JP4229891B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ Download PDF

Info

Publication number
JP4229891B2
JP4229891B2 JP2004291286A JP2004291286A JP4229891B2 JP 4229891 B2 JP4229891 B2 JP 4229891B2 JP 2004291286 A JP2004291286 A JP 2004291286A JP 2004291286 A JP2004291286 A JP 2004291286A JP 4229891 B2 JP4229891 B2 JP 4229891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaper
sheet
main body
diaper main
leakage prevention
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004291286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005131382A (ja
Inventor
早苗 相良
晴子 豊島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2004291286A priority Critical patent/JP4229891B2/ja
Publication of JP2005131382A publication Critical patent/JP2005131382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4229891B2 publication Critical patent/JP4229891B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は使い捨ておむつに関し、更に詳しくは低月齢児用として特に好適に用いられる使い捨ておむつに関する。
低月齢児は水状便を排泄することが多い。水状便は粘度が低く流動性が高いことから、おむつ装着中に便がおむつ外に漏れ出しやすい。また装着中に便がおむつ外に漏れ出ない場合であっても、おむつの交換時に、おむつ長手方向の端部、特に背側の端部から便が漏れ出しやすい。漏れ出た便は衣類や布団を汚してしまうことから、その洗濯を始めとするおむつ交換時の労力が大きかった。
これとは別に、使用済みの使い捨ておむつを、これに付設具備された後処理袋に収納・密封して廃棄する後処理袋付き使い捨ておむつが知られている(特許文献1参照)。このおむつにおいては、おむつ本体背面部に後処理袋の取り出し口が設けられており、この取り出し口の内部に後処理袋が収納されている。使用済みのおむつ本体は、丸められた後に後処理袋内に包み込まれ密封されて廃棄される。しかし、前記の後処理袋付きおむつを用いても、おむつ交換時における水状便の漏れ出しを防止することはできない。
実開平3−18831号公報
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点のない使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、おむつ替え時におむつ本体の長手方向一端部から外方に延出するようになされた液不透過性のシートを備え、該シートの端部に、丸めた状態の前記おむつ本体の収容が可能な袋状の収容部を備えている使い捨ておむつを提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつによれば、おむつ交換時に背側から漏れ出た水状便で衣服や布団が汚れることが防止される。従っておむつ交換の労力が軽減される。また使用済みのおむつを丸めて液不透過性のシート(以下、便漏れ防止シートともいう)の収容部に収容することで、おむつをそのまま廃棄することができ、別途ポリ袋等の廃棄用の袋を用意する必要がない。従って、例えば外出先でポリ袋等を携帯してない場合であっても衛生的におむつを廃棄することができる。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本実施形態は、水状便の排泄が多い典型的な着用者である低月齢児を対象としたおむつへ本発明を適用した例である。図1には本発明の使い捨ておむつの一実施形態の斜視図が示されている。図2は図1におけるII−II線断面図である。
おむつ1は、おむつ本体1Aと便漏れ防止シート1Bとを備えている。おむつ本体1Aは、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及びこれら両シート2,3間に
