JP7013841B2 - 読影レポート解析装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、読影レポート解析装置及びプログラムに関する。
従来、医療分野においては、X線撮影装置(DR、CR)、超音波診断装置(US)、CT(Computed Tomography)、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等のモダリティーを用いて、患者に対して様々な画像検査が行われている。主治医は、患者の症状から必要な検査を判断し、医療施設内のモダリティーに対して検査オーダーを発行する。
主治医が画像検査を依頼する目的としては、手術後のフォローアップを始め、病状の状態確認や治療計画の確認が主である。主治医は、検査技師に対して目的の領域を十分カバーする範囲(例えば、腹部全体)で画像検査を依頼する。
また、モダリティーで撮影された医用画像については、主治医が読影医に画像診断を依頼し、読影医が画像診断報告書(以下、読影レポートという。)を作成するのが通例となっている。主治医は、読影医が作成した読影レポートを参考にしながら、診断を行う。
また、依頼者からの検査依頼に基づいて撮影された医用画像について読影レポートを作成するシステムにおいて、読影医が読影結果の重要性の度合いを示す重要度を読影レポートに設定し、重要度に基づいて患者に対して緊急な対応が必要であると判定した場合に、依頼者にメッセージを送信する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009-075927号公報
しかしながら、読影医は、主治医から読影を依頼されると、目的の領域だけでなく、撮影された全ての画像範囲の読影を行った上で、読影レポートを作成する。主治医は、読影レポートに、予測していなかった臓器に関する記載や専門領域外の内容が含まれていると、読影レポート内の指摘事項を見落とすおそれがあった。例えば、卵巣領域の診断を目的として腹部全体が撮影された医用画像に対し、読影医が読影レポートにおいて大腸の腫瘍について言及している場合等がある。この場合、患者に別の疾患があることが認知されず、放置されるという問題があった。
特に、緊急の手術が必要な場合等には、主治医は読影医に読影を依頼するものの、主治医自身が先に読影を行い、読影医による画像診断結果を待たずに治療・手術を行うことがある。主治医が予測していなかった領域の異常を読影医が指摘した読影レポートが、患者に対する処置が終わった後で主治医に送付された場合、主治医は、当初の治療目的に対して処置が終わったものと認識しているため、読影レポートに注意を払わない可能性もある。
特許文献1に記載の技術は、読影結果を待つ主治医に対して、緊急性の高低によって、メッセージを送信するものであるが、主治医がそもそも対応済みと認識している場合には、読影レポートの緊急性を指摘されても、見逃してしまうおそれがあった。
このように、読影医が気付いていた疾患を主治医が放置してしまうという問題に対し、読影医から主治医に直接連絡する機会を増やしたり、ダブルチェックしたりする等の対策が採られているが、手間がかかり、効率が悪かった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、読影レポートにおいて読影医により指摘された事項の見落としを防ぐことを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、を備え、前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が所定の基準より低い場合に、警告を通知し、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が前記所定の基準以上である場合に、警告を通知しない読影レポート解析装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の読影レポート解析装置において、前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が前記所定の基準より低い場合に、前記検査オーダーを生成した検査依頼者と対応付けられた装置に警告を通知する。
請求項3に記載の発明は、画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、を備え、前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が低いほど、警告を通知する頻度を高くする。
請求項4に記載の発明は、画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、所定の文字列を予め複数のカテゴリーに分類した対応表を記憶する記憶手段と、を備え、前記判定手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとのそれぞれから前記所定の文字列を抽出し、当該抽出された所定の文字列が属するカテゴリーを前記対応表から特定し、当該特定されたカテゴリー同士を比較することにより、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の読影レポート解析装置において、前記カテゴリーは、診断対象部位、臓器又は診療科を示す情報である。
請求項6に記載の発明は、画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、を備え、前記判定手段は、前記検査オーダーを生成した検査依頼者の所属に基づいて、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する。
請求項7に記載の発明は、コンピューターを、画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段、前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段、前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段、として機能させるためのプログラムであって、前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が所定の基準より低い場合に、警告を通知し、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が前記所定の基準以上である場合に、警告を通知しない。
本発明によれば、読影レポートにおいて読影医により指摘された事項の見落としを防ぐことができる。
