JP5222533B2 - シール材の充填装置 - Google Patents

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本発明は、ワイヤハーネスを自動車の車体などを構成するパネルに貫通させて取り付けるグロメットへシール材充填するシール材の充填装置に関するものである。
自動車のインストルメントパネル周りには、ヒューズやリレーなどの機能部品や、操作スイッチやオーディオ機器などの電子機器が多数配設されており、これらの機能部品や電子機器には、多数の信号線やエンジン室のバッテリなどと接続する電源線(以下、信号線と電源線とを総称して「電線」という)が接続されている。これらの電線は、複数本束ねられてワイヤハーネスを構成し、車体パネルを貫通するように配索されたり、車体パネルに沿って配索されたり、電気接続箱に接続されたりしている。
例えば、エンジン室から乗車室にワイヤハーネスを配索する場合には、エンジン室と乗車室とを間仕切るダッシュボードに形成された挿通孔にワイヤハーネスを貫通させて配索している。この際、挿通孔とワイヤハーネスとの間に隙間など存在すると、ワイヤハーネスを伝って、水滴が乗車室に浸入することがあるため、隙間には防水用のハーネス部品であるグロメットが装着される。
従来、このグロメットにおける止水(シール)方法は、例えば、特許文献1に記載のようにワイヤハーネスを両端から押し込んでワイヤハーネスの各電線がワイヤハーネスの軸心からそれぞれ異なる方向で外側に撓んだ状態にしてシール材を充填する方法などが用いられている。
そして、シールが終了したグロメットは特許文献2に記載の検査装置などで、シールの検査を行っていた。
特開平8−19143号公報 特開2003−22772号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、撓みが不十分などによってシール材が各電線間まで浸透せずにシール状態が不十分となってしまうことがあった。
さらに、シールの状態を確認するために、特許文献2の検査装置などのシールを行う装置とは別の装置を用いなければならず、冶具の設置など工数がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、グロメットとワイヤハーネスとのシール性の向上と、製造、検査工程の効率化を図ることができるシール材の充填装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、小径側の端部から大径側の端部に向けて徐々に内外径が拡大するとともに筒状に形成されて内側にワイヤハーネスを通す拡径筒部と、前記拡径筒部内に充填されるシール材と、を備えたグロメットのシール材の充填装置において、前記ワイヤハーネスが通された拡径筒部が外壁を貫通した状態で取り付けられかつ内部が気密に保たれた気密室と、前記気密室内の圧力を変更可能な圧力変更手段と、前記外壁に取り付けられたグロメットの前記拡径筒部の大径側から前記シール材を充填する充填手段と、前記ワイヤハーネスが通されて前記外壁に取り付けられた前記拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧が高くなるように前記圧力変更手段を制御して、この状態で前記充填手段に前記シール材を充填させる制御手段と、前記気密室の圧力を検出する圧力検出手段と、を備え、前記制御手段が、前記シール材充填後所定時間経過した後に前記拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧が高くなるように前記圧力変更手段を制御して、前記圧力検出手段が検出した前記気密室の圧力が変化した場合は、シール状態が不十分と判断して、再度前記拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧が高くなるように前記圧力変更手段を制御して、この状態で前記充填手段に前記シール材を再充填させる、ことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、前記拡径筒部の小径側が、前記気密室に進入するように取り付けられ、前記制御手段が、前記シール材を充填する際には、前記圧力変更手段に、前記気密室の圧力を減圧させることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前記拡径筒部の大径側が、前記気密室に進入するように取り付けられ、前記制御手段が、前記シール材を充填する際には、前記圧力変更手段に、前記気密室の圧力を加圧させることを特徴としている。
