JP5426105B2 - 医用レポートシステム、医用レポート閲覧装置、医用レポートプログラム、及び医用レポートシステムの作動方法 - Google Patents

医用レポートシステム、医用レポート閲覧装置、医用レポートプログラム、及び医用レポートシステムの作動方法 Download PDF

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Description

本発明は、医用レポートの作成や閲覧を支援する医用レポートシステム、医用レポート閲覧装置、医用レポートプログラム及び医用レポートシステムの作動方法に関するものである。
CR(Computed Radiography)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置といった医療検査機器(モダリティ)で撮影した検査画像を読影して、その読影結果をまとめた医用レポート(以下、単にレポートという)の作成支援や、作成したレポートを読み出し可能な状態で管理して、閲覧支援を行う医用レポートシステムが知られている。レポートは、例えば、画像診断を専門とする読影医によって作成される。
レポートシステムは、レポートを作成するレポート作成端末と、作成されたレポートや撮影された検査画像といった検査結果のデータが格納されるDB(Data Base)サーバとからなる。レポート作成端末は、所見の入力を受け付けて、入力された所見のデータをレポートにまとめる編集機能を備えている。所見には、読影医が検査画像を観察して認識した、病変の状態に関する観察記録や、その認識に基づいて下された診断病名などの診断結果が含まれる。検査画像は、レポート作成端末、あるいは、専用の画像表示用端末など、検査画像を表示するための画像表示機能を備えた端末に表示されて、読影医によって観察される。
DBサーバは、レポートや検査画像のデータを、ネットワークを通じて読み出し可能な状態で保存する。読影を依頼した診療科の医師(以下、依頼医という)は、診療科に配置された診療科端末を通じてDBサーバへアクセスして、レポートや検査画像のデータを診療科端末に読み出して、検査結果を閲覧する。
特許文献1に記載のレポートシステムでは、検査画像を表示する画像表示画面内に、所見のテキストを入力するための入力ボックスを挿入し、検査画像上で所見の入力が行えるようにしている。検査画像の観察と所見の入力を並行して行う場合には、読影医は、画像表示画面と所見を入力するレポート編集画面を交互に見なければならない。検査画像上における所見の入力を可能にすることで、画像表示画面とレポート編集画面間の視点移動を軽減することができる。
また、上記レポートシステムでは、検査画像上に複数の入力ボックスを挿入することが可能である。各入力ボックスに入力された複数の所見のテキストは、対応する検査画像のデータとの関連付け処理が行われて、1つのレポートに統合される。レポートのデータは、検査画像とともにDBに格納されて保存される。関連付け処理では、各所見と対応する検査画像のIDと、検査画像上に挿入された入力ボックスの挿入位置の情報がリンク情報として保存される。このため、閲覧に際しては、リンク情報に基づいて、挿入位置に所見が挿入された状態の検査画像を画像表示画面に表示することができる。
また、画像表示画面とは別のレポート表示画面において、複数の所見を配列して表示することも可能である。レポート表示画面においては、各所見に対応して表示欄が設けられる。各表示欄には、所見を入力した読影医のIDが付与され、各所見が識別可能に表示される。
レポート表示画面と画像表示画面は連動しており、レポート表示画面の複数の所見の1つを、マウスによるクリック操作によって選択すると、その所見に対応する検査画像が画像表示画面に表示される。CT検査やMRI検査では、検査画像として、1回の検査で数十枚〜数百枚の断層画像が撮影される。読影医が異なれば、読影医毎に注目する検査画像も異なる場合があり得る。そのため、上記レポートシステムのように、所見毎に検査画像を関連付けることにより、各所見とそれに対応する検査画像の検索や対照を簡単に行うことができる。
複数の所見を1つのレポートに統合する所見統合技術は、複数の所見を別々のレポートに入力する場合と比較して、各読影医の所見の比較対照を簡単に行うことができるなど、閲覧性の高いレポートを作成することができるため、非常に有用である。医療現場においては、診断精度の向上や研修医の教育を目的として、同一の患者の検査画像について複数の読影医が読影を行うケースが増加する傾向にあり、こうした点からも有用である。
また、所見統合技術は、複数の読影医がレポートを共同作成する場合に限らず、1人の読影医が単独でレポートを作成する場合にも有効である。例えば、1回の検査で得られた検査画像内に複数の病変がある場合には、それぞれの病変に対応する所見をレポートに記載して、それぞれの所見と検査画像とを関連付けるという使い方ができる。
特開2005−025669号公報
しかしながら、所見統合技術は、良い面ばかりではなく、所見の数が多いと、多数の所見の中に、依頼医が欲する所見が埋もれてしまい、依頼医が欲する所見を探し出す手間が増えてしまうという、新たな課題が生まれる。
例えば、依頼医は、検査科に対して検査目的を伝えて検査を依頼する。検査目的には、患者の主訴に基づいてその原因を調べるといった場合に、病変の有無などを詳細に調べて傷病を特定することを目的とする「精査」、腫瘍の良性か悪性かの鑑別を目的とする「良悪鑑別」、病状の経過を観察するための「経過観察」、腫瘍の転移を検索するための「転移検索」、治療効果を判定するための「治療効果判定」といったものがある。
1回の検査依頼において、これらの中から、複数の検査目的が指定された場合には、検査科では、それぞれの検査目的に対応する所見をレポートにまとめる。しかし、検査目的の数が増えると、それに対応する所見の数も増えるので、検査目的と所見との対応関係が不明瞭になりがちである。検査目的と所見の対応関係が不明瞭であると、レポートの閲覧性が低下し、依頼医は、欲する所見を探し出すために多くの時間を割かなければならない。複数の読影医による所見が含まれる場合には、所見の数が人数に応じて増えるため、その傾向はより顕著になる。
特許文献1に記載のレポートシステムでは、1つのレポートに含まれる複数の所見毎にそれぞれ対応する検査画像との関連付けを行っているのみであり、こうした課題やその解決策についてはなんら考慮されていない。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたもので、検査目的に対応する所見が複数含まれる場合でも、検査目的と所見の対応関係を明瞭に把握できる医用レポートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の医用レポートシステムは、複数の所見を含み、前記各所見の少なくとも1つは所与の目的に従って入力される所見であり、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集処理手段と、前記所見と前記目的を関連付ける関連付け手段とを備えたことを特徴とする。
前記医用レポートの作成依頼の内容が記録されたオーダを取得するオーダ取得手段を備えており、前記目的は、前記オーダから読み出されることが好ましい。
GUIによるレポート編集画面を制御する第1コンソール制御手段を備えており、前記レポート編集画面には、複数の所見が入力される複数の入力領域が設けられていることが好ましい。
前記レポート編集画面には、前記入力領域毎に前記所見と関連付ける前記目的を指定して、前記関連付けを指示するための第1操作ツールが設けられており、前記関連付け手段は、前記第1操作ツールによって指定された前記目的と前記所見との関連付けることが好ましい。
前記所見と前記目的との関連付けがなされた前記医用レポートを表示するレポート表示画面を制御する第2コンソール制御手段を備えたことが好ましい。
前記レポート表示画面には、前記目的を指定させることにより、前記所見の表示形式を変更する指示を入力するための第2操作ツールが設けられており、前記第2コンソール制御手段は、前記第2操作ツールによって入力された指示に従って、前記表示形式を変更することが好ましい。
前記表示形式には、指定された前記目的を検索キーとして、前記レポート表示画面に表示する所見を絞り込んで表示する絞り込み表示形式と、指定された前記目的をソートキーとして、前記レポート表示画面に表示する複数の所見をソートして表示するソート表示形式の少なくとも1つが含まれることが好ましい。
前記表示形式を変更する処理の対象には、複数の医用レポートが含まれることが好ましい。
前記複数の医用レポートには、異なる医療検査に関するレポート、及び過去に作成されたレポートのいずれかが含まれることが好ましい。
