JP5847621B2 - 圧着端子を電線に圧着する方法 - Google Patents

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本発明は、導体部に圧着端子が圧着されてなる圧着端子付き電線の圧着端子を電線に圧着する方法に関する。
従来、複数の金属素線が束ねられてなる導体部に圧着端子が圧着される圧着端子付き電線がある。このような圧着端子付き電線は、金属素線が大気に接触されることによって金属素線に酸化被膜が発生することを防止することが圧着端子と導体部との電気接続性を低下させないために重要となる。例えば、特許文献1には、金属素線が大気から遮断されるように金属素線間に防食グリースを充填することによって、酸化被膜の発生を抑えるようにした圧着端子付き電線が提案されている。
特許文献1に記載された圧着端子付き電線は、防食グリースとして水分透過性が低いものを用いることによって、防食グリース中への水分の侵入を抑制し、塩分や酸性物質などの腐食性物質の浸透を防ぐようにしている。
特開2004−95337号公報
しかしながら、特許文献1に記載された圧着端子付き電線の圧着端子を電線に圧着する方法は、各金属素線間に防食グリースを詰め込みながら複数の金属素線を撚り合わせているので、粘度を有する防食グリースを金属素線の延在方向に沿って均一に分散させることが難しく、グリースが満たされない部分では酸化被膜が発生し、結果的に電気接続性が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気接続性が低下することを防止することができる圧着端子を電線に圧着する方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の請求項1に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、複数の金属素線が束ねられてなる導体部の外周面が絶縁被覆部に覆われてなる電線の端末部の前記導体部が露出され、該露出された導体部に圧着端子の導体圧着部が圧着される圧着端子付き電線の圧着端子を電線に圧着する方法において、前記圧着端子が前記導体部に圧着される前に、被覆管内に防食グリースが充填されてなるグリース入り被覆管を前記複数の金属素線間、かつ前記金属素線の延在方向に沿って配置する素線間グリース配置工程と、前記圧着端子が前記導体部に圧着されることによって前記被覆管が破壊され、前記防食グリースが前記複数の金属素線間に充填させるグリース充填工程と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、上記の発明において、前記素線間グリース配置工程は、前記グリース入り被覆管が前記金属素線の延在方向に平行に配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、上記の発明において、前記素線間グリース配置工程は、複数本の前記グリース入り被覆管が前記導体部の延在方向に直交する断面に分散配置されることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、上記の発明において、前記素線間グリース配置工程の後、前記グリース充填工程の前に前記防食グリースが液状になるように前記グリース入り被覆管を加熱する熱処理工程をさらに含むことを特徴とする。
本発明の請求項1に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、前記グリース入り被覆管が前記導体部の延在方向に沿って配置されるので、前記グリース入り被覆管が破壊されると前記防食グリースが前記導体部の延在方向に沿って均一に分散されながら前記複数の金属素線間に充填されるので、前記金属素線に酸化被膜が発生することが抑制され、結果的に電気接続性が低下することを防止することができる。
本発明の請求項2に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、前記グリース入り被覆管が前記金属素線の延在方向に平行に配置されるので、前記防食グリースが前記金属素線の延在方向に沿って分散される効果を高めることができる。
本発明の請求項3に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、複数本の前記グリース入り被覆管が前記導体部の延在方向に直交する断面に分散配置されるので、前記導体部の径方向中心位置から外周縁まで前記防食グリースを確実に充填させることできる。
本発明の請求項4に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、前記圧着端子が前記導体部に圧着される前に前記防食グリースが液状になるので、防食グリースが流動されやすくなり、結果的に前記複数の金属素線間に前記防食グリースを充填し易くすることができる。
図1は、本発明の実施例に係る圧着端子を電線に圧着する方法によって製造された圧着端子付き電線の斜視図である。 図2は、図1に示した圧着端子付き電線の導体圧着部周辺を拡大した拡大図である。 図3は、図1に示した圧着端子を異なる方向から視た斜視図を上段と下段とに示した図である。 図4は、図2に示した圧着端子付き電線のA−A線断面図である。 図5は、本発明の実施例1に係る圧着端子を電線に圧着する方法の手順を示した図である。 図6は、金属素線の間にグリース入り被覆管を挿入された状態の電線を端末側から視た図である。 図7は、金属素線の間にグリース入り被覆管が挿入された状態の電線の斜視図ある。 図8は、金属素線の間に複数のグリース入り被覆管が挿入された状態の電線を端末側から視た図である。 図9は、本発明の実施例2に係る圧着端子を電線に圧着する方法の手順を示した図である。 図10は、図1に示した圧着端子の変形例を示した斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る圧着端子を電線に圧着する方法の好適な実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係る圧着端子を電線に圧着する方法によって製造された圧着端子付き電線1の斜視図である。図2は、図1に示した圧着端子付き電線1の導体圧着部21周辺を拡大した拡大図である。図3は、図1に示した圧着端子20を異なる方向から視た斜視図を上段と下段とに示した図である。図4は、図2に示した圧着端子付き電線1のA−A線断面図である。図10は、図1に示した圧着端子20の変形例を示した斜視図である。
本発明の実施例に係る圧着端子を電線に圧着する方法によって製造された圧着端子付き電線1は、複数の金属素線11aが束ねられてなる導体部11の外周面11bが絶縁被覆部12に覆われてなる電線10の端末部10aの導体部11が露出され、露出された導体部11に圧着端子20の導体圧着部22が圧着されてなる。また、この圧着端子付き電線1は、金属素線11aが大気から遮断されるように複数の金属素線11aの間に防食グリース30が充填されている。
まず、電線10について説明する。
電線10は、複数の金属素線11aが束ねられてなる導体部11が絶縁被覆部12によって覆われてなる。
金属素線11aは、例えばアルミニウム材からなり、複数本束ねられて導体部11として機能するようになっている。
絶縁被覆部12は、合成樹脂等の絶縁性の材料からなり、導体部11の外周を覆うように形成されることによって、導体部11を絶縁可能に保護するものである。
この電線10は、電線10の端末部10aの絶縁被覆部12が除去され、露出された導体部11に圧着端子20が接続されるようになっている。
次に、圧着端子20について説明する。
圧着端子20は、例えば銅合金の平板が所定の形状に金型プレス加工され、さらに折り曲げ加工されることによって所定の形状に形成される。この圧着端子20は、雌型端子であり、不図示の相手接続先との接続部分となる相手接続部21と、露出された導体部11に圧着される導体圧着部22と、電線10の絶縁被覆部12に圧着される絶縁被覆圧着部23とを有してなる。
相手接続部21は、箱型形状をなしその内部に不図示の弾性接触片が形成されてなり、この弾性接触片を介して相手接続端子となる不図示の雄型端子と接続される部分である。
導体圧着部22は、相手接続部21と絶縁被覆圧着部23との間に形成され、圧着端子20と導体部11との接続がなされる部分である。この導体圧着部22は、底面を形成する壁からなる底部22aと、底部22aの両縁が片状に起立された一対の圧着片部22bとを有してなる。この一対の圧着片部22bが不図示の圧着用の冶具を用いて内側に曲げられることによって導体部11に圧着されるようになっている。
また、導体圧着部22は、圧着側の面20aに溝部24が形成されている。この溝部24は、セレーションと称され、導体部11との接触面積の増大、あるいは導体圧着部22による導体部11の保持力を向上させる機能を有してなる。
なお、この実施例1では、溝部24が、三箇所に形成され、図3に示すように、第一の溝部24a、第二の溝部24b、および第三の溝部24cを有してなる。各溝部24a,24b,24cの溝深さは等しくするようにしてもよいし、異なる溝深さにしてもよい。例えば、導体圧着部22の両端部に位置される第一の溝部24aおよび第三の溝部24cが第二の溝部24bの溝深さに比して大きくなるようにしてもよい。この場合、導体圧着部22の外部に防食グリース30が漏れることを防止する効果が高められる。
また、第二の溝部24bが溝でなく、図10に示すように、圧着側の面20aから突出されてなる突部25であってもよい。このように突部25を設けることによって、導体圧着部22が導体部11に圧着される際、後述するグリース入り被覆管が圧迫され、破断され易くなるので、防食グリース30が金属素線11aの間により充填され易くなる。
絶縁被覆圧着部23は、圧着端子20の相手接続部21とは逆側の端部を形成し、絶縁被覆部12に圧着されることによって電線10を保持する部分である。この絶縁被覆圧着部23は、導体圧着部22の底部22aと共通の底部23aと、底部23aの両縁が起立された一対の圧着片部23aとを有してなる。この一対の圧着片部23aが不図示の圧着用の冶具を用いて内側に曲げられることによって絶縁被覆部12に圧着されるようになっている。
次に、防食グリース30について説明する。防食グリース30は、鉱油、あるいは合成油等を主成分とするグリースである。
この防食グリース30は、後述する被覆管41に内包され、この防食グリース30が内包された被覆管41がグリース入り被覆管40として、防食グリース30の金属素線11a間への充填の際に用いられる。このグリース入り被覆管40を用いて充填された防食グリース30は、図4に示すように、複数の金属素線11aの間に充填される。すなわち、各金属素線11aが防食グリース30によって覆われることによって大気から遮断され、酸化被膜の形成が抑制されるようになっている。
ここで、図5および図6を用いて圧着端子付き電線1の圧着端子を電線に圧着する方法について説明する。図5は、本発明の実施例1に係る圧着端子を電線に圧着する方法の手順を示した図である。図6は、金属素線11aの間にグリース入り被覆管40を挿入された状態の電線10を端末側から視た図である。
まず、作業者は、端末部10aの絶縁被覆部12が皮むきされ、露出された導体部11の延在方向に直交する断面のほぼ中央位置に一本のグリース入り被覆管40を配置する(図5(a)参照)。この際、グリース入り被覆管40は金属素線11aの延在方向に平行に配置される。
その後、作業者は、導体部11を導体圧着部22の底部22aに載置し、防食グリース30が液状になる温度でグリース入り被覆管40を加熱する(図5(b)参照)。これにより、被覆管41内の半固体の防食グリース30が液状になる。
その後、作業者は、圧着端子20を導体部11に圧着する(図5(c)参照)。これにより、被覆管41が破壊され、防食グリース30が被覆管41外に流出され、複数の金属素線11a間に充填させる。なお、グリース入り被覆管40が導体部11の延在方向に平行に配置されているので、グリース入り被覆管40が破壊されると防食グリース30が導体部11の延在方向に沿って均一に分散される。
また、導体圧着部22の圧着による圧力によって、被覆管41は径方向内側に向けて圧縮される圧力がかかるため、グリース入り被覆管40が位置される導体部11の中心位置から径方向外側に向けて防食グリース30が流動され、導体部11の径方向中心位置から外周縁まで防食グリース30が満たされる。
なお、圧着端子20の圧着の後、防食グリース30の温度が常温に戻され、あるいは冷却されることによって、防食グリース30が半固体の状態に戻される。
また、被覆管41として導電材を用いた場合、金属素線11aの間の接触抵抗の増加を少なく抑えることができる。
本発明の実施例1に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、グリース入り被覆管40が導体部11の延在方向に沿って配置されるので、グリース入り被覆管40が破壊されると防食グリース30が導体部11の延在方向に沿って均一に分散されながら複数の金属素線11a間に充填されるので、金属素線11aに酸化被膜が発生することが抑制され、結果的に電気接続性が低下することを防止することができる。
また、本発明の実施例1に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、グリース入り被覆管40が金属素線11aの延在方向に平行に配置されるので、防食グリース30が金属素線11aの延在方向に沿って分散される効果を高めることができる。
また、本発明の実施例1に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、圧着端子20が導体部11に圧着される前に防食グリース30が液状になるので、防食グリース30が流動されやすくなり、結果的に複数の金属素線11a間に防食グリース30を充填し易くすることができる。
(変形例)
次に、図7を用いて本発明の実施例1に係る圧着端子を電線に圧着する方法の変形例について説明する。図7は、金属素線11aの間にグリース入り被覆管40が挿入された状態の電線10の斜視図である。
この変形例の圧着端子を電線に圧着する方法は、一本のグリース入り被覆管40が金属素線11aの延在方向に沿って螺旋状に巻かれて配置されている点で実施例1の圧着端子を電線に圧着する方法と異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
この変形例の圧着端子を電線に圧着する方法は、一本のグリース入り被覆管40が金属素線11aの延在方向に沿って配置される。このため、グリース入り被覆管40が破壊されると防食グリース30が導体部11の延在方向に沿って均一に分散されながら複数の金属素線11a間に充填されるので、実施例1の圧着端子を電線に圧着する方法と同様に、金属素線11aに酸化被膜が発生することが抑制され、結果的に電気接続性が低下することを防止することができる。
しかも、グリース入り被覆管40が螺旋状をなすことによって、グリース入り被覆管40が導体部11の延在方向に直交する断面に分散配置されるので、導体部11の径方向中心位置から外周縁まで防食グリース30を充填させ易くすることができる。
次に、図8および図9を用いて本発明の実施例2に係る圧着端子を電線に圧着する方法について説明する。図8は、金属素線11aの間に複数のグリース入り被覆管40が挿入された状態の電線10を端末側から視た図である。図9は、本発明の実施例2に係る圧着端子を電線に圧着する方法の手順を示した図である。
この実施例2の圧着端子を電線に圧着する方法は、図8に示しように複数のグリース入り被覆管40を金属素線11aの間に配置する点で異なる。
なお、その他の構成は実施例1と同様であり、実施例1と同一構成部分には同一符号を付している。
ここで、図9を用いて圧着端子付き電線の圧着端子を電線に圧着する方法について説明する。
まず、作業者は、端末部10aの絶縁被覆部12が皮むきされ、露出された導体部11の延在方向に直交する断面に分散配置されるように複数本のグリース入り被覆管40を配置する(図9(a)参照)。この際、各グリース入り被覆管40は金属素線11aの延在方向に平行に配置される。その後の工程は、実施例1と同様であるため説明を省略する。
本発明の変形例2に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、実施例1の圧着端子を電線に圧着する方法と同様な効果を奏するとともに、複数本のグリース入り被覆管40が導体部11の延在方向に直交する断面に分散配置されるので、導体部11の径方向中心位置から外周縁まで防食グリース30を確実に充填させることできる。
なお、本発明の実施例1,2に係る圧着端子を電線に圧着する方法は、グリース入り被覆管40を金属素線11a間に配置した後、導体圧着部22を導体部11に圧着する前に防食グリース30が液状になるようにグリース入り被覆管40を加熱する熱処理工程を含むものを例示したが、これに限らず、防食グリース30が液状になる温度環境下で圧着端子20を電線10に圧着させることで、熱処理工程を省略することも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、上述した発明の実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上述した発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 圧着端子付き電線
10 電線
10a 端末部
11 導体部
11a 金属素線
11b 外周面
12 絶縁被覆部
20 圧着端子
20a 圧着側の面
21 相手接続部
22 導体圧着部
22a 底部
22b 圧着片部
23 絶縁被覆圧着部
23a 底部
23b 圧着片部
24 溝部
24a 第一の溝部
24b 第二の溝部
24c 第三の溝部
25 突部
30 防食グリース
40 グリース入り被覆管
41 被覆管

Claims (4)

  1. 複数の金属素線が束ねられてなる導体部の外周面が絶縁被覆部に覆われてなる電線の端末部の前記導体部が露出され、該露出された導体部に圧着端子の導体圧着部が圧着される圧着端子付き電線の圧着端子を電線に圧着する方法において、
    前記圧着端子が前記導体部に圧着される前に、被覆管内に防食グリースが充填されてなるグリース入り被覆管を前記複数の金属素線間、かつ前記金属素線の延在方向に沿って配置する素線間グリース配置工程と、
    前記圧着端子が前記導体部に圧着されることによって前記被覆管が破壊され、前記防食グリースが前記複数の金属素線間に充填させるグリース充填工程と、
    を含むことを特徴とする圧着端子を電線に圧着する方法。
  2. 前記素線間グリース配置工程は、
    前記グリース入り被覆管が前記金属素線の延在方向に平行に配置されることを特徴とする請求項1に記載の圧着端子を電線に圧着する方法。
  3. 前記素線間グリース配置工程は、
    複数本の前記グリース入り被覆管が前記導体部の延在方向に直交する断面に分散配置されることを特徴とする請求項1または2に記載の圧着端子を電線に圧着する方法。
  4. 前記素線間グリース配置工程の後、前記グリース充填工程の前に前記防食グリースが液状になるように前記グリース入り被覆管を加熱する熱処理工程をさらに含むことを特徴とする請求項1、2または3に記載の圧着端子を電線に圧着する方法。
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