介在される吸収体4を有し、実質的に縦長に形成されている。吸収体4は、表面シート2及び裏面シート3によって挟持・固定されている。表面シート2及び裏面シート3は、吸収体4の前後端縁から前後方向にそれぞれ延出してウエストフラップ5,5を形成している。また表面シート2及び裏面シート3は、吸収体4の左右側縁から横方向に延出してレッグフラップ6,6を形成している。レッグフラップ6,6には、おむつ着用者におむつ本体1Aをフィットさせるためのレッグ弾性部材61がそれぞれ設けられている。また、おむつ本体1Aの表面シート側における長手方向左右両側には一対の立体ガード7がそれぞれ形成されている。立体ガード7の自由端には立体ガード弾性部材71が配されてギャザーが形成されている。
おむつ本体1Aの長手方向一端部側の左右両側部には一対のファスニングテープ8,8が取り付けられている。ファスニングテープ8における表面、即ちおむつ本体1Aにおける表面シート2と同じ側の面には、該ファスニングテープ8を裏面シート3に止着させるための止着手段81が設けられている。止着手段81としては例えばメカニカルファスナのフック部材又はループ部材や、粘着剤などが挙げられる。
おむつ本体1Aを構成する各部材の構成材料としては、従来この種のおむつに用いられてきたものと同様のものを用いることができる。例えば表面シート2としては各種不織布などの液透過性のシート材を用いることができる。不織布の構成繊維が疎水性の場合には不織布に親水化処理を施すことができる。裏面シート3としては液不透過性又は撥水性のシート材、例えば各種合成樹脂製のシートを用いることができる。このシートは液不透過性又は撥水性であることに加えて透湿性であることが好ましい。吸収体4としては例えばフラッフパルプと高吸収性ポリマーの粒子との積繊体を用いることができる。
本実施形態のおむつ1は、おむつ本体1Aにおけるファスニングテープ8が設けられている側が着用者の背中に位置し、且つファスニングテープが設けられていない側が着用者の腹側に位置するように着用されるものである。従って、以下の説明においては、おむつ本体1Aにおけるファスニングテープ8が設けられている側の端部を「背側端部」といい図中では符号11で示す。また、ファスニングテープが設けられていない側の端部を「腹側端部」といい図中では符号12で示す。
図1及び図2においては、おむつ1が展開され、また便漏れ防止シート1Bも展開された状態が示されている。しかし、おむつ1の着用状態においては、便漏れ防止シート1Bの裏面側(即ち、おむつ本体1Aの裏面シート3と同じ側)の一部が裏面シート3へ仮止めされており、おむつ1の着用中に便漏れ防止シート1Bがバタつかないようになっている。
便漏れ防止シート1Bは縦長の矩形状でありその幅は、おむつ本体1Aにおける吸収体4の幅よりも一回り程度大きくなっている。またその長さはおむつ本体1Aの長さの約半分程度になっている。便漏れ防止シート1Bはその長手方向の一方の端部が、おむつ本体1Aの長手方向一端部、具体的には背側端部11における裏面シート側に接合固定されている。つまり便漏れ防止シート1Bの一方の端部は固定端になっている。これに対して便漏れ防止シート1Bにおけるもう一方の端部は自由端になっている。便漏れ防止シート1Bは、これを平らに展開した場合に、その自由端がおむつ本体1Aの腹側端部12に向かうように、おむつ本体1Aに取り付けられている。そして、固定端の位置を軸にして便漏れ防止シート1Bは180度折り返され、おむつ本体1Aの背側端部11から外方に延出するようになっている。
図2に示すように、便漏れ防止シート1Bの自由端側においては、該便漏れ防止シート1Bが、おむつ本体1Aの裏面シート側に折り返されている。そして、折り返された部分
の左右両側縁部がそれぞれ互いに接合されている。これによって便漏れ防止シート1Bの自由端側には袋状の収容部9が形成されている。収容部9の開口部9aは、裏面シート3側に位置している。後述するように、収容部9には、丸められたおむつ本体1が収容される。従って収容部9の奥行き、つまり便漏れ防止シート1Bの折り返し長さL(図2参照)は、おむつ本体1Aの大きさを考慮して決定される。一般的には、収容部9の奥行きがおむつ本体1Aの長さの20〜50%程度であれば、丸めた状態のおむつ本体1Aを収容部9内にぴったりと収容することができる。特に当該長さが20〜30%であれば廃棄形状がよりコンパクトになるので好ましい。
図2に示すように、便漏れ防止シート1Bは2枚のシート材が積層されて構成されている。詳細には、便漏れ防止シート1Bは、親水性のシート材10aと液不透過性又は撥水性のシート材10bとが積層されて構成されている。両シート材10a,10bは、便漏れ防止シート1Bを、おむつ本体1Aの背側端部から外方に延出させた状態で、親水性のシート材10aがおむつ本体1Aの表面シート側に位置するように且つ液不透過性又は撥水性のシート材10bがおむつ本体1Aの裏面シート側に位置するようにそれぞれ配されている。
