たぐり部材111を三位置に切り換えることで、上糸経路長を適宜調節し、縫いの適正化を図っていた。
かかるボタン穴かがりミシンにより、図17に示す鳩目穴かがり縫いを行う場合を一例として説明する。鳩目穴かがり縫いは、右平行部L1、鳩目右下部L2,鳩目上部L3,鳩目左下部L4,左平行部L5の各部位を経て縫いが行われる。
右平行部L1では、針振りを行いながら、内針(ボタン穴寄りの針落ち位置:図における黒点)から外針(ボタン穴から離れた針落ち位置:図における白点)に針振りが行われるタイミングで、布送り機構によりY軸方向後方に向かって布地が所定ピッチで送られることで縫い目が形成される。
鳩目右下部L2では、右平行部L1と同じ動作に加えて、内針から外針に針振りが行われるタイミングで、布送り機構によりX軸方向内側にも布送りが行われることで外側への斜め縫い目が形成される。
鳩目上部L3では、内針から外針に針振りが行われるタイミングで、旋回機構により縫い目形成方向と逆方向に所定角度単位で旋回が行われることで円弧状の縫い目が形成される。
鳩目左下部L4では、針振りを行いながら、内針から外針に針振りが行われるタイミングで、布送り機構によりY軸方向に沿って布送り側に布地が所定ピッチで送られると共に、X軸方向外側にも布送りが行われることで、内側への斜め縫い目が形成される。
左平行部L5では、針振りを行いながら、内針から外針に針振りが行われるタイミングで、布送り機構によりY軸方向前方に向かって布地が所定ピッチで送られることで縫い目が形成される。
図18は、上記鳩目穴かがり縫いの各部位L1〜L5における上糸消費量を示した線図である。この図から分かるように、平行部L1,L5を標準の消費量とした場合、鳩目右下部L2では消費量が多くなり、鳩目上部L3ではやや少なくなり、鳩目左下部L4ではより少なくなる。
つまり、鳩目右下部L2では、布送り機構により、針振り方向の逆側に布地が送られるため、内針針落ち位置から外針針落ち位置までの距離が長くなり、その結果、上糸消費量が増加する。
また、鳩目上部L3では、放射状に縫い目が形成されるため、内針針落ち位置と内針針落ち位置との間隔が密となり、その結果、内針針落ち位置から外針針落ち位置までの距離がほぼ針振り幅と等しくなり、その結果、上糸消費量が減少する。
また、鳩目左下部L4では、布送り機構により、針振り方向と同じ方向に布地が送られるため、内針針落ち位置から外針針落ち位置までの距離が短くなり、その結果、上糸消費量が減少する。
しかしながら、前述した従来のボタン穴かがりミシンは、上糸たぐり機構110による上糸たぐり部材111の位置を縫製の前後において三位置に切り替えることができるのみであり、このような種々の上糸消費量の違いを解消することはできなかった。
その結果、上糸と下糸とが結節しない目飛びや糸の締まり具合が均一でない縫いむら、布地の縫い縮み等が発生し、縫い品質の低下を招くという問題が生じていた。
また、ボタン穴かがり縫いに限らず、縫い針に対して被縫製物を任意の設定量で移動させる布送り機構を備えるミシンにあっても、その移動量に応じて上糸の消費量に違いを生じるため、目飛び、縫いむら、布地の縫い縮み等が発生し、縫い品質の低下を招くという問題が生じていた。
さらに、前記動作制御手段は、前記縫製パターンデータにより、鳩目穴かがり縫い目を構成する平行部の糸消費量を基準に、鳩目右下部の糸消費量を増加し、鳩目左下部の糸消費量を減少するように、前記上糸たぐりモータを制御することを特徴とする。
さらに、前記縫製パターンデータについて、鳩目穴かがり縫い目を構成する平行部、鳩目右下部、鳩目上部、鳩目左下部毎に上糸たぐり量を設定するデータ設定手段を備えることを特徴とする。
特に請求項1記載の発明は、鳩目穴かがり縫い目の形成において、縫い目を形成する各部ごとの糸消費量の差異に対応し、鳩目穴かがり縫いの縫い品質の向上を図ることが可能となる。
また、請求項3記載の発明は、一針ごとに上糸たぐり量の調節を行うことが可能となり、縫いの各部で糸消費量が変わるような縫いにも対応することができ、縫い品質の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施形態たるボタン穴かがりミシン1を図1乃至図13に基づいて説明する。図1はボタン穴かがりミシン1の側面図、図2はボタン穴かがりミシン1の制御系を示すブロック図である。このボタン穴かがりミシン1は鳩目穴かがり縫いを可能とする鳩目穴かがりミシンである。
図1に示すように、ボタン穴かがりミシン1は、ミシン全体において下部に位置すると共に略矩形箱状をなすベッド部2aと、該ベッド部2aの一端部に設けられた縦胴部2bと、該縦胴部2bからベッド部2aと同方向に延出して設けられたアーム部2cとを備えたミシンフレーム2を備えている。なお、以下の説明において、縦胴部2bが立設された方向をZ軸方向とし、Z軸方向と直交すると共にベッド部2a及びアーム部2cの長手方向をY軸方向とし、Y軸方向とZ軸方向の双方に直交する方向をX軸方向とする。
針棒12は、内部中空の管状に形成されると共に、その上端部がミシンフレーム2のアーム部2cの上面から外部に突出しており、上端開口部から上糸が挿入され、その中空内部を通じて下端部の縫い針11まで上糸を案内する構造となっている。
