JPWO2007052693A1 - 車載用電線類の止水処理方法 - Google Patents
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Abstract
導体及びその外側に配される被覆材を有して車両に搭載される車載用電線類10の止水処理をその電線長にかかわらず効率良くことを目的とする。車載用電線類10の端末に流動性を有する止水剤18を滴下する等してこの止水剤18が前記端末の導体と被覆材との隙間を覆う状態にする工程と、この止水剤18の周囲のエアを加圧することにより止水剤18を前記車載用電線類10の被覆材の内側に浸透させる工程とを含む。
Description
本発明は、車両に搭載される車載用電線類に止水処理を施すための技術に関するものである。
車載用電線類として高い防水性が求められるものがある。例えば、車両等に設けられる電気回路をアースに接続するためのアース用電線が挙げられる。このアース用電線の端末にはアース用端子が固定され、このアース用端子が外部に露出した状態で適当なアース部位(例えば車両のボディ)に接続される。従って、当該端末から当該アース用電線内には水分が侵入しやすく、当該水分は、前記アース用電線の被覆材の内側を伝って回路に浸入することにより当該回路の正常な動作を妨げるおそれがある。
このようなアース用電線をはじめとする車載用電線類の止水処理を行うための方法が下記特許文献1に開示される。この方法では、流動性を有する止水剤が車載用電線類の一方の端末に供給されるとともに当該車載用電線類の他方の端末から吸引される。これにより、当該止水剤は前記車載用電線類の内部導体と被覆材との隙間に引き込まれてこの隙間に充填される。
しかし、前記特許文献1に記載される方法では、前記車載用電線類の一方の端末への止水剤の供給と、他方の端末の減圧容器等へのセットとが必要である。すなわち、前記車載用電線類の両端末に対してそれぞれ別個の作業を行う必要がある。このことは当該車載用電線類の作業管理を煩雑にする。特に、全長が大きい電線について処理を行う場合には、電線自体の取扱いも容易でなくなり、その取扱いのために大きなスペースを要する。
また、この方法では、車載用電線類の一方の端末に供給された止水剤を電線内に引き込むためにその車載用電線類の内部のエアを他方の端末から吸引する操作を要するが、この吸引には圧力損失が生じ易く、この圧力損失は前記車載用電線類が長いほど大きくなる。
特開2004−355851号公報
本発明は、前記の事情に鑑みてなされたものであり、車載用電線類の止水処理をその電線長にかかわらず効率良く行うことができる技術の提供を目的とする。
その課題を解決するための手段として、本発明は、内部線を覆う被覆材を有する車載用電線類を止水処理するための方法であって、前記車載用電線類の内部線と被覆材との隙間が流動性を有する止水剤により外側から覆われた状態にする止水剤セット工程と、前記隙間を覆う止水剤の周囲のエアを前記被覆材の内側の圧力よりも高い圧力にすることにより当該止水剤を前記被覆材の内側に浸透させる加圧工程とを含むものである。
この方法によれば、前記車載用電線類の一方の端末における導体と被覆材との隙間を止水剤が覆う状態にする止水剤セット工程と、この止水剤の周囲のエアの圧力を前記被覆材の内側の圧力よりも高い圧力にすることにより当該止水剤を前記被覆材の内側に浸透させる加圧工程の双方を、前記車載用電線類の同じ箇所に対して行うことにより、止水処理を行うことができる。従って、その他の箇所については特に作業を要さず、例えば大気圧下に放置しておけばよい。このことは、従来のように電線類の一方の端末に止水剤をセットして他方の端末から被覆材内側のエアを引く方法に比べ、電線類における処理対象部分の位置決め等の管理を容易にし、作業効率を向上させる。また、被覆材内側を減圧する方法において生ずるような圧力損失はほとんどない。このことは、線長に関係なく効率のよい止水処理を行うことを可能にする。
本発明の処理対象となる車載用電線類の種類や配設個所は特に限定されない。前記内部線が複数の素線を含む場合、前記の「止水剤を前記被覆材の内側に浸透させる」ことには、当該止水剤を当該被覆材と前記内部線との隙間に浸透させることのみならず、当該内部線を構成する素線同士の隙間にも前記止水剤を浸透させることが含まれることになる。このことは、より効果的な止水処理を可能にする。
また、本発明は、車両に搭載される回路をアースに接続するためのアース用電線であって、その少なくとも一方の端末に車両の特定部位に連結されるアース用端子が装着される電線のように、その端末が雨水等に晒され易い電線の止水処理に特に有効である。このアース用電線の止水処理では、少なくともこのアース用端子が装着される端末に対して前記止水剤セット工程及び加圧工程を行うようにすればよい。
前記アース用電線以外で本発明が適用され得る車載用電線類としては、例えば、電線途中部の被覆材が剥離されたスプライス電線のように被覆材内部への水分の浸入が発生し易い種類のもの、又はコネクタに防水機能が備えられていてもその回路自体に特に高い防水性が要求される回路に接続されるもの等が挙げられる。これらの電線類についての止水処理にも本発明は有効である。また、前記内部線として被覆電線を含み、その外側を被覆材が覆う車載用ケーブルにも本発明の適用が可能である。
本発明において、前記加圧工程時に加える圧力の具体的な数値は適宜設定可能である。一般には、当該圧力を高く設定するほど、止水処理に要する時間を短縮することができる。しかし、従来のように他方の端末を減圧操作して止水剤を電線内に引込む方法では、止水剤の外側の圧力(大気圧)と被覆材内側の圧力との差を1気圧以上にすることは事実上不可能である。これに対し、本発明方法では、例えば前記加圧工程において前記止水剤の周囲のエアの絶対圧を大気圧の2倍以上の圧力にすることによって、前記止水剤の周囲のエアの圧力と前記被覆材の内側の圧力との差を1気圧以上にすることも可能であり、このことは、止水処理に要する時間をより短縮することを可能にする。
本発明では、例えば、車載用電線類の一方の端末に前記止水剤セット工程及び加圧工程が行われた後に当該端末に電線用端子が装着されてもよい。しかし、本発明は、前記止水剤セット工程及び加圧工程よりも前に予め前記車載用電線類の被覆材を局所的に除去して内部線を露出させる工程が行われる場合に特に有効である。その場合には、前記被覆材が除去された部分と除去されていない部分との境界部分に対して前記止水剤セット工程及び加圧工程が行われればよい。
例えば、前記車載用電線類の一方の端末の被覆材を除去してこの端末に電線用端子を装着する端子装着工程を含む方法では、その端子装着工程後に、前記電線用端子が装着された端末に対して前記止水剤セット工程及び加圧工程が行われることが、より好ましい。この場合には、前記車載用電線類の一方の端末に前記止水剤セット工程及び加圧工程を行ってから当該端子に電線用端子を装着する場合と異なり、前記電線用端子の装着作業が前記止水剤セット工程及び加圧工程により電線内に充填された止水剤に影響を与えることがなく、止水処理が完了した直後の止水剤充填状態を維持したまま車載用電線類を製品として提供することが可能になる。
その場合、前記止水剤セット工程としては、前記電線用端子が装着された車載用電線類の端末に対し、この端末における内部線と被覆材との隙間を前記止水剤が外側から覆うように当該止水剤を滴下するものが、好適である。
また、前記加圧工程としては、前記電線用端子が装着された車載用電線類の端末を当該電線用端子とともに加圧容器内に入れた状態で当該加圧容器内に圧縮エアを供給するものが、好適である。この工程は、車載用電線類の端末に電線用端子が装着された状態のまま、この端末を加圧容器に入れて同容器内に圧縮エアを供給するだけの簡単な作業で、止水剤の周囲のエアを加圧することを可能にする。
また、前記被覆材除去工程はスプライス部(分岐接続部)の形成等を目的として前記車載用電線類の中間部分の被覆材を局所的に除去するものであってもよい。その場合は、この被覆材が除去された領域の両端部分に対して前記止水剤セット工程及び加圧工程が行われればよい。
以上のように、本発明によれば、車載用電線類の一方の端末について止水剤セット工程と加圧工程の双方を行うことにより当該端末に止水剤を充填することができる。従って、電線長にかかわらず効率良く前記車載用電線類の止水処理を行うことができ、止水性能の高い車載用電線類を得ることができる。
本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、車両に搭載された回路をアースに接続するためのアース用電線に止水処理が施される形態である。しかし、このようなアース用電線に限らず高い防水性が求められる各種の車載用電線類について本発明が適用可能であることは、上述したとおりである。
この実施の形態にかかるアース用電線の止水処理方法は、次の各工程を含む。
1)端子装着工程
この工程は、図1(a)(b)に示すようなアース用電線10の一方の端末16にアース用端子20を装着(図例では圧着固定)する工程である。
この工程は、図1(a)(b)に示すようなアース用電線10の一方の端末16にアース用端子20を装着(図例では圧着固定)する工程である。
図例では、前記アース用電線10は、内部導体12と、その周囲に配される被覆材14とを有し、この被覆材14は電気絶縁材により構成される。このアース用電線10の一方の端末16(以下「処理側端末16」と称する。)の被覆材14を所定長さだけ除去することによって前記内部導体12を露出させる処理が行われる。
この処理側端末16に対し、図1(a)(b)に示すようなアース用端子20が圧着固定される。図例のアース用端子20は、単一の金属板を曲げ加工することにより形成されたものであり、車両のボディアースに接続されるアース接続部21と、その後方に位置する導体バレル22及びインシュレーションバレル24とを一体に有している。前記アース接続部21には図略のボルトが挿通可能なボルト挿通孔21aが設けられ、当該ボルトが前記アース接続部21を車両の適当なアース部位(一般にはボディの適所)に締結する。この締結により、前記アース用電線10の内部導体12が前記アース用端子20を介して車両アースに接続される。
前記処理側端末16への前記アース用端子20の圧着を行うために、まず、前記アース用端子20の前記両バレル22,24が開いた状態で、これらバレル22,24の間に前記のようにアース用電線10の被覆材14が除去された側の端末すなわち処理側端末16がセットされる。そのセット後に前記導体バレル22及びインシュレーションバレル24を閉じ方向に曲げ変形させる処理が行われることにより、これらのバレル22,24がそれぞれ前記内部導体12及び被覆材14に圧着(かしめ)固定される。
2)止水剤セット工程
この工程は、前記アース用端子20が装着されたアース用電線10の処理側端末16に図2に示すような止水剤18をセットする工程である。具体的に、この止水剤18は、図略のディスペンサを用いてアース用端子20の導体バレル22とインシュレーションバレル24との間の箇所に滴下され、前記箇所に溜められる。これにより、当該止水剤18は、前記処理側端末16における内部導体12と被覆材14との隙間を外側から塞ぐ。
この工程は、前記アース用端子20が装着されたアース用電線10の処理側端末16に図2に示すような止水剤18をセットする工程である。具体的に、この止水剤18は、図略のディスペンサを用いてアース用端子20の導体バレル22とインシュレーションバレル24との間の箇所に滴下され、前記箇所に溜められる。これにより、当該止水剤18は、前記処理側端末16における内部導体12と被覆材14との隙間を外側から塞ぐ。
この止水剤18の滴下は、1回で済まされてもよいし、複数回に分けて行われてもよい。後述する加圧工程を開始すると、最初に供給した止水剤18が被覆材14の内側に浸透していくのに伴なって前記アース用端子20上に溜まっている止水剤18の量が徐々に減少するが、当該加圧工程と並行して止水剤18の滴下を追加的に行うことにより、当該加圧工程中での止水剤18の補給が可能である。この止水剤18の補給は、前記アース用端子20上に溜まっている止水剤18の量をほぼ均一に保ちながら、充分な量の止水剤18を内部導体12と被覆材14との隙間にむらなく確実に充填することを可能にする。
この止水剤18には、初期状態において流動性を有するものが用いられる。この流動性は、後述する加圧工程時において、止水剤18の周囲のエアの圧力と被覆材14の内側の圧力との圧力差によって当該止水剤18が被覆材14内に浸透し得る程度のものでよい。一般には、初期状態で止水剤18の粘度が0.006〜6Pa・s程度であれば、後述の加圧工程で止水剤18が被覆材14内に浸透することが可能であることが確認されている。
また、前記止水剤18は、前記の浸透後に少なくとも止水剤18の形態が安定して維持される程度にその粘度が高まる(すなわち硬化する)ものであることが、好ましい。この硬化は自然硬化でもよいし、紫外線の照射や加熱によって促進される硬化であってもよい。ただし、当該硬化後も止水剤18にある程度の弾性(柔軟性)が確保されることが好ましい。このことは、配線時に処理側端末16に加わる外力による止水剤18の割れや破損の発生を回避することを可能にする。
具体的に、前記止水剤18の材質としては、例えば、自然硬化特性あるいは光硬化特性をもったシリコーン樹脂が好適である。前記紫外線硬化型シリコーン樹脂は、一般に、主成分である多官能性シリコーンオリゴマーに、光重合開始剤(例えば、ベンゾフェノン系、ベンゾイン系、アセトフェノン系等の化合物)を含有させたものであり、この光重合開始剤は、紫外線の照射を受けると励起状態となって前記シリコーンオリゴマーを重合させるためのラジカルを生成する。前記シリコーン樹脂に自然硬化特性を持たせるには、例えば、空気中の湿気の存在下で硬化反応を促進させる硬化触媒等をさらに前記シリコーンオリゴマーに含有させればよい。
その他、前記止水剤18の材質としては、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ポリブタジエンのアクリレートのような多官能性モノマーやオリゴマー等が例示される。
3)加圧工程
この工程は、前記アース用電線10の処理側端末16にセットされた止水剤18の周囲のエアを加圧して被覆材14の内側の圧力(一般には大気圧)よりも高い圧力にし、その圧力差を利用して当該止水剤18を強制的に被覆材14の内側に浸透させる工程である。
この工程は、前記アース用電線10の処理側端末16にセットされた止水剤18の周囲のエアを加圧して被覆材14の内側の圧力(一般には大気圧)よりも高い圧力にし、その圧力差を利用して当該止水剤18を強制的に被覆材14の内側に浸透させる工程である。
この加圧工程は、前記アース用電線10の両端末のうち前記アース用端子20が装着された側の端末(すなわち前記止水剤18がセットされた処理側端末16)を図2に示すような加圧容器30内に入れて密封し、この加圧容器30内に配管40を通じてコンプレッサ42から圧縮エアを供給することにより、行うことができる。
前記加圧容器30としては、図2に示すように前記車載用電線類10の特定部位に全周にわたって密着するシール材(例えばゴム栓)32を有するものが好適である。さらに、同図に示される加圧容器30は、前記シール材32を含む下側のベース部33と上側の蓋部34とに分割されていて、前記蓋部34はヒンジ部36を支点として開閉方向に回動可能である。この開閉は、当該加圧容器30内への処理側端末16のセット作業を容易にする。具体的には、前記蓋部34が開いた状態で前記ベース部33内に前記処理側端末16をセットすることが可能であり、その後、前記蓋部34を閉じてシール材32を電線10の所定部位に全周にわたって密着させることにより、加圧容器30内を密閉することができる。
この加圧容器30内に電線端末をセットするタイミングは、前記止水剤セット工程の前でも後でもよい。すなわち、前記止水剤セット工程後に当該工程を施した処理側端末16がそのまま前記加圧容器30内にセットされてもよいし、前記処理側端末16の前記加圧容器30内へのセット後、加圧操作を行う前に、同容器30内で前記止水剤セット工程が行われてもよい。
前記コンプレッサ42としては、圧縮エアの圧力を調節できるものが、好ましい。加圧容器30内の圧力は適宜設定可能である。本発明は、減圧操作により圧力差を生じさせる従来方法に比べて、止水剤18の推進力となる圧力差の設定範囲がより広くなるという利点を有する。
前記止水剤18がセットされた端末と反対側の端末を減圧容器内に入れて減圧操作する従来方法では、仮に前記減圧容器内に完全な真空状態が形成されたとしても、その減圧後の圧力(被覆材14内の圧力)と止水剤の外側の圧力(大気圧)との圧力差は事実上1気圧を上回ることはできない。これに対し、前記加圧工程では、加圧容器30内の圧力(絶対圧)を大気圧よりも1気圧以上上回る圧力に設定することにより、その容器内圧力と被覆材14の内側の圧力(大気圧)との差を1気圧以上にすることが可能である。
ただし、本発明は、前記圧力差が1気圧未満の圧力である条件で加圧工程を行うものを除外する趣旨ではない。
以上説明した加圧工程は、前記止水剤セット工程でセットした止水剤18を被覆材14の内側に浸透させることを可能にする。この「止水剤18を被覆材14の内側に浸透」とは、例えば前記内部導体12が複数の素線からなる場合、当該内部導体12と被覆材14との隙間に前記止水剤18を浸透させるのみならず、当該内部導体12を構成する素線同士の間にも前記止水剤18を浸透させることも含む。この素線間への止水剤18の浸透は、前記止水効果をより確実なものにする。
しかも、この加圧工程は、前記止水剤セット工程が行われる電線端末と同じ端末すなわち処理側端末16について行われれば足り、他方の電線端末は例えば大気圧下に放置されていてもよい。このことは、作業管理を容易にし、電線長にかかわらず効率のよい止水処理を可能にする。また、他方の端末からエアを吸引する方法と異なり、電線長にかかわらず電線内での圧力損失はほとんど発生しない。
前記止水剤セット工程及び加圧工程は、前記のように被覆材除去工程を含む端子装着工程の後に行われてもよいし、前記被覆材除去工程の前に行われてもよい。例えば、前記止水剤セット工程が、予め容器内に溜められた止水剤液中に前記端末を浸漬させる工程であって、前記加圧工程が前記浸漬状態のまま前記止水剤液の上方のエアを加圧する工程であってもよい。
前記被覆材除去工程が前記止水剤セット工程及び前記加圧工程に先んじて行われる実施形態においても、その被覆材除去工程における被覆材の除去箇所は電線類の端末に限られない。図3は、電線の分岐接続部分であるスプライス部に本発明が適用される第2の実施の形態を示したものである。
この図3に示す形態では、本線を構成する被覆電線50の中間部分における被覆材を除去して内部導体52を局部的に露出させる処理と、支線を構成する被覆電線60の一方の端末で被覆材を除去してその内部導体62を露出させる処理とが行われ、この内部導体62を前記内部導体52に溶接等で接続することにより、スプライス部(分岐接続部)が形成されている。この場合においても、例えば前記被覆電線50における被覆材除去領域の両端部分及び前記被覆電線60の端末部分(被覆材が除去されている領域と除去されていない領域との境界部分)にそれぞれ止水剤をセッティングしてその周囲のエアを一斉加圧することにより、両被覆電線50,60の止水処理を効率良く行うことが可能である。
本発明の処理対象となる電線類は前記のような被覆電線に限られない。例えば第3の実施の形態として図4に示すように、内部線として単数本または複数本の絶縁電線15を有し、その外側が被覆材14により覆われる車載用ケーブルも前記処理対象に含まれる。この車載用ケーブルにおいても、その被覆材14と各絶縁電線15との隙間を外側から覆うような止水剤のセッティングとその周囲のエアの加圧が、前記と同様の効果的な止水処理を可能にする。
前記図1及び図2に示した方法により、次の条件下で操作圧力を適宜変えて止水処理が行われる。
・電線長…1m
・電線断面積…0.85mm2
・使用止水剤…シリコンゴム(粘度0.6Pa・S)
・止水剤滴下量…10〜20mg
・操作圧力(ゲージ圧)…a)処理側端末16を300kPaまで加圧、b)処理側端末16を200kPaまで加圧、及び、c)処理側端末16と反対側の端末を−70kPaまで減圧(従来方法)の3態様について実施
・処理時間…10〜20sec
・電線断面積…0.85mm2
・使用止水剤…シリコンゴム(粘度0.6Pa・S)
・止水剤滴下量…10〜20mg
・操作圧力(ゲージ圧)…a)処理側端末16を300kPaまで加圧、b)処理側端末16を200kPaまで加圧、及び、c)処理側端末16と反対側の端末を−70kPaまで減圧(従来方法)の3態様について実施
・処理時間…10〜20sec
この止水処理の結果を図5に示す。同図の「浸透距離」は、被覆材14の末端位置から止水剤が最も深く浸透した位置までの距離の最大値である。
同図に示されるように、止水剤が供給された端末と反対側の端末を−70kPa(絶対圧では約30kPa)まで減圧する方法では、処理時間10〜20secの間に約17〜21mmの浸透距離しか得られないのに対し、止水剤が供給された端末を200kPa(絶対圧では約300kPa)まで加圧すると、同じ処理時間10〜20secの間に約21〜28mmの浸透距離を得ることができる。さらに、300kPa(絶対圧では約40kPa)まで加圧すると同じ処理時間でも約35〜37mmの浸透距離を得ることが可能となっている。
このような結果が得られたのは、反対側端末を−70kPaまで減圧する従来方法では、止水剤の推進力となる圧力差、すなわち止水剤の外側のエアの圧力と被覆材内側の圧力との差として70kPaの圧力差しか得ることができないのに対し、本発明方法のように止水剤がセットされた側の端末を加圧する方法では、100kPa以上の圧力差(前記実
施例では200kPa及び300kPa)を設定することが可能であることに大きな要因があると考えられる。