親水性のシート材10aとしては、親水性繊維からなる繊維シートや、疎水性繊維からなる繊維シートに親水化処理を施したものなどを用いることができる。具体的には、コットンやレーヨンなどの親水性繊維からなるスパンレース不織布や、ポリオレフィン系やポリエステル系の疎水性繊維からなるスパンボンド不織布やエアスルー不織布に親水化処理を施したものなどを用いることができる。一方、液不透過性又は撥水性のシート材10bとしては、各種合成樹脂からなるシート、疎水性繊維からなる繊維シート若しくはこれに撥水処理したものなどを用いることができる。
便漏れ防止シート1Bは消臭機能を有していることが好ましい。これによって、使用済みのおむつ本体1を丸めて収容部9内に収容して廃棄しても、悪臭の発生を防止ないしは低減させることができる。便漏れ防止シート1Bに消臭機能を付与するには、例えば親水性のシート材10a及び/又は液不透過性のシート材10bに、消臭剤、脱臭剤、芳香剤などを付着させればよい。特に、便と直接接する面である親水性のシート材10aの消臭機能を付与することが効果的である。
本実施形態のおむつ1の使用方法は次の通りである。まずおむつ1の交換に先立ち、裏面シート3と便漏れ防止シート1Bとの仮止め状態を解き、便漏れ防止シート1Bがその固定部のみにおいて裏面シート3と固定されている状態にする。次に図3に示すように、便漏れ防止シート1Bがおむつ本体1Aの背側端部11から外方へ延出するように該便漏れ防止シート1Bを布団や畳、絨毯の上に展開すると共にその上に着用者を仰臥させる。この状態では、便漏れ防止シート1B上に着用者の腰部が位置する。この状態下にファスニングテープ8による止着を解き、おむつ本体1Aを展開状態にする。そして、着用者の足首等を把持し引き上げて、着用者の臀部に付着している便を拭き取る。この場合でも、本実施形態によれば、おむつ本体1Aの背側端部から便漏れ防止シート1Bが外方へ延出しているので、おむつ本体1Aの背側端部から水状便が漏れ出たとしても、漏れ出た水状便は便漏れ防止シート1B上を流れるのみなので、その下に位置する布団や畳、絨毯などが便で汚れることが防止される。着用者の衣服が汚れることも防止される。特に本実施形態では、便漏れ防止シート1Bのうち、便と直接接する面が、水状便とのなじみが良好である親水性のシート10aから構成されているので、流動性の高い水状便であっても便漏れ防止シート1Bの表面をさっと流れて該シート10Bの外へ漏れ出してしまうことが効果的に防止される。しかも、便漏れ防止シート1Bのうち裏面側が液不透過性又は撥水性のシート10bで構成されているので、便漏れ防止シート1Bを通じて便が染み出すこともない。
着用者の臀部に付着した便を拭き取った後に新しいおむつを着用させたら、使用済みのおむつを廃棄する。この廃棄操作を、図4を参照しながら説明する。先ず図4(a)に示すように、おむつ本体1Aを腹側端部(図示せず)から背側端部11へ向けて巻き上げる。背側端部11までおむつ本体1Aを巻き上げたら、ファスニングテープ8,8をおむつ本体1Aの裏面シート3上に止着する。これによっておむつ本体1Aの巻き上げ形態が維持される。
次に図4(b)に示すように、便漏れ防止シート1Bにおける袋状の収容部9の表裏を反転させて、図4(c)に示すように収容部9の開口部9aが、巻き上げ形態となっているおむつ本体1Aに臨むようにする。そして、図4(c)に示す状態下に、巻き上げ形態となっているおむつ本体1Aを開口部9aを通じて収容部9内に収容する。その結果、図4(d)に示す廃棄形態が形成される。この廃棄形態によれば、便はおむつ本体1Aの内部に保持され外部には漏れ出ないので、更にポリ袋等に入れることなく当該廃棄形態のまま衛生的に廃棄することができる。そのまま廃棄しても悪臭が漏れ出ることもない。
以上の通り本実施形態のおむつ1によれば、流動性の高い便である水状便がおむつ交換時におむつの外へ漏れ出て布団や衣服を汚すことが防止される。しかも簡単な操作によって、便をおむつの内部に封じ込めた廃棄形態を形成することができる。その上、当該廃棄形態のまま衛生的に廃棄することができ、別途廃棄用のポリ袋等を用意する必要もない。便漏れ防止シート1Bが消臭機能を有する場合には、おむつの廃棄後に、悪臭の発生を防止ないしは低減させることができる。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されるものはない。例えば前記実施形態においては、おむつ1の使用時には収容部9の開口部9aが、おむつ本体1Aの裏面シート側に位置しており、廃棄時に収容部9の表裏を反転させて開口部9aが表面シート側に位置するようにしたが、これに代えて、予め収容部9の表裏を反転させておき、使用時において開口部9がおむつ本体1Aの表面シート側に位置するようにしておいてもよい。或いは、収容部9の表裏を反転させることに代えて、便漏れ防止シート1Bの自由端を表面シート側に折り返して収容部9を形成することで、使用時において開口部9がおむつ本体1Aの表面シート側に位置するようにしてもよい。
また、ファスニングテープが着用者の腹側に取り付けられているおむつにおいては、ファスニングテープが取り付けられていない側のおむつ端部に便漏れ防止シートを取り付けることができる。
また前記実施形態のおむつは、おむつ本体の一方の端部にファスニングテープを有する展開型のものであったが、これに代えて本発明をパンツ型のおむつに適用することも勿論可能である。
次に、本発明の使い捨ておむつがパンツ型である好ましい一実施形態(以下、第2実施形態ともいう)について、図5〜図11を参照しながら説明する。第2実施形態は、図1〜図4に示す実施形態(以下、第1実施形態ともいう)に比して、おむつ本体がパンツ型である点及び便漏れ防止シートが台形様形状である点が異なり、その他の点については第1実施形態と同様である。従って、第2実施形態に関し特に説明しない点については、第1実施形態に関する説明が適宜適用されるが、その他の点についても適宜説明する。図5〜図7は、第2実施形態のパンツ型の使い捨ておむつにおけるおむつ本体1A及び便漏れ防止シート1Bの展開状態を示す図である。
第2実施形態のおむつ1は、図5〜図7に示すように、第1実施形態と同様におむつ本体1A及び便漏れ防止シート1Bを備えている。而して、第2実施形態においては、おむつ本体1Aは、パンツ型で、その腹側部14の左右両側部16,16とその背側部13の左右両側部15,15とがそれぞれ接合されて形成されており、便漏れ防止シート1Bは、一対の対向辺の長さが異なる台形様形状で、その短辺側である上底側部10cがおむつ本体1Aの背側部13の端部11近傍の裏面シート3側に接合固定されている。
台形様形状のシートである前記便漏れ防止シート1Bについて詳述すると、第2実施形態における便漏れ防止シート1Bは、図5〜図7に示すように、上底、下底及び斜辺が直線で形成された台形形状で、その短辺側である上底側部10cがおむつ本体1Aの背側部13の端部11近傍の裏面シート3側に接合固定されている。収納部9も便漏れ防止シート1B全体の形状に合わせて台形形状になっている。
便漏れ防止シート1Bの上底側部10cの幅M1(図6参照)は、10cm〜15cmであることが好ましく、第1実施形態における便漏れ防止シート1Bの固定部の幅と略同じで、一対のメカニカルファスナーのオス部材17,17(後述)の間隔よりも狭くなっている。また、便漏れ防止シート1Bの下底側部10dの幅M2(図6参照)は、20cm〜30cmであることが好ましく、背側部13の左右両側部15,15の間隔と略同じになっている。尚、台形形状の便漏れ防止シート1Bのうち、上底側部10cを含む矩形の部分を矩形部分10eといい、該矩形部分10eの両側部に位置する三角形の部分を三角形部分10f,10fという。
また、便漏れ防止シート1Bの長さL2(図7参照)は、20cm〜25cmであることが好ましく、第1実施形態における便漏れ防止シート1Bの長さよりも長くなっている。便漏れ防止シート1Bの折り返し長さLは、前述の第1実施形態における折り返し長さL(図2参照)と同様におむつ本体1Aの長さの20〜50%程度であることが好ましく、具体的には7cm〜10cmであることが好ましい。
このように、第2実施形態における便漏れ防止シート1Bは、第1実施形態における便漏れ防止シート1Bよりも面積が大きくなっている。
次に、第2実施形態におけるパンツ型のおむつ本体1Aの接合部分について詳述すると、おむつ本体1Aの腹側部14の左右両側部16と背側部13の左右両側部15とは、メカニカルファスナーのメス部材及びオス部材17により着脱自在に接合されている。
第2実施形態においては、おむつ本体1Aの腹側部14の左右両側部16の表面シート2側に、それぞれ、メカニカルファスナーのメス部材が設けられている。該メス部材は、表面シート2自体を面ファスナーとして用いている。表面シート2としては、メカニカルファスナーのオス部材17と係合し得る不織布を用いている。
また、第2実施形態においては、おむつ本体1Aの背側部13の左右両側部15の表面シート2側に、それぞれ、前記メカニカルファスナーのメス部材に係合し得るメカニカルファスナーのオス部材17が設けられている。該オス部材17は、おむつ本体1Aをコンパクトに巻き上げる上で、おむつ本体1Aの背側部13の左右両側部15の長さ(おむつ本体1Aの長手方向に沿う長さ)の略全長(具体的には80%以上)に亘って設けられている。オス部材17としては例えばフック部材、ループ部材等の面ファスナーを用いている。
第2実施形態におけるおむつ本体1Aは、腹側部14の左右両側部16に設けられたメカニカルファスナーのメス部材(表面シート2)と、背側部13の左右両側部15に設けられたメカニカルファスナーのオス部材17とを係合させると、腹側部14の左右両側部16と背側部13の左右両側部15とがそれぞれ接合されてパンツ型に形成される。つまり、メス部材とオス部材17との係合により、腹側部14の左右両側部16と背側部13の左右両側部15との接合が形成されている。
尚、裏面シート3は、メカニカルファスナーのオス部材17と係合し得る不織布が用いられ、おむつ廃棄時にオス部材17に係合可能になっている。
第2実施形態における便漏れ防止シート1Bは、通常、図8(a)に示す形態に折り畳まれている。図8を参照して、折り畳まれた便漏れ防止シート1Bを展開する手順を説明する。
折り畳まれた便漏れ防止シート1Bは、図8(a)に示すように裏面シート3側からみて矩形となっている。先ず、図8(b)に示すように、便漏れ防止シート1Bを、その上底側部10cを折り返し部として背側端部11から延出するように折り返す。次に、図8(c)に示すように、便漏れ防止シート1Bを、その収容部9の開口部9a近傍を折り返し部として更に折り返す。これにより、便漏れ防止シート1Bにおける両三角形部分10fが露出する。次いで、図8(d)に示すように、両三角形部分10fを、矩形部分10eから外方に向けて折り返す。その結果、便漏れ防止シート1Bは、図5及び図6に示す台形形状に展開される。
尚、展開された便漏れ防止シート1Bを図8(a)に示す形態に折り畳む場合には、図8に示す展開手順とは逆の手順で折り畳めばよい。
第2実施形態のおむつ1の使用方法について以下に説明する。第2実施形態のおむつ1の使用方法は、基本的には第1実施形態のおむつ1の使用方法と同様であるが、おむつ本体がパンツ型であることに起因して第1実施形態のおむつ1の使用方法とは一部相違している。
第2実施形態のようなパンツ型のおむつにおいては、新しいおむつのレッグ開口部に着用者の両足を差し込んでおむつを交換する必要があり、第1実施形態のような展開型のおむつのように、おむつ本体1A及び便漏れ防止シート1Bを展開した状態で、新しいおむつを使用済みのおむつ1の下方に配置し、その状態で使用済のおむつ1を着用者と新しいおむつとの間から抜き取ることによりおむつの交換を行うことができない。
そこで、第2実施形態のパンツ型のおむつ1においては、台形形状で面積の大きい便漏れ防止シート1Bを用いることにより、便漏れを防止すると共におむつを容易に交換できるようにしている。
まずおむつ1の交換に先立ち、裏面シート3と便漏れ防止シート1Bとの仮止め状態を解き、図8に示す展開手順で便漏れ防止シート1Bを展開し、便漏れ防止シート1Bが上底側部10cのみにおいて裏面シート3と固定されている状態にする。次に便漏れ防止シート1Bがおむつ本体1Aの背側端部11から外方へ延出するように該便漏れ防止シート1Bを布団や畳、絨毯の上に展開すると共にその上に着用者を仰臥させる。この状態では、便漏れ防止シート1B上に着用者の背中が位置する。この状態下に、腹側部14の左右両側部16に設けられたメカニカルファスナーのメス部材と、背側部13の左右両側部15に設けられたメカニカルファスナーのオス部材17との係合を解き、おむつ本体1Aを展開状態にする。
次に、図9に示すように、着用者をおむつ本体1から離反する向きに便漏れ防止シート1B上を少しずらして、便漏れ防止シート1B上に着用者の臀部を位置させる。次いで、着用者の足首等を把持し引き上げて、着用者の臀部に付着している便を拭き取る。その際、第1実施形態のおむつ1のおける前述の便漏れ防止効果が得られる。
着用者の臀部に付着した便を拭き取った後に、図10に示すように、便漏れ防止シート1B上に着用者の臀部を位置させた状態で、新しいおむつ1’を用意し、そのレッグ開口部に着用者の脚部を差し込んで、新しいおむつ1’を着用者に着用する。ここで、台形形状で面積の大きな便漏れ防止シート1Bによれば、その上に着用者の臀部を配置でき、更におむつ本体1Aに付着した便から離間させて着用者の脚を上げた状態にできるため、パンツ型のおむつを容易に交換することができる。
その後、使用済のおむつ1を着用者から離間させる方向に引き抜く。そして、図11(a)に示すように、おむつ本体1Aを腹側端部(図示せず)から背側端部11へ向けて巻き上げる。背側端部11までおむつ本体1Aを巻き上げたら、図11(b)に示すように、背側部13の左右両側部15,15を幅方向内方に向けて折り返し、メカニカルファスナーのオス部材17,17をおむつ本体1Aの裏面シート3上に止着する。これによっておむつ本体1Aの巻き上げ形態が維持される。ここで、背側部13の左右両側部15の略全長に亘って設けられているメカニカルファスナーのオス部材17によれば、おむつ本体1Aをコンパクトに巻き上げ易く、後述するように巻き上げ形態のおむつ本体1Aを収容部9に収納し易い。また、巻き上げ形態のおむつ本体1Aから便漏れし難い。
次に図11(c)に示すように、便漏れ防止シート1Bにおける袋状の収容部9の表裏を反転させて、収容部9の開口部9aが、巻き上げ形態となっているおむつ本体1Aに臨むようにする。そして、図11(c)に示す状態下に、巻き上げ形態となっているおむつ本体1Aは、開口部9aを通じて収容部9内に収容される。その結果、図11(d)に示す廃棄形態が形成される。この廃棄形態によれば、便はおむつ本体1Aの内部に保持され外部には漏れ出ないので、更にポリ袋等に入れることなく当該廃棄形態のまま衛生的に廃棄することができる。そのまま廃棄しても悪臭が漏れ出ることもない。
尚、排便がされず排尿のみがされた後におむつを交換する場合には、おむつ本体1Aを前述のように必ずしも巻き上げる必要はなく、おむつ本体1Aをその長手方向に四つ折りして廃棄することもできるが、第2実施形態におけるメカニカルファスナーのオス部材17は、背側部13の左右両側部15の略全長に亘る長さを有しているため、前述のおむつ本体1Aの四つ折り状態を確実に固定することができる。
