JP4229891B2 - 使い捨ておむつ - Google Patents
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介在される吸収体4を有し、実質的に縦長に形成されている。吸収体4は、表面シート2及び裏面シート3によって挟持・固定されている。表面シート2及び裏面シート3は、吸収体4の前後端縁から前後方向にそれぞれ延出してウエストフラップ5,5を形成している。また表面シート2及び裏面シート3は、吸収体4の左右側縁から横方向に延出してレッグフラップ6,6を形成している。レッグフラップ6,6には、おむつ着用者におむつ本体1Aをフィットさせるためのレッグ弾性部材61がそれぞれ設けられている。また、おむつ本体1Aの表面シート側における長手方向左右両側には一対の立体ガード7がそれぞれ形成されている。立体ガード7の自由端には立体ガード弾性部材71が配されてギャザーが形成されている。
の左右両側縁部がそれぞれ互いに接合されている。これによって便漏れ防止シート1Bの自由端側には袋状の収容部9が形成されている。収容部9の開口部9aは、裏面シート3側に位置している。後述するように、収容部9には、丸められたおむつ本体1が収容される。従って収容部9の奥行き、つまり便漏れ防止シート1Bの折り返し長さL(図2参照)は、おむつ本体1Aの大きさを考慮して決定される。一般的には、収容部9の奥行きがおむつ本体1Aの長さの20〜50%程度であれば、丸めた状態のおむつ本体1Aを収容部9内にぴったりと収容することができる。特に当該長さが20〜30%であれば廃棄形状がよりコンパクトになるので好ましい。
このように、第2実施形態における便漏れ防止シート1Bは、第1実施形態における便漏れ防止シート1Bよりも面積が大きくなっている。
第2実施形態においては、おむつ本体1Aの腹側部14の左右両側部16の表面シート2側に、それぞれ、メカニカルファスナーのメス部材が設けられている。該メス部材は、表面シート2自体を面ファスナーとして用いている。表面シート2としては、メカニカルファスナーのオス部材17と係合し得る不織布を用いている。
尚、裏面シート3は、メカニカルファスナーのオス部材17と係合し得る不織布が用いられ、おむつ廃棄時にオス部材17に係合可能になっている。
折り畳まれた便漏れ防止シート1Bは、図8(a)に示すように裏面シート3側からみて矩形となっている。先ず、図8(b)に示すように、便漏れ防止シート1Bを、その上底側部10cを折り返し部として背側端部11から延出するように折り返す。次に、図8(c)に示すように、便漏れ防止シート1Bを、その収容部9の開口部9a近傍を折り返し部として更に折り返す。これにより、便漏れ防止シート1Bにおける両三角形部分10fが露出する。次いで、図8(d)に示すように、両三角形部分10fを、矩形部分10eから外方に向けて折り返す。その結果、便漏れ防止シート1Bは、図5及び図6に示す台形形状に展開される。
尚、展開された便漏れ防止シート1Bを図8(a)に示す形態に折り畳む場合には、図8に示す展開手順とは逆の手順で折り畳めばよい。
第2実施形態のようなパンツ型のおむつにおいては、新しいおむつのレッグ開口部に着用者の両足を差し込んでおむつを交換する必要があり、第1実施形態のような展開型のおむつのように、おむつ本体1A及び便漏れ防止シート1Bを展開した状態で、新しいおむつを使用済みのおむつ1の下方に配置し、その状態で使用済のおむつ1を着用者と新しいおむつとの間から抜き取ることによりおむつの交換を行うことができない。
そこで、第2実施形態のパンツ型のおむつ1においては、台形形状で面積の大きい便漏れ防止シート1Bを用いることにより、便漏れを防止すると共におむつを容易に交換できるようにしている。
着用者の臀部に付着した便を拭き取った後に、図10に示すように、便漏れ防止シート1B上に着用者の臀部を位置させた状態で、新しいおむつ1’を用意し、そのレッグ開口部に着用者の脚部を差し込んで、新しいおむつ1’を着用者に着用する。ここで、台形形状で面積の大きな便漏れ防止シート1Bによれば、その上に着用者の臀部を配置でき、更におむつ本体1Aに付着した便から離間させて着用者の脚を上げた状態にできるため、パンツ型のおむつを容易に交換することができる。
おむつ本体1Aがパンツ型で、且つ便漏れ防止シート1Bが、台形形状(台形様形状)で、その短辺側である上底側部10cがおむつ本体1Aの背側部13に接合固定されている。そのため、便漏れ防止シート1Bの上に着用者の臀部を配置でき、更におむつ本体1Aに付着した便から離間させて着用者の脚を上げた状態にできるため、パンツ型のおむつを容易に交換することができる。そして、台形形状(台形様形状)の便漏れ防止シート1Bによれば、おむつ本体1Aとの固定端である上底側部10c側の幅を狭くし、自由端である下底側部10d側の幅を広くすることができ、便漏れ防止シート1B自体の大きさのコンパクト化及び便漏れ防止シート1Bの折り畳み時の大きさのコンパクト化を図り、おむつ交換時における着用者の臀部の配置スペースを大きく確保することができる。
更に、メカニカルファスナーのオス部材17が背側部13の左右両側部15の略全長に亘って設けられているため、おむつ本体1Aをコンパクトに巻き上げ易く、巻き上げ形態のおむつ本体1Aから便漏れし難い。
台形様形状の便漏れ防止シートとしては、第2実施形態における便漏れ防止シート1Bのような台形形状のものに制限されず、おむつ本体1Aから離間する方向に向けて拡がる形状を有する台形様形状のものであればよい。例えば、便漏れ防止シートの上底側部、下底側部及び両斜辺は、円弧状、楕円弧状、波状でもよい。
メカニカルファスナーとしては、おむつ本体の腹側部の左右両側部と背側部の左右両側部とをそれぞれ着脱自在に接合し得るものであれば、第2実施形態におけるメカニカルファスナーのような面ファスナーに制限されない。例えば、メカニカルファスナーのオス部材としてボタンを用いることができる。メカニカルファスナーのメス部材は、表面シート又は裏面シートとは別体の部材から形成することができる。
1A おむつ本体
1B 便漏れ防止シート(シート)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
8 ファスニングテープ
9 収容部
10a 親水性のシート材
10b 液不透過性のシート材
10c 上底側部
13 背側部
14 腹側部
15 背側部の側部
16 腹側部の側部
17 メカニカルファスナーのオス部材
18 廃棄テープ
Claims (8)
- おむつ替え時におむつ本体の長手方向一端部から外方に延出するようになされた液不透過性のシートを備え、該シートの一端部が前記おむつ本体に接合され且つ該一端部と対向する他端部が自由端になっており、該シートの自由端側に、丸めた状態の前記おむつ本体の収容が可能な袋状の収容部を備えており、
前記シートの自由端が、前記おむつ本体の表面シート側に折り返され、折り返された部分の左右両側縁部がそれぞれ接合されて前記袋状の収容部を形成しており、おむつ替え時に該収容部の開口部が前記表面シート側に位置するようになされている使い捨ておむつ。 - おむつ替え時におむつ本体の長手方向一端部から外方に延出するようになされた液不透過性のシートを備え、該シートの一端部が前記おむつ本体に接合され且つ該一端部と対向する他端部が自由端になっており、該シートの自由端側に、丸めた状態の前記おむつ本体の収容が可能な袋状の収容部を備えており、
前記シートの自由端が、前記おむつ本体の裏面シート側に折り返され、折り返された部分の左右両側縁部がそれぞれ接合されて前記袋状の収容部を形成しており、該収容部は表裏が反転されており、おむつ替え時に該収容部の開口部が前記表面シート側に位置するようになされている使い捨ておむつ。 - 前記シートは、親水性のシート材と液不透過性のシート材との積層シートからなり、前記おむつ本体の端部から外方に延出させた状態で、前記親水性のシート材が該おむつ本体の表面シート側に位置するように且つ前記液不透過性のシート材が該おむつ本体の裏面シート側に位置するように配されている請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
- 前記おむつ本体におけるファスニングテープが取り付けられている側の長手方向端部から前記シートを延出させることができる請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。
- 前記おむつ本体は、パンツ型で、その腹側部の左右両側部とその背側部の左右両側部とがそれぞれ接合されて形成されており、
前記シートは、一対の対向辺の長さが異なる台形様形状で、その短辺側である上底側部が前記おむつ本体の背側部の端部近傍の裏面シート側に接合固定されている請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。 - 前記おむつ本体の腹側部の左右両側部の表面シート側に、それぞれ、メカニカルファスナーのメス部材が設けられており、
前記おむつ本体の背側部の左右両側部の表面シート側に、それぞれ、前記メカニカルファスナーのメス部材に係合し得るメカニカルファスナーのオス部材が設けられており、
前記メス部材と前記オス部材との係合により、前記腹側部の左右両側部と前記背側部の左右両側部との接合が形成されている請求項5記載の使い捨ておむつ。 - 前記おむつ本体の背側部の端部近傍の左右両側部の裏面シート側に、それぞれ、廃棄テープが設けられており、該廃棄テープは、おむつ廃棄時に該おむつ本体の該裏面シートに止着し得る請求項5記載の使い捨ておむつ。
- 前記シートが消臭機能を有している請求項1〜7の何れかに記載の使い捨ておむつ。
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