JP2006220919A - 画像形成装置及び定着装置 - Google Patents

画像形成装置及び定着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006220919A
JP2006220919A JP2005034319A JP2005034319A JP2006220919A JP 2006220919 A JP2006220919 A JP 2006220919A JP 2005034319 A JP2005034319 A JP 2005034319A JP 2005034319 A JP2005034319 A JP 2005034319A JP 2006220919 A JP2006220919 A JP 2006220919A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
peeling
roller
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005034319A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomitake Aradate
富岳 荒舘
Masahito Kajita
真仁 梶田
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005034319A priority Critical patent/JP2006220919A/ja
Priority to US11/349,978 priority patent/US7616919B2/en
Publication of JP2006220919A publication Critical patent/JP2006220919A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract


【課題】 加熱部材と押圧部材によって熱定着を行う装置において、定着後に被記録媒体を良好に剥離でき、かつ剥離部材と被記録媒体との干渉を効果的に防止しうる構成を提供する。
【解決手段】 レーザプリンタ1は、加熱ローラ49と、加熱ローラ49に押圧されてニップNを形成する加圧ローラ50とを備えた定着器21を有しており、手段を備え、加熱ローラ49と、加圧ローラ50とによって用紙をを挟持搬送して、用紙に対し現像剤の熱定着を行うように構成されている。この定着器21には、ニップNに対する用紙搬送方向下流側において、加熱ローラ49から用紙を剥離するための剥離爪100が設けられており、他方、用紙が剥離爪100によって加熱ローラ49から剥離した後に剥離爪100と干渉しないように干渉防止ローラ110が設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置及び定着装置に関する。
従来から、レーザプリンタ等の画像形成装置に使用される定着ユニットとして、加熱部材としての加熱ローラと、それに押圧される押圧部材としての加圧ローラとを備えたものが提供されている。この種の定着ユニットでは、トナー像の転写された用紙(被記録媒体)が両ローラによって挟持搬送されるようにして熱定着が行われていた。また、この種の定着ユニットでは、定着後の用紙搬送を円滑に行うべく、定着ユニットの用紙搬送方向下流側において、加熱ローラから用紙を剥離するための剥離爪が設けられていた。
特開2003−156967公報
ところで、上述したような従来の画像形成装置では、加熱ローラと加圧ローラとによる用紙の挟持位置(いわゆるニップ位置)と剥離爪との距離が大きくなると、剥離爪とは関係なくニップ位置近傍で用紙が即座に剥離したり、あるいは剥離爪の位置まで搬送されてからこの剥離爪によって強制的に剥離されるなど、状態に応じて用紙の挙動が異なり、定着後に用紙の挙動が安定しにくいという問題があった。このように用紙挙動が安定しないと、想定される用紙搬送経路から外れることに起因する不具合(用紙が波打つ等の不具合)が生じやすく、円滑で精度高い画像形成が阻害される虞があった。一方、このような問題があまり生じないようにするためには、剥離爪をよりニップ位置に近づけて配置し、用紙がニップ位置からあまり離れた位置で剥離しないようにすることが望ましい(逆に言えば、ニップ位置付近で安定的に剥離することが望ましい)。しかしながら、ニップ位置付近で用紙を安定的に剥離すべく剥離爪をニップ位置により近づけて配置しようとすると、今度は剥離爪の一部が搬送される用紙と干渉しやすくなり、その結果、良好な画像形成が阻害されてしまうという問題が生じる。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、加熱部材と押圧部材によって熱定着を行う装置において、定着後の被記録媒体の剥離を良好に行うことができ、その一方で剥離部材と被記録媒体との干渉を効果的に防止しうる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、加熱部材と、前記加熱部材に押圧される押圧部材と、を有する定着手段を備え、前記加熱部材と前記押圧部材とによって被記録媒体を挟持搬送して、前記被記録媒体に対し現像剤の熱定着を行う画像形成装置であって、前記加熱部材と前記押圧部材とが前記被記録媒体を挟持する挟持位置に対して、前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記加熱部材から前記被記録媒体を剥離するための剥離部材と、前記被記録媒体が、前記剥離部材によって前記加熱部材から剥離された後に前記剥離部材と干渉することを防止する干渉防止部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記剥離部材における前記被記録媒体の搬送方向上流側端部には、前記被記録媒体の先端部を前記加熱部材から剥がすように作用する剥離部が、前記加熱部材と対向するように設けられ、前記干渉防止部材が、前記剥離部材における前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられた下流側端部と、前記被記録媒体との干渉を防止するように構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記干渉防止部材が、前記剥離部材の前記下流側端部よりも、搬送される前記被記録媒体に近くなる位置に設けられていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記剥離部材が、搬送される前記被記録媒体と対向配置される対向面を有し、前記干渉防止部材が、前記対向面に対し、前記被記録媒体側に突出するように設けられていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記干渉防止部材が、搬送される前記被記録媒体と対向する位置に回転可能に支持される回転部材を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記剥離部材における前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられた下流側端部が、前記回転部材の回転軸線と直交する面方向において前記回転部材の外周面によって囲まれる領域内に設けられていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置において、前記回転部材が、円筒状の外面を有するローラ部材からなることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記干渉防止部材は、搬送される前記被記録媒体と対向する位