JP2003123560A - 電線束の製造方法および電線束 - Google Patents

電線束の製造方法および電線束

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JP2003123560A
JP2003123560A JP2001312483A JP2001312483A JP2003123560A JP 2003123560 A JP2003123560 A JP 2003123560A JP 2001312483 A JP2001312483 A JP 2001312483A JP 2001312483 A JP2001312483 A JP 2001312483A JP 2003123560 A JP2003123560 A JP 2003123560A
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electric wire
water
impermeable sheet
bundle
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JP2001312483A
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English (en)
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Eiji Murofushi
英治 室伏
Mamoru Masukawa
守 増川
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線束の充分な止水性能を確保しつつ、電線
束径を細径化し、電線束の良好な取付作業性を得る。 【解決手段】 止水剤を塗布された非透水性シート10
を、電線束11に巻き付けた後、当該電線束11を非透
水性シート10の外面側から各加圧型20,21にて圧
縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水加工を施され
る電線束の製造方法および電線束に係り、例えば電線束
径を細径化することができる電線束の製造方法および電
線束に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電線束の防水加工方法とし
て、特開平9−306246号公報には、展開した電線
束に防水用樹脂を含侵させて集束し、これに防水用樹脂
を塗布した非透水性シートを巻き付けるものが記載され
ている。このような電線束の防水加工方法は、図2に示
すような防水加工装置30を用いて実施される。
【0003】すなわち図2を参照すると、防水加工装置
30は、非透水性シート36を把持する機構を有する回
転部31と、電線束を把持する電線束把持部32aおよ
び展開幅調整ピン32bを有する電線束用ステージ32
と、電線束押え33と、昇降動作可能なシート用ステー
ジ(図示しない)と、防水用樹脂の定量吐出が可能な樹
脂供給部34と、非透水性シート36を巻き付けられた
シートリール35とを備える。
【0004】このような防水加工装置において、電線束
は、電線束用ステージ32にセットされ、電線束把持部
32aによって把持されるとともに、展開幅調整ピン3
2bによって展開される。また、非透水性シート36
は、回転部31によって把持されるとともに、シート用
ステージ上にセットされ、更に樹脂供給部34によって
防水用樹脂を吐出される。この状態で、シート用ステー
ジが上昇されることにより、非透水性シート36および
防水性樹脂層が、展開された電線束に下から押し付けら
れる。そして、電線束用ステージ32の移動により、電
線束が集束される。
【0005】また、図3を参照すると、電線間の止水方
法として、特開平11―7842号公報には、複数の電
線40の上にブチルゴムシート41を載置するととも
に、当該ゴムシート41の上に2段目の電線42を載置
し、更に当該電線42の上に2層目のブチルゴムシート
43を載置し、以後、電線本数に応じて電線40,42
およびブチルゴムシート41,43を多段・多層に配置
するものが記載されている。
【0006】このような止水方法は、止水用治具50を
用いて実施される。すなわち止水用治具50は、複数の
電線位置決めピン51を等ピッチで立設されるととも
に、隣接する各ピン51間に電線40,42を挿通可能
とされる。また、止水用治具50は、2列のピン51の
間には、ブチルゴムシート41,43を載置可能である
とともに、ブチルゴム押圧用のクランプ52の押圧ヘッ
ド53を進入可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した特
開平9−306246号公報に記載の従来の電線束の防
水加工方法では、多数の電線を束ねて電線束とするとと
もに、当該電線束に止水処理できる。しかし、電線束径
を細径化するまでには至らないという問題があった。
【0008】また、上述した特開平11―7842号公
報に記載の従来の電線間の止水方法では、電線40,4
2を束ねるブチルゴムシート41,43に、シール剤の
ような流動性がないため、充分な止水性を得るためには
多くのブチルゴムを必要とする。従って、上述の場合と
同様に、電性束径を細径化するまでには至らないという
問題があった。
【0009】本発明は、前述した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は電線束の充分な止水性能を確
保しつつ、電線束径を細径化することができ、これによ
り電線束の良好な取付作業性を得ることができる電線束
の製造方法および電線束を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、請求項1に記載したように、止水剤
を塗布された非透水性シートを、電線束に巻き付けた
後、当該電線束を非透水性シートの外面側から一対の加
圧型にて圧縮することを特徴としている。
【0011】ここで、止水剤としては、例えば防水用樹
脂であり、電線束内部に容易に浸透するような流動性を
有し、かつ、比較的低い粘度であることが好ましい。具
体的には、粘度が100cP以上1500cP以下であ
ることが望ましい。また、電線束の各電線の被覆層を形
成する樹脂との接着性が良好で、かつ、硬化時には耐水
性および気密性を有することが好ましい。水硬化性のも
のであれば、取り扱いが容易である。非透水性シートと
しては、例えばイソプロピレンゴムからなるシートであ
ることが好ましい。イソプロピレンゴムによると、それ
自体が有する自己接着性により、高い密着性を確保する
ことができ、堅固な防水構造を形成できる。
【0012】このように構成された電線束の製造方法に
おいては、電線束を圧縮することで、非透水性シートの
止水剤を電線束内部に充分に浸透させつつ、電線束径も
縮小できることになる。従って、この電線束の製造方法
においては、従来のような電性束径を細径化するまでに
は至らないという問題を解消できることになる。
【0013】また、本発明は、請求項2に記載したよう
に、止水剤を塗布された非透水性シートを、外面に巻き
付けられた状態で、非透水性シートの外面側から一対の
加圧型にて圧縮されてなることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る第
1実施の形態を示す概略断面図であり、図1(a)は加
圧前の電線束を、図1(b)は一対の加圧用型および加
圧時の電線束を、図1(c)は加圧後の電線束をそれぞ
れ示す。
【0015】図1(a)〜(c)に示すように、第1実
施の形態である電線束の製造方法では、最初に、止水剤
を塗布された非透水性シート10を、多数の電線11a
を集束した電線束11に巻き付ける(図1(a)参
照)。この状態で、当該電線束11を一対の加圧型2
0,21間に装着し(図1(b)参照)、非透水性シー
ト10の外面側から各加圧型20,21にて圧縮する
(図1(c)参照)。電線束11を各加圧型20,21
間で圧縮することにより、非透水性シート10の止水剤
が電線束11内部に充分に浸透され、止水性能が確保さ
れるとともに、電線束径AがB分だけ縮小される。
【0016】前述したような電線束の製造方法によれ
ば、止水剤を塗布された非透水性シート10を、電線束
11に巻き付けた後、当該電線束11を非透水性シート
10の外面側から各加圧型20,21にて圧縮する。従
って、電線束11の充分な止水性能を確保しつつ、電線
束径AをB分だけ細径化することができる。これによ
り、電線束11をグロメット(図示しない)に通し易く
することができ、電線束11の良好な取付作業性を得る
ことができる。
【0017】なお、本発明の電線束の製造方法は、前述
した実施の形態に限定されるものでなく、適宜な変形、
改良等が可能である。すなわち例えば、前述した実施の
形態では、各加圧型20,21の動作方向を図1中上下
方向としたが、これに限らない。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、電線束の充分な止水性
能を確保しつつ、電線束径を細径化することができる。
これにより、電線束の良好な取付作業性を得ることがで
きる。また、本発明によれば、請求項2に記載したよう
に、電線束の充分な止水性能を確保しつつ、電線束径を
細径化することができる。これにより、電線束の良好な
取付作業性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施の形態を示す概略断面図
である。
【図2】従来の電線束の防水加工方法を適用した防水加
工装置を示す全体斜視図である。
【図3】従来の電線間の止水方法を実施するための止水
用治具を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 非透水性シート 11 電線束 11a 電線 20,21 加圧型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA02 AA03 AA04 AA05 CC32 CC34 CC40 DD16 DR27 EE05 GG04 GG20 5G313 FA01 FB08 FC02 FD07 5G363 AA01 BA01 CA05 DC02 DC08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 止水剤を塗布された非透水性シートを、
    電線束に巻き付けた後、当該電線束を非透水性シートの
    外面側から一対の加圧型にて圧縮することを特徴とする
    電線束の製造方法。
  2. 【請求項2】 止水剤を塗布された非透水性シートを、
    外面に巻き付けられた状態で、非透水性シートの外面側
    から一対の加圧型にて圧縮されてなることを特徴とする
    電線束。
JP2001312483A 2001-10-10 2001-10-10 電線束の製造方法および電線束 Abandoned JP2003123560A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006032127A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Furukawa Electric Co Ltd:The 止水部を有する電線束及びその製造方法
WO2007052693A1 (ja) * 2005-11-02 2007-05-10 Autonetworks Technologies, Ltd. 車載用電線類の止水処理方法

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