JP2009238038A - 医用レポートシステム、医用レポート閲覧装置、医用レポートプログラム、及び医用レポート閲覧方法 - Google Patents

医用レポートシステム、医用レポート閲覧装置、医用レポートプログラム、及び医用レポート閲覧方法 Download PDF

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Abstract

【課題】医用レポートに所見が複数含まれる場合でも、閲覧者に対して作成者の意図を的確に伝えることが可能な医用レポートを提供する。
【解決手段】レポートシステムのレポート編集画面47には、複数の所見を入力するための入力領域47a、47bが設けられている。各入力領域47a、47bには、所見毎に、作成者による所見に対する主観的評価の評価値を入力するためのチェックボックス57が設けられている。主観的評価の評価項目は、作成者が閲覧者に対して優先的に伝えたい重要事項であることを示す重要度であり、チェックボックス57をオンすると、その所見の評価値の重要度が「高」に設定される。評価値は、所見単位で設定される。評価値が設定されたレポートを表示するレポート表示画面においては、評価値が高い所見の表示順位が上位になるなど、評価値に応じて表示形式が決められる。
【選択図】図6

Description

本発明は、医用レポートの作成や閲覧を支援する医用レポートシステム、医用レポート閲覧装置、医用レポートプログラム及び医用レポート閲覧方法に関するものである。
CR(Computed Radiography)装置、CT(Computed Tomography)装置、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置といった医療検査機器(モダリティ)で撮影した検査画像を読影して、その読影結果をまとめた医用レポート(以下、単にレポートという)の作成支援や、作成したレポートを読み出し可能な状態で管理して、閲覧支援を行う医用レポートシステムが知られている。レポートは、例えば、画像診断を専門とする読影医によって作成される。
レポートシステムは、レポートを作成するレポート作成端末と、作成されたレポートや撮影された検査画像といった検査結果のデータが格納されるDB(Data Base)サーバとからなる。レポート作成端末は、所見の入力を受け付けて、入力された所見のデータをレポートにまとめる編集機能を備えている。所見には、読影医が検査画像を観察して認識した、病変の状態に関する観察記録や、その認識に基づいて下された診断病名などの診断結果が含まれる。検査画像は、レポート作成端末、あるいは、専用の画像表示用端末など、検査画像を表示するための画像表示機能を備えた端末に表示されて、読影医によって観察される。
DBサーバは、レポートや検査画像のデータを、ネットワークを通じて読み出し可能な状態で保存する。読影を依頼した診療科の医師(以下、依頼医という)は、診療科に配置された診療科端末を通じてDBサーバへアクセスして、レポートや検査画像のデータを診療科端末に読み出して、検査結果を閲覧する。
特許文献1に記載のレポートシステムでは、検査画像を表示する画像表示画面内に、所見のテキストを入力するための入力ボックスを挿入し、検査画像上で所見の入力が行えるようにしている。検査画像の観察と所見の入力を並行して行う場合には、読影医は、画像表示画面と所見を入力するレポート編集画面を交互に見なければならない。検査画像上における所見の入力を可能にすることで、画像表示画面とレポート編集画面間の視点移動を軽減することができる。
また、上記レポートシステムでは、検査画像上に複数の入力ボックスを挿入することが可能である。各入力ボックスに入力された複数の所見のテキストは、対応する検査画像のデータとの関連付け処理が行われて、1つのレポートに統合される。レポートのデータは、検査画像とともにDBに格納されて保存される。関連付け処理では、各所見と対応する検査画像のIDと、検査画像上に挿入された入力ボックスの挿入位置の情報がリンク情報として保存される。このため、閲覧に際しては、リンク情報に基づいて、挿入位置に入力された所見を挿入し、所見が挿入された状態の検査画像を画像表示画面に表示することができる。
また、画像表示画面とは別のレポート表示画面において、複数の所見を配列して表示することも可能である。レポート表示画面においては、各所見に対応して表示欄が設けられる。各表示欄には、所見を入力した読影医のIDが付与され、各所見が識別可能に表示される。
レポート表示画面と画像表示画面は連動しており、レポート表示画面の複数の所見の1つを、マウスによるクリック操作によって選択すると、その所見に対応する検査画像が画像表示画面に表示される。CT検査やMRI検査では、検査画像として、1回の検査で数十枚〜数百枚の断層画像が撮影される。読影医が異なれば、読影医毎に注目する検査画像も異なる場合があり得る。そのため、上記レポートシステムのように、所見毎に検査画像を関連付けることにより、各所見とそれに対応する検査画像の検索や対照を簡単に行うことができる。
複数の所見を1つのレポートに統合する所見統合技術は、複数の所見を別々のレポートに入力する場合と比較して、各読影医の所見の比較対照を簡単に行うことができるなど、閲覧性の高いレポートを作成することができるため、非常に有用である。医療現場においては、診断精度の向上や研修医の教育を目的として、同一の患者の検査画像について複数の読影医が読影を行うケースが増加する傾向にあり、こうした点からも有用である。
また、所見統合技術は、複数の読影医がレポートを共同作成する場合に限らず、1人の読影医が単独でレポートを作成する場合にも有効である。例えば、1回の検査で得られた検査画像内に複数の病変がある場合には、それぞれの病変に対応する所見をレポートに記載して、それぞれの所見と検査画像とを関連付けるという使い方ができる。
特開2005−025669号公報
しかしながら、所見統合技術は、良い面ばかりではなく、所見の数が多いと、多数の所見の中に、重要な所見が埋もれてしまい、読影医が依頼医に対して優先的に伝えたい重要な所見が伝わらないという、新たな課題が生まれる。
また、読影医は、万能ではないため、入力する各所見に対する確信度も異なる。読影医の所見に対する確信度を依頼医が知ることができれば、例えば、確信度が低い場合には、再検査や別の検査を実施するといった診療方針を見直す契機が得られるなど、依頼医にとってのメリットも大きい。
特許文献1に記載のレポートシステムでは、1つのレポートに含まれる複数の所見毎にそれぞれ対応する検査画像との関連付けを行っているのみであり、こうした課題やその解決策についてはなんら考慮されていない。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたもので、所見が複数含まれる場合でも、作成者の意図を的確に伝えることが可能な医用レポートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の医用レポートシステムは、複数の所見を含み、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集処理手段と、前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、前記所見毎に前記評価値を設定する評価値設定手段とを備えたことを特徴とする。
前記主観的評価の評価項目には、前記作成者が前記医用レポートの閲覧者に対して優先的に伝えたい重要事項であることを示す重要度、及び前記所見に対する前記作成者の確信度のうちの少なくとも1つが含まれることが好ましい。ここで、重要度は、その所見が重要な所見であるか否かを表す評価値、又は、どの程度重要であるのかといった程度を表す評価値、若しくは、その両方を含む。確信度についても、同様であり、確信が持てるか否かを表す評価値、又は、どの程度確信が持てるかといった程度を表す評価値、若しくは、その両方を含む。
前記医用レポートシステムは、GUIによるレポート編集画面を制御する第1コンソール制御手段を備えており、前記レポート編集画面に設けられた複数の入力領域から、前記所見が入力されることが好ましい。
前記第1コンソール制御手段は、前記レポート編集画面を通じて、前記所見単位で前記評価値の入力を受け付けることが好ましい。
前記レポート編集画面において、前記各入力領域は並べ替えが可能であり、前記第1コンソール制御手段は、前記各入力領域の並べ替え操作によって、前記各入力領域に対応する所見の前記評価値の入力を受け付けて、前記評価値設定手段は、前記並べ替え操作による入力に応じて、前記各所見の評価値を設定することが好ましい。
前記評価値設定手段は、前記レポート編集画面内において上位に位置する入力領域から順に、その入力領域に入力された所見の評価値を高く設定することが好ましい。
前記レポート編集画面には、前記入力領域毎に前記評価値を入力するための第1操作ツールが設けられており、前記第1コンソール制御手段は、前記第1操作ツールによって入力された前記評価値を受け付けることが好ましい。
前記評価値設定手段は、1つの所見に対して、複数の前記作成者の前記評価値を設定することが好ましい。
前記評価値設定手段は、前記所見毎に設定された複数の前記作成者の前記評価値に基づいて総合評価値を判定し、前記各評価値に加えて、前記所見毎に前記総合評価値を設定することが好ましい。