かかる針上下動機構は、クランク機構により針棒12にミシンモータ17の回転数に同期した周期で往復上下動の付与を行うと共に、針棒12を支持するスリーブがX−Y平面に沿った板バネにより揺動可能に支持されていることにより、針棒12の下端部の縫い針11側がX、Yのいずれの方向にも揺動を行うことが可能となっている。
ルーパ機構60は、ミシンベッド部2aの上部であって後述する布送り機構50の送り台51の下側に配置されている。かかるルーパ機構60は、ミシンベッド部2aにZ軸回りで回転可能に支持されたルーパ土台61と、ルーパ土台61の上部に搭載され、上糸に下糸を絡げて二重環縫いを行う左ルーパ及び左スプレッダと、上糸により単糸環縫いを行う右ルーパ及び右スプレッダと、各ルーパ及び各スプレッダに対して縫いのための所定の揺動動作を付与する駆動機構とを備えている。
左ルーパ及び左スプレッダと右ルーパ及び右スプレッダとは、ルーパ土台61の上部において、互いに旋回軸を中心とする円の半径方向両端に配置されている。そして、縫製時には、左ルーパ及び左スプレッダが針棒12の内針の針落ちに対して二重環縫いを行い、右ルーパ及び右スプレッダが針棒12の外針の針落ちに対して単糸環縫いを行う配置となるように、ルーパ土台61の基本旋回角度が設定されている。
駆動機構は、各駆動軸62,63を針棒12の上下動周期(ミシンモータ17の回転周期と同じ)の二倍の周期で上下動を付与するようになっており、これにより、針棒12が下降するたびに左右のルーパ及びスプレッダが交互に縫い針11から上糸の捕捉を行うことを可能としている。
旋回機構20は、ミシンベッド部2a内に配置された旋回モータ24と、旋回モータ24のトルクを針棒旋回台13側に伝達するための同一軸の上下に設けられた伝達プーリ22(下側のプーリは図示略)と、旋回モータ24の出力軸に設けられた主動プーリと前述したルーパ土台61に設けられたプーリと前述した下側の伝達プーリとの間に掛け渡されたタイミングベルト23と、上側の伝達プーリ22と前述した針棒旋回台13に設けられたプーリとの間に掛け渡されたタイミングベルト21とを備えている。
旋回機構20は、旋回モータ24の回転駆動により、ルーパ土台61と針棒旋回台13とが同位相で回転を行うように各プーリの伝達比が設定されている。つまり、旋回機構20は、針棒の針振り方向と左右のルーパ及びスプレッダの並び方向が常に一致して旋回を行うように旋回動作の付与を行う。
布送り機構50は、X−Y平面に平行な被縫製物の載置面を備える送り台51と、送り台51をX軸方向に沿って移動させる布移動モータとしてのX軸モータ52と、送り台51をY軸方向に沿って移動させる布移動モータとしてのY軸モータ53と、各モータ52,53の回転駆動力をX軸方向及びY軸方向に沿った直動駆動力に変換して送り台51に付与する周知の動力伝達機構から構成されている。
図3はミシンアーム部上面に設けられた各種構成の斜視図、図4は側面図である。
図3,図4に示すように、天秤14は、上糸経路において、糸調子装置35よりも針棒側(上糸供給下流側)に配置され、X軸方向に沿った支軸により揺動可能に軸支されると共にその揺動端部がミシンアーム部2cの上面から上方に突出するように装備されている。そして、この天秤14は、針棒12の上下動と同期してミシンモータ17からクランク機構を介して、Y軸方向に沿って往復動作が付与されるようになっており、針棒12の上昇時に当該針棒12から離間するように後退移動して上糸供給源側から上糸繰り出しを行うと共に縫い針11側に対して上糸引き上げを行い、針棒12の下降時に当該針棒12側に前進移動して縫い針11側への上糸供給を行う。
図5は上糸たぐり機構40の斜め上方から見た斜視図、図6は斜め下方から見た斜視図である。
図3〜図6に示すように、上糸たぐり機構40は、上糸経路における糸調子装置35の下流側に設けられた第三の糸案内33と天秤14との間に配置された上糸たぐり部材41と、上糸たぐり部材41のY軸方向に沿った移動を行わせるガイド42と、上糸たぐり部材41を揺動端部で支持する支持アーム43と、上糸たぐり部材41のY軸方向に沿った位置決め移動の駆動源となる上糸たぐりモータ44と、上糸たぐりモータ44からタイミングベルト45を介して回転駆動される従動プーリ46と、従動プーリ46の外周部と支持アーム42とを連結する連結桿47と、従動プーリ46の半径方向外側に延出された遮蔽板48と、遮蔽板48による遮蔽・非遮蔽状態の変化により上糸たぐりモータ44の原点検索を行う原点センサ49とを備えている。
また、支持アーム43の回動端部は上糸たぐり部材41が針棒12側に移動するように引っ張りバネ43aにより常時張力が付勢されている。
従動プーリ46には、その回転半径方向に延出された遮蔽板47が固定装備されている。かかる遮蔽板47の移動範囲内には、光学式の原点センサ49が配置され、例えば、一定方向の回転時に遮蔽された場合を上糸たぐりモータ44の原点とすることとしている。前述した上糸たぐりモータ44は、ステッピングモータであり、原点センサにより定められた原点の軸角度から駆動指令として入力されるパルスのパルス数に応じて駆動量が制御されるようになっている。つまり、指令パルスのパルス数によって上糸たぐり部材41をY軸方向に沿って任意に位置調節することを可能としている。
図3〜図6に示すように、上糸たぐり機構44は、上糸たぐり部材41と上糸たぐりモータ44を連結する連結桿47を備えている。また、糸調子装置35は、糸調子ソレノイド38の推力を一対の糸調子皿36、37に伝達する伝達桿39を備えている。
