JP2005215182A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005215182A
JP2005215182A JP2004020109A JP2004020109A JP2005215182A JP 2005215182 A JP2005215182 A JP 2005215182A JP 2004020109 A JP2004020109 A JP 2004020109A JP 2004020109 A JP2004020109 A JP 2004020109A JP 2005215182 A JP2005215182 A JP 2005215182A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
jam
forming apparatus
image forming
release member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004020109A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichiro Nishimura
惣一郎 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2004020109A priority Critical patent/JP2005215182A/ja
Publication of JP2005215182A publication Critical patent/JP2005215182A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

【課題】ジャムを生じた記録媒体を、簡易かつ確実に除去することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】転写ローラ34と定着部13との間の用紙3の搬送経路48に、用紙3と下方から接触して、用紙3の定着部13への搬送を案内するための搬送案内部材49を、搬送経路48上において用紙3がジャムを生じたときに、把持部54を摘んで引き上げれば、上昇するように設ける。このようにして、搬送案内部材49を上昇させれば、搬送案内部材49が、開口部45に向けて上昇し、ジャムを生じた用紙3を上方に向けて押し上げるので、その開口部45からジャムを生じた用紙3を容易に除去することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラムおよびその感光ドラムに対向配置される転写ローラと、それらの用紙の搬送方向下流側に配置される加熱ローラおよびその加熱ローラに対向配置される加圧ローラとを備えている。感光ドラムの表面上に担持されたトナー像は、感光ドラムと転写ローラとの間に搬送されてくる用紙に転写され、その後、用紙が加熱ローラと加圧ローラとの間に搬送されると、それらの間で加圧および加熱されることによって用紙上に定着される。
このような画像形成装置において、用紙が搬送中にジャム(紙詰まり)を生じることがある。ジャムが生じた場合には、印刷動作を一時中断して、そのジャムを生じた用紙を除去する必要がある。ところが、装置内部の狭いスペースに手を入れて、そのスペースからジャムを生じた用紙を除去する作業は困難である。
そこで、転写部と定着部との間の搬送経路を搬送される転写紙を支持するためのガイド部材を、画像形成装置の手前側にスライド自在に設け、搬送経路内で転写紙のジャムが発生した場合に、ガイド部材を画像形成装置の手前側(搬送経路に沿う面において搬送方向に直交する方向)へスライドさせることにより、ジャムを発生した転写紙(ジャム紙)を画像形成装置外に取り出すことが提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平8−82968号公報
しかし、特許文献1で提案されている構成では、ジャム紙が定着部の引き込みローラにまで達していて、その引き込みローラにニップされている場合、ガイド部材をスライドさせて、ジャム紙を用紙搬送面に対して交差する方向となる画像形成装置の手前側に引き抜こうとすると、その途中でジャム紙が破れて、ジャム紙の切れ端が画像形成装置内に残ってしまうおそれがある。
また、ジャム紙が引き込みローラにニップされていない場合や、たとえ引き込みローラによるジャム紙のニップを解除するための機構が備えられている場合であっても、ジャム紙を画像形成装置の手前側に引き抜く構成では、ジャム紙を上手く取り出すことができないおそれがある。すなわち、転写紙の搬送方向に直交する方向における搬送経路の両側には、各種の機構(たとえば、駆動機構など)が配置されているので、ジャム紙を画像形成装置の手前側に引き抜く時に、それらの機構にジャム紙が引っかかって、ジャム紙をスムーズに取り出すことができないおそれがある。
そこで、本発明の目的は、ジャムを生じた記録媒体を、簡易かつ確実に除去することができる、画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、記録媒体を搬送して、前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、搬送される前記記録媒体の一方の面と対向するように配置され、前記記録媒体のジャム発生時には、ジャムを生じた記録媒体を前記一方の面側から他方の面側に向かって押し出すように、移動可能に設けられているジャム解除部材を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、記録媒体のジャム発生時には、ジャム解除部材を移動させることにより、ジャムを生じた記録媒体をその一方の面側から他方の面側に押し出すことができる。そのため、画像形成装置内の狭いスペースに手を入れることなく、ジャムを生じた記録媒体を除去することができる。また、記録媒体を対向配置される一方の面側から他方の面側に押し出すので、記録媒体の搬送面に沿うように記録媒体を引き出すことができ、記録媒体が搬送手段にニップされていても、その記録媒体を、破損したり、記録媒体の搬送方向と直交する側方に配置されている機構に引っかけたりすることなく、ジャムを生じた位置からスムーズに押し出して除去することができる。よって、ジャムを生じた記録媒体を、簡易かつ確実に除去することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ジャム解除部材は、前記記録媒体の搬送を案内する搬送案内部材を兼ねることを特徴としている。
このような構成によると、ジャム解除部材が搬送案内部材を兼ねているので、ジャム解除部材と搬送案内部材とを別々に設けた構成に比べて、画像形成装置を構成する部品の点数を削減することができる。そして、ジャム解除部材を兼ねる搬送案内部材上で、記録媒体がジャムを生じた場合に、搬送案内部材を移動させることにより、ジャムを生じた記録媒体を一方の面側から他方の面側に押し出して除去することができる。そのため、ジャム解除部材と搬送案内部材とを別々に設けた構成に比べて、少ない部品点数で、ジャムを生じた記録媒体を簡易かつ確実に除去することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ジャム解除部材は、記録媒体の搬送方向に沿う長さが、この画像形成装置で画像形成可能な記録媒体のうち、前記搬送方向に沿う長さが最も短い記録媒体の前記搬送方向に沿う長さよりも、短く形成されていることを特徴としている。
