JP2010086355A - レポート統合装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のレポートを比較参照する際の閲覧性を向上する。
【解決手段】レポート統合サーバ18は、診療科端末から検査科12へ発行されるレポートのオーダを中継する機能を備えている。レポート統合サーバ18は、受信したオーダが、同一患者に対する複数の検査からなる複合検査に関するレポートのオーダか否かを判定する。レポート統合サーバ18は、複合検査に関するレポートのオーダであると判定された場合には、個々の検査のレポートを統合する統合レポートを生成するための統合処理を実行する。レポート統合サーバ18は、統合レポート用の特殊入力フォーム46を生成し、特殊入力フォーム46を各検査科12のレポート作成端末16にダウンロードさせて、個々の検査のレポートのデータを入力させる。
【選択図】図5
【解決手段】レポート統合サーバ18は、診療科端末から検査科12へ発行されるレポートのオーダを中継する機能を備えている。レポート統合サーバ18は、受信したオーダが、同一患者に対する複数の検査からなる複合検査に関するレポートのオーダか否かを判定する。レポート統合サーバ18は、複合検査に関するレポートのオーダであると判定された場合には、個々の検査のレポートを統合する統合レポートを生成するための統合処理を実行する。レポート統合サーバ18は、統合レポート用の特殊入力フォーム46を生成し、特殊入力フォーム46を各検査科12のレポート作成端末16にダウンロードさせて、個々の検査のレポートのデータを入力させる。
【選択図】図5
Description
本発明は、複数の検査のレポートを1つのレポートに統合するレポート統合装置、方法及びプログラムに関するものである。
比較的規模が大きな病院では、患者を主に担当する医師が所属する内科や外科といった複数の診療科と、各診療科の医師からの依頼に基づいて医療検査(以下、単に検査という)を実施し、診療科の診療活動を専門的に支援する検査部門とが、組織上独立して設けられている。検査部門は、検査の種類等によって分科しており、放射線検査科、内視鏡検査科、病理検査科といった検査科がある。
このような病院において構築される医療情報システムは、診療科の医師や看護師といった診療科のスタッフが主として利用し、電子化された患者のカルテデータの管理を行うカルテシステムと、カルテシステムとネットワークを通じて通信可能に接続され、各検査科の専門医(放射線科医、内視鏡医、病理医など)や検査技師といった検査科のスタッフが主として利用する検査科毎の部門システムとから構成される。
診療科の医師(以下、依頼医という)は、カルテシステムを構成する診療科端末で検査依頼のためのオーダを発行し、発行されたオーダは、オンラインで依頼先の部門システムへ送られる。オーダには、患者ID、患者名、検査種、検査予定日、検査目的といった検査の依頼情報が記録される。部門システムは、それぞれカルテシステムからのオーダを受け付ける。検査科のスタッフは、部門システムでオーダを確認し、そのオーダで指定された内容に従って、検査を実施する。検査画像や医用レポート(以下、単にレポートという)といった検査結果のデータは、例えば、DB(Data Base)サーバに格納されて、DBサーバを通じて診療科に配信される。
医用レポートには、レポート作成者の所見が記録される。所見には、レポート作成者が検査画像を観察して認識した、病変の状態についての観察記録や、その認識に基づいて下された診断病名などの診断結果が含まれる。依頼医は、レポートを閲覧することにより患者の病状を正確に把握し、最終的な確定診断や以後の診療方針の決定を行う。
依頼医は、同一患者に対して実施される、CT(Computed Tomography)検査、内視鏡検査、病理検査といった複数種類の検査からなる複合検査を依頼する場合には、放射線検査科、内視鏡検査科、病理検査科のそれぞれにオーダを発行する。こうした検査のレポートは、各検査科においてそれぞれ作成され、作成された個々のレポートは別々に依頼医の診療科端末に配信される。
依頼医は、診療科端末を使用して、個々のレポート毎にそれらのデータが格納されたDBサーバにアクセスして、それらを比較参照しながら総合的な判断を下す。このように、複合検査の各レポートは、比較参照されるものであるため、各レポートのデータへのアクセス性が良好で、かつ、複数のレポートを比較参照する際の閲覧性が良好なことが好ましい。
特許文献1に記載の医療情報システムでは、カルテシステムを構成するファイルサーバに設けられ、カルテデータが格納された患者毎のフォルダに、各検査科からのレポートのデータが出力されるようにしている。この医療情報システムでは、複数のレポートのデータの格納場所が1つにまとめられているので、レポートへのアクセス性が向上する。
特許文献2には、複数の検査のオーダに互いを関連付ける付帯情報を付加して、それぞれの検査の検査画像を関連付ける医療情報システムが記載されている。この医療情報システムでは、関連付けられた複数の検査画像の一方を表示する際に、他方の検査画像の自動読み出しを可能にしたり、検査画像のリスト画面に、関連する検査画像の有無を表示するといったことが可能になり、関連する検査画像へのアクセス性が向上する。この技術をレポートに応用すれば、複数のレポートへのアクセス性を向上することが可能である。
特開2000−348115号公報
特開2008−003783号公報
しかしながら、特許文献1及び2の医療情報システムは、アクセス性についての対策は考慮されているものの、複数のレポートを比較参照する際の閲覧性については改善する余地を多く残していた。というのは、複数のレポートは、検査科毎に異なる形式で作成され、それぞれが別々のデータファイルとして保存されるため、格納場所が1箇所であっても、レポート毎にデータを読み出す操作(データファイルのオープン指示など)が必要になる。
また、データファイルが分かれていると、レポート毎に表示ウインドウが起動するため、複数のレポートを比較参照する場合には、各表示ウインドウを選択的に切り替える操作が必要になる。画面内に複数の表示ウインドウを並列的に表示することも可能であるが、表示ウインドウ毎にサイズ調整やページのスクロールといった操作が必要になり不便である。複数のレポートを比較参照する場合には、依頼医はこうした煩雑な操作を頻繁に繰り返す必要があり、これが閲覧性を阻害する要因となっていた。
本発明は、上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、複数のレポートを比較参照する際の閲覧性を向上することにある。
上記課題を解決するために、本発明のレポート統合装置は、依頼元から依頼先に向けて発行される、医療検査のレポートのオーダを中継するオーダ中継手段と、中継するオーダが、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の医療検査からなる複合検査に関するレポートのオーダであるか否かを判定する判定手段と、複合検査に関するレポートのオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査のレポートを統合し、各レポートが並列的に表示される1つの統合レポートを生成するための統合手段とを備えたことを特徴とする。
前記統合手段は、個々の医療検査のレポートの内容がそれぞれ入力される複数の個別領域が設けられた統合レポート用の入力フォームを生成するフォーム生成手段と、前記オーダ中継手段によって中継される前記複合検査のオーダに対して、前記入力フォームの格納場所にアクセスするためのアドレスを付加するアドレス付加手段とを有していることが好ましい。
前記入力フォームには、前記個別領域の他に、患者基本情報及び依頼元の情報を含む各レポートに共通する共通情報が入力される共通領域が設けられており、前記統合手段は、前記共通情報を前記オーダから読み出して、前記共通領域に入力することが好ましい。
前記統合手段は、複合検査のオーダに対応してそれぞれ作成された個々の医療検査のレポートのデータを取得して、取得した複数のレポートのデータをマージして1つの統合レポートを生成してもよい。この場合、前記統合手段は、個々の医療検査のレポートのデータが依頼先から入力されるように、オーダ中継手段によって中継される前記複合検査のオーダに対して、レポートの出力先情報を付与することにより、マージするデータを取得してもよいし、依頼先において決められた、個々の医療検査のレポートのデータが格納される格納手段にアクセスして、マージするデータを取得してもよい。
本発明のレポート統合方法は、依頼元から依頼先に向けて発行される、医療検査のレポートのオーダを中継するオーダ中継ステップと、中継するオーダが、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の検査からなる複合検査のオーダであるか否かを判定する判定ステップと、複合検査に関するレポートのオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査に関するレポートを統合し、各レポートが並列的に表示される1つの統合レポートを生成するための統合ステップとを含むことを特徴とする。
本発明のレポート統合プログラムは、依頼元から依頼先に向けて発行される、医療検査のレポートのオーダを中継するオーダ中継機能と、中継するオーダが、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の検査からなる複合検査のオーダであるか否かを判定する判定機能と、複合検査に関するレポートのオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査に関するレポートを統合し、各レポートが並列的に表示される1つの統合レポートを生成するための統合機能とを、コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の検査からなる複合検査のオーダであるか否かを判定し、複合検査のオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査のレポートが統合され、各レポートを並列的に表示可能な1つの統合レポートを得るようにしたから、煩雑な操作を行うことなく、複合検査のレポートを比較参照できるので閲覧性が向上する。
図1に示す医療情報システムは、病院などの医療施設に構築される。医療情報システムは、診療科10に配置される診療科端末11と、各検査科12に配置される、オーダ管理サーバ13、モダリティ14、レポート作成端末16と、DBサーバ17と、レポート統合サーバ18とからなり、ネットワーク19を介して通信可能に接続される。ネットワーク19は、例えば、院内に敷設されたLANである。
各検査科12は、放射線検査科、内視鏡検査科、病理検査科などの検査部門である。放射線検査科は、CR(Computed Radiography)検査、CT(Computed Tomography)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査といった、主として放射線を取り扱う検査を実施する。内視鏡検査科は、内視鏡を使用して、消化器系や呼吸器系の検査を実施し、病理検査科は、患者から採取した組織・細胞を肉眼や顕微鏡で観察し、病変の良性・悪性などの病理診断を下す病理検査を実施する。
モダリティ14は、放射線検査科であれば、CR装置、CT装置、MRI装置といった画像撮影機器であり、内視鏡検査科であれば、内視鏡装置といった画像撮影機器である。モダリティ14は、すべての検査科12にあるわけではなく、病理検査科のように、モダリティ14を持たない検査部門もある。
DBサーバ17には、患者毎のカルテのデータファイル(カルテファイル)21を格納するカルテDB22、CR装置、CT装置、MRI装置、内視鏡装置といったモダリティ14によって撮影される検査画像のデータファイル(検査画像ファイル)23を格納する画像DB24、レポート作成端末16によって作成されたレポートのデータファイル(レポートファイル)25を格納するレポートDB26といった複数のDBが構築されている。
DBサーバ17は、モダリティ14が取得した検査画像のデータを、ネットワーク19を通じて受信して検査画像ファイル23の形式で画像DB24に格納する、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication Systems)サーバとして機能する。検査画像ファイル23には、個々の検査画像を識別するための画像IDが与えられる。検査画像ファイル23は、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)に準拠したファイル形式が採用されており、ファイル内には、患者ID、検査ID、検査日、検査種といった項目を含む付帯情報を記録したDICOMタグが付与される。画像DB24に格納された検査画像ファイル23は、DICOMタグに含まれる項目を検索キーとして、検索が可能になっている。
また、DBサーバ17は、診療科端末11及びカルテDB22とともにカルテシステムを構成し、レポート作成端末16、画像DB24及びレポートDB26とともにレポートシステムを構成する。レポートファイル25には、各レポートファイル25を識別するためのレポートIDが与えられている。レポートファイル25は、レポートID、検査ID、患者ID、患者名といった検索キーによって検索可能な状態で、レポートDB26に格納される。レポートファイル25には、1つの検査のレポートのデータが記録されたファイルと、複数の検査のレポートの内容が統合された統合レポートのデータが記録されたファイルの2種類がある。
本例では、各DB22、24、26を1つのDBサーバ17に構築した例で説明しているが、各DB22、24、26を別々のDBサーバに構築してもよい。
診療科端末11は、依頼医によって操作され、カルテの閲覧や入力の他、検査科12に対して検査を依頼するためのオーダの発行に利用される。また、診療科端末11は、検査科12から提供される、検査画像やレポートを表示して、依頼医が閲覧するためのレポート閲覧端末として機能する。
図2に示すように、診療科端末11は、1つの検査毎にオーダ29を発行する。例えば、同一患者であっても、CT検査、内視鏡検査、病理検査の3つの検査を依頼する場合には、3つのオーダ29が発行される。また、CT検査、MRI検査というように、同一の検査科12内の複数の検査であっても、1つずつオーダ29が発行される。
オーダ29には、患者基本情報、依頼日、依頼元、検査種(CTやESなど)、検査日、検査目的、レポートの要否、オーダ番号、グループIDといった項目と、コメント欄や、予備情報を記録するための予備欄が含まれる。患者基本情報には、患者IDや患者名の他、性別及び生年月日(図示せず)が含まれる。依頼元の項目には、依頼医の所属(「外科」)、氏名(「麻布」)などの情報が記録される。オーダ番号は、例えば、オーダに対して診療科端末11が付与する一連番号である。
検査目的には、病変の有無などを詳細に調べて傷病を特定するための「精査」、腫瘍の良性か悪性かを鑑別するための「良悪鑑別(スクリーニング)」、病状の経過を観察するための「経過観察」、腫瘍の転移を検索するための「転移検索」、治療効果を判定するための「治療効果判定」といったものがある。
レポートの要否は、検査科12において検査に関する所見をまとめたレポートの作成が必要か否かを表す情報であり、レポートの作成が必要な場合には、「要」が指定される。「要」が指定されたオーダ29は、レポートの作成を依頼するオーダとなる。レポートが不要で、検査画像のみ必要な場合には、「不要」が指定される。コメント欄には、依頼医から検査科12への申し送り事項が記録される。予備欄には、後述するように、レポート統合サーバ18によって統合レポートを生成するための特殊入力フォーム46(図5参照)の格納アドレスが記録される。
グループIDは、複合検査を行う場合に付与される項目であり、同一グループIDが付与された複数のオーダ29が、それぞれ同一の複合検査に対応するオーダ29であるか否かを識別するための情報である。複合検査とは、1つの目的をもって1人の患者に対して実施される複数の検査である。例えば、腫瘍のスクリーニングを行うために、CT検査、内視鏡検査、病理検査の3つの検査を行う場合には、各検査が複合検査を構成する。
診療科端末11は、複数の検査のオーダ29に対して1つのグループIDを付与する機能を備えており、この機能によってオーダ29毎にグループIDが付与される。具体的な操作としては、例えば、依頼医は、オーダ発行を行う操作画面で、複数の検査を選択して、それらをグループ化する指示を行う。診療科端末11は、グループ化指示を受け付けると、グループIDを発番して、そのグループIDを、選択された検査に対応する個々のオーダに付与する。図2においては、CT検査、内視鏡検査、病理検査の3つの検査が複合検査として指定され、それらの各オーダ29には、同一のグループID(「G08218001」)が付与されている。
診療科端末11が発行したオーダ29は、レポート統合サーバ18によって中継されて、検査の依頼先である各検査科12に送られる。レポート統合サーバ18は、中継するオーダ29が複合検査のオーダ29である場合に、統合レポートを生成するための統合処理を行う。
レポート統合サーバ18を経由したオーダ29は、各検査科12に配置されたオーダ管理サーバ13に送信されて、受け付けられる。オーダ管理サーバ13は、例えば、放射線検査科であれば、いわゆるRIS(Radiology Information System)を構成するサーバであり、検査科12毎のオーダ29を保存、管理する。オーダ管理サーバ13は、受信したオーダ29に検査ID(図5、図6参照)を付与し、この検査IDを含む受付通知を診療科端末11に対して送信する。また、オーダ管理サーバ13が受け付けたオーダ29は、モダリティ14やレポート作成端末16に送信される。検査科12のスタッフは、端末を使用してオーダ管理サーバ13からオーダ29を読み出して、オーダ29の受付状況や処理状況を確認する。
モダリティ14は、検査技師によって操作され、オーダ29の内容に応じて設定された撮影条件で撮影を行う。モダリティ14で撮影された検査画像は、DBサーバ17に送信されて、画像DB24に格納される。モダリティ14は、撮影が終了すると、終了通知をオーダ管理サーバ13に送信する。
放射線科医、内視鏡医、病理医など、レポートを作成するレポート作成者は、撮影が終了した後、レポート作成端末16を使用して、画像DB24から検査画像ファイル23を読み出し、検査画像をコンソール36(図3参照)に表示して、レポートを作成する。作成されたレポートのデータはレポートファイル25の形式でレポートDB26に格納される。レポート作成端末16は、レポートの作成が終了すると、オーダ管理サーバ13に対して終了通知を送信する。オーダ管理サーバ13は、モダリティ14やレポート作成端末16から送信される終了通知に基づいてオーダ29の処理状況を表すステータスを更新する。
終了通知は、レポート作成端末16やオーダ管理サーバ13から、依頼元の診療科端末11に対しても送信される。終了通知には、検査画像ファイル23やレポートファイル25が格納される、各DB24、26内の格納アドレスが含まれている。依頼医は、診療科端末11を通じてそのアドレスにアクセスして、検査画像やレポートを閲覧する。
各端末11、16、オーダ管理サーバ13、DBサーバ17及びレポート統合サーバ18を構成するサーバ及び端末は、それぞれ、パーソナルコンピュータ、サーバ用コンピュータ、ワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステムなどの制御プログラムや、クライアントプログラム又はサーバプログラムといったアプリケーションプログラムをインストールして構成される。
図3に示すように、DBサーバ17や各端末11、16などを構成するコンピュータは、基本的な構成はほぼ同じであり、それぞれ、CPU31、メモリ32、ストレージデバイス33、LANポート34、及びコンソール36を備えている。これらはデータバス37を介して接続されている。コンソール36は、ディスプレイ38と、キーボードやマウスなどの入力デバイス39とからなる。
ストレージデバイス33は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)であり、制御プログラムやアプリケーションプログラム(以下、APという)40が格納される。また、DBが構築されるサーバには、プログラムを格納するHDDとは別に、DB用のストレージデバイス33として、HDDを複数台連装したディスクアレイが設けられる。ディスクアレイは、サーバ本体に内蔵されるものでもよいし、サーバ本体とは別に設けられ、サーバ本体にケーブルやネットワークを通じて接続されるものでもよい。
メモリ32は、CPU31が処理を実行するためのワークメモリである。CPU31は、ストレージデバイス33に格納された制御プログラムをメモリ32へロードして、プログラムに従った処理を実行することにより、コンピュータの各部を統括的に制御する。LANポート34は、ネットワーク19との間の伝送制御を行うネットワークインタフェースである。
診療科端末11には、AP40として、カルテの閲覧や編集を行うカルテ用ソフトウエアや、検査画像やレポートの閲覧を行うビューアソフトウエアといったクライアントプログラムがインストールされている。クライアントプログラムが起動されると、診療科端末11のディスプレイには、GUI(Graphical User Interface)による操作画面が表示される。操作画面には、カルテDB22、画像DB24、レポートDB26から、それぞれ読み出されたカルテ、検査画像、レポートを表示する表示画面が含まれる。
診療科端末11には、コンソール36を通じて、カルテの入力・編集の指示や、オーダの入力・発行の指示といった操作指示が入力される。入力されたカルテやオーダ29のデータは、カルテDB22に格納される。
DBサーバ17には、AP40として、クライアントからの要求に応じて処理を実行し、処理結果を応答するサーバプログラムがインストールされている。DBサーバ17のCPU31は、サーバプログラムを実行することにより、データ(カルテ、検査画像、レポート)の格納処理や検索処理を実行する。
レポート作成端末16には、AP40として、レポート編集用のクライアントプログラム(以下、レポート編集プログラムという)がインストールされている。レポート作成端末16は、レポート編集プログラムによって、レポートの編集処理に加えて、検査画像の表示処理を行う。レポート編集プログラムは、レポート編集画面に入力フォームを表示し、入力フォームを通じて所見などのレポートの内容の入力を受け付けて、入力されたデータをレポートファイル25の形式で出力する。後述するように、入力フォームには、レポート編集プログラムが標準的に使用する標準入力フォームと、レポート統合サーバ18によって生成される特殊入力フォーム46(図5参照)の2種類の入力フォームがある。
レポート統合サーバ18には、AP40として、レポート統合用のサーバプログラムがインストールされている。レポート統合サーバ18は、レポート統合用のサーバプログラムによって、オーダ29の中継処理や、複数の検査のレポートの統合処理を行う。
図4に示すように、レポート統合サーバ18のCPU31は、レポート統合用のサーバプログラムを起動すると、オーダ受信部18a、判定部18b、アドレス付加部18c、フォーム生成部18d、オーダ転送部18eとして機能する。オーダ受信部18aとオーダ転送部18eは、オーダ中継部(図示せず)を構成する。アドレス付加部18cとフォーム生成部18dは、統合部18fを構成する。管理テーブル(TBL)18gは、受信したオーダ29を記憶しておくためのテーブルであり、メモリ32やストレージデバイス33内に作成される。
オーダ受信部18aは、診療科端末11からのオーダ29を受信し、受信したオーダ29を判定部18bに送る。判定部18bは、オーダ29内のレポートの要否の項目を調べて、オーダ29に、レポートのオーダが含まれるか否かを判定する。レポートのオーダが含まれていない場合には、オーダ29をオーダ転送部18eに送る。
オーダ29にレポートのオーダが含まれている場合には、判定部18bは、オーダ29内のグループIDの有無を調べて、オーダ29が複合検査のオーダ29であるか否かを判定する。判定部18bは、オーダ29が複合検査のオーダ29ではないと判定した場合には、オーダ転送部18eにオーダ29を送り、複合検査のオーダ29であると判定した場合には、統合部18fにオーダ29を送る。
統合部18fは、オーダ29を受信した場合には、管理テーブル18gを調べて、同一グループIDを持つオーダ29が既に受信済みであるか否かを調べる。受信したオーダ29と同じグループIDを持つオーダ29が未受信である場合、すなわち、受信したオーダ29が、当該グループIDを持つ最初のオーダ29である場合には、フォーム生成部18dに対して特殊入力フォーム46(図5参照)の生成を指令する。
フォーム生成部18dは、特殊入力フォーム46を生成し、これをレポートDB26に格納する。フォーム生成部18dは、特殊入力フォーム46に対して1つのレポートIDを与える。一方、受信したオーダ29と、同一のグループIDを持つオーダ29を既に受信している場合には、特殊入力フォーム46が生成済みであるので、統合部18fは、フォーム生成部18dに対して特殊入力フォーム46の生成指令を行わない。
図5に示すように、特殊入力フォーム46は、複合検査を構成する個々の検査のレポートの内容が統合され、各検査のレポートの内容を並列的に表示可能な1つの統合レポートを作成するための入力フォームである。特殊入力フォーム46は、例えば、XML(eXtensible Markup Language)といった汎用的なマークアップ言語で記述されたデータファイルである。特殊入力フォーム46には、データを入力する領域など入力画面を構成する情報が記述されている。また、特殊入力フォーム46を通じて入力されたデータは、特殊入力フォーム46のデータファイルに追記される。データが追記された特殊入力フォーム46のデータファイルにはレポートIDが与えられて、レポートファイル25として取り扱われる。
特殊入力フォーム46は、標準入力フォームと同様に、レポート作成端末16のレポート編集プログラムで表示されるが、XMLなどの汎用的なマークアップ言語が使用されているので、汎用的なWebブラウザソフトで表示することも可能である。特殊入力フォーム46は、各検査科12のレポート作成端末16がダウンロードできるように、DBサーバ17のレポートDB26内に格納される。
特殊入力フォーム46は、最上段に共通領域47が配置されており、その下段には、検査単位の個別領域48a〜48cが設けられている。本例では、複合検査を構成する個々の検査は、CT検査、内視鏡検査、病理検査であるので、各個別領域48a〜48cは、それらの検査に対応している。特殊入力フォーム46は、各検査科12のレポート作成端末16に順次ダウンロードされて、各検査科12において、各個別領域48a〜48cに個々の検査のレポートの内容が入力される。
共通領域47は、患者基本情報、依頼元といった、各検査のレポートに共通する共通情報が入力される領域である。共通情報は、レポート統合サーバ18がオーダ29から読み出して、特殊入力フォーム46を生成する際に共通領域47に入力する。また、レポート統合サーバ18は、個別領域48a〜48cに対して、検査種、検査日といった、個別領域48a〜48cの見出し情報を入力する。共通情報と同様に、見出し情報についても、オーダ29から読み出される。各検査科12のレポート作成者は、予め入力された見出し情報に基づいて、各検査科12において入力すべき個別領域を識別する。そして、レポート作成者は、それぞれに対応する個別領域48a〜48cに、所見やキー画像といった、レポートの主たる内容を入力する。
なお、上記患者基本情報や見出し情報は、標準入力フォームでレポートが作成される場合にも、レポート作成端末16がオーダ29から読み取って標準入力フォームに自動的に入力される。
フォーム生成部18dは、複合検査を構成する個々の検査のオーダ29を受信する毎に、それに対応する個別領域を特殊入力フォーム46に追加して、特殊入力フォーム46を更新する。例えば、最初にCT検査のオーダ29を受信した場合には、共通領域47と、CT検査に対応する個別領域48aを有する特殊入力フォーム46を生成する。次に、内視鏡検査のオーダ29を受信したときに、特殊入力フォーム46に内視鏡検査に対応する個別領域48bを追加する。最後に、病理検査のオーダ29を受信したときに、病理検査に対応する個別領域48cを追加する。
本例においては、複合検査を構成する個々の検査のオーダ29が診療科端末11から別々に発行され、それらのオーダ29をレポート統合サーバ18が順次受信する例で説明しているが、複合検査の依頼を1個のオーダ29にまとめて発行してもよい。その場合には、レポート統合サーバ18は、特殊入力フォーム46を生成する際に、各検査に対応するすべての個別領域48a〜48cをまとめて作成することができる。また、本例において、特殊入力フォーム46に個別領域が3つ設けられる例で説明しているが、3つに固定されるものではなく、個別領域の数は、複合検査を構成する検査の数に応じて決められる。
図6に示すレポート閲覧画面51は、レポート作成端末16や診療科端末11のコンソール36に表示される画面である。図6では、すべての個別領域48a〜48cへの入力が終了し、レポート閲覧画面51に、完成した統合レポートを表示した状態を示している。個別領域48aは、CT検査に対応する領域であるので、個別領域48aには、放射線検査科のレポート作成者によって入力されたCT検査のレポートの内容、具体的には、所見(所見の結論部分である診断を含む)やCT検査の検査画像が入力されている。個別領域48bは、内視鏡検査に対応する領域であるので、内視鏡検査科のレポート作成者によって入力された内視鏡検査のレポートの内容が入力されている。個別領域48cは、病理検査科に対応する領域であるので、病理検査科のレポート作成者によって入力された病理検査のレポートの内容が入力されている。
図4において、アドレス付加部18cは、複合検査のオーダ29の予備欄に、特殊入力フォーム46にアクセスするためのアドレスを付加する。アドレスは、具体的には、DBサーバ17のレポートDB26内の格納場所を指定するURL(Uniform Resource Locator)形式のアドレスである。アドレスが付加されたオーダ29は、オーダ転送部18eに送られる。
アドレス付加部18cは、アドレスを付加したオーダ29を管理テーブル18gに記録する。上述したように、管理テーブル18gは、同一グループIDのオーダ29が受信済みであるか否かを判定するために、統合部18fによって参照される。
オーダ転送部18eは、オーダ29を、その宛先の検査科12に転送する。各検査科12のオーダ管理サーバ13は、オーダ転送部18eから受信したオーダ29をストレージデバイス33に格納する。オーダ管理サーバ13は、モダリティ14をコントロールする端末やレポート作成端末16からの配信要求に応じて、受信したオーダ29の一覧であるワークリスト(WL)を配信する。
図7に示すワークリスト表示画面53は、放射線検査科のレポート作成端末16のコンソール36に表示される画面である。ワークリスト表示画面53には、オーダ毎に、検査ID、患者ID、患者名、検査日、オーダ番号、受付日、検査日、依頼元、検査種、画像、レポート、グループIDといった項目を表示するフィールドが設けられている。
グループIDのフィールドには、複合検査のオーダ29に与えられたグループID(「G08218001」)が表示される。これにより、複合検査のオーダ29であるか否かが識別される。ワークリスト表示画面53は、放射線検査科の画面であるので、この画面には、複合検査を構成するオーダ29のうち、CT検査のオーダのみが表示され、他の内視鏡検査及び病理検査のオーダ29については表示されない。画像及びレポートのフィールドには、それぞれ検査画像ファイル23やレポートファイル25にアクセスするための画像アイコン54、レポートアイコン55が表示される。
画像アイコン54には、検査画像ファイル23が格納されるアドレスがリンクされる。検査画像ファイル23のアドレスは、オーダ管理サーバ13がモダリティ14やDBサーバ17から取得する。画像アイコン54にマウスのポインタ57を合わせてクリック操作すると、DBサーバ17の画像DB24からオーダ29に対応する検査画像ファイル23が読み出されて、レポート作成端末16のコンソール36に検査画像が表示される。
レポートアイコン55には、レポートファイル25の作成状況が、作成途中又は作成終了の場合には、そのレポートファイル25が格納されるアドレスがリンクされる。一方、レポートファイル25の作成状況が、未作成の場合には、レポートアイコン55には、レポートファイル25の入力フォームのアドレスがリンクされる。アドレスがリンクされる入力フォームは、オーダ29が複合検査のものでない場合には、レポート編集プログラムで使用する標準入力フォームであり、オーダ29が複合検査のものである場合には、レポート統合サーバ18によって生成された特殊入力フォーム46である。
レポートアイコン55がクリック操作されると、レポート編集プログラムが起動する。そして、レポートファイル25がDBサーバ17のレポートDB26から読み出されて、レポート作成端末16のコンソール36にレポートが表示される。標準入力フォームあるいは特殊入力フォーム46がリンクされている場合には、レポート編集プログラムによってそれぞれの入力フォームが読み出されて、コンソール36に表示される。