このため、駆動源としの上糸たぐりモータ44と糸調子ソレノイド38を、天秤最後端位置を基準に針棒から離間するYA範囲(縦胴部寄りの範囲)に配置すると共に、一対の糸調子皿36、37と上糸たぐり部材41を天秤14の最後端位置より針棒側のYB範囲に配置させることできる。
したがって、糸調子皿36、37から上糸たぐり部材41、天秤14を経由して針棒の至る糸経路が短縮されるので、糸の伸縮による影響が少なくなり、上糸たぐり部材41の移動による糸の消費量変化が機敏になり、目的とする縫い目を容易に形成することができる。
図2に基づいて、ボタン穴かがりミシン10の制御系について説明する。ボタン穴かがりミシン10の制御手段70は、ミシンモータ17を駆動させるためのミシンモータ駆動回路17aと、当該駆動回路17aを制御手段70のCPU71に接続するためのI/F17bと、布送り機構50に備えられたX軸モータ52を駆動させるためのX軸モータ駆動回路52aと、当該駆動回路52aをCPU71に接続するためのI/F52bと、布送り機構50に備えられたY軸モータ53を駆動させるためのY軸モータ駆動回路53aと、当該駆動回路53aをCPU71に接続するためのI/F53bと、旋回モータ24を駆動させるための旋回モータ駆動回路24aと、当該駆動回路24aをCPU71に接続するためのI/F24bと、上糸たぐりモータ44を駆動させるための上糸たぐりモータ駆動回路44aと、当該駆動回路44aをCPU71に接続するためのI/F44bと、上糸たぐりモータ44の原点検索を行う原点センサ49をCPU71に接続するためのI/F49bと、糸調子装置35の糸調子ソレノイド38を駆動させるための糸調子ソレノイド駆動回路38aと、当該駆動回路38aをCPUに接続するためのI/F38bと、各種の設定が入力される操作パネル75と、当該操作パネル75をCPU71に接続するためのI/F75bと、ミシンモータ17の出力軸角度を検出するエンコーダ18の出力パルスをカウントするエンコーダ回路18aと、当該エンコーダ回路18aをCPU71に接続するためのI/F18bとを備えている。
なお、上記X軸モータ52、Y軸モータ53、旋回モータ24もパルスモータであり、原点検索をおこなうための原点センサを備えているが図示は省略する。
図7は操作パネル75の正面図である。操作パネル75は、縫製パターンデータのナンバーの表示部75a及びその選択を行う増減キー75bと、各縫製パターンデータの各種のパラメータの設定値を表示する表示部75c及び設定値の増減を行う増減キー75dと、各種のパラメータを特定する項目番号の表示を行う表示部75e及び設定項目の項目番号の選択を行う増減キー75fと、設定開始を入力するデータ設定キー75gと、設定完了を入力する準備キー75hとを備えている。
この操作パネル75により設定入力された縫製パターンデータの各種パラメータの設定値により縫製の実行に必要となる各種の制御値が算出され、縫製パターンデータが生成される。
(1)鳩目形状:眠り目穴かがり縫いか鳩目穴かがり縫いかを数値で選択する。眠り目は数値「0」を選択し、鳩目穴かがり縫いはサイズの異なる五段階の縫いを数値「1」〜「5」により選択する。
(2)縫い長さ:形成される穴かがり縫いの縫い目のY軸方向における全長を数値入力する。
(3)平行部針数:右平行部L1+鳩目右下部L2(左平行部L5+鳩目左下部L4は同じ数値で設定される)の針数を数値で入力する。
(4)鳩目針数:鳩目上部L3(又は眠り目部L6)の針数を数値で入力する。
(5)閂止め形式:閂止め縫いの実行の有無及び閂止めの種類の選択を数値で入力する。「0」で閂止めなし、「1」で流れ閂止め、「2」で直線閂止め、「3」で丸閂止めが設定される。
(6)鳩目右下部・上糸たぐり量:鳩目右下部L2の部位に属する全針数の合計となる上糸たぐり量を数値入力する。入力された合計上糸たぐり量はCPU71により鳩目右下部の針数で除算されて一針ごとの値に変換される。鳩目右下部の針数は鳩目穴かがり縫いはサイズによって自動的に決められる。
(7)鳩目上部・上糸たぐり量:鳩目上部L3(又は眠り目部L6)の部位に属する全針数の合計となる上糸たぐり量を数値入力する。一針ごとの値に変換される点は前述と同じ。
(8)鳩目左下部・上糸たぐり量:鳩目左下部L4の部位に属する全針数の合計となる上糸たぐり量を数値入力する。一針ごとの値に変換される点は前述と同じ。また、鳩目左下部の針数も鳩目穴かがり縫いはサイズによって自動的に決められる。
(9)流れ閂止め部右上・上糸たぐり量:(5)で「流れ閂止め」を選択した場合に、流れ閂止め部右上に属する全針数の合計となる上糸たぐり量を数値入力する。一針ごとの値に変換される点は前述と同じ。
(10)流れ閂止め部左上・上糸たぐり量:(5)で「流れ閂止め」を選択した場合に、流れ閂止め部左下に属する全針数の合計となる上糸たぐり量を数値入力する。一針ごとの値に変換される点は前述と同じ。
なお、左右の平行部L1,L5の上糸たぐり量は既定値が採用されるので設定は行われない。
また、(6)〜(10)については、一針ごとの上糸たぐり量を設定するようにしても良い。
(1)〜(5)は前述と同様。
(6)上糸たぐり補正:内針から外針に針振りが行われる場合の各針落ち位置の距離(糸消費量)について、平行部L1,L5を基準値とした場合の他の部位における距離変化量に対して乗ずる補正値を数値入力する。補正を行わない場合は「0」とし、補正値は「1」〜「10」までの十段階で設定することができる。なお、上記針落ち位置間距離はCPU71が演算により算出する。