以上の通り第2実施形態のおむつ1によれば、第1実施形態のおむつと同様の効果が得られる他、以下の効果が奏される。
おむつ本体1Aがパンツ型で、且つ便漏れ防止シート1Bが、台形形状(台形様形状)で、その短辺側である上底側部10cがおむつ本体1Aの背側部13に接合固定されている。そのため、便漏れ防止シート1Bの上に着用者の臀部を配置でき、更におむつ本体1Aに付着した便から離間させて着用者の脚を上げた状態にできるため、パンツ型のおむつを容易に交換することができる。そして、台形形状(台形様形状)の便漏れ防止シート1Bによれば、おむつ本体1Aとの固定端である上底側部10c側の幅を狭くし、自由端である下底側部10d側の幅を広くすることができ、便漏れ防止シート1B自体の大きさのコンパクト化及び便漏れ防止シート1Bの折り畳み時の大きさのコンパクト化を図り、おむつ交換時における着用者の臀部の配置スペースを大きく確保することができる。
また、おむつ本体1Aの腹側部14の左右両側部16の表面シート2側にメカニカルファスナーのメス部材が設けられ、おむつ本体1Aの背側部13の左右両側部15の表面シート2側にメカニカルファスナーのオス部材17が設けられているため、おむつ廃棄時にメカニカルファスナーのオス部材17を利用して、おむつ本体1Aの巻き上げ形態を維持することができる。
更に、メカニカルファスナーのオス部材17が背側部13の左右両側部15の略全長に亘って設けられているため、おむつ本体1Aをコンパクトに巻き上げ易く、巻き上げ形態のおむつ本体1Aから便漏れし難い。
おむつ本体の接合部分の構成を変更した別の形態を図12及び図13を参照して説明する。図12は、パンツ型のおむつ本体1Aの接合部分の別の形態を示す図である。図12に示すおむつ本体1Aにおいては、腹側部14の左右両側部16と背側部13の左右両側部15とがホットメルト接着剤Sにより接合固定され、一旦剥離したら再接合が不可能な接合形態(最も一般的なパンツ型の接合形態)となっている。
また、図13は、パンツ型のおむつ本体1Aの接合部分の更に別の形態を示す図である。図13に示すおむつ本体1Aにおいては、腹側部14の左右両側部16と背側部13の左右両側部15とが接合固定された形態となっており、更に、おむつ本体1Aの背側部13の左右両側部15の裏面シート3側に、それぞれ、おむつ廃棄時におむつ本体1Aの裏面シート3に止着し得る廃棄テープ18を設けられている。この形態においては、廃棄テープ18は、図13(a)に示すように三つ折り形態で設けられている。三つ折り形態の廃棄テープ18によれば、おむつ使用時には、コンパクトで邪魔にならず、おむつ廃棄時には、図13(b)に示すように廃棄テープ18を引き出して、裏面シート3に止着することにより、おむつ本体1Aの巻き上げ形態を維持することができる。
本発明の使い捨ておむつにおいて、おむつ本体がパンツ型である場合には、便漏れ防止シート、おむつ本体の接合部分等の構成は、第2実施形態における構成に制限されない。
台形様形状の便漏れ防止シートとしては、第2実施形態における便漏れ防止シート1Bのような台形形状のものに制限されず、おむつ本体1Aから離間する方向に向けて拡がる形状を有する台形様形状のものであればよい。例えば、便漏れ防止シートの上底側部、下底側部及び両斜辺は、円弧状、楕円弧状、波状でもよい。
メカニカルファスナーとしては、おむつ本体の腹側部の左右両側部と背側部の左右両側部とをそれぞれ着脱自在に接合し得るものであれば、第2実施形態におけるメカニカルファスナーのような面ファスナーに制限されない。例えば、メカニカルファスナーのオス部材としてボタンを用いることができる。メカニカルファスナーのメス部材は、表面シート又は裏面シートとは別体の部材から形成することができる。
本発明の使い捨ておむつにおいては、第1実施形態のような展開型のおむつ本体に、第2実施形態のような台形様形状の便漏れ防止シートを組み合わせることができ、また、第2実施形態のようなパンツ型のおむつ本体に、第1実施形態のような矩形状の便漏れ防止シートを組み合わせることができる。
本発明のおむつは、水状便の排泄が多い低月齢児用のおむつとして好適であるが、それ以外の着用者を対象としたおむつとして用いることも可能である。
本発明の使い捨ておむつの一実施形態を示す斜視図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1に示すおむつの交換操作を示す図である。 図1に示すおむつの廃棄操作を示す図である。 本発明の使い捨ておむつの別の実施形態(第2実施形態)を示す斜視図である。 図5に示すおむつにおける背側部及び便漏れ防止シートを裏面シート側から示す図である。 図6におけるVII−VII線断面図である。 図5に示すおむつにおける便漏れ防止シートの展開手順を示す図である。 図5に示すおむつの交換操作を示す図である。 図9に示す交換操作の続きを示す図である。 図5に示すおむつの廃棄操作を示す図である。 パンツ型のおむつ本体の接合部分の別の形態を示す模式的断面図である。 パンツ型のおむつ本体の接合部分の更に別の形態を示す模式的断面図で、(a)はおむつ使用時を示す図、(b)はおむつ廃棄時を示す図である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