本発明の実施の形態における医用画像システムのシステム構成図である。 (a)は、検査オーダーに含まれる検査目的の例である。(b)は、検査オーダーに含まれる読影目的の例である。 電子カルテサーバーの機能的構成を示すブロック図である。 画像管理サーバーの機能的構成を示すブロック図である。 第1対応表のデータ構成例を示す図である。 第2対応表のデータ構成例を示す図である。 主治医端末、読影医端末の機能的構成を示すブロック図である。 医用画像システムにおいて実行される画像検査診断処理を示すラダーチャートである。 画像管理サーバーにより実行される読影レポート解析処理を示すフローチャートである。 解析対象となる検査オーダーの例である。 (a)は、第1対応表に基づく検査オーダーの解析結果を示す図である。(b)は、第2対応表に基づく検査オーダーの解析結果を示す図である。 解析対象となる読影レポートの例である。 (a)は、第1対応表に基づく読影レポートの解析結果を示す図である。(b)は、第2対応表に基づく読影レポートの解析結果を示す図である。 画像管理サーバーにより実行される警告管理テーブル解析処理を示すフローチャートである。 警告対象ユーザーが所有する携帯電話機等に表示されるメッセージ表示画面の例である。 電子カルテサーバーにより実行される警告通知処理を示すフローチャートである。 主治医端末に表示される警告画面の例である。 主治医端末に表示されるバルーンの例である。 検査リスト画面上での警告表示例である。
以下、本発明に係る読影レポート解析装置の実施の形態について説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1に、医用画像システム100のシステム構成を示す。
図1に示すように、医用画像システム100は、電子カルテサーバー10、RIS(Radiology Information System)サーバー20、読影レポート解析装置としての画像管理サーバー30、主治医端末40、読影医端末50、モダリティー60,60,・・・等から構成され、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNを介してデータ通信可能に接続されている。医用画像システム100を構成する各装置は、HL7(Health Level Seven)やDICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格に準じており、各装置間の通信は、HL7やDICOMに則って行われる。なお、主治医端末40、読影医端末50の台数は、特に限定されない。
電子カルテサーバー10は、主治医端末40からの操作指示に応じて、患者に対する診療行為や診断結果を記録した電子カルテ情報や、患者に対する検査を依頼するための検査オーダーを生成する。
検査オーダーには、検査依頼者(主治医)、読影医、患者情報、検査情報等が含まれている。
患者情報は、患者に関する情報である。患者情報には、患者ID、患者氏名、生年月日、年齢、性別、身長、体重、血圧(上/下)、血液型、体温、現病歴、既往歴、入外区分、アレルギー歴、感染症等が含まれる。
検査情報は、検査に関する情報である。検査情報には、検査ID、検査日時、モダリティー(DR、CR、US、CT、MRI等)、検査部位(胸部、腹部等)、技師氏名、診療科、検査目的、読影目的、造影剤有無、受付番号等が含まれる。
検査目的は、検査依頼者から検査技師や読影医へ検査目的を伝えるための情報である。図2(a)に、検査オーダーに含まれる検査目的の例を示す。
読影目的は、検査依頼者から読影医へ読影すべきポイントを伝えるための情報である。図2(b)に、検査オーダーに含まれる読影目的の例を示す。
図3に、電子カルテサーバー10の機能的構成を示す。
図3に示すように、電子カルテサーバー10は、制御部11、通信部12、記憶部13等を備えて構成されており、各部はバス14により接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等から構成され、電子カルテサーバー10の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
通信部12は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部13は、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性メモリー等により構成され、各種データを記憶している。例えば、記憶部13には、ユーザー管理テーブルT11、ログイン管理テーブルT12、通知保留テーブルT13、電子カルテ情報等が記憶されている。
ユーザー管理テーブルT11は、電子カルテサーバー10が提供する電子カルテシステムを利用するユーザーを管理するためのテーブルである。ユーザー管理テーブルT11には、ユーザー(医療従事者)ごとに、ユーザーID、パスワード、氏名、所属(診療科)、メールアドレス、携帯電話番号等が対応付けられて格納されている。
ログイン管理テーブルT12は、電子カルテシステムにログイン中のユーザーを管理するためのテーブルである。ログイン管理テーブルT12には、電子カルテシステムにログイン中のユーザーのユーザーIDが格納される。
通知保留テーブルT13は、画像管理サーバー30から送信された警告通知情報を登録するためのテーブルである。警告通知情報には、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、読影レポートの識別情報(レポートID)等が含まれる。通知保留テーブルT13には、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、読影レポートの識別情報が対応付けられて格納される。
制御部11は、電子カルテシステムを利用するユーザーの操作により主治医端末40等から電子カルテサーバー10にアクセスがあった場合に、主治医端末40等において入力されたユーザーID及びパスワードに基づいて、ユーザー管理テーブルT11に一致するレコードがあるか否かを判断する。入力されたユーザーID及びパスワードと一致するレコードがユーザー管理テーブルT11にある場合には、制御部11は、ユーザーに対し、電子カルテシステムの利用を許可する。
制御部11は、電子カルテシステムを利用するユーザーが主治医端末40等から電子カルテサーバー10にアクセスした場合に、当該ユーザーのユーザーIDをログイン管理テーブルT12に追加し、当該ユーザーがログアウトした場合に、当該ユーザーのユーザーIDをログイン管理テーブルT12から削除する。
制御部11は、画像管理サーバー30から警告通知情報を受信した場合に、警告対象ユーザーがログインしているときには、警告対象ユーザーに警告を通知する。
一方、制御部11は、画像管理サーバー30から警告通知情報を受信した場合に、警告対象ユーザーがログインしていないときには、当該警告通知情報を通知保留テーブルT13に追加し、警告を通知した後に、当該警告通知情報を通知保留テーブルT13から削除する。
RISサーバー20は、放射線機器による検査や治療の予約、検査結果等の放射線科内の情報を管理する。RISサーバー20は、電子カルテサーバー10において発行された検査オーダーを管理し、検査オーダーに基づいて、検査対象のモダリティー60に対して検査依頼を送信し、画像管理サーバー30に読影依頼を送信する。
画像管理サーバー30は、モダリティー60において生成された医用画像の画像データを記憶し、患者ごとに管理する。画像管理サーバー30としては、例えば、PACS(Picture Archiving and Communication System)等が挙げられる。
図4に、画像管理サーバー30の機能的構成を示す。
図4に示すように、画像管理サーバー30は、制御部31、通信部32、記憶部33、画像保管部34、計時部35等を備えて構成されており、各部はバス36により接続されている。
制御部31は、CPU、ROM及びRAM等から構成され、画像管理サーバー30の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
通信部32は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部32は、モダリティー60により患者を撮影して得られた医用画像を受信する。
記憶部33は、HDDや不揮発性メモリー等により構成され、各種データを記憶している。例えば、記憶部33には、第1対応表331、第2対応表332、ユーザー管理テーブルT31、検査管理テーブルT32、警告管理テーブルT33、ログイン管理テーブルT34、通知保留テーブルT35、読影レポート等が記憶されている。
図5に、第1対応表331のデータ構成例を示す。第1対応表331は、部位、病名等を含む所定の文字列を複数のカテゴリー(診断対象部位)に分類したものである。例えば、「白内障」、「口腔底」、「咽頭」という文字列は、「頭部」というカテゴリーに分類され、「尿路」、「前立腺」、「膀胱」、「股関節」という文字列は、「下腹部」というカテゴリーに分類されている。なお、カテゴリーとして、臓器を示す情報を用いることとしてもよい。
図6に、第2対応表332のデータ構成例を示す。第2対応表332は、部位、病名等を含む所定の文字列を複数のカテゴリー(診療科)に分類したものである。例えば、「白内障」、「眼底」という文字列は、「眼科」というカテゴリーに分類されている。
ユーザー管理テーブルT31は、画像管理サーバー30が提供する画像管理システムを利用するユーザーを管理するためのテーブルである。ユーザー管理テーブルT31には、ユーザー(医療従事者)ごとに、ユーザーID、パスワード、氏名、所属(診療科)、メールアドレス、携帯電話番号等が対応付けられて格納されている。
検査管理テーブルT32は、画像検査を管理するためのテーブルである。検査管理テーブルT32には、画像検査ごとに、検査依頼者(主治医)、読影医、患者情報、検査情報、医用画像の識別情報(画像ID)、読影レポートの識別情報(レポートID)、読影状態等が対応付けられて格納される。
読影レポートは、読影医が読影医端末50において医用画像を読影して作成したものである。
読影状態は、医用画像の読影状態を示す情報であり、未読影、読影中、承認依頼、承認済み等の状態がある。
警告管理テーブルT33は、警告が必要であると判断された読影レポートに関する情報を管理するためのテーブルである。警告管理テーブルT33には、読影レポートの識別情報(レポートID)、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、通知間隔時間、前回の通知日時、確認状態等が対応付けられて格納される。
通知手段としては、警告対象ユーザーが使用する装置(主治医端末40、携帯電話機、医療施設内用のPHS等)への電子メール、ショートメッセージ、ポップアップ画面の表示、バルーン表示等が挙げられる。
通知間隔時間は、警告の通知を複数回行う際の通知の頻度を示す情報である。
確認状態は、警告が必要な読影レポートについて、当該読影レポートが確認されたか否か(未確認/確認済み)を示す情報である。
ログイン管理テーブルT34は、画像管理システムにログイン中のユーザーを管理するためのテーブルである。ログイン管理テーブルT34には、画像管理システムにログイン中のユーザーのユーザーIDが格納される。
通知保留テーブルT35は、警告通知情報を登録するためのテーブルである。通知保留テーブルT35には、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、読影レポートの識別情報(レポートID)が対応付けられて格納される。
画像保管部34は、患者ごとに、医用画像の画像データを記憶し、保管するための記憶装置である。
計時部35は、計時回路(RTC:Real Time Clock)を有し、この計時回路により現在日時を計時して制御部31に出力する。
制御部31は、画像管理システムを利用するユーザーの操作により主治医端末40、読影医端末50等から画像管理サーバー30にアクセスがあった場合に、主治医端末40、読影医端末50等において入力されたユーザーID及びパスワードに基づいて、ユーザー管理テーブルT31に一致するレコードがあるか否かを判断する。入力されたユーザーID及びパスワードと一致するレコードがユーザー管理テーブルT31にある場合には、制御部31は、ユーザーに対し、画像管理システムの利用を許可する。
制御部31は、画像管理システムを利用するユーザーが主治医端末40、読影医端末50等から画像管理サーバー30にアクセスした場合に、当該ユーザーのユーザーIDをログイン管理テーブルT34に追加し、当該ユーザーがログアウトした場合に、当該ユーザーのユーザーIDをログイン管理テーブルT34から削除する。
制御部31は、読影医により読影レポートが作成された場合に、当該作成された読影レポートに対応する画像検査に係る検査オーダーをRISサーバー20から取得する。すなわち、制御部31は、検査オーダー取得手段として機能する。
制御部31は、この検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する。すなわち、制御部31は、読影レポート取得手段として機能する。
制御部31は、検査オーダーと読影レポートとを比較して、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いを判定する。すなわち、制御部31は、判定手段として機能する。具体的には、制御部31は、検査オーダーと読影レポートとのそれぞれから所定の文字列を抽出し、当該抽出された所定の文字列が属するカテゴリーを第1対応表331、第2対応表332から特定し、当該特定されたカテゴリー同士を比較することにより、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いを判定する。
制御部31は、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える。すなわち、制御部31は、通知制御手段として機能する。警告の通知方法には、通知手段、警告を通知する頻度が含まれる。また、警告の通知方法には、警告を通知しない場合も含まれる。
具体的には、制御部31は、検査オーダーと読影レポートとの関連性が所定の基準より低い場合に、検査オーダーを生成した検査依頼者と対応付けられた装置に警告を通知し、検査オーダーと読影レポートとの関連性が所定の基準以上である場合に、警告を通知しない。ここで、「所定の基準」の設け方については、特に限定されない。また、「検査依頼者と対応付けられた装置に警告を通知」には、検査依頼者が使用する装置(主治医端末40、携帯電話機、医療施設内用のPHS等)に電子メールやショートメッセージを送信することだけでなく、検査依頼者が使用する主治医端末40等に最終的に警告画面を表示させることや、そのための準備処理(電子カルテサーバー10又は画像管理サーバー30に対して、検査依頼者が使用する主治医端末40等に警告画面を表示させるための情報を設定しておくこと)も含まれる。
また、制御部31は、検査オーダーと読影レポートとの関連性が低いほど、警告を通知する頻度を高くする。
制御部31は、読影レポート解析処理(図9参照)において警告が必要であると判断した場合に、警告管理テーブルT33に、対象となった読影レポートの識別情報、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、通知間隔時間を対応付けて格納する。確認状態の初期値は、「未確認」とする。制御部31は、警告対象ユーザーの操作指示により、読影レポートが表示された場合には、警告管理テーブルT33の該当レコードの確認状態を「確認済み」とする。なお、読影レポートの表示画面上に「確認完了」ボタンを設け、「確認完了」ボタンが押下された場合に、確認状態を「確認済み」としてもよい。