置において、搬送される前記被記録媒体側に凸となるように湾曲して構成される用紙案内面を有することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記挟持位置よりも前記被記録媒体の搬送方向下流側において、前記被記録媒体の搬送をガイドするガイド部材が設けられて、前記ガイド部材が、前記被記録媒体の搬送方向を、前記加熱部材と前記押圧部材による前記被記録媒体の搬送方向とは反対側に折り返す折り返し部を備えていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置において、前記剥離部材と前記干渉防止部材とを有してなる剥離ユニットが複数設けられ、複数の前記剥離ユニットが、搬送される前記被記録媒体の幅方向において互いに距離を隔てて設けられていることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載の画像形成装置において、前記剥離ユニットにおいて、前記干渉防止部材が、前記剥離部材よりも前記被記録媒体の幅方向の外側に設けられていることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置において、前記被記録媒体の搬送方向において、前記挟持位置よりも下流側には、前記被記録媒体を被記録媒体載置部に向けて排出するための一対の排出ローラ部材が設けられ、前記一対の排出ローラ部材のうち、少なくとも一方の排出ローラ部材は、駆動手段からの駆動力が伝達されることにより駆動する構成をなしており、前記挟持位置と前記一対の排出ローラ部材と間に構成される被記録媒体搬送路は、駆動力が与えられない非駆動部材のみからなることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の画像形成装置において、前記剥離部材が、前記加熱部材と対向する先端部が先鋭に構成された剥離爪からなることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置において、前記加熱部材が加熱ローラ部材からなり、前記押圧部材が、前記加熱ローラ部材の外周面と対向配置される加圧ローラ部材からなることを特徴とする。
請求項15の発明は、加熱部材と、前記加熱部材に押圧される押圧部材と、を備え、前記加熱部材と前記押圧部材とによって前記被記録媒体を挟持搬送して、前記被記録媒体に対し現像剤の熱定着を行う定着装置であって、前記加熱部材と前記押圧部材とが前記被記録媒体を挟持する挟持位置に対して、前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられた剥離部材と、前記被記録媒体と、前記剥離部材との干渉を防止する干渉防止部材と、を備えたことを特徴とする。
<請求項1、15の発明>
請求項1、15の構成によれば、加熱部材から被記録媒体を安定して剥離できる構成を実現しつつ、その一方で、剥離後の被記録媒体と剥離部材との干渉を防止することができ、干渉に起因して被記録媒体に生じる損傷等の不具合を防止できる。
<請求項2の発明>
剥離部材の上流側端部を剥離部として機能させるようにすると加熱部材から被記録媒体を剥離させる上での好適な構成となるが、その一方で、下流側端部が被記録媒体と干渉しやすくなってしまう。しかしながら、請求項2のようにすることにより、この下流側端部と被記録媒体との干渉を防ぐことができる。即ち、加熱部材から被記録媒体を良好に剥離可能な構成を実現しつつ、干渉を効果的に防止できる構成となる。
<請求項3の発明>
請求項3の構成によれば、干渉防止部材が被記録媒体と接触しやすくなる一方、剥離部材の下流側端部に被記録媒体が接触しにくくなり、下流側端部と被記録媒体との干渉を防止できる好適例となる。
<請求項4の発明>
請求項4の構成のように、干渉防止部材を、剥離部材の対向面よりも被記録媒体側に突出するように構成すれば、剥離後において被記録媒体が剥離部材側に近づいたとしてもその突出する干渉防止部材によって更なる近接が抑えられることとなる。従って、剥離部材と被記録媒体とが接触しにくくなり、干渉が良好に抑えられることとなる。
<請求項5の発明>
請求項5の構成によれば、被記録媒体と剥離部材と干渉を効果的に防止でき、かつ、被記録媒体を円滑に搬送できることとなる。
<請求項6の発明>
請求項6の構成によれば、剥離部材における下流側端部を回転部材の外周面によって安定して保護できることとなり、円滑な搬送を実現しつつ被記録媒体と下流側端部との接触を防止できる好適例となる。
<請求項7の発明>
請求項7の構成によれば、干渉防止部材によって被記録媒体と剥離部材との干渉を防止しつつ、干渉防止部材が被記録媒体に与える影響についてもより小さく抑えることができる。
<請求項8の発明>
請求項8の構成によれば、簡易な構成にて被記録媒体を保護できる好適例となる。
<請求項9の発明>
請求項9のように、折り返し部によって被記録媒体の搬送方向を、加熱部材と押圧部材による被記録媒体の搬送方向とは反対側に折り返すようにすると被記録媒体の搬送経路をコンパクトなものとすることができ、装置小型化を実現しやすくなる。しかしながら、その一方で剥離部材と被記録媒体とが干渉しやすくなってしまうという問題がある。このような問題に対し、請求項9の構成によれば剥離部材と被記録媒体との干渉防止が図られるため、装置小型化と被記録媒体の保護を共に実現できることとなる。
<請求項10の発明>
請求項10の構成によれば、搬送される被記録媒体の幅方向所定領域に亘って安定的に被記録媒体を剥離することができ、かつ各剥離部材に対する干渉を効果的に防止できることとなる。
<請求項11の発明>
幅方向に複数の剥離部材を設けた場合、幅方向所定領域に亘って安定的に被記録媒体を剥離することができることとなるが、この場合、その複数の剥離部材の配設領域よりも外側領域(即ち剥離部材が存在しなくなる領域)においては剥離効果がやや小さい状態、或いは剥離が不十分な状態となりやすい。そして、このような現象の影響をうけ、幅方向においては、中央側よりも外側のほうが被記録媒体が剥離部材に接触しやすくなってしまう。このような問題に対し、請求項11では、各剥離ユニットにおいて剥離部材の外側に干渉防止部材を設けるようにしたため、被記録媒体が近接しやすくなる各剥離部材の外側を手厚く保護することができ、より効果的な保護が可能となる。
<請求項12の発明>
請求項12の発明によれば、加熱部材から被記録媒体を安定して剥離できる構成、及び、剥離後の被記録媒体と剥離部材との干渉に起因して被記録媒体に生じる不具合を防止できる構成、を共に実現しつつ、更に装置構成の簡素化をも図ることができる。
<請求項13の発明>
請求項13の発明によれば、加熱部材から被記録媒体を剥離しやすい好適な構成となる。
<請求項14の発明>
このように加熱ローラ部材と加圧ローラ部材とにより定着を行うようにすると、現像剤の定着と被記録媒体の搬送とを共に良好に行いうる好適例となるが、それと同時に加熱ローラ部材に被記録媒体が接着しやすくなる。このような構成において、上記構成(即ち、剥離部材と、干渉防止部材を共に設ける構成)を用いるとより有効である。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1について説明する。
1.全体構成
まず、図1を参照して本実施形態に係るレーザプリンタの全体構成について説明する。図1は、本発明の画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
このレーザプリンタ1は、本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に収容される、被記録媒体としての用紙を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5などを備えている。なお、本実施形態では、用紙を符号3にて示し、用紙搬送経路を符号3’にて概念的に示している。