施例では200kPa及び300kPa)を設定することが可能であることに大きな要因があると考えられる。
Claims (10)
- 内部線を覆う被覆材を有する車載用電線類を止水処理するための方法であって、
前記車載用電線類の内部線と被覆材との隙間が流動性を有する止水剤により外側から覆われた状態にする止水剤セット工程と、
前記隙間を覆う止水剤の周囲のエアを前記被覆材の内側の圧力よりも高い圧力にすることにより当該止水剤を前記被覆材の内側に浸透させる加圧工程とを含むことを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項1記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記車載用電線類は、前記内部線として複数の素線を含むものであり、
前記加圧工程は、前記止水剤セット工程でセットされた止水剤の周囲のエアを前記被覆材の内側の圧力よりも高い圧力にすることにより、当該止水剤を前記車載用電線類の内部線と被覆材との隙間に加えて前記素線同士の隙間にも浸透させるものであることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項1または2記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記車載用電線類は、車両に搭載される回路をアースに接続するためのアース用電線であって、その少なくとも一方の端末に車両の特定部位に連結されるアース用端子が装着されるものであり、前記止水剤セット工程及び加圧工程は、前記アース用端子が装着される端末に対して行われることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記加圧工程は、前記止水剤の周囲のエアの圧力と前記被覆材の内側の圧力との差を1気圧以上にするものであることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記止水剤セット工程及び加圧工程の前に前記車載用電線類の被覆材を局所的に除去して内部線を露出させる被覆材除去工程を含み、前記止水剤セット工程及び加圧工程は、この被覆材が除去された領域と除去されていない領域との境界部分に対して行われることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項5記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記車載用電線類の一方の端末の被覆材を除去してこの端末に電線用端子を装着する端子装着工程を含み、前記止水剤セット工程及び加圧工程は、前記端子装着工程後、前記電線用端子が装着された端末に対して行われることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項6記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記止水剤セット工程は、前記電線用端子が装着された車載用電線類の端末に対し、この端末における内部線と被覆材との隙間を前記止水剤が外側から覆うように当該止水剤を滴下するものであることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項6または7記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記加圧工程は、前記電線用端子が装着された車載用電線類の端末を当該電線用端子とともに加圧容器内に入れた状態で当該加圧容器内に圧縮エアを供給するものであることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 請求項5記載の車載用電線類の止水処理方法において、
前記被覆材除去工程は前記車載用電線類の中間部分の被覆材を局所的に除去するものであり、前記止水剤セット工程及び加圧工程は、前記被覆材が除去された領域の両端部分に対して行われることを特徴とする車載用電線類の止水処理方法。 - 導体の外側に被覆材を有して車両に搭載される車載用電線類であって、
請求項1〜9のいずれか1項に記載の止水処理方法により、少なくとも一方の端末における前記被覆材の内側に止水剤が充填されていることを特徴とする車載用電線類。
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