制御部31は、画像管理サーバー30において警告通知情報が生成された場合に、警告対象ユーザーがログインしているときには、警告対象ユーザーに警告を通知する。
一方、制御部31は、画像管理サーバー30において警告通知情報が生成された場合に、警告対象ユーザーがログインしていないときには、当該警告通知情報を通知保留テーブルT35に追加し、警告を通知した後に、当該警告通知情報を通知保留テーブルT35から削除する。
制御部31は、通信部32を介して、外部機器から医用画像や読影レポートの取得要求があった場合に、当該取得要求に応じて、要求された医用画像や読影レポートを表示するための画面データを当該外部機器に送信する。
主治医端末40は、主治医により使用されるPC(Personal Computer)等のコンピューター装置である。主治医は、主治医端末40において、電子カルテの作成、検査オーダーの生成、医用画像や読影レポートの閲覧等を行う。
図7に、主治医端末40の機能的構成を示す。
図7に示すように、主治医端末40は、制御部41、操作部42、表示部43、通信部44、記憶部45等を備えて構成されており、各部はバス46により接続されている。
制御部41は、CPU、ROM、RAM等から構成され、主治医端末40の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
操作部42は、カーソルキー、文字・数字入力キー及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された操作信号を制御部41に出力する。
表示部43は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニターを備えて構成されており、制御部41から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
通信部44は、ネットワークインターフェース等により構成され、通信ネットワークNを介して接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
記憶部45は、HDDや不揮発性の半導体メモリー等により構成され、各種データを記憶している。
読影医端末50は、読影医により使用されるPC等のコンピューター装置である。読影医は、読影医端末50において、医用画像の読影、読影レポートの作成等を行う。
図7に、読影医端末50の機能的構成を示す。
図7に示すように、読影医端末50は、制御部51、操作部52、表示部53、通信部54、記憶部55等を備えて構成されており、各部はバス56により接続されている。読影医端末50の各部は、主治医端末40の各部と同様であるため、説明を省略する。
モダリティー60は、X線撮影装置(DR、CR)、超音波診断装置(US)、CT、MRI等の画像生成装置であり、患者を撮影して得られた医用画像を生成する。モダリティー60は、DICOM規格に則って、付帯情報(患者情報、検査情報等)を医用画像の画像ファイルのヘッダーに書き込むことにより、医用画像に付帯情報を付帯させる。
次に、医用画像システム100における動作について説明する。
図8は、医用画像システム100において実行される画像検査診断処理を示すラダーチャートである。
まず、主治医が主治医端末40から電子カルテサーバー10にアクセスし、患者や検査内容を指定して検査オーダーを発行すると(ステップS1)、電子カルテサーバー10は、RISサーバー20に検査オーダーを送信する。
RISサーバー20は、電子カルテサーバー10から受信した検査オーダーに基づいて、モダリティー60に検査依頼を送信し(ステップS2)、画像管理サーバー30に読影依頼を送信する(ステップS3)。検査依頼や読影依頼に、検査オーダーに含まれる情報のうち、どの内容を入れるかは任意に設定可能である。RISサーバー20からモダリティー60や画像管理サーバー30に、検査オーダーそのものを送信することとしてもよい。
モダリティー60は、RISサーバー20から検査依頼を受信すると、検査技師の操作により、検査依頼に応じて対象患者の対象部位の撮影を行い(ステップS4)、生成された医用画像を保存する(ステップS5)。モダリティー60は、医用画像を画像管理サーバー30に送信する(ステップS6)。
画像管理サーバー30では、モダリティー60から医用画像を受信すると、制御部31は、当該医用画像の付帯情報に基づいて、RISサーバー20から受信した読影依頼の中から当該医用画像に対応する読影依頼を特定し、当該医用画像と特定された読影依頼(患者情報、検査情報等)とを対応付けて保存する。具体的には、制御部31は、医用画像を画像保管部34に記憶させるとともに、記憶部33の検査管理テーブルT32に、検査依頼者、読影医、患者情報、検査情報、医用画像の識別情報を対応付けて格納する。
読影医が読影医端末50から画像管理サーバー30にアクセスし、読影対象の医用画像を選択すると、選択された医用画像が読影医端末50の表示部53に表示される。
読影医は、表示部53に表示された医用画像を読影し、操作部52から読影結果を入力し、読影レポートを作成する(ステップS7)。画像管理サーバー30において、制御部31は、作成された読影レポートを、患者情報及び検査情報と対応付けて管理する。具体的には、制御部31は、作成された読影レポートを記憶部33に記憶させるとともに、検査管理テーブルT32の該当レコードに、読影レポートの識別情報を格納する。
次に、画像管理サーバー30がRISサーバー20に読影が完了した旨の通知を送信すると、RISサーバー20は、電子カルテサーバー10に読影が完了した旨の通知を送信する(ステップS8)。
画像管理サーバー30では、制御部31は、読影レポートが作成された後、読影レポート解析処理を実行する(ステップS9)。読影レポート解析処理の詳細については。後述する。
制御部31は、読影レポート解析処理の結果、検査依頼者に警告の通知が必要な場合に、主治医端末40等に警告を通知する(ステップS10)。
主治医が主治医端末40から画像管理サーバー30にアクセスし、読影レポートの表示を指示すると、主治医端末40の表示部43に読影レポートが表示される(ステップS11)。画像管理サーバー30では、制御部31は、警告管理テーブルT33において、表示された読影レポートの識別情報に対応する確認状態を「確認済み」とする。
主治医は、患者を診察するとともに(ステップS12)、主治医端末40から電子カルテサーバー10にアクセスし、電子カルテを作成する(ステップS13)。具体的には、主治医は、読影レポートを参考にして今後の治療方針を計画し、患者への説明を行う。主治医は、患者に対して処方・処置を行う(ステップS14)。
以上で、画像検査診断処理が終了する。
なお、図8では、画像管理サーバー30から警告を通知し(ステップS10)、主治医が主治医端末40において読影レポートを確認し(ステップS11)、その後、患者を診察する(ステップS12)場合について図示したが、ステップS12~ステップS14の後で、警告が通知され、主治医が読影レポートを確認する場合もある。