前記第2コンソール制御手段は、前記医用レポートに関連する画像を表示する画像表示画面を、前記レポート表示画面と連動して制御し、前記レポート表示画面の前記表示形式の変更に同期して、前記画像表示画面に表示する画像又は前記画像内に挿入されたアノテーションを切り替えることが好ましい。
前記第1コンソール制御手段を備えたレポート作成装置と、前記第2コンソール制御手段を備えたレポート閲覧装置と、前記医用レポートを格納するレポートDBが構築され、前記各装置とネットワークを介して通信可能に接続されたデータ格納装置とからなることが好ましい。
本発明の医用レポート閲覧装置は、複数の所見を含み、前記各所見の少なくとも1つは所与の目的に従って入力される所見であり、前記各目的と関連付けられた前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを表示するレポート表示画面をディスプレイに出力し、前記レポート表示画面を通じて、入力デバイスからの操作指示の入力を受け付けて前記レポート表示画面を制御するコンソール制御手段と、前記レポート表示画面に設けられた操作ツールから入力され、前記目的を指定することにより、前記所見の表示形式を変更する指示に従って、前記表示形式を変更する変更処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の医用レポートプログラムは、複数の所見を含み、前記各所見の少なくとも1つは所与の目的に従って入力される所見であり、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集機能と、前記各所見と前記各目的を関連付ける関連付け機能とを、コンピュータに実現させることを特徴とする。
本発明の医用レポート閲覧方法は、複数の所見を含み、前記各所見の少なくとも1つは所与の目的に従って入力される所見であり、前記所見と前記目的を関連付けて、前記所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集ステップと、前記医用レポートに含まれる前記各所見を識別可能に表示するレポート表示画面を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。前記出力ステップにおいては、前記目的に応じて、前記所見の表示形式が決められるレポート表示画面を出力してもよい。
本発明によれば、所与の複数の目的と、前記各目的に従ってそれぞれ入力される複数の所見とを関連付けて、前記所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集するから、検査目的に対応する所見が複数含まれる場合でも、検査目的と所見の対応関係を明瞭に把握できるレポートを提供することができる。
図1に示す医療情報システムは、病院などの医療施設に構築される。医療情報システムは、診療科10に配置される診療科端末11、放射線検査科(以下、単に検査科という)12に設置されるレポート作成端末13、及びDBサーバ14からなる。これらはネットワーク16を通じて通信可能に接続される。ネットワーク16は、例えば、院内に敷設されたLAN(Local Area Network)である。
DBサーバ14には、患者毎のカルテ17のデータを格納するカルテDB18、CR装置、CT装置、MRI装置といったモダリティ19によって撮影される検査画像21のデータを格納する画像DB22、レポート作成端末13によって作成されたレポート23のデータを格納するレポートDB24といった複数のDBが構築されている。
DBサーバ14は、モダリティ19が取得した検査画像21のデータを、ネットワーク16を通じて受信して画像DB22に格納する、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication Systems)サーバとして機能し、モダリティ19とともにPACSを構成する。検査画像21には、個々の検査画像21を識別するための画像IDが与えられる。検査画像21のデータは、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に準拠したファイル形式で格納され、ファイル内には、患者ID、検査ID、検査日、検査種といった項目を含む付帯情報を記録したDICOMタグが付与される。画像DB22に格納された検査画像21のデータは、DICOMタグに含まれる項目を検索キーとして、検索が可能になっている。
また、DBサーバ14は、診療科端末11及びカルテDB18とともにカルテシステムを構成し、レポート作成端末13、画像DB22及びレポートDB24とともにレポートシステムを構成する。レポート23のデータは、検査ID、患者ID、患者名といった検索キーによって検索可能にレポートDB24に格納される。
なお、本例では、各DB18、22、24を1つのDBサーバ14に構築した例で説明しているが、各DB18、22、24を別々のDBサーバに構築してもよい。
診療科端末11は、依頼医によって操作され、カルテの閲覧や入力の他、検査科12に対して検査を依頼するためのオーダの発行に利用される。また、診療科端末11は、検査科12から提供される、検査画像21やレポート23を表示して、依頼医が閲覧するためのレポート閲覧端末として機能する。このため、診療科端末11は、レポート作成端末13、画像DB22,レポートDB24とともに、上記レポートシステムを構成する。また、レポート閲覧端末は、レポートDB24とともに、レポート閲覧装置を構成する。
図2に示すように、診療科端末11が発行するオーダ26には、患者ID、患者名、依頼日、依頼元、検査種(CTやMRIなど)、検査目的(「P−1」、「P−2」)、読影の要否といった情報を記録する項目が含まれる。依頼元の項目には、依頼医の所属(「内科」)、氏名(「鈴木」)、医師ID(「D−02」)などの情報が記録される。本例においては、検査目的として、「治療効果判定」(「P−1」)と、「転移検索」(「P−2」)の2つの目的が指定された例を示す。
オーダ26は、検査科12に配置されたオーダ受付端末(図示せず)に送信されて、受け付けられる。オーダ受付端末は、受信したオーダ26に検査IDを付与して、オーダ26のデータを管理する。検査IDは、受付完了通知とともに診療科端末11に対して送信される。また、読影が必要な場合(読影の要否の項目が「要」の場合)には、検査IDが付与されたオーダ26が、オーダ受付端末からレポート作成端末13に送信される。検査科12のスタッフは、オーダ26に基づいて、モダリティ19による撮影を行う。
読影医は、レポート作成端末13でオーダ26を確認して、画像DB22から読影の対象となる検査画像21のデータを読み出し、その検査画像21の読影結果をレポート23にまとめる。作成されたレポート23のデータは、レポートDB24に格納される。レポート23の作成が完了すると、依頼元の診療科端末11に対して、レポート作成端末13から、完了通知が送信される。完了通知には、検査画像21やレポート23のデータが格納される、各DB22、24内のアドレスが含まれている。依頼医は、診療科端末11を通じてそのアドレスにアクセスして、検査画像21やレポート23を閲覧する。
各端末11、13及び各DBサーバ14は、それぞれ、パーソナルコンピュータ、サーバ用コンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステムなどの制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラムといったアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図3に示すように、DBサーバ14や各端末11、13などを構成するコンピュータは、基本的な構成は略同じであり、それぞれ、CPU31、メモリ32、ストレージデバイス33、LANポート34、及びコンソール36を備えている。これらはデータバス37を介して接続されている。コンソール36は、ディスプレイ38と、キーボードやマウスなどの入力デバイス39とからなる。
ストレージデバイス33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)40が格納される。また、DBが構築されるサーバには、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス33として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にケーブルやネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ32は、CPU31が処理を実行するためのワークメモリである。CPU31は、ストレージデバイス33に格納された制御プログラムをメモリ32へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。LANポート34は、ネットワーク16との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