1A おむつ本体
1B 便漏れ防止シート(シート)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
8 ファスニングテープ
9 収容部
10a 親水性のシート材
10b 液不透過性のシート材
10c 上底側部
13 背側部
14 腹側部
15 背側部の側部
16 腹側部の側部
17 メカニカルファスナーのオス部材
18 廃棄テープ

Claims (8)

  1. おむつ替え時におむつ本体の長手方向一端部から外方に延出するようになされた液不透過性のシートを備え、該シートの一端部が前記おむつ本体に接合され且つ該一端部と対向する他端部が自由端になっており、該シートの自由端側に、丸めた状態の前記おむつ本体の収容が可能な袋状の収容部を備えており、
    前記シートの自由端が、前記おむつ本体の表面シート側に折り返され、折り返された部分の左右両側縁部がそれぞれ接合されて前記袋状の収容部を形成しており、おむつ替え時に該収容部の開口部が前記表面シート側に位置するようになされている使い捨ておむつ。
  2. おむつ替え時におむつ本体の長手方向一端部から外方に延出するようになされた液不透過性のシートを備え、該シートの一端部が前記おむつ本体に接合され且つ該一端部と対向する他端部が自由端になっており、該シートの自由端側に、丸めた状態の前記おむつ本体の収容が可能な袋状の収容部を備えており、
    前記シートの自由端が、前記おむつ本体の裏面シート側に折り返され、折り返された部分の左右両側縁部がそれぞれ接合されて前記袋状の収容部を形成しており、該収容部は表裏が反転されており、おむつ替え時に該収容部の開口部が前記表面シート側に位置するようになされている使い捨ておむつ。
  3. 前記シートは、親水性のシート材と液不透過性のシート材との積層シートからなり、前記おむつ本体の端部から外方に延出させた状態で、前記親水性のシート材が該おむつ本体の表面シート側に位置するように且つ前記液不透過性のシート材が該おむつ本体の裏面シート側に位置するように配されている請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記おむつ本体におけるファスニングテープが取り付けられている側の長手方向端部から前記シートを延出させることができる請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記おむつ本体は、パンツ型で、その腹側部の左右両側部とその背側部の左右両側部とがそれぞれ接合されて形成されており、
    前記シートは、一対の対向辺の長さが異なる台形様形状で、その短辺側である上底側部が前記おむつ本体の背側部の端部近傍の裏面シート側に接合固定されている請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記おむつ本体の腹側部の左右両側部の表面シート側に、それぞれ、メカニカルファスナーのメス部材が設けられており、
    前記おむつ本体の背側部の左右両側部の表面シート側に、それぞれ、前記メカニカルファスナーのメス部材に係合し得るメカニカルファスナーのオス部材が設けられており、
    前記メス部材と前記オス部材との係合により、前記腹側部の左右両側部と前記背側部の左右両側部との接合が形成されている請求項5記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記おむつ本体の背側部の端部近傍の左右両側部の裏面シート側に、それぞれ、廃棄テープが設けられており、該廃棄テープは、おむつ廃棄時に該おむつ本体の該裏面シートに止着し得る請求項5記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記シートが消臭機能を有している請求項1〜7の何れかに記載の使い捨ておむつ。
JP2004291286A 2003-10-08 2004-10-04 使い捨ておむつ Expired - Fee Related JP4229891B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004291286A JP4229891B2 (ja) 2003-10-08 2004-10-04 使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003349985 2003-10-08
