JP5427405B2 - テープタイプ使い捨ておむつ - Google Patents
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そこで、本発明の主たる課題は、装着時だけでなく使用後の廃棄時においてもより効果的に消臭効果が発揮される吸収性物品を提供することにある。
<請求項1記載の発明>
前後方向中央よりも前側に延在する腹側部分と、前後方向中央よりも後側に延在する背側部分と、
背側部分の両側部にそれぞれ取り付けられたファスニングテープと、背側部分における両ファスニングテープの間に設けられた、おむつ幅方向に弾性伸縮する背側伸縮シートと、
身体側表面を形成する透液性トップシートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収要素と、前記液不透過性シートの裏面を覆う不織布からなる外装シートとを有し、
両ファスニングテープを腹側部分にそれぞれ係止することによって装着する、テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記背側伸縮シートが消臭剤を含有しているとともに、前記液不透過性シートと前記外装シートとの間若しくは前記外装シートの外面に設けられるか、又は前記外装シートが複数枚の不織布が重ねられて形成され、かつその不織布間に設けられている、
ことを特徴とするテープタイプ使い捨ておむつ。
テープタイプ使い捨ておむつは、廃棄時には表面シートが内側になるように且つファスニングテープを有する背側部分が外側となるように丸め若しくは折り畳んだ状態で、その外面に両ファスニングテープを固定する形態が広く採用されている。このような廃棄時状態においては、図11に示すように外面の略全体が両ファスニングテープ間の部分により覆われており、表面シートに付着した排泄物や吸収要素により吸収した排泄物から発生する臭気はこの部分を通り外部に放出される。よって、この両ファスニング間の部分に消臭剤を含有させると、おむつを丸めた若しくは折り畳んだ廃棄形態において、消臭シートが臭気の主たる通り道に位置するようになるため、より効果的に消臭効果が発揮される。また、おむつを丸めた若しくは折り畳んだ廃棄形態において、消臭シートがより外側に近く位置するため、例えば保管容器内の臭気等、当該物品の外部に存在する臭気に対しても消臭効果が発揮される利点もある。また、このような構成とすることにより、消臭シートをおむつの外面全体に設けなくても消臭効果が効果的に発揮されるため、コストパフォーマンスに優れるようにもなる。
前記背側伸縮シートは、両端部が前記ファスニングテープのおむつへの取り付け部分と重なる部位まで延在されており、かつ前記背側伸縮シートの前後方向寸法が前記ファスニングテープの前記取り付け部分の前後方向寸法よりも長い、請求項1記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
背側伸縮シートがこのような大きさで配置されていると、消臭剤を含有する背側伸縮シートの面積が十分なものとなり、優れた消臭効果が得られるため好ましい。
前記液不透過性シートの透湿性が6000g/m2・24h以上である、請求項1又は2記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
液不透過性シートの吸収要素側に背側伸縮シートを設ける場合、液不透過性シートの通気性が不十分であると、外部の臭気に対する消臭効果に乏しくなるだけでなく、内部臭気が背側伸縮シートを通り抜けにくくなり、内部臭気の消臭効果にも乏しくなる。よって、液不透過性シートは上記のように十分な透湿性を有しているのが好ましい。なお、透湿性はJIS K 7129(A法)により測定される値を意味する。
前記背側伸縮シートは、シート基材と、このシート基材に接着樹脂を介して固定された消臭剤粒子とを有するものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
背側伸縮シートに消臭剤を含有させるにあたり、このように粒子状のものを接着樹脂を介して基材に固定した構造を採用すると、製造が容易になるとともに、消臭剤と臭気との接触効率を十分に確保できるためこのましい。
前記背側伸縮シートは、不織布または紙からなる通気性基材を前記シート基材とし、これに弾性伸縮部材をおむつ幅方向に沿って伸長した状態で固定してなるものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
背側伸縮シートの基材がこのような通気性シートであると、基材自体が臭気吸着により若干の消臭効果を発揮できるとともに、基材の表面積が大きく通気性があることから臭気と消臭剤との接触確率が向上する。消臭効率を向上させるためには、シート基材はこのような特性を有しているのが好ましい。
前記消臭剤粒子及び接着樹脂を含むインクにより、前記シート基材にデザイン印刷が施されており、そのデザイン印刷がおむつの外面側から視認可能になっている、請求項4記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
背側伸縮シートに消臭剤を含有させる際、このように消臭剤を含むインクを利用してデザイン印刷を施すことにより、製造が容易となるとともに、消臭剤の付与部が外観的に視認できるようになり、商品機能のアピール性に富むようになるため好ましい。
前記背側伸縮シートは、前記シート基材としての内面側シート基材と外面側シート基材との間に前記弾性伸縮部材が挟まれてなるものであり、且つこれら内面側シート基材、外面側シート基材及び弾性伸縮部材がおむつ幅方向に間欠的に固定されるとともに、これら固定部間に、内面側シート基材、外面側シート基材及び弾性伸縮部材が固定されていない隙間がおむつ幅方向と交差する方向に沿って連続的に形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
背側伸縮シートをこのような構造とすることにより、皺が襞状に整列して背側伸縮シート内に縦方向の臭気通路が形成され、臭気と消臭剤との接触効率が向上するため好ましい。
<テープタイプ使い捨ておむつの実施形態>
以下の説明において、「前後方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味し、「上下方向(縦方向)」とはおむつの装着状態、すなわちおむつの腹側部分両側部と背側部分量側部を重ね合わせるようにおむつを股間部で2つに折った際に胴回り方向と直交する方向、換言すればウエスト開口部WO側と股間部側とを結ぶ方向を意味する。
(外装シート)
外装シート12は吸収要素50を支持し、着用者に装着するための部分である。外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を入れる部位となる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで液不透過性シートが構成される。)などを例示することができる。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
表面シート30は液透過性を有するものであれば足り、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
表面シート30を透過した排泄物を吸収体へ移動させ、逆戻りを防ぐために、表面シート30と吸収要素50との間に中間シート(セカンドシートもいわれる)40を設けることができる。この中間シート40は、排泄物を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した排泄物の吸収体からの逆戻りを防止し、表面シート30表面を肌触りを良くするものである。中間シート40は省略することもできる。
表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を阻止し、横漏れを防止するために、製品の両側に、使用面側に突出(起立)する側部バリヤーカフス60、60を設けるのは好ましい。
この側部バリヤーカフス60は、実質的に幅方向に連続するバリヤーシート62と、このバリヤーシート62に前後方向に沿って伸張状態で固定された細長状弾性伸縮部材63とにより構成されている。このバリヤーシート62としては撥水性不織布を用いることができ、また弾性伸縮部材63としては糸ゴム等を用いることができる。弾性伸縮部材は、図1及び図2に示すように各複数本設ける他、各1本設けることができる。
吸収要素50は、尿や軟便などの液を吸収保持する部分である。吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の少なくとも裏面及び側面を包む包装シート58とを有している。包装シート58は省略することもできる。吸収要素50は、その裏面においてホットメルト接着剤等の接着剤を介して液不透過性シート11の内面に接着することができる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
吸収体56は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。繊維目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
図1及び図2に示されるように、ファスニングテープ130は、不織布、プラスチックフィルム、ポリラミ不織布、紙やこれらの複合素材からなるファスニング基材130Cの基部がおむつに取り付けられており、おむつから突出する先端側部分に腹側に対する係止部として、メカニカルファスナーのフック材130Aが設けられている。フック材130Aはファスニング基材130Cに接着剤により剥離不能に接合されている。
腹側Fにおけるファスニングテープ130の係止箇所には、係止を容易にするためのターゲット印刷を有するターゲット印刷シート74を設けるのが好ましい。ターゲット印刷シート74は、係止部がフック材130Aの場合、フック材の係合突起が絡まるようなループ糸がプラスチックフィルムや不織布からなるシート基材の表面に多数設けられたものを用いることができ、また粘着材層の場合には粘着性に富むような表面が平滑なプラスチックフィルムからなるシート基材の表面に剥離処理を施したものを用いることができる。ここで、ターゲット印刷は、シート基材に対して施すのが好ましい。
エンドフラップ部は、吸収性本体部10の前側及び後側にそれぞれ延出する部分であって、且つ吸収要素50を有しない部分であり、前側の延出部分が腹側エンドフラップ部FEであり、後側の延出部分が背側エンドフラップ部BEである。
図示形態では、両ファスニングテープ130間に、幅方向に弾性伸縮する帯状の背側伸縮シート70が設けられ、おむつ背側部におけるフィット性を向上させている。背側伸縮シート70の両端部は両ファスニングテープ130の取り付け部分と重なる部位まで延在されているのが好ましいが、幅方向中央側に離間していても良い。背側伸縮シート70の前後方向寸法は、ファスニングテープ130の取り付け部分の前後方向寸法と概ね同じにするのが適当であるが、±20%程度の寸法差はあってもよい。また、図示のように背側伸縮シート70が背側エンドフラップ部BEと吸収要素50の境界線と重なるように配置されていると、吸収要素50の背側端部がしっかりと体に押し当てられるため、好ましい。背側伸縮シート70は、ゴムシート等のシート状弾性部材を用いても良いが、通気性の観点から不織布や紙を用いるのが好ましい。この場合、伸縮不織布のような通気性を有するシート状弾性部材を用いることもできるが、図5に示すように、二枚の不織布等のシート基材71をホットメルト接着剤等の接着剤により張り合わせるとともに、両シート基材71間に有孔のシート状、網状、細長状(糸状又は紐状等)等の弾性伸縮部材72を幅方向に沿って伸張した状態で固定したものが好適に用いられる。この場合におけるシート基材71としては、外装シート12と同様のものを用いることができる。弾性伸縮部材72の伸張率は150〜250%程度であるのが好ましい。また、弾性伸縮部材72として細長状(糸状又は紐状等)のものを用いる場合、太さ420〜1120dtexのものを3〜10mmの間隔72dで5〜15本程度設けるのが好ましい。
背側伸縮シート70には全面又はその一部に消臭剤が含有される。テープタイプ使い捨ておむつは、身体にあてがった状態で、背側部分Bの両側部から突出するファスニングテープ130を腹側外面Fに止着することにより装着を行う。この装着状態においては、表面シート30に付着した排泄物や吸収体56により吸収した排泄物から発生する臭気は、背側エンドフラップ部BEを通り外部に放出される過程で、消臭剤と接触することにより消臭される。従って、装着時状態において優れた消臭効果を得るためには、背側伸縮シート70は液不透過性シート11に対して表面シート30側に配置すればよい。また、使用後は、ファスニングテープ130を一旦腹側外面から取り外しした後に、腹側部分Fと背側部分Bとを重ねて腹側部分Fが内側となるように股間部側から丸め若しくは折り畳み、しかる後、図11に示すように、背側部分Bの両側部のファスニングテープ130を丸めた若しくは折り畳んだおむつの両側から回しこみ外面に固定する。この廃棄時状態においては、図11に示すように外面の略全体が両ファスニングテープ130間の部分、つまり消臭剤を含有する背側伸縮シート70により覆われており、表面シート30に付着した排泄物や吸収体56により吸収した排泄物から発生する臭気はこの部分を通り外部に放出される過程で、消臭剤と接触することにより消臭される。またこの廃棄形態において、背側伸縮シート70はより外側に近く位置するため、例えば保管容器内の臭気等、当該物品の外部に存在する臭気に対しても消臭効果が発揮される。
Cu2+ + H2S → H2S:Cu2+
(イ)背側伸縮シート70における単位面積当たりの銀イオンの含有量を0.3mg/m2以下に抑える。これにより、変色の程度を抑えることができる。
(ロ)消臭剤粒子の接着手段として黄色の接着樹脂又はインクを用いたり、背側伸縮シート70のシート基材、あるいはこれと重なる液不透過性シート11又は外装シート12として黄色の素材を用いたりする。これにより、変色を目立ち難くすることができる。
(ハ)背側伸縮シート70のシート基材のJIS K7105に規定される全光線透過率が50%以下、特に40%以下とし、液不透過性シート11側面にのみ消臭剤粒子を付着させる。これにより、変色が製品外面からは目立ち難くなる。(ハ)の場合は、シートの目付けや地合いの調整により全光線透過率を低く抑えてもよいが、白色その他のインクを全面に印刷(下地印刷)することで全光線透過率を下げてもよい。
Claims (7)
- 前後方向中央よりも前側に延在する腹側部分と、前後方向中央よりも後側に延在する背側部分と、
背側部分の両側部にそれぞれ取り付けられたファスニングテープと、背側部分における両ファスニングテープの間に設けられた、おむつ幅方向に弾性伸縮する背側伸縮シートと、
身体側表面を形成する透液性トップシートと、外面側に位置する液不透過性シートと、これらの間に介在された吸収要素と、前記液不透過性シートの裏面を覆う不織布からなる外装シートとを有し、
両ファスニングテープを腹側部分にそれぞれ係止することによって装着する、テープタイプ使い捨ておむつにおいて、
前記背側伸縮シートが消臭剤を含有しているとともに、前記液不透過性シートと前記外装シートとの間若しくは前記外装シートの外面に設けられるか、又は前記外装シートが複数枚の不織布が重ねられて形成され、かつその不織布間に設けられている、
ことを特徴とするテープタイプ使い捨ておむつ。 - 前記背側伸縮シートは、両端部が前記ファスニングテープのおむつへの取り付け部分と重なる部位まで延在されており、かつ前記背側伸縮シートの前後方向寸法が前記ファスニングテープの前記取り付け部分の前後方向寸法よりも長い、請求項1記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
- 前記液不透過性シートの透湿性が6000g/m2・24h以上である、請求項1又は2記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
- 前記背側伸縮シートは、シート基材と、このシート基材に接着樹脂を介して固定された消臭剤粒子とを有するものである、請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
- 前記背側伸縮シートは、不織布または紙からなる通気性基材を前記シート基材とし、これに弾性伸縮部材をおむつ幅方向に沿って伸長した状態で固定してなるものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
- 前記消臭剤粒子及び接着樹脂を含むインクにより、前記シート基材にデザイン印刷が施されており、そのデザイン印刷がおむつの外面側から視認可能になっている、請求項4記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
- 前記背側伸縮シートは、前記シート基材としての内面側シート基材と外面側シート基材との間に前記弾性伸縮部材が挟まれてなるものであり、且つこれら内面側シート基材、外面側シート基材及び弾性伸縮部材がおむつ幅方向に間欠的に固定されるとともに、これら固定部間に、内面側シート基材、外面側シート基材及び弾性伸縮部材が固定されていない隙間がおむつ幅方向と交差する方向に沿って連続的に形成されている、請求項1〜6のいずれか1項に記載のテープタイプ使い捨ておむつ。
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