JP2010102251A - 画像形成装置 - Google Patents

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Koichi Yamauchi
浩一 山内
Masahito Kuze
雅人 久世
Junya Masuda
潤也 増田
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Abstract

【課題】トナー回収容器の装着に連動して導管の排出口の開閉状態を選択的に切り替え、トナー回収容器を取り付けていないときに排出口を閉鎖状態に保持し、導管からの廃トナーの飛散を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、開閉部材231、ばね233、規制部232Bを備える。開閉部材231は開口部220Aを閉鎖する閉鎖位置から装着位置に装着されるトナー回収容器200に当接され開口部220Aを開放する開放位置を経てトナー回収容器200と離間する退避位置までの間で移動可能に支持される。ばね233は開閉部材231を退避位置から閉鎖位置へ付勢する。規制部232Bはトナー回収容器200が装着位置に装着されないときは開閉部材231の閉鎖位置から開放位置への移動を規制する規制位置に位置しトナー回収容器200の装着位置への装着に伴って開放位置への移動を規制しない規制解除位置へ変位する。
【選択図】図11

Description

この発明は、トナーを用いて用紙に画像形成処理を行なう画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、給紙部から給紙された用紙にトナー像を転写する転写処理によって用紙に画像形成処理を行なう。転写処理で用紙に転写されずに残留したトナーはクリーニングユニットによって像担持体から回収される。クリーニングユニットは、残留トナーをトナー回収容器に搬送し、残留トナー(廃トナー)はトナー回収容器に貯留される。
このような画像形成装置では、トナー回収容器に貯留されている廃トナーの貯留量が一定量に達すると、トナー回収容器を装置本体から取り外しトナー回収容器から廃トナーを回収するメンテナンス作業を行なう必要がある。
このため、近年では、トナー回収容器に貯留される廃トナーの貯留量が一定量に到達しているか否かを検知する検知センサを備え、トナー回収容器に貯留されている廃トナーの貯留量を検知する画像形成装置もある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、トナー回収容器を上下方向に変位可能に保持する容器ケース(保持部材)に、装置本体から廃トナーを搬送する搬送パイプ(導管)を連結し、容器ケースの上下方向の変位量を基にしてトナー回収容器に貯留されている廃トナーの貯留量を検知する画像形成装置が開示されている。
特開2000−10409号公報
しかし、上記特許文献1に示す画像形成装置では、メンテナンス作業の際に、導管をトナー回収容器から取り外すと、導管の排出口からトナーが飛散するという問題があった。
そこで、本発明は、トナー回収容器の装着に連動して導管の排出口の開閉状態を選択的に切り替え、トナー回収容器を取り付けていないときに排出口を閉鎖状態に保持し、導管からの廃トナーの飛散を防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
この発明の画像形成装置は、廃トナーを貯留するトナー回収容器を装置本体の導管の排出口がトナー回収容器内に挿入される装置本体の一部に設けられた所定位置で保持し、前記所定位置で保持されたトナー回収容器に貯留されているトナーの貯留量を検知する画像形成装置である。画像形成装置は、開閉部材、付勢部材、規制手段を備えている。開閉部材は、トナー回収容器が所定位置に装着されていないときに排出口を閉鎖する閉鎖位置から所定位置に装着されるトナー回収容器に当接され排出口を開放する開放位置を経由して所定位置に装着されたトナー回収容器と離間する退避位置までの間で移動可能に支持されている。付勢部材は、開閉部材を退避位置から閉鎖位置へ付勢する。規制手段は、開閉部材の閉鎖位置から開放位置への移動を選択的に規制する規制手段であり、トナー回収容器が所定位置に装着されていないときには開閉部材の閉鎖位置から開放位置への移動を規制する規制位置に位置し、トナー回収容器の所定位置への装着に伴って開閉部材の閉鎖位置から開放位置への移動を規制しない規制解除位置へ変位する。
この構成では、トナー回収容器が所定位置に装着されていないときには開閉部材の閉鎖位置から開放位置への移動が規制される。一方、トナー回収容器の所定位置への装着に伴って開閉部材の開放位置への移動規制が解除され、開閉部材はトナー回収容器に当接されて開放位置へ移動する。
この構成において、トナー回収容器の所定位置への装着に伴ってトナー回収容器に当接され、規制位置から規制解除位置へ変位する伝達力を規制手段に伝達する伝達手段をさらに備えるものとすることが好ましい。これにより、トナー回収容器の所定位置への装着に伴って規制位置から規制解除位置へ変位する伝達力が規制手段に伝達される。このため、トナー回収容器の所定位置への装着に伴って規制手段を規制解除位置へ変位させ、開閉部材を開放位置へ移動させることができる。
なお、規制手段は、トナー回収容器が所定位置へ装着されると、規制解除位置から規制位置へ変位し、開閉部材を退避位置へ付勢するものとすることが好ましい。これにより、規制解除位置から規制位置へ規制手段を変位させ、開閉部材を退避位置へ付勢させる。このため、所定位置に装着されたトナー回収容器と離間した状態で開閉部材を保持することができる。
この発明によれば、トナー回収容器の所定位置への装着動作に連動して排出口を開放することができる。また、トナー回収容器が所定位置に装着されていないときに排出口が開放されるのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1について図面用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態係る画像形成装置(装置本体)1の概略図である。
画像形成装置1は、主として、用紙スタック部2、原稿読取部3、トレイ5、59、61、画像形成部6、給紙部7を備えている。
用紙スタック部2は、用紙後処理装置70およびシフト機構90を備え、トレイ59、61へ用紙Pを排出する。
原稿読取部3は、透明なガラスからなる原稿載置台11を有し、この原稿載置台11の下方にスキャナー光学系12を有している。スキャナー光学系12は、露光用光源13、複数の反射鏡14、結像レンズ15、および光電変換素子(CCD)16を備えている。露光用光源13は、原稿載置台11上に載置された原稿に光を照射する。この原稿からの反射光は、反射鏡14により、結像レンズ15を経てCCD16に導かれる。
画像形成部6は、感光体ドラム17、現像装置18、転写チャージャ19、クリーニング装置23、除電装置20、主帯電器21、およびレーザースキャニングユニット(以下「LSU」と略称する)22、トナー回収容器200を有している。
LSU22は、原稿の画像データをレーザー光として感光体ドラム17の表面に照射し、感光体ドラム17の周面に静電潜像を形成する。現像装置18は、この静電潜像をトナーにより可視像に現像する。転写チャージャ19は、現像により感光体ドラム17の表面に形成されたトナー像を用紙Pに転写する。クリーニング装置23は、感光体ドラム17の表面の残留トナーを除去する。除電装置20は、感光体ドラム17の表面の残留電荷を除去する。主帯電器21は、感光体ドラム17を所定の電位に帯電させる。
給紙部7は、複数の用紙Pを収納した用紙カセット31を有している。用紙カセット31における用紙Pの繰り出し方向の先端位置には、用紙Pを繰り出す繰り出しローラ32および用紙さばきローラ33が設けられている。
レジストローラ対43は、感光体ドラム17の直下方に配置されており、用紙Pの搬送位置を微調整して、感光体ドラム17へ送り出す。
定着装置44は、感光体ドラム17の上方に配置されており、転写チャージャ19により用紙Pに転写されたトナー像を加熱および圧着させる。
ここでは、画像形成装置1における主な用紙Pの搬送経路についてのみ説明する。
用紙カセット31に収納されている用紙Pは、搬送経路34を経由してレジストローラ対43へ搬送される。手差しトレイ41に載置されている用紙Pは、搬送経路35を経由してレジストローラ対43へ搬送される。用紙Pはレジストローラ対43に狭持されて搬送位置等を調整しつつ、直上方に位置する感光体ドラム17と転写チャージャ19との間隙へ搬送される。用紙Pは、感光体ドラム17から上方へ定着装置44が配置された搬送経路36を経由し、ゲート46によって複数の搬送ローラ対47が配置された搬送経路39へ誘導される。搬送経路39の下流側には切換えゲート57が配置され、用紙Pのサイズによって搬送経路55と搬送経路54に搬送経路を切り替える。搬送経路55の下流側には、用紙後処理装置70が配置されている。用紙後処理装置70は、用紙Pに後処理を行なってトレイ61へ用紙Pを排出する。
トナー回収容器200は、感光体ドラム17の前面側に着脱可能に設けられており、クリーニング装置23で回収された廃トナーを貯留する。廃トナーは、クリーニング装置23からトナー回収容器200へ導管220によって排出される。導管220は、クリーニング装置23からトナー回収容器200へ廃トナーを排出する螺旋状を呈する搬送スクリューが内蔵されている。
制御部10は、原稿読取部3、画像形成部6、給紙部7、用紙後処理装置70等を制御する。例えば、制御部10は、排出ローラ83等の各搬送ローラの回転駆動を図示しない駆動モータを制御して行なう。
図2は、クリーニング装置23の前面側の構成を示す図である。図3は、トナー回収容器200周辺の構成を示す図である。
前面フレーム201には、受容部202が形成されている。受容部202は、クリーニング装置23に面する位置の前面側に四角状に形成された窪みである。
保持部材210は、受容部202の下端部に配置されており、トナー回収容器200を所定の装着位置で保持する。保持部材210は、一端を支持部211によって上下方向に揺動自在に支持されている。保持部材210は、ばね212を介して他端側の側面を受容部202の側面に接続されている。これにより、トナー回収容器200に貯留されるトナーが増加すると、保持部材210は除々に下方へ回転する。なお、保持部材210は支持部211が支持する一端側を軸にして上下方向に回転する例を挙げているが、保持部材はトナー回収容器200の重量に応じて上下方向に変位可能に支持されているものであれば良い。また、装着位置に取り付けたトナー回収容器200と保持部材210との間に圧電センサを設けてトナー回収容器200の重量を検知する場合には、保持部材210を受容部202に固定支持させるものとしても良い。
保持部材210の装着位置の両端部の前面側には、係止部210A、210Bがそれぞれ設けられている。一方、トナー回収容器200の下方の両端部には狭窄部200A、200Bが設けられ、トナー回収容器200は係止部210A、210Bと背面側の前面フレーム201との間に遊挿可能に形成されている。これにより、トナー回収容器200の下端部を係止部210A、210Bと前面フレーム201との間に挟み込みつつ装着位置へ装着することができる。また、トナー回収容器200の上部には、前後方向にトナー回収容器200を貫通して形成された取っ手200Fが設けられている。なお、本実施形態では、係止部210A、210Bを設ける例を挙げているが、トナー回収容器200を装着位置へスムーズに着脱することができるのであれば、係止部210A、係止部210Bを設けなくとも良い。
保持部材210の装着位置の上部には、突起部210C、210Dがそれぞれ設けられている。一方、トナー回収容器200の突起部210C、210Dに面する部分には、前後方向に沿って窪み200D、200Eがそれぞれ設けられており、トナー回収容器200は突起部210C、210Dと摺動しつつ装着位置へ案内される。これにより、トナー回収容器200を前面側から装着位置へスムーズに押し込むとともに、保持部材210に保持させることができる。
図4は、装着位置に取り付けられたトナー回収容器200にトナーが貯留されていない状態を示す図である。図5は、トナーが満杯となる位置までトナー回収容器200にトナーが貯留されているときの状態を示す図である。
検知スイッチ240は、保持部材210と接触したときにOFF状態からON状態に切り替わる接触型のスイッチである。制御部10は、検知スイッチ240がON状態になると図示しない操作パネルにトナー回収容器200の交換を促すメッセージを表示させる。なお、検知スイッチ240の代わりに、非接触型のスイッチで保持部材210の上下方向の変位量を検知するものとしても良い。
図6(A)は、図4に示すトナー回収容器200にトナーが貯留されていない状態における挿入口200C周辺の構成を示す図である。図6(B)は、図5に示すトナー回収容器200にトナーが満杯となる位置までトナーが貯留されたときの挿入口200C周辺の構成を示す図である。図6(A)、(B)では、挿入口200Cを破線で示している。
挿入口200Cは、トナー回収容器200の上下方向の揺動範囲内で導管220と干渉しないように長手方向を斜めにして設けられている。このため、上下面内でトナー回収容器200が揺動しても挿入口200Cの周縁に導管220が当接するのを防止することができる。長手方向と直交する挿入口200Cの幅の長さは、導管220の外径よりも長く設けられている。これにより、トナー回収容器200の装着位置への取り付け時に導管220を挿入口200Cにスムーズに遊挿することができる。
図7は、トナー回収容器200を装着位置から取り外しているときの導管220周辺を上方から見た斜視図である。図8は、トナー回収容器200を装着位置に取り付けたときの導管220周辺を上方から見た斜視図である。図9は、トナー回収容器200を装着位置に取り付けたときの導管220周辺を下方から見た斜視図である。なお、図8、図9では簡単のため、トナー回収容器200の図示を省略している。
開閉機構230は、トナー回収容器200の装着位置への装着に伴って開口部220Aを閉じる閉鎖状態から開放状態に切り替えるシャッター機構である。
開閉機構230は、前後方向に移動可能に導管220に外挿された開閉部材231と、開閉部材231を前面側へ付勢するばね233と、を有している。開閉部材231は、開口部220Aを閉鎖する前面側の閉鎖位置と、装着位置に装着されたトナー回収容器200と離間する背面側の退避位置との間で移動可能に導管220に外挿されている。
開閉部材231は、背面側の導管220に移動可能に外挿された円筒部231Bと前面側の板状部231Dとから成る。円筒部231Bには、導管220の軸方向に沿って背面側へ延設された当接部231Aと、導管220の軸方向に沿ってスリット231Cが設けられている。
スリット231Cには、導管220の外周に設けられた突起部220Bが前後方向に移動可能に係合されている。閉鎖位置で突起部220Bはスリット231Cの後方の側面に当接する。これにより、開閉部材231が導管220から脱落するのを防止している。
板状部231Dは、前面側が緩衝部材によって被覆された楕円状の部材である。板状部231Dは、挿入口200Cの形状に相当する形状に形成されている。このため、装着位置に取り付けられたトナー回収容器200の挿入口200Cと開閉部材231との間の隙間を減らしトナーが飛散するのを抑制することができる。なお、緩衝部材としては、スポンジ等を用いることが考えられる。また、緩衝部材の厚みは、退避位置におけるトナー回収容器200と開閉部材231との間の隙間に相当する長さ以下に設けることが考えられる。これにより、装着位置においてトナー回収容器200を開閉部材231と離間した状態に保持することができる。仮に、トナー回収容器200と開閉部材231が接触しても摩擦抵抗がほとんど生じない状態に保持することができるので、検知スイッチ240を介してトナー回収容器200の重量を精度良く検知することができる。なお、緩衝部材の前面側に摩擦抵抗の少ないシール部材を貼付することも上記摩擦抵抗を低減する上で好適である。
脱落防止レバー232は、導管220の斜め上方に配置されており、当接部(伝達手段)232A、規制部(規制手段)232B、遊着部232Cを有している。脱落防止レバー232は、トナー回収容器200の上端の角部に設けられた突出部200Gを遊着し、装着位置でトナー回収容器200を上下方向に変位可能に支持する。脱落防止レバー232は、閉鎖位置に位置している当接部231Aの後端部に当接して後方への移動を規制する規制位置から当接部231Aの後端部に当接しない斜め上方の規制解除位置まで変形可能に支持されている弾性部材である。
規制部232Bは、閉鎖位置に位置する開閉部材231の当接部231Aの後端部に当接する位置まで斜め下方へ延設されており、当接部231Aの閉鎖位置から後方への移動を規制する。これにより、トナー回収容器200が装着位置に装着されていないときに、開閉部材231が閉鎖位置から開放位置へ移動して開口部220Aが開放されるのを防止することができる。
当接部232Aは、トナー回収容器200の装着位置への着脱時に突出部200Gと当接する前面が脱落防止レバー232を斜め上方へ付勢する緩やかな曲面で形成されている。脱落防止レバー232が斜め上方へ撓むのに伴って規制部232Bは規制解除位置へ移動する。これにより、開閉部材231を閉鎖位置から後方へ移動させることができる。
遊着部232Cは、当接部232Aと規制部232Bとの間に脱落防止レバー232の板厚方向に湾曲して形成されている。遊着部232Cの前後方向の長さは、突出部200Gの前後方向の長さよりも大きく設けられ、遊着部232Cは装着位置に取り付けられたトナー回収容器200の突出部200Gとの間に遊びを設けて挟み込むように湾曲している。これにより、脱落防止レバー232は、トナー回収容器200を装着位置で脱落防止レバー232と離間した状態で保持することができる。このため、トナー回収容器200が装着位置まで押し込まれると、脱落防止レバー232は規制解除位置から規制位置へ移動する。なお、トナー回収容器200を装着位置から取り外すときには、当接部232Aを作業者が規制解除位置まで撓ませてトナー回収容器200を取り外す。
図10〜図12は、トナー回収容器200を装着位置に取り付けるときの脱落防止レバー232及びトナー回収容器200周辺の動作を順に示す概略図である。
トナー回収容器200は、係止部210A、210Bと背面側の前面フレーム201との間に挟み込まれた両下端部を基点にして後方の装着位置へ押し込まれる。トナー回収容器200の突出部200Gが当接部232Aの前面に当接して脱落防止レバー232を上方へ付勢する。これにより、規制部232Bは、開閉部材231の後方への移動を規制する規制位置から上方の開閉部材231と当接しない規制解除位置へ移動する。このため、開閉部材231を閉鎖位置から後方の開放位置へ移動させることができる。
さらに、突出部200Gの前面側が当接部232Aの背面側の傾斜面と当接する位置までトナー回収容器200が押し込まれると、脱落防止レバー232の付勢力によってトナー回収容器200は装着位置へとスムーズに押し込まれる。
トナー回収容器200が装着位置まで押し込まれると、突出部200Gは遊着部232Cに嵌まり込む。遊着部232Cに突出部200Gが嵌まり込むのに伴って、脱落防止レバー232とトナー回収容器200は離間し、脱落防止レバー232は規制解除位置から規制位置へ移動する。さらに、脱落防止レバー232の規制位置への移動に伴って、規制部232Bは開閉部材231の前面と係合し開閉部材231を開放位置よりも後方に位置する退避位置へ移動させる。
これにより、トナー回収容器200を装着位置で開閉部材231と離間した状態で保持し、トナー回収容器200に開閉部材231から水平方向の摩擦力が作用するのを防止できる。このため、保持部材210をトナー回収容器200の重量に応じてスムーズに下方へ揺動させることができるので、制御部10は検知スイッチ240を介してトナー回収容器200の重量を精度良く検知することができる。
なお、本実施形態では、退避位置へ開閉部材231を移動させる例を挙げているが、開放位置から退避位置へ移動させる必要が無い場合には、規制部232Bが開閉部材231を退避位置へ付勢しないものとしても良い。
上記実施形態では、当接部232Aを突出部200Gに当接させ、本体フレームの一部に固定支持された脱落防止レバー232を規制解除位置へ撓ませているが、脱落防止レバー232を規制位置と規制解除位置とに選択的に移動可能に本体フレームの一部に支持させるものとしても良い。この場合には、トナー回収容器200の装着時に作業者が規制解除位置へ脱落防止レバー232を移動させてトナー回収容器200を装着し、その後、脱落防止レバー232を規制位置へ移動させる。これにより、当接部232Aを脱落防止レバー232に設けることなく上記実施形態に係る画像形成装置1と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、脱落防止レバー232は規制位置から規制解除位置まで撓む例を挙げている。しかし、例えば、脱落防止レバーを規制位置と規制解除位置との間で変位可能に支持するとともに、規制解除位置から規制位置側へ脱落防止レバーを付勢する付勢ばねを設けるものとしても良い。
なお、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図されている。
この発明の一実施施形態に係る画像形成装置の正面視における全体の構成を示す図である。 前面フレームに設けられた受容部周辺の構成を示す正面側から見た斜視図である。 受容部内に設けられた保持部材および保持部材に取り付けられたトナー回収ユニットの構成を示す斜視図である。 装着位置に取り付けられたトナー回収ユニットにトナーが貯留されていない状態を示す図である。 装着位置に取り付けられたトナー回収ユニットに満杯となる容量のトナーが貯留されている状態を示す図である。 (A)は、図4に示すトナー回収ユニットの挿入口周辺の構成を示す図である。(B)は、図5に示すトナー回収ユニットの挿入口周辺の構成を示す図である。 トナー回収容器を装着位置から取り外している状態における導管周辺の構成を示す斜視図である。 トナー回収容器を装着位置に取り付けた状態における導管周辺の構成を示す斜視図である。 トナー回収容器を装着位置に取り付けた状態における導管の排出口の構成を示す下方から見た斜視図である。 トナー回収容器を装着位置に取り付けるときに当接部にトナー回収容器の突出部が当接した状態を示す概略図である。 トナー回収容器を装着位置に取り付けるときに突出部が脱落防止レバーを規制解除位置へ付勢した状態を示す概略図である。 トナー回収容器の装着位置への取り付けが完了した状態を示す概略図である。
符号の説明
1 画像形成装置(装置本体)
200 トナー回収容器
210 保持部材
220 導管
220A 開口部
231 開閉部材
232 脱落防止レバー
232A 当接部(伝達手段)
232B 規制部(規制手段)

Claims (3)

  1. 廃トナーを貯留するトナー回収容器を装置本体の導管の排出口が前記トナー回収容器内に挿入される装置本体の一部に設けられた所定位置で保持し、前記所定位置で保持された前記トナー回収容器に貯留されているトナーの貯留量を検知する画像形成装置であって、
    前記トナー回収容器が前記所定位置に装着されていないときに前記排出口を閉鎖する閉鎖位置から前記所定位置に装着される前記トナー回収容器に当接され前記排出口を開放する開放位置を経由して前記所定位置に装着された前記トナー回収容器と離間する退避位置までの間で移動可能に支持された開閉部材と、
    前記開閉部材を前記退避位置から前記閉鎖位置へ付勢する付勢部材と
    前記開閉部材の前記閉鎖位置から前記開放位置への移動を選択的に規制する規制手段であり、前記トナー回収容器が前記所定位置に装着されていないときには前記開閉部材の前記閉鎖位置から前記開放位置への移動を規制する規制位置に位置し、前記トナー回収容器の前記所定位置への装着に伴って前記開閉部材の前記閉鎖位置から前記開放位置への移動を規制しない規制解除位置へ変位する前記規制手段と、
    を備えている画像形成装置。
  2. 前記トナー回収容器の前記所定位置への装着に伴って前記トナー回収容器に当接され、前記規制位置から前記規制解除位置へ変位する伝達力を前記規制手段に伝達する伝達手段をさらに備える、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記規制手段は、前記トナー回収容器が前記所定位置へ装着されると、前記規制解除位置から前記規制位置へ変位し、前記開閉部材を前記退避位置へ付勢する、
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011257567A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2015155942A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP2015210321A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および箱体装着構造

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