JP5365438B2 - バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法 - Google Patents

バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5365438B2
JP5365438B2 JP2009212165A JP2009212165A JP5365438B2 JP 5365438 B2 JP5365438 B2 JP 5365438B2 JP 2009212165 A JP2009212165 A JP 2009212165A JP 2009212165 A JP2009212165 A JP 2009212165A JP 5365438 B2 JP5365438 B2 JP 5365438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
flow rate
gas
air
combustion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009212165A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011058781A (ja
Inventor
剛 田中
卓司 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2009212165A priority Critical patent/JP5365438B2/ja
Publication of JP2011058781A publication Critical patent/JP2011058781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5365438B2 publication Critical patent/JP5365438B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法に関し、特に、バーナの燃焼制御を行うために用いて好適なものである。
従来から、連続焼鈍設備においては、ラジアントチューブを用いて、焼鈍炉に搬送されるストリップ(鋼帯)を加熱することが行われている。ラジアントチューブには、バーナが取り付けられており、このバーナには、燃焼用ガスと空気(以下、必要に応じてエアと称する)とが供給される。バーナの燃焼制御を行う際には、バーナに供給される燃焼用ガスとエアとを制御することになる。
バーナの燃焼制御を行う従来の方法として、圧力制御方式と流量制御方式がある。
圧力制御方式では、バーナに供給されるエアの圧力と燃焼用ガスの圧力とが比例関係になるように、燃焼用ガスの圧力を調節するガス圧力調節弁と、エアの圧力を調節するエア圧力調節弁とを連動して動作させるようにする。また、煤の発生を防止するために、バーナにおける燃焼量が小さいときには、エアの圧力と燃焼用ガスの圧力とを比例関係とせず、テーブル化することによりエアの圧力を燃焼用ガスの圧力に比べて若干高めにすることも行われている。
また、流量制御方式では、バーナに供給される燃焼用ガスとエアの流量を計測し、計測した結果に基づいて、目標の空気比になるように、燃焼用ガスの流量を調節するガス流量調節弁と、エアの流量を調節するエア流量調節弁とを動作させるようにする(特許文献1を参照)。
特開2002−228149号公報
しかしながら、圧力制御方式では、システム上に、燃焼用ガス及びエアの流量が現れないため、空気比の調節を行うためには、個々のバーナの排ガス(O2)濃度を測定・調整しなければならない。このため、空気比の調節を行うための作業者の負荷が大きくなる虞があるという問題点があった。また、複数のゾーンにおけるバーナの燃焼制御を一括して行う場合、ガス供給装置(エア供給装置)から、各ゾーンの先頭にそれぞれ配置される複数のガス圧力調節弁(エア圧力調節弁)に一括して燃焼用ガス(エア)が供給される。5つのゾーンにおけるバーナの燃焼制御を一括して行う場合を考えると、例えば、各ゾーンの圧力調節弁それぞれが100%開いている状態から、上流側から順に100%、80%、60%、40%、20%開く状態に、各ゾーンのエア圧力調節弁の状態が変更すると、エア供給装置から圧力調節弁までの間の配管における内圧が上昇することにより、上流側におけるエアの供給圧力が上昇し、結果としてガス圧も連動して上昇し過負荷になる虞があるという問題点があった。
一方、流量制御方式では、空気比の調節については自動的に行うことができる。ここで、前述したような焼鈍炉は、材料の熱処理のために高温で操業することが多いので、前述したラジアントチューブを用いた場合、ラジアントチューブが、クリープ損傷、酸化減肉、ヒートショック等により破損することがある。ラジアントチューブが破損した場合には、そのラジアントチューブに取り付けられているバーナを停止させる必要がある。破損等により一部のバーナの動作が停止すると、残りのバーナに、停止したバーナに供給する流量を上乗せした流量の燃焼用ガス(エア)が供給されるような制御を行うことになる。したがって、過剰な流量の燃焼用ガス(エア)がバーナに供給され、ラジアントチューブやバーナの寿命を損なう虞があるという問題点があった。
以上のように従来の技術では、空気比の調節を行うことと、バーナの状態に応じて負荷を調節することとの双方を容易に行うことが困難であるという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、空気比の調節を行うことと、バーナの状態に応じて負荷を調節することとの双方を容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明のバーナの燃焼制御装置は、複数のバーナのそれぞれに燃焼用ガスと空気とを供給して複数のバーナの燃焼制御を一括して行うバーナの燃焼制御装置であって、前記バーナにより加熱される領域の温度の実績値と、予め設定された設定値との差に基づいて、前記複数のバーナにおける燃焼量を決定する燃焼量決定手段と、前記燃焼量決定手段により決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する燃焼用ガスの流量を決定するガス流量決定手段と、前記ガス流量決定手段により決定された燃焼用ガスの流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するガス圧力導出手段と、前記複数のバーナに供給される前記燃焼用ガスの圧力を調節するガス圧力調節弁と、前記ガス圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記燃焼用ガスの圧力を測定するガス圧力測定手段と、前記ガス圧力測定手段により測定される前記燃焼用ガスの圧力が、前記ガス圧力導出手段により導出された圧力になるように、前記ガス圧力調節弁の開度を調節するガス圧力調節手段と、前記燃焼量決定手段により決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する空気の流量を決定するエア流量決定手段と、前記エア流量決定手段により決定された空気の流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するエア圧力導出手段と、前記複数のバーナに供給される前記空気の圧力を調節するエア圧力調節弁と、前記エア圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記空気の圧力を測定するエア圧力測定手段と、前記エア圧力測定手段により測定される前記空気の圧力が、前記エア圧力導出手段により導出された圧力になるように、前記エア圧力調節弁の開度を調節するエア圧力調節手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のバーナの燃焼制御方法は、複数のバーナのそれぞれに燃焼用ガスと空気とを供給して複数のバーナの燃焼制御を一括して行うバーナの燃焼制御方法であって、前記バーナにより加熱される領域の温度の実績値と、予め設定された設定値との差に基づいて、前記複数のバーナにおける燃焼量を決定する燃焼量決定ステップと、前記燃焼量決定ステップにより決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する燃焼用ガスの流量を決定するガス流量決定ステップと、前記ガス流量決定ステップにより決定された燃焼用ガスの流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するガス圧力導出ステップと、前記複数のバーナに供給される前記燃焼用ガスの圧力を調節するガス圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記燃焼用ガスの圧力を測定するガス圧力測定ステップと、前記ガス圧力測定ステップにより測定される前記燃焼用ガスの圧力が、前記ガス圧力導出ステップにより導出された圧力になるように、前記ガス圧力調節弁の開度を調節するガス圧力調節ステップと、前記燃焼量決定ステップにより決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する空気の流量を決定するエア流量決定ステップと、前記エア流量決定ステップにより決定された空気の流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するエア圧力導出ステップと、前記複数のバーナに供給される前記空気の圧力を調節するエア圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記空気の圧力を測定するエア圧力測定ステップと、前記エア圧力測定ステップにより測定される前記空気の圧力が、前記エア圧力導出ステップにより導出された圧力になるように、前記エア圧力調節弁の開度を調節するエア圧力調節ステップと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、燃焼用ガス(空気)の流量を、必要な燃焼量に基づいて決定した後、その燃焼用ガス(空気)の流量を圧力に変換し、測定された圧力がその圧力になるように、ガス圧力調節弁(エア圧力調節弁)を調節する。よって、複数のバーナの一部が停止すると、それに応じて燃焼用ガス(空気)の流量が減少するので、過剰インプットが発生することを容易に防止することができる。また、燃焼用ガス(空気)の流量を決定するので、空気比の調節を容易に行うことができる。したがって、空気比の調節を行うことと、バーナの状態に応じて負荷を調節することとの双方を容易に行えるようにする。
本発明の実施形態を示し、連続焼鈍炉の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態を示し、バーナの燃焼制御装置の構成の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、バーナの燃焼制御装置のうち、ガスの供給に関わる部分の構成の一例を示す図である。 本発明の実施例を示し、バーナに異常がない場合に、本実施形態のようにバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。 本発明の実施例を示し、バーナに異常がない場合に、従来の流量制御方式でバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。 本発明の実施例を示し、20本のバーナのうち、4本のバーナが停止した場合に、本実施形態のようにバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。 本発明の実施形態を示し、20本のバーナのうち、4本のバーナが停止した場合に、従来の流量制御方式でバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態を説明する。本実施形態では、連続焼鈍炉に配置されたバーナの燃焼制御を行う場合を例に挙げて説明する。
図1は、連続焼鈍炉の構成の一例を示す図である。具体的に図1(a)は、連続焼鈍炉を横側から見た図であり、図1(b)は、図1(a)に示す連続焼鈍炉の1つの加熱ゾーンの詳細を示す図であり、図1(c)は、図1(b)に示すラジアントチューブに取り付けられるバーナを示す図である。尚、図1では、説明の都合上、連続焼鈍炉の構成を簡略化して示している。
図1(a)に示すように、連続焼鈍炉10は、複数の加熱ゾーン10a、10b、10cを有し、連続焼鈍炉10に搬送されたストリップ(鋼帯)11は、加熱ゾーン10a、10b、10cを順番に通過して加熱される。
図1(b)に示すように、加熱ゾーン10aでは、ストリップ11は、炉内ロール12a〜12iにガイドされて搬送される。ストリップ11の搬送経路には、ストリップ11の面を挟むように、複数のラジアントチューブ101〜136が設けられている。ラジアントチューブ101〜136は、図1の紙面に垂直な方向に延設されている。尚、その他の加熱ゾーン10b、10cの基本的な構成は、加熱ゾーン10aと同じであるので、ここではそれらの詳細な説明を省略する。また、加熱ゾーンの設定方法は図1に示したものに限定されない。例えば、加熱ゾーン10a、10b、10cのそれぞれを更に細分化して加熱ゾーンを設定するようにしてもよい。
図1(c)に示すように、ラジアントチューブ101には、バーナ201が取り付けられている。尚、図1(b)に示すラジアントチューブ101は、図1(c)のA−A´方向から見た断面を示している。また、その他のラジアントチューブ102〜136の基本的な構成は、ラジアントチューブ101と同じであるので、ここではそれらの詳細な説明を省略する。
図2は、バーナの燃焼制御装置の構成の一例を示す図である。
図2において、バーナの燃焼制御装置は、ガス本管(ガス供給装置)21と、エアブロア(エア供給装置)22と、炉温計23と、炉温調節器24と、エア流量設定器25と、エア圧力調整器26と、エア流量測定装置27と、エア調節弁28と、エア圧力測定装置29と、手動調整弁30、38と、手動遮断弁31、39と、ガス流量設定器32と、ガス圧力調整器33と、ガス流量測定装置34と、ガス調節弁35と、ガス圧力測定装置36と、ガス遮断弁37と、複数のバーナ201とを有している。
炉温計23は、連続焼鈍炉10内の所定の箇所に設置されており、連続焼鈍炉10内の所定の箇所における温度(炉温)を測定する。
炉温調節器24は、炉温計23により測定された連続焼鈍炉10内の炉温の実績値と、予め設定された設定値との偏差を求め、求めた偏差に基づいて、負荷(燃焼量)の現在値に対する増減量を決定する。
エア流量設定器25は、炉温調節器24で決定された負荷に応じて、バーナの燃焼制御装置で管理しているバーナ201に供給するエアの流量Qを決定する。
エア圧力調整器26は、エア流量設定器25で決定されたエアの流量Qに対応する圧力Pを、エア圧力調整器26に予め設定されている関数41に従って導出し、エア流量設定器25で決定されたエアの流量Qを圧力Pに変換する。そして、エア圧力調整器26は、エア圧力測定装置29により測定される「エア調節弁28よりも下流側における配管内のエアの圧力」が、導出した圧力Pとなるように、エア調節弁28の開度を調節する。
ここで、バーナ201およびそこからゾーン調節弁であるエア調節弁28までの圧力損失の総和Pと流量Qとの関係は、以下の(1)式の関係になる。
Q=α×P1/2 ・・・(1)
(1)式においてαは定数である。ただし、バーナ201においてパイロットバーナや冷却用空気など固定的に供給されるガス等の存在を無視できない場合には、(1)式に対して修正を加える必要がある(すなわち、この場合には、バーナ201からエア調節弁28までの圧力損失の総和Pと流量Qとの関係は、正確に(1)の関係にはならず(1)式に近い関係として表現できる)。
本実施形態では、(1)式の関数又は(1)式に近い関数に基づいて、エアの流量Qと圧力Pとの関係を示す関数41を予め求め、その関数41をエア圧力調整器26に記憶させておく。このように関数41は、バーナ201およびそこからゾーン調節弁であるエア調節弁28までの圧力損失の総和Pと流量Qとの関係と相関のある情報であり、エアの流量Qは、エアの圧力Pの1/2乗に(概ね)比例する。
尚、本実施形態では、エアの流量Qと圧力Pとの関係を示す関数41をエア圧力調整器26に記憶させるようにしたが、エアの流量Qと圧力Pとの関係を記憶していれば、必ずしも関数をエア圧力調整器26に記憶させる必要はない。例えば、エアの流量Qと圧力Pとの関係を示すテーブルをエア圧力調整器26に記憶させるようにしてもよい。このようにすると、エア流量設定器25で決定されたエアの流量Qに対応する圧力Pがテーブルにない場合がある。その場合には、例えば補間処理を行ってエア流量設定器25で決定されたエアの流量Qに対応する圧力Pを求めるようにすればよい。
エアブロア22は、配管内にエアを供給するためのものである。エア流量測定装置27は、配管内のエアの流量を測定するためのものであり、例えば、オリフィス流量計がエア流量測定装置27として用いられる。
エア調節弁28は、配管内のエアの圧力を調節するための弁であり、前述したように、エア圧力調整器26によってその開度が調整される。
エア圧力測定装置29は、前述したように、エア調節弁28よりも下流側における配管内のエアの圧力を測定するためのものであり、測定された圧力の値は、エア圧力調整器26に出力される。
手動調整弁30は、作業者が、バーナ201に供給されるエアの微調節を手動で行うためのものである。手動遮断弁31は、作業者が、バーナ201に供給されるエアの遮断を手動で行うためのものである。
尚、本実施形態では、エアブロア(エア供給装置)22は、バーナの燃焼制御装置に1つ設けられ、エア流量設定器25及びエア圧力調整器26は、1つ又は複数の加熱ゾーンに対して1つずつ設けられている。また、エア流量測定装置27、エア調節弁28、及びエア圧力測定装置29は、1つの加熱ゾーンに対して1つずつ設けられている。また、バーナ201は、1つの加熱ゾーンに複数設けられており、手動調整弁30及び手動遮断弁31は、1つのバーナに対して1つずつ設けられている。また、炉温計23及び炉温調節器24は、1つ又は複数の加熱ゾーンに対して1つずつ設けられている。
以上のように本実施形態では、例えば、炉温調節器24を用いることにより燃焼量決定手段の一例が実現される。また、例えば、エア流量設定器25を用いることにより、エア流量決定手段が実現される。エア圧力調整器26を用いることにより、エア圧力導出手段とエア圧力調節手段が実現される。また、例えば、エア流量測定装置27、エア調節弁28、エア圧力測定装置29を用いることにより、それぞれ、エア流量測定手段、エア圧力調節弁、エア圧力測定手段が実現される。
ガス流量設定器32は、炉温調節器24で決定された負荷に応じて、バーナの燃焼制御装置で管理しているバーナ201に供給する燃焼用ガスの流量Qを決定する。尚、以下の説明では、燃焼用ガスを必要に応じてガスと略称する。
ガス圧力調整器33は、ガス流量設定器32で決定されたガスの流量Qに対応する圧力Pを、ガス圧力調整器33に予め設定されている関数42に従って導出し、ガス流量設定器32で決定されたガスの流量Qを圧力Pに変換する。そして、ガス圧力調整器33は、ガス圧力測定装置36により測定される「ガス調節弁35よりも下流側における配管内のガスの圧力」が、導出した圧力Pとなるように、ガス調節弁35の開度を調節する。
ここで、バーナ201およびそこからゾーン調節弁であるガス調節弁35までの圧力損失の総和Pと流量Qとの関係も、前述した(1)式又は(1)式に近い関係として表現できる。
そこで、本実施形態では、(1)式の関数又は(1)式に近い関数に基づいて、ガスの流量Qと圧力Pとの関係を示す関数42を予め求め、その関数42をガス圧力調整器33に記憶させておく。このように関数42は、バーナ201およびそこからゾーン調節弁であるガス調節弁35までの圧力損失の総和Pと流量Qとの関係と相関のある情報であり、ガスの流量Qは、ガスの圧力Pの1/2乗に(概ね)比例する。
尚、本実施形態では、ガスの流量Qと圧力Pとの関係についても、エアの流量Qと圧力Pとの関係と同様に、例えば、その関係を示すテーブルをガス圧力調整器33に記憶させるようにしてもよい。
ガス本管21は、配管内にガスを供給するためのものである。ガス流量測定装置34は、配管内のガスの流量を測定するためのものであり、例えば、オリフィス流量計がガス流量測定装置34として用いられる。
ガス調節弁35は、配管内のガスの圧力を調節するための弁であり、前述したように、ガス圧力調整器33によってその開度が調整される。
ガス圧力測定装置36は、前述したように、ガス調節弁35よりも下流側における配管内のガスの圧力を測定するためのものであり、測定された圧力の値は、ガス圧力調整器33に出力される。
ガス遮断弁37は、図2に示すバーナの燃焼制御装置に何らかの異常が発生したとき等に図示しない制御装置の制御によって、バーナ201に供給されるガスを遮断するためのものである。
手動調整弁38は、バーナ201毎に個別に設けられ、作業者が、バーナ201に供給されるガスの微調節を手動で行うためのものである。手動遮断弁39も、バーナ201毎に個別に設けられ、作業者が、バーナ201に供給されるガスの遮断を手動で行うためのものである。
尚、本実施形態では、ガス本管(ガス供給装置)21は、バーナの燃焼制御装置に1つ設けられ、ガス流量設定器32及びガス圧力調整器33は、1つまたは複数の加熱ゾーンに対して1つずつ設けられている。また、ガス流量測定装置34、ガス調節弁35、ガス圧力測定装置36、及びガス遮断弁37は、1つの加熱ゾーンに対して1つずつ設けられ、手動調整弁38及び手動遮断弁39は、1つのバーナに対して1つずつ設けられている。
以上のように本実施形態では、例えば、ガス流量設定器32を用いることにより、ガス流量決定手段が実現される。ガス圧力調整器33を用いることにより、ガス圧力導出手段とガス圧力調節手段が実現される。また、例えば、ガス流量測定装置34、ガス調節弁35、ガス圧力測定装置36を用いることにより、それぞれ、ガス流量測定手段、ガス圧力調節弁、ガス圧力測定手段が実現される。
(実施例)
ここで、図2に示したバーナの燃焼制御装置を用いたバーナの燃焼制御の実施例を示す。ここでは、以下の条件で燃焼制御を行った。
バーナの定格 ;167.5MJ/hr
各加熱ゾーンに配置するバーナの本数;20本
使用ガス種 ;LNG
ガス低発熱量 ;41.6MJ/Nm3
各加熱ゾーンにおけるガスの流量 ;80.6Nm3−LNG/hr
図3は、本実施例におけるバーナの燃焼制御装置のうち、ガスの供給に関わる部分の構成の一例を示す図である。
図4は、全てのバーナ201a〜201tに異常がない場合に、本実施形態のようにバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。また、図5は、全てのバーナ201a〜201tに異常がない場合に、従来の流量制御方式でバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。