次に、図9を参照して、画像管理サーバー30における読影レポート解析処理(ステップS9)について説明する。読影レポート解析処理は、医用画像に対して読影レポートが作成された後に行われる処理であり、承認医により読影レポートが承認され、内容が確定された後に行われることとしてもよい。この処理は、制御部31のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、制御部31は、通信部32を介してRISサーバー20から、作成された読影レポートに対応する検査オーダーを取得する(ステップS21)。具体的には、制御部31は、記憶部33に記憶されている検査管理テーブルT32において、今回作成された読影レポートの識別情報と対応付けられている患者情報及び検査情報に基づいて、RISサーバー20に検査オーダーの取得要求を送信し、RISサーバー20から検査オーダーを取得する。
次に、制御部31は、検査オーダー内から所定文字列を抽出し、所定文字列に対応するカテゴリーを特定し、特定されたカテゴリーを保存する(ステップS22)。具体的には、制御部31は、記憶部33の第1対応表331及び第2対応表332の「文字列」フィールドに格納されている文字列を、検査オーダーの「検査目的」、「読影目的」等から抽出する。そして、制御部31は、第1対応表331及び第2対応表332を参照して、抽出された文字列に対応するカテゴリーを特定し、特定されたカテゴリーを記憶部33に記憶させる。
次に、制御部31は、カテゴリーごとに、検査オーダーから抽出された文字列の分布を求め、正規化する(ステップS23)。なお、カテゴリーごとに、分布を求め、正規化する処理は、第1対応表331に関する処理と、第2対応表332に関する処理と、に分けて行う。
ここで、カテゴリーごとの分布の求め方、正規化について説明する。
図10に、解析対象となる検査オーダーの例を示す。
図11(a)に、第1対応表331に基づく検査オーダーの解析結果を示す。
第1対応表331(図5参照)を参照すると、「腹部」という文字列は、「腹部」というカテゴリーに属している。図10に示す検査オーダーには、「腹部」という文字列71が2回含まれているから、図11(a)に示すように、「腹部」というカテゴリーのカウント数が「2」となる。
分布は、抽出された文字列の全カウント数のうち、該当するカテゴリーのカウント数が占める割合である。図11(a)では、「腹部」以外のカテゴリーのカウント数が「0」であるから、「腹部」というカテゴリーの分布が「100%」となる。
正規化は、分布の中で最も大きい数値(図11(a)では、「腹部」に対応する「100%」)を「100%」とした時の、分布の数値の割合である。「腹部」以外のカテゴリーの正規化値は「0%」である。
第2対応表332に関するカテゴリーの分布の求め方及び正規化についても同様である。
図11(b)に、第2対応表332に基づく検査オーダーの解析結果を示す。
第2対応表332(図6参照)を参照すると、「HCC」という文字列は、「消化器科」というカテゴリーに属している。図10に示す検査オーダーには、「HCC」という文字列72が2回含まれているから、図11(b)に示すように、「消化器科」というカテゴリーのカウント数が「2」となる。
また、図11(b)では、「消化器科」以外のカテゴリーのカウント数が「0」であるから、「消化器科」というカテゴリーの分布が「100%」となる。
また、分布の中で最も大きい数値を「100%」として正規化するから、「消化器科」というカテゴリーの正規化値は「100%」、「消化器科」以外のカテゴリーの正規化値は「0%」となる。
次に、制御部31は、記憶部33から検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する(ステップS24)。具体的には、制御部31は、読影レポート解析処理が行われる契機となった読影レポートを取得する。
次に、制御部31は、読影レポート内から所定文字列を抽出し、所定文字列に対応するカテゴリーを特定し、特定されたカテゴリーを保存する(ステップS25)。具体的には、制御部31は、記憶部33の第1対応表331及び第2対応表332の「文字列」フィールドに格納されている文字列を、読影レポートの「所見」、「診断」、「コメント」等から抽出する。そして、制御部31は、第1対応表331及び第2対応表332を参照して、抽出された文字列に対応するカテゴリーを特定し、特定されたカテゴリーを記憶部33に記憶させる。
次に、制御部31は、カテゴリーごとに、読影レポートから抽出された文字列の分布を求め、正規化する(ステップS26)。ここでも、カテゴリーごとに、分布を求め、正規化する処理は、第1対応表331に関する処理と、第2対応表332に関する処理と、に分けて行う。
図12に、解析対象となる読影レポートの例を示す。
図13(a)に、第1対応表331に基づく読影レポートの解析結果を示す。
図12に示す読影レポートの「所見」、「診断」、「コメント」には、「横隔膜」という文字列81が1回、「肺」という文字列82が2回含まれているから、図13(a)に示すように、「胸部」というカテゴリーのカウント数が「3」となる。
また、読影レポートの「所見」、「診断」、「コメント」には、「腹水」という文字列83が1回、「肝」という文字列84が1回含まれているから、図13(a)に示すように、「腹部」というカテゴリーのカウント数が「2」となる。
読影レポートから特定されたカテゴリーのカウント数は、「胸部」が3回、「腹部」が2回であるから、「胸部」というカテゴリーの分布が「60%」、「腹部」というカテゴリーの分布が「40%」となる。
「胸部」の分布「60%」を「100%」として正規化すると、「胸部」というカテゴリーの正規化値は「100%」、「腹部」というカテゴリーの正規化値は「67%」、その他のカテゴリーの正規化値は「0%」となる。
図13(b)に、第2対応表332に基づく読影レポートの解析結果を示す。
図12に示す読影レポートの「所見」、「診断」、「コメント」には、「HCC」という文字列85が1回、「肝」という文字列84が1回含まれているから、図13(b)に示すように、「消化器科」というカテゴリーのカウント数が「2」となる。
また、読影レポートの「所見」、「診断」、「コメント」には、「肺」という文字列82が2回含まれているから、図13(b)に示すように、「呼吸器科」というカテゴリーのカウント数が「2」となる。
読影レポートから特定されたカテゴリーのカウント数は、「消化器科」が2回、「呼吸器科」が2回であるから、「消化器科」、「呼吸器科」というカテゴリーの分布は、ともに「50%」となる。
「消化器科」、「呼吸器科」の分布「50%」を「100%」として正規化すると、「消化器科」、「呼吸器科」というカテゴリーの正規化値は「100%」、その他のカテゴリーの正規化値は「0%」となる。
次に、制御部31は、検査オーダーから得られたカテゴリーごとの正規化値と、読影レポートから得られたカテゴリーごとの正規化値と、を比較して、関連性の度合いを判定する(ステップS27)。
具体的には、図11(a)に示す検査オーダー解析結果のカテゴリー「腹部」の正規化値「100%」と、図13(a)に示す読影レポート解析結果のカテゴリー「腹部」の正規化値「67%」と、を比較すると、「33%」の差があるが、カテゴリーが同じであるため、関連性は高いと判定する。
図11(a)に示す検査オーダー解析結果のカテゴリー「胸部」の正規化値「0%」と、図13(a)に示す読影レポート解析結果のカテゴリー「胸部」の正規化値「100%」と、を比較すると、「100%」の差があるため、関連性は低いと判定する。
