JP5383710B2 - 事務椅子のための機構 - Google Patents

事務椅子のための機構 Download PDF

Info

Publication number
JP5383710B2
JP5383710B2 JP2010547069A JP2010547069A JP5383710B2 JP 5383710 B2 JP5383710 B2 JP 5383710B2 JP 2010547069 A JP2010547069 A JP 2010547069A JP 2010547069 A JP2010547069 A JP 2010547069A JP 5383710 B2 JP5383710 B2 JP 5383710B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
changes
functional element
change
office chair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010547069A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011512210A (ja
Inventor
ボック,ヘルマン
Original Assignee
ボック 1 ゲーエムベーハー アンド コー コマンデイトゲイトゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ボック 1 ゲーエムベーハー アンド コー コマンデイトゲイトゼルシャフト filed Critical ボック 1 ゲーエムベーハー アンド コー コマンデイトゲイトゼルシャフト
Publication of JP2011512210A publication Critical patent/JP2011512210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5383710B2 publication Critical patent/JP5383710B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03255Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest with a central column, e.g. rocking office chairs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03266Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with adjustable elasticity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03272Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03272Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs
    • A47C1/03274Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs of torsion type
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03277Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with bar or leaf springs

Description

本発明は、可動な作動要素を有し、事務椅子機構が運動する際に前記要素の位置が変化すると共に、その位置の変化により事務椅子機構の運動特性を変化させる事務椅子のための機構に関する。
更に本発明は、このような事務椅子機構に使用するための装置、及び可動な作動要素を有する事務椅子機構の運動特性を変化させるための方法であって、事務椅子機構が運動する際おける作動要素の位置の変化に応じて事務椅子機構の運動特性を変化させる方法に関する。
従来の技術から事務椅子機構の運動特性を変化させるための多くの技術が知られている。この場合、運動は原則として揺動運動である。この運動は使用される機構に応じて、例えば座面と背もたれを同期的又は非同期的に組み合わせた運動であることもできる。事務椅子機構によって実現可能なその他の運動には、例えば背もたれの傾きと独立して座面の傾きを調節し、又は座面の傾きと独立して背もたれの傾きを調節するものがある。
例えば事務椅子の背もたれの揺動抵抗を変化させる場合、通常は作動要素、例えばハンドグリップ又はクランクを用い、事務椅子の使用者の体重が重いか軽いかによって「硬い位置」と「柔らかい位置」の間で調整される。
従来の技術から知られている解決策の問題点は、事務椅子機構の運動特性、特に例えば背もたれの揺動抵抗を変化させることは、しばしば大きな力が必要であることである。
従って、本発明の目的は、事務椅子機構の運動特性、特に例えば事務椅子の背もたれの揺動抵抗を非常に容易に変化させる技術を提供することにある。
前記の目的は請求項1記載の機構、請求項17記載の装置又は請求項18記載の方法によって達成される。
本発明に従う機構の構成は、作動要素が機能要素と作動的に接続されており、事務椅子機構が運動する間に作動要素の位置が変化すると機能要素の位置が変化し、機能要素の位置が変化すると作動要素の位置変化の少なくとも1個の特性が変化するようになっている。
更に本発明の方法の構成は、事務椅子機構が運動する間に作動要素の位置が変化すると、この作動要素と作動的に接続された機能要素の位置が変化し、機能要素の位置が変化すると作動要素の位置変化の少なくとも1個の特性が変化するようになっている。
換言すれば本発明の核心的なアイデアは、作動部材に位置可変な機能要素を援用して、機能要素の位置変化が作動要素の位置変化に依存する一方で、同時に作動要素の位置変化に影響を与えるようにしたことである。こうすることによって本発明により、事務椅子機構の運動特性を変化させるための、特に事務椅子の背もたれの揺動抵抗を変化させるための自動調整式の動的システムが提供される。このシステムが従来の技術から知られているシステムと異なるのは、運動特性、特に例えば揺動抵抗の調整が使用者の手で意図的に行われるのではなく、常に自動的に機構の構造的な条件に従って行われる点である。この場合の利点は、運動特性、特に揺動抵抗を非常に容易に変化させることができる点である。
本発明は、同期方式又は非同期方式又はその他の機構方式であるかにかかわらず、多くの事務椅子機構に使用できる。
本発明の有利な実施形態が従属請求項に記載されている。
特に本発明は少なくとも1個のばね要素を有するばね機構に応用でき、ばね機構は事務椅子の背もたれ支持体と作動的に接続されて、背もたれ支持体が初期ポジションから揺動ポジションに揺動する際にその揺動抵抗を決定する。この場合、ばね機構は作動要素を有しており、背もたれ支持体が揺動すると作動要素の位置が変化し、その位置の変化により少なくとも1個のばね要素の張力を変化させ、作動要素は機能要素と作動的に接続されており、背もたれ支持体が揺動する間に作動要素の位置が変化すると機能要素の位置が変化する。これにより事務椅子の背もたれの揺動抵抗を非常に簡単に変化させることが可能である。
更に、事務椅子の運動特性を変化させる方式を使用者が調整できると特に有利である。このために本発明の好適な実施形態に従い、機能要素の位置変化の少なくとも1個の特性が調節装置を用いて調整可能であるようになっている。
機能要素の位置変化の調整可能な特性は、位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲である。例えば位置変化の運動の種類は、機能要素の運動の方式、とりわけ回転運動や並進運動等の運動形態、或いは運動曲線の形態を調整できる。位置変化の運動の可能範囲は、下限及び/又は上限を確定することによって定義でき、機能要素が動ける運動範囲を指定する。この場合、遊隙の大きさ、即ち領域の幅だけでなく、領域の位置も調整可能なことが有利である。機能要素の位置変化によって引き起こされる作動要素の位置変化にも、同じことが該当する。

事務椅子の背もたれ支持体と作動的に接続されているばね機構は、背もたれ支持体と直接的又は間接的に接続されることができる。間接的な接続においては、ばね機構は連結要素としての座面支持体を介して背もたれ支持体と接続されることが好ましい。具体的な構成形態は事務椅子の構造及び機構の種類(同期機構、非同期機構)に依存している。
本発明によれば、作動要素の位置変化、例えば作動要素の並進運動又は回転運動により、少なくとも1個のばね要素の張力が変えられる。本発明の目的において、任意の種類のばね要素をばね機構において使用できる。単純性と堅牢性の故に格別有利であると実証されたのは、ねじりコイルばねとして形成されたコイルばね、圧縮コイルばね及び引張コイルばねである。ねじりコイルばねが使用される場合は、作動要素はねじりコイルばねの一体的な構成部材として形成されている。特にねじりコイルばねのばね脚が作動要素として用いられる。これに対して圧縮コイルばねが使用される場合は、好ましくは連結装置を介してコイルばねに作用するレバーアームが作動要素として用いられる。引張コイルばねを使用する場合は、作動要素は好ましくはばねの一体的な構成部材、特に片側に設けられたフック又は留め輪である。
極めて有利であることが明らかとなった本発明の実施形態において、機能要素は、位置可変に支承され作動要素により直接付勢され、好ましくは円筒状ピンとして形成された転動体又は滑動体である。このような構成においては、背もたれ支持体が揺動すると作動要素の作用を受けて機能要素の動的な自動的位置決めが非常に簡単に実現される。
機能要素を支承するために必要な軸受は、機能要素の一部として構成されることが好ましい。軸受は好ましくは転がり軸受けであり、特に玉軸受又はニードル軸受として形成されている。他の作動要素及び軸受装置、例えば滑り軸受が使用されることもできるのは当然である。
機能要素の位置変化の特性の調整は調節装置を用いて行われる。好ましくは、この調節装置は機能要素のための支持軌道及び/又は案内軌道と、支持軌道及び/又は案内軌道の少なくとも1個の特性を変える調節要素とを有している。この場合、例えば軸受ブロックの支承面によって形成されることができる支持軌道及び/又は案内軌道は、その傾きを変更できることが好ましい。背もたれ支持体が揺動したときに機能要素が運動可能な最終ポジションの位置は、支持軌道及び/又は案内軌道の可変な特性に依存している。
機能要素及び/又は調節装置は、機能要素の位置変化の少なくとも1個の特性の調整が、少なくとも1個のばね要素のばね力に抗しての操作を伴うことなしに行われるように構成されていると特に有利である。言い換えれば、調節は「無力」に行われる。機構の構成によってはばね力の調整を完全に「無力」に行えないケースも必要となることがあるが、これは特に単純な構造で構成され、同時にごく僅かなばね力のみを克服する場合である。
本発明によれば、簡単に僅かな力でばね力を変化させることができる。機構を「柔らかい位置」から「硬い位置」へ変化させることは、例えばハンドルを2〜3回転することによって可能である。この場合、ばね機構の少なくとも1個のばね要素の力に抗して全く操作されないか、或いはごく僅か操作されるだけでよい。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
ねじりコイルばねを有する本発明の第1の実施形態に係る機構の斜視図。 初期ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図1に示す機構の断面図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図1に示す機構の断面図。 初期ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図1に示す機構の断面図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図1に示す機構の断面図。 コイル圧縮ばねを有する本発明の第2の実施形態に係る機構の斜視図。 初期ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図6に示す機構の断面図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図6に示す機構の断面図。 初期ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図6に示す機構の断面図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図6に示す機構の断面図。 本発明の第3の実施形態に係る機構の断面図。 初期ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図11に示す機構の詳細図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図11に示す機構の詳細図。 初期ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図11に示す機構の詳細図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図11に示す機構の詳細図。 図示される本発明の実施形態全3種の部分である軸受ピンと軸受ブロックの斜視図。 本発明の第4の実施形態に係る機構の初期ポジションにおける断面図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「柔らかく」調整された図17に示す機構の断面図。 揺動ポジションで揺動抵抗が「硬く」調整された図17に示す機構の断面図。
全ての図において、本発明に本質的な構成部材のみを単に図式的に示すに過ぎない。同一の参照符号は同一又は同等の機能を有する要素を表す。
図1〜図5に本発明の第1の実施形態が例示する。これらの図は事務椅子用の揺動機構1を部分的に示すが、本発明の理解に不可欠な構成要素のみを図示する。
揺動機構1は椅子支柱の上端部に対するテーパ状受容部3有するベース支持体2と、座面支持体4と、背もたれ支持体5とを有する。
ここで、ベース支持体2の前端部6は、実質的に水平に配置された座面支持体4の前端部7と回転継手8を介して接続されており、それによって椅子長手方向11に対して横断方向に延びる機構1の主揺動軸9が形成されている。座面支持体4の後端部12は支承部13で背もたれ支持体5と揺動可能に接続されている。座面支持体4に座面を備えることができるように、背もたれ支持体5も背もたれを備えることができる。この場合、本発明にとって座面の性質も背もたれの性質も重要ではない。更に背もたれ支持体5はその前端部14でベース支持体2に枢着されている。
使用者が背もたれに寄り掛かると、背もたれ支持体5は図2及び図4に示された初期ポジションから、例えば図3及び図5に示された揺動ポジションに移行されることができる。背もたれ支持体5の復元力を調整するためにばね機構15が設けられており、以下、その機能を詳しく説明する。
ばね機構15は、ベース支持体2と座面支持体4との間に片持ち式に配置された2個のねじりコイルばね16を有している。これらのねじりコイルばね16は前方に向けられた上部ばね脚17及び下部ばね脚18により、それぞれ座面支持体4の下側19と、可動に配置された軸受ピン22に支持されている。初期ポジションではばね脚17と18は互いに、及び座面支持体4に対してほぼ平行に延びている。
背もたれ支持体5が後下方の揺動ポジション23に揺動すると、背もたれ支持体5に連結されている座面支持体4も同じ方式で揺動する。これにより座面支持体4と共に2個のねじりコイルばね16も動かされ、座面支持体4の下側19に配置された角柱軸受24によって付勢されて下方に押される。これにより、ばね軸25のポジションにより定義されるばね中心が変位する。
図2において、軸受ピン22は初期ポジションにおいて下部ばね脚18と軸受ブロック32の軸受面26との間にある。ここで軸受面26は凹状に形成されている。軸受ピン22はその両端部に玉軸受として形成された転がり軸受け27を有している。転がり軸受け27の位置は軸受ブロック32の軸受面26の位置に対応している。軸受ブロック32は好ましくはガイド側縁部(図示せず)を有しているが、これらは軸受ブロック32上で軸受ピン22を側方案内する働きをし、それによって軸受ピン22の転がり軸受27が常に軸受面26上に完全に載っているように確保する。これにより軸受ピン22は一方では下部ばね脚18の直線状の下側28と、他方では軸受ブロック32の凹状の軸受面26との間に挟まっている。このときねじりコイルばね16の下部ばね脚18に形成される対向支承部が軸受ピン22上の2個の第1の作用点29を形成するのに対し、軸受ピン22上の2個の第2の作用点31は軸受ブロック32の軸受面26における軸受ピン22の接触点によって定義される。
背もたれ支持体5が揺動すると、転がり軸受27を具備した軸受ピン22は運動する下部ばね脚18により軸受ブロック32の軸受面26上を前方へ押される(「鋏の原理」)。軸受ピン22及びそれと共に下部ばね脚18の下側28での軸受ピン22の作用点29と軸受面26上での軸受ピン22の作用点31は、必然的に前方に移動する。このとき同時に下部ばね脚18は軸受ピン22によって上方に押される。軸受ピン22は平衡ポジションを取ろうとする。軸受ピン22はこの最終ポジションに留まる(図3参照)。軸受面26によって画定された軸受ピン22の軌道は比較的平坦なため、揺動ポジションにおける下部ばね脚18の位置も浅い。軸受面26の形状及び傾きは、背もたれに負荷されることによって背もたれ支持体5が揺動したときに、即ちねじりコイルばね16が緊張したときに、軸受ピン22が軸受ブロック32から前方に押し出されないように選択されている。
初期状態において軸受ブロック32の傾きは調節楔34を用いて変更できる。このため、ベース支持体2の切欠部35を摺動可能に案内される調節楔34が、軸受ブロック32の前端部33の下に押し込まれる。このとき後端部36が枢着部37でベース支持体2と接続されている軸受ブロック32は、椅子前端に向かって上昇する調節楔34の機能面30上を滑動し、揺動軸38を中心に揺動方向39に傾いて、軸受面26が初期ポジションよりも急勾配の軌道を描くようになる。図4参照。
調節楔34は、背もたれ支持体5の揺動に対するねじりコイルばね16の抵抗が可能な限り最小となる初期ポジションにおける調節楔34の前方の「柔らかい」位置(図2参照)から、背もたれ支持体5の揺動に対するねじりコイルばね16の抵抗が可能な限り最大となる後方の「硬い」位置(図4参照)に摺動する。
軸受ブロックのポジションを調節する際、ねじりコイルばね16のばね力に抗して比較的小さい力で操作する。機構1の他の構成において考えられるように軸受ブロック32が中心で支承されているならば、軸受ブロック32の傾きはねじりコイルばね16のばね力に抗して操作される必要なく調節できるであろう。本例においても調節はほとんど「無力」で行われる。言い換えれば、軸受面26を調節することによりばね応力はほとんど変化しない。従ってまた調節は、事務椅子を利用する人の体重が軽いか重いかにほとんど関係なく行われる。
背もたれ支持体5が揺動すると軸受面26の軌道が急勾配になることにより軸受ピン22の前方行程は短くなる。それによって平衡状態が早く生じる。第1の作用点29と下部ばね脚18の自由端41との間隔が図3に示す揺動ポジションに比べて大きい(図5参照)。言い換えれば、軸受ピン22はより急勾配の軌道に妨げられて前例ほど大きく下部ばね脚18から偏移できなくなっている。結果として下部ばね脚18の位置は比較的急勾配である。言い換えれば、下部ばね脚18の上部ばね脚17に向かう角運動がより大きく、その結果としてばね力は増し、それによって揺動抵抗も大きくなる。
調節楔34は調節装置を用いて椅子長手方向11に動かされる。調節装置は主としてハンドル43を有するねじ付きロッド42を有しており、ねじ付きロッド42はベース支持体2内で支承され、その上に軸方向に摺動可能な楔ナット44が配置されている。調節楔34と楔ナット44は、ここに図示された実施形態では一種の蟻継ぎガイドとして形成された形状接続的ガイド45を介して互いに接続されている。調節楔34と楔ナット44の対応する接触面46は傾斜位置にあるので、楔ナット44の90度横断方向への直線運動は調節楔34の椅子長手方向11における直線運動に転向される。
調節楔34の運動の方式は、ここに示した構成と異なってよい。特に他の歯車手段や伝動手段も使用可能である。しかしながら図示された比較的粗いねじ山を有するスピンドル駆動装置は特に有利である。その理由は、非常に堅牢で故障しにくいだけでなく、同時にまた揺動抵抗が感じられるほど変化させるためにハンドル43をごく僅に回動するだけでよいからである。
背もたれ支持体5が揺動すると、軸受ピン22の初期位置を起点として第1の作用点29とばね軸25との間隔は連続的に変化して、最後に軸受ピン22は軸受面26の傾きによって規定される最終位置に到達する。言い換えれば、ねじりコイルばね16のばね力は揺動に伴い、及び背もたれ支持体5の揺動によって変化する。体重の重い人が大きな基本抵抗を感じるようにするためには、ねじりコイルばね16の応力を増やすが、そのために軸受ブロック32の枢着部37が偏心的に配置される。
これによりハンドル43を操作すると、その結果軸受ピン22の運動が可能である遊隙が変化する。従来の技術から知られている解決策においては、これに代えて単に軸受ピン22の箇所に設けられた構成要素がその位置が移動されてから固定されるに過ぎない。この構成要素の位置が揺動の際に変化することはない。これとは全く逆に本発明においては、背もたれ支持体5の運動中にその運動によって軸受ピン22が運動する。同時に軸受ピン22の運動の遊隙、従ってまた下部ばね脚18の運動の遊隙が調整可能である。
別の言い方をすれば、ねじりコイルばね16の張力を変えるために、基本パラメータを変化させることにより下部ばね脚18の運動を可能にする遊隙が定義される。「軽い」調整においては軸受ピン22の遊隙が増加し、その結果下部ばね脚18の位置変化は比較的僅かとなり、「重い」調整では軸受ピン22の遊隙は減少する。「重い」調整においてばね機構15は、下部ばね脚18の位置をより強く変更することが可能となる。
図6〜図10に、2個のねじりコイルばね16の代わりに2個のコイル圧縮ばね48を有するばね機構を用いる本発明の別の実施形態を示す。
図6は、ばね機構と調節機構のみを示す。これらの構成要素の配置は、実質的に図1〜図5に示す配置に対応している。両実施形態は運動学的にはほぼ等価である。
この場合にはばね機構の構成部材は中央に配置されたレバーアーム49であり、これは本発明でいう作動要素として働き、ここでは六角軸51として形成された適切な接続要素を介して保持脚部52、53と相対回動不可能に接続されている。レバーアーム49は椅子長手方向11で前方に向いている。その下側28は初期ポジションでは実質的に水平に延びている。両下部ばね脚18として形成された2個の作動要素が使用される先述の実施形態とは異なり、作動要素はばね要素の一体的な構成部材ではなく、連結装置を介してばね機構のばねに作用する。これについて以下、詳述する。
一方の保持脚部52は回転継手59を介して、圧縮ばね48の可動端55を画定して圧縮ばね48を支持するばね受け54と接続されている。圧縮ばね48の反対側の固定端56は、ベース支持体2及び座面支持体4の接続点8で枢着されており、それにより機構1の主揺動軸9に連結されている。圧縮ばね48内には中空シリンダとして形成された案内装置61が平行に挿入されており、その内部には圧縮ばね48が強く押し当てられて折れ曲がれ防止部材としてガイドロッド58が通されている。案内装置61は圧縮ばね48の固定端56でばね受け57を形成している。ガイドロッド58は圧縮ばね48の可動端55でばね受け54と接続されている。しかし圧縮ばね48は必ずしも主揺動軸9に固定されていなくてもよい。或いは、固定端56はベース支持体2又は座面支持体4のみに固定されることができる。
他方の保持脚部53(見やすくするために図6には図示せず)は、同様に回転継手を介して第2の圧縮ばねのばね受けと接続されている。この第2の圧縮ばねは種類と配置に関して圧縮ばね48と完全に同一に形成されており、レバーアーム49の他方の側で対称的に位置して同様にばね機構15の構成部材である。言うまでもなくこの実施形態でも上述の実施形態でも、ばね要素を1個のみ使用することも可能である。
ばね機構15の六角軸51は枢着部60で座面支持体4に回転可能に支承されている。同様に座面支持体4と接続されベース支持体2に枢着された背もたれ支持体5が初期ポジション(図6参照)から、後下方の揺動方向23で揺動ポジション(図7参照)に揺動すると、この運動は六角軸51によって追動される。構成的構造は、この場合に保持脚52、53に固定されている後部ばね受け54が保持脚52、53を介する連結に基づいて椅子長手方向11で前方に移動し、それによって両圧縮ばね48が緊張させられるように選択されている。同時にレバーアーム49が軸受ピン22を押圧し、軸受ピン22はレバーアーム49によって付勢されることによりその初期ポジションから軸受面26の傾きによって画定された最終ポジションに移動する。同時に軸受ピン22上に載っているレバーアーム49は軸受ピン22により前方に押される(「鋏の原理」)。
第1の実施形態とは異なり、ここでは軸受ブロック32のガイド側縁部50が形成されており、これらは軸受ピン22を軸受ブロック32上で側方案内する働きをする。
軸受面26の傾きが変化した後では(図8参照)、先行の実施形態と同様の結果が生じる。軌道がより急勾配なために軸受ピン22はより早く停止する(図9参照)。このときレバーアーム49は比較的急勾配の位置にある。このことにより、圧縮コイルばね48のばね力、更に揺動抵抗が増大する。
図11〜図15に本発明の第3の実施形態を示す。図は、事務椅子のための揺動機構1の諸部分を示している。ここでは本来の背もたれ支持体は破線で略示されている。背もたれ支持体5はコネクティングロッド62を介して座面支持体4の後端部12と接続されている。背もたれ支持体前端部14はベース支持体2とヒンジ状に接続されており、ベース支持体2はその前端部6で回転継手8を介して座面支持体前端部7に接続されている。座面支持体2には軸受ブロック32が揺動可能に取り付けられているが、図11には軸受ブロック32と座面支持体2の接続は図示しない。軸受ブロックの揺動軸38は、軸受ブロック32の後(上)端部37にある枢着部を通って延びている。詳述はしないが、種々のタイプの軸受ブロック32を使用することができる。しかしながら調節によって軸受ブロック前端部33は前方に揺動でき、その結果機構の「硬い」調整に至るが、これについて以下詳述する。
背もたれの調節力を調整するために、引張コイルばね63として形成されたばね要素を少なくとも1個備えたばね機構15が設けられている。以下の例では引張コイルばね63を1個のみ使用することを前提とする。しかし2個以上のばねを使用することもできる。引張コイルばね63は、留め輪又は開いたフックとして形成されたばね後端部64で、背もたれ支持体5の両アームの間に延びており背もたれ支持体5の一部と見なすことができるクロスピン65の中央に取り付けられている。これによりばね63は追加の連結要素なしに直接背もたれ支持体5と接続されている。同様に留め輪又は開いたフックとして形成されたばね前端部66は軸受ピン22と接続されている。この場合、ばね前端部66は本発明でいう作動要素として用いられる。軸受ピンは、上述した実施形態におけるように、その両端に玉軸受として形成された転がり軸受27を有しており、これらの軸受によって軸受ブロック32の軸受面26上に載っている(図16参照)。
引張コイルばね63が実質的に水平位置にある図12に示された初期ポジションにおいて、ピン22は軸受ブロック37の後(上)部領域で軸受面26上にある。背もたれ支持体5が揺動方向23で後下方へ揺動すると、ばね前端部66の位置が変化する。この位置の変化はばね66の伸張、従って揺動抵抗の変化を伴っている(図13参照)。同時にピン22がばね端部66によって連行されて、軸受面26上を軸受ブロック前(下)端部33に移動する。
図12及び図13に示された軸受ブロック32のポジションにおいて、凹状軸受面26によって画定される転動曲線は垂直線を基準として比較的平坦である。ばね63が揺動するとピン22は比較的強く偏移することができ、その結果としてばね63は比較的僅かしか伸張されない。この「柔らかい」調整においては、使用者が事務椅子の背もたれを後方へ揺動させることは比較的簡単である。即ち揺動抵抗は小さい。
軸受ブロック32の位置が変化して軸受面26によって画定される転動曲線が垂直線を基準にして比較的急勾配になると(図14及び図15参照)、背もたれ支持体5の揺動により引き起されるピン22の偏移は比較的弱く(短く)、その結果ばね63は以前よりも強く伸張される。この「硬い」調整においては、使用者が事務椅子の背もたれを後方へ揺動させるのはより困難である。即ち揺動抵抗は大きい。ここでは背もたれ支持体5の揺動角は上述した実施形態と同様、軸受ブロック32の位置にかかわりなく常に等しい。本機構は、作動要素が常に等しく運動するように構成されている。
図16に事務椅子機構1に使用するために設けられた装置の詳細を示す。事務椅子機構1は、機能要素22を回転可能に支承するための2個の軸受27を備え転動体及び/又は滑動体として形成された位置可変な機能要素22と、軸受ブロック32の2個の凹状の軸受面26によって形成された、軸受27のための支持軌道及び/又は案内軌道を有する。
図17〜図19に本発明の第4の実施形態を示す。これらの図は事務椅子1のための揺動機構の諸部材を示す。背もたれ支持体5は共通のコネクティングロッド67を介して、座面支持体4の後端部12とも、ベース支持体2の後端部68とも揺動可能に接続されている。ベース支持体2はその前端部6で第2のコネクティングロッド69を介して座面支持体7に接続されている。
座面支持体2の構成要素70に軸受ブロック32が揺動可能に取り付けられている。軸受ブロック32の揺動軸38は軸受ブロック32の前(上)端部33にある枢着部を通って延びている。この場合、直線状である軸受ブロック32の軸受面26の傾きは、調節要素(図示せず)によって変化させることが可能である。それにより軸受ブロック37の後端部が座面支持体4に向かって上方へ揺動でき、その結果機構の「硬い」調整が得られるが、これについては以下詳述する。軸受面26は直線状ではなく、上述した実施形態におけるように凹状又は凸状に形成することもできる。
背もたれの調節力を調整するために、引張コイルばね63として形成されたばね要素を少なくとも1個備えたばね機構15が設けられている。以下の例では、引張コイルばね63を1個のみ使用することを前提とする。しかし2個以上の平行に位置するばねを使用することもできる。引張コイルばね63は、留め輪又は開いたフックとして形成されたばね前端部66で、ベース支持体2の構成要素71の間に延びるクロスピン65に取り付けられている。同様に、留め輪又は開いたフックとして形成されているばね後端部64は軸受ピン22と接続されている。この場合、ばね後端部64は本発明でいう作動要素として用いられる。軸受ピン22は、上述した実施形態におけるように、その両端に玉軸受として形成された転がり軸受27を有しており、これらの軸受によって軸受ブロック32の軸受面26上に載っている。
軸受ピン22は連結要素72と揺動可能に接続されている。このために軸受ピン22は連結要素72の一方の端部で支承されている。連結要素72の反対側の端部は枢着部73で座面支持体4と揺動可能に接続されている。背もたれ支持体5が揺動方向23で後下方へ揺動すると、背もたれ支持体5に連結された座面支持体4も同様の方式で揺動する。それにより座面支持体4に設けた連結要素72の連結部73が運動し、その結果連結要素72を介して軸受ピン22のポジションと共に引張コイルばね63のポジションも変化する。従って座面支持体4は連結要素72と共に、ばね機構15を間接的に背もたれ支持体5に連結する働きをする。
軸受面26の傾きは初期ポジション、即ち背もたれが揺動していない状態で調整される。可能な限り最良の「柔らかい」調整において、軸受ブロック32の後端部37はベース支持体2に当接している。軸受面26の水平線に対する角度は約60°である(図18参照)。「最も硬い」調整では軸受面26はほぼ水平である。この場合、直線状の軸受面26の水平線に対する角度は約10°である(図19参照)。初期ポジションにおいて軸受ピン22は軸受ブロック26の枢着点及び支承点38の近傍にあるので(図17参照)、傾きの調節、従ってばね力調整の調節はほとんど力を加えずに行われる。この場合、ばね63には最低限の応力しか掛からない。
図17に示した初期ポジションにおいて、ピン22は軸受面26のほぼ中央にある。背もたれ支持体5が揺動方向23で後下方へ揺動すると、ばね後端部64の位置は変化する。この位置変化はばね63の伸張と共に揺動抵抗の変化を伴う。同時にピン22は連結要素72によって連行されて、軸受面26上を軸受ブロック後端部37に向かって後方に移動する。
図18に示す揺動ポジションにおいて、軸受面26によって画定される転動曲線は垂直線を基準として比較的平坦である。ばね63が揺動するとピン22は比較的強く偏移することができ、その結果としてばね63は比較的僅かしか伸張されない。この「柔らかい」調整において、使用者は事務椅子の背もたれを比較的簡単に後方へ揺動させることができる。即ち揺動抵抗は小さい。
さて、軸受ブロック32の位置が変化して軸受面26によって画定される転動曲線が垂直線を基準にして比較的急勾配になると(図19参照)、背もたれ支持体5の揺動によりピン22はより強く背もたれ支持体5に向かって移動すると共に、ばね63はより強く伸張される。この「硬い」調整において、使用者が事務椅子の背もたれを後方へ揺動させるのはより困難である。即ち揺動抵抗が大きい。ここでは背もたれ支持体5の揺動角は上述した実施形態と同様、軸受ブロック32の位置にかかわりなく常に等しい。
上述の実施形態において構成要素70、71の構成及び枢着部38、65の配置は、所望の揺動特性を調整するために、軸受ピン22のための曲線軌道26、並びに連結要素72の長さ及び配置と同様に可変である。
本発明の個々の様相を以下再度詳細に説明する。
まず、ピン22が軸受27を備えておらず、直接軌道上に載っていると仮定する。ピン22が運動する軌道が曲線軌道ではなく直接軌道であって、ピン22上を転動する作動要素が常に軌道に対して平行に移動するならば、ピン22に対して偏移力が作用しないであろう。しかし事務椅子機構において作動要素は常に角運動を行う。それゆえピン22が不都合にも軌道から押し出されるのを所定の勾配によって妨げる曲線軌道が設けられる。
さて、作動要素がそのような軸受けされていないピン22の上に載っているような場合、作動要素が角運動するとピン22は最初常に転動運動を行うであろう。しかしながら曲線軌道26の勾配が急過ぎると、ピン22は転動するのを妨げられるであろう。ピン22の転動運動は滑り運動に移行し、それによってピン22と軌道に望ましくない摩耗をもたらすであろう。それゆえピン22に軸受27を備えて、これらの軸受内でピン22が自由に回転でき、それによって追加的な回転自由度を得るようにした。このようにすることにより上述の例における滑り摩擦への移行は効果的に回避される。
次に、作動要素の作用を受けた機能要素の運動を図2及び図3に示した例に基づいて再度説明する。背もたれ支持体5が揺動して、ねじりコイルばね16の下部ばね脚18として形成された作動要素が、ピン22として形成された機能要素を支持点29で押圧すると、ばね脚18の角度変化を伴う。このばね脚18の位置変化により力の不均衡が生じて軌道上でのピン22の位置を変化させる。ピン22は軌道の曲線形状により再び力の平衡が生じるまでの間、斜めに当接するばね脚18から偏移する。ピン22は遅くとも、ばね脚18がピン22の軌道(軸受面26)との接点31を通るその都度の接線と平行になったときに停止する。この力の平衡は軌道が急勾配であればあるほど早く達成され、ピン22の偏移も僅かになる。ピン22の偏移が僅かであればあるほど−背もたれ支持体5の揺動が等しければ−ばね脚18の勾配は急になる。その結果、ばね16はより強く緊張される。言い換えれば、軸受ブロック32の位置変化、特に揺動と、それに伴う曲線軌道の変化により、機構1のばね力の挙動又は運動特性の他の特徴が調整され得る。
しかし軸受ブロック32は基本的に使用目的に応じて固定して、即ち揺動不能又は傾倒不能に取り付けることもできる。しかしながらこのような場合には、ピン22の位置変化の少なくとも1個の特性を調整する可能性はなくなる。しかしこの場合でもばね機構15にすべり摩擦なしに応力が掛けられるので、機構1の摩耗は減少するであろう。
軸受ブロック32の支承点のポジション、即ち揺動軸38の位置は可変である。支承点がピン22の軸から離れれば離れるほど、ばね機構15を調節する際により多くの応力が達成される。揺動軸38がピン22のポジションに近づけば近づくほど、ばね機構15によって生み出される応力は少なくなる。
軌道は最も単純な場合は円弧部分の形状を有することができる。変形(最初平坦で後から急勾配になる等)も可能であり、その場合は別の動的ばね挙動が得られる。それによって機構は、顧客の要望に応じて、逓減的、直線的又は累進的な挙動を示すことができる。換言すれば軸受ブロック32の傾きの調整だけによらず、機構の運動特性を変化させることが可能である。これは軸受面26の凹状を変えることによっても、即ち曲線軌道の形状によっても可能である。この場合、曲線軌道は直線であってもよい。図17〜図19に示された実施形態を参照されたい。
前述の説明、以下の請求項及び図面に示された全ての特徴は単独でも、互いに任意に組み合わせても発明にとって本質的である。
1 揺動機構
2 ベース支持体
3 テーパ状受容部
4 座面支持体
5 背もたれ支持体
6 ベース支持体前端部
7 座面前端部
8 回転継手
9 主揺動軸
10 (なし)
11 椅子長手方向
12 座面後端部
13 支承部
14 背もたれ支持体前端部
15 ばね機構
16 ばね脚
17 上部ばね脚
18 下部ばね脚
19 下側
20 (なし)
21 (なし)
22 軸受ピン
23 揺動方向
24 角柱軸受
25 ばね軸
26 軸受面
27 転がり軸受け
28 ばね脚下側
29 第1の作用点
30 機能面
31 第2の作用点
32 軸受ブロック
33 軸受ブロック前端部
34 調節楔
35 切欠部
36 枢着部
37 軸受ブロック後端部
38 揺動軸
39 揺動方向
40 (なし)
41 自由端
42 ねじロッド
43 ハンドル
44 楔ナット
45 蟻継ぎガイド
46 接触面
47 (なし)
48 圧縮コイルばね
49 レバーアーム
50 ガイド側縁部
51 六角軸
52 保持脚部
53 保持脚部
54 ばね受け
55 ばね可動端
56 ばね固定端
57 ばね受け
58 ガイドロッド
59 保持脚部の回転継手
60 六角軸の枢着部
61 案内装置
62 コネクティングロッド
63 引張コイルばね
64 ばね後端部
65 クロスピン
66 ばね前端部
67 コネクティングロッド
68 ベース支持体後端部
69 コネクティングロッド
70 構成要素
71 構成要素
72 連結要素
73 枢着部

Claims (16)

  1. 事務椅子のための機構(1)であって、該機構(1)は可動な作動要素(18、49、66、64)を有し、事務椅子機構(1)が運動する際に前記要素の位置が変化すると共に、その位置の変化により事務椅子機構(1)の運動特性を変化させ、作動要素(18、49、66、64)は機能要素(22)と作動可能に接続されており、事務椅子機構(1)が運動する間に作動要素(18、49、66、64)の位置が変化すると機能要素(22)の位置が変化し、機能要素(22)の位置が変化すると作動要素(18、49、66、64)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲が変化し、機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲は調節装置(26、32、34、44、43)を用いて調節可能であり、調節装置は機能要素(22)のための支持軌道及び/又は案内軌道(26)と、支持軌道及び/又は案内軌道(26)の傾きを変える調節要素(34、44、43)とを有し、その傾きが変わると機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲が変化する、機構(1)。
  2. 少なくとも1個のばね要素(16、48、63)を有するばね機構(15)を含んでおり、ばね機構(15)は事務椅子の背もたれ支持体(5)と作動可能に接続されて、背もたれ支持体(5)が初期ポジションから揺動ポジションに揺動する際にその揺動抵抗を決定し、ばね機構(15)は作動要素(18、49、66、64)を有しており、背もたれ支持体(5)が揺動すると作動要素の位置が変化し、その位置の変化により少なくとも1個のばね要素(16、48、63)の張力を変化させ、作動要素(18、49、66、64)は機能要素(22)と作動可能に接続されており、背もたれ支持体(5)が揺動する間に作動要素(18、49、66、64)の位置が変化すると機能要素(22)の位置が変化することを特徴とする、請求項1に記載の機構(1)。
  3. ばね機構(15)は、連結要素としての座面支持体(4)を介して背もたれ支持体(5)と接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の機構(1)。
  4. ばね機構(15)は、直接背もたれ支持体(5)と接続されていることを特徴とする、請求項2に記載の機構(1)。
  5. 少なくとも1個のばね要素は、ねじりコイルばね(16)として形成されたコイルばねであり、前記作動要素は、ねじりコイルばね(16)の一体的な構成部材であることを特徴とする、請求項2〜のいずれか1項に記載の機構(1)。
  6. 前記作動要素は、ばね脚(18)であることを特徴とする、請求項5に記載の機構(1)。
  7. 少なくとも1個のばね要素は、圧縮コイルばね(48)として形成されたコイルばねであり、前記作動要素は、連結装置(51、52、53)を介してコイルばね(48)に作用するレバーアーム(49)であることを特徴とする、請求項2〜のいずれか1項に記載の機構(1)。
  8. 少なくとも1個のばね要素は、引張コイルばね(63)として形成されたコイルばねであり、作動要素(66、64)は、引張コイルばね(63)の一体的な構成部材であることを特徴とする、請求項2〜のいずれか1項に記載の機構(1)。
  9. 前記作動要素(66、64)は、引張コイルばね(63)の片側に設けられたフック又は留め輪であることを特徴とする、請求項8に記載の機構(1)。
  10. 機能要素(22)は、位置可変に支承され、作動要素(18、49、66、64)により直接付勢される転動体又は滑動体であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか1項に記載の機構(1)。
  11. 機能要素(22)は、円筒状ピンとして形成されたものであることを特徴とする、請求項10に記載の機構(1)。
  12. 機能要素(22)は、背もたれ支持体(5)が揺動すると、支持及び/又は案内軌道(26、27)の可変な傾きに依存する位置変化の最終位置まで可動であることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の機構(1)。
  13. 機能要素(22)及び/又は調節装置(26、32、34、44、43)は、機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲の調整が、少なくとも1個のばね要素(16、48、63)のばね力に抗しての操作を伴うことなしに行われるように構成されていることを特徴とする、請求項2〜12のいずれか1項に記載の機構(1)。
  14. 転動体又は滑動体として形成された位置可変な機能要素(22)と、機能要素(22)を回転支承するための少なくとも1個の軸受(27)と、軸受ブロック(32)の少なくとも1個の軸受面(26)によって形成された軸受(27)のための支持軌道及び/又は案内軌道とを有しており、前記軸受面(26)の傾きは調節要素(34、44、43)によって調節可能であり、機能要素(22)は可動な作動要素(18、49、66、64)と接続可能であり、事務椅子機構(1)が運動する際に作動要素の位置が変化すると共に、その位置の変化により事務椅子機構(1)の運動特性を変化させ、事務椅子機構(1)が運動する間に作動要素(18、49、66、64)の位置が変化すると機能要素(22)の位置が変化し、機能要素(22)の位置が変化すると作動要素(18、49、66、64)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲が変化し、機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲は調節要素(34、44、43)を用いて調節可能であり、軸受面(26)の傾きが変わると機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲が変化する、事務椅子の機構(1)に使用するための装置。
  15. 事務椅子機構(1)の運動特性を変化させるための方法であって、該機構(1)は可動な作動要素(18、49、66、64)を有しており、事務椅子機構(1)が運動する際に前記要素の位置が変化すると共に、その位置の変化により事務椅子機構(1)の運動特性を変化させ、作動要素(18、49、66、64)は機能要素(22)と作動可能に接続されており、事務椅子機構(1)が運動する間に作動要素(18、49、66、64)の位置が変化すると機能要素(22)の位置が変化し、機能要素(22)の位置が変化すると作動要素(18、49、66、64)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲が変化し、機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲は調節装置(26、32、34、44、43)を用いて調節可能であり、調節装置は機能要素(22)のための支持軌道及び/又は案内軌道(26)と、支持軌道及び/又は案内軌道(26)の傾きを変える調節要素(34、44、43)とを有し、その傾きが変わると機能要素(22)の位置変化の運動の種類及び/又は可能範囲が変化する、方法。
  16. 機構(1)は、背もたれ支持体(5)と作動可能に接続されて背もたれ支持体(5)が初期ポジションから揺動ポジションに揺動する際にその揺動抵抗を決定するばね機構(15)の少なくとも1個のばね要素(16、48、63)の張力を変化させるように働き、ばね機構(15)は作動要素(18、49、66、64)を有しており、背もたれ支持体(5)が揺動すると作動要素の位置が変化し、その位置の変化により少なくとも1個のばね要素(16、48、63)の張力を変化させ、背もたれ支持体(5)が揺動する間に作動要素(18、49、66、64)の位置が変化すると、作動要素(18、49、66、64)と作動可能に接続されている機能要素(22)の位置が変化することを特徴とする、請求項15に記載の方法。
JP2010547069A 2008-02-22 2009-01-21 事務椅子のための機構 Active JP5383710B2 (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008010673 2008-02-22
DE102008010673.9 2008-02-22
DE102008027859 2008-06-11
DE102008027859.9 2008-06-11
DE102008045489.3 2008-09-03
DE102008045489A DE102008045489A1 (de) 2008-02-22 2008-09-03 Mechanik für einen Bürostuhl
PCT/EP2009/000336 WO2009103389A1 (de) 2008-02-22 2009-01-21 Mechanik für einen bürostuhl

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011512210A JP2011512210A (ja) 2011-04-21
JP5383710B2 true JP5383710B2 (ja) 2014-01-08

Family

ID=42813464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010547069A Active JP5383710B2 (ja) 2008-02-22 2009-01-21 事務椅子のための機構

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8733839B2 (ja)
EP (1) EP2244605B1 (ja)
JP (1) JP5383710B2 (ja)
AT (1) ATE506876T1 (ja)
CA (1) CA2716042C (ja)
DE (3) DE202008011703U1 (ja)
WO (1) WO2009103389A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202007006762U1 (de) * 2006-10-13 2008-02-14 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Mechanik für einen Bürostuhl
CH701715A2 (de) 2009-08-26 2011-02-28 Vitra Patente Ag Mechanik für einen Stuhl.
US9060610B2 (en) * 2011-11-11 2015-06-23 Flexsteel Industries, Inc. Spring back hinge with or without spring lock mechanism
DE202013100574U1 (de) 2013-02-07 2014-05-08 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Mechanik für einen Bürostuhl
DE102013102007B4 (de) * 2013-02-28 2023-05-04 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Mechanik für einen Bürostuhl
DE202013102059U1 (de) * 2013-05-11 2014-08-12 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Synchronmechanik
ITUB20154688A1 (it) * 2015-10-15 2017-04-15 Co Fe Mo Ind S R L Meccanismo di oscillazione per sedie regolabile
WO2019204714A1 (en) 2018-04-19 2019-10-24 Cramer Llc Chair having pliable backrest and methods for same
CN108371436B (zh) * 2018-04-25 2023-10-27 严澄宇 弹力跷跷板式的自由倾仰机构及自由调节转椅

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4494795A (en) * 1982-05-06 1985-01-22 Steelcase Inc. Variable back adjuster for chairs
JPH0531966Y2 (ja) 1988-08-22 1993-08-17
JPH085637Y2 (ja) 1990-12-26 1996-02-21 株式会社イトーキクレビオ 椅子の傾動制御装置
JP2919131B2 (ja) 1991-10-22 1999-07-12 株式会社イトーキクレビオ 椅子の傾動制御装置
DE4341071A1 (de) 1993-12-02 1995-06-08 Hansen Fritz As Bürostuhl
JPH07289383A (ja) 1994-04-27 1995-11-07 Tokai Kinzoku Kogyo Kk 椅子の傾動装置
US5909924A (en) * 1997-04-30 1999-06-08 Haworth, Inc. Tilt control for chair
WO2001070073A1 (en) * 2000-03-17 2001-09-27 Herman Miller, Inc. Tilt assembly for a chair
EP1175854A1 (en) * 2000-07-25 2002-01-30 CO.FE.MO. S.p.A. Adjustment device for inclinable office chair and the like
DE60100014T2 (de) 2001-04-27 2003-06-05 Cofemo Spa Elastische Stützvorrichtung für schrägstellbare Teile von Bürostühlen und dergleichen
DE102005020237B3 (de) 2005-04-28 2006-08-17 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Synchronmechanik
DE202007006762U1 (de) 2006-10-13 2008-02-14 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Mechanik für einen Bürostuhl

Also Published As

Publication number Publication date
CA2716042C (en) 2014-07-08
US8733839B2 (en) 2014-05-27
DE502009000600D1 (de) 2011-06-09
CA2716042A1 (en) 2009-08-27
DE202008011703U1 (de) 2009-07-02
WO2009103389A1 (de) 2009-08-27
ATE506876T1 (de) 2011-05-15
DE102008045489A1 (de) 2009-09-03
US20110012409A1 (en) 2011-01-20
EP2244605B1 (de) 2011-04-27
EP2244605A1 (de) 2010-11-03
JP2011512210A (ja) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5383710B2 (ja) 事務椅子のための機構
KR102307892B1 (ko) 조절 가능한 등받이를 구비한 의자
JP5643819B2 (ja) 椅子の背凭れ用反力機構及びこれを組み込んだ椅子
US20070040432A1 (en) Synchronisation mechanism for chairs or armchairs
US9277821B2 (en) Tilt mechanism for a chair and chair
US8985688B2 (en) Office chair mechanism provided with a device for adjusting the swivel force
BRPI0609652B1 (pt) dispositivo para ajuste da força de apoio reclinado em mecanismos de cadeiras de escritório
KR20130038121A (ko) 의자의 시트와 등받이를 동기화하는 장치
KR102104462B1 (ko) 멀티 리미티드 틸트기능을 구비한 의자 어셈블리와 이를 구비한 의자
JP2016506799A (ja) 事務椅子用機構
KR20160141740A (ko) 의자 등받이 기울기 및 의자의 좌석을 동기화하기 위한 장치
JP2019188126A (ja) 弾性的シーソー型フリーリクライニング機構および自由調節可能な回転椅子
JP2002010852A (ja) 同時に揺動するシートと背もたれとを備えた椅子
JP2008535592A (ja) 椅子の座部傾斜調整のための装置
KR101952033B1 (ko) 의자의 틸팅 레인지용 조절장치
JP3974425B2 (ja) リクライニング椅子
CN211748206U (zh) 一种办公椅底盘
JP4754680B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動範囲調節装置
JP3807993B2 (ja) リクライニング椅子
US7316453B2 (en) Chair spring tension control
CN106165986B (zh) 一种座背联动椅的阻尼调节机构及底座联动机构
JP4754679B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動範囲調節装置
US7125078B2 (en) Device for the adjustment of the compression force of the spring in an articulation for a chair
KR102083157B1 (ko) 의자의 틸트 교번 기구
JP4142538B2 (ja) 椅子のリクライニング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121227

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130109

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130201

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131001

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5383710

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250