前記医用レポートシステムは、前記所見毎に前記評価値が設定された前記医用レポートを表示するレポート表示画面を制御する第2コンソール制御手段を備えることが好ましい。
前記レポート表示画面には、前記評価値に基づいて前記所見の表示形式を変更する指示を入力するための第2操作ツールが設けられており、前記第2操作ツールによって入力された指示に従って、前記表示形式を変更する変更処理手段を備えることが好ましい。
前記表示形式には、前記評価値に応じて、前記レポート表示画面に表示する所見をソートして表示するソート表示形式と、前記評価値が相対的に高い所見を強調表示する強調表示形式と、前記レポート表示画面に表示する所見を、前記評価値が相対的に高い所見のみに絞り込んで表示する絞り込み表示形式のうち、少なくとも1つが含まれることが好ましい。
前記第2コンソール制御手段は、前記医用レポートに関連する画像を表示する画像表示画面を、前記レポート表示画面と連動して制御し、前記レポート表示画面の前記表示形式の変更に同期して、前記画像表示画面に表示する画像又は前記画像内に挿入されたアノテーションを切り替えることが好ましい。
前記医用レポートシステムは、前記第1コンソール制御手段を備えたレポート作成装置と、前記第2コンソール制御手段を備えたレポート閲覧装置と、前記医用レポートを格納するレポートDBが構築され、前記各装置とネットワークを介して通信可能に接続されたデータ格納装置とからなることが好ましい。
本発明の医用レポート閲覧装置は、複数の所見を含み、前記所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートであり、前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値が、前記所見毎に設定された前記医用レポートが表示されるレポート表示画面をディスプレイに出力し、前記レポート表示画面を通じて、入力デバイスからの操作指示の入力を受け付けて、前記レポート表示画面を制御するコンソール制御手段と、前記レポート表示画面に設けられた操作ツールから入力される指示に従って、前記評価値に基づいて、前記レポート表示画面における前記所見の表示形式を変更する変更処理手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の医用レポートプログラムは、複数の所見を含み、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集機能と、前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、前記所見毎に前記評価値を設定する評価値設定機能とを、コンピュータに実現させることを特徴とする。
本発明の医用レポート閲覧方法は、複数の所見を含み、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集ステップと、前記編集ステップにおいて、前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、前記所見毎に前記評価値を設定する評価値設定ステップと、前記医用レポートを表示するレポート表示画面であり、前記評価値に応じて、前記所見の表示形式が決められる前記レポート表示画面を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、医用レポートに対して所見毎に評価値を設定するから、複数の所見が含まれる場合でも、作成者の意図を的確に伝えることができる。
図1に示す医療情報システムは、病院などの医療施設に構築される。医療情報システムは、診療科10に配置される診療科端末11、放射線検査科(以下、単に検査科という)12に設置されるレポート作成端末13、及びDBサーバ14からなる。これらはネットワーク16を通じて通信可能に接続される。ネットワーク16は、例えば、院内に敷設されたLAN(Local Area Network)である。
DBサーバ14には、患者毎のカルテ17のデータを格納するカルテDB18、CR装置、CT装置、MRI装置といったモダリティ19によって撮影される検査画像21のデータを格納する画像DB22、レポート作成端末13によって作成されたレポート23のデータを格納するレポートDB24といった複数のDBが構築されている。
DBサーバ14は、モダリティ19が取得した検査画像21のデータを、ネットワーク16を通じて受信して画像DB22に格納する、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication Systems)サーバとして機能し、モダリティ19とともにPACSを構成する。検査画像21には、個々の検査画像21を識別するための画像IDが与えられる。検査画像21のデータは、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に準拠したファイル形式で格納され、ファイル内には、患者ID、検査ID、検査日、検査種といった項目を含む付帯情報を記録したDICOMタグが付与される。画像DB22に格納された検査画像21のデータは、DICOMタグに含まれる項目を検索キーとして、検索が可能になっている。
また、DBサーバ14は、診療科端末11及びカルテDB18とともにカルテシステムを構成し、レポート作成端末13、画像DB22及びレポートDB24とともにレポートシステムを構成する。レポート23のデータは、検査ID、患者ID、患者名といった検索キーによって検索可能にレポートDB24に格納される。
なお、本例では、各DB18、22、24を1つのDBサーバ14に構築した例で説明しているが、各DB18、22、24を別々のDBサーバに構築してもよい。
診療科端末11は、依頼医によって操作され、カルテの閲覧や入力の他、検査科12に対して検査を依頼するためのオーダの発行に利用される。また、診療科端末11は、検査科12から提供される、検査画像21やレポート23を表示して、依頼医が閲覧するためのレポート閲覧端末として機能する。このため、診療科端末11は、レポート作成端末13、画像DB22、レポートDB24とともに、上記レポートシステムを構成する。また、レポート閲覧端末は、レポートDB24とともに、レポート閲覧装置を構成する。
図2に示すように、診療科端末11が発行するオーダ26には、患者ID、患者名、依頼日、依頼元、検査種(CTやMRIなど)、検査目的(「P−1」、「P−2」)、読影の要否といった情報を記録する項目が含まれる。依頼元の項目には、依頼医の所属(「内科」)、氏名(「鈴木」)、医師ID(「D−02」)などの情報が記録される。本例においては、検査目的として、「治療効果判定」が指定されている。
オーダ26は、検査科12に配置されたオーダ受付端末(図示せず)に送信されて、受け付けられる。オーダ受付端末は、受信したオーダ26に検査IDを付与して、オーダ26のデータを管理する。検査IDは、受付完了通知とともに診療科端末11に対して送信される。また、読影が必要な場合(読影の要否の項目が「要」の場合)には、検査IDが付与されたオーダ26が、オーダ受付端末からレポート作成端末13に送信される。検査科12のスタッフは、オーダ26に基づいて、モダリティ19による撮影を行う。
読影医は、レポート作成端末13でオーダ26を確認して、画像DB22から読影の対象となる検査画像21のデータを読み出し、その検査画像21の読影結果をレポート23にまとめる。作成されたレポート23のデータは、レポートDB24に格納される。レポート23の作成が完了すると、依頼元の診療科端末11に対して、レポート作成端末13から、完了通知が送信される。完了通知には、検査画像21やレポート23のデータが格納される、各DB22、24内のアドレスが含まれている。依頼医は、診療科端末11を通じてそのアドレスにアクセスして、検査画像21やレポート23を閲覧する。
各端末11、13及びDBサーバ14は、それぞれ、パーソナルコンピュータ、サーバ用コンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステムなどの制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラムといったアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図3に示すように、DBサーバ14や各端末11、13などを構成するコンピュータは、基本的な構成は略同じであり、それぞれ、CPU31、メモリ32、ストレージデバイス33、LANポート34、及びコンソール36を備えている。これらはデータバス37を介して接続されている。コンソール36は、ディスプレイ38と、キーボードやマウスなどの入力デバイス39とからなる。
ストレージデバイス33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)40が格納される。また、DBが構築されるサーバには、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス33として、例えば、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にケーブルやネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ32は、CPU31が処理を実行するためのワークメモリである。CPU31は、ストレージデバイス33に格納された制御プログラムをメモリ32へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。LANポート34は、ネットワーク16との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
診療科端末11には、AP40として、カルテ17の閲覧や編集を行うカルテ用ソフトウエアや、検査画像21やレポート23の閲覧を行うビューアソフトウエアといったクライアントプログラムがインストールされている。クライアントプログラムが起動されると、診療科端末11のディスプレイには、GUI(Graphical User Interface)による操作画面が表示される。操作画面には、カルテDB18、画像DB22、レポートDB24から、それぞれ読み出されたカルテ17、検査画像21、レポート23を表示する表示画面が含まれる。
診療科端末11には、コンソールを通じて、カルテ17の入力・編集の指示や、オーダの入力・発行の指示といった操作指示が入力される。入力されたカルテ17やオーダ26のデータは、カルテDB18に格納される。
DBサーバ14には、AP40として、クライアントからの要求に応じて処理を実行し、処理結果を応答するサーバプログラムがインストールされている。DBサーバ14のCPUは、サーバプログラムを実行することにより、データ(検査画像21、レポート23)の格納処理部及び検索処理部として機能する。格納処理部は、レポート作成端末13やモダリティ19といったクライアントからのデータの格納要求に応じて、各DB22、24への格納処理を実行する。また、検索処理部は、診療科端末11、レポート作成端末13からの検査画像21やレポート23の配信要求に応答して、要求された検査画像21やレポート23のデータをそれぞれのDB22、24から検索して、検索されたデータを要求元へ配信する。
レポート作成端末13には、AP40として、レポート作成支援を行うレポート編集用のクライアントプログラムがインストールされている。レポート作成端末13は、レポート編集用のクライアントプログラムによって、レポート23の編集処理に加えて、検査画像21の表示処理を行う。また、レポート作成端末13は、作成したレポート23の表示機能も備えており、診療科端末11と同様に、レポート閲覧端末として機能する。
図4に示すように、レポート作成端末13のCPU31は、レポート編集用のクライアントプログラムを起動すると、コンソール制御部13a、DBアクセス部13b、編集処理部13c、オーダ取得部13dとして機能する。オーダ取得部13dは、オーダ受付端末からネットワーク16を介してオーダ26を取得する。取得したオーダ26は、例えば、レポート作成端末13のストレージデバイスに設けられたオーダテーブル(図示せず)に登録される。
レポート作成端末13には、例えば、CPU31が設けられた端末本体に、2台のディスプレイ38a、38bを接続したマルチディスプレイが採用される。1台のディスプレイ38aには、検査画像21の観察用に使用される画像表示画面46が出力される。もう1台のディスプレイ38bには、レポート編集画面47及びレポート表示画面61、66(図7及び図10参照)が出力される。レポート編集画面47は、レポート23の作成に使用される画面であり、レポート表示画面61、66は、作成済みのレポート23を表示する画面である。
画像表示画面46及びレポート編集画面47は、GUI(Graphical User Interface)による操作画面を構成する。コンソール制御部13aは、これらの操作画面を各ディスプレイ38a、38bに出力し、操作画面を通じて、入力デバイス39からの操作指示の入力を受け付ける。
画像表示画面46及びレポート編集画面47は、連動して起動するようになっている。例えば、レポート編集画面47から、読影対象の検査画像21が含まれる検査IDが入力されると、コンソール制御部13aは、DBアクセス部13bを通じて、検査IDに対応する検査画像21のデータを画像DB24から取得して、取得した検査画像21をディスプレイ38aに出力する際に、画像表示画面46を起動する。
画像表示画面46には、CR装置で撮影された放射線による透視画像や、CT装置やMRI装置で撮影された断層画像、断層画像に基づいて生成される3次元画像といった各種の検査画像21が表示される。画像表示画面46は、例えば、1画面に6コマの断層画像を配列して表示するというように、複数の検査画像21を同時に表示することが可能である。画像表示画面46には、操作ボタン、リストボックス、アイコンといった、GUIを構成する各種の操作ツールが設けられている。こうした操作ツールを通じて、入力デバイス39からの各種の操作指示が入力される。
レポート編集画面47には、読影医が所見を入力するための複数の入力領域47a、47bが設けられている。複数の入力領域47a、47bは、例えば、病変が複数有る場合に、病変毎に所見を分けて入力したり、あるいは、検査目的が複数ある場合(例えば、1つの病巣に対する「治療効果判定」と、転移巣の有無を調べる「転移検索」など)に、検査目的毎に所見を分けて入力するといった使い方がされる。また、研修医と指導医、一次読影を行う読影医と二次読影を行う読影医といった複数の読影医の所見がそれぞれ入力されるという使い方も可能である。各入力領域47a、47bに入力された各所見は、所見単位で取り扱いができるように、レポート23のデータに、それぞれ所見データ23aとして記録される。
所見データ23aは、各入力領域47a、47bからそれぞれ入力された所見を表すテキスト(所見の文章)のデータを含み、そのテキストのデータに、各入力領域47a、47bに対応した所見ID(「F−1」、「F−2」)などの付帯情報を付加したものである。後述するように、各所見IDは、編集処理部13cによって付加される。
レポート編集画面47には、各入力領域47a、47bの他に、画像表示画面46と同様に、操作ボタン、リストボックス、アイコンといった、GUIを構成する各種の操作ツールが設けられている。こうした操作ツールを通じて、入力デバイス39からの各種の操作指示が入力される。
操作指示には、レポートDB24からレポート23のデータを読み出す指示、レポートDB24へレポート23のデータを保存する指示、入力領域47a、47bのいずれかを選択してアクティブ(テキストの入力が可能な状態)にする指示、入力した所見を保存する指示などが含まれる。
入力領域47a、47bは、例えば、マウスのポインタ48によって、いずれかを指定して、クリック操作を行うことにより、アクティブになる。各入力領域47a、47bのうちアクティブにされた入力領域には、テキストの入力位置を示すポインタであるキャレットが点滅表示する。読影医は、入力領域をアクティブにして、入力デバイス39から所見のテキストを入力する。
また、レポート23の作成中に、画像表示画面46に表示される検査画像21に対して、アノテーション60(図6参照)の付加といった加工を施すことも可能である。アノテーション60とは、検査画像21内の病変など、読影医が注目する関心領域に付される注釈をいい、関心領域を指し示すための矢印、丸印、文字を含む記号や、簡単なコメントを挿入するための矩形や吹き出し形状のテキストボックスといった各種のオブジェクトによって構成される。アノテーション60は、記号のみでもよいし、テキストボックスのみでもよい。
さらに、画像表示画面46及びレポート編集画面47で、レポート23を作成している途中に、各入力領域47a、47bに入力される各所見と、検査画像21を関連付けることも可能である。所見と検査画像21の関連付けの操作は、例えば、図4において、破線の矢印で示すように、レポート編集画面47内の各入力領域47a、47bのいずれかをマウスのポインタ48でポイントして、そのポインタ48を画像表示画面46内の関連付けの対象となる検査画像21に向けて移動させるといった、いわゆるマウスによるドラッグアンドドロップ操作をすることにより行われる。
所見と検査画像21の関連付けにおいては、1つの所見に対して、複数の検査画像21を関連付けることも可能である。また、その反対に、1つの検査画像21に、複数の所見を関連付けることも可能である。
関連付けが行われると、検査画像21のデータには、関連付けられた所見の所見IDが付加される。これにより、検査画像21を、所見IDを検索キーとして検索することが可能となり、所見毎に関連する検査画像21を簡単に画像表示画面46へ読み出して表示することができる。なお、検査画像21に付加される所見IDは、関連付けられる所見の数に応じて増加する。例えば、1つの検査画像21に、1つの所見が関連付けられた場合には、その検査画像21に付加される所見IDは1つであるが、2つの所見が関連付けられた場合には、1つ増加して、2つの所見IDが付加される。
コンソール制御部13aは、検査画像21へのアノテーションの付加や、検査画像21と所見との関連付けに関する操作指示の入力を受け付けて、編集処理部13cに対して、操作指示に応じた処理を実行するように指令する。
DBアクセス部13bは、コンソール制御部13aや編集処理部13cからの指令に基づいて、DBサーバ14に対する処理要求の送信と処理結果の受信を行う。画像DB22に対する処理要求には、検査IDや画像IDといった情報を検索キーとして、検査画像21を検索するための検索要求、レポート23の作成中に検査画像21に付加されたアノテーション及び所見IDといった付帯情報を、検査画像21に関連付けて格納するための格納要求がある。レポートDB24に対する処理要求には、検査ID、所見ID、医師IDといった情報を検索キーとして、レポート23のデータを検索するための検索要求、編集したレポート23のデータを格納するための格納要求などがある。
DBアクセス部13bは、格納要求の対象となるデータを、編集処理部13cから受け取り、DBサーバ14へ送信する。また、検索要求の対象となるデータを、DBサーバ14から受信して、コンソール制御部13aに引き渡す。
編集処理部13cは、所見記録処理、付帯情報記録処理を実行する。所見記録処理では、編集処理部13cは、入力領域47a、47bに入力された所見を、コンソール制御部13aを通じて受け付ける。編集処理部13cは、受け付けた所見のテキストのデータを、入力領域47a、47b毎に区別してブロック化して、それぞれに「F−1」、「F−2」というように所見IDを付加して、これを所見データ23aとして記録する。
さらに、図5に示すように、編集処理部13cは、所見記録処理において、各所見データ23aに対して、所見のテキスト及び所見ID(「F−1」、「F−2」)に加えて、所見を入力した読影医を識別するための医師ID(「D−11」)や、レポート23の作成者である読影医が、各所見に対して自ら下した主観的評価に関する評価値を付加する。医師IDは、レポート作成端末13の起動時など、ユーザ認証時に読影医によって入力される。
主観的評価の評価項目は、具体的には、読影医が依頼医に対して優先的に伝えたい重要事項であることを示す重要度である。所見が複数ある場合には、各所見間で重要度に優劣が生じることがある。例えば、ある病巣に対する「治療効果判定」を検査目的として読影を行った場合に、その病巣に対する治療効果が認められないばかりか、その病巣を原発巣として、新たに転移巣が発見されたとする。その場合に、治療効果が認められないという内容の所見よりも、転移巣が発見されたという内容の所見の方を優先的に伝えるべきと、読影医が判断した場合には、後者の所見の重要度の評価値を上げる。
また、検査画像21に複数の病変が認められる場合に、それぞれの病変について所見を分けて入力し、より重篤度が高い病変に関する所見ついて、重要度の評価値を上げ、相対的に重篤度が低い病変に関する所見については、重要度の評価値を下げるといった使い方も可能である。
もちろん、これは、個々の読影医の主観的な判断であり、読影医によって評価は変わる可能性はある。しかし、所見を入力した読影医自身による、所見に対する評価は、レポート23に含まれる複数の所見の中から必要な情報を取捨選択する際の参考意見としての利用価値があるので、依頼医にとって、有用な情報となりうる。
各所見のテキストのデータに、評価値を付加することにより、所見に対して評価値が設定される。したがって、編集処理部13cは、所見毎にその評価値を設定する評価値設定手段に相当する。
所見ID、医師ID、評価値は、各所見データ23aの検索処理を行う場合の検索キーや、ソート処理を行う場合のソートキーといったキー情報として使用される。また、レポート23のデータには、オーダ26から読み出された、検査ID(「CT0803」)、患者ID、患者名といった情報が付加される。
付帯情報記録処理は、検査画像21に付加されるアノテーション、及び所見IDといった付帯情報を、検査画像21と関連付けて、画像DB22に記録する処理である。所見IDやアノテーション60のデータは、例えば、検査画像21のデータに記録される。
また、検査画像21とは別に、アノテーション60のデータについても所見との関連付けが行われて、それぞれのデータには、所見IDが付加される。例えば、1つの検査画像21内に複数の病変があり、それぞれの病変毎に所見が入力される場合には、病変を指し示すアノテーションは、所見毎に異なる。
アノテーション60と所見との関連付けは、後述するように、レポート表示画面61において、選択された所見に応じて、アノテーションを切り替え表示するために行われる。アノテーションと所見との関連付けの方法は、例えば、画像表示画面46に表示中の検査画像21に対してアノテーション60を挿入した際に、挿入したアノテーション60のデータに対して、その挿入時にアクティブになっている入力領域に対応する所見IDを付加することによって行われる。
図6に示すように、レポート編集画面47には、上部に配置された基本情報表示領域と、その下方に配置された各所見(「F−1」、「F―2」)を入力する入力領域47a、47bと、操作ボタン52〜54とが設けられる。基本情報表示領域には、検査ID(「CT0803」)、患者ID(「1234」)といった基本情報が表示される。これらの基本情報は、オーダ26から読み出される。
各入力領域47a、47bには、所見のテキストを入力する入力欄56a、56bと、各所見の評価値を入力するためのチェックボックス57が設けられる。チェックボックス57は、第1操作ツールに相当する。
チェックボックス57は、GUIを構成する操作ツールであり、マウスのクリック操作によってオンオフが行われる。重要度の評価値は、例えば、「標準」か「高」の2値であり、チェックボックス57をオンすると、評価値が「高」に指定され、オフの場合には、評価値が「標準」に指定される。
本例においては、所見IDが「F−1」の入力領域47aのチェックボックス57がオフになっており、所見IDが「F−1」の所見の評価値が「標準」に指定されている。また、所見IDが「F−2」の入力領域47bのチェックボックス57がオンされており、所見IDが「F−2」の所見の評価値が「高」に指定されている。この指定により、所見毎の評価値が入力され、入力された評価値がコンソール制御部13aによって受け付けられる。
また、各入力領域47a、47bには、それぞれ、キー画像58、59を挿入して貼り付けることが可能になっている。キー画像58、59は、各所見と関連する検査画像21の1つであり、キー画像58、59としては、各所見の入力の際に読影医が特に注目した検査画像21が選択される。本例においては、キー画像58、59内に、関心領域を表す記号(「A1」、「A2」)及び矢印からなるアノテーション60が挿入されている。
操作ボタン52は、所見を入力する入力領域を追加するための所見追加ボタンであり、このボタンにポインタ48を合わせてマウスをクリック操作すると、入力領域が追加される。所見IDは、各入力領域に対して、レポート編集画面47に追加された順に割り当てられ、3つ目の入力領域が追加されると、その入力領域には、「F−3」の所見IDが割り当てられる。
操作ボタン53は、作成途中のレポート23のデータを一時保存するための保存ボタンであり、操作ボタン54は、作成が完了したレポート23のデータを確定保存するための確定ボタンである。確定保存されたレポート23は、不正な改ざんを防止するために、編集が禁止される。
図7に示すレポート表示画面61は、レポート23の内容を表示する画面の例である。レポート表示画面61は、読影医及び依頼医がレポート23を閲覧するための画面であり、レポート閲覧端末として機能する、レポート作成端末13及び診療科端末11のディスプレイに表示される。
レポート作成端末13は、DBアクセス部13bによってレポート23のデータを受信する。コンソール制御部13aは、受信したレポート23を表示するレポート表示画面61を生成し、ディスプレイ38bに出力する。レポート作成端末13は、レポート編集画面47と同様に、画像表示画面46とレポート表示画面61を連動させて、各ディスプレイ38a、38bに表示する。コンソール制御部13aは、第1及び第2のコンソール制御手段に相当する。
診療科端末11のCPU31は、レポート表示画面61及び画像表示画面46の表示処理に関して、レポート作成端末13のコンソール制御部13a及びDBアクセス部13bと同様に機能する。すなわち、診療科端末11のCPU31は、第2コンソール制御手段に相当する。診療科端末11のディスプレイが1つである場合には、レポート表示画面61と画像表示画面46が1つのディスプレイに並べて表示される。
レポート表示画面61には、レポート編集画面47と同様に、オーダ26に記録された、検査IDや患者IDなどの基本情報が表示される。レポート表示画面61には、各入力領域47a、47bに対応する表示領域が設けられている。各表示領域には、レポート23の各所見データ23aの内容を表示する表示欄61a、61bが設けられており、さらに、キー画像58、59も表示される。表示欄61a、61bには、それぞれの所見ID(「F−2」、「F−1」)が表示される。
レポート表示画面61においては、レポート23の各所見データ23aに設定された評価値に従って、各所見の画面内の表示順位が決定される。所見IDが「F−1」の所見データ23aには、評価値として、「標準」が設定されており、一方、所見IDが「F−2」の所見データ23bには、評価値として、「高」が設定されている。コンソール制御部13aや診療科端末11のCPU31は、これらの評価値をキー情報として、各所見の表示順位を決定する。
具体的には、図7に示すとおり、評価値が相対的に高い(評価値「高」)、所見IDが「F−2」の所見が、レポート表示画面61内の表示位置が上位にある表示欄61aに表示され、相対的に低い(評価値「標準」)、所見IDが「F−1」の所見が、表示欄61aよりも下位に位置する表示欄61bに表示される。所見とキー画像は、セットで取り扱われるため、各所見のそれぞれのキー画像58、59についても対応する所見に合わせて、表示順位が決まる。
所見IDが「F−2」の所見は、レポート編集画面47における入力順が、所見IDが「F−1」の所見よりも後であるが、評価値が相対的に高いため、レポート表示画面61においては、所見IDが「F−1」の所見よりも上位に表示される。また、各所見の評価値が同じ場合には、レポート表示画面61においても、レポート編集画面47における入力順に表示される。このように、重要度の評価値が高い所見を上位に表示することで、読影医が重要と考える所見を、依頼医などレポート23の閲覧者に対して優先的に伝えることができる。
また、レポート表示画面61には、表示形式変更ボタン63が設けられている。表示形式変更ボタン63は、レポート表示画面61に表示される所見の表示形式を変更するための操作指示を入力する操作ツールである。表示形式変更ボタン63は、第2操作ツールに相当する。表示形式変更ボタン63を通じて、表示形式の変更指示が入力されると、診療科端末11のCPU31やコンソール制御部13aは、所見IDや評価値をキー情報として、所見の表示形式を変更する変更処理を実行する。診療科端末11のCPU31及びコンソール制御部13aは、変更処理手段に相当する。
表示形式は、以下に示すように、レポート編集画面47において入力された順序で各所見を表示する入力順表示形式、重要度の評価値が高い方から順に表示する重要度順表示形式、重要度の評価値が「高」の所見だけを絞り込んで表示する絞り込み表示形式の3種類の表示形式から選択できるようになっている。初期設定では、上述のとおり、重要度順表示形式が選択されている。
表示形式変更ボタン63にマウスのポインタ48を合わせてクリック操作すると、表示形式を選択するための選択メニュー64が表示される。選択メニュー64には、入力順表示形式を選択する「入力順」、重要度順表示形式を選択する「重要度順」、絞り込み表示形式を選択する「重要度高のみ」の各項目が含まれている。
「入力順」の項目が選択されると、レポート編集画面47における所見の入力順と同様に、所見IDが「F−1」の所見が上位に、所見IDが「F−2」の所見が下位に表示される。「重要度高のみ」の項目が選択されると、重要度の評価値が「高」の所見(「F−2」)のみが表示され、重要度の評価値が「標準」の所見(「F−1」)は、表示されない。
コンソール制御部13aや診療科端末11のCPU31は、「入力順」の項目が選択された場合には、所見IDをソートキーとして、所見IDが小さい方から順に(「F−1」、「F−2」・・・)、レポート表示画面61内の各所見を配列する。一方、「重要度高のみ」の項目が選択された場合には、重要度の評価値を検索キーとして、評価値が「高」である所見を抽出して、抽出した所見のみをレポート表示画面61に表示する。
また、表示形式としては、上記絞り込み表示形式やソート表示形式の他、図7に示すように、評価値が高い所見(「F−2」)に網掛けをして、他の所見よりも強調表示する形式(強調表示形式)でもよい。強調表示の方法としては、所見の文字色や背景色を、他の所見と異なる色に変えたり、網掛け処理を行うといった方法がある。また、評価値が高い所見に対して、重要度が高いことを示すマークを表示してもよい。この強調表示形式を選択できるようにしてもよいし、本例のように、他の表示形式と組み合わせてもよい。
また、図8に示すように、レポート表示画面61の表示形式が変更されると、その変更に同期して、画像表示画面46の表示内容が変更される。例えば、選択メニュー64で「重要度順」の項目が選択されて、図8(A)に示すように、レポート表示画面61に表示される所見が重要度順に表示されると、画像表示画面46においても、重要度の評価値が相対的に高い所見に関連付けられた検査画像21を表示する表示ウインドウの位置が上位に配置され、重要度の評価値が相対的に低い所見に関連付けられた検査画像21を表示する表示ウインドウの位置が下位に配置される。検査画像21には、レポート23に挿入されたキー画像58も含まれる。
所見(「F−1」)に複数の検査画像21が関連付けられている場合には、画像表示画面46において、表示する検査画像21の切り替え操作を行うと、所見(「F−1」)に関連付けられた複数の検査画像21が順次表示される。また、検査画像21にアノテーション60が付加されている場合には、画像表示画面46内の検査画像21にアノテーション60が挿入されて表示される。
そして、図8(B)に示すように、選択メニュー64で「重要度高」の絞り込み表示形式が選択されて、レポート表示画面61に、重要度の評価値が「高」の所見(「F−2」)のみが表示される場合には、それに同期して、画像表示画面46の表示内容も、所見(「F−2」)に対応する検査画像21のみに切り替わる。
上述したとおり、アノテーション60のデータには、所見IDが付加されている。そのため、1つの検査画像21に対して、所見IDが異なる複数のアノテーション60が挿入されていた場合には、検査画像21はそのままで、アノテーション60の表示のみが、所見の表示形式の変更に同期して切り替わることで、画像表示画面46の表示内容が切り替わる。
また、選択メニュー64において「入力順」が選択された場合には、レポート表示画面61内の各所見の表示順位に応じて、画像表示画面46においても、各所見に対応する検査画像21の表示ウインドウの表示順位も変更される。
以下、上記構成による作用について、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。依頼医は、診療科端末11を使用して、オーダ26を発行する。レポート作成端末13は、診療科端末11から発行されたオーダ26を、検査科12のオーダ受付端末を経由して受信する。
読影医は、レポート作成端末13でオーダ26を確認し、レポート23の作成を開始する。レポート編集画面47がディスプレイ38bに表示されると、それに連動して画像表示画面46がディスプレイ38aに表示される。レポート編集画面47の基本情報表示領域には、オーダ26から読み出された基本情報(検査ID、患者ID)が表示される。読影医は、画像表示画面46で検査画像21を観察しながら、レポート編集画面47の各入力領域47a、47bに、所見を入力する。
各入力領域47a、47bから入力された所見のテキストのデータは、各入力領域47a、47bに対応した所見IDが付加されて、それぞれが所見データ23aとしてレポート23のデータに記録される。さらに、各入力領域47a、47bのチェックボックス57を通じて、読影医による、各所見の重要度の評価値が入力されると、コンソール制御部13aは、その評価値を受け付けて、編集処理部13cに送る。編集処理部13cは、所見データ23a毎に評価値を設定する。
編集処理部13cは、レポート23の保存指示の入力を受け付けると、レポート23に検査IDを付加して、そのデータをレポートDB24に保存する。また、編集処理部13cは、画像表示画面46及びレポート編集画面47を通じて、各所見と検査画像21の関連付け指示の入力を受け付けると、付帯情報記録処理を実行して、検査画像21に所見IDを付加する。さらに、検査画像21にアノテーション60が挿入された場合には、付帯情報記録処理を実行して、アノテーション60のデータに所見IDを付加して、検査画像21のデータとともに、画像DB22に記録する。
レポート23の作成が完了すると、レポート作成端末13から、依頼医の診療科端末11に対して、完了通知が送信される。診療科端末11は、完了通知に含まれるレポート23のアドレスに基づいて、レポートDB24にアクセスして、レポート23を読み出す。診療科端末11のディスプレイには、レポート表示画面61と、レポート23に関連する検査画像21を表示する画像表示画面46が出力される。
依頼医は、レポート表示画面61でレポート23の内容を閲覧し、画像表示画面46でレポート23に関連する検査画像21を閲覧する。レポート表示画面61の初期設定では、所見の表示形式として、重要度順表示形式が選択されているので、図7に示すように、評価値が「高」の所見(「F−2」)が上位に、評価値が「標準」の所見(「F−1」)が下位に表示される。これにより、読影医が重要と考える所見を、依頼医に優先的に伝えることができる。
本発明は、所見の数が多い場合には、特に有効である。所見の数が多いと、すべての所見が一画面に収まりきらないため、画面のスクロール操作をしないと表示位置が下位の所見を表示させることができない。その場合には、読影医が重要と考える所見の見過しや見落としが生じる危険性が高い。本発明のように、重要度の評価値が高い順に所見を表示することで、見過ごしや見落としの危険性を減少させることができる。
また、依頼医は、図7に示すように、レポート表示画面61の表示形式変更ボタン63を操作して、レポート表示画面61の表示形式(入力順表示形式や絞り込み表示形式)を選択することもできるので、閲覧の目的に応じた適切な表示形式でレポート23を閲覧することが可能である。
上記実施形態では、評価値の入力方法として、チェックボックスを例に説明したが、評価値を入力するための操作ツールとしては、チェックボックス以外でもよく、予め登録された複数の評価値のリストを表示して、そのリストから評価値を選択させて入力させるリストボックスといった他の形態の操作ツールでもよい。また、評価値そのものをテキスト形式で、マニュアルで入力させてもよい。その場合の操作ツールとしては、文字や数値の入力が可能なテキスト入力ボックスが用いられる。
また、上記実施形態では、入力可能な評価値が「標準」と「高」の2段階の例で説明したが、「低」、「中」、「高」というように、3段階以上でもよい。また、「1」、「2」、「3」というように数値で入力させてもよい。評価値として数値を使用する場合には、数値が小さいほど、重要度が高いという設定にしてもよいし、その反対に、数値が大きいほど、重要度が高いという設定にしてもよい。
評価値を3段階以上にした場合には、上記強調表示や絞り込み表示を行う場合には、強調表示や絞り込みの対象とする評価値の閾値を設定するとよい。例えば、評価値が「低」、「やや低」、「中」、「やや高」、「高」というように、5段階の場合には、「やや高」を閾値として、それ以上の評価値を持つ所見を、強調表示や絞り込み表示の対象とする。また、閾値を変更できるようにしてもよい。
また、図10に示すように、レポート編集画面47の各入力領域47a、47bを、それらの並び順を変更可能に設けて、各入力領域47a、47bの並び順に応じて、各入力領域47a、47bに入力された各所見に対する評価値の入力を受け付けるようにしてもよい。各入力領域47a、47bの並べ替えは、例えば、マウスのポインタ48で各入力領域47a、47bの1つをポイントして、ポイントした入力領域をドラッグ操作によって、上下させることによって行う。
図10においては、初期状態では、入力領域47aよりも下位に位置する入力領域47bをポイントして、上方にドラッグして移動させた例を示す。入力領域47bが上方に移動することにより、移動前に上方に位置していた入力領域47aが入力領域47bと入れ替わりに、下方に移動する。これにより、入力領域47bに入力された所見(「F−2」)の重要度の評価値が「高」に設定される。反対に、入力領域47aに入力された所見(「F−2」)の重要度の評価値は「標準」に設定される。
本例では、評価値が「高」と「標準」の2段階の例で説明しているが、3段階以上の場合には、所見の並び順に応じて、上位から順に、例えば、「1」、「2」、「3」というように、高い評価値が設定される。
また、上記実施形態では、主観的評価の評価項目として、重要度を例に説明したが、評価項目としては、重要度に限定されない。重要度に加えて、または、その代わりに、例えば、確信度といった評価項目を用いてもよい。確信度は、読影医自身による、入力した所見に対する確からしさである。確信度の評価値は、読影医が入力した所見に対して、確信が持てない場合には低い値が入力され、確信が持てる場合には高い値が入力される。
図11に示すレポート編集画面71の各入力領域71a、71bには、重要度の評価値を入力するためのチェックボックス57に加えて、確信度の評価値を入力するためのチェックボックス72が設けられている。レポート編集画面71は、チェックボックス72が設けられている点以外は、レポート編集画面47と同様であるため、同じ部分については、同じ符合を付し、詳細な説明を省略する。
チェックボックス72は、チェックボックス57と同様であり、チェックボックス72をオンした場合には、「高」の評価値が、オフの場合には、「標準」の評価値が指定される。この評価値は、コンソール制御部13aによって受け付けられ、編集処理部13cに送られる。編集処理部13cは、レポート23のそれぞれの所見データ23aに対して、重要度と確信度の両方の評価値を設定する。
レポート表示画面74は、複数の評価項目の評価値が設定されたレポート23を表示する表示画面である。レポート表示画面74には、レポート表示画面61の表示形式変更ボタン63と同様に、レポート表示画面74内の所見の表示形式を変更する表示形式変更ボタン76が設けられている。
表示形式変更ボタン76の選択メニュー76aには、選択可能な表示形式として、上述の入力順表示形式、重要度順表示形式、重要度が高のみの所見を絞り込む絞り込み表示形式のそれぞれを選択する項目(「入力順」、「重要度順」、「重要度高のみ」)の項目が設けられている。さらに、選択メニュー76aでは、これらに加えて、「確信度順」、「確信度高のみ」の項目が追加されており、確信度順表示形式、確信度が高のみの所見を絞り込む絞り込み表示形式を選択できるようになっている。
確信度順表示形式では、確信度が高い順に、レポート表示画面74内の表示順位が上位になるように、所見が表示される。絞り込み表示形式では、確信度が「高」の所見のみが表示される。コンソール制御部13aや診療科端末11のCPU31は、重要度や確信度の評価値を検索キーやソートキーとして、表示形式の変更処理を実行し、所見の表示位置を並べ替える。
確信度の評価値についても、重要度の評価値と同様に、「標準」と「高」の2段階に限られず、3段階以上でもよい。また、評価値は数値入力でもよい。これら以外の変形例についても、上述した重要度の評価値と同様である。
また、重要度の評価値の入力方式と同様に、確信度の評価値についても、入力領域の並び順に応じて、入力できるようにしてもよい。評価項目が2つある場合には、各入力領域の並べ替えを行う際に、評価項目を選択する選択ボタンなどの操作ツールによって、入力する対象の評価項目を選択させる。そして、選択された評価項目の評価値が、並べ替えによって入力される。例えば、選択ボタンによって評価項目として確信度が選択されている場合には、各入力領域の並べ替えによって入力される評価値が、確信度の評価値として入力される。
図12に示すレポート編集画面77は、重要度と確信度の2つの評価項目の入力が可能であり、各評価項目の評価値を数値で入力可能な画面の例である。レポート編集画面77の各入力領域77a、77b、77cには、入力欄56a〜56cと、それぞれの所見に対して、各評価項目の評価値を入力するための操作ツールである、リストボックス78、79が設けられている。
リストボックス78から、重要度の評価値が入力され、リストボックス79から確信度の評価値が入力される。各リストボックス78、79をポインタ48でポイントすると、「1」、「2」、「3」といった数値をリスト表示するメニューが表示される。メニューの中から、所望の数値を選択して、マウスによるクリック操作を行うと、選択した数値が評価値として入力される。レポート23の各所見データ23aには、重要度及び確信度の評価項目毎に入力された評価値が設定される。
また、上記実施形態では、1つのレポートを1人の読影医が作成する例で説明したが、1つのレポートに対して、複数の読影医がそれぞれ所見を入力して、複数人で1つのレポートを共同作成してもよい。
また、研修医が入力した所見を、指導医が承認するというように、1人の読影医が入力した所見について、複数人で評価を行って、レポートを共同作成してもよい。この場合には、所見を入力する記入者に加えて、その所見を承認する承認者もレポート作成者となる。
図13に示すレポート23のように、記入者(医師ID:「D−11」)と、承認者(医師ID:「D−04」)の2人によって共同作成され、所見単位で作成者毎に評価値を入力できるようにしてもよい。この場合には、レポート編集画面内の入力領域毎に、評価値を入力するための操作ツール(チェックボックスなど)が、複数設けられる。評価値を入力する人数によって、操作ツールを追加できるようにしてもよい。
図13の例では、所見IDが「F−1」の所見について、記入者(D−11)は、重要度の評価値として「高」を入力し、承認者(D−04)は、重要度の評価値として「標準」を入力し、それぞれの評価値が所見データ23aに設定されている。また、所見IDが「F−2」の所見については、記入者(D−11)の評価値が「標準」であり、承認者(D−04)の評価値が「高」となっている。
このように、複数人が評価値を入力した場合には、各作成者の個別の評価値に加えて、それに基づいて判定した総合的な評価値(総合評価値)を設定するようにしてもよい。編集処理部13cは、記入者(D−11)及び承認者(D−04)の個別の評価値を所見データ23aから読み出して、総合評価値の判定処理を実行し、判定した総合評価値を所見データ23aに設定する。
レポート作成端末13のストレージデバイス33には、判定処理に際して、編集処理部13cが参照するテーブル80が設けられる。テーブル80には、記入者(D−11)や承認者(D−04)の職位(「研修医」、「指導医」など)に関する情報が、医師IDと対応付けて記録されている。職位は、「研修医」よりも「指導医」の方が高く、テーブル80には、編集処理部13cが職位の高低を識別可能な形態で、職位に関する情報が記録されている。編集処理部13cは、判定処理において、本例のように、個別の評価値が異なる場合には、テーブル80を参照して、各個別の評価値の入力者の医師IDに基づいて、職位を調べ、職位が高い方の評価値を、総合評価値に決定する。
なお、総合評価値の判定方法としては、本例に限らず、各種の方法が考えられる。例えば、所見データ23a内で、記入者と承認者のそれぞれの個別の評価値を記録するフィールドが決まっている場合には、テーブル80を参照することなく、承認者のフィールドに記録された評価値を総合評価値に決定してもよい。また、個別の評価値が数値で入力されている場合には、両者の平均値や合計値を、総合評価値としてもよい。
また、個別の評価値に対して、職位による重み付けを行ってもよい。例えば、評価値を入力した人が、研修医の場合には、重み付けを低く、指導医の場合には、重み付けを高くするといった方法が考えられる。また、職位には、研修医や指導医といった職位に限らず、教授、准教授、講師といった職位もある。こうした職位に応じて、重み付けを変えてもよい。
なお、所見に対して、複数人の評価値を設定した場合には、レポート表示画面における、所見の表示形式の変更処理に際して、キー情報(検索キーやソートキー)として使用する評価値を、人毎に選択できるようにするとよい。こうすれば、研修医の評価値や指導医の評価値を、選択的に使用して、所見のソートや絞り込みを行ったり、両者を比較形式で表示したりというように、表示形式の選択の幅が広がる。もちろん、総合評価値を設定した場合には、総合評価値をキー情報として選択できるようにするとよい。こうした評価値の使用方法は、研修医の教育や複数人でチームを組んで診療に当たる場合などに有効である。
また、上記実施形態では、レポート編集画面47で所見を入力する例で説明しているが、特許文献1に記載されているように、画像表示画面46内に所見を入力する入力ボックスを挿入して、画像表示画面46上で所見を入力できるようにしてもよい。この場合には、コンソール制御部13aは、図14に示すように、画像表示画面46に挿入された入力ボックス81に入力された所見を、レポート編集画面47の入力領域47aに自動的に挿入する。また、入力ボックス81に加えて、評価値を入力するためのチェックボックス57を画像表示画面46に挿入して、画像表示画面46上で、評価値の入力を行えるようにしてもよい。
上記実施形態では、レポート表示画面において、1つのレポートに含まれる複数の所見の表示形式を、評価値に応じて、表示形式を変更する例で説明しているが、複数のレポートから、所見を複数読み出して、読み出した複数の所見を、レポート表示画面に並べて表示するというように、複数のレポートに含まれる所見を対象として、表示形式の変更処理(ソート処理や絞り込み処理など)を行ってもよい。
複数のレポートに含まれるそれぞれの所見に評価値が設定されていれば、その評価値をキー情報として、変更処理を行うことができる。複数のレポートには、同一の患者に関する、同種の検査に関する過去のレポートや異なる検査種のレポート、その患者の傷病と類似する症例を持つ別の患者のレポートを含めてもよい。
上記実施形態では、レポート表示画面61、74の表示形式の変更処理(絞り込み処理やソート処理)を、診療科端末11又はレポート作成端末13のCPUがそれぞれ行う例で説明したが、表示形式の変更処理の一部をDBサーバ14が実行してもよい。この場合、DBサーバ14のCPU31は、変更処理手段を構成する。
例えば、DBサーバ14から、レポート作成端末13又は診療科端末11に対して、レポート23のデータを含むレポート表示画面61、74のデータを、Webページ(XML(Extensible Markup Language)などのマークアップ言語でソースコードが記述されたページデータ)の形式に加工して配信する場合には、診療科端末11又はレポート作成端末13からの要求に応じて、DBサーバ14が絞り込み処理やソート処理を実行する。
具体的には、表示形式変更ボタン63、76による表示形式の変更が指示される度に、レポート23のデータを、DBサーバ14から再読み出しする場合には、レポート作成端末13や診療科端末11から、検査IDや評価値といった情報を、キー情報(検索キーやソートキー)とする検索要求がDBサーバ14に送信される。DBサーバ14は、検索要求からキー情報を読み出して、該当するレポートの所見データをレポートDB24から検索する。そして、検索した所見データを、評価値に従ってソートし、ソート済みの所見データを、Webページの形式に加工して、要求元のレポート作成端末13や診療科端末11に配信する。
レポート作成端末13や診療科端末11は、受信したWebページのソースコードを、レポート閲覧用のクライアントソフトや汎用のブラウザで解釈して、レポート表示画面61、74を生成し、ディスプレイに出力する。
上記実施形態では、所見に評価値を設定する方法として、所見データに評価値を直接設定する例で説明したが、例えば、所見データとは別に、所見IDと評価値との対応関係を記録したテーブルデータを作成することにより、評価値の設定を行ってもよい。
また、上記実施形態では、読影医が認識した病変の状態に関する観察記録と、その認識に基づいて下された診断病名などの診断結果とを区別することなく、それらをまとめて1つの所見とした例で説明したが、観察記録と診断結果を区別してもよい。その場合には、例えば、レポート編集画面において、所見を入力する入力欄を、観察記録と診断結果をそれぞれ入力する2つのサブ入力欄に分割する。また、レポート表示画面においては、所見を表示する表示欄を、観察記録と診断結果をそれぞれ表示する2つのサブ表示欄に分割する。このように分割した場合でも、両者は、2つ1組で1つの所見を構成する。そのため、絞り込み処理や、ソート処理といった表示形式の変更処理において、両者が別々に取り扱われることはなく、両者のデータを合わせたデータが、1つの所見データとして処理される。
また、上記実施形態では、所見のテキストの入力をキーボード操作によって行う入力方式を例に説明しているが、テンプレート入力方式を採用してもよい。テンプレート入力方式とは、予め登録された医療用語を選択する操作ツールである、テンプレート入力パネルをレポート編集画面に設け、マウスによるクリック操作を主体として所見のテキストを入力する方式をいう。テンプレート入力パネルは、登録された医療用語を選択するための複数の選択ボタンからなり、これらの選択ボタンをクリック操作によって選択することで、入力領域に選択した医療用語が入力される。また、入力デバイスとして、キーボードやマウスを例に説明したが、入力デバイスとしてマイクを用いて、所見や操作指示の入力を音声によって受け付けてもよい。
上記実施形態では、読影医がマニュアルで所見のテキストを入力する例で説明したが、医用画像を対象としたコンピュータによる診断支援(CAD:Computer-Aided Diagnosis)装置を利用して、レポート編集画面に所見を自動的に入力させ、入力させた所見をレポート作成者が確認し、その所見に対する評価値を設定するようにしてもよい。この場合には、例えば、レポートシステムと診断支援装置をネットワークで接続したり、あるいは、レポートシステムに診断支援プログラムをインストールすることによって、レポートシステムを診断支援装置として機能させ、レポート編集画面に所見を自動的に入力する。
上記実施形態では、検査画像を、CT検査で得られた検査画像を例に説明したが、もちろん、検査種はこれらに限定されるものではなく、MRI検査、PET(Positron Emission Tomography)検査、超音波検査、内視鏡検査といった他の検査で得た検査画像でもよい。また、レポートとして、検査画像を読影する読影レポートの例で説明したが、画像以外の検査データに対する所見をまとめたレポートでもよい。画像以外の検査データとしては、例えば、病理検査などの検体検査や、生理検査などで得られる数値データや心電図などの波形図がある。また、異なる検査種の検査データなど、種々のデータに関する所見が記入されるレポートでもよい。
また、本発明の医用レポートは、検査に関するレポートに限らず、患者の診療に関する所見をまとめた医用レポートであればよい。また、医用レポートの作成者についても、読影医に限定されるものではなく、さらに、医師にも限定されない。例えば、リハビリテーションの指導に携わる理学療法士が作成する医用レポートのように、医師以外が作成する医用レポートの作成に際しても、本発明の適用が可能である。
上記実施形態では、レポートシステムを構成する、レポート作成端末及びレポートサーバをそれぞれ1台で構成した例で説明したが、レポート作成端末及びレポートサーバを複数台で構成してもよい。また、1台のコンピュータにレポート作成端末の機能とレポートサーバの機能を統合してもよい。
この場合には、レポート作成端末にインストールされたクライアントプログラムの機能とサーバプログラムの機能を統合したプログラムが、レポートプログラムを構成する。また、レポートの閲覧を行うレポート閲覧端末を含めてレポートシステムとしてもよい。レポート閲覧端末には、上記実施形態で示したとおり、診療科端末が含まれる。その場合には、レポートを閲覧するためのクライアントプログラムの機能を含めてレポートプログラムが構成される。
また、レポート閲覧装置を実現するレポート閲覧プログラムは、レポート閲覧用のクライアントプログラムとサーバプログラムから構成される。1台のコンピュータでレポート閲覧装置を構成する場合には、レポート閲覧用のクライアントプログラムの機能とサーバプログラムの機能を統合したプログラムがレポート閲覧プログラムを構成する。
また、上記実施形態のように、クライアント(診療科端末、レポート作成端末)と、サーバ(DBサーバ)とからなるクライアントサーバ型の情報システムの場合には、上述したレポート閲覧用のクライアントプログラムばかりでなく、レポート編集用のクライアントプログラムについても、専用のプログラムを使用してもよいし、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)といった、WWW(World Wide Web)のプロトコルに対応した汎用的なブラウザを使用してもよい。
専用のプログラムを使用する場合には、操作画面は、専用のプログラムで定義された画面データに基づいて生成される。汎用的なブラウザを使用する場合には、例えば、Webサーバに操作画面(レポート編集画面やレポート表示画面)のデータを格納しておき、クライアントはWebサーバにアクセスして、Webページの形式に加工された操作画面のデータをダウンロードする。クライアントのブラウザは、受信したWebページのソースコードを解釈して操作画面を生成する。Webサーバは、DBサーバ14が兼用してもよいし、DBサーバとは別のサーバでもよい。
この場合には、WebサーバのCPU31が、クライアントのCPU31と協働して、または、単独で、編集処理手段、関連付け手段、評価値設定手段、各コンソール制御手段を構成する。
また、DBが構築されるデータ格納装置としては、DBサーバ以外でもよく、例えば、NAS(Network Attached Storage)、SAN(Storage Area Network)といったネットワークを介して接続するストレージデバイスを使用してもよい。このように、コンピュータシステムの物理構成は適宜変更が可能である。
上記実施形態では、ネットワークとしてLANを例に説明しているが、診療科と検査科が複数の拠点に分散しているような場合には、ネットワークとしてLANとWAN(Wide Area Network)を組み合わせて使用してもよい。
なお、上記実施形態で示したとおり、本発明は、プログラムの形態、さらにはプログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶことはもちろんである。
医療情報システムの構成図である。 オーダの内容の説明図である。 DBサーバ及び各端末を構成するコンピュータの概略を示す構成図である。 レポートシステムの概略を示す構成図である。 レポートのデータ構造の説明図である。 レポート編集画面の説明図である。 レポート表示画面の説明図である。 レポート表示画面と画像表示画面の連動処理の説明図である。 オーダ発行、レポート作成、レポート閲覧に至る作業の流れを示すフローチャートである。 レポート編集画面の入力領域の並べ替えにより、評価値を入力する説明図である。 評価項目が複数の例を示す説明図である。 評価値を数値で入力する例を示す説明図である。 1つの所見に対して複数人の評価値を設定する例を示す説明図である。 画像表示画面上で所見の入力を行う例の説明図である。
符号の説明
10 診療科
11 診療科端末
12 放射線検査科(検査科)
13 レポート作成端末
13a コンソール制御部
13b DBアクセス部
13c 編集処理部
13d オーダ取得部
14 DBサーバ
16 ネットワーク
21 検査画像
22 画像DB
23 レポート
24 レポートDB
31 CPU
38 ディスプレイ
39 入力デバイス
40 アプリケーションプログラム(AP)
46 画像表示画面
47、71 レポート編集画面
47a、47b 入力領域
57、72 チェックボックス
61、74 レポート表示画面
63、76 表示形式変更ボタン

Claims (17)

  1. 複数の所見を含み、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集処理手段と、
    前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、前記所見毎に前記評価値を設定する評価値設定手段とを備えたことを特徴とする医用レポートシステム。
  2. 前記主観的評価の評価項目には、前記作成者が前記医用レポートの閲覧者に対して優先的に伝えたい重要事項であることを示す重要度、及び前記所見に対する前記作成者の確信度のうちの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1記載の医用レポートシステム。
  3. GUIによるレポート編集画面を制御する第1コンソール制御手段を備えており、
    前記レポート編集画面に設けられた複数の入力領域から、前記所見が入力されることを特徴とする請求項1又は2記載の医用レポートシステム。
  4. 前記第1コンソール制御手段は、前記レポート編集画面を通じて、前記所見単位で前記評価値の入力を受け付けることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の医用レポートシステム。
  5. 前記レポート編集画面において、前記各入力領域は並べ替えが可能であり、前記第1コンソール制御手段は、前記各入力領域の並べ替え操作によって、前記各入力領域に対応する所見の前記評価値の入力を受け付けて、
    前記評価値設定手段は、前記並べ替え操作による入力に応じて、前記各所見の評価値を設定することを特徴とする請求項3又は4記載の医用レポートシステム。
  6. 前記評価値設定手段は、前記レポート編集画面内において上位に位置する入力領域から順に、その入力領域に入力された所見の評価値を高く設定することを特徴とする請求項5記載の医用レポートシステム。
  7. 前記レポート編集画面には、前記入力領域毎に前記評価値を入力するための第1操作ツールが設けられており、
    前記第1コンソール制御手段は、前記第1操作ツールによって入力された前記評価値を受け付けることを特徴とする請求項4〜6いずれか記載の医用レポートシステム。
  8. 前記評価値設定手段は、1つの所見に対して、複数の前記作成者の前記評価値を設定することを特徴とする請求項1〜7いずれか記載の医用レポートシステム。
  9. 前記評価値設定手段は、前記所見毎に設定された複数の前記作成者の前記評価値に基づいて総合評価値を判定し、前記各評価値に加えて、前記所見毎に前記総合評価値を設定することを特徴とする請求項8記載の医用レポートシステム。
  10. 前記所見毎に前記評価値が設定された前記医用レポートを表示するレポート表示画面を制御する第2コンソール制御手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の医用レポートシステム。
  11. 前記レポート表示画面には、前記評価値に基づいて前記所見の表示形式を変更する指示を入力するための第2操作ツールが設けられており、
    前記第2操作ツールによって入力された指示に従って、前記表示形式を変更する変更処理手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の医用レポートシステム。
  12. 前記表示形式には、前記評価値に応じて、前記レポート表示画面に表示する所見をソートして表示するソート表示形式と、前記評価値が相対的に高い所見を強調表示する強調表示形式と、前記レポート表示画面に表示する所見を、前記評価値が相対的に高い所見のみに絞り込んで表示する絞り込み表示形式のうち、少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項11記載の医用レポートシステム。
  13. 前記第2コンソール制御手段は、前記医用レポートに関連する画像を表示する画像表示画面を、前記レポート表示画面と連動して制御し、前記レポート表示画面の前記表示形式の変更に同期して、前記画像表示画面に表示する画像又は前記画像内に挿入されたアノテーションを切り替えることを特徴とする請求項10〜12いずれか記載の医用レポートシステム。
  14. 前記第1コンソール制御手段を備えたレポート作成装置と、前記第2コンソール制御手段を備えたレポート閲覧装置と、前記医用レポートを格納するレポートDBが構築され、前記各装置とネットワークを介して通信可能に接続されたデータ格納装置とからなることを特徴とする請求項10〜13いずれか記載の医用レポートシステム。
  15. 複数の所見を含み、前記所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートであり、前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値が、前記所見毎に設定された前記医用レポートが表示されるレポート表示画面をディスプレイに出力し、前記レポート表示画面を通じて、入力デバイスからの操作指示の入力を受け付けて、前記レポート表示画面を制御するコンソール制御手段と、
    前記レポート表示画面に設けられた操作ツールから入力される指示に従って、前記評価値に基づいて、前記レポート表示画面における前記所見の表示形式を変更する変更処理手段とを備えたことを特徴とする医用レポート閲覧装置。
  16. 複数の所見を含み、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集機能と、
    前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、前記所見毎に前記評価値を設定する評価値設定機能とを、コンピュータに実現させることを特徴とする医用レポートプログラム。
  17. 複数の所見を含み、前記各所見のデータを所見単位で取り扱うことが可能な医用レポートを編集する編集ステップと、
    前記編集ステップにおいて、前記医用レポートの作成者による、前記各所見に対する主観的評価に関する評価値の入力を受け付けて、前記所見毎に前記評価値を設定する評価値設定ステップと、
    前記医用レポートを表示するレポート表示画面であり、前記評価値に応じて、前記所見の表示形式が決められる前記レポート表示画面を出力する出力ステップとを含むことを特徴とする医用レポート閲覧方法。
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