JP4409557B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電子写真方式の画像形成プロセスで画像を形成し、回収された廃トナーを貯留する廃トナーボックスを着脱自在に備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程及び定着工程を経て、記録媒体に画像が形成される。このような画像形成装置では、現像工程で静電潜像担持体上の静電潜像がトナー像に可視像化され、転写工程でトナー像が記録媒体に転写された後、静電潜像担持体上に残留するトナーがある。この残留トナーは、クリーニングユニットによって静電潜像担持体上から除去され、廃トナーとして廃トナーボックスに回収される。
従来の画像形成装置では、廃トナーボックスの画像形成装置内での占有体積は小さく、廃トナーボックスの容量は1kg未満であったため、満杯時にユーザは廃トナーボックスを容易に取り出すことができた。
ところが、近年、画像形成装置の高速化に伴って、単位期間当たりに発生する廃トナーの量が増加したので、廃トナーボックスの容量は約10kgに大幅に増加されている(例えば、特許文献1参照。)。これによって、廃トナーボックスの交換サイクルの短縮化が抑制されている。
特開2001−324905公報
しかし、廃トナーボックスの容量が増加されると、満杯になった廃トナーボックスの重量が大きくなるため、廃トナーボックスの交換時の取り出し作業は容易ではなくなる。廃トナーボックスの取り出し作業が容易でないと、取り出した時に廃トナーボックスを転倒させて、廃トナーを散乱させる虞もある。廃トナーが散乱すると、廃トナーボックスの交換時の作業性がいっそう低下する。
この発明の目的は、廃トナーボックスの交換時の作業性を向上できる画像形成装置を提供することにある。
この発明の画像形成装置は、スライド部材、複数の回転部材、複数の弾性部材、及び、廃トナーボックスを備える。スライド部材は、装置本体の内部から所定の側面の外部へ向かう取り出し方向に沿って往復移動自在に配置される。複数の回転部材は、スライド部材上に取り出し方向に沿って並べられる。複数の弾性部材は、複数の回転部材のそれぞれを上向きに付勢する。廃トナーボックスは、複数の回転部材上に載置され、取り出し方向における上流側端部に流出口に下方から接続される回収口を有する。複数の弾性部材のうち取り出し方向の最も上流側に位置する弾性部材は、他の弾性部材よりも弾性係数が大きく、廃トナーボックスの底面を取り出し方向の下流側へ下り傾斜させるように構成される。
スライド部材には、取り出し方向における下流側への廃トナーボックスの動きを解除自在に規制する第1規制部材、又は、流出口が回収口に接続される位置で取り出し方向における上流側への廃トナーボックスの移動を規制する第2規制部材を備えることができる。
廃トナーボックスには、取り出し方向に直交する方向に突出する突出位置と突出しない収納位置との間で変位自在な転倒防止部材を底部に備えることができる。
また、廃トナーボックスが装置本体内にあるときに転倒防止部材を収納位置に位置させる収納部材を備え、廃トナーボックスが装置本体から取り出されたときに転倒防止部材を収納位置から突出位置へ変位させる付勢部材を備えることもできる。
この発明によれば、廃トナーボックスの取り出し時に、スライド部材の移動によって廃トナーボックスを装置本体の所定の側面近傍まで引き出した後、スライド部材上の回転部材を回転させながら廃トナーボックスをさらに引き出すことができる。これによって、廃トナーボックスを装置本体から小さい力で取り出すことができる。
また、流出口に下方から接続される回収口が廃トナーボックスにおける取り出し方向の上流側端部に配置される。廃トナーボックス内の回収口の下方には他の部分より多量の廃トナーが収納され、廃トナーボックスの重心位置は取り出し方向の上流側に偏る。しかし、複数の弾性部材のうち取り出し方向の最も上流側に位置する弾性部材は、他の弾性部材よりも弾性係数が大きく、廃トナーボックスの底面が取り出し方向の下流側へ下り傾斜するので、流出口に対する回収口の接続状態が確実に維持される。また、廃トナーボックスの取り出し時に、廃トナーボックスの底面が取り出し方向の下流側を下にして傾斜する。このため、廃トナーボックスを装置本体からより小さい力で取り出すことができる。