操作パネル75は、これらの設定パラメータを設定入力する「データ設定手段」として機能する。
上記図8又は図9の設定パラメータの設定入力が行われると、CPU71は、縫製パターンデータを生成する。図10は縫製パターンデータのデータ内容を一覧表形式で表した説明図である。
縫製パターンデータにおいて「針落ち」は、一つの穴かがり縫いを行う場合の内針、外針毎の針落ちを示し、針数は、内針、外針の2回の針落ちで1針と数える。「部位」は、各針数が属する穴かがり縫いにおける各部位L1〜L8を示す。
「送り台XY座標」は、各針における送り台51のX−Y座標上での目標位置を示す。送り台51の原点や縫い開始位置は、予め既定値が定められており、一針落ちごとの「送り台X座標」は各部位ごとに定められている。例えば、平行部L1,L5ではX軸方向について送り台51は移動せず、鳩目下部L2,L4では針振り縫い目が斜行するので毎針ごとに徐々に変化し、鳩目上部L3では内針が円弧の軌跡を描くように変化する。
また、一針落ちごとの「送り台Y座標」は、部位によっては規定値が定められ、また、部位によっては設定パラメータから算出される。例えば、平行部L1,L5では、設定パラメータの「縫い長さ」から鳩目上部L3の分を減じて「平行部針数」で除算した値からCPU71は算出を行う。
「旋回位置」は、各針における旋回モータ24の回転角度を示す。鳩目上部L3(又は眠り穴部L6)における旋回角度は、180°を設定パラメータ「鳩目針数」で除算してCPU71は算出を行う。
「針落ち位置」は、「送り台XY座標」と針振りによる縫い針の位置変化量との合計によりCPU71は算出を行う。
「内針→外針変化量ΔL」は平行部L1,L5の針落ち位置間距離Lを基準とした場合の変化量を示す。つまり、平行部L1,L5のΔLは基準値なので全て0となり、それ以外の部位のΔLについては、(各部位の針落ち距離L)−(平行部の針落ち距離L)からCPU71は算出を行う。
「旋回移動量」は、毎針ごとの旋回モータ24の駆動パルス数であり、「旋回位置」の一針落ち前の値との差から、CPU71は算出する。
「上糸たぐり量」(A)は、毎針ごとの上糸たぐりモータ44の駆動パルス数であり、図8の設定パラメータが入力された場合に算出が行われる。即ち、CPU71は、図8の(6)〜(10)で設定された合計の上糸たぐり量を各部位の内針数(又は外針数)で除算して、一針分の上糸たぐり量を算出すると共に、当該上糸たぐり量に応じた上糸たぐりモータの駆動パルス数を算出する。
一方、「上糸たぐり量」(B)は、(A)と同様に毎針ごとの上糸たぐりモータ44の駆動パルス数であるが、図9の設定パラメータが入力された場合に算出が行われる。即ち、CPU71は、図9の(6)で設定された上糸たぐり補正値を「内針→外針変化量ΔL」に乗算することで、一針分の上糸たぐり量を算出すると共に、当該上糸たぐり量に応じた上糸たぐりモータの駆動パルス数を算出する。
なお、X軸モータ52及びY軸モータ52の1パルスごとの分解能は0.1[mm]、旋回モータ24の1パルスごとの分解能は1[°]、上糸たぐりモータ44の1パルスごとの分解能は0.1[mm]に設定されている。
また、上記処理により縫製パターンデータを生成するCPU71は、「データ生成手段」として機能することとなる。
図11はボタン穴かがりミシン10の設定パラメータの設定入力から縫製動作までの全体的な処理を示すフローチャートであり、図12は設定パラメータの設定処理についてのフローチャートであり、図13は縫製中の上糸たぐり機構40の動作制御のフローチャートである。
これらに基づいて、ボタン穴かがりミシン10の全体的な処理を説明する。
まず、CPU71は、操作パネル75の縫製パターンデータのナンバー増減キー75bの押下が行われた否かを判定し(ステップS1)、押下されていない場合には、例えば初期値(パターンナンバー1を選択)を維持して当該パターンナンバーを表示部75aに表示すると共にステップS3に処理を進める。また、ナンバー増減キー75bが押下された場合には、キーの+−に応じてパターンナンバーを増減してパターンナンバーを表示部75aに表示すると共に(ステップS2)、ステップS3に処理を進める。
設定キー75gが押下されると、CPU71は、まず、設定対象となる設定パラメータとして項目番号(1)の「鳩目形状」を自動的に選択し、表示部75eに「1」を表示する(ステップS31)。そして、増減キー75fの入力判定を行い(ステップS32)、入力がなければ処理をステップS34に進め、入力が行われた場合には設定対象となる設定パラメータの項目番号を変更してから(ステップS33)、ステップS34に処理を進める。
ステップS34では、現在選択されている設定パラメータについて、増減キー75dの押下による設定数値の増減の入力が行われたか否かの判定を行う。入力がなければ処理をステップS36に進め、入力が行われた場合には設定対象となる設定パラメータの設定数値の変更を行う。つまり、(1)鳩目形状、(2)縫い長さ、(3)平行部針数、(4)鳩目針数、(5)閂止め形式、(6)鳩目右下部・上糸たぐり量、(7)鳩目上部・上糸たぐり量、(8)鳩目左下部・上糸たぐり量、(9)流れ閂止め部右上・上糸たぐり量、(10)流れ閂止め部左上・上糸たぐり量の内の選択されているパラメータについて、その設定数値が変更される(ステップS35)。
また、設定パラメータ(1)〜(10)までの設定が継続される場合には、データ設定キー75gの入力は行われず、処理をステップS32に戻して、変更を行う全ての設定パラメータについて、S32〜S35の処理が繰り返し行われる。
なお、上糸たぐりモータ44の原点位置は、糸たぐり量が最も多くなる位置(最前進位置、天秤14から最も離れた位置)に上糸たぐり部材41が来るように設定されている。これにより、縫い針11の目穴に通された上糸の余り端部を短く調節することができる。
まず、X軸、Y軸モータ52,53を制御して、原点位置の送り台51を縫い開始位置まで移動させる(ステップS9)。
次いで、上糸たぐり部材41を糸たぐり量が最も少なくなる位置(最後退位置、天秤14に最も近い位置)に移動するように上糸たぐりモータ44を制御する(ステップS10)。これにより、ステップS7で糸たぐり量が最も多くなる位置とされた上糸たぐり部材41が後退して上糸経路が短くなり、上糸は弛みを生じるか或いは低テンション状態となる。このようにすることで、針棒12の第一針の下降時において、上糸の端部が縫い針11の目穴から抜け落ちることを防止することができる。
ここで、かかるボタン穴かがり縫いの縫製中における上糸たぐりの動作制御を図13のフローチャートに従って説明する。
一方、次の運針が内針である場合には、ミシンモータ17の軸角度をエンコーダ18から検出し、CPU71は、上糸たぐりを実行する所定の軸角度か否かを判定する(ステップS52)。かかる判定において、上糸たぐりを実行する所定の軸角度ではない場合には、処理を終了する。
一方、上糸たぐりの実行軸角度である場合には、縫製パターンデータの上糸たぐり量の設定値を読み出し、設定値が0であるか否かを判定する(ステップS53)。かかる判定において、上糸たぐり量の設定値が0であれば、処理を終了する。
そして、上糸たぐり量の設定値が0でなければ、設定値に従って上糸たぐりモータ44を駆動し、上糸たぐりを実行した後(ステップS54)、次の針数の縫製動作に移行する。
なお、かかる上糸たぐりの動作制御は、縫製時における微小な時間間隔(例えばミシンモータの軸角度が微小角度変化する程度の周期)で繰り返される割り込み処理である。
そして、送り台51(X軸モータ52及びY軸モータ53)、針棒旋回台13及びルーパ土台61(旋回モータ24)を全て原点位置に戻し(ステップS13)、処理をステップS8に戻す。つまり、次の縫製のためにスタートスイッチが押下されるまで待機状態となる。
上記ボタン穴かがりミシン10は、ボタン穴かがり縫いの各部位、特に、鳩目穴かがり縫いにおける鳩目右下部L2,鳩目上部L3,鳩目左下部L4,眠り目部L6,流れ閂止め部L7,L8を行うための布送り機構50の布移動により上糸の消費量が変化する場合であっても、各部位における上糸たぐり量の設定値に応じて上糸たぐりモータ44が制御され、適正な糸たぐり量で上糸供給を行うことができ、上糸の消費量の変化に応じて糸供給ができるので、目飛び、縫いむら、布地の縫い縮み等の発生を効果的に抑えることができ、縫い品質の向上を図ることが可能となる。
図14にボタン穴かがり縫いにおける他の設定パラメータの例を示す。
この例では、補正前述した図9の場合のように、(6)として「上糸たぐり補正」の設定項目を設け、全針数に対して上糸たぐり量(「内針→外針変化量ΔL」に乗算する比率)を定める構成としながらも、さらに、(7)〜(11)に示すように、図8の例のように、特定の部位について個別に上糸たぐり量を定めるようにしても良い。つまり、縫製パターンデータにおいて、内針→外針変化量ΔLが0ではない針数については「上糸たぐり補正」の設定値を乗算して上糸たぐり量を算出するが、個別に上糸たぐり量が設定値として定められている部位については、当該個別部位の設定上糸たぐり量を優先的に採用するように縫い制御を行う。
また、上記実施形態では、パラメータ設定可能な複数の部位は、流れ閂止め縫いを一例として説明したが、直線閂止め縫いや丸閂止め縫いを設定可能な部位とすることも容易に考えられる。
11 縫い針
12 針棒
14 天秤
20 旋回機構
40 上糸たぐり機構
41 上糸たぐり部材
44 上糸たぐりモータ
50 布送り機構
52 X軸モータ(布移動モータ)
53 Y軸モータ(布移動モータ)
60 ルーパ機構
70 制御手段(動作制御手段)
71 CPU(データ生成手段)
74 EEPROM(データメモリ)
75 操作パネル(データ設定手段)
L1 右平行部
L2 鳩目右下部
L3 鳩目上部
L4 鳩目左下部
L5 左平行部
L6 眠り目部
L7 右流れ閂止め縫い
L8 左流れ閂止め縫い
Claims (5)
- 縫い針を保持する針棒の上下動を行う針上下動機構と、
前記針棒の上下動に同期して往復動作を行い、縫い針側からの上糸の引き上げ又は糸供給源側からの上糸の繰り出しを行う天秤と、
前記糸供給源からの上糸に張力を付与する糸調子装置と、
前記糸調子装置から前記天秤に渡る上糸に係合して、水平方向の移動により糸たぐりを行う上糸たぐり部材を有する上糸たぐり機構と、
前記針棒の上下動に同期して、当該針棒に対して交差する平面に沿って被縫製物を布移動モータにより任意の移動量で移動する布送り機構と、
縫製時に予め設定された移動量で被縫製物の移動を行うように前記布移動モータを制御する動作制御手段とを備えるミシンにおいて、