このような構成によると、画像形成装置で画像形成可能な記録媒体のうち、搬送方向に沿う長さが最も短い記録媒体がジャムを生じた場合でも、ジャム解除部材の搬送方向に沿う長さが、記録媒体のそれよりも短いので、そのジャムを生じた記録媒体を、記録媒体における搬送方向途中からジャム解除部材で押し出して除去することができる。そのため、記録媒体のサイズにかかわらず、ジャムを生じた記録媒体を確実に除去することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、現像剤像を記録媒体に転写するための転写手段と、前記転写手段によって記録媒体に転写された現像剤像をその記録媒体に定着させるための定着手段とを備え、前記ジャム解除部材は、前記転写手段と前記定着手段との間の前記記録媒体の搬送経路に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段と定着手段との間でジャムを生じた記録媒体を、定着手段の近傍に手を入れることなく、その転写手段と定着手段との間から除去することができる。そのため、定着手段が高温になっている状態でも、転写手段と定着手段との間でジャムを生じた記録媒体を、安全に除去することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記定着手段は、加熱部材と、その加熱部材に対向配置され、前記加熱部材に接触してニップを形成する加圧部材とを備えており、前記ジャム解除部材の移動時に、前記ジャム解除部材の移動に連動して、前記加熱部材と前記加圧部材との間のニップを解除するニップ解除手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、ジャム解除部材を移動させると、これに連動して、定着手段の加熱部材と加圧部材とのニップが解除される。そのため、記録媒体が加熱部材と加圧部材とにニップされた状態でジャムを生じた場合でも、ジャムを生じた記録媒体を、破損させることなく、スムーズに除去することができる。また、記録媒体のジャム発生時に、加熱部材と加圧部材とのニップを解除するための操作が不要となるため、ジャム処理に要する手間を軽減することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記定着手段は、前記加圧部材を前記加熱部材に向けて付勢する付勢手段を備えており、前記ニップ解除手段は、前記ジャム解除部材の移動に連動して、前記加熱部材と前記加圧部材とを前記付勢手段の付勢力に抗して互いに離間させることを特徴としている。
このような構成によると、ジャム解除部材を移動させることにより、加熱部材と加圧部材とを付勢手段の付勢力に抗して互いに離間させることができる。そのため、記録動作中は、付勢手段の付勢による加熱部材と加圧部材との確実なニップ形成を図りつつ、記録媒体のジャム発生時には、ジャムを生じた記録媒体を、破損させることなく、スムーズに除去することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の発明において、前記定着手段は、前記加圧部材を支持する支持軸を備え、前記ニップ解除手段は、前記支持軸に設けられ、偏心回転により、前記加圧部材が前記加熱部材に接触するニップ位置と前記加熱部材から離間するニップ解除位置とに、前記加圧部材を移動させる偏心カムと、前記ジャム解除部材と前記偏心カムとを連結し、前記ジャム解除部材の移動に連動して、前記偏心カムを偏心回転させるリンク部材とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、ジャム解除部材を移動させたときに、リンク部材が偏心カムを偏心回転させ、その偏心カムの偏心回転によって、加圧部材がニップ位置からニップ解除位置に移動する。その結果、加熱部材と加圧部材とのニップが解除される。このような偏心カムとリンク部材とからなる簡単な構成により、コストアップを招くことなく、加熱部材と加圧部材とのニップのジャム解除部材と連動した解除を実現することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項4ないし7のいずれかに記載の発明において、前記転写手段と前記定着手段との間であって、搬送される前記記録媒体の前記他方の面側に配置され、前記ジャム解除部材の移動方向に沿って着脱されるエアダクトを備え、前記エアダクトは、前記ジャム解除部材の移動に連動して着脱されるように設けられていることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段と定着位置との間に配置されるエアダクトがジャム解除部材の移動に連動して着脱される。そのため、定着手段の近傍にエアダクトを備える構成であっても、エアダクトが邪魔になることがなく、ジャムを生じた記録媒体をスムーズに除去することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の発明において、搬送される前記記録媒体の前記他方の面側を被覆するカバー部材と、前記ジャム解除部材の移動方向において、前記ジャム解除部材に対向配置され、前記カバー部材に形成される開口部と、前記開口部を開閉するための開閉部材とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、開閉部材を開いて、開口部を開放することにより、その開口部から、ジャム解除部材を移動させることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記開閉部材の開放動作に連動して前記ジャム解除部材を移動させるための連動手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、開閉部材の開放動作に連動して、ジャム解除部材が移動し、これにより、ジャムを生じた記録媒体を一方の面側から他方の面側に押し出すことができる。そのため、開閉部材を開放するという簡単な操作によって、ジャムを生じた記録媒体を容易に除去することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の発明において、前記連動手段は、前記開閉部材と前記ジャム解除部材とに連結されるリンクアームを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、リンクアームにより、開閉部材の開放動作とジャム解除部材の移動とを簡易に連動させることができる。
請求項12に記載の発明は、請求項1ないし8のいずれかに記載の発明において、搬送される前記記録媒体の前記他方の面側を被覆するカバー部材と、前記ジャム解除部材の移動方向において、前記ジャム解除部材に対向配置され、前記カバー部材に形成される開口部と、前記開口部近傍に設けられ、前記ジャム解除部材の移動を操作する操作部材とを備えていることを特徴としている。
このような構成によると、開口部近傍の操作部材を操作することにより、ジャム解除部材を容易に移動させることができる。
請求項13に記載の発明は、請求項1ないし12のいずれかに記載の発明において、前記ジャム解除部材の移動を案内するためのガイド手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、ガイド手段によるジャム解除部材の案内によって、ジャム解除部材と他の構成部品との干渉を防止して、ジャム解除部材をスムーズに移動させることができる。
請求項14に記載の発明は、請求項1ないし13のいずれかに記載の発明において、前記ジャム解除部材に設けられ、前記ジャム解除部材の移動時に、そのジャム解除部材によって押し出される記録媒体に摺接して、その記録媒体を除電するための除電手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、記録媒体のジャム発生時において、ジャム解除部材を移動させると、それと同時に、除電手段がジャムを生じた記録媒体に摺接する。そのため、ジャムを生じた記録媒体を、除去と同時に除電することができ、スムーズなジャム処理を達成することができる。
請求項15に記載の発明は、記録媒体を搬送して、前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、搬送される前記記録媒体のジャム発生時に、ジャムを解除するために移動されるジャム解除部材と、前記ジャム解除部材に設けられ、前記ジャム解除部材の移動時に、ジャムを生じた記録媒体に摺接して、その記録媒体を除電するための除電手段を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、記録媒体のジャム発生時において、ジャム解除部材を移動させると、それと同時に、除電手段がジャムを生じた記録媒体に摺接する。そのため、ジャムを生じた記録媒体を、除去と同時に除電することができ、スムーズなジャム処理を達成することができる。
請求項16に記載の発明は、記録媒体を搬送して、前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、搬送される前記記録媒体における下面側に配置され、前記記録媒体のジャム発生時には、ジャムを生じた記録媒体を前記下面側から上方に向かって押し出すように、移動可能に設けられているジャム解除部材を備えていることを特徴としている。
このような構成によると、記録媒体のジャム発生時には、ジャム解除部材を、ジャムを生じた記録媒体の下面側から上昇させることにより、そのジャムを生じた記録媒体を上方に押し上げて除去することができる。そのため、画像形成装置内の狭いスペースに手を入れることなく、ジャムを生じた記録媒体を除去することができる。また、記録媒体を下面側から上方に押し上げるので、記録媒体の搬送面に沿うように記録媒体を引き出すことができ、記録媒体が搬送手段にニップされていても、その記録媒体を、破損したり、記録媒体の搬送方向と直交する側方に配置されている機構に引っかけたりすることなく、ジャムを生じた位置から上方にスムーズに押し出して除去することができる。よって、ジャムを生じた記録媒体を簡易かつ確実に除去することができる。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載の発明において、前記記録媒体の搬送経路中に設けられ、現像剤像を前記記録媒体に転写するための転写手段と、前記搬送経路中において、前記転写手段よりも下流側に設けられ、その転写手段によって転写された現像剤像をその記録媒体に定着させるための定着手段とを備え、前記ジャム解除部材は、前記転写手段と前記定着手段との間の前記記録媒体の搬送経路の下側に配置されていることを特徴としている。
このような構成によると、転写手段と定着手段との間でジャムを生じた記録媒体を、定着手段の近傍に手を入れることなく、その転写手段と定着手段との間から除去することができる。そのため、定着手段が高温になっている状態でも、転写手段と定着手段との間でジャムを生じた記録媒体を安全に除去することができる。
請求項18に記載の発明は、請求項16または17に記載の発明において、前記ジャム解除部材は、前記転写手段と前記定着手段との間の前記記録媒体の搬送を案内する搬送案内部材を兼ねており、その搬送案内部材が、前記搬送経路より上昇可能に構成されていることを特徴としている。
このような構成によると、ジャム解除部材が搬送案内部材を兼ねているので、ジャム解除部材と搬送案内部材とを別々に設けた構成に比べて、画像形成装置を構成する部品の点数を削減することができる。そして、ジャム解除部材が兼ねる搬送案内部材上で記録媒体がジャムを生じた場合に、その搬送案内部材を上昇させることにより、ジャムを生じた記録媒体を下面側から上方に押し上げて除去することができる。そのため、ジャム解除部材と搬送案内部材とを別々に設けた構成に比べて、少ない部品点数で、ジャムを生じた記録媒体を簡易かつ確実に除去することができる。
請求項1に記載の発明によれば、ジャムを生じた記録媒体を、簡易かつ確実に除去することができる。
請求項2に記載の発明によれば、ジャム解除部材と搬送案内部材とを別々に設けた構成に比べて、少ない部品点数で、ジャムを生じた記録媒体を簡易かつ確実に除去することができる。
請求項3に記載の発明によれば、記録媒体のサイズにかかわらず、ジャムを生じた記録媒体を確実に除去することができる。
請求項4に記載の発明によれば、定着手段が高温になっている状態でも、転写手段と定着手段との間でジャムを生じた記録媒体を安全に除去することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ジャムを生じた記録媒体を、破損させることなく、スムーズに除去することができる。また、ジャム処理に要する手間を軽減することができる。
請求項6に記載の発明によれば、付勢手段の付勢による加熱部材と加圧部材との確実なニップ形成を図りつつ、記録媒体のジャム発生時には、ジャムを生じた記録媒体を、破損させることなく、スムーズに除去することができる。
請求項7に記載の発明によれば、偏心カムとリンク部材とからなる簡単な構成により、コストアップを招くことなく、加熱部材と加圧部材とのニップの解除を実現することができる。
請求項8に記載の発明によれば、エアダクトを備える構成であっても、エアダクトが邪魔になることがなく、ジャムを生じた記録媒体をスムーズに除去することができる。
請求項9に記載の発明によれば、開口部から、ジャム解除部材を移動させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、開閉部材を開放するという簡単な操作によって、ジャムを生じた記録媒体を容易に除去することができる。
請求項11に記載の発明によれば、リンクアームにより、開閉部材の開放動作とジャム解除部材の移動とを簡易に連動させることができる。
請求項12に記載の発明によれば、開口部近傍の操作部材を操作することにより、ジャム解除部材を容易に移動させることができる。
請求項13に記載の発明によれば、ジャム解除部材をスムーズに移動させることができる。
請求項14に記載の発明によれば、ジャムを生じた記録媒体を、除去と同時に除電することができ、スムーズなジャム処理を達成することができる。
請求項15に記載の発明によれば、ジャムを生じた記録媒体を、除去と同時に除電することができ、スムーズなジャム処理を達成することができる。
請求項16に記載の発明によれば、ジャムを生じた記録媒体を簡易かつ確実に除去することができる。
請求項17に記載の発明によれば、定着手段が高温になっている状態でも、転写手段と定着手段との間でジャムを生じた記録媒体を安全に除去することができる。
請求項18に記載の発明によれば、ジャム解除部材と搬送案内部材とを別々に設けた構成に比べて、少ない部品点数で、ジャムを生じた記録媒体を簡易かつ確実に除去することができる。
図1および図2は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を簡略化して示す要部側断面図である。このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、用紙3を積層状にスタック可能な給紙トレイ6と、給紙トレイ6の一端側端部の上方に設けられる給紙ローラ7および給紙パット8と、給紙ローラ7に対し用紙3の搬送方向(図1において符号D1で示している。)の下流側に設けられる紙粉取りローラ9と、紙粉取りローラ9に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ10とを備えている。
給紙ローラ7および給紙パット8は、互いに対向状に配設され、給紙パット8の裏側に設けられた図示しないばねによって、給紙パット8が給紙ローラ7に向かって押圧されている。
給紙トレイ6内の最上位にある用紙3は、給紙ローラ7に押圧され、その給紙ローラ7の回転によって、給紙ローラ7と給紙パット8とで挟まれた後、1枚毎に給紙される。給紙された用紙3は、紙粉取りローラ9によって、紙粉が取り除かれた後、レジストローラ10に搬送される。レジストローラ10は、1対のローラから構成され、用紙3をレジスト後に、画像形成部5の転写位置(後述する感光ドラム31と転写ローラ34との間であって、感光ドラム31上のトナー像を用紙3に転写する位置)に搬送する。
画像形成部5は、スキャナ部11、プロセス部12、および、定着手段としての定着部13を備えている。
スキャナ部11は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部と、回転駆動されるポリゴンミラー14と、レンズ15と、反射鏡16、17および18とを備えている。レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザビームは、鎖線で示すように、ポリゴンミラー14、レンズ15、反射鏡16、17および18の順に通過あるいは反射して、プロセス部12の後述する感光ドラム31の表面上に高速走査にて照射される。
プロセス部12は、スキャナ部11の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるドラムカートリッジ19と、ドラムカートリッジ19に対して着脱自在に収容される現像カートリッジ20とを備えている。
現像カートリッジ20は、トナー収容室21と、トナー収容室21に隣接する現像室28とを備えており、現像室28には、供給ローラ22、現像ローラ23、および、層厚規制ブレード24が設けられている。
トナー収容室21内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などによって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられている。このような重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、また、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。トナーの平均粒径は、約6〜10μmである。
トナー収容室21の中心には、搬送方向に直交する幅方向(図1の紙面に垂直な方向、以下同じ。)に沿って、回転軸25が設けられている。トナー収容室21内のトナーは、回転軸25に支持されるアジテータ26により攪拌されて、トナー収容室21の側部に開口されたトナー供給口27から現像室28に放出される。
供給ローラ22は、金属製のローラ軸を、導電性の発泡材料からなるローラで被覆することにより構成され、現像室28内において、トナー供給口27に対してトナー収容室28の反対側に設けられている。この供給ローラ22は、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。
現像ローラ23は、金属製のローラ軸を、導電性のゴム材料からなるローラで被覆することにより構成され、現像室28内で供給ローラ22に対してトナー供給口27の反対側に設けられている。現像ローラ23のローラは、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ23には、現像時に現像バイアスが印加される。また、現像ローラ23は、図示しないモータからの動力の入力により、供給ローラ22と同じ矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。
また、供給ローラ22と現像ローラ23とは、それぞれがある程度圧縮するような状態で互いに当接されている。
層厚規制ブレード24は、金属の板ばね材からなるブレード本体29の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部30を備えている。そして、層厚規制ブレード24は、現像ローラ23の近傍において現像カートリッジ20に支持されて、押圧部30がブレード本体29の弾性力によって現像ローラ23上に圧接されている。
トナー供給口27から現像室28に放出されるトナーは、供給ローラ22の回転により、現像ローラ23に供給され、この時、供給ローラ22と現像ローラ23との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ23上に供給されたトナーは、現像ローラ23の回転に伴って、層厚規制ブレード24の押圧部30と現像ローラ23との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ23上に担持される。
ドラムカートリッジ19は、感光ドラム31、スコロトロン型帯電器32、クリーニングブラシ33、および、転写手段としての転写ローラ34を備えている。
感光ドラム31は、現像ローラ23に対して供給ローラ22の反対側に配置されており、その現像ローラ23と対向配置され、矢印方向(時計方向)に回転可能に設けられている。この感光ドラム31は、ドラム本体が接地され、その最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されている。
スコロトロン型帯電器32は、感光ドラム31の上方において、感光ドラム31と接触しないように、所定間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器32は、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型の帯電器であり、感光ドラム31の表面を一様に正極性に帯電させる。
クリーニングブラシ33は、感光ドラム31に対して現像ローラ23の反対側に設けられており、ブラシが感光ドラム31の表面と接触するように、感光ドラム31と対向配置されている。
転写ローラ34は、感光ドラム31の下方において、この感光ドラム31に対向配置され、転写ローラ34は、感光ドラム31に対して所定のニップ圧で当接されている。転写ローラ34は、金属製のローラ軸を、導電性のゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されている。転写ローラ34には、転写時に転写バイアスが印加される。また、転写ローラ34は、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(反時計方向)に回転駆動される。
感光ドラム31の表面は、その感光ドラム31の回転に伴なって、まず、スコロトロン型帯電器32により一様に正帯電された後、スキャナ部11からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ23の回転により、現像ローラ23上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム31に対向して接触する時に、感光ドラム31の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム31の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム31の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム31の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム31の表面上に担持されたトナー像は、レジストローラ10によって搬送されてくる用紙3が、感光ドラム31と転写ローラ34との間(転写位置)を通る間に、転写ローラ34に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。そして、トナー像が転写された用紙3は、後述する搬送案内部材49を介して、定着部13に搬送される。なお、転写後に感光ドラム31上に残存する転写残トナーは、クリーニングブラシ33によって散らされた後、再び現像ローラ23と対向する位置において、現像ローラ23に回収される。
定着部13は、プロセス部12から搬送方向の下流側に所定間隔を隔てて設けられ、定着フレーム35内に、搬送手段として、加熱ローラ36、加圧ローラ37、および、搬送ローラ38を備えている。
加熱ローラ36は、金属素管と、その金属素管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、図示しないモータからの動力の入力により、矢印方向(時計方向)に回転される。
加圧ローラ37は、加熱ローラ36の下方において、加熱ローラ36に対向配置され、金属製の支持軸としてのローラ軸60を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されている。
また、定着フレーム35には、ローラ軸60の軸方向両端部と下方において対向される付勢手段としてのばね59が設けられている。各ばね59は、その一端部が定着フレーム35の底壁に取り付けられ、その他端部には、ローラ軸60を回転可能に受ける軸受部材75が設けられている。ローラ軸60の軸方向両端部は、軸受部材75によって回転可能に支持されている。これによって、ローラ軸60が各ばね59の付勢力により上方に向けて付勢され、加圧ローラ37が加熱ローラ36を押圧し、加熱ローラ36との間にニップ(接触部分)を形成する。また、加圧ローラ37は、加熱ローラ36の回転駆動に伴って、矢印方向(反時計方向)に従動回転される。
搬送ローラ38は、1対のローラから構成され、加熱ローラ36および加圧ローラ37に対して、用紙3の搬送方向の下流側に配置されている。
定着部13では、転写位置において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ36と加圧ローラ37との間を通過する間に熱定着させる。トナーが定着した用紙3は、搬送ローラ38によって、本体ケーシング2の上面に向かって延びた排紙パス39に搬送される。
本体ケーシング2の上面は、カバー部材としての上面カバー部材40によって覆われている。この上面カバー部材40は、ほぼ水平方向に延びる水平部41と、この水平部41に連続し、搬送方向と逆方向に向かって徐々に高くなるように傾斜した傾斜部42とを備えている。そして、上面カバー部材40の上面(水平部41および傾斜部42の上面)は、画像形成後の用紙3をスタック可能に受けるための排紙トレイ43として構成されている。
水平部41に対して傾斜部42の反対側の上方には、排紙ローラ44が設けられている。定着部13から排紙パス39に搬送された用紙3は、その排紙パス39から排紙ローラ44に搬送され、その排紙ローラ44によって排紙トレイ43上に排紙される。
なお、上面カバー部材40の水平部41は、後述する搬送案内部材49の上面側を被覆するように配置され、プロセス部12と定着部13との間に対向している。この水平部41には、プロセス部12と定着部13との間に臨む開口部45が、幅方向に沿って略矩形状に開口されている(図3参照)。開口部45には、この開口部45を開閉するための開閉部材としての開閉カバー46が設けられている。開閉カバー46は、略矩形状をなし、後側(以下、このレーザプリンタ1において、排紙ローラ44が配置される側を後側、給紙ローラ7が配置される側を前側とする。)の一端部が、排紙ローラ44の近傍に配置された回動軸47に、回動自在に取り付けられている。そして、開閉カバー46は、回動軸47を支点として、開口部45を開放する起立状態(図2に示す状態)と開口部45を閉塞する倒伏状態(図1に示す状態)とに揺動することによって、開口部45を開閉する。
また、このレーザプリンタ1には、プロセス部12と定着部13との間に、定着部13内の熱気を排気するためのエアダクト50が設けられている。このエアダクト50は、略矩形筒状をなし、次に述べる搬送案内部材49の上面側に配置され、上面カバー部材40の開口部45と上下方向(図1において符号D2で示している。)において対向配置され、開口部45から上下方向に沿って着脱できるように設けられている。
そして、このレーザプリンタ1では、プロセス部12と定着部13との間の用紙3の搬送経路48の下側に、ジャム解除部材を兼ねる搬送案内部材49が設けられている。
この搬送案内部材49は、図3に示すように、用紙3の幅方向に長く形成された略矩形板状の本体部52と、この本体部52の上面(用紙3に対向する面)に形成され、搬送方向に沿って延び、幅方向に並列配置される複数本のリブ53とを一体的に備えている。リブ53の形成により、搬送案内部材49上を搬送される用紙3の摺動抵抗を低減させて、用紙3を定着部13に向けてスムーズに案内することができる。
また、本体部52は、搬送方向に沿う長さL1が、このレーザプリンタ1で使用可能な用紙3のうち、搬送方向に沿う長さが最も短い最小サイズの用紙3の搬送方向に沿う長さL2よりも短く形成されている。
この搬送案内部材49は、図1に示すように、その前端部が、感光ドラム31と転写ローラ34との間から搬送される用紙3を案内するプロセス部12の用紙案内部80の後端部と、わずかな隙間を隔てて対向配置される。また、その後端部が、加熱ローラ36と加圧ローラ37との間へ搬送される用紙3を案内する定着部13の用紙案内部81の前端部と、わずかな隙間を隔てて対向配置される。これによって、この搬送案内部材49は、エアダクト50の下方であって、開口部45と上下方向において対向するように配置されている。
また、この搬送案内部材49の前端部の端面には、除電手段としての除電ブラシ58が設けられている。この除電ブラシ58は、搬送案内部材49の前端部の端面において、幅方向にわたって設けられており、後述するジャム発生時には、ジャムを生じた用紙3に摺接して、その用紙3を除電する。
また、この搬送案内部材49には、エアダクト50と連結するための1対の連結板51が設けられている。1対の連結板51は、それぞれ略細長板状をなし、図4に示すように、本体部52の上面における幅方向両端部において、互いに対向する状態で、上方に向かって開口部45の近傍まで延びるように設けられている。そして、互いに対向する1対の連結板51の上下方向途中において、エアダクト50が取り付けられている。これによって、後述するように、エアダクト50は、搬送案内部材49の移動に連動して着脱される。また、各連結板51の上端部には、図5に示すように、互いに対向する方向に屈曲され、その対向方向に延びる操作部材としての把持部54が形成されている。
また、本体部52の幅方向両端面には、幅方向外方に突出するガイドボス55が設けられている。
一方、搬送案内部材49の幅方向両端部と対向する本体ケーシング2には、図4に示すように、ガイドボス55を受け入れるガイド手段としてのガイド溝57が形成されるフレーム板56が設けられている。各フレーム板56のガイド溝57は、図1に示すように、搬送経路48と開口部45との対向方向、つまり上下方向に沿って形成されている。
そして、このレーザプリンタ1においては、搬送経路48上で用紙3がジャムを生じたときには、まず、開閉カバー46を開いて、上面カバー部材40の開口部45を開放する。次いで、開口部45から、把持部54を摘んで引き上げる。すると、図2に示すように、ジャムを生じた用紙3の下面側(一方の面側)に対向配置されている搬送案内部材49が、開口部45に向けて上昇し、ジャムを生じた用紙3が、その上昇する搬送案内部材49によって上方(他方の面側)に向かって押し上げられる。このとき、ガイドボス55がガイド溝57に案内されることによって、搬送案内部材49を、周辺に位置する他の構成部品と干渉させることなく、開口部45に向けてスムーズに上昇させることができる。
そして、押し上げられた用紙3を除去することにより、ジャムを解除することができる。
このようにしてジャムを解除すれば、簡単な操作により、搬送経路48上のジャムを生じた用紙3を上方に押し上げて除去することができる。そのため、本体ケーシング2内の狭いスペースに手を入れることなく、ジャムを生じた用紙3を除去することができる。
とりわけ、プロセス部12と定着部13との間で生じた用紙3のジャムは、定着部13の近傍に手を入れて除去する必要があるが、このようにジャムを解除すれば、定着部13の近傍に手を入れることなく、ジャムを生じた用紙3を除去することができる。よって、加熱ローラ36がハロゲンランプによる加熱によって高温になっている状態でも、搬送経路48上でジャムを生じた用紙3を安全に除去することができる。
しかも、開口部45が、搬送案内部材49の上方に対向配置されているので、開閉カバー46を開いて開口部45を開放すれば、その開口部45から搬送案内部材49を上昇させて、ジャムを生じた用紙3を容易に除去することができる。
また、この搬送案内部材49は、用紙3を下面側から上方に押し上げるので、用紙3が加熱ローラ36と加圧ローラ37との間にニップされていても、その用紙3を搬送面に沿うように引き出すことができ、その結果、用紙3を、破損させることなく、加熱ローラ36と加圧ローラ37との間から引き抜くことができる。
さらに、このように用紙3を押し上げれば、その用紙3が搬送経路48の側方に配置されている機構(たとえば、感光ドラム31の駆動機構など)に引っかかることがなく、スムーズに押し上げて除去することができる。よって、ジャムを生じた用紙3を簡易かつ確実に除去することができる。
さらにまた、搬送案内部材49の上方に配置されているエアダクト50は、1対の連結板51を介して搬送案内部材49と連結されているので、搬送案内部材49の上昇に連動して離脱される。そのため、搬送案内部材49によって押し上げられる用紙3が、エアダクト50と干渉することがなく、ジャムを生じた用紙3を、搬送経路48上からスムーズに除去することができる。
さらに、このようなジャム処理においては、開口部45の近傍に配置されている把持部54を摘んで引き上げるのみで、搬送案内部材49を容易に上昇させることができる。そのため、簡単な操作で確実なジャム処理を達成することができる。
さらに、このようなジャム処理では、搬送案内部材49が、用紙3のジャムを解除するためのジャム解除部材を兼ねるので、ジャム解除のための専用部材を搬送案内部材49とは別に設ける構成に比べて、部品点数を削減することができ、レーザプリンタ1のコストの低減化を図ることができる。
また、この搬送案内部材49の本体部52は、搬送方向に沿う長さL1が、最小サイズの用紙3の搬送方向に沿う長さL2よりも短く形成されている。そのため、そのような最小サイズの用紙3がジャムを生じた場合でも、その用紙3の搬送方向の途中から、搬送案内部材49で上方に押し上げることができるので、用紙3のサイズにかかわらず、ジャムを生じた用紙3を確実に除去することができる。
また、この搬送案内部材49によって用紙3を上方に押し上げるときには、本体部52の前端部に設けられる除電ブラシ58が、用紙3の裏面に摺接するので、これによって、ジャムを生じた用紙3を除去と同時に除電することができる。
すなわち、搬送経路48上でジャムを生じた用紙3には、転写バイアスが印加された転写ローラ34を通過した直後であるため電荷が残留している。用紙3が帯電していると、静電吸着作用のために、搬送案内部材49によって用紙3をスムーズに押し上げることができなかったり、用紙3を搬送案内部材49上からスムーズに除去できなかったりする場合がある。そこで、このように除去と同時に除電することにより、スムーズなジャム処理を達成することができる。
なお、ジャム解除後は、再び把持部54を摘んで押し下げれば、搬送案内部材49が下方に押し下げられ、ガイドボス55がガイド溝57の最深部に当接して、搬送案内部材49が元の状態、すなわち、その前端部がプロセス部12の用紙案内部80の後端部と対向し、その後端部が定着部13の用紙案内部81の前端部と対向する状態で、位置決めされる。
なお、エアダクト50も、搬送案内部材49の下方への押し下げに連動して、元の状態に装着される。
図6および図7は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの他の実施形態を簡略化して示す要部側断面図である。なお、図6および図7において、上述の図1および図2に示す各部に対応する部分には、図1および図2の場合と同一の参照符号を付して示し、以下では、その部分についての詳細な説明を省略する。なお、図6および図7に示す実施形態では、ガイドボス55が連結板51の長手方向途中に設けられている。
このレーザプリンタ100では、搬送案内部材49を上昇させたときに、これに連動して、定着部13の加熱ローラ36と加圧ローラ37とのニップが解除される。
すなわち、このレーザプリンタ100は、ニップ解除手段として、加圧ローラ37のローラ軸60を押し下げるための押し下げアーム61と、この押し下げアーム61と搬送案内部材49とを連結するリンク部材としての連結部材62とを備えている。
押し下げアーム61は、ローラ軸60の軸方向両端部において、前後方向に沿って配置され、その長手方向途中が上方に向かって突出するハット状に形成されている。
一方、定着フレーム35には、搬送ローラ38の下方において、加圧ローラ37のローラ軸60とほぼ平行に延びる軸63が設けられている。そして、押し下げアーム61の後端部が軸63に回動可能に支持されている。また、押し下げアーム61は、その後端部が軸63に支持された状態で、その長手方向途中が加圧ローラ37のローラ軸60に上方から当接するように配置されている。
連結部材62は、長手方向に延びる板状をなし、押し下げアーム61と前後方向において対向配置されている。各連結部材62には、その後端部に偏心カムとしての偏心カム部65が形成されている。偏心カム部65には、その外周面上に、周方向において連続して隣り合う第1周面位置66および第2周面位置67が膨出するように形成されている。なお、これら第1周面位置66および第2周面位置67は、偏心カム部65の回転中心に対する距離が、第1周面位置66よりも第2周面位置67がより大きくなるように設定されている。
また、各連結部材62には、その前側の半分程度の部分に、長手方向に延びる長孔からなるスライド孔69が形成されている。
一方、定着フレーム35の用紙案内部81には、幅方向両端部において、第1周面位置66および第2周面位置67と対向する当接部68が膨出するように形成されている。また、搬送案内部材49の本体部52には、その幅方向両端部に、外方に向かって突出するスライド軸70が形成されている。
そして、各連結部材62は、その後端部の偏心カム部65が、偏心カム部65の回転中心において、押し下げアーム61の前端部と、軸63とほぼ平行に延びる連結軸64を介して、相対回転可能に連結され、かつ、その前側のスライド孔69にスライド軸70が挿通されるようにして、取り付けられている。このように取り付けられた連結部材62は、後端部において、連結軸64を支点として回動し、第1周面位置66および第2周面位置67が当接部68に対して選択的に当接される。
すなわち、加熱ローラ36と加圧ローラ37とがニップしている状態では、図6に示すように、偏心カム部65の第1周面位置66が当接部68に当接し、また、スライド軸70がスライド孔69の後端部に位置している。この状態から、搬送案内部材49を上昇させると、搬送案内部材49の上昇に伴なって、スライド軸70が上昇し、この上昇するスライド軸70が、スライド孔69を前端部側へスライドしつつ、連結部材62の前端部を持ち上げるので、連結部材62は、後端部において連結軸64を支点として回動される。これにより、偏心カム部65が連結軸64を中心に偏心回転して、偏心カム部65の外周面上における当接部68との当接位置が、第1周面位置66から第2周面位置67へ移動する。
また、これに伴なって、当接部68と連結軸64との間の距離が大きくなるので、押し下げアーム61が軸63を中心として加圧ローラ37のローラ軸60を押し下げるように下方へ回動する。すると、加圧ローラ37が、ばね59の付勢力に抗して、加熱ローラ36に接触するニップ位置から移動し、加熱ローラ36から離間する。
そして、図7に示すように、ガイドボス55がガイド溝57から離脱すると、スライド軸70がスライド孔69の前端部に達し、偏心カム部65の第2周面位置67が当接部68に当接すると、加圧ローラ37は、加熱ローラ36と加圧ローラ37とのニップが解除されるニップ解除位置に位置される。
このように、搬送案内部材49を上昇させると、これに連動して、加熱ローラ36と加圧ローラ37とのニップが解除される。これにより、加熱ローラ36と加圧ローラ37との間に用紙3がニップされた状態で、その用紙3が搬送案内部材49によって押し上げられるのを防止することができる。その結果、用紙3の破損などを生じることなく、ジャムを生じた用紙3をスムーズに除去することができる。
また、加熱ローラ36と加圧ローラ37とのニップは搬送案内部材49の上昇と連動して解除されるので、加熱ローラ36と加圧ローラ37とのニップを解除するための操作が不要となるため、ジャム処理に要する手間を軽減することができる。
また、この実施形態では、常には、ばね59の付勢により、加熱ローラ36と加圧ローラ37との確実なニップ形成を図りつつ、用紙3のジャム発生時には、搬送案内部材49の上昇に連動して、加圧ローラ37をばね59の付勢力に抗して加熱ローラ37から離間させることができる。
さらに、この実施形態では、押し下げアーム61と、偏心カム部65を備える連結部材62とからなる簡単な構成により、コストアップを招くことなく、加熱ローラ36と加圧ローラ37とのニップの搬送案内部材49と連動した解除を実現することができる。
図8および図9は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタのさらに他の実施形態を簡略化して示す要部側断面図である。なお、図8および図9において、上述の図1および図2に示す各部に対応する部分には、図1および図2の場合と同一の参照符号を付して示し、以下では、その部分についての詳細な説明を省略する。
このレーザプリンタ110では、開閉カバー46を開いたときに、これに連動して、搬送案内部材49が上昇する。
すなわち、このレーザプリンタ110では、連動手段として、1対のリンクアーム73を備えている。
各リンクアーム73は、長手方向に延びる板状をなし、連結板51の外側面(各連結板51の互いに対向する面とは反対側の面)に対向配置されている。各リンクアーム73の下端部には、リンクアーム73の長手方向に長い長孔76が形成されている。
一方、開閉カバー46の下面には、開閉カバー46の幅両端部において、半円板状の半円板部71が、各リンクアーム73の内側面と対向するように形成されている。各半円板部71には、回動軸47と平行して延びるアーム軸72が設けられている。
また、各連結板51には、外側面における長手方向途中に、外方に向けて延びる連結軸74が設けられている。
そして、各リンクアーム73は、その上端部が、アーム軸72に回動可能に支持され、かつ、その下端部の長孔76に、各連結板51に設けられた連結軸74が挿通されるようにして、取り付けられている。これによって、各リンクアーム73の上端部は、アーム軸72を介して各半円板部71に相対回転可能に連結される。また、各下端部は、各連結軸74を介して各連結板51に相対回転可能に連結される。
開閉カバー46が倒伏して開口部45を閉鎖している状態では、図8に示すように、リンクアーム73および連結板51が、どちらも上下方向にほぼ沿った状態に延びている。この状態から、回動軸47を支点として、開閉カバー46を開放方向へ回動させると、リンクアーム73がアーム軸72を介して引き上げられる。このとき、リンクアーム73の上端部がアーム軸72を支点として回転し、リンクアーム73の下端部が連結軸74を支点として回転する。これによって、図9に示すように、連結板51が上下方向に沿って延びた状態のまま、リンクアーム73とともに引き上げられ、搬送案内部材49が上昇し、用紙3のジャム発生時には、その上昇する搬送案内部材49によって用紙3が上方に押し上げられる。
このように、リンクアーム73により、開閉カバー46の開放動作と搬送案内部材49の移動とを簡易に連動させることができる。すなわち、開閉カバー46の開放動作に連動して、搬送案内部材49を上昇させることができ、これによって、搬送経路48上でジャムを生じた用紙3を上方に押し上げることができる。そのため、開閉カバー46を開放するという簡単な操作によって、ジャムを生じた用紙3を容易に除去することができる。
以上、本発明の3つの実施形態を説明したが、本発明は、さらに他の形態で実施することもできる。たとえば、図6および図7に示す実施形態に係るニップ解除手段と、図8および図9に示す実施形態に係る連動手段との両方を備えてもよい。ニップ解除手段と連動手段との両方を備えていれば、開閉カバー46の開放動作に連動して、搬送案内部材49を上昇させることができ、さらに、その搬送案内部材49の上昇に連動して、定着部13の加熱ローラ36と加圧ローラ37との間のニップを解除することができる。
また、各実施形態では、ジャム解除部材を兼ねる搬送案内部材49が、転写ローラ34と定着部13との間における用紙3の搬送経路48に配置されている場合を例にとったが、ジャム解除部材は、転写ローラ34と定着部13との間以外の用紙3の搬送経路に配置されていてもよい。
本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を簡略化して示す要部側断面図である。 図1に示すレーザプリンタの要部側断面図であって、搬送案内部材が上昇された状態を示す。 図1に示すレーザプリンタの、上面カバー部材の開口部が開放された状態の平面図である。 図3に示す搬送案内部材の正面図である。 図3に示す搬送案内部材の要部斜視図である。 本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの他の実施形態(搬送案内部材の移動に連動して、定着部の加熱ローラと加圧ローラとのニップが解除される態様)を簡略化して示す要部側断面図である。 図6に示すレーザプリンタの要部側断面図であって、搬送案内部材が上昇された状態を示す。 本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタのさらに他の実施形態(開閉カバーの開放動作に連動して、搬送案内部材が移動する態様)を簡略化して示す要部側断面図である。 図8に示すレーザプリンタの要部側断面図であって、開閉部材が開かれた状態を示す。
符号の説明
1 レーザプリンタ
3 用紙
13 定着部
34 転写ローラ
36 加熱ローラ
37 加圧ローラ
40 上面カバー部材
45 開口部
46 開閉カバー
48 搬送経路
49 搬送案内部材
50 エアダクト
54 把持部
57 ガイド溝
58 除電ブラシ
59 ばね
60 ローラ軸
61 押し下げアーム
62 連結部材
65 偏心カム部
73 リンクアーム
100 レーザプリンタ
110 レーザプリンタ
D1 搬送方向
D2 上下方向
L1 搬送案内部材の本体部の、用紙の搬送方向に沿う長さ
L2 最小サイズの用紙の搬送方向に沿う長さ

Claims (18)

  1. 記録媒体を搬送して、前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    搬送される前記記録媒体の一方の面と対向するように配置され、前記記録媒体のジャム発生時には、ジャムを生じた記録媒体を前記一方の面側から他方の面側に向かって押し出すように、移動可能に設けられているジャム解除部材を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記ジャム解除部材は、前記記録媒体の搬送を案内する搬送案内部材を兼ねることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ジャム解除部材は、記録媒体の搬送方向に沿う長さが、この画像形成装置で画像形成可能な記録媒体のうち、前記搬送方向に沿う長さが最も短い記録媒体の前記搬送方向に沿う長さよりも、短く形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 現像剤像を記録媒体に転写するための転写手段と、
    前記転写手段によって記録媒体に転写された現像剤像をその記録媒体に定着させるための定着手段とを備え、
    前記ジャム解除部材は、前記転写手段と前記定着手段との間の前記記録媒体の搬送経路に配置されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記定着手段は、加熱部材と、その加熱部材に対向配置され、前記加熱部材に接触してニップを形成する加圧部材とを備えており、
    前記ジャム解除部材の移動時に、前記ジャム解除部材の移動に連動して、前記加熱部材と前記加圧部材との間のニップを解除するニップ解除手段を備えていることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記定着手段は、前記加圧部材を前記加熱部材に向けて付勢する付勢手段を備えており、
    前記ニップ解除手段は、前記ジャム解除部材の移動に連動して、前記加熱部材と前記加圧部材とを前記付勢手段の付勢力に抗して互いに離間させることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記定着手段は、前記加圧部材を支持する支持軸を備え、
    前記ニップ解除手段は、前記支持軸に設けられ、偏心回転により、前記加圧部材が前記加熱部材に接触するニップ位置と前記加熱部材から離間するニップ解除位置とに、前記加圧部材を移動させる偏心カムと、前記ジャム解除部材と前記偏心カムとを連結し、前記ジャム解除部材の移動に連動して、前記偏心カムを偏心回転させるリンク部材とを備えていることを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記転写手段と前記定着手段との間であって、搬送される前記記録媒体の前記他方の面側に配置され、前記ジャム解除部材の移動方向に沿って着脱されるエアダクトを備え、
    前記エアダクトは、前記ジャム解除部材の移動に連動して着脱されるように設けられていることを特徴とする、請求項4ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 搬送される前記記録媒体の前記他方の面側を被覆するカバー部材と、
    前記ジャム解除部材の移動方向において、前記ジャム解除部材に対向配置され、前記カバー部材に形成される開口部と、
    前記開口部を開閉するための開閉部材とを備えていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記開閉部材の開放動作に連動して前記ジャム解除部材を移動させるための連動手段を備えていることを特徴とする、請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記連動手段は、前記開閉部材と前記ジャム解除部材とに連結されるリンクアームを備えていることを特徴とする、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 搬送される前記記録媒体の前記他方の面側を被覆するカバー部材と、
    前記ジャム解除部材の移動方向において、前記ジャム解除部材に対向配置され、前記カバー部材に形成される開口部と、
    前記開口部近傍に設けられ、前記ジャム解除部材の移動を操作する操作部材とを備えていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記ジャム解除部材の移動を案内するためのガイド手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記ジャム解除部材に設けられ、前記ジャム解除部材の移動時に、そのジャム解除部材によって押し出される記録媒体に摺接して、その記録媒体を除電するための除電手段を備えていることを特徴とする、請求項1ないし13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 記録媒体を搬送して、前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    搬送される前記記録媒体のジャム発生時に、ジャムを解除するために移動されるジャム解除部材と、
    前記ジャム解除部材に設けられ、前記ジャム解除部材の移動時に、ジャムを生じた記録媒体に摺接して、その記録媒体を除電するための除電手段を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  16. 記録媒体を搬送して、前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    搬送される前記記録媒体における下面側に配置され、前記記録媒体のジャム発生時には、ジャムを生じた記録媒体を前記下面側から上方に向かって押し出すように、移動可能に設けられているジャム解除部材を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  17. 前記記録媒体の搬送経路中に設けられ、現像剤像を前記記録媒体に転写するための転写手段と、
    前記搬送経路中において、前記転写手段よりも下流側に設けられ、その転写手段によって転写された現像剤像をその記録媒体に定着させるための定着手段とを備え、
    前記ジャム解除部材は、前記転写手段と前記定着手段との間の前記記録媒体の搬送経路の下側に配置されていることを特徴とする、請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記ジャム解除部材は、前記転写手段と前記定着手段との間の前記記録媒体の搬送を案内する搬送案内部材を兼ねており、その搬送案内部材が、前記搬送経路より上昇可能に構成されていることを特徴とする、請求項16または17に記載の画像形成装置。
JP2004020109A 2004-01-28 2004-01-28 画像形成装置 Pending JP2005215182A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004020109A JP2005215182A (ja) 2004-01-28 2004-01-28 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004020109A JP2005215182A (ja) 2004-01-28 2004-01-28 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005215182A true JP2005215182A (ja) 2005-08-11

Family

ID=34904127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004020109A Pending JP2005215182A (ja) 2004-01-28 2004-01-28 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005215182A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7877037B2 (en) 2005-12-27 2011-01-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having duct for blowing air on charger
JP2011022608A (ja) * 2010-09-30 2011-02-03 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2012208192A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP2014026114A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2014215522A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
US10108139B2 (en) 2016-11-22 2018-10-23 S-Printing Solution Co., Ltd. Moveable member to move a pressure roller in a direction away from a feeding roller according to an opening operation of a door

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7877037B2 (en) 2005-12-27 2011-01-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device having duct for blowing air on charger
US8014696B2 (en) 2005-12-27 2011-09-06 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming device
JP2011022608A (ja) * 2010-09-30 2011-02-03 Brother Industries Ltd 画像形成装置
JP2012208192A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Brother Ind Ltd 画像形成装置
US8821055B2 (en) 2011-03-29 2014-09-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2014026114A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2014215522A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及び画像形成装置
US10108139B2 (en) 2016-11-22 2018-10-23 S-Printing Solution Co., Ltd. Moveable member to move a pressure roller in a direction away from a feeding roller according to an opening operation of a door

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7464927B2 (en) Sheet-feeding cassette and image forming apparatus
US7813666B2 (en) Process unit, image formation apparatus, and developing cartridge
US9720365B2 (en) Image forming device having feed tray and retaining unit retaining photosensitive drums
JP4161952B2 (ja) 画像形成装置
US7532855B2 (en) Image forming apparatus
JP4296497B2 (ja) 画像形成装置
US7298989B2 (en) Image forming apparatus and cartridge with holding device
US20070122175A1 (en) Developer cartridge, process unit, and image formation device
JP2007140392A (ja) 画像形成装置
US7463848B2 (en) Image forming apparatus having a state in which a conveying roller is pressed toward a recording medium
JP4761131B2 (ja) 画像形成装置
US8737870B2 (en) Image-forming apparatus
JP4161953B2 (ja) 画像形成装置
JP3162885U (ja) 画像形成装置、感光体ユニット、プロセスユニットおよびトナーユニット
JP4096263B2 (ja) 画像形成装置
JP2005215182A (ja) 画像形成装置
JP2006220919A (ja) 画像形成装置及び定着装置
US7735823B2 (en) Sheet-feeding cassette and image forming apparatus
JP4306509B2 (ja) 画像形成装置
JP2006030643A (ja) 画像形成装置
JP2005338399A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2005242068A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2005189309A (ja) 画像形成装置
JP4306516B2 (ja) 画像形成装置
JP4737240B2 (ja) 排出装置および該排出装置を備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071016