JP3498254B2 - 椅子の傾動部の緩衝装置 - Google Patents

椅子の傾動部の緩衝装置

Info

Publication number
JP3498254B2
JP3498254B2 JP13492296A JP13492296A JP3498254B2 JP 3498254 B2 JP3498254 B2 JP 3498254B2 JP 13492296 A JP13492296 A JP 13492296A JP 13492296 A JP13492296 A JP 13492296A JP 3498254 B2 JP3498254 B2 JP 3498254B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
shaft
chair
stopper
compression coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13492296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09313296A (ja
Inventor
剛 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP13492296A priority Critical patent/JP3498254B2/ja
Publication of JPH09313296A publication Critical patent/JPH09313296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3498254B2 publication Critical patent/JP3498254B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、椅子の傾動装置、特に
圧縮コイルばねを使用したばねユニットを用い、圧縮コ
イルばねが最も伸長した状態において、ばねユニットの
伸縮を停止させることにより、椅子の傾動部の傾動を停
止させうるようにした椅子の傾動部の緩衝装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置としては、例えば、
特開平6ー296529号公報に記載されているものが
ある。特開平6ー296529号公報に記載のもので
は、椅子の基枠部と傾動部との間に圧縮コイルばねを使
用したばねユニットが設けられ、この圧縮コイルばねの
伸縮に伴って、基枠部に対して傾動部が傾動可能となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平6ー296
529号公報記載の椅子では、傾動部の傾動を停止させ
る手段がないので、ガススプリングを用いた場合のよう
に、傾動部を傾動可能または傾動不能に選択することが
できず、特に執務の際に不便である。
【0004】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、圧
縮コイルばねが最も伸長した状態で、ばねユニットの伸
縮を停止させることができるようにすることにより、高
価なガススプリングに頼ることなく、傾動可能状態と不
能状態とを選択できるようにした簡易な構造の椅子の傾
動部の緩衝装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次のような手段を採用している。 (1) 椅子の基枠と背凭れ枠とを、前後方向を向くばね
ユニットの両端部に左右方向の軸により連結した椅子に
おいて、前記ばねユニットが、圧縮コイルばねと、この
圧縮コイルばねの前後両端に設けられ、前記左右方向の
軸にそれぞれ連結された前後のばね受けと、一端が一方
のばね受けに固着され、前記圧縮コイルばねの内部と他
方のばね受けの軸芯方向の通し孔とを摺動可能に挿通
し、かつ他端に拡径頭部が設けられて、両ばね受けを互
いに連結する有頭軸とを備え、前記他方のばね受けを軸
支する軸に、椅子の座部の下面に配設されたレバーの操
作と連動して、この軸を中心として回動し、前記圧縮コ
イルばねが最も伸長した状態で前記有頭軸の頭部と当接
して、この有頭軸に対する前記他方のばね受けの移動を
停止させるストッパを設ける。
【0006】(2) 前項において、一方のばね受けに設
けた雌ねじ孔に、有頭軸の先端部に形成した雄ねじを螺
合することにより、有頭軸を一方のばね受けに固着す
る。
【0007】(3) (1)または(2)項において、ストッ
パを、有頭軸と当接する方向に弾性付勢する。
【0008】(4) (1)〜(3)項のいずれかにおいて、
ストッパとレバーとを、ワイヤにより接続する。
【0009】(5) (1)〜し(4)項のいずれかにおい
て、ストッパの有頭軸と当接する端部を、その有頭軸の
軸部から離間した状態でレバーを停止させる停止手段を
設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、図1〜図6
を用いて説明する。図1において、(2)は椅子の脚部
で、その複数の先端部(通常は4から5個)にはキャスタ
(4)を取付け、着座したまま床上を移動可能としてあ
る。(6)は、脚部(2)に立てて固定された脚柱で、その
内部に、公知のガススプリング(8)(図2)を収容し、
ガススプリング(8)を操作することにより、脚柱(6)の
先端部の高さ、即ち座席の高さを調節可能とし、任意の
高さで固定することができる。ガススプリング(8)の操
作は、その端部にあるプッシュバルブ(10)を、ケーブル
(12)およびレバー(14)を介して押すことにより行われ
る。
【0011】図3において、(16)は基枠で、脚柱(6)の
上端(ガススプリング(8)の上端)に固定されており、全
体として上方を開いた箱形となっている。基枠(16)の左
右側壁の上面には、左右方向に向く軸を保持するための
2組のU溝が設けられている。
【0012】U溝の1組は、基枠(16)の後ろ上部に設け
られたU溝(18)であり、断面U字状の下部軸受(20)、上
部軸受(22)、基枠(16)の上面と接合する取付板(24)とと
もに軸を回動可能に保持する。他の1組のU溝(26)は、
基枠(16)の前部に設けた、前上から後ろ下方に斜めに伸
びた溝であり、2個の下部軸受(28)、2個の上部軸受(2
9)、取付板(24)とともに、軸を前上から後ろ下方の斜め
に摺動可能に保持する。
【0013】(30)は背凭れ枠で、横から見て、おおよそ
前向L字状に曲がっており、その上部に、図示しない背
凭れを固定し、下側先端部には、左右方向の軸(32)が固
定されている。軸(32)を、基枠(16)の後ろ上部に設けた
U溝(18)に保持させることによって、これを支点とし、
基枠(16)に対して後方に回動(傾動)可能となっている。
背凭れ枠(30)の下側中頃には、左右外側に突き出る1対
の軸部(68)が設けられている。
【0014】(34)はばねユニットで、両端部が、基枠(1
6)の後ろ下の軸孔(36)に左右方向に挿入された軸(38)
と、背凭れ枠(30)の後下端部の軸孔(40)に左右方向に貫
通された軸(42)とにより、回動可能に保持されて、背凭
れ枠(30)を基枠(16)に対して、適度の抵抗力をもって、
後方へ傾動しうるようにしている。ばねユニット(34)の
詳細及びその操作機構については、図4〜図6を参照し
て後述する。
【0015】(50)は座席受体で、その上部に図示しない
座席を備えている。この座席受体(50)は、背凭れ枠(30)
の後方への回動と連動し、後ろに移動しながら後ろに傾
く運動をする。座席受体(50)にこの運動をさせるため
に、基枠(16)と背凭れ枠(30)と座席受体(50)との間に
は、3つの連結部がある。以下順を追って説明する。
【0016】座席受体(50)の後部の下方と後方とは開口
しており、この座席受体(50)の後部の対向する左右側壁
の内側に、互いに対向する1対の軸受体(52)(54)が取り
付けられている。座席受体(50)の後部の対向する左右側
壁には、前後に2組の軸孔(56)(58)があり、軸受体(52)
(54)の外側側面には、それぞれ軸(60)(62)を突き出して
設け、それらの軸孔と軸を嵌め合わすことにより、座席
受体(50)に1対の軸受体(52)(54)を取り付けてある。座
席受体(50)は、形状が複雑であり、かつ強度を必要とす
るため、例えばスチール等で作られ、軸受体(52)(54)
は、軸保持の潤滑性を必要とするために、合成樹脂等で
成形されて組まれている。軸受体(52)(54)の相対する内
側面に、前部に後側が下に傾いて下方に開口する1対の
長溝(64)と、後部に後側が上に傾いて斜め上方に開口す
る1対の長溝(66)とを設けてある。
【0017】組立順序としては、まず座席受体(50)に軸
受体(52)(54)を組み込んだ後に、それに背凭れ枠(30)を
組み込む。その場合、軸受体(52)(54)の前部の1対の長
溝(64)には、背凭れ枠(30)の下側先端部に固定された左
右方向の軸(32)が嵌め込まれ、後部にある1対の長溝(6
6)には、背凭れ枠(30)の下側中頃に左右外側に突き出る
1対の軸部(68)が嵌まる。背凭れ枠(30)の下部にあるこ
れらの前後の軸は、それぞれ、軸受体(52)(54)の2対の
長溝(64)(66)に摺動自在に保持され、図1における連結
部(A)(C)を形成する。連結部(A)の軸(32)は、基枠(1
6)に組み立てられ、背凭れ枠(30)の回動の支点にもなる
ことはすでに述べた。
【0018】座席受体(50)の前部には、左右方向の軸(7
0)が固定されている。座席受体(50)と背凭れ枠(30)の組
立品を、基枠(16)に対して組むために乗せると、座席受
体(50)の前部の軸(70)は、基枠(16)の前部のU溝(26)に
嵌合し、中央部にある座席受体(50)と背凭れ枠(30)の組
立品の連結部(A)の軸(32)は、基枠(16)の後ろ上部にあ
るU溝(18)に嵌合する。なお、U溝(18)及びU溝(26)に
は、前もって下部軸受(20)(28)(28)が嵌められている。
【0019】ついで、上部軸受(22)(29)(29)、取付板(2
4)を乗せて、基枠(16)にビス止めすれば、基枠(16)、座
席受体(50)と背凭れ枠(30)の組立品ができる。この状態
で、座席受体(50)の前部の軸(70)は、基枠(16)の前部の
U溝(26)に摺動可能に保持されて、第3の連結部(図1
の連結部(B))となる。ここで、連結部(A)(B)は、と
もに座席受体(50)を、基枠(16)に対し前上から後ろ下へ
斜めに摺動するように保持するが、その摺動方向の傾斜
角度は、連結部(B)の方が連結部(A)よりも小さく設定
されている。
【0020】上述のように、基枠(16)と背凭れ枠(30)と
座席受体(50)との間に、3つの連結部(A)(B)(C)を設
けることにより、座席は、背凭れに対して着座者の骨盤
の近傍(図1のP点)を中心に後ろに回転することにな
り、この座席と背凭れの相対的な動きは、着座者の大腿
部と背中との相対的な動きに極めて近いものとなる。ま
た、座席の運動中心は、着座者の足の踝の位置に近づき
(図1のQ点)、足の踝を中心とする大腿部の後方への
傾きながらの移動に近づくことになる。
【0021】座席受体(50)の軸(70)よりも前の個所に
は、背凭れの傾動緩衝装置が組み込まれている。(72)
は、前後方向を向き左右に離して設けた1対の圧縮ばね
であり、その前後端は、前部ばね受体(74)及び後部ばね
受体(76)で保持されている。後部ばね受体(76)は、基枠
(16)の前壁に保持されている。前部ばね受体(74)は、そ
の左右方向の中央に下方に開口する開口部(78)を有して
いる。座席受体(50)の前部を前面から見た断面は、上方
が開口するコの字形をしており、その左右側壁と底壁と
の内面により、前部ばね受体(74)の側面と底面とを、前
後に摺動可能に保持している。
【0022】座席受体(50)は、その前端部に直立する前
壁(80)を有し、その前壁(80)と前部ばね受体(74)とによ
り前後を挟まれて、くさび形調整片(82)がある。くさび
形調整片(82)は、その前面を、座席受体(50)の前壁(80)
により上下に摺動可能に保持されている。前部ばね受体
(74)とくさび形調整片(82)との合わせ面は、前下から後
ろ上方向の斜面である。前部ばね受体(74)とくさび形調
整片(82)とは、くさび機構を構成しており、くさび形調
整片(82)を下方に移動させると、前部ばね受体(74)は圧
縮ばね(72)の付勢力に抗して後方に移動し、くさび形調
整片(82)を上方に移動させると、前部ばね受体(74)は圧
縮ばね(72)の付勢力により前方に移動する。
【0023】くさび形調整片(82)は、前部ばね受体(74)
の開口部(78)を通って後方に伸びるアーム部(84)を有
し、そのアーム部(84)の先端に、上下に貫通する雌ねじ
(86)を有している。この雌ねじ(86)に、くさび形調整片
(82)を上下に操作するためのハンドル(88)の雄ねじ(90)
が嵌まり合っている。ハンドル(88)の雄ねじ(90)の位置
は、上から見て1対の圧縮ばね(72)の間にある。
【0024】座席受体(50)は、ハンドル(88)を保持する
ため、その前部底壁に、前方の小径孔と後方の大径孔と
を連設した段付き孔(92)を有している。ハンドル(88)の
軸部には、段付き孔(92)の大径孔よりは小径で、小径孔
よりは大径の、上下に離れた1対のつば部(94)と、1対
のつば部(94)の間に段付き孔(92)の小径孔より小径の軸
部(96)と、軸部の先端側に前述の雄ねじ(90)とが設けら
れている。
【0025】図4及び図5に示すように、前述のばねユ
ニット(34)は、圧縮コイルばね(100)の両端にばね受け
(101)(102)を取り付けられ、これらばね受け(101)(102)
は、それぞれ前述の左右方向の軸(38)(42)をもって、基
枠(16)及び背凭れ枠(30)に軸着されている。ばね受け(1
02)の軸心方向の通し孔(102a)には、有頭軸(103)が摺動
可能に挿通され、その雄ねじ(103b)を切った端部が、ば
ね受け(101)の軸芯方向の雌ねじ孔(101a)に螺合され、
一体のばねユニット(34)を構成している。
【0026】図4に示すように、ばね受け(102)は2又
に分かれ、この2又の端部に、左右方向の軸(42)が挿通
されている。この2又の中央において軸(42)には、スト
ッパ金具(48)が枢着されている。ストッパ金具(48)は、
有頭軸(103)の頭部(103a)に当接し、ばね受け(102)の移
動を停止させるストッパ(48a)と、このストッパ(48a)と
は直角位置にあるレバー杆(48b)とを一体に有し、コイ
ル状の戻しばね(104)により、ストッパ(48a)が有頭軸(1
03)の頭部(103a)に当接する位置に弾性付勢されてい
る。
【0027】ストッパ金具(48)のレバー杆(48b)の端部
には、レリーズ式のケーブル(46)のワイヤ(46a)の先端
につけた球(46b)を収容する凹部(48c)が形成されてい
る。ケーブル(46)のこの端部は、図5に示すように、ば
ね受け(102)に取り付けられ、同じく他端は、図6に示
すように、座席受体(50)の下部に枢着された軸(106)を
備える操作用のレバー(105)に、上述の端部と同様にし
て取り付けられている。
【0028】このレバー(105)には、ピン(107)が突設さ
れており、このピン(107)は、座席受体(50)に係止した
キャッチ(108)に係合できるようになっている。
【0029】図6に実線により示すレバー(105)の位置
では、ケーブル(46)の他端のストッパ金具(48)のストッ
パ(48a)は、圧縮コイルばね(100)が最も伸長した状態の
ばねユニット(34)の有頭軸(103)の頭部(103a)に当接す
る。この圧縮コイルばね(100)が最も伸長した状態は、
図1に示すように、背凭れすなわち背凭れ枠(30)が最も
立っており、使用者が執務姿勢にある状態である。この
状態では、基枠(16)と背凭れすなわち背凭れ枠(30)との
間は、圧縮コイルばね(100)を介さず、ばね受け(101)か
ら有頭軸(103)を介して、ストッパ(48)から左右方向の
軸(42)に伝えらる関係にあり、有頭軸(103)に対するば
ね受け(102)の移動は停止させられ、背凭れ枠(30)の傾
動は阻止されている。
【0030】図6に示すレバー(105)を点線位置に引い
て、ピン(107)をキャッチ(108)に係止させると、ケーブ
ル(46)のワイヤ(46a)が引かれて、他端のストッパ金具
(48)のレバー杆(48b)が、図5において時計方向に回動
し、図6の下部に想像線により示すように、ストッパ(4
8a)が有頭軸(103)の頭部(103a)から外れる。この状態に
おいては、背凭れすなわち背凭れ枠(30)は、座部すなわ
ち座席受体(50)に対して、圧縮コイルばね(100)の力に
抗して傾動させることができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、高価なガ
ススプリングを用いることなく、圧縮コイルばねが最も
伸長した状態で、ばねユニットの伸縮を簡単な構成で停
止させることができ、背凭れの傾動可能状態と不能状態
とを任意に選択することができる。
【0032】請求項2記載の発明のように、一方のばね
受けの雌ねじ孔に、有頭軸の先端部に形成した雄ねじを
螺合させて、有頭軸を一方のばね受けに固着すると、少
ない部品点数で両ばね受けを連結することができるとと
もに、螺合量を調整することにより、圧縮ばねの初期長
さや圧縮代を調整することができる。
【0033】請求項3記載の発明のように、ストッパを
有頭軸の頭部と当接する方向に弾性付勢すると、圧縮コ
イルばねが最も伸長した状態で、有頭軸の頭部にストッ
パが自動的に当接して、傾動部すなわち背凭れの傾動を
停止させることができる。
【0034】請求項4記載の発明のように、ストッパと
レバーとを、ワイヤにより接続すると、レバーの設置場
所の自由度が増すとともに、ストッパとレバーとの接続
が容易に行える。
【0035】請求項5記載の発明のように、ストッパの
有頭軸の頭部と当接する端部を、有頭軸から離間した状
態でレバーを停止させる停止手段を設ければ、レバーか
ら手を離した後においても、ばねユニットを傾動状態に
維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を備えた椅子の執務状態の縦
断側面図である。
【図2】図1に示す椅子の要部の拡大縦断側面図であ
る。
【図3】図1に示す椅子の要部の分解斜視図である。
【図4】図1に示す椅子のばねユニットの拡大背面図で
ある。
【図5】図4に示すばねユニットの中央縦断側面図であ
る。
【図6】図1に示す椅子の座席下部に設けられたばねユ
ニット操作用のレバー機構の縦断正面図である。
【符号の説明】
(2)脚部 (4)キャスタ (6)脚柱 (8)ガススプリング (10)プシュバルブ (12)ケーブル (14)レバー (16)基枠 (18)(26)U溝 (20)(28)下部軸受 (22)(29)上部軸受 (24)取付板 (30)背凭れ枠 (32)背凭れ枠の軸 (34)ばねユニット (36)軸孔 (38)軸 (40)軸孔 (42)軸 (46)ケーブル (46a)ワイヤ (46b)球 (48)ストッパ金具 (48a)ストッパ (48b)レバー杆 (50)座席受体 (52)(54)軸受体 (56)(58)軸孔 (60)(62)軸 (64)(66)長溝 (68)軸部 (70)座席受体の前部の軸 (72)圧縮ばね (74)(76)ばね受体 (78)開口部 (80)前壁 (82)くさび形調整片 (84)アーム部 (86)雌ねじ (88)ハンドル (90)雄ねじ (92)段付き孔 (94)つば部 (96)軸部 (100)圧縮コイルばね (101)ばね受け (101a)雌ねじ孔 (102)ばね受け (102a)通し孔 (103)有頭軸 (103a)頭部 (103b)雄ねじ (104)戻しばね (105)操作用のレバー (106)軸 (107)ピン (108)キャッチ(停止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 3/026 A47C 7/44

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子の基枠と背凭れ枠とを、前後方向を
    向くばねユニットの両端部に左右方向の軸により連結し
    た椅子において、 前記ばねユニットが、圧縮コイルばねと、この圧縮コイ
    ルばねの前後両端に設けられ、前記左右方向の軸にそれ
    ぞれ連結された前後のばね受けと、一端が一方のばね受
    けに固着され、前記圧縮コイルばねの内部と他方のばね
    受けの軸芯方向の通し孔とを摺動可能に挿通し、かつ他
    端に拡径頭部が設けられて、両ばね受けを互いに連結す
    る有頭軸とを備え、前記他方のばね受けを軸支する軸
    に、椅子の座部の下面に配設されたレバーの操作と連動
    して、この軸を中心として回動し、前記圧縮コイルばね
    が最も伸長した状態で前記有頭軸の頭部と当接して、こ
    の有頭軸に対する前記他方のばね受けの移動を停止させ
    るストッパを設けたことを特徴とする椅子の傾動部の緩
    衝装置。
  2. 【請求項2】 一方のばね受けに設けた雌ねじ孔に、有
    頭軸の先端部に形成した雄ねじを螺合することにより、
    有頭軸を一方のばね受けに固着したことを特徴とする請
    求項1記載の椅子の傾動部の緩衝装置。
  3. 【請求項3】 ストッパを、有頭軸と当接する方向に弾
    性付勢したことを特徴とする請求項1または2記載の椅
    子の傾動部の緩衝装置。
  4. 【請求項4】 ストッパとレバーとを、ワイヤにより接
    続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
    の椅子の傾動部の緩衝装置。
  5. 【請求項5】 ストッパの有頭軸と当接する端部が、前
    記有頭軸の頭部から離間した状態でレバーを停止させる
    停止手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の椅子の傾動部の緩衝装置。
JP13492296A 1996-05-29 1996-05-29 椅子の傾動部の緩衝装置 Expired - Fee Related JP3498254B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13492296A JP3498254B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 椅子の傾動部の緩衝装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13492296A JP3498254B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 椅子の傾動部の緩衝装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09313296A JPH09313296A (ja) 1997-12-09
JP3498254B2 true JP3498254B2 (ja) 2004-02-16

Family

ID=15139684

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13492296A Expired - Fee Related JP3498254B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 椅子の傾動部の緩衝装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3498254B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100730557B1 (ko) * 2006-09-17 2007-06-20 김상식 등받이 조절 장치
WO2008091121A1 (en) * 2007-01-25 2008-07-31 Sang Sik Kim A backrest's control device
KR102083157B1 (ko) * 2019-09-27 2020-03-03 주식회사 다원체어스 의자의 틸트 교번 기구

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09313296A (ja) 1997-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2319498C (en) Multi-position chair control mechanism for synchronously adjusting the seat and backrest of a chair
KR100637883B1 (ko) 적재식 의자
NL8703027A (nl) Kantelregelinrichting voor een bureaustoel.
EP2130455A1 (en) Chair with tiltable backrest
AU647530B2 (en) Chair seat mounting mechanism
US20060284461A1 (en) Chair with recline control mechanism, recline limit control and back tilt mechanism
JP3498254B2 (ja) 椅子の傾動部の緩衝装置
JP2003245155A (ja) リクライニング椅子
JP4727805B2 (ja) 椅子における操作レバー構造
JP4874534B2 (ja) 椅子の肘フレーム取付構造
JP4754680B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動範囲調節装置
EP1799492B1 (en) J-back adjustment mechanism
JPH09206156A (ja) 椅 子
JP3584412B2 (ja) 椅子の座席と背凭れの傾動装置
JP3616971B2 (ja) 椅子の背凭れの傾動緩衝装置
JP3433366B2 (ja) 椅子の座席と背凭れの傾動装置
JP4754679B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動範囲調節装置
JP5088726B2 (ja) 椅子
JP3608177B2 (ja) 椅子の座席と背凭れの傾動装置
JP3528029B2 (ja) 椅子のロッキング強弱調節装置
JPH0450841Y2 (ja)
JPH0440530Y2 (ja)
JP4294132B2 (ja) 椅子のリクライニング装置
JP4818506B2 (ja) 椅子における背凭れの傾動装置
JP3488834B2 (ja) ロッキング装置用反力付与機構及びそれを用いた椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031021

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101205

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111205

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees