JP5399488B2 - ボタン取付部材 - Google Patents

ボタン取付部材 Download PDF

Info

Publication number
JP5399488B2
JP5399488B2 JP2011518156A JP2011518156A JP5399488B2 JP 5399488 B2 JP5399488 B2 JP 5399488B2 JP 2011518156 A JP2011518156 A JP 2011518156A JP 2011518156 A JP2011518156 A JP 2011518156A JP 5399488 B2 JP5399488 B2 JP 5399488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
post
inclined surface
button
ridge
mounting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011518156A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010143256A1 (ja
Inventor
建二 長谷川
和彦 鈴木
裕之 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YKK Corp filed Critical YKK Corp
Publication of JPWO2010143256A1 publication Critical patent/JPWO2010143256A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5399488B2 publication Critical patent/JP5399488B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B1/00Buttons
    • A44B1/18Buttons adapted for special ways of fastening
    • A44B1/44Buttons adapted for special ways of fastening with deformable counterpiece
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B17/00Press-button or snap fasteners
    • A44B17/0005Fastening of press-button fasteners

Landscapes

  • Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)

Description

本発明は、衣服の生地や、鞄やケースを構成する樹脂シート等の可撓性基材に取り付けられるボタン取付部材に関する。
雌又は雄スナップは、一般的に、突起状のポスト部を有するボタン取付部材と、ボタン取付部材のポスト部が差し込まれる差込口が形成された雌又は雄スナップ本体とを備え、衣服の生地等の可撓性基材にボタン取付部材のポスト部を貫通させ、該可撓性基材の反対側に設けられた雌又は雄スナップ本体の差込口に該ポスト部を差し込むことで、該可撓性基材に取り付けられる。
ボタン取付部材を生地等の可撓性基材に貫通させる際、可撓性基材の材質や厚さ等によって、ボタン取付部材と可撓性基材との間の接触抵抗が大きくなることがある。ここで、ボタン取付部材の先端が先鋭な円錐状に形成されている場合、円錐状の先端が可撓性基材に食い込んだときに、円錐状の先端が円周方向の全周に亘って可撓性基材と接触することとなり、可撓性基材からの圧力を全周で均等に受ける。このため、可撓性基材を貫通する間にボタン取付部材に過度の負荷が加わり、ボタン取付部材に座屈が生じ、また、可撓性基材に糸引きが生じることがある。さらに、ボタン取付部材を貫通させた後で可撓性基材の目を広げる際に引きつりが生じることもある。
上述の問題に対して、種々のボタン取付部材の研究・開発がなされている。そのようなボタン取付部材として、例えば、特許文献1には、平板状の座板の中央から突出する円柱状の柱部を立設し、柱部の先端に四角錐の頭部を一体に形成し、頭部の基端外周における隅角部が柱部の外周面よりも外方へ突出して係止部を形成してなるボタン用タックが開示されている。
そして、このような構成によれば、生地に刺通するとき、パッカリング現象が生じ難く、またボタンのボス部との係止が強固に行えるボタン用タックを提供することができると記載されている。
特開2001−178505号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたボタン取付部材(ボタン用タック)は、先端部(四角錐状の頭部)の4つの傾斜面間に鋭利な稜線が形成されており、ボタン取付部材(ボタン用タック)が生地を貫通する際にこの稜線が生地から過大な圧力を受ける。このとき、稜部に面が形成されていない場合、すなわち稜部が稜線となっている場合は、可撓性基材を構成する糸等から受ける圧力が大きいため当該圧力によって稜部が損傷して糸等を良好に切断することが困難となり、さらにはボタン取付部材(ボタン用タック)に座屈が生じる問題も発生する。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、以下の構成に係るボタン取付部材によれば、上記の課題を解決し得ることを見出した。