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、制御手段が圧力変更手段に気密室内の圧力を変更させてグロメットの拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧を高くして、その状態でシール材を充填しているので、シール材が気圧の低い小径側に引き込まれるために、ワイヤハーネスの電線間にシール材が浸透し、シール性の向上が図れる。また、制御手段が、シール材の充填後に、グロメットの拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧を高くして、圧力検出手段が検出した気密室の圧力の変化を検出した場合は、グロメットを通じて空気が漏れていると考えられるので、シール状態が不十分と判断することができる。従って、シール状態の検査をシール材を充填した装置を用いて行うことができ、製造と検査の冶具の統合ができるために、設備の削減が図れ、また、冶具の設置などの時間が省けるために製造、検査工程の効率化が図れる。また、シール状態が不十分と判定した場合は、速やかに充填手段によるシール材の再充填を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、グロメットの拡径筒部の小径側の圧力を減圧することで小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧を高くしているので、大径側から充填したシール材が、小径側に引き込まれ易く、ワイヤハーネスの電線間にシール材が浸透し、シール性の向上が図れる。
請求項3に記載の発明によれば、グロメットの拡径筒部の大径側の圧力を加圧することで小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧を高くしているので、大径側から充填したシール材が、小径側に引き込まれ易く、ワイヤハーネスの電線間にシール材が浸透し、シール性の向上が図れる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態にかかるシール材の充填方法およびシール材の充填装置を図1ないし図3に基づいて説明する。まず、図1を参照して、本発明が適用されるグロメット2とワイヤハーネス1について説明する。
ワイヤハーネス1は、芯線の外周に絶縁皮膜が施された被服電線1aが複数束ねられている。ワイヤハーネス1は、図1に示すように自動車の車室と車室外とを仕切るパネル3の取付孔に装着されたグロメット2の内側を通されている。
グロメット2は、ゴムなどの弾性素材で構成されているとともに、パネル3の取付孔に密着する大径側としての大径部2aと大径部2aよりも外周が小さく形成された小径側としての小径部2bとを有する拡径筒部2cと、拡径筒部2cの内部に充填されたシール材4と、を備えている。拡径筒部2cは、小径部2bから大径部2aに向けて内外径が拡大するとともに筒状に形成され、大径部2aのパネル3の取付孔に密着する部分には該取付孔の孔縁と嵌合する嵌合溝2dが形成されている。そして、ワイヤハーネス1はグロメット2の大径部2aから小径部2bを貫通するように取り付けられ、小径部2bの内周面にワイヤハーネス1の外周面が密着する。
シール材4は、浸透性及び耐水性を有し、経時的に硬化性を有する液状の樹脂類やゴム類などが用いられる。
次に、本発明の第1の実施形態にかかるシール材充填装置10を説明する。本発明の第1の実施形態にかかるシール材充填装置10は、エアタンク11と、圧力計および減圧装置12と、給排気パイプ13と、圧力弁14と、シール材充填部15と、制御装置16と、から構成されている。
気密室としてのエアタンク11は、例えばドラム缶形状であり、その天井壁11aには、グロメット2を取り付ける取付孔11bが形成されている。この取付孔11bは、グロメットの嵌合溝2dと嵌合しグロメット2と密着する。また、エアタンク11の側壁には後述する給排気パイプ13が接続されている。
圧力変更手段、圧力検出手段としての圧力計および減圧装置12は、エアタンク11内の圧力(気圧)を計測する圧力計と、エアタンク11内の圧力(気圧)を減圧する空気圧縮機(減圧装置)と、から構成されている。
エアタンク11と圧力計および減圧装置12は、給排気パイプ13で接続されている。給排気パイプ13の内部には圧力弁14が設けられている。圧力弁14は、後述する制御装置16によって開閉が制御される。
充填手段としてのシール材充填部15は、グロメット2の大径部2aの端部近傍に配され、制御装置16の制御によって、シール材4をグロメットの拡径筒部2c内部に注入して充填する。
制御手段としての制御装置16は、CPU(中央処理装置)やメモリなどから構成され、メモリに予め記憶させた制御プログラムによって圧力計及び減圧装置12の圧力計の圧力値の取得や空気圧縮機(減圧装置)の動作指示、圧力弁14の開閉、シール材充填部15のシール材充填開始と停止などの制御を行う。
次に、上述した構成のシール材充填装置10におけるシール材の充填方法を図3のフローチャートを参照しして説明する。
まず、ステップS1において、シール材充填装置10にグロメット2を取り付けてステップS2に進む。すなわち、図2のようにグロメット2にワイヤハーネス1が取り付けられた状態で、エアタンク11の取付孔11bにグロメット2の小径部2bをエアタンク11内に進入させて嵌合溝2dを取付孔11bに嵌合させて取り付ける。
次に、ステップS2において、制御装置16が圧力弁14を開制御してステップS3に進む。
次に、ステップS3において、制御装置16が圧力計および減圧装置12の空気圧縮機を起動させてエアタンク11内の圧力(気圧)の減圧を開始させてステップS4に進む。
次に、ステップS4において、制御装置16がシール材充填部15にグロメット2の大径部2aからシール材4を注入させてステップS5に進む。本ステップによってグロメット2の大径部2aから注入したシール材4が減圧されている小径部2b側へ引き込まれ被服電線1a間に浸透しシール材4の浸透距離が増加する。即ち、グロメット2の拡径筒部2cの小径部2b側の端部外の気圧よりも大径部2a側の端部内の気圧が高くなるように空気圧縮機を制御して、この状態でシール材充填部15にシール材4を充填させている。
次に、ステップS5において、制御装置16が圧力弁14を閉制御してステップS6に進む。
次に、ステップS6において、制御装置16が圧力計および減圧装置12の空気圧縮機を停止させてエアタンク11内の圧力(気圧)の減圧を停止させてエアタンク11内の圧力を大気圧と同等(つまり、グロメット2の大径部2a側と同等の気圧)に戻してステップS7に進む。
次に、ステップS7において、グロメット2に充填したシール材4が硬化するまで所定時間待機してステップS8に進む。
次に、ステップS8において、制御装置16が圧力弁14を開制御してステップS9に進む。本ステップよりステップS4において充填したシール材4によるシール状態の検査を開始する。
次に、ステップS9において、制御装置16が圧力計および減圧装置12の空気圧縮機を起動させてエアタンク11内の圧力(気圧)の減圧を開始させてステップS10に進む。
次に、ステップS10において、制御装置16が圧力計および減圧装置12の圧力計にエアタンク11内の圧力を計測させてステップS11に進む。
次に、ステップS11において、制御装置16がシール材充填装置10周囲の大気圧とステップS10で計測した圧力とを比較し、大気圧よりも所定の気圧まで減圧されたか否かを判断し、減圧された場合(YESの場合)はステップS12に進み、そうでない場合(NOの場合)はステップS10に戻る。
次に、ステップS12において、制御装置16が圧力弁14を閉制御してステップS13に進む。
次に、ステップS13において、制御装置16が圧力計および減圧装置12の空気圧縮機を停止させてエアタンク11内の圧力(気圧)の減圧を停止させてエアタンク11内の圧力を大気圧と同等(つまり、グロメット2の大径部2a側と同等の気圧)に戻してステップS14に進む。
次に、ステップS14において、制御装置16が圧力計にエアタンク11内の圧力を確認させてステップS15に進む。
次に、ステップS15において、制御装置16でグロメット2のシール状態を判定して、シール状態が良好である場合は、検査を終了し、グロメット2をエアタンク11から取り外して、新たなグロメット2を取り付ける。シール状態が不良である場合は、ステップS16に進む。シール状態の良好/不良は、減圧時(ステップS11〜S12)に圧力変動がない場合は良好、圧力変動があった場合は不良として判別する。即ち、圧力計が検出したエアタンク11の圧力が変化した場合は、シール状態が不十分と判断している。
次に、ステップS16において、ステップS15でシール状態が不良であると判定されたのでシール材4の再充填を行ってステップS2に戻る。
本実施形態によれば、天井壁11aに取付孔11bが形成されたエアタンク11にグロメット2を小径部2bがエアタンク11に進入するように取り付けて、制御装置16が減圧装置および圧力計12の減圧装置を動作させてエアタンク11内の圧力を減圧させながらシール材充填部15にシール材4をグロメット2の大径部2aから注入して充填しているので、シール材4が圧力の低い小径部2b側に引き込まれるためにシール材4の浸透距離が増加してワイヤハーネス1の被服電線1a間にシール材4がよく浸透し、シール性の向上が図れる。
また、シール材4硬化時間後にエアタンク11の圧力を低下させて、圧力変動がない場合は良好、圧力変動があった場合は不良として判別しているので、シール状態がシールを施した装置で引き続き検査できる。従って、製造と検査の冶具の統合ができるために、設備の削減が図れ、また、冶具の設置などの時間が省けるために製造、検査工程の効率化が図れる。
また、シール状態の検査で不良だった場合は、その場でシール材4の再充填を行っているので、検査後速やかに再充填が行える。また、製造と検査の冶具の統合ができるために、設備の削減が図れ、また、冶具の設置などの時間が省けるために製造、検査工程の効率化が図れる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態においては図4に示すようにエアタンク11の底部11cに取付孔11bを形成し、グロメット2の大径部2a側をエアタンク11に進入するよう取り付けている。また、シール材充填部15がエアタンク11内に設置されている。また、第1の実施形態の圧力計及び減圧装置12が圧力計及び加圧装置12´に変更されている。
つまり、本実施形態は、シール材4を充填するグロメットの大径部2a側の圧力を小径部2b側の圧力よりも加圧装置で高くして、グロメット2にシール材4の充填を行う。
本実施形態の動作は基本的に図3のフローチャートと同様である。ただし、ステップS3、S9は空気圧縮機(加圧装置)でエアタンク11内の圧力(気圧)を加圧している。ステップS11は、大気圧よりも所定の気圧まで加圧されたか否かを判断し、加圧された場合(YESの場合)はステップS12に進み、そうでない場合(NOの場合)はステップS10に戻っている。そして、ステップS15のシール状態の良好/不良は、加圧時に圧力変動がない場合は良好、圧力変動があった場合は不良として判別している。
本実施形態によれば、底部11cに取付孔11bが形成されたエアタンク11にグロメット2を大径部2aがエアタンク11に進入するように取り付けて、制御装置16が加圧装置および圧力計12´の加圧装置を動作させてエアタンク11内の圧力を加圧させながらシール材充填部15にシール材4をグロメット2の大径部2aから注入して充填しているので、シール材4が圧力の低い小径部2b側に引き込まれるためにシール材4の浸透距離が増加してワイヤハーネス1の被服電線1a間にシール材4がよく浸透し、シール性の向上が図れる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に適用するグロメットとワイヤハーネスの断面図である。 本発明の第1の実施形態にかかるシール材充填装置の一部断面図である。 図2に示されたシール材充填装置におけるシール材の充填方法のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかるシール材充填装置の一部断面図である。
符号の説明
1 ワイヤハーネス
2 グロメット
2a 大径部(大径側)
2b 小径部(小径側)
2c 拡径筒部
4 シール材
10 シール材充填装置
11 エアタンク(気密室)
12 圧力計及び減圧装置(圧力変更手段、圧力検出手段)
12´ 圧力計及び加圧装置(圧力変更手段、圧力検出手段)
15 シール材充填部(充填手段)
16 制御装置(制御手段)

Claims (3)

  1. 小径側の端部から大径側の端部に向けて徐々に内外径が拡大するとともに筒状に形成されて内側にワイヤハーネスを通す拡径筒部と、前記拡径筒部内に充填されるシール材と、を備えたグロメットのシール材の充填装置において、
    前記ワイヤハーネスが通された拡径筒部が外壁を貫通した状態で取り付けられかつ内部が気密に保たれた気密室と、
    前記気密室内の圧力を変更可能な圧力変更手段と、
    前記外壁に取り付けられたグロメットの前記拡径筒部の大径側から前記シール材を充填する充填手段と、
    前記ワイヤハーネスが通されて前記外壁に取り付けられた前記拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧が高くなるように前記圧力変更手段を制御して、この状態で前記充填手段に前記シール材を充填させる制御手段と、
    前記気密室の圧力を検出する圧力検出手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記シール材充填後所定時間経過した後に前記拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧が高くなるように前記圧力変更手段を制御して、前記圧力検出手段が検出した前記気密室の圧力が変化した場合は、シール状態が不十分と判断して、再度前記拡径筒部の小径側の端部外の気圧よりも大径側の端部内の気圧が高くなるように前記圧力変更手段を制御して、この状態で前記充填手段に前記シール材を再充填させる、
    ことを特徴とするシール材の充填装置。
  2. 前記拡径筒部の小径側が、前記気密室に進入するように取り付けられ、
    前記制御手段が、前記シール材を充填する際には、前記圧力変更手段に、前記気密室の圧力を減圧させることを特徴とする請求項に記載のシール材充填装置。
  3. 前記拡径筒部の大径側が、前記気密室に進入するように取り付けられ、
    前記制御手段が、前記シール材を充填する際には、前記圧力変更手段に、前記気密室の圧力を加圧させることを特徴とする請求項に記載のシール材充填装置。
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