上糸たぐり量を定めた縫製パターンデータを記憶するデータメモリを備え、
前記上糸たぐり機構は、前記上糸たぐり部材の移動を行う上糸たぐりモータを備え、
前記動作制御手段は、前記縫製パターンデータに基づいて、縫製中一針毎に、任意の設定量で前記上糸たぐり部材が移動するように前記上糸たぐりモータの制御を行と共に、
前記縫製パターンデータにより、鳩目穴かがり縫い目を構成する平行部の糸消費量を基準に、鳩目右下部の糸消費量を増加し、鳩目左下部の糸消費量を減少するように、前記上糸たぐりモータを制御することを特徴とするミシン。 - 縫い針を保持する針棒の上下動を行う針上下動機構と、
前記針棒の上下動に同期して往復動作を行い、縫い針側からの上糸の引き上げ又は糸供給源側からの上糸の繰り出しを行う天秤と、
前記糸供給源からの上糸に張力を付与する糸調子装置と、
前記糸調子装置から前記天秤に渡る上糸に係合して、水平方向の移動により糸たぐりを行う上糸たぐり部材を有する上糸たぐり機構と、
前記針棒の上下動に同期して、当該針棒に対して交差する平面に沿って被縫製物を布移動モータにより任意の移動量で移動する布送り機構と、
縫製時に予め設定された移動量で被縫製物の移動を行うように前記布移動モータを制御する動作制御手段とを備えるミシンにおいて、
上糸たぐり量を定めた縫製パターンデータを記憶するデータメモリを備え、
前記上糸たぐり機構は、前記上糸たぐり部材の移動を行う上糸たぐりモータを備え、
前記動作制御手段は、前記縫製パターンデータに基づいて、縫製中一針毎に、任意の設定量で前記上糸たぐり部材が移動するように前記上糸たぐりモータの制御を行い、
前記縫製パターンデータについて、鳩目穴かがり縫い目を構成する平行部、鳩目右下部、鳩目上部、鳩目左下部毎に上糸たぐり量を設定するデータ設定手段を備えることを特徴とするミシン。 - 前記縫製パターンデータは、前記上糸たぐりモータの駆動パルス数と前記布移動モータの駆動パルス数が一針毎に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載のミシン。
- 前記データ設定手段は、前記縫製パターンデータについて、前記平行部を基準として、前記鳩目右下部、前記鳩目左下部の補正値を入力することにより上糸たぐり量を設定可能とすることを特徴とする請求項2記載のミシン。
- 前記上糸たぐり機構は、前記上糸たぐり部材と前記上糸たぐりモータを連結する連結桿を有し、
前記糸調子装置は、一対の糸調子皿と、糸調子ソレノイドと、前記糸調子ソレノイドの推力を前記一対の糸調子皿に伝達する伝達桿を有し、
前記糸調子皿及び前記上糸たぐり部材を、それぞれ前記糸調子ソレノイド及び前記上糸たぐりモータよりも、ミシンの縦胴部から針棒側に向かう方向について針棒側に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載のミシン。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045528A JP5427438B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | ミシン |
EP10154761A EP2226419B1 (en) | 2009-02-27 | 2010-02-26 | Sewing machine |
AT10154761T ATE542940T1 (de) | 2009-02-27 | 2010-02-26 | Nähmaschine |
CN201010122765.4A CN101818416B (zh) | 2009-02-27 | 2010-02-26 | 缝纫机 |
KR1020100018229A KR101707158B1 (ko) | 2009-02-27 | 2010-02-26 | 재봉기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009045528A JP5427438B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | ミシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010194235A JP2010194235A (ja) | 2010-09-09 |
JP5427438B2 true JP5427438B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=42246064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009045528A Active JP5427438B2 (ja) | 2009-02-27 | 2009-02-27 | ミシン |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP2226419B1 (ja) |
JP (1) | JP5427438B2 (ja) |
KR (1) | KR101707158B1 (ja) |
CN (1) | CN101818416B (ja) |
AT (1) | ATE542940T1 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101809216B (zh) | 2007-08-30 | 2015-10-21 | Vsm集团股份公司 | 针脚数据对象的定位 |
WO2009061258A1 (en) | 2007-11-09 | 2009-05-14 | Vsm Group Ab | Thread cut with variable thread consumption in a sewing machine |
US8606390B2 (en) | 2007-12-27 | 2013-12-10 | Vsm Group Ab | Sewing machine having a camera for forming images of a sewing area |
ITAN20090099A1 (it) * | 2009-12-14 | 2011-06-15 | Derim Srl | Macchina da cucire programmabile con gruppi di cucitura indipendenti, sincronizzati e orientabili, per effettuare tutti i tipi di cucitura, su tutti i tipi di materiali cucibili, in tutte le direzioni, mantenendo costante la qualita' della cucitura. |
CN102277696B (zh) | 2010-06-09 | 2015-03-11 | Vsm集团股份公司 | 送料器移动补偿 |
JP5993160B2 (ja) * | 2011-04-01 | 2016-09-14 | Juki株式会社 | ミシン |
JP6010304B2 (ja) * | 2012-02-02 | 2016-10-19 | Juki株式会社 | ミシン及びミシンのデータ作成方法 |
CN103374797B (zh) * | 2012-04-27 | 2017-03-01 | Juki株式会社 | 缝纫机 |
US8960112B2 (en) | 2013-02-01 | 2015-02-24 | Vsm Group Ab | Stitching system and method for stitch stop embellishments |
KR101460943B1 (ko) * | 2014-05-07 | 2014-11-13 | 전계욱 | 자수기의 장력 제어 장치 및 그 방법 |
CN106319785B (zh) * | 2015-06-19 | 2020-04-24 | 北京大豪科技股份有限公司 | 模板机的底线监控方法及系统和模板机 |
JP2020000731A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | ブラザー工業株式会社 | ミシン |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54163147A (en) * | 1978-06-13 | 1979-12-25 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Device for automatically adjusting upper thread on sewing machine |
JPS55163073A (en) | 1979-06-06 | 1980-12-18 | Janome Sewing Machine Co Ltd | Device for automatically setting tension of cotton of sewing machine |
US4215641A (en) | 1979-07-05 | 1980-08-05 | The Singer Company | Electronic control of needle thread in a sewing machine |
JPS60119982A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-27 | ジューキ株式会社 | ミシンの報知装置 |
US4566396A (en) * | 1984-09-27 | 1986-01-28 | Tokyo Juki Industrial Co., Ltd | Thread feed mechanism in sewing machine |
JPS6187587A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-02 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 水平釜に於ける下糸繰出し案内装置 |
JPH0710312B2 (ja) | 1986-11-15 | 1995-02-08 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの布送り制御装置 |
JPH0796094A (ja) * | 1993-09-30 | 1995-04-11 | Juki Corp | ミシンの糸案内装置 |
JP4043642B2 (ja) * | 1999-04-20 | 2008-02-06 | Juki株式会社 | 電磁ソレノイドによるミシンの糸調子装置 |
