JP5387525B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
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Description
前記ヘッドチップの後面に対して複数の前記チャネル列を覆うと共に該ヘッドチップの側方から張り出すように接合される配線基板とを有し、
前記配線基板における前記ヘッドチップと接合される側の面に形成された配線電極を前記接続電極と電気的に接続させることによって、該接続電極の各々を前記配線基板の端部まで電気的に引き出し、前記配線電極及び前記接続電極を介して前記駆動電極に電圧を印加することによって、前記駆動チャネル内のインクをノズルから吐出させるインクジェットヘッドであって、
前記配線基板は、前記駆動チャネルの開口部に対応する位置のみにインク供給用の貫通穴がそれぞれ形成されていると共に、前記チャネル列に対応する複数の前記貫通穴の列のうち、少なくとも1つの前記貫通穴の列おける隣接する該貫通穴の間には、少なくとも1本の前記配線電極が通って前記配線基板の前記ヘッドチップの前記側方から張り出した端部まで延びており、
前記ヘッドチップは、前記駆動チャネルと前記ダミーチャネルとの間のピッチが200μm以下であり、
隣接する前記貫通穴の間に前記配線電極が通っている該貫通穴の列に対応する複数の前記配線電極におけるそれぞれの前記接続電極との接続側端部をチャネル列方向に沿って結んだ直線と、該貫通穴の列と隣接する前記貫通穴の列に対応する前記配線電極と電気的に接続される複数の前記接続電極におけるそれぞれの前記配線電極との接続側端部をチャネル列方向に沿って結んだ直線との間の最短距離が1970μm以下であり、
且つ、前記配線基板のヤング率(Pa)をE、前記配線基板の厚み(m)をTとしたとき、E×T3≧0.062の条件を満たしていることを特徴とするインクジェットヘッドである。
ヘッドチップは、以下に示す仕様のハーモニカ型ヘッドチップを用いた。
チャネル:512チャネル×2列(A列、B列)
L長:1.0mm
駆動チャネル高さ:200μm
ダミーチャネル高さ:250μm
チャネル幅:82μm
チャネルピッチ:141μm
ノズル径:23μm
接続電極の厚み:4.4μm
接続電極の幅:35μm
ヤング率E:6.20×1010Pa
配線基板厚みT:3.00×10−4m(0.3mm)
配線電極厚み:2.2μm
配線電極幅:20.0μm
L1−L2間の最短距離d(図3参照):750μm
ヘッドチップとの接合時圧力:1.0MPa
ヘッドチップについて、各チャネル高さ、チャネル幅、チャネルピッチ、接続電極幅、ノズル径を以下のように代えた以外は実施例1と同一とした。
駆動チャネル高さ:310μm
ダミーチャネル高さ:360μm
チャネル幅:120μm
チャネルピッチ:200μm
接続電極幅:50μm
ノズル径:25μm
配線電極幅:40.0μm
L1−L2間の最短距離d:1970μm
配線基板について、厚みTを以下のように代えた以外は実施例2と同一とした。
配線基板厚みT:1.00×10−4m(0.1mm)
配線基板について、以下に示す仕様のシリコン基板を使用し、図1、図3と同様のパターンで、各駆動チャネルに対応する部位には貫通穴を形成すると共に、各接続電極と対応するように、Alからなる配線電極を形成した以外は、実施例2と同一とした。
ヤング率E:1.10×1011Pa
配線基板厚みT:1.00×10−4m(0.1mm)
配線電極厚み:2.2μm
配線電極幅:40.0μm
配線基板について、以下に示す仕様のセラミックス基板を使用し、図1、図3と同様のパターンで、各駆動チャネルに対応する部位には貫通穴を形成すると共に、各接続電極と対応するように、Alからなる配線電極を形成した以外は、実施例2と同一とした。
ヤング率E:8.00×1010Pa
配線基板厚みT:1.00×10−4m(0.1mm)
配線電極厚み:2.2μm
配線電極幅:40.0μm
実施例1と同一仕様のヘッドチップに、配線基板として以下に示す仕様のポリイミド製のFPCを使用し、図1、図3と同様のパターンで、各駆動チャネルに対応する部位には貫通穴を形成すると共に、各接続電極と対応するように、Cuからなる配線電極を形成した以外は、実施例1と同一とした。