本体ケーシング2の一方側の側壁には、後述するプロセスカートリッジ20を着脱するための着脱口6が形成されており、その着脱口6を開閉するためのフロントカバー7が設けられている。このフロントカバー7は、その下端部に挿通されたカバー軸(図示せず)に回動自在に支持されている。これによって、フロントカバー7をカバー軸を中心として閉じると、図1に示すように、フロントカバー7によって着脱口6が閉鎖され、フロントカバー7をカバー軸を支点として開くと(傾倒させると)、着脱口6が開放され、この着脱口6を介して、プロセスカートリッジ20を本体ケーシング2に対して着脱させることができる。なお、レーザプリンタ1においてプロセスカートリッジ20以外の本体部分が装置本体1aである。本実施形態では、感光体29等各種部品を備えたプロセスカートリッジ20が、装置本体1aに対して着脱可能に構成されている。
なお、本実施形態では、図1におけるフロントカバー7が設けられる側を「前側」とし、その反対側を「後側」とする。また、以下の説明では、レーザプリンタ1の前後方向をX軸方向、レーザプリンタ1の高さ方向をY軸方向とし、さらに搬送される用紙の幅方向をZ軸方向(なお、図1ではZ軸方向の図示は省略している)とする。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ9と、給紙トレイ9の前端部の上方に設けられる給紙ローラ10および分離パッド11と、給紙ローラ10の後側に設けられるピックアップローラ12と、給紙ローラ10の前側下方において対向配置されるピンチローラ13と、給紙ローラ10の前側上方において対向配置される紙粉取りローラ8と、給紙ローラ10の後側上方に設けられるレジストローラ14とを備えている。
給紙トレイ9の内部には、用紙を積層状に載置可能な用紙押圧板15が備えられている。この用紙押圧板15は、後端部において揺動可能に支持されることによって、前端部が下方に配置され、給紙トレイ9の底板16に沿う載置位置と、前端部が上方に配置され、傾斜する搬送位置とに揺動可能とされている。
また、給紙トレイ9の前端部には、用紙押圧板15の前端部を上方に持ち上げるためのレバー17が設けられている。このレバー17は、用紙押圧板15の前側から下側へ回り込むように断面略L字状に形成されており、その上端部が、給紙トレイ9の前端部に設けられたレバー軸18に取り付けられ、その後端部が、用紙押圧板15の前端部の下面に当接している。これによって、レバー軸18に図中時計回りの回転駆動力が入力されると、レバー17がレバー軸18を支点として回転し、レバー17の後端部が用紙押圧板15の前端部を持ち上げ、用紙押圧板15を搬送位置に位置させる。なお、符号15'は、用紙押圧板が持ち上げられた状態を示すものである。
用紙押圧板15が搬送位置に位置されると、用紙押圧板15上の用紙は、ピックアップローラ12に押圧され、ピックアップローラ12の回転によって、給紙ローラ10と分離パッド11との間に向けて搬送開始される。
一方、給紙トレイ9を本体ケーシング2から離脱させると、用紙押圧板15は、その自重によって、前端部が下方に移動し、用紙押圧板15が載置位置に位置される。用紙押圧板15が載置位置に位置されると、用紙押圧板15上に用紙を積層状に載置することができる。
ピックアップローラ12によって給紙ローラ10と分離パッド11との間に向けて送り出された用紙3は、給紙ローラ10の回転によって、給紙ローラ10と分離パッド11との間に挟まれたときに、確実に1枚ごとに捌かれて給紙される。給紙された用紙3は、給紙ローラ10とピンチローラ13との間を通り、紙粉取りローラ8によって、紙粉が取り除かれた後、レジストローラ14に搬送される。
レジストローラ14は、1対のローラから構成され、用紙3を、レジスト後に、後述する感光体29と転写ローラ32との間であって、感光体29上のトナー(トナーが特許請求の範囲でいう現像剤に相当する)を用紙3に転写する転写位置P1に搬送する。
画像形成部5は、スキャナ部19、プロセスカートリッジ20、定着器21などを備えている。
スキャナ部19は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、図示しないレーザ光源、回転駆動されるポリゴンミラー22、fθレンズ23、反射鏡24、レンズ25および反射鏡26などを備えている。レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、破線LBで示すように、ポリゴンミラー22で偏向されて、fθレンズ23を通過した後、反射鏡24によって光路が折り返され、さらにレンズ25を通過した後、反射鏡26によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、プロセスカートリッジ20の後述する感光体29のドラム本体34の表面上に照射される。
プロセスカートリッジ20は、スキャナ部19の下方において、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されている。このプロセスカートリッジ20は、ドラムカートリッジ20aとして、上フレーム27と、この上フレーム27と別体に形成されて、上フレーム27と組み合わされる下フレーム28とを備えている。また、プロセスカートリッジ20は、ドラムカートリッジ20a内に、像担持体としての感光ドラム29、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器30(以下、単に帯電器30ともいう)、現像カートリッジ31、転写手段としての転写ローラ32、およびクリーニングブラシ33を備えている。
感光体29は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体34と、このドラム本体34の軸心において、ドラム本体34の長手方向に沿って延びる金属製のドラム軸35とを備えている。ドラム軸35は上フレーム27に支持され、このドラム軸35に対してドラム本体34が回転自在に支持されることにより、感光体29は、上フレーム27において、ドラム軸35を中心に回転自在に設けられている。
図1に示すように、スコロトロン型帯電器30は、上フレーム27に支持されており、感光体29の後側斜め上方において、感光体29と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体29と対向配置されている。このスコロトロン型帯電器30は、放電ワイヤ37と、感光体29の軸方向に所定間隔を隔てて対向配置された対向電極38a、38aと、放電ワイヤ37と感光体29との間に設けられ、放電ワイヤ37から感光体29への放電量を制御するグリッド電極38bとを備えている。このスコロトロン型帯電器30では、対向電極38a、38a、及びグリッド電極38bにバイアス電圧を印加すると同時に、放電ワイヤ37に高電圧を印加して、放電ワイヤ37をコロナ放電させることにより、感光体29の表面を一様に正極性に帯電させることができる。
なお、このスコロトロン型帯電器30には、放電ワイヤ37をクリーニングするためのワイパ36が、放電ワイヤ37を挟持するように設けられている。
図1に示すように、現像カートリッジ31は、後側が解放されるボックス状に形成され、下フレーム28に対して着脱自在に装着されている。図1に示すように、この現像カートリッジ31内には、トナー収容室39、供給ローラ40、現像ローラ41および層厚規制ブレード42が設けられている。
