JP5417829B2 - 電線の止水方法、圧着端子および端子付電線 - Google Patents
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Description
この工程では、図1に示すように、電線10の端末10aの被覆材14を所定長さだけ除去して導体12を露出させ導体露出部分を形成する。
この工程は、前記電線10の端末10aを、前記圧着端子20の基板21上に載置する工程である。ここで用いる圧着端子20は、前述のように、電線10の径に応じた大きさの導体バレル部22を有している。
この工程では、図2に示すように、前記導体バレル部22を、閉じ方向に曲げ変形させて前記露出された導体12に圧着する。また、前記インシュレーションバレル部24を、閉じ方向に曲げ変形させて前記被覆材14に圧着する。これにより、圧着端子20は電線10に圧着固定される。
この工程は、止水剤18を電線10の端末10aに供給する工程である。
この工程は、前記止水剤18が滴下された導体バレル部22とインシュレーションバレル部24との間の前記導体露出部分の周囲圧力と、前記電線10の被覆材14の内側の圧力との間に圧力差を生じさせて、この圧力差によって止水剤18を被覆材14の内側に浸透させる工程である。具体的には、図6に示すように、前記電線10の端末であって、前記圧着端子20が圧着された端末10aと反対側の端末10bから、被覆材14の内側のエアを吸引してその内部を減圧することで、前記圧力差を生じさせる。この工程は、前記止水剤供給工程後であってもよいし、止水剤供給工程と並行して実施してもよい。
12 導体
14 被覆材
18 止水剤
20 圧着端子
21 基板
22 導体バレル部
24 インシュレーションバレル部
26 位置決め部
L1 導体バレル部とインシュレーションバレル部との離間距離
L2 被覆材が除去された部分の寸法
t 導体バレル部の幅
Claims (4)
- 導体の外側に被覆材を有する電線に止水処理を行うための電線の止水方法において、
前記電線の被覆材を部分的に除去して前記導体が露出する導体露出部分を形成する導体露出工程と、
当該導体露出工程後、電線の長さ方向に延びる基板と当該基板の側部から上方に延びる導体バレル部と前記基板の側部から上方に延びるインシュレーションバレル部とを一体に有する圧着端子の前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との間に、前記電線の導体露出部分とこれに隣接する部分との境界が位置するように、当該圧着端子の基板上に当該電線を載置する電線載置工程と、
当該電線載置工程後、前記露出された導体に前記導体バレル部を圧着するとともに前記被覆材に前記インシュレーションバレル部を圧着する端子圧着工程と、
前記端子圧着工程後、前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との間に配置された前記導体露出部分に流動性を有する止水剤を滴下し、この導体露出部分とこれに隣接する部分との境界における前記被覆材の電線の長さ方向の端面の内側全体にわたり、前記導体と前記被覆材との隙間を前記止水剤が外側から塞ぐ状態にする止水剤供給工程と、
前記止水剤が滴下された前記導体露出部分の周囲圧力と、前記被覆材の内側の圧力との間に圧力差を生じさせて、当該圧力差によって前記止水剤を前記被覆材の内側に浸透させる差圧浸透工程とを含み、
前記電線載置工程では、前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との電線の長さ方向についての離間距離が、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部の前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、以上である圧着端子を用いるとともに、前記導体バレル部とインシュレーションバレル部との間に配置される前記導体露出部分の電線の長さ方向についての寸法が、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部の前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、の半分以上となるように前記電線を前記基板上に載置することを特徴とする電線の止水方法。 - 請求項1に記載の電線の止水方法であって、
前記電線載置工程にて、前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との間に設けられて、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部の前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、の半分以上、この導体バレル部から前記インシュレーションバレル部側に離間した位置において前記基板の側部から内側に突出する位置決め部を有する圧着端子を用いるとともに、前記導体露出部分とこれに隣接する部分との境界における前記被覆材の電線の長さ方向の端面を前記位置決め部のこの電線の長さ方向の端部に当接させつつ、前記電線を前記基板上に載置することを特徴とする電線の止水方法。 - 導体の外側に被覆材を有する電線が圧着される圧着端子において、
前記圧着される電線の長さ方向に延びる基板と、当該基板の側部から上方に延びる形状を有するとともに前記被覆材が部分的に除去されることで露出された導体が圧着される導体バレル部と、前記基板の側部から上方に延びる形状を有し前記被覆材が圧着されるインシュレーションバレル部と、前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との間に設けられて、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部の前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、の半分以上、この導体バレル部から前記インシュレーションバレル部側に離間した位置において前記基板の側部から内側に突出する位置決め部とを有し、
前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との電線の長さ方向についての離間距離が、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部のうち前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、以上であり、
前記位置決め部は、前記被覆材が部分的に除去されることで形成された前記導体が露出する導体露出部分とこれに隣接する部分との境界が前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との間に配置された際に、この位置決め部の電線の長さ方向の端部が前記境界における前記被覆材の電線の長さ方向の端面に当接する形状を有することを特徴とする圧着端子。 - 導体の外側に被覆材を有する電線と、この電線に圧着される圧着端子とを備えた端子付電線であって、
前記圧着端子は、前記圧着される電線の長さ方向に延びる基板と、当該基板の側部から上方に延びる形状を有するとともに前記被覆材が部分的に除去されることで露出された導体が圧着される導体バレル部と、前記基板の側部から上方に延びる形状を有するとともに前記被覆材が圧着されるインシュレーションバレル部とを有し、前記導体バレル部と前記インシュレーションバレル部との電線の長さ方向についての離間距離が、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部のうち前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、以上である圧着端子であり、
前記電線の被覆材が部分的に除去されることにより前記導体が露出する導体露出部分が形成され、
この導体バレル部とインシュレーションバレル部との間に前記導体露出部分とこれに隣接する部分との境界が位置した状態で、前記露出された導体が前記導体バレル部に圧着されるとともに前記被覆材が前記インシュレーションバレル部に圧着されており、
前記導体バレル部とインシュレーションバレル部との間に配置された前記導体露出部分の電線の長さ方向についての寸法が、前記導体バレル部の幅寸法であって当該導体バレル部の前記基板と反対側の端部の電線の長さ方向についての寸法、の半分以上であり、
前記導体バレル部とインシュレーションバレル部との間に配置された前記導体露出部分に供給された止水剤が前記被覆材のうち前記導体露出部分との境界における端面の内側に吸引されることで当該端面の内側全体がこの止水剤により塞がれていることを特徴とする端子付電線。
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