DE19951127C2 (de) * | 1999-10-23 | 2002-06-20 | Duerkopp Adler Ag | Knopfloch-Nähmaschine |
JP2002177678A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-25 | Juki Corp | ミシン |
JP2003225488A (ja) * | 2002-02-04 | 2003-08-12 | Juki Corp | ミシンの糸調子装置 |
JP2003230784A (ja) * | 2002-02-13 | 2003-08-19 | Juki Corp | ミシン本体 |
JP4094867B2 (ja) * | 2002-02-20 | 2008-06-04 | Juki株式会社 | ミシン |
JP4744072B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2011-08-10 | Juki株式会社 | ミシン |
JP2006043038A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Brother Ind Ltd | ミシン |
JP5073272B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-11-14 | Juki株式会社 | ミシン |
-
2009
- 2009-02-27 JP JP2009045528A patent/JP5427438B2/ja active Active
-
2010
- 2010-02-26 CN CN201010122765.4A patent/CN101818416B/zh active Active
- 2010-02-26 AT AT10154761T patent/ATE542940T1/de active
- 2010-02-26 KR KR1020100018229A patent/KR101707158B1/ko active IP Right Grant
- 2010-02-26 EP EP10154761A patent/EP2226419B1/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE542940T1 (de) | 2012-02-15 |
KR20100098345A (ko) | 2010-09-06 |
JP2010194235A (ja) | 2010-09-09 |
KR101707158B1 (ko) | 2017-02-15 |
CN101818416A (zh) | 2010-09-01 |
CN101818416B (zh) | 2013-06-19 |
EP2226419A1 (en) | 2010-09-08 |
EP2226419B1 (en) | 2012-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5427438B2 (ja) | ミシン | |
JP5616587B2 (ja) | ベルトループ付けミシン | |
JP6502699B2 (ja) | ミシン | |
JP4509491B2 (ja) | 差動送りミシン | |
JP6045318B2 (ja) | ミシン | |
JP6151979B2 (ja) | 刺繍機 | |
JP2013162859A (ja) | ミシン | |
JP5544056B2 (ja) | 飾り縫いミシン | |
JP2002306881A (ja) | 穴かがりミシン | |
CN104818587B (zh) | 缝纫机 | |
JP5142454B2 (ja) | ミシン | |
JP6010304B2 (ja) | ミシン及びミシンのデータ作成方法 | |
JP2005131255A (ja) | 縫製装置 | |
JP6950413B2 (ja) | ミシンとミシンの制御方法 | |
JP2009160263A (ja) | ボタン穴かがりミシン | |
JP5420606B2 (ja) | 間歇ステッチ縫いミシン | |
JP2013252159A (ja) | ボタン穴かがりミシン | |
WO2023053506A1 (ja) | ミシンの針板構造及びミシン | |
WO2023053508A1 (ja) | ミシンの制御装置及び設定装置並びにミシン | |
US20240026584A1 (en) | Controlling device and method for sewing machine, and sewing machine | |
JP2016220781A (ja) | ミシンとミシンの制御方法 | |
TW202323621A (zh) | 縫紉機之旋梭構造及縫紉機 | |
CN106048906B (zh) | 纽扣孔锁边缝纫机 | |
KR20030044874A (ko) | 뿌리감기 단추달이 재봉기 | |
TW202323619A (zh) | 縫紉機及按壓裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5427438 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |