JP3974425B2 - リクライニング椅子 - Google Patents

リクライニング椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP3974425B2
JP3974425B2 JP2002047403A JP2002047403A JP3974425B2 JP 3974425 B2 JP3974425 B2 JP 3974425B2 JP 2002047403 A JP2002047403 A JP 2002047403A JP 2002047403 A JP2002047403 A JP 2002047403A JP 3974425 B2 JP3974425 B2 JP 3974425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
spring
seat frame
spring receiver
inclined surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002047403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003245155A (ja
Inventor
信昭 那須
彰 清久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2002047403A priority Critical patent/JP3974425B2/ja
Publication of JP2003245155A publication Critical patent/JP2003245155A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3974425B2 publication Critical patent/JP3974425B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03266Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with adjustable elasticity
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03255Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest with a central column, e.g. rocking office chairs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/031Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts
    • A47C1/032Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest
    • A47C1/03261Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means
    • A47C1/03272Reclining or easy chairs having coupled concurrently adjustable supporting parts the parts being movably-coupled seat and back-rest characterised by elastic means with coil springs

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、背もたれを後方へ傾動させるのと連動して、座体の後部が下傾するようにしたリクライニング椅子に係り、特に、背もたれを後傾させる際の抵抗力の強さを調節可能な調節手段を備えるリクライニング椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のように、背もたれを後傾させる際の抵抗力(付勢力)の強さを調節可能な調整手段を備える従来のリクライニング椅子としては、例えば、実開昭64−32658号公報や特開平8−266364号公報等に開示されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のリクライニング椅子において、背もたれを後傾させる際の抵抗力の調節は、座フレームの下方に設けた圧縮コイルばねの伸縮量を、くさび状の押圧部材の前後移動により調整し、その付勢力を変えることにより、行いうるようになっている。
【0004】
しかし、上記従来のリクライニング椅子は、いずれも、くさび状の押圧部材を前後に移動させるねじ杆が上下方向を向いており、しかも、それに取付けた操作把手が、座体の下方に位置しているため、操作把手を回動させる際の操作性が悪く、着座姿勢のままで回動させるには難がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、背もたれを後傾させる際の強さを調節する把手の操作性を向上させ、着座姿勢のままでも容易に回動させうるようにしたリクライニング椅子を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)背もたれを備える側面視前向L字状をなす背フレームの前端下部を、脚体上部の支基に枢着するとともに、座フレームの前部を、前記支基の前端部に前後に移動可能に枢支し、同じく、座フレームの後部を、前記背フレームの前端部に枢着することにより、背フレームの後傾と連動して、座フレームの後部が下傾するようにしてなり、かつ前記支基と座フレームとの間に、前記背フレーム後傾時の抵抗力の強さを調整しうる強弱調整手段を設けてなるリクライニング椅子において、前記強弱調整手段が、前後方向を向き、前端が前記座フレームの前端部に当接することにより、これを前方に付勢可能な圧縮コイルばねと、該圧縮コイルばねを伸縮させうるように、その後端を前後方向に移動可能に保持し、かつ前記圧縮コイルばねの後方となる後面における左右方向の半部に、斜め前後方向を向く傾斜面を有するばね受けと、該ばね受けの後方において前記支基に左右方向に移動可能に保持され、かつばね受けの傾斜面と対向する前面に、該傾斜面と同方向を向いてこれに摺接する傾斜カム面を有するスライダと、前記支基に回転可能に支持され、かつ先端部のおねじを前記スライダに形成しためねじ孔に螺合することにより、該スライダを左右方向に移動させうる、側端に操作把手を取付けてなる左右方向を向く操作ロッドとを備え、前記ばね受けの後限位置において、前記スライダの傾斜カム面の前端部が、ばね受けの傾斜面の前端より前方かつ外側方に突出し、ばね受けの前限位置において、スライダの傾斜カム面の後端部が、ばね受けの側端より側方に突出することなく、ばね受けの傾斜面の後端より後方に突出するように、前記スライダを左右方向に移動させうるようにする。
【0007】
(2)上記(1)項において、座フレームの前端部における支基への枢支部を、左右方向を向く軸状とし、その軸状部に後方より回動可能に嵌合したばね受けの後端部により、圧縮コイルばねの前端を保持する。
【0008】
(3)上記(1)または(2)項において、後部側のばね受けの後面に、スライダが左右方向に摺動可能に嵌合する凹溝を設け、かつ該凹溝におけるスライダの傾斜カム面と対向する奥面を、該傾斜カム面と同方向を向く傾斜面として、それらを摺動可能に摺接させる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のリクライニング椅子の側面図で、脚体(1)、座体(2)、背フレーム(3)、及び背もたれ(4)を主要部として構成されている。
【0010】
脚体(1)は、放射状の5本の脚(5)と、その中心に立設された脚柱(6)と、この脚柱(6)の上端に回転自在に取付けられた前後方向に長い支基(7)とよりなり、脚柱(6)内には、支基(7)を上下動させて、座体(2)の高さを調節するための昇降用ガススプリング(8)(図3参照)が収容されている。
【0011】
座体(2)は、座フレーム(9)と、その上面に載設された合成樹脂製の方形の座シェル(10)と、その上面に取付けられたクッション(11)とからなっている。
【0012】
図2及び図3に示すように(座シェル、クッション、背もたれは図示略)、座フレーム(9)は、中央部を下方に凹ませた鋼管等によりなる前後1対の左右方向を向く横杆(12)(12)の中間部付近を、前後方向を向く左右1対のU字状断面をなす連結部材(13)(13)により結合することにより枠状に形成され、前後の横杆(12)の左右両端には、正面視ほぼV字状の鋼製のガイドレール(14)が、前後方向を向いて固着されている。
【0013】
両ガイドレール(14)のV溝には、上記座シェル(10)における左右両側部下面に突設された下向きの突条(図示略)が、前後移動不能かつ上方への外れが防止されて嵌合、支持されている。
【0014】
背フレーム(3)は、図2及び図3に示すように、前向L字状の左右1対の側杆(15)(15)における上端部と後端部とを、板状の横杆(16)(16)により、かつ前端部を、左右方向を向くパイプ状の支持杆(17)により、それぞれ連結して構成されている。
【0015】
支持杆(17)は、支基(7)における脚杆(6)のやや前方に形成された側面視U字状の凹孔(18)により、複数の2つ割状の軸受(19)を介して枢支されている。
【0016】
軸受(19)は、支基(7)の上面に複数のねじ(20)により固定された押え金具
(21)により、上方への抜け外れが防止されている。
【0017】
背フレーム(3)における下方の横杆(16)の中央下部と、支基(7)の後端との間には、背もたれ(4)の後傾用ガススプリング(22)が取付けられ、図示しない操作機構に連係した操作レバー(23)により、ガススプリング(22)上端のパルプ操作部(図示略)を押圧することにより、ガス圧に抗して背もたれ(4)を後傾させることができるようになっている。
【0018】
上記座フレーム(9)の前部側の横杆(12)の水平部は、支基(7)の前端部上面に形成された、前後に若干長目のU字状の凹孔(24)内に、U字形の2個の軸受(25)を介して枢支されている。
【0019】
横杆(12)は、その上面に2個の平板状軸受(26)を載置し、これを、支基(7)の前端部上面にねじ(20)止めした押え金具(27)をもって固定することにより、上方への抜け止めがなされるとともに、上下に回動及び軸受(26)内を前後に移動可能として枢支されている。
【0020】
座フレーム(9)の後部側の横杆(12)の水平部は、背フレーム(3)における両側杆(15)の上端部に形成した上向の膨出部(28)(28)の上面に、複数の2つ割状の軸受(29)を介して、2個の下向きU字形の軸受金具(30)をねじ(20)止めすることにより、上下に回動可能に枢支されている。
【0021】
上記背もたれ(4)は、背フレーム(3)の上部の横杆(16)の前面に中間部の後面が枢着された背シェル(4a)の前面に、図示しない背当てクッションを取付けて構成されている。
【0022】
図2及び図3に示すように、支基(7)の前半部上面の凹所内には、背もたれ
(4)を後傾させる際の強さを調整するための強弱調整装置(31)が、若干後傾状に
収容されている。
【0023】
強弱調整装置(31)は、前後のばね受け(32)(33)と、それらの間に設けられる圧縮コイルばね(34)と、後部ばね受け(33)を前後方向に移動させるスライダ(35)と、このスライダ(35)に挿通され、側端に円筒形の操作把手(36)を備える操作ロッド(37)とからなっている。
【0024】
前部ばね受け(32)は、硬質合成樹脂よりなり、前端面には、座フレーム(9)における前部側の横杆(12)の中央部に後方より回動可能に嵌合しうるU字溝(38)が形成され、また後端面には、圧縮コイルばね(34)の前端部に嵌合されてこれを支持する支持筒(39)が突設されている。
【0025】
後部ばね受け(33)も、硬質合成樹脂により形成され、図4及び図5に拡大して示すように、その前端面には、圧縮コイルばね(34)の後端部に嵌合しうる支持筒(40)が突設され、また、後面のほぼ左半部と左側面には、上記スライダ(35)が摺動自在に嵌合しうるとともに、奥面が斜め前後方向、すなわち左前端から斜め後ろ右方に向かって傾斜する垂直の傾斜面(41)をなす凹溝(42)が形成されている。さらに、後部ばね受け(33)の後面の右側部と右側面の後半部には、上記操作ロッド(37)が挿通しうる、凹溝(42)よりも若干溝幅の小さなガイド凹溝(43)が凹溝
(42)と連続状に形成されている。なお、上記傾斜面(41)の圧縮コイルばね(34)の軸線に対する角度は、30〜40゜範囲とするのがよい。
【0026】
上記スライダ(35)は、平面視直角三角形をなすように、摩擦抵抗の小さな硬質合成樹脂(例えばアセタール樹脂等)により一体成形され、その前方の斜辺は、上記後部ばね受け(33)における凹溝(42)の奥面の傾斜面(41)と摺接する垂直の傾斜カム面(44)となっている。
【0027】
スライダ(35)の後部よりには、左右方向を向き、かつ傾斜カム面(44)と左側面とに開口する軸孔(45)が穿設され、この軸孔(45)には、操作ロッド(37)における左半部の、外周面におねじ(46)が形成された小径軸部(37a)が挿通されるようになっている(図6,図7参照)。
【0028】
操作ロッド(37)のおねじ(46)は、スライダ(35)に形成された方形孔(47)に回動不能に嵌合した角ナット(48)の左右方向を向くめねじ孔(48a)に螺合されるようになっている。
【0029】
操作把手(36)は、座フレーム(9)の右側端部の直下に位置し、着座者が上方より回動操作しうるようになっている。
【0030】
上記構成の強弱調整装置(31)を支基(7)に組付けるには、まずスライダ(35)を、前述した押え金具(21)の前端に立設された平面視コ字状の保持金具(49)の両側片(49a)間に嵌合し、両側片(49a)に穿設した通孔(50)とスライダ(35)の軸孔(45)とに、操作ロッド(37)に小径軸部(37a)を挿通するとともに、そのおねじ(46)を、スライダ(35)の方形孔(47)に嵌合した角ナット(48)に螺合させ、小径軸部(37a)の側片(49a)よりの突出端部に、ナット(51)を螺合することにより、スライダ(35)と、操作ロッド(37)とを保持金具(49)に取付ける。
【0031】
ついで、スライダ(35)に、後部ばね受け(33)の凹溝(42)を嵌合し、その奥面の傾斜面(41)を傾斜カム面(44)に当接させる。
【0032】
ついで、圧縮コイルばね(34)を、その後端部を後部ばね受け(33)の支持筒(40)に、かつ前端部を、座フレーム(9)の前部の横杆(12)に嵌合した前部ばね受け(32)における支持筒(39)に、それぞれ嵌合して支持することにより、前後のばね受け(32)(33)間に圧縮可能に取付ける。
【0033】
図6は、強弱調整装置(31)組付後の平面図で、圧縮コイルばね(34)に、圧縮力が加わっていない状態、すなわちスライダ (35) の左端面が保持金具 (49) の左方の側辺 (49a) と当接することにより、ばね受け (33) が後限に位置している状態を示している。
【0034】
この状態において、背もたれ(4)をガススプリング(22) のガス圧に抗して後傾させた際には、その抵抗力は弱くなる。
【0035】
すなわち、図3より明らかなように、背もたれ(4)の後傾により背フレーム(3)が支持杆(17)を中心として下向きに回動すると、それに連動して、背フレーム(3)の両側杆(15)に枢支されている座フレーム(9)の後端部が斜め後ろ下方に下傾させられることにより、座フレーム(9)の前部側の横杆(12)は、前部ばね受け(32)と共に圧縮コイルばね(34)を圧縮させて若干後方に移動する。
【0036】
従って、図6に示す状態では、圧縮コイルばね(34)の圧縮抵抗が小さいため、座フレーム(9)及び背フレーム(3)の傾動に対する抵抗力は弱くなる。
【0037】
図7に示すように、操作把手(36)と共に、操作ロッド(37)を矢印の方向に回動させると、角ナット(48)を介してスライダ(35)が右方に移動し、その傾斜カム面(44)と摺動している後部ばね受け(33)が前方に押動させられることにより、圧縮コイルばね(34)は圧縮される。なお、図7は、スライダ (35) の右端面が保持金具 (49) の右方の側辺 (49a) と当接することにより、ばね受け (33) が前限に位置している状態を示している。
【0038】
この状態で、上述のように背もたれ(4)を後傾させると、圧縮コイルばね(34)の圧縮抵抗が大となるため、座フレーム(9)及び背フレーム(3)の傾動に対する抵抗力は強くなる。
【0039】
このように、操作把手(36)を回動させて圧縮コイルばね(34)の強さを調節することにより、着座者の好みに応じて、背もたれ(4)を後傾させる際の抵抗力を自由に調整することができる。
【0040】
以上説明したように、上記実施形態のリクライニング椅子においては、座フレーム(9)における支基(7)及び背フレーム(3)への枢支部である前後部を、左右方向を向く鋼管等よりなる中空軸状の横杆(12)とし、前後の横杆(12)の中間部を直接支基(7)と背フレーム(3)により枢支するようにしているため、座フレーム(9)における支基(7)や背フレーム(3)への枢支部に支持片等を突設し、これを、左右方向を向くピン等を用いて枢着したりする必要はなく、座フレーム(9)取付用の部品点数が削減されてコスト低減が図れるとともに、座フレーム(9)を簡単に組付けることができる。
【0041】
また、前後の横杆(12)の左右方向の枢支領域が比較的大きいため、座フレーム(9)は安定的に傾動することができる。
【0042】
強弱調整装置(31)の操作ロッド(37)は、左右方向を向いているため、その右側端に取付けた操作把手(36)を、着座姿勢のまま上方より回動操作することができ、操作軸が上下方向を向き、かつ操作把手が座体の下方に位置している通常のものに比して、背もたれ(4)の傾動の強弱を調節する際の操作性が著しく向上する。
【0043】
なお、上記実施形態では、座フレーム(9)の前後の横杆(12)を、中空軸状としているが、中実のロッドにより形成してもよく、また、枢支部のみの断面形状を円形とし、他の部分は適宜の断面形状とすることもある。
【0044】
上記実施形態の強弱調整装置(31)は、スライダ(35)をねじにより操作把手(36)側に移動させて、後部ばね受け(33)を前方に押動すようにしているが、操作ロッド(37)を、実施形態とは反対に左方に突出させ、左側より操作把手(36)を回動させてスライダ(35)を右方に移動することにより、後部ばね受け(33)を前方に押動するようにしてもよい。
【0045】
角ナット(48)を省略し、スライダ(35)に形成しためねじ孔に操作ロッド(37)のおねじ(46)を直接螺合してもよいことは勿論である。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、強弱調整手段の操作ロッドは左右方向を向いているため、その側端に取付けた操作把手を回動する際の操作性が向上し、それを着座姿勢のままでも操作しうる。
【0047】
また、強弱調整手段を構成する部材の組付けや取外し、分解が簡単であるため、それらの分別廃棄等も容易となる。
【0048】
請求項2記載の発明によれば、座フレームの下傾時に、その軸状部と前部側のばね受けとが相対回動するようになるため、圧縮コイルばねが下方に撓んだり、その前端と座フレームとの当接面が大きく摩耗したりするのが防止される。
【0049】
請求項3記載の発明によれば、後部側のばね受けが上下方向にがた付く恐れがなくなるので、前後方向に安定的に移動し、圧縮コイルばねをその軸線方向に押動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のリクライニング椅子の側面図である。
【図2】 同じく、座フレームと背フレーム、及びそれらの関連部品の脚体への組付前の分解斜視図である。
【図3】 同じく、座フレーム及び背フレームの組付後の要部の中央縦断側面図である。
【図4】 強弱調整装置の後部ばね受けの拡大斜視図である。
【図5】 同じく、図4のV−V線の横断平面図である。
【図6】 同じく、強弱調整装置組付後の拡大平面図である。
【図7】 同じく、圧縮コイルばねを圧縮した状態の拡大平面図である。
【符号の説明】
(1)脚体
(2)座体
(3)背フレーム
(4)背もたれ
(4a)背シェル
(5)脚
(6)脚柱
(7)支基
(8)昇降用ガススプリング
(9)座フレーム
(10)座シェル
(11)クッション
(12)横杆
(13)連結部材
(14)ガイドレール
(15)側杆
(16)横杆
(17)支持杆
(18)凹孔
(19)軸受
(20)ねじ
(21)押え金具
(22)後傾用ガススプリング
(23)操作レバー
(24)凹孔
(25)(26)軸受
(27)押え金具
(28)膨出部
(29)軸受
(30)軸受金具
(31)強弱調整装置(強弱調整手段)
(32)前部ばね受け
(33)後部ばね受け
(34)圧縮コイルばね
(35)スライダ
(36)操作把手
(37)操作ロッド
(37a)小径軸部
(38)U字溝
(39)(40)支持筒
(41)傾斜面
(42)凹溝
(43)ガイド凹溝
(44)傾斜カム面
(45)軸孔
(46)おねじ
(47)方形孔
(48)角ナット
(48a)めねじ孔
(49)保持金具
(49a)側片
(50)通孔
(51)ナット

Claims (3)

  1. 背もたれを備える側面視前向L字状をなす背フレームの前端下部を、脚体上部の支基に枢着するとともに、座フレームの前部を、前記支基の前端部に前後に移動可能に枢支し、同じく、座フレームの後部を、前記背フレームの前端部に枢着することにより、背フレームの後傾と連動して、座フレームの後部が下傾するようにしてなり、かつ前記支基と座フレームとの間に、前記背フレーム後傾時の抵抗力の強さを調整しうる強弱調整手段を設けてなるリクライニング椅子において、
    前記強弱調整手段が、前後方向を向き、前端が前記座フレームの前端部に当接することにより、これを前方に付勢可能な圧縮コイルばねと、該圧縮コイルばねを伸縮させうるように、その後端を前後方向に移動可能に保持し、かつ前記圧縮コイルばねの後方となる後面における左右方向の半部に、斜め前後方向を向く傾斜面を有するばね受けと、該ばね受けの後方において前記支基に左右方向に移動可能に保持され、かつばね受けの傾斜面と対向する前面に、該傾斜面と同方向を向いてこれに摺接する傾斜カム面を有するスライダと、前記支基に回転可能に支持され、かつ先端部のおねじを前記スライダに形成しためねじ孔に螺合することにより、該スライダを左右方向に移動させうる、側端に操作把手を取付けてなる左右方向を向く操作ロッドとを備え、前記ばね受けの後限位置において、前記スライダの傾斜カム面の前端部が、ばね受けの傾斜面の前端より前方かつ外側方に突出し、ばね受けの前限位置において、スライダの傾斜カム面の後端部が、ばね受けの側端より側方に突出することなく、ばね受けの傾斜面の後端より後方に突出するように、前記スライダを左右方向に移動させうるようにしたことを特徴とするリクライニング椅子。
  2. 座フレームの前端部における支基への枢支部を、左右方向を向く軸状とし、その軸状部に後方より回動可能に嵌合したばね受けの後端部により、圧縮コイルばねの前端を保持してなる請求項1記載のリクライニング椅子。
  3. 後部側のばね受けの後面に、スライダが左右方向に摺動可能に嵌合する凹溝を設け、かつ該凹溝におけるスライダの傾斜カム面と対向する奥面を、該傾斜カム面と同方向を向く傾斜面として、それらを摺動可能に摺接させてなる請求項1または2記載のリクライニング椅子。
JP2002047403A 2002-02-25 2002-02-25 リクライニング椅子 Expired - Fee Related JP3974425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047403A JP3974425B2 (ja) 2002-02-25 2002-02-25 リクライニング椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047403A JP3974425B2 (ja) 2002-02-25 2002-02-25 リクライニング椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003245155A JP2003245155A (ja) 2003-09-02
JP3974425B2 true JP3974425B2 (ja) 2007-09-12

Family

ID=28660466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002047403A Expired - Fee Related JP3974425B2 (ja) 2002-02-25 2002-02-25 リクライニング椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3974425B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4735804B2 (ja) * 2004-12-27 2011-07-27 コクヨ株式会社 傾動反力調整装置を備えた椅子
JP2007151738A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Plus Corp 椅子
JP5285261B2 (ja) * 2006-10-26 2013-09-11 タカノ株式会社 椅子の反力調整装置
JP5253844B2 (ja) * 2008-03-05 2013-07-31 タカノ株式会社 椅子用反力機構の反力調整装置
JP5724063B2 (ja) * 2010-12-27 2015-05-27 コクヨ株式会社 椅子
JP6009891B2 (ja) * 2011-11-04 2016-10-19 株式会社岡村製作所 椅子
CN103720230B (zh) * 2014-01-16 2016-03-30 陈敏 倾仰角调节方便的大班椅
CN104605648B (zh) * 2015-01-29 2017-02-22 安吉富和家具有限公司 一种靠背坐垫同步异角度底盘

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003245155A (ja) 2003-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4695093A (en) Work chair
JP3999453B2 (ja) 椅子
EP0614633B1 (en) Adjustbale backrest for a chair
US9833075B2 (en) Chair with adjustable backrest and seat
JP3974425B2 (ja) リクライニング椅子
JP4627931B2 (ja) 椅子の背もたれの支持機構
JPH10179315A (ja) 椅子における背もたれの支持構造
JP3807993B2 (ja) リクライニング椅子
JP5567402B2 (ja) 椅子
JP4754680B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動範囲調節装置
JP4908954B2 (ja) 椅子における座体の前後位置調節装置
CA2655276C (en) Chair having support base
JP2797273B2 (ja) 背もたれ付き椅子
JP4500388B2 (ja) 椅子の座席と背凭れの傾動装置
JP4520622B2 (ja) 椅子における座の取付装置
JP3644518B2 (ja) 椅子
JP4754679B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動範囲調節装置
JPH0450841Y2 (ja)
JP3498254B2 (ja) 椅子の傾動部の緩衝装置
JP3528029B2 (ja) 椅子のロッキング強弱調節装置
KR102098952B1 (ko) 의자의 전후방향 틸팅 기구
JP5616134B2 (ja) 椅子
JP2501459Y2 (ja) 椅子の傾動制御装置
JP4926551B2 (ja) 椅子
JPS5913879Y2 (ja) 傾動椅子における前後座板の連動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3974425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees