JP2014203807A - 端子付き電線の止水構造及びその製造方法 - Google Patents

端子付き電線の止水構造及びその製造方法 Download PDF

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勝 栗谷川
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Abstract

【課題】一度の止水工程で、絶縁被覆部内に止水剤を必要浸透長まで極力充填することができる端子付き電線の止水構造を提供する。
【解決手段】端子5の被覆加締め部26と導体加締め部25との間に止水剤溜まり部8が設けられており、止水剤溜まり部8に露出する絶縁被覆部12の長さをL1、止水剤溜まり部8に露出する導体11の長さをL2としたとき、L2がL1以上の長さに設定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線内への水、油等の液体の浸入を防止する端子付き電線の止水構造及びその製造方法に関する。
例えば車両のエンジンルーム内に使用されるアース端子及びこれに接続される電線は、被水することが想定される。電線内に隙間があると、水の自重、毛細管現象、電線の両端間の気圧変化等によって水が電線内を通って他端側にまで浸入し、電線の他端側の電気機器(例えばコネクタ)が被水するおそれがある。このような電線内を通る水(油等の流体を含む)による被水を防止するため、電線の止水構造が従来より種々提案されている(特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載された端子付き電線100の止水構造であり、電線100の端末に端子(アース端子)150が取り付けられている。
電線100は、複数の素線からなる導体110と、導体110の外周を被覆する絶縁被覆部120とから形成されており、端末部分の絶縁被覆部120が皮剥きによって除去されることにより導体110が露出している。
端子150は、電気接続部151と、電気接続部151に一体となった電線接続部155とによって形成されている。電気接続部151は外部機器(例えば、車体)との接続を行うものであり、外部機器からのボルトが挿入されるボルト挿通孔152が形成されている。電線接続部155は、電線100の導体110を加締めて固定する導体加締め部157と、電線100の絶縁被覆部120を加締めて固定する被覆加締め部158とを有する。導体加締め部157と被覆加締め部158は、底壁部(図示せず)と一対の側壁部154によって連結されている。一対の側壁部154の間は、上方が開口している。導体加締め部157と被覆加締め部158には、止水剤溜まり部153が形成されている。
止水剤170は、導体110の露出部分等に付着していると共に絶縁被覆部120内に浸透によって充填されている。この浸透している止水剤170によって電線100内への水の浸入が防止される。
図8は、同じく特許文献1に記載された電線止水装置200であり、図9は、電線止水装置200にあって、止水剤170が絶縁被覆部120内に浸透する状態を示す。図8に示すように、電線止水装置200は、密閉可能な処理室201内に電線100をセットして止水剤170の充填を行う。処理室201には、止水剤170を滴下する止水剤滴下装置202が設けられている。また、側壁部分には空気供給装置203が設けられ、底壁部分には排気装置204が設けられている。
簡単に止水工程を説明すると、先ず、端子150が処理室201に位置決めされる。次に、止水剤滴下装置202から液状の止水剤170が導体加締め部157と絶縁部加締め部158の間に滴下される。これと同時に、又は、その後に空気供給装置203から加圧空気が処理室201内に供給されて処理室201内が高圧状態とされる。すると、図9に示すように、加圧空気300の圧力によって止水剤170が絶縁被覆部120内の隙間に浸透する。その後、排気装置204によって処理室201内を減圧して処理を終了する。止水剤170は、空気中の湿度によって硬化する。
ところで、止水剤170は、電線100内に必要浸透長さ以上に浸透させる必要がある。従って、必要浸透長さ以上に相当する量の止水剤170を止水剤溜まり部153に滴下し、溜めることが止水工程の簡略化、迅速化になり、好ましい。
特開2008−186675号公報
しかしながら、前記従来例では、止水剤溜まり部153に溜められる止水剤170の容量について配慮されていない。そのため、十分な量の止水剤170を止水剤溜まり部153に溜まられないという問題があった。
そこで、本発明は、一度の止水工程で、絶縁被覆部内に止水剤を必要浸透長まで極力充填することができる端子付き電線の止水構造及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、複数の素線からなる導体と前記導体を被覆する絶縁被覆部とを有する電線と、電気接続部と電線接続部を有し、前記電線接続部は前記絶縁被覆部を固定する被覆固定部と前記絶縁被覆部が剥離して露出された前記導体を固定する導体固定部とを有した端子とを備え、前記絶縁被覆部内の隙間に止水剤を充填して前記電線内の止水を行う端子付き電線の止水構造であって、前記被覆固定部と前記導体固定部との間に止水剤溜まり部が設けられており、前記止水剤溜まり部に露出する前記絶縁被覆部の長さをL1、前記止水剤溜まり部に露出する前記導体の長さをL2としたとき、L2がL1以上の長さに設定されていることを特徴とする端子付き電線の止水構造である。
止水剤溜まり部を形成する一対の側壁部は、前記絶縁被覆部内の必要浸透長さに相当する容量を溜めることができる高さに設定されることが好ましい。
前記止水剤溜まり部を形成する一対の側壁部は、前記導体固定部から前記被覆固定部に向かって徐々に幅が広がるテーパ部と、幅が一定なストレート部より形成され、前記絶縁被覆部内の必要浸透長に相当する容量が溜めることができるよう形成されることが好ましい。
また、複数の素線から成る導体と前記導体を被覆する絶縁被覆部とを有する電線と、電気接続部と電線接続部を有し、前記電線接続部は、前記絶縁被覆部を固定する被覆固定部と前記絶縁被覆部が剥離して露出された前記導体を固定する導体固定部とを有する端子とを備え、前記絶縁被覆部内の隙間に止水剤を充填して前記電線内の止水を行う端子付き電線の止水構造の製造方法であって、前記被覆固定部と前記導体固定部の間には、止水剤溜まり部が設けられ、前記止水剤溜まり部に露出する前記絶縁被覆部の長さをL1、前記止水剤溜まり部に露出する前記導体の長さをL2とすると、L2がL1以上の長さに設定され、前記止水剤を、前記止水剤溜まり部内の前記導体に滴下することを特徴とする端子付き電線の止水構造の製造方法である。
止水剤溜まり部内では、小径の導体の長さが大径の絶縁被覆部の長さ以上に配置されているため、止水剤溜まり部内の止水剤の保持量を多くできる。これにより、一度の止水工程で、絶縁被覆部内に止水剤を必要浸透長まで極力充填することができる。
本発明の第1実施形態を示し、(a)は端子付き電線の止水構造の側面図、(b)は端子付き電線の止水構造の平面図、(c)はA−A線拡大断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、電線止水装置の断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)〜(d)は止水処理の各工程の側面図である。 本発明の第1実施形態を示し、(a)は止水処理後の端子付きの電線の全体平面図、(b)は止水処理前の端子付き電線の要部平面図である。 (a)は本発明の第2実施形態の端子付き電線の止水構造を示す側面図、(b)は本発明の第3実施形態の端子付き電線の止水構造を示す平面図である。 本発明の第4実施形態の端子付き電線の止水構造を示す平面図である。 従来の端子付き電線の止水構造を示す平面図である。 従来の電線止水装置の断面図である。 従来の端子付き電線の止水構造の内部構造を示す断面図である。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。なお、各実施形態において同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
[第1実施形態]