したがって、廃トナーボックスの取り出し作業が容易になり、廃トナーボックスの交換時の作業性を向上させることができる。
以下に、この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、この発明の実施形態に係る画像形成装置100の概略の構成を示す断面図である。画像形成装置100は、画像読取ユニット200、画像記録ユニット300、及び、給紙ユニット400を備えている。
画像読取ユニット200は、自動原稿搬送装置(ADF:AutomaticDocument Feeder)201、第1原稿台202、第2原稿台203、第1ミラーベース204、第2ミラーベース205、レンズ206及び固体撮像素子(CCD:Charge Coupled Device)207を備えている。
ADF201には、原稿トレイ211から第2原稿台203を経由して排出トレイ212に至る原稿搬送路213が形成されている。ADF201は、原稿搬送路213内に原稿を1枚ずつ搬送する。ADF201は、第1原稿台202の上面を開閉自在に被覆するように、背面側を支点に回動自在にされている。前面側が上方に移動するようにADF201を回動させて第1原稿台202の上面を露出させることにより、手動操作によって第1原稿台202に原稿を載置することができる。
第1原稿台202及び第2原稿台203は、ともに硬質ガラス板によって構成されている。
第1ミラーベース204及び第2ミラーベース205は、第1原稿台202及び第2原稿台203の下方において水平方向に移動自在にされている。第2ミラーベース205の移動速度は、第1ミラーベース204の移動速度の1/2にされている。第1ミラーベース204は、光源及び第1ミラーを搭載している。第2ミラーベース205は、第2ミラー及び第3ミラーを搭載している。
ADF201によって搬送される原稿の画像を読み取る際に、第1ミラーベース204は、第2原稿台203の下方に停止している。光源の光は、第2原稿台203上を通過する原稿の画像面に向けて照射され、原稿の画像面における反射光が第1ミラーによって第2ミラーベース205に向けて反射される。
第1原稿台202に載置された原稿の画像を読み取る際には、第1ミラーベース204及び第2ミラーベース205は、第1原稿台202の下方を水平方向に移動する。光源の光は、第1原稿台202上に載置された原稿の画像面に向けて照射され、原稿の画像面における反射光が第1ミラーによって第2ミラーベース205に向けて反射される。
ADF201を用いるか否かに拘らず、原稿の画像面における反射光は、光路長を一定にして、第2ミラー及び第3ミラーによってレンズ206を経由してCCD207に入射する。
CCD207は、原稿の画像面における反射光の光量に応じた電気信号を出力する。この電気信号は、画像記録ユニット300に画像データとして入力される。
画像記録ユニット300は、画像形成部30を構成する感光体ドラム31、帯電器32、露光装置33、現像装置34、転写ベルト35、クリーニングユニット36及び定着装置37を備えている。
感光体ドラム31は、この発明の像担持体であり、表面に感光層を備え、矢印方向に回転する。帯電器32は、感光体ドラム31の表面を所定の均一な電位に帯電させる。帯電器32として、チャージャによる非接触方式、又は、ローラ若しくはブラシによる接触方式の何れを用いてもよい。
露光装置33は、例えばLSU(Laser Scanning Unit)であって、画像データに基づいて変調されたレーザ光を、ポリゴンミラーを介して感光体ドラム31の表面に軸方向に走査する。これによって、感光体ドラム31の表面には、感光層における光導電作用によって静電潜像が形成される。これに代えて、ELやLED等の発光素子をアレイ状に配置した露光装置を用いることもできる。
現像装置34は、感光体ドラム31の表面にトナーを供給し、静電潜像をトナー像に可視像化する。
転写ベルト35は、感光体ドラム31の下方において複数のローラ間にループ状に張架されており、1×10〜1×1013Ω・cm程度の抵抗値を有する。転写ベルト35のループ状の移動経路の内側には、転写ベルト35を挟んで感光体ドラム31に圧接する転写ローラ35Aが備えられている。転写ローラ35Aには、所定の転写電圧が印加され、転写ベルト35と感光体ドラム31との間を通過する用紙に、感光体ドラム31が担持するトナー像が転写される。
クリーニングユニット36は、用紙に対するトナー像の転写を終えた感光体ドラム31の表面から、残留しているトナーを除去する。
画像記録ユニット300は、廃トナーボックス60をさらに備えている。感光体ドラム31の表面から除去されたトナーは、図示しない廃トナー搬送スクリュによって流出口39(図6(A)参照)へ搬送される。流出口39から流出したトナーは、廃トナーとして廃トナーボックス60に回収される。
廃トナーボックス60は、図1において紙面の上方へ取り出し自在に形成されている。廃トナーボックス60が廃トナーで満杯になった際には、同形状の別の空の廃トナーボックスに交換される。
廃トナーボックス60が満杯になったことは、例えば、次のようにして検出される。廃トナーボックス60の互いに対向する2個の側面のそれぞれには、満杯となったときの廃トナーの最上位の高さに、光を透過させる図示しない透明窓が設けられている。また、画像形成装置100は、透明窓を挟んで対向する位置に配置された発光素子92及び受光素子93を含む光センサからなる満杯検出センサ94を備えている。廃トナーボックス60が満杯でないとき、発光素子92が発した光は透明窓を透過して受光素子93に受光される。発光素子92が発した光が受光素子93に受光されなくなったとき、廃トナーボックス60の満杯が検出される。満杯検出センサ94は、廃トナーボックス60の満杯を検出したとき、検出結果を制御部90に出力する。制御部90は、廃トナーボックス60が満杯になったことを示す検出結果が入力されたとき、表示部91に、廃トナーボックス60が満杯になったことを表示する。
定着装置37は、加熱ローラ37A及び加圧ローラ37Bを備えている。加熱ローラ37Aは、トナーを溶融可能な温度に内部のヒータによって加熱される。加圧ローラ37Bは、加熱ローラ37Aに所定の圧力で圧接する。定着装置37は、加熱ローラ37Aと加圧ローラ37Bとの間を通過する用紙を加熱及び加圧することにより、トナー像を用紙に堅牢に定着させる。定着装置37を通過した用紙は、画像形成装置100の一方の側面に装着された排紙トレイ38に排出される。
給紙ユニット400は、給紙カセット401,402,403,404及び手差しトレイ405を備えている。給紙カセット401,402,403,404のそれぞれには、同一サイズの複数枚の用紙が収納される。手差しトレイ405には、使用頻度の低いサイズや紙質の用紙が載置される。
給紙ユニット400は、給紙カセット401,402,403,404又は手差しトレイ405の何れかから1枚ずつ用紙を給紙する。給紙ユニット400から給紙された用紙は、搬送ローラ52によって、給紙搬送路10及び用紙搬送路11を経由して画像形成部30へ搬送される。
用紙搬送方向において搬送ローラ52の下流側に、レジストローラ51が配置されている。搬送ローラ52によって搬送された用紙は、停止しているレジストローラ51に先端を突き当てられる。レジストローラ51の回転軸は、用紙の搬送方向に直交する方向に配置されている。用紙の先端が、停止しているレジストローラ51に突き当てられることで、用紙が斜行している場合は斜行が補正される。
レジストローラ51は、用紙の先端が、感光体ドラム31の表面に形成されたトナー像の先端に合致するタイミングで回転を開始し、感光体ドラム31と転写ベルト35との間に用紙を搬送する。用紙には上述のようにトナー像が転写及び定着され、用紙は排紙トレイ38に排出される。
画像形成装置100の側面であって手差しトレイ405の下方に、大容量給紙カセット(以下、LCC:Large Capacity Cassetteという。)を配置することができる。LCCには、多量の用紙が収納される。LCCから給紙された用紙は、用紙搬送路12を経由して、画像形成部30へ搬送される。
図2は、廃トナーボックス60の構成を示す斜視図である。図3(A)は、転倒防止部材が収納位置に配置されたときの廃トナーボックスの構成を示す底面図であり、図3(B)は、転倒防止部材が突出位置に配置されたときの廃トナーボックスの構成を示す底面図である。
廃トナーボックス60は、幅が小さく、高さ及び奥行きが大きい形状に形成されている。この実施形態では、廃トナーボックス60は、幅200mm、高さ400mm、奥行き500mmに形成されている。
廃トナーボックス60は、回収口61、把手62、転倒防止部材63,64、バネ65,66を備えている。バネ65,66は、この発明の付勢部材に相当する。
回収口61は、廃トナーボックス60の上部であって取り出し方向Xの上流側端部に配置されている。回収口61は、上方へ所定寸法、突出している。回収口61は流出口39に下方から接続される。回収口61が流出口39に接続されることで、廃トナーボックス60の位置が固定される。回収口61は、廃トナーボックス60が空のときと満杯のときとで上下に多少変位した場合でも、流出口39から抜け落ちない長さを有している。
把手62は、取り出し方向Xにおいて廃トナーボックス60の下流側の上部に配置されている。
転倒防止部材63,64は、廃トナーボックス60の底部に配置されている。転倒防止部材63,64は、図3(A)に示すように、取り出し方向Xに直交する方向に突出しない収納位置と、図3(B)に示すように、取り出し方向Xに直交する方向に突出する突出位置と、の間で変位自在にされている。
転倒防止部材63,64は、支点63A,64Aを中心に回転する。転倒防止部材63と転倒防止部材64とは対称的に変位し、転倒防止部材64は転倒防止部材63と反対側へ突出する。転倒防止部材63,64のそれぞれは、バネ65,66によって突出位置へ向かう方向に付勢されている。
画像形成装置100内の底面には、この発明の変位部材である突起68,69が突出している。突起68,69は、廃トナーボックス60が画像形成装置100の内部に収納される際に、突出位置にある転倒防止部材63,64に当接し、転倒防止部材63,64を突出位置から収納位置に変位させる。
廃トナーボックス60の底面には凹部67が設けられている。転倒防止部材63,64は、凹部67内に配置されている。凹部67は、転倒防止部材63,64及びバネ65,66を凹部67内に納める深さを有する。このため、転倒防止部材63,64及びバネ65,66は、廃トナーボックス60の底面から突出せず、円滑に変位できる。
廃トナーボックス60の幅寸法は、取り出し方向Xの下流側、即ち、画像形成装置100の前面側ほど、小さくされている。このため、搬送路10に用紙が詰まった場合などのメンテナンスが容易である。
回収口61は、この実施形態では四角形であるが、円形にすることもできる。回収口61を円形にすることで、回収口61を中心にして廃トナーボックス60の取り出し方向Xの下流側端部を右側へ移動させることができる。これによって、廃トナーボックス60と搬送路10との間隔が大きくなり、搬送路10のメンテナンスがより容易になる。
図4は、廃トナーボックス60が空のときの画像形成装置100の一部の構成を示す側面図である。図5は、廃トナーボックス60が満杯のときの画像形成装置100の一部の構成を示す側面図である。
画像形成装置100は、レール部材71、スライド部材72、プレート73、複数の支持部材74,75,76、複数のコロ77,78,79、複数のバネ80,81,82を備えている。コロ77,78,79は、この発明の回転部材に相当する。バネ80,81,82は、この発明の弾性部材に相当する。
レール部材71は、フレーム上に、装置本体の内部から前面へ向かう取り出し方向Xに沿って敷設されている。スライド部材72は、レール部材71上をスライド自在に配置されている。この実施形態では、レール部材71及びスライド部材72として、スライドレールが用いられている。
プレート73は、スライド部材72から所定寸法離間させて上方に配置され、保持部材73A,73Bによって保持されている。
支持部材74,75,76は、取り出し方向Xに沿って並ぶように、スライド部材72上に立設されている。支持部材74,75,76のそれぞれの上部に、コロ77,78,79が上下動自在に軸支されている。コロ77,78,79のそれぞれは、バネ80,81,82によって上向きの力を付加されている。
複数のバネ80〜82のうち取り出し方向Xの最も上流側のバネ82は、バネ80,81よりも弾性係数が大きい。バネ82は、回収口61の下方に配置されている。
プレート73には、コロ77,78,79に対応する位置に孔が設けられている。コロ77,78,79の上端は、コロ77,78,79が最も下端に位置したときでもプレート73より上側に突出する。廃トナーボックス60は、コロ77,78,79の上に載置される。
プレート73に、第1規制部材83及び第2規制部材84が設けられている。第1規制部材83及び第2規制部材84によって、回収口61が流出口39に接続されていない状態における、廃トナーボックス60の取り出し方向Xに沿った方向の動きが、規制される。
第1規制部材83は、廃トナーボックス60の取り出し方向Xの下流側への動きを解除自在に規制する。第1規制部材83は、コロ77の取り出し方向Xの下流側近傍に配置され、通常時は廃トナーボックス60の底面より上方に突出している。第1規制部材83は、上下動自在なストッパ83Aを備え、ストッパ83Aは、コイルバネ83Bによって上方へ向かう力を付加されている。ストッパ83Aがコイルバネ83Bの力に抗して押し下げられることで、廃トナーボックス60の第1規制部材83による規制が解除される。
第2規制部材84は、プレート73の取り出し方向Xの上流側端部に立設され、廃トナーボックス60の取り出し方向Xの上流側への動きを、流出口39と回収口61とが接続される位置で規制する。第2規制部材84によって、廃トナーボックス60の装置本体への取り付け作業中における、廃トナーボックス60の取り出し方向Xの上流側への動きが規制されるとともに、回収口61と流出口39との接続時の廃トナーボックス60の位置決めが容易になる。
図6〜図8は、廃トナーボックス60の取り出し作業の一部を示す側面図である。
図6(A)に示すように、流出口39に接続された回収口61から、廃トナーが廃トナーボックス60内に回収される。回収口61の下方に位置するコロ79に上向きの力を付加するバネ82の弾性力は、廃トナーボックス60が廃トナーで満杯になったときでも回収口61を流出口39から脱落させない程度の大きさを有している。
また、回収口61が取り出し方向Xにおいて廃トナーボックス60の上流側端部に配置される。バネ80〜82のうち回収口61の下方に位置するコロ79に上向きの力を付加するバネ82は、バネ80,81よりも弾性係数が大きいので、廃トナーボックス60が廃トナーで満杯になると、廃トナーボックス60の底面は取り出し方向Xの下流側へ下り傾斜する。
廃トナーボックス60は、第1規制部材83及び第2規制部材84によって、取り出し方向Xに沿った方向の動きが規制されている。
図6(B)に示すように、廃トナーボックス60を取り出す際は、まず、ユーザは取っ手62を引き上げて廃トナーボックス60の取り出し方向Xの上流側端部を下げさせることで、回収口61を流出口39から引き抜く。
次に、図7(A)及び図7(B)に示すように、ユーザが取っ手62を手前に引くと、レール部材71上をスライド部材72がスライドすることで、廃トナーボックス60が装置本体の前面近傍まで取り出される。
次に、図8(A)に示すように、ユーザは、取っ手62を引き上げながら手前に引くことで、廃トナーボックス60の底面を第1規制部材83上に乗り上げさせる。このとき、バネ82の弾性力が他のバネ80,81の弾性力より大きいので、廃トナーボックス60の底面は、取り出し方向Xの下流側へ下り傾斜している。図8(B)に示すように、ユーザは、廃トナーボックス60をさらに手前に引くことで、廃トナーボックス60が装置本体の外へ取り出される。
廃トナーボックス60の取り出し時に、コロ77〜79を回転させながら廃トナーボックス60が取り出されるので、廃トナーボックス60を装置本体から小さい力で取り出すことができる。
また、上述のように、回収口61が取り出し方向Xにおいて廃トナーボックス60の上流側端部に配置される。複数のバネ80〜82のうち回収口61の下方に位置するコロ79に上向きの力を付加するバネ82は、バネ80,81よりも弾性係数が大きいので、廃トナーボックス60の取り出し時に、廃トナーボックス60の底面が取り出し方向Xの下流側へ下り傾斜する。このため、廃トナーボックス60を装置本体からより小さい力で取り出すことができる。
したがって、廃トナーボックス60の取り出し作業が容易になり、廃トナーボックス60の交換時の作業性が向上する。
廃トナーボックス60が装置本体内にあるとき、転倒防止部材63,64は、装置本体のフレームに当接することで、収納位置に配置されている。廃トナーボックス60が装置本体の外へ取り出されたとき、転倒防止部材63,64は、フレームから開放されて、バネ65,66の弾性力によって突出位置へ変位する。転倒防止部材63,64が突出位置に配置されることで、廃トナーボックス60の転倒が防がれ、廃トナーの散乱が防止される。
廃トナーボックス60を装置本体の外へ取り出したときに転倒防止部材63,64が収納位置から突出位置へ自動的に変位するので、廃トナーボックス60の交換時の作業性がより向上する。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明の実施形態に係る画像形成装置100の概略の構成を示す断面図である。 廃トナーボックスの構成を示す斜視図である。 (A)は、転倒防止部材が収納位置に配置されたときの廃トナーボックスの構成を示す底面図であり、(B)は、転倒防止部材が突出位置に配置されたときの廃トナーボックスの構成を示す底面図である。 廃トナーボックスが空のときの画像形成装置の一部の構成を示す側面図である。 廃トナーボックスが満杯のときの画像形成装置の一部の構成を示す側面図である。 廃トナーボックスの取り出し作業の一部を示す側面図である。 廃トナーボックスの取り出し作業の一部を示す側面図である。 廃トナーボックスの取り出し作業の一部を示す側面図である。
符号の説明
39 流出口
60 廃トナーボックス
61 回収口
63,64 転倒防止部材
65,66 バネ(付勢部材)
68,69 突起(変位部材)
71 レール部材
72 スライド部材
73 プレート
74〜76 支持部材
77〜79 コロ(回転部材)
80〜82 バネ(弾性部材)
83 第1規制部材
84 第2規制部材
100 画像形成装置
200 画像読取ユニット
300 画像記録ユニット
400 給紙ユニット
X 取り出し方向

Claims (6)

  1. 像担持体に残留したトナーを回収して流出口に搬送する画像形成装置であって、
    装置本体の内部から所定の側面の外部へ向かう取り出し方向に沿って往復移動自在に配置されたスライド部材と、
    前記スライド部材上に前記取り出し方向に沿って並べられた複数の回転部材と、
    前記複数の回転部材のそれぞれを上向きに付勢する複数の弾性部材と、
    前記複数の回転部材上に載置される廃トナーボックスであって、前記取り出し方向における上流側端部に前記流出口に下方から接続される回収口を有する廃トナーボックスと、
    を備え、
    前記複数の弾性部材のうち前記取り出し方向の最も上流側に位置する弾性部材は、他の弾性部材よりも弾性係数が大きく、前記廃トナーボックスの底面を前記取り出し方向の下流側へ下り傾斜させるように構成されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記スライド部材は、前記廃トナーボックスの前記取り出し方向の下流側への動きを解除自在に規制する第1規制部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記スライド部材は、前記流出口が前記回収口に接続される位置で前記廃トナーボックスの前記取り出し方向の上流側への動きを規制する第2規制部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記廃トナーボックスは、前記取り出し方向に直交する方向に突出する突出位置と突出しない収納位置との間で変位自在な転倒防止部材を底部に備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記廃トナーボックスが前記装置本体内にあるときに前記転倒防止部材を前記収納位置に位置させる変位部材を備え、
    前記廃トナーボックスは、前記装置本体から取り出されたときに前記転倒防止部材を前記収納位置から前記突出位置へ変位させる付勢部材を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記スライド部材に保持されて前記スライド部材から所定寸法離間して上方に配置されたプレートであって前記回転部材に対応する位置に孔を有するプレートをさらに備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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