JP2005189309A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】煩雑な作業を行うことなく、簡単な構成で、オプション装置を画像形成装置本体から容易に分離することできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フィニッシャ20の固定状態を解除する際には、まず、取手31を矢印Aの方向に回動させ、取手本体部31bを開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出させる。次に、取手本体部31bを一旦持ち上げて、バネ34の弾性力によって矢印Dの方向に押圧付勢されている固定用部材30を矢印Cの方向に移動させる。そうすると、固定用部材30の底部30bに形成された溝32と、支持用部材29の突起部29bに形成された溝36との嵌合状態が解除され、バネ35の弾性力によって、矢印Fの方向に押圧付勢されている支持用部材29が、当該矢印Fの方向に移動し、固定用部材30に載置されたフィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定状態が解除されることになる。
【選択図】 図2
【解決手段】フィニッシャ20の固定状態を解除する際には、まず、取手31を矢印Aの方向に回動させ、取手本体部31bを開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出させる。次に、取手本体部31bを一旦持ち上げて、バネ34の弾性力によって矢印Dの方向に押圧付勢されている固定用部材30を矢印Cの方向に移動させる。そうすると、固定用部材30の底部30bに形成された溝32と、支持用部材29の突起部29bに形成された溝36との嵌合状態が解除され、バネ35の弾性力によって、矢印Fの方向に押圧付勢されている支持用部材29が、当該矢印Fの方向に移動し、固定用部材30に載置されたフィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定状態が解除されることになる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、複写機、プリンタ、あるいはファクシミリなどの画像形成装置に関し、特に、画像形成装置本体に対して、フィニッシャや大容量デッキなどのオプション装置が接続された画像形成装置に関する。
近年、複写機、プリンタ、あるいはファクシミリなどの画像形成装置においては、機能が多種多様化してきており、シートの仕分け、整合を行うソータや針綴じなどの処理を行うフィニッシャや大容量の給紙を行うための大容量デッキなどをオプション装置として備える画像形成装置が知られている。この様なオプション装置の画像形成装置本体に対する固定構造としては、一般に、画像形成装置本体とオプション装置に、所定の連結部材と当該連結部材を係止させるための係止部材を設け、連結部材と係止部材を係合することにより、当該オプション装置を画像形成装置本体側に装着し、画像形成装置本体に対して所定の位置に固定する構造が採用されている(例えば、特許文献1参照)。又、一般に、この様な画像形成装置は重量が大きいため、画像形成装置本体に取手が設けられており、当該取手を把持することにより、画像形成装置を移動させたり、持ち上げたりしている(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−323687号公報
特開2003−107822号公報
しかし、上記従来の画像形成装置においては、オプション装置と画像形成装置本体を装着するための連結部材を別途設ける必要があるため、画像形成装置本体を別の場所へと移動させたり、保守点検時に持ち上げたりする際に、当該連結部材の係合状態を解除するという煩雑な作業を行う必要があった。従って、画像形成装置本体をオプション装置と分けて移動する際や保守点検を行う際に、オプション装置を画像形成装置本体から容易に分離することができないという問題があった。又、画像形成装置本体に設けられる取手は、画像形成装置を移動させたり、持ち上げたりする場合にのみ使用され、その他の用途がないため、取手自体の付加価値が低かった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、煩雑な作業を行うことなく、簡単な構成で、オプション装置を画像形成装置本体から容易に分離することできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、装置本体に電気的に接続され、装置本体に対して所定の位置に固定されたオプション装置を備える画像形成装置において、装置本体に移動自在に設けられた固定用部材と、オプション装置を支持するとともに、固定用部材に連結可能な支持用部材とを更に備え、支持用部材が固定用部材に連結された状態において固定用部材を移動させると、固定用部材の移動動作に連動して、固定用部材と支持用部材の連結状態が解除されるとともに、オプション装置が装置本体から分離される方向に支持用部材が移動し、オプション装置の装置本体に対する固定状態が解除されることを特徴とする。
ここで、本発明においては、装置本体内には、支持用部材を押圧付勢する弾性部材が設けられており、固定用部材と支持用部材との連結状態が解除されると、弾性部材の弾性力により、オプション装置が装置本体から分離される方向に支持用部材が移動するものとすることができる。
又、本発明においては、固定用部材に取手を設けるとともに、取手の移動動作により、固定用部材が移動するものとすることができる。
更に、本発明においては、取手は、固定用部材に回動自在に設けられるとともに、装置本体内に収納される状態と、装置本体の外部へ突出する状態をとるものとすることができる。
本発明によれば、装置本体に移動自在に設けられた固定用部材と、オプション装置を支持するとともに、固定用部材に連結可能な支持用部材とを更に備え、支持用部材が固定用部材に連結された状態において固定用部材を移動させると、固定用部材の移動動作に連動して、固定用部材と支持用部材の連結状態が解除されるとともに、オプション装置が装置本体から分離される方向に支持用部材が移動し、オプション装置の装置本体に対する固定状態が解除される構成としているため、オプション装置と装置本体を固定するための連結部材を別途設け、当該連結部材の係合状態を解除するという煩雑な作業を行う必要がなくなり、結果として、オプション装置を画像形成装置から容易に分離することが可能になる。
又、本発明によれば、装置本体内には、支持用部材を押圧付勢する弾性部材が設けられており、固定用部材と支持用部材との連結状態が解除されると、弾性部材の弾性力により、オプション装置が装置本体から分離される方向に支持用部材が移動する構成としているため、簡単な構成で、オプション装置を画像形成装置から容易に分離することが可能になる。
又、本発明によれば、固定用部材に取手を設けるとともに、取手の移動動作により、固定用部材が移動する構成としているため、取手を、画像形成装置本体を移動させたり、持ち上げたりする場合以外にも使用することが可能になり、結果として、取手の付加価値をアップすることが可能になる。
更に、本発明によれば、取手は、固定用部材に回動自在に設けられるとともに、装置本体内に収納される状態と、装置本体の外部へ突出する状態をとる構成としているため、オプション装置が固定された状態においては、取手を画像形成装置本体内に収納することが可能となり、画像形成装置全体の機械寸法がコンパクトになる。
以下に、本発明の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略図である。尚、オプション装置には、上述のフィニッシャや大容量デッキなどの画像形成装置に標準装備されているもの以外に、画像形成装置に付加的機能を提供するためにユーザーが任意に選択して取り付けることが可能な装置(例えば、画像形成装置本体に収納された用紙以外のサイズの用紙を給紙するためのオプショントレイユニットなど)も含まれるが、本実施形態においては、オプション装置として、シートの仕分け、整合を行うソータや針綴じなどの処理を行うフィニッシャを例に挙げて説明を行う。
図1に示す様に、この画像形成装置1は、画像形成装置本体1aの下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方及び上方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着部5と、これらの画像形成部4、及び定着部5の上方に配設された画像読取部6を備えている。
給紙部2は、用紙9が収容された複数(本実施形態においては2つ)の給紙カセット7を備えており、給紙ローラ8の回転動作により、当該複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9が用紙搬送部3側に送り出され、用紙9が1枚ずつ確実に用紙搬送部3に給紙されるように構成されている。尚、これら2つの給紙カセット7は、画像形成装置本体1に対し、着脱自在となるように構成されている。
用紙搬送部3に給紙された用紙9は、用紙供給経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。この画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9に所定のトナー像を形成するものであり、所定の方向(図中の矢印方向)に回転可能に軸支された像端持体である感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電装置12、露光装置13、現像装置14、転写装置15、クリーニング装置16、及び除電装置17を備えている。
帯電装置12は、高電圧が印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体11の表面に所定電位を与えることにより、感光体11の表面が一様に帯電させられる。そして、露光装置13により、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、感光体11に照射されることにより、感光体11の表面電位が選択的に減衰されて、この感光体11の表面に静電潜像が形成される。次いで、現像装置14により、上記静電潜像にトナーが付着し、感光体11の表面にトナー像が形成され、転写装置15により、感光体11の表面のトナー像が、感光体11と転写装置15との間に供給された用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4から定着部5に向けて搬送される。この定着部5は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置されており、画像形成部4においてトナー像が転写された用紙9は、定着部5に設けられた加熱ローラ18、及び当該加熱ローラ18に押し付けられる加圧ローラ19によって挟まれるとともに加熱され、用紙9上にトナー像が定着される。
上記転写後、感光体11の表面に残留しているトナーは、クリーニング装置16により除去され、感光体11の表面の残留電荷は、除電装置17により除去される。そして、感光体11は帯電装置12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われることになる。
又、画像形成装置本体1aの用紙排出面1b側には、オプション装置としてフィニッシャ20が設けられている。このフィニッシャ20は、仕分け、綴じ、孔あけなどの公知の後処理機能を有するものであり、画像形成装置本体1a側に設けられた排出ローラ対21に対向する位置に給紙口22が位置するように、画像形成装置本体1aに対して所定の位置に固定されている。又、フィニッシャ20は、図1に示す様に、移動用のキャスタ28が取り付けられた支持用部材(支持台)29上に載置され、支持されている。尚、当該フィニッシャ20の固定機構については、後に詳しく説明する。
画像形成部4から定着装置5において画像形成がなされた用紙9は、給紙口22を経由して排出ローラ対21によってフィニッシャ20側に搬送される。給紙口22から排紙口23までは、搬送路24に設けられた複数の搬送ローラ25によって用紙9は搬送される。又、当該用紙9は、搬送の途中において、後処理部26で必要に応じて所望の後処理が施され、排紙トレイ27上に排出される。なお、この発明は後処理に関するものではないので、後処理部26についての説明は省略する。
又、フィニッシャ20には、画像形成装置本体1a側から電源の供給を受けるための
コネクタ(不図示)が設けられており、当該コネクタを画像形成装置本体1a側に設けられたコネクタ(不図示)と連結することにより、フィニッシャ20と画像形成装置本体1aが電気的に接続されている。この様に、フィニッシャ20を画像形成装置本体1aと電気的に接続することにより、フィニッシャ20において、搬送路24に設けられた複数の搬送ローラ25の駆動や、後処理部26を制御することが可能になる。
コネクタ(不図示)が設けられており、当該コネクタを画像形成装置本体1a側に設けられたコネクタ(不図示)と連結することにより、フィニッシャ20と画像形成装置本体1aが電気的に接続されている。この様に、フィニッシャ20を画像形成装置本体1aと電気的に接続することにより、フィニッシャ20において、搬送路24に設けられた複数の搬送ローラ25の駆動や、後処理部26を制御することが可能になる。
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるフィニッシャの固定機構の斜視図である。図2に示す様に、画像形成装置本体1a内の用紙排出面1b側には、フィニッシャ20を画像形成装置本体1aに対して固定するための固定用部材30が用紙排出面1bに略平行となるように設けられており、より具体的には、画像形成装置本体1a内に形成された収納部S内に収納されている。固定用部材30は、左右両側の本体部30aとその下端部を接続する底部30bとで一体的に形成されており、コ字形状を有している。又、底部30bには、溝32が形成されており、当該底部30bの両端部は、逆コ字状となるように構成されている。
又、図2に示す様に、本体部30aの上端部の各々には取手31が設けられており、この取手31は、軸部31aと取手本体部31bとで一体的に形成されている。又、当該取手31は、図中の矢印A、Bの方向に軸部31aを支点として回動自在に設けられており、当該回動に伴い、取手本体部31bは、画像形成装置本体1a内に収納可能となるともに、用紙排出面1bに形成された開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出可能となる様に構成されている。
又、収納部S内には、弾性体であるバネ34、35が各々2個ずつ設けられている。バネ34は、取手31の軸部31aに形成された案内軸31cを巻く様にして、収納部Sの上面部Saと軸部31aとの間に取り付けられており、バネ34の一端部34aが軸部31aと当接しているため、固定用部材30はバネ34の弾性力によって下方(即ち、画像形成装置本体1aの長手方向であって、矢印Dの方向)に常に押圧付勢されている。又、固定用部材30は、図示しないスライドレールに沿って、画像形成装置本体1a内(即ち、収納部S内)を上下方向(即ち、画像形成装置本体1aの長手方向であって、図中の矢印C、Dの方向)に移動自在に設けられている。一方、バネ35は、その一端部35aが、固定用部材30の底部30bに形成された溝32と対向するように収納部Sの後面部Sbに取り付けられている。
支持用部材29は、本体部29aと2つの突起部29bにより構成されている。図2に示す様に、本体部29aにはフィニッシャ20が載置されており、又、突起部29bの各々には、溝36が形成されている。尚、支持用部材29は、後述のごとく、固定用部材30に連結可能となる様に構成されている。
次に、フィニッシャの固定機構について説明する。フィニッシャ20を画像形成装置本体1aに対して固定する際には、まず、軸部31aを支点として取手31を矢印Aの方向に回動させ、画像形成装置本体1aの短手方向に引き起こし、画像形成装置本体1a内に収納された取手本体部31bを、開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出させる。次に、取手本体部31bを一旦持ち上げて、バネ34の弾性力によって矢印Dの方向に押圧付勢されている固定用部材30を矢印Cの方向に移動させるとともに、この状態下で、フィニッシャ20が載置された支持用部材29を画像形成装置本体1aの方向(即ち、画像形成装置本体1aの短手方向であって、矢印Eの方向)に移動させ、支持用部材29の突起部29bを用紙排出面1bに形成された開口部37に挿通する。この際、突起部29bの先端が、バネ35の弾性力によって、移動方向Eと逆の方向(即ち、画像形成装置本体1aの短手方向であって、矢印Fの方向)に押圧付勢されるまで、支持用部材29を矢印Eの方向に移動させる。
そして、取手本体部31bから手を離すと、上述のごとく、固定用部材30はバネ34の弾性力によって矢印Dの方向に常に押圧付勢されているため、固定用部材30が下方に移動するとともに、固定用部材30の底部30bに形成された溝32と、支持用部材29の突起部29bに形成された溝36が嵌合し、固定用部材30に支持用部材29が連結され、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aに対して固定されることになる。図3に、フィニッシャ20を画像形成装置本体1aに対して固定した状態を示す正面図を、図4に、フィニッシャ20を画像形成装置本体1aに対して固定した状態を示す側面図を示す。尚、フィニッシャ20が固定された状態においては、取手本体部31bは、図3、図4に示す様に、画像形成装置本体1a内に収納されている。
次に、フィニッシャの固定状態解除機構について説明する。図5は、フィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定が解除された状態を示す正面図であり、図6に、フィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定が解除された状態を示す側面図である。
フィニッシャ20の固定状態を解除する際には、図3、図4に示した状態において、上述のフィニッシャ20を固定する際と同様の操作を行えば良い。即ち、まず、軸部31aを支点として取手31を矢印Aの方向に回動させ、画像形成装置本体1a内に収納された取手本体部31bを、開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出させるとともに、取手本体部31bを一旦持ち上げて、バネ34の弾性力によって下方(矢印Dの方向)に押圧付勢されている固定用部材30を上方(矢印Cの方向)に移動させる。
そうすると、固定用部材30の底部30bに形成された溝32と、支持用部材29の突起部29bに形成された溝36との嵌合状態が解除される(図5参照)。ここで、上述のごとく、突起部29bの先端は、バネ35の弾性力によって、矢印Fの方向(即ち、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aから分離される方向)に押圧付勢されているため、上記嵌合状態が解除により、固定用部材30と支持用部材29の連結状態が解除されると、支持用部材29は、当該矢印Fの方向に移動する。即ち、支持用部材29が固定用部材30に連結された状態において当該固定用部材30を矢印Cの方向へ移動させると、固定用部材30の移動動作に連動して、固定用部材30と支持用部材29の連結状態が解除されるとともに、支持用部材29が矢印F方向に移動することになる。そうすると、支持用部材29が固定用部材30から離脱し、結果として、支持用部材29に支持されたフィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定状態が解除され、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aから分離されることになる(図6参照)。
固定用部材30は、取手本体部31bから手を離すことにより、バネ34の弾性力によって矢印Dの方向に移動し、図3、図4に示した状態に戻る。そして、取手本体部31bを開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出させた状態にしたまま、当該取手本体部31bを把持することにより、画像形成装置本体1aを別の場所に移動させることが可能になる。一方、支持用部材29に支持されたフィニッシャ20においては、上述のごとく、支持用部材29には移動用のキャスタ28が取り付けられているため、容易に別の場所に移動させることが可能になる。
以上に説明した様に、本実施形態においては、画像形成装置本体1a内を画像形成装置本体1aの長手方向に移動自在に設けられた固定用部材30に、フィニッシャ20が載置された支持用部材29が連結され、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aに対して固定された状態において、取手31の移動動作により、固定用部材30が画像形成装置本体1aの長手方向に移動するとともに、当該固定用部材30の移動動作に連動して、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aから分離される方向に支持用部材29が移動することにより、フィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定状態が解除される構成としているため、上記従来技術とは異なり、オプション装置であるフィニッシャ20と画像形成装置本体1aを固定するための連結部材を別途設ける必要がなく、当該連結部材の係合状態を解除するという煩雑な作業が不要になるため、フィニッシャ20を画像形成装置1aから容易に分離することが可能になる。
又、本実施形態においては、支持用部材29に形成された突起部29bの先端を、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aから分離される方向に押圧付勢するバネ35を設け、固定用部材30と支持用部材29との連結状態が解除されると、バネ35の弾性力により、支持用部材29が上記分離方向に移動する構成としているため、上記連結部材を別途設け、当該連結部材の係合状態を解除するという煩雑な作業を行う必要がなくなり、結果として、簡単な構成で、フィニッシャ20を画像形成装置1aから容易に分離することが可能になる。
又、本実施形態においては、固定用部材30に取手31を設けるとともに、当該取手31の移動動作により、固定用部材30が画像形成装置本体1aの長手方向に移動するとともに、フィニッシャ20が画像形成装置本体1aから分離される方向に支持用部材29が移動することにより、フィニッシャ20の画像形成装置本体1aに対する固定状態が解除される構成としているため、取手31を、画像形成装置本体を1a移動させたり、持ち上げたりする場合以外にも使用することが可能になり、取手31の付加価値をアップすることが可能になる。
更に、本実施形態においては、取手31を回動自在に設けるとともに、当該回動に伴い、取手本体部31bが、画像形成装置本体1a内に収納される状態と、用紙排出面1bに形成された開口部33から画像形成装置本体1aの外部へ突出する状態をとる様に構成されているため、フィニッシャ20が固定された状態においては、取手本体部31bを画像形成装置本体1a内に収納することが可能となり、画像形成装置全体の機械寸法がコンパクトになる。
尚、上記実施形態は、単なる説明例であり、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各構成物品の形状、寸法、材料等を変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、上記実施形態においては、弾性体の一例としてバネ34、35を設ける構成としたが、当該弾性体はその素材を問われず、例えば、ゴム(天然ゴム、合成ゴム)やその他の金属、合成樹脂等を弾性体として使用する構成としても良い。
又、上記実施形態においては、画像形成装置本体1aの用紙排出面1b側にのみ、オプション装置としてフィニッシャ20を設ける構成としたが、例えば、用紙排出面1bの反対側に位置する用紙搬送面1c側(図1参照)に他のフィニッシャや大容量デッキをオプション装置として設ける構成としても良い。
本発明の活用例としては、画像形成装置本体に対して分離可能なフィニッシャや大容量デッキなどのオプション装置を備える画像形成装置が挙げられる。
1 画像形成装置
1a 画像形成装置本体
1b 用紙排出面
20 フィニッシャ
28 キャスタ
29 支持用部材
29b 突起部
30 固定用部材
31 取手
32 溝
34、35 バネ
36 溝
1a 画像形成装置本体
1b 用紙排出面
20 フィニッシャ
28 キャスタ
29 支持用部材
29b 突起部
30 固定用部材
31 取手
32 溝
34、35 バネ
36 溝
Claims (4)
- 装置本体に電気的に接続され、前記装置本体に対して所定の位置に固定されたオプション装置を備える画像形成装置において、
前記装置本体に移動自在に設けられた固定用部材と、前記オプション装置を支持するとともに、前記固定用部材に連結可能な支持用部材とを更に備え、前記支持用部材が前記固定用部材に連結された状態において前記固定用部材を移動させると、前記固定用部材の移動動作に連動して、前記固定用部材と前記支持用部材の連結状態が解除されるとともに、前記オプション装置が前記装置本体から分離される方向に前記支持用部材が移動し、前記オプション装置の前記装置本体に対する固定状態が解除されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記装置本体内には、前記支持用部材を押圧付勢する弾性部材が設けられており、前記固定用部材と前記支持用部材との連結状態が解除されると、前記弾性部材の弾性力により、前記オプション装置が前記装置本体から分離される方向に前記支持用部材が移動することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記固定用部材に取手を設けるとともに、前記取手の移動動作により、前記固定用部材が移動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記取手は、前記固定用部材に回動自在に設けられるとともに、前記装置本体内に収納される状態と、前記装置本体の外部へ突出する状態をとることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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2003
- 2003-12-24 JP JP2003427595A patent/JP2005189309A/ja active Pending
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