また、ワークリスト表示画面53には、表示更新ボタン58、オーダ選択ボタン59が設けられている。表示更新ボタン58にマウスのポインタ57を合わせてクリック操作すると、オーダ管理サーバ13に配信要求が送信されて、最新のワークリストのデータに更新される。ポインタ57でワークリストから1つのオーダが指定され、その状態でオーダ選択ボタン59がクリック操作されると、選択されたオーダの詳細な情報が表示される。
各検査科12のレポート作成端末16は、特殊入力フォーム46にそれぞれの検査のレポートの内容が入力されると、特殊入力フォーム46に入力されたデータを付加して、これをレポートファイル25として、特殊入力フォーム46の元の格納アドレスにアップロードする。
以下、上記構成による作用について、図8のフローチャートを参照しながら説明する。依頼医が検査科12に検査を依頼する場合には、依頼医は、診療科端末11を操作して、オーダ29の内容を入力する。診療科端末11は、依頼医の入力内容に応じたオーダ29を発行し、レポート統合サーバ18に送信する。診療科端末11は、複合検査のオーダ29である場合には、複合検査を構成する各オーダ29にグループIDを付与する。
レポート統合サーバ18は、オーダ受信部18aが診療科端末11からのオーダ29を受信する(ステップ(S)10)。受信したオーダ29は、判定部18bに送られる。判定部18bは、オーダ29内のグループIDの有無を調べて、受信したオーダ29が複合検査のオーダ29であるか否かを判定する(S11)。判定部18bは、受信したオーダ29が複合検査のオーダ29でないと判定した場合(S11で「N」)には、オーダ29を宛先の検査科12へ転送する(S14)。
判定部18bは、受信したオーダ29が複合検査のオーダ29であると判定した場合(S11で「Y」)には、オーダ29を統合部18fに送る。統合部18fでは、フォーム生成部18dが特殊入力フォーム46の生成・更新を行い(S12)、アドレス付加部18cがオーダ29に対して特殊入力フォーム46のアドレスを付加する(S13)。アドレスが付加されたオーダ29は、オーダ転送部18eによって検査科12のオーダ管理サーバ13に転送される(S14)。
各検査科12においては、受信したオーダ29の内容に応じてモダリティ14で検査画像23が撮影される。レポート作成者は、レポート作成端末16を操作して、オーダ管理サーバ13からワークリストを取得して、ワークリスト表示画面53でレポートを作成するオーダ29を確認する。
ワークリスト表示画面53において、オーダ29が選択されて、そのレポートアイコン55がクリック操作されると、オーダ29が複合検査のものでない場合には、標準入力フォームが表示され、複合検査のものである場合には、特殊入力フォーム46が表示される。特殊入力フォーム46は、各検査科12のレポート作成端末16に順次ダウンロードされて、それぞれの検査科12において、各検査のレポートの内容が個別領域48a〜48cに入力される。レポート作成端末16は、個別領域48a〜48cに入力されたデータを特殊入力フォーム46に付加し、これをレポートファイル25として、特殊入力フォーム46の元の格納アドレスにアップロードする。
こうして複数の検査のレポートの内容が統合された統合レポートが完成する。依頼医は、診療科端末11で統合レポートのレポートファイル25にアクセスして、コンソール36に統合レポートを表示して、閲覧する。統合レポートは、1つのレポートファイル25の形式で保存されるので、レポート毎の読み出し操作が不要となる。また、図6のレポート閲覧画面51に示すように、統合レポートは、複数の検査のレポートの内容が並列的に1つの表示ウインドウに表示されるので、レポート毎に表示ウインドウを開き、表示ウインドウ毎に操作が必要な従来と比べて、操作が簡単である。このように、操作が簡単化されるので、複数のレポートを比較参照する際の閲覧性が向上する。また、統合レポートは1つのレポートファイル25であるため、複数のデータファイルに分かれている従来と比べて、データの取り扱いも容易である。
各検査科12において個々の検査のレポートの内容が入力される毎に、レポートの作成が終了したことを表す終了通知が、各検査科12のレポート作成端末16から診療科端末11に対して送信される。統合レポートのレポートファイル25は、個別領域48a〜48cのすべてにレポートのデータが入力されていない状態でも、診療科端末11にダウンロードさせることが可能である。これにより、依頼医は、統合レポートの途中経過を閲覧することができる。
また、本実施形態のように、統合レポートを作成するに当たって、特殊入力フォーム46を各検査科12のレポート作成端末16に順次ダウンロードさせて、各検査科12において、各レポート作成者に個々のレポートの内容を個別領域48a〜48cに入力させることにより、統合レポートを完成させる方式は、依頼医にとってメリットがあるだけでなく、各検査科12のレポート作成者にとってもメリットがある。
というのは、複合検査が行われる場合、関連する他の検査の内容や他のレポート作成者がどのような観点でレポートを作成したかといった情報を知ることは、各レポート作成者にとって有益である場合が多い。特殊入力フォーム46の各個別領域48a〜48cには、各検査科12において個々のレポートの内容が順番に入力されていく。入力済みのデータは特殊入力フォーム46に追加されて、レポートファイル25として、特殊入力フォーム46の格納アドレスにアップロードされるので、次の検査科12のレポート作成端末が特殊入力フォーム46をダウンロードした場合には、他の検査科12において既に入力済みのレポートを閲覧することができる。
また、本例においては、特殊入力フォーム46の個別領域48a〜48cにデータが未入力のときには、各個別領域48a〜48cが空欄になっている例で説明しているが、空欄ではなく、検査が未実施であること、レポートが未作成であることといった検査やレポート作成のステータスを表示してもよい。
上記第1実施形態では、レポート統合サーバ18によって生成された特殊入力フォーム46を、各検査科12のレポート作成端末16がダウンロードして、特殊入力フォーム46の個別領域48a〜48cに、各検査科12において個々の検査のレポートの内容を入力させることにより、統合レポートを完成させる例で説明したが、図9及び図10に示す第2実施形態のように、レポート作成端末16から個々の検査のレポートのデータをレポート統合サーバ61に出力させて、レポート統合サーバ61がデータのマージ処理を行って、統合レポートを完成させてもよい。
図9に示すレポート統合サーバ61のCPU31は、オーダ受信部61a、判定部61b、出力先指定部61c、マージ(データ結合)処理部61d、オーダ転送部61eとして機能する。出力先指定部61cとマージ処理部61dは、統合部61fを構成する。オーダ受信部61a、判定部61b、オーダ転送部61eについては、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。また、レポート統合サーバ61にも、第1実施形態と同様の管理テーブル(TBL)61gが設けられる。
図10のフローチャートに示すように、オーダ受信部61aがオーダ29を受信すると(S20)、オーダ29は判定部61bに送られる。判定部61bは、受信したオーダ29が複合検査のオーダ29か否かを判定する(S21)。複合検査のオーダ29である場合(S21で「Y」)には、判定部61bは、統合部61fにオーダ29を送る。
統合部61fの出力先指定部61cは、各レポート作成端末16で作成されたレポートのデータがレポート統合サーバ61に入力されるように、オーダ29に出力先情報を付加する(S22)。統合部61fで出力先情報が付加されたオーダ29は、オーダ転送部61eに送られて、検査科12に転送される(S23)。出力先情報が付加されたオーダ29は、管理テーブル61gに記録される。
各検査科12において、レポート作成端末16を通じて入力されたレポートのデータは、複合検査のオーダ29に対応するデータについては、レポート作成端末16から出力されて、レポート統合サーバ18に入力される。これにより、各レポート作成端末16で作成された個々の検査のレポートのデータがレポート統合サーバ61に集められる。
統合部61fは、レポート作成端末16から出力されるレポートのデータを受信すると(S24で「Y」)、マージ処理部61dが、各レポート作成端末16から収集されたレポートのデータをマージする(S25)。具体的には、マージ処理部61dは、特殊入力フォーム46を生成し、受信した個々のレポートのデータを、対応する個別領域に挿入する。マージすべきデータ(同一グループIDを持つレポートのデータ)の照合は、受信したレポートのデータからグループIDを読み出し、管理テーブル61gに記録したオーダ29を参照することにより行われる。マージ処理部61dは、マージ処理が終了すると、その統合レポートのレポートファイル25をDBサーバ17にアップロードして、レポートDB26に格納する。
統合部61fは、マージ処理部61dが1つのレポートのデータをマージする毎に、レポートの終了通知を依頼元の診療科端末11へ送信する(S26)。統合部61fは、マージ処理を、レポートのデータを受信する毎に行い、統合レポートのレポートファイル25を更新する。
上記第2実施形態では、各レポート作成端末16からレポート統合サーバ61にレポートのデータを出力させることにより、レポート統合サーバ61がマージするデータをレポート作成端末16から直接取得する例で説明したが、各レポート作成端末16から直接取得しなくてもよい。例えば、各レポート作成端末16がいったんDBサーバ17にアップロードしたレポートのデータを、統合部61fがDBサーバ17にアクセスして取得するようにしてもよい。この場合でも、統合部61fは、管理テーブル61gに記録したオーダ29を参照して、マージすべきデータを特定する。
なお、マージするデータを取得する際に、レポート統合サーバが、入力フォームのデータやそのアドレスをオーダに追加して各検査科のシステムに送信し、送信した入力フォームを通じてレポートのデータを取得するようにしてもよい。こうすれば、各検査科から送信されるレポートのデータフォーマットを統一できるので、レポート統合サーバにおいてマージ処理がしやすい。
上記各実施形態では、複合検査のオーダであるか否かの判定を、依頼元がオーダに付与したグループIDに基づいて行う例で説明したが、グループIDを使用しなくてもよい。例えば、レポート統合サーバの判定部が、受信したオーダに含まれる患者名、患者ID、依頼元、依頼日、検査日といった情報項目について、複数のオーダ同士で照合を行い、照合結果に基づいて複合検査のオーダであるか否かを判定してもよい。
複合検査は、1つの目的を持って同一患者に対して実施される複数の検査であるので、複合検査のオーダと判定するためには、患者ID、依頼元については完全に一致する必要がある。依頼日や検査日については、多少ずれることもあり得るので、複合検査と判定する範囲を数日〜数週間といった範囲で設定しておくとよい。グループID以外で複合検査の判定を行う場合には、1つのオーダを受信した段階では、そのオーダが複合検査のものであるかを判定することができないので、受信するすべてのオーダを管理テーブルに記憶しておく必要がある。
上記実施形態では、放射線検査、内視鏡検査、病理検査からなる複合検査を例に説明したが、上記例は一例であり、検査種は、上記例に限らず、生理検査といった他の検査種でもよいのはもちろんである。また、複合検査を検査科が異なる検査種の組み合わせの例で説明したが、CR検査とCT検査、CR検査とMRI検査といった実施する検査科が同じ検査の組み合わせでもよい。
また、上記実施形態では、検査種の異なる複数の検査から構成される複合検査を例に説明したが、複合検査には、時間間隔を空けて同一検査を行って病状の経過を観察する経過観察も含まれる。経過観察の場合でも、複数の検査のレポートの比較参照の必要性は高く、統合レポートの形式で閲覧できるメリットは大きい。経過観察の場合には、複数のオーダの発行タイミングに比較的大きな開き(数ヶ月、半年など)が生じるが、依頼元がオーダにグループIDを付与しておけば、複合検査のオーダであるか否かの判定は可能である。また、上述したように、グループIDを使用しない場合でも、患者ID等に基づいて複合検査のオーダであるか否かの判定は可能である。
上記実施形態のように、レポート統合サーバを用いてレポートの統合処理を行うことで、診療科で主として使用される電子カルテシステム、検査部門で主として使用されるオーダ管理システムやレポート編集システムを構成する既存のソフトウエアの改造規模を小さくすることができるというメリットもある。というのは、電子カルテシステム、オーダ管理システム、レポート編集システムのソフトウエアは、それぞれメーカーが異なる場合も多く、さらに、オーダ管理システムやレポート編集システムのソフトウエアについても、検査部門毎にメーカーが異なる場合が多い。
ソフトウエアのメーカーが異なると、各システム相互のインタフェース(受け渡されるデータの形式など)や各システムの内部処理が異なるため、複合検査のレポートの統合といった検査部門間の連携が必要になる業務処理を実現させる場合には、ソフトウエアの大規模な改造が必要になる。本発明のレポート統合サーバのように、各システム相互のインタフェースの相違を吸収する装置を各システムから独立した形態で設けることで、既存のシステムの改造規模を小さくすることが可能となる。
具体的には、レポート統合サーバは、診療科から検査科へのオーダを中継する機能を持っており、そのオーダを利用して複合検査のオーダの判定や統合処理を行うため、既存のワークフローを変更する必要がない。また、特殊入力フォームのアドレスやレポートのデータの出力先情報が、オーダを通じて検査科に送信されるので、アドレスや出力先情報を送信するための新たなシーケンスが不要である。また、複合検査を構成する個々の検査が複数の検査科で行われる場合であっても、各検査科のシステム間でデータの遣り取りをする必要もない。
上記実施形態では、レポート統合サーバを1台のコンピュータで構成した例で説明したが、処理の負荷が大きい場合には、複数のコンピュータで構成してもよいし、CPUが設けられるコンピュータの本体と、データのストレージデバイスを分離して両者をケーブルやネットワークで接続する構成にしてもよい。このように、レポート統合サーバを構成するコンピュータの物理構成は適宜変更が可能である。
上記実施形態では、ネットワークとしてLANを例に説明しているが、病棟と検査部門が複数の拠点に分散しているような場合には、ネットワークとしてWANを使用してもよい。
上記実施形態で示したとおり、本発明は、プログラムの形態、さらにはプログラムを記憶する記憶媒体にも及ぶことはもちろんである。
10 診療科
11 診療科端末
12 検査科
13 オーダ管理サーバ
16 レポート作成端末
17 DBサーバ
18 レポート統合サーバ
18a、61a オーダ受信部
18b、61b 判定部
18c アドレス付加部
18d フォーム生成部
18e オーダ転送部
18f、61f 統合部
61c 出力先指定部
61d マージ処理部
11 診療科端末
12 検査科
13 オーダ管理サーバ
16 レポート作成端末
17 DBサーバ
18 レポート統合サーバ
18a、61a オーダ受信部
18b、61b 判定部
18c アドレス付加部
18d フォーム生成部
18e オーダ転送部
18f、61f 統合部
61c 出力先指定部
61d マージ処理部
Claims (8)
- 依頼元から依頼先に向けて発行される、医療検査のレポートのオーダを中継するオーダ中継手段と、
中継するオーダが、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の医療検査からなる複合検査に関するレポートのオーダであるか否かを判定する判定手段と、
複合検査に関するレポートのオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査のレポートを統合し、各レポートが並列的に表示される1つの統合レポートを生成するための統合手段とを備えたことを特徴とするレポート統合装置。 - 前記統合手段は、個々の医療検査のレポートの内容がそれぞれ入力される複数の個別領域が設けられた統合レポート用の入力フォームを生成するフォーム生成手段と、前記オーダ中継手段によって中継される前記複合検査のオーダに対して、前記入力フォームの格納場所にアクセスするためのアドレスを付加するアドレス付加手段とを有していることを特徴とする請求項1記載のレポート統合装置。
- 前記入力フォームには、前記個別領域の他に、患者基本情報及び依頼元の情報を含む各レポートに共通する共通情報が入力される共通領域が設けられており、前記統合手段は、前記共通情報を前記オーダから読み出して、前記共通領域に入力することを特徴とする請求項2記載のレポート統合装置。
- 前記統合手段は、複合検査のオーダに対応してそれぞれ作成された個々の医療検査のレポートのデータを取得して、取得した複数のレポートのデータをマージして1つの統合レポートを生成することを特徴とする請求項1記載のレポート統合装置。
- 前記統合手段は、個々の医療検査のレポートのデータが依頼先から入力されるように、オーダ中継手段によって中継される前記複合検査のオーダに対して、レポートの出力先情報を付与することにより、マージするデータを取得することを特徴とする請求項4記載のレポート統合装置。
- 前記統合手段は、依頼先において決められた、個々の医療検査のレポートのデータが格納される格納手段にアクセスして、マージするデータを取得することを特徴とする請求項4記載のレポート統合装置。
- 依頼元から依頼先に向けて発行される、医療検査のレポートのオーダを中継するオーダ中継ステップと、
中継するオーダが、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の検査からなる複合検査のオーダであるか否かを判定する判定ステップと、
複合検査に関するレポートのオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査に関するレポートを統合し、各レポートが並列的に表示される1つの統合レポートを生成するための統合ステップとを含むことを特徴とするレポート統合方法。 - 依頼元から依頼先に向けて発行される、医療検査のレポートのオーダを中継するオーダ中継機能と、
中継するオーダが、1つの検査目的をもって同一患者に対して実施される複数の検査からなる複合検査のオーダであるか否かを判定する判定機能と、
複合検査に関するレポートのオーダと判定された場合に、複合検査を構成する個々の医療検査に関するレポートを統合し、各レポートが並列的に表示される1つの統合レポートを生成するための統合機能とを、コンピュータに実行させることを特徴とするレポート統合プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008255700A JP2010086355A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | レポート統合装置、方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008255700A JP2010086355A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | レポート統合装置、方法及びプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010086355A true JP2010086355A (ja) | 2010-04-15 |
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ID=42250240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008255700A Abandoned JP2010086355A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | レポート統合装置、方法及びプログラム |
Country Status (1)
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| JP (1) | JP2010086355A (ja) |
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