ヤング率E:5.00×109Pa
配線基板厚みT:2.50×10−5m(25μm)
配線電極厚み:12.0μm
配線電極の幅:20.0μm
L1−L2間の最短距離d:750μm
FPCの厚みTを5.00×10−5m(50μm)とした以外は比較例1と同様とした。
配線基板として、以下に示す仕様のセラミックスを使用した以外は比較例1と同様とした。
ヤング率E:8.00×1010Pa
配線基板厚みT:2.00×10−5m(20μm)
配線電極厚み:2.2μm
クロストークの評価は、貫通穴間に配線電極が形成される側のチャネル列(A列)の特定のノズルαのみを駆動させた時に、そのノズルαからインクが6m/secで射出される駆動電圧を用いて、ノズルαを駆動させる駆動壁上に配線電極が配線されているチャネル列(B列)のノズルβとA列のノズルαとを同時に駆動させ、その時のノズルαからインクが射出される速度の6m/secに対する比を求めることにより行なった。
1a:前面
1b:後面
1c:端縁
11A、11B:駆動チャネル
12A、12B:ダミーチャネル
13A、13B:駆動壁
14:駆動電極
15A、15B:接続電極
151B:接続側端部
2:ノズルプレート
21:ノズル
3:配線基板
3a:端部
31:接合領域
32A、32B:貫通穴
33A、33B:配線電極
331A:接続側端部
4:FPC
50:接着剤
Claims (3)
- チャネルと圧電素子からなる駆動壁とが交互に配置されると共に前記チャネル内に臨む前記駆動壁に駆動電極が形成されたチャネル列が複数並設され、前面及び後面にそれぞれ前記チャネルの開口部が配置され、該後面に、前記チャネル内の前記駆動電極と導通する接続電極がそれぞれ形成され、前記チャネル列がインク吐出を行う駆動チャネルとインク吐出を行わないダミーチャネルとが交互に配置されて構成されてなるヘッドチップと、
前記ヘッドチップの後面に対して複数の前記チャネル列を覆うと共に該ヘッドチップの側方から張り出すように接合される配線基板とを有し、
前記配線基板における前記ヘッドチップと接合される側の面に形成された配線電極を前記接続電極と電気的に接続させることによって、該接続電極の各々を前記配線基板の端部まで電気的に引き出し、前記配線電極及び前記接続電極を介して前記駆動電極に電圧を印加することによって、前記駆動チャネル内のインクをノズルから吐出させるインクジェットヘッドであって、
前記配線基板は、前記駆動チャネルの開口部に対応する位置のみにインク供給用の貫通穴がそれぞれ形成されていると共に、前記チャネル列に対応する複数の前記貫通穴の列のうち、少なくとも1つの前記貫通穴の列における隣接する該貫通穴の間には、少なくとも1本の前記配線電極が通って前記配線基板の前記ヘッドチップの前記側方から張り出した端部まで延びており、
前記ヘッドチップは、前記駆動チャネルと前記ダミーチャネルとの間のピッチが200μm以下であり、
隣接する前記貫通穴の間に前記配線電極が通っている該貫通穴の列に対応する複数の前記配線電極におけるそれぞれの前記接続電極との接続側端部をチャネル列方向に沿って結んだ直線と、該貫通穴の列と隣接する前記貫通穴の列に対応する前記配線電極と電気的に接続される複数の前記接続電極におけるそれぞれの前記配線電極との接続側端部をチャネル列方向に沿って結んだ直線との間の最短距離が1970μm以下であり、
且つ、前記配線基板のヤング率(Pa)をE、前記配線基板の厚み(m)をTとしたとき、E×T3≧0.062の条件を満たしていることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 前記配線基板のヤング率(Pa)をE、前記配線基板の厚み(m)をTとしたとき、5400≧E×T3≧0.062の条件を満たしていることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
- 前記配線基板は、ガラス、シリコン、セラミックスのいずれかからなることを特徴とする請求項1又は2記載のインクジェットヘッド。
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