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示す。図1(a)〜(c)及び図4(a)に示すように、電線3は、その端部に端子5が接続されている。端子5が接続された電線3の側が止水構造1とされている。以下、説明する。
電線3は、複数の素線11aからなる導体11と、導体11の外周を被覆する絶縁被覆部12とから形成されている。電線3の端部は、絶縁被覆部12が剥離されることにより導体11の端末部分が露出している。
端子5は、導電性金属材の母材をプレス加工で所定形状に打ち抜き、この所定形状の導電性金属材を折り曲げ加工することによって形成されている。端子5は、電気接続部21と電線接続部23を有する。電気接続部21は、相手側端子等との接続を行うものである。電気接続部21には、ボルト挿通孔24が形成されている。例えば、車体にアース接続される場合に、ボルトによって車体に接続される。
電線接続部23は、導体固定部である導体加締め部25と、被覆固定部である被覆加締め部27を有する。導体加締め部25は絶縁被覆部12から露出した導体11を加締めて固定し、被覆加締め部26は絶縁被覆部12の端末部分を加締めて固定する。
導体加締め部25と被覆加締め部26は、底壁部(図示せず)及び一対の側壁部14を介して一体に連設されている。導体加締め部25と被覆加締め部26の間には、上方が開口された止水剤溜まり部8が形成されている。ここで、図1(b)に示すように、止水剤溜まり部8に露出する絶縁被覆部12の長さL1、止水剤溜まり部8に露出する導体11の長さL2としたとき、L2がL1以上の長さに設定されている。止水剤溜まり部8は、絶縁被覆部12内に下記する必要浸透長さNLに相当する容量(5mg〜12mg)を溜めることができる容量に設定されている。
止水剤7は、絶縁被覆部12から露出した導体11に付着していると共に、絶縁被覆部12内の隙間に浸透によって充填されている。止水剤7は、絶縁被覆部12内の全ての隙間、つまり、導体11の各素線11a間の隙間に充填されている。尚、図1(a)、(b)等において、止水剤7で外周が覆われている導体11の箇所は、破線にて表示し、導体11を覆っている止水剤7は、実線にて表示している。
絶縁被覆部12内に浸透する止水剤7の長さは、図4(a)で示すよに、必要浸透長さNL以上である。必要浸透長さNLは、電線3の設置環境(仕様)等によって相違する。必要浸透長さNLは、例えば10mm〜30mmの範囲である。
止水剤7は、蛍光剤を添加したシリコーン剤(シリコーン樹脂)である。シリコーン剤は、空気に非接触状態では液状で流動性を有しているが、湿気により硬化する自然硬化特性を有するものである。湿気により硬化するシリコーン樹脂は、主成分のシリコーンオリゴマーに、湿気存在下で硬化反応を促進させる硬化触媒を混合したものである。
硬化後に止水剤7として機能するためのシリコーン剤としては、ショワA硬さが17°±10%、23℃における伸び率が120%±10%、23℃における弾性率が0.7MPa±10%の硬化特性を有するものが良好である。
次に、電線3に止水処理を行う電線止水装置9を説明する。図2に示すように、電線止水装置9は、固定台31と、固定台31に対して上下動し、下降によって固定台31に被せられる上カバー32とを備えている。上カバー32が固定台31に被せられることにより、密閉室33が形成される。固定台31上には、2箇所に端子位置決め部34,35が設けられている。端子位置決め部34,35によって端子5を位置決めできる。
上カバー32の上壁には、加圧装置(図示せず)に接続された高圧配管37が取り付けられている。加圧装置からは、高圧配管37を介して加圧空気を密閉室33内に供給できる。
電線止水装置9は、固定台31及び上カバー32の他に、止水剤滴下部38(図3(a)に示す)とブラックライト照射部39(図3(d)に示す)を備えている。固定台31は、上カバー32の下方位置と、止水剤滴下部38の下方位置等に移動自在である。
次に、電線止水装置9による止水処理工程を図3(a)〜(d)を基づいて説明する。尚、図3(a)〜(d)では、端子位置決め部34,35を省略してある。
先ず、電線3が接続された端子5を固定台31上の端子位置決め部34,35にセットする。次に、図3(a)で示すように、止水剤滴下部38より止水剤7を、端子5の止水剤溜まり部8内に滴下する(滴下工程)。止水剤7の滴下により、図3(b)で示すように、止水剤7の液溜まりが導体加締め部25と被覆加締め部26の止水剤溜まり部8に形成され、電線3への浸入口が止水剤7によって満たされる。又、一部の止水剤7は、毛細管現象によって素線11a間の隙間に入り込む。
その後、図3(c)で示すように、上カバー32を密閉位置として加圧装置によって加圧空気を密閉室33内に供給し、密閉室33を加圧状態とする。電線3の他端側は、密閉室33から引き出されており、止水剤7を滴下した部分の周囲圧力と、絶縁被覆部12の内部圧力との間に圧力差が生じる。この圧力差により、止水剤7は絶縁被覆部12の内部に浸透する。所定時間だけ加圧すると加圧を停止する(止水剤浸透工程)。
止水剤浸透工程後、端子付きの電線3を止水剤7が硬化するまで養生する(養生工程)。
養生工程後、図3(d)に示すように、ブラックライト照射部39でブラックライト41を端子5に照射する。ブラックライト41は、端子5のほぼ全域に照射する。つまり、電線接続部23のみならず電気接続部21にも照射する。ブラックライト41の照射により止水剤7が付着した箇所が光り、止水剤7の付着状態を目視によって確認する(検査工程)。その後、所定時間放置すると、止水剤7が硬化する。これで、完了する。
以上、説明したように、止水剤溜まり部8に露出する絶縁被覆部12の長さL1、止水剤溜まり部8に露出する導体11の長さL2としたとき、L2がL1以上の長さに設定されている。これにより、止水剤溜まり部8内には、大径の絶縁被覆部12よりも小径の導体11の占める割合が従来例よりも多くできるため、図4(b)(従来例の絶縁被覆部12の端部を仮想線を示す。)に示すように、止水剤溜まり部8に溜められる容量は、従来例に較べて2Sに相当する領域分だけ多くなる。より詳細には、従来例では、図7に示すように、止水剤溜まり部8に露出する絶縁被覆部12の長さL1、止水剤溜まり部8に露出する導体11の長さL2としたとき、L1がL2の長さ以上に設定される。すると、止水剤溜まり部8内で大径の絶縁被覆部12が占有する容積が大きくなって止水剤7を溜める容量が小さい。これに対し、本実施形態では、小径の導体11の長さL2が大径の絶縁被覆部12の長さL1以上に設定されているため、止水剤溜まり部8が止水剤7を溜める容積が大きくなる。従って、一度の止水工程によって、止水剤7を絶縁被覆部12内に必要浸透長NL以上の長さで極力充填できる。
[第2実施形態]
図5(a)は本発明の第2実施形態の止水構造1を示す。第2実施形態の止水構造1では、導体加締め部25と被覆加締め部26の間を連結する一対の側壁部14の構成のみが相違する。つまり、一対の側壁部14は、第1実施形態よりも高く、絶縁被覆部12内の必要浸透長さ以上に相当する容量を止水剤溜まり部8内に溜めることができる容量となる高さに設定されている。図5(a)には従来例の側壁部の上面を仮想線で示す。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
従って、必要浸透長NL以上に相当する量の止水剤7を一度に止水剤溜まり部8内に滴下し、保持できるため、一度の止水工程によって、絶縁被覆部12内に止水剤7を必要浸透長NL以上の長さで充填できる。
[第3実施形態]
図5(b)は本発明の第3実施形態の止水構造1を示す。第3実施形態の止水構造1では、導体加締め部25と被覆加締め部26の間を連結する一対の側壁部14の構成のみが相違する。つまり、一対の側壁部14は、導体加締め部25から被覆加締め部26に向かって徐々に幅が広がるテーパ部14aと、幅が一定なストレート部14bより形成されている。これにより、絶縁被覆部12内の必要浸透長以上に相当する容量を止水剤溜まり部8に溜めることができるよう形成されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
従って、必要浸透長NL以上に相当する量の止水剤7を一度に止水剤溜まり部8内に滴下し、保持できるため、一度の止水工程によって、絶縁被覆部12内に止水剤7を必要浸透長NL以上の長さで充填できる。
[第4実施形態]
図6は、本発明の第4実施形態の止水構造1を示す。この第4実施形態では、被覆加締め部26と導体加締め部25の各長さが短く設定されている。これにより、その分、止水剤溜まり部8の長さL3自体が長く設定されて止水剤7を溜める容量を多くしてある。これにより、絶縁被覆部12内の必要浸透長以上に相当する容量を止水剤溜まり部8に溜めることができるよう形成されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
従って、必要浸透長NL以上に相当する量の止水剤7を一度に止水剤溜まり部8内に滴下し、保持できるため、一度の止水工程によって、絶縁被覆部12内に止水剤7を必要浸透長NL以上の長さで充填できる。
尚、被覆加締め部26及び導体加締め部25のいずれいか一方の長さを短くしても良い。
(変形例)
本実施形態では密閉室33内を加圧状態とし、密閉室33から引き出された電線3の他端側を密閉室33よりも低圧力の大気圧として止水剤7を浸透させているが、電線3の他端側を減圧として電線3の一端側と他端側で圧力差を生じさせて止水剤7を吸引によって電線3内に浸透させるようにしても良い。
電線3は、2本以上が端子5に共に加締め固定されたものであっても良い。
端子5は、アース用、信号用、電力用等の用途を問わない。端子5は、ジョイント端子であっても良い。
1 端子付き電線の止水構造
3 電線
5 端子
7 止水剤
8 止水剤溜まり部
11 導体
12 絶縁被覆部
13 素線
14 側壁部
14a テーパ部
14b ストレート部
21 電気接続部
23 電線接続部
25 導体加締め部(導体固定部)
26 被覆加締め部(被覆固定部)

Claims (4)

  1. 複数の素線からなる導体と前記導体を被覆する絶縁被覆部とを有する電線と、
    電気接続部と電線接続部を有し、前記電線接続部は前記絶縁被覆部を加締めて固定する被覆固定部と前記絶縁被覆部が剥離して露出された前記導体を加締めて固定する導体固定部とを有した端子とを備え、
    前記絶縁被覆部内の隙間に止水剤を充填して前記電線内の止水を行う端子付き電線の止水構造であって、
    前記被覆固定部と前記導体固定部との間に止水剤溜まり部が設けられており、前記止水剤溜まり部に露出する前記絶縁被覆部の長さをL1、前記止水剤溜まり部に露出する前記導体の長さをL2としたとき、L2がL1以上の長さに設定されていることを特徴とする端子付き電線の止水構造。
  2. 請求項1記載の端子付き電線の止水構造であって、
    前記止水剤溜まり部を形成する一対の側壁部は、前記絶縁被覆部内に必要浸透長さに相当する容量を溜めることができる高さに設定されていることを特徴とする端子付き電線の止水構造。
  3. 請求項1記載の端子付き電線の止水構造であって、
    前記止水剤溜まり部を形成する一対の側壁部は、前記導体固定部から前記被覆固定部に向かって徐々に幅が広がるテーパ部と、幅が一定なストレート部より形成され、前記絶縁被覆部内の必要浸透長に相当する容量が溜めることができるよう形成されていることを特徴とする端子付き電線の止水構造。
  4. 複数の素線からなる導体と前記導体を被覆する絶縁被覆部とを有する電線と、
    電気接続部と電線接続部を有し、前記電線接続部は前記絶縁被覆部を固定する被覆固定部と前記絶縁被覆部が剥離して露出された前記導体を固定する導体固定部とを有する端子とを備え、前記絶縁被覆部内の隙間に止水剤を充填して前記電線内の止水を行う端子付き電線の止水構造の製造方法であって、
    前記被覆固定部と前記導体固定部との間に止水剤溜まり部が設けられ、前記止水剤溜まり部に露出する前記絶縁被覆部の長さL1、前記止水剤溜まり部に露出する前記導体の長さL2としたとき、L2がL1以上の長さに設定され、前記止水剤を前記止水剤溜まり部内の前記導体に滴下することを特徴とする端子付き電線の止水構造の製造方法。
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