トナー収容室39は、仕切板43によって仕切られる現像カートリッジ31の前側の内部空間として形成されている。トナー収容室39内には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分のトナーが充填されている。このトナーとしては、重合性単量体、たとえば、スチレンなどのスチレン系単量体や、アクリル酸、アルキル(C1〜C4)アクリレート、アルキル(C1〜C4)メタアクリレートなどのアクリル系単量体を、懸濁重合などによって共重合させることにより得られる重合トナーが用いられている。このような重合トナーは、略球状をなし、流動性が極めて良好であり、高画質の画像形成を達成することができる。
なお、このようなトナーには、カーボンブラックなどの着色剤やワックスなどが配合され、また、流動性を向上させるために、シリカなどの外添剤が添加されている。トナーの平均粒径は、約6〜10μmである。
また、トナー収容室39内には、アジテータ44が設けられている。トナー収容室39内のトナーは、アジテータ44により攪拌されて、仕切板43の下方において前後方向に連通する開口部45から供給ローラ40に向かって放出される。
供給ローラ40は、開口部45の後側に配置されて、現像カートリッジ31に回転可能に支持されている。この供給ローラ40は、金属製のローラ軸40aを、導電性の発泡材料からなるローラ40bで被覆することにより構成されている。この供給ローラ40は、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。
現像ローラ41は、供給ローラ40の後側において、供給ローラ40と互いに圧縮されるように接触した状態で、現像カートリッジ31に回転可能に支持されている。また、現像ローラ41は、現像カートリッジ31が下フレーム28に装着された状態で、感光体29に対向して接触する。この現像ローラ41は、金属製のローラ軸41aを、導電性のゴム材料からなるローラ41bで被覆することにより構成されている。このローラ軸41aは、現像カートリッジ31の後端部において、その両端部が現像カートリッジ31の側面から前後方向と直交する幅方向外方に突出している。現像ローラ41のローラ41bは、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴムまたはシリコーンゴムからなるローラ本体の表面に、フッ素が含有されているウレタンゴムまたはシリコーンゴムのコート層が被覆されている。現像ローラ41には、現像時に現像バイアスが印加される。また、現像ローラ41は、図示しないモータからの動力の入力により、供給ローラ40と同じ方向に回転駆動される。
層厚規制ブレード42は、図1に示すように、金属の板ばね材からなるブレード本体46の先端部に、絶縁性のシリコーンゴムからなる断面半円形状の押圧部47を備えている。この層厚規制ブレード42は、現像ローラ41の上方において現像カートリッジ31に支持されて、押圧部47がブレード本体46の弾性力によって現像ローラ41上に圧接されている。
開口部45から放出されたトナーは、供給ローラ40の回転により、現像ローラ41に供給され、このとき、供給ローラ40と現像ローラ41との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ41上に供給されたトナーは、現像ローラ41の回転に伴って、層厚規制ブレード42の押圧部47と現像ローラ41との間に進入し、ここでさらに帯電されて一定厚さの薄層として現像ローラ41上に担持される。
転写ローラ32は、感光体29に担持されたトナー像を用紙3に転写するように構成されている。この転写ローラ32は、下フレーム28に回転自在に支持されており、上フレーム27と下フレーム28とが組み合わされた状態において、感光体29と上下方向において対向して接触し、感光体29との間にニップを形成するように配置されている。この転写ローラ32は、金属製の軸部材32aを、導電性のゴム材料からなるローラ32bで被覆することにより構成されている。転写ローラ32には、転写時に負極性の転写バイアスが印加される。また、転写ローラ32は、図示しないモータからの動力の入力により、感光体29と反対方向に回転駆動される。なお、転写バイアスとしては、帯電器30に印加されるバイアスとは逆極性のバイアスが印加される。
クリーニングブラシ33は、下フレーム28に取り付けられており、上フレーム27と下フレーム28とが組み合わされた状態において、感光体29の後側において、感光体29と対向して接触するように配置されている。
感光体29の表面は、その感光体29の回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電された後、スキャナ部19からのレーザビームの高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ41の回転により、現像ローラ41上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光体29に対向して接触するときに、感光体29の表面上に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光体29の静電潜像は、可視像化され、感光体29の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光体29の表面上に担持されたトナー像は、図1に示すように、レジストローラ14によって搬送されてくる用紙3が、感光体29と転写ローラ32との間の転写位置P1を通る間に、転写ローラ32に印加される転写バイアスによって、用紙3に転写される。トナー像が転写された用紙3は、定着器21に搬送される。
なお、転写後に感光体29上に残存する転写残トナーは、現像ローラ41に回収される。また、転写後に感光体29上に付着する用紙3からの紙粉は、クリーニングブラシ33によって回収される。
定着器21は、特許請求の範囲でいう定着手段に相当するものであり、転写ローラ32によって転写されたトナー像(現像剤像)を用紙(被記録媒体)に定着させるものである。この定着器21は、プロセスカートリッジ20の後側に設けられ、定着フレーム48と、その定着フレーム48内に、加熱ローラ49および加圧ローラ50とを備えている。この定着器21では、転写位置において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ49と加圧ローラ50との間を通過する間に熱定着させる。なお、定着器21の詳細については後述する。
トナーが定着した用紙3は、本体ケーシング2の上面に向かって上下方向に延びた排紙ガイド部材51に搬送される。排紙ガイド部材51に搬送された用紙3は、その上側に設けられる一対の排紙ローラ52によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ53上に排紙される。
2.定着器の具体的構成
次に、本実施形態に係る定着器21について具体的に説明する。図2は、定着器21を加熱ローラ49及び加圧ローラ50の対向方向(即ち、各ローラの回転軸線J2、J3が対向する方向)に沿って下方側から見た図である。図3は、図2のA−A断面を概念的に示す断面図であり、図4は、図2のB−B断面を概念的に示す断面図である。なお、図1は、図2のB−B断面に沿って画像形成装置全体を切断した断面図であり、図1を拡大した図が、図4に相当する。また、図5は、定着器21の要部を斜め下方後側から見た斜視図である。
図1に示すように、定着器21は、加熱ローラ49(加熱ローラ49は、加熱部材、加熱ローラ部材に相当する)と、加熱ローラ49に押圧されてニップN(挟持位置)を形成する加圧ローラ50(加圧ローラ50は、加圧部材、加圧ローラ部材に相当する)とを備えている。そして、加熱ローラ49と加圧ローラ50とによって用紙を挟持搬送して、用紙に対し現像剤の熱定着を行うように構成されている。
加熱ローラ49は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされた金属管と、その金属管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される構成をなしている。
加圧ローラ50は、加熱ローラ49の下方において、加熱ローラ49を押圧するように対向配置されている。この加圧ローラ50は、金属製のローラ軸を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されており、加熱ローラ49の回転駆動に従って従動される。
そして、本実施形態では、このように加熱ローラ49と加圧ローラ50とにより定着を行っているため、現像剤の定着と用紙の搬送とを共に良好に行うことができるようになっているが、その一方で、加熱ローラ49に用紙が接着しやすくなってしまう。そこで、このような問題を解決すべく、図1に示すように、加熱ローラ49と加圧ローラ50とのニップNに対する用紙の搬送方向下流側において、加熱ローラ49から用紙を剥離するための剥離爪100が複数(本実施形態では4つ)設けられている。
この剥離爪100は、図2、図3に示すように、支持部材107を介して定着フレーム48に対し揺動可能に取り付けられており(ここでは、搬送される用紙の幅方向(上述のZ軸方向(即ち軸線J3と平行方向))に沿った軸線を中心として回動可能に構成されており)、加熱ローラ49と対向する先端部が先鋭に構成され、その先端部が加熱ローラ49の外周面側に対しばね等の付勢手段により付勢されている。また、図2に示すように、剥離爪100は、全体的に板状に構成されており、その厚さ方向を搬送用紙の幅方向(Z軸方向(軸線J3と平行方向))とする形態にて定着フレーム48に取り付けられている。図3に示すように、剥離爪100の先端部(用紙の搬送方向上流側端部)は、搬送される用紙の先端部を加熱ローラ49から剥がすように作用する剥離部101として構成されており、この剥離部101は、剥離爪100において加熱ローラ49と対向するように設けられている。なお、本実施形態に係る剥離爪100は、加熱ローラ49による加熱に耐えるべく耐熱性の樹脂部材によって構成されており、具体的には、ポリイミドからなる樹脂ベースにPFA樹脂、PTFE樹脂などによる表面コーティング処理が施されている。
さらに、本実施形態に係る定着器21では、図3に示すように、用紙が剥離爪100によって加熱ローラ49から剥離された後に剥離爪100と再び干渉することを防止するように干渉防止ローラ110(干渉防止ローラ110は、特許請求の範囲でいう、干渉防止部材、回転部材、ローラ部材に相当する)が設けられている。この干渉防止ローラ110は、搬送される用紙と対向する位置(即ち、用紙搬送経路3’と対向する位置)に回転可能に支持される構成をなし、剥離爪100における用紙の搬送方向下流側に設けられた下流側端部102と、搬送される用紙との干渉を防止するように機能する。具体的には、図5に示すように、干渉防止ローラ110は、剥離爪100及び支持部材107とは別部品の支持部材112の一部を軸受として回転可能に支持されている。なお、支持部材112は、定着フレーム48の下方側に取り付けられている。また、本実施形態に係る干渉防止ローラ110は少なくとも外周面にフッ素加工が施されている。本実施形態に係る干渉防止ローラ110は、剥離爪100とは異なる材質によって構成されている。
本実施形態に係る構成では、図3のように、剥離爪100の上流側端部を剥離部101として機能させているため加熱ローラ49から用紙を好適に剥離させることができるが、その一方で、下流側端部102が用紙と干渉しやすくなってしまう。特に、ニップNに剥離爪100(詳しくは剥離部101)を近づけようとすると、剥離爪100全体が用紙搬送経路3’に近接することとなるため、その問題が顕著となる。そこで本実施形態では、干渉防止ローラ110によって下流側端部102と用紙との干渉の防止を図り、安定した剥離と干渉防止とを共に実現可能としている。また、干渉防止部材たる干渉防止ローラ110は、回転部材として構成されているため、用紙の移動に応じてその外面も移動するように作用し、用紙に対する摩擦や衝撃を緩衝する効果を生ずることとなる。従って、外面が移動不能な構成と比較して、用紙に与える影響をより小さく抑えながら干渉防止を実現できる。また、干渉防止ローラ110は、円筒状の外面(外周面110a)を有するローラ部材として構成されているため、外面が用紙に滑らかに接触することとなり、接触時の影響が極めて小さくなる。
また、図3に示すように、干渉防止ローラ110は、剥離爪100の下流側端部102よりも、搬送される用紙に近くなる位置(換言すれば、用紙搬送経路3’に近くなる位置)に設けられている。即ち、剥離爪100の下流側端部102と用紙搬送経路3’との距離L1よりも、干渉防止ローラ110と用紙搬送経路3’との距離L2のほうが小さくなるように構成されている。このように構成されることで、用紙に接触しやすい部位である剥離爪100の下流側端部102に用紙が接触しにくくなり、下流側端部102と用紙との干渉を効果的に防止できることとなる。
干渉防止ローラ110は、剥離爪100における、搬送される用紙(即ち、用紙搬送経路3’を通る用紙)と対向配置される対向面103に対し、搬送される用紙側に突出するように設けられている(即ち、用紙搬送経路3’側に突出するように設けられている)。このように干渉防止ローラ110が剥離爪100の対向面103よりも用紙搬送経路3’側に突出するように設けられているため、剥離後において用紙が剥離爪100側に近づいたとしてもその突出する干渉防止ローラ110によって更なる近接が抑えられることとなる。従って、剥離爪100と用紙とが接触しにくくなり、干渉が良好に抑えられることとなる。
また、図3に示すように、剥離爪100における用紙の搬送方向下流側に設けられた下流側端部102は、干渉防止ローラ110の回転軸線J1と直交する面方向(即ち図3でいう紙面平行方向)において干渉防止ローラ110の外周面110aによって囲まれる領域内に設けられている。搬送される用紙は、ほぼ全体が外周面110aによって囲まれる領域よりも外側の領域を移動することとなるため(即ち、当該領域よりも外側に用紙搬送経路3’が構成されるため)、剥離爪100の下流側端部102はこの外周面110aによって安定して保護されることとなる。従って、円滑な用紙搬送を実現しつつ用紙と下流側端部102との接触を効果的に防止できることとなる。
また、本実施形態では、図2、図5に示すように、剥離爪100と干渉防止ローラ110とによって剥離ユニット105が構成されており、この複数の剥離ユニット105は、搬送される用紙の幅方向(Z軸方向(軸線J3と平行方向))において互いに距離を隔てて設けられている。従って、搬送される用紙の幅方向所定領域に亘って安定的に用紙を剥離することができ、かつ各剥離爪100に対する干渉を効果的に防止できるようになっている。
図2に示すように、干渉防止ローラ110は、各剥離ユニット105において、剥離爪100よりも用紙の幅方向(Z軸方向(軸線J3と平行方向))の外側に設けられている。即ち、幅方向(Z軸方向)に複数の剥離爪100を設けた場合、幅方向所定領域に亘って安定的に用紙を剥離することができることとなるが、その一方で、その複数の剥離爪100の配設領域よりも外側領域(即ち剥離爪100が存在しなくなる領域Q1,Q2)においては剥離効果がやや小さい状態、或いは剥離が不十分な状態となりやすい。このような現象が生じると、その影響をうけ、幅方向(Z軸方向)においては、中央側よりも外側のほうが用紙が剥離爪100に接触しやすくなってしまう。これに対し、本実施形態では、各剥離ユニット105において剥離爪100の外側に干渉防止ローラ110を設けており、用紙が近接しやすくなる各剥離爪100の外側を手厚く保護するようになっている。また、中央部側の2つの剥離ユニット105もそのような関係(即ち、用紙の幅方向(Z軸方向(軸線J3と平行方向))に関し剥離爪100の外側に干渉防止ローラ110を設けた関係)とし、4つの剥離ユニット105のすべてにおいて干渉防止ローラ110が剥離爪100よりも外側にあるため、より効果的に用紙を手厚く保護できる。
また、図1に示すように、レーザプリンタ1においては、加熱ローラ49及び加圧ローラ50によって構成されるニップNよりも用紙の搬送方向下流側において、用紙搬送をガイドする複数の排紙ガイド部材51が設けられている。具体的には、第1ガイド部材51a、第2ガイド部材51b、第3ガイド部材51c、第4ガイド部材51dによって排紙ガイド部材51が構成されており、この排紙ガイド部材51のほぼ全体を構成する第1ガイド部材51a、第2ガイド部材51b、第3ガイド部材51c、第4ガイド部材51dが、用紙搬送方向を、加熱ローラ49と加圧ローラ50による用紙の搬送方向(即ち、平面Fと直交する方向であって後側に向く方向)とは反対側に折り返す折り返し部120として機能している。
本実施形態では、このように折り返し部120によって用紙搬送方向を、加熱ローラ49と加圧ローラ50による用紙搬送方向とは反対側に折り返すようにしているため、用紙搬送経路をよりコンパクトにし、装置小型化を実現している。しかしながら、このように折り返し部120を構成すると、用紙が剥離爪100側に近接する挙動をとるため、剥離爪100と用紙とがより干渉しやすくなってしまうという問題が生じてしまう。しかしながら、上述したように、干渉防止ローラ110によって剥離爪100と用紙との干渉防止が図られているため、装置小型化と用紙の保護を共に実現できるようになっている。
また、用紙搬送方向において、加熱ローラ49及び加圧ローラ50によって構成されるニップNよりも下流側には、用紙を排紙トレイ53(排紙トレイ53は用紙載置部に相当する)に向けて排出するための一対の排出ローラ部材52が設けられ、一対の排出ローラ部材52のうち、一方の排出ローラ部材は、駆動手段(図示しないモータ部材)からの駆動力が、ギア等の伝達部材を介して伝達される構成をなしている。なお、このようにせずに、一対の排出ローラ部材52の両方が駆動手段からの駆動力を伝達される構成であってもよい。
他方、ニップNと一対の排出ローラ部材52と間に構成される用紙搬送路(即ち排紙ガイド部材51)は、モータ等の駆動手段による駆動力が与えられない非駆動部材のみによって構成されている。即ち、排紙ガイド部材51を構成するガイド部材51a、51b、51c、51dが非駆動部材によって構成されている。従って、排紙ガイド部材51が配設される経路に駆動部材が設けられず、装置構成の簡素化が効果的に図られている。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図6ないし図8を参照して説明する。
実施形態2は、干渉防止部材の構成が実施形態1と異なり、それ以外の構成は実施形態1と同一である。従って、その同一の部分については実施形態1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。なお、図6は、定着器の要部について、加熱ローラ及び加圧ローラの対向方向下方側から見た図であり、図7は、定着器の要部を斜め下方後側から見た斜視図である。また、図8は、図6のC−C断面を概念的に示す断面図である。
本実施形態に係る干渉防止部材は、剥離爪100と隣接するようにリブ状に構成された干渉防止リブ130によって構成されている。なお、本実施形態でも、図6、図7に示すように、剥離爪100と干渉防止リブ130とによって実施形態1と同様の剥離ユニット105が複数構成されており、この複数の剥離ユニット105は、搬送される用紙の幅方向(Z軸方向(軸線J3と平行方向))において互いに距離を隔てて設けられている。
干渉防止部材たる干渉防止リブ130は、図8に示すように、搬送される用紙と対向する位置(即ち用紙搬送経路3’と対向する位置)において、搬送される用紙側に凸となるように湾曲する用紙案内面130aを有している。この構成では、簡易な構成にて用紙保護が図られることとなる。
なお、本実施形態に係る定着器21でも、図8に示すように、用紙が剥離爪100によって加熱ローラ49から剥離された後に剥離爪100と再び干渉することを防止するように干渉防止リブ130(干渉防止リブ130は、特許請求の範囲でいう、干渉防止部材に相当する)が設けられている。この干渉防止リブ130は、搬送される用紙と対向する位置(即ち、用紙搬送経路3’と対向する位置)に設けられており、剥離爪100における用紙の搬送方向下流側に設けられた下流側端部102と、搬送される用紙との干渉を防止するように機能する。具体的には、図7に示すように、干渉防止リブ130は、剥離爪100とは別部品として定着フレーム48の下方側に取り付けられている。
また、本実施形態に係る構成でも、図8のように、剥離爪100の上流側端部を剥離部101として機能させており、他方、干渉防止リブ130によって下流側端部102と用紙との干渉防止を図り、安定した剥離と干渉防止とを共に実現可能としている。具体的には、用紙幅方向と直交する平面方向(即ち、軸線J2、J3と直交する平面方向(即ち図8の紙面平行方向))に関して、用紙案内面130aによって囲まれる領域内に下流側端部102が設けられるようになっているため、用紙搬送経路3’が当該領域の外部に構成されることとなり、用紙と下流側端部との接触を効果的に防止できることとなる。
また、図8に示すように、干渉防止リブ130は、剥離爪100の下流側端部102よりも、搬送される用紙に近くなる位置(換言すれば、用紙搬送経路3’に近くなる位置)に設けられている。即ち、剥離爪100の下流側端部102と用紙搬送経路3’との距離L3よりも、干渉防止リブ130と用紙搬送経路3’との距離L4のほうが小さくなるように構成されている。このように構成されることで、用紙に接触しやすい部位である剥離爪100の下流側端部102に用紙が接触しにくくなり、下流側端部102と用紙との干渉を効果的に防止できることとなる。
また、実施形態1と同様に、干渉防止リブ130は、剥離爪100における、搬送される用紙(即ち、用紙搬送経路3’を通る用紙)と対向配置される対向面103に対し、搬送される用紙側に突出するように設けられている(即ち、用紙搬送経路3’側に突出するように設けられている)。このように干渉防止リブ130が剥離爪100の対向面103よりも用紙搬送経路3’側に突出するように設けられているため、剥離後において用紙が剥離爪100側に近づいたとしてもその突出する干渉防止リブ130によって更なる近接が抑えられることとなる。従って、剥離爪100と用紙とが接触しにくくなり、干渉が良好に抑えられることとなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、干渉防止部材と剥離部材とをユニットとして構成していたが、これらをユニットとせずに別々に構成してもよい。
(2)上記実施形態では、加熱部材として加熱ローラ部材を例示し、押圧部材として加圧ローラ部材を例示したが、被記録媒体を加熱しつつ挟持搬送できる構成であればこれらに限定されない。
(3)上記実施形態では、剥離部材として剥離爪を例示したが用紙を加熱部材から剥離させるように作用するものであれば爪状の部材でなくてもよい。
(4)上記実施形態では、干渉防止部材として、干渉防止ローラと、干渉防止リブとを例示したが、剥離部材と被記録媒体との干渉を防止するように機能するものであればこれらの例に限定されない。
本発明の画像形成装置の実施形態1に係るレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図 実施形態1に係る定着器の要部について、加熱ローラ及び加圧ローラの対向方向下方側から見た図 図2のA−A断面を概念的に示す断面図 図2のB−B断面を概念的に示す断面図 実施形態1に係る定着器の要部を斜め下方後側から見た斜視図 実施形態2に係る定着器の要部について、加熱ローラ及び加圧ローラの対向方向下方側から見た図 実施形態2に係る定着器の要部を斜め下方後側から見た斜視図 図6のC−C断面を概念的に示す断面図
符号の説明
1…レーザプリンタ(画像形成装置)
3…用紙(被記録媒体)
21…定着器(定着装置、定着手段)
49…加熱ローラ部材(加熱部材)
50…加圧ローラ部材(押圧部材)
51…排紙ガイド部材(ガイド部材、被記録媒体搬送路)
52…排出ローラ部材
100…剥離爪(剥離部材)
101…剥離部
102…下流側端部
103…対向面
105…剥離ユニット
110…干渉防止ローラ(干渉防止部材、回転部材、ローラ部材)
110a…干渉防止ローラの外周面
120…折り返し部
130…干渉防止リブ(干渉防止部材)
130a…用紙案内面
J1…干渉防止ローラの回転軸線(回転部材の回転軸線)
N…ニップ(挟持位置)

Claims (15)

  1. 加熱部材と、前記加熱部材に押圧される押圧部材と、を有する定着手段を備え、
    前記加熱部材と前記押圧部材とによって被記録媒体を挟持搬送して、前記被記録媒体に対し現像剤の熱定着を行う画像形成装置であって、
    前記加熱部材と前記押圧部材とが前記被記録媒体を挟持する挟持位置に対して、前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられ、前記加熱部材から前記被記録媒体を剥離するための剥離部材と、
    前記被記録媒体が、前記剥離部材によって前記加熱部材から剥離された後に前記剥離部材と干渉することを防止する干渉防止部材と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記剥離部材における前記被記録媒体の搬送方向上流側端部には、前記被記録媒体の先端部を前記加熱部材から剥がすように作用する剥離部が、前記加熱部材と対向するように設けられ、
    前記干渉防止部材は、前記剥離部材における前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられた下流側端部と、前記被記録媒体との干渉を防止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記干渉防止部材は、前記剥離部材の前記下流側端部よりも、搬送される前記被記録媒体に近くなる位置に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記剥離部材は、搬送される前記被記録媒体と対向配置される対向面を有し、
    前記干渉防止部材は、前記対向面に対し、前記被記録媒体側に突出するように設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記干渉防止部材は、搬送される前記被記録媒体と対向する位置に回転可能に支持される回転部材を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記剥離部材における前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられた下流側端部は、前記回転部材の回転軸線と直交する面方向において前記回転部材の外周面によって囲まれる領域内に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記回転部材は、円筒状の外面を有するローラ部材からなることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記干渉防止部材は、搬送される前記被記録媒体と対向する位置において、搬送される前記被記録媒体側に凸となるように湾曲して構成される用紙案内面を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記挟持位置よりも前記被記録媒体の搬送方向下流側において、前記被記録媒体の搬送をガイドするガイド部材を有し、
    前記ガイド部材は、前記被記録媒体の搬送方向を、前記加熱部材と前記押圧部材による前記被記録媒体の搬送方向とは反対側に折り返す折り返し部を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記剥離部材と前記干渉防止部材とを有してなる剥離ユニットが複数設けられ、
    複数の前記剥離ユニットは、搬送される前記被記録媒体の幅方向において互いに距離を隔てて設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記剥離ユニットにおいて、前記干渉防止部材は、前記剥離部材よりも前記被記録媒体の幅方向の外側に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記被記録媒体の搬送方向において、前記挟持位置よりも下流側には、前記被記録媒体を被記録媒体載置部に向けて排出するための一対の排出ローラ部材が設けられ、
    前記一対の排出ローラ部材のうち、少なくとも一方の排出ローラ部材は、駆動手段からの駆動力が伝達されることにより駆動する構成をなしており、
    前記挟持位置と前記一対の排出ローラ部材と間に構成される被記録媒体搬送路は、駆動力が与えられない非駆動部材のみからなることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記剥離部材は、前記加熱部材と対向する先端部が先鋭に構成された剥離爪からなることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記加熱部材は加熱ローラ部材からなり、
    前記押圧部材は、前記加熱ローラ部材の外周面と対向配置される加圧ローラ部材からなることを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 加熱部材と、前記加熱部材に押圧される押圧部材と、を備え、前記加熱部材と前記押圧部材とによって前記被記録媒体を挟持搬送して、前記被記録媒体に対し現像剤の熱定着を行う定着装置であって、
    前記加熱部材と前記押圧部材とが前記被記録媒体を挟持する挟持位置に対して、前記被記録媒体の搬送方向下流側に設けられた剥離部材と、
    前記被記録媒体と、前記剥離部材との干渉を防止する干渉防止部材と、
    を備えたことを特徴とする定着装置。
JP2005034319A 2005-02-10 2005-02-10 画像形成装置及び定着装置 Pending JP2006220919A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005034319A JP2006220919A (ja) 2005-02-10 2005-02-10 画像形成装置及び定着装置
US11/349,978 US7616919B2 (en) 2005-02-10 2006-02-09 Image forming apparatus and fixing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005034319A JP2006220919A (ja) 2005-02-10 2005-02-10 画像形成装置及び定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006220919A true JP2006220919A (ja) 2006-08-24

Family

ID=36780078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005034319A Pending JP2006220919A (ja) 2005-02-10 2005-02-10 画像形成装置及び定着装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7616919B2 (ja)
JP (1) JP2006220919A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078679A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Brother Ind Ltd 定着装置および画像形成装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5141207B2 (ja) * 2006-11-30 2013-02-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2008169041A (ja) * 2006-12-13 2008-07-24 Kyocera Mita Corp 用紙分離装置、定着装置、用紙搬送装置及び画像形成装置
JP4645722B2 (ja) * 2008-10-08 2011-03-09 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5760530B2 (ja) * 2010-03-17 2015-08-12 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
US9323195B2 (en) * 2014-04-25 2016-04-26 Oki Data Corporation Fixing device and image forming apparatus

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04322283A (ja) 1991-04-22 1992-11-12 Canon Inc 画像形成装置
JPH05210328A (ja) 1992-01-30 1993-08-20 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置の用紙ガイド装置
JPH0749633A (ja) 1993-06-01 1995-02-21 Oki Electric Ind Co Ltd 定着装置
GB2279039B (en) 1993-06-01 1997-03-12 Oki Electric Ind Co Ltd Fusing apparatus and method for fusing toner to a recording medium
US5918873A (en) * 1995-03-30 1999-07-06 Canon Kabushiki Kaisha Sheet supplying apparatus which regulates tip end of sheet by first and second abutment means
JPH08282009A (ja) * 1995-04-10 1996-10-29 Canon Inc 画像形成装置
JP3862914B2 (ja) 2000-02-23 2006-12-27 株式会社リコー 定着装置
US6658229B2 (en) * 2000-08-30 2003-12-02 Canon Kabushiki Kaisha Recording material separating apparatus of which separating member is retractable in operative association with guide
JP2003156967A (ja) 2001-11-21 2003-05-30 Brother Ind Ltd 熱定着装置及び画像形成装置
JP3912127B2 (ja) * 2002-02-05 2007-05-09 コニカミノルタホールディングス株式会社 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010078679A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Brother Ind Ltd 定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20060177249A1 (en) 2006-08-10
US7616919B2 (en) 2009-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4760395B2 (ja) カートリッジ及び画像形成装置
US7298989B2 (en) Image forming apparatus and cartridge with holding device
JP4775504B2 (ja) カートリッジ及び画像形成装置
JP2006146117A (ja) 画像形成装置
JP4635701B2 (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006208838A (ja) プロセスカートリッジ、現像カートリッジおよび画像形成装置
JP2006220919A (ja) 画像形成装置及び定着装置
JP2007093952A (ja) 現像剤収容ケースとそれを有するプロセスカートリッジと画像形成装置
JP4631641B2 (ja) 画像形成装置および現像カートリッジ
US20060024084A1 (en) Developing apparatus, process cartridge and image forming apparatus
JP2006276447A (ja) 画像形成装置
JP2006330619A (ja) 現像カートリッジおよび画像形成装置
JP4284616B2 (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2007171848A (ja) 画像形成装置
JP2006021857A (ja) 画像形成装置
JP2006154557A (ja) 画像形成装置
JP4810012B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
US8761645B2 (en) Transfer apparatus
JP2002214906A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP4247678B2 (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2006337839A (ja) 現像カートリッジ、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2005242068A (ja) プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2005015203A (ja) 画像形成装置
JP4158785B2 (ja) 画像形成装置
US8805254B2 (en) Transfer apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081211