すなわち、本発明に係るボタン取付部材は、ベース部と、前記ベース部表面に起立するように形成された柱状のポスト部とを備え、前記柱状のポスト部は、前記ベース部表面から延びるポスト胴部と、該ポスト胴部の先端からそのまま該ポスト胴部が延長するような方向に延びる三角錐状のポスト頂部とを備え、前記ポスト頂部は、三角錐の3つの側面を構成する3つの第1の傾斜面と、隣り合う該第1の傾斜面間の稜部上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面とを備えている。
このような構成によれば、ボタン取付部材が可撓性基材を貫通する際、ポスト部の三角錐状のポスト頂部に形成された第1の傾斜面が可撓性基材からの圧力を逃す働きをすることにより、第1の傾斜面間の稜部に圧力が加わる。このとき、稜部には先端方向に傾斜する第2の傾斜面が形成されているため、糸等からの圧力を線でなく面で受けることにより稜部の損傷を防止しつつ良好に糸等の切断を行うことができ、さらにボタン取付部材の座屈の発生を良好に抑制することができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、一態様において、前記ポスト部の第2の傾斜面が、前記ポスト部が起立する方向における前記稜部の途中から前記ポスト部の頂点に亘って形成されている。
このような構成によれば、ポスト部の第2の傾斜面が稜部の途中からポスト部の頂点に亘って形成されているため、ボタン取付部材を可撓性基材に貫通させる際、すぐに可撓性基材からの圧力を稜部の途中からポスト部の頂点に亘って形成された第2の傾斜面が受けることで、稜部の損傷を防止しつつさらに良好に糸等の切断を行うことができ、また、ボタン取付部材の座屈の発生をさらに良好に抑制することができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、更に別の一態様において、ポスト部の第2の傾斜面が、前記稜部における前記ポスト部の頂点から所定の間隔を空けた位置に形成されている。
このような構成によれば、ポスト部の第2の傾斜面が、稜部においてポスト部の頂点から所定の間隔を空けた位置に形成されているため、ボタン取付部材を可撓性基材に貫通させる際、まずポスト部の先端付近の鋭利な稜部が可撓性基材に容易に食い込んだ後、可撓性基材からの圧力を稜部の途中部分のみに形成された第2の傾斜面が受ける。従って、ボタン取付部材の座屈を良好に抑制したまま、ボタン取付部材を可撓性基材により容易に貫通させることができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、更に別の一態様において、前記第2の傾斜面が、複数の隣り合う前記第1の傾斜面間の全ての稜部上に形成されている。
このような構成によれば、第2の傾斜面が、複数の隣り合う第1の傾斜面間の全ての稜部上に形成されているため、ボタン取付部材を可撓性基材に貫通させる際、ポスト部の稜部に加わる大きな圧力を全ての稜部上に形成された第2の傾斜面で受けることができる。従って、ボタン取付部材の座屈をより良好に抑制することができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、更に別の一態様において、前記第1の傾斜面と、前記ポスト部が延びる方向に対して垂直な平面とのなす鋭角である前記第1の傾斜面の傾斜角が互いに等しく形成されている。
このような構成によれば、第1の傾斜面の傾斜角が互いに等しく形成されているため、ボタン取付部材が可撓性基材を貫通する際、傾斜角が互いに等しく形成された第1の傾斜面が可撓性基材からの圧力をバランス良く受けることができる。従って、ボタン取付部材の座屈をより良好に抑制することができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、更に別の一態様において、前記第2の傾斜面と、前記ポスト部が延びる方向に対して垂直な平面とのなす鋭角である前記第2の傾斜面の傾斜角が互いに等しく形成されている。
このような構成によれば、第2の傾斜面の傾斜角が互いに等しく形成されているため、ボタン取付部材が可撓性基材を貫通する際、傾斜角が互いに等しく形成された第2の傾斜面が、ポスト部の稜部に加わる可撓性基材からの圧力をバランス良く受けることができる。従って、ボタン取付部材の座屈をより良好に抑制することができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、更に別の一態様において、前記第2の傾斜面の傾斜角が前記第1の傾斜面の傾斜角より小さい。
このような構成によれば、第2の傾斜面の傾斜角が第1の傾斜面の傾斜角より小さいため、ボタン取付部材を可撓性基材に貫通させる際、第2の傾斜面が第1の傾斜面よりも先に可撓性基材に接触して圧力を受けることにより良好に可撓性基材の糸等の切断を行うことができる。
また、本発明に係るボタン取付部材は、更に別の一態様において、前記ポスト部の直上から前記ポスト部を平面視したときの、前記ポスト部の頂点を中心とした前記傾斜面の円周方向に拡がる角を頂角としたとき、第2の傾斜面の頂角が第1の傾斜面の頂角より小さい。
このような構成によれば、第2の傾斜面の頂角が第1の傾斜面の頂角より小さいため、第2の傾斜面がより良好に可撓性基材の糸等の切断を行うことができる。
本発明によれば、可撓性基材に取り付ける際に、可撓性基材の糸等を良好に切断すると共に、座屈の発生を良好に抑制することができるボタン取付部材を得ることができる。
図1は、実施形態1に係るボタン取付部材の斜視図である。 図2は、実施形態1に係るボタン取付部材のポスト部の平面図である。 図3は、実施形態1に係るボタン取付部材のポスト部の図4のB−B線における水平断面図である。 図4は、実施形態1に係るボタン取付部材のポスト部の図2のA−A線における断面図である。 図5は、ポスト部差し込み前の、ボタン取付部材、可撓性基材、及び、雌スナップ本体の断面図である。 図6は、ボタン取付部材のポスト部が可撓性基材に対面したときのポスト部及び可撓性基材の平面図である。 図7は、ポスト部を差込口へ差し込んで可撓性基材を持ち上げた状態における、差込口付近の、ボタン取付部材、可撓性基材、及び、雌スナップ本体の拡大断面図である。 図8は、図5の状態からさらにポスト部を差込口へ差し込むことでポスト部が可撓性基材を貫通した状態における、差込口付近の、ボタン取付部材、可撓性基材、及び、雌スナップ本体の拡大断面図である。 図9は、ポスト部を完全に差し込み、ボタン取付部材と雌スナップ本体とを固定した、ボタン取付部材、可撓性基材、及び、雌スナップ本体の断面図である。 図10は、実施形態2に係るボタン取付部材のポスト部の平面図である。 図11は、実施形態2に係るボタン取付部材のポスト部の断面図である。 図12は、実施形態3に係るボタン取付部材のポスト部の平面図である。 図13は、実施形態3に係るボタン取付部材のポスト部の稜部正面からみた正面図である。 図14は、実施形態3に係るボタン取付部材のポスト部の第1の傾斜面略正面からみた正面図である。 図15は、実施形態4に係るボタン取付部材の斜視図である。 図16は、実施形態4に係るボタン取付部材の平面図である。 図17は、実施形態4に係るボタン取付部材の断面図である。 図18は、図17のC−C線における水平断面図である。 図19は、ポスト部差し込み前の、ボタン取付部材、可撓性基材、及び、ボタン本体の断面図である。
本発明に係るボタン取付部材の構成について、図を用いて以下に詳細に説明する。なお、以下に示す構成は例示であり、これらに限定されるものではない。
(実施形態1)
(ボタン取付部材10の構成)
図1は、実施形態1に係るボタン取付部材10の斜視図を示す。図2は、ボタン取付部材10のポスト部12の平面図を示す。図3は、ボタン取付部材10のポスト部12の図4のB−B線における水平断面図を示す。図4は、ボタン取付部材10のポスト部12の図2のA−A線における断面図を示す。図5は、ポスト部12差し込み前の、ボタン取付部材10、可撓性基材40、及び、雌スナップ本体20の断面図を示す。
雌スナップ30は、ボタン取付部材10と雌スナップ本体20とを備えている。
ボタン取付部材10は、ベース部11と、ベース部11の表面の略中央部に起立するように形成され、衣服の生地等の可撓性基材40を貫通するためのポスト部12とを備えている。ベース部11は、例えば略円形状や略矩形状等の板状に形成されている。ポスト部12は、ベース部11の表面に起立する柱状に形成されている。ポスト部12は、ベース部11表面から延びるポスト胴部18と、ポスト胴部18の先端からそのままポスト胴部18が延長するような方向に延びるポスト頂部19とを備えている。ポスト胴部18は、略円柱状に形成されている。ポスト胴部18は、円柱状に限らず、例えば、三角柱や四角柱等の多角柱状に形成してもよい。ポスト頂部19は、頂点16に向かってしだいに肉厚(断面積)が小さくなって先細る三角錐状に形成されている。ポスト頂部19は、三角錐の3つの側面を構成する先端方向に傾斜する3つの第1の傾斜面13と、隣り合う第1の傾斜面13間の稜部15上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面14とを備えている。
第1の傾斜面13の頂角θ1(図2に示す、ポスト部12の直上からポスト部12を平面視したときの、ポスト部12の頂点16を中心とした第1の傾斜面13の円周方向に拡がる角)は、例えば90〜110°であり、互いに等しく形成されている。
第1の傾斜面13と、ポスト部12が延びる方向に対して垂直な平面m1とのなす鋭角である第1の傾斜面13の傾斜角(図4に示す角α1)は、限定されないが、例えば、40〜85°であり、互いに等しく形成されている。本実施形態では、ポスト頂部19は正三角錐状に形成されているため、第1の傾斜面13は、図2において、頂点16に関して点対称な位置にそれぞれ形成されている。
第1の傾斜面13間に形成される稜部15は、ポスト部12の先端に向かってなだらかに傾斜するように形成されている。
第2の傾斜面14は、ポスト部12において、隣り合う第1の傾斜面13間の稜部15上に、先端方向に傾斜するように形成されている。第2の傾斜面14は、ポスト部12が起立する方向における稜部15の途中からポスト部12の頂点16に亘って形成されている。第2の傾斜面14は、隣り合う第1の傾斜面13間の全ての稜部15上に形成されている。第2の傾斜面14の頂角θ2(図2に示す、ポスト部12の直上からポスト部12を平面視したときの、ポスト部12の頂点16を中心とした第2の傾斜面14の円周方向に拡がる角)は、例えば10〜30°であり、互いに等しく形成されている。第2の傾斜面14の頂角θ2は、上述の第1の傾斜面13の頂角θ1より小さく形成されている。第2の傾斜面14と、ポスト部12が延びる方向に対して垂直な平面m2とのなす鋭角である第2の傾斜面14の傾斜角(図4に示す角α2)は、例えば、35〜80°であり、互いに等しく形成されている。第2の傾斜面14の傾斜角α2は、ポスト部12が可撓性基材40を貫通する際に、第1の傾斜面13より先に可撓性基材からの圧力を受けるために、第1の傾斜面13の傾斜角α1より小さく形成するのが好ましい。
ベース部11とポスト部12とは、例えば樹脂材料や金属材料等で形成することができる。このうち、特に、樹脂材料がコスト、軽量、成形容易性等の点から好ましい。樹脂材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂又はPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)等を用いることできる。ベース部11とポスト部12とは一体成形されている。