図4に示す関数42は、ガス圧力調整器33に記憶されているものである(図2を参照)。
図4において、ガス流量設定器32で決定されたガスの流量(ゾーンガス流量)Qが70Nm3/hrであると、ガス圧力調整器33は、関数42から、バーナ201a〜201tに供給する燃焼用ガスの圧力(ゾーンガス圧)Pとして6kPaを導出する。そして、ガス圧力調整器33は、ガス圧力測定装置36により測定されるガスの圧力が、6kPaになるように、ガス調節弁35の開度を調節する。
一方、図5に示すように、従来の流量制御方式でバーナの燃焼制御を行う場合、ガスの流量(ゾーンガス流量)Qが70Nm3/hrであると、その流量Qに調整しようとするので、ゾーンガス圧は6kPaになる。
以上のように、バーナ201に異常がない健全な状態であれば、本実施形態のようにしても従来の流量制御方式のようにしても、ガスの流量Q・圧力Pに差は生じない。
図6は、20本のバーナ201a〜201tのうち、4本のバーナ201b、201g、201l、201rが停止した場合に、本実施形態のようにバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。また、図7は、図6と同様に4本のバーナ201b、201g、201l、201rが停止した場合に、従来の流量制御方式でバーナの燃焼制御を行うと、どのようにガス流量が変化するかを説明する図である。
図6でも、図4と同様に、ガス流量設定器32で決定されたガスの流量(ゾーンガス流量)Qが70Nm3/hrであるとする。そうすると、ガス圧力調整器33は、関数42から、バーナ201a〜201tに供給する燃焼用ガスの圧力(ゾーンガス圧)Pとして6kPaを導出する。そして、ガス圧力調整器33は、ガス圧力測定装置36により測定されるガスの圧力が、6kPaになるように、ガス調節弁35の開度を調節する。ここで、4本のバーナ201b、201g、201l、201rが停止しているので、ゾーンガス流量とゾーンガス圧との関係は、破線61のようになっている。したがって、ガス圧力測定装置36により測定されるガスの圧力が6kPaになるようにガス調節弁35の開度を調節すると、流量Qは56Nm3/hrとなる。したがって、停止していない16本のバーナ201a、201c〜201f、201h〜201k、201m〜201q、201s、201tの1本当たりに供給されるガスの流量は、所期の状態に近くなり、過剰インプットの発生を抑制できることが分かる。
これに対し、図7に示すように、従来の流量制御方式では、ガスの流量(ゾーンガス流量)Qが70Nm3/hrであると、その流量Qを維持しようとするので、停止していない16本のバーナ201a、201c〜201f、201h〜201k、201m〜201q、201s、201tの1本当たりに供給されるガスの流量は、バーナ201の定格よりも10%程度大きくなり、このときのゾーンガス圧は、10kPaに近くなる。このように、定格を超えた過負荷の状態でバーナ201を運転すると、ラジアントチューブ101〜136やバーナ201本体の寿命を低下させる虞がある。また、停止するバーナ201の本数がより増えた場合には、これらの寿命の低下に加えて煤塵が発生する虞がある。
以上のように本実施形態では、バーナ201およびそこからゾーン調節弁28、35までの圧力損失の総和Pと流量Qとの関係に基づいて、圧力Pと流量Qとの関係を示す関数41、42を予め設定しておく。圧力調整器26、33は、流量設定器25、32で決定された流量Qを、関数41、42に基づいて圧力Pに変換し、調節弁28、35の下流側における圧力が、変換した圧力Pになるように、調節弁28、35を調節する。したがって、稼働しているバーナ201の数が減少すると、それに応じて流量Qも減少するので、過剰インプットが発生することを容易に防止することができる。
また、流量設定器25、32で流量Qを決定するので、(バーナ201が正常に動作していれば)目標の流量・空気比に直接設定することができ、流量や空気比の設定を容易に行うことができる。よって、作業者の点検・調整負荷を軽減することができると共に、設備の損傷を防止することができる。
また、調節弁28、35の下流側における圧力が、流量Qから変換された圧力Pになるように、調節弁28、35を調節する(圧力のフィードバック制御を行う)ので、各ゾーンにおける負荷状況によって、特定のゾーンにおけるエアやガスの供給圧力が上昇することを防止することができる。
また、関数41、42を調整して低負荷時のエアの圧力をガスの圧力に比べて高めにすることにより、低負荷時に煤が発生することを防止することができる。
また、バーナ201毎に特別な装置を設ける必要がないため、設備が複雑になることを防止することができる。
(変形例)
前述した構成に加え、例えば、エア圧力調整器26(ガス圧力調整器33)が、以下のような構成を備えていてもよい。すなわち、まず、エア流量測定装置27(ガス流量測定装置34)で測定されたエアの流量Q(ガスの流量Q)を入力する。そして、入力したエアの流量Q(ガスの流量Q)と、エア圧力測定装置29(ガス圧力測定装置36)で測定されたエアの圧力P(ガスの圧力P)との関係と、関数41(関数42)とを比較した結果、それらが所定値以上ずれている場合に、操業(バーナの燃焼制御装置)に異常があったと判定してその旨を報知する。このとき、エアの流量Q(ガスの流量Q)と、エアの圧力P(ガスの圧力P)との関係と、関数41(関数42)とのうち、何れか一方のみを比較するようにしてもよい。このようにした場合には、例えば、ガス圧力調整器33(エア圧力調整器26)を用いることにより、第1の判定手段(第2の判定手段)が実現される。
また、本実施形態では、連続焼鈍炉の各加熱ゾーン10a〜10cにそれぞれ配置された複数バーナの燃焼制御を一括して行う場合を例に挙げて説明したが、必ずしも連続焼鈍炉にバーナの燃焼制御装置を適用する必要はない。同一の配管を分岐させて複数のバーナにガスとエアとを供給し、当該複数のバーナにより対象物を加熱する装置であれば、どのような装置にバーナの燃焼制御装置を適用してもよい。例えば、他の加熱炉や乾燥炉等に適用することができる。また、本実施形態では、複数の加熱ゾーン10a〜10cが設定されている連続焼鈍炉10にバーナの燃焼制御装置を適用するようにしたが、加熱ゾーン10a〜10cは1つであってもよい。
尚、以上説明した本発明の実施形態のうち、炉温調節器24、エア流量設定器25、エア圧力調整器26、ガス流量設定器32、及びガス圧力調整器33の機能は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体、又はかかるプログラムを伝送する伝送媒体も本発明の実施の形態として適用することができる。また、前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体などのプログラムプロダクトも本発明の実施の形態として適用することができる。前記のプログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。
また、以上説明した本発明の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
21 ガス本管(ガス供給装置)
22 エアブロア(エア供給装置)
23 炉温計
24 炉温調節器
25 エア流量設定器
26 エア圧力調整器
27 エア流量測定装置
28 エア調節弁
29 エア圧力測定装置
30 手動調整弁
31 手動遮断弁
32 ガス流量設定器
33 ガス圧力調整器
34 ガス流量測定装置
35 ガス調節弁
36 ガス圧力測定装置
37 ガス遮断弁
38 手動調整弁
39 手動遮断弁
201 バーナ

Claims (8)

  1. 複数のバーナのそれぞれに燃焼用ガスと空気とを供給して複数のバーナの燃焼制御を一括して行うバーナの燃焼制御装置であって、
    前記バーナにより加熱される領域の温度の実績値と、予め設定された設定値との差に基づいて、前記複数のバーナにおける燃焼量を決定する燃焼量決定手段と、
    前記燃焼量決定手段により決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する燃焼用ガスの流量を決定するガス流量決定手段と、
    前記ガス流量決定手段により決定された燃焼用ガスの流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するガス圧力導出手段と、
    前記複数のバーナに供給される前記燃焼用ガスの圧力を調節するガス圧力調節弁と、
    前記ガス圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記燃焼用ガスの圧力を測定するガス圧力測定手段と、
    前記ガス圧力測定手段により測定される前記燃焼用ガスの圧力が、前記ガス圧力導出手段により導出された圧力になるように、前記ガス圧力調節弁の開度を調節するガス圧力調節手段と、
    前記燃焼量決定手段により決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する空気の流量を決定するエア流量決定手段と、
    前記エア流量決定手段により決定された空気の流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するエア圧力導出手段と、
    前記複数のバーナに供給される前記空気の圧力を調節するエア圧力調節弁と、
    前記エア圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記空気の圧力を測定するエア圧力測定手段と、
    前記エア圧力測定手段により測定される前記空気の圧力が、前記エア圧力導出手段により導出された圧力になるように、前記エア圧力調節弁の開度を調節するエア圧力調節手段と、を備えることを特徴とするバーナの燃焼制御装置。
  2. 前記流量と圧力との関係を示す情報は、前記バーナおよびそこから、前記ガス圧力調節弁又は前記エア圧力調節弁までの圧力損失の総和と流量との関係と相関のある情報であることを特徴とする請求項1に記載のバーナの燃焼制御装置。
  3. 前記複数のバーナに供給される燃焼用ガスの流量を測定するガス流量測定手段、及び、前記ガス流量測定手段により測定された燃焼用ガスの流量と、前記ガス圧力測定手段により測定された燃焼用ガスの圧力との関係と、前記予め設定された流量と圧力との関係とを比較した結果に基づいて、前記バーナの燃焼制御装置に異常があるか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記複数のバーナに供給される空気の流量を測定するエア流量測定手段、及び、前記エア流量測定手段により測定された空気の流量と、前記エア圧力測定手段により測定された空気の圧力との関係と、前記予め設定された流量と圧力との関係とを比較した結果に基づいて、前記バーナの燃焼制御装置に異常があるか否かを判定する第2の判定手段と、
    のうち、少なくとも何れかを更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のバーナの燃焼制御装置。
  4. 1つ又は複数のゾーンにそれぞれ設けられた複数のバーナの燃焼制御を一括して行い、
    前記ガス圧力調節弁、前記ガス圧力測定手段、前記エア圧力調節弁、及び前記エア圧力測定手段は、1つのゾーンに1つずつ設けられており、
    前記燃焼量決定手段、前記ガス圧力調節手段、前記ガス流量決定手段、前記ガス圧力導出手段、前記エア圧力調節手段、前記エア流量決定手段、及び前記エア圧力導出手段は、1つ又は複数のゾーンに1つずつ設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のバーナの燃焼制御装置。
  5. 複数のバーナのそれぞれに燃焼用ガスと空気とを供給して複数のバーナの燃焼制御を一括して行うバーナの燃焼制御方法であって、
    前記バーナにより加熱される領域の温度の実績値と、予め設定された設定値との差に基づいて、前記複数のバーナにおける燃焼量を決定する燃焼量決定ステップと、
    前記燃焼量決定ステップにより決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する燃焼用ガスの流量を決定するガス流量決定ステップと、
    前記ガス流量決定ステップにより決定された燃焼用ガスの流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するガス圧力導出ステップと、
    前記複数のバーナに供給される前記燃焼用ガスの圧力を調節するガス圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記燃焼用ガスの圧力を測定するガス圧力測定ステップと、
    前記ガス圧力測定ステップにより測定される前記燃焼用ガスの圧力が、前記ガス圧力導出ステップにより導出された圧力になるように、前記ガス圧力調節弁の開度を調節するガス圧力調節ステップと、
    前記燃焼量決定ステップにより決定された燃焼量に基づいて、前記複数のバーナに供給する空気の流量を決定するエア流量決定ステップと、
    前記エア流量決定ステップにより決定された空気の流量に対応する圧力を、予め設定された流量と圧力との関係を示す情報に基づいて導出するエア圧力導出ステップと、
    前記複数のバーナに供給される前記空気の圧力を調節するエア圧力調節弁よりも前記バーナが配置されている側における前記空気の圧力を測定するエア圧力測定ステップと、
    前記エア圧力測定ステップにより測定される前記空気の圧力が、前記エア圧力導出ステップにより導出された圧力になるように、前記エア圧力調節弁の開度を調節するエア圧力調節ステップと、を備えることを特徴とするバーナの燃焼制御方法。
  6. 前記流量と圧力との関係を示す情報は、前記バーナおよびそこから、前記ガス圧力調節弁又は前記エア圧力調節弁までの圧力損失の総和と流量との関係と相関のある情報であることを特徴とする請求項5に記載のバーナの燃焼制御方法。
  7. 前記複数のバーナに供給される燃焼用ガスの流量を測定するガス流量測定ステップ、及び、前記ガス流量測定ステップにより測定された燃焼用ガスの流量と、前記ガス圧力測定ステップにより測定された燃焼用ガスの圧力との関係と、前記予め設定された流量と圧力との関係とを比較した結果に基づいて、前記バーナの燃焼制御装置に異常があるか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記複数のバーナに供給される空気の流量を測定するエア流量測定ステップ、及び、前記エア流量測定ステップにより測定された空気の流量と、前記エア圧力測定ステップにより測定された空気の圧力との関係と、前記予め設定された流量と圧力との関係とを比較した結果に基づいて、前記バーナの燃焼制御装置に異常があるか否かを判定する第2の判定ステップと、
    のうち、少なくとも何れかを更に備えることを特徴とする請求項5又は6に記載のバーナの燃焼制御方法。
  8. 1つ又は複数のゾーンにそれぞれ設けられた複数のバーナの燃焼制御を一括して行い、
    前記ガス圧力測定ステップ、及び前記エア圧力測定ステップは、1つのゾーン毎に行われ、
    前記燃焼量決定ステップ、前記ガス圧力調節ステップ、前記ガス流量決定ステップ、前記ガス圧力導出ステップ、前記エア圧力調節ステップ、前記エア流量決定ステップ、及び前記エア圧力導出ステップは、1つ又は複数のゾーン毎に行われることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載のバーナの燃焼制御方法。
JP2009212165A 2009-09-14 2009-09-14 バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法 Active JP5365438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212165A JP5365438B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212165A JP5365438B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011058781A JP2011058781A (ja) 2011-03-24
JP5365438B2 true JP5365438B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=43946616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009212165A Active JP5365438B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5365438B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6062092B1 (ja) * 2016-04-18 2017-01-18 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 工業炉の運転方法、工業炉のコントローラ、及び工業炉システム
JP7386775B2 (ja) 2020-10-15 2023-11-27 大阪瓦斯株式会社 流量制御システム、及びそれを備えた燃焼制御システム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04309715A (ja) * 1991-04-04 1992-11-02 Babcock Hitachi Kk 燃料ガス燃焼装置
JPH0774692B2 (ja) * 1992-11-02 1995-08-09 中外炉工業株式会社 蓄熱式バーナの制御方法
JP2862763B2 (ja) * 1993-07-09 1999-03-03 新日本製鐵株式会社 パイロットバ−ナの点火制御方法
JPH0960867A (ja) * 1995-08-28 1997-03-04 Sumitomo Metal Ind Ltd 異常バーナ検出方法
JPH1026340A (ja) * 1996-05-08 1998-01-27 Nkk Corp 加熱炉およびその操業方法
JP3339324B2 (ja) * 1996-08-27 2002-10-28 日本鋼管株式会社 蓄熱式バーナ群の燃焼制御方法
JP3719864B2 (ja) * 1999-01-11 2005-11-24 大阪瓦斯株式会社 燃焼装置
JP4234309B2 (ja) * 2000-07-25 2009-03-04 中外炉工業株式会社 燃焼状態の診断方法
JP3495995B2 (ja) * 2001-02-05 2004-02-09 中外炉工業株式会社 バーナの燃焼制御方法
JP4159028B2 (ja) * 2002-09-03 2008-10-01 新日本製鐵株式会社 連続焼鈍炉のバーナー異常検出方法
JP2005249260A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Sumitomo Chemical Co Ltd 加熱炉の制御システム
JP2008101842A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Jfe Steel Kk 燃焼装置の異常検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011058781A (ja) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2557113C2 (ru) Способ управления температурой печи для печи с непосредственным подогревом и устройство управления
JP6356948B2 (ja) 燃焼プロセスシステムを制御するための方法および装置
KR101520240B1 (ko) 밸브 제어 장치, 가스 터빈, 및 밸브 제어 방법
JP5336346B2 (ja) 高温燃料燃焼器ハードウェアによって低温燃料へのベース負荷でタービンを運転する方法
KR102324007B1 (ko) 건식 저공해 기관을 위한 벌크 화염 온도 조정기
JP5131448B2 (ja) 蒸気発生装置
KR20140108590A (ko) 온수 히트 펌프 및 그 제어 방법
JPWO2014132932A1 (ja) ガスタービンシステム、制御装置及びガスタービンの運転方法
US20200271312A1 (en) Boiler combustor side blockage detection system and method
JP5365438B2 (ja) バーナの燃焼制御装置及びバーナの燃焼制御方法
JP5314946B2 (ja) 加熱炉制御装置
CN112513442B (zh) 用于运行具有气态燃料的燃气轮机设施的方法
KR20030016715A (ko) 열풍로에 있어서 풍량과 고로가스 성분에 따라 연소가스량을 자동제어하는 방법 및 장치
TWI717821B (zh) 支援裝置、支援方法及支援程式產品
JP2014169825A (ja) 高炉ガス焚きボイラにおける高炉吹き抜け時の燃料制御方法および装置
JP6341188B2 (ja) 加熱炉の炉温制御方法および炉温制御装置
JP2018178803A (ja) ガスタービン制御装置、ガスタービン、及びガスタービン制御方法
JP2014159886A (ja) ボイラシステム
JP5707975B2 (ja) 加熱炉の操炉方法
JP2010256174A (ja) ガスタービン制御装置
JP6115093B2 (ja) ボイラシステム
JP5742311B2 (ja) 熱間圧延ラインにおける圧延材の上反り防止方法及び装置
JP5903828B2 (ja) 熱媒ボイラ
JP2024060223A (ja) 工業用バーナー
JP2021011954A (ja) 酸素比制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110816

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130826

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5365438

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350