診療科端末11には、AP40として、カルテ17の閲覧や編集を行うカルテ用ソフトウエアや、検査画像21やレポート23の閲覧を行うビューアソフトウエアといったクライアントプログラムがインストールされている。クライアントプログラムが起動されると、診療科端末11のディスプレイには、GUI(Graphical User Interface)による操作画面が表示される。操作画面には、カルテDB18、画像DB22、レポートDB24から、それぞれ読み出されたカルテ17、検査画像21、レポート23を表示する表示画面が含まれる。
診療科端末11には、コンソールを通じて、カルテ17の入力・編集の指示や、オーダの入力・発行の指示といった操作指示が入力される。入力されたカルテ17やオーダ26のデータは、カルテDB18に格納される。
DBサーバ14には、AP40として、クライアントからの要求に応じて処理を実行し、処理結果を応答するサーバプログラムがインストールされている。DBサーバ14のCPUは、サーバプログラムを実行することにより、データ(検査画像21、レポート23)の格納処理部及び検索処理部として機能する。格納処理部は、レポート作成端末13やモダリティ19といったクライアントからのデータの格納要求に応じて、各DB22、24への格納処理を実行する。また、検索処理部は、診療科端末11、レポート作成端末13からの検査画像21やレポート23の配信要求に応答して、要求された検査画像21やレポート23のデータをそれぞれのDB22、24から検索して、検索されたデータを要求元へ配信する。
レポート作成端末13には、AP40として、レポート作成支援を行うレポート編集用のクライアントプログラムがインストールされている。レポート作成端末13は、レポート編集用のクライアントプログラムによって、レポート23の編集処理に加えて、検査画像21の表示処理を行う。また、レポート作成端末13は、作成したレポート23の表示機能も備えており、診療科端末11と同様に、レポート閲覧端末として機能する。
図4に示すように、レポート作成端末13のCPU31は、レポート編集用のクライアントプログラムを起動すると、コンソール制御部13a、DBアクセス部13b、編集処理部13c、オーダ取得部13dとして機能する。オーダ取得部13dは、オーダ受付端末からネットワーク16を介してオーダ26を取得する。取得したオーダ26は、例えば、レポート作成端末13のストレージデバイスに設けられたオーダテーブル(図示せず)に登録される。
レポート作成端末13には、例えば、CPU31が設けられた端末本体に、2台のディスプレイ38a、38bを接続したマルチディスプレイが採用される。1台のディスプレイ38aには、検査画像21の観察用に使用される画像表示画面46が出力される。もう1台のディスプレイ38bには、レポート編集画面47及びレポート表示画面61、66(図7及び図10参照)が出力される。レポート編集画面47は、レポート23の作成に使用される画面であり、レポート表示画面61、66は、作成済みのレポート23を表示する画面である。
画像表示画面46及びレポート編集画面47は、GUI(Graphical User Interface)による操作画面を構成する。コンソール制御部13aは、これらの操作画面を各ディスプレイ38a、38bに出力し、操作画面を通じて、入力デバイス39からの操作指示の入力を受け付ける。
画像表示画面46及びレポート編集画面47は、連動して起動するようになっている。例えば、レポート編集画面47から、読影対象の検査画像21が含まれる検査IDが入力されると、コンソール制御部13aは、DBアクセス部13bを通じて、検査IDに対応する検査画像21のデータを画像DB22から取得して、取得した検査画像21をディスプレイ38aに出力する際に、画像表示画面46を起動する。
画像表示画面46には、CR装置で撮影された放射線による透視画像や、CT装置やMRI装置で撮影された断層画像、断層画像に基づいて生成される3次元画像といった各種の検査画像21が表示される。画像表示画面46は、例えば、1画面に6コマの断層画像を配列して表示するというように、複数の検査画像21を同時に表示することが可能である。画像表示画面46には、操作ボタン、リストボックス、アイコンといった、GUIを構成する各種の操作ツールが設けられている。こうした操作ツールを通じて、入力デバイス39からの各種の操作指示が入力される。
レポート編集画面47には、読影医が所見を入力するための複数の入力領域47a、47bが設けられている。各入力領域47a、47bには、例えば、研修医と指導医、一次読影を行う読影医と二次読影を行う読影医といった複数の読影医の所見や、オーダ26で指定された複数の検査目的に対応した複数の所見が入力される。各入力領域47a、47bに入力された各所見は、所見単位で取り扱いができるように、レポート23のデータに、それぞれ所見データ23aとして記録される。
所見データ23aは、各入力領域47a、47bからそれぞれ入力された所見を表すテキスト(所見の文章)のデータを含み、そのテキストのデータに、各入力領域47a、47bに対応した所見ID(「F−1」、「F−2」)などの付帯情報を付加したものである。後述するように、各所見IDは、編集処理部13cによって付加される。
レポート編集画面47には、各入力領域47a、47bの他に、画像表示画面46と同様に、操作ボタン、リストボックス、アイコンといった、GUIを構成する各種の操作ツールが設けられている。こうした操作ツールを通じて、入力デバイス39からの各種の操作指示が入力される。
操作指示には、レポートDB24からレポート23のデータを読み出す読み出し指示、レポートDB24へレポート23のデータを保存する指示、入力領域47a、47bのいずれかを選択してアクティブ(テキストの入力が可能な状態)にする指示、入力した所見を保存する指示などが含まれる。
入力領域47a、47bは、例えば、マウスのポインタ48によって、いずれかを指定して、クリック操作を行うことにより、アクティブになる。各入力領域47a、47bのうちアクティブにされた入力領域には、テキストの入力位置を示すポインタであるキャレットが点滅表示する。読影医は、入力領域をアクティブにして、入力デバイス39から所見のテキストを入力する。
また、レポート23の作成中に、画像表示画面46に表示される検査画像21に対して、アノテーション60(図6参照)の付加といった加工を施すことも可能である。アノテーション60とは、検査画像21内の病変など、読影医が注目する関心領域に付される注釈をいい、関心領域を指し示すための矢印、丸印、文字を含む記号や、簡単なコメントを挿入するための矩形や吹き出し形状のテキストボックスといった各種のオブジェクトによって構成される。アノテーション60は、記号のみでもよいし、テキストボックスのみでもよい。
さらに、画像表示画面46及びレポート編集画面47で、レポート23を作成している途中に、各入力領域47a、47bに入力される各所見と、検査画像21を関連付けることも可能である。所見と検査画像21の関連付けの操作は、例えば、図において、破線の矢印で示すように、レポート編集画面47内の各入力領域47a、47bのいずれかをマウスのポインタ48でポイントして、そのポインタ48を画像表示画面46内の関連付けの対象となる検査画像21に向けて移動させるといった、いわゆるマウスによるドラッグアンドドロップ操作をすることにより行われる。
所見と検査画像21の関連付けにおいては、1つの所見に対して、複数の検査画像21を関連付けることも可能である。また、その反対に、1つの検査画像21に、複数の所見を関連付けることも可能である。
関連付けが行われると、検査画像21のデータには、関連付けられた所見の所見IDが付加される。これにより、検査画像21を、所見IDを検索キーとして検索することが可能となり、所見毎に関連する検査画像21を簡単に画像表示画面46へ読み出して表示することができる。なお、検査画像21に付加される所見IDは、関連付けられる所見の数に応じて増加する。例えば、1つの検査画像21に、1つの所見が関連付けられた場合には、その検査画像21に付加される所見IDは1つであるが、2つの所見が関連付けられた場合には、1つ増加して、2つの所見IDが付加される。
コンソール制御部13aは、検査画像21へのアノテーションの付加や、検査画像21と所見との関連付けに関する操作指示の入力を受け付けて、編集処理部13cに対して、操作指示に応じた処理を実行するように指令する。
DBアクセス部13bは、コンソール制御部13aや編集処理部13cからの指令に基づいて、DBサーバ14に対する処理要求の送信と処理結果の受信を行う。画像DB22に対する処理要求には、検査IDや画像IDといった情報を検索キーとして、検査画像21を検索するための検索要求、レポート23の作成中に検査画像21に付加されたアノテーション及び所見IDといった付帯情報を、検査画像21に関連付けて格納するための格納要求がある。レポートDB24に対する処理要求には、検査ID、所見ID、後述する目的IDといった情報を検索キーとして、レポート23のデータを検索するための検索要求、編集したレポート23のデータを格納するための格納要求などがある。
DBアクセス部13bは、格納要求の対象となるデータを、編集処理部13cから受け取り、DBサーバ14へ送信する。また、検索要求の対象となるデータを、DBサーバ14から受信して、コンソール制御部13aに引き渡す。
編集処理部13cは、所見記録処理、付帯情報記録処理を実行する。所見記録処理では、編集処理部13cは、入力領域47a、47bに入力された所見を、コンソール制御部13aを通じて受け付ける。編集処理部13cは、受け付けた所見のテキストのデータを、入力領域47a、47b毎に区別してブロック化して、それぞれに「F−1」、「F−2」というように所見IDを付加して、これを所見データ23aとして記録する。
さらに、図5に示すように、編集処理部13cは、所見記録処理において、各所見データ23aに対して、所見のテキスト及び所見ID(「F−1」、「F−2」)に加えて、所見を入力した読影医を識別するための医師ID(「D−02」)や、検査目的に対応する目的ID(「P−1」、「P−2」)を付加する。
各所見データ23aに目的IDを付加することにより、検査目的と所見の関連付けが行われる。すなわち、編集処理部13cは、所見と検査目的を関連付ける関連付け手段に相当する。これらの各IDは、各所見データ23aを検索するための検索キーとして使用される。医師IDは、レポート作成端末13の起動時など、ユーザ認証時に読影医によって入力される。また、レポート23のデータには、オーダ26から読み出された、検査ID(「CT0803」)、患者ID、患者名といった情報が付加される。
付帯情報記録処理は、検査画像21に付加されるアノテーション、及び所見IDといった付帯情報を、検査画像21と関連付けて、画像DB22に記録する処理である。所見IDやアノテーション60のデータは、例えば、検査画像21のデータに記録される。
また、検査画像21とは別に、アノテーション60のデータについても所見との関連付けが行われて、それぞれのデータには、所見IDが付加される。例えば、1つの検査画像21内に複数の病変があり、それぞれの病変毎に所見が入力される場合には、病変を指し示すアノテーションは、所見毎に異なる。
アノテーション60と所見との関連付けは、後述するように、レポート表示画面61において、選択された所見に応じて、アノテーションを切り替え表示するために行われる。アノテーションと所見との関連付けの方法は、例えば、画像表示画面46に表示中の検査画像21に対してアノテーション60を挿入した際に、挿入したアノテーション60のデータに対して、その挿入時にアクティブになっている入力領域に対応する所見IDを付加することによって行われる。
図6に示すように、レポート編集画面47には、上部に配置された基本情報表示領域51と、その下方に配置された各所見(「F−1」、「F―2」)を入力する入力領域47a、47bと、操作ボタン52〜54とが設けられる。基本情報表示領域51には、検査ID(「CT0803」)、患者ID(「1234」)及び検査目的(「P−1」、「P−2」)といった基本情報が表示される。これらの基本情報は、オーダ26から読み出される。本例のオーダ26には、「治療効果判定」及び「転移検索」の2つの検査目的が記録されているので、レポート編集画面47には、それぞれの検査目的の内容が目的ID(「P−1」、「P−2」)に対応して表示される。
各入力領域47a、47bには、所見のテキストを入力する入力欄56a、56bと、所見と関連付ける検査目的を指定して、所見と検査目的を関連付ける指示を入力するためのチェックボックス57が設けられる。チェックボックス57は、第1操作ツールに相当する。
チェックボックス57は、GUIを構成する操作ツールであり、マウスのクリック操作によってオンオフが行われる。チェックボックス57の数は、オーダ26に記録された検査目的の数に応じて変化する。本例においては、オーダ26に2つの検査目的が記録されているので、チェックボックス57が2つ設けられる。それぞれのチェックボックス57の上方には、各検査目的の目的ID(「P−1」、「P−2」)が表示される。
所見IDが「F−1」の入力領域47aに、目的IDが「P−1」の「治療効果判定」に関する所見を入力した場合には、読影医は、マウスのクリック操作によって、目的ID「P−1」に対応するチェックボックス57をオンする。これにより、所見と関連付ける検査目的が指定されて、所見と検査目的との関連付け指示が入力される。
また、各入力領域47a、47bには、それぞれ、キー画像58、59を挿入して貼り付けることが可能になっている。キー画像58、59は、各所見と関連する検査画像21の1つであり、キー画像58、59としては、各所見の入力の際に読影医が特に注目した検査画像21が選択される。本例においては、キー画像58、59内に、関心領域を表す記号(「A1」、「A2」)及び矢印からなるアノテーション60が挿入されている。
操作ボタン52は、所見を入力する入力領域を追加するための所見追加ボタンであり、このボタンにポインタ48を合わせてマウスをクリック操作すると、入力領域が追加される。操作ボタン53は、作成途中のレポート23のデータを一時保存するための保存ボタンであり、操作ボタン54は、作成が完了したレポート23のデータを確定保存するための確定ボタンである。確定保存されたレポート23は、不正な改ざんを防止するために、編集が禁止される。
図7に示すレポート表示画面61は、レポート23の内容を表示する画面の例である。レポート表示画面61は、依頼医がレポート23を閲覧するための画面であり、レポート閲覧端末として機能する、レポート作成端末13及び診療科端末11のディスプレイに表示される。
レポート作成端末13は、DBアクセス部13bによってレポート23のデータを受信する。コンソール制御部13aは、受信したレポート23を表示するレポート表示画面61を生成し、ディスプレイ38bに出力する。レポート作成端末13は、レポート編集画面47と同様に、画像表示画面46とレポート表示画面61を連動させて、各ディスプレイ38a、38bに表示する。コンソール制御部13aは、第1及び第2のコンソール制御手段に相当する。
診療科端末11のCPU31は、レポート表示画面61及び画像表示画面46の表示処理に関して、レポート作成端末13のコンソール制御部13a及びDBアクセス部13bと同様に機能する。すなわち、診療科端末11のCPU31は、第2コンソール制御手段に相当する。診療科端末11のディスプレイが1つである場合には、レポート表示画面61と画像表示画面46が1つのディスプレイに並べて表示される。
レポート表示画面61には、レポート編集画面47と同様に、オーダ26に記録された、検査IDや検査目的などの基本情報が表示される。レポート表示画面61には、各入力領域47a、47bに対応する表示領域が設けられている。各表示領域には、レポート23の各所見データ23aの内容を表示する表示欄61a、61bが設けられており、さらに、キー画像58、59も表示される。表示欄61a、61bには、それぞれの所見ID(「F−1」、「F−2」)と、関連付け処理によって、所見データ23aに付加された目的ID(「P−1」、「P−2」)が表示される。これにより、各表示欄61a、61b内のそれぞれの所見とそれぞれの検査目的との対応関係が明瞭になる。
また、レポート表示画面61には、表示形式変更ボタン63が設けられている。表示形式変更ボタン63は、レポート表示画面61に表示される所見の表示形式を変更するための操作指示を入力する操作ツールである。表示形式変更ボタン63は、第2操作ツールに相当する。
表示形式変更ボタン63を通じて、表示形式の変更指示が入力されると、診療科端末11のCPU31やコンソール制御部13aは、所見の表示形式を変更する変更処理を実行する。この変更処理により、以下に示すように、レポート表示画面61に表示する所見の絞り込みを行うことができる。診療科端末11のCPU31やコンソール制御部13aは、変更処理手段に相当する。
表示形式変更ボタン63にマウスのポインタ48を合わせてクリック操作すると、選択メニュー64が表示される。選択メニュー64には、「全文」、目的ID(「P−1」、「P−2」)の各項目が含まれている。「全文」は、レポート23に含まれるすべての所見を表示する表示形式を選択する項目であり、「P−1」及び「P−2」は、レポート23に含まれる所見のうち、選択された目的IDの所見のみを表示する表示形式(絞り込み表示形式)を選択する項目である。表示形式の初期設定は、例えば、「全文」になっている。
「全文」の項目が選択されて、クリック操作されると、図7の矢印の左側のレポート表示画面61に示すように、レポート23に含まれるすべての所見が表示される。「P−1」の項目が選択されると、表示する所見を、目的IDが「P−1」の所見に絞り込む絞り込み処理が行われて、図7の矢印の右側のレポート表示画面61に示すように、目的IDが「P−1」の所見のみが表示される。同様に、「P−2」の項目が選択されると、目的IDが「P−2」の所見に絞り込まれる。
選択メニュー64の「P−1」、「P−2」の各項目が選択されると、コンソール制御部13aや診療科端末11のCPU31は、それぞれに対応する目的IDを検索キーとして、レポート23から該当する目的IDの所見データ23aを抽出し、レポート表示画面61に表示する所見の絞り込み処理を実行する。
また、図8に示すように、レポート表示画面61の表示形式が変更されると、その変更に同期して、画像表示画面46の表示内容が変更される。例えば、選択メニュー64で目的IDが「P−1」の絞り込み表示が選択されて、図8(A)に示すように、レポート表示画面61に、目的IDが「P−1」の所見(「F−1」)のみが表示された場合には、画像表示画面46には、その所見(「F−1」)と関連付けられた検査画像21が表示される。この検査画像21には、レポート23に挿入されたキー画像58も含まれる。
所見(「F−1」)に複数の検査画像21が関連付けられている場合には、画像表示画面46において、表示する検査画像21の切り替え操作を行うと、所見(「F−1」)に関連付けられた複数の検査画像21が順次表示される。また、検査画像21にアノテーション60が付加されている場合には、画像表示画面46内の検査画像21にアノテーション60が挿入されて表示される。
そして、図8(B)に示すように、選択メニュー64で目的IDが「P−2」の絞り込み表示が選択されて、レポート表示画面61に、目的IDが「P−2」の所見(「F−2」)のみが表示される場合には、それに同期して、画像表示画面46の表示内容も、所見(「F−2」)に対応する検査画像21に切り替わる。この検査画像21にも、アノテーション60が挿入されているので、アノテーション60が検査画像21に挿入されて表示される。
上述したとおり、アノテーション60のデータには、所見IDが付加されている。そのため、1つの検査画像21に対して、所見IDが異なる複数のアノテーション60が挿入されていた場合には、検査画像21はそのままで、アノテーション60の表示のみが、所見の表示形式の変更に同期して切り替わることで、画像表示画面46の表示内容が切り替わる。
また、レポート表示画面61において、選択メニュー64で「全文」が選択されて、すべての所見が表示された場合には、画像表示画面46には、レポート23の検査IDに対応する検査画像21が表示される。なお、図において、画像表示画面46に、1つの検査画像21が表示される例を示しているが、画像表示画面46に複数の検査画像21を並べて表示してもよい。
以下、上記構成による作用について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。依頼医は、診療科端末11を使用して、オーダ26を発行する。レポート作成端末13は、診療科端末11から発行されたオーダ26を、検査科12のオーダ受付端末を経由して受信する。
読影医は、レポート作成端末13でオーダ26を確認し、レポート23の作成を開始する。レポート編集画面47がディスプレイ38bに表示されると、それに連動して画像表示画面46がディスプレイ38aに表示される。レポート編集画面47の基本情報表示領域51には、オーダ26から読み出された複数の検査目的の内容(「治療効果判定」、「転移検索」)が表示される。読影医は、レポート編集画面47で検査目的を確認し、画像表示画面46で検査画像21を観察しながら、各入力領域47a、47bに、各検査目的に応じた内容の所見を入力する。
各入力領域47a、47bから入力された所見のテキストのデータは、各入力領域47a、47bに対応した所見IDが付加されて、それぞれが所見データ23aとしてレポート23のデータに記録される。さらに、各入力領域47a、47bのチェックボックス57を通じて、各所見と検査目的の関連付け指示が入力されると、コンソール制御部13aは、選択されたチェックボックス57に応じた目的IDを、編集処理部13cに送る。編集処理部13cは、所見データ23a毎に目的IDを付加する。これにより、所見と検査目的の関連付けが行われる。
編集処理部13cは、レポート23の保存指示の入力を受け付けると、レポート23に検査IDを付加して、そのデータをレポートDB24に保存する。また、編集処理部13cは、画像表示画面46及びレポート編集画面47を通じて、各所見と検査画像21の関連付け指示の入力を受け付けると、付帯情報記録処理を実行して、検査画像21に所見IDを付加する。さらに、検査画像21にアノテーション60が挿入された場合には、付帯情報記録処理を実行して、アノテーション60のデータに所見IDを付加して、検査画像21のデータとともに画像DB22に記録する。
レポート23の作成が完了すると、レポート作成端末13から、依頼医の診療科端末11に対して、完了通知が送信される。診療科端末11は、完了通知に含まれるレポート23のアドレスに基づいて、レポートDB24にアクセスして、レポート23を読み出す。診療科端末11のディスプレイには、レポート表示画面61と、レポート23に関連する検査画像21を表示する画像表示画面46が出力される。
依頼医は、レポート表示画面61でレポート23の内容を閲覧し、画像表示画面46でレポート23に関連する検査画像21を閲覧する。レポート23は、所見と検査目的の関連付けがなされているので、図7の矢印の左側のレポート表示画面61に示すように、各表示欄61a、61bには、各検査目的に対応するそれぞれの所見が表示される。各表示欄61a、61bには、それぞれ目的ID(「P−1」、「P−2」)が表示され、検査目的と所見との対応が識別可能に表示される。そのため、1つのレポート23に、異なる複数の検査目的に対応する複数の所見が含まれる場合でも、依頼医は、検査目的と所見との対応関係を明瞭に把握することができる。
また、レポート表示画面61には、オーダ26から読み出された検査目的の内容(「治療効果判定」、「転移検索」)が目的IDと対応して表示される。このため、レポート表示画面61とは別の画面でオーダ26の内容を確認する必要もない。
また、依頼医は、検査目的別に所見を閲覧したい場合には、図7に示すように、レポート表示画面61の表示形式変更ボタン63を操作して、レポート表示画面61の表示形式の変更指示を入力する。マウスによって、選択メニュー64の「P−1」、「P−2」のいずれかの項目が選択されると、絞り込み表示形式に変更するための変更指示が入力される。診療科端末11のCPU31は、選択された項目(「P−1」、「P−2」)に対応する目的IDを検索キーとして、レポート23からその目的IDに合致する所見データ23aを抽出し、図7の矢印の右側に示すように、抽出した所見データ23aのみをレポート表示画面61に表示する。
これにより、選択された目的IDの所見のみがレポート表示画面61に表示されるので、所見と検査目的の対応関係をより明瞭に把握することができる。また、レポート23に含まれる所見をすべて表示する表示形式と、絞り込み表示形式とを変更できるようにしたことで、依頼医は、閲覧の目的に応じた表示形式を選択できるため、レポート23の閲覧性が向上する。
また、レポート編集画面47において、各入力領域47a、47bのそれぞれに設けられるチェックボックス57は、所見と検査目的を関連付ける指示を入力させることが本来的な機能であるが、こうした機能に加えて、依頼医が欲する所見の入力漏れや、依頼医が指定した検査目的と所見の内容との齟齬を防止する役割も果たす。
つまり、チェックボックス57を設けることで、各入力領域47a、47bに所見を入力する読影医に対して、検査目的のすべてに対する所見を入力したか、あるいは、入力しようとする所見の内容がどの検査目的に対応するものであるか、といったことを再確認させる契機を与えることができる。これにより、所見の入力漏れや、依頼医の欲する検査目的との齟齬が防止される。
また、基本情報表示領域51に、オーダ26で指定された検査目的の内容(「治療効果判定」、「転移検索」)を表示することで、レポート編集画面47とは別の画面でオーダ26の内容を確認する手間がなくなるので、読影医にとって便利である。
また、レポート編集画面47において、各入力領域47a、47bにそれぞれチェックボックス57を設けることは、個々の読影医のレポート作成スキルに関わらず、所見と検査目的の対応関係が不明瞭な、閲覧性の低いレポートが作成されることを防止することにも役立つ。
というのは、1つの入力領域に、複数の検査目的に対応する複数の所見を入力する場合でも、レポート作成スキルが高い読影医であれば、検査目的と所見との対応関係を整理した形式で、レポートをまとめることができる。しかし、レポート作成スキルが低いと、その対応関係が分かりにくくなりがちである。各入力領域47a、47bにそれぞれチェックボックス57が設けられていれば、各入力領域47a、47bのそれぞれが検査目的別の入力領域になるので、1つの入力領域に入力される所見の内容を、1つの検査目的に対応する内容に限定させることができる。このように、検査目的別に入力領域が区別されていれば、レポート作成スキルが低くても、対応関係が明瞭なレポートを作成することができる。
上記実施形態では、レポート表示画面に、1つのレポートに含まれる複数の所見を表示する例で説明したが、レポート表示画面に、複数のレポートに含まれる複数の所見を表示してもよい。この場合には、レポート表示画面における表示形式を変更する処理が、複数のレポートを対象として行われる。
図10に示すレポート表示画面66は、検査IDが「CT0803」のレポート23を表示する画面であり、このレポート23に含まれる所見と、レポート23とは、検査IDが異なる別のレポート67(検査ID「CT0801」)、レポート68(検査ID「MRI0803」)に含まれる所見を一緒に表示する例を示す。レポート67、68は、レポート23と同じ患者のレポートである。
レポート67は、レポート23と同種(「CT」)の検査のレポートであり、レポート23よりも前に作成された過去のレポートである。レポート68は、レポート23とは異なる検査種(「MRI」)のレポートであり、作成時期は、例えば、レポート23と同時期である。もちろん、検査種が異なる過去のレポートでもよい。レポート67、68には、それぞれ目的IDが「P−1」と「P−2」の複数の検査目的に対応する所見データ67a、68aが記録されている。
レポート表示画面66に設けられる表示形式変更ボタン69は、上記第1実施形態の表示形式変更ボタン63と同様に、レポート表示画面66の表示形式の変更指示を入力するための操作ツールである。表示形式変更ボタン69にポインタ48を合わせてマウスでクリック操作すると、選択メニュー71が表示される。この選択メニュー71には、上記第1実施形態の選択メニュー64と同様に、レポート23に含まれるすべての所見を表示する表示形式(「全文」)と、検査目的別に所見を絞り込んで表示する絞り込み表示形式(「P−1」、「P−2」)を選択する項目が含まれる。さらに、選択メニュー71において、「P−1」、「P−2」のいずれかを指定して絞り込み表示形式を選択すると、サブメニュー71aが表示される。
サブメニュー71aには、絞り込み処理の対象とするレポートの範囲を選択するための複数の項目が表示される。「過去も表示」の項目は、絞り込み処理の対象に、過去のレポートを含める場合に選択される。「他検査も表示」の項目は、絞り込み処理の対象に、他の検査種のレポートを含める場合に選択される。「両方表示」の項目は、過去のレポート及び他の検査種のレポートの両方を対象に含める場合に選択される。
図においては、目的IDが「P−1」の所見の絞り込み表示形式が選択されるとともに、絞り込み処理の対象とするレポートの範囲として、「両方表示」の項目が選択された場合の例が示されている。この選択内容の表示形式の変更指示に従って、診療科端末11のCPU31やレポート作成端末13のコンソール制御部13aは、検査目的別の絞り込み処理を行う。絞り込み処理では、レポートDB24内の過去のレポート及び他の検査種のレポートを含めて、患者IDと目的IDを検索キーとして、検索キーに合致する所見を検索する。この検索により抽出された所見がレポート表示画面66に表示される。
レポート表示画面66の表示欄66aには、レポート23に含まれる、目的IDが「P−1」の所見が表示される。表示欄66bには、レポート67に含まれる、目的IDが「P−1」の所見が、表示欄66cには、レポート68に含まれる、目的IDが「P−1」の所見が表示される。
このように、絞り込み処理の対象を、複数のレポートにすることで、検査目的が共通する、過去のレポートや他の検査種のレポートに含まれる所見を、レポート表示画面66に一緒に表示することができる。これにより、検査目的が共通する多様な所見が一覧できるため、上記第1実施形態に比べて、さらに、レポートの閲覧性が高まる。
なお、本実施形態においては、同一の患者の複数のレポートを絞り込み処理の対象とする例で説明したが、例えば、ある患者の傷病と類似する傷病の患者のレポートを症例として、比較参照する場合のように、異なる患者のレポートを絞り込み処理の対象としてもよい。この場合には、例えば、目的IDに加えて、傷病情報をキーワードとして、所見が検索される。
また、上記実施形態では、レポート表示画面における表示形式について、レポートに含まれるすべての所見を表示する表示形式(「全文」)と、絞り込み表示形式(「P−1」、「P−2」)を選択できる例で説明したが、絞り込み表示形式に加えて、または、その代わりに、複数の所見を検査目的別にソートして表示するソート表示形式を選択できるようにしてもよい。
上記実施形態のように、検査目的に対応する所見が、それぞれ1つずつである場合にはソートする意味はない。しかし、1つの検査目的に対応する所見が複数有る場合には、目的IDをソートキーとして、所見のソートを行うことにより、レポート表示画面内において、検査目的が共通する複数の所見の表示位置が分散することなく、検査目的が共通する所見同士がまとめられて表示されることになるので、見やすい。
レポート表示画面を、ソート表示形式で表示するためのソート処理の対象についても、絞り込み処理の対象と同様に、1つのレポートでなく、複数のレポートでもよい。
また、レポート表示画面の表示形式としては、上記絞り込み表示形式やソート表示形式の他、所見を、強調表示する表示形式でもよい。強調表示する方法としては、指定された検査目的の所見の文字色や背景色を、他の検査目的の色と異なる色に変えたり、網掛け処理を行うといった方法がある。また、表示領域にその所見が重要であることを示すマークを表示してもよい。
また、上記実施形態では、レポート編集画面47で所見を入力する例で説明しているが、特許文献1に記載されているように、画像表示画面46内に所見を入力する入力ボックスを挿入して、画像表示画面46上で所見を入力できるようにしてもよい。この場合には、コンソール制御部13aは、図11に示すように、画像表示画面46に挿入された入力ボックス73に入力された所見を、レポート編集画面47の入力領域47aに自動的に挿入する。
上記実施形態では、レポート表示画面61、66の表示形式の変更処理(絞り込み処理及びソート処理)を、診療科端末11又はレポート作成端末13のCPU31がそれぞれ行う例で説明したが、表示形式の変更処理の一部をDBサーバ14が実行してもよい。この場合には、DBサーバ14のCPU31が変更処理手段を構成する。
例えば、DBサーバ14から、レポート作成端末13又は診療科端末11に対して、レポート23のデータを含むレポート表示画面61、66のデータを、Webページ(XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語でソースコードが記述されたページデータ)の形式に加工して配信する場合には、診療科端末11又はレポート作成端末13からの要求に応じて、DBサーバ14が絞り込み処理やソート処理を実行する。
具体的には、表示形式変更ボタン63、69による表示形式の変更が指示される度に、レポート23のデータを、DBサーバ14から再読み出しする場合には、レポート作成端末13や診療科端末11から、検査IDや目的IDといった情報を、キー情報(検索キーやソートキー)とする検索要求がDBサーバ14に送信される。DBサーバ14は、検索要求からキー情報を読み出して、該当するレポートの所見データをレポートDB24から検索する。そして、検索した所見データを、Webページの形式に加工して、要求元のレポート作成端末13や診療科端末11に配信する。
レポート作成端末13や診療科端末11は、受信したWebページのソースコードを、レポート閲覧用のクライアントソフトや汎用のブラウザで解釈して、レポート表示画面61、66を生成し、ディスプレイに出力する。
また、上記実施形態では、レポート表示画面に表示形式変更ボタンを設けて、レポート表示画面の表示形式を変更できるようにしているが、レポート編集画面に表示形式変更ボタンを設けて、レポートの作成途中に表示形式を変更できるようにしてもよい。
上記実施形態では、所見と目的の関連付けの方法として、所見データに目的IDを付加する例で説明したが、所見データとは別に、目的IDと所見IDの対応関係を記録したテーブルデータを作成して、関連付けを行ってもよい。
上記実施形態では、複数の所見をそれぞれ目的と関連付ける例で説明したが、目的と関連付けられる所見は、複数の所見のうち少なくとも1つでよい。例えば、検査目的が1つだけ指定され、読影医がその検査目的に従って1つの所見を入力し、それに加えて、その所見とは別に、読影医の私見として、所見を入力するような場合には、1つの所見は目的と関連付けられるが、もう1つの所見は、目的と関連付けられない。このような場合でも、依頼医が閲覧するレポートには、複数の所見が含まれることになる。その中から、依頼医が欲する検査目的に対応する所見を探し出す場合には、検査目的と所見が関連付けられていれば、検索が容易になる。
上記実施形態では、レポートに2つの所見が含まれる例で説明したが、もちろん、2つ以上でもよい。レポート編集画面の入力領域や、レポート表示画面の表示領域の数についても同様である。また、1つのレポートを1人の読影医が作成する例で説明したが、1つのレポートに対して、複数の読影医がそれぞれ所見を入力して、複数人で1つのレポートを共同作成してもよい。
上記実施形態では、検査目的の例として、「治療効果判定」と「転移検索」を例に説明したが、もちろん、検査目的は、これらに限定されるものではない。これら以外の検査目的には、上述した「精査」、「良悪鑑別」、「経過観察」といった検査目的の他、傷病の進行状態を調べるための「病期診断」、傷病の再発の有無を調べるための「再発診断」、癌などの病巣の原発巣を調べるための「原発検索」といったものがある。
また、上記実施形態では、検査目的と所見の関連付け指示を、チェックボックスにより検査目的を指定させて入力する例で説明しているが、関連付け指示を入力するための操作ツールは、チェックボックスに限るものではなく、選択可能な複数の検査目的をリスト表示したリストボックスなど、他の形態の操作ツールでもよい。
また、操作ツールの代わりに、検査目的を読影医にテキスト形式で入力させて、入力されたテキストそのものを、目的IDとして所見データに付加してもよい。また、入力されたテキストを識別することにより検査目的を判定し、判定結果に応じて、予め登録された目的IDに変換してもよい。この場合には、検査目的の判定処理は、例えば、レポート作成端末13のCPUが実行する。
また、表示形式の変更を指示する操作ツールについても、表示形式変更ボタンに限らず、他の形態の操作ツールでもよい。
なお、例えば、「良悪鑑別」を「スクリーニング」と呼ぶなど、読影医によって、同じ内容の検査目的の呼称が異なることがある。入力された検査目的の名称が統一されていないと、抽出されるべき所見が抽出されないなど、検索に支障が生じるおそれが高い。そこで、テキストで検査目的を入力させる場合には、入力される検査目的の名称が統一されるように、統一的な検査目的の名称を表示したリストをガイダンス形式で表示するとよい。
また、レポート編集画面を通じてマニュアルで入力される関連付け指示を受け付けて、その関連付け指示に従って、所見と目的の関連付けを行う例で説明しているが、マニュアルによる関連付け指示の入力を行わせることなく、自動的に関連付けを行うようにしてもよい。例えば、コンソール制御部がレポート編集画面を生成する際に、オーダに含まれる複数の検査目的に応じて、各検査目的に対応する複数の入力領域を自動的に作成する。
つまり、レポート編集画面を生成する際に、入力領域と、オーダに含まれる検査目的との対応付けをしておく。そして、各入力領域に、対応する検査目的の目的ID(「P−1」、「P−2」)を表示する。読影医は、目的IDの表示を確認して、検査目的に応じた所見を、それぞれ対応する入力領域に入力する。入力された所見には、各入力領域に対応付けられた目的IDが付与される。
また、上記実施形態では、検査目的を依頼医が指定する例で説明したが、依頼医の代わりに、依頼医の依頼内容に基づいて、検査科のスタッフが検査目的を指定してもよい。
また、上記実施形態では、読影医が認識した病変の状態に関する観察記録と、その認識に基づいて下された診断病名などの診断結果とを区別することなく、それらをまとめて1つの所見とした例で説明したが、観察記録と診断結果を区別してもよい。その場合には、例えば、レポート編集画面において、所見を入力する入力欄を、観察記録と診断結果をそれぞれ入力する2つのサブ入力欄に分割する。また、レポート表示画面においては、所見を表示する表示欄を、観察記録と診断結果をそれぞれ表示する2つのサブ表示欄に分割する。このように分割した場合でも、両者は、2つ1組で1つの所見を構成する。そのため、絞り込み表示や、ソート表示といった処理において、両者が別々に取り扱われることはなく、両者のデータを合わせたデータが、1つの所見データとして処理される。
また、上記実施形態では、所見のテキストの入力をキーボード操作によって行う入力方式を例に説明しているが、テンプレート入力方式を採用してもよい。テンプレート入力方式とは、予め登録された医療用語を選択する操作ツールである、テンプレート入力パネルをレポート編集画面に設け、マウスによるクリック操作を主体として所見のテキストを入力する方式をいう。テンプレート入力パネルは、登録された医療用語を選択するための複数の選択ボタンからなり、これらの選択ボタンをクリック操作によって選択することで、入力領域に選択した医療用語が入力される。また、入力デバイスとして、キーボードやマウスを例に説明したが、入力デバイスとしてマイクを用いて、所見や操作指示の入力を音声によって受け付けてもよい。
上記実施形態では、検査画像を、CT検査で得られた検査画像を例に説明したが、もちろん、検査種はこれらに限定されるものではなく、MRI検査、PET(Positron Emission Tomography)検査、超音波検査、内視鏡検査といった他の検査で得た検査画像でもよい。また、レポートとして、検査画像を読影する読影レポートの例で説明したが、画像以外の検査データに対する所見をまとめたレポートでもよい。画像以外の検査データとしては、例えば、病理検査などの検体検査や、生理検査などで得られる数値データや心電図などの波形図がある。また、異なる検査種の検査データなど、種々のデータに関する所見が記入されるレポートでもよい。
また、本発明の医用レポートは、検査に関するレポートに限らず、患者の診療に関する所見をまとめた医用レポートであればよい。したがって、所見と関連付けられる目的も、検査目的に限られず、医用レポートを作成するに当たって、依頼元が指定する依頼目的であればよい。また、医用レポートの作成者についても、読影医に限定されるものではなく、さらに、医師にも限定されない。例えば、リハビリテーションの指導に携わる理学療法士が作成する医用レポートのように、医師以外が作成する医用レポートの作成に際しても、本発明の適用が可能である。
上記実施形態では、レポートシステムを構成する、レポート作成端末及びレポートサーバをそれぞれ1台で構成した例で説明したが、レポート作成端末及びレポートサーバを複数台で構成してもよい。また、1台のコンピュータにレポート作成端末の機能とレポートサーバの機能を統合してもよい。
この場合には、レポート作成端末にインストールされたクライアントプログラムの機能とサーバプログラムの機能を統合したプログラムが、レポートプログラムを構成する。また、レポートの閲覧を行うレポート閲覧端末を含めてレポートシステムとしてもよい。レポート閲覧端末には、上記実施形態で示したとおり、診療科端末が含まれる。その場合には、レポートを閲覧するためのクライアントプログラムの機能を含めてレポートプログラムが構成される。
また、レポート閲覧装置を実現するレポート閲覧プログラムは、レポート閲覧用のクライアントプログラムとサーバプログラムから構成される。1台のコンピュータでレポート閲覧装置を構成する場合には、レポート閲覧用のクライアントプログラムの機能とサーバプログラムの機能を統合したプログラムがレポート閲覧プログラムを構成する。
また、上記実施形態のように、クライアント(診療科端末、レポート作成端末)と、サーバ(DBサーバ)とからなるクライアントサーバ型の情報システムの場合には、上述したレポート閲覧用のクライアントプログラムばかりでなく、レポート編集用のクライアントプログラムについても、専用のプログラムを使用してもよいし、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)といった、WWW(World Wide Web)のプロトコルに対応した汎用的なブラウザを使用してもよい。
専用のプログラムを使用する場合には、操作画面は、専用のプログラムで定義された画面データに基づいて生成される。汎用的なブラウザを使用する場合には、例えば、Webサーバに操作画面(レポート編集画面やレポート表示画面)のデータを格納しておき、クライアントはWebサーバにアクセスして、Webページの形式に加工された操作画面のデータをダウンロードする。クライアントのブラウザは、受信したWebページのソースコードを解釈して操作画面を生成する。Webサーバは、DBサーバ14が兼用してもよいし、DBサーバとは別のサーバでもよい。
この場合には、WebサーバのCPU31が、クライアントのCPU31と協働して、または、単独で、編集処理手段、関連付け手段、オーダ取得手段、各コンソール制御手段を構成する。
また、DBが構築されるデータ格納装置としては、DBサーバ以外でもよく、例えば、NAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)といったネットワークを介して接続するストレージデバイスを使用してもよい。以上のように、コンピュータシステムの物理構成は適宜変更が可能であり、本発明は、上記実施形態の物理構成に限定されるものではない。
上記実施形態では、ネットワークとしてLANを例に説明しているが、診療科と検査科が複数の拠点に分散しているような場合には、ネットワークとしてLANとWAN(Wide Area Network)を組み合わせて使用してもよい。
なお、上記実施形態で示したとおり、本発明は、プログラムの形態、さらにはプログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶことはもちろんである。
医療情報システムの構成図である。 オーダの内容の説明図である。 DBサーバ及び各端末を構成するコンピュータの概略を示す構成図である。 レポートシステムの概略を示す構成図である。 レポートのデータ構造の説明図である。 レポート編集画面の説明図である。 レポート表示画面の説明図である。 レポート表示画面と画像表示画面の連動処理の説明図である。 オーダ発行、レポート作成、レポート閲覧に至る作業の流れを示すフローチャートである。 絞り込み表示の対象として、過去のレポート及び他の検査種のレポートを含めた例の説明図である。 画像表示画面上で所見の入力を行う例の説明図である。
符号の説明
10 診療科
11 診療科端末
12 放射線検査科(検査科)
13 レポート作成端末
13a コンソール制御部
13b DBアクセス部
13c 編集処理部
13d オーダ取得部
14 DBサーバ
16 ネットワーク
21 検査画像
22 画像DB
23 レポート
24 レポートDB
31 CPU
38 ディスプレイ
39 入力デバイス
40 アプリケーションプログラム(AP)
46 画像表示画面
47 レポート編集画面
47a、47b 入力領域
57 チェックボックス
61、66 レポート表示画面
63、69 表示形式変更ボタン

Claims (14)

  1. 異なる目的に従って入力される複数の所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集処理手段と、
    前記複数の所見に対して所見毎に前記目的を関連付ける関連付け手段と、
    前記複数の所見と前記複数の所見のそれぞれに対する前記目的との関連付けがなされた前記医用レポートを表示するレポート表示画面であり、前記複数の所見を前記目的別に並べて表示可能なレポート表示画面を制御する表示画面用のコンソール制御手段と、を備えたことを特徴とする医用レポートシステム。
  2. 前記医用レポートの作成依頼の内容が記録されたオーダを取得するオーダ取得手段を備えており、
    前記目的は、前記オーダから読み出されることを特徴とする請求項1記載の医用レポートシステム。
  3. GUIによるレポート編集画面を制御する編集画面用のコンソール制御手段を備えており、
    前記レポート編集画面には、複数の所見が入力される複数の入力領域が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の医用レポートシステム。
  4. 前記レポート編集画面には、前記入力領域毎に前記所見と関連付ける前記目的を指定して、前記関連付けを指示するための第1操作ツールが設けられており、
    前記関連付け手段は、前記第1操作ツールによって指定された前記目的と前記所見とを関連付けることを特徴とする請求項3記載の医用レポートシステム。
  5. 前記レポート表示画面には、前記目的を指定させることにより、前記所見の表示形式を変更する指示を入力するための第2操作ツールが設けられており、
    前記第2操作ツールによって入力された指示に従って、前記表示形式を変更する変更処理手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の医用レポートシステム。
  6. 前記表示形式には、指定された前記目的を検索キーとして、前記レポート表示画面に表示する所見を絞り込んで表示する絞り込み表示形式と、指定された前記目的をソートキーとして、前記レポート表示画面に表示する複数の所見をソートして表示するソート表示形式の少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項5記載の医用レポートシステム。
  7. 前記表示形式を変更する処理の対象には、複数の医用レポートが含まれることを特徴とする請求項5又は6記載の医用レポートシステム。
  8. 前記複数の医用レポートには、異なる医療検査に関するレポート、及び過去に作成されたレポートのいずれかが含まれることを特徴とする請求項7記載の医用レポートシステム。
  9. 前記表示画面用のコンソール制御手段は、前記医用レポートに関連する画像を表示する画像表示画面を、前記レポート表示画面と連動して制御し、前記レポート表示画面の前記表示形式の変更に同期して、前記画像表示画面に表示する画像又は前記画像内に挿入されたアノテーションを切り替えることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の医用レポートシステム。
  10. 請求項3を引用する請求項4〜9のいずれか1項に記載の医用レポートシステムにおいて、
    前記編集画面用のコンソール制御手段を備えたレポート作成装置と、前記表示画面用のコンソール制御手段を備えたレポート閲覧装置と、前記医用レポートを格納するレポートDBが構築され、前記各装置とネットワークを介して通信可能に接続されたデータ格納装置とからなることを特徴とする。
  11. 異なる目的に従って入力される複数の所見であり、所見毎にそれぞれの目的と関連付けられた前記複数の所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを表示するレポート表示画面をディスプレイに出力し、前記レポート表示画面を通じて、入力デバイスからの操作指示の入力を受け付けて前記レポート表示画面を制御するコンソール制御手段を備えており、
    前記コンソール制御手段は、前記複数の所見と前記複数の所見のそれぞれに対する前記目的との関連付けがなされた前記医用レポートを表示するレポート表示画面であり、前記複数の所見を前記目的別に並べて表示可能なレポート表示画面を制御することを特徴とする医用レポート閲覧装置。
  12. 前記レポート表示画面に設けられた操作ツールから入力され、前記目的を指定することにより、前記所見の表示形式を変更する指示に従って、前記表示形式を変更する変更処理手段を備えていることを特徴とする請求項11記載の医用レポート閲覧装置。
  13. 異なる目的に従って入力される複数の所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集機能と、
    前記複数の所見に対して所見毎に前記目的を関連付ける関連付け機能と、
    前記複数の所見と前記複数の所見のそれぞれに対する前記目的との関連付けがなされた前記医用レポートを表示するレポート表示画面であり、前記複数の所見を前記目的別に並べて表示可能なレポート表示画面を制御するコンソール制御機能とを、
    コンピュータに実現させることを特徴とする医用レポートプログラム。
  14. 異なる目的に従って入力される複数の所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集機能を備えた、コンピュータで構成された医用レポートシステムの作動方法であり、
    前記複数の所見に対して所見毎に前記目的を関連付ける関連付けステップと、
    前記複数の所見と前記複数の所見のそれぞれに対する前記目的との関連付けがなされた前記医用レポートを表示するレポート表示画面であり、前記複数の所見を前記目的別に並べて表示可能なレポート表示画面を制御するコンソール制御ステップとを、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする医用レポートシステムの作動方法。
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