雌スナップ本体20は、略円盤状等に形成された本体基板23と、本体基板23の周縁から表面側に突出した雌型の嵌合部24と、本体基板23の裏面側に形成された突状部22とを備えている。嵌合部24は、円筒状に形成され、上端縁部分に半径方向内側へ突出する係合部21を備えている。嵌合部24の係合部21は、雄スナップ本体が雌スナップ本体20に嵌合する際に、雄スナップ本体を引っかけて固定する機能を有する。本体基板23の略中央部には差込部26が形成されている。差込部26は、本体基板23の裏面側に円形状の差込口27を備えている。差込部26には、可撓性基材40を貫通したボタン取付部材10のポスト部12が差し込まれる。突状部22は、雌スナップ本体20と一体成形されており、本体基板23の裏面側に複数配置され、それぞれ下方に向けて尖るような、先鋭状に形成されている。
雌スナップ本体20は、樹脂材料等の弾性材料又は金属材料等で構成することができる。このうち、特に、樹脂材料がコスト、軽量、成形容易性等の点から好ましい。樹脂材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂又はPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)等を用いることできる。
(雌スナップ30の取り付け方法)
次に、本発明に係る雌スナップ30の、衣服の生地等の可撓性基材40への取り付け方法について図を用いて詳細に説明する。また、本実施形態では、ボタン取付部材10及び雌スナップ本体20を、雌スナップ取り付け装置(不図示)を用いて可撓性基材40に取り付ける方法について例示的に説明する。
まず、上述のボタン取付部材10、雌スナップ本体20、及び、雌スナップ30を取り付ける対象となる衣服の生地等の可撓性基材40を準備する。また、雌スナップ取り付け装置(不図示)も準備する。雌スナップ取り付け装置は、固定台、固定台に対して昇降動作する打ち込み具、及び、打ち込み具の軸芯部に設けられたハンマー(それぞれ不図示)を備えている。
次に、ボタン取付部材10をポスト部12側が上向きになるようにして雌スナップ取り付け装置の固定台にセットし、雌スナップ本体20を差込口27が下向きになるように打ち込み具にセットする。
続いて、可撓性基材40を緊張させてボタン取付部材10と雌スナップ本体20との間に介在させた状態で、雌スナップ取り付け装置の打ち込み具を下降させる。打ち込み具が下降すると、図5に示すように、緊張した可撓性基材40を挟んだ両側において、ボタン取付部材10のポスト部12と雌スナップ本体20の差込部26とが対向する。
このとき、図6に示すように、可撓性基材40が、例えば糸41で織成された生地等であれば、ポスト部12における正三角錐状のポスト頂部19の頂点16が可撓性基材40の糸41と糸41との間の目の中へ容易に入り込むことができる。
図5の状態から、さらに打ち込み具を下降させると、図7に示すように、ボタン取付部材10のポスト部12が雌スナップ本体20の差込部26の差込口27へ差し込まれて可撓性基材40を持ち上げる。
持ち上げられた可撓性基材40は、ポスト部12が差し込まれると共に差込部26の内部へ巻き込まれる。また、雌スナップ本体20の複数の突状部22は、可撓性基材40に食い込んで引っ掛かりを形成する。
このとき、ボタン取付部材10は、ポスト部12の頂点から可撓性基材40内に入り込んだ後、まず、稜部15上の第2の傾斜面14が先に可撓性基材40からの初期の圧力を集中的(局所的)に面で受ける。このように、糸等からの圧力を線でなく面で受けることにより、稜部15の損傷を防止しつつ良好に糸41の切断を行う。
図7の状態から、さらに打ち込み具を下降させると、図8に示すように、ポスト部12が可撓性基材40を貫通する。このとき、上述のように、稜部15上の第2の傾斜面14で可撓性基材40からの圧力を集中的に受けているため、第1の傾斜面13に加わる圧力は小さい。このため、ボタン取付部材10の座屈、及び、可撓性基材40の糸引きの発生を良好に抑制することができる。
続いて、さらに打ち込み具を下降させてポスト部12を完全に差込部26に差し込む。このとき、ボタン取付部材10のベース部11の表面、及び、雌スナップ本体20の表面がそれぞれ可撓性基材40を押圧して固定している。また、ポスト部12のポスト頂部19は、差込部26から完全に突出している。
この状態でさらに打ち込み具が下降を続けることにより、打ち込み具の軸芯部に設けられたハンマーがポスト部12の先端を打撃して拡開変形させる(フランジ付けする)ことによって、図9に示すように、ボタン取付部材10と雌スナップ本体20とが加締め止めにより固定される。
(実施形態2)
ボタン取付部材は、実施形態1に記載したものに限らず、例えば、以下に説明する実施形態2に係る構成であってもよい。
図10は、実施形態2に係るボタン取付部材50のポスト部52の平面図を示す。図11は、実施形態2に係るボタン取付部材50のポスト部52の断面図を示す。
ボタン取付部材50は、ベース部(不図示)と、ベース部の表面の略中央部に起立するように形成され、衣服の生地等の可撓性基材を貫通するためのポスト部52とを備えている。ベース部は、例えば略円形状や略矩形状等の板状に形成されている。ポスト部52は、ベース部表面から延びるポスト胴部58と、ポスト胴部58の先端からそのままポスト胴部58が延長するような方向に延びるポスト頂部59とを備えている。ポスト胴部58は、略円柱状に形成されている。ポスト胴部58は、円柱状に限らず、例えば、三角柱や四角柱等の多角柱状に形成してもよい。ポスト頂部59は、頂点56に向かってしだいに肉厚(断面積)が小さくなって先細る三角錐状に形成されている。ポスト頂部59は、三角錐の3つの側面を構成する先端方向に傾斜する3つの第1の傾斜面53と、隣り合う第1の傾斜面53間の稜部55上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面54とを備えている。
第1の傾斜面53の傾斜角は、限定されないが、例えば、40〜85°であり、互いに等しく形成されている。本実施形態では、ポスト頂部59は正三角錐状に形成されているため、第1の傾斜面53の傾斜角は、図10において、頂点56に関して点対称な位置にそれぞれ形成されている。第1の傾斜面53間に形成される稜部55は、ポスト部52の先端に向かってなだらかに傾斜するように形成されている。
第1の傾斜面53の頂角θ3(図10に示す、ポスト部52の直上からポスト部52を平面視したときの、ポスト部52の頂点56を中心とした第1の傾斜面53の円周方向に拡がる角)は、例えば90〜110°であり、互いに等しく形成されている。
第2の傾斜面54は、ポスト部52において、隣り合う第1の傾斜面53間の稜部55上に、先端方向へ向かってなだらかに先細る曲面状に形成されている。第2の傾斜面54の頂角θ4(図10に示す、ポスト部52の直上からポスト部52を平面視したときの、ポスト部52の頂点56を中心とした第2の傾斜面54の円周方向に拡がる角)は、例えば10〜30°であり、互いに等しく形成されている。第2の傾斜面54の頂角θ4は、上述の第1の傾斜面53の頂角θ3より小さく形成されている。
ベース部とポスト部52とは、例えば樹脂材料や金属材料等で形成することができる。このうち、特に、樹脂材料がコスト、軽量、成形容易性等の点から好ましい。樹脂材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂又はPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)等を用いることできる。ベース部とポスト部52とは一体成形されている。
ポスト部52の第2の傾斜面54は、上記のように曲面状に形成されていても、ボタン取付部材50を可撓性基材に貫通させる際、ポスト部52の稜部55に加わる大きな圧力を第2の傾斜面54で受けることができ、これによりボタン取付部材50の座屈を良好に抑制することができる。
(実施形態3)
ボタン取付部材は、実施形態1や2に記載したものに限らず、例えば、以下に説明する実施形態3に係る構成であってもよい。
図12は、実施形態3に係るボタン取付部材60のポスト部62の平面図を示す。図13は、実施形態3に係るボタン取付部材60のポスト部62の稜部65正面からみた正面図を示す。図14は、実施形態3に係るボタン取付部材60のポスト部62の第1の傾斜面63略正面からみた正面図を示す。
ボタン取付部材60は、ベース部(不図示)と、ベース部の表面の略中央部に起立するように形成され、衣服の生地等の可撓性基材を貫通するためのポスト部62とを備えている。ベース部は、例えば略円形状や略矩形状等の板状に形成されている。ポスト部62は、ベース部表面から延びるポスト胴部68と、ポスト胴部68の先端からそのままポスト胴部68が延長するような方向に延びる三角錐状のポスト頂部69とを備えている。ポスト胴部68は、略円柱状に形成されている。ポスト胴部68は、円柱状に限らず、例えば、三角柱や四角柱等の多角柱状に形成してもよい。ポスト頂部69は、頂点66に向かってしだいに肉厚(断面積)が小さくなって先細る三角錐状に形成されている。ポスト頂部69は、三角錐の3つの側面を構成する先端方向に傾斜する3つの第1の傾斜面63と、隣り合う第1の傾斜面63間の稜部65上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面64とを備えている。
第1の傾斜面63の傾斜角は、限定されないが、例えば、40〜85°であり、互いに等しく形成されている。本実施形態では、ポスト頂部69は正三角錐状に形成されているため、第1の傾斜面63の傾斜角は、図12において、頂点66に関して点対称な位置にそれぞれ形成されている。
第1の傾斜面63の頂角θ5(図12に示す、ポスト部62の直上からポスト部62を平面視したときの、ポスト部62の頂点66を中心とした第1の傾斜面63の円周方向に拡がる角)は、それぞれ120°である。
第2の傾斜面64は、ポスト部62において、隣り合う第1の傾斜面63間の稜部65において、ポスト部62の頂点から所定の間隔を空けた位置、すなわちポスト部62が起立する方向における稜部65の途中部分のみに形成されている。このため、ポスト部62のポスト頂部69は、頂点66付近が実施形態1及び2のものと比較して、より先鋭となっている。第2の傾斜面64は、稜部65においてポスト部62の頂点から所定の間隔を空けた位置であればどのような位置に形成されていてもよく、例えば、稜部65を三等分した中央の領域に形成されていてもよい。
第2の傾斜面64の頂角θ6(図12に示す、ポスト部62の直上からポスト部62を平面視したときの、稜部65における第2の傾斜面64の頂点66’を中心とした第2の傾斜面64の円周方向に拡がる角)は、例えば50〜70°であり、互いに等しく形成されている。第2の傾斜面14の頂角θ6は、上述の第1の傾斜面63の頂角θ5より小さく形成されている。
ベース部とポスト部62とは、例えば樹脂材料や金属材料等で形成することができる。このうち、特に、樹脂材料がコスト、軽量、成形容易性等の点から好ましい。樹脂材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂又はPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)等を用いることできる。ベース部とポスト部62とは一体成形されている。
ポスト部62の第2の傾斜面64は、隣り合う第1の傾斜面63間の、ポスト部62が起立する方向における稜部65の途中部分のみに形成されている。このため、ボタン取付部材60を可撓性基材に貫通させる際、まずポスト部62の先端付近の鋭利な稜部65が可撓性基材に容易に食い込んだ後、可撓性基材からの圧力を稜部65の途中部分のみに形成された第2の傾斜面64が受ける。従って、ボタン取付部材60の座屈を良好に抑制したまま、ボタン取付部材60を可撓性基材により容易に貫通させることができる。
(実施形態4)
ボタン取付部材は、実施形態1〜3に記載したものに限らず、例えば、以下に説明する実施形態4に係る構成であってもよい。
図15は、実施形態4に係るボタン取付部材70のポスト部72の斜視図を示す。図16は、実施形態4に係るボタン取付部材の平面図を示す。図17は、実施形態4に係るボタン取付部材の断面図を示す。図18は、図17のC−C線における水平断面図を示す。
ボタン取付部材70は、ベース部71と、ベース部71の表面の略中央部に起立するように形成され、衣服の生地等の可撓性基材を貫通するためのポスト部72とを備えている。ベース部71は、例えば略円形状や略矩形状等の板状に形成されている。ポスト部72は、中空状に形成されており、ベース部71表面から延びるポスト胴部78と、ポスト胴部78の先端からそのままポスト胴部78が延長するような方向に延びる三角錐状のポスト頂部79とを備えている。ポスト胴部78は、略円柱状に形成されている。ポスト胴部78は、円柱状に限らず、例えば、三角柱や四角柱等の多角柱状に形成してもよい。ポスト頂部79は、頂点76に向かってしだいに断面積が小さくなって先細る三角錐状に形成されている。ポスト頂部79は、三角錐の3つの側面を構成する先端方向に傾斜する3つの第1の傾斜面73と、隣り合う第1の傾斜面73間の稜部75上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面74とを備えている。
第1の傾斜面73の傾斜角は、限定されないが、例えば、40〜85°であり、互いに等しく形成されている。本実施形態では、ポスト頂部79は正三角錐状に形成されているため、第1の傾斜面73の傾斜角は、図16において、頂点76に関して点対称な位置にそれぞれ形成されている。
第1の傾斜面73間に形成される稜部75は、ポスト部72の先端に向かってなだらかに傾斜するように形成されている。
第2の傾斜面74は、ポスト部72において、隣り合う第1の傾斜面73間の稜部75上に、先端方向に傾斜するように形成されている。第2の傾斜面74は、稜部75の途中からポスト部72の頂点76に亘って形成されている。第2の傾斜面74は、隣り合う第1の傾斜面73間の全ての稜部75上に形成されている。第2の傾斜面74の傾斜角は、例えば、35〜80°であり、互いに等しく形成されている。第2の傾斜面74の傾斜角は、ポスト部72が可撓性基材を貫通する際に、第1の傾斜面73より先に可撓性基材からの圧力を受けるために、第1の傾斜面73の傾斜角より小さく形成するのが好ましい。
ベース部71とポスト部72とは、例えば樹脂材料や金属材料等で形成することができる。このうち、特に、樹脂材料がコスト、軽量、成形容易性等の点から好ましい。樹脂材料としては、例えば、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂又はPBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート樹脂)等を用いることできる。ベース部とポスト部72とは一体成形されている。
ボタン取付部材70は、ポスト部72に上述の第2の傾斜面74を備えるため、ボタン取付部材70を可撓性基材に貫通させる際、ポスト部72の稜部75に加わる大きな圧力を第2の傾斜面74で受けることができ、これによりボタン取付部材70の座屈を良好に抑制することができる。さらに、ポスト部72が中空状に形成されているため、製造コストが良好で、且つ、ボタン取付部材70が軽量となる。
なお、上述の実施形態1〜4では、ボタン取付部材を雌スナップ本体へ取り付けた構成及びその取付方法について例示しているが、本発明に係るボタン取付部材は、これに限られず、雄スナップ本体へ取り付けてもよい。
また、本発明に係るボタン取付部材は、ボタン本体へ取り付けてもよい。このボタン本体としては、特に限定されないが、例えば、図19に示すタイプのものが挙げられる。図19は、実施形態1で示したボタン取付部材10のポスト部12差し込み前の、ボタン取付部材10、可撓性基材40、及び、ボタン本体81の断面図である。ここで、ボタン本体81は、中空状のボディ82と、ボディ82に嵌着されたキャップ83と、ボディ81とキャップ83との間に設けられたプレート84とで構成されている。ボディ81は、内部中央に底部85から立ち上がる中空筒部86を有し、外部上端にキャップ83が嵌着する皿状のフランジ87を有している。中空筒部86は、上端で外側に折り返された屈曲部90を有している。
上述のように構成されたボタン本体81及びボタン取付部材10は、以下のようにして可撓性基材40に取り付けられる。すなわち、まず、ボタン取付部材10のポスト部12が可撓性基材40を貫通した後、ポスト頂部が、ボタン本体81のプレート84に突き当たる。プレート84に突き当たったポスト頂部は拡径状に変形し、屈曲部90に引っ掛かる。これにより、ボタン本体81とボタン取付部材10とが可撓性基材40に取り付けられる。
10 ボタン取付部材
11 ベース部
12 ポスト部
13 第1の傾斜面
14 第2の傾斜面
15 稜部
16 頂点
18 ポスト胴部
19 ポスト頂部
20 雌スナップ本体
26 差込部
30 雌スナップ
40 可撓性基材
50 ボタン取付部材
52 ポスト部
53 第1の傾斜面
54 第2の傾斜面
55 稜部
58 ポスト胴部
59 ポスト頂部
60 ボタン取付部材
62 ポスト部
63 第1の傾斜面
64 第2の傾斜面
65 稜部
66 頂点
68 ポスト胴部
69 ポスト頂部
70 ボタン取付部材
71 ベース部
72 ポスト部
73 第1の傾斜面
74 第2の傾斜面
75 稜部
78 ポスト胴部
79 ポスト頂部

Claims (6)

  1. ベース部(11,71)と、
    前記ベース部(11,71)表面に起立するように形成された柱状のポスト部(12,52,62,72)と、
    を備え、
    前記柱状のポスト部(12,52,62,72)は、前記ベース部(11,71)表面から延びるポスト胴部(18,58,68,78)と、該ポスト胴部(18,58,68,78)の先端からそのまま該ポスト胴部(18,58,68,78)が延長するような方向に延びる三角錐状のポスト頂部(19,59,69,79)とを備え、
    前記ポスト頂部(19,59,69,79)は、三角錐の3つの側面を構成する3つの第1の傾斜面(13,53,63,73)と、隣り合う該第1の傾斜面(13,53,63,73)間の稜部(15,55,65,75)上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面(14,54,64,74)とを備え
    前記ポスト部(12)の第2の傾斜面(14)は、前記ポスト部(12)が起立する方向における前記稜部(15)の途中から前記ポスト部(12)の頂点(16)に亘って形成されている、ボタン取付部材(10,50,60,70)。
  2. ベース部(11,71)と、
    前記ベース部(11,71)表面に起立するように形成された柱状のポスト部(12,52,62,72)と、
    を備え、
    前記柱状のポスト部(12,52,62,72)は、前記ベース部(11,71)表面から延びるポスト胴部(18,58,68,78)と、該ポスト胴部(18,58,68,78)の先端からそのまま該ポスト胴部(18,58,68,78)が延長するような方向に延びる三角錐状のポスト頂部(19,59,69,79)とを備え、
    前記ポスト頂部(19,59,69,79)は、三角錐の3つの側面を構成する3つの第1の傾斜面(13,53,63,73)と、隣り合う該第1の傾斜面(13,53,63,73)間の稜部(15,55,65,75)上に形成された先端方向に傾斜する第2の傾斜面(14,54,64,74)とを備え、
    前記ポスト部(62)の第2の傾斜面(64)は、前記稜部(65)において、前記ポスト部(62)の頂点(66)から所定の間隔を空けた位置に形成されているボタン取付部材(60)。
  3. 前記第1の傾斜面(13)と、前記ポスト部(12)が延びる方向に対して垂直な平面とのなす鋭角である前記第1の傾斜面(13)の傾斜角(α1)が互いに等しく形成されていることを特徴とする請求1又は2に記載のボタン取付部材。
  4. 前記第2の傾斜面(14)と、前記ポスト部(12)が延びる方向に対して垂直な平面とのなす鋭角である前記第2の傾斜面(14)の傾斜角(α2)が互いに等しく形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン取付部材。
  5. 前記第2の傾斜面(14)の傾斜角(α2)が前記第1の傾斜面(13)の傾斜角(α1)より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン取付部材。
  6. 前記ポスト部(12,52)の直上から前記ポスト部(12,52)を平面視したときの、前記ポスト部(12,52)の頂点(16,56)を中心とした前記第1の傾斜面(13,53)及び前記第2の傾斜面(14,54)の円周方向に拡がる角をそれぞれ頂角(θ1,θ3)及び頂角(θ2,θ4)としたとき、前記第2の傾斜面(14,54)の頂角(θ2,θ4)が前記第1の傾斜面(13,53)の頂角(θ1,θ3)より小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン取付部材。
JP2011518156A 2009-06-08 2009-06-08 ボタン取付部材 Active JP5399488B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/060467 WO2010143256A1 (ja) 2009-06-08 2009-06-08 ボタン取付部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010143256A1 JPWO2010143256A1 (ja) 2012-11-22
JP5399488B2 true JP5399488B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=43308527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011518156A Active JP5399488B2 (ja) 2009-06-08 2009-06-08 ボタン取付部材

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5399488B2 (ja)
CN (1) CN102458173B (ja)
WO (1) WO2010143256A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102318935A (zh) * 2011-07-22 2012-01-18 关伟成 一种金属纽扣底座及其制作工艺
WO2015097895A1 (ja) * 2013-12-27 2015-07-02 Ykk株式会社 ボタン止具

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169637A (ja) * 1983-03-18 1984-09-25 Nippon Nooshiyon Kogyo Kk 鋲及びその製造方法
JPS6083406U (ja) * 1983-11-16 1985-06-08 日本ノーシヨン工業株式会社 釦等用鋲
JPS60109410U (ja) * 1983-12-29 1985-07-25 日本ノ−シヨン工業株式会社 釦等用鋲
JPS6143443B2 (ja) * 1978-03-16 1986-09-27 Enu Pii Ai Nyuu Purodakutsu Inbesutomento Ab
JP2001178505A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Ykk Corp ボタン用タック
JP2003093111A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Ykk Corp 被着体とタックとの係止構造
JP2005152059A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Takeda Seiki Kk スナップファスナー

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU557267B2 (en) * 1983-04-13 1986-12-18 Nippon Notion Kogyo Co. Ltd. Button
CN2242008Y (zh) * 1995-08-17 1996-12-11 吴泓铭 弧形端面合金钮扣

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143443B2 (ja) * 1978-03-16 1986-09-27 Enu Pii Ai Nyuu Purodakutsu Inbesutomento Ab
JPS59169637A (ja) * 1983-03-18 1984-09-25 Nippon Nooshiyon Kogyo Kk 鋲及びその製造方法
JPS6083406U (ja) * 1983-11-16 1985-06-08 日本ノーシヨン工業株式会社 釦等用鋲
JPS60109410U (ja) * 1983-12-29 1985-07-25 日本ノ−シヨン工業株式会社 釦等用鋲
JP2001178505A (ja) * 1999-12-24 2001-07-03 Ykk Corp ボタン用タック
JP2003093111A (ja) * 2001-09-25 2003-04-02 Ykk Corp 被着体とタックとの係止構造
JP2005152059A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Takeda Seiki Kk スナップファスナー

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2010143256A1 (ja) 2012-11-22
WO2010143256A1 (ja) 2010-12-16
CN102458173B (zh) 2015-06-03
CN102458173A (zh) 2012-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011040107A1 (ja) ボタン及びボタン取付用上金型
KR100374941B1 (ko) 버튼용 택
JP5399488B2 (ja) ボタン取付部材
KR850003010Y1 (ko) 단추
JP5615848B2 (ja) ボタン
US9861167B2 (en) Ornament holder
JP5306462B2 (ja) スナップ部材
WO2010116501A1 (ja) ボタン取付部材
JP5172758B2 (ja) 留め具
US7644476B2 (en) Cap for button, fixing member and button
TWI587804B (zh) Button buckle seat and buttons
JP2007222220A (ja) ハトメ
JP5602874B2 (ja) ボタンの製造方法及び雄スナップボタン
JP5808346B2 (ja) ハトメ取付方法
KR102519784B1 (ko) 면 파스너 및 그 제조 방법
JP5996245B2 (ja) ハトメの生地に対する取付方法
JP4121980B2 (ja) スナップファスナー
JP7198372B2 (ja) ボタン用取付具
JP5368575B2 (ja) ボタン及びボタン取付用上金型
JPWO2010143255A1 (ja) スナップ部材
CN217242922U (zh) 一种新型免缝纽扣
CN214509690U (zh) 一种弹性面料与四合扣的连接结构
TW201420032A (zh) 公壓扣、壓扣、製品及具有公壓扣的薄片之製造方法
JP3192077U (ja) 平紐保持装置
WO2016038666A1 (ja) リベット

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130924

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5399488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150