図11(b)に示す検査オーダー解析結果のカテゴリー「消化器科」の正規化値「100%」と、図13(b)に示す読影レポート解析結果のカテゴリー「消化器科」の正規化値「100%」と、を比較すると、正規化値が一致しており、且つ、カテゴリーが同じであるため、関連性は高いと判定する。
図11(b)に示す検査オーダー解析結果のカテゴリー「呼吸器科」の正規化値「0%」と、図13(b)に示す読影レポート解析結果のカテゴリー「呼吸器科」の正規化値「100%」と、を比較すると、「100%」の差があるため、関連性は低いと判定する。
ここでは、読影レポートから特定されたカテゴリーが検査オーダーからも特定されている場合には、関連性は高いと判定し、読影レポートから特定されたカテゴリーが検査オーダーからは特定されていない場合には、関連性は低いと判定した。このように、読影レポートから特定されたカテゴリーが検査オーダーから特定されているか否かを、検査オーダーと読影レポートとの関連性における「所定の基準」とし、警告を通知するか否かを決定することとしてもよい。
なお、複数のカテゴリーに対して関連性の度合いが異なる場合には、より関連性が低いカテゴリーに対する判定結果を、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いとすればよい。
また、関連性の度合いに対して、検査オーダー解析結果のカテゴリーの正規化値と、読影レポートの解析結果のカテゴリーの正規化値と、の差によって、3段階以上のランク(関連性高、関連性中、関連性低等)を設けることとしてもよい。
例えば、読影レポートから特定されたカテゴリー(正規化値が0%でないカテゴリー)のそれぞれについて、以下の処理を行う。
まず、読影レポートから特定された或るカテゴリー(以下、対象カテゴリーという。)に対して、検査オーダーから対象カテゴリーと同一のカテゴリーが特定されているか否か(検査オーダーに対象カテゴリーに関連する文字列が含まれているか否か)を判断する。
検査オーダーから対象カテゴリーと同一のカテゴリーが特定されている場合、すなわち、検査オーダーの対象カテゴリーと同一のカテゴリーの正規化値が0%でない場合には、検査オーダーと読影レポートとでカテゴリーが一致しているから、「関連性高」と判定する。
一方、検査オーダーから対象カテゴリーと同一のカテゴリーが特定されていない場合、すなわち、検査オーダーの対象カテゴリーと同一のカテゴリーの正規化値が0%である場合には、読影レポートの対象カテゴリーの正規化値と、検査オーダーの対象カテゴリーと同一のカテゴリーの正規化値(0%)と、の差(絶対値)を求める。正規化値の差が所定の閾値より大きい場合には「関連性低」、正規化値の差が所定の閾値以下である場合には「関連性中」と判定する。
次に、制御部31は、関連性の度合いに応じて、警告の通知の頻度や通知手段を変える(ステップS28)。
例えば、各カテゴリーについて、検査オーダーから得られた正規化値と読影レポートから得られた正規化値の差(絶対値)が0%~10%の場合には警告を通知せず、10%~30%の場合には通知の頻度を1回/24時間とし、30%~70%の場合には通知の頻度を1回/6時間とし、70%~100%の場合には通知の頻度を1回/2時間とする。
また、各カテゴリーについて、検査オーダーから得られた正規化値と読影レポートから得られた正規化値の差(絶対値)が0%~10%の場合には警告を通知せず、10%~30%の場合には通知手段をバルーン表示とし、30%~70%の場合には通知手段をポップアップ画面の表示とし、70%~100%の場合には通知手段を電子メール又はショートメッセージ等とする。
次に、制御部31は、記憶部33の警告管理テーブルT33に、解析対象の読影レポートの識別情報、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、通知間隔時間、確認状態(未確認)を対応付けて登録する(ステップS29)。
以上で、読影レポート解析処理が終了する。
警告を通知しない場合には、通常のワークフローで検査依頼者により読影レポートがチェックされる。
図14は、画像管理サーバー30により実行される警告管理テーブル解析処理を示すフローチャートである。警告管理テーブル解析処理は、所定の時間間隔(例えば、10分ごと)で実行される処理である。この処理は、制御部31のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、制御部31は、記憶部33に記憶されている警告管理テーブルT33から、処理対象とする読影レポートを設定する(ステップS31)。
次に、制御部31は、警告管理テーブルT33において、処理対象の読影レポートの識別情報と対応付けられている確認状態(確認済み/未確認)に基づいて、検査依頼者が処理対象の読影レポートを確認済みであるか否かを判断する(ステップS32)。
検査依頼者が処理対象の読影レポートを確認していない場合には(ステップS32;NO)、制御部31は、警告管理テーブルT33から、処理対象の読影レポートの識別情報と対応付けられている警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、通知間隔時間、前回の通知日時を取得する(ステップS33)。
次に、制御部31は、計時部35から現在日時を取得し、前回の通知日時から通知間隔時間が経過したか否かを判断する(ステップS34)。前回の通知日時が警告管理テーブルT33に格納されていない場合、すなわち、初回の警告通知時には、ステップS35に移行する。
前回の通知日時から通知間隔時間が経過している場合には(ステップS34;YES)、制御部31は、設定されている通知手段で警告対象ユーザーに警告を通知する(ステップS35)。
通知手段が電子メール、ショートメッセージ等、送信することで通知が完了するものである場合には、制御部31は、ユーザー管理テーブルT31から、警告対象ユーザーのユーザーIDに対応するメールアドレス、携帯電話番号等の宛先を取得し、注意すべき読影レポートが作成された旨の警告メッセージを、通信部32を介して宛先に送信する。
図15に、警告対象ユーザーが所有する携帯電話機等に表示されるメッセージ表示画面110の例を示す。メッセージ表示画面110には、注意すべき読影レポートが作成されたことを通知する警告メッセージ111が表示される。警告メッセージ111には、警告対象の読影レポートへのリンク情報112が含まれている。警告対象ユーザーがリンク情報112を押下すると、警告対象の読影レポートが携帯電話機等に表示される。
通知手段が電子カルテシステムにおけるポップアップ画面の表示又はバルーン表示である場合には、制御部31は、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、読影レポートの識別情報等を含む警告通知情報を、通信部32を介して電子カルテサーバー10に送信する。
通知手段が画像管理システムにおけるポップアップ画面の表示又はバルーン表示である場合には、制御部31は、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、読影レポートの識別情報等を含む警告通知情報を生成する。
次に、制御部31は、警告管理テーブルT33の該当レコードの「前回の通知日時」フィールドに、計時部35から取得した現在日時を格納して更新する(ステップS36)。
ステップS32において、検査依頼者が処理対象の読影レポートを確認済みである場合(ステップS32;YES)、ステップS34において、前回の通知日時から通知間隔時間が経過していない場合(ステップS34;NO)、又は、ステップS36の後、制御部31は、警告管理テーブルT33において、未処理の読影レポートがあるか否かを判断する(ステップS37)。
未処理の読影レポートがある場合には(ステップS37;YES)、ステップS31に戻り、他の読影レポートを処理対象として設定し、処理を繰り返す。
ステップS37において、未処理の読影レポートがない場合には(ステップS37;NO)、警告管理テーブル解析処理が終了する。
なお、ステップS35において、警告を通知する回数に上限を設けることとしてもよい。
図16は、電子カルテサーバー10により実行される警告通知処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部11のCPUとROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、制御部11は、通信部12を介して、画像管理サーバー30から警告通知情報を受信したか否かを判断する(ステップS41)。
警告通知情報を受信した場合には(ステップS41;YES)、制御部11は、記憶部13に記憶されているログイン管理テーブルT12を参照して、警告通知情報に含まれるユーザーIDに対応する警告対象ユーザーが電子カルテシステムにログイン中であるか否かを判断する(ステップS42)。
警告対象ユーザーが電子カルテシステムにログイン中である場合には(ステップS42;YES)、制御部11は、警告通知情報に含まれる通知手段により警告対象ユーザーに警告を通知する(ステップS43)。
通知手段がポップアップ画面の表示である場合には、制御部11は、警告対象ユーザーが使用している主治医端末40に、通信部12を介して、警告画面を表示するための画面データを送信する。
図17に、主治医端末40の表示部43に表示される警告画面431の例を示す。警告画面431には、注意すべき読影レポートが作成されたことを通知する警告メッセージ、YESボタンB1、NOボタンB2が含まれている。操作部42からの操作により、YESボタンB1を押下すると、警告対象の読影レポートが表示部43に表示される。
通知手段がバルーン表示である場合には、制御部11は、警告対象ユーザーが使用している主治医端末40に、通信部12を介して、警告メッセージを含むバルーンを表示するための画面データを送信する。
図18に、主治医端末40の表示部43に表示されるバルーン432の例を示す。バルーン432には、警告対象の読影レポートへのリンク情報433が含まれている。操作部42からの操作により、リンク情報433をクリックすると、警告対象の読影レポートが表示部43に表示される。
ステップS42において、警告対象ユーザーが電子カルテシステムにログイン中でない場合には(ステップS42;NO)、制御部11は、警告通知情報を記憶部13の通知保留テーブルT13に登録する(ステップS44)。具体的には、制御部11は、通知保留テーブルT13に、警告対象ユーザーのユーザーID、通知手段、読影レポートの識別情報を対応付けて格納する。
その後、制御部11は、警告対象ユーザーが電子カルテシステムにログインしたか否かを判断する(ステップS45)。具体的には、制御部11は、ログイン管理テーブルT12に警告対象ユーザーのユーザーIDが登録されたか否かを判断する。
警告対象ユーザーがログインした場合には(ステップS45;YES)、制御部11は、通知保留テーブルT13に設定されている通知手段により警告対象ユーザーに警告を通知する(ステップS46)。
次に、制御部11は、通知保留テーブルT13から通知済みの警告通知情報を削除する(ステップS47)。
ステップS43又はステップS47の後、警告通知処理が終了する。
画像管理サーバー30において、警告通知情報が生成された際に実行される処理についても、図16に示した警告通知処理と同様である。以下、警告通知処理と異なる処理を中心に説明する。
画像管理サーバー30の制御部31は、ステップS41に代えて、警告通知情報が生成されたか否かを判断する。警告通知情報が生成された場合には、ステップS42に移行する。
これ以降の処理は、警告対象ユーザーがログイン中であるか否かの判断(ステップS42)、警告対象ユーザーがログインしたか否かの判断(ステップS45)において、ログイン先が画像管理システムである点が異なるが、その他については、警告通知処理と同様である。
なお、主治医端末40において、ポップアップ画面の表示や、バルーン表示等によって、警告が通知されるだけでなく、図19に示すように、検査リスト画面上で、注意すべき検査が目立つように強調して表示することとしてもよい。
具体的には、主治医端末40から画像管理サーバー30に、検査リスト画面の表示要求があった場合に、画像管理サーバー30の制御部31は、記憶部33に記憶されている検査管理テーブルT32に基づいて、検査リスト画面を表示するための画面データを生成する。この際、制御部31は、記憶部33に記憶されている警告管理テーブルT33から、「警告対象ユーザーのユーザーID」フィールドが主治医端末40を使用しているユーザーのユーザーIDであって、かつ、「確認状態」フィールドが「未確認」である読影レポートの識別情報を抽出する。制御部31は、検査管理テーブルT32を参照して、抽出された読影レポートの識別情報(主治医端末40を使用しているユーザーが確認すべき読影レポートの識別情報)に対応する画像検査を特定する。制御部31は、検査リスト画面上の、特定された画像検査に係る情報の色や背景色を変更する等して、注意すべき検査を識別可能に表示するための画面データを生成する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変えるので、読影レポートにおいて読影医により指摘された事項の見落としを防ぐことができる。
例えば、検査オーダーと読影レポートとの関連性が所定の基準より低い場合に、検査オーダーを生成した検査依頼者と対応付けられた装置に警告を通知することで、検査依頼者に注意すべき読影レポートが存在することを通知することができる。
また、検査オーダーと読影レポートとの関連性が低いほど、警告を通知する頻度を高くすることで、検査オーダーとの関連性が低い読影レポートに対しては、より頻繁に警告を通知することができる。
また、検査オーダーと読影レポートとのそれぞれから所定の文字列を抽出し、当該抽出された所定の文字列が属するカテゴリーを第1対応表331、第2対応表332から特定し、当該特定されたカテゴリー同士を比較することにより、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いを判定するので、第1対応表331、第2対応表332を用いて、容易に検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いを判定することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る読影レポート解析装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、検査オーダーを生成した検査依頼者の所属に基づいて、検査オーダーと読影レポートとの関連性の度合いを判定することとしてもよい。例えば、循環器科の医師が生成した検査オーダーに対して、読影レポートに泌尿器関係の所見が記載されている場合に、検査依頼者である循環器科の医師に、警告を通知して注意を喚起することができる。