JP2004291286A JP4229891B2 (ja) 2003-10-08 2004-10-04 使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005131382A JP2005131382A (ja) 2005-05-26
JP4229891B2 true JP4229891B2 (ja) 2009-02-25

Family

ID=34656023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004291286A Expired - Fee Related JP4229891B2 (ja) 2003-10-08 2004-10-04 使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4229891B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5021518B2 (ja) * 2008-02-19 2012-09-12 王子ネピア株式会社 吸収性物品
JP5248936B2 (ja) * 2008-06-30 2013-07-31 大王製紙株式会社 使い捨ておむつ
WO2010001893A1 (ja) 2008-06-30 2010-01-07 大王製紙株式会社 使い捨ておむつ
JP5191301B2 (ja) * 2008-07-25 2013-05-08 大王製紙株式会社 吸収性物品の製造方法、及び吸収性物品
JP5427405B2 (ja) * 2008-12-26 2014-02-26 大王製紙株式会社 テープタイプ使い捨ておむつ
JP5344964B2 (ja) * 2009-03-30 2013-11-20 大王製紙株式会社 おむつ替えシート
JP5356092B2 (ja) * 2009-03-30 2013-12-04 大王製紙株式会社 パンツタイプ使い捨ておむつ
CN103799749A (zh) * 2012-11-06 2014-05-21 昆山易仕宝儿童用品有限公司 新型婴儿床垫
BR112017016515A2 (pt) * 2015-02-03 2018-04-10 Hendrik Johannes Karl Nijholt embalagem para preservativo
JP7260437B2 (ja) * 2019-07-31 2023-04-18 サトーホールディングス株式会社 インクリボン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005131382A (ja) 2005-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2519957C2 (ru) Двухкомпонентные носимые абсорбирующие изделия
JP3027163B2 (ja) 使い捨て吸収性製品
JP2006515199A (ja) 使い捨て吸収性構造体を支持するウエストベルト及びそれを含む吸収性物品
JP2008541925A (ja) 廃棄用固定手段を有する吸収性物品
JPS63182401A (ja) 漏れ抵抗二重カフスを有する一体的使い捨て吸収性製品
JP3515918B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4116285B2 (ja) パンツタイプ吸収性物品
JP4229891B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP3187110B2 (ja) 吸収性物品
TW510791B (en) Absorbent article with improved leakage protection
JPH0412751A (ja) 吸収性物品
JP2008541924A (ja) 廃棄用固定手段を備える吸収性物品
JP2011036500A (ja) 使い捨てパンツ型おむつ
JP3667152B2 (ja) 防漏カフを有する使い捨ておむつ
JP3209365B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6061219B2 (ja) パッドタイプ使い捨ておむつ
JP2010012002A (ja) 使い捨ておむつ
JP2007185329A (ja) 吸収具保持カバー
JP2005218674A (ja) 使い捨ておむつ
JP4253364B2 (ja) 生理用ナプキン
JP4178738B2 (ja) 使いすておむつ
JP5021518B2 (ja) 吸収性物品
JP2006218056A (ja) 吸収性物品
JPH03295554A (ja) 使い捨ておむつ
JP2010233685A (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080826

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees