JP5333162B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、廃トナー容器を有する複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
従来、画像形成動作によって画像形成部から排出された廃トナーを蓄積する廃トナー容器が知られている。廃トナー容器内の廃トナーが満杯または満杯に近い状態に達した時に、廃トナー容器は、画像形成装置本体から取り出して交換される。近年、印刷の高速化に伴い廃トナーの発生量が従来よりも増加し、従来よりも廃トナー容器を頻繁に交換することが必要となった。廃トナー容器の交換頻度を減らすために、廃トナー容器を大容量化することもできる。しかし、廃トナー容器を大型化することは廃トナー満杯時の廃トナー容器の重量が増加することになるため、廃トナー容器を交換する作業者の労力が大きくなる。
そこで、特許文献1では、廃トナー容器の底部に、複数の足車を取り付けることにより、廃トナー容器を簡単に装置本体の容器収納室に装着したり、容器収容室から取り出したりできるようにした構成を提案している。
しかし、特許文献1に開示の構成では、廃トナー容器の底部に足車が取り付けられているため、廃トナー容器が装置本体内に装着されているときに、装置本体に振動等がかかったときに足車が回転して、廃トナー容器が装置本体外へ出てきてしまう問題が発生する可能性があった。
本発明は以上の背景に顧みなされたものであり、その目的は、廃トナー容器が装置本体内に装着されているときに振動等がかかることで廃トナー容器が装置本体外へ出てくることを防止し、且つ、廃トナー容器を装置本体外へ引き出すときに要する力を低減することにある。
現像剤を用いて電子写真方式で画像を形成する画像形成装置であって、画像を形成する画像形成部から排出された現像剤である廃トナーを貯留する廃トナー容器と、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に廃トナー容器を収容する収容部とを備え、収容部は、廃トナー容器を装置本体の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減する低減手段を有し、低減手段は、廃トナー容器が廃トナー容器の収容部における装着完了位置から装置本体の外部へ所定距離分引き出されたときに、廃トナー容器の底面に接触する位置に配置されたことを特徴とする。
更に、廃トナー容器は、廃トナー容器の底面側に廃トナー容器の底面の他の部分よりも高さが高く形成された上げ底部を有し、廃トナー容器が装置本体に装着完了しているときに、低減手段は上げ底部と対向する位置にあって廃トナー容器の底面と接触せず、廃トナー容器が装置本体の外部へ所定距離引き出されたときに、低減手段は廃トナー容器の底面の他の部分と接触することにより廃トナー容器の底面と接触することが好ましい。
また、収容部は、廃トナー容器の底面と対向する位置に配置された揺動板と、揺動板を廃トナー容器に向けて鉛直方向上向きに付勢する付勢手段とを更に有し、揺動板は、廃トナーが廃トナー容器に所定量蓄積したときに、廃トナー容器の重みによって下方へ変位し、低減手段は、揺動板の変位によって揺動板より高い位置に配置されて揺動板から上方へ露出することにより、廃トナーが所定量蓄積された廃トナー容器が装置本体外へ所定距離分引き出されたときに、廃トナー容器と接触して廃トナー容器を装置本体の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減し、かつ廃トナーが所定量蓄積された廃トナー容器を装置本体の外部から内部へ装入するときに要する力を増加させてもよい。
更に、収容部は、低減手段としてワンウェイクラッチを有したコロを備え、ワンウェイクラッチは、廃トナー容器を装置本体の内部から外部へ引き出す方向へのコロの回転を許容し、ワンウェイクラッチは、廃トナー容器を装置本体の外部から内部へ挿入する方向へのコロの回転を妨げてもよい。
更に、低減手段は、廃トナー容器の底面に接触する回転体と、回転体に画像形成装置の駆動源の駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを有し、廃トナー容器は、廃トナー容器の底面に、回転体と噛み合う噛み合い部を有することが好ましい。
また、回転体は、ギヤを有し、噛み合い部はギヤと噛み合うラックを有してもよく、ギヤの回転軸におけるギヤの外側の両端部に、ギヤの歯先円より大径であって、かつ外表面に歯が形成されていないホイール部材を、ギヤと一体に形成してもよい。
駆動伝達手段は、トルクリミッタを有し、ギヤに所定以上の抵抗力が作用したときには、トルクリミッタが駆動力を吸収してもよい。
回転体は、ウォームホイールを有し、噛み合い部はウォームホイールと噛み合うウォームを有することが好ましい。
また、廃トナー容器は、廃トナー容器の底面に噛み合い部が設けられた噛み合い面と、噛み合い面から突出して設けられ、廃トナー容器を支持する支持面とを有し、廃トナー容器が装置本体外の戴置面に載置されたときに、支持面が載置面に接することが好ましい。
また、収容部は、装置本体の手前側にドアを有し、ドアは、廃トナー容器を装置本体の内部から装置本体の外部へ引き出す動作を助ける補助手段を有することが好ましい。
また、ドアはドア回転軸を中心として回転し、廃トナー容器は装置本体の手前側に凸部を有し、ドアは補助手段として凸部と係合して引き出す引き出し部を有し、ドアが開いたときに廃トナー容器の凸部とドアの引き出し部とが係合することにより、廃トナー容器が装置本体の手前側に引き出されることが好ましい。
また、画像形成部から排出された廃トナーを廃トナー容器へと搬送する廃トナー搬送手段を更に備え、廃トナー搬送手段は、画像形成部と収容部との間に設けられた搬送経路を有し、収容部は、廃トナー容器の供給口に搬送経路と接続される接続部と、接続部と、搬送経路の廃トナー搬送方向下流の端部とを接続する、変位可能な可撓性チューブとを有することが好ましい。
また、収容部の接続部は、装置本体に設けられたスライダーによって、上下方向に移動可能であり、収容部は、廃トナー容器内の廃トナー量の増加に応じて廃トナー容器の配置高さを変化させ、接続部は、廃トナー容器の配置高さの変化に応じて、スライダーによって接続部の高さを変化させることが好ましい。
本発明によれば、廃トナー容器が装置本体内に装着されているときに振動等がかかることで廃トナー容器が装置本体外へ出てくることを防止し、且つ、廃トナー容器を装置本体外へ引き出したときに、廃トナー容器を装置本体から引き出すときに要する力を低減することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略図である。 クリーニング装置内の廃トナーの搬送経路を示す。 クリーニング装置から排出された廃トナーの搬送経路を示す。 廃トナー搬送部材の廃トナー容器への接続部を示す。 廃トナー搬送手段と廃トナー容器の接続部を示す。 廃トナー容器の収容部への装着動作を示す。 揺動板が設けられた収容部への廃トナー容器内の廃トナー量が少ない場合の装着動作を示す。 揺動板が設けられた収容部への廃トナー容器内の廃トナー量が多い場合の装着動作を示す。 揺動板が設けられた収容部へ廃トナー容器を装着するときの状態を示す。 低減手段としてギヤとラックを備えた構成を示す。 ギヤの外側にホイール部材を有し、ギヤの駆動力を吸収するトルクリミッタを備えた構成を示す。 低減手段としてウォームとウォームホイールを備えた構成を示す。 廃トナー容器が装置本体外の載置面に置かれた状態を示す。 収容部に設けられたドアの構成を示す。 補助手段を有するドアの構成を示す。
図1は、本願の画像形成装置100の全体構成の一実施例を示す。
図1の画像形成装置100は、イエロー(以下、Y)、シアン(以下、C)、マゼンダ(以下、M)、及びブラック(以下、K)の4色のトナーからカラー画像を形成する。以下、図1の紙面手前側を画像形成装置100の装置本体1の手前側(正面側)とし、紙面奥側を画像形成装置100の装置本体1の奥側(背面側)として説明する。
画像形成装置100は、原稿の画像データを読み取る画像読取装置2と、画像読取装置が読み取った画像データの各色の画像を形成して転写ベルト9に転写する4つの画像形成部17Y、17C、17M、及び17Kを備える。各画像形成部17Y、17C、17M、及び17Kは、転写ベルト9に沿って配置される。各画像形成部17Y、17C、17M、及び17Kは、各々対応する感光体3Y、3C、3M、及び3K、露光装置4Y、4C、4M、及び4K、帯電装置5Y、5C、5M、及び5K、現像装置6Y、6C、6M、及び6K、転写ローラ7Y、7C、7M、及び7K、及びクリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kを有する。
露光装置4Y、4C、4M、及び4K、帯電装置5Y、5C、5M、及び5K、現像装置6Y、6C、6M、及び6K、転写ローラ7Y、7C、7M、及び7K、クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kの周囲にそれぞれ配置されている。
各帯電装置5Y、5C、5M、及び5Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面に電荷を与える。各露光装置4Y、4C、4M、及び4Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kにレーザー光を照射して各感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面に静電潜像を形成する。各現像装置6Y、6C、6M、及び6Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面に形成された潜像を各色のトナーで現像して各感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面にトナー像を形成する。各クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面に転写後に残された廃トナー91を掻き取ってクリーニングする。
画像形成装置100は、転写ローラ7Y、7C、7M、及び7Kを有する。各転写ローラ7Y、7C、7M、及び7Kは、転写ベルト9の内側であって、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kと転写ベルト9を挟んで対向する位置に配置される。各転写ローラ7Y、7C、7M、及び7Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kから転写ベルト9上の感光体3Y、3C、3M及び3Kとの対向部分に沿って搬送される転写紙87上にトナー像を転写する。
更に、画像形成装置100は、転写ベルト9の下方に、記録媒体としての転写紙87を収容する給紙トレイ83、給紙トレイ83内に複数枚積載された転写紙87を一枚ずつ剥がして上方へ給紙する給紙ローラ82、給紙ローラ82により給紙された転写紙87を転写ベルト9へと上方へ搬送する搬送ローラ81を備える。更に、画像形成装置100は、転写ベルト9の転写紙搬送方向下流に、転写紙87上の画像を定着する定着ローラ10及び画像が定着された転写紙87を排紙トレイ85へ排紙する排紙ローラ84を備える。
クリーニング装置8は、感光体3に当接して感光体3の表面から転写された後に残った廃トナー91を掻き取るクリーニングブレード14と、クリーニングブレード14により掻き取られた廃トナー91をクリーニング装置8内からクリーニング装置8外へ搬送するクリーニング装置内スクリュー15を有する。
更に、画像形成装置100は、給紙トレイ83から給紙ローラ82及び搬送ローラ81を経て転写ベルト9へと至る経路に隣接する位置に、廃トナー91を蓄積する廃トナー容器31及び廃トナー容器31を着脱可能に収容する収容部18を備える。
次に、画像形成装置100の画像形成動作について説明する。帯電装置5Y、5C、5M、及び5Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kを一様に帯電する。露光装置4Y、4C、4M、及び4Kは、画像読取装置2が読み取った画像データに応じてレーザー光を対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kに対して露光走査し、各感光体3Y、3C、3M、及び3Kにそれぞれ潜像を形成する。現像装置6Y、6C、6M、及び6Kは、感光体3Y、3C、3M、及び3Kにそれぞれ形成された潜像を、対応する色のトナーで現像して、感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面にそれぞれイエロー、シアン、マゼンダ、ブラックのトナー像を形成する。
一方、給紙トレイ83から給紙ローラ82により給紙された転写紙87は、搬送ローラ81によって感光体3Yと転写ローラ7Yとのニップ部に搬送される。各転写ローラ7Y、7C、7M、及び7Kは、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kの表面上に形成されたトナー像をそれぞれ転写紙87上に転写して転写紙87上に画像が形成する。トナー画像が転写された転写紙87は、定着ローラ10へと送り込まれ、定着ローラ10により転写画像が定着された後、排紙ローラ84により排紙トレイ85上に排紙される。
各クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kがそれぞれ有するクリーニングブレード14Y、14C、14M、及び14Kは、トナー像を転写紙87に転写した後に感光体3Y、3C、3M、及び3K上に残った廃トナー91を、対応する感光体3Y、3C、3M、及び3Kからそれぞれ除去してクリーニングする。クリーニングブレード14Y、14C、14M、及び14Kが感光体3Y、3C、3M、及び3Kから除去した廃トナー91は、クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kがそれぞれ有するクリーニング装置内スクリュー15Y、15C、15M、及び15Kによって各クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kの外へと搬送される。クリーニング装置内スクリュー15Y、15C、15M、及び15Kによって搬送された廃トナー91は最終的に収容部18に収容された廃トナー容器31内へと搬送され、廃トナー容器31内に蓄積される。
図2は、画像形成装置100の側面から見たクリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kの詳細な断面図である。
各クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kは、ケース102の内部において上方にクリーニングブレード14Y、14C、14M、及び14Kをそれぞれ有し、各クリーニングブレード14Y、14C、14M、及び14Kの下方にクリーニング装置内スクリュー15Y、15C、15M、及び15Kをそれぞれ有する。各クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kは、図2において矢印で示す、クリーニング装置内スクリュー15Y、15C、15M、及び15Kの廃トナー91を搬送する方向の下流端において、対応する垂直廃トナー搬送部61Y、61C、61M、及び61Kにそれぞれ接続されている。
各クリーニングブレード14Y、14C、14M、及び14Kによって感光体3Y、3C、3M、及び3Kから除去された廃トナー91は、各クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8K内において下方に落下し、対応するクリーニング装置内スクリュー15Y、15C、15M、及び15Kによって図2の矢印で示す右方へと搬送される。更に各色の廃トナー91は、対応するクリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kの外部にそれぞれ配置された、対応する垂直廃トナー搬送部61Y、61C、61M、及び61Kへとそれぞれ排出される。
図3は、クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kから廃トナー容器31へ至る廃トナー91の搬送経路の構成を示す。
各垂直廃トナー搬送部61Y、61C、61M、及び61Kは、長手方向が略鉛直方向となるよう配置され、それぞれ対応するクリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kに対して接続される。垂直廃トナー搬送部61Y、61C、61M、及び61Kは内部に廃トナー91を移動するための垂直廃トナー搬送スクリュー62Y、62C、62M、及び62Kをそれぞれ有し、対応する色の廃トナー91を下方へ搬送する。
垂直廃トナー搬送スクリュー62Y、62C、62M、及び62Kは、それぞれ廃トナー91の搬送方向下流端において水平廃トナー搬送部63と接続され、各色の廃トナー91を水平廃トナー搬送部63へ供給する。水平廃トナー搬送部63は、水平廃トナー搬送スクリュー64を有し、図3の矢印で示すように、垂直廃トナー搬送スクリュー62Y、62C、62M、及び62Kから供給された各色の廃トナー91を合流した状態で左方の廃トナー容器31へと略水平方向に搬送する。水平廃トナー搬送部63は廃トナー搬送方向の下流端において搬送路切換え部66に接続される。搬送路切換え部66は、水平廃トナー搬送部63に対して略垂直に接続されて、廃トナー91の搬送方向を水平かつ水平廃トナー搬送部63の廃トナー搬送方向とは略直交する方向へ切換える。搬送路切換え部66は、収容部18内に配置され、廃トナー容器31との接続部として機能する。
図4は、搬送路切換え部66の詳細な構成を示す。
搬送方向切換え部66は、収容部18内における装置本体1の奥側に配置されており、廃トナー91を移動する接続部廃トナー搬送スクリュー73及び廃トナー容器31に接続される挿入部67を有する。一方、廃トナー容器31は、廃トナー容器31の上部に、搬送方向切換え部66の挿入部67が挿入される廃トナー供給口86を有する。廃トナー容器31が装置本体1内の収容部18に装着されると、廃トナー容器31の廃トナー供給口86内に対して搬送路切換え部66の挿入部67が挿入され、廃トナー容器31と搬送方向切換え部66とが接続される。廃トナー供給口86は、搬送方向切換え部66の挿入部67との接続箇所にシール75を有する。シール75は、廃トナー91が廃トナー供給口86から廃トナー容器31の外部へと漏れないように廃トナー供給口86と搬送方向切換え部66の挿入部67との接続箇所をシールする。
搬送路切換え部66は、水平廃トナー搬送部63が図3の矢印で示すように装置本体1の右方から左方へと搬送してきた廃トナー91の搬送方向を、水平廃トナー搬送部63の搬送方向と直交する方向、すなわち図3に示す装置本体1の奥側から手前側の方向へと廃トナー91を搬送する。搬送路切換え部66の廃トナー搬送方向の下流端に設けられた挿入部67は廃トナー容器31に設けられた廃トナー供給口86へ接続されるので、クリーニング装置8Y、8C、8M、及び8Kから各垂直廃トナー搬送部61Y、61C、61M、及び61K、水平廃トナー搬送部63、搬送路切換え部66を介して搬送された廃トナー91は、廃トナー容器31内へ排出される。
図5は、収容部18に設けられた、搬送路切換え部66の挿入部67を支持する構成の他の実施例を示す。図5(a)は、挿入部67が廃トナー容器31の接続部76から離間している状態を示す。図5(b)は、廃トナー容器31内に蓄積された廃トナー量が少なく、廃トナー容器31が収容部18内において上方に位置する状態で挿入部67と接続部76とが接続されている状態における、挿入部67の支持位置を示す。図5(c)は、廃トナー容器31内に蓄積された廃トナー量が多く、廃トナー容器31が収容部18内において図5(b)における廃トナー容器31の高さよりも下方に位置する状態で、挿入部67と接続部76とが接続されている状態における、挿入部67の支持位置を示す。
装置本体1の収容部18は、挿入部67を支持するスライダー74を有する。廃トナー搬送経路の搬送路切換え部66と挿入部67との間は、変位可能な可撓性のチューブ72で接続されている。挿入部67は、収容部18の背面部11dの壁面に設けられたスライダー74により支持されている。スライダー74はI字型の形状を有し、中央に挿入部67を挿入するための孔が貫通されている。収容部18の背面部11dの壁面にはスライダー74を嵌めるための開口200が設けられ、スライダー74の両端は、開口200を形成する壁面上部150a及び壁面下部150bにそれぞれ嵌められる。詳細には、スライダー74のI字型の両端を形成する2つの溝部202が、収容部18の壁面上部150aおよび壁面下部150bに対して、それぞれ隙間130a及び130bを設けた状態で嵌められている。すなわち、スライダー74は、収容部18の平面部11dの壁面に対して上下移動が可能なよう、上下に隙間130a及び130bを設けて支持されている。
スライダー74が開口200の最上端に移動したときは、スライダー74の溝部202の溝部上部底面151aと背面部11dの壁面上部150aとが当接する。スライダー74が開口200の最下端に移動したときは、スライダー74の溝部202の溝部下部底面151bと背面部11dの壁面下部150bとが当接する。収容部18の壁面上部150aから壁面下部150bまでの距離、すなわち開口部200の高さをH1とし、スライダー74の溝部上部底面151aから溝部下部底面151bまでの距離をH2とすると、スライダ74は、H1からH2を引いた距離分だけ移動可能である。すなわち、スライダー74は、開口200との間の上下の隙間130a及び130bをあわせた距離分だけ移動することができる。
装置本体1の収容部18にスライダー74を設けることによって、収容部18の挿入部67は、収容部18の背面部11dの壁面に対して上下方向に移動することができる。更に、廃トナー搬送経路の搬送路切換え部66と挿入部67との間が変位可能な可撓性のチューブ72で接続されているので、挿入部67は、搬送路切換え部66に対してスライダー74と共に上下方向へ移動することができる。そのため、図5における収容部18は、廃トナー容器31内の廃トナー量の増加に応じて廃トナー容器31の配置高さが変化した場合であっても、廃トナー容器31の配置高さの変化に応じて挿入部67の高さ方向の位置を変化させて、廃トナー容器31と挿入部67との接続関係を維持することができる。
図6(a)〜図6(e)は、収容部18の第一実施形態を示す。図6(a)及び図6(b)は、廃トナー容器31が収容部18に装着されている状態を示し、図6(c)及び図6(d)は、廃トナー容器31が収容部18から装置本体1外へ途中まで引き出された状態を示す。図6(a)及び図6(c)は、装置本体1の側面から見た収容部18及び廃トナー容器31の断面(以下、廃トナー容器の側面図とする)を示し、図6(b)及び図6(d)はそれぞれ図6(a)及び図6(c)の側面図を低減手段の付近A−Aで切断した収容部18及び廃トナー容器31の断面(以下、廃トナー容器の正面図とする)を示す。図6(e)は、廃トナー容器31が収容部18から装置本体外へ途中まで引き出されて、低減手段21に接触した接触状態を示す。
収容部18は、収容フレーム部11、搬送路切換え部66の挿入部67、及び低減手段21を有する。収容フレーム部11は、開口104、底面部11a、側面部11b、天面部11c、及び背面部11dを有する。底面部11aの両側面に壁状の側面部11bが設けられ、天面部11cが両方の側面部11bの天面同士を接続して収容フレーム部の天面を形成する。背面部11dは収容フレーム部11における装置本体1の背面側に形成され、開口104は、収容フレーム部11における装置本体1の正面側に形成される。収容フレーム部11の開口104、底面部11a、側面部11b、天面部11c、及び背面部11dは、廃トナー容器31を収容する空間を形成する。
搬送路切換え部66の挿入部67は、収容フレーム部11において装置本体1の背面側に設けられた背面部11dに設けられる。廃トナー容器31を、収容フレーム部11内の装置本体1の正面側に設けられた開口104から収容フレーム部11内の装置本体1の背面側、すなわち奥側へと挿入することにより、廃トナー容器31の廃トナー供給口86と、搬送路切換え部66の挿入部67とが接続される。
低減手段21は、収容フレーム部11の底面部11aにおいて底面部11aから上方へ突出するように設けられており、廃トナー容器31を装置本体1の内部から装置本体1の外部へ引き出すときに要する力を低減する。低減手段21は、例えばローラ、コロ、歯車のような回転体であることが好ましい。低減手段21は、収納フレーム部11の底面部11aにおいて背面部11dから装置本体1の正面側、すなわち開口104の方向へ所定距離離れた位置に配置される。
廃トナー容器31は、廃トナー容器31の背面側に形成された、装置本体1の挿入部67と接続される廃トナー供給口86と、廃トナー容器31の正面側の天面に形成された、廃トナー容器31を把持しやすくするための取手部112と、廃トナー容器31の底面110に形成された、上げ底部110bとを備える。上げ底部11bは、廃トナー容器31の底面110において、廃トナー容器31の底面110の低部分110aよりも高さが高く形成された部位である。より詳細には、上げ底部110bは、廃トナー容器31の底面110における廃トナー容器31の廃トナー供給口86よりも取手部112に近い位置に形成される。
廃トナー容器31は、収容部18に収容されているときにおいて、搬送路切換え部66の挿入部67と接続される廃トナー供給口86が、収容部18の背面部11d側に配置され、収容部18の開口104側に取手部112が配置される。
廃トナー容器31が収容部18における装着完了位置に配置されているときにおいては、低減手段21は、廃トナー容器31の上げ底部110bと対向する位置に配置されており、廃トナー容器の底面110と接触していない。一方、廃トナー容器31が装置本体1の外部へ図6(c)の矢印Aに示す方向へ装置本体1から所定距離分引き出されたときには、低減手段21は、廃トナー容器31の底面110の低部分110aと接触することにより、廃トナー容器31の底面110と接触する。すなわち、低減手段21は、廃トナー容器31が廃トナー容器31の収容部18における装着完了位置から装置本体1の外部へ所定距離分引き出されたときに、廃トナー容器の底面110に接触する位置に配置されている。
廃トナー容器31が廃トナー容器31の収容部18における装着完了位置に配置されているときにおいては、低減手段21は、廃トナー容器31の上げ底部110bと対向する位置にあって廃トナー容器の底面110と接触していない。そのため、廃トナー容器31が装置本体1内に装着完了されているときにおいては、振動等がかかって低減手段21が回転することにより廃トナー容器31が装置本体1外へ出てくることを防止することができる。また、低減手段21は、廃トナー容器31が装置本体1の外部へ所定距離分引き出されたときに、はじめて廃トナー容器の底面110の低部分110aと接触する位置に配置されている。
そのため、廃トナー容器31を装置本体1外へ引き出したときには、廃トナー容器31の底面110が低減手段21に接触することで、廃トナー容器31を装置本体1から引き出すときに要する力を低減することができる。従って、廃トナー91が満杯または満杯に近い状態まで廃トナー容器31内に蓄積され、重量が数kg以上に達した場合であっても、廃トナー容器31を装置本体1から容易に取り出すことができる。そのため、廃トナー容器31を交換する作業者の労力を軽減させることができる。
図6(a)に示すように、廃トナー容器31が収容部18に装着完了されている状態において、収容部18の挿入部67は、廃トナー容器31内に距離L1分だけ挿入されている。図6(e)は、廃トナー容器31の底面110及び低減手段21の一部を拡大して示した図面である。図6(e)中の一点鎖線は廃トナー容器31が収容部18に装着完了されているときの廃トナー容器31の底面110と低減手段21との位置関係を示し、実線は廃トナー容器31が収容部18から引き出されて、低減手段21に当接したときの廃トナー容器31の底面110と低減手段21との位置関係を示す。
廃トナー容器31を収容部18から水平に引き出したときに、低減手段21において、廃トナー容器31の傾斜部110cが最初に低減手段21に接触する箇所を低減手段接触点120bとする。このときの廃トナー容器31における低減手段21との接触箇所を廃トナー容器接触点110dとする。廃トナー容器31が収容部18に装着完了されている状態における、廃トナー容器31上の廃トナー容器接触点110dの位置から低減手段21上の低減手段接触点120bまでの距離をL2とすると、L2が、挿入部67の廃トナー容器31への挿入距離L1以上の距離となるよう、廃トナー容器31の底面110における傾斜部110cの配置位置及び傾斜部110cの傾斜が決定される。すなわち、廃トナー容器31が引き出されて低減手段21に接触するまでの間に、挿入部67が廃トナー容器31から抜かれた状態となるように傾斜部110cを形成する。また、L2がL1以上の距離となるよう、廃トナー容器31の収容部18への装着完了位置が設定される。
上記の構成により、廃トナー容器31が収容部18から装置本体1の外部へ距離L2分引き出されるまでの間に、廃トナー容器31は収容部18において水平方向に距離L1よりも大きい距離移動するので、廃トナー容器31の接続部76を収容部18の挿入部67から容易に離すことができる。
一方、挿入部67の支持構成として図5に示すスライダー74を用いた場合には、挿入部67が廃トナー容器31の上下移動に応じて上下方向に変位することができるので、距離L2をL1より短くなるように設定してもよい。このとき、図6(a)に示すように、廃トナー容器31が装置本体1の収容部18に装着完了されている状態において、廃トナー容器31の底面110に形成された低部分110aの高さ位置から、低減手段21の頂点である低減手段最上部120aの高さ位置までの距離をH3とすると、H3が、図5に示すスライダー74の上下移動可能距離であるH1からH2を引いた距離以下となるように、廃トナー容器31における低部分110aの位置と、収納部18における低減手段21の最上部120aの高さ位置が形成される。
上記の構成により、廃トナー容器31が収容部18から装置本体1の外部へ所定距離分引き出されて廃トナー容器31の低部分110aの高さ位置が距離H3分だけ高くなった場合でも、スライダー74が高さ方向にH3と同じ距離だけ上下移動して、廃トナー容器31の上下移動に追従することができる。そのため、廃トナー容器31の高さ位置が変化した場合であっても、廃トナー容器31の配置高さの変化に応じて挿入部67の高さ方向の位置を変化させて、廃トナー容器31と挿入部67との接続関係を維持することができる。
図7から図9は、収容部18の第二の実施形態を示す。第二の実施形態における収容部18は、図6に示す第一実施形態で説明した、ローラ、コロ、歯車のような回転体で構成された低減手段21に加え、揺動板42を更に備える。図7は、廃トナー容器31に収容されている廃トナー91の収容量が少ない場合における収容部18を示し、図8は、廃トナー容器31に収容されている廃トナー91の収容量が多い場合の収容部18を示す。
収容部18は、廃トナー容器31が収容部18に装着完了された状態における、廃トナー容器31の底面110の上げ底部110bと対向する位置に揺動板42を有する。板状の揺動板42は、図7(b)及び(d)に示すように低減手段21の両脇に設けられる。更に、図7(a)及び(c)に示すように、廃トナー容器31の収容部18の着脱方向において、揺動板42は、収容フレーム部11内における低減手段21の配置位置よりも装置本体1の背面側に支点42aを有し、揺動板42は支点42aを中心にして上下方向に回動して揺動する。更に、揺動板42は、収容フレーム部11内における低減手段21の配置位置よりも装置本体1の正面側に設けられた付勢手段41を有する。付勢手段41は、揺動板42を廃トナー容器31に向けて揺動板の支点42aを中心として鉛直方向上向きに付勢する。更に、揺動板42は、支点42aに支持された端部と反対側に揺動端部42cを有する。揺動端部42cは、収容フレーム11内における低減手段21の配置位置よりも収容部18の開口104側に配置される。揺動端部42cが、収容フレーム11の低面部11aよりも上方に突出して廃トナー容器31の収容部18への挿入を妨げないように、収容フレーム11の低面部11aには、揺動端部42cが収容フレーム11の低面部11aよりも上方に移動しないように規制するストッパ160が設けられている。
図7(a)及び(b)に示すように、揺動板42は付勢手段41により上向きに付勢されているので、廃トナー容器31への廃トナー91の蓄積量が所定量よりも少なく、廃トナー容器31が所定重量よりも軽いと、揺動板42の天面は、低減手段21の天面よりも上方に位置する。この場合、低減手段21の天面が揺動板42の天面よりも下方に位置するため、廃トナー容器31が収容部18から装置本体1の外部へ引き出されて廃トナー容器の底面110の低部分110aが揺動板42と接触するときに、廃トナー容器31の低減手段21は廃トナー容器31と接触しない。
そのため、図7(c)及び(d)に示すように、廃トナー容器31を、装置本体1外へ矢印A方向に所定距離L2以上の距離を引き出したときに、廃トナー容器の底面110の低部分110aが揺動板42と接触する一方、低減手段21は、廃トナー容器31の廃トナー容器の底面110と接触しない。
一方、図8(a)〜(d)に示すように、廃トナー91が廃トナー容器31に所定量以上蓄積すると、廃トナー容器31の重みによって揺動板42は、付勢手段41の付勢力に抗して支点42aを中心として回動して下方へ変位する。揺動板42が廃トナー容器31の重みにより下方に変位すると、低減手段21は揺動板42の天面と同一の高さとなって低減手段21の天面は廃トナー容器31と接触可能となる。
すなわち、廃トナー容器31に廃トナー91が所定量以上蓄積されて、廃トナー容器31の重さが所定重量以上になると、廃トナー容器31の重みによって揺動板42が下方へ変位するので、低減手段21の天面の高さは、揺動板42の天面の高さと同一の高さに配置される。そのため、図8(c)及び(d)のように、装置本体1外へ矢印A方向に所定距離分、廃トナー容器31を引き出したときに、低減手段21は、廃トナー容器31の底面110の低部分110aと接触して、廃トナー容器31を装置本体1の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減する。
したがって、低減手段21は廃トナー容器31が所定重量以上のときに、廃トナー容器31を装置本体1の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減し、廃トナー容器31が所定重量より軽いときに、廃トナー容器31を装置本体1の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減しない。そのため、画像形成装置が振動したときに、廃トナー容器31が低減手段21により誤って装置本体1の外部へ案内されることを防止することができる。
図7及び図8では付勢手段41として圧縮スプリングが用いられている。しかし、圧縮スプリングの他に、引張スプリング、ねじスプリング等を用いてもよく、板ばね部材などで揺動板42と付勢手段41を一体的に形成する構成としてもよい。
図7(a)に示すように、廃トナー容器31が収容部18に装着完了されている状態において、収容部18の挿入部67は、廃トナー容器31内に距離L1分だけ挿入されている。図7(e)は、廃トナー容器31の底面110及び揺動板42の一部を拡大して示した図面である。図7(e)中の一点鎖線は廃トナー容器31が収容部18に装着完了されているときの廃トナー容器31の底面110と揺動板42との位置関係を示し、実線は廃トナー容器31が収容部18から引き出されて、揺動板42に当接したときの廃トナー容器31の底面110と揺動板42との位置関係を示す。
廃トナー容器31を収容部18から水平に引き出したときに、揺動板42における、廃トナー容器31の傾斜部110cが最初に揺動板42に接触する箇所を揺動板接触点42bとする。次に廃トナー容器31の傾斜部110cにおける、最初に揺動板42に接触する箇所を廃トナー容器接触点110eとする。廃トナー容器31が収容部18に装着完了されている状態における廃トナー容器31上の廃トナー容器接触点110eの位置から揺動板42上の揺動板接触点42bまでの距離をL3とすると、L3が、挿入部67の廃トナー容器31への挿入距離L1以上の距離となるよう、廃トナー容器31の傾斜部110cが形成される。また、L3がL1以上の距離となるよう、廃トナー容器31の収容部18への装着完了位置が設定される。
上記の構成により、廃トナー容器31が収容部18から装置本体1の外部へ距離L3分引き出されるまでの間に、廃トナー容器31は収容部18において、水平方向に距離L1よりも大きい距離移動し、その間、廃トナー容器31は、上下方向に移動しないので、廃トナー容器の接続部76を収容部18の挿入部67から容易に離すことができる。
一方、挿入部67の支持構成として図5に示すスライダー74を用いた場合には、挿入部67が廃トナー容器31の上下移動に応じて上下方向に変位するので、距離L3を距離L1より短くなるように設定してもよい。このとき、図8(a)に示すように、廃トナー容器31が装置本体1の収容部18に装着完了されている状態において、廃トナー容器31の底面110の低部分110aの高さ位置から、揺動板42がストッパ150に当接している状態における揺動板42の最も高い位置までの距離をH4とすると、H4が、図5で説明した、スライダー74の上下移動可能距離であるH1からH2を引いた距離以下となるように、廃トナー容器31における低部分110aの高さ位置が形成され、収容部18における揺動板42の高さ位置が配置される。
上記の構成により、廃トナー容器31が収容部18から装置本体1の外部へ所定距離分L3だけ引き出されて、廃トナー容器31の低部分110aが揺動板42に当接して上方へ移動することにより、距離H4分、高さ位置が高くなっても、スライダー74は高さ方向に距離H4と同じ距離移動して廃トナー容器31の上下移動に追従することができる。そのため、廃トナー容器31の高さ位置が変化した場合であっても、廃トナー容器31の配置高さの変化に応じて挿入部67の高さ方向の位置を変化させて、廃トナー容器31と挿入部67との接続関係を維持することができる。
更に、第2実施形態では低減手段21としてワンウェイクラッチを有したコロ21aを採用する。ワンウェイクラッチとは、一方向に回転させるとロックがかかり、逆方向に回転させると空回転するクラッチである。第2実施形態では、低減手段21が有するワンウェイクラッチ機構は、廃トナー容器31を装置本体1の収容部18の内部から外部へ引き出す方向へのコロ21aの回転を許容し、廃トナー容器31を装置本体1の外部から内部へ挿入する方向へのコロ21aの回転を妨げるように作用する。そのため、廃トナー容器31が所定量以上の廃トナーを格納して低減手段21に接触した状態であっても、画像形成装置が振動したときに、廃トナー容器31が低減手段21により誤って装置本体1の外部へ案内されることを防止することができる。
図9は、廃トナー容器31を収容部18へ装着するために、廃トナー容器31を収容部18内部の途中まで挿入した状態を示す。図9(a)及び(b)は、図7に対応し、廃トナー容器31に収容されている廃トナー91の収容量が少ない場合における収容部18を示し、図9(c)及び(d)は、図8に対応し、廃トナー容器31に収容されている廃トナー91の収容量が多い場合の収容部18を示す。
図9(a)及び(b)のように、廃トナー容器31が空あるいは廃トナー容器31に廃トナー91が少量蓄積されている場合、矢印Bに示す方向へ廃トナー容器31を収容部18内へ挿入すると、揺動板42が廃トナー容器31の重量により押し下げられる力が小さく、揺動板42の天面の高さが低減手段21の天面の高さの上方に位置するので、廃トナー容器の底面110は低減手段21に接触しない。そのため、廃トナー容器31を収容部18へ挿入するときに、ワンウェイクラッチを有するコロ21aと接触しないので、コロ21aにより抵抗を受けずに廃トナー容器31を装置本体1内部へ容易に装着することができる。
一方、図9(c)及び(d)のように廃トナー容器31に蓄積されている廃トナー91の量が多い場合に、図9の矢印Bに示す方向に廃トナー容器31を装置本体1の収容部18内へ挿入すると、揺動板42が廃トナー容器31の重みにより押し下げられ、低減手段21の天面の高さが揺動板42の天面の高さと同一の高さに位置する。そのため、廃トナー容器の底面110の低部分110aがワンウェイクラッチを有するコロ21aに接触する。コロ21aは廃トナー容器31と接触して廃トナー容器31を装置本体1の外部から内部へ挿入する方向(図9の矢印B方向)へのコロ21aの回転を妨げるように作用する。そのため、廃トナー91が所定量以上蓄積された廃トナー容器31を装置本体1の収容部8内に装着しようとすると、コロ21aのワンウェイクラッチが廃トナー容器31を装置本体1の外部から内部へ挿入する方向へのコロ21aの回転を妨げるため、容量オーバーの廃トナー容器31を収容部18内へ装着することを妨げる。すわなち、所定量以上の廃トナー91が蓄積された廃トナー容器31は、装置本体1の収容部18内へ再装着することができない。従って、廃トナー容器31の回収容量の限界を超えて廃トナー91が蓄積された廃トナー容器31を装置本体1の収容部18内に再装着することを防止することができる。
第2の実施形態では、低減手段21がワンウェイクラッチを有するコロ21aであるので、廃トナー91が所定量以上蓄積された廃トナー容器31を装置本体1の内部から装置本体1の外部へ引き出すときには、コロ21aが廃トナー容器31の底面110に沿って回転するので、作業者が装置本体1から廃トナー容器31を引き出すときに必要な力を低減することができる。更に、コロ21aは廃トナー91が所定量以上蓄積された廃トナー容器31を収容部18へ再装着する方向への移動を妨げるので、容量オーバーの廃トナー容器31の収容部18への再セットを簡易な構成で防止することができる。
図10(a)及び(b)は、収容部18の第3の実施形態を示す。第3の実施形態における収容部18の低減手段21は廃トナー容器31の底面110と接触する回転体としてギヤ21bを有する。廃トナー容器の底面110には、ギヤ21bと噛み合う噛み合い部としてラック32が設けられる。低減手段21は、画像形成装置100の駆動源140の駆動力をギヤ21bに伝達する駆動力伝達手段36を更に有する。収容部18のギヤ21bと廃トナー容器31の底面110のラック32とが噛み合うことにより、画像形成装置100の駆動源140の駆動力を廃トナー容器31の底面110に確実に伝達することができるので、廃トナー容器31を装置本体1の収容部18から引き出す力を確実に低減させることができる。また、画像形成装置100の駆動源140の駆動力を利用するので、印刷動作中に廃トナー容器31を交換することができる。
すなわち、第3の実施形態における低減手段21は、廃トナー容器31の底面110に接触する回転体であるギヤ21bと、回転体であるギヤ21bに画像形成装置100の駆動源140の駆動力を伝達する駆動力伝達手段36とを有し、廃トナー容器31は、廃トナー容器31の底面110に、回転体であるギヤ21bと噛み合う噛み合い部であるラック32を有する。
なお、低減手段21へ画像形成装置100の駆動源140とは独立した別の駆動モータ等を用いてギヤ21bに駆動力を伝達してもよい。この場合、スイッチを設けることにより、ユーザが駆動モータ等を制御することができる。このように、低減手段21の駆動源を、画像形成装置100の駆動源140とは独立して設けることで、画像形成装置100の駆動源140が停止している場合でも、廃トナー容器31を装置本体1の外部へ排出させることができる。
図11は、収容部18の第4の実施形態を示す。第4の実施形態の低減手段21は、図10に示したギヤ21の外側にホイール部材22を有する。図11に示すように、ギヤ21bの回転軸25におけるギヤ21bの両端部には、ギヤ21bの歯先円より大径であって、かつ外表面に歯が形成されていないホイール部材22が、ギヤ21bと一体に形成されている。ギヤ21bの両端部にホイール部22を設けることにより、ギヤ21bの回転中に作業者が誤ってギヤ21bの歯先に触れることによってけがをすることを防止することができる。
更に第4の実施形態の駆動力伝達手段36はトルクリミッタ24を有する。ギヤ21bに所定以上の抵抗力が作用したときには、トルクリミッタ24が駆動力を吸収する。駆動力伝達手段36がトルクリミッタ24を有することにより、作業者が誤って駆動力伝達手段36またはギヤ21bに接触して、所定以上の抵抗力が駆動力伝達手段36に発生したときはトルクリミッタ24がトルクを吸収し、駆動力伝達手段36からギヤ21bへの駆動力の伝達を遮断することができる。そのため、作業者が駆動力伝達手段36及びギヤ21bに接触してけがをすることを防止することができる。
図12は、収容部18の第5の実施形態を示す。第5の実施形態の低減手段21は回転体としてウォームホイール21cを有し、廃トナー容器31の底面110に設けられた噛み合い部は、回転体のウォームホイール21cと噛み合うウォーム33を有する。ウォームホイール21cとウォーム33とが噛み合うことにより、画像形成装置100の駆動源140から供給される駆動力を廃トナー容器31の底面110に確実に伝達させることができるので、廃トナー容器31を装置本体1の内部から装置本体1の外部へ引き出す力を低減させることができる。
図13は、図10から図12で説明した第3実施形態から第5実施形態の廃トナー容器31が装置本体1の外部へ引き出されて机や台などの載置面92に置かれたときの状態を示す。
図10から図12で説明したように第3実施形態から第5実施形態の廃トナー容器31は、廃トナー容器31の底面110にラック32やウォーム33などの噛み合い部が設けられた噛み合い面34を有する。更に、廃トナー容器31は、噛み合い面34から下方へ突出し、机や台などの載置面92と接して廃トナー容器31を支持する支持面35を有する。廃トナー容器31が支持面35を有することにより、廃トナー容器31が装置本体1外の載置面92に載置されたときに、支持面35が載置面92に接する。そのため、廃トナー容器31を装置本体1から取り外して机や台などの載置面92に置いた状態であっても、廃トナー容器31は安定して自立することができる。
図14は、収容部18が有するドア51の実施形態の一例を示す。収容部18は、装置本体1の手前側にドア51を有する。ドア51は、廃トナー容器31を装置本体1の内部から装置本体1の外部へ引き出す動作を助ける補助手段52を備える。ドア51は装置本体1の手前側に配置されており、収容部18の収容フレーム部11の天面部11cにおける装置本体1の正面側端部に設けられたドア回転軸51aを中心として回転させることでドア51を開くことができる。廃トナー容器31は、収容部18に収容された状態において装置本体1の手前側に対応する位置に、凸部31cを有する。ドア51は、補助手段52として、廃トナー容器31の凸部31cと係合して廃トナー容器31を装置本体1の外部へ引き出す引き出し部51bを有する。引き出し部51bは、ドア51のカバー部51cの上端においてカバー部51cと略直交する方向(約90°の方向)に取り付けられている。
図14(a)から図14(c)に示すように、ドア51が開いたときに廃トナー容器31の凸部31cとドア51の引き出し部51bとが係合し、図14(b)に示す状態から図14(c)に示す状態へと、ドア回転軸51aを中心としてドア51を更に回転させると、廃トナー容器31が収容部18の内部から装置本体1の手前側の外部へと引き出される。
ドア51が補助手段52を有するので、廃トナー容器31を装置本体1の内部から装置本体1の外部へ引き出すときに、作業者は、廃トナー容器31に触れることなく、ドア51を開放操作するだけで、廃トナー容器31を収容部18内の装着完了位置から収容部18の外部へ移動を始めさせることができる。そのため、廃トナー容器31を装置本体1の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減することができる。
図15(a)から図15(c)は、収容部18が有するドア51の他の実施形態を示す。図15のドア51が有する引き出し部51bは、ドア51のカバー部51cの上端においてカバー部51cと90°よりも大きい角度をなして取り付けられている。そのため、図14に示す形態におけるドア51の開く大きさよりもドア51を大きく開けたときに、ドア51の引き出し部51bと廃トナー容器31の凸部31cとが初めて係合する。
ドア51の引き出し部51bと廃トナー容器31の凸部31cとが係合したばかりの図15(b)に示す状態から図15(c)に示す状態まで、ドア51を更に大きく開くことによって、廃トナー容器31を装置本体1の内部から外部へ引き出すことができる。このとき、ドア51の引き出し部51bと廃トナー容器31の凸部31cとが係合して、更にドア51を大きく開くときに、一旦ドアが開く動作を停止させてもよい。そして、収容部18の装置本体1の正面側にボタンやレバー等を設け、作業者にドア51の引き出し部51bと廃トナー容器31の凸部31cとの係合を解除させてから、更にドア51を大きく開くようにしてもよい。ドア51の引き出し部51bと廃トナー容器31の凸部31cとが係合した後、更にドア51を大きく開けるときに、一旦ドア51を開く動作が停止されるため、作業者が意図しない状態で廃トナー容器31が装置本体1外へ移動することを防止することができる。
1…装置本体、2…画像読み取り装置、3…感光体、4…露光装置、5…帯電装置、6…現像装置、7…転写ローラ、8…クリーニング装置、9…転写ベルト、10…定着ローラ、11…収容フレーム部、11a…底面部、11b…側面部、11c…天面部、11d…背面部、14…クリーニングブレード、15…クリーニング装置内スクリュー、16…クリーニング装置内廃トナー搬送方向
17…画像形成部、18…収容部、21…低減手段、21a…コロ、21b…ギヤ、21c…ウォームホイール、22…ホイール部材、24…トルクリミッタ、25…回転軸、31…廃トナー容器、31b…上げ底部、31c…凸部、32…ラック、33…ウォーム、34…噛み合い面、35…支持面、36…駆動力伝達手段、41…付勢手段、42…揺動板、42a…揺動板の支点、42b…揺動板接触点、42c…揺動端部、51…ドア、51a…ドア回転軸、51b…引き出し部、51c…カバー部、52…補助手段、61…垂直廃トナー搬送部、62…垂直廃トナー搬送スクリュー、63…水平廃トナー搬送部、64…水平廃トナー搬送スクリュー、66…搬送路切換え部、67…挿入部、72…チューブ、73…接続部廃トナー搬送スクリュー、74…スライダー、75…シール、76…接続部、81…搬送ローラ、82…給紙ローラ、83…給紙トレイ、84…排紙ローラ、85…排紙トレイ、86…廃トナー供給口、87…転写紙、91…廃トナー、92…載置面、102…ケース、104…開口、110…底面、110a…低部分、110b…上げ底部、110c…傾斜部、110d…第1傾斜部接触点、110e…第2傾斜部接触点、112…取手部、120a…低減手段最上部、120b…低減手段接触点、130a…隙間、130b…隙間、140…駆動源、150a…壁面上部、150b…壁面下部、151a…溝部上部底面、151b…溝部下部底面、160…ストッパ、200…開口、202…溝部
特開平10−319805号公報

Claims (14)

  1. 現像剤を用いて電子写真方式で画像を形成する画像形成装置であって、
    画像を形成する画像形成部から排出された現像剤である廃トナーを貯留する廃トナー容器と、
    該画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に前記廃トナー容器を収容する収容部と
    を備え、
    前記収容部は、前記廃トナー容器を前記装置本体の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減する低減手段を有し、
    前記低減手段は、前記廃トナー容器が前記廃トナー容器の前記収容部における装着完了位置から前記装置本体の外部へ所定距離分引き出されたときに、廃トナー容器の底面に接触する位置に配置されたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記廃トナー容器は、前記廃トナー容器の底面側に前記廃トナー容器の底面の他の部分よりも高さが高く形成された上げ底部を有し、
    前記廃トナー容器が前記装置本体に装着完了しているときに、前記低減手段は前記上げ底部と対向する位置にあって前記廃トナー容器の底面と接触せず、
    前記廃トナー容器が前記装置本体の外部へ所定距離引き出されたときに、前記低減手段は前記廃トナー容器の底面の他の部分と接触することにより前記廃トナー容器の底面と接触すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記収容部は、
    前記廃トナー容器の底面と対向する位置に配置された揺動板と、
    前記揺動板を前記廃トナー容器に向けて鉛直方向上向きに付勢する付勢手段と
    を更に有し、
    前記揺動板は、前記廃トナーが前記廃トナー容器に所定量蓄積したときに、前記廃トナー容器の重みによって下方へ変位し、
    前記低減手段は、前記揺動板の変位によって前記揺動板より高い位置に配置されて前記揺動板から上方へ露出することにより、前記廃トナーが所定量蓄積された前記廃トナー容器が前記装置本体外へ所定距離分引き出されたときに、前記廃トナー容器と接触して前記廃トナー容器を前記装置本体の内部から外部へ引き出すときに要する力を低減し、かつ前記廃トナーが所定量蓄積された前記廃トナー容器を前記装置本体の外部から内部へ装入するときに要する力を増加させること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記収容部は、
    前記低減手段としてワンウェイクラッチを有したコロを備え、
    前記ワンウェイクラッチは、前記廃トナー容器を前記装置本体の内部から外部へ引き出す方向への前記コロの回転を許容し、
    前記ワンウェイクラッチは、前記廃トナー容器を前記装置本体の外部から内部へ挿入する方向への前記コロの回転を妨げること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記低減手段は、
    前記廃トナー容器の底面に接触する回転体と、
    前記回転体に前記画像形成装置の駆動源の駆動力を伝達する駆動力伝達手段とを有し、
    前記廃トナー容器は、前記廃トナー容器の底面に、前記回転体と噛み合う噛み合い部を有すること
    を特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記回転体はギヤを有し、
    前記噛い合い部は前記ギヤと噛み合うラックを有すること
    を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記ギヤの回転軸における前記ギヤの両端部に、前記ギヤの歯先円より大径であって、かつ外表面に歯が形成されていないホイール部材を、前記ギヤと一体に形成したことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記駆動力伝達手段はトルクリミッタを有し、
    前記ギヤに所定以上の抵抗力が作用したときには、前記トルクリミッタが前記駆動力を吸収すること
    を特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。
  9. 前記回転体はウォームホイールを有し、
    前記噛み合い部は前記ウォームホイールと噛み合うウォームを有すること
    を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  10. 前記廃トナー容器は、
    前記廃トナー容器の底面に前記噛み合い部が設けられた噛み合い面と、
    前記噛み合い面から突出して設けられ、前記廃トナー容器を支持する支持面とを有し、
    前記廃トナー容器が前記装置本体外の戴置面に載置されたときに、前記支持面が載置面に接すること
    を特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  11. 前記収容部は、
    前記装置本体の手前側にドアを有し、
    前記ドアは、前記廃トナー容器を前記装置本体の内部から前記装置本体の外部へ引き出す動作を助ける補助手段を有すること
    を特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記ドアはドア回転軸を中心として回転し、
    前記廃トナー容器は前記装置本体の手前側に凸部を有し、
    前記ドアは前記補助手段として前記凸部と係合して引き出す引き出し部を有し、
    前記ドアが開いたときに前記廃トナー容器の前記凸部と前記ドアの前記引き出し部とが係合することにより、前記廃トナー容器が前記装置本体の手前側に引き出されること
    を特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記画像形成部から排出された前記廃トナーを前記廃トナー容器へと搬送する廃トナー搬送手段を更に備え、
    前記廃トナー搬送手段は、前記画像形成部と前記収容部との間に設けられた搬送経路を有し、
    前記収容部は、
    前記廃トナー容器の供給口に前記搬送経路と接続される接続部と、
    前記接続部と、前記搬送経路の廃トナー搬送方向下流の端部とを接続する、変位可能な可撓性チューブとを有すること
    を特徴とする請求項3から12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記収容部の前記接続部は、前記装置本体に設けられたスライダーによって、上下方向に移動可能であり、
    前記収容部は、前記廃トナー容器内の廃トナー量の増加に応じて前記廃トナー容器の配置高さを変化させ、
    前記接続部は、前記廃トナー容器の配置高さの変化に応じて、前記スライダーによって前記接続部の高さを変化させること
    を特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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