JP5337307B2 - スパークプラグ - Google Patents

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JP5337307B2
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Description

本発明は、スパークプラグに関する。
近年、環境面の観点から、高圧縮、高過給エンジンの開発が盛んであり、高圧力環境下において安定した着火性を有するスパークプラグが望まれている。また、着火性の向上を図るために、接地電極の先端部の断面形状を台形状にする技術が知られている(特許文献1)。
特開平9−129356号公報 特開2007−242588号公報
しかし、従来技術では、スパークプラグが高圧力環境下において使用された場合に、接地電極の先端部が高温化する問題が生じるなど、高圧力環境下で使用されるスパークプラグの着火性の向上を図る技術については、なお改善の余地があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、高圧力環境下で使用されるスパークプラグの着火性の向上を図ることを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本願発明は、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
軸方向に延びる中心電極と、
前記中心電極の外周に設けられる筒状の絶縁体と、
前記絶縁体の外周に設けられる筒状の主体金具と、
一端が前記主体金具に接合され、前記一端から他端にかけて湾曲した接地電極とを有し、
前記中心電極の軸方向から見たときに、前記他端の端面が前記一端と前記中心電極との間、または、前記中心電極上に位置するスパークプラグであって、
前記端面は、
前記接地電極の内側面から外側面に向かう方向において、前記端面の中心位置から12%〜88%外側面側の位置にのみ前記中心電極の軸方向と直交する方向の幅が最大となる最大幅部を有し、
前記最大幅部から前記接地電極の内側面および外側面のそれぞれに向かうほど、前記中心電極の軸方向と直交する方向の幅が減少する、スパークプラグ。
この構成によれば、接地電極の長さが短くなるため、高圧力環境下においても、接地電極の先端部の高温化を抑制でき、また、混合気の流れを整流させることができるため、接地電極の着火性の向上を図ることができる。
[適用例2]
適用例1に記載のスパークプラグにおいて、
前記端面は、前記接地電極の内側面から外側面に向かう方向において、前記端面の中心位置から25%〜75%外側面側の位置にのみ前記最大幅部を有する、スパークプラグ。
この構成によれば、端面の最大幅部が、端面の中心位置から25%〜75%外側面側の位置にのみ形成されているため、混合気の流れを整流させて、接地電極の着火性をより向上させることができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載のスパークプラグにおいて、
前記端面は、外周部に前記中心電極の軸方向と直交する方向に沿って直線状に延びる第1の端辺と第2の端辺とを備え、
前記第1の端辺は、前記端面と前記外側面との交線として形成され、前記第2の端辺は、前記端面と前記内側面との交線として形成され、
前記第1の端辺の長さA1は、前記第2の端辺の長さA2よりも長く、前記最大幅部の幅よりも短い、スパークプラグ。
この構成によれば、端面は、外側面側の端辺の長さA1が、内側面側の端辺の長さA2よりも長く、最大幅部の幅よりも短いため、混合気の流れを整流させて、接地電極の着火性を向上させることができる。
[適用例4]
適用例3に記載のスパークプラグにおいて、
前記端面は、前記第1の端辺と前記第2の端辺との間の外周部が湾曲形状を有している、スパークプラグ。
この構成によれば、端面の外周部において、第1の端辺と第2の端辺とを互いに繋ぐ部分が湾曲形状をしているため、混合気の流れを整流させて、接地電極の着火性を向上させることができる。
[適用例5]
適用例1ないし適用例4のいずれかに記載のスパークプラグにおいて、
前記最大幅部の幅は、1.5mm以上であり2.2mm以下である、スパークプラグ。
この構成によれば、最大幅部の幅を1.5mm〜2.2mmとすることにより、接地電極の着火性を向上させることができる。
[適用例6]
適用例1ないし適用例5のいずれかに記載のスパークプラグにおいて、
前記接地電極は、貴金属チップが前記端面から突出するように取り付けられている、スパークプラグ。
この構成によれば、整流された混合気体を、貴金属チップに沿うように着火点へ誘導することができるため、接地電極の着火性を向上させることができる。
第1実施例に係るスパークプラグ100の部分断面図である。 スパークプラグ100の中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 スパークプラグ100の中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 接地電極30の端面33の形状を説明するための説明図である。 最大幅部PXの位置に関する着火性評価試験の結果を例示した説明図である。 最大幅部PXの幅Lmaxに関する着火性評価試験の結果を例示した説明図である。 第2実施例に係るスパークプラグ100aの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 外側電極チップ80の取り付け位置に関する着火性評価試験の結果を例示した説明図である。 第3実施例に係るスパークプラグ100bの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 変形例1におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 変形例2におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 変形例3におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 変形例4におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 変形例5におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。 変形例6におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。
A.第1実施例:
図1は、第1実施例に係るスパークプラグ100の部分断面図である。図1において、スパークプラグ100の軸線O方向を図面における上下方向とし、下側をスパークプラグ100の先端側、上側を後端側として示している。
スパークプラグ100は、絶縁体としての絶縁碍子10と、この絶縁碍子10を保持する主体金具50と、絶縁碍子10内に軸線O方向に保持された中心電極20と、主体金具50の先端面57に基端部32を溶接され、基端部32から先端部31にかけて、中心電極20の先端部22側に湾曲した接地電極30と、絶縁碍子10の後端部に設けられた端子金具40とを備えている。
絶縁碍子10は周知のようにアルミナ等を焼成して形成され、軸中心に軸線O方向へ延びる軸孔12が形成された筒形状を有する。軸線O方向の略中央には外径が最も大きな鍔部19が形成されており、それより後端側(図1における上側)には後端側胴部18が形成されている。鍔部19より先端側(図1における下側)には、後端側胴部18よりも外径の小さな先端側胴部17が形成され、さらにその先端側胴部17よりも先端側に、先端側胴部17よりも外径の小さな脚長部13が形成されている。脚長部13は先端側ほど縮径され、スパークプラグ100が内燃機関のエンジンヘッド200に取り付けられた際には、その燃焼室に曝される。脚長部13と先端側胴部17との間には段部15が形成されている。
中心電極20は、インコネル(商標名)600または601等のニッケルまたはニッケルを主成分とする合金から形成された電極母材21の内部に、電極母材21よりも熱伝導性に優れる銅または銅を主成分とする合金からなる芯材25を埋設した構造を有する棒状の電極である。通常、中心電極20は、有底筒状に形成された電極母材21の内部に芯材25を詰め、底側から押出成形を行って引き延ばすことで作製される。芯材25は、胴部分においては略一定の外径をなすものの、先端側においては先細り形状に形成される。
中心電極20の先端部22は絶縁碍子10の先端部よりも突出されており、先端側に向かって径小となるように形成されている。中心電極20の先端部22の先端面には、耐火花消耗性を向上するため、高融点の貴金属からなる略円筒形状の中心電極チップ70が接合されている。中心電極チップ70は、例えば、イリジウム(Ir)や、Irを主成分として、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、パラジウム(Pd)、レニウム(Re)のうち、1種類あるいは2種類以上を添加したIr合金によって形成することができる。
中心電極20と中心電極チップ70の接合は、中心電極チップ70と中心電極20の先端部22との合わせ面を狙って外周を一周するレーザ溶接によって行われている。レーザ溶接では、レーザの照射により両材料が溶けて混ざり合うため、中心電極チップ70と中心電極20とは強固に接合される。中心電極20は軸孔12内を後端側に向けて延設され、シール体4およびセラミック抵抗3(図1参照)を経由して、後方(図1における上方)の端子金具40に電気的に接続されている。端子金具40には高圧ケーブル(図示外)がプラグキャップ(図示外)を介して接続され、高電圧が印加される。
主体金具50は、内燃機関のエンジンヘッド200にスパークプラグ100を固定するための円筒状の金具である。主体金具50は、絶縁碍子10を、その後端側胴部18の一部から脚長部13にかけての部位を取り囲むようにして内部に保持している。主体金具50は低炭素鋼材より形成され、図示外のスパークプラグレンチが嵌合する工具係合部51と、内燃機関の上部に設けられたエンジンヘッド200の取付ねじ孔201に螺合するねじ山が形成された取付ねじ部52とを備えている。
主体金具50の工具係合部51と取付ねじ部52との間には、鍔状のシール部54が形成されている。取付ねじ部52とシール部54との間のねじ首59には、板体を折り曲げて形成した環状のガスケット5が嵌挿されている。ガスケット5は、スパークプラグ100をエンジンヘッド200に取り付けた際に、シール部54の座面55と取付ねじ孔201の開口周縁部205との間で押し潰されて変形する。このガスケット5の変形により、スパークプラグ100とエンジンヘッド200間が封止され、取付ねじ孔201を介したエンジン内の気密漏れが防止される。
接地電極30は耐腐食性の高い金属から構成され、一例として、インコネル(商標名)600または601等のニッケル合金が用いられる。スパークプラグ100は、接地電極30の形状に特徴がある。接地電極30の形状について図2〜図4を用いて後に詳述する。
主体金具50の工具係合部51より後端側には薄肉の加締部53が設けられている。また、シール部54と工具係合部51との間には、加締部53と同様に薄肉の座屈部58が設けられている。工具係合部51から加締部53にかけての主体金具50の内周面と絶縁碍子10の後端側胴部18の外周面との間には、円環状のリング部材6,7が介在されており、さらに両リング部材6,7間にタルク(滑石)9の粉末が充填されている。加締部53を内側に折り曲げるようにして加締めることにより、リング部材6,7およびタルク9を介し、絶縁碍子10が主体金具50内で先端側に向け押圧される。これにより、主体金具50の内周で取付ねじ部52の位置に形成された段部56に、環状の板パッキン8を介し、絶縁碍子10の段部15が支持されて、主体金具50と絶縁碍子10とが一体にされる。このとき、主体金具50と絶縁碍子10との間の気密性は、板パッキン8によって保持され、燃焼ガスの流出が防止される。座屈部58は、加締めの際に、圧縮力の付加に伴い外向きに撓み変形するように構成されており、タルク9の圧縮ストロークを稼いで主体金具50内の気密性を高めている。なお、段部56よりも先端側における主体金具50と絶縁碍子10との間には、所定寸法のクリアランスCが設けられている。
図2、図3は、スパークプラグ100の中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図2(a)は、中心電極20の先端部22をスパークプラグ100の先端側が上側となるように示している。図2(b)は、中心電極20の先端部22をスパークプラグ100の軸線O方向から見た状態を示している。図3は、図2(a)の右方向ORから見たスパークプラグ100の中心電極20の先端部22付近の拡大図である。
図2、図3に示すように、接地電極30は、自身の長手方向の横断面が略矩形形状を有しており、先端部31にその横断面と同じ形状の端面33を備えている。端面33は、接地電極30の長手方向の横断面と異なる形状としてもよい。図2(a)に示すように、接地電極30は、この端面33の法線X方向が軸線O方向と直交するように、中心電極20の先端部22側に湾曲している。また、接地電極30は、この湾曲の内側となる側面に内側面34を備え、外側となる側面に外側面35を備えている。
図2(b)に示すように、接地電極30の端面33は、その法線X方向が、接地電極30の基端部32の中心点32gと、中心電極20の先端部22に形成された中心電極チップ70の中心点70gとを繋ぐ接続線Y方向(図2(b)左右方向)と平行になるように形成されている。また、軸線O方向から見たときに(図2(b))、端面33は、接地電極30の基端部32と中心電極20の先端部22に形成された中心電極チップ70との間、または、中心電極チップ70上に位置するように形成されている。
端面33の接続線Y方向における位置をより具体的に説明する。図2(a)(b)には、接続線Y方向における以下の位置が示されている。
(1)位置Pf:接地電極30の端面33の位置
(2)位置Peb:接地電極30の基端部32の中心電極20側の端辺ebの位置
(3)位置Pci:中心電極チップ70のうち、接地電極30に最も近い端点ciの位置
(4)位置Pco:中心電極チップ70のうち、接地電極30に最も遠い端点coの位置
このとき、接地電極30は、端面33の位置Pfが、接地電極30の位置Pebと、中心電極チップ70の位置Pciとの間となるように形成されている。また、接地電極30は、中心電極チップ70の位置Pciと位置Pcoとの間となるように形成されていてもよい。
従来の接地電極は、その内側面が中心電極20の先端部22と軸線O方向に対向するように、接続線Y方向において、その先端部の位置が中心電極チップ70の位置Pcoを超えるように形成されていた。しかし、本実施例の接地電極30は、接地電極30の端面33の位置Pfが上述したように設定されているため、接地電極30の基端部32から先端部31までの長さを短くすることができる。よって、スパークプラグ100が高圧縮、高過給エンジンなどの高圧力環境下で使用された場合であっても、接地電極30の先端部31の高温化を抑制することができる。
また、接地電極30の端面33は、図3に示すように、外周部33ocに、外側面35との交線として形成される上側端辺ESuと、内側面34との交線として形成される下側端辺ESbとを備えている。上側端辺ESuおよび下側端辺ESbは、それぞれ、軸線O方向と直交する方向に延在している。上側端辺ESuと下側端辺ESbの詳細な形状については図4を用いて後述する。
図4は、接地電極30の端面33の形状を説明するための説明図である。図4は、接地電極30の端面33をその法線X方向から見た状態を示している。ここでは、上側端辺ESuおよび下側端辺ESbの延在する方向を端面33の幅方向OW(図4左右方向)と呼ぶ。また、上側端辺ESuおよび下側端辺ESbと直交する方向を端面33の高さ方向OH(図4上下方向)と呼ぶ。端面33の法線X方向と幅方向OWと高さ方向OHは、互いに直交する。以後、幅方向OWにおける端面33の幅を幅Lと呼ぶ。また、高さ方向OHにおける端面33の中心線Zからの距離を距離Dと呼ぶ。ここで、中心線Zとは、端面33の中心点33gを通り、幅方向OWと平行な直線をいう。中心点33gは、幅方向OWおよび高さ方向OHにおいて端面33の中間に位置する点である。
端面33は、上側端辺ESuと下側端辺ESbとの間の外周部33ocにおいて、端面33の幅Lが広がるように湾曲した形状を有している。また、端面33は、端面33の中心点33gを通り、高さ方向OHと平行な直線POに対して線対称の形状を有している。端面33において、その幅Lが最大となる部分を最大幅部PXと呼ぶ。この最大幅部PXは、高さ方向OHにおける中心線Zからの距離D1が、中心線Zから上側端辺ESuまでの距離D2の12%〜88%(D1/D2=0.12〜0.88)、より好ましくは、25%〜75%(D1/D2=0.25〜0.75)となる位置に形成されている。言い換えれば、端面33は、下側端辺ESb側から上側端辺ESu側に向かう方向において、中心線Zから12%〜88%、より好ましくは、25%〜75%上側端辺ESu側の位置にのみ最大幅部PXが形成されている。また、端面33は、最大幅部PXから下側端辺ESb側および上側端辺ESu側のそれぞれの方向に向かうほど幅Lが減少する形状を備えている。
また、上側端辺ESuの長さをA1、下側端辺ESbの長さをA2とし、最大幅部PXの幅を幅Lmaxとすると、上側端辺ESuの長さA1は、下側端辺ESbの長さA2より長く、最大幅部PXの幅Lmaxより短い(A2<A1<Lmax)。また、最大幅部PXの幅Lmaxは、1.65mm以上、2.2mm以下となるように構成されている(1.65mm<Lmax<2.2mm)。
図5は、最大幅部PXの位置に関する着火性評価試験の結果を例示した説明図である。この着火性評価試験では、接地電極30の断面形状の異なる18通りのスパークプラグを排気量1600cc、4気筒、DOHC型ガソリンエンジンに装着してリーンリミット法による評価をおこなった。使用したスパークプラグは、すべて、接地電極30の端面33の高さ方向OHの長さが1.6mm(D2=0.8mm)であり、幅方向OWの幅Lが2.0mm(Lmax=2.0mm)である。一方、上側端辺ESuの長さA1と下側端辺ESbの長さA2は以下の4通りである。
(1)第1グループ:A1=2.0mm、A2=2.0mm(角形形状)
(2)第2グループ:A1=1.3mm、A2=1.3mm
(3)第3グループ:A1=1.65mm、A2=1.3mm
(4)第4グループ:A1=1.3mm、A2=1.65mm
第3グループと第4グループでは、最大幅部PXの高さ方向OHにおける中心線Zからの距離D1を、D1=0mm、0.2mm、0.6mm、0.8mmの4通りとした。第2グループでは、この4つに加えて、D1=−0.6mm、−0.3mm、−0.2mm、0.1mm、0.3mm、0.7mmを含む10通りとした。
この評価試験の結果より、第2グループにおいて、D1がマイナス(D1=−0.6mm、−0.3mm、−0.2mm、<0)のときよりも、D1がプラス(D1=0.1mm、0.2mm、0.3mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、>0)のときの方が、着火限界A/Fが高いことがわかった。すなわち、最大幅部PXが中心線Zと下側端辺ESbとの間にあるときよりも、中心線Zと上側端辺ESuとの間にあるときの方が、着火限界A/Fが高いことがわかった。これは、最大幅部PXを中心線Zと上側端辺ESuとの間に形成することによって、着火点への混合気の流れを整流することができるためであると推定される。
また、第2〜4グループのいずれの場合においても、D1が0.1mmから0.7mmのとき、すなわち、D1がD2の12%〜88%(D1/D2=0.12〜0.88)のときに着火限界A/Fがさらに向上することがわかった。また、D1が0.2mmから0.6mmのとき、すなわち、D1がD2の25%〜75%(D1/D2=0.25〜0.75)のときに着火限界A/Fが特に向上することがわかった。
一方、第1グループと、第2〜4グループとを比較すると、A1およびA2を、Lmaxより小さくすると着火限界A/Fが向上することがわかった。また、第2〜4グループをそれぞれ比較すると、A1をA2より大きくすると着火限界A/Fがさらに向上することがわかった。よって、A1をA2より大きくし、Lmaxより小さくすることが最も望ましいことがわかった。
図6は、最大幅部PXの幅Lmaxに関する着火性評価試験の結果を例示した説明図である。この着火性評価試験では、最大幅部PXの幅Lmaxの異なる12通りのスパークプラグを排気量1600cc、4気筒、DOHC型ガソリンエンジンに装着してリーンリミット法による評価をおこなった。使用したスパークプラグは、すべて、接地電極30の端面33の高さ方向OHの長さが1.6mm(D2=0.8mm)であり、上側端辺ESuの長さA1、下側端辺ESbの長さA2、および、最大幅部PXの高さ方向OHにおける中心線Zからの距離D1が以下の2通りである。
(1)第1グループ:A1=1.65mm、A2=1.3mm、D1=0.2mm
(2)第2グループ:A1=A2=Lmax、D1=0〜0.8mm(四角形状)
各グループにおいて、最大幅部PXの幅Lmaxは、1.2mm、1.5mm、1.8mm、2.0mm、2.2mm、2.4mmの6通りとした。
この評価試験の結果より、第1グループと第2グループの両方のグループにおいて、最大幅部PXの幅Lmaxが2.2mmより大きくなると着火限界A/Fが大きく低下することがわかる。一方、最大幅部PXの幅Lmaxが1.5mm〜2.2mmのときには、幅Lmaxが2.2mmより大きい場合に比べて着火限界A/Fが高いことがわかる。これは、最大幅部PXの幅Lmax、すなわち、接地電極30の幅が太くなることで着火点へ混合気が上手く整流できないためであると推定される。また、最大幅部PXの幅Lmaxが1.5mm〜2.2mmのときには、第1グループの着火限界A/Fが第2グループの着火限界A/Fより高いことがわかる。このことから、最大幅部PXの幅Lmaxを1.5mm〜2.2mmの範囲としたときには、四角形状のスパークプラグよりも着火限界A/Fが顕著に向上することがわかる。また、最大幅部PXの幅Lmaxを1.8mm〜2.2mmの範囲としたときは、特に顕著に、四角形状のスパークプラグよりも着火限界A/Fが向上することがわかる。
以上説明したスパークプラグによれば、混合気の流れ、特に、接地電極30の基端部32から中心電極20の先端部22へ向かう方向(図2の左から右)に流れる混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性の向上を図ることができる。また、本実施例のスパークプラグによれば、接地電極30の長さが短くなるため、高圧力環境下においても、接地電極30の先端部31の高温化を抑制することができる。
B.第2実施例:
図7は、第2実施例に係るスパークプラグ100aの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図7(a)は、第1実施例の図2(a)と対応している。図7(b)は、第1実施例の図3と対応している。第2実施例が第1実施例と異なる点は、接地電極30の先端部31に外側電極チップ80が取り付けられている点である。
外側電極チップ80は、略矩形の断面を有する柱状の外形を備えている。この外側電極チップ80は、抵抗溶接によって一部が接地電極30の先端部31に埋設されている。これにより、外側電極チップ80は、その端面83の法線方向が、接地電極30の端面33の法線X方向と平行な状態で、接地電極30の端面33から法線X方向(図7(a)右方向)に突出している。また、外側電極チップ80は、その側面85が中心電極20の先端部22側(図7(a)下側)を向いた状態で、接地電極30の内側面34から中心電極20の先端部22側に突出している。外側電極チップ80は、中心電極チップ70と同様に高融点の貴金属からなる。接地電極30の先端部31に外側電極チップ80を取り付けることによって、耐火花消耗性をさらに向上させることができる。
図8は、外側電極チップ80の取り付け位置に関する着火性評価試験の結果を例示した説明図である。この着火性評価試験では、外側電極チップ80の取り付け位置の異なる8通りのスパークプラグと、外側電極チップ80を備えない2通りのスパークプラグを、それぞれ排気量1600cc、4気筒、DOHC型ガソリンエンジンに装着してリーンリミット法による評価をおこなった。用意したスパークプラグは、すべて、接地電極30の端面33の高さ方向OHの長さが1.6mm(D2=0.8mm)、最大幅部PXの幅Lmaxが2mmであり、上側端辺ESuの長さA1、および、下側端辺ESbの長さA2が以下の2通りである。
(1)第1グループ:A1=1.65mm、A2=1.3mm
(2)第2グループ:A1=A2=Lmax(四角形状)
第1グループに含まれる5通りのサンプル♯1〜♯5と、第2グループに含まれる5通りのサンプル♯6〜♯10の構成は以下の通りである。
(1)サンプル♯1、サンプル♯6:外側電極チップ80を備えていないスパークプラグ
(2)サンプル♯2、サンプル♯7:外側電極チップ80が接地電極30の先端部31に埋め込まれていて、法線X方向にも中心電極20の先端部22側にも突出してないスパークプラグ
(3)サンプル♯3、サンプル♯8:外側電極チップ80が中心電極20の先端部22側にのみ突出し、法線X方向には突出していないスパークプラグ
(4)サンプル♯4、サンプル♯9:外側電極チップ80が法線X方向にのみ突出し、中心電極20の先端部22側には突出していないスパークプラグ
(5)サンプル♯5、サンプル♯10:外側電極チップ80が法線X方向にも中心電極20の先端部22側にも突出しているスパークプラグ
サンプル♯1〜10の中心電極チップ70の直径φは、0.55mmである。また、サンプル♯2〜5、7〜10の外側電極チップ80は、一辺が0.7mmの角形断面を有している。また、サンプル♯3、5、8、10の外側電極チップ80の側面85は、接地電極30の内側面34から中心電極20の先端部22側へ0.3mm突出している。サンプル♯4、5、9、10の外側電極チップ80の端面83は、接地電極30の端面33から法線X方向へ0.65mm突出している。
第1グループの評価試験の結果より、第1実施例で説明したスパークプラグ100(図2)に対して、外側電極チップ80を接地電極30から突出するように取り付けると、接地電極の着火性がさらに向上することがわかった。例えば、スパークプラグ100に対して、サンプル♯4、♯5のように、外側電極チップ80を接地電極30の端面33から法線X方向に突出させるように取り付けた場合や、サンプル♯3、♯5のように、外側電極チップ80を接地電極30の内側面34から中心電極20の先端部22側に突出させるように取り付けた場合に、接地電極の着火性がさらに向上することがわかった。また、スパークプラグ100に対して、サンプル♯5のように、外側電極チップ80を接地電極30の端面33から法線X方向に突出させ、かつ、接地電極30の内側面34から中心電極20の先端部22側に突出させて取り付けると、接地電極の着火性が特に向上することがわかった。
スパークプラグ100に対して、外側電極チップ80を接地電極30から突出するように取り付けると接地電極の着火性がさらに向上する理由としては、接地電極30の端面33の形状によって整流された混合気が外側電極チップ80を沿うようにして着火点に誘導されるためであると推定される。
また、第1グループと第2グループの評価試験の結果を比較すると、第1実施例で説明したスパークプラグ100(図2)は、四角形状のスパークプラグよりも、外側電極チップ80を接地電極30から突出するように取り付けたときの接地電極の着火性の向上幅が大きいことがわかった。
C.第3実施例:
図9は、第3実施例に係るスパークプラグ100bの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図9(a)は、第1実施例の図2(a)と対応している。図9(b)は、第1実施例の図3と対応している。第3実施例が第1実施例と異なる点は、接地電極30の形状が異なる点と、第2実施例と同様に接地電極30の先端部31に外側電極チップ80が取り付けられている点である。外側電極チップ80の形状および接地電極30における取り付け位置については、第2実施例と同様のため説明を省略する。
第3実施例の接地電極30bは、第1実施例の接地電極30と同様に、端面33の法線X方向が軸線O方向(図9の上下方向)と直交するように、中心電極20の先端部22側に湾曲している。一方、接地電極30bは、軸線O方向において、接地電極30の先端部31の位置が第1実施例の接地電極30よりも、主体金具50の先端面57に近くなる位置に形成されている。具体的には、接地電極30bは、軸線O方向において、外側電極チップ80の側面85の位置Houが中心電極チップ70の端面70fの位置Hceよりも主体金具50の先端面57に近くなるように形成されている。
この、スパークプラグ100bは、外側電極チップ80の端面83が中心電極チップ70の側面と対向するため、軸線O方向と略直交する方向(図9の左右方向)に火花ギャップが形成されて横放電をおこなう。なお、接地電極30bの端面33の形状は、第1実施例の接地電極30の端面33の形状(図4)と同様のため説明を省略する。この第3実施例のスパークプラグ100bの構成であっても、ガソリンエンジンに使用されたときに、混合気の流れ、特に、接地電極30の基端部32から中心電極20の先端部22へ向かう方向(図9(a)の左から右)に流れる混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性を向上させることができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D−1.変形例1、2:
図10は、変形例1におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図11は、変形例2におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図10、図11は、それぞれ第1実施例の図3と対応している。第1〜3実施例では、図4に示すように、接地電極30の端面33は、上側端辺ESuと下側端辺ESbとの間の外周部33ocにおいて、端面33の幅Lが広がるように湾曲した形状を有しているものとして説明したが、上側端辺ESuと下側端辺ESbとの間の外周部33ocは、必ずしも曲線のみによって構成されていなくてもよい。例えば、図10に示すスパークプラグ100cように、接地電極30cの端面33cは、最大幅部PXと上側端辺ESuとの間の外周部33ocや、最大幅部PXと下側端辺ESbとの間の外周部33ocが直線状に形成されていてもよい。このスパークプラグ100cの構成であっても、混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性を向上させることができる。
また、図11に示すスパークプラグ100dように、接地電極30dの端面33dは、外周部33ocに複数の角部Apが形成された多角形形状であってもよい。このスパークプラグ100dの構成であっても、混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性を向上させることができる。
D−2.変形例3、4:
図12は、変形例3におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図13は、変形例4におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図12、図13は、それぞれ第1実施例の図3と対応している。第1〜3実施例では、図3に示すように、接地電極30の端面33は、外側面35との交線として形成される上側端辺ESuと、内側面34との交線として形成される下側端辺ESbとを備えているものとして説明したが、接地電極30は、必ずしも内側面34や外側面35を備えていなくてもよく、また、接地電極30の端面33は、上側端辺ESuや下側端辺ESbを備えていなくてもよい。例えば、図12に示すスパークプラグ100eように、接地電極30eの端面33eは、下側端辺ESbeを備えずに内側角部Aebが形成されていてもよい。こスパークプラグ100eの構成であっても、混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性を向上させることができる。
また、図13に示すスパークプラグ100fように、接地電極30fの端面33fは、下側端辺ESbeと上側端辺ESuを備えずに内側角部Aebと外側角部Aeuが形成されていてもよい。このスパークプラグ100fの構成であっても、混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性を向上させることができる。
D−3.変形例5:
図14は、変形例5におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図14は、第1実施例の図2(a)と対応している。第1〜3実施例では、図2(a)に示すように、接地電極30は、端面33の法線X方向が軸線O方向と直交するものとして説明したが、接地電極30は、図14に示すように、必ずしも端面33の法線X方向が軸線O方向と直交していなくてもよい。このスパークプラグ100gの構成であっても、接地電極30gの端面33が、図4に示すような形状を備えていれば、混合気の流れを整流させることができるので、接地電極の着火性を向上させることができる。
D−4.変形例6:
図15は、変形例6におけるスパークプラグの中心電極20の先端部22付近の拡大図である。図15(a)(b)は、第1実施例の図2(a)(b)と対応している。第1〜3実施例では、スパークプラグ100の中心電極20は、先端部22に中心電極チップ70を備える構成とし、図2(b)に示した端点ciと端点coは、中心電極チップ70の一部分として説明したが、図15(a)(b)に示すスパークプラグ100hように、中心電極20の先端部22に中心電極チップ70を備えず、電極母材21により形成された先端部22自体の一部分を端点ciと端点coとして接地電極30hの端面33の位置を設定してもよい。
D−5.変形例7:
上述した第1〜第3実施例、および、変形例1〜6は、それぞれを任意に組み合わせて実現してもよい。例えば、第3実施例のスパークプラグ100b(図9)は、接地電極30の先端部31に外側電極チップ80を備えていない構成であっても実現することができる。また、変形例3のスパークプラグ100e(図12)は、変形例5のスパークプラグ100g(図14)のように、接地電極30の端面33の法線X方向が軸線O方向と直交していない構成としても実現することができる。
3…セラミック抵抗
4…シール体
5…ガスケット
6…リング部材
8…板パッキン
9…タルク
10…絶縁碍子
12…軸孔
13…脚長部
15…段部
17…先端側胴部
18…後端側胴部
19…鍔部
20…中心電極
21…電極母材
25…芯材
30…接地電極
31…先端部
32…基端部
33…端面
34…内側面
35…外側面
40…端子金具
50…主体金具
51…工具係合部
52…取付ねじ部
53…加締部
54…シール部
55…座面
56…段部
57…先端面
58…座屈部
59…ねじ首
70…中心電極チップ
80…外側電極チップ
100…スパークプラグ
200…エンジンヘッド
201…取付ねじ孔
205…開口周縁部

Claims (6)

  1. 軸方向に延びる中心電極と、
    前記中心電極の外周に設けられる筒状の絶縁体と、
    前記絶縁体の外周に設けられる筒状の主体金具と、
    一端が前記主体金具に接合され、前記一端から他端にかけて湾曲した接地電極とを有し、
    前記中心電極の軸方向から見たときに、前記他端の端面が前記一端と前記中心電極との間、または、前記中心電極上に位置するスパークプラグであって、
    前記端面は、
    前記接地電極の内側面から外側面に向かう方向において、前記端面の中心位置から12%〜88%外側面側の位置にのみ前記中心電極の軸方向と直交する方向の幅が最大となる最大幅部を有し、
    前記最大幅部から前記接地電極の内側面および外側面のそれぞれに向かうほど、前記中心電極の軸方向と直交する方向の幅が減少する、スパークプラグ。
  2. 請求項1に記載のスパークプラグにおいて、
    前記端面は、前記接地電極の内側面から外側面に向かう方向において、前記端面の中心位置から25%〜75%外側面側の位置にのみ前記最大幅部を有する、スパークプラグ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスパークプラグにおいて、
    前記端面は、外周部に前記中心電極の軸方向と直交する方向に沿って直線状に延びる第1の端辺と第2の端辺とを備え、
    前記第1の端辺は、前記端面と前記外側面との交線として形成され、前記第2の端辺は、前記端面と前記内側面との交線として形成され、
    前記第1の端辺の長さA1は、前記第2の端辺の長さA2よりも長く、前記最大幅部の幅よりも短い、スパークプラグ。
  4. 請求項3に記載のスパークプラグにおいて、
    前記端面は、前記第1の端辺と前記第2の端辺との間の外周部が湾曲形状を有している、スパークプラグ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のスパークプラグにおいて、
    前記最大幅部の幅は、1.5mm以上であり2.2mm以下である、スパークプラグ。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のスパークプラグにおいて、
    前記接地電極は、貴金属チップが前記端面から突出するように取り付けられている、スパークプラグ。
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