具体的には、検査オーダーに検査依頼者の所属(診療科)が含まれている場合には、制御部31は、検査オーダーから直接検査依頼者の診療科を取得する。一方、検査オーダーに検査依頼者の所属が含まれていない場合には、制御部31は、検査オーダーから検査依頼者を取得し、記憶部33のユーザー管理テーブルT31から検査依頼者に対応する診療科を取得する。制御部31は、記憶部33の第2対応表332を用いて、読影レポートに含まれる文字列に対応する診療科を特定し、検査依頼者の診療科と比較する。
また、画像管理サーバー30において、第1対応表331、第2対応表332の「文字列」フィールドに、検査オーダーや読影レポートから抽出すべき文字列を加えていくこととしてもよい。例えば、人工知能(AI:Artificial Intelligence)を用いて、検査オーダーや読影レポートから、既に第1対応表331、第2対応表332に記載されている文字列と一緒に使われる頻度が高い文字列を抽出し、第1対応表331、第2対応表332に加えていくことで、より精度の高い関連性の度合いの判定を実現することが可能となる。
また、検査オーダーと読影レポートとの関連性が低い場合に、異常所見に関係する診療科に所属する医師に通知することとしてもよい。検査オーダーを出した検査依頼者だけでなく、異常所見で指摘された分野の専門医に連絡することで、より適切な診断が得られる。具体的には、制御部31は、記憶部33のユーザー管理テーブルT31から、読影レポートに含まれる文字列に関連する診療科に対応する医師を抽出し、この医師に対して注意すべき読影レポートが存在することを通知する。
また、検査オーダーと読影レポートとの間で、関連性が所定の基準より低いと判定された箇所の数に応じて、警告の通知方法を変えることとしてもよい。
以上の説明では、各処理を実行するためのプログラムを格納したコンピューター読み取り可能な媒体としてROMを使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピューター読み取り可能な媒体として、フラッシュメモリー等の不揮発性メモリー、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することも可能である。また、プログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)を適用することとしてもよい。
10 電子カルテサーバー
11 制御部
12 通信部
13 記憶部
20 RISサーバー
30 画像管理サーバー
31 制御部
32 通信部
33 記憶部
34 画像保管部
40 主治医端末
50 読影医端末
60 モダリティー
100 医用画像システム
111 警告メッセージ
331 第1対応表
332 第2対応表
431 警告画面
432 バルーン
N 通信ネットワーク
T13 通知保留テーブル
T32 検査管理テーブル
T33 警告管理テーブル
T35 通知保留テーブル

Claims (7)

  1. 画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、
    前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、
    を備え
    前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が所定の基準より低い場合に、警告を通知し、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が前記所定の基準以上である場合に、警告を通知しない読影レポート解析装置。
  2. 前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が前記所定の基準より低い場合に、前記検査オーダーを生成した検査依頼者と対応付けられた装置に警告を通知する請求項1に記載の読影レポート解析装置。
  3. 画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、
    前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、
    を備え、
    前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が低いほど、警告を通知する頻度を高くする読影レポート解析装置。
  4. 画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、
    前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、
    所定の文字列を予め複数のカテゴリーに分類した対応表を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとのそれぞれから前記所定の文字列を抽出し、当該抽出された所定の文字列が属するカテゴリーを前記対応表から特定し、当該特定されたカテゴリー同士を比較することにより、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する読影レポート解析装置。
  5. 前記カテゴリーは、診断対象部位、臓器又は診療科を示す情報である請求項4に記載の読影レポート解析装置。
  6. 画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段と、
    前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段と、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段と、
    を備え、
    前記判定手段は、前記検査オーダーを生成した検査依頼者の所属に基づいて、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する読影レポート解析装置。
  7. コンピューターを、
    画像検査に係る検査オーダーを取得する検査オーダー取得手段、
    前記検査オーダーに基づいて撮影された医用画像に対して作成された読影レポートを取得する読影レポート取得手段、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとを比較して、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いを判定する判定手段、
    前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性の度合いに応じて、警告の通知方法を変える通知制御手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記通知制御手段は、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が所定の基準より低い場合に、警告を通知し、前記検査オーダーと前記読影レポートとの関連性が前記所定の基準以上である場合に、